最高のエンディング迎えたけどエンディングじゃなかったよ…てことで本編開始~ (ほしいろ)
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今日の夕飯?ハンバーグ以外で…えっ理由?えっと…てかどこから入ってきたの?


どうも、ほしいろです

別の作品が展開どうすっか悩み中なのでこっち書きます。

それではどうぞ~



 

 

吾輩は転生者である、神には会ってない

 

 

なんかね、気づいたら死んでたって話し

自分が転生者だって気づいたのは小学生のときだ

 

なんか前世のゲームで見覚えのある敵キャラとかがニュースで放送されてたのである。しかも1つの作品だけでなく派生作品や全く別の世界も混じってたようでカオスだった。

 

どれもほっといたら国家転覆に世界崩壊案件である。幸い吾輩は前世のゲームでキャラクリしたプレイヤーの容姿とスキル、能力や経験の一部を引き継いでいた。身体能力はさすがに無理だったが…

 

そこからは早かった。原作開始に備えて鍛えまくったのだ。この世界にはダンジョンとか遺跡とか色々あったので鍛えるにはもってこいなのだ。ちなみにアニメやゲームの技を再現できるようになった。

 

原作開始、当時中学生。いろんな作品のキャラと接触、協力してそれぞれの敵組織やらを滅ぼしたりとクソ忙しい日々だったゾ。けど無事に全ての作品を最高のENDで迎えることに成功。

 

これでようやく終わったのだ…て思ってたんやけど

 

「瀧(りゅう)君、おはこんきーつね!」

 

この世界、ホロラバも混じってたみたいです。

 

白上フブキ。彼女と出会ったのは高校2年のとき…全ての作品をクリアした後である。吾輩は諸事情で家を引越し、転校した学校で同じクラスになったのだ。

 

吾輩は前世の推しであるフブちゃんと友達になりたかったので声をかけた。最初は仲良く接してくれたのだが、だんだん避けられるようになった。ぶっちゃけ悲しかった…

 

だがそれは彼女の優しさだったのだ。その学校では獣人に対する差別やいじめが起きていたのだ。彼女は自分といれば吾輩を巻き込んでしまうと…その優しさで離れたのだ。

 

だが「俺」は見てしまった…助けを求めたくても声を上げることもできず我慢している彼女を…彼女の涙を…

 

俺はこれまで多くの主人公(ヒーロー)を見てきた…そして共に戦い、その精神を学び継承してきた…故に許せない、彼等から継承した精神が俺を動かす!

 

 

 

 

 

 

ー DETROIT SMASH!!

 

ー 山吹色の波紋疾走!!

 

ー 北斗百烈拳!!

 

 

 

 

 

 

とまあそんな感じでがんばりました。

 

フブちゃんにめっちゃ泣かれた。巻き込みたくなかったと、だから離れたのだと…けど推しが笑えない世界なんて楽しくないゾ。推しに笑って欲しいからみたいなこと言ったら笑顔になってくれたゾ。

 

それからはフブちゃんは以前のように…いや、以前以上に仲良くしてくれた。いい笑顔やわ〜、推しの幸せこそ吾輩の幸せである。

 

ちなみに獣人差別してた連中は消えた。かつての仲間たちに相談して調べたらホコリが出るのなんの。表向きには捕まったり引越したりになっているけど実際は…うん、俺は何も見てない…何はともあれあざーす。

 

そんで高校卒業後もフブちゃんと同じ大学に。推しと過ごせる学生生活とか最高やで!今日もいい1日になりそうやな〜

 

 

 

 

 

白上フブキ SIDE

 

 

ヒーローは存在する

 

 

白上がそのことを知ったのは高校2年生のときでした。白上は小学生のときから獣人であることを理由に差別され、いじめられてきました。

 

中学校でも、そして高校でも…とても辛かったです。だけど家族に心配はかけたくないし、白上が抵抗すれば他の子ももっと酷い目にあってしまう。そう思って我慢してきました。

 

中には白上が獣人であっても友達になろうとしてくれた人もいました…けど白上のせいで巻き込んでしまったり、最後はいじめる側に加担するように…

 

あと2年…白上があと2年我慢すれば終わるかもしれない。そんな淡い希望を抱きながら生活していた高校2年生の一学期。彼は転校してきました。

 

濡羽色の美しい髪、整った顔、引き締まった肉体…みんな固まっていました。そんな彼は空いていた白上の隣の席を使うことに…彼は白上に優しい笑顔で接してくれました。

 

いつ以来でしょうか…家族以外でこんなに優しい笑みを向けてくれる人に会ったのは…とても嬉しかったです。彼はとても優しくて白上はこれからも一緒にいたいと思いました。

 

そんな願いを踏みにじるように彼等は白上に近づきました。

 

「お前、最近随分と楽しそうだな…」

 

「えっ…それは、その…」

 

「むかつくんだよ、獣人の癖に人間みたいに生きやがって…」

 

彼等は白上に言いました…幸せそうにしてたら彼も巻き込むと…お前の幸せが気に食わないと。

 

あんなに優しい彼を巻き込みたくない…彼には彼の幸せがある、自分にそう言い聞かせて離れました。胸が痛くて涙を堪えるのに必死でした…

 

なのに、どうして…

 

 

ー 白上さん、遅くなってごめん

 

 

来てしまったんですか?

 

「どうして…来たんですか?巻き込みたくなかったのに…白上に関わらなければ幸せになれたのに…」

 

なんで…なんで…?

 

ー 君が笑えない日常(世界)なんて楽しくないさ…俺は君に笑顔でいて欲しいんだ

 

太陽のような熱さと月の光のような優しい慈愛を感じました

 

ああ…もうダメだ、我慢できない…っ

 

ー 獣人だからとか関係ない。君が大切なひとだから、守りたいから戦うんだ

 

彼はそう言って立ち向かった。誰かを守るために戦うその姿は、ヒーローそのものでした。

 

 

 

 

次の日、獣人差別をしていた生徒や教師たちがいなくなりました。獣人差別によるいじめは社会問題であり、加害者やいじめを黙認していた学校側の罪は重いとのこと。

 

他の獣人の子たちも喜んでいました、神様が天罰を下してくれたのだと。白上は知っています、本当は隣で居眠りしてる寝不足なヒーローが助けてくれたって。

 

可愛い…普段は凛々しいのに、ムニャムニャと気持ち良さそうに涎を垂らしてる顔が愛おしい…

 

彼とずっと一緒にいたい、白上はそのために彼と同じ大学に進学しました。だけど油断はできません、同じことを考えてる女の子がたくさんいるからです。

 

いったいどうしたら世界的人気なトップアイドルから目をつけられるのやら…ライバルは多く、そして手強い…けど絶対に負けません。

 

白上の全てをあなたにあげます

あなたが望むならなんでもします、だから、

 

 

白上をあなたのヒロインにしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、通い妻から始めましょう♡

 

 




アッー!と書き

・オリ主
前世からオタクの転生者。心の中の一人称は「吾輩」
最初は割と軽いノリでいろんな作品の原作に介入してた。しかし主人公(ヒーロー)たちと行動を共にし英雄(ヒーロー)の精神を学び継承、人間的に大きく成長を遂げ本気で世界を救う覚悟を決めた。
裏ではかなりの有名人(本人自覚なし)

・白上フブキ
獣人差別でいじめられてた。本人は戦闘能力が高いが他の獣人を人質にされ抵抗できずにいた。
地獄から解放してくれたオリ主にぞっこんなう。

えっと…てかどこから入ってきたの?


・とあるレポート
1.獣人差別で捕まった連中が消息不明
2.とある大手電力会社の発電量が増えた
3.オリ主はしばらくハンバーグが食えなくなった
4.スマブラXの亜空の使者のピカチュウ初登場シーンは衝撃的


それではまた次回


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朝ご飯美味かったな~…あっおはよう、風邪?お大事に…のど飴いる?


どうも、ほしいろです

少し短いかもですが許してお兄さん

それじゃどうぞ



 

 

「スゥー...本日から住み込みでお世話になります...あてぃし...み、湊あくあです」

 

なんでさ?

 

 

 

 

 

〜3日前〜

 

『もしもーし、瀧君元気してるかい?』

 

「どうも、元気してますよ」

 

電話の相手はかつての仲間で主人公様の1人だ。敵組織を滅ぼした後も定期的に連絡を取り合っている。

 

『最近は何か困ったことはないかい?あったら遠慮なく言って欲しい。』

 

相変わらず面倒見のいい人だ。だからモテるんだろうな、嫁さんたくさんいるし。

 

しかし困ったことか...そういえば

 

「そうですね、困ったことは家事ですかね?できますけど、大学から帰宅するとどうもやる気が出なくて...特に洗濯と掃除がダルくて」

 

『わかるわー、俺も学生時代は学業と連中の対処で帰ったらバタンキューよ。』

 

「やっぱりそんなんですね」

 

『うんうん、そうなのさ。それでさ、もしよかったらメイドさんを紹介しようか?』

 

( ・∇・)What?

 

「メイドですか?」

 

『俺も学生時代にメイドさんを雇ったことあるのよ。そのメイドさんを派遣してくれた会社がレベル高くてね…女の子のレベルも高いよ?』

 

「お願いします」

 

即答だろこんなの

 

『判断が早い!それでこそ瀧君だ、俺のほうから会社さんに連絡を取ってみるよ。また追って連絡するから期待してくれ。』

 

「了解です」

 

 

 

 

そして現在に至るというわけだ。まさかあくたんが来るとは思わなかったゾ

 

「俺は濡羽(ぬれは)瀧だ、よろしく湊さん」

 

軽く挨拶を済ませたあと彼女を家に入れる

 

「これからお昼を用意するので、少し待っててください」

 

そう言ってキッチンに入って1分...

 

パリーン!ガチャーン!

 

「あ、あの...その、お皿...」

 

リアルドジっ子メイド来たぁあああ!!YES!キャモン!いやっふぅー!!

 

「別にいいよ、気にしないで。それより怪我は?」

 

皿なんぞいくらでも割ればよい。それより美少女の柔肌に傷がつくほうが一大事なのだ。

 

「えっ?怪我は、ないです...でも、お皿が」

 

「お皿はいくらでも割ってもいいよ、落ち着いてやってみようか。大丈夫だから、ね?」

 

「...はい」

 

そこからはとてもスムーズだった。先程とはまるで別人のように手際よく、雰囲気もプロのそれだった。レベルが高いという話しは本当のようだ。

 

「できました」

 

出てきたのは、ふんわりとろとろ卵のオムライス。めちゃくちゃ美味そうやな~

 

「いただきます」

 

1口食べると...めちゃくちゃ美味い、マジで美味い...素直に味の感想を伝えると

 

「えへ...えへへ/////」

 

顔を手で隠してめっちゃ照れてる...可愛いかよ。彼女はメイドとしてのスキルは高いのだろうが、性格ゆえにその力を発揮できずにいたわけだ...1度落ち着いてしまえば素晴らしいメイドなのだとわかった。

 

その後は掃除に洗濯もテキパキとこなしていく。

あくたんすげぇな

 

このあとめちゃくちゃ褒めた

 

 

 

 

湊あくあSIDE

 

 

〜3日前〜

 

 

「湊さん、あなたに使命が入りました」

 

え?

 

「あ、あてぃしにですか?」

 

あてぃし、湊あくあの実家は代々メイドの仕事をしている家だ。あてぃしも小さい頃からメイドとしての教育を受けてきたけど、いつもドジしてばかり。

 

そんなあてぃしも高校卒業と同時にメイドとして仕事を始めたけど、既に何十件と契約を切られた。貯金も尽き、絶望してるところを上司に呼び出された。

 

「そうです、あなたをご指名なのです。朱陣紅季(あかじん こうき)様から、可愛い弟分にあなたを紹介したいとのことでお電話をいただきました。ちなみにですが住み込みで頼むとのことです。」

 

…朱陣?朱陣ぅう!?

 

「え?...あの、本当にあてぃしなんですか?美里さんの間違いじゃなくてですか?」

 

美里さんはうちの会社でもトップクラスのエリートメイドだ。あてぃしと苗字が1文字違いだけど仕事の出来は天と地の差だ...陰口でもそう言われてる。

 

「気持ちはわかります、私も確認を取りましたが間違いありませんでした。」

 

あんなすごい人が可愛がってる弟分のメイドにあてぃしが?

 

「湊さん、これは最後のチャンスですよ?あちらはあなた次第では長期契約を結びたいと言っています。前金として300万円をこちらに振り込んで来ました。」

 

300万ぅううう!?

 

「あなたの貯金が底をつきそうなのは知っています。それに1週間前の件で社長もお怒りで...私もこれ以上は庇えそうにありません」

 

確かに、1週間前はかつてない程のドジをしてとんでもないことになった。つまりこれがダメならあてぃしは...

 

「社長も今回の件で上手くいけば全て水に流すと言っています。だから湊さん、このチャンスをものにしましょう!」

 

やるしかない、あてぃしは覚悟を決めて仕事を受けることにした。絶対に結果を残してやると意気込み、新しいご主人の元に足を運んだのだけど...

 

ー 俺は濡羽 瀧だ、よろしく湊さん

 

とんでもないイケメンだった。ドキドキし過ぎて上手く挨拶できなかった、お昼ご飯を作るときも

 

パリーン!ガチャーン!

 

お皿を落として割っちゃった。また怒られる、もうダメだって思ったのに

 

ー 別にいいよ、気にしないで。それより怪我は?

 

怒るどころか心配してくれた

 

ー お皿はいくらでも割ってもいいよ、落ち着いてやってみようか。大丈夫だから、ね?

 

優しく微笑んでくれた。お陰で緊張が解けて今までで最高のオムライスを作ることができた。

 

ー とても美味しい、こんなに卵がふわふわでトロトロのオムライスは初めて食べたよ。

 

とても幸せそうな笑顔で褒めてくれた。恥ずかしくて顔を手で隠しちゃった...もっと褒めて欲しい、そう思って他の仕事も頑張ったら全部上手くいった。

 

ー 湊さん、君はとても素晴らしいメイドだよ。君を紹介してもらえて本当によかった。

 

たくさん褒めてもらえた。こんなに褒めてもらえたのは生まれて初めてだ、にやける顔を止められない。

 

この人に仕えたい...ずっと仕えてお世話をしたい

ねぇご主人...ご主人のお世話はあてぃし1人で充分だよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いけな〜い、『緑茶』の粉と青唐辛子パウダー間違えちゃった〜...あてぃしったらドジっ子メイド〜

 

 




アッー!と書き

・濡羽 瀧(オリ主)
あくたんに胃袋を掴まれた。あくたんのオムライスが好物の中で殿堂入りした。
あくたんの会社に電話して自分の専属メイドとして無期限で契約した。
【黄金律:A】のスキルをゲッチュしたので金には困らない。

・湊あくあ
メイドとしてのスキルは正真正銘超一流。
オリ主の「失敗してもいいよ~、成功したらたくさん褒めてあげるね~」の教育方針で自信を持ち頭角を現した。
スマホの検索履歴は「メイド 結婚」「狐 罠」など

・朱陣 紅季(主人公様)
オリ主の前世のゲームの主人公。「朱」の読み方を変えると「しゅじんこうき」=主人公になる。
経験から磨き上げた直感力を活かし起業、大成功して世界的有名な大富豪になった。
ハーレム王でもある。

・こんこんきーつね
胸囲的なパワーと圧倒的家事スキルを持つ住み込みメイドの登場により早くも通い妻終了。
ならばとスニーキングミッションに移行するが、好物の緑茶には毒が盛られていた…


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(PPも悪くないな)…なぜ生きてるか?天国から帰って来たんだよ、さぁ、振り切るぜ!


どうも、ほしいろです

今回は他作品のネタが多い?です

それではどうぞ




 

 

 

俺は高校生だけど探偵じゃない、濡羽瀧。

 

兄貴分で先輩の朱陣紅季と遊園地(敵アジト)へ遊び(カチコミ)に行って、黒ずくめの男の妖しげな作戦行動を目撃した。

 

作戦を妨害するのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう1人の仲間に気づかなかった。

 

俺はその男に腹を貫かれ、目が覚め...ることはなかったはずなんだ...これは俺が目を覚ますまでのできごと

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな天国(ほし)の話しをしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

うっ...あ、あれ?ここは?吾輩は、確か

 

...なんか後頭部が柔らかいような

 

『気がついたんだね』

 

『天使』のような優しい声が聞こえる。目を開けるとそこには光り輝く人型が上から顔を覗き込んでいた...

 

どうやら膝枕をしてくれたようだ

 

そんな彼女の背中には翼が生えている...やはりここは、そして彼女の正体は...

 

『うん。僕は天使だよ、君をお迎えに来たんだ。』

 

吾輩は死んでしまったのか...

 

『君は本当によく頑張ったよ、本気で世界を救おうとしたんだ。たくさん戦ってたくさん傷ついて、それでも立ち上がって多くの人を助けたんだ。だから...』

 

ー もう休んでいいんだよ?

 

ああ...なんて魅力的な言葉だ

 

これまでたくさん戦ってきた。最初は覚悟がなくて怖かった...だけど彼等と共に過ごす日々は充実していて、気づけば彼等との大切な時間を守りたいと思っていた...だから、辛くても戦い続けた...

 

『たくさん頑張ったね、お疲れ様。それじゃあそろそろ行こうか?みんなが君を待っているんだ』

 

みんな?

 

ほら、と言い彼女はある方向へと指をさす...無数の人型のシルエットが見えた...顔は見えないけど、笑っている?

 

『僕の同僚や友達とか、君に救われた人たちの家族とかもたくさんいるんだ。君に直接会ってお礼が言いたいんだって』

 

ー だから、一緒に行こう?

