絶望を希望に変える指輪の魔法使いのアカデミア (エドアルド)
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プロローグ

どーも皆さんエドアルドです
ほかの小説書いてるのに書き始めちゃったよ
創作意欲が止まらねぇんだよォ!


朝日を浴びて今日も起きる。

俺が僕のヒーローアカデミアの世界に転生して15年が経った。最初は死んだと思ったら転生してた物だから混乱が大きかったが暫くしたらそう言う事も有るだろうと考えるのを辞めてこの世界を生きる事にした。

 

「おはよう」

「「おはよう」」

「おはようです」

 

俺の挨拶に挨拶を返したのは家族だ

個性〈宝石〉を持つ俺の父親。体から宝石を出したり自分の体を宝石にしたり出来る個性だ一様ヒーロー免許を持っていて応援によばれたりするとヒーロー活動をする。普段はアクセサリーショップを経営してる。

個性〈付与〉を持つ俺の母親。色々なものに何かしらの効果を付与する個性を持つ。母もヒーロー免許は持っているが個性を使用する為なのでヒーロー活動はしていない。父と一緒にアクセサリーショップを経営してる。個性でアクセサリーに効果を付与して売っているため家のアクセサリーショップは世界的に有名でありこれは母の個性のおかげでもある。

そして個性〈変身〉の渡我被身子。血を吸った相手の姿に返信出来る個性を持つ。被身子は僕のヒーローアカデミアではヴィランとして有名だろう。しかしこの世界ではヴィランにはなってない被身子の両親は被身子の性癖とも言える血を好きな所を非難し虐待をしていたそれを俺は警察に通報して両親に相談して引き取った。その後家で暮らすことになった。ただ被身子の血が好きと言う所は変わっておらず何回か刺されそうになったが俺の個性で改善した。今は血は好きだが人を刺す程ではなくなっている。でもたまに血をくださいと言って噛みつかれはする。

そして俺、陸奥 光騎(むつ こうき)

個性〈宝石魔法〉を持つヒーローを皆の希望を目指す15歳である。俺の個性は仮面ライダーウィザードと言った方が分かりやすいがこっちの人達は仮面ライダーなんて知らない為個性届けを出す際に〈宝石魔法〉で登録した。個性の内容はまず最初に父と同じ様に宝石を生み出す、宝石は大まかに2種類あって魔法石と普通の宝石だ。俺の個性は魔法石をつかう。魔法石を加工しウィザードリングにして使う。魔法石はいくらでも出せるが自分が加工しないといけないため1つ作るのにだいぶ掛かる。あと決定的にウィザードと違う点があるそれは

 

「おはよう」

 

今挨拶した存在が居る事だ。此奴はウィザードで言うところのウィザードの体内に居るファントム的な存在なのだが何故か擬人化している。見た目は完璧に小林さんちのメイドラゴンのイルルである。まさかの擬人化したドラゴンが居るとか最初は暫く思考が停止した。まぁ、ウィザードと違いじゃじゃ馬ではなく仲が良いので問題は無いが。しかもドラゴライズを使わなくても自由に出入りができるためドラゴライズは使っていない

 

「今日は、雄英の試験日だ2人とも頑張るんだぞ」

「うん」

「はい」

 

今日は父さんが言った通り雄英高校の試験の日だ。転生してこの個性を獲て俺はヒーローを目指そうと思った。

仮面ライダーの力を持つならやはり人の為に力を使うべきだと思ったから、あのヒーロー達のようになりたいから、ヒーローに希望になる事を決意した。

被身子も俺に救われた事から「私も誰かの希望になりたいです」と言い一緒にヒーロー科を目指す事にした。

 

「それじゃあ行ってきます」

「行ってきます」

「頑張って来い!」

「頑張るのよ!」

 

そう言って俺達は試験場に向けて足を進めた

 

 

 

 

 




書いちまったぜ
だが後悔はしていない!!頑張るので見守っててくだしゃい


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雄英入試

雄英高校ヒーロー科。

 

そこはプロヒーローの資格取得を目的とする養成校の一つであり、全国同科中、最も人気で最も難しく例年倍率300倍を超える超エリート校。

国民栄誉賞に打診されるもこれを固辞した誰もが知るNo. 1ヒーロー『オールマイト』。

事件解決史上最多燃焼系No.2ヒーロー『エンデヴァー』。

ベストジーニスト8年間連続受賞。No.4ヒーロー『ベストジーニスト』。

現在トップランカーに名を連ねるヒーローの多くが雄英の出身であるのだ。

偉大なヒーローになるには雄英卒業が絶対条件。そういわれるほどに、雄英高校は凄まじい人気を誇っている。

 

俺と被身子はそんな雄英高校の門の前に居た

 

「デケェな」

「大きいです」

 

俺達は雄英高校の大きさに圧倒されていた。しかしこの学校がこれからの夢の過程のひとつなのだ何時までも驚いてる場合では無い

 

「行くぞ、被身子」

「行きましょう、光騎くん」

 

 

 

筆記試験も終わりこれから実技試験の説明が始まる。

 

「被身子は筆記どうだった?」

「中々良いと思いますよ。そう言う光騎くんはどうなんですか?」

「結果は神のみぞ知る」

「ダメじゃないですか」

 

前世から俺は勉強が苦手だやれば出来る子とよく言われており、頑張れば普通に点数が良くなる。今回も頑張ったけどマジで結果はわからん!!

2人で話をして待っていると説明が始まるようだ

 

「今日は俺のライブにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!」

 

 

そう凄まじい声量を室内に響かせるとプレゼント・マイクは耳を傾けて応答を待つ。

本来ならば合いの手が返って来るのがセオリーであり、毎週やっているラジオ番組でもそうだ。だが、こと今回に関しては、見事に空ぶってしまった。

 

『……………』

 

シーンと沈黙がホールに満ちる。

 

「見事に滑りましたね」

「ああ、見事なまでに滑ったな」

「聞こえてるぜそこのリスナー!!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?YEAHH!!!」

 

あの人ほんと人生楽しそうだな。

そんな考えをよそに、プレゼント・マイクは話を続ける。 

 

「リスナーにはこの後10分間の『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ!!武器の持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!」

 

机に置かれいたプリントを見ると、俺と被身子のプリントには別の試験会場のアルファベットが書かれていた。

 

「演習場には“仮想ヴィラン”を三種・多数配置してあり、それぞれの『攻略難易度』に応じてポイントを設けてある!各々なりの個性で仮想ヴィランを行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達リスナーの目的だ!!」

 

手っ取り早く仮想ヴィランを倒せば良いてっ事だな

 

「もちろん他人への攻撃などアンチヒーローな行為はご法度だぜ!?」

「質問よろしいでしょうか!?」

 

