暗殺教室・・・え?面倒くさがり屋な俺にやれと? (Frisk329)
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プロローグの時間らしい
それでは、本編どうぞ。
???side
―――あー、死んだなぁ・・・
そんなことを考えながら助けるためとはいえ、ふっとばしてしまった少年を見る。・・・よし、怪我はないな。
少年「お兄さん!血、血が・・・!」
???「あー・・・そうだな。」
そう言うと少年の顔がみるみる青くなっていく。あー、そんな顔させたいわけじゃないんだけどな・・・。
少年「ご・・・ごめ、ごべんなざい・・・僕の、僕のぜいで・・・!」
???「・・・おいおい、そんな顔すんなよ・・・。」
少年「だ、だって・・・!」
???「別に・・・俺は、気にしてねぇよ・・・。」
これは本当のことだ。・・・実際、学校も仕事も普通ぐらいの生活をしていたと思う。まぁ彼女はいなかったけど。
???「だから、そんな顔、すんな・・・。」
少年「で、でも~・・・!」
???「まだ、気にするようなら・・・俺の意思を、受け継いでくれ・・・。」
少年「意思・・・?」
???「そ、意思・・・俺のぶんまで、生きるってこと・・・そんで幸せになれってこと・・・まさか少年、命の恩人の頼みを聞けないほど、だめな人間じゃないよな?」
少年「うん・・・うん!僕、ちゃんと幸せになるよ!お嫁さんも見つけて、子供と一緒に暮らして、たくさん親孝行するよ!!」
???「なら・・・それでいい。俺のことは頭の片隅にでも・・・置いといてくれ・・・。」
少年「・・・お兄さん?おに・・・さん!」
あぁ・・・もう、あんま聞こえないな・・・。
???「・・・強く、いき、ろよ、少年・・・。」
少年「おにーーーさーーーん!!!!」
―――こうして俺は、生涯を終えた。
・・・ハズだった。
どうやら、わたしは運命というかなんというか・・・そう、悪運が強いようだ。
まず、だ。目を覚ますと私はベッドの上にいた。どこ、ここ?とか思いながら。
その次に起こったのは、ナースさんが慌てたような表情で「綾時くんが起きましたよー!」と、大きな声を上げながら何処かへかけていく姿をみかけたことだった。・・・はて、私は「綾時」なんて名前だっただろうか。確か・・・宗二だったハズだが。
その数十分後、見知らぬ2人の男女が入ってきていきなり抱きしめながら「無事でよかった。」だの「目を覚ましてくれてありがとう。」だの言ってきて驚いたからこう言ってみた。
―――どちら様ですか?と。
瞬間、空気が凍った。
このあと、話してみてわかったのだがどうやら私は前の世界・・・いや、前世か?とにかく、そっちでは死んでしまった。これは紛れも無い真実だ。そして、なぜかこの「神楽綾時」の体に魂?が入ってしまったようだ。これはアレか、いわゆる転生、というやつか。そして、何より困ったのが両親。「神楽庄司」と「神楽夏菜子」である。そりゃそうだろう。どうやらこの体の持ち主は事故で植物状態になってしまったらしく、半年待って奇跡的に目覚めたと思ったら中身は見知らぬ人、おまけにこっちはなんの記憶もないんだ。
でも、この人達は思っていた以上に優しかった。
庄司「確かに魂は変わったり覚えてないかもしれないが、お前が夏菜子のお腹から生まれた俺たちの子供ってことに変わりはない!それなのに愛せないってのは違うだろ?」
夏菜子「それに、どんな形でも起きてくれたんだもの。嬉しいに決まってるしあの子も何か考えてあなたを生き返らせたのかもしれないわ。あの子は優しいから。」
という言葉を頂いた。・・・優しすぎやしないですかねぇ。こっちは捨てられることも視野に入れていたっていうのに。お陰様で少し泣いてしまったよ。
さてさて、これからが問題。まぁ一瞬で解決したけど。今の私はどうやら「椚ヶ丘中学校」に通っている三年生のようだ。もちろん知り合いがいる、んだが・・・。記憶がない私が、さらに言えば魂まで変わってしまっている私が覚えてるはずもなくどうしようか、ということになった。・・・まぁ、学校に「事故で記憶をなくしました。」としか言えないのだが。ちなみに実際に現在母が電話している。
夏菜子「はい・・・はい。・・・えぇ!?そこをなんとか・・・そうですか、分かりました・・・。」
お、丁度終わったところのようだ。
夏菜子「綾時・・・あなた、3年E組だって・・・。」
庄司「はぁ!?なんでだ!?」
・・・おぉっと、雲行きが怪しいぞ?