 

吾輩を誘う彼女の声は慈愛に満ちていた...その誘いに乗れば、もう戦わなくていいのだろう...だけど、

 

『どうして?君はもう充分すぎるほど戦ったでしょ?』

 

それでもだ。「俺」を信じて背中を預け、世界を救うためにあの災厄と戦っている仲間を置いて逝くことはできない。

 

『何故そこまでして戦うの?君はもう死んじゃったんだよ?仮に肉体に戻れたとしても、また...』

 

夢ができたんだ

 

『夢?』

 

最初は夢がなくて、覚悟も足りなくて、軽い気持ちで戦ってたんだ...

 

だけど、そんな俺にも夢ができたんだ

 

 

 

 

世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、みんなが幸せになってほしい

 

 

 

 

俺が『最も憧れた最高のヒーロー』と同じ夢が

 

その夢を叶えるためにも死ぬわけにはいかない

 

俺はまだそっちに逝くわけにはいかないんだ

 

『そっか...じゃあ仕方ないね』

 

すまない...

 

『謝らなくていいよ。君のことずっと見てたからさ、なんとなくこうなる気はしてたんだ』

 

彼女は翼を大きく広げ、俺の手を掴んで飛んだ

 

『僕が君を人間界まで連れて行ってあげるよ、その方が早いしまだ間に合うかもしれない』

 

本当か?ありがとう、助かるよ

 

俺の手を掴んだ彼女は凄まじいスピードで飛んでいく。気づけば景色が変わっていた...

 

『人間界についたよ、僕にできるのはここまでだけど...』

 

彼女は俺を優しく抱きしめた

 

『これからもきっと大変だと思う。僕には応援することしかできないけど、ずっと見てるからね』

 

ああ、見ていてくれ

 

『君が天寿を全うしたときは、僕が天国に連れて行ってあげるよ。だからそのときは...』

 

彼女は俺の唇にソフトなキスをした

 

『君の方からして欲しいな』

 

その言葉を聞いたあと、俺は自分の体へ引っ張られた

 

 

 

 

天音かなたSIDE

 

 

行ってしまった...けどこれでいいんだ。

 

こんなところで終わるような彼じゃない、

最初からわかっていたことだ。

 

初めて彼を見たときは、異なる次元から転生した異物と認識していた。多少の力は持っているようだがその程度。覚悟も信念もない、力があるだけの子供...そんな認識だった。

 

過去にも彼と同じ異物はいたけど、力に呑まれるか中途半端な気持ちで命を落とすものが大半。

 

中には原作知識ってやつで上手くやったやつもいた。けど自分の欲望、ハーレムのために女の子の悲劇を自ら望んで傍観。見捨てたやつがいた。そういうやつは全員、死後地獄行きで絶望してたけど...

 

彼もそうなるのだろうと思っていた

 

 

 

 

 

...けど違った

 

 

 

 

 

最初は確かに、覚悟も信念も足りなくて、何度も失敗して挫折してた。だけど彼等と共に戦い、絆を深めていくなかで大きく成長を遂げた。

 

ただの子供から『本物の漢』になった...

 

本気で世界を救う覚悟を決めた彼の信念は、遂に伝説すら超えて邪悪なるものに届いた。思わず泣いてしまった。僕だけじゃない、他のみんなも泣いていた。本来の世界では救われない人たちも救うために、運命に抗い不可能を可能にしたその姿に感動したんだ。

 

 

だけどそんな彼も人間なんだ。死ぬときは簡単に死ぬ。

 

 

彼は戦闘中に背後から近づく異形に腹を貫かれた。腹に風穴ができ、崩れ落ちた...同時に幽体離脱をした。

 

遂に来てしまった...僕はもっと見ていたかった。彼の人生を、彼の物語を...けど同時にほっとした、彼はこれ以上傷つかなくていいんだと

 

そう思って迎えに行ったけど、やはり彼は彼だった

 

ー 夢ができたんだ

 

ー 世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、みんなが幸せになってほしい

 

ー 俺が『最も憧れた最高のヒーロー』と同じ夢が

 

そのヒーローは彼の前世の特撮ヒーローだ

 

怪人でありながら人間として生き、そして人間を守るために同族である怪人と戦い続けたヒーロー

 

残り僅かな命を燃やし戦い続け、最後は夢を見つけて、仲間たちに語り生涯を終えた青年

 

彼と同じ夢を持ったんだね。素敵な夢だけど、その道のりはとてつもなく険しいだろう。でも言われて止まるような君じゃないよね?

 

「人間界についたよ、僕にできるのはここまでだけど...」

 

「これからもきっと大変だと思う。僕には応援することしかできないけど、ずっと見てるからね」

 

ー ああ、見ていてくれ

 

「君が天寿を全うしたときは、僕が天国に連れて行ってあげるよ。だからそのときは...」

 

僕は彼にキスをした

 

「君の方からして欲しいな」

 

そのときの彼の顔は可愛かったな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

オリ主SIDE

 

 

 

 

なんか懐かしい夢を見たゾ...

 

腹をぶち抜かれたり、天国に逝ったり、天使に膝枕をされたり、天使に抱きしめられたり、天使にファーストキスを奪われたり...

 

夢の内容の9割は最高なのに、最初の1発のせいで寝汗がヤバいったらありゃしない...

 

汗だくの寝間着を脱いでと...

 

コンコンッ

 

「おはようご主人〜、起きて...ご主人どうしたのその汗!?」

 

「懐かしい夢を見てね」

 

「どんな夢なの?」

 

「腹をぶち抜かれたり、天国に逝ったりする夢」

 

「内容がエグいッ!!...とりあえずシャワー浴びて来なよ、風邪ひいちゃうから!」

 

あくたんに寝間着とシーツを洗濯するから渡してと言われて預け、吾輩は風呂場でシャワーを浴びた。風呂から出るとあくたんが朝食を用意し終えて待っていた。

 

2人で一緒に朝食を食べ、吾輩はそのあと大学に行った

 

今日も朝ご飯美味かったな〜、と思っているとフブちゃんを見つけた...マスク着けてる?

 

「あっおはよう、風邪?」

 

「ゴホッ...の、喉を痛めちゃいまして...」

 

「お大事に...のど飴いる?」

 

「ありがどう、ゲホッ...ございまず」

 

かなり辛そうだゾ...推しが不調だと心配だゾ。そう思いながら講義室に入ると吾輩たちを呼ぶ声が聞こえた

 

「瀧君とフブキちゃん、こっちが空いてるよ〜」

 

PP天使パイセンや!吾輩はロリコンじゃないのにかなたそを見るとどうもドキがムネムネしちゃう

 

(*°ㅁ°)ハッ‼まさかこれが恋?...違うかw

 

「おはようございます、かなた先輩」

 

「ゲホッ...おはようございまず」

 

吾輩たちは授業が始まるまで雑談をするのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずっと見てるからね」

 

 

 

 

 

 




アッー!と書き

・オリ主
腹をぶち抜かれて幽体離脱、ファーストキスを天使に奪われた。
復活後、敵に多段マキシマムを叩き込み、空中でアクセルグランツァーを食らわせ勝利。
しぶとさは「不死身の男」級
天国行きの内定が出てる

・天音かなた
オリ主のお迎えにはシルエット状態で来たからバレてない。ちゃっかりファーストキスを奪った。
天使という魂に関与する仕事上、オリ主の正体を知る。
『本物の漢』になったオリ主をずっと見てる。
「ずっと見てるからね」はそのままの意味。

・背後から来た敵さん
オリ主の腹をぶち抜いた本人、敵の幹部。死を振り切って5秒で復活したオリ主にエネル顔でドン引き。
その後、星になる。

・乾巧(仮面ライダーファイズ)
オリ主が最も憧れた最高のヒーロー。
オルフェノクという人類の進化形態の怪人でありながら人間を守るために戦った。
オルフェノクの欠点である短命を克服できる「王」が現れるが、人間を守るために倒す。
後日、夢を見つけた彼は目を閉じた…


それではまた次回


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バブ~…バブ、バブバブ。バブバブバブバブ、バ~ブ~。チュパチュパ…アーイ


やぁみんな!俺だ!

どうも、ほしいろです

前回がシリアス強めだったんで今回は完全にギャグです

それではどうぞ



 

 

やぁみんな!俺だ!そらちゃんはファンがいっぱい、俺は不安がいっぱい。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!そらちゃんにはあん肝がいる、俺は肝が冷える。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!すいちゃんはブロックを積む、俺はこのままだと詰む。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!すいちゃんは星のように綺麗、俺は星になりそう。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!ラミィちゃんはお酒が得意、俺は避けるのが得意。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!おかゆんは人を誑す、俺は血を垂らす。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!フブちゃんの名前はフブキ、今の俺は血吹雪。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!フブちゃんは後輩に慕われている、俺は広範囲から狙われている。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!あくたんはメイド、俺の行き先は冥土。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!かなたそは天使、俺はこのままだと転落死。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!沙花叉はあざとい、俺はしぶとい。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!風真は清楚だ、俺はやつらを清掃。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!マリンは船長、俺がいるのは戦場。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな!俺だ!まつりちゃんと言えば赤スパ祭り、俺はやつらを血祭り。それじゃ!

 

...分後

 

やぁみんな...ハァ...俺だ...ハァ...ホロライブはとても好かれてる...ハァ...俺はとても疲れてる...ハァ...それじゃ...ハァ...ハァ...

 

「ハァ...ハァ...ゲホッ...ったく...冗談じゃ、ないっての...」

 

どうしてこうなったか?さっき説明した通りだよ...それじゃわからないから詳しく説明しろって?わかったよ...

 

そらちゃんとキスして胸を揉んだんだよ...

 

待て待て待て待て!!まずはその指を止めろ!110番しようとするんじゃあない!これにはちゃんとした理由があるんだからさ...わざとじゃないんだって...

 

 

ときのそらSIDE

 

「瀧くん...大丈夫かな?」

 

私はスクリーンに映っているバトロイの映像を見ながらそう呟いた...すると隣にいるすいちゃんが

 

「うわぁ...瀧くんめっちゃ狙われてるじゃん。流石にあれはキツイんじゃないの?」

 

冷や汗を流しながらそう言った。私もすいちゃんと同じ意見だ。実際、スクリーンの向こうでは

 

『よくも...よくもときのさんの唇をぉおおお!!』

『舌まで入ってたよな!?気持ちよかったんだろ!?』

『ガチ恋ゼロ距離通り越して中にまで入りやがって!』

『さぞ柔らかかったんだろうな?あの大きな胸はなぁ!』

『押し倒されて、馬乗りされて...やろう、ぶっころしてやる!!』

 

生徒たちから集団リンチをされている。うちの大学はただでさえ人数が多いのに流石にあれは...瀧くんが強いのは知ってる、だけど成績上位者の姿も見える。

 

『オラおめぇを、絶対許さねぇ!』

『てめーはオレを怒らせた…!』

『その命、神に返しなさい!』

『ときのさんは…ときのさんはなぁ!俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!』

『さぁ、お前の罪を数えろ』

 

瀧くんはあれほどの人数を相手に、バトロイ開始から30分以上戦闘を続けている。

 

「すいちゃんだって午前中のあれは完全に事故だってわかるのにやりすぎじゃない?」

 

すいちゃんの言う通りあれは事故だ。食堂に向かう途中の階段で後ろから人にぶつかられてしまったのだ。それで階段から転がり落ちそうになったのを瀧くんが受け止めてくれたのだ。

 

その際に彼を押し倒してしまい...ああなったのだ

 

『瀧くん、胸ですか?やっぱり胸なんですか?白上だって...小さくはないのに!』

『瀧くん...天国に連れて行ってあげるよ』

 

フブキちゃんにかなたちゃん...ハイライトが消えてるよ。2人以外にも女の子がたくさんいるけど、全員ハイライトが...

 

『不幸だー!!』

 

瀧くん全力で逃げてるよ...

 

「それでそらちゃん、瀧くんとキスした感想は?」

「すいちゃん怖いよ」

 

こっちも目がヤバい

 

「いいな〜そらちゃん。嬉しかったでしょ?キスできて、胸まで触ってもらって...すいちゃんは...」

 

『制限時間を過ぎました、これにてバトルロイヤルを終了いたします。お疲れ様でした。』

 

バトルロイヤル終了のアナウンスが流れる。瀧くんは最後まで残れたみたいだ。そして瀧くんが戻って来た...

 

「ハァ...ハァ...ゲホッ...ったく...冗談じゃ、ないっての...」

「「瀧くん!!」」

「...ハァ...ハァ...フタリトモ...ハァ...ドウモ...ゲホッ!ゲホッ!...」

 

瀧くんが倒れかかってきたので受け止めた。

 

「スミマセン...モウ...ゲン、カイ...ガクッ」

「お疲れ様、瀧くん」

「またそらちゃん...ズルイヨ」

 

ごめんねすいちゃん、そんな目をしても譲らないよ。

 

ワタシダッテ、カレガスキナンダカラ

 

 

 

オリ主 SIDE

 

 

...ん?あれ?吾輩は確かバトロイでボロボロになって、それで...

 

なんだろう?温かくて柔らかくて落ち着く...これはまるで

 

 

 

母さん」

 

「わたしにママって甘えてみる?」

 

「え?」

 

目を開けると、そらちゃんに抱きしめられていた...なんだ、夢か...きっと疲れているんだ。夢なら別にいいか、そらちゃんにたくさん甘えたい。

 

「君が望むなら、私が君のママになって面倒見てあげる」

 

「...甘えてもいいだろうか?」

 

「もちろん。私が君を養ってあげるよ。」

 

そらちゃんは吾輩をギュッと抱きしめて頭を撫でる。幸せすぎるな、多分もう戻れないや...

 

「夢なら、どうか覚めないでくれ...」

 

『起きろっ!』

 

...え?抱きしめられた状態で頭を後ろに向けると...

 

『...』

 

(っ’ヮ’c)ワア、ホロメンがたくさんだ〜...みんなハイライトどこ?てか夢じゃない?...これもしかしなくてもヤバくね?

 

「瀧くん、白上がママになってあげますよ。妊娠すればミルクも出ます、毎日飲み放題ですよ?」

 

妊娠?吾輩パパになるの?別の意味のママ!?

 

「いやいや、ママと言えばうちでしょ?うちにたくさん甘えていいんだよ?」

 

はとタウロスを仕舞おうか?オラオラの素振りしないで

 

「ラミィだって胸大きいですよ、ラミィの胸で好きに甘えていいんですよ?」

 

その冷気を仕舞ったらまだ考えるよ?

 

「かなたそ、胸はないけど天国で子供の面倒見ることもあるよ?僕と一緒に天国に行こうか?」

 

天国?バトロイでも思ったけど、ファーストキスの?

 

「僕の家においでよ〜。毎日添い寝してあげる、耳元でたくさん囁いてあげるよ〜。」

 

なんか安全やな。いや、後ろにゆび〜ゆび〜

 

「すいちゃんと一緒に暮らそう?アイドルやってるからお金の心配もないし、姉街もいるから大丈夫。2人で瀧くんを可愛がってあげるよ。」

 

姉街も?ハッピーセットだ!斧がなければだけど...

 

え〜、うそ〜?後ろにもホロメンいるの?マジでウ・ケ・る

 

なんて言うてる場合かワレェッ!?逃げなければ、逃げなければ食われるぅうッ!!ヤバいヤバい、ボロボロで力が入らぬ!そらちゃん離してくれぇっ!

 

「離さないよ(ハイライトなしの満面の笑み)」

 

「」

 

やっぱラスボスやんけ...吾輩は考えるのをやめた()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(〃´o`)フゥ…ただいm...あくたん!?その格好どうしたの!?あくたん待って!?待ってあくたん!?待ってあ...

 

 

 

 

(´・@・)バブ~

 




アッー!と書き

・オリ主
やっちまった男。ラスボスとガチ恋0距離を越えた男。
PP天使とのキスの経験がなければ理性崩壊してた。本人自覚ないが初恋の相手はPP天使(正体には気づいた)。

バブ~

・ときのそら(ラスボス)
ファーストキスだった。本人はオリ主もそうだと思っているが、事実を知れば…
数年前は人気が出ないことや誹謗中傷やらで精神的に参っていた。その際にYAGOOから相談を受けた朱陣紅季からオリ主を紹介され、メンタルケアを受けてフラグができた。

・PP天使(お迎え係)
ファーストキスは奪ったので余裕…のはずだった。相手がラスボスでなければ。
天国へのカウントダウン?知らんよ、今すぐ回収だ!
オリ主に正体がバレた。

・FOX
別の意味でママになろうとした。両親もオリ主を迎え入れる気満々なので全然OKらしい。

・ミオしゃ&OKY
フブちゃんの幼馴染。高校が同じでフブちゃん同様、他の獣人に気を使い無抵抗だった。1話の件で救われてからフラグができた。

・酒豪
惚れた理由?主人公様(ハーレム王)から女性の扱い方を学んだ紳士なオリ主に堕ちたんだよ。

・星の原石
オーディションに何度も落ち、夢を諦めようとしてた。公園で泣いてるところを心配したオリ主に遭遇。
人生経験豊富なオリ主から助言と励まし、事務所の紹介などフォローを受けて夢を叶える。
運命の出会いだと思った。

・メイド
裸エプロンで出迎えた。どこで知ったのか、哺乳瓶にラトル(ガラガラ鳴る玩具)、おしゃぶりを装備。心身ともに限界突破のオリ主は抵抗できず…

いろいろ凄かったです byオリ主

それではまた次回!


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???『なんかオリ主、童〇くせぇのら』???『仕方ない余、前世とトータルしたら魔法使いだ余』


どうも、ほしいろです

内容考えるのに苦戦しましたができたぜ

それではどうぞ~



 

柔らかい

 

吾輩の意識が覚醒して始めに感じたのはそれだ。温かくて柔らかい、そしていい匂いがする。

 

まぶたを開くと視界は肌色…これは間違いないですねぇ

 

 

お っ ぱ い だ !