静寂を切り裂くかのような声が斜め前から放たれる。

 

「プリントには4種・・のヴィランが記載されています!!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!!」

 

何千、何万人といる中でよくもまあ堂々と大声で問題を指摘出来るのものだ。そして彼は徐に斜め後方へと振り向く。

 

「ついでにそこの縮毛の君‼︎」

「⁉︎」

 

その視線の先にいたのは、緑髪の縮毛の生徒だ。メガネの彼をギロリと睨むと

 

「先程からボソボソと……気が散る‼︎物見遊山のつもりなら、即刻ここから去り給え!」

「すみません……」

 

注意された緑髪の生徒は彼の睨みに萎縮してボソボソと謝りながら、自分の口を手で抑える。その様子に、周囲の受験生達は嘲笑を浮かべる。

 

(おいおい……そこまで言うか……)

 

これではもはや軽い公開処刑だ。

確かに時折、ボソボソと何かを話していたのは聞こえてはいたが、まぁ緊張を抑える為なのだろうかなと勝手に思って無視していたのが、どうやら彼に限ってはそうは思えなかったらしい。

そして、周囲の人間が彼を嘲笑う光景にふつふつと不快感が湧き上がっていた。

これからヒーローを目指す物としては有るまじき行いだ。まぁ、ここで指摘しなくてもそう言う奴は自然と消えてくからな

 

「オーケーオーケー、勿論だぜ。それと受験番号7111くん、ナイスなお便りサンキューな!四番目の仮想ヴィランは0P!そいつはいわばお邪魔虫さ!」

 

彼の声がホール全体に響く。

 

『スーパーマ◯オブラザーズはやったことあるか⁉︎0Pはアレのドッスンみたいなもんさ!各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ‼︎』

 

プレゼント・マイク曰く倒すのはほぼ不可能であり、文字通り邪魔なだけだそうだ。レトロゲームに例えてその説明に受験生達はそれぞれ納得する。

 

「有難う御座います。失礼致しました‼︎」

 

だが俺は前世の記憶から0Pヴィランがどんなものか知っている。故に対処法も考えている

 

「俺からは以上だ‼︎

最後にリスナーは我が校“教訓”をプレゼントしよう‼︎」

 

プレゼント・マイクはそう言って生徒達の注意を己に向けさせる。

 

「かの英雄ナポレオン=ポナパルトは言った‼︎「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と‼︎」

 

誰もがプレゼント・マイクの言葉に耳を傾ける中、彼は手を広げて言った。

 

「“Plus Ultra“‼︎」

「それでは皆、よい受難を‼︎」

 

そうして俺と被身子は別れて試験会場に向かった。その際に俺は被身子に一言

 

「お前にとってのヒーローを心掛けろよ」

 

そう言うと被身子とても良い笑顔で

 

「もちろんです!」

 

 

俺は試験会場に着き準備運動をしてあらかじめ個性を使用する為に手に指輪を嵌める

 

【ドライバーオン】

 

その声と共に腰にベルトが巻かれる

周りの受験生達は何事かと思い此方を向くが無視して続ける

ドライバーを左手の向きに変える

 

【シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!】

 

そして俺は仮面ライダーに最期の希望になる言葉を紡ぐ

 

「変身!!」

【フレイム・プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー】

「さぁ、ショータイムだ」

 

その言葉と共に変身を終える

周りの受験生達は唖然としてるようだが俺は指輪を交換しつつ開始の合図を待つ

そして……

 

「ハイスタート!」

 

その声が聞こえると同時に地面が陥没する勢いで踏み出した

 

「「「えっ…?」」」

 

「どうしたあ!?実践じゃカウントなんざされねえんだよ!!走れ走れぇ!!」

 

その声に受験生達は急いで駆け出し始めた

その間に俺は既に仮想ヴィランに相対していた

 

『目標発見!ブッコロス!!』

『シネヤァ!』

『ヒッャハー!!』

 

世紀末モヒカンみたいな声を出しながら襲いかかってくるのもいたが無視してベルトに右手をかざす。

 

【コネクト・プリーズ】

 

魔法陣が現れその中に手を突っ込みウィザーソードガンを取り出し銃弾を撃ち込む

仮想ヴィランを4体程倒すがまだまだ来る

ウィザーソードガンを剣モードにして切り掛る。

 

暫く仮想ヴィランを撃破しつつ他の受験者を救助したりヒールウィザードリングで傷を治したりしながらポイントも稼いで80Pまでいった。新しく作ったアヴァターウィザードリングのおかげだろう。本家のコーピーとは違い分身の自分は自立して動くため広範囲を回ることが出来た

そんな時だった

 

足元から振動が伝わり、地面が震え上がったからだ。

俺が視線を向けた先には、丁度一体の、他の仮想ヴィランとは比較にならないほどの巨大な仮想ヴィランが地面を割って下から出てきたところだった。

 

「実際見るとデケェな」

 

俺は出てきた巨大な仮想ヴィランー0Pを見て一人納得する。

20…いや、30mはあるだろう鈍い緑色の装甲と巨大なキャタピラを駆動させ鉄塊と見紛う日本の巨大アームで建物を薙ぎ倒しながら突き進み、砂埃と地割れ、振動を齎すそれは歩く災害と例えてもいいかもしれないだろう。まさにドッスン的な存在だ。

しかも、それだけじゃない。

0Pの両側の建物の脇から、無数の仮想ヴィランが出現したのだ。残り全てが出てきたのではないかと思うほどの数のそれらはまさしく軍隊のように徒党を組んで、0Pの周囲を囲みながらこちらへと迫ってきていた。

迫る巨大仮想敵と軍隊のような無数の仮想ヴィラン。それらはまさしく圧倒的な脅威となり雄英の狭き門に果敢に挑んだ受験生達の心を容易くへし折った。

 

『う、うわぁぁぁぁ‼︎‼︎』

『な、なんなんだよあれぇ⁉︎』

『あんなヤベェのがでんのかよ⁉︎』

『は、早く逃げろォォォォォ‼︎‼︎』

『あんなの無理だ!勝てるわけがねぇ‼︎』

 

受験生達が脱兎の如く、我先へと仮想ヴィランから逃げる。しかも、腰を抜かした者や、転んでしまった者達に見向きもせずに、自分の身を最優先して……

 

「…………ハァ、本当にヒーローになる気あるのかよ」

 

俺ははそれらを見て、ため息を吐いた

ヒーローを目指す者達があろうことか、我が身を優先して怯えている者達を捨てて逃げていた。これが援軍を求めるための戦略的撤退ならばまだ良い。だが、これはただの遁走。我欲の為の、我が身を守るためだけの逃走だ。

いくら、鎬を削り合う受験生同士とはいえ、腰を抜かして動けない者に、転んで怪我した者に声をかけることすらしないのは果たしてヒーローと呼べるのだろうか?

