にゃのはと一緒! (ゼルガー)
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一日目

2005年1月1日(雪)

 

高校に入学して初めての正月。なので、今年から僕は日記を書く事にした。

 

新年を迎えた僕は初詣に行く気もせず、ただ家でだらだらしようと布団に潜り込んだ。

 

だって外は寒いし、東京なのに珍しく雪が降ったから余計に寒い。

 

高校の友達からもメールで初詣に誘われたが、謙虚に遠慮した。外に出たくないでござる。

 

ぬくぬくと温まるため、布団に包まった。しかし、そこで妙なことに気がついてしまった。

 

僕の腹部に何か、生暖かい感触を感じたのだ。疑問に思った僕は、布団をどけて、自分のお腹らへんを覗いてみた。そして驚いた。

 

 

「ん~?んにゃ~ぁん♪」

 

 

それは、猫の様な鳴き声を上げたが、明らかに見た目は猫ではない。

 

白い服にスカートを来た、ツインテールの女の子だった。ただし、大きさは子猫サイズで、頭には猫耳、スカートの外のお尻からしっぽが生えていたのだ。

 

な、何なんだこの生き物は?しかし、よく考えてみた。某PC格闘ゲームに登場した猫を模したナマモノに比べたら全然可愛い。むしろ愛らしいし、アレと一緒にしたくない。

 

この子がアレと同じく、下半身からジェットエンジンを吹き上げて空を飛んだら、その瞬間僕はこの子を外に投げる。アレと同じナマモノはゴメンです。

 

 

「にゃ~の~」

 

 

気がつくと、この子は完全に起き上がり、僕の手をペロペロ舐めていた。

 

・・・・・・・僕の鼻に熱い何かがこみ上げてきた。

 

か、可愛い。下手な猫よりも愛らしく、愛おしい!・・・・読み方が違うのに、同じ感じなんだよね愛ってさ。

 

でもこの子どうしよう?外見は一部を除けば、完全に人間だよね?飼う?何か表現が違う気もするし・・・・・

 

取り敢えず、僕はこの子の名前を決めることにした。いつまでもこの子じゃ、かわいそうだと思ったからだ。

 

 

「君に名前はあるのかな?」

 

「にゃ?にゃのは!にゃのは!」

 

 

これって、一応しゃべれてるのかな?

 

にゃのは。それがこの子の名前のようだ。

 

後、この子自身、自分のことが全然わかってなくて、何を聞いても首をかしげるだけだった。

 

ってことで

 

 

 

「お母さん、お父さん。この子家族にしていい?」

 

「可愛いは正義。断る理由はないわね!」

 

「腐った母さんは放っておいて、俺は構わんぞ?放ってはおけないしな」

 

「誰かを助けるのに、理由はいるかい?」

 

「お前はもう黙っててくれ!どうしてこうなった・・・・・」

 

 

お母さんは重度のオタクで、腐女子だもんね。後、そうなった理由は僕にもわかんないよお父さん

 

 

「にゃ~?」

 

「にゃのははいつまでも純粋でいてね?」

 

 

こうして、にゃのはは僕の家族になった。

 

にゃのはは小さいから、僕の部屋で一緒に暮らすことになった。正直、妹が出来た気分だ。一人っ子だったから何か嬉しい。

 

今年初めての日記は、どうやらにゃのはとの日々の日記になりそうだと思う。




ども、ゼルガーです

カッとなって書いてみた。後悔はしてない。

恋愛でも、シリアスでもない、ほのぼのとした日常を日記のように書いてみた。

なるべく、主人公の性別が分からないように書いていきます


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二日目

1月2日(晴)

 

 

昨日、新しく僕達に家族が増えた。

 

名前はにゃのは。子猫と女の子がジョグレス進化したような子だ。

 

僕はにゃのはの事を知るために、今日一日観察することにした。

 

にゃのはの朝は早い。朝6時起きの僕よりも早い。にゃのはは目が覚めると、寝ている僕の頬を爪で軽くカリカリと引っ掻いてくる。とてもくすぐったい。

 

目を覚ますと、目の前には満面の笑みを浮かべたにゃのはが「にゃぁ~」と鳴いて鼻を舐めてくる。可愛いやつめ。

 

今日の朝ごはんは、白米に納豆、生卵に味噌汁。そして、にゃのはの朝ごはんは、意外なことに僕と同じものだった。箸は握箸だったけど、美味しそうに食べてた。納豆の匂い、平気なんだね?

 

でも、玉ねぎとか長ネギとかは絶対に食べさせる気はない。にゃのはは猫だし、きっとダメだと思う。

 

 

朝食後、にゃのはを膝の上にのせて一緒にアニメを見た。もちろん、未来の世界から来た猫型ロボットが登場するやつだ。

 

ガキ大将が主人公のメガネをいじめるたびに、にゃのはは嫌な顔をしていた。きっとイジメが嫌いなんだろう。僕だって嫌だ。

 

でも、猫型ロボットが美味しそうにどら焼きを食べてる所を見て、ヨダレを垂らさないで!僕の服がベタベタになるから!

 

昼食。有り合わせのお茶漬けを食べた。冷蔵庫に偶々残っていた焼き鮭のハラミをごはんに乗せて、永谷園のアレとお湯で完成。これがまた美味しいのだ。

 

にゃのはは猫舌なので、僕がフーフーしてから、あーんで食べさせた。幸せそうな表情を見るたびに、僕の心に熱い何かが宿った気になる。この感情は何?

 

その後、僕とにゃのはは満腹になったので、一緒にお昼寝することにした。

 

布団の上で仰向けになった僕のお腹の上でにゃのはは丸くなる。にゃのはは小さいから、とても軽い。全然重く感じません。

 

しばらくして、にゃのはは、くぅくぅと寝息を立ててお休み状態。僕も睡魔が襲ってきたから寝ることにする。

 

 

気がつくと、既に夕方だった。関係ないけど、何か変な夢を見た。

 

にゃのはにそっくりな女の人が、某機動戦士なロボットアニメみたいな破壊光線をいろんな人に放ってる悪夢。こんな可愛いにゃのはがあんな悪魔と一緒なわけがない。うん、悪い夢に決まってる!

 

 

夕食を食べる前に、眠気を覚ますため僕とにゃのははお風呂に入ることにする。

 

小さいにゃのはにとって、庶民の風呂でも大きいと思う。だから、湯船に浸かるときは僕が抱きかかえて入った。いい湯だね、にゃのは?

 

 

「うにゃ~ん♪」

 

 

晩御飯はお刺身だった。お母さんがにゃのはの為に奮発してきた。

 

おいしそうにマグロをほおばるにゃのはを、僕とお母さんはニヤけながら観察していた。

 

 

「お前ら、本当に似たモノ親子だな」

 

 

お父さん、それ酷くない?幾らなんでも、僕はお母さん見たいにひどくはない。

 

 

この一日を通してよくわかったのは、にゃのはは、基本的に好き嫌いが無くて、食べ物を食べてる時が一番の幸せで、その笑顔が天使のように最高であること。

 

明日も楽しい一日だといいね、にゃのは?




ども、ゼルガーです

だれか、にゃのはのイラスト書いてくれないかなーチラチラ

主人公は永遠に性別不明で通します!


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三日目

この物語は、主人公とにゃのはの日々平凡な日常を、グダグダを書いていく物語です。

過度な期待はしないでください。

おk?





 

1月6日(晴)

 

 

今日から新学期。あーあ、冬休みを終わりかぁ

 

にゃのはが家族になって6日目だけど、この短い間でいくつか不思議な現象があった。

 

一つは、にゃのはが少女の姿で見えるのは僕と両親だけだった。ほかの人が見てもただの子猫に見えるそうだ。写真を撮っても、僕達と他の人でやっぱり見え方が違った。

 

普通の人なら怖がるんだろうけど、僕は平気だ。かわいいは正義。お母さんのこの言葉に意味を最近理解出来始めてきた。お父さんにはコイツもかと言う目で見られたけど。

 

ちなみにお父さんも平気。お母さんより何倍もマシだと言ってた。それは同意する。

 

で、お母さんだけど・・・・・・うん、お母さんだからって事で納得するしかない。

 

正直、この日記に母の痴態は書きたくない。

 

 

始業式を終えた僕は、帰り道にコンビニでシュークリームを四つ買った。コンビニによって味とか変わるから好みに別れるけど、僕はセブンのシューが好きだ。ホイップクリームよりもカスタード派だしね

 

僕の自宅は三階建ての一軒家。駅にもバス停にも近く、買い物にも不便しない地元だ。高校も自転車で通える位、近い。まあ、この学校を志望したのは、近いからって理由なんだよね~。遠いと朝起きるのダルいし。

