ヤリチン至上主義教室へ (トリコ)
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プロローグ

佐倉愛里をただのクラスメイトから攻略していくことにしました、


 ちゅうぅぅ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ ちゅぱ♡ ちゅぱ♡ じゅぷっ♡ じゅぷ♡ じゅぷぷぷ♡

 

 深夜零時、二つの淫猥な音がカーテンを閉め切って電気一つない真っ暗な部屋に響き渡る。中心地はベッド、そこにいる一組の男女からだ。顔の良い黒髪の少年の名前は沢越蓮。彼の鋼のような筋肉の身体の下半身に存在する精液と愛液を纏った30cm近いペニスを、唾液を纏って唇や舌でフェラチオしている美しい巨乳を持った全裸の美少女の名前は櫛田桔梗。彼と彼女とのこの関係性は正真正銘の恋人である。

 

「桔梗のまんこっ、運動の効果が出て締まりが良くなってる。このデカいおっぱいも柔らかくて最高だよ」

「あんっ♡ あんっ♡ ほっ♡ ほんとっ♡ 嬉しいっ♡ あぁっ♡ ああああああぁっ♡ イっちゃう♡ イクッ♡ イクイクイクッ♡♡♡」

 

 桔梗とは幼馴染であり、中学時代に付き合い始めた。胸が大きく、蓮は我慢できずに手を出している。承認欲求の塊の桔梗は、クラスで一番の存在になるためにみんなの相談役となったが、蓮と桔梗のクラスはいじめ、万引き、セクハラ教師との不倫、妊娠、パパ活、握手会出禁の生徒がいたりと謂わばどうしようもない場所だった。そんな場所でそんなことをしていれば当然、毛が抜けるほどの過剰なストレスが溜まる。普段は蓮とのセックスによって息抜き出来ていたが、蓮が学校やモデルなどの他の女に手を出している時は匿名ブログでの誹謗中傷でストレスを発散していた為、それがバレて拡散し学級崩壊した。当然蓮はモデルもやめてセフレも全員関係を切られたり切ったりしたが、最終的に桔梗が残った。その時に蓮は考えた。必要なのは快楽だけじゃなくて愛情なのだと、つまりセフレじゃなくて全員と付き合う方向にシフトしようと。

 

「舌ピの時のコリコリとしたのも良かったけど、無いのも気持ちよくて良いなぁ。うおっ、カリの裏それされると気持ちいぃ」

「んっ♡ じゅるるる♡ れろっ♡ れろっ♡ じゅぶぶっ♡ んっ♡ んぐっ♡ んぐっ♡ ぐぐっ♡ ごっ♡ おおっ♡ 」

 

 そして蓮。

 有名な企業の御曹司でありとてつもない好色家だ。曾祖父が多くの女性に手を出して一族を広げたことで様々な場所に顔が効くようになった。亡くなった曾祖父から遺伝したと言われる、顔の良さや女性への性欲の強さで多くの女性を囲おうとする。そのため桔梗を惚れさせ、その情報から上手く口説いてクラスや学校に魔の手を広げ、中学時代に読者モデルとなりセフレとなったモデルやマネージャーともセックスしてヤリチンとなりテクニックを磨いた。

 

 最初はセフレだから認めたのだと、複数人の彼女を作るのは別だと言う桔梗はキレていたが、そこはセックスで納めた。俺達が合格したのは、政府が作った東京にある高校で全寮制。3年間外部との連絡は断たれ、外に出ることすら出来ない。そこは俺と桔梗の学級崩壊に関する情報が手に入りづらいと言うことで良い。だが、卒業後は望む進路に100%応えると言う怪しさがあった。が、結局学校に二人で進学することになった。

 

「100%希望に応えるとか絶対怪しいって。桔梗もそう思うよな!」

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ れんっ♡ おくっ♡ おぐっ♡ いぐっ♡ ああぁっ♡ いぐっ♡ いぐっ♡ あっっ♡♡」

 

 蓮は桔梗を絶頂させながら、不意に思う。高校に行けばどんな女に出会えるだろうか、と。



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バス

アニメ見たら綾小路一番後ろだったので堀北を後ろに変えます。


 今、俺たちは新品の赤色のブレザーを着てバスに揺られている。周りの乗客も殆ど学生で目的は同じと言うことだ。つまり向かう先は進学先である高度育成高等学校。

 

 ここには色々な噂が飛び交っている。いくら領地内に必要な施設があるからって三年間、外出禁止だからなぁ。よっぽど中の情報を漏らしたくないって事だろうし、家のことで良くないことを体験してきた俺からしたら卒業後の恩恵を信じる気にはなれない。どうせ嫌な条件があったりして碌なもんじゃないだろうからな。親に聞いてみても物知り顔で笑うだけだし、完全にアウトだろ。

 そもそも俺は家を継ぐから要らないしな。それは桔梗にも言ってあるし、彼女も俺の女である限りうちの会社に就職出来るし何なら養う。これ、俺が言い出したことじゃなくて祖父が言い出したことなんだよな……。

 

 バスの中央、手すりに掴まる俺と桔梗。隣にいる桔梗は胸の膨らみでブレザーごと制服を押し上げていて、その存在を主張している。近くにいるせいか桔梗の甘い匂いにドキッとする。昨晩も今日の朝になるまでセックスしていた為か、桔梗は色っぽく息遣いが荒くなっている。

 

「桔梗、大丈夫? 辛かったら寄りかかってもいいんだぞ」

 

 先祖代々沢越家の人間は身体が特殊らしくアスリートに勝てる身体能力だけじゃなく女の子を気絶させるほど絶倫だ。曾祖父の全盛期は毎晩十人以上と同時にやったらしく、逸話になるぐらいやばい。その血が俺にも流れているらしいことがありがたい。

 

「平気だよ。心配してくれてありがとね」

 

 その笑顔は可愛くて、つい頭を撫でてしまう。桔梗が嬉しそうに目を細める。そんな俺たちをバスに乗ってきた時から、俺をずっと見ていた鈴音に軽く手を振っただけで真っ赤になって俯いてしまった。可愛い奴だ。

 

 バスに乗った時、俺は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。もう会えないと思っていたからだ。その女は同じ中学にいた。女の名前は堀北鈴音。人格、特に協調性に問題があるが本当に容姿が良い。元々鈴音の兄が同じ学校にいて辛辣なこと言われて弱ったところを、時間をかけて口説いて、幸運なことに鈴音のクラスに問題が起きて助けたら何回かセックスするとこまで持っていたんだが……あと少しで完落ちというところで俺のクラスが学級崩壊で停学を喰らってパァになった。そのまま会うことなく終わったんだが、本当に幸運だ。俺とのセックスを覚えてそうだし、これはまだまだ行けそうだ。

 

 俺のテンションが上がるが、何だが近くにいる桔梗の負のオーラを感じる。まぁ同中の奴がいたら学級崩壊のことバレるかもしれないもんな。それに何だかんだ二人目の彼女候補だもんな。だけど鈴音は変わってなければ本当に他人に興味ないから問題ない。なんならつっ突かない方が安全だと言うことを後で身体に教えてあげないといけない。っていうか、高校くらい素で行けばいいだろって言ってんのになぁ。そう言うところも可愛いと思うが。

 

 

 

 

 優先席での問題で一悶着ありながらもバスから降りると天然石を連結加工した作りの門が俺達を待ち構えている。東京都高度育成高等学校。日本政府が作り上げたこの場所へ、俺は堂々とくぐり抜けた。

 この三年間、俺はどれほどの女の子を彼女に出来るだろうか。今から楽しみでしょうがない。それにこの学校は無駄に金だけはかかってそうだからな、そう言った部分だけでも楽しませて欲しいものだ。

 

 少し離れた場所から桔梗とバスから降りてきた鈴音を見て、俺は感心した。最後に会った時から比べても更に綺麗になっている。相変わらず顔立ちは整っているし、身体の方もバランスが取れていて良い。スタイル抜群だ。そして何より驚いたのは、顔つきがとても大人っぽくなっていることだ。あれから1年ほど経っているが、どうやら順調に成長したようだ。

 

「……久しぶりだな鈴音。中学の時よりも可愛くなったね。俺がいない間は元気にしてたか?」

「ひゃっ♡ ちょ♡ ちょっとっ、辞めなさい蓮くん♡ 人が見ているのにっ、こんなことっ」

「あはは、ごめんごめんっ、つい可愛くって」

 

 俺は鈴音を抱きしめて腰に手を添えて愛撫するように触れながら、愛を囁くように声をかけた。そうすると彼女は思った通りに甘ったるい声を出して面白いほど反応している。相変わらず弱いところが変わっていなくて助かった。しかし昔と違って直ぐに平常に戻った鈴音の抵抗する身体に力が入った為、流石にこれ以上は此処ではやらない方が良いだろうと俺は手を離す。触った感じとして、彼女の身体は前より身体が引き締まっていて夜が楽しみだ。俺から離れて冷静さを取り戻した鈴音はコホンッと咳払いした。

 

「……えぇ、久しぶりね。まさかあなたがここに来るなんて意外だったわ。もしかして私がこの学校に行くと知って来たのかしら?」

「そうだ、鈴音のことが忘れられなくて会いに来たんだ。今日から毎日会えると思うと楽しみだな」

「っ⁉︎ 嘘を言わないで貰えるかしらっ。相変わらず貴方は適当な事を言うのね……隣にいるのは今の彼女さんかしら?」

「あはは……私、櫛田桔梗っていうの。堀北さんが彼女に立候補しないなら私がしちゃおうかな……とは思ってるよ?」

 

 顔を真っ赤にした鈴音が、慌てて否定の言葉を口にした。やはりこいつは可愛い。思わず笑みが溢れてしまう。隣の桔梗は面白くないとばかりに不機嫌そうな表情を隠して笑顔のままだ。埋め合わせはするからもう少し我慢してくれ。

 

「ははは、流石に冗談だ。でも会えて嬉しいのは本当さ。今度またデートしようぜ、勿論二人きりで……おっと今はとりあえず教室まで一緒に行こうか」

「……教室までと言うなら、別に構わないわ」

 

 想定してたより簡単そうで良かった。

 

 

 

「わっ偶然だね。三人ともDクラスだよ」

「俺は幸運だね。綺麗な桔梗や鈴音と一緒のクラスなんて」

 

 桔梗と鈴音を侍らせて校内に入れば偶然にも四人ともDクラスの教室であり、自分のネームプレートが置かれた席へ向かう。その際に先に座っている女子たちが俺を見て喜んでるのが分かる。視線が顔や身体に突き刺さっているのが分かるほどだ。「ねぇあの人かっこよくない?」などいう声が、俺の耳が良いため小声でも何を話しているのか分かるため聞いていて俺の気持ちも高揚する。この教室には綺麗な女の子達が多いしな。額を出した青い髪の子だったり桃色の巨乳の子がいて飽きなさそうだ。他のクラスは集会の時に確認しよう。

 

 反対に嫌な視線をぶつける男子たちは後からでも関係は改善しやすいしいいか。俺の席は……うーん、桔梗とは微妙な距離の座席だ。反対に鈴音とは隣だから近いな。俺は荷物を下ろして席に座る。桔梗は既に色んな女の子に話しかけに行っている。抜かりがないな。

 

「鈴音と隣なんて本当に付いてるな俺。これは神様にでも感謝したほうがいいのかな」

「信じてないくせに」

 

 ここまでの感想だが、なんかこの学校……異様に監視カメラが多くないか? 政府が作ったんだから当たり前だろ、と言われても正直納得できない数だ。これじゃあ授業中にエッチな悪戯とか出来ないじゃん。はぁと落胆しながら前を向くと、前の席の茶髪の男は何かを考えた後に頭を抱えて深いため息が漏れていた。

 

「先を越された……!」

 

 彼の視線の先には、先程まで一人だった体積のでかい人間が他の人間と喋っている姿。おそらく話しかけようとして出来ずに先を越されたのだろう。名前は確か……綾小路清隆ね。この綾小路は友達が出来ないことを悩んでいるのだろう。

 

「入学式だって始まってないんだから、まだまだだって清隆。まずは俺と友達になろうぜ」

「えっと……沢越でいいよな」

 

 ネームプレートを見て確認する綾小路。当然の反応だ。

 

「悪い悪い、自己紹介がまだだったな。俺は沢越蓮。苗字で呼ばれるのは苦手だから蓮って呼んでくれ。これからよろしくな」

「オレは綾小路清隆。オレのことは好きなように呼んでくれ。こちらこそよろしく」

「よろしくな清隆。この学校に来てからの初めての男友達だし、お互い頑張ろうな」

「あぁ……そういや俺の隣の奴と、蓮は友人だったりするんじゃないのか? ずっと蓮のことを見ているが」

「あぁ実は俺と鈴音は中学の頃付き合っ「嘘を言わないでもらえるかしらっ、沢越くん」

「えぇ〜でも好きだって言ってくれたじゃん。それにさっきみたいに名前で呼んでよ」

「あれは……ただの気の迷いよ。私はもう、貴方とは関係ないもの」

 

 弱々しく身体を抱きしめながら顔を赤くして否定する鈴音。かつてベットの上で絡み合っている時に言わせた言葉を引っ張ってきて、脳裏に俺と情事を思い出させて性的に俺を意識させる。俺とセックスしたんだからオナニーじゃある程度しか気持ちよくならないし、物足りなかったんだろうなと同情する。

 

「じゃあ鈴音は、恋人じゃない人とあんなことするのか?」

「っ! そんな、そんなことは……無いわ」

「じゃあ、それも含めて今日の夜話しようか。確か門限あったしその前の時間に鈴音の部屋に行くね」

 

 鈴音が反論しようとした時に丁度、始業を告げるチャイムが鳴った。

 入ってきたのは三十歳手前あたりの、胸元を大胆に開けたスーツの女教師だ。

 

 

 

 

 

 



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クラス

主人公は黒く染めてるだけで、ほんとは茶髪。
うっかりでクラスポイントのこと書いてたので消しました。


 しっかりとした印象にポニーテール調にした髪。間違いなく彼女は美人だ。お近づきになりたいものだ。

 

「えー新入生諸君、私はDクラス担当を担当することになった茶柱佐枝だ。普段は日本史を担当している。この学校には学年ごとのクラス替えは存在しない。卒業までの3年間、私が担任としてお前たち全員と学ぶことになると思う。よろしく。今から一時間後に入学式が行われるが、その前にこの学校の特殊なルールについて書かれた資料を配らせてもらう。以前入学案内と一緒に送付したものと内容は同じだ」

 

 前の席の綾小路から見覚えのある濁った青色の資料が回ってくる。東京都高度育成高等学校要項と書かれたそれは、茶柱が言っていた通り内容は合格発表を受けてから貰ったものと変わらない。この学校は他の学校よりも特殊であり纏めると、

 

 寮生活の義務。

 特例を除いて肉親にも許可なく連絡できない。

 学校の敷地から出ることも出来ない。

 

 と書かれてある。一応、その代わりとして小さな街が形成されていてる。60万平米を超えるそこにはカラオケやシアタールーム、カフェ、ブティックなどなどの施設もある。

 

 そして何より一番の要注意点は、Sシステムというこの学校独自のもの。

 

「今から配る学生証カード、それを使えば敷地内の全ての施設を利用することが出来る。勿論、売店などで商品を購入することも可能だ。端的に言えばクレジットカード、電子マネーのようなものだな。ただし消費されるのは現金ではなく、この学校内でのみ流通しているポイントだ。この学校においてポイントで買えないものはない。学校の敷地内にあるものなら何でも購入可能だ」

 

 茶柱の手にあるスマートフォンほどの機械。学生証と一体化したこのポイントカードは学校での現金の意味合いを持つ。あえてを紙幣持たせないことで、学生間で起きる金銭のトラブルを未然に防いだり、あるいはポイントの消耗をチェックすることで、消費癖も分かるというものだろう。

 

 買えないものはない、何でも購入可能。今回はどちらも意味としては同じと捉えていいだろう。わざわざ二回言うんだから、この学校生活での鍵となるんだろうな。因みに何でも、と言うのは簡単だが実際のところその幅はどれほど広いのだろうか。もしかしたら言ってしまえばつまりポイントさえ払えば……自分のクラスを女だけに出来ると言うことだ。まぁしないが。

 

「施設では機械にこの学生証を通すか、提示することで使用可能だ。使い方はシンプルだ から迷うことはないだろう。 それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることに なっている。 お前たち全員、平等に10万ポイントが既に支給されているはずだ。なお、1 ポイントにつき1円の価値がある。 それ以上の説明は不要だろう」

 

 一瞬、教室の中がざわついた。

 だが無理もない。普通の学生には大金レベルである、実質十万円の支給……もしこの学校の生徒全員が何らかの世界レベルの技能を持っているならまだしも、俺の目が節穴でなければ、このクラスで何かに秀でたものは何人かで、大半は普通の生徒がいるから絶対にありえない。

 様々な小難しいことを抜かしても、何せこのクラスだけでも十万×十二月×四十人=四千八百万ポイント。それが更に四クラスあり三学年も存在している。いくら政府が関わっていると言っても、本当ならとてつもない喪失は避けられないだろう。

 

「ポイントの支給額が多いことに驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。 入学を果たしたお前たちには、それだけの価値と可能性がある。そのことに対する評価みたいなもの だ。遠慮することなく使え。 ただし、このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。現金化したりなんてことは出来ないから、ポイントを貯めても得は無いぞ。 振り込まれた後、ポイントをどう使おうがお前たちの自由だ。好きに使ってくれ。仮にポイントを使う必要が無いと思った者は誰かに譲渡しても構わない。だが、無理やりカツアゲするような真似だけはするなよ? 学校はいじめ問題にだけは敏感だからな」

 

 ……茶柱の言うことを信じるならば、入学時点の俺たちの価値が十万ポイントという評価。そんでもって学校が実力で生徒を測るのなら、これからの生活次第でどんなに上下しても全然おかしくない。やっぱり進学・就職に100%希望に応えるというのも何か訳ありなんだろうな。

 後はこの、現段階で考えられる可能性を言うかどうかだな。確定しているわけではないし、茶柱に目をつけられるのは面倒だ。しかし誰かに迷惑をかけられ俺のポイントが下がり、小遣いが少なくなるのも不快だな。いや、俺が稼ぐ方法ならあるか。

 

 今も戸惑いの広がる教室内で、先生はぐるりと生徒たちを見渡す。

 