 

(ヒーローなら後ろにいる奴らを安心させて希望を与えなきゃダメだろ)

 

そう思った時、逃げようとしない俺の様子に気づき、身の危険を感じて逃げようとしていた受験生の1人のが足を止めて声をかける。

 

「あんたは逃げないの⁉︎」

「むしろ、どうして逃げるんだ?ヒーローを目指すなら、今こそ戦うべきだろ?」

「「「「「ッ!?」」」」」

 

他の受験生を前に0Pを見上げながら大きな声で逆に尋ねる。

その問いかけに受験生達はは思わず言葉を詰まらせた。

 

「後ろに逃げ惑う人達がいて、前からは巨大なヴィランが迫る。こういう状況だからこそヒーローは人々に安心を希望を与えるべきじゃないのか?ヴィランに立ち向かうこと。ヴィランに立ち向かえずとも怯える人達を安心させること。怪我をした人達に手を差し伸べること。何でも良い、誰かに希望を与える事ができる奴こそヒーローと呼ばれるんじゃねぇのか?」

「‼︎……それは……」

 

俺の言葉に受験生達は納得を示す。

ヒーローとは何も戦うだけじゃない。人々の笑顔を守ること。人々の怪我を手当すること。誰かに手を差し伸べて、希望を与えることができれば、誰もがヒーローになれるのだから。

 

「それに、俺達はヒーローになりたくてここに来たんだろ。だったら、この試験の場でもヒーローとしての行動ができないで、どうしてヒーローになりたいと言える?もう始まってんだよ。俺達がヒーローになる為の挑戦は。

“Plus Ultra”。受難を超えて更に向こうへ行かねぇと、ヒーローにはなれねぇだろ」

「「「「「………」」」」」

 

俺の言葉は驚くほどに受験生達の心に深く突き刺さった。迫る脅威や理不尽に立ち向かい、誰かに希望を与えるとヒーローとしての覚悟。

それを言葉として突きつけられ、更には圧倒的脅威に背を向けない彼の背中に、受験生達は目を奪われた。

 

「人々に希望を救いを与えられないなんて思うならヒーローになる資格はない」

 

その言葉と共に俺は駆け出した

 

「行くぞ!イルル!!」

「わかったよ」

 

俺はイルルを呼ぶと一緒に戦いを始めた

1~3Pの仮想ヴィランはイルルのブレスとコピーを使った俺のウィザーソードガンの掃射によって瞬く間に殲滅された

そして残る0Pヴィランは必殺技で決める

 

「イルル!!」

「ああ、一緒に!」

 

俺はダイブストライクウィザードリングを使った

 

【チョーイイネ!!ダイブストライク!!サイコー!!】

 

「「ハアアアア!!」」

 

その声と共にドラゴンの姿に戻ったイルル背中に乗り目の前の魔法陣を通過した。すると俺とイルルは巨大なドラゴンのエネルギーに包まれ0Pヴィランをぶち抜いた

背後で爆炎を上げ崩れ落ちる0Pヴィランと共に終了のアナウンスが響いた

 

「終~了~」

 

 

 

被身子side

 

 

私は試験会場前でこれまでの事を思い出していました。

私の親は私の個性を性格を疎んでいました。そんな親に私は虐待を受けました。皆が私を否定する、私を傷つける。そんな中、光騎くんだけが私を救ってくれました。私を否定せず、私を救ってくれました。そんな、光騎くんは私にとってのヒーロー、希望なんです。

だから私は誰かの希望に私を救ってくれた光騎くんみたいに誰かに希望を与えたいのです。だから私はヒーローを誰かの希望を目指すのです

 

【ドライバーオン】

 

私は光騎くんに貰った希望になる為の力でここから歩むのです

 

【シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!】

「変身」

【ブラッド・ナウ】

 

姿の変わった被身子の姿は白い魔法使いの白い部分を真っ赤な血の色に染め上げた姿をしていた

 

「ハイスタート!」

 

その声が聞こえると同時に駆け出した

 

「「「えっ…?」」」

 

「どうしたあ!?実践じゃカウントなんざされねえんだよ!!走れ走れぇ!!」

 

その声に受験生達は急いで駆け出し始めた

その間に私は既に仮想ヴィランに相対していた

 

『目標発見!ブッコロス!!』

『シネヤァ!』

『ヒッャハー!!』

 

「お口が悪いですよ」

 

〈旋風鉄斬拳〉

 

光騎くんのおじいちゃんのお兄さんに教わった武術で仮想ヴィランを鉄クズに変えて行きます。一様私も武器を持っていますが刃渡りが小さいので仮想ヴィランには意味が無いですね。

他の受験生を助けつつ魔法を駆使して60Pまで稼いだところでした。

足元から振動が伝わり、地面が震えました。

私が視線を向けた先には、丁度一体の、他の仮想ヴィランとは比較にならないほどの巨大な仮想ヴィランが地面を割って下から出てきました。

 

「大きいですね」

 

さらに0Pの両側の建物の脇から、無数の仮想ヴィランが出てきました。残り全てが出てきたのではないかと思うほどの数のそれらはまさしく軍隊のように徒党を組んで、0Pの周囲を囲みながらこちらへと迫ってきました。

迫る巨大仮想敵と軍隊のような無数の仮想ヴィラン。それらはまさしく圧倒的な脅威となり雄英の狭き門に果敢に挑んだ受験生達の心を容易くへし折ったようです。

 

『う、うわぁぁぁぁ‼︎‼︎』

『な、なんなんだよあれぇ⁉︎』

『あんなヤベェのがでんのかよ⁉︎』

『は、早く逃げろォォォォォ‼︎‼︎』

『あんなの無理だ!勝てるわけがねぇ‼︎』

 

でもこの程度で折れていたら誰かの希望になるなんて夢のまた夢です。

 

「やりますよ、カンナ」

「わかった」

 

そう言って被身子の隣に出てきたのは小林さんちのメイドラゴンのカンナカムイにそっくりの子だった、ただしその髪の毛は血のように真っ赤だった

 

【エクスプロージョン・ナウ】

 

そして被身子が使ったのはエクスプロージョンウィザードリングだった。2人の魔法とサンダーブレスによって瞬く間に0Pヴィランの周りの仮想ヴィランは殲滅され0Pヴィランだけが残った

 

「決めましょうか」

 

そう言って被身子は血闘術ウィザードリングを指に嵌めた。

 

【チョーイイネ!!ブレングリード流血闘術!!