 

 

家に帰ると、にゃのはが玄関にお出迎えしてくれた。ただいまーと言うと、にゃ~!と元気よく鳴いてくれる。

 

そして、僕の背中から肩にヨジヨジとよじ登ってくる。何故か、僕の肩、もしくは頭部がお気に入りの定位置らしい。

 

対して重くないし、邪魔じゃないからそのままにしてる。でも、しっぽがたまに首を擽る時があるからちょっと困る。

 

紅茶を入れてちょっとしたティータイム。あまり趣味の無い僕だが、紅茶の種類と淹れ方には拘っている。だから、ミルクティーとか砂糖入りとかは邪道だと思うんだ。ストレートで香りを楽しむのがティータイムじゃないかなと僕は思ってる。

 

にゃのはも紅茶をせがむので、一緒に淹れた。もちろん、飲みやすいように冷ましてから。

 

予想はしていたが、紅茶を飲んだにゃのはは思いきり顔をしかめた。やはり苦かったようだ。それでも、少しずつ涙目でチビチビと飲み始めた。何か、可愛い。

 

でもって、僕は買ってきたシュークリームをお皿に乗せてにゃのはに出した。

 

にゃのはは大きな口を開けてカプっとカブリつく。その瞬間、にゃのはの顔は幸せそうな満面の笑みを浮かべた。何か、キラキラ~とした☆が幻覚として見えたきがする。そして、にゃのはは一心不乱になってシューを食べ始めた。微笑ましいな~

 

そんなにゃのはを見つつ、僕もシュークリームにカブリつく。カスタードの甘さが、紅茶に良く合う。お店が作る本格的なシュークリームもいいかもしれないけど、庶民な僕にはこれで十分すぎる。うん、甘くて美味しい~。

 

でもにゃのは、晩御飯が食べられなくなるから一個で我慢しようね?お父さん達の分を食べようとしちゃダメ!

 

そ、そんな泣きそうな顔で僕を見ないでよー!




ども、ゼルガーです

なんか、書いてて楽しい。

更新するときは、ツイッターか自サイトでお知らせしてます。

次回、色違いのにゃのはがもう一匹増えるかも?


「・・・・・・・・にゃん」


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四日目

 

1月10日(曇)。この日、新しい家族がまた増えた。

 

 

 

 

 

寒い、ああ寒い。この日は今季最低気温を記録したらしい。

 

寒すぎて布団から出たくない。でも、今日は学校はお休み。家でゆっくり寝よう。布団の中は天国だよー。

 

それに、僕の腹部からは暖かい感触がある。きっと、にゃのはがまた布団の中に潜り込んでるんだろう。もぞもぞと僕に寄り添って丸くなってるのが感覚で分かる。

 

 

「にゃー?」

 

 

い、イタタタ!?にゃ、にゃのは!僕の鼻を引っ掻くな・・・・・・アレ?にゃのは?

 

 

「にゃっ!」

 

 

目を覚ました僕の顔の前で、右手を上げて挨拶をする。え?あれ?

 

じゃあ、僕の腹部に居るのは?

 

僕は掛け布団を恐る恐るゆっくりどけて、腹部を確認してみた。

 

そこにいたのは・・・・・色違いのにゃのは?

 

 

「・・・・・・・みぃ、どうやら見つかってしまいましたか」

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しゃ、喋ったーーーーーー!?え?何、この子喋るの!?

 

 

「突然布団の中から失礼します。私はシュテゆと申します」

 

「にゃ?にゃーん!」

 

「はい、お久しぶりですね。にゃのは。また会えて嬉しいです」

 

 

え?何、知り合い?と言うか、姉妹?てか、にゃのはは喋らないのに、なんで喋ってるの?

 

 

「姉妹ではありません。同種族なだけです。後、私は訓練された子猫なので、喋れるのです」

 

 

え?そうなの?と言うか、訓練すれば喋れるの?

 

 

「はい。某アニメの猫も、訓練した結果に進化を犠牲にして、人語を喋る能力を得てるくらいです」

 

 

いや、まああの猫はなぁ。主人公の電気鼠同様、特殊な例だぞ?

 

 

「まあ、喋れるのは私を含めて後二匹しかいませんから」

 

 

二匹もいるんかい!?

 

 

「はい。我が王は世界征服をする為に、配下である我々に言葉を覚えさせましたから」

 

 

世界征服って物騒な

 

 

「そうですね。私もたかが子狸と子犬と子猫程度で世界をモノにできるとは思ってません」

 

 

自覚あるんだ。でも、なんで君はここに?それも僕の布団の中に

 

 

「実は、我々の故郷でにゃのはが行方不明になったと大騒ぎになってまして。同種族であり、喋れる私が探すことになりました。ちなみに、ここに来たのは、にゃのはの匂いをたどったからです」

 

 

な、成程。で、布団の中にいた理由は?

 

 

「・・・・・・・・・・・・・お恥ずかしながら、今朝は冷え込んでまして。その・・・・寒かったんです」

 

 

あー、だよねー

 

で、にゃのは。君を探しに来た子猫がいるんだけど、故郷に帰る?

 

 

「にゃ?ふしゃーーーーー!」

 

「嫌ですか。何故です?」

 

「にゃにゃにゃ!なのなのにゃーん!」

 

「この人達と離れたくないし、自分はもうこの人達の家族なの!ですか」

 

 

やっぱり同種族だから言葉がわかるのか。いいなー

 

 

「ふむ、成程。困りましたね、これでは私は帰れません」

 

 

え?なんで?

 

 

「正直、にゃのはを連れて帰ること自体私にはどうでもいいのです。私に命令できるのは王ただ一人。ですが、にゃのはを連れて帰るまでは故郷に帰れないようにされてしまったのです」

 

 

ひどいね

 

 

「ええ酷いです。横暴です。あー困りましたー。どこかに私を拾ってくれる飼い主さんはいないでしょうかー」

 

 

棒読みだね?

 

 

「ええ。こうでもしないとやってられません」

 

 

そっかー。ねえにゃのは、この子も家族に加えてもいいかな?

 

 

「うにゃーん」

 

 

あはは・・・・・シュテゆ、お願い

 

 

「私は別にいいよー。だそうです」

 

 

うん。じゃあよろしくね、シュテゆ

 

 

「はい、マスター」

 

 

ま、マスター?

 

 

「貴方は私の飼い主です。なので、マスターです。違いますか?」

 

 

いや、首をかしげないでよ。あ、ちょっといいかな?

 

 

「なんでしょ・・・・・あ、そっそれは!」

 

 

ほーら、ゴロゴロゴロ~

 

 

「に、ににに、にゃ~ん♪」

 

 

うん。やっぱり感覚は猫だね。顎の裏、気持いでしょ?

 

 

「う、うう。マスターに調教されてしまいました」

 

 

人聞きの悪いこと言わないでよ!?

 

 

「にーにー」

 

 

え?にゃのはもやって欲しい?しょうがないな~

 

 

「成程、にゃのはは既に調教済でしたか」

 

 

だから止めて!?

 

 

 

そして、お父さんとお母さんにシュテゆを紹介した。

 

お父さんは僕と同じく仰天したけど、家族として認めてくれた

 

で、お母さんだけど・・・・・・・・鼻息荒くして、鼻血を出しながら興奮した。

 

どうして僕、この人と同じ血が流れてるんだろう




ども、ゼルガーです

シュテゆ登場です。そして彼女はしゃべります。

登場するリリカルアニマルズの中でおしゃべりできるのは、紫天組みだけの予定です。ほかは鳴き声だけです


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五日目

1月11日(雪)

 

 

 

 

 

 

今年は珍しく、雪が降る頻度が多い。

 

こういう日は炬燵でぬくぬくするのが一番。あったかーい

 

 

「うにゃ~ん♪」

 

 

にゃのはもたれパンダ見たいな状態で僕の膝の上で丸くなっている。

 

背中をなでてやると、甘い鳴き声を上げて、もっとと要求してくる。可愛いやつめ

 

テーブルの上にある蜜柑を取り、皮をむく。

 

ちょっとこだわりがあって、花びらのように剥くのではなく、細く長い一本の状態で切れないように剥く。

 

でもって、身が出てきたら更に薄い皮を剥く。僕、薄い皮嫌いなんだよね~

 

あ、そうだ。シュテゆ、シュテゆ

 

 

「はい?なんでしょう」

 

 

僕の隣で丸くなっていたシュテゆに話しかけ、彼女の口元に剥いた蜜柑を差し出した。

 

はい、あーん

 

 

「え?あ、あーんですか・・・・・・」

 

 

 

あれ?嫌だった?じゃあ、はいにゃのは

 

 

「にゃーん♪」

 

 

美味しい?