 

 

ど、どどどどういうことだ???(困惑)

 

何故吾輩はおっぱいに包まれているのか?これは誰のおっぱいなのか?一体何カップのおっぱいなのか?

 

「…ん、ご主人?」

 

( ゚д゚)ファッ!?この声は…

 

あ、あくたーーーーーん!?

 

…ピンク色の寝巻き可愛いゾ

 

どういうことだってばよ・・・思い出せ、最後の力を振り絞ってホロメンを振り切ったあと何が起きた?

 

吾輩は確か自宅のドアを開けて…開けて…開けて…あれ?思い出せない…

 

「ご主人どうしたの?」

 

「すまない、昨日家に帰ってきてからのことを何も思い出せなくてな。玄関を開けるまでは記憶があるんだが…」

 

「仕方ないよ、ご主人本当にクタクタだったし。玄関に入ったときには半分意識が飛んでたよ?」

 

「そうだったのか…それで、あくあはどうして俺のベッドに?」

 

「ご主人がうなされてたから一緒にいようと思って。それにご主人も男の子だから、こういうの好きかなって…」

 

あくたん…ありがとう、吾輩は太ももフェチだけどおっぱいも大好きです。

 

「ありがとうあくあ。あくあのおかげで疲れがだいぶ取れたみたいだ。」

 

なんかマジで体がめっちゃ軽いんだが。それに何かスッキリしたような気がする。

 

「どういたしましてご主人。あてぃしはご主人のメイドだから遠慮しないで頼ってね。」

 

可愛い過ぎるっ!癒されるわ〜、あくたんを紹介してくれた朱さんマジで流石っすわ。

 

あくたんの胸囲的なパワーによって完全回復し絶好調になった吾輩。今の吾輩なら『黙示録の獣』は無理でも『邪悪なるもの』にもう1度勝てる気がするゾ。

 

 

 

よし、あくたんの作った朝食も食べてテンションブースト!じゃけん、大学に行きましょうね。吾輩が家を出て10分程歩いているとフブちゃんの後ろ姿が見えた。フブちゃん一緒に登校しようぜ〜

 

「フブキ、おはよう!」

 

「にゃあ!?瀧くん!?」

 

なんかめっちゃビクついてない?吾輩フブちゃんに何かしたっけ?あっ...昨日全力で逃げたわ

 

「あ、あの...瀧くん...白上は...その、」

 

やべぇよ、ハイライトオフやん...今にも泣きそうな顔だよ、めっちゃ目が潤んでるよ...誰だよフブちゃん泣かせたヤツ!?(お前じゃい!)出てこい!?(だからお前じゃい!)

 

「フブキ、一緒に大学に行かないか?」

 

「え...?あの、瀧くんは白上のこと嫌いになったんじゃ?」

 

「俺がフブキを嫌いになるわけないだろ?昨日逃げたのは嫌いになったからじゃないよ。」

 

「そうなんですか?本当ですか?」

 

顔がグイッと近づいて来た。この上目遣い可愛い過ぎぃ!あとこの角度、服の隙間から谷間とブラが見えますね。脳内保存と。

 

「あれは恥ずかしくなったからさ。例えば先生のことをお母さんて間違えて呼んだ時、恥ずかしくなるだろう?あれと同じだよ。寝ぼけていろいろ言って恥ずかしくなって逃げたんだ。」

 

「よかった...本当によかったです。白上はてっきり嫌われたのかと思って...仲直りできなかったらどうしようって...ずっと考えてたんです。」

 

「心配させて悪かったな。だけど俺がフブキを嫌いになることは絶対にないよ、それは安心してほしい。これからもよろしく」

 

「はいっ!」

 

フブちゃんの満面の笑み頂きました〜。ハイライトも戻って素晴らしいですねぇ。これも我が女神あくたん様のおかげやな!ありがたやー、ありがたやー。

 

じゃけん、この調子で他のホロメンの誤解も解きに行きましょうね。特に『PP天使』パイセンは最重要案件や。1度天国行きのお迎えをキャンセルしてるからね...いつ連れ戻されてもおかしくはない。

 

さて、一限が終わって空きコマできたからフブちゃんと別れたが、『PP天使』パイセンは?おっ!いたいた、中庭ですね。

 

「かなた先輩」

 

「!瀧くん...お、おはよう」

 

やはりぎこちないな...落ち込んでる顔も可愛いので脳内保存と(ゲス野郎)

 

「話したいことがあるんですけど、いいですか?」

 

「...うん、わかった。大丈夫だよ。」

 

吾輩たちは中庭にある木の椅子に座った。よし、それではまず...

 

「昨日は変な誤解をさせてすみませんでした。」

 

「僕の方こそごめん、あれは事故だってわかってたし、それに...」

 

「それに?」

 

「いやなんでもんないよ」

 

ふむ、何か気になるが...まあいいや。それともう1つ言わねばならぬことがある。

 

「かなた先輩、4年前はありがとうございました。」

 

「...え?」

 

「俺を天国から迎えに来てくれたの先輩ですよね?」

 

「き、気づいてたの?」

 

あれれ〜、顔めっちゃ赤くなってんね。そういやこの天使、吾輩の初キス奪ったもんね。ちょっとからかってやるか!

 

「昨日気づきましたよ。ところで、キスのお返しは死んだ後にすればいいんですかね?」

 

「ええ!?覚えてたのあれ!?」

 

「そりゃファーストキスですし、膝枕とかハグをしてもらったのも全部覚えてますよ?」

 

「あ、あう...」:(´⊃ω⊂ ⸝⸝`):

 

おうおうどんどん赤くなってるゾ。めっちゃ恥ずかしそうだし、もじもじしてんね〜

 

可愛いな〜、たまらねぇぜ!

 

「あのね、キスはその...君がしたいって言うなら、別にいつでもいいよ?」

 

ー だけど

 

「キスのお返しをしたからって、すぐに死んじゃダメだからね?僕は君に幸せになって欲しいんだ。」

 

...あっ尊い死ぬ( ◜ཫ◝)

PP天使パイセンがハグしてきた...PPだけど柔らかい、いい匂いもするゾ。やはりPPも悪くないな...

 

「約束しますよ、ちゃんと幸せになります。それにこうしてもらえて幸せですし。」

 

「もう、そういうところだよ?」

 

ミッションコンプリート!やったぜ。ちなみにこの後、PP天使パイセンが膝上に座ってきたので頭を撫でまくった。髪はサラサラだし、おしりとか太ももの感触はヤバかったぜ...これが天使か。

 

吾輩、めちゃくちゃ幸せです(生き地獄とも言える)

 

にしてもよく天国から帰還できたな...魂だったからムラムラしなかっただけか?それなら幽体離脱する前にお迎え来たら死んでたな、絶対ホイホイ着いてったゾ(確信)

 

(童〇卒業は)君に決めた!...とか言ってたかも。そもそも魂の時点で童〇卒業もクソもないのだが。

 

あれ?吾輩このまま死ぬとポケットの中のモンスター(意味深)をマスター(抑制)しちゃう?...嫌じゃっ!

 

そんな『童帝(ポ〇モンマスター)』は絶対に嫌だぁあ!!死ねない、せめて彼女作って童貞を卒業するまでは...!結婚だってしたいんじゃ!

 

 

 

吾輩はこの目標を達成すべく、世界を救う覚悟を決めた時と同等かそれ以上の覚悟を決めるのであった。

 

 

 

 





アッー!と書き

・童帝候補生(トータル魔法使い)
『童帝(ポケ〇ンマスター)』回避のために覚悟を決める。
覚悟を決めた顔が周りにどう見えているかも知らずに…

・PP天使
正体バレたのに気づいた。オリ主の童〇卒業候補の筆頭だった。もしそのことを知ったら…

・FBK
ナニがとは言わないが未遂で済んだ。鞄の中には怪しいビンが…

・メイド
胸囲的なパワーでオリ主を全開させた最終兵器。オリ主をナニかでスッキリさせた…(意味深)

・前回登場のホロメン
次回から本格的に干渉していく。

彼女たちの詳しいストーリーを準備せねばな…頑張るからお待ちください。



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さらばだ…あくたん…仲間たち…そして…朱ロット…


どうも、ほしいろです

過去も書きたいが、本編も進めねばで悩み中

それではどうぞ



 

 

トータル魔法使いの吾輩に『童帝』回避という新たな目標ができたわけだが...どうしたものか

 

吾輩に恋愛経験はないし...吾輩の前世での顔面偏差値はせいぜいが中の中の上、点数にするなら60点。コミュ障を拗らせた陰キャオタクで全然モテないし友達の1人もおらんかったしな...自分で言って悲しくなった。

 

今世ではコミュ障&陰キャを克服できたのはいいとして...女性とお付き合いできるかは話しが別。友達としてはいい人だけど、恋人としては違うという話しはよく聞く。吾輩も前世ではいい人止まりだったからな。

 

うーむ、マジでどうしたものか...ん?

 

「瀧君?」

 

「すいちゃんか...おはよう」

 

「うん、おはよう」

 

これはこれは、みんな大好きすいちゃんではないか。すいちゃんは〜?今日も可愛い〜

 

「ところで真剣な顔してどうしたの?昨日も変だったし...」

 

「将来について考えててな...あと昨日のことは忘れてくれ」

 

「将来のこと?もし就活ならすいちゃんの事務所紹介するよ?」

 

「いやそうじゃない。達成したい目標というか、夢ができたんだ」

 

「なるほどね。それは真剣になるよね」

 

「ああ」

 

トータル魔法使い卒業+童帝回避...人生2週目で達成したい!

 

「ちなみにその目標って何?」

 

ダニィ!?もしも本当のことを話したら...もうダメだ…おしまいだぁ…

 

いや待てよ?吾輩は彼女が欲しいし結婚もしたいわけだ。つまり目標はその過程、もしくは延長線上のもの...つまり!

 

「実は、家庭を築きたいと思ってな」

 

これなら間違ってはいないはず!

 

「家庭?そういえば君って...」

 

ん?なんかすいちゃんが悲しそうな目で見てくるんだが...あ、吾輩の家族...ってすいちゃん!?

 

「そうだよね...ごめん、気づいてあげられなくて」

 

そんな、抱きついたら!おっぱいが、おっぱいが!...やはりPPも悪くない...言うてる場合か!?

 

「すいちゃんの家に遊びにおいでよ。姉街も瀧君のことを家族みたいに思ってるし、すいちゃんも君の家に行くからさ」

 

やべぇ...自分から爆弾投下しちまったゾ。それに我が家には女神あくたんがいてだな(重要)

 

「もう寂しい思いはさせないからね」

 

これはどうしたもんかね?一人暮らしで寂しかったのは間違いではないけど...今は女神あくたんがいてだな(重要)

 

「瀧君、そういうことだったんですね?」

 

「...瀧君」

 

( ゚д゚)ファッ!?この声は...フブちゃん!?PP天使パイセンもおるやんけ

 

「だから住み込みのメイドを雇ったんですね?」

 

「...住み込みのメイド?」

 

(゜Д゜)

 

「ねぇ...メイドって何?」

 

この目は、いつもご機嫌だと思うなよの目。そうか吾輩の命もここまでか...

 

さらばだ...あくたん、仲間たち...そして、朱ロットよ

 

「すいちゃんの質問に答えてよ」

 

あっはい

 

「...家族亡き後、長年お世話になってる恩人が紹介してくれまして...その、一人暮らしは大変だろうからと...住み込みに関しては恩人が気を遣ってくれたそうです」

 

嘘は言ってないです。一人暮らし大変なのは事実だし、住み込みに関しては向こうが決めたんじゃ(ガチ)

 

「ふーん...わかった」

 

ε=(・ω・;)命拾いしたゾ

 

「メイドに関してはわかった。だけどそれ以上は雇っちゃダメだからね?」

 

「わかってるさ」

 

流石にこれ以上雇うつもりはないゾ。女神あくたんが優秀過ぎて彼女1人で過剰戦力だもん。朱さんだって彼女の才能や実力を見抜いて紹介したんだろうし。昔からそういうの見抜く目が半端ないのよな。

 

「そういえば、2人はどうしてここに?」

 

「瀧君とお昼を食べようと思いまして」

 

「そうか、なら一緒に食べようか」

 

「はい!」

 

この後4人で一緒にお昼を食べたゾ。美少女3人に囲まれながら食べるあくたんの手作り弁当は美味かったゾ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ターゲットを見つけたでござるよ』

 

『どうする?...沙花叉といろはちゃんで殺っちゃう?』

 

『いや、しばらく様子見だ。向こうは「邪悪なるもの」を倒した人類最強格の超越者だからな』

 

『「黙示録の獣」を相手に生き残ってるしね。私もラプに賛成』

 

『こよも!あ、出来たら髪の毛とか回収して欲しいな〜、あの体を研究したい!』

 

 

 

 

 

 




アッー!と書き

・オリ主
人類最強格の一人で超越者。普段は本来の3割程度まで力をセーブしている。バトロイでボロボロだったのはその上でホロメンに手加減したから。お嬢がいたら確実に負けてた。

実は両親を亡くしている。朱陣紅季と出会ったのはその半年後。この件がきっかけでとある勘違いをされている。

・邪悪なるもの
元人間の化け物でサイコパス。幼少期に殺しの快楽に目覚める。
元々バケモノ染みた強さだが更なる強さを求め、禁じられた薬や術などに手を出し人間卒業。
オリ主のファイナルエクスプロージョンで細胞一つ残さず消滅した。

オリ主の両親はこいつが殺した。

・朱さん+仲間たち
上記の件で当時のオリ主を復讐に燃える悲しい少年と勘違いする。
邪悪なるもの討伐後、単純に疲労で大人しかったオリ主を燃え尽き症候群と勘違い。後日、敵幹部に腹をぶち抜かれたオリ主を見たときは自殺願望と思った。
オリ主の引越し事情は精神面の療養目的(本人は知らない)。女神あくたんを紹介したのは同年代の美少女との生活が心を癒すと思ったため。

・最後の5人
とある目的のためにオリ主を狙う。ちなみにガチモードのオリ主に挑んだ場合、カップラーメンができる前に5人とも黒焦げのハンバーグになる。



それではまた次回



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激情版!ホロライブラバーズZ ゆびゆび爆発!こぉねがヤらねば誰が殺る!


どうも、ほしいろです

少し長め?ですかね

それではどうぞ~



 

 

昼休みから視線を感じるな...気配からして裏の人間で数は2つ、一瞬だが殺気も感じられた。どちらも相当な実力者だが今は様子見をしてるってところか?

 

こういうのもあるから目標達成の難易度高いんだよな。吾輩と身内になったことで巻き込むのは申し訳ないし...

 

「ぉぁよー」

 

「おやおや〜、考えごとかな?」

 

「ん?おかゆところねか」

 

講義室で視線の主への対策を考えているとおかころに声をかけられた

 

「君がそんな顔するなんて珍しいね」

 

「こぉねも初めて見たよ」

 

「将来について少し考えてたんだ」

 

いやマジでどうすっかな。全作品の裏組織は朱さん含めた主人公ズと一緒に滅ぼしたはずだし、番外編の残党やその他は向こうが駆除してるはず(吾輩は討伐隊から除外...解せぬ)

 

もしや吾輩が死んだ後に続編か同じ世界の別作品が出た?あるいは吾輩が知らないだけで他にも作品も混じってた?考えてもキリがないな...

 

少なくともあのレベルの実力者がモブというのはありえない。2人とも実力は準幹部と同等かあるいは...少なくとも組織のボスという感じではない、上からの命令で偵察ってとこか。あの2人を従えるなら上は更に強い可能性がある。組織の規模もわからないから厄介だな

 

...朱さんズに連絡するか?吾輩も久しぶりに『スキル』を使うかもしれん

 

「将来のこと?もしかして僕との同棲生活のことを真剣に考えてくれたのかな?」

 

近い近い近い!ていうか胸を押し付けないでもろて…あ、やっぱり大きいのしゅき

 

「...りゅうくぅん?」

 

(゜д゜)...待ってください、吾輩じゃないんです信じてください。この猫が勝手にってそんな押し付けないで!あ、しゅごい

 

「違うから、ころねは一旦落ち着け」

 

しばきあげパンチングはやめて!あなたのパンチはシャレにならないのよ!?

 

 

獣人差別事件の後日談

 

1ヶ月後、海外から獣人差別思考の転校生(男)が来た...だがタイミングが悪かった

 

フブちゃん含めゲーマーズは既にメンタルが復活

彼はおかゆをいじめるが、おかゆLOVEのころさんが

それを許すわけがなく…

 

ー よ、よくも!こぉねの、おかゆをぉおおお!!

 

ー こぉねがやらなきゃ...誰がやる!〇拳!

 

転校生をぶっころさんに

 

激しい怒りに目覚め、ハイライトオフで超サ〇ヤ人3に変身したころさん

 

彼女の右腕から放たれたしばきあげパンチングは

転校生の腹に突き刺さり晴天の空へぶっ飛ばしK.O

 

ちなみに黄金の龍は現れなかったが、代わりに頭が黄金のころねすきーの龍擬きが現れた

 

事件の結末だがころさんはお咎めなし。獣人差別で問題が起きたばかりの学校、更には社会問題の獣人差別。この2つが重なり、転校生の親と学校が口止めで逆に多額の慰謝料を払うことに

 

そんなわけでしばきあげパンチングは勘弁してくださいお願いします

 

「瀧君ばっかりずるいよ〜、こぉねもおかゆとくっつきたいのに〜!」

 

「ならころさんも瀧君にくっつけばいいじゃん」

 

ちょっと何言ってるかわからない

 

「僕は大好きな2人と一緒がいいな〜」

 

「...わかった」

 

ころさん!?すみません、ケモ耳が顔に当たって...スゥー、癖になりそう。おかゆもころさんも胸大きいよね?