ふむふむ・・・なるほど。どうやら3年E組というのはいわゆる落ちこぼれ、というやつらしい。私の場合、入院していたから出席日数が足りず、落第したとのこと。
庄司「くそっ、なんで綾時が・・・!」
綾時「あ~・・・その気持ちはありがたいよ、父さん。でも、俺は納得してる。」
夏菜子「ど、どうして・・・?落ちこぼれのレッテルが貼られるのよ・・・?」
綾時「まぁ、そりゃそうなるだろうけどさ。なら、這い上がっていけばいい。簡単な話でしょ?それに、そこでしか得られないものもあるかもしれない。」
庄司「・・・まいったな~、これじゃ綾時のほうが大人みたいだ。」
綾時「ははは、伊達に前世で生きてないんだよ。」
・・・まぁ、とにかく、だ。
どうやら俺は転生して、家族が変わって、だけども優しいこの人達と生きていくことになりそうだ。
ま、程よく頑張っていきますか。
1話目でした。まだ原作に関わってませんが・・・まぁ、頑張っていこうと思います。これからも応援してくれるって人はこれからもお願いします!
それでは、また次回。
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設定・・・プロフィール?の時間らしい
本作主人公:神楽綾時(坂嶺宗二)
性別:男
誕生日:9月25日
身長:168cm
体重:57kg
血液型:A型
外見:青みがかった髪とまぁかっこいい方ではある顔
得意科目:特にない、大体全部平均より上
苦手科目:特にない
趣味:ゲーム(中でも対人と協力を特に好む)、読書
好きなもの:日常、仲間、甘いもの、苦いもの
嫌いなもの:クズと呼ばれる人間、ものというよりはアレだが仲間、もしくは友人が傷つけられること
100億手に入れたら:特に考えてない、強いて言うなら親に渡して生活の助けにしたい
能力値(5段階評価)
体力:3(∞)
機動力:3(5)
近接暗殺:2(5)
遠距離暗殺:3(5)
学力:4(5)
固有スキル???
※カッコ内は本気を出した時、これからも成長予定
作戦行動適正チャート(6段階評価)
作戦立案:3(5)
指揮・統率:2(6)
実行力:3(6)
技術力:4(5)
調査・諜報:5(6)
政治・交渉:5(6)
※カッコ内は以下略
烏間先生からの評価
普段は基本無気力で暗殺もやってと言われればやるようなスタイルだが、それでもやることはしっかりやり、自分で考えて行動するので実行係としては極めて優秀だと言える。さらに本気を出せば俺でも勝てるかわからん上に、彼固有の技もある。かなり可能性のある子だと言える。
殺せんせーからの評価
普段は基本無気力ですが、交友関係は広かったり何かと面倒見が良かったり付き合いが良かったり私の恋愛小説のネタになることが多かったりと、生徒としてとてもいい子だと思います。暗殺においても実行することはこなし、自主性があるので私からすれば厄介な相手です。本気を出した彼は彼固有の技・・・いえ、スキルですかね?それで私の速度に初速だけなら対応してくる上、たとえマッハのスピードに入ったとしても移動場所を読まれそこに銃撃、その上近接戦闘が鬼のように強く油断すると一瞬で触手を切られます。もし単独で私を暗殺するなら、彼だけが可能性がありますねぇ・・・ヌルフフフ。
前世で死んでしまった坂嶺宗二の魂が神楽綾時の体に入って生き返った本作主人公。死んだ原因は信号無視した自動車にはねられそうな少年を助けるため。その後なぜか転生した。
一応前世で大学までは卒業したため、学力は高い。その上社会人として生きていたこともあり、交渉だったりは得意。ただ、めんどくさがって思い出すのを放棄することがあるため素の学力は4となっている。
暗殺に関しては正直どうでもいい、100億もらっても何に使うんだろ・・・と考えているため基本的に自分から仕掛けることはない。何よりめんどくさい。仲間、友人から手伝ってと言われたときとプッツンしたときのみ自分も参加する。
彼の固有スキル???は生前から使っており、そのおかげで少年を助けるのも間に合った。そして遠距離が近距離より(平時の時)得意なのは本人曰く、
「だって銃打つだけならあんま動かなくていいし、楽だもん。」
とのこと。それでも近接戦闘もは2であるが、本来は3でもおかしくない。理由は彼が自由な発想で突拍子もない事を思いつき、相手を追い詰めていくことができるからだ。そうでなくとも、彼はなぜか前世で体の動かし方を知っているので、簡単な技やナイフの振り方・・・いや、得物の振り方はわかっているためそこらへんの人と比べると強い。でもキレたほうが強いので2や3と言う評価。素の状態で表すなら本来は近接3、遠距離4になっていると思う。
キャラ設定こんな感じでいいかな・・・?もし何かわからないことがあれば気軽にどうぞ!私はウェルカムです!