 

 

「にゃん!」

 

 

そっかー。よかった

 

 

「む、むぅ。にゃぁ・・・・・・」

 

 

あれ?むくれてる?

 

むふふ、可愛いやつめ

 

ほら、シュテゆ。あーん

 

 

「あーん。・・・・・美味しいです」

 

 

もう、最初から素直になればいいのに

 

 

「・・・・・・恥ずかしいんです」

 

 

ぷっ、あははははは!

 

 

「笑わないでください!」

 

 

シュテゆはそう言って僕を引っ掻いてくる。痛くなーい痛くなーい

 

 

「にーにー」

 

 

シュテゆで遊んでいいると、私もかまえとにゃのはがペシペシと僕の腹を叩く。

 

そうだね~。じゃあ、猫じゃらしで遊ぼっか

 

 

「にゃっ!?にゃにゃー♪」

 

 

僕は猫じゃらしを取り出し、にゃのはの前でゆっくり揺らす。ほーら、ほらほらー

 

 

「にゃっ!にゃにゃ、にゃん!」

 

 

にゃのはは本能に従って。猫じゃらしの先端を叩こうとする。

 

僕はにゃのはの手が触れないようにギリギリでよける。ほら、捕まえてご覧~

 

 

「・・・・・に、にぃ。にゃん!」

 

 

するとどうでしょう。横からシュテゆも本能に負けて参戦してきたではありませんか。

 

はっはっは、所詮お主も猫だったかー!

 

 

「「うにゃーーーー!」」

 

 

僕はこの後も二人(匹?)と一緒に飽きるまで遊んだ。

 

そんな光景を、お母さんが鼻血を出しながらビデオしていたなど、夢にも思わなかった。

 

 

 

追記

 

シュテゆは性格はクールで物静かのようだが、やはりにゃのはと同種族だった。

 

にゃのはは事あるごとに、かまえーと僕に抱きついたり、背中をよじ登ったりする。要するに甘えん坊な構ってちゃんだ。

 

そしてシュテゆも、本人は隠したがっているが、甘えん坊の構ってちゃん。

 

僕がにゃのはを相手にしていると、チラチラと自分も構ってほしそうな視線を送ってくるのだ。でもって、スグにむくれる

 

構ってあげると、にゃのはと同じく甘い声でにゃーにゃ鳴く。マジで可愛い




連続投稿です。何か、手が進んだ。


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六日目

1月21日(大雪)

 

 

 

今日は、家族揃ってワカサギ釣りに行った。

 

にゃのはとシュテゆは猫なので、お留守番をたのもうかと思った

 

だが、二人共付いてくることになった。と言うか、にゃのはが駄々をごねた。僕のそばから離れたがらず、終始背中に引っ付いていた。

 

シュテゆは寒いのは苦手ではあるが、防寒対策をすれば平気だと言っていた。

 

と、言う訳で家族揃って出発した。

 

 

 

お父さんが借りてきたレンタカー乗って、目的地の湖まで高速道路を走る。

 

最初はにゃーにゃと興奮していたにゃのはだったが、飽きたのかスグにおとなしくなって僕の膝の上で丸くなって寝てしまった。

 

シュテゆは僕が持っていたGBAで遊んでいる。何でも、ロックマンEXEにハマったそうだ。

 

 

「む、むむむ。これは中々、癖になります」

 

 

他にも、メイドインワリオとかにもはまったらしい。楽しそうならそれでいいや。

 

そういう僕も、退屈で、眠たい。にゃのはの背中を優しく撫でつつ、僕も寝ることにした。

 

 

 

数時間後、目的地に到着した。

 

目的の湖は想像通り、雪で積もってて、人が乗れるくらいに凍っている。

 

僕たちは釣り道具一式と、折りたたみ椅子、そして釣りをする為の穴を開けるドリルを用意する。

 

さあ、釣りの始まりだ。

 

ワカサギ釣りは簡単そうに見えて、実は結構奥が深い

 

まず、ワカサギは基本的に湖の底にいる場合が多い。特に、岩場より砂地や泥底の方が魚がつきやすいし、へこみや障害物があるところを狙うのも良い。また、中層を泳いでいる時は流れに乗ってなのか、すぐ移動してしまうことが多いようだけど、底についてる時はなかなか移動しなかったり、移動スピードが遅かったりする。基本的に、底にいる場合の方が、食い気があるような気がするので、底を狙うのが一番のベスト。つまり、底を狙うのがワカサギ釣りの基本。

 

もちろん、中層を泳いでいる時もあるし、地形や天候によって状況が変わってくるので、そこは経験が必要だけど、状況を見ながら釣る必要はある。僕は経験が薄いから、状況を読めないけど、お父さんはベテランだから、教えてくれる。

 

後は、普通の魚釣りみたいに置き竿はしてはいけない。この方法では、ワカサギは釣れないからだ。

 

ワカサギは食い気のある魚で、特に生きている餌しか好まない。なので、こっちが誘いをかけないと、食いつかないのだ。誘い方にも色々種類があるんだけど、流石に日記に全部は書ききれないし、面倒だから書かない。後は、手返し良く釣る。これさえ出来れば、基本的に多く釣れる。これ重要。

 

うん、結論から言うと、簡単そうで難しいんだよね。

 

でも、小さい頃から釣ってるから、ある程度は慣れてる。

 

・・・・・・僕とお父さんはね?

 

にゃのはは、僕の服の中でガタガタ震えて、温まってる。やっぱりこの環境は辛かった見たい。

 

シュテゆは、しっぽを揺らしながら僕が釣ってる姿を見てる。釣れるたびに、しっぽをブンブン振ってる。可愛いと思った。

 

で、お母さんは・・・・・・・察してください。正直、あの変態っぷりを書きたくありません。

 

しいて言うなら、アレが通った後には赤い滴がいくつも出来ていた。

 

 

 

その後、僕達は釣りたてのワカサギをその場で天ぷらにして、美味しく食べた。

 

寒がってたにゃのはもこの時は元気を取り戻し、シュテゆ同様にしっぽをブンブン振っていた。二人共寒さ何か気にならなく位、美味しそうにワカサギをお腹いっぱい食べていた。

 

ちなみに、今年の成績は

 

僕、30匹

 

お父さん、61匹

 

少しずつ、差を詰めてきた。来年はもっと差を詰めたいと思ってる。

 

お母さん?0に決まってうじゃん。釣ってないもん。

 

去年までなら、釣ったワカサギは食べきれず余って、自宅に持ち帰ったけど、今年は腹ペコ子猫が二匹もいたから、持ち帰りは無かった。




ども、ゼルガーです

ワカサギ釣りの話は、実話を元にして書いてます。私の体験ではなく、友人の体験を元にしてますが。

実際に本当にそれだけ釣ったかどうかは、私も聞いただけなので、真実かは知りません。



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七日目

この世界は、現実世界を元にしてますが、実はある世界とクロスしてたりします。




1月29日(雨)

 

 

 

今日は、レンタルビデオ屋でアニメを借りに来た。理由は、にゃのはとシュテゆがプリキュアにハマったからだ。

 

僕は、久しぶりにクレヨンしんちゃんのあっぱれ戦国大決戦大合戦を見たいから、ついでに今レンタル可能なプリキュアを一話から借りようと思う。

 

今も家で、にゃのはがホワイト、シュテゆがブラックでなりきり遊びをしてる頃だろう。でも、性格を考えると逆じゃない?色はあってる気はするけど。

つか、おジャ魔女やナージャから一気に路線変わったよね。戦うヒーローなヒロインとか。今じゃ、スーパー戦隊、仮面ライダーに加わって、日朝三大ヒーローだもんね。

 

僕の予感じゃ、きっとプリキュアもシリーズ化すると思う。おジャ魔女もシリーズ化したしね。

 

去年から今年に掛けてのライダーは、ブレイドで。戦隊はデカレンジャー。

 

ブレイドは、見た目や戦い方、強化フォームはカッコイイと思う。でも、シナリオと滑舌がねぇ~。第一話なんか衝撃だったよ?何言ってるかわかんないもん。

 

それに対して、デカレンジャーは面白い。宇宙刑事なのに、昔の刑事ドラマっぽくて、僕は好き。特に、ボスのドギーさんは最高だと思う。百鬼夜行をぶった切る!ってね。

 

 

「あら、奇遇ね」

 

 

レンタルビデオ屋から出ると、近所に住むお姉さんが声をかけてきた。

 

こんにちは、幽香さん。今日は買い物ですか?