 

「瀧君どうしたの〜?」

 

「りゅうくぅん?」

 

「スゥー...勘弁してください」

 

吾輩だって男の子だもん!トータル魔法使いだけど...

 

「ねえ瀧君」

 

「なんだおかゆ?」

 

おかゆさん、顔がすごく近いです。息子がムラムラしちゃうでしょうが!

 

「ありかどね」

 

「...急にどうした?」

 

「僕らが笑っていられるのは君のおかげでしょ?」

 

そういやフブちゃんには勘づかれてたな...ゲーマーズが気づいても不思議じゃない

 

「...気にするな」

 

「僕らは君に助けられた。だから君も僕らを頼っていいんだよ?」

 

「こぉねも瀧君には感謝してるよ」

 

「わかった、何かあったら頼るさ。それでいいか?」

 

「「うん!」」

 

流石に童〇卒業させてくれとは言えねぇよ…

 

 

 

 

 

 

講義が終わったあと、吾輩は今日の講義はもうないので2人と解散し帰ることに。

 

大学を出てから人の少ない場所に移動する。日も落ちて暗くなった…やはり例の2つの気配はこちらを追跡しているな

 

あくたんにも遅くなると連絡は入れた

 

 

ここならいいか…人払いも済ませた

 

 

「おい、いい加減鬱陶しいんだが…」

 

「へぇ〜気づいてたんだ」

 

「流石でござるな」

 

2人とも女か。黒フードに忍者?…けど2人だけじゃないな、姿を消してこちらを見ているやつもいるな。数は3つ、そのうちの1人から特に強い気配を感じる…「俺」も久しぶりに本気を出すか?

 

…てかどこかで聞いたような声だな、なんだっけ?

 

「お前らは何者だ?目的は?それと他にも3人見ているやつがいるな」

 

『ッ!?』

 

俺が後ろに視線を向けると3つの気配が動揺したよう動く。すると他の3人が俺の後方に出てくる

 

「吾輩達に気づいてたのか?」

 

なんかでかい角生やした子供と白衣?の獣人ともう1人。暗くて姿がよく見えねぇな

 

「まあな、それでこっちの質問に答えてもらおうか?」

 

「大人しく捕まったくれたら話してあげるよー」

 

白衣の獣人がポケットから何かを取り出し押す

 

…!体が重くなったな、それに力が抜けるような感覚もする。なるほどね、大抵のやつはそれで無力化できるわけだ…俺は例外だけどな

 

「舐められたものだな」

 

『!?』

 

「その程度で勝った気か?過小評価が過ぎるぞ」

 

(* ̄ー ̄)"b" チッチッチッ甘いね、この程度は慣れっこさ

 

俺は『スキル』を使う…お、今日は当たりだな。いつもの身体強化に『加速×3』+『硬化×2』+『筋力強化×2』+『物理耐性』+『状態異常無効』が上乗せか、余裕だね

 

「行くぞ?」

 

まずは黒いフードの女だ、地面を軽く蹴ると一瞬で女の目の前に移動する

 

「音の速さで蹴られたことはあるか?」

 

「え?ぐえっ!」

 

フード女はダガーナイフを盾にするが、『加速×3』に『硬化×2』と『筋力強化×2』の前じゃクッキーみたいなもんよ。派手に吹っ飛んだな〜

 

「なっ、お前!」

 

おっと剣の腕前は本物だな。動きも悪くない

 

「やるな忍者ガール」

 

ブチッ!…あれ、地雷踏んだ?

 

「忍者じゃないでござる!!侍でござる!!」

 

「そいつは悪かったな侍ガール…っと!」

 

後方から飛んできた何かを指で摘んで取る。薬液の入った弾丸?

 

「とりあえず返すぞ」

 

ドシュッ!\アッー/

 

指で弾いて白衣の獣人に飛ばす…なんかめっちゃビクンビクンしてるんだけどナニを入れてたんですかね?

 

「いい加減にするでござるよ!」

 

侍ガールの上段切りを片手で受け止める。うん、めっちゃ驚いてんね。君の剣の腕なら普通は胴体真っ二つだもんな。『硬化×2』と『物理耐性』は伊達じゃない

 

「おやすみぃっ!」

 

「うげぇっ!」

 

侍ガールを腹パンで吹っ飛ばす。残りは2人か…!もう1人はどこに?…上か!

 

頭から羽が生えてるのか?その獣人は空から手榴弾のような物を投げてきた。それは空中で爆発し煙が辺りに広がる…これは神経毒か?生憎『状態異常無効』で俺には効かねえよ

 

強化された脚力でやつより上に飛ぶ!トウッ!ライダージャンプ!

 

「えっ!?なんで効かn…」

 

「DETROIT SMASH!!」

 

HAHAHA、超パワーのパンチで地面にシュート!超エキサイティン!…加減したけど大丈夫かな?クレーターできてるんだけど…まあいいや()

 

「さて、あとはお前だけだ」

 

「フッ…いよいよ吾輩の出番か」

 

この魔力量にプレッシャー…こちらも多少のダメージは覚悟したほうがよさそうだ。久しぶりに本気d…

 

「降参します!調子乗ってすんませんでした!」

 

ダニィ!?ジャンピング土下座だと!あ、あまりに見事だ、芸術点をあげたいレベルだぜ…てそうじゃない

 

「おい、急にどうしt「いやマジですんません!超パワーで音速の腹パンはマジで勘弁してください!」待て話「こいつらはお好きにどうぞ!吾輩の命だけは!」話しを聞け」

 

「とりあえず頭を上げろ。それからお前の名前を言え」

 

「吾輩はラプラス・ダークネスです」

 

YMD!?YMD総帥だったんかい!?てことはholoxか…

 

「なるほど、お前があのラプラスの悪魔か」

 

「はい、吾輩がラプラスの悪魔です」

 

まさかholoxに狙われるとはね…

 

「ラプラスの悪魔が人間相手に土下座なんてなんの真似だ?」

 

「いやだって…音速で動くし、新人は瞬殺、銃弾指で摘むし、侍の剣は効かない…奥の手の対人外用の強化神経毒も効かず、幹部をワンパン…」

 

うん、誰がどう見てもバケモンですね

 

「こんな相手にどうやって勝てと?」

 

うん、クソゲーですね…確かYMD総帥って力封印されてんだっけ?

 

「そういえばお前、力を封印されてるんだったか?」

 

「封印されてなくても普通に無理です」

 

即答かよ…相手との力量差が測れるのはいいことだけど。強化神経毒を使った作戦も悪くないし

 

「目的を聞きたいところだが…また後日にしよう」

 

「え?」

 

「お前の仲間、ほっといていいのか?」

 

音速のキック&腹パン、ヤバそうな薬液とDETROIT SMASH…加減したけど薬液に関しては知らんぞ?

 

「あ、すんません…ところで〜、えっとぉ」

 

ん?

 

「どうした?」

 

「泊めてもらえませんかね?」

 

 

 

 

…は?

 

 

 

 

 




アッー!と書き

・スキル
精神を具現化させた超能力。人によってどんな能力が発現するかわからない力。異能を宿さない人間でも使えるが発現させられるかは本人次第。

・LUCK OR BAD LUCK(ラック オア バッドラック)
オリ主のスキル
『身体強化』に加えて能力をランダムで複数個付与できる。スキルのレベルによって付与できる能力の数や効果の倍率が変化する。
たまに外れる。

Lv.1 能力3個
Lv.2 能力5個+最大倍率上昇
Lv.3 能力7個+最大倍率上昇
Lv.? 能力?個+最大倍率上昇

外れが出ると能力一個で倍率上昇無しの場合も…引き直せるがインターバル(数秒~数十秒)が必要、体力と精神力を消耗する。
能力もランダムなので吉と出るか凶と出るかはオリ主の運次第。


それではまた次回



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経費削減は大事だけどそれはアカンのよ…あ、ガードベントだ


どうも、ほしいろです

とりあえず今回でholoxの件は終わりです

それではどうぞ~



 

 

吾輩は気絶した4人を担ぎ、総帥と一緒に女神あくたんがいる自宅へと帰ってきた

 

「おかえりご主人、お部屋と食事の用意できてるよ」

 

「ただいまあくあ、急なお願いだったのにありがとうな」

 

「ご主人の頼みだもん、これぐらいはお安い御用だよ…その人達が電話で話してた秘密結社の?」

 

「吾輩はラプラス・ダークネスだ」

 

「あてぃしは湊あくあ…ご主人が言うから何もしないけど、怪しい行動したら朱陣さんに連絡するから」

 

「『血色の弾罪者』は勘弁してください!」

 

(っ’ヮ’c)ワア、見事なジャンピング土下座(2回目)だ…まあ裏組織にとって朱さんは天敵だもんね

 

『血色の弾罪者(ブラッド・バレット)』

それが裏社会における朱陣紅季の異名。緋色の弾丸で引導を渡す最強の処刑人

「狙われたら『死は救済』『生は地獄』」と裏組織から恐れられている

 

「裏組織のお前からしたら朱陣さんは死神だもんな、『電池』という名の社会貢献は地獄だし」

 

めっちゃガクガクしてんね。わかるよ?あれはもはや生きてるとは言えねぇもん…特にYMD総帥はラプラスの悪魔だ。魔力の質も量も超1級品、朱さんなら喜んで『ハンバーグ』にすることだろう

 

死は救済で生は地獄、正にその通りだ

 

 

吾輩とあくたんは他の4人を治療した後、客室に敷いた布団に寝かせておいた

 

それにしてもマヨラーめ、感度3000倍の薬とかなんて恐ろしいもんを…吾輩は『状態異常無効』だし、結局自分で食らったわけだけど。女神あくたんがゴミを見るような目をしてたゾ

 

4人を寝かせたあと吾輩達は3人で夕食を食べていた。ひと仕事終えた後のあくたんのご飯はたまらねぇぜ!

 

「ところでラプラスの悪魔、ラプラスと呼んでいいか?」

 

「はい、問題ないです濡羽さん」

 

「瀧でかまわんし敬語はいらん」

 

「わかったぞ瀧」

 

「ラプラス、お前の目的を教えてもらいたい。なんのために俺を襲撃した?」

 

「実はだな…」

 

YMD総帥が話し始めたタイミングで玄関のチャイムが鳴った。あくたんが対応しに行ったけど、この気配って…

 

「やっほー瀧君、お邪魔しまーす!」

 

血色の弾罪者(朱さん)やんけ…YMD総帥?おーい、YMD総帥?

 

「…」

 

「あれ?ラプラスの悪魔じゃん…holoxの総帥がなんでここに?もしもーし、聞こえてます?」

 

 

「…オエッ、u」

 

あ、ハルマゲドン(意味深)だ

 

※お見せできません

 

 

 

 

「マジですんませんでした」

 

「僕は別に気にしてないよ、それより…(チラッ)」

 

「…」(#^ω^)ピキピキ

 

あくたんがピキピキピーマンやわ。ハルマゲドンの後始末したからしょうがないね

 

「と、とりあえず僕も話しを聞かせてもうよ」

 

「わかったぞ」

 

かくかくしかじか

 

「なるほど、君達holoxは瀧君を襲ったと。理由を聞かせてもらっても?」

 

「実は…」

 

 

 

〜回想〜

 

 

とある無人島のアジトの中

 

「なあ幹部、なんか今日外うるさくね?」

 

「確かにうるさいわね。軍が何か実験でもしてるのかしら?」

 

突如警報が鳴り響き赤いランプが光る

 

「警報、一体なんでござるか!?」

 

「落ち着け侍、こういう時こそ冷静になるのだ」

 

「大変よラプ、『邪悪なるもの』がこの島で戦闘中よ!」

 

「ファッ!?アイエエエ!?ジャアクナルモノ!?ジャアクナルモノナンデエエエエ!?」

 

「ラプラスが1番焦ってんの草なんだけどwww」

 

「ていうか警報鳴るの遅くね!?さっきからずっと外うるさかっただろ!」

 

「あ〜、警報の調子悪かったしね…経費削減で修理を先延ばしにしまして」

 

「高嶺ルイ、何やってんだお前ェ(ルフィ)!?こより、モニター角煮(動揺)!」

 

「はいはーい、ポチッと」

 

アジトのモニターに禍々しい人型の異形と人間の少年の姿が映る。異形が余裕なのに対し少年は満身創痍

 

『…もう終わりかな?確かに君は人間にしては強いよ?けど所詮は人間に過ぎないのさ』

 

『ハァ…ハァ…クソッタレめ…』

 

『僕は肉片の1つでも残ってれば再生できるのさ。君じゃ僕に勝てない…いい加減諦めなって』

 

『ほざけ…それに勝てないだと?笑わせんな』

 

『もしかしてまだ隠し玉があるの?見せてよ、殺すのはそれからにしてあげる』

 

『お前は肉片1つ残ってりゃ再生できるんだろ?なら再生が間に合わない火力で肉片1つ残さず消し飛ばすまでだ』

 

少年の体から金色の粒子が溢れ出る…桁外れなエネルギーが少年を中心に収束し高まる…『自爆』だ

 

『…おいおい正気かい?』

 

異形が真顔になり青ざめる

 

「…ラプちゃんこれマズくない?」

 

「も、もももももちつけっ!大丈夫だ、このアジトには頑丈なシェルターがあるし、宇宙船で脱出だって…」

 

『そうだな…この島一帯を消し飛ばす火力ならどうだ?』

 

「「「「「ふざけんな!!」」」」」

 

『それはマズイかな?悪いけどここらで…ッ!?』

 

「そうだ!吾輩の力で転移を…ッ!?」

 

『なぜこの無人島を決戦の舞台に選んだと思ってる?…島一帯に転移阻害の術式を組んでおいた、諦めろ』

 

「「「「「『え?』」」」」」

 

異形+5人が冷や汗ダラダラである…

 

『ちょっと待てよ、僕が、死ぬ…?』

 

「え、チョマテヨ、吾輩ここで死ぬの?マジで?」

 

「ねぇラプ、最後の晩餐は何がいい?」

 

「沙花叉お風呂入ってくるね〜」

 

「ナスを食べて、ぽこべぇも鍋にするでござるよ」

 

「マヨネーズおいしい〜」

 

『これで終わりだ…はぁあああああ!!!』

 

『そ、そんな…ガアアアアア!!…ア…ア…ァ』

 

「「「「「ギャアアアアア!!!」」」」」

 

 

 

 

 

「てことがありまして…」

 

「瀧君の『ファイナルエクスプロージョン』に巻き込まれ、アジト諸共全財産が消し飛んだと…」

 

「今はバイトしながらテントで生活してるぞ」

 

「それで資金確保のために瀧君を襲ったと?」

 

「ギリギリ生活するので精一杯でな…吾輩はこんな容姿だから働けないし、組織の運営もできなくて…」

 

「なるほどね…これはどうしたもんかな?」

 

「珍しいですね、いつもなら喜んで『肉電池』にするのに」

 

「確かに彼女は『肉電池』としては最高の素体だね〜」

 

やべぇ、YMD総帥バイブみたいに震えてるwww

 

「ただholoxは精鋭揃いだから懐柔できるならしたい。基本的に悪事もしてないし」

 

(;-ω-)ウーム…と朱さんが悩んでいる様子。確かに優秀だもんねholox

 

「ラプラスの悪魔、僕と取り引きをしないか?」

 

「取り引きか?」

 

「君達が足を洗いこちらに協力すると言うなら助けよう。無論報酬は与える、ある程度の自由も保証しよう…だが断れば全員『肉電池』で社会貢献だ」

 

「協力します!」

 

デスヨネー、実質拒否権ないもんこれ

 

「ねえご主人、肉電池ってなに?なんか物凄く物騒なワードなんだけど」

 

「あくあ、好奇心は猫を殺すよ?」

 

「スゥー…アッハイ」

 

名前の通りだけど詳細は流石に教えられんわ。あくたんの精神衛生上よろしくない

 

「それじゃあこれで契約完了だ。これからよろしく頼むよラプラス」

 

「こちらこそよろしく頼む」

 

向こうも契約が済んだみたいだな

 

「瀧君、今日からholoxは君の家で住み込みで仕事することになったから」

 

( ゚д゚)ファッ!?Do you kotoyanen?

 

「彼女との契約だけど…メインは君とあくあちゃんの護衛、たまに裏組織の討伐協力さ」

 

吾輩達の護衛ですかい?

 

「ぶっちゃけ君に勝てるやつなんて滅多にいないけど、あくあちゃんは別だしね」

 

なるほどなー。確かにあくたんに手を出されたらマズい

 

そしたら世界の果てまで逝って灸するけど

 

「わかりました。そういうことであれば問題ないです」

 

「それじゃあ世話になるぞ瀧」

 

「よろしく頼むよラプラス」

 

吾輩は頼もしい護衛5人を手に入れたのだった…

 

 

 

…そういえばすいちゃんからこれ以上増やすなって言われてなかったか?