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初登校の時間らしい
それでは、本編どうぞ。
綾時side
ほむほむ・・・なるほど?こんな事件あったのか・・・あ?もう本編始まってる?マジ?
んっん、どーも皆さん、綾時っす。現在、この世界で起きた事件について調べてたところだ。この世界では三日月しか見れないって聞いたからなぁ・・・そりゃ調べたくもなる。で、その結果わかったこと。
なんか知らんが月の7割消し飛んじゃった☆
・・・って感じらしい。それでいいのか政府、国民に確かな情報渡して安心させてくれよ。いや、何か言えないような事情があるのかもしれない。そう例えば・・・宇宙人がやったとか。・・・何いってんだ俺。
庄司「綾時、ちょっといいか?」
綾時「ん、いいけど・・・何か用?」
庄司「あぁ、今のお前の学力はどんなもんかと思ってな、簡単なテストを作ってきたからやってみてくれ。」
綾時「うげ、テストか・・・。」
庄司「なんだ?自信がないのか?」
ニヤニヤしながら煽るように聞いてくる父さん。・・・ほう、そう来るのかい。」
綾時「い~や?ただ面倒だな~って思ったけど・・・気が変わったよ、ちょいと本気でやる。」
庄司「ほ~う、そうかい。なら5教科ぶんあるから、満点を2つ取ったら何かしらお願いを叶えてやるよ。」
綾時「言ったね?父さん。母さんも聞いたよね?」
庄司「え?母さん?」
夏菜子「えぇ、聞きましたよ~フフフ。」
庄司「・・・どこから?」
夏菜子「『綾時、ちょっといいか?』からだったかしら?」
庄司「ははは、さ、最初から聞いてたのか・・・。」
綾時「ま、とりあえずやってみようかな・・・テスト用紙頂戴よ、父さん。」
庄司「あ、あぁ、これだ。」
そう言って渡されたのは数学のテスト。・・・うん、懐かしい内容が一杯あるなぁ・・・。ま、とにかくやりますか。
―――30分経過
綾時「父さん、終わったから次の頂戴。」
庄司「お、意外と早かったな・・・じゃ、次はこれだ。」
次は・・・社会か。
―――そこからなんやかんやあって・・・
結果
国語:96点
数学:100点
理科:100点
社会:94点
英語:100点
庄司「・・・」チーン
綾時「ま、こんなもんか。」
夏菜子「あら、すごいわね~綾時。」
こんな感じで賭けには大勝、1回だけ言うことを聞いてもらえるようになったぜ!
庄司「あ、あんまり大きなことは無理だからな!」
綾時「はいはい、そこは流石にね。・・・でも、今はまだ思いつかないしまた今度の機会にしとくよ。」
庄司「そ、そうか・・・。」
夏菜子「後々怖くなるわね~。」
庄司「や、やめてくれよ!?」
・・・本当に、良い家族だ。
庄司「んん!とにかく、綾時の学力はだいぶ高いってことがわかった。とりあえず安心だ。」
夏菜子「そうね~。これから先、わからないことがあったら何でも聞いてね~。」
綾時「了解。・・・そういえば、俺はいつから学校行くんだ?」
庄司「あ、そうだった。そのためにこのテストやらせたんだった。」
ん?このため?
綾時「と、父さん・・・まさか成績次第で行くタイミングが変わるとか・・・。」
庄司「お、よくわかったな!お前は成績優秀、さらに満点を3つ取ったから明日からでも行けるぞ!」
やっぱりかよ畜生まだぐーたらしてたかった!