サイコー!!】

 

「111式十字型殲滅槍(クロイツヴェルニクトランツェ)

 

その声と共に血出てきた巨大な十字型の槍が0Pヴィランを貫いた

そして

 

「終~了~」

 

終わりを告げる声が響いた

 




オリジナルウィザードリングについて

・ヒールウィザードリング
自分または相手の傷を治す効果を持つ
直せる傷の規模的に欠損などは直せない

・アヴァターウィザードリング
効果は自分の分身を作り出す
コピーウィザードリングでは?と思うかもしれないがコピーはあくまで自分のコーピーの作り出すため本体と同じ動きしかしないがアヴァターは完璧に自立して動く自分を作り出す

・ダイブストライクウィザードリング
自分の相棒たるドラゴンと共に敵を穿つ必殺技のウィザードリング

・血闘術ウィザードリング
血界戦線の血闘術が使えるようになるウィザードリング
被身子の個性で血を使う所から考えついた
そのうち別の血法なども使える様にしたい


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雄英高校合否通知

1ヶ月おまたせしました。
他の書いてたりバイトだったり遅れたぜ
とにかくお楽しみください!


 

雄英高校とある一室にて実技試験を巨大なモニターに映されそれを試験官達が見ていた

 

「実技試験の結果が出ました」

「YEAH!!今年は豊作だな!」

「まさか、0Pが三体も壊されるとは」

 

前方のモニターには試験の様子を繰り返し映し出してい箇所と試験結果が表示されている箇所があった

 

「特に1位と2位に3位、それと9位の子ね」

「まさか、ヴィランポイント0での合格とは」

「逆に救助ポイント0での合格か」

「本当に大した奴だぜ! YEAH! って何度も叫んじまった!が、インパクトだったら総合1位と2位も負けてねぇな!」

 

画面に映し出されたのは2人

 

「陸奥光騎と陸奥被身子」

「あら、この二人家族なのね」

「見たところ個性も同じようなものだな」

「あれ、でも個性名違うわよ」

「ん、ほんとですね。なんでだろ?」

「陸奥被身子の方下のところ見てください」

「ん、なになに、個性による個性因子の変質?」

「被身子の方の個性は変身、他者の血を摂取する事により血を摂取した相手への変身及び個性の限定的使用となっています。書かれている医者の調べによれば長年光騎の血を摂取したことによる個性因子の変化の定着による新たな個性の獲得となっています。最もこれ以上の個性の獲得は不可能となっていますが。」

「面白い事もあるのね」

「陸奥の方は宝石魔法、魔法石という特殊な宝石を生み出し加工することで魔法を使えるようにするね」

「あら、この2人の親てジュエリーショップStarlightのところじゃない」

「ほんとですね、宝石ヒーロージュエルの子供ですか光騎の方は、親の個性を合わせたような感じですか」

 

そんな話が繰り広げながら話をしているヒーローの1人が何か気づいたように声を出した

 

「この2人の動き見た事あると思ったらバングさんとボンブさんのお孫さんだ」

 

そう言った途端何人かのヒーローが顔を青くして震え出した

 

「イヤァ……もう、イヤァ!」

「動けない……もう、動けない」

「修行は嫌ァァァァァァ!!」

 

声を出して震え出した

 

「あの爺さん達容赦ねえからなぁ」

 

プレゼントマイクが震えながら言った

 

「だが、ヒーローとして必要最低限の力は身につけられる合理的だ。個性に頼ってばっかよりは余っ程だ」

「そうは言ってもよぉ、無個性で個性持ちを武術で鎮圧するなんてあそこの爺さん達と爺さん達に認められた門下生ぐらいだぞ!何人のヒーローがあそこの扱きでやられたか!」

「そんなことは知らん」

「だが、あの二人のお孫さんだったらこの戦い慣れた動きは納得だな」

 

この後暫く話し合いは続いた

 

「では、今年はヒーロー科42名はこの人選で」

「「「「「「異議なし」」」」」」

「では、俺は、これで」

「おいおいつれねーなイレイザー!今夜は嫌なことは忘れてたっぷり飲むんだ!!お前も付き合えよ!!」

「離せマイク、俺はそういうのあまり好きじゃないんだ。あっ、それと一つ校長連絡が」

「どうしたんだい?」

「バングさんとボンブさんを雄英に招く件偶にならいいそうです」

「そうかい!それは良かった!」

「「「「えっ?」」」」

「それと、お2人から『学生たちを見るついでにお前らがたるんでないか見てやる』だそうです。それでは」

 

「逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ」

「拳が、蹴りが、ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

 

暫く絶叫がその部屋に轟いた

 

 

数日後陸奥家

 

「光騎!被身子!ゆ、ゆゆ、雄英から手紙が!」

 

そう言って父さんがリビングに駆け込んできた

 

「落ち着いてよ父さん」

「凄い慌てっぷりですね」

「あなたこんな時こそ冷静によ」

 

父さん以外は冷静だった

 

「早速、通知見ましょうか」

 

そう言って母さんが父さんから手紙を引ったくり開いた

 

「ん、何かしらこれ?」

「ボタンついてます」

 

そう言って被身子が封筒から出てきたリング状の物のボタンを入れた

そうすると白いネズミのような人物が映し出された

 

『ネズミなのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は…

校長さ!』

「あら、根津さんじゃない」

「ああ、確かに彼は雄英の校長をしていたね」

『早速だけど結果を伝えるのさ!陸奥光騎君、陸奥被身子君、両名ともに合格さ!』

「良かった」

「やりましたねぇ、光騎くん!」

「やったわね!2人とも」

「よくやった!!」

『筆記試験に関しては両名ともに合格ラインを超えていたのさ!実技では陸奥君はヴィランポイント92ポイント、被身子君はヴィランポイント83ポイントこれだけでも十分合格なのさ!でも、ヒーローは人助けがお仕事さ!試験官による審査制で救助ポイントが採点されてるのさ!

陸奥君は救助ポイント73ポイント、ヴィランポイントと合わせて165ポイント、被身子君は救助ポイント63ポイント、ヴィランポイントと合わせて146ポイント!2人とも雄英高校での最高記録での合格さ!』

 

すると根津校長の後ろに合格者とそのポイント振り分けが現れた

 

「やったじゃない!2人とも最高記録ですって!」

「今日はお祝いしなきゃな!」

 

両親はそう言って喜んだ

 

「やりましたね、光騎くん!」

「そうだな!」

 

俺と被身子は笑いあった

 

「あらあら、いい雰囲気じゃない」

「お赤飯も炊いた方が良いかな」

 

光騎の両親は2人を見ながらニヤニヤして話していた

 

 

雄英高校入試合格!!