 

ラプラス(ガードベント)の出番だな。吾輩はYMD総帥と握手しながらイメトレするのだった

 

 

 

 




アッー!と書き
・ファイナルエクスプロージョン
サイヤ人の王子の自爆技
オリ主はLUCK OR BAD LUCKでこの技を再現した
『自爆×5』+『自動回復×5』+『万能属性強化』+『CRT確定』+『CRT強化×7』+『範囲増加×5』+『起死回生』

『自爆』=HP20%と引き換えに万能属性攻撃&ダメージ倍率超上昇。×5の場合はHPが1になる(起死回生があれば別)
『範囲増加』=攻撃や防御、探知その他の能力範囲を広げる
『起死回生』=即死ダメージまたはHP10%以下からHP50%で復活。×2の場合2回まで復活できる

・血色の弾罪者(ブラッド・バレット)
朱さんの異名。最強の処刑人

・肉電池
ミンチにされたあと人肉ハンバーグに加工(生物学上は生存)。黒い四角い箱に収納され、魔力による電力バッテリーとして強制的に社会貢献。
朱さんが裏組織に怖がられてる主な理由

・holox
無人島にアジトを作ったためにオリ主にアジトと全財産を消し飛ばされた

・YMD総帥
天敵に遭遇、ミオる

・他4人
音速の黒い悪魔が夢に出現。夢の中にて超パワーで腹パンされてる。こよりのみ感度3000倍の夢

・女神あくたん
ハルマゲドンの被害者


次回から日常パートに戻ります

それではまた次回


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『ヒテンミt「天翔龍閃!」『瀧・即・z「ガードベント『アッー!』どこへ行こうというのかね?悪・即・斬!」『アッー!』


お待たせ

どうも、ほしいろです

遅くなって申し訳ない

それではどうぞ~



 

 

平和だなー

 

数日前、我が家にholoxという名のセコムが配属された。全員優秀だし外出中は風真殿とシャチが護衛をしてくれる

 

外出中は常に『封印の解けた』総帥にルイ姉とこよりがステンバーイ。元々要塞じみたセキュリティ(白上攻略済)してる家が侵入したらボスが3人いる鬼畜仕様になったゾ

 

高い給料に加えもう1つの仕事で更に報酬が弾みモチベ最高。朱さんがボーナスは期待してねとのこと

吾輩も1度見学させてもらったんですわ

 

そしたらさ…

 

風真殿が満面の笑み(ハート目)で返り血浴びてるよ

 

ー 諭っ吉♡諭っ吉♡大好きっ!

ー オネガイ、タスk(スパッ)

 

首を諭吉と呼ばないで(汗)、あと語尾は?

 

あ、シャチが川に飛び込んだやつを引きずり上げてる

 

ー ばっくばっくばく~ん

ー イヤダ、シニタクn (グシャッ)

 

(っ’ヮ’c)ワア(ドン引き)

 

スゥー…吾輩こんなヤベぇ連中に狙われてたの?(困惑)

 

よく考えてみたら目的が地球侵略の時点でまともじゃねぇんだワ(今更)

 

もしholoxが活動資金を蓄えていたら?今と同じモチベで5人同時に襲って来たら?(震え声)

 

やはり島ごとアジトを消し飛ばして大正解!(事故)

吾輩は悪くないよねぇ?

 

…とりあえず鍛えるか

 

 

 

 

 

あれから1週間経過

 

いや〜だいぶ鈍ってたな。肉体面はともかく精神面、完全に平和ボケしてたね…勘が鈍って判断力や動き、技のキレも落ちてた

 

吾輩はシミュレーションでかつての敵と戦闘したり、朱さんに組手頼んでボコされた。おかげで勘を取り戻し全盛期に近いレベル、やったぜ

 

けど1つ気になることがある。鍛錬始めてからホロメンが吾輩に向ける視線が変わった気がする…なんで?

 

(;-ω-)ウーム

 

「どうしたでござるか?」

 

リビングで考えていると風真殿が声をかけて来た。他にも同居人全員いる

 

「ご主人何か考えごと?」

 

「実は最近、1部を除き周りからの視線が変わった気がしてな」

 

「では瀧、お前の言うその1部って誰なんだ?」

 

「朱陣さん達とholox、あくあにかなた先輩だな」

 

総帥は「なるほどな」と反応した。恐らく気づいたのだろう

 

「ならそのメンツの共通点を思い浮かべてみろ」

 

名前を上げたメンツの共通点…まさか

 

「…かつての俺を知っている?」

 

「その通りだな」

 

「ねぇラプ、どういうこと?」

 

すると総帥がドヤ顔しながら皆に説明をした

 

「1週間前のこいつと全盛期に近い今のこいつ。片方しか知らないやつが見たら別人みたいだろ?」

 

なるほどね。全盛期と平和ボケしてた1週間前とじゃ雰囲気違うよな…

 

「ちょっと待ってよ、かなたって人はなんで昔のご主人を知ってるの?」

 

「天使の天音かなただろ?あいつなら裏の事情を知ってても不思議じゃないがどうなんだ?」

 

吾輩はPP天使パイセンとの関係をみんなに話した。やっぱ腹ぶち抜かれて幽体離脱からの復活は引くよね

 

「え、お前殺しても死なないの?」

「ご主人が以前見た夢ってそれだったんだ…」

「瀧君本当に人間?こよに1度調べさせてくれないかな?代わりにおっぱい揉ませてあげるからさ」

「瀧殿は不死身でござるか?…新技を試しても?」

「瀧君マジヤバくね?」

「島ごと自爆して生きてるし不思議じゃない…のかな?けどやっぱ人間だし…」

 

こよりの胸は揉みたいがモルモットは勘弁。風真殿は刀を仕舞おうか?ハート目しても許しませんよ!

 

「落ち着こうか…こよりはそのヤバそうな薬を仕舞え、いろはは刀を仕舞うんだ」

 

「こよの体じゃ不満なの?」

 

グハッ!両腕で寄せて上げるんじゃありません、密着して足を股に擦り付けないでくださいお願いします

 

「(新技の)初めての相手になって欲しいでござる」

 

言い方OUT!新技って先日教えた九頭龍閃だろ?流石に死ぬわ!えっ、サラシを指でずら…見えたぁあ!

 

も、もうらめぇ!これ以上は理性が持たないゾ

 

逃げるんだよォ!

 

吾輩はスキルで『透過』と『幻影』を引いて我が家から緊急脱出するのだった

 

 

 

そんなわけで現在、公園のベンチで黄昏ている

 

全くもう、吾輩だって男の子なんだゾ?

主人公ズの精神を継承してるけどそれと女性への耐性は話しが別なのよ

 

彼等と違いハーレム王じゃないし童貞だ(これ重要)

 

発散しようにも獣人組には確実にバレる

家に女神あくたんが来てからは一度もしてない

holoxも常に誰かが家にいる状態

 

同居人はもちろん大学の友達も全員美少女。どこに行っても吾輩の本能を刺激する

 

特に異性との同居はハプニングがつきもの(17連敗)

 

久しく忘れていた吾輩…いや、「俺」の「野性」

 

『吉と出るか凶と出るか(LUCK OR BAD LUCK)』に

次ぐ第2スキル…

 

『疾走する本能(WILD SENSE)』

 

五感と第六感を強化・研ぎ澄ます能力

強化された五感と未来予知に匹敵する第六感で生存能力が大きく強化。『常時発動型』のスキル

 

このスキルがholoxとの戦闘で再び目覚めた。非常に強力な能力だが厄介な点があるのだ

 

五感が強化されるんやぞ?つまり女の子の…

・視覚「『いろんな』ものがより見える」

・聴覚「『いろんな』音がより聞こえる」

・嗅覚「『いろんな』匂いをより感じる」

・味覚「『いろんな』味をより感じる」

・触覚「『いろんな』感触をより感じる」

 

異性耐性激減&SAN値激減のBADスキルでもある

特にトイレとか風呂場はアカン

 

吾輩の戦闘系スキルはどれも強力だけどマイナス要素も強い。実際それが原因で自分の首絞めたし、世の中甘くないね

 

第六感はガチで便利だけどな

 

…考えてもしゃーない、気分転換に散歩するか

 

久しぶりに1人での外出。美少女2人に監視されるのも悪くはないがたまにはいいものだ

 

そう思いながら歩いていると腹が減った。そういや昼飯食わずに逃げたからな…そこの喫茶店で済ませようかね〜

 

「あれ、瀧君じゃん」

 

「おーい瀧くーん」

 

「ん?ラミィにミオか」

 

喫茶店に入るとラミィちゃんとミオママがいたのだ。ホロメンの中でも健全な2人だ、安心したぜよ

吾輩は2人と相席させてもらうことにした

 

「ラミィ気になってることがあるんだけど、瀧君イメチェンしたの?」

 

「うちもそれ思った。なんか雰囲気全然違うよね、なんか獣人に近い感覚…野性?みたいなの感じるよ」

 

そりゃそうだ、ワイルド(野性)なセンス(感覚)ですからね…流石はミオママ、鋭いですな

 

「久しぶりに鍛錬したら懐かしいスキルが発動してな。恐らくそれの影響だ」

 

「どんなスキルなの?うち気になるな〜」

 

この2人なら別に話してもいいかな

 

「『疾走する本能』五感と第六感を強化・研ぎ澄ます能力だ」

 

「ワイルドセンス…野性の感覚ってことかな?なら獣人に近いのも間違ってないね/////」

 

ミオママがなんか嬉しそうですねぇ可愛い

 

「むぅ〜」

 

ラミィちゃんが嫉妬してますねぇ、子供みたいに頬をぷくーって膨らませて可愛いの〜

 

「ラミィと何か共通する能力ないの?」

 

…ないわ。運ゲースキル使っても『氷結無効』『氷結耐性』しかねぇな。そもそも吾輩の得意な属性は万能属性と無属性だもん

 

「…なんで目を逸らすの?」

 

笑顔なのに超怖い、ハイライトさんお仕事してくださいまし

 

「残念だったねラミィちゃん。瀧君は獣人(うち)よりの人間らしいよ」

 

ミオママ、ラミィちゃんを煽らないでもろて…ヒッ!ラミィちゃんがとうとう真顔に

 

「えっと、能力はないが多少は酒も飲むぞ?」

 

「本当!?瀧君はどんなお酒を飲むの?」

 

「その日の気分にもよるがワインとか日本酒をよく飲む」

 

「!日本酒…」

 

よし、食いついたな(計画通り)

 

「先日『龍殺し』っていう日本酒を入手したんだがよかったら一緒にどうだ?」

 

「それ幻の日本酒じゃん!?ラミィも飲みたい、今度絶対一緒に飲もうね!」

 

わお!ガチ恋ゼロ距離やんけ。待って、ラミィちゃんの匂いとか息が…鎮まれよWILD SENSE!

 

「ちょっと待って、うちも飲む飲ませてください!」

 

ミオママも飲みたいのか。日本酒好きの酒飲みなら、死ぬ前に一度は飲みたいと言われるレベルだし不思議じゃないか

 

「なら今度3人でパーティといこうか」

 

「「賛成!」」

 

こうして吾輩の予定が1つ決まったのだった

 

 

 

 




アッー!と書き

・帰って来たオリ主
実は弱体化してた。鍛錬の結果、全盛期に近い状態にもどる。素の身体能力はヒロアカの相澤先生レベル

飛天御剣流を使える

・『吉と出るか凶と出るか(LUCK OR BAD LUCK)』
実は通常の外れ(能力1個&倍率なし)とは別に外れ「能力」もある
『幻想殺し』=異能を無効化する。その代わり「自身の身体強化を含めた他の能力」も全部無効化
『ヘイト集中』=タゲを取る。自身の顔面偏差値が高いほど受けるダメージが上昇(オリ主はイケメン)
『TS』=性別が逆転。筋力低下&防御力低下、疲れやすくなる。にょた主の容姿イメージはゆずソフトの四季ナツメ
『死んだふり』=爆発してヤムチャしやがってになる。ただそれだけ

その他いろいろ外れ能力がある

・『疾走する本能(WILD SENSE)』
五感と第六感がすげぇスキル
オリ主はこれのせいでみんながお風呂やトイレに入ると大変なことになるゾ!
毎日水の音や服のこすれる音に声、更に匂いつきのえちえちASMR状態。夜寝るときは必ず耳栓する(意味深)
その気になれば透視もできる。これを使うとオリ主視点では「全裸の侍とシャチ」が街中で自分を護衛してるというカオス状態になる

第六感は未来予知に匹敵する…見えているぞ!

・侍
帰宅したオリ主を『九頭龍閃』で出迎えるも『天翔龍閃』で返り討ち。木刀&手加減のため生存したが…

そこにいたお前が悪い

・マヨラー
巨大注射器で出迎えるも気絶した侍で『ガードベント』、即座に逃げるも没収された注射器が牙突で尻に命中。注射器の中身は…

・パーフェクトなメイド
水浸しの玄関を掃除した。獣と化した2人の世話までさせて本当にすんません

・総帥
ガードベント回避。オリ主の迷いのなさにドン引き

・シャチ&幹部
2人で抱き合って震えていた


それではまた次回



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番外編1 あん肝にありがとう 狐にコルトパイソン そして、全ての侵入者にメギドラオン


どうも、ほしいろです

今回はFBK視点での過去編~現在をやります

それではどうぞ~



 

 

 

・小学校低学年

 

「ふぶきちゃんってなんでみみが4つもあるの〜?へんなの〜」

 

白上の悪夢のきっかけはここでした。無邪気な子供の悪意のない一言、それは風邪のように周りに広がっていきました

 

「ひっぱればとれるんじゃないの?」

 

「いたい!いたいよ、はなして!」

 

最初は奇異な目で見られるぐらいでした。けど意地悪な男の子から耳や尻尾を引っ張られたりしました

 

その日は先生が止めてくれました。きっと今後も先生が守ってくれる、そう思っていたのに…

 

 

・小学校中学年

 

この日から本当の悪夢が始まりました

 

今までは奇異な目を向けられても上手く誤魔化して生活してました。これからも上手くやろうと…そう思っていました

 

この日、国語の授業で扱われた作品

 

それはイタズラ好きの『小ぎつね』の物語

 

ー なんだよこの狐、ひっで〜

ー さいてー

ー そういえば狐って

 

クラス中の視線が白上に向きました。その視線は奇異な目から犯罪者を見るような目に…

 

なんで、そんな目で見るんですか?

 

周りの目が怖い…先生は気まずそうに顔を逸らすだけで助けてくれませんでした

 

 

・小学校高学年

 

あの日以来、白上は学校でいじめられるのがあたりまえになりました

 

先生が見て見ぬふりをした結果、生徒達は獣人へのいじめが許されていると認識しました

 

とても辛いです…それでもお友達ができたからまだ我慢できます

 

「ミオ」「おかゆ」「ころね」

 

3人は白上と同じ獣人の女の子です。同じ獣人としてお互いに苦しみを理解できる仲間達です

 

傷を舐めあってる、と言うんでしょうね…そうしなければ耐えられない。洋服の下は怪我だらけ、家族には見せられない

 

でも1人では我慢できないから、4人で毎日慰めあって生きています

 

来年から中学生ですがみんな同じ進学先です。孤独ではないだけまだ安心できました

 

 

・中学生

 

生徒の顔ぶれは小学校のときと殆ど変わらず、3人と同じクラスなのが救いでした

 

いじめも相変わらずで先生達も諦めてる様子…初めから期待してませんでしたけど

 

男子が部活や成長期で体格が大きくなり、以前より暴力での怪我が酷くなりましたね

 

制服さえ無事なら問題ありませんけど

 

それより他の3人が心配でしたね。ミオはまだ大丈夫そうですがころねとおかゆは…

 

部活動は4人一緒に同じ文化系の部に入部、運動部のような団体行動ではないので「比較的」平和でした

 

高校でも一緒にいたいですね、勉強を頑張らないと

 

 

・高校1年

 

3人と同じ高校に入学できました

 

白上だけが別のクラスですが…教室も離れているので休み時間も殆ど1人です

 

高校に入ってからは奇異な目以外にも性的な目で見られるようになりました。それは他の3人も同じようです

 

自分で言うのもなんですが、私達の容姿はかなり整っていますので…その影響で同性から逆恨みされ、いじめはより苛烈になりました

 

あーあ、制服が血と泥で汚れて洗濯が大変そうですね

 

最近、他人事みたいに感じます

 

どうしたんですかミオ?そんな青ざめた顔して、白上の顔に何かついてます?

 

うわっ!泣きながら抱きついてどうしたんです、制服が汚れちゃいますよ?

 

おかころもですけど、なんで謝るんですかね?

 

 

・高校2年(4月)

 

今年も3人とは別のクラスです

 

おかゆところねは恋人みたいにイチャついてます。それでメンタルをギリギリ保っている状態ですね

 

ミオは白上を見ると毎日抱きしめるようになりました。甘えん坊ですね〜

 

あ、ちなみに部活には入ってません。入る必要もありませんし危険ですからね

 

 

・高校2年(同月)

 

このクラスに転校生が来ました

 

名前は「濡羽 瀧」

 

彼が以前通っていた学校は、少し前まで随分と物騒な事件が起きてた地域ですね。危険だからこっちに避難して来たのでしょうか?

 

席は…白上の隣ですか。ハァ…あの教師の顔からして嫌がらせのつもりですかね?

 

ー 濡羽瀧だ、よろしく頼むよお隣さん

 

…え?

 

白上に笑顔で挨拶?握手の手まで差し出して意味がわからない、獣人に対してこの態度とかマジですか?

 

教師も他の生徒もギョッとしてます

 

「あ、よろしく…お願い、します?」

 

白上が挨拶と握手をするとニコリと笑いました。何年ぶりでしょうか、家族や3人以外から笑顔を向けられたのは…

 

なんだかとても嬉しい気持ちになりました

 

 

・高校2年(5月)

 

彼が学校に来てから約1ヶ月

 

白上は濡羽君とお友達になりました。生まれて初めての人間の、それも男の子のお友達です

 

休み時間に2人で雑談したり休日に遊びに行くことも

 

他の3人にも紹介したいですけど、3人が怖がっていたのでまだ難しそうです

 

両親は白上に人間のお友達ができたことを泣いて喜んでくれました…男の子と知ったときのお父さんは無表情でしたけど

 

こんなに楽しい学校生活は初めてです

 

ずっと続いて欲しいな

 

 

・高校2年(6月)

 

瀧君と友達になって学校生活が楽しくなってきた頃、恐れていた事が起きました

 

ー お前、最近随分と楽しそうだな…

ー あいつを巻き込まれたくなかったら…わかるな?