―――翌日
綾時「んじゃ、いってきまーす。」
庄司・夏菜子「「いってらっしゃい!」」
というわけで、初登校でございます。・・・あ、椚ヶ丘中学校に行くのが初めてってだけだよ?前世では社会人だったからなぁ、小中高はもちろん、大学だって行ったさ。でもやっぱ初登校ってワクワクするんだよなぁ~!あぁ、どんな奴らがいるんだろう!
・・・なんて言うと思ったか!人付き合いは最低限でいい!面倒だなぁ、あんまりグイグイ来られたり、質問攻めは嫌いなタイプだから。でもなぁ、せっかくこの世界に来れたし、俺の前の『綾時』に失礼になるかなぁ。うーん。
・・・ちょ、ちょっと待ってくれ。まぁ、この際学校に行くのはもう良しとしよう。人間関係も未来の俺が考えるから大丈夫だ。でも、でも1つ言いたいことがある・・・っ!
なんで山の中に学校あんだよ!?
いやさ、学校ってもっとこう、通いやすい場所じゃないの!?・・・え?E組以外は通いやすい?はは、ふざけろ。
えぇ・・・もう学校行きたくないんだけど。もう面倒くさいってレベルじゃないんだけど。あぁ、でも帰るっていうのは両親に「君が例の転入生ですか?」んあ?
???「学校はこの上ですよ、早くいきましょう。」
綾時「・・・」
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・・!いつの間にか黄色いタコみたいなやつが隣りにいた。な、何を言ってるか以下略。
真面目になんだコイツ!?
綾時「誰だよあんた、不審者か?いいぜ来いよ防犯ブザーは常備してんだ近付いたら鳴らすぞ?」
持っててよかった防犯ブザー。これで安心。
???「ニュヤ!?いやいや私は怪しいものじゃないですよ!3年E組の担任です!」
綾時「・・・はぇ?」
この、黄色いタコみたいなやつが、担任?
綾時「・・・どうやら俺は疲れてるようだ・・・幻覚と幻聴が聞こえる・・・。」
先生?「ニュヤ!それは大変です、上まで連れて行ってあげますからね!」
綾時「・・・はぇ?(2回目)」
先生?がそういった瞬間、俺はその先生?に抱かれて瞬きをしたと思ったら校舎についていた。
・・・んん?????????
先生?「さぁ、こっちです!こっちに保健室がありますので!」
綾時「・・・まてまてまてまて。」
先生?「いいえ待ちません!私の生徒が幻覚が見えるほど疲れているなら多少強引にでも連れて行きます!」
綾時「いやその幻覚ってのがあんたなんだよ・・・。」
そんなコントみたいなやり取りをしていると黒いスーツを着た大人の人が走ってきた。
???「お前ぇ!何をしてるんだ!この生徒にはまだ説明をしていないと言っただろう!」
先生「いやぁ、どうしても待ちきれなくてですね・・・。」
???「それでいかれても困るのはこちらなんだが・・・まったく。」
そう言ってからその黒いスーツを着た大人の人は自己紹介をしてくれた。
烏間「申し遅れた、防衛省の烏間惟臣だ。訳あってこの学校の教師をしている。」
ふむふむ、防衛省の、烏間惟臣様。教師を、している。
綾時「・・・説明をくれぇぇぇぇぇええ!!!!」
この時、1人の少年の声が山に響き渡ったという・・・
綾時「・・・まじで言ってます?」
烏間「あぁ、マジだ。」
綾時「マジかぁ・・・。」
あれから数分後、落ち着きを取り戻した俺は烏間先生から説明を受けていた。なんでも、さっきの黄色いタコみたいなやつは本当にここの教師で、月の7割を消し飛ばした張本人だという。
綾時「なんでここの担任してんだ・・・。」
烏間「俺にもわからん。」
そんで、なぜかアイツはここの担任をする、と言い出したらしい。アイツって国が総力をあげても倒せなかったんだと。マッハ20出せるんだと。頭おかしい。
烏間「・・・それで、答えは?」
綾時「あー・・・。」
それで、このことって機密情報らしい。この教室の目的、『アイツの暗殺』。それをするならここに残り、しないなら記憶を消す手術的なものを受けなきゃならない。今はその選択を強いられてる。ま、答えは決まってるけど。
綾時「んじゃ、ここに残りますよ。」