「質問は無いようだな。では良い学生ライフを送ってくれたまえ」

 

 クラスメイトの多くは、十万ポイントと言う大きな数字に驚きを隠せないようだ。 誰もがこの学校が楽園だと疑うものは居なかった。寮生活を強いられることや、敷地内から出られない、連絡を取れない、それを加味しても無償で提供される十万ポイントや周辺施設が生徒達の思考を緩くしていく。そもそもこの高度育成学校に入った人間は、殆どが進学率、就職率がほぼ100%という部分が目当てだろう。

 

 実際、俺が調べた卒業生の中にはこの学校を出たことで有名になった人物もいる。普通どんなに有名で優秀な学校でも、秀でた分野は限らている。スポーツに特化していたり、音楽に特化していたり。あるいはコンピューター関係だったり。けど、ここはどんなジャンルであったとしても望みを叶えてしまっていた。それだけの力を持っている学校が故、入学してしまえば卒業まで安泰だと考えているのだろうか。

 

「思っていたほど堅苦しい学校ではないみたいね」

 

 鈴音はこちらを見ながら話しかけてくる。そうだな、彼女になら別に良いだろう。どうせこの様子なら変わってないのは明確だ。言ったところで周りから変な注目をされることはないだろう。

 

「このままならそうかもな。でも監視カメラの異常な数とか見ると結構怪しいんだろうな。少なくとも十万をこんなふうに使ってるんだから、それだけリスクはある筈だ」

「確かに……優遇され過ぎてて少し怖いくらいね。貴方が言うんだからやっぱり裏があると思うべきね」

「じゃあ探索がてら俺とデートしようぜ」

「断るわ。私は今日は疲れているの。寮生活の準備もしなくてはならないし、貴方とは違うのよ」

 

 この学校の詳細は、ヴェールに包まれている。外から調べるのは限界がある。ハーレムを作りたいだけなのに、とんでもないリスクがついて回りそうだ。そして先生が居なくなり、高額なお金をもらって浮き足立ち始めた生徒たち。 そんな中で手を挙げたのは、如何にも好青年といった雰囲気の生徒。

 

「皆、少し話を聞いて貰ってもいいかな?」

 

 髪も染めておらず、優等生そうだ。表情にも不良のそれは感じられない。 俺と違って真面目で清純そうだ。

 

「僕らは今日から同じクラスで過ごすことになる。だから今から自発的に自己紹介を一日も早く皆が友達になれたらと思うんだ。 入学式まで時間もあるし、どうかな」

 

「賛成!! 私たち、まだみんなの名前とか全然分からないし」

 

 女子生徒がその提案に賛成すると、迷っていた他の生徒もそれに賛同する。

 

「僕の名前は平田洋介。中学では普通に洋介って呼ばれることが多かったから、気軽に下の名前で呼んで欲しい。趣味はスポーツ全般だけど、特にサッカーが好きで、この学校でもサッカーをするつもりなんだ。よろしく」

 

 提案者から始まった後は席の端から始まった。一人目は櫛田の手助けで上手くいき、自己紹介が続く。

 

「俺は山内泰樹。小学生の時は卓球で全国に、中学時代は野球部でエースで背番号は4番 だった。けどインターハイで怪我をして今はリハビリ中だ。よろしくう」

 

 身体つきが完全に運動するものじゃないため、明らかに嘘だと分かる。

 

 次に元気よく立ち上がったのは、櫛田桔梗だ。

 

「私は櫛田桔梗と言います、中学からの友達は1人もこの学校には進学してないので一人ぼっちです。だから早く顔と名前を覚えて、友達になりたいって思ってます。私の最初の目標として、ここにいる全員と仲良くなりたいです。 昔の自己紹介が終わったら、是非私と連絡先を交換してください」

 

 相変わらずの仮面。そして嘘の設定。桔梗はとてつもないストレスを抱えることになっても、自らの承認欲求の高さで止まることが出来ない。今の笑顔を絶やさず明るく振る舞う彼女は、中学の時のように男子からも女子からも好感触のようだ。おそらくこのクラスは中学のクラスよりはマシだろう。

 

「それから放課後や休日は色んな人と沢山遊んで、沢山思い出を作りたいので、どんどん誘ってください。ちょっと長くなりましたが、以上で自己紹介を終わります」

 

 促すように次の生徒に視線を送る平田だが、次の生徒は強烈な睨みを平田に向けた。 髪を真っ赤に染め上げた生徒だ。

 

「うっせぇ。こっちは別に、仲良しごっこするためにココに入ったんじゃねえよ」

 

 赤髪は席を立った。それと同時に数人の生徒が後に続くようにして教室を出る。鈴音も立ち上がる。俺と一緒に出て欲しそうだったが、来ないと分かると悲しそうに行ってしまった。一部は自己紹介に反発する形で教室を出て行ってしまったが、残った多くの生徒たちは 自己紹介を続けていく。

 そして綾小路の失敗の次、遂に俺の番となった。立ち上がり、笑顔を意識してクラスを見渡すと既に半分以上のクラスメイトがこちらを見ていた。特に女子は平田を見る目よりも目がハートだ。

 

「俺の名前は沢越蓮。苗字で呼ばれるのは好きじゃないので、なるべく蓮って呼んでほしいかな。趣味はスポーツに料理かな。部活はサッカーやってました。みんなと友達になりたいから気軽に遊びに誘ってほしい。みんなよろしく」

 

 拍手が起こる。俺は軽く頭を下げて着席した。その時、一人の女子が質問してきた。

 

「そういや蓮くん。もしかして読者モデルやってなかった?」

「あ! 私も見たことあるって思ってた! 黒髪になってたから気付かなかった」

 

 女子の言葉に続く形で、もう一人の女子が声を上げた。それにつられるような形で、他の生徒も口々に話し出す。

 

「確か『〇〇〇〇』とかいう雑誌でしょ?」

「それそれ。ちょー有名じゃん」

「え? そうなの!? 私もそれ雑誌で見た事あるかも! だからかっこいいんだ」

 

 どうしようか。このままだと俺がヤリチンだとバレてしまう可能性がある。ネットで調べられたらバレるかもしれないし、ここは誤魔化すか……。いや、無理だ。だが待てよ。別にヤリチンなのは事実だし、ここで否定しても無駄なら、むしろそう言う可能性を肯定しておいた方が後々楽かもしれない。

 

「実はモデルをやっていたんだ。受験を機に辞めちゃったんだけど、よく分かったね」

 

 その言葉を聞いた瞬間、クラスの反応が変わった。女子は黄色い歓声を上げ始め、男子の何人かはそれに対して嫉妬の眼差しを向ける。こんな場所で言う気はなかったんだけどなぁ。一応広まれば何人かの女子はやってくるかもな。それよりも必要以上の人間に沢越の関係者であることがバレなくて良かった。桔梗が特に言わなかったのは問題ないからだと思いたい。俺はあの家から使えるものは何でも使うが……それでも、な。

 



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放課後と鈴音

 この学校でも入学式は同じようなものだった。

 偉い人のありがたいお言葉を頂戴し、無事に終了した。 そして昼前。俺たちは一通り敷地内の説明を受けた後、解散となった。7、8割の生徒はその足で寮へと入っていく。残りは早くもグループを作っていて、カフェに向かう者や、カラオケに向かう者も。勿論俺も誘われた。

 

 なので施設やクラスメイトの情報が欲しい俺は当然行く事にした。ついでに綾小路も誘って一緒に行くことにした。桔梗や平田のいるグループだ。俺はその時間、桔梗とさりげなくずっと一緒だったので、桔梗狙いの連中からは鋭い目線を貰ってしまったが、上手く対応することで仲良くはなったから良いだろう。

 

 帰り道に遊んだメンバーでコンビニに寄れば、大体は普通のコンビニと変わらないが気になったものとして、無料と書かれたワゴンがあった。まぁ一ヶ月三点までと但し書きも添えられていたが。ポイントが無くなった時、どんなことになるのやら。俺は明日からの食材を買った。慣れてるし自分で作ったほうが消費量も少ないしな。

 

 門限は8時だが初日ということで早めに解散して午後6時を回る頃、今日から三年住む事になる寮に辿り着いた。見た目はマンションのように見える。入り口でカードキーとマニュアルを受け取り、エレベーターに乗り込む。電気代やガス代に制限はないとのことだ。流石にポイントから支払われるものだと思っていたが、これもか。寮が男女共用なのはありがたい。自由に女の子の部屋に行ける。

 

 

 自分の部屋に行ってからすぐに出かける準備を終える。桔梗にはいつもより遅くなると連絡しておいた。なので今から鈴音の部屋に行く。連絡先を交換していなかった為、あの適当な言葉は流石に信じてないだろうから、実質アポ無しで鈴音の部屋に来た。

 

 チャイムを押してから少し待たされた後、返答も無しに少し赤い顔の鈴音が扉をあける。シワになるというのに、この時間まで制服姿でいたようだ。いやこの感じ、オナニーでもしていたのか? パンツは穿いていたみたいだが、スカートは少し乱れている。

 

「……沢越くん。あなた本当に来たの?」

「来るって言ったろ? それに前にも言っただろ、鈴音のような綺麗な女の子との約束は破らないって」

「そんなことは覚えていないわ……それより早く入ってくれるかしら。入学初日から男を連れ込んでいるだなんて思われたくないもの」

 

 鈴音の溜息が聞こえた。呆れられているようだったが、それでも俺を迎え入れてくれるらしい。玄関に入り靴を脱いで部屋を歩く。後ろから付いてくる足音を確認すれば、ふわりと甘い匂いを感じる。シャンプーとかそういう類のものではなく、汗の臭いに近い。つまり、それは女の体臭。それも、発情したメスのフェロモンでよく嗅いだことがある匂いだ。

 

 

 俺は後ろから鈴音を抱きしめた。

 

「鈴音、俺でオナってただろ」

「なっ、ちょっとっ!?」

 

 驚く鈴音を無視して、そのまま強引にキスをする。唇を重ねれば、やはり発情した女特有の甘ったるい味がした。抵抗するようにもがくが、力で勝てるわけがない。舌をねじ込み、彼女の口内を蹂躙していく。舌を絡ませ唾液を流し込めば、観念したように受け入れてくれた。

 

「鈴音、可愛いな。俺が教えたこと、覚えていてくれて嬉しいよ」

「んぅ……♡ ちゅぷ♡ れる♡ ぴちゃ♡ 貴方が何度もしつこくするからっ♡ あむ♡ はぁ♡ 忘れなかっただけよ♡ はぁ♡ はぁ♡ やめなさい沢越くん♡ いきなりこんな事して許されると思っているの?」

 

 そう言いながらも、鈴音は嫌がっていないように見える。むしろ、積極的に絡めてくる。そもそもオナニーしたあとに男を部屋に入れるなんて誘っているようなものだ。そして何より俺が教えた通りにやってくれる。お互いの性器を舐めるようなディープキスをしながら、左手で腰を抱く。右手ではスカートの中に入り彼女の股間をまさぐった。指先に湿り気を感じて口元が緩む。ショーツ越しに手を割れ目に沿って上下させると、クチュクチュと淫靡な音が響いた。

 

「凄いな。大洪水じゃないか。パンツがびしょ濡れになってるぞ。ほら、聞こえるか? くちゅくちゅ音が鳴っているんだ」

「ん♡ ちゅぷ♡ やめなさい♡ やめて……♡ やだ……♡ あ♡ あっ♡ やだっ♡ 触っちゃだめ♡ こんな♡ いきなり……♡ や♡ やめっ♡ やめて♡ お願いだから♡ や♡ やめて♡ や♡ やだ♡ やだってば……♡ いやなはずなのに♡ どうして♡ やめないで欲しいって思ってしまうの♡ 私♡ 変だわ♡ おかしい♡ どうなってるの♡ 私♡ 私♡ わたしぃぃ……♡」

 

 鈴音は抵抗の言葉を口にするが、身体を密着させると次第にその声から力が抜けていく。そして、ついに自分からも身体を寄せてきた。そのままブブレザーのボタンを外し、ワイシャツボタンも外して中から顕になった水色のレースのついたブラジャーを外せば、丁度いい大きさの乳房が露になる。乳首は既にビンビンに勃起していた。ピンク色の綺麗なそれを口に含んで舌先で転がすようにしてやると、鈴音はすぐに蕩けた表情を浮かべて先程より甘い声で喘ぎ始めた。俺はその姿に我慢できずにもう一度キスをする。

 

「んっ! やっ♡ くっ♡ やああああ♡ ん゛♡ む゛♡ やめ♡ それ♡ ダメ♡ ふ♡ は♡ ちゅっ♡ ちゅぷ♡ む♡ ちゅ♡ ん゛♡ ん♡ ん♡ ん♡ ぷちゅ♡ ちゅ♡ んむ♡ ちゅぷ♡ む♡ んむ♡」

「やっぱ鈴音のおっぱい最高だな。それに感度も良いし、鈴音は本当にエロくて可愛い女の子だよ」

 

 敏感な鈴音の乳房は、強く吸われると身体を震わせて感じていた。鈴音は相変わらず胸への愛撫に弱いのか、軽く揉みながら舌で先端をつついたり、甘噛みしてやる度に身体をビクビクと跳ねさせて面白いくらいに反応を示す。そのその様子が可愛らしくてつい苛めたくなる。

 

「はぁぅ♡ はぁぅ♡ い♡ いやぁぁぁ♡ や♡ らめぇ♡ 吸っちゃらめぇ♡ いやぁぁぁ♡ あぅぅっ……♡ んぁっ♡ あっ……♡ だめっ♡ いやぁっ……♡」

 

 興奮を抑えきれない俺は鈴音のショーツを脱がせ、自身のズボンを乱雑に脱いだ。既にガチガチになったペニスを見て鈴音の顔が赤くなり、視線が釘付けになっていることがわかる。そのまま鈴音を押し倒して正常位の体勢になり、一気に挿入した。

 

「はぁぅっ♡ はぁぅ♡ あっ、んんっ……♡ んぅぅぅぅ……♡あっ、あぁぁっ、あぁぁぁっ♡♡♡♡♡ んはぁっ……♡ んんっ♡ んんっ♡ んんんんっっっ♡♡♡」

 

 鈴音の中はとても熱かった。膣内は久しぶりのペニスをきつく締め付けて来るので、すぐに果ててしまいそうになるほど気持ちが良い。だが、まだ我慢できる。鈴音をもっと虐めてやりたいという欲望が湧いてくるのだ。

 

「鈴音、お前も随分と溜まってたみたいだな? 入れただけでイキそうになったんじゃないか?」

「そっ、そんなことないわっ♡ 私はっ、貴方みたいな男なんかに負けないわ♡ こんなの全然平気なんだから♡ あぁぁぁっ♡ やっ、そこっ♡ だめっ♡ んっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ああっ♡ ふぅっ♡ ふぅっ♡ んんぅっ♡ んくっ♡」

 

 ピストン運動を始めると、鈴音はすぐに快楽に溺れて乱れ始めた。腰を打ち付けるたびに大きな乳房が揺れ、結合部からは卑猥な水音が響く。

 

「鈴音のおまんこ、俺のちんぽ美味しいって言ってるぞ」

「ちがっ、違う♡ 言っていないっ♡ ああんっ♡ ああっ♡ ひあっ♡ ああっ♡ ああああっ♡ そ、そんなことっ♡ そんなっ、そんなことっ、そんなことないわっ♡ あっ、あっ、やだっ♡ なんで、そんなぁ……!」

 

 否定の言葉を口にする鈴音が面白くなくて、さらに激しく責め立てることにした。子宮口を亀頭でぐりぐり押し潰すと、その刺激で絶頂を迎えたようだ。

 

「ああっ♡ ああっ♡ だめっ♡ イクッ♡ イッちゃうっ♡ んっ、ああああああああああ~~~~っ♡♡♡」

 

 鈴音の身体が大きく仰け反り、同時に秘所からは潮を吹き出した。強烈な快感によって意識を失いそうになっていた鈴音だったが、休む暇を与えず再び抽挿を開始する。今度はゆっくりと焦らすように動かしていく。すると、鈴音の方からも物足りなさそうな表情でこちらを見つめてきた。

 

「どうした? どうして欲しんだ? ちゃんと言ってくれないとわからないよ」

「……意地悪しないで♡ お願いだから♡ 蓮くんのおちんぽで私のおまんこの奥まで突いて下さい……♡ お願いします……♡」

 

 恥ずかしがる様子もなく、むしろ懇願するように言う鈴音の姿を見て、もう限界だった。俺は一気に肉棒を突き入れる。そしてそのまま激しいストロークを開始した。パンッパチュパチュンと肌同士がぶつかり合う淫靡な音色が響き渡る。

 

「ふぐぅぅぅうううっ……♡ んっ♡ んっ♡ ああっ♡ あっ♡ お、おおおッ♡ おっ♡ おおっ♡ ほぉおおっ♡ ひあっ、あああっ♡ や♡ やばっ♡ 激しっ♡ すごっ♡ すごいっ♡ おっ♡ おっ♡ おほおぉっ♡」

「大丈夫だよ。ほら、ここが気持ちいいだろ? いっぱい可愛がってやるからな!」

 

 待ちに待ったストロークに歓喜の声を上げる鈴音。 Gスポットを擦るようにしてやると、面白いくらいに反応を示した。

 

「や♡ やめて……♡ そこは弱いの……♡ そ♡ そこは……♡ だめっ♡ あっ♡ んんんっ♡ はううぅぅぅぅ────ー♡」

 

 弱点を弄り生殺与奪の件を握ったことで嗜虐心に火がついた。重点的に攻め立てる。その度に膣内がきゅっと締まり、精液を搾りとろうとしてくる。

 

「やばい、出そうだ」

「出してっ♡ 中にたくさんっ♡ やっ♡ ダメッ……♡ ああっ♡ もうイクっ♡ ああっ♡ ダメッ♡ イッちゃう♡ イクイクイクイクイックゥゥゥゥゥッ♡ イクっ♡ イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~っ♡」

 

 その言葉を聞きラストスパートをかける。子宮口目掛けて何度も突き上げる。

 

「出すぞ!」

「ふあ、あっ、んん~~~~~ッ♡出てるっ♡ふぁ〜〜♡ 出てるっ♡ 蓮くんのおちんぽが膨らんでる……♡ すごい♡ すごいっ♡  あついっ♡ イクっ♡ イクイクっ♡ あひ、あっ♡ あ〜♡ あ~〜〜〜〜ッ♡ あ~ッ♡」