 

 

 




次はなるべく早めに投稿する様に頑張ります


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雄英高校入学

高校生活初日

 

俺と被身子はバイクに2人乗りをして登校していた

乗っているのはウィザードのマシンであるマシンウィンガーだ

 

バイクに関しては16歳になれば免許を獲得出来るがこの世界は個性もあるため講習などが厳しくなるが自動車免許や大型免許も一様取れる。個性によっては取れないが

 

2人乗りして来たのマシンウィンガーを駐輪場に駐車する

 

「着きましね」

「今日から通うんだな雄英に」

「えへへ、そうですね。それにしても大きいですねぇ」

「あぁ、でかいな。色んな個性に配慮してるのと試験の時みたいな演習場が沢山あるみたいだからな。とにかく行くぞ」

「楽しみです♪」

 

そうして俺達は校舎に歩みを進めた

校舎に入って地図を見る

 

「確か俺達は1年A組だったな」

「えーーと……あっ、ここですね」

 

地図で教室の場所を確認して教室に向かう

そしてA組の教室前についた

 

「扉もおっきいですね」

「そうだな、多分異形型の個性でも入れるようになんだけど横幅が普通だな」

「横に広い人は大変そうですね」

 

そんな会話をしながら扉を開くと中には誰も居なかった

 

「まだ誰も来てないな」

「余裕を持ってバイクで来ましたからね」

 

黒板に席が貼ってあったのでそれを見て席に着く

 

「近くの席ですね。嬉しいです」

「まぁ、苗字が同じだからな」

「苗字が変わって良かったです。じゃなきゃ近くの席じゃなくなってましたからね。」

「そうか」

 

そのまま会話をしていると

クラスメイト達が入ってくる

 

そんな中爆豪と飯田が言い合っていた

それを見てなんとなく始まったんだなと思っていた

 

「爆発頭の彼なんかヤンキーみたいですね」

「言ってやるな、てか爆発てかウニ頭だろ。世にも珍しい金色ウニ」

 

それを聞いて他の生徒が数人吹き出した

 

「「「「プッw」」」」

「てめぇ!聞こえてんぞゴラァ!!他の奴らも笑ってんじゃねえよ!!殺すぞ!!」

「ハッハァ。やてみな金色ウニ」

 

そよやり取りを見て教室に来ていた緑谷は戦慄していた『かっちゃんが弄られてる!?』

 

「やかましいぞ」

 

そんな喧騒の中イルルが出てきて俺の頭に乗っかった被身子の方でもカンナが出て来たようだ

それを見て峰田が

 

「くっそーーー、胸のデカい子とイチャイチャしやがってぇ!!」

 

と言いながら血涙を流しこちらに近付いて来た

 

「イルル君に決めた!火龍の伊吹!」

「へ?」

「了解したんだぞ」

 

峰田が疑問の声を出すのと同時に返事をしたイルルの胸が赤く染り口から炎を吐いた

それは峰田の頭に当たった

 

「ウオオオォォォォ!!熱い熱い!!あああぁぁぁあ」

 

そのまま峰田は転がり出した

仕方ないか?

 

〈ウォター・プリーズ〉

 

変身用のウィザードリングとは別の水を出すだけのウォターウィザードリングを使って消火した

 

「てめぇ!!いきなり何しやがる。」

「ハッハァ。女性をいきなり性的な目で見て近づく奴には当然の反応だと思うぜ」

「安心するんだぞ。加減はしたんだぞ」

「イルルもこう言ってるしな」

「そう言う問題じゃねえんだよォ!」

 

変態に慈悲は要らず

 

「所で被身子さんや何をしてるんですか」

「チウチウ……光騎君の血をチウチウしてるのです」

「せめて一声かけてからやれ」

『『『『『『『『吸うのは良いんだ』』』』』』』』

 

その時クラスの心は一致した

 

「てか、相澤さんいつまでそこで寝袋にくるまってるつもりですか」

「芋虫みたいです」

 

俺と被身子の声に反応したクラスメイト達が見たのは寝袋から顔だけを出してゼリー飲料を吸う相澤さんだった

 

「光騎、ここでは先生だ相澤さんではなく相澤先生と呼べ。それと被身子、公共の場で血を吸うなやるなら家でやれ。俺は、担任の相澤だこれからよろしく頼む」

『『『『『『『『家でなら良いんだ……てか先生!?』』』』』』』』

「質問よろしいでしょうか!」

「却下だ。今すぐ体育着に着替えてグラウンドに集まれ」

 

そうして体育着を教卓の上に置いた相澤先生は寝袋を片付けて教室から出た

あまりのインパクトからか皆固まっている

 

「早く行くか」

「そうですね。遅れたら何かしらペナルティ貰っちゃいそうですね」

「有り得るな相澤先生だし」

『『『『『『『『……え?なにこれ……てかペナルティとか言ってなかった!?』』』』』』』』

 

そうして俺は更衣室に向かった

 

 



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個性把握テスト

「「「「「「「個性把握テストォ!?」」」」」」」

「入学式は!? ガイダンスは!?」

 

 グラウンドに集まった生徒たちからあがる声に、しかし担任の相澤先生はにべもなく切り捨てる

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間はないよ。雄英は“自由”な校風が売り文句。そしてそれは“先生側”もまた然り」

 

俺は思った、ここまで自由なのはあなただけですと

 

「何か言ったか光騎?」

「イエナンデモアリマセン」

 

こいつエスパーかよ!個性は抹消のはずだろ!

 

「ま、とにかく、個性把握テストをしてもらう。と言ってもお前らが今まで学校でしてきた体力テストあれを個性を使ってするだけだ」

 

そう言った相澤先生は心底不愉快そうな顔をしていた

先生、個性なしの体力テストは非合理的だて言ってたしな、特に異形型の個性は常に個性使ってるようなもんだし

『国は今だ画一的な記録を取って、平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だな。』て愚痴ってたな

 

「ソフトボール投げ。立ち幅とび。50m走。持久走。握力。反復横とび。上体起こし。長座体前屈。中学の頃からやっているだろ?」

 

そして俺に向かって相澤先生が言葉を発した

 

「まずは、デモンストレーションだ入試一位は光騎お前だったな。このボールを個性使って投げてみろ、あの円から出なければ何をしても良い」

 

そうして先生からボールを渡された

 

「光騎お前中学の時は何メートルだった?」

「98mです」

 

伊達にバングじいちゃんに鍛えられてない

 

「それじゃあやれ」

 

俺は円に向かうのはいいんだが爆豪とかからの目線が痛い人が殺せるんじゃないかってぐらいに睨んでくるよ

とにかくやるか

 

【ドライバーオン】

 

「なんだあれ?」

「どんな個性なんだ?」

「いきなり出てきたぞ」

 