烏間「あぁ、わかった。これからよろしく頼む。」
綾時「えぇ、よろしくお願いします。」
残る一択である。だってここ以外どこ行きゃいいの?って話。
烏間「あぁ、それと1つ。アイツを殺すことができれば100億だ。」
綾時「ほーん・・・。」
100億、ねぇ・・・お金なんだろうけど、うーん。
綾時「・・・ねぇ、烏間先生。」
烏間「どうした、質問か?」
綾時「いや、殺したときの賞金、100万ぐらいにして親の口座にしれっと振り込んどくってのは・・・だめですかねぇ・・・。」
烏間「・・・一応、できるだろうが・・・なぜだ?」
綾時「いや、そんな大金渡されても困りますし・・・でも親には世話になってるからそれぐらいのことはしたいですし。」
烏間「な、なるほど・・・では、君が暗殺したときは、上の方にそう言っておこう。」
綾時「ありがとうございます。」
よし、これで安心。
烏間「では、これから教室に行く。そのときに自己紹介をしてもらうからな。」
綾時「ん、了解です。」
てことで、ついに顔合わせになるらしい。どんな奴らがいるんだろうなぁ・・・静かな人達だと嬉しいなぁ・・・。
タコ先生「それではみなさん、転入生を紹介します。」
綾時「ど~もみなさん、多分はじめまして。神楽綾時だ。好きなものは甘いものと苦いもの。趣味はゲームと読書のフツーの一般人だ、よろしくな~。」
自己紹介ってこんなもんだよな、うん。数分で考えた割にはいいと思う。なんてこと考えながら、この・・・タコ先生と心のなかで呼ぼう。タコ先生に呼ばれたあと自己紹介をしていた。さてさて、このクラスは・・・うん?なんか・・・髪色癖強くないか?水色、緑色、黄色っぽいオレンジっぽいよくわからんのとか。
タコ先生「それでは質問タイムです、時間の許す限りどうぞ。」
倉橋「はいは~い!私、倉橋陽菜乃!動物って好き?」
綾時「あ~そうだな・・・猫は好きだぜ?」
タコ先生「では次!」
優月「は~い、私は不破優月!好きなアニメとかマンガってある?」
綾時「あぁ~・・・言いづらいんだが最近記憶を無くしてな・・・そういうのは答えづらいかなぁ・・・。」
優月「あっごめんね!?」
綾時「いんや、きにしてないからヘーキヘーキ。」
タコ先生「じゃラスト。」
綾時「おろ?早いな。」
タコ先生「作者がそろそろやばいって言ってまして・・・。」
綾時「?作者?まぁいいか。」
渚「じゃぁ僕が。僕は潮田渚。100億手に入れたらどうしたい?」
綾時「あ~100億ねぇ・・・俺実は烏間先生に100万でいいって言ったんだよね。あんまお金持ってても使えないし、犯罪に巻き込まれそうだし、そういうの考えるのめんどくさいし。」
渚「そ、そうなんだ・・・。」
(((((すっげー現実的!リアリスト!)))))
タコ先生「それじゃあ質問タイムは終わりです。このあとは授業ですよ。席は・・・そうですね、菅谷くんの後ろでお願いします。」
綾時「ん、了解です。」
は~質問タイム終わった~。やっぱ人前に立つのは緊張するわ~。」
創介「よ、これからよろしくな。・・・あ、名前言ってねぇな、菅谷創介だ、よろしく!」
綾時「ん、ヨロシク。」
・・・まぁ、そんなこんなで
俺の暗殺教室が、ここから始まっていくわけだ。・・・めんど。
2話目でした。やべぇやべぇ、キャラの口調とかふんわりしてる・・・これはまた小説読んで口調覚えないといけないなぁ。
それでは、また次回。
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授業の時間らしい・・・おい、何やってんだセンセー
それでは、本編どうぞ。
side綾時
・・・あれから数日、今、俺たちは・・・
タコ先生「綾時君!」シュンシュンシュン
綾時「はーい!!」ダンダンダン
出席を取りながら銃を乱射している・・・まぁ待て、説明するからさ。
まぁまず、タコ先生が月を7割消し飛ばして何故か
そこで、暗殺するために最初のチャンスとして出席のとき、こうやって銃を撃って殺ろうとしてる、てワケ。簡単だろ?