 

 どぴゅ──!! 大量の精子が注ぎ込まれ、それと同時に鈴音も達したようで、全身を痙攣させながら盛大に潮吹きをした。

 

「はぁ、はぁ、前より凄いのね♡ こんなにたくさん……♡ 子供が出来てしまったら♡ 蓮くんは責任取れるのかしら♡」

 

 蕩けた顔で言う彼女の姿はとても扇情的で我慢できなくなり、結局その後も何回もセックスしてしまった。その後、気を失った鈴音をシャワールームに連れて行き後処理をしてあげたあと、ベッドへ運んだ。

 

 

 ベットの中で鈴音を抱きしめる。

 

「鈴音がこの学校に入ったのは、やっぱり兄がいるからなのか?」

 

 そう聞くと彼女は酷く動揺した。どうやらビンゴだ。彼女の兄、堀北学は俺達の中学校にいたのだ。彼は現在の鈴音の上位互換と言っても過言ではないほど優秀な学生だった。中学時代に何度か話したことがあるが、まさに完璧超人のレベルだ。俺が一年の時には既に三年だから、そこまで正確なことは言えないがな。

 

 そして鈴音はそんな優秀な兄に認めてもらいたがっていた。だが中学では認められることはなかった。そのために彼を追って同じ学校に入学したのだろう。しかし今の学校での彼女を見れば、兄に認められることはないだろう。実力が足りない事はともかく、他者を拒絶するその姿勢が問題だと、彼女自身が直接壁にぶつからない限りは改善しないだろう。

 

「沢越くんには、やっぱり分かってしまうのね。その通りよ。私は兄さんに認めてもらうためにこの学校に来たの」

 

 鈴音の酷く落ち込む声。認められない自分に苦悩する姿に俺は慰めるように頭を撫でてやる。すると少し気持ちよさそうな顔を見せた。

 

「でもこの学校に入学出来た私なら、兄さんも認めてくれるはずよ」

「例え鈴音の兄が認めなくても、俺は鈴音のことを凄いと思うよ。ここまでの努力は誰にでも出来るものじゃない。ダメだったとしたら俺と頑張ろう」

 

 強がっているのか、気丈に振舞おうとしているのか。そのどちらにせよ、鈴音の兄に対する思いが並々ならぬことは伝わってくる。だからこそ、鈴音にもっと成長して欲しいと思った俺は再びキスをした。



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深夜に桔梗

 じゅるるっ♡ じゅぽっ♡じゅぽっ♡

 

 深夜にフェラチオの音が部屋に響き渡る。桔梗が必死に俺のチンポに吸い付いているのだ。

 

「んちゅ……♡ れろぉ……♡ じゅぷ♡ じゅぷ♡ じゅぽじゅぽじゅぽっ♡ ♡ どう? 気持ちいいでしょ?」

 

 この激しいフェラチオは鈴音とセックスしたことに対しての嫉妬だ。今俺は鈴音が寝たことを確認した後に彼女の部屋を出て、今度は桔梗の部屋で快楽に耽っている。そのせいで既に夜遅くになっていることに加え、人間不信でたり桔梗は同じ中学であった鈴音のことを疑っているのだ。暗に俺のサイズのチンポをえずかずに咥え、仕込まれたテクニックを見せつけることで自分という雌のほうが良いと思わせようとしているのだ。

 

「じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡」

「ふー、桔梗も上手になったなぁ。最初は歯を当てたりして痛かったけど今はそんなこともないし。舌使いも上手くなったんじゃないか?」

 

 亀頭から根元までを一気に飲み込み、そしてカリ首ギリギリのところまで引き抜く。これを何度も繰り返す桔梗。褒められたことが内心嬉しかったのか、さらに激しく頭を上下させる桔梗。しっかり舌まで使って気持ち良くしてくれる。

 桔梗が一生懸命に奉仕してくれる姿を見ると、それだけで興奮してくるから不思議だ。桔梗の口の中はとても温かくて、唾液の量もたっぷりだ。それが潤滑油となって、口内を犯しているという感覚を与えてくれる。

 

「あむぅ……♡ んぐ、んくッ……♡♡♡」

 

 喉奥にまで届くくらい深く挿入すると苦しそうな声を出すものの決して口を離そうとしない。むしろもっと欲しいと言わんばかりに吸い付いてくる。その刺激が気持ち良くて、思わず射精してしまいそうになるが何とか堪える。

 

「出すぞ桔梗……全部飲めよっ」

 

 そう言うと彼女は更に動きを早め、ラストスパートをかけてきた。俺もそれに負けじと手で彼女の頭を押さえて腰を動かしていく。桔梗の口の中で肉棒が激しく脈動したかと思うと、そのまま大量の精液を放出する。

 

 どぴゅるるるるるるるる!!!!!

 

 熱いマグマのような白濁が一分を超えて桔梗の小さな口に注がれていく。それでもなお桔梗は口の中に出されたものを必死になって嚥下していった。

 

 ごくっ♡ ごきゅ♡ ごくんっ ……♡

 

 最後の一滴までも搾り取ろうとしているかのように、尿道に残ったものも丁寧に舐めて綺麗にする桔梗。黄ばんだ濃厚な精液を口の中で堪能するその様子に満足した俺は彼女の口からペニスを引き抜いた。

 

「ぷはっ……♡ けほっ♡ げほぉ♡ またこんなに大量に出してっ♡ す、凄い量♡ 堀北に出した後でこんなに出せるってあんた本当に人間? ……まぁでも、まだ終わりじゃないよね♡ 次は私の番だから♡ 今日は私が上になるから♡ たくさん気持ち良くしてあげる♡ 堀北には出来ないことしてあげる♡ 」

 

 桔梗はそう言って仰向けに横たわった俺のその上に跨ってきた。そしてゆっくりと腰を落としてくる。騎乗位だ。桔梗は慣れた手つきでお互いの体液で汚れた下着を脱ぎ捨てると、すでに濡れそぼった秘所へとあてがい一気に根元まで飲み込んだ。

 

「ふぁあんっ……♡ はあぁぁああ♡ あ〜入ったぁ♡ あんたのっ♡ まじででっか♡ お腹の中っチンポで広げられてるっ♡ これ他のやつじゃ絶対満足出来ないって♡ あぁ♡ やっぱりこれ気持ち良すぎるぅ……♡ ねぇ動いてもいい?」

 

 桔梗がこちらを潤んだ瞳で見つめながら聞いてきた。もちろん断る理由なんてないので、桔梗の動きに合わせて突き上げるように下から何度もピストンしてやる。桔梗の膣内は熱く蕩けるようで、入れた瞬間から絡みつくような強烈な締め付けで、まるで別の生き物のように収縮を繰り返していた。

 

「あぁぁぁぁ♡ 好き♡ 蓮好きっ♡ 蓮のチンポ好きっ♡ あいつらに認めさせるより気持ちいいかもっ♡」

 

 桔梗が上下に動くたびに大きな乳房がぶるんぶるんとうねるようにして揺れる。その光景はとても淫靡で、見ているだけでも興奮してくるほどだ。

 桔梗は快感に耐えながらも懸命に動き続け、やがて絶頂が近づいて来たのか、身体を震わせ始めた。俺もこんなに情熱的な桔梗は久しぶりでラストスパートをかけるべく、桔梗の細いウエストを掴んで激しく揺さぶり始める。

 

「ひゃうん♡ ちょ♡ ちょっと待ってよ蓮~♡ そんないきなり激し過ぎるよぉ♡ わ♡ 私もうイッちゃいそうだから♡ もう少しゆっくり……♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ れんっ♡ れんっ♡」

 

 しかし俺は構わず、そのまま桔梗の奥深くを責め立てる。すると桔梗の口から甘い吐息混じりの声が上がり始め、その声は次第に隣の部屋に聞こえるのではないかと思うほど大きくなっていった。桔梗の顔を見るとすっかり快楽に染まっており、だだらしない表情を浮かべて完全に出来上がっていた。

 そしてついにその時が訪れる。

 

「あっ♡ ダメぇ♡ イクッ♡ イっちゃう♡ 好きっ♡ 気持ち良いぃ♡ 奥突かれてっ♡ こんなの無理ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡」

 

 桔梗が絶叫を上げ、身体を大きく仰け反らせ、秘部から大量の愛液を吹き出した。同時に膣内が激しく痙攣して、肉棒を強く圧迫するように絞り上げてくる。あまりの心地良さに射精してしまいそうになるが、歯を食い縛り何とか堪えた。だがそれでも限界だった。

 

「桔梗、出すぞっ」

 

 そう告げると、桔梗はこくりと小さく首肯した。

 直後、亀頭の先端が子宮口に密着した状態で精を解き放った。

 

 どぴゅるるるるるるるるる!!!!! びゅ──────!!!

 

 勢いよく飛び出してきた白濁色の液体が子宮内へと注ぎ込まれていく。

その量は凄まじく、先程よりも長く出し続けたことで結合部からは入りきらなかった分が逆流して溢れ出してきた。長い放出が終わると、ようやく腰の動きを止める。桔梗はまだ余韻が残っているらしく、時折ビクンと身体を震わせていた。

 俺も絶頂の快感で頭が真っ白になっていたが、すぐに意識を戻すとゆっくりとペニスを引き抜いた。栓を失った桔梗の性器からは、ごぽっと音が聞こえそうなほど大量に吐き出された精子が流れ出てくる。その光景を見て俺は満足げに笑みを浮かべた。

 

「あぁ……♡ す、すごかったぁ♡ もう、最高♡ 書き込みより♡ 陰口より♡ やっぱり蓮とのエッチが一番気持ち良いっ♡」

 

 桔梗はぐったりとしながら、ベッドの上で横になっている。まだ呼吸は荒いままで、身体も火照っているようだ。俺のペニスはまだまだ桔梗に種付けしたがっているが、一時的に休憩をしながらそんな彼女を眺めながら、俺はあることを思いつく。

 

「桔梗、ちょっと頼みがあるんだけど聞いてくれるか?」

「ん? どうしたの?」

 

 桔梗がこちらに顔を向けて、きょとんとした表情を見せる。

 その顔はとても可愛くて、思わずキスをしたくなる衝動を抑える。

 

「うちのクラスで佐倉愛里っていう女子がいるだろ。そいつとセックスしたいんだが、頼まれてくれるか?」

「えぇ~、私とセックスした直後でそれ言う? なんで私が蓮と他の相手と……しかもあんなの……まぁいいけど。それで何をすればいいわけ?」

 

 桔梗が少し嫌そうな態度を見せたが、引き受けてくれた。承認欲求の強い桔梗は頼まれごとに弱い。自分に出来そうなことでメリットが強ければ大抵はやってくれる。それにしても、この様子じゃ相当嫌われてるみたいだな。そういや綾小路とか佐倉みたいなタイプは桔梗はストレス溜まりやすいタイプだが、大丈夫だろうか。

 

「簡単なことだ。明日、学校が終わったらDクラスの教室に来てくれと伝えてくれればいいだけだ」

「それだけ? 別にいいけど、なんであんな地味な子なの? うちのクラスにも軽井沢とか可愛い子はいっぱい居ると思うんだけど。それともあんな子が好きなの?」

 

 確かに佐倉は眼鏡に猫背にと地味だ。しかし、学校で地味な人間ほど裏では正反対、というのも多々ある。その代わりようは桔梗も驚くかもしれない。かつて俺がモデルやっていた時、そういや見た事があったのだ。セフレの一人が少年誌に出る時、可愛いけどおとなしい子がいると写真を見せてくれた。

 

 その子の名前は雫というが、今となって芸名であったことを知った。桔梗より大きい胸と尻といったプロポーション、そして一際美しい容姿。必ず食べようと思っていて縁がないまま終わったが、ここに来て会えるとは。鈴音の部屋を出た時にSNSを確認したところ、五千人のフォロワーがいて一時的に休止ではあるが写真はあげるとは書いてあった。つまり外部と隔絶されたこの高校であっても自撮りなどならいいと言うことだ。

 

「驚くものが見れるかもよ。まっ今はこうして中学の頃から付き合ってくれる桔梗が大好きかな」

「きゃ♡ もうっ♡ 」

 

 俺は桔梗にそう言って覆い被さった。



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2日目とデジカメ

よく見返したら佐倉のデジカメここで買ったものだったので修正です。


 入学式の翌日、2日目と言うことであって授業の大半は今後の勉強方針の説明であった。教師が厳格なものなのかと思ったが政府が作ったとは言えないフレンドリーさ、というべきかもはや別の何かを感じた。眠っていた生徒を注意することもない。義務教育でないと言われればその通りだが、政府が作ったのものがこれではな。仮に本当に進路や就職先に100%答えるのだとしても、これではその先でやり続ける力など身につかないしすぐに辞める羽目になるのではないかとは思った。

 

 昼は昨日と同じ平田グループで過ごした。今日は綾小路も一緒だったが少し浮いていた感じはあった。鈴音は一人で食べていたようだが、放課後一緒に部活動勧誘を見ないかと誘われて仕方なく断ると、代わりに綾小路が行くことになった。おそらく彼はどこにも入らなさそうだが。そもそもここは全国レベルの部活や選手も多い、おまけに施設も揃っている。中学からスポーツを続けてきた者ならいい環境だが、こう言う場は初心者からしたら始める勇気というのが分からないのだろう。

 

 

 

 

 放課後の教室、静かになったこの場所で俺は髪をひとまとめにした眼鏡の女の子といた。名前は佐倉愛里。Dクラスに所属する地味目の少女だ。

 

「こんにちは……って言った方が良いかな? ありがとう佐倉。同じクラスになって2日目なのにここに来てくれて」

「……こっ、こんにちは」

「今日は部活動紹介だったけど大丈夫? 佐倉は気になる部とかないのかな?」

「はいっ。部活はっその、やらないので。それであの……沢越くんが私みたいなのに用って」

 

 今の少し顔を赤くしながら俯きがちに話す彼女はアイドルをやっているとは思えないほどオドオドしている。これでアイドルになっているのだから、容姿には自信があるが、人とのコミュニケーションが苦手でおそらく芸能の時は殆ど二重人格に近い仮面の様ものだと言うことが推測される。つまりこちらが素の可能性が高い。正直ここに来ない可能性だって十分にあった。なので恐怖心を必要以上に抱かないよう出来るだけ笑顔で話しかける。

 

「昨日教室にいたから俺が元モデルって話を多分聞いていると思うんだけど、実は復帰を目指しててまずはSNSでフォロワーを増やさなきゃと思ってさ。それで……その写真を撮るためにデジカメを買いたくて、つまりデジカメのこと教えて欲しいんだ」

「はっ、はい⁉︎ それで、な、なんで私なんですか……?」

「その……驚かないで聞いて欲しいんだけど、佐倉ってアイドルの雫で合ってるよね?」

「っ⁉︎ どっどうしてそれを……?」

 

 復帰に関しては正直に言うと嘘だ。もう戻る気はない。今はそれよりも体をこわばらせ、警戒心を明らかに高めた佐倉が問題だ。

 

「いきなりごめんね。モデルの時の友達の〇〇さんやマネージャーの△△さんが佐倉のことすごい褒めててね。自撮りが上手いって言ってたから覚えてたんだ」

「えっ〇〇さんや△△さんが⁉︎ 」

 

 今名前を出したのは佐倉の事務所のセフレの先輩やマネの中でも、性格が良い方だ。俺に佐倉の写真を見せた奴とは違っておそらく……佐倉のことを気にかけていた筈だ。まぁ連絡不可だから確かめることが、お互いに出来ないけどな。見せてきたやつは俺に女の子紹介してセックスの頻度上げたかっただけだからな。だがこの反応はそれなりに良い方ではないだろうか。

 

「それに佐倉ってすごく可愛いから、眼鏡とかで隠してても一目ですぐ気付いたんだ。当然誰にも言ってないよ。だから俺以外はまだ気付いていないと思う。けど可愛いことはバレちゃうじゃないかな」

「えっ⁉︎ あっ、あのっ」

「勿論俺もネットで色々調べてきたんだけど、やっぱり毎日使ってる人の意見が大事かなって。勿論今日じゃなくて後日でも良いし、それに佐倉がまだ会ったばかりの知らない人と直接出かけられないってことなら、メッセージでおすすめとか教えてくれるだけでも嬉しいんだけど……どうかな」

 

 少し強引かもしれないがここで一気に畳み掛ける。最初に難しいのを出して後から比較的軽い手段を出してみたが、あまり良くない反応だ。正直ここまで来たら、断られた場合はまた別の方法を考えれば良いだけのことだ。

 

「無理だったらいいんだ。同じクラスってだけだからね。俺的にはそれにまだ入学して全然友達もいないからさ、佐倉となら良い友達になれるかなって思ったんだけど……」

 

 

 

 悲しそうな表情を浮かべる蓮を見て、佐倉の頭の中では申し訳ないが断りたいの一色であった。自分みたいなのがうまく教えられるわけもないと考えていた。しかし中学時代、まだ何も分からなかった時に色々教えてくれた事務所の先輩の友人であるなら、無下にすることは出来ないという気持ちもあったのだ。

 そもそも蓮の存在は佐倉も中学の時から知っている。事務所に置いてあった雑誌を読み耽っていた少女たちをチラリと見た時、そこに載っていた一度見たら忘れないような美形の彼を見たことがあった。その時に凄い人だと思っていたし、更に彼と遊びに行ったと言う少女達は、他の女の子達にとても良い人で楽しかった、また遊びたいと言われていたのを聞いた。

 

 それに似た世界にいた者として、もしかしたら心の通わせることのできる友人になれるかもしれないという期待。そして彼女は人付き合いが苦手である。この敷地内の家電量販店で修理や買うことになるかもしれないと想像した時、一人で店で買える自信が湧かなかった。もしこの人と一緒に行っておけば、慣れで少しはマシになるかもしれないとも考えてしまった。

 更に人からの視線などに敏感であった佐倉だか、彼から何故か嫌なものをまったく感じなかったのだ。ただそれが夜になったら今日のお礼に櫛田を抱こうなどと考え始めたヤリチン故の余裕だと気付かぬまま、長考の末に佐倉が出した答えは。

 