そんな会話が聞こえるがまぁいいか

ランドウィザードリングを左手につけドライバーを操作する

 

【シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!】

【ランド・プリーズ】

【ドッドッ、ド・ド・ド・ドンッドンッ、ドッドッドン! 】

 

変身に他の生徒は驚いてる

 

「へ、変身した」

「なんだあの姿!」

「大地の力を使いし者か」

 

俺は右手にエキサイトウィザードリングを付ける

 

【エキサイト・プリーズ】

 

俺の体は一瞬にしてパンプアップした

 

「「「「え……ぇぇえええええ!?」」」」

「もういっちょ」

 

【エキサイト・プリーズ】

 

俺の体はさらにパンプアップした

そしてボールを握りしめて投げる

 

「オラァ!!」

 

凄まじいスピードでボールは飛んでいく

しばらくすると相澤先生が持っている端末に結果が出る

 

「7802.4m、今の自分の最大限を知る。それがヒーローへの第一歩だ」

「なんだこれ!! すげー面白そう・・・・!」

「7kmってマジかよ」

「“個性”思いっきり使えるんだ!! さすがヒーロー科!!」

 

各々が楽しそうな反応を見せる。

が、相澤先生の性格からして悪手だ

 

「・・・・・・・・・面白そう・・・か。ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい? よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

「「「「「「はあああああ!?」」」」」」

「生徒の如何いかんは先生おれたちの“自由”。ようこそ。これが、雄英高校ヒーロー科だ」

「最下位除籍って・・・・・・! 入学初日ですよ!? いや、初日じゃなくても・・・・・・理不尽すぎる!!」

 

そんな文句に対しても相澤先生は揺るがない。

 

「自然災害・・・。大事故・・・。身勝手な敵ヴィランたち・・・。いつどこから来るか分からない厄災。日本が理不尽にまみれてる。そういう理不尽ピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎、これから三年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。“PlusUltra”さらに向こうへ、全力で乗り越えて来い。さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ」

 

そんな中俺と被身子は話をしていた

 

「相澤先生はヒーロー育てる人としては凄くいいからあと私生活とか治したらねぇ」

「合理的だて言って片付けも最低限ですしね」

「聞こえてるぞお前ら!」

 

こうして個性把握テストが始まった

 

第一種目50m走

 

俺はレーンに着くと右手にクロックアップウィザードリングを付けた

 

「よーい、ドン」

 

その掛け声とともにドライバーにクロックアップウィザードリングをかざす

 

【クロックアップ・プリーズ】

 

記録・〈0.0034〉

 

飯田が『負けた!』て言いながら崩れ落ちた

エンジン如きではクロックアップには勝てんぞ

なお被身子もクロックアップを使い同タイムだった

 

第二種目握力

 

再びエキサイトウィザードリングを使用した

結果測定器を破壊してしまった

 

「……すいません……」

「測定器の代金を請求しとくぞ」

 

知り合いだからって容赦がねぇ

 

記録・測定不能

被身子も破壊したため請求が2倍になった

 

第三種目立ち幅跳び

 

左手にハリケーンウィザードリングを付けてフォームチェンジする

 

【ハリケーン・プリーズ】

【フー!フー!フーフー、フーフー! 】

 

「また姿変わったぞ!?」

「すごい……」

 

俺はハリケーンスタイルで風の力を使って浮かんだ

 

「……∞にしとくぞ」

 

そう言って相澤先生は記録した

 

「まじかよ!無限とか出んのかよ!」

「……すごい……」

 

記録・∞

 

他の生徒は唖然としている

なお被身子もハリケーンウィザードリングでスタイルは変わらなかったが風の力を使い∞を叩き出した

 

第四種目反復横跳び

 

これもクロックアップウィザードリングを使ったがあまりの速さに測定不能だった

被身子も同様である

 

「なぁ、あの二人やばくねぇか?」

「すごい、以外の言葉が見つからないよ」

 

まぁ、魔法使いだし仮面ライダーだからな

 

記録・測定不能

 

第五種目ボール投げ

 

俺は先程投げたため1回だけ投げる事になった

どうするか……遊ぶか

そして俺が取り出したのは超次元サッカーウィザードリングだ、何故かこちらでもイナズマイレブンが放送していたので面白そうだからつくっておいた

 

【超次元サッカー・プリーズ】

 

「超次元サッカー?」

「えっ?超次元サッカー!?」

 

俺はボールに対して技を発動する

俺が口笛を吹くとペンギンが現れる

 

「ペンギン!?なんで!?」

「かわいぃ!」

 

俺がボールを蹴り上げると

俺の分身体が2人現れボールを蹴る

それと同時にペンギンがボールを追う

 

「「「皇帝ペンギン2号!!」」」

 

空に向かってボールを蹴り出した

 

「……大気圏を超えて宇宙に行ったため測定不能にする……遊ぶな、光騎」

「気おつけます」

 

被身子の方はキックストライクウィザードリングを使い俺と同じく大気圏外にボールを飛ばしたため測定不能になった

 

記録・測定不能

 

その後原作どうりの事が緑谷に起こったが割愛する

なお、怪我はヒールウィザードリングを使って治しておいた

 

第六種目長座体前屈

 

俺はエクステンドウィザードリングを使い腕を伸ばした

 

【エクステンド・プリーズ】

 

「光騎……どれぐらい伸びる?」

「魔力が続く限りは行けるかと」

「……測定不能だ……」

 

記録・測定不能

被身子も同じく(以下略

 

第七種目持久走

 

ここで再びクロックアップウィザードリングを使い走った

 

「記録は1.36秒だ」

「おかしいぞ、ぜってぇ、おかしい」

「もう、怖い以外言葉が……」

「持久走で秒?……秒単位????」

 

やりすぎた気はするけどさそれは酷くねぇかな

なお被身子は(以下略

 

記録は俺と被身子が一位で他は原作どうりの事になった

あ、最下位の緑谷がこの世の終わりみたいな顔をしている

 

「因みに除籍は嘘な」

 

それを聞くと、一部を除いて、皆目を丸くして呆然としていた。

 

「君らの個性を最大限引き出す為の合理的虚偽」

 

よく考えれば分かるっと八百万さんは言うが……

 

「これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類があるから、戻ったら目通しとけ」

 

話が終わったら先生が去っていた

 

「はぁ、先生も脅かすねぇ」

「ビックリだね!」

 

等とみんな言ってるから現実を見させた方がいいか

 

「あーみんな安心してるところ悪いが先生は去年1クラスまるまる除籍にしている。見込みがなければすぐに除籍されると思うぞ。そんじゃ、被身子教室行くぞ」

「はーい、あっ、女子の皆さん後でお話ししましょうねぇ」

 