ただ、タコ先生はマッハ20で動ける変態だ。結果・・・
タコ先生「ヌルフフフ・・・今日も命中弾0でしたねぇ。」
全部避けられて終わると。・・・誰だこんな無理ゲーやらせてんの!・・・え?国が?・・・なら逆らえないよね・・・。
前原「つーかさぁ・・・本当に避けてんの先生?」
綾時「あー、まぁ確かにぱっと見BB弾よな、コレ。」
前原「当たってるのに我慢してるだけなんじゃねーの?」
いやー、流石にそんなことは・・・ないハズ。国が用意してんだぜ?
タコ先生「そうですねぇ・・・では岡野さん、先生に弾を込めて銃を渡してください。言ったでしょう。この弾は君たちにとっては無害ですが・・・。」
パァン! プチッ
お~すげぇ、あたった瞬間弾けたな。
タコ先生「国が開発した対先生特殊弾です。先生の細胞を豆腐のように破壊できる。まぁ、もちろん数秒すれば再生しますがね。ただ、君たちも目に入れば危ない。先生を殺す以外の目的で、室内での発砲はしないように。
殺せるといいですねぇ、卒業までに。」
・・・豆腐のように破壊できる、ねぇ・・・。逆に固定はできんのかな、誰か作ってくれー。
タコ先生「さぁ、銃と弾を片付けましょう。授業を始めます。」
お、授業か・・・わかりやすいと助かるな。
―――はっきり言おう、タコ先生の授業わかり易すぎる。前世の記憶があるのを差し引いても覚えやすい。触手とか使った選択問題とかおもしれーなぁ・・・。
パァン! ガチ!
タコ先生「・・・中村さん、暗殺は授業の妨げにならない時にといったはずです。罰として後ろで立って受講しなさい。」
中村「はーい、すみませーん・・・。」
・・・おぉ、授業中に殺ろうとしたのか。流石に授業は受けようぜ?受験生だし。
キーンコーンカーンコーン
タコ先生「昼休みですね、先生はちょっと中国行って麻婆豆腐食べてきますね。暗殺希望者がいれば携帯で呼んでください。」
綾時「先生ー、なんかお土産くださいよー。」
タコ先生「だめですよ、あんまりお金に余裕ないんですから。」
綾時「教師してるのにないのか・・・ならしょうがない。いってらっしゃーい。」
タコ先生「えぇ、行ってきます。」
(((((順応しすぎじゃない!?)))))
うん?総ツッコミを受けた感覚・・・なぜ?
前原「マッハ20だから・・・えぇと・・・。」
磯貝「麻婆の本場、四川省まで10分くらい・・・。」
前原「しかもあのタコ、音速飛行中にテストの採点までしてるんだぜ?」
菅谷「マジ!?」
磯貝「俺なんかイラスト付きで褒められた・・・。」
岡野「てかあいつ、何気に教えるの上手くない?」
倉橋「わかるー。私放課後に数学教わって次のテストの成績よかったもーん。」
・・・これが、付き合いの差か・・・まったく会話に入れん。面白いこと話してる、ってわけでもないし・・・。
寺坂「おい、渚ぁ・・・ちょっと来いよ。暗殺の計画進めようぜ?」
渚「・・・うん。」
・・・あそこは、ちょっと不穏だな・・・何かあったらカバーするか。
昼休みが終わって次の授業。
タコ先生「お題にそって短歌を作ってみましょう。書けた人は先生のところへ持ってきてください。書けたものから今日は帰ってよし!」
前原「お、マジか!」
綾時「よっしゃ、俺のチョコが待っている・・・!」
タコ先生「ただし!ラスト7文字を『触手なりけり』で締めること!」
綾時「先生ー、日常に触手がないのですがそれは・・・。」
タコ先生「ふむ・・・では例文を。『花さそふ 嵐の雪の庭ならで はえゆくものは 触手なりけり』。チェックするのは文法の正しさと触手を美しく表現できたかです、頑張ってください。」
菅谷「どんな状況だよ・・・。」
綾時「・・・なるほど!完璧に理解したぞ!」
菅谷「嘘だろ!?」
タコ先生「皆さんがんばってくださいねぇ~。その間に先生は休憩を・・・「先生しつも~ん」?どうしましたか茅野さん?」
茅野「今更だけどさぁ、先生の名前なんていうのー?他の先生と区別するとき不便だよー。」
岡野「確かに、名乗ってないよね。」
綾時「・・・懺悔します。心のなかでタコ先生って呼んでました。」
タコ先生「ニュヤ!?そうだったんですか・・・いや、でも親しみを持つなら・・・んん、とにかく名乗るような名前はないですねぇ。なんなら皆さんでつけてください、綾時君のように。ですが、今は課題に集中ですよ。」
茅野「はーい。」
タコ先生「ふぅ・・・。」プシュー
お、顔がピンク色になった。タコ先生って顔の色が心の状態かな?それに合わせて変わるんだよね。ちょっと面白い。
渚「・・・」ガタッ
タコ先生「お、もうできましたか渚君。」
・・・いや、何も書いてないやん・・・ん?手にナイフ・・・ははーん、さては暗殺だな?無理だろうけどさ~。
・・・待て、渚ってネックレスかけてなかったよな?なら、なんで首に紐が?・・・寺坂とやらが笑ってる・・・まさか!