 

 

「ええ。私の庭園の子達の肥料を調達にね」

 

 

風見幽香さん。僕が小さい頃から顔見知りのお姉さん。年齢は不明。

 

自宅の庭に農園を持ってて、季節の花をたくさん育てている。僕もたまに見に行っている。特に夏が一番すごい。幽香さんが育てた向日葵は、見るものを魅了すると思う。

 

今度、また見に行っていいですか?幽香さんのお花を見せたい子達がいるんですよ

 

 

「いいわよ?ひょっとして、付き合ってる子?」

 

 

違います。僕の新しい家族です

 

 

「へぇ。・・・・・大変でしょ?あの人がいると」

 

 

はい、大変でした。僕の母が。

 

幽香さんも、僕のお母さんの被害者の一人。何をされたかは僕は知らないけど、酷い目にあったらしい。

 

 

「あの胡散臭い八雲がマシに思えるんだから不思議よね」

 

 

あ、あははは・・・・・紫さんは素直じゃないだけだと思いますよ?

 

 

「そりゃ、アンタの前ではね。アイツの猫かぶりには腹が立つわ。でも、アイツでもアンタの母親には手も足も出なかったんだけどね」

 

 

・・・・・・僕のお母さんって、マジで何者さ

 

 

その後、幽香さんと別れ、自宅に帰ってきた。さてと、にゃのはとシュテゆは大人しくお留守番してるかな~。そう思って、リビングに入ると

 

 

「光の使者、キュアブラック」←本人は大真面目だが、棒読みになっている

 

「うにゃー!にゃにゃにゃ!」←光の使者、キュアホワイトと行っている

 

「二人はプリキュア」「にゃにゃーんにゃにゃなーの!」

 

 

・・・・・・・まだやってた。しかも、完成度の高いコスプレまでしてた。可愛い、確かに可愛い。でも、なんで?

 

まあ、それの犯人はわかってるけどね。現在進行形で、鼻血を出しながらカメラのシャッターを切ってる駄母しか居ない。

 

お父さん、どうしてお母さんと結婚したの?今度、その質問真面目に聞いてみることにした




ども、ゼルガーです

この時代は2005年1月。当時のことを思い出しながら、書いてみてます。

あの頃、プリキュアがここまで続くとはマジで思ってなかったな~。


今回登場した風見幽香。そして名前だけの八雲紫。

この世界は東方の世界もクロスしてます。ただし、幻想郷は無く、本人たちは人間。

名前と外見が同じだけの別人です


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八日目

1月30日(晴)

 

 

今日はいい天気なので、にゃのはと一緒にお散歩に行くことにした。

 

シュテゆ?PS2でTODリメイクをプレイしてる。主人公の炎剣使いが他人に思えないとか。

 

いや、僕個人としては、君に似てるのはTOSのプレセアじゃないかなと思ってるんだけど?

 

 

「そうでしょうか?みぃ・・・・では、そろそろ隠しダンジョンのボスを999コンボで嵌めたいと思います」

 

 

いや、あの皆のトラウマさんをフルボッコにしないでよ(汗)

 

なので、シュテゆはお留守番だ。

 

 

 

 

今日の散歩コースは、町内を軽く一周する程度。にゃのははいつも通り、僕の頭の上に乗っかっている。

 

途中、コンビニに寄って、餡饅を二つ購入し、にゃのはと仲良く食べながら歩いていた。そろそろ帰ろっかと思ったとき、知り合いのお姉さんに出会った。

 

 

「あら、可愛い子猫ね」

 

「にゃ?」

 

「ほーらほらほら、気持いでしょー?」

 

「う、うにゃにゃ・・・・・ごろごろにゃ~ん」

 

 

うわ、にゃのはがとろけたような顔に・・・・流石、動物の扱いには馴れてますね、紫さん

 

 

「ウチにも子猫のいるのよ。飼い主は藍だけど」

 

 

ああ、藍さんの。

 

この人は八雲紫さん。ご近所さんで、僕が通う高校の理事長を若くして勤めてるんだよね。周りの人はこの人を胡散臭いだの、信用できないだのと言われているけど、僕は知ってる。この人は敢えてそうしてることを。そうしなければならなかった事を。いい人なんだけどなぁ。

妹さんの藍さんは、僕の先輩。容姿端麗で、何でも出来る完璧超人。普段はクールな人だけど、小動物が大好きで、そのギャップは凄まじいんだ。

 

 

「あの子、普段はしっかりしてるのに、飼い猫の橙を相手にするともうデレッデレなのよ」

 

 

あー、まあ藍さんですし

 

 

「にゃあ」

 

 

紫さんと話し込んでいると、にゃのはに尻尾でペシペシされた。

 

相手をして欲しいらしい。ごめんごめん。

 

 

「あらあら、随分と構ってちゃんね。それじゃ、私も用事があるからこれで失礼するわ」

 

 

はい。それじゃあまた。

 

 

「ええ・・・・・・人型の子猫がウチだけじゃないってことがわかって良かったわ」

 

 

え?どう言う意味ですか?と聞こうとしたが、既に紫さんはその場を後にしていた。

もしかして、橙って子猫は・・・・・・まさかね

 

 

自宅に帰ると、シュテゆが炬燵で昼寝していた。愛くるしい寝顔だった。

 

指をそっと顔に近づけると、かぷっと咥えられた。甘噛みもしてくるけど、痛くはない。むしろくすぐったかった。

 

指を離そうとしたら、強く咥えられてしまい放してくれない。仕方ないので、起きるまでこのままにいることにし、僕も炬燵に入った。

 

にゃのはも僕の傍に来て、シュテゆ同様に昼寝してしまう。

 

しかし、お母さん。いい加減、鼻血を出しながら僕達を撮るのは止めない?え?ヤダ?

 

ですよねー




ども、ゼルガーです

毎日投稿しようと頑張ってますが、仕事が重なると、どうしても執筆できないゼルガーです。

いやはや・・・・・仕事でのトラブル続きで正直欝です。責任を取るのは大事ですけど、テンションが低くなりますね。自宅に帰ると、寝る以外の行動ができません。

気がついたら朝だよ。HAHAHA


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九日目

2月1日(晴)

 

 

にゃのはがウチに来てちょうど一ヶ月。にゃのはとシュテゆがいる生活に大分慣れ、もう家族同然だ。

 

今日、幼馴染の女の子が遊びに来ているのだが・・・・・

 

 

「はぐはぐはぐ、相変わらずアンタが作るお菓子は美味しいわねー」

 

 

相変わらず、腹ペコなんだね。霊夢。

 

彼女は博麗霊夢。近所にある博麗神社の跡取り娘で、巫女。で、幼馴染の一人。

 

もう2人、変わった喋り方をする自称謙虚な女の子と、男勝りな喋り方をする霊夢よりも女の子らしい子がいるんだけど、今日は都合が合わなかった。

 

 

「にしても、アンタも妙な小動物を家族にしてたのね。私の所よりも愛嬌あるわね、子猫だし」

 

 

そう、霊夢も僕と同じ状況だった。ただし、子猫ではなく、蝙蝠だが。

 

 

「うーうー!れみ☆りあ☆うー!」

 

「あはははは!もっと遊ぼうよー!」

 

「うにゃ!?にゃにゃーーー!」

 

「・・・・・・・・なんでしょうか、このカオス」

 

 

同種族にして姉妹の蝙蝠の少女達。姉のレミィに妹のフラン。

 

姉はにゃのはと同様、喋れないみたいだが、妹は喋れるようだ。

 

 

「フランは無邪気だけど、わがままなレミィよりはマシね。まあ、ちょっと怒るとスグに泣くけど」

 

 

へー

 

 

「そういえばアンタ、なんで正月の時にウチに参拝に来なかったのよ」

 

 

だって、外寒いじゃん?雪降ってたし。

 

 

「あー、まあね。私も寒いし、面倒だったわ」

 

 

それでいいのか?跡取り娘。

 

 

「いいのよ。で、何やる?スマブラ?連合VSザフト?」

 

 

この間、20日に発売したPS2専用新作のゲームのモンスターハンターG

 

 

「え!?アレ買ったの!?去年発売した人気ソフトの続編!」

 

 

まね。新しい武器の双剣とか、結構楽しいよ。訓練所も追加されてるし、G級って言うのもあるらしいから、そこまで進めたいね。

 

 

「今回もオンラインプレイがあるんでしょ?私も買いたいんだけど、お小遣いがねぇ」

 

 

そういえば、今年の12月にPSP専用のモンハンが発売するって公式が言ってたよ?

 

 

「え、マジで?それは楽しみね!」

 

 

取り敢えず、霊夢がソフトを買うまでは、僕のソフトを使う?