「……その、分かりました……沢越くん、あのっ明日、明日の放課後、一緒に行きませんか?」

「本当? 良かった〜それじゃ早速だけど連絡先交換しよう。詳しいことは夜に決めようか」

「うっうん。よろしくお願いします。でも私上手く話せるかわかんなくてっ」

「大丈夫だよ。俺も中学校に入るまでは人と上手く喋れなかったんだけどさ、沢山練習して今もギリギリでなんとかなってるんだ。とりあえず今日はもう帰ろう。送っていくよ」

 

 そう言いながら携帯を取り出して互いに登録する。やっぱりナンパとかはやらなくなると下手になるなと実感した。桔梗といた時は素でいたからなぁ。そう思いながら帰り道、俺から話題を振ることでそれなりに話せたとは思う段階に来た時、佐倉の方から質問が飛んできた。

 

「あのっ、沢越くんは人気だったのに……どうして辞めちゃったんですか?」

 

 あー、それはね。彼女の桔梗の匿名ブログがクラスに見つかって学級崩壊して俺のことも結果的にバレたからだよ。中学の頃はセフレとばっかりセックスしていたからね。

 というのは流石に不味いので適当に嘘でも吐いとくか。

 

「佐倉は沢越コンツェルンって聞いたことある?」

「はいっ私でも知ってます……あっもしかして」

「そう。俺は一応そこの子供ってことになるのかな。だから色々と厳しくてね。三年間だけでも自由になるためにこの学校に来たんだ。だから名前で読んで欲しいって言っていたんだ」

「ごっ、ごめんなさい! 変なこと聞いて」

「良いんだよ。俺も初めて喋った人にこれを素直に言うとは思わなかったから、何故か佐倉だと話しやすいんだよね。優しさ伝わってきてるのかも」

 

 まあそんな感じで誤魔化す。これで納得してくれたのか、それ以上は聞いてこなかった。そもそもネット検索しても俺が辞めた理由は見当違いの理由なら出てくるが、本当の事は別に出てこない。つまり真実は確かめようがない。

 

「そ、そうですか? ありがとうございます。そんな風に言われたことないので……」

「それは多分みんな佐倉の魅力に気が付いてないんだよ。こんなにも可愛いのにね……後、さっきから気になってたけどその敬語は辞めないか? 同級生なんだし、むしろ教わる俺が佐倉のこと先生って呼ぶべきじゃないかな?」

「私なんて全然ダメなんです! 人付き合いも苦手だし、要領も悪いので。敬語の方はなんとか頑張ってみます……みる」

「じゃあさ、もし良かったら友達から始めようよ。俺たちきっと仲良くなれると思うんだけど。どうだろう?」

「えっと、その、私は嬉しいのですが……迷惑じゃないでしょうか」

「勿論。俺から誘っているわけだしさ。嫌なら無理強いしないから安心してくれていいし」

「いえ、是非お願いします。その、嬉しく思います。よろしくお願いいたします」

「こちらこそ。これから宜しくね」



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ポイントと上級生

 この学校においてポイントで買えないものはない。学校の敷地内にあるものなら何でも購入可能だ。とは我がクラスの担任である茶柱が言った言葉だ。「なんでも」とは安易な比喩なのか、それとも真実なのか。茶柱に目をつけられたくない俺は、当然教師に質問するようなことはしない。つまりする相手は上級生だ。

 

 

「あ♡ きもち♡ いい……っ♡ あっ♡ ああっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

 この声は佐倉でも桔梗でもない。さっき声を掛けた上級生のものだ。そもそも佐倉と分かれた俺は今、上級生の寮でセックスしている。

 

 

 まず昨日の遊んだ時にケヤキモールで見た学生と今日の昼に食事にかかるポイントを確認し、主に0円の山菜定食を食べている学生の顔を覚えておく。そのあと暇な時間に上級生の教室を確認しておく。そうすると傾向として上級生はAからDに下がっていくにつれてケヤキモールで見た学生の数や食事にかけているポイントが下がっていき、Dクラスに当たってはやはり山菜定食が三年二年に関わらず多かった。そして何より席の数が少なかった。全クラス同人数の筈なのに、明らかに数が少ない。

 

 これから分かることは、A→B→C→Dの順に俺たちはクラスで評価されている可能性があると言うことだ。正しかった場合、これがクラス替えをしない意味にもなる。それに進路の希望に応えると言うのもAクラスだけとなるだろう。本来、高校生になっても進路などの影響によってクラスが変わることはある。

 

 だがこの学校は実力で測ると謳い、俺たち一人一人に十万ポイント、約十万円を支給した。もしも個人個人に力を評価し、ポイントを支給したならばクラス替えをしても対して問題ない。何故ならその場合殆どのポイントが影響するのは個人の力であり集団ではないからだ。仮に集団行動時におけるボーナスがあったとしても、それが得られなくても個人で優秀ならその分など簡単に越えられるからだ。

 

 しかし集団で測っているなら、入学時に割り当てられたクラスの時点で生徒個人の評価が決まっていて、まずDクラスに入れられた時点でそいつらが欠陥品だと分かる。だからDの人間は集団であってもポイントを得られず山菜定食を食べているのではないだろうか。

 つまり俺はクラスを一つの集団として評価し割り当てられたポイントが、結果として個人への十万円に繋がるのではないかと考えている。

 

 

 

 そしてこの学校に買えないものは無いと言った。なら値段のないものはどう決めるのか、それは勿論売る側だろう。店の商品だって売る側が決めている。ただそれは需要と供給のバランスなどに基づいているし、俺も自然とそうなる。

俺がやったことを言えば、俺を知っていた女の上級生二人に俺の時間を一人一時間五万ポイントで売ったのだ。二時間してるからもう二十万儲けたことになる。因みに賭け事でも良かったしそちらの方がリターンは大きいだろうが、果たして2日目で勝負を挑んでくるやつをカモとして相手してくれるかが気になり確実性の高いものを選んだ。

 

因みに数人に声をかけたが乗ってきたのがこいつらで、先ほど声をかけた二年Bクラスの銀髪美人には「面白い男だな、生憎と今は持ち合わせがない。また今度誘え」と言われたが、正直彼女にしたくなるほど可愛かったので残念だ。

 

「あれ? もう2時間超えたけどもう二人ともまだ五万ポイント分はある?」

 

 声を掛けて、俺を知ってる三年CかDクラスの相手を狙った。理由として今の三年生は俺がモデルを辞めていることを知らない可能性が高い。そして今の状況に納得いっておらず、それでいてもうどうしようもないことを分かっているからだ。そしてこんなことにお金を払える人間かどうかの見極め。あとは最長一年でこの学校から消えるからだ。

 その後に渋る彼女たちに希望の進学先に行ける訳でもなく、他クラスにいいようにされて対して思い出も作れず、苦い三年間の最後の思い出にどうですか? 絶対に気持ちよくなれるし島の外に出れば自慢できますよ。と現状をボロクソに貶しまくって俺の利点を告げる。そうしたら快く貯めていた十万ポイントをくれた。

 

 まぁ正直俺はそれでも良いと思う。こんな学校のふざけたルールは基本的に片手間で済まして、割り切って普通の学生のように勉強してればいい。

 

「もうっ♡ ないですっ♡ 持ってないですっ♡」

「じゃあ代わりになるものは……そうだな、この学校についての情報とかどう?」

「そっそれは無理っ♡ あん♡ あんっ♡ 口止めされてるからっ♡ 退学させられちゃう♡」

「うーん、じゃあ最後の学年になったし他クラスに勝つためにも学校のルールの確認しないとね。大丈夫大丈夫、俺に教えてる訳じゃないから、ほら君の独り言だからね。何も問題のないよ」

「そんなこと、言ったってぇ~♡ あっ♡ はげしいぃ……ッ♡ あっ♡ あっ♡ 分かったっ♡ 分かったからっ♡……言うっ♡ 言うからぁ♡」

 

 

 そして俺はこの学校について知った。クラスポイント、クラス分け、様々な試験によってボーナスや退学することを。



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桔梗と水着

 痕跡を消して自分の寮に戻った俺は、桔梗の部屋で首輪をつけたスクール水着の桔梗とセックスしていた。学校指定の水着を着た彼女は、魅惑的な身体のラインが浮き彫りになっている。毎晩のように俺に揉まれていることで大きく発達した胸や尻が動くたびに揺れて非常にエロく興奮する。更に俺が今日ケヤキモールで買ってきたチョーカーのような首輪が、桔梗というじゃじゃ馬を征服しているみたいで最高だ。

 

 何度も何度もセックスして射精され、一週間後の授業で使われるだろうそれは、既に俺の精液や汗でべっとり汚れていた。股間部の生地をずらしたり、谷間に水着を寄せたりしたことも合わさって、長時間の使用にスクール水着は耐えられずに伸びるかもしれない。

 

「あぁん、気持ち良い♡ あぁん、あん♡ あぁあん♡ あぁんいい♡ いい♡ あぁん、気持ち良い♡ あぁん♡ あん♡」

 

 桔梗はベッドの上で四つん這いになり、調教された縦割れアナルが丸見えな尻を突き出すような格好で腰を振って俺からは後ろから激しく突かれていた。首輪についたリードを持っている俺に、桔梗は激しく突かれる度に喘ぎ声を上げながら必死になってシーツを掴んでいた。パン♡ パン♡ パン♡ パン♡ という肉同士がぶつかり合う音や、粘液が混ざり合い泡立つ音が部屋に響く。俺のチンポが桔梗の膣口を限界まで広げていて、膣内は熱くて柔らかくてまるで生き物みたいに絡みついてきて、その大量に滴る愛液がシーツを濡らす。

 

 桔梗は俺のペニスを締め付けてくる。その快感は凄まじいもので、俺の我慢汁と桔梗の分泌する大量の液体が混じり合って結合部から溢れ出る。そのせいで滑りが良くなり更に激しい力強いピストン運動になる。そのため自然と彼女の身体は耐えられなくなってきて、最初に上半身をベットに押し付けて、俺が躾たように尻だけは犯しやすいように上げていたが、遂には身体を突っ伏すように倒れてしまう。そこに俺が覆い被さり寝バックの体勢で犯していく。

 

「ほら寝バックだぞっ、気持ちいいだろっ」

「やっ♡ んんっ♡ あっ♡ ああんっ♡ くぁっ……♡ あぁ♡はぁあああっ……♡ わ♡ わたしっ♡ もっ♡ もう……♡ んぅっ♡ ひああぁぁぁぁぁっ……♡」

 

 桔梗の顔下に両腕を回した状態で、背後から抱きしめるように密着しながら逃げ場を与えないように上から押し潰すかのごとく体重を掛けていく。すると桔梗の豊満な乳房は潰れるように形を変え、乳首は擦れて快楽を得る。

 

「はぅ♡ はううううううん♡ もっとぉ……♡ 蓮のちんぽで♡ 私のまんこをかき混ぜてえぇ♡♡♡ あああっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ やぁ、だめぇ♡ これダメェ♡ イク、またイッちゃう♡」

「いいぜ、何度でもイケよ。もっとイキ狂えよ」

「ひゃっ♡ 激しすぎるのぉおおおおぉッ♡♡♡♡♡♡ らめ♡ らめっ♡ もう無理ぃぃぃいぃいぃいぃいぃいぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡♡」

 

 絶頂してビクビクと痙攣するように身体が震える。既に体液が染み込んで変色してるシーツの上に潮を吹いている。だがそれでも俺は構わずに腰を振り続ける。何度もイカされて敏感になっているのか、少し触れただけで身体が跳ね上がる。そんな状態なのに休む暇もなく責め立てられ、再び身体を震わせて達してしまう。もはや桔梗は俺の声を聞くだけで子宮がきゅんきゅんとうずいて、より一層強く俺のことを感じてくれるようになる。

 

「んふぅぅっ♡ あぁっ♡ はぁあぁっ♡ はぁ……♡ はぁっ♡ んはぁ……♡ あぁぁっ……♡ ああんっ♡ ああっ♡ ああんっ♡ 気持ちいいっ♡ ああっ♡ ああっ♡ ああっ♡ あああっ♡ ああっ♡」

「よし、いつも通り掃除してくれ」

 

 俺は快楽に惚けている桔梗の顔に寄って体液塗れのチンポを近づける。彼女は慣れているが為にそれを嬉々として口に含み、舌を使って丁寧に舐めて綺麗にしてくれる。唾液をたっぷり絡ませて、口の中で舌を這わせるようにして丹念に愛撫してするそのテクニックは凄まじく、綺麗にするだけなのに射精してしまいそうになるほどだ。そして喉の奥まで使って奉仕してくれた。

 

「ほら桔梗、舐め終わったらもっかいだからなー」

「はむ……♡ ちゅぷ♡ じゅぶぶっ♡ んぐ♡ ごく♡ ごくん♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡」

 

 名残り惜しそうにしながら尿道に残った分まで吸い出してくれた桔梗の頭を撫でてやると目を細め、まるで猫のように甘えてくる。

 

 俺は桔梗の水着の上半身を脱がして、赤いキスマークのたくさんついた綺麗な柔肌を露わにする。そんな彼女の肩を掴み、ロールスロイスの体位になり、さらに強く打ち付けて腰の動きを加速させていく。パン、パァン! 肌のぶつかり合う音が響き渡るほど激しいピストンを繰り返す。桔梗の身体はとても柔らかく弾力があり、突き上げるたびにその豊満なおっぱいが大きくたぷん、ぶるんっと波打つように震える。そして桔梗も激しく突かれる度に快感が全身を走り抜け、意識が飛びそうなほどの刺激に襲われ続けているのか、完全に蕩け切った表情を浮かべながらだらんと舌を伸ばして唾液を垂らす。

 

「あっ♡ あっ♡ はっ……♡ あっ♡ んはぁ♡ はぁ♡……はぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁ♡ いいっ♡ ああっ♡ 気持ちいいっ♡ もっと突いてっ♡ もっと突いてっ♡ ああっ♡」

「勿論だっ! 桔梗の俺専用まんこっ! もっと犯してやるからなっ」

 

 桔梗の中も熱く潤っていて、クリトリスを弄り肉棒が擦れるたび膣内全体がきゅうと締まって精液を搾り取ろうとしてくる。その締め付けに耐えきれず、一気に射精が近くなりラストスパートをかける。一気に膣奥まで挿入してそのままぐりぐりと押しつけるようにして、亀頭の先端で子宮内を押し潰す。

 

「ひゃあぁっ♡ だめぇ♡ そこぉ……♡ らめっ♡ おかしくなるぅ♡ あっ♡ やっ♡ ダメぇ……♡ イっちゃう♡ イっちゃうぅっ♡ んはぁあ♡ ああっ♡ もっ♡ ダメぇ……♡ んんっ♡ はぁぁっ……♡ んはぁっ……♡」

 

 桔梗は悲鳴のような声を上げながらも、その顔は快楽に染まっていた。桔梗はもう何度目かもわからないくらい連続でイッている。そのせいか中はキツキツで痛いくらいだ。しかしそれが逆に心地よくもあり、桔梗もずっと気持ちよさが止まらないようで、まるで壊れてしまったかのように喘ぎまくっている。俺はそんな桔梗を気遣うこと無くひたすら欲望のままに責め続け、亀頭を子宮口に押し付けるようにして射精した。

 

「や♡ やだぁ……♡ もうっ♡ だめぇ……♡ や♡ やあああぁっ……♡ ふあぁあっ♡ はあぁあんっ……♡ や♡ やあっ……♡ あっ♡ あっ♡ やあああぁぁぁっ……♡」

「やば、出るぞ桔梗……中に出すから全部受け止めろっ!!」

 

 どぴゅるるるるるるるるるるる♡♡♡♡♡ びゅくっ♡ びゅっ♡ びゅー♡ どくっ♡ どくんっ♡ ごぷっ♡

 

「わ、私ももうイクっ♡ イクイクイクぅぅぅ……♡ ひあっ、あぁああああ……っ♡ ……はああぁぁぁ♡♡ 精液出てりゅうぅぅぅ♡♡ はあぁぁぁっ♡ ふあああぁぁぁぁ♡♡ 出てるっ♡ ザーメン出されてりゅぅぅぅぅ♡♡♡ ああっ♡ すごいぃぃぃぃぃぃ♡♡♡ 熱いぃぃぃぃぃ♡♡ はぁぁぁぁぁぁ……♡♡はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ 」

 

 大量の精液を注ぎ込みながら、桔梗がもう何度目かわからない絶頂を迎え、その瞬間にぎゅ──っと中が強く収縮して、体をまるで陸に打ち上げられた魚のように身体を激しく痙攣させた。そして最後の一滴まで搾り取るような桔梗の俺専用の淫乱マンコを堪能した。ようやく長い射精が終わり、ゆっくりと引き抜くと、栓を失ったそこからは収まり切らなかった白濁色の液体が溢れ出した。桔梗はベットに倒れてしまう。

 

「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」

「ふぅ……まだ足りないな。まだまだヤらせてもらうぜ桔梗」

「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ うん……♡ いいよ……♡ もっと私を犯して……♡♡♡♡♡♡ 蓮の好きなだけ犯し尽くして……♡♡♡♡♡♡♡」

 

 そう言って自ら足を開き秘所を広げて見せてくる。そこには先程大量に吐き出されたばかりの精液が垂れていた。それを見ただけで興奮してしまい、再び硬さを取り戻したペニスを綺麗にさせた。

 その後再びぶち込んだ。今度は正常位ではなく桔梗の片足を俺の肩まで掛けて、より奥まで当たりやすいハードの方の松葉崩しで思い切り腰を打ち付ける。パンパンと乾いた音を響かせながら何度も出し入れを繰り返す。結合部から溢れる愛液と精子の混合汁のせいで、腰を動かすたびにぐちゅ、ぬちゃという卑猥な音が鳴り響く。

 

「桔梗のまんこ、まじで気持ちいいぃぃ」

「あああっ♡ すごぃ……♡ 蓮の大きいのが奥まできて♡ 子宮潰れてる……♡ こんなの無理だよ……♡ すぐイク……♡ またイっちゃう♡蓮……♡ 蓮好き♡ 大好き♡♡」

 

 桔梗は快楽に溺れた表情で舌を出し、だらしないアヘ顔を晒しながら盛大に潮を吹き散らかす。それでも俺はピストンをやめず、むしろさらに加速させるように打ち付けていく。亀頭が膣内の天井部分を擦ると、桔梗は面白いほど反応を示す。挿入角度を調節してGスポットを集中的に責め立てると、その度に身体を大きく仰け反らせる。

 