いま渚は・・・もう先生のところにいる!?
綾時「渚!!」
渚「え?うわっ!?」
渚を後ろに思いっきり引いてとりあえずしようとしていたことを阻止!だけど・・・!
タコ先生「BB弾グレネード・・・!?」
クソッ、その爆弾自体は紐が切れて対空してる、それも俺とタコ先生の間!咄嗟に腕をクロスさせて身を守ってはみるけど・・・!
バアァァァァン!!!
爆発には巻き込まれて・・・あれ?痛くない?
寺坂「っしゃあ!!」
松村「100億いただきぃ!」
吉田「殺ったぜぇ!」
あぁ、こいつらか・・・そうだ!渚は!?
茅野「ちょっと!渚に何もたせたのよ!?」
寺坂「あ?おもちゃの手榴弾だよ。ただし、火薬を使って威力を上げてある・・・300発の対先生弾がスゲェ速さで飛び出るようになぁ!」
茅野「なっ・・・!?」
・・・それは、ちょっと許せないかなぁ。
寺坂「なァに、人が死ぬほどの威力じゃねぇよ。綾時がかばったのは予想外だが、俺の100億で治療費ぐらい払ってやらァ・・・「それで、軽々と怪我をさせてもいい、と?」な!?」
綾時「なぁ、教えてくれよ・・・殺人未遂って、どんな気持ちだ?」
寺坂「お、お前、無傷なのか!?・・・ん?その膜は・・・?」
タコ先生「・・・実は先生、月に1度ほど脱皮をします。」
寺坂・松村・吉田「「「!?」」」
タコ先生「脱いだ皮を爆弾にかぶせて威力を殺した・・・つまりは月イチで使える奥の手です。」
・・・先生、今、俺と同じ感情を抱いているんだね・・・顔が真っ黒、ド怒りってとこかな?
綾時「寺坂・・・松村・・・吉田、首謀者はてめぇらか?」ゴゴゴゴゴ
寺坂「ひぃ・・・!いや、ちが・・・渚が、勝手に・・・!」
バッ・・・! シュンシュンシュン
ゴトッゴンッパタッ
寺坂「・・・!」
寺坂・松村・吉田(((俺らん家の表札!?)))
・・・先生、やろうとしてることはわかる、確かに効果はあるだろう・・・
タコ先生「・・・政府との契約ですから、先生は決して『君たちに』危害は加えません・・・ですが、次またこの方法で暗殺しに来たら『君たち以外には』何をするかわかりませんよ?家族や友人・・・
でもね、センセー。
いや、君たち以外を地球ごと・・・!?」
綾時sideout
side三人称
タコ先生が最後の言葉を紡ごうとした時、風が巻き起こった。その瞬間触手が1本切れていた。
タコ先生「ニュヤ・・・!?」
綾時「センセー・・・あんたは今、俺の逆鱗に触れたんだ・・・覚悟しな。」
そこには、対先生用ナイフを持つ綾時が切れた触手を持って佇んでいた。
綾時「シッ・・・!!」
綾時がナイフで仕留めようと仕掛ける。もちろん、タコ先生・・・いや,センセーなら余裕で回避可能な速度だ。だが・・・
一瞬、彼の姿が
その次の瞬間・・・触手が2本切れていた。
センセー「・・・!?!?」
綾時「ほら、まだまだ行くよ?」
その光景に、クラスメイトは驚きで静まり返っていた。
・・・彼の怒りは、もう少し続く。
3話目でした。序盤も序盤で主人公くんがブチギレ、殺せん・・・んん、タコ先生を追い詰めます。一瞬ブレる彼のスピード、その正体とは・・・次回明かします。
それでは、また次回。
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