 

短い間でしたけど幸せでした。だからこそ辛いけど、それでも彼に出会えて良かった

 

彼の幸せのためだ。自分にそう言い聞かせて彼を拒絶した…したのに

 

ー 白上さん、遅くなってごめん

 

彼(ヒーロー)は助けに来てくれました

 

 

・高校2年(7月)

 

事件が解決し1学期も終わりが迫る頃

 

新しく配属された先生は優しい人で、平和が訪れ始めた学校に転校生が来ました

 

獣人差別思考の人間でクラスはおかころミオと同じ。おかゆをいじめのターゲットに選んだそうですが…

 

ー よ、よくも!こぉねの、おかゆをぉおおお!!

 

メンタル完全復活のころねが怒り爆発。彼女の黄金の右腕が腹部に突き刺さり星になりました

 

あ、瀧君がポカンとしてます!レアですね、シャッターチャンス!3人にも送ってあげないとですね

 

 

・高校2年(夏休み)

 

世界的超人気アイドルの『ときのそら』と『星街すいせい』のライブチケット(握手会&チェキ有り)に当選しました!

 

いや〜すごいですね、2人の歌はもちろん最高ですが更に驚くことがありました

 

それはマスコットキャラ『あん肝』です

 

2人の歌に合わせて様々な楽器で演奏したり、キレッキレのダンスを踊ったりと『ガチャ〇ン』ばりに器用ですね

 

ド派手なパフォーマンスでファンサもするのでどんどん観客を虜にしていきます

 

観客も2人とあん肝のファンサに大盛り上がり、アンコールもたくさんありました

 

今日は実に楽しいライブで大満足…でもまだ握手会とチェキが残ってますよ!

 

いくぜいくぜいくぜー!

 

 

 

 

 

 

 

…瀧君、何してるんですか?

 

白上は『あん肝』を見ながら呟きました

 

 

・大学生

 

瀧君と白上達は同じ大学に進学

 

5人でゲームのサークル『ゲーマーズ』も作りました!受ける講義もなるべく同じ、サークルも同じ…少しずつ好感度を稼いでムフフ…なんて思っていたのですが

 

『アイドル』2人も同じ大学に入学してました…目的は瀧君で間違いない

 

手強いにも程がありますよ、ライバルは多いのに

 

しかもなんで巨乳ばっかりなんですかね?(ベキッ)

 

 

・2話

 

瀧君の家にメイドが住みつきました

 

今までは白上が彼の家にお邪魔(不法侵入)してお世話をしていたのに…こっちがあの要塞を攻略するのにどれだけ苦労したと思ってるんですか?

 

しかもまた巨乳…(メキメキ)

 

でもそれで諦める白上ではありません。白上は相棒(ダンボール)を装備し家にお邪魔します

 

侵入に成功、喉が渇きましたね。お茶でもいただk…あの湯呑みは瀧君の?

 

中身は緑茶で量から見て飲みかけ?…グヘヘ、間接キスのチャンス到来。それも好物の緑茶とは、これは勝利の美酒ですね!それではグビっといきましょう

 

…ぐぼぉおあ゛あ゛あ゛あ゛!?!?

 

な、なんだこの痛みは、息ができn…ッ!?

 

ー いけな〜い、緑茶の粉と青唐辛子パウダー間違えちゃった〜…あてぃしったらドジっ子メイド〜

 

ファッ!いつからそこに…それに青唐辛子パウダー?白上の嗅覚に反応はなk…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!

 

ー ご主人のお世話はあてぃし1人で充分なの(ニコリ)

 

なんでメイドがサイレンサー付きのコルトパイソンなんて持ってるんですか!?

 

ー お稲荷さんあげるから狐さんは帰ってよ

 

その血みたいに真っ赤なそれがお稲荷さん?や、やめ

 

ー このお箸はご主人が使ったやつだよ?(嘘)

 

え?ほんt(ズボッ)

 

\アッー/

 

 

・3話

 

…(声が出ない)

 

(かなた先輩、ずっと瀧君を見てますね)

 

 

・4話

 

あのアイドルやりやがった!階段から落ちたのは事故だ、白上にもわかる…キスもパイタッチも

 

だが事故に乗じて舌を入れたのに白上が気づかないとでも?

 

瀧君は…非常にまずい、彼の目は完全に彼女しか見てない

 

こうなったら…

 

 

・5話

 

…瀧君に嫌われた?瀧君に逃げられた

 

『コヨーテ印』のお薬…高かったけどこれを使えば瀧君は白上を見てくれるかも

 

ー フブキ、おはよう!

 

瀧君!?白上のことを嫌いになったんじゃ…恥ずかしかっただけ?よかった、嫌われてなかった。そうですよね、瀧君が白上を嫌いになるわけないですよね

 

でもお薬は常備しておきましょう

 

 

・6話

 

ー 家庭を築きたいと思ってな

 

確か瀧君のご両親は…あの巨乳メイドの住み込みについては許しましょう

 

…そこのアイドル、何抱きついてるんですか?

 

 

・9話(裏話)

 

最近の瀧君はなんだかワイルドな雰囲気が…ジュルリ

 

その謎を解明するため、白上は要塞(家)の奥地へと向かった

 

な、なんだこの忍者!?斬撃が9つ同j…ヒィッ!

 

そこのマスク、風呂入れ!なんかお前くせぇのら!

 

死ぬかと思いました…コヨーテ印のお薬がいっぱい?いくつか頂きましょう

 

美味しそうな料理…いや、やめときましょう

 

なんだこの悪魔!?え、ちょ強すぎぃい!!

 

ー メギドラオン

 

\アッー/

 

…まだだ、瀧君の部屋は目の前。フヘヘ、お昼なのにまだ寝てるんですか?それではお邪魔しm

 

カチャッ

 

え、コルトパイソン?

 

ー 残念だね〜、ご主人はお出かけ中

 

プシュン

 

ー 吾輩の作戦通りだな…さて、ご退場願おうか

 

倒れた白上が最後に見た景色…それは、コルトパイソンを構えたメイドと他5人でした

 

 

 

 

 

 

 




アッー!と書き

・FBK
中学時代で既に諦め高校1年まではノーダメの無敵状態だった
オリ主と関わってメンタルが正常に戻り、ダメージを再び受けるようになった

ダンボール1つで要塞(オリ主宅)に侵入できるやべぇやつ

ゾンビのようにしぶとく、封印の解けたラプラスのメギドラオンにも耐えた

コルトパイソンは麻酔弾使ってるので生きてます(でもクソ痛い)

・コヨーテ印のお薬
絶対に碌なものじゃない

・あん肝(オリ主)
あん肝の中の人。アイドル2人に傍で見守って欲しいと頼まれ、YAGOOからあん肝の着ぐるみを渡された
オリ主は宇宙猫になった
初登場のライブでド派手なパフォーマンスをした結果ファンから大好評

ホロライブのガチャ〇ンと呼ばれている

・ときのそら
確信犯

あん肝にオリ主を入れることで人前でどうどうと抱きつくことを可能に。すいちゃんは共犯

・ラプラスの悪魔(ガチ)
オリ主のスキルで引いた『幻想殺し』で封印が解けた

その強さはオリ主に本気を出させるレベルでペルソナのルシファー並みにクソ強い

・あくたん(パーフェクトなメイド)
いつから弱いと錯覚していた?
スカート中に銃火器と重火器が大量に収納されている。どういう原理だこれ?

戦国BAS〇RAの雑賀孫市みたいな戦闘スタイル
ベヨネ〇タみたいなバレットアーツもできる

ラプラスには勝てないが同居人の中でNO.2の実力

それではまた次回


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思いつきネタ+予告


どうも、ほしいろです

遅くなってすまんぜよ…次回は本編入るんで許して

それではどうぞ~



 

思いつきネタ その1

 

 

『財団X』

 

それは仮面ライダーの世界で『死の商人』と呼ばれている組織。その正体は古来より強力な兵器を製造・販売をし戦争を激化させ、利益を得る死の商人の末裔が時代に合わせて進化・存続した存在

 

組織の規模はあまりにも大きく、人を超える力を持つ

『仮面ライダー』でも計画を阻止するのがようやっと…個人や10数名程度の仮面ライダーでは、壊滅させるのは不可能と言われている

 

 

娯楽に飢えた『異世界の神』は考えた

 

 

もしも、仮面ライダーが存在しない世界に財団Xが存在したら?

 

もしも、仮面ライダーを知る転生者がその世界に転生をしたら?

 

もしも、その世界が複数の世界の要素が入り混じった世界だったら?

 

 

思い立ったが吉日。その神は自分の管轄の世界に、死の商人を転生させた

 

平穏だったその世界は歴史が変わり、怪人や改造人間による事件が起きる世界になった

 

次に適当に選んだ少年を殺し、その世界に転生させた

 

神は口を三日月状に歪めて笑った。お前は一体どう動く?この世界を救うのか、滅ぼされるのか?せいぜい楽しませてくれ

 

 

だが神は忘れていた…仮面ライダー(ヒーロー)とは、いつだって悪から生まれることを

 

この世に悪がある限り、仮面ライダーは現れる

 

 

ー この男はずっと戦ってきた…どれだけ汚名を被り傷つこうと、大切なやつに嫌われようと、そいつの幸せを守るために戦い続けた!それが本物のヒーローってやつだ!お前のそれは自分に酔ってるだけの勘違い野郎だ!

 

仮面ライダーディケイド 門矢士

 

 

ー 幸せに、なって欲しいんだ…平和な世界で笑っていて欲しい…そのために、俺は戦ってきたんだ

 

仮面ライダー〇〇〇〇 〇〇〇〇

 

 

ー このふざけた世界を破壊して世界を救う!

 

ー このふざけた世界をひっくり返す!これが俺の、最後の…

 

 

『『変身!』』

 

 

迫り来る絶望、巨悪に立ち向かう2人の仮面ライダー

 

 

ー 白上は、白上はまだ君に、君と一緒に…!

 

 

かつて少年に救われた少女は家を飛び出した。もう一度会いたい、彼と一緒にいたいと…それが例え、叶わない願いだとしても

 

 

ー ラプ、こよりが異次元からの神性の転移を確認したって

 

ー わかった。幹部、侍、博士、新人…用意はいいか?

 

ー 沙花叉はいつでもいいよ〜

 

ー Yes My Dark!!実は風真、神を斬ってみたかったでござるよ

 

ー じゃじゃ〜ん!こよが開発した対神性用兵器

『かみころっくす』これで目に物見せちゃうよ!

 

ー 異世界の神、か。全くふざけた真似をしてくれる。地球(エデン)を滅ぼされちゃたまらんからな…そっちは任せたぞ、仮面ライダー

 

 

秘密結社の少女達はこの世界を仮面ライダーに任せ、真の黒幕の介入を止めに動いた

 

 

 

ー もう止められんぞ仮面ライダー!これで終わる!

地球から忌々しい人外が消え、この星は浄化される!そのあとは私が世界を支配して救ってやる…わかるかな?この私こそがヒーローなんだよ

 

 

自分に酔いしれ、悪に手を染めた外道は嘲笑う。世界崩壊までもう時間がない

 

 

 

ー いいのか?本当に死ぬかもしれないぞ?

 

ー かもな…けどさ、それでも戦うのが

 

 

 

『仮面ライダー』だろ?

 

 

 

少年は仮面越しに笑った。今にも壊れそうなドライバーと満身創痍な体で、巨悪との最後の戦いに挑んだ

 

 

 

 

ー 見ていてください。あなたが命を懸けて守り抜いたこの世界を、船長達が絶対に守ります。命ある限り戦い続けます

 

ー 団長も君が安心して眠れるように頑張る。君の夢は団長達が引き継ぐよ

 

ー 『人間と様々な種族の共存』…すごくいい夢だよね。私達だってわかりあえたんだ。きっとできるはずだよ

 

 

 

赤い髪の女海賊は誓った。少年が命と引き換えに守った世界を仲間達と守り抜くと

 

女騎士とエルフは少年の夢を引き継いだ。種族の違いで起こる問題は数え切れない…それでも成し遂げると

 

 

 

ー 〇〇君、そっちで元気にしてるかな?私とすいちゃんは元気にしてるよ。アイドルはとても忙しいけど、最近は海外や他の種族でもファンが増えてきたんだ

 

ー すいちゃんもっと頑張るよ。天国にいる君に声が届くぐらいたくさん歌うから…これ、次のライブチケット。君だけの特等席だよ

 

ー 君の好物作って来たんだ。天国に行ったら一緒に食べようね。今度こそ、私もすいちゃんもずっと一緒にいるから。君も大切な家族だから

 

 

アイドル2人と片割れの姉は墓参りに来た。少年の墓に花とチケットと料理を添え語りかけた

 

 

 

 

 

これは神に歪められた『箱庭』の中で抗い続けた

『仮面ライダー』の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?あの神オーマジオウに処されたの?」

 

「魔王がいる世界に干渉したからな(パシャッ)」

 

「吾輩達は足止めで手一杯なのに瞬殺しやがったぞ」

 

 

…の後日談

 

 

「そういえば〇〇殿、宝鐘海賊団と白銀騎士団が血眼で探していたでござるよ」

 

「なんでさ?こよりの偽装工作で俺は死亡認定されたろ?『他人の空似眼鏡』もかけてるし」

 

「そうだよ、偽装工作は完璧だし、こよの眼鏡で似てるだけの別人と認識するはずだよ?」

 

「沙花叉達が聞いた話しだと、財団Xのクローン技術が見つかったみたいで…もしクローンが存在するなや身柄を保護…っていうかあの顔、絶対監禁すると思うよ?」

 

「ええ…(困惑)」

 

「〇〇殿もholoxの一員でござる、風真達が守るでござるよ!」

 

「お前しばらく外出禁止な、これ総帥命令だから」

 

「変身もできないしね。そもそも人体実験の影響でキミノカラダハボドボドダ!…だから休まなきゃダメです(圧)」

 

「アッハイ」

 

「みんな〜待ったかね?ご飯できたよ〜。士君も食べて行くでしょ?」

 

「いただこう」

 

「幹部〜、今日の夕飯何〜?」

 

「ハンバーグだよ」

 

「やったぁあああ!」

 

 

 

 

 

最高END IFルート

 

推しがいる世界で吾輩は『変身』をした(過去形)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〇〇君、マッテテクダサイネ?…アハッ」

 

 

 

 

 

 

「うおっ!?」

 

「どうしたでござるか!?」

 

「な、なんか急に寒気が…」

 

「人体実験の副作用かな?ご飯食べたら身体検査しようね」

 

「…俺も人のことを言えないが、ストーカーには気をつけろよ?」

 

「言葉の重みが違う!」

 

 

 

ーーーーーーー

 

思いつきネタ その2

 

 

『ホロライブ』

 

それは最高のアイドルグループ。国内国外問わずファンが多く、世界的な人気者である

 

彼女達ほどの人気者ともなればモテモテのはず。引退後は寄ってくる異性もたくさん、きっと素敵な出会いもあるだろう…本来であればな!

 

「男…男との出会いがなーーーい!!」

 

ホロライブ事務所にて清楚(性楚)担当、夏色まつりは台パンしながら叫び立ち上がった

 

「なんで!?アイドルになったらモテるじゃん、男との出会いがあってもいいはず!なのになんで!?」

 

怒りがヒートアップしス〇ブラのゴリラみたいにテーブルを叩く。あっ、おい待てぃ(江戸っ子)、そんなに強くテーブルを叩いたら…

 

「あっちゅ!あっちゅ!あ゙あ゙あ゙あ゙!」

 

テーブルの湯呑みが倒れてエリート巫女こと、さくらみこに熱々のお茶が

 

「ねえみこち、今どんな気分?熱い?辛い?苦しい?」

 

「喜んでんじゃないにぇ!このサイコパス!」

 

すいちゃんは〜?今日も小s(グサッ)…可愛いですね

 

それはさておき、なぜ人気者なアイドルに男との出会いがないかと言うとだな

 

「まつり先輩、仕方ないじゃないですか〜。男性は出生率が低くて希少なんですから。年々低下傾向にありますし大抵は箱入り息子ですよ」

 

その疑問に答えたのは赤髪ツインテの自称17歳、宝鐘マリン被告です

 

実はこの世界、男女比がバグってんだワ。7:3…いや、このままだと8:2になるかもゾ。貞操観念は逆転、男に飢えた女性がうじゃうじゃなんだワ

 

「この間も男の芸能人が性的暴行受けて大事件になったにぇ。どの事務所も接触により厳しくなったにぇ」

 

「船長も以前、話しかけただけで逃げられたり舌打ちとかされましたし」

 

「もうダメだ…おしまいだぁ…」

 

下心丸出しの時点でアウトだよ。船長に至ってはナンパするからだゾ

 

おや、誰か来ますね〜。そらちゃんだ…なんか落ち込んでますね

 

「そら先輩おはようございます〜。元気ありませんけど、どうしたんですか?」

 

「電車でね、男の人が落したハンカチを拾って渡したんだけど…嫌な顔されて(シュン)」

 

 

は?