「こことかどうよ、桔梗こことかも好きだよな?」

「んひいいっ!! だめぇっそこばっかり突かれたらおかしくなるからぁ!! んひいっ♡ ひいいいぃぃぃ♡ んんんっっ!! あっ♡ダメっ♡ 本当にダメっ……♡♡ んっ♡ ああんんっ♡ ダメっ♡ も♡ もう♡ ダメっ♡ んんんんっ♡♡」」

 

 桔梗は涙を流してくしゃくしゃになった酷い雌の顔になっている。俺が桔梗のおっぱいを強く掴むと、彼女は甘い声を上げた。そのまま乱暴に揉みしだく。開発された乳首をカリカリと弄り桔梗のおっぱいを揉んでいる間も、肉棒による抽送は止まらない。激しい突き上げに桔梗は悶えまくっている。やっぱ今日の上級生よりも桔梗の方が良いなと、俺は最低な再認識をする。

 

「んっ♡ くひゃ♡ そこダメぇえ♡おかしくなるからっ♡ そんなに激しくしたらまたイッちゃ♡ く♡ 来る♡ もうだめ♡ また来ちゃう……ッ♡♡ ~~~~~~♡♡♡ もうダメっ……♡ 蓮のちんぽで♡ イっくぅぅぅぅぅぅ♡♡♡ お願いっ♡ 中に出してっ♡♡ 」

 

 桔梗はその感覚に嬉しく思ったようで甘い声を上げ、膣内をきゅっと締め付けて射精を促してくる。そして最奥を突くと彼女の身体が大きく跳ね上がり絶頂を迎える。同時に子宮口が降りてきて離さないようにと亀頭に吸い付いてくる。

「またイクからな! 中に出すぞ桔梗!」

「ふああっ♡ あひっ♡ も♡ また♡ い♡ いくっ♡ んああっ♡ あああっ♡ い、いくいっくぅ♡ ま♡ また♡ い♡ イクッ♡ イクっ♡ イクぅぅぅぅぅぅっ♡♡」

 

 その刺激に射精感が一気に高まっていく。そしてラストスパートをかけるべく腰の動きを早める。パンパンという肌がぶつかり合う音が響き渡る中、結合部から愛液が面白いほど飛び散る。桔梗の膣内が先程よりも激しく痙攣して収縮を繰り返す。

 

「孕めっ、桔梗! 精液飲み干して妊娠しろっ」

「あ♡ あ♡ ああ♡ あっ♡ んん♡ すごいっ♡ これ♡ しゅっごいぃっ♡  ああっ♡ いってる♡ のにぃい♡ い♡ いくっ♡ いくのぉぉおっ♡ 」

 

 俺は限界まで怒張したペニスを最奥へと叩きつけた。大量に熱い精が解き放たれ、桔梗の子宮内を満た満たさんばかりに流れ込んでいく。桔梗は身体を仰け反らせながら、ビクン、ビクゥン、と何度も身体を震わせた。

 

 どぴゅぅぅぅううう♡ びくん♡ どぴゅ♡ びゅるるるるるる♡♡♡

 

「んあああっ♡ ああっ♡ ああっ♡ あついのっ♡ でてるっ♡ くううっ♡ だめ♡ だめっ♡ だめだめっ♡ また♡ イクっ♡ まんこイクっ♡ イクぅぅぅぅっ♡」

 

 桔梗はその熱さに感じ入ったのか、ビクンっと大きく震えると再び盛大に潮を吹き出した。長い吐精が終わると、ゆっくりと引き抜く。すると栓を失った秘所からは入り切らなかった白濁が流れ出して来た。桔梗は絶頂の余韻に浸っているようで、荒く息をしながらぐったりとしている。その光景を見て満足げに笑い、息をつく。しかしまだ満足できずにそのまま抜かずに次に突入する。

 

 桔梗は驚いたように目を見開いた。

 

「え? ちょ、ちょっと待って。もう無理だから……休ませて。お願い。これ以上されたらおかしくなるからぁぁぁぁぁぁ……あんっ!? ひゃうんっ! やめ、やめてぇ、今敏感になってるからぁ。ほんとダメだってば。やぁ、やだやだやだやだやだぁぁぁぁぁぁ♡」

 

 そう言いながらも、桔梗の膣内は俺のモノを嬉々として受け入れ締め付けてくる。肉を打つ音が響き渡る。結合部からは泡立った愛液が溢れ出ている。腰を激しく動かし続け、子宮口に亀頭が当たる度に彼女は甘い声を上げた。

 

「ふあっ♡ あっ♡ んくぅぅ♡ ひあぁぁぁんっ♡ す♡ すごいっ……♡ 奥まで届いてて……♡ あぁんっ♡そ♡ そんな激しく動かれたら……♡ あぁんっ♡ あんっ♡ あっあっあっ♡ ダメッ……♡ んくぅぅぅぅぅぅぅ♡」

 

 激しいピストン運動に、桔梗は髪を乱しながら悶えることしか出来ない。

 桔梗は涙を流して許しを求めているが俺には関係ない。むしろ興奮するだけだ。桔梗の両腕を掴むと、そのまま後ろに引っ張りバックの体勢にする。桔梗の尻が高く上がり、より深く挿入できる体位になる。そのまま思い切り打ち付けると、肉と肉が激しくぶつかる音と水っぽい打擲音が響く。肉棒をギリギリまで引き抜き、一気に最奥を穿った瞬間、桔梗は大きく背中を仰け反らせた。それと同時に肉肉ヒダが強く絡みついてきたため堪らず射精してしまう。

 

「ふぅぅぅう。まだまだ全然足りねぇ。おらっがんばれよ、俺の女なんだろ!」

 

 

 

 その後も何時間もかけて様々な体位で責め続け、射精したら掃除フェラさせて即セックス時々水分休憩。それを繰り返していたら日が出る頃には最後は正常位の状態になっていた。俺は桔梗の両足を持ち上げ、種付けプレスで上から体重をかけて押し潰すような体勢にする。正面から見る桔梗の顔は涙や汗で濡れており、口からは唾液が絶え間なく垂れている。目は虚で、焦点が合っていないのに俺を必死に捉えている。桔梗は完全に俺の快楽に堕ちていた。

 

「普段の美少女顔が台無しになっても可愛いぞ桔梗。やっぱり最高の女だ。いくら味わっても飽きない良い女っ。桔梗の身体が俺に吸い付いてくるぞ」

「ああっ♡♡ これっ♡ これこれぇっ♡♡♡♡ お゛ゔっ♡♡♡ んおっ♡ おっ♡♡ ほおぉぉぉっ♡♡♡ す、すごっ♡♡♡ これ、すっご……♡♡♡ あ゛────っ♡♡♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡ おおおお゛ぉ゛♡」

 

 先程まで甘ったるいものが混ざっていた喘ぎ声も、快感が高まりすぎて今や獣のそれに近い。舌を突き出したまま、野太い声で叫び続けている桔梗の姿は、普段の彼女からは想像できないもので非常に興奮させるものだった。桔梗の身体を抱きしめながら更に動きを早めた。パンッ♡ パンッ♡っと肌同士がぶつかり合う音が響く。桔梗の喘ぎ声もどんどん大きくなり、既に絶頂していることを膣内からも告げていた。

 

「まじで今までの中でトップレベルの壊れ方だな。もっと俺専用になるまで完璧に壊してやるか!」

「イグッ♡ イグゥッ♡♡ イッてるっ♡♡♡ ずっと♡♡♡ いっへりゅぅぅうううっ♡♡♡ あひっ♡♡♡ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ♡♡♡ ほお゛っ♡♡♡ お゛、お゛ぐ゛お゛っ♡♡♡ ほっ♡ お゛っ゛♡♡♡ う゛っ♡ おっ♡♡♡ んおっ♡♡♡ お゛っ♡♡♡ おっ♡♡♡ お゛っ♡♡♡ おっ♡♡♡ お゛おっっ♡♡♡ おっ♡♡♡」

 

 桔梗は壊れた人形のようにガクンガクンと身体を痙攣させている。絶頂から降りてこられないようだ。それでも構わずに衝撃が逃げないようにがっしりと体重をかけて力強くポルチオに抽挿を続けると、桔梗は狂ったように絶叫する。そしてついに限界を迎えたのか、時折秘裂から大量の潮を吹き出した。

 

「前にアクメ中に追加アクメさせまくってイキ癖付いてるから、めっちゃやりやすいぜ」

「あ゛、あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ お゛っ♡ ほぉ゛っ♡ ほっ♡♡♡ おお゛っ♡♡♡ やばっ♡ もうやべでっ♡♡♡ しぬっ♡♡♡ じぬ゛っ♡♡♡♡ はっ♡♡ はっ♡♡♡ お゛っお゛お゛お゛ぉ゛っ♡♡♡ お゛っ♡♡ ほぉっ♡♡ あ゛~~~っ♡♡♡ おっ♡ おっ♡♡ ほお゛ぉ゛お゛っ♡♡♡ お゛っ♡♡ おっ♡♡♡ お゛っ♡」

 

 俺のチンポの形を完全に覚えた相性最高の桔梗の膣肉の弱点を虐めていると、精液を求めて異様な数のヒダがチンポに媚びるように吸い付いてくる。そんな彼女を愛らしく思った俺は桔梗の頭を両手で押さえ、舌を這わせてキスをする。すると桔梗は徹底的に仕込まれたことによって本能的に俺の唇を求めてきた。お互い貪るように口づけを交わしながらラストスパートをかける。

 

「あ゛ーっ♡ あ゛ーっ♡ れんっ♡ すきっ♡ だいすきっ♡ だいすきっ♡ ちんぽっすきっ♡ れんっすきっ♡ だいすきっ♡ だいすきぃっ♡ あ゛ っ♡ あ゛ っ♡ お゛っ♡ い゛っ♡ お゛゛お゛お゛゛ぉ゛♡ ちんぽっ♡ でい゛ぎゅっ! ♡ ご゛っ゛ぃ゛じ゛ーっ♡  まんこイクっ♡  まんこまんこまんこまんこまんこっ♡ まんこい゛ぐっ♡ イ゛ぐっ♡」

 

 長い竿で手前から最奥まで届き、分厚いカリで膣壁を裏返るんじゃないかと錯覚するほどえぐってやると、桔梗から普段は聞けない愛の言葉が漏れる。桔梗は限界が近くなると黒い本性より内側の本心をさらけ出す。俺はそれがたまらなく好きだ。普段人気者を演じているが彼女が、俺にだけ本性を見せる姿。征服欲が満たされていくのを感じる。

 

「ああ゛あ゛っ♡ あっ……♡ っひ、ぐ♡♡ んぐっ……♡ んぐぅううゔっ♡♡ お゛ぉ゛ぉ゛っ♡♡ お゛っ♡ おぉ゛おっ♡♡♡♡♡ 「お゛っ♡ い゛っ♡ ほっ♡ ほぉ゛っ♡♡ おっ♡ ぐぉっ♡♡ お゛っ♡♡ んほぉぉおお゛ぉ゛ぉ゛っ♡♡ ほぉ゛ぉっ♡♡♡ お゛ぉ゛♡」

「出すぞ……全部受け止めろよ桔梗!」

 

 俺は最後の力を振り絞って腰を激しく打ち付けた。子宮口に亀頭がぶつかった瞬間、肉棒を包み込む媚肉が激しく収縮する。その締め付けに耐え切れず、射精感が高まると同時に桔梗の最奥で果ててしまった。

 

 どぴゅっ♡ びゅるるるるるる♡

 

「も゛ぉ、あ゛っ♡ とまんな゛っ♡ ん゛ほっ! お゛っ♡ お゛っ♡ だめっ♡ まだイグっ♡ イっちゃう♡ まんこっ♡ まんこっ♡♡ しゃせいでいぐっ♡ あっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ お゛ぉ゛おほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♡♡♡ んほお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛♡♡♡ んん゛っ♡♡ ん゛っ゛♡ ん゛っ゛♡ ん゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ♡」

 

 どぴゅーっと勢いよく放たれた白濁液は、今までとは比べ物にならない量だった。俺自身もあまりの快感に意識を失いそうになるのを必死に堪える。そしてようやく長い吐精が終わると、今度はゆっくりと引き抜いた。

 

「ふぅ、めっちゃ気持ちよかったぁ。桔梗ありがとな、好きだぞー」

「ん、れん……っ♡私も、すき……っ♡れん、すきぃ……っ♡ あっ♡

 あぁ……っ♡ すきすきっ♡ れん、すき……っ♡ す、ぎ……っ♡ すき♡ れん♡ すき……っ♡ すき、れん、好きぃ……っ♡ あ゛っ♡ ん、ぁ……っ♡ すき♡ すき……っ♡ れん……っ♡ きす♡ すき……♡ れん♡ すきっ♡ すき♡ すき……っ♡ すき♡」

 

 彼女は栓を失ったことで、大きすぎるペニスを受け入れていた膣はぽっかりと大きく開きっぱなしになり、収まりきらなかった大量の精子たちが逆流してくる。結合部からは入り切らない白濁液が流れ出し、床に大きな水たまりを作った。それでもなお、まだ足りないというように彼女の秘裂からは大量の潮を吹き出している。ようやく絶頂の波が引いたのか、桔梗も身体を大きく痙攣させながら余韻に浸っているようだった。俺とのセックスがあまりに気持ち良かったのか、うわごとのように呟く桔梗はその後直ぐに気を失った。

 

 



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3日目とデート

 3日目の朝、俺は桔梗が作った美味いご飯を食べながら考えていた。

 この学校のシステムを言うか言わないかは未だに迷っている。言うとしても候補は桔梗か洋介ってとこか。鈴音に行ってもクラス自体が変わらないから意味がない。だが、この二人なら人付き合いも良く、この情報を上手く使える可能性がある。

 

 登校して綾小路から誘われて、男子用のグループチャットには入っておいた。どうやら綾小路は須藤たちと仲良くなったらしい。よかったじゃないか。俺は鈴音にも構いつつ、周りの人間とも交流を重ねていく。あのデコを出した美少女とも交流したいが今は佐倉の方が大事だ。

 

 そして今日から本格的な授業が始まったが、俺にとってこの高校の内容は簡単だった。桔梗も入学前に勉強を教えたから余裕だろう。しかし一部の生徒、山内、池、須藤などの数人は授業態度は酷く、ポイント減少は免れないだろう。それに授業が過ぎていくたび、段々と何人かの授業態度が悪化している。このままだと赤点を取る生徒が続出するかもしれない。そうなるとDクラスの崩壊は目に見えている。

 こう見るとやっぱり俺たちDクラスは欠陥品ということか。何か秀でてるやつもいそうだが、それ以外が酷いな。そもそも何も秀でてないやつもある。このままだと本当に0ポイントになってしまうかもしれないし、やっぱり明日、洋介に言うか。

 

 

 

 

 昼休み、注目を浴びたくない彼女のために教室とは別の場所で佐倉と昼食を取った。事前に誘ってなかったが、彼女は快く承諾してくれた。佐倉の昼食はコンビニで買ってきたものでは無く、自分で作ったであろう可愛らしい弁当であった。やはりアイドルの彼女は食生活にも気を遣っているのだろう。その姿は非常に好感が持てる。

 

「佐倉は料理も出来るんだ。凄いね、この弁当とかすごく美味しそうだし」

「あっありがとう! れ……蓮くんもお弁当なんだ」

「自分で作る方が栄養バランスを調整しやすいから。やっぱり運動だけじゃなく食事も気をつけないとね」

 

 佐倉は俺と同じということに少し嬉しそうにしている。まぁ現役時代も別にそこまで気にしていない。ただ出来る必要があったから料理が出来るだけだ。しかしこの学校に来てから自分では作ってない。今日の弁当も桔梗が作ったものだ。今日はかなり負担を掛けさせたから、無理はするなといっていたのだがそれでも健気に作ってくれていた。

 

 

 放課後になった。俺と佐倉はケヤキモールと呼ばれる大型商業施設に入った。俺が見た限りこの施設内にはカフェから家電量販店、理髪店にカラオケと普通の街にあるものはほとんど揃っている。それに売っていないものがあったとしても、インターネットを経由して購入することが可能とのことだ。

 

「本当にすごい、何でもある。流石政府の作った学校だね」

「本当に街みたい」

 

 まるで初めて来たような発言をする。俺たちはケヤキモール内を見て回った。それはまるでデートのようでカメラを見終わったらカフェに寄ろうと約束するほどだった。そして家電量販店のとこまで来た。佐倉はある程度買うデジカメを決めていたようだったが、俺はカメラに関しては本当に初心者なので佐倉に聞いてみるとこのメーカーがおすすめだのスマホと連携できるだの、かなりテンションの高い状態で喋っては、一人で喋りすぎたと反省したりの繰り返しだ。なんだかこの姿でも可愛く思えてきた。

 

 結局、俺たちはお揃いの二万ほどのデジカメに決めた。佐倉は色の強いピンク色ので俺は黒色のだ。俺は即買うつもりは無かったが佐倉の甘い言葉に誘われてしまったか……いや俺が可愛い女の子に甘いだけだった。ポイントが余ってるし、お礼に買うよと言ったんだが強く否定されては仕方ないと諦めた。

 

 

 俺が会計を終えたあと、レジで店員が佐倉に対して変に興奮して話している。店員は男で最初に佐倉の相手をしていた時には普通な感じだったが、次第に悪化して今やその振る舞いは視線や言葉の一つ一つがねっとりして、男の俺ですら見てて不快感を感じるものだった。つまり女の子であり、特に人見知りの佐倉であればその気持ち悪さは尋常じゃないだろう。現に保証書を書く佐倉の顔は強張って手が止まっている。

 

 これはここに連れてきた俺の責任でもある。そう思い震える佐倉を片手で抱きしめてペンを奪って、紙に自分の名前と住所を書く。こんな店員に佐倉の個人情報は知らせられない。こんなのが店員だとすればやはりこの学校は信用できないな。

 

「ペン借りるぞ」

「あっ蓮くん」

「ちょっと君、このカメラを購入したのは彼女だよね」

「購入店や日付は書いてありますし、必要があったら俺が来ます。それでいいですよね」

 

 そう言うと店員は一瞬気圧されたが、直ぐに先程より興奮して尋常じゃない怒りを見せる。この学校に入学したばかりの俺たちに、この男との関係性は無い。それでこの怒りようときたら恐らく佐倉のファンかアンチってことかもしれない。

 

「君は一体その子の何なのかな!」

 