 

 

「そうね。そうさせて貰うわ。じゃあ、今回も私はハンマーを使うわ。使いやすいし」

 

 

てことは、魔理沙はまたライトかベヴィボウガンで、天子が片手剣かな。今回、僕は大剣から双剣に乗り換えたしね。

 

ランスはウチのシュテゆが使ってるよ。

 

 

「へぇ。所でさっきからアンタの子猫がむすーっとしてるわよ?」

 

 

え?

 

霊夢に言われて振り向くと、にゃのはが頬をふくらませて僕を睨んでいた。いや、なんで?

 

 

「さしずめ、嫉妬って所かしらね?アンタを私に取られたと思ったんじゃない?」

 

「にゃ!?うにゃにゃ!ふしゃあああ!」

 

「あはは、そう怒んないの。可愛いやつね~」

 

 

よくわからないけど、にゃのははずっと霊夢を威嚇していた。

 

ねえ、シュテゆ。分かる?

 

 

「さあ?私には判りかねますね」

 

 

何故か、シュテゆに冷たい目で見られた。なんでさ

 

後、レミィ。僕の頭の上になんで乗ってるのかな?

 

 

「うー?うー!」

 

 

あ、気に入ったのね。はいはい。そんなに羽をパタパタしなくてもいいのに




ども、ゼルガーです

かわいいは正義!(挨拶)

感想になったこの言葉が気に入ってしまいましたwww

この世界の天子さんは、ドMではありません。それどころか、謙虚なナイトです

ツイッターも見てね


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十日目

2月2日(晴)

 

 

「みぃ、今日はいい天気です。絶好のお散歩日和ですね」

 

 

そうだね~。

 

僕の頭の上で丸くなりながらそう言うシュテゆ。

今日はシュテゆと一緒に外でお散歩。にゃのはは家でお母さんに着せ替え人形にされてるだろう。泣きながら助けを求められたけど、僕は無力だ。ごめん、にゃのは。僕も着せ替え人形にされたくないんだ。

 

いつもの公園の前を通り過ぎようとした時、ベンチに顔見知りが座って、饅頭を食べていた。

 

 

やっほー。元気かな天子?

 

 

「おいィ。何いきなり話しかけてきてるわけ?」

 

 

え?あ、ごめん。忙しかった?

 

 

「・・・・・お前、それでいいのか?」

 

 

え?何が?

 

 

「はぁ、いいや。で、何かようか?」

 

 

いや、たまたま見かけたから声をかけただけ。嫌だった?

 

 

「それほどでもない。まあ、私は不良だからよ?こうして友であるお前に声をかけてもらうのは正直嬉しいぞ?うん」

 

 

あ、あはは。そういえば、嫌な教師の顔面を殴ったこともあったね。私の怒りが有頂天になった!生半可なナイトには真似できないメガトンパンチ!ってやったよね?

 

 

「私のログには何もないな」

 

 

無かったことにする気なの!?あの後、紫さんがどれだけ苦労しと思ってるのさ!?流石の僕も怒るよ?

 

 

「むむ。許してくだしあ(´;ω;`)」

 

 

分かればよろしい。聞き分けがなかったら、お母さんの所に連れて行くところだよ

 

 

「ちょっ!?それはsyレにならんでしょ!?」

 

 

涙目で嫌がるほどなんだね。まあ、わかるけど。

 

 

「みぃ。お母様が変態なのは、この数週間で理解してますが、ここまで酷いとは」

 

 

だよねー

 

 

「む?猫?・・・・・・なのかぁ?」

 

 

あ、天子にはただの子猫には見えないんだ

 

 

「うむ。霊夢と魔理沙も似たようなの飼ってたしな」

 

 

魔理沙もなんだ。

 

 

「この街には同族が多いのですね。正直、にゃのはだけかと思ってました」

 

「実を言いと、私も飼ってる。ホレ」

 

「にゃん!!」ドヤー

 

 

・・・・・・・なにこれ。なに、このドヤ顔してる子猫?というか、女の子?変わった服を来てるけど

 

 

「うむ。コイツはふとにゃん。いつの間にか住み着いていたの。保護した天子さんが優しいのは確定的に明らか。それにコイツの可愛さは破壊力ばつ牛ン。このままでは私の寿命が萌えでマッハなんだが、時既に時間切れ。私はコイツにメロメロなのよ」

 

 

・・・・・・ごめん、何を言ってるのか全然わかんない

 

「あの、この人は何語を喋ってるんですか?」

 

天子語としか、僕は言えない

 

 

「にゃん!」ドヤッ!

 

 

いや、なんで君がドヤ顔してるのかな?ねえシュテゆ。この子と知り合いじゃないの?

 

 

「いえ、こんなチヴィみたいなアホの子が他にいたなんて私は知りませんよ?と言うか、私自身も故郷にいる全ての同族を知ってるわけじゃないです。レミィやフランのことも知りませんでしたから」

 

 

そっか。まあ、天子の事で色々考えるのはもうやめるよ。今更だし。

 

 

「ほう、経験が生きたな。ジュースをおごってやろう」

 

 

言っておくけど、9本もいらないよ?

 

 

「おいィ・・・・」

 

 

その後、天子にジュースをおごってもらった僕達は、軽く世間話をしてから帰宅した。

 

怒り心頭のにゃのはが玄関で待ち構えてるとは知らずに。




かわいいは正義(挨拶)

今回登場したのは、謙虚な天子さんです。メインヒロインではありません(おいィ!?

やっと10話目。もうそろそろ家族を一匹増やそうか考えてます。

チヴィと王ちゃま、どっちがいいでしょうかねぇ?悩みます


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一日目~十日目までのキャラ紹介

10話ごとにキャラ紹介を書いていきます


【主人公】

一人称は僕。性別不明の高校一年生。性別は読者の想像に任せてます。

どこにでもいるような普通の高校生。だが、周りは普通じゃない。普通の父と変態の母の子供であるため、普段は普通だが、にゃのはとかが絡むと、ちょっとだけ変態になる。かわいいは正義が心情。

 

 

【にゃのは】

ある日、突然現れた子猫のような少女。大きさも子猫と同等。

外見は某白い悪魔の少女時代だが、純粋無垢なにゃのはとは別の存在。一緒にしては行けない。主人公が大好きで、構ってくれないと拗ねる。

主人公の頭の上と肩がお気に入り。好きな食べ物はマグロ。

モデルは高町なのは

 

 

 

 

【お母さん】

主人公の母。蝶☆変態。隣人や知り合いの全てから恐れられている。そしてオタクでコスプレイヤー。もう、誰も手がつけられない。趣味は、可愛いものを愛でること。そして撮影すること。彼女に勝てた存在は誰ひとり居ない。なぜ、彼女と結婚した、お父さんよ。

 

 

 

【お父さん】

主人公の父。どこにでもいるような常識人で普通のサラリーマン。

色んな意味で濃い母の所為で、影が若干薄い。

 

 

 

【シュテゆ】

いつの間にか増えてたにゃのはの同族。にゃのはとは同種族であるため、外見は似ている。そして喋る。

主人公には好意を抱いており、頭の上に乗るのが好き。でも、なでてもらうのが一番好き。うにゃ~ん

モデルはシュテル・スタークス

 

 

【風見幽香】

近所に住むお姉さん。自宅の庭でお花の庭園を持っている。

主人公には甘く、普通のお姉さんとして接しているが、それ以外の知り合いにはキツイ。ドSである。姉御とかしたわれている。ヤクザも素で泣き土下座をする

でもやっぱり、彼女もお母さんには勝てない。何者だよ、お母さん。

 

 

【八雲紫】

主人公が通う高校の理事長。妹に主人公の先輩の藍という子がいる。

胡散臭い雰囲気を出しており、周りを引き寄せない人物。だが、それは表向き。実際はそう演じているだけ。

主人公とその家族、妹の藍には普通に接している

 

 

【博麗霊夢】

主人公の幼馴染。博麗神社の跡取り娘にして巫女。某幻想世界のようにお賽銭を欲している貧乏巫女ではない。

その代わり、腹ペコ巫女と呼ばれ、大食いにして美食家。お小遣いは全て食に消えるので、ある意味では貧乏。最近はお小遣いを減らされたらしい。

 

 

【レミィ】

蝙蝠姉妹の姉。うーうーと鳴く以外は喋れない。甘えん坊でわがまま。怒られるとすぐ泣く。まさに子供。

優しくしてくれる主人公に懐いた。

モデルは、レミリア・スカーレット

 

 

 

【フラン】

蝙蝠姉妹の妹。喋れる。天真爛漫で、無邪気。だが、姉よりマシ。たまに姉をからかって遊んでいる。

モデルはフランドール・スカーレット

 

 

 