 

 

誰だそいつは、ぶっ殺してやる(過激派)

 

こちらHQ、エージェント『ABE』を派遣してくれ。ターゲットはこいつだ

 

プラン『K.S.M.S.T』を頼む

 

ちなみに『K.S.M.S.T』とは

 

・K 公園のトイレに

・S 出現した

・M ムラムラなABE=SANさんと

・S 出航する

・T 10日間ぶっ通しの肛問(拷問)

 

の略称である。本来なら1秒で充分だが、あえて10日間かけて徹底的に堕とす恐ろしい企画だ

 

「やっぱり女に優しい男なんていないんですかねぇ?」

 

「そうとも限らないよ」

 

言葉と共に魔法陣から現れたのはシオン・ムネガ・ペッタンコンティ

 

「シオンはついに完成させたんだよ…素敵なパートナーを召喚する魔法を!」

 

 

 

 

彼女、いや彼女達は気がつかなかった。その魔法が天国と地獄を同時に味わう禁断の魔法になることを…

 

 

 

『…サーヴァントキャスター、召喚に応じ参上しました。私は…愚者のキャスター、とでも名乗りましょうか。気軽にキャスターと呼んでくださいね』

 

召喚されたのは男だが、まさかの『英霊』

 

顔は黒の半透明なヴェールで隠れており、服装は神父の司祭服、声はエコーがかかっている。だがそれらは重要じゃない、いや重要なんだけどね

 

男が自分達に笑顔を向けている。軽蔑の眼差しもなければ舌打ちもない

 

 

事務所全体が嬉しさのあまり発狂した

 

 

 

 

 

 

「沙花叉さん、アイドルなんですからお風呂には入らないとダメですよ?」

 

「え〜沙花叉お風呂きらーい。キャスターさんが一緒に入ってくれるなら考えるけど〜?」

 

「水着着用でなら問題ありません。では一緒にお風呂に入りましょうか」

 

「ブッハー!(鼻血)」

 

「新人が死んだ!(死んでない)」

 

「この人でなし!」

 

(人じゃ)ないです、英霊です

 

 

 

 

 

 

「キャスターさんて筋肉がすごいですね。僕も憧れますよ」

 

「一応英霊ですので。YAGOOさんも鍛えてみますか?もし興味があるならメニューを作りますよ」

 

「本当ですか?ならやってみようかな」

 

「(前世のヤンデレ地獄より平和だなー)」

 

 

 

 

 

 

最高END IFルート

 

男女比のバグった世界で人生3週目の吾輩(英霊)

 

 

 

 

 

「ハァ…ハァ…キャスターさん…ジュルリ」

 

「男2人でサウナ…汗の匂いが、いい!」

 

「キャスター×YAGOO…(ゴクリ)」

 

 

 

 

「(訂正、やっぱ地獄だわ)」

 

アイドルがそんな顔しちゃマズイですよ

 

「キャーッ!!」

 

YAGOOさん、乙女みたいな悲鳴上げんでもろて…

 

 

 

 

 

YAGOOはベストアイドル、はっきりわかんだね

 

 

ーーーーーーー

 

 

最高END本編 次回 新章突入

 

 

「Ahoy!どうも、宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンです〜。あなたがあくたんのご主人ですね?」

 

宝鐘マリン参戦

 

 

 

「陰武(いんむ)ファミリー?」

 

「神業(かみごう)率いる少数精鋭の裏組織です。白銀騎士団と宝鐘海賊団でも手に負えなくてですねぇ…協力してくれません?」

 

「お前達でもきついのか…わかった、協力しよう」

 

現れた新たな脅威、戦士は再び舞台へと舞い戻る

 

「神業さん…あなたは今度こそ僕が」

 

動き出す天音かなた。その翼は白から黒へと…陰武ファミリーのボスとの関係とは?

 

 

「君の持ってる魔導書、シオンに見せてくれないかな?」

 

「人間様って凄く強いんだろ?余と手合わせして余!」

 

「メルが勝ったら眷属になってくれるんだよね?…吸血鬼ってさ、血を飲んだ相手の能力を一定時間コピーできるんだよね」

 

大学での新たな出会い。この出会いは吉と出るか凶と出るか

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

「カスが効かねえんだよ(無敵)」

 

「そんな、九頭龍閃が…本当に人間でござるか?」

 

「団長のメイスも全然効かないよ!」

 

「矢が刺さらないんだけど!?」

 

「今日はお前らの根性を叩き直してやっから、俺が直々に戦いを教える…エンジン全開!」

 

「まだ強くなるでござるか!?」

 

 

 

 

「おじさんねぇ、君みたいな可愛いねぇ、娘の悶絶顔が大好きなんだよ!」

 

「なんだこのおっさん!?沙花叉こいつ嫌だ!(泣)」

 

「興奮させてくれるねぇ!好きだよ、そういう顔!」

 

「ヒィィィ!!ルイ姉助けてぇえ!」

 

「避けんじゃねぇよ!動くと当たらないだろ!?」

 

「一旦空に逃げるよ!こよりと合流しよう!」

 

「空に逃げんじゃねぇよ!おじさんのこと本気で怒らせちゃったね、もう許さねぇからな!」

 

 

 

 

 

「良い動きしてんねぇ!ホントに」

 

「これが『神の如き業を振るう強者』か…手強いな」

 

「吾輩がついてる、安心しろ」

 

「君は絶対に死なせない。今度こそ僕が守るよ」

 

「船長も援護します」

 

 

激戦、始まる

 

 

最高END 新章『愚者と神業』

 

 

「人類の超越者と天界の超越者…どちらが上か決めようぜ?イレギュラーな転生者君」

 

 

 

 




アッー!と書き

・最高END IF 推し変(過去形)
オリ主が転生特典もなく転生した難易度インフェルノなルート
財団Xもいる影響で本編はもちろん吾輩(英霊)よりクソゲー

あそこまで病むなんて…一体何があったんだ?(すっとぼけ)

ヤンデレ要素も本編より強い


・最高END IF 吾輩(英霊)
本編…に限りなく近い平行世界にてホロラバを生き抜いたレジェンド(ガチ)
本編のオリ主が無事にホロラバを攻略できたらの可能性の一つ

ヤンデレは攻略できたゾ…だが変態は攻略できるかな?

・ABE=SAN
『K.S.M.S.T(くそ〇そテクニック)』を執行する凄腕エージェント
青いつなぎのいい男

例の男は下半身に真っ赤な薔薇が咲いた

・最高END 本編 新章
予告に出したホロメン以外も出そうか検討なう。誰を出そうかクッソ悩むわ…

最近ネタが切れてきたんじゃ…どうしよ?なんかあります?

あったら教えてクレメンス

ちなみにIFルート読みたいですか?



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愚者と神業
や~いお前の初恋の相手PP天使~www



どうも、ほしいろです

久しぶりの本編です…アンケート見ました。ネタで書いたのに全部書いてが一番多くてびっくりですわ(白目)

それではどうぞ~


 

やぁみんな、吾輩だ

 

今日の講義は一限だけなのですぐに帰宅したわけなんだワ…なんだけど

 

「Ahoy!どうも、宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンです〜。あなたがあくたんのご主人ですね?」

 

自称17歳の宝鐘マリン被告じゃないですか〜

 

胸デケェなおい、ああ〜いいっすね〜…なんで吾輩の家にいるんですかね?てか元裏組織のholoxと同じ空間におるけどスルーなのか?

 

「ごめんご主人!船長はあてぃしの友達なんだけど…」

 

「『あの』あくたんが専属で無期雇用されたって聞いたもんですから、船長押しかけちゃいました(テヘッ)」

 

「別に怒ってないよ、とんでもないビッグネームが家にいてびっくりしただけさ」

 

吾輩があくたんを怒るわけないでしょ?

 

「濡羽瀧だ、よろしく頼む。あくあの友達なんだろ?歓迎するよ、宝鐘マリン船長」

 

「さすがはあくたんのご主人、ありがとうございます〜。それとマリンで構いませんよ、船長も瀧君と呼んでいいですか?」

 

「もちろん」

 

まさか船長が来るとは思わんかったゾ

 

宝鐘海賊団の噂は聞いている

 

白銀騎士団と肩を並べる治安維持組織の筆頭。海上専門の治安維持組織で、海上戦において負けなし

宝鐘マリンの優れた戦闘能力と高いカリスマには国外からも注目が集まってるそうだ

 

更に政治家相手でも権力に臆することなく締め上げるからお偉いさんもビビってるとのこと

 

「それにしても〜(ニヤニヤ)」

 

ん?なんか何かを覗き込むような目だな…笑ってるようで笑ってない

 

「あのあくたんが専属で無期で雇われたって言うから船長心配しましたけど、なるほどなるほど…」

 

「ちょっと船長!」

 

そういえばあくたんてドジっ娘メイドだったな…あれ、ドジっ娘とは一体?

 

・炊事洗濯掃除は完璧

・メンタルケアもしてくれる(添い寝、膝枕)

・最近知ったけど戦闘能力高い

 

まさか四次元ポケット(スカートの中)から銃火器取り出してバレットアーツするとは思わんかったワ…そのうち時間も操りそう(冷汗)

 

メイドってなんだっけ?ドジっ娘ってなんだっけ?

 

あ、パンツは紫のスケスケでエッチだったゾ

 

恐ろしく早い動き、吾輩でなきゃ見逃しちゃうね

 

「恩人に紹介してもらってな。とても優秀で生活が楽になったよ。胃袋も初日で掴まれたし、毎日楽しみなんだ」

 

「わかります!あくたんて緊張しなければ超一流なんですよね〜」

 

「えへへ///」

 

可愛いなおい

 

「もし良かったらあくあについていろいろと話しを聞かせてくれないか?」

 

「もちろんですよ!とことん今日は語り尽くしましょう!」

 

「え、ちょっと2人とも///」

 

「みんな〜待ったかね?お昼ご飯できたよ〜」

 

『はーい』

 

今日はルイ姉が作ったのか。これは楽しみですな

 

 

 

 

「へ〜、2人は高校時代の同級生でマリンの船でメイドの研修もしてたのか」

 

「そうなんですよ〜。船長の船にもマリンメイドがいてですね、そこであくたんの面倒を見てたんです。高校1年~卒業まで長期休みやインターンでは船長の船にいましたよ」

 

「なるほど。ちなみにあくあの戦闘能力が高いのは」

 

「船長の船に乗ったからですね。治安維持組織なんで危険もいっぱいでして、マーシャルアーツと銃の使い方を教えました。実戦経験も豊富ですよ」

 

道理で強いわけだよ。あの船で戦ってたならフブちゃんを返り討ちにできても不思議じゃないゾ

 

「あくあ殿の強さの理由がわかったでござるよ…」

 

いろはが死んだ目をしながら笑ってる

 

実は吾輩の鍛錬にholoxとあくたんも加わり模擬戦をしたのだ

 

その際にあくたんといろはが対戦をしたのだが、飛天御剣流を会得したいろはが神速で間合いに入り決着…と思いきや

 

「吾輩、侍が半泣きしてたのクソワロタ」

 

「至近距離でスカートの中からミニガンを出された風真の身にもなるでござるよ!」

 

うん、あれはヤバいね。てかスカートのどこに収納してんのさあのミニガン

 

『この距離ならバリアは張れないな!』

 

『ファッ!?』

 

一体どこの橘さんだ

 

「沙花叉はいろはちゃんの『(木刀が)折れたァ!?』がツボに入ってヤバいwww」

 

あくたんがミニガンで木刀を受け止めそのままブッパ。木刀は折れ、風真は弾丸(ゴム弾)の嵐に…

 

ハイライトの消えた風真の絶望顔を吾輩は忘れない。超激辛麻婆豆腐10杯はいけるゾ

 

「あくたんのスカートの中ってマジでどうなってるんですかね?ネコ型ロボットじゃあるまいし」

 

「こよも気になる〜、どういう原理なのあれ?」

 

ほんとそれな

 

「あれはあてぃしの家に代々伝わるメイドの奥義の1つで、門外不出だから教えられないの」

 

メイドってすげー。吾輩が感心しながらあくたんを見てるとルイ姉が目配せしてくる。そろそろ頃合いかね

 

「ところでマリン、聞きたいことがあるんだが」

 

「なんですか〜瀧君?もしかして船長のスリーサイズですか?瀧君のエッc「何が目的だ?」」

 

「…いつから気づいてました?」

 

「船長?」

 

雰囲気が変わったな。このプレッシャーは中々だ

 

「最初からだ。俺を試していただろ?」

 

「さすがですね…船長もまだまだってわけですか」

 

「経験の差ってやつだ」

 

吾輩とholoxが異常なだけゾ

 

「お前の目的を吾輩達に教えてもらおうか。我々holoxは瀧とあくあを守るのが仕事なんでな」

 

「!?!?」

 

ラプラスのオーラ半端ないな…吾輩の鍛錬に付き合って更に強くなってるしな。平和ボケしてた頃の吾輩じゃ殺されてたかも

 

「ラプラス、それぐらいにしてやれ。話しを聞く前に酸欠で死んでしまうぞ?それと他の4人もだ」

 

船長の顔面真っ青だよ。総帥1人でも過剰戦力なのにholox全員はアカンて

 

「わかった」

 

「ハァ、ハァ…あ、ありがとうございます」

 

「別に構わんさ、落ち着いたら話しを聞かせてくれ」

 

 

 

 

 

「お待たせしました。船長がここにお邪魔したのはあなたの実力を見極めるためです」

 

「ほう…それはなぜ?」

 

宝鐘海賊団に目をつけられるようなことをした覚えは…holoxが護衛になったからか?

 

「あなたの力が陰武(いんむ)ファミリーに通用するか知りたかったからです」

 

「陰武ファミリー?」

 

なんだそのクッソ汚そうな癖にめちゃくちゃ強そうな名前の組織

 

「神業(かみごう)率いる少数精鋭の裏組織です。白銀騎士団と宝鐘海賊団でも手に負えなくてですねぇ…協力してくれません?」

 

「白銀騎士団と協力しても無理だったのか?」

 

「船長が別件でいなかったときなんですが…白銀騎士団と宝鐘海賊団は幹部の1人、秋吉に蹂躙されました」

 

おいおいマジか…確か国の最高戦力だろお前ら?それを1人で蹂躙かよ

 

「お前達でもきついのか…わかった、協力しよう」

 

確かに強いけど、ぶっちゃけそれぐらいなら吾輩とラプラスでもできるしな

 

「神業か…厄介なことになったな」

 

ん?YMD総帥、トップについて知ってんのかい?

 

「ラプ、神業って人のこと知ってるの?」

 

「実際に会ったことがある…最後に会ったのは千年以上も前だがな」

 

「教えてくれませんか?少しでも陰武ファミリーの情報が欲しいんです」

 

「いいだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

████年前

 

天界の神率いる『天使』、魔王ルシファー率いる『悪魔』、アザゼル率いる『堕天使(グリゴリ)』の三勢力は戦争をしていた

 

吾輩も当時は悪魔勢力に所属していた

 

天使達には神という絶対強者がついていた。神がいる限り天使はいくらでも生まれてくる。普通に考えたら天界サイドが戦争に勝つだろう

 

でも実際は悪魔と堕天使に苦戦を強いられていた

 

サタンこと魔王ルシファーは、かつて神に次ぐ地位の最上位の大天使。セラフのトップであり天使の長だった存在

 

悪魔にはルシファー以外にも『ベルゼブブ』『レヴィアタン』『アスモデウス』といった魔王がいる。加えて吾輩もいたしな

 

 

堕天使の長アザゼルは『神の如き強者』と呼ばれている存在。その実力は文字通り神に匹敵する

 

奴以外にも『シェムハザ』『バラキエル』『コカビエル』やその他の幹部がいる

 

 

悪魔も堕天使もトップは神と渡り合える存在。いくら天使を増やそうが天災の前では意味がなかった

 

 

そこで神は考えたのさ

 

数ではなく質だ。必要なのはやつらと同じ一騎当千の絶対強者…神クラスなのだと

 

 

神は早速2体の大天使を生み出した

 

銀髪の少女『カナタエル』

 

茶髪の青年『カミゴエル』

 

その2体は神が生み出した天使の中でも最高傑作と言える大天使らしくな、バケモノみたい強かったぞ

 

カナタエルは究極のパワータイプ

そのパワーは、腕力で大気にヒビを入れて衝撃波や大地震、大津波を起こし、握力は空間ごと物体を圧縮し握り潰した

 

カミゴエルは究極のテクニックタイプ

神業と言える技量で相手の攻撃や能力を無効、更には相手の攻撃を利用した究極のカウンターでねじ伏せた

 

こいつらが出てきてから戦況は一気に逆転。悪魔も堕天使もトップや幹部が敗北。こうして戦争は終了

 

吾輩はその後に宇宙に旅立ったというわけだ

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

「カミゴエル…それがマリンの言う神業の真名だ。2つ名は『神の如き業を振るう強者』」

 

カミゴエルにカナタエルね。そんな天使がいるなんて初めて聞いたが…

 

「それと今の話しで気づいてると思うが、カナタエルは天音かなたの真名だ。2つ名は『神の鉄槌』」

 

やっぱりそうだよな。まさかかなたその出生にそんなエピソードがあるとは思わなかったけど

 

「そうか」

 

「意外と反応薄いな。初恋の女の正体に興味はないってか?」

 

「今更過ぎるんだよ。俺の周りは規格外が多いからな。お前だってその1人だぞ、ラプラスの悪魔」

 

「確かに、そんでお前自身も規格外だしな。気にすることでもないか」

 

「そういうことだ」

 

そんなことよりあくたんの目がヤバいんだよハイライトオフなんだよ…ラプラスめ、さらりと初恋の女とか言ってくれやがって。気づかずに返事した吾輩もバカだけど

 

「瀧く〜ん?あくたんという者がいながら他の女に恋してるんですか〜?」

 

ヒィ!?船長お前もかい!こっちは保護者目線でのハイライトオフだけどプレッシャーがさっきの比じゃねぇよ!