 大きな声で俺たちに怒鳴るその様子に恐怖を感じたのか、本能的に佐倉は俺の身体にしがみつく。大きな胸が形を変えるくらいには強く抱きつかれている。なので俺は佐倉の背に手を回して彼女を抱きしめて「恋人ですけど」と見せつけるように言うと、顔を赤くして驚く佐倉。

 

「彼氏ですよ」

「……は?」

「でも店員さんには関係ないですよね、失礼します」

 

 それだけ言って商品と保証書を貰って佐倉の手を掴みながらその場を立ち去る。よっぽど衝撃的だったのか後ろからは何も聞こえないし、このまま佐倉と手を繋いだまま店の外に出る。

 

 

 そしてそのまま離れたベンチに一緒に座って一息ついた。繋いだ手は未だ離れていない。彼女の方がむしろ離れたくないとばかりに、小さい手がぎゅっと俺の手を離さないのだ。

 

「大丈夫佐倉? 怖かったよな?」

「うう、ごめんなさい……私のせいだよね。蓮くんに迷惑かけちゃって……」

「別に佐倉のせいじゃないさ。さっきのは気にする必要はない。あんなの無視すればいいんだ。それに、何かあったとしても俺が守るよ」

 

 どうやら佐倉は恐怖と羞恥でずっと俯いているので、少しだけフォローを入れることにした。あの時、本当に怖くて仕方がなかったと思う。だから、少しでも安心させたいと思った。そう言いながら頭を撫でると、彼女は俺の名前を呟きながら顔を上げてこちらを見つめてきた。なので笑顔で返すと、正解の対応らしかったみたいでどうやら佐倉は嬉しかったみたいだ。

 

「……それでね、その、さっきの彼氏っていうのは?」

「あはは、多分あの店員佐倉が可愛いから一目惚れしたんじゃないかな、だからあれくらい言わないと駄目かなって思って。てっきり佐倉もそう思ったから繋いでくれると思ってたんだけど」

「っ⁉︎ 全然気付いてませんでした! ご、ごめんなさいっ!」

「あはは、謝ることは無いよ。俺も佐倉みたいに可愛い子と手を握れて嬉しかったからね。気にすることないよ」

「もうっ! 蓮くんはすぐそういうことを言うよね。雫は可愛くても、別に私は可愛くないよ」

「本心だからつい出ちゃうんだよ。アイドルとしてしっかり、努力してるし話しやすくて、こうして俺の相談にも乗ってくれる優しさとか、それに好きなことを喋ってる時の笑った顔が凄く可愛いし、会って一日でこれくらい簡単に出るんだから佐倉は魅力的な女の子だよ。まぁ話はそれたけど佐倉も思ったことを言っていいからね」

「……」

「佐倉?」

「あのっありがとう……蓮くん。嫌なことはあったけど、今日は楽しかったし、これからも仲良くしてくれると嬉しいかな……あはは、何言ってるんだろう私」

 

 また顔を赤くしながら照れ臭そうな表情をする。その姿を可愛いと思ってしまうのは何故だろうか。とりあえず思ったことは必ず俺のものにするということ。そのためにもこんなところで終わっては困る。

 

「まだ終わってないよ」

「えっ?」

「せっかくのデートなのに、このまま佐倉が辛いままじゃ終われないからさ、もうちょっとだけ回ろうか」

 

 俺は彼女に手を差し出す。すると、佐倉は戸惑いながらも小さな手で握り返してくれた。それから色々回った。ゲーセンも行ったし買い物もしたし佐倉には水色のリボンをプレゼントした。俺たちは先ほどの記憶を消すように、今まで以上に楽しんだ。そして二階にあるトレーニングジムを見つけた。

 

「ここ学生証を出せば直ぐに無料体験出来るみたいだ。よかったら次に来た時一緒にやってみない?」

「ジムですか?」

「この学校に来てからどうやって体型維持しようかなって思ってたから、有難いんだけどなぁ。俺も本当は人見知りだからさ、友達の佐倉と一緒なら始めやすいと思って」

「……蓮くんも人見知りなの?」

「そうなんだよ。中学の時に努力したから一見なんとかなってるけど、根本は変わってないよ。未だに緊張しちゃうし。ここは毎月数千ポイントだけど色々充実してるっぽいし、月に十万貰えているからそこまで負担にならないんじゃないかな。まぁあくまで提案だから嫌だったら断ってくれて良いんだよ。駄目だったらとりあえず他の人を誘ってみるし」

「……ううん、今度来たら絶対やろうね」

そう言った佐倉の顔は覚悟を決めたような顔だった。



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一週間

 入学して一週間ぐらい経った。あれからDクラスの生活態度はかなりマシになった。何名かは恐怖しすぎて、その姿は茶柱が訝しむほどだ。何があったかというと、4日目に洋介と桔梗に相談して昼休みに三人で呼びかけた。

 

 イケメンランキング一位と三位という女子人気の高い俺と洋介だけでなく、桔梗を使うことで高円寺と鈴音以外は殆ど残るだろうという予想は結果的に当たった。俺が出て行こうとする須藤や長谷部を引き止めることで、レディー達とランチに行った高円寺と我関せずの鈴音以外を集めることが出来た。

 

 そこで俺が得た情報を匿名の者からの報告として平田に語らせた。はじめは退屈そうだったり話半分で聞いていたDクラスだったが、クラスポイントの話になると食い入るように耳を傾けた。そして次にプライベートポイントの説明に移った。挙句に証拠である三年Dクラスのとある生徒の誓約書付きの動画を見せてるとクラス大半の顔色が変わる。

 

 いつの時期に自分のクラスの友達がいなくなっただの、理不尽な特別試験などを泣きながらこの学校について告白する少女の姿は、普通の生徒には恐怖心を煽るあまり精神に良くないものであったのだろう。まぁ取った五万ポイントを賭けて勝負して勝ったからってこんなの撮らせたのは俺だが。ぶっちゃけここまでしなきゃDクラスは自分たちの立場を自覚できないだろうと思ってのものだ。当然動画を見せる前は自分がDクラスなことに納得できないやつ幸村など苛立っていて、それを抑えた桔梗のストレスは強く、ストレス解消セックスが今日も捗る。

 

 動画の効果かどうか知らないが、その日から授業中にゲームしたり寝たり携帯を弄るやつはいなくなった。だが部活での疲れ等で須藤や退学の恐怖からあまり寝付けないのか何人かは時々ウトウトしていた。既にクラスでは100%望む進路先に行けると思っていたら、気軽に退学の危機がある学校に来てしまったという恐怖から、一先ず5月にある中間テストに向けて何日かに一回は放課後に二時間ほど勉強会が行われている。あんな姿を見たら大半の人間は勉強に身に入っている。

 

 それに一ヶ月後のポイント支給の日までまだ三週間ほどあるからだろう。これが0ポイント支給されましたと言われていたらもっと悪化していただろう。悪化といえば洋介と須藤の仲はあまり良くなってない。初日のことが長く続きすぎだろと思わざるを得ない。だから洋介や桔梗の方ではなく別の人間の方で勉強している。

 どうしても部活優先にしたい須藤のために、テストが近づくまでは宿題が多めだが今のところギリギリで出せているようだ。連立方程式が分からないと言っていた時は本当にやばいと思っていたが、勉強は筋肉と同じようなもので育つまで時間がかかる。出題範囲がわかってない今は長い目で見るしかない。

 

 それと後から話を聞いた鈴音が茶柱に聴きに行ったそうだが、その際に綾小路と色々あったそうだ。その後私がDなのが納得いかないという彼女に俺は「自分がDの理由が分からないくらいだからDなんだろ、だからお前は兄に認められないんだ」とセックスしながら言っておいた。こうやって貶した後で「俺はそんなお前でも認めてるからな、上手く頑張れよ」と言った風に褒めてやると依存心がこっちに傾いてくるのが分かる。生徒会長が鈴音の対応を間違えているお陰で、求められるのが嬉しいのかスクール水着でセックスしてくれるくらいには従順だ。もうちゃんとした成長を望むより従順にして言うことを聞かせる方が楽なんだがな。

 

 性格と能力的に鈴音より洋介とかの方が気になる。俺や桔梗はおそらく過去の事なんだろうなと想像が付くことから、洋介も何か過去にあるのかもしれない。まぁ彼女は自分がDクラスからAクラスに上がるために山内、池、須藤の方の勉強会に綾小路と一緒にいるが。

 

 俺も佐倉があんまり運動も勉強も出来なかった為、この数日放課後は学校では数人に勉強を教えた後に自撮りスポットを探したりジムで佐倉と運動して寮でも佐倉の部屋で勉強を教える日々だった。特に佐倉は集団でいるのは苦手なはずなのに、俺が頑張っているからと一緒にいてくれるのが健気だ。そんな中で麻耶やさつき、千秋達と仲良くしていると彼女は自分から会話に上手く入れず表情が曇っていく。佐倉は誰とでも話ができるわけではないし、勉強会を開いても女子ともあまり話せていないしそれが男であれば尚更だ。

 

 あの日から佐倉は挨拶したり背筋を伸ばしたりと多少は変わってはいるが、クラスで目立つ俺が佐倉と表立って話さないように配慮させているということに良心が痛む一方で、裏のように喋れないことに不満を募らせているのだ。元々人見知りだったという設定などで共感を得れたのか、もしくはデートの日のことが大きいのかもしれないが、佐倉はかなり俺に惚れているし焦って行動するのを待っている。数日間見てきたが、佐倉は対人関係の少なさから溜め込むととっぴな行動をとることがあるからそれを期待しているのだ。

 

 

 夜、佐倉からメッセージが届く。

 

「相談したいことがあって、今から私の部屋に来れますか?」

 

 門限は近いがこれを好機とすぐに返事を返して部屋に向かった。

 佐倉の部屋自体は既に何度も行ったことがある。信用を得るために門限は守っているし、ボディタッチは最近多くなってきたと言うところだ。それに彼女自身は俺にバレていることに気づいていないが、佐倉は俺を妄想してオナニーしている。多くの女を抱いてきたから分かる事だが恐らくデートの日の夜にはもう、俺でしていただろうと分かるくらいには翌日は気恥ずかしそうにしていた。

 

「私ね、明日の水泳の授業を休もうと思ってるの。でも休んだらクラスポイント減ってみんなに迷惑かけるよね」

 

 佐倉は普段の眼鏡を掛けた姿ではなく、ベットに座っていて俺に隣に座るよう促したあとそう言った。この学校の水泳の授業は男女合同。佐倉は視線に人一倍敏感で水着になれば男女共に自分に視線が向くのがわかっている。流石にそれを止めることはできないだろう。もしポイントが減るから出ろと言えば女子から反感をくらう可能性もある。そういや最近勉強のことで話すことが多くなった胸の大きい長谷部あたりも休むだろうな。彼女も佐倉と同じタイプだがらな。

 

「確かに減るかもしれないが、大事なのは佐倉の心なんだから。佐倉が嫌だったら休んでもいいんだぞ」

「でも私も変わりたいの。だからね、蓮くんに見てほしいのっ。蓮くんに見られても平気だったらきっと私も頑張れるからっ」

 

 

 あくまで紳士に振る舞う俺に対して、意を決したように佐倉は脱ぎ始めた。

 

 中に水着を着ていたみたいで服が床に落ちると、彼女の豊満な身体は心許ないスクール水着一つを纏った姿になる。水着を押し上げる96cmの巨乳と90cmの巨尻。太腿と臀部はムチッとしており、それでいて腰回りは細く括れていてお腹は出ていない。だが全体的に肉付きが良くて柔らかそうだ。そして何より、肌は白く透き通っていて、顔立ちも整っており、清楚なイメージを感じさせる。その顔は今、羞恥で赤く染まっており、恥ずかしさを感じていることが窺える。桔梗や鈴音のスク水姿も見たがこれはそれらのものとも違う、もはや女のエロさの暴力だ。

 

「どうかな……蓮くん?」

「あぁ、可愛いよ。魅力的すぎて……俺のものにしたくなった」

 

 端的に言って俺は佐倉に魅了されたのだ。画像では何度かビキニだって見ていたのだが、やはり実物は全然違った。俺のチンポはこの身体に流れる血に反応して、目の前の女を今すぐ犯して自分のものにしろと猛っていた。佐倉を自分の女にするために恋愛っぽいことをしていたのに、こんな姿を見せられたらもう我慢できない。極上の女を他の奴に取られる前に力づくで俺の女にすることにした。だから俺は、佐倉をベッドに押し倒し唇を奪った

 



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佐倉愛里

グリッドマンユニバースを見て、よもゆめと裕六に脳を焼かれました。全人類見てください。


 

 佐倉の部屋、髪を下ろしたスクール水着の無防備な佐倉。俺は犯すために彼女をベットに押し倒した。状況をイマイチ理解できていない彼女の身体に覆い被さり、愛里の可愛い顔に俺の顔を近づける。それだけで押し倒されたことを一瞬忘れて愛里の顔は赤くなる。それは単に顔が近いことへの緊張だけではなく、俺の顔の良さによる好意もあった。

 

「愛里はさ、どれだけ俺が我慢したと思ってるんだ」

「れっ蓮くん? な、名前……ひゃ♡ あっ♡ 蓮くっ♡ あっ♡ はぁ♡ やぁ♡」

「好きだ愛里、可愛いぞ愛里……舐められて感じるなんて、敏感だね愛里は、それに漏れる声色も可愛らしいな」

 

 愛里の身体を弄ぶように撫で回し耳元で囁く。愛理はビクっと身体を震わせて、顔を真っ赤にして抵抗しようとするがその力は弱々しい。次第に彼女の水着越しの身体は火照り始め汗ばんでいく。俺はそんな彼女に構わず、舌先で首筋を舐め上げた。佐倉は声を漏らさないよう必死に耐えているが、それでも漏れてしまう吐息に俺の興奮が高まっていく。手を動かしながら耳にキスを落とし、舐めたり咥えたりして愛里に快感を与える。

 

「これはどうだ? ほら、怖くないだろ」

「やだ、やめてよぉ……♡ 蓮くっ♡ あんッ♡ やだぁ♡ ひゃあ♡ そこだめぇ♡ くすぐったいよぉ♡」

 

 ちゅ♡ ちゅ♡ ちゅちゅ♡ ぬるっ♡

 

 声を漏らしながら身を捩らせる姿はとてもエロくて、もっと虐めたくなる。

 

「なぁ、愛里はセックスするの初めて?」

「せっ⁉︎ せっ、ええ!?」

「もう一度聞くけど、愛里はセックス初めてなのかな?」

「は、はい! せっ、セックスは蓮くんが初めてです!」

 

 顔を赤く染めて恥ずかしそうに処女だと告げる愛里。経験が無いのに好意故に勇気を出して必死に水着になったと考えると前戯なしで今すぐ犯したくなるが、相手は久々の処女だ。俺とのセックスが好きになるように彼女を気持ちよくしてやらなきゃいけない。まずは胸を隠すその手を払い除けては互いの手を重ねて、今度は口付けをする。

 

「答えてくれてありがとう愛里。俺に全部任せてくれていいからね。処女をくれるんだから、愛里が蕩けるくらい気持ち良くしてあげるから」

「んっ♡ んんっ♡ んぅ♡ んぅううううう♡ ……んむっ♡ んちゅ♡ んんぅ♡ 」

 

 愛里の唇の柔らかさが伝わってくる。少し経ってから彼女が酸欠で苦しくなる頃に唇を離すと、愛里は無意識に物足りないとばかりに唇を尖らせて可愛らしくねだっている。だがまずは慣らしてやるために繰り返して何度もキスをする。

 

「んむっ……♡ ちゅるっ♡ んむっ……♡ キス長いっ♡ んちゅっ♡ んぶっ♡ んんんぅ♡ 」

「ぷはっ、どう愛里。ファーストキスの感想は? 」

「わ、分かんないっ。分かんなっあむっ♡ んぶっ♡ んむっ……♡ んちゅ♡ んっ……♡ んむっ……♡」

「俺は愛里の初めての男になれて嬉しいぜ。これからもずっと忘れないようにしてやるからな」

「はぁ♡ はぁ♡ はぁ♡ どうして……? 私、蓮くんとキスしてっ、んんっ♡ んむっ♡ んちゅ♡ ふぅぅうう♡ んんんっ♡ 」

「それは愛里が好きだからさ。愛里だって俺のこと好きだろ? 毎日俺でオナニーしてるの知らないとでも思ったか? 部屋の匂いでバレてるよ」

「な、なんで知って!? んちゅ♡ んちゅっ♡ ちゅぷっ♡ ぢゅっ♡ じゅっぽ♡ じゅるるるるっ♡ はむっ♡ れろれろぉ♡ ちゅぷっ♡ ぴちゅ♡ じゅぱっ♡」

 

 あの店員のようにファンがセックスしたいと願っても届かない、そんなグラビアアイドル雫のファーストキスを奪ってやったと俺の自尊心が高まっていく。そしてこれからも俺以外とする事がないように、舌を彼女の口内にねじ込んでいく。絶え間なくキスすることで愛里の酸素を奪い、思考力をダメにして彼女の本心を引き摺り出す。

 

「どう? 俺とのキス気持ちいいでしょ。愛里と俺って相性最高だね。ほら犬みたいに舌だしてっ。良いところは良いって言ってほしいな」

「んっ……♡ れろぉ♡ ぢゅる……! んむぅ……♡ 蓮くんとのキスっ♡ 気持ちいいっ♡ じぇんぶ舐められっ♡ 蓮くんの味がするっ♡ この味っすきっ♡ ちゅっ……♡ ちゅっ……♡ ちゅむっ♡ 」

「愛里は俺のこと好き? 毎晩俺でオナニーしてる愛理の言葉で聞きたいな。きっと素直になればもっと気持ちよくなれるよ」

「そっそれは♡ 恥ずかしっ♡ ぢゅる♡ ぢゅるるる♡ れろぉ♡ れちゅ♡ ぢゅぅうううう♡ はぁ♡ はぁん♡ ……すきっ♡ すきですっ♡ 助けてくれた日からっ♡ 逞しい腕に抱かれたの思い出してっ♡ 毎日蓮くんでしてますっ♡ じゅぷ♡ あぁ♡ ヨダレすっちゃダメっ♡ じゅる♡ じゅるる♡ んじゅっ♡ れろっ♡」

 