【比那名居天子】

謙虚な女の子。主人公の幼馴染。本人曰く不良で、教師をぶん殴った過去を持つ。が、それには理由があったりする。

誰よりも、友を大切に思うがあまりの行動だったらしい。こんな自分にも普通に接してくる主人公達を大切に思ってる。

だが、言葉が若干オカシイ。

 

 

【ふとにゃん】

天子が飼ってるペット。子猫の女の子。にゃのは達と同種族のようだが、シュテゆは見たことがなく、謎に包まれている

モデルは、物部布都



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十一日目

2月3日(曇り)

 

 

今日はカレーの日。理由は特にない。僕がカレーを食べたいと思ったから。

調理するのはもちろん僕。お母さん?アレは駄目だ。

昔、初めてお母さんのカレーを食べたときの事だ。ありのままに起こった事を話すよ。

僕は、お母さんに初めて作ってもらったカレーを食べたを思ったら、いつのまにか病院のベッドで寝ていた。

何を言っているのかわからないと思うけど、僕も何をされたのか当時はわからなかった。

頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ。

 

その後、お母さんはカレー調理禁止令を出されることになる。それ以来、お父さんか僕が御飯を作っている。お母さんの調理スキルはマジで酷い。まあ、近所に住んでるあの人よりはマシだけど。あの人は、料理が錬金術に変化してるし、料理が生きてるときもある。主な被害者はあの人の幼馴染か。

 

 

―――私の料理をたーんと食べるがいいの幸助君!

 

―――そんな、異臭を撒き散らす、蠢く何かを食えるわけないだろうが!殺す気か!と言うか、普通の食材でどうやって生み出したこのバカ椛!

 

―――さあ、恐怖の悲鳴と惨劇の断末魔のオーケストラを奏でるがいいの!

 

―――確信犯か貴様っ!斬り殺す!

 

 

 

今、あの人たちの叫びが聞こえた気が・・・・・・気のせいだねうん

 

さて、カレーを作る際に困ったのは、玉ねぎが使えない事。

 

にゃのはとシュテゆは一応猫だから、玉ねぎはNGだ。

 

でも、世の中には玉ねぎアレルギーの人のためにある玉ねぎ無しのレシピが存在する。

 

だから、軽くネットで調べて、勉強した。まあ、僕のレシピの殆どはネットで調べてるんだけどね

 

さてさて。成程、いろいろあるなー

 

にゃのは達が喜ぶ顔も見たいし、魚介ベースのカレーを作ることにした。

 

調理の途中、にゃのはが足元でかまってかまってと爪で足をカリカリ掻いてきた。

 

シュテゆが邪魔してはダメと彼女を咥えて台所から連れて行ってた。正直助かる。包丁を使ってたところだったから。

 

食材を煮込み、最後にカレールーを入れて煮込んでる最中だった。

 

突然、頭がズシッと重くなった。更に、顔にベタベタしたものが垂れてきた。なに・・・・・・これ?

 

 

「じゅる、じゅるる・・・・・かれー、たべたい」

 

 

青い髪の何かが僕の頭にいた。ま、まさかまた?

 

僕はその子を連れてリビングに行き、拗ねたにゃのはの相手をしていたシュテゆに聞くことにした。

 

ねえ、この子知ってる?

 

 

「・・・・・・なぜ、貴方もココにいるんですか?チヴィ」

 

「あ、シュテゆん!おいっすー」

 

 

どうやら知り合いのようだ。それに確かチヴィって、以前シュテゆが言ってた、喋れる子だっけ。耳と尻尾から判断すると・・・・・・子犬かな?

 

 

「えっとね、美味しそうなカレーの匂いがしたからここに来た!」

 

「・・・・・・我々を探していたのではなく?」

 

「うん!王ちゃまは探せってうるさいけど、僕はどうでもいいし。むしろ、カレー食べたい!」

 

「ええそうでしたね。貴女はそういう子犬でしたね」

 

 

その後、カレーは美味しく出来上がり、皆で仲良く食べた。

 

で、以前と同様にチヴィも家族になった。

 

え?お母さん?いつも通りです




かわいいは正義(=・ω・)ノ

チヴィ登場!かわいいぜチヴィ。きっと犬耳が似合うに決まってます

そして、主人公の回想に登場した二名の男女。彼らは自サイトにしか登場しないオリキャラなので、気にしないでください。この世界ではただの・・・・・ただの?人間です


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十二日目

今回は、愉悦な人が出ます


2月4日(晴)

 

 

先日、新しい家族が増えた。子犬のチヴィ。

シュテゆが言うにはアホの子。僕もそう思う。カレーが大好きで、甘えん坊。でもって遊ぶのが大好きな子なのはよく判った。

 

しかもこのチヴィ。一人じゃないらしい。チヴィは全部で5人いるらしく、この子はそのリーダーのチヴィ・ザ・ブルー。チヴィ・ザ・レンジャーには、赤、黄、黒、桃がいるらしく、レッドは熱血の特攻っ子、ブラックはクールな狙撃手、イエローはおっとり穏やかな防御担当。そして紅一点のピンクは、一番可憐な女の子らしい。

チヴィを含む彼女達は、故郷を護る正義の味方。らしい。

 

にもかかわらず、リーダーであるこの子は自分勝手によく単独行動をし、王ちゃまとシュテゆともチームを組んでいたと言う。大物なのか馬鹿なのか分からない。

 

そして最近思ったことだが、どうもチヴィット族(シュテゆに聞いたら、彼女達の種族の総称だとか)は僕の頭の上を好むらしい。霊夢の所の蝙蝠姉妹や、天子のふとにゃんとか。

 

でもいいんだ。皆可愛いし、僕も癒される。ああ、にゃのは、シュテゆ、チヴィ。どうか、僕が家に帰ったら存分に癒してくれ。

 

 

・・・・・・はい、現実逃避完了

 

 

「ハフッハフッ・・・・・ん。む、どうした。レンゲが進んでないようだが?」

 

 

・・・・・・・食べないとダメですか?

 

 

「店主が気を利かせて、裏メニューであるこの料理を出したのだ。好意を無下にするのは、人として最低だと思うが?」

 

 

ハイソウデスネ

 

僕の目の前にあるのは、真っ赤に染まった料理

 

この料理を作ったのは、今僕がいる店、中華飯店の紅洲宴歳館、泰山。

 

謎のちびっこ中国料理人である魃さん(何故か声がにゃのはとシュテゆにそっくりである)は、超有名な料理人で有名な美食家がお店に来ることで知られている。

 

だが、問題なのは、彼女が作る激辛料理。彼女は激辛料理にこだわっており、辛い料理に異常な量の唐辛子を使用するのだ。

 

特に危険なのは、裏メニュー。辛い、兎に角辛い。すごく辛い。死ぬほど辛い。

 

舌を楊枝で千本刺しにされて塩をぶっかけらたような。いや、鼻から下が無くなったような錯覚を生み出す。

 

まるで、唐辛子とラー油を百年間かけて煮込んだと思えるほど、真っ赤に燃え上がっている。まさに地獄の釜を連想させられる。

 

そう、この料理は・・・・・・・麻婆豆腐だ。

 

で、目の前に座って、それを一心不乱に、すごい勢いで、水などいらぬ、一度でもてを休めたら二度と動かん!という修羅の気迫を出してる感じで食べているのが、僕の担任の教師。言峰綺礼先生だ。

 

通称、外道教師。

 

今日、小さい頃の知り合いでもあり、お母さんの友人でもあるこの人には、よくこの店に連れてきてもらっていた。

 

そして、今回もやられた。この外道、僕がこの麻婆を目の前にして嫌な顔をしているのを愉悦そうに見てやがりました。この野郎っ!

 

まあ、結局僕の前に出されたのは、外道教師のおかわり分だったんだけどね。僕は普通の天津飯を食べました。

 

でもさ、この人の食いっぷりはマジですごいと思う。レンゲのスピードが遅くなる気配すらない

 

 

僕がしばらく言峰先生の食べっぷりを観察していると

 

 

「――――食うか?」

 

「いらないです」

 

 

僕をコレの信者にしようと勧誘してきた。断ると、すごく残念そうな顔をしてた。

 

 

「時に、私も最近ペットを飼い始めてな。娘が下僕が出来たと喜んでいたよ」

 

 

娘って、確かあの子だよね?この人の性格を受け継いだサディストの。

 

下僕って・・・・ペットじゃないの?まさか・・・・・

 

 

「金ピカの犬と青い犬だ。特に青い方はからかうとおもしろいのだよ」

 

 

きっと、チヴィット族なんだなろうなぁ。まあ、僕には僕の癒しがいるんだけどね

 

 

「ああそうだ。君のお母さんにも伝えてくれ。また、我が家に料理をしに来てくれと。犬にも食べさせたいのでな。彼女が作る麻婆は、店主とは違ったベクトルで美味だからな」

 

 

うげ、かわいそうに。そして外道教師、アンタの味覚はやっぱりおかしいよ




ども、ゼルガーです

はい、今回は「オッス、俺外道麻婆。今後ともヨロシク」な展開でした

何時からクロスが東方だけと錯覚していた?Fateのキャラも登場させました。

言峰神父は好きなキャラなんですよ、私。マジ悪役だし。カッコイイし、麻婆だし、ジョージだし


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十三日目

さあ、久しぶりに更新します


2月10日(曇り)

 

 

 

今日は僕の家に友達が集まってゲーム大会をしている。

 

来ているのは、霊夢と魔理沙と天子の幼馴染達と、学校のクラスメイトの士郎、凛、オリヴィエとクラウスとヴィルフリッドが来ている。

 

ちなみに、霊夢と天子以外のみんなもチヴィット族の家族がいるらしい。驚愕の事実!