 

「と、とりあえず今後の方針について話さないか?」

 

吾輩は異性相手じゃ豆腐メンタルなんだゾ!童〇で魔法使いなんだゾ!わかってんのかゴラァ!(逆ギレ)

 

「それもそうだな。間違っても神業とは1人で戦うなよ?マジでバケモノだからなあいつ」

 

「ラプ、神業って天使がどのぐらい強いか具体的に教えてもらえる?」

 

「ルシファー含めた魔王4人を同時に相手して互角だ」

 

「スケールがデカすぎて全然わからないよ。沙花叉達にもわかるような例えはないの?」

 

「吾輩と瀧の2人がかりでも普通に苦戦する」

 

「「「「「「「は?」」」」」」」

 

ウッソだろお前、そいつ朱さんより強いじゃん。ウルトラマンかオーマジオウ呼べよ

 

「ねぇラプちゃん、それってまずくない?幹部の1人、秋吉って人も白銀騎士団と宝鐘海賊団を蹂躙できるレベルでしょ?」

 

ほんとそれな。幹部は他にもいるみたいだし…朱さんは出産間近の奥さんにつきっきりで動けねぇ。他の主人公様は海外とか別次元とか引退だしな

 

「天音かなたと手を組むぞ。奴と一緒に作られたあいつなら対抗できるだろうさ」

 

「奴は先輩に任せて幹部は俺とラプラスで対処ってとこか?」

 

「そういうことになるな」

 

「では近いうちに天音かなたって人に会いに行きましょう。船長も実際に会って確認したいので」

 

「了解した」

 

とりあえずの方針は決まった。ちなみに船長は我が家に泊まっていくらしい…風呂場とトイレには気をつけよ(フラグ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さ〜て寝ま、す…か、ね?

 

「あ、ご主人来た」

 

「Ahoy!お邪魔してます〜」

 

なんでさ

 

しかも2人ともパジャマの下ノーブラやんけ

 

待ってあくたん、あくたん待って!船長もだ!なんつー力してんだお前ら!?

 

 

アカンて!引きずり込まれ…

 

 

(´・@・)バブ~

 

 

 




アッー!と書き

・童貞(オリ主)
近いうちに割とガチで死ぬかもしれない
頼れる兄貴分と他の主人公様の助力は期待できない…マジで死ぬかもしれない

初恋(本人自覚無し)があくたんと覗き見してるPP天使にバレ、あくたんと船長にたっぷりとOHANASHIされた

既にかつての全盛期を超えたがカミゴエルには勝てない

・総帥
何億年も生きてる伝説の大悪魔
〇〇〇〇年前の戦争では悪魔側の主戦力の一角として活躍していた

しかしカミゴエルとカナタエルの参戦で魔王全滅。カミゴエル相手に他の悪魔を守りながら敗走することに…リベンジに燃え更なる高みを目指す

平和ボケしてた頃のオリ主程度は片手で殺せる。かつての全盛期オリ主でも死ぬ覚悟を決めるレベル

・天音かなた(カナタエル)
作中最強クラスの一角
白ひげみたいな能力や、握力で空間ごと物体を握り潰したりと反則染みた大天使

オリ主の初恋が自分と知り赤面しながらニヤついてる。とりあえずカミゴエルは殺す

・神業(カミゴエル)
作中最強クラスの一角
オリ主とラプラスのタッグでも勝てない超越者。朱さんすら殺せる次元のバケモノ

なぜ裏組織のトップになったのか不明

・秋吉
陰武ファミリー幹部。クッソ強い

・マリン被告
一味と団員がフルボッコされて協力要請に来た
あくたんがバトルメイドになった理由の一つ

・あくたん
スカートにミニガン仕込んでるやべぇやつ


IFルートはもしかしたら書くかも

それではまた次回


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上弦が三体来るようなもんじゃねぇか…いや、縁壱に黒死牟が二体の間違えだわ(白目)


どうも、ほしいろです

遅くなってすんません

それではどうぞ~


 

船長襲来事件から翌日

 

吾輩は大学で魔導書を読んでいた

え?なんで魔導書、てかお前魔法使えんのかだって?

 

そういえば言ってなかったな

 

吾輩は魔術師である、魔法使いではない(これ重要)

 

せっかくだからこの世界の魔術と魔法について説明するゾ。嬉しいダルゥオ?

 

簡単に説明すると、魔術は文系で魔法は理系やな

 

魔術=言葉によって魔力で超常現象を起こす術式

発動に詠唱が必要(ルーン魔術は例外)

魔法と比べると比較的簡単だが、詠唱が必要なため

1度に発動できる魔術は基本的に1つ

※吾輩はルーン魔術師だから詠唱とか関係ない

(オリジナルのルーンも作った)

 

凡人向けの異能

 

 

魔法=方程式によって魔力で超常現象を起こす法則

発動に高度な演算能力が必要。詠唱は必要なく、

並行処理(マルチタスク)が得意なやつが使うと

複数の魔法を同時発動できる

 

エリート様向けの異能

 

 

てな感じや。文系の我輩には魔術のほうが向いてるってわけよ。マルチタスク苦手だし

 

最近魔術を使ってない吾輩が魔導書(自作)を読んでる

理由やけど、陰武ファミリーの幹部対策や

 

陰武ファミリーの幹部は2人

 

・秋吉

宝鐘海賊団と白銀騎士団を蹂躙した男

超人体術『迫真空手』の達人で鬼のように恐ろしく強いらしい

 

 

・葛城

剣術の達人で秋吉に並ぶ実力者。戦闘スタイルは一刀流の抜刀術を得意とし斬撃も飛ばせるらしい

 

 

葛城って、絶対虐待おじさんじゃん…

 

どちらも接近戦のエキスパート。こんな連中が相手なもんだから普段の強化して殴るは禁止された

 

 

だから久しぶりに魔術師らしく戦うことになった

懐かしいわ〜、昔は孔明先生やマーリンポジだったもんな〜

 

本来の戦闘スタイルはルーン魔術での援護とか中遠距離だから嬉しいゾ

 

 

ふむふむ…そういやこんなルーンも作ったな…お、これとこれ組み合わせたら面白そうだな

 

 

「もしもーし、ちょっといいかな?」

 

ん?

 

「どうも〜、紫咲シオンっていいま〜す。シオンでいいよ〜」

 

シオンたんやんけ!?同じ大学にいるのは噂で知ってたけど実際に会うのは初めてやな…なんかすごいニコニコしてない?

 

「俺は濡羽瀧だ、瀧でいい。よろしく」

 

「うんうん、よろしくね〜。実は君にお願いしたいことがあるんだけどいいな?」

 

「何かな?」

 

「君の持ってる魔導書、シオンに見せてくれないかな?」

 

なるほどな〜…シオンたんて魔法使いだよな、そもそも魔術使うのかね?

 

「別にいいが、君は魔法使いだよな?この本h「知ってる、魔術の魔導書でしょ?」…あぁ」

 

「シオンは魔法使いだけど魔術も得意だよ」

 

魔法使いは魔術を軽視してるイメージが強かったんだけど、シオンたんは気にしないタイプか

 

「だからその『本物の魔導書』が気になるんだよね。見たことないルーン文字だし強い魔力を感じるよ」

 

『本物の魔導書』はそれ自体に強力な力が宿ってるからな。持ってるだけで魔法や魔術が使えたり、ステータスが強化されるレアアイテムでもある

 

普通の店で扱ってるようなやつは所詮コピー本なんで本物は珍しいんだろうな

 

「わかった。どうぞ」

 

「ありがとう!」

 

めっちゃ喜ぶやん。キラキラした目で読んでるよ

 

「ねぇ瀧、この魔導書を書いたの君でしょ?」

 

「わかるのか?」

 

「魔導書から感じる魔力が君のと同じだからね。それに君の魔力は普通のやつと何か違うもん」

 

oh…シオンたんの目が怪しい光を放ってる。吾輩の魔力の異質に気づくとは流石過ぎるやろ

 

「できれば瀧の体も調べさせてくれると嬉しいんだけどな〜」

 

おっと身の危険を感じるゾ

いつぞやのピンクコヨーテや忍者みたいやん…

コラコラ吾輩の胸板を指でツンツンするんじゃない!

ムラムラしちゃうだろ!?

 

「アハハ…」

 

吾輩の体質は研究者にバレると面倒なんや

過去に吾輩をホルマリン漬けにしようと捕まえに来たバカもいたし、解剖させてくれ!とか頼み込んで来たやつおったもん

 

シオンたんはそんなことしないと思うけどね

 

「その魔導書は君に譲るからそれで勘弁してくれないか?」

 

「これくれるの!?」

 

顔が近い近い、ガチ恋ゼロ距離よ。数センチでキスできるゾ(生き殺し)

 

「自分で書いたやつだから中身は覚えてるし俺には不要だからな」

 

魔導書を読んでたのはあくまで確認のため

他にもっと強力な魔導書を書いたし、吾輩のメインの魔導書はそっちだからな

 

「マジで!?ありがとう!」

 

シオンたんが魔導書を胸に抱き締めてはしゃいでる。おい魔導書、そこ代われよ

 

魔導書を作れる吾輩にとっては大したものじゃないけど、本物はシャレにならん金額だしな

 

安いものでも大体千万円、普通は三千万以上で高い物だと億ぐらいする

 

魔導書を作れるやつは希少だから作れる数も少ない。だからそれぐらいの価値があるってわけよ

 

シオンたんにあげたやつ?

 

鑑定師曰く、7000万~8000万ぐらいするらしい

 

「このお礼はいつか必ずするね!」

 

「楽しみにしてるよ」

 

やったぜ。シオンたんと繋がりが得られたゾ

大学で全然見かけないから会えずに卒業するんかな〜って思ってたからラッキーやな

 

吾輩はこの後バトルロイヤルに参加する予定があったんで、準備のためにシオンたんと別れたゾ

 

 

 

 

…てなわけで現在バトルロイヤルのフィールドにいるわけなんだけど、今日も今日とてヘイトが高い

 

そのほとんどが野郎によるものだ。この視線は嫉妬か?先程のシオンたんとのやり取りを見られていたな

 

「よぉ色男…神父服なんて着て聖書も持ってどうしたんだ?神に祈りでも捧げんのかい?生きて帰れるようにってよ」

 

「お前、紫咲さんと仲良くしてたよな?ムカつくぜ」

 

「この神父服は魔術礼装でこれは魔導書だ。俺は神を信仰してるわけじゃない」

 

「どうでもいい。ときのさんの件も含めてテメェをぶっ殺す!やっちまえッ!」

 

数は大体100か…遠くから見てるのを含めたらもっとか

 

ちょうどいい、折角だからこいつらで魔術のリハビリをするとしよう

 

吾輩は四方八方から飛びかかって来た奴等に『風』『刃』『拘束』のルーンを発動する。すると不可視の鋭い風の糸が吾輩の周りに発現し、相手の体を切り裂きながら身動きを封じる

 

「痛ぇえええ!」

 

「なんだこれ!?離せよ!」

 

「こんなもん、引きちぎってやるよ!」

 

周りが痛みで苦しむ中、体が硬い鱗に覆われた獣人が糸を引きちぎろうと手足に力を入れてもがく

 

おいおい、そんな無理に引っ張ったら…

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」

 

あらら…手足が切り落とされて達磨になっちゃったよ…その風の糸、ダイヤモンドだって切れるんだぞ?お前ごときじゃ話しにならんよ

 

周りもその光景を見て青ざめてるようだが容赦はしない。どうせバトルロイヤルじゃ死なないんだ…いい加減鬱陶しいし、ここらで徹底的に立場を叩き込んでやる

 

「さて、先に手を出してきたのはそっちだ。俺に慈悲なんて期待しないことだ」

 

吾輩は『雷』のルーンを発動し風の糸に電流を流す。するとなんということでしょう、拘束されていた皆さんが雷で真っ黒焦げになりました。悲鳴をあげることもできませんでしたね〜

 

「せいぜい神に祈りでも捧げとくんだな、無事に帰れるようにって…アーメン」

 

 

 

特に安全地帯で覗き見してるクソアマ

 

 

 

楽に逝けると思うなよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…ひぃっ!」

 

「鬼ごっこは終わりだ。いい加減に観念しろよ、みっともないぜ魔法使いさん」

 

何よ、何なのよあいつ!?

 

「待って、待ってよ!私が何したって言うの!?私は何も危害を加えてないじゃない!」

 

私は周りにも聞こえるような大きな声で叫んだ。魔法も使って周りの参加者達の心に強く響くようにもした…これであいつは女を痛ぶるクソ野郎と認知され、学園での立場は地獄になるはず…だった

 

誰もこちらを見ていない…なんで?

 

「危害を加えてない?あいつらを煽動した全ての元凶が何を言っている」

 

「!?…何を根拠に、証拠でも「あるぞ」え?」

 

あいつが見たことないのルーンを刻むと空中に映像が流れた…私が幻術であいつらの感情を増幅させた映像だ

 

「お前の先祖は幻術を得意とする心真(しんま)の血筋だろ?調べはついてる」

 

「あ…あぁ」

 

バレてる…周りの参加者は誰もこちらを見てない、だけどバトルロイヤルを観戦してる生徒達にはきっと…

 

「被害が俺1人なら見逃してやろうとも思ったが、フブキやそらさん達も巻き込んだよな?」

 

こいつがときのさんと事故でキスをした時のことか!?あれもバレてるの…?

 

いや、それがなんだと言うのだ!

 

「だったらなんだって言うのよ!?気に食わないのよあんた!この学園の人気者達と仲が良くて、一般家庭の庶民の分際でバトルロイヤルでは成績優秀?ふざけんじゃないわよ!」

 

大学に来ても女とイチャついてるだけの野郎がなぜ

エリートである魔法使いの私よりも成績がいいのだ!?

 

「それで?」

 

「今日に至っては『あの』紫咲さんから声をかけられてた!私なんて相手にもされないのに…挙句の果てには希少な魔導書を作れる?しかもそれを彼女にプレゼント?こっちはどんなに欲しくても手に入らないって言うのにっ!!庶民の魔術師風情が私よりも優秀で私が欲しいもの全部持ってるなんて許せるわけないでしょ!?」

 

全てを持っているこいつが憎い!

 

「つまりただの嫉妬か、見苦しいな。しかも俺を見下しておきながら、自分じゃ俺に勝てないから周りを使って嫌がらせね。シオンに相手にされないわけだ」

 

「はぁ!?」

 

「俺の記憶が正しければシオンの家も魔法とは関係ない一般家庭のはずだぞ?一般家庭の庶民を見下してるお前がシオンに相手にされるわけがないだろ?」

 

「黙れ黙れ黙れ黙れ!」

 

私は何も悪くない!庶民の癖に私よりも優秀でなんでも持ってるこいつが悪いんだ!

 

「お前にはこれまでの報いも含めて見せしめになってもらおう…俺もいい加減、理不尽に絡まれるのはうんざりなんでな」

 

こいつが空中に4つのルーンを刻み組み合わせると『黒炎の大蛇』が現れた…あの呪いは、ヤバ…い、視界に入れただけで、力が抜けて体中が…痛いっ

 

「な、何よ…それ…?」

 

「魔術名『ヴリトラ』、こいつの威力や効果は…身を持って知るといい」

 

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

 

お願いだから助けて!全部謝る、謝るから…

 

もはや魔法使いとしてのプライドなどどうでもいいぐらい怖かった。私は力の入らない体にむち打ち必死に懇願するが…

 

「言ったはずだぞ?俺に慈悲なんて期待するなと…せいぜい神にでも祈っとけ」

 

こいつがそう言うと、私は黒炎の大蛇に丸呑みにされた…

 

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 

 

 

 

ダレカ、コロシテ

 

 

 

 

 

 

Foo↑気持ちいい〜

 

汚物はヴリトラ先輩が消毒してくれてスッキリ。

バトルロイヤルだからあのクソアマは死んでない。

この場合は死にたくても死ねないのほうが正しいか?

 

吾輩の使ったルーンは吾輩のオリジナル。つまり吾輩のルーンを知らないと呪いの解呪は基本的に不可能。吾輩は自分の魔導書を売らんし誰かに譲ったのはシオンたんが初めてよ

 

よほど優れた魔法使いか魔術師、あるいは異能無効系の宝具でもあれば話しは別だが心間家が用意できるとは思えない

 

「今の組み合わせえぐいね。それとその魔導書も君が書いたやつだよね?シオンに見せて〜」

 

シオンたんや。シオンたんが来た方角はかなりの激戦区だったと思うんやけど無事だったんやな

 

「バトルロイヤルが終わったらな」

 

「約束だよ?…それとさ、シオンと手を組まない?面倒な実力者が3人もいて厄介なんだよね」

 

シオンたんレベルの魔法使いが厄介呼ばわりとはな。相当強いんやろな〜…ん?

 

「あっ、見つけた余!」

 

ん?

 

「こんかぷ〜」

 

んん?

 

「へぇ〜、この小僧がかなたんのお気に入りですか?」

 

( ゚д゚)ファッ!?

 

ちょっと待てぇええええ!?!?

 

ウッソだろお前、ここでこのメンツ来るの?

 

お嬢にメルメルと会長て…アカンわこれ

 

鬼は超パワーに超スピードと高い耐久力などの優れた身体能力を持つ。妖術も使える上に馬鹿げた成長速度だ

 

吸血鬼(ヴァンパイア)は海外版の『鬼』。鬼に匹敵する身体能力に加え血を吸うとパワーアップし、相手の能力を一定時間コピーできる。魔術や魔法にも優れた魔族だ

 

そして最強の幻獣種ドラゴンである会長。ドラゴンは鬼よりも強い理不尽の塊だ

 

 

 

…これ詰みじゃね?

 

 

 

 




アッー!と書き

・オリ主
ルーン魔術師。本来の戦闘スタイルはルーンによる中遠距離での後方支援で近接戦闘の場合は剣を使う。

魔導書を作れる

次回『オリ主死す』デュエルスタンバイ!

・シオンたん
超一流の魔法使い。魔法使いや魔術師の間では超有名人

・本物の魔導書
一流の魔法使いや魔術師でも作成や入手が極めて困難なレアなアイテム。魔導書自体に強力な力が宿っており、所持するだけで魔法や魔術が使えたりパラメーターが向上する

・最後の3人
オリ主視点だとサブタイトルの通りやで


それではまた次回



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