「じゃあ今度は俺のどこが好きなのかな、言ってみてよ」

「んむっ♡ んぶっ♡ ちゅうっ♡ んぐっ♡ じゅぷ♡ じゅるる♡ 顔がかっこよくてっ♡ 身体もたくましくて♡ 私にも優しくしてくれて♡ 守ってくれて♡ 褒めてくれるから好きですっ♡ んっ♡ じゅぶ♡ じゅる♡ じゅるるっ♡ ふぐっ♡ じゅぷ♡ じゅぶぅ♡」

「いいね、俺も愛里のこと好きだよ。だから愛里を俺のモノにして、もっと気持ちよくしてあげるからね」

「はぁ……♡ あぁ……♡ 脱がしちゃ……♡ らめですっ♡」

 

 俺は酸素の足りていない愛里の状態をいいことに水着を脱がしていく。その際に彼女の豊満な肢体がいちいち引っかかり、その度に彼女はビクッと反応して甘い声を漏らしてしまう。そして現れた裸は、引き締まったウエストライン、大きすぎるのに綺麗なお椀型の乳房、ぷっくらと膨れた乳輪とツンと尖った乳首、白い柔肌が眩しい。正に雄を魅了する完璧な女体だ。既に陰唇もとろとろになっている。

 

「まじでエロい身体、肌も綺麗だしピンクの乳首も最高だ。愛里がアイドルとして頑張ってるのがよく分かるよ」

「やっ……み、見ちゃダメだよぉ」

「隠さないで見せろよ愛里。そのデカいおっぱいは腕で隠れねぇし、愛里の全部を俺はもっと隅々まで見たいんだよ」

「いやっ蓮くんっ……ひやぁ♡ あっ♡ あぁああああああ♡」

「大丈夫大丈夫、愛里は安心して俺に任せてればいいからさ」

 

 愛里の大きなおっぱいを汗ばんだ下乳の方から優しく揉んでやれば、簡単に可愛い声が口から漏れてくる。暖かく揉めば揉むほど馴染んでいく胸をそのまま外側から彼女の重たいおっぱいを気持ちよく揉み込んだり、指の腹でささっーと撫でてやればいい。だんだんと中心によると、指先にはコリコリとした感触のものが触れてきた。それが何なのか分かってるからこそ、わざとそこを避けながら胸全体を撫でるようにマッサージをしてやる。そうすれば愛里は嬌声を上げて身体を振るわせるだけになる。

 

「本当に綺麗なおっぱいだ。大きくて柔らかいから指が沈み込んでいくし、触り心地もマシュマロみたい良くてずっとこうしてても飽きないくらいだ。今までこんな子は居なかったよ」

「やぁ♡ あんっ♡ はぁ♡ ほんと? 私の大きいおっぱい♡ 蓮くんは一番好き? 他の子よりも好き? そ、そうだと嬉しいなっ♡ んんぅ~~ッ♡ ああんっ♡」

「あぁ! 愛里のおっぱいが一番好きだ。愛里が自分のことを好きになれるように気持ちよくしてやるからな」

 

 自身の大きなおっぱいにある種のコンプレックスを持つ愛里。男女からの好奇の目線に晒されるものであるそれは、今まで嫌悪に近い感情を抱いていたが彼女の好きな男である俺が本心から褒めてやれば、嬉しさと恥ずかしさが混じったような表情を浮かべる。俺は愛里のおっぱいが一番好きだ、それと同じように桔梗や鈴音のおっぱいも一番好きだ。何一つ嘘は言っていない。俺は両手で愛里の胸を鷲掴みにして、ぐにゅっと形が変わるほど強く握る。すると、その快感にビクンと反応して大きな喘ぎ声を上げる。

 

「そ、んな褒め方……ぁ♡ ずるいよぉ……♡ 私も好き♡ ひゃぅ♡ んっ♡ 蓮くんにおっぱい揉まれるの、好き♡ ずっと好きじゃなかったぁ♡ あんっ♡ あんっ♡ でもっ♡ 蓮くんにおっぱい、触られるの好き……♡ んんっ♡ んぁ♡」

 

 愛里は身体をくねらせて、甘い吐息を漏らしながら感じまくっている。そんな姿を見ると、もっと虐めてやりたくなる。今度は両乳房を手のひらで包み込むように揉むのではなく、下から上に持ち上げるようにして揉む。そうすれば、重量感のある愛里の巨乳はぶるんと揺れるのだ。その光景がエロくて堪らない。そして柔らかい。マシュマロのように柔らかくそれでいて弾力もある。こんな極上のおっぱいを揉めるのは俺だけの特権だ。

 

「感じてる愛里、可愛いよ。もっと色んな愛里を見せてくれ」

「あっ……♡ んあぁ……♡ おっぱい……♡ んんっ♡ ふぁ……♡ あっ♡ あ、あぁ……♡ くひっ♡ んふぅ……♡ふぁっ♡ はぁん……ぁ♡ は、はぁ♡ 好き、好き、好き♡ 蓮くん♡ 好きです♡ ふぅ……♡ ふぁ♡ ん、んっ♡ んひ、ぃ♡」

 

 今度は硬く張り詰めた乳首をくりくりと指先で撫でたり、摘んだりカリカリと弄ってやる。更に愛里の身体全体に自分の所有物だとばかりにキスマークを作る。全身に赤い跡が出来るたび、口から漏れ出る甘く切なげな吐息。息遣いがどんどん荒くなっていく。それに伴い彼女の膣からとろっとろの透明の愛液が流れてシーツに大きなシミを作る。

 

「やんっ♡ あっ♡ んんっ、はあぁあん♡ 乳首だめっ、そんな激しくされたら、ああんっ♡ 感じちゃうからっ♡ だめぇっ♡ んんっ♡ はあぁあん♡  ああんっ♡ だめぇっ♡」

 

 愛里の蕩けた姿と身体の反応を見て、俺は下もいじって良いだろうと判断して彼女のまんこへ手を触れさせる。

 

「愛里のまんこ、ぴっちりと形も良くてピンク色で凄く綺麗だ」

「ああっ♡ やぁっ♡ 恥ずかしいよっ♡」

 

 そこはもうぐしょ濡れで、中はとても熱くなっていた。割れ目をなぞるだけでも、くちゅくちゅ♡と卑猥な音が聞こえてくる。その瞬間、びくっと愛里の腰が跳ね上がった。

 

「もうこんなに濡れてるんだ、可愛いね愛里は。こんなに感じてくれて嬉しいよ。このままもっと気持ち良くなろうか」

「あっ! そこっ! んぅっ……♡ あっ♡ あっ♡ そこっ♡ だめ♡  あっ♡ ああっ♡ あぁっ♡ あっ♡ やっ♡ あっ♡ いいっ♡ あっ♡ ♡ はぁ♡ はぁ……♡ うっ……♡ やぁ……♡ はぁっ♡ はぁっ♡ くっ……♡ うぅ……♡ くふっ♡ あぁんっ♡ ふぅっ♡ んっ♡ ……あんっ♡ あんっ♡ 」

 

 グラビアアイドルと言うだけあって丁寧に剃られた陰毛の下。そのままクリトリスを優しく擦り、人差し指を使って勃起したクリトリスの皮を剥いてやった。ぷっくりと膨れ上がったピンク色の突起は、とても敏感になっている。その証拠に少し触れただけで、ビクンッと身体を大きく震わせた。

 

「はあぁっっ♡♡ あっ♡  あっ♡ ふあああぁぁん♡ クリトリスっ、ビリビリって♡ んああぁぁぁ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ……♡ あっ、あぁっ♡ い、いい、ですっ……♡ んっ! はぁっ♡ んっ♡ あっ♡ あっ♡ やっ……くっ♡ あっ♡ んぁっ♡」

「愛里のまんこの中に俺の指が入っていくぞ。しっかり見てろよ」

 

 愛里のおっぱいが重量に負けて八の字のように垂れ下がっているから、見えるであろう。そして中指を一本、膣内にゆっくりと挿入していく。ぬちゅっと音が鳴り、中へと入っていく。奥へ進めば進むほど、肉壁がキュウゥと締め付けてくる。くちゅ♡ くちゅ♡ くちゅ♡ くちゅ♡ と音が立てばその度に、彼女は甘い声を出しながら身体をくねらせる。 

 

「はぁっ……♡ はぁっ……♡ あぁ、はぁっ……♡ 蓮……♡ くんっ……♡ ん、んくっ……♡ はぁっ……♡ はぁっ……♡ はぁっ……♡ はぁっ♡ はあっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あひっ♡ ひぎっ♡♡♡ ひっ♡ ひっ♡ んぅっ♡♡ んぅっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡ あっ♡ はぁっ♡ はぁんっ♡」

 

 指の腹をお腹側の膣口付近のくぼみ、つまりGスポットを押すように刺激する。すると腰を浮かせながら、大きな喘声をあげ始める。何度もいろんな女とセックスしているからか、だいたい女のどこが感じるのかは分かっている。俺はGスポットを優しく撫でるように、二本指で一定のリズムでトン、トン、トンと圧迫したり円を描くようにマッサージする。時間をかけて愛撫すると最初は大して感じていなかった愛里だが、長く続くにつれて膨らんできて大量に愛液が溢れ出し、お尻の方まで伝っていきシーツに大きな染みを作っていた。俺は彼女の顔を見ながら、変わらずGスポットを愛撫していた。

 

「Gスポット気に入ったんだ。その快楽に蕩けた愛里の顔も可愛いよ」

「あ゛ぁぁっ……♡ そこはっ……♡ あ゛、ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ……♡ は、ぁっ…………♡ はぁぁぁぁ……♡ あひっ♡ ひぁ、あっ♡ あ”あ”あ”あ”~~~~♡♡♡ あ”っ、あ”っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あ”っ♡ あ”っ♡ あ”♡」

 

 愛里の綺麗な青い瞳は快楽で涙を浮かばせている。その涙を口で吸い、

 彼女がGスポットで絶頂するまで執拗に責め続けた。膨らんだGスポットを圧迫して刺激を与えることで、絶頂だけではなく潮吹きまでさせようと俺はしているのだ。何事も早いうちからの方がいい、そうやって彼女に対して何分も刺激を与える。

 

「んひぃ……♡ や、やめ……♡ こ、こわい……♡ こ、こわいよっ……♡ こ、これ……っ♡ なにかでちゃうっ♡ ん、はあぁぁぁぁぁぁあ♡ いく……♡ いくぅ……♡ イくぅっ……♡ いくっ♡ いくっ♡ いっ…………くぅううぅ~~~~~~ッ♡」

 

 プシュ♡ ブシャァアアッ♡

 

 個人によっても差はあるが多くの女を抱いた俺のテクニックによって、彼女は今まで感じたことの無い快感を味わい、その快感に耐えられずに身体を仰け反らせてベッドの上で足をピンと伸ばして、全身の力が抜けつつも痙攣しながら、秘部から勢いよく透明な液体である大量の潮を吹き出した。その勢いで俺の顔にもかかり服も濡れてしまった。そして愛里は、意識が飛びそうなほどに激しい絶頂を迎えた。

 

「……はぁっ♡ ……はぁっ♡ ……はぁっ♡ ひゃあぁぁ……♡ はあぁ…………♡ な”、なに……こりぇ……♡ わたしっ♡ もらしちゃった♡ もらしちゃったのぉ♡ ……うぅ♡ ぐすっ♡ ひぐっ……♡ ずすっ♡ いやぁ♡ ぐすっ♡ れんくんっ♡ きらわないでぇ♡」

 

 絶頂した彼女の顔は真っ赤に染まっていて息遣いはとても荒くなっていた。頭が真っ白になる強烈な快感の後、この年にもなって潮とはいえ漏らしてしまったこと、それを好きな男にかけてしまったという羞恥心で泣き出してしまった。そんな彼女を慰めるために、頭を優しく撫でた。佐倉は顔を赤く染め、恥ずかしさでいっぱいなのだろう。いや、もはや嫌われたかもしれないとまで思っていそうだ。だから俺は佐倉に覆いかぶさる体勢になって、身体を愛撫しながら舌を入れて絡ませる濃厚なキスをする。

 

「れろぉ♡ んんっ……♡ はむっ♡ れろっ……♡ ちゅ♡ ちゅぱっ……♡ れお♡ ぴちゅ……♡ んちゅ……♡ れぉ……♡ ちゅっ……♡」

「大丈夫だ愛里、これはお漏らしじゃない。気持ち良すぎて出てしまう生理現象なんだ。だから恥ずかしくないし、全然おかしくなんか無いんだ。むしろ俺は嬉しいんだ。だってこんな愛里みたいな可愛い女の子が、俺で気持ちよくなってくれたんだから」

 

 この現象をよくは知らない。だが大事なのは俺が女を気持ち良くできることと潮を吹かせることができること、そしてそれを見ると興奮することだ。後始末は面倒だが女にやらせればいい。そう思いながら、蓮はもう一度彼女に深い口づけをし、今度は膣だけではなく胸を揉み、乳首を摘まんだりしながら愛していく。先ほどの潮を吹いたことがまだ嫌な記憶なのか、愛里が嫌がるが愛撫の度に彼女は身体をビクッと反応させ、甘い声を出していく。

 

「蓮くんっ♡ や、やめて♡ ちゅ♡ あっ♡ やっ♡ もうやだっ♡ ひゃん♡あっ……♡ く、うぅん♡ ふぁっ♡ あはぁ……♡♡ 」

「だめだ。こうやって解さないと愛里が痛い思いをするんだ。俺は愛里のためにしてるんだから、ほらさっきみたいに舌だして、もっと下品に」

 

 そう言うと愛里の真っ赤な舌は、大量の唾液を纏いながら俺の舌を待ち侘びるように突き出されていた。そして、俺の長い舌で愛里の舌を味わい、再びお互いの舌を絡ませ合う。だがやはり彼女の舌の動きには固さが残っているので、一から教えてやりながら愛里の甘い唾液を啜りながら激しく求め合う。

 

 その間にも、彼女の身体を弄ぶ手は止めず、徐々に性感帯を刺激していき、快楽を与え続ける。すると、次第に身体は敏感になり始め、喘ぎ声も大きくなっていく。特にキスをしながら彼女の膣内に指を入れ、Gスポットを刺激したりしながら中をかき混ぜていくと、その度に大きな喘ぎ声で応えてくれる。こうして彼女を十度ほど絶頂させて出来上がった愛里は、赤らみ汗ばんで火照った身体に既に交尾可能な蕩けきった雌顔を浮かべた状態となった。

 

「えっ♡」

 

 もう準備は整っただろう。ブレザーとシャツを脱いで鍛えられた上半身の肉体を晒す。俺の身体は昔からのトレーニングによって極限にまで鍛え上げられ、ここに来る前は185cm90kg前後だった身体は、筋肉が脂肪より小さいために一見細く見えがちだが鋼のように固く分厚く筋骨隆々になっている。特に胸筋や腹直筋はバキバキだ。腕の筋肉も女を余裕で持ち上げる事が出来る程だ。一方下半身の方はまだズボンを履いているため見えないものの、太腿は太く筋肉が付いているのが分かるはずだ。

 愛里はそんな俺の身体を見て、顔を赤く染める。大方本能的に俺に抱かれる想像でもしてしまったんだろうが、どうやらかなり興奮している様子だ。

 

「どうだ愛里、これが愛里を抱く男の体だぞ?」

「筋肉……すごいっ♡ 女の私と違う……♡ これが、男の人っ♡ううんっ♡ 蓮くんの♡ 」

 

 そして俺はズボンのチャックを下ろしてパンツの中から、熱気を放ち臍を優に超えるほど硬くそり返ったペニスを取り出す。それをみた瞬間、愛里は目を丸くして驚く。それもそうだ。雌を殺すためだけにある腕の様な大きさのペニスの頂点には、膣を自分専用に広げる拳骨みたいな大きさの赤黒い亀頭が女の膣内を味わい尽くすために銛みたいにエラを張ったカリ首を携えている。分厚い血管が作る凹凸が浮き出る太さ8センチ近くの黒い肉竿は彼女の膣を、子宮を潰して奥まで届く長さだ。

 

 他の肌の色とは違い女の膣で淫水焼けしたことが分かる30cmほどある巨根のその大きさと形を見ただけで、彼女の子宮は恐怖と興奮で疼くこと間違いなしである。更に長年多くの女との性交で染みついた淫らな匂いを愛里の雌の本能が感じ取り、俺をこれ以上ないほどの最高の繁殖相手だと理解してしまい、受け入れる為に彼女の膣口から漏れる愛液の量が尋常じゃないくらい増加する。

 

「お、大きいね……♡ そ、それって本当に入るのかな? なんだか見てるとお腹の奥がじんじんするんだけどっ♡」

「大丈夫だ。愛里なら絶対に気持ちよくなれる。それにゆっくり入れれば問題無いから。これが愛里の中に入って気持ちよくしてあげるチンポだ」 

 

 そう言って愛里の目の前にいきり立った肉棒を見せつけてやる。彼女は初めて見るであろう巨大な男の象徴を前に少し怯えた表情を見せるも、すぐに興味津々とばかりに見つめてくる。それどころか自分から決して良い匂いなのしない、独特の匂いのチンポに近づいて鼻で大きく息をして臭いを嗅いだり、先走り汁が出ている鈴口に舌を伸ばしてきた。

 

「蓮くんのおちんぽ♡ あたまがぼっーとする匂い♡ しょっぱいこの味も♡ なんだか癖になっちゃう♡」

 

 鼻息や舌の感触で我慢が聞かなくなった俺は、ベッドの上で仰向けになっている愛里のまんこのほうに座った。そして彼女もこれから何をされるのか察したようで、俺が愛里の脚を大きく広げM字開脚させても抵抗しなかった。彼女の秘所はもうびちゃびちゃで、クリトリスが勃起し、ヒダからは透明な液が溢れ出ていた。問題ないと考え、未だ男を受け入れたことない縦筋の陰唇に亀頭を擦り付けて愛液で濡らしていく。そして十分になったらぐぐっと押し付けて、愛里の膣口に俺の亀頭を触れさせる。

 

「今から愛里のまんこに俺のチンポ入れて、処女奪って中出しするからから。いいな?」

「うん♡ ……蓮くんなら良いよ♡ わたしのなかに……♡ きて……♡ 私のおまんこに蓮くんのおちんぽ……入れて♡」

 