 

そういえば士郎。凛の妹の桜とワカ・・・・・・慎二は?

 

 

「桜は部活。慎二もな。つか、ワカメって言いそうになったろ?」

 

 

まあね。だって、髪がワカメじゃん

 

 

「まあ、否定はしない」

 

「そういえば以前、士郎の所のセイバーが彼の髪を食べようとしてたな」

 

 

え?マジでクラウス?

 

 

「ああ。まあ、ウチのにゃインハルトが止めたから食べてないが」

 

 

 

士郎のチヴィットはセイバーというライオンの女の子。

 

クラウスのチヴィットはにゃインハルトと言う子猫の女の子だ。

 

オリヴィエはヴィヴィと言う子兎で、凛はあーちゃーという犬。

 

で、魔理沙がアリちゅという子猫で、ヴィルフリッド・・・・・愛称はリッドだけど、彼女はジークというハムスターだ。

 

え?僕のチヴィット達?

 

にゃのはとシュテゆはお母さんに拉致されて、撮影会でもしてるんじゃないかな?ゴメンネ、無力な僕で。

 

チヴィは、現在進行形で僕の頭の上でお昼寝している。でも、よだれは勘弁して

 

 

「おいィ、天子さんはそろそろゲームを始めたいと思ってるんだが?」

 

「そうですね~。この人数ですと、何がよろしいのかしら?」

 

 

退屈が嫌いな天子が催促すると、それに同意するようにオリヴィエも皆に提案を促した。

 

 

「無難にスマブラは?ちなみに私はネスね」

 

「だったら、私はサムスだ!スマブラはパワーだぜ!」

 

「なら天子さんはマルスを選ぶんだが?」

 

「俺はリンクかな。遠坂は?」

 

「私?うーん、こういうゲーム苦手なのよね・・・・・フォックスでいいわ」

 

「私はピカチュウを選びます!クラウスはドレを?」

 

「俺は、ファルコンかな?リッドは?」

 

「僕は・・・・・・・カービィ」

 

 

それじゃあ、僕はマリオを選ぼうかな。それじゃあ、トーナメント方式でやろっか!バトル方式は、残機?それとも時間?

 

 

「サドンデス有りでいいなら、時間でいいわよ」

 

 

おk。じゃあ、始めよっか!

 

 

「う~・・・・・・お腹すいた」

 

 

と、思ったら。頭の上のチヴィが目を覚ました。そして、いきなりの空腹宣言。えー

 

 

「ほむ、先にそっちを済ませてくるといい。これだけいるんだ、出番は後にても問題はにぃ」

 

 

そうだね天子。じゃあ、先に始めてて皆。僕はチヴィの御飯を作ってくるから

 

 

「・・・・・・僕も手伝う」

 

 

ホント?ありがと、リッド

 

 

「気にしない。友達だから」

 

 

そうだね!

 

 

「ごーはーんー・・・・・」

 

 

はいはい、今作るから待っててね

 

その後、チヴィに御飯を与えた後、僕達はゲームを楽しんだ。

 

だけど、にゃのはとシュテゆはぐったりしていた。本当にゴメンネ?

 

 

 

 

今日も我が家は平和です




ども、ゼルガーです

更新が遅れました!昨日更新する予定だったのに

これも全て、積みゲーが悪いんだ!(自業自得)


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十四日目

ツイッターでアンケートを取った結果、ふぇーとを登場させることに決まりました

・・・・・一人しか、回答者がいませんでしたが。

そして今回もアンケートをとりますので、ツイッターを見てね。


2月15日(晴)

 

 

 

 

いい天気だ。感動的だな。だが、無意味だ。・・・・・・・何言ってるんだろ僕?

 

仮面ライダー剣の劇場版のレンタルビデオを見てから、何か変だなぁ?特に仮面ライダーグレイブを見てから?

 

アルビノジョーカーでラスボスなのに、なんでアレ弟がいるとか思っちゃったんだろ?変なの

 

 

っと、今日はにゃのはと一緒にお散歩。ついでにTS○TAYAで、にゃのはとシュテゆがハマったプリキュアのビデオも借りた。

 

チヴィ?チヴィは僕と同じく特撮派だよ。戦隊モノはいつか故郷の仲間をやるそうだけど、一人の時はライダーをやるみたい。

 

特にブレイドが気に入ったみたいで、ライトニングブラストやライトニングスラッシュの練習をしてる。スグに飽きるけど。

 

 

 

「うなぁ~。んにゃん」

 

 

帰り道を歩いていると、にゃのはが突然前足で僕のおデコをペシペシ叩いた。

 

何?

 

 

「にゃん!」

 

 

にゃのはが前足を僕の後ろ方向に向けたので、首をそちらに向けてみた。

 

そこにいたのは、電柱に顔の半分だけを隠している、金髪になったチヴィだった。何やってるの、あの子?まるでONEPIECEのチョッパーのような隠れ方だよね?

 

だけどそこで不思議に思った。あの子なら、僕に向かって突撃してくるはずだ。なのに、あそこにいる子はちょっと怯えた表情で、こちらをジッと見ているのだ。

 

ひょっとして、チヴィじゃない?にゃのはとシュテゆ見たいに、ただ同種族なだけ?

 

 

「ふぇーと?」

 

 

え?あれ、にゃのは知り合い?

 

 

「にゃの・・・・・は。にゃのはーーーーーーー!」

 

「にゃっ!?う、うにゃあああああああああああああ!?」

 

 

にゃのはの言葉に反応したのか、ふぇーとと呼ばれたチヴィットがこちらに突撃してきた。それに対し、にゃのはは物凄く嫌な悲鳴を上げて、僕の頭に思いきりしがみついた。。痛い、痛いよにゃのは!?

 

 

「う、うにゃにゃん!にゃにゃにゃ!」

 

 

えーっと、なになに?あの子は故郷にいた頃の友達。でも、自分に対する行動が求愛になって困ってる?

 

え?あの子、もしかして百合なの?っていうか、最近にゃのはが喋ってる言葉がわかってきた。

 

 

「にゃ、にゃにゃ!にゃーん!」

 

 

お願い逃げて。にゃのははまだ、貞操を散らしたくない?はいはい

 

僕はにゃのはにしっかりしがみつくように伝えると、そのまま一気に自宅に向かって走り出した。

 

 

「にゃのは?にゃのはーーーーーーーーー!うう、わんわんわん!わおーーーーーーーん!」

 

 

最初は根気よく追いかけてきたふぇーとだったけど、次第に追いつけなくなっていき、遠吠えだけが聞こえた。

 

その日、にゃのはは僕の布団の中でガタガタとずっと震えて引きこもっていた。

 

シュテゆとチヴィに聞いたところ、故郷でもストーカーのごとく追いかけられ、何度も貞操を奪われそうになったらしい。

 

その度に、自分達や彼女の友達、そしてふぇーとの姉が助けてくれたそうだ。

 

にゃのは、今日は大好物のマグロのお刺身にしてあげるね?

 

 

 

 

今日も我が家は平和です

 




ども、ゼルガーです

ニコニコ動画の本社が地元の池袋に出来てた。で、先日見に行ってきましたー( ̄▽ ̄)

それはさておき

不定期ですが、希にツイッターでにゃのはと一緒!に登場させるチヴィットのアンケを取ってます。

今回もやりますので、見てください。


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ふぇーとと一緒!(おまけ)

ツイッターと活動報告でのアンケートの結果、

プレシアさんが4票
言峰が2票
ゆうかりんが4票

でした

なので、プレシアさんとゆうかりんが同じ家に住み、二人がふぇーとの飼い主になることにしました


皆さん、アンケートに参加していただきありがとうございます

またアンケートを実施したら、是非参加してください


 

ふぇーとと一緒!①

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名前は風見幽香。この街に住む優雅な美女よ。

 

趣味はお花を育てること。最近は作物にも興味を沸いて、色んな植物を育ててるわ。

 

自慢じゃないけど、私の家って結構豪邸なのよ。だから、庭を庭園にする位の敷地はあるわね。

 

そういえば、ウチの居候は何をしてるのかしら?