去った後に驚くような声が聞こえてきたが無視して教室に向かう

これから学校生活が楽しみだな〜




オリジナルウィザードリングについて

クロックアップウィザードリング
その名の通り仮面ライダーカブトのクロックアップを使えるようになる

超次元サッカーウィザードリング
超次元サッカーの技を再現出来るウィザードリング
ちょっとしたネタ枠である


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戦闘訓練〈上〉

久しぶりの更新ですまぬぅ。何とか続けて行くので暖かく見守って欲しいです


 

昨日は入学当日という事もあり大した授業も無く終わった。

今日は本格的的に授業が始まったが特に特別な事はなく普通の授業うだった。そのまま昼休みに入り食堂で被身子と一緒にご飯を食べてそのまま午後の授業に入った

そして午後からはヒーローとしての勉強が始まる。ヒーロー基礎学だ

 

授業のチャイムが鳴ると大きな声が響いてきた

 

わ〜た〜し〜が〜

 

そして大きくドアが開かれる

 

普通にドアから来た!!

 

やって来た先生はオールマイトだった

 

 

「オールマイトだ!」

「銀時代のコスチュームだ!」

「やっぱ画風がちげぇ!」

 

クラスは大盛り上がりだ。全てのヒーローの頂点が来たんだから当たり前ではあるが。個人的には仮面ライダーには及ばないので有名人だな位の認識だ

 

「ヒーロー基礎学! ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う科目だ! 早速だが今日はコレ!!! 戦闘訓練!!!」

 

Battleと書かれたボードを見せながらオールマイト先生が言う

 

「そしてそいつに伴ってこちら! 入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!」

 

オールマイト先生がそう言うと教室の壁から番号の書かれたケースが出てくる。それに教室から歓声が上がる

 

「着替えたら順次グラウンドβに集まるんだ!」

 

オールマイト先生の言葉に従いそれぞれがコスチュームが入ったケースを持ち更衣室に移る。俺と被身子は更衣室には行かずにグランドβに行く

 

「おや?陸奥少年に陸奥少女コスチュームはどうしたんだい?」

「あぁ、すぐに終わるので」

「ん?終わる」

 

俺と被身子は揃ってとあるウィザードリングをつける。そしてドライバーにかざす

 

【ドレスアップ・プリーズ】

【ドレスアップ・ナウ】

 

音声と共に魔法陣が現れそれぞれの体を通過する。すると服装が変わっていた

 

「なるほど!君達の個性はそんな事も出来るんだね!」

 

今の俺達のコスチュームはマント以外は結構普通の格好になっている。魔法使いと言えばローブとかも考えたのだが動きを阻害するのは悪いので白いワイシャツに黒のスキニーを履いている。もちろんコスチュームなので防刃、耐火等の昨日も着いている。そしてそのままなんてもったいないのでマントには刺繍で模様が掘られており俺のは黒の布地に金の糸で被身子は赤の布地に黒の糸で刺繍されている。他にも魔法使いぽさを出す為に父さんと母さんから色々な装飾品を貰っているネックレスやら腕輪やらイヤーカフスやら全部宝石付きだし母さんの付与も着いている。愛を感じるな

そうしているうちに他のみんなも来たようだ

 

「格好から入る事も大切だぜ!少年少女!自覚するんだ今日から自分はヒーローなんだと!」

 

それぞれが特徴のあるコスチュームを身にまとっている

 

「良いじゃないか!みんな、カッコイイぜ!さぁ、始めようか有精卵共!」

 

そうして授業が始まった

 

「さぁ!戦闘訓練のお時間だ」

 

オールマイト先生がそう言った時だった

 

「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか?」

 

そう質問したのは飯田だった

 

「いいや、もう二歩先に踏み込む。ヴィラン退治は屋外で見られるが、統計で言えば屋内の方が凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。監禁、軟禁、裏商売!このヒーロー飽和社会で真に賢いヴィランは闇に潜む!君達にはこれからヴィラン組とヒーロー組に別れて二対二の屋内戦をしてもらう」

 

オールマイト先生中々に飛ばして進めるね

 

「基礎訓練無しに?」

「その基礎を知る為の実践さ!ただし!今回はぶっ壊せばオーケーのロボじゃ無いのがミソだ」

 

「勝敗のシステムはどうなります?」「ぶっ飛ばしても良いゆすか?」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」「別れるとはどのような別れ方をすればよろしいでしょうか」「このマントヤバくない!」

 

次々にみんなが質問をオールマイト先生にしていく。てか一人だけコスチュームの自慢してなかったか

 

「んん〜…聖徳太子ィ!」

 

先生も聞き取れてないじゃん。先生は何やら紙を取り出すとそれを見ながら説明を始める

 

「状況設定はヴィランがアジトの何処かに核兵器を隠している。ヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収する事。ヴィランは制限時間までに核兵器を守り抜くかヒーローを捕まえる事」

 

設定が壮大すぎる。普通に大事件じゃん核兵器とか。それにヴィラン側には一つ抜け道があるな

 

「組み合わせはクジだ!」

「適当なのですか!?」

「プロは他事務所のヒーローと急造のチームアップする事が多いしそういう事を意識してるんじゃないかな?」

「そうか!先を見据えた計らい。失礼いたしました」

 

前から思ってたんだけど飯田てなんかこう面倒臭い所をあるよな

 

「良いよ!早くやろう!」

 

そう言ってそれぞれがクジを引き始めたのだが

 

「あ!陸奥兄妹はクジを引かずにそのままチームを組んでくれ!」

「え?どうしてですか?」

「陸奥兄妹は入学1位2位だったし。なんでも無個性ヒーローバングさんのお孫さんらしいじゃないか!それにバングさんの道場で現役ヒーローを打ち倒した事もあると聞く。二人の実力はこの中でもトップクラス!二人には後でクラスの中から四人を選出してその中から戦ってもらう!この中でもっともプロに近い二人の実力をクラスメイトにも知って貰う事で全体の意欲の向上を計りたいんだ!」

 

その言葉に俺と被身子は納得する

 

「あの二人がもっともプロに近い」

「てかバングの孫って聞こえたけど」

「やべぇよ。才能マンじゃん」

 

クラスメイトは色々とさわがしくなったがまぁいいだろう

 

「最初の対戦相手はコイツらだ!」

 

そう言って決まったのは

 

ヒーロー側、緑谷&麗日

ヴィラン側、爆豪&飯田

 

だった

 

「他のみんなはモニタールームに向かってくれ」

 

こうして戦闘訓練が始まった



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戦闘訓練〈下〉

 