 愛里は俺の片手と指を絡ませて恋人繋ぎにしてきた。彼女が不安な気持ちなのだろうというのが予測できる。それでも彼女の腰を力強く掴み、ゆっくりとぬるぬるだが狭い膣穴に腰を突き出し挿入していく。少しずつ中に入っていくごとにミチッ♡ ミチミチッ♡ とキツすぎる愛里の膣を自分のちんぽ専用に強引に押し広げていっているのがわかる。

 

「愛里、俺を見るんだ。俺を信じて力を抜くんだ」

「あっ……♡ うんっ♡ やっ……♡ あっ……♡ きてるっ……♡ れんくんのっ♡ おおきっ……♡ おおきいよっ♡」

 

 そして膣口から1、2cm進んだ先、ようやく膣の温かさを感じている亀頭の先にヒダのようなものが触れる。これが多くのファンを持つグラビアアイドル雫としても活動してきた愛里が今の今まで守ってきた純潔の証だ。みんなが欲しがるそれを、これからたった一週間前に会った男である俺が破ることになる。未開拓の処女地を占領しようとギチッギチッと処女膜を破るために、俺は体重をかけて亀頭を処女膜に食い込ませ、ぷちっと引き裂いて膜を破った。

 

「偉いぞ愛里、処女膜は破れたからな。あと少しの辛抱だぞ」

「ううっ♡ ああぁっ……♡ ああぁっ……♡ はぁっ……♡ んっ♡ ふっ♡ ふぅぅぅんっ♡ くふぅ……♡ はぁぅっ♡ んぅぅっ……♡」

 

 目を見開いて痛みに耐えているであろう愛里の苦悶の表情、類稀な美しい容姿はその姿であっても可愛かった。しかし愛里の姿は俺の巨根を入れたにも関わらず想定より痛がっておらず、むしろ少しばかり快楽も感じているほどだった。何度も絶頂させたお陰だろうか結合部を見れば一筋の血と共に透明な愛液まで垂れてきている。膜は破った、しかしセックスはそれで終わりではない。

 腰を押し付けてそれよりも奥に侵入する。本当は時間をかけずに直ぐ奥まで入れたほうが良いのだが、俺の異常な大きさだと避けてしまう可能性があるためゆっくり挿入していく。ただしまだ半分以上あるというのに、下腹部が少しペニス状に浮かぶほどの太さのせいで、酷い圧迫感を生んで愛里の呼吸が荒くなり苦しそうにしている。彼女の指が俺の肌に強く押し込まれ、食い込みそうになるがこれくらいはなんて事はない。

 

「好きだぞ愛里。キッツキツの愛里の処女まんこに、もうちょっとで全部入るからなぁ」

「──んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡ ふぅっ、ふぅっ♡ ひぅぅっ♡ ふぅぅぅぅっ♡♡ ふうっ、ふうっ……♡」

 

 ぐちゅり、と音を立てて、ペニスは更に深く突き刺していく。やはり処女の愛里の膣内は狭く、熱い膣肉がキツくも心地よく締め付けてくる。まるで侵入してくる異物を拒んでいるかのように見えるが、そのどこかで俺を受け入れようとしているのが分かる。それでも強引に押し込んでいくと、徐々にではあるが愛里の膣内にチンポが埋まっていく。そうやって時間をかけて愛里に俺と言う存在を刻みつけている。

 

「ほら、あともう少しだ愛里」

「やぁぁっ♡ はぁぁぁ♡ はぁぁぁぁっ♡ はあぁぁぁぁぁんっ♡♡ はぁぁっ♡ ひぅぅんっ♡ あふぅ……うぁぁ♡ あっ……はぁ♡ はぁっっ……♡ ああっっ……♡ お、おくっ♡ うううぅぅぅ♡ お゛おおおおおおっ♡ おおぉぉぉぉぉっ♡ ひっ♡ ひぐぅ……♡」

「……よく頑張ったね愛里。奥まで届いたよ」

 

 じゅぶぶぶ♡ とずっぷりと根元近くまで挿入すると、子宮口にぶつかる感覚があった。愛里の膣内はとても熱くて柔らかくて気持ちがいい。早く射精したいという衝動が沸々と湧いてくるが我慢して根本が入りきるまで進める。そしてついに愛里の子宮を潰し押し上げて、チンポの根本まで完全に埋め込んだところで俺は動きを止める。真下の接合部は男の根元と女の性器がくっついていて、手入れされた陰毛どうしまでもが互いを求め、触れ合い絡み合っている。そして愛里は息を切らしながら内側を拡張する痛みに堪えているようで、不器用に呼吸を整えていた。

 

「はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁ♡ はぁ♡」

「愛里大丈夫か?」

「うん、だいじょうぶだよ……♡ ちょっと苦しいけど♡」

「無理するな。ゆっくり馴染ませるから」

「うん」

 

 俺は完全に挿入したちんぽにしっかりと纏わりついて求愛してくる愛里の膣に入れたまま、俺の形に馴染むようにじっくりと動かずに待つ。彼女の膣内は狭くキツく、しかし温かく包み込むように優しく受け入れてくれる名器だ。今すぐ動きたくなるのを我慢して、繰り返し少しだけ子宮に亀頭を押し込んでやる程度にする。

 俺は愛里と繋いだままの手をベットに押し伏せて、彼女に覆い被さるようにしてキスをした。舌を絡めて唾液を流し込みながら口内を犯すと愛里も俺にに答えようと舌を伸ばしてくる。そのまま何十分か分からないほどディープなキスを続けていると、愛里は緊張から解放されたのか熱に浮かされたような表情を浮かべた。

 

「いくぞ愛里、ゆっくり動くぞ」

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ うっ♡ うっ♡ うっ♡ うぁ♡あっ♡ あっ♡」

 

 俺のちんぽを受け入れているからか、愛里の陰唇の部分は限界まで広げられている。内部ではもっと凄いことになっているだろうがしかし、それでもまだ余裕があるようで、腰を動かしても問題なさそうだ。そう判断してからゆっくりとピストン運動を開始する。

 最初は浅く小刻みに動かしていく。愛液で濡れているとはいえ、初めて男を受け入れるそこはまだまだ狭い。亀頭が抜けるギリギリのところまで引き抜いて、ゆっくりとまた押し込んでを何度も繰り返す。だが突き進むのも戻るのもぎちっぎちっと強く締め付けてきて大変だ。

 

「だいぶ良い感じだな。ちょっと早くするぞ」

「あっ♡ あっ♡ あぁっ♡ んっ♡ んぅ……っ♡♡♡ んぁっ♡ はぁっ♡ はっ、はぁっ♡ んっ♡ あぁん♡ いいよぉ……っ♡♡」

 

 そうしているうちに段々滑りが良くなってきた。動くたびに肉と肉のぶつかる音だけでは無く、ぬちゃ♡ ぬちゃ♡ と淫らな水音も強く主張してくるようになった。そこで今度は少しだけストロークを大きくしていく。パンッ♡ パァン♡ と肌同士がぶつかり合う音が響く。その度に愛里は大きく身体を跳ねさせて、甲高い声で喘ぐ。その声を聞いているだけでも興奮が収まらない。もっと、もっともっと愛里の声が聞きたい。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ れんくんっ♡ これっ♡ これすごいっ♡こんなの知らないっ♡ きもちいい♡」

 

 びくんっ♡と身体を震えさせて、ああんっ♡ と甘い声をだす。今まで味わったことのない快楽に愛里はすっかり夢中になっているようだ。目尻に涙を浮かべながらも、どこか幸せそうな顔をしていてとても可愛い。そんな愛里を見ているとますます激しく責め立ててやりたくなってくる。だから俺は抽挿の速度を上げていった。愛里の大きな胸と尻の間に存在する細いウエストを掴み、乱暴に揺さぶりまくる。

 

 ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱちゅん♡ ばっちゅ♡ どぢゅ♡ ぱこっ♡ ぱんっっ♡

 

「やっ♡ あっ♡ あぁっ♡ は、はげしぃっ♡ よぉ♡ んっ♡ んぁっ♡ はあんっ♡ ああんっ♡ あんっ♡ ああんっ♡ ああっ……♡き、てっ♡ ああっ♡ ああんっ……♡ はあっ♡ はあっ♡ はあっ♡ はぁんっ♡ あはぁんっ♡ あんっ♡ あんっ……♡」

 

 激しいピストンで子宮口を突かれる度、愛里の口から甘い吐息が漏れ出す。だがそれだけではない。愛里は無意識のうちに自ら腰を振って、より強い快感を得ようとしていたのだ。俺の大きな身体はだんだんさらに気持ち良くなって、彼女の身体を包むように覆い被さり雌を逃さないようにし始めた。

 

「はぁんっ♡ ああんっ……♡ れんくんっ♡ んっ♡ あああっ♡ あっ♡ ああああっ……♡ れんくっ♡ れんくんっ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡ い、いいっ♡♡ ああっ♡ ああっ……♡ 気持ちいい♡ 気持ちいいよっ♡♡ 」

 

 愛里にその意思が通じたのかは分からないが、彼女の細い両腕は俺の首に、肉付きの良い足は俺の腰にまるでつがいの雄を絶対に離すまいとするかのように、力いっぱい抱きついて巻きついている。それはある種、俺も同じだった。捕まえた極上の雌を逃さない為に両手を彼女の頭に置き、唇同士を下品に吸い付かせ、筋肉によって彼女の倍近い重さを所持する身体で衝撃を逃さないように抱きしめて力強いピストンをして、自分という存在を身体の芯まで教え込む。

 

「れんくっ♡ れんくっ♡ あああっ……♡ すごいっ♡ すごいのっ♡ すごいよおお……♡ れんくんっ♡ はあああっ♡ んぶっ♡……んぐっ、んぐっ♡……ぷぁ……はぷっ♡……んっ、ちゅぅっ♡……んふっ♡……ちゅっ♡……ちゅむ♡ んっ♡んちゅ、ちゅうっ♡ぢゅうっ♡♡ぢゅっ♡♡ずずずっ♡じゅりゅるるるるるるっ♡♡♡」

 

 ずぽっ♡ ずぽっ♡ ずぽっ♡とお互いがお互いに溺れるようなセックス。愛里は俺の下で涙を流しながら、ただひたすらに快楽に身を委ねている。その姿がたまらなく可愛くて、愛おしくなる。それに既に愛里は俺のことしか考えられなくなっているようだった。俺が腰を打ち付けるたびに、愛里は獣のような声で鳴いて膣内の収縮が激しくなり、絶頂が近づいていることを教えてくれる。そしてついにその時はやってきた。

 

 びくっ♡ ぶしゃああああ──っ♡♡♡

 

「んっ♡ あっ♡ んぶっ……♡ おおっ……♡ おっ♡ おっ♡ んんぐっ……♡ んぶっ、ん、んんんんっ♡ おっ……♡ おっ……♡ おおっ♡ んおおおおっ……♡ いくっ♡ いくうっ♡ いっくううう……♡ ううううううううううううううううっ♡♡♡ ん……んぶっ♡ んぐっ♡ あっ、あっ、あっ、ああっ……♡ だめ……♡ もうだめえええっ♡ いっちゃう♡ いっちゃうのおおおっ♡ ダメっ♡ ダメダメダメえっ♡ いっちゃう♡ いっちゃうよぉ……♡ ううううううううううううううううっ♡♡♡」

「くっ、すっげえ締まるっ」

 

 その瞬間、絶頂した愛里は一際大きな声を上げて全身を大きく痙攣させる。膣内の収縮が一段と強くなり、それと同時に大量の潮を吹き出した。そのあまりの強さに思わず射精してしまいそうになったが、歯を食いしばり何とか耐え切った。だが、それでも愛里の締め付けはかなりのものなので、正直かなり危なかった。しかし、それでもなお俺の腰の動きは止まらない。むしろ射精に向けて加速させていく。

 

「そろそろ出すぞ、愛里」

「あ゛っ♡ はぁ♡ やっだめっ♡ はっ♡ 激しすぎるよっ……♡ れんくんっ♡ わっ♡ わたしっ♡ またイキそうだよっ♡ 出してっ♡ いっぱい中にちょうだいっ♡♡ 熱い精液っ♡ 子宮に注いでほしいのっ♡ お願いっ♡ 中にっ♡」

 

 俺ももう我慢の限界だった。ラストスパートをかけるべく、ピストンのスピードをさらに上げる。そのまま上から叩きつけるようにして腰を動かしていく。いわゆる種付けプレスという体位だ。どちゅんどちゅんっと何度も激しく打ち付けられる度に、結合部からは本気汁が飛び散りシーツに大きな染みを作っていく。その姿はあまりにも淫靡で扇情的だった。

 

 どちゅっ♡ どちゅっ♡♡ どちゅどちゅどちゅどちゅ♡ どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅ♡♡

 

「いくぞ愛里! 愛里の誰も出したことのない子宮に中出しするぞ!」

「あああっ♡ きてっ♡ またっ♡ またいくっ♡ いっちゃうっ♡……はぐっ♡ ううっ……♡ れんくんっ……♡ いっちゃう♡ ……ああっ♡ いっちゃう……♡ あああああああああっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ……♡ ああああああああああっ♡♡」

 

 愛里の膣内が更にきゅううっと締まり始めた。再び絶頂が近づいているようだ。それならばと、こちらも最後の一撃をお見舞いしてやることにする。俺は最後の一撃を勢いよく振り下ろした。ずぶぅっと奥深くまで突き刺さった肉棒から、灼熱のマグマが一気に解き放たれていった。

 

 ビュー♡♡♡ ドクンっ♡ ドクン♡ ドピュッ♡ ドクッ♡ ビュルルルーっ♡ ビューっ♡ ビュッルっ♡ ブシャーっ♡ プシャァアアー♡

 

「うぉぉ、出てるっ」

「いくううううううううううううううううううううううううううっ♡♡♡♡いっくううううううっ…………♡♡♡」

 

 精液が尿道を通り抜けていく感覚に思わず腰が震えてしまう。溜まりに溜まった欲望を全て吐き出すように、長い時間をかけて大量に放出されていく。愛里も限界を迎えたようで、背中を思い切り反らせながら盛大に潮吹きをしていた。膣内に大量の精子を注ぎ込まれてもなお、彼女はしっかりとそれを受け止めてくれていた。愛里は身体中から力が抜けてベッドの上に倒れ込んだ。しかし、まだ俺のものは硬度を保ったままで、愛里の中でビクビクと脈打っている。愛里の方を見ると、彼女は幸せそうな表情を浮かべていた。

 

「あああっ♡ 出てるっ♡ あついのがっ♡ あついのがっ♡ たくさんっ♡ ああっ♡ まだ出続けてっ♡ すごいっ♡ こんなのはじめてだよぉっ♡ ああっ♡ ああっ♡ あっ♡ ああああっ♡♡♡」

 

 そして、ようやく全てを出し終えたところでゆっくりと引き抜いていった。すると栓を失った秘裂からは、収まり切らなかった白濁した液体が溢れ出してきて、愛里の太腿からベッドのシーツへと流れ落ちていたのだった。今は後戯としてお互いに向き合って抱き合っていた。お互いの汗ばんだ肌が密着し、相手の体温を感じ合うことで心地よい安心感を得ることが出来るらしい。愛里はしばらく余韻に浸っていたようだが、やがて意識を取り戻したのかこちらに視線を向けると、ふわりとした笑顔を浮かべて言った。

 

「はぁ……はぁ……気持ちよかったよ、蓮君。ありがとう……」

「ああ、俺の方こそ最高だった。ありがとな愛里。だけどまだ俺のちんぽは満足してないから、もう一回いいか?」

「うん……蓮くんがしたいなら良いよ。好きなだけえっちしよ」

 

 そう言って俺は出してから直ぐに勃起している肉棒を見せた。さっき出したばかりなのに、もう既に臨戦態勢だ。我ながらとんでもない回復力だな。それをみた愛里は顔を真っ赤にして、恥ずかしがりながらも答えてくれた。先程まで処女だった愛里には酷な要求かもしれないが、それでも受け入れてくれる優しさに甘える。そして再び彼女は仰向けになって足を開いたのだった。俺は彼女の言葉を聞くと同時に、既に臨戦態勢を整えたペニスを再び挿入した。

 

「んっ……あっ、また入ってるぅ♡」

 

 膣内はキツキツのままだ。やはり身体の相性が良いのだろう。そのまま腰を動かし始める。

 

 パンッ♡ パァンッ♡ パァン♡

 

 肌同士がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。それと同時に結合部からは、水音のような音や、愛液が飛び散っていた。その度に、痛みなど感じていないように愛里からは甘い声が漏れていた。ピストン運動を続けるうちに愛里はだんだんとコツを掴んだのか、スムーズに動くようになってきた。その動きに合わせて愛里の胸が上下左右に揺れまくって、視覚的にも興奮する。

 俺達は正常位から測位、フェラチオをさせて測位からバックに変えて愛里の背後から見てもその存在を隠せないぶるんっ♡ ぶるんっ♡ と揺れる巨乳を後ろから揉みしだいたりしながら更に激しく突く。グチュッ♡ グチュ♡ ヌプゥ♡ と卑猥な音をたてて、何度も打ち付けるように責め立てる。すると次第に愛里の声が大きくなり、身体がビクビク震えてきた。どうやら絶頂しそうなようだ。

 

 俺の方もそろそろ限界を迎えそうだったのでラストスパートをかける。激しくなるストローク。それに呼応するように大きくなる喘ぎ声と共に、ついにその時が訪れた。最後は一番奥まで押し込んで、愛里の子宮口にキスするように密着させてマーキングするように射精した。

 

 ドピュルルル──♡♡♡ ビュッビュビュ────♡♡♡ ドピュルルル──♡♡♡ ビュルッビュッビュ────ー♡♡♡

 

 ドクンドクンと脈打つペニス。勢いよく射精された精液は、子宮の奥深くにまで入り込んでいった。一度目の時よりも長い時間、大量の精子が放出され続けていく。その間、ずっと愛里の膣壁が痙攣し続けていて、まるで最後の1滴までも搾り取ろうとしているように締め付けてくる。

 

 その後も、何度も体位とプレイを変えてセックスをし続けた。結局、処女相手の愛里に対してこの日だけで20回以上はセックスしたかもしれない。今や愛理は気絶するように眠ってしまった。無理もないか、あれだけ激しいセックスをしたんだ。体力的にも精神的にも疲れ果ててしまったのだろう。俺は愛理の頭を優しく撫でてやった。さらさらとした髪の手触りはとても心地よかった。こうして見ると本当に可愛い顔をしていると思う、教室でもその姿を見れるようにしていかないとな。



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