 

 

「ゆ、ゆゆゆ幽香ーーーー!?」

 

 

噂をすればなんとやらね。いつものことだけど、やかましい黒髪のこの女はプレシア・テスタロッサ。

 

死にかけていた所を私が保護したのよね。自分の名前以外の記憶は失ってたけど。

 

まあ、あの時の彼女の服装は・・・・・正直ナイワーと引いたわ。何よあのハレンチな格好。まるで、悪の組織の女首領のようなエロくて派手な格好だったわ。

 

で、何よプレシア?またゴキブリでも見つけたの?

 

 

「違うわよ!この子よこの子!」

 

 

この子ぉ?あら、あの子が飼ってる青髪の子犬にそっくりね。それが?

 

 

「何を言ってるの!?見なさいこの子を!可愛いじゃない!」

 

 

え?えぇ・・・・・

 

正直、このプレシアの気迫に押されてしまった。この私がよ?

 

胡散臭い八雲や、腹黒教師の言峰と引けを取らないこの私が、唯一あの子の母親だけには勝てない、この私が

 

こんな暴走女に後ずさりをさせられたのよ?信じられる?

 

 

「く、くぅ~ん・・・・・」

 

 

そんな捨てられた子犬のような目・・・・・まあ、子犬なんでしょうけど、助けてほしそうな目で見ないでくれないかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

ぞくぞくしてくるじゃない♪

 

 

「わん!?」

 

 

さあ、プレシア?私に迷惑がかからない程度でその子を可愛がってあげたら?

 

 

「ええ、もちろんよ!なぜか知らないけど、この子を愛でなくてはいけないって、記憶喪失の私に何かが語りかけてくるのよ!さあ、もふもふするわよ、ふぇーと!」

 

「わおんっ!?にゃのは、にゃのはーーーーーー!?」

 

 

あら、この子ったら、あの子の子猫に助けを求めてるわね?でも、だ~め♪

 

そんな泣きそうで、うるうるした目を見せられたら、もっと見たくなるじゃない♪

 

ああ、他人の不幸は蜜の味。まさに愉悦ね。外道教師と一緒にされたくはないけど、楽しいわぁ

 

 

「ああふぇーと、ふぇーとふぇーと!」

 

「わおーん!?にゃのは、にゃのはーーーーーー!わーーーーん!」

 

 

今日も風見家は平和よ?私限定で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻・・・・

 

 

 

「―――にゃん?ふぇーと?」

 

 

どうしたのにゃのは?ニュータイプにでも目覚めたの?

 

 

「うにゃん」

 

 

え?先日のストーカーが酷い目にあってる気がした?いい気味だって?黒いね

 

 

「んにゃにゃ」

 

 

故郷で散々な目にあったから、これくらいいいのって?それもそっか。じゃあ、今日はマグロのステーキにしよっか?

 

 

「にゃん♪」

 

 

大好きって?ありがとにゃのは




ども、ゼルガーです

まさかのプレシアさんとゆうかりんの同票。ま、いっかと思い、二人が飼い主になりました。

流石のにゃのは大好き百合ストーカーのふぇーとも、暴走プレシアさんと愉悦ゆうかりんには勝てませんwww

たぶん、予想した人もいるかと思いますが、このプレシアさんは無印なのはのプレシアさんです。

虚数空間を超えて来て、なぜか幽香の家の庭に。でもって、主人公の母が作った料理と言う名の何かを食べさせたら、病気が治り回復。でも、記憶喪失。

アリシアの遺体は一緒には来てません。この世界にはアリシアのチヴィットであるぷちシアが登場する予定ですしね。

にゃのはとふぇーとの名前が、本来のチヴィットであるなのなのとへいとと違う理由は、私が言いやすいと言う理由です。深い理由はありません。あくまで、小動物化したキャラですしね。

次回もお楽しみに


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十五日目

フィフティーン!ロックオン!

何故か言いたくなった、仮面ライダーフィフティーンのネタ

王ちゃまとめ~ちゅの登場はもう少し先


2月16日(雨)

 

 

お母さんが遂に壊れた。いや、前からか。

 

どうしていきなりこう書いたか?それには深い理由がある。

 

それは昨日、お母さんが近所の友達と飲みに出かけた時のこと。

 

その人物は、近所に住む戦闘狂で有名な不破椛さん(通称、冥王様)と、そのストッパーである中島シズクさん(通称、物理的な意味での破壊神)のお二人と飲んでいた。

 

で、何故か三人の会話はチヴィット達の可愛さに付いて花が咲いて、どんどんエスカレートしていき。

 

終いには、チヴィットファンクラブを結成してしまった。会員1号にして会長は我が母である。

 

もちろん、入会には制限が会って、ちゃんとチヴィットが普通の動物に見えないと言うのが最低らしい。まあ、ごもっともだね。

 

なんでそんなことを知ってるかって?夕べの飲み会に僕も強制的に参加させられたからだよ。にゃのは達の同情の眼差しが心に染みた。

 

で、僕も無理やり入会させられた。椛さんとシズクさんの付き添いに来てた天満幸助さん(パーフェクト超人な努力家)が、肩をたたいて慰めてくれた。焼き鳥も奢ってくれた。

 

そして、今朝。母は遂にイカれた。

 

 

 

「私が、神よ」

 

 

と、声高らかにほざきやがりました。お父さんも、「なんで、コレと結婚したんだ俺・・・・・」と嘆いてました。

 

咄嗟に母を殴って、気絶させ、その時の記憶を見事消すことに成功した僕は悪くない。お父さんも褒めてくれた。

 

 

 

気分転換に、チヴィとシュテゆとお散歩に行きました。にゃのはは、精神が限界寸前だった父を癒すため、自分からお留守番です。頑張って、にゃのは!お父さんのストレスは君に掛かってる!

 

 

「大丈夫かなー、パパさん?」

 

 

にゃのは次第だね。

 

 

「それにしても、何故ああなったのでしょう?いえ、あの方は前から変態でしたが」

 

「だねー」

 

 

言うようになったね二人共。まあ、昔からだしね。

 

僕が小さい頃も酷かったよー?隙あらば、かわいいゴスロリ服を着せようとしたし。

 

 

「でも、楽しいよね!僕、ここに来て良かったって思ってるよ!」

 

「私もです」

 

 

ありがと、シュテゆ。チヴィ。

 

 

「王ちゃまとめ~ちゅも来ればいいのになぁー」

 

 

そういえば、二人は元々にゃのはの捜索できたんだっけ?

 

 

「そういえばそうでしたね。どうでもいいことでしたから、忘れてました」

 

「僕もー」

 

 

その王ちゃま、心配してない?

 

 

「してるでしょうね。オカン属性ですから」

 

「だねー」

 

 

二人共、本当にいい性格してるね?

 

さてと、今日はカレーにしよっか?

 

 

「カレー!?じゃあ、ハチミツたっぷり!驚く程、ハチミツ~!」

 

「貴方が作るカレーは、本当に美味しいですから楽しみです」

 

 

玉ねぎは入ってないけどね~。

 

さてと、スーパーに行こうかな。ってアレ?あの人何やってるんだろ?

 

 

「変な格好に変な帽子のメガネのおじさんだね」

 

「なんでしょう?」

 

 

何かを探してるようだけど?傍から見ると、怪しいよね

 

 

「くっ、この世界にはライダーは疎か、中心となる戦士がいないのか!これでは、この世界はすぐに破壊されてしまう。おのれ、ディケイドォーーーー!」

 

 

何か急に叫んだ。なんだったんだろ?ライダーって、仮面ライダー?撮影の演技の練習かな?でもあの人、俳優の奥田さんに似てる気が・・・・・

 

まいっか。ほっとこ。カレーが最優先だね

 

 

「はい。変態は無視するのが一番です」

 

「カレー、カレー!美味しいカレー!」

 

 

 

その後、家に帰るとお父さんは元気を取り戻していた。よかったよかった。

 

にゃのは、ご苦労さま。と、頭を撫でてあげると喜んでくれた。

 

お母さん?平常運転です。

 

 

 

 

 

今日も我が家は平和です

 




ども、ゼルガーです

まだまだ進化する母。どうしてこうなった。

ゲストキャラは私のサイトのオリキャラです。この世界ではただの一般人なので、オリジナルのようなチート存在ではないのであしからず


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十六日目

主人公がチヴィットの言葉を理解できるようになります。

一