初戦の緑谷達以外はモニタールームに行き2チームの対決を見ていたのだが。ヤバっかたね。コッチに声が聞こえなかったけど爆豪が凄い剣幕で緑谷に言葉を掛けてたし最後の爆撃はビル吹き飛ばす勢いとか実戦じゃ無いんだぞと思った。もしあれで緑谷に何かあったら色々問題になってたな。まぁ、でも戦闘訓練事態は緑谷たちのあ作戦勝ちだったが。緑谷がボロボロじゃ無ければもっと良かったと思うけどな

 

その後も戦闘訓練は順調に進んで行った。そして俺と被身子の番になった

 

「それじゃあ最後にこのくじを引いて当たった四人が陸奥兄妹と戦ってもらう!」

 

そうしてオールマイト先生が引いたのは

 

爆豪・轟・八百万・耳郎

 

そして俺達がヴィランチーム。他四人がヒーローチームになった

そして俺と被身子はビルに待機してた

 

「それでどうしますかぁ?」

「んーそうだなぁ。じゃあ……」

 

俺と被身子は作戦を立てて待ち構えた

 

 

 

「邪魔すんじゃねぇぞ!半分野郎!」

「あぁ、だがお前がやられたら俺が行くからな」

「お2人ともこれはチーム戦で……」

「あぁ!?うるせぇぞ!」

「こりゃダメだ」

 

一方でヒーローチームは八百万と耳郎以外は協力する気は無いようで崩壊していた

 

『訓練START!!』

 

その放送と共に爆豪がビルに突撃していく

 

「あぁ…作戦も立てられてない…」

「八百万私達は私達やろう。せめて」

 

八百万は落ち込みそしてそれを耳郎が慰める事態になった

 

そしてビルの中を進む爆豪は光騎の姿を捉える

 

「指輪野郎!」

「ん〜、言い得て妙」

 

既に光騎は変身しておりハリケーンスタイルだった

そんな光騎に爆豪は早速仕掛けるが

 

「君は近付けると面倒臭いからね」

 

そう言った光騎から風が吹き荒れ爆豪は飛ばされる。更に風は吹き荒れ続け爆豪の動きを阻害する

 

「クソがッ!!」

 

光騎がとった行動は爆豪を近付けない事だった。爆豪の爆破は掌からのみ。そして爆破は汗腺からニトロのような物質を出す事で起こる。光騎に攻撃を当てるには相当強力な攻撃で風を突破する必要がある。しかし、それをさせるほど光騎は甘くない

光騎はウィザーソードガンをガンモードにして掌の形の部分を開く

 

【キャモナシューティングシェイクハンズ!キャモナシューティングシェイクハンズ!】

 

「君は早めに潰すよ」

 

そう言いハリケーンウィザードリングを掌の形の部分に翳す

 

【ハリケーン!シューティングストライク!】

【フーフーフー、フーフーフー】

 

そして引き金を引く。ウィザードソードガンの銃口からは風の弾丸が発射される。それを吹き荒れる風の影響でまともに動けない爆豪はうモロ受ける事になる

 

「カハッ!?」

 

風の弾丸に爆豪は吹き飛ばされ気絶した

 

「うーん。みんなで来るんならまともに相手したけど一人で突貫だからなぁ」

 

光騎は爆豪をそのままにビルの入口を目指して歩く

 

 

 

そしてビルからフレイムスタイルに変わっている光騎が三人の前に現れる

 

「やぁ元気?」

 

そう言った瞬間光騎は氷に包まれていた。しかし

 

「話は聞こうよ」

 

氷が溶け何も無かったかのよに話す。そんな光騎を轟は仇を見るような目で見る

 

「おー怖」

「陸奥さんがここにいるという事は爆豪さんは……」

「アイツなら気絶して床とキスしてるぞ」

 

八百万の質問に光騎はそう返し。それに八百万達は驚く。爆豪がビルに入ってから一分程度しか経っていない。その短時間で爆豪を制圧したという事だ

 

「お前達がちゃんと作戦を組んで来るなら俺ももうちょと相手したんだがな」

「何を言って……」

「被身子やって良いぞ」

『了解です♪』

 

光騎が被身子に通信を入れたと思った次の瞬間

 

『ヴィランチーム、WIN!!』

 

「「「は?」」」

 

三人の間抜けな声と共に戦闘訓練が終わった

 

 

 

 

その後モニタールームに移り先程の戦闘訓練について講評に入った

 

「とりあえずヒーローチームの皆は何が起こったか分かってないと思うから陸奥少女の所のカメラ映像を再生するぞ!」

 

オールマイト先生がそう言うとモニターに映像が映った。モニターの被身子は短剣を核に突き刺していた

 

「な、何故!?核を!」

 

その映像に八百万は驚く

 

「HAHAHA。これは私もビックリしたが充分有り得る事さ。少年少女!」

「ですが何故?」

 

八百万の疑問ももっともだろう。普通であれば核を爆発させる様なものだ。そう、普通なら

 

「これはいわば自爆テロ!ヴィラン側が最悪の場合ヒーローに捕まる位ならと持っている武器を爆発させて諸共に死ぬ作戦だ」

「なっ!?」

 

オールマイト先生の言葉に一同は驚く。が、有り得ないことでは無いのだ

 

「実際こういうふうにヴィラン側が自爆する事例はある事だ。ヴィランと一纏めに言ってもその思想や理念は様々!故にヴィランはコチラが考えもしないような非道な手も使う事がある!いい勉強になったね!しかし、まだ時間もあり爆豪少年を瞬く間に制圧した陸奥少年ならこんな事をしなくても良かった気がするけどね!」

 

確かに普通なら良くないが

 

「俺達の個性については先生も知っていると思いますがテレポートも出来るので普通にあの場から核の範囲外に出る事は出来ます」

「本当かい!?最悪じゃあないか!」

 

テレポートウィザードリングを使えばすぐ様に離れる事はできたし。それに

 

「ホントなら相手するつもりだったんですが。ヒーローの癖に作戦も立てずに突貫して来たので意地悪しようかなと」

「HAHAHA。なるほどお灸を据えた訳だ!確かに今回ヒーローチームは褒められたものでは無い。ヒーローとは人々を救う存在。そんなヒーローがヴィラン退治で私情を優先するなどナンセンス!ヒーローが考えるべきは常に市民の安全だ!」

 

光騎としてはヒーローと言い難い事になったヒーローチームにお灸を据えるつもりでこのような作戦を立てた。ヒーローの本質は人助け。私情を優先し今出来る最善をしないなんて愚の骨頂である

 

「おっと、もうこんな時間か!私は一足先に失礼して緑谷少年の容態を見てくる。今回はここで解散!次の授業に遅れないように!」

 

そう言ってオールマイトは凄まじい速度で去っていった

 

こうして最初のヒーロー基礎学が終了した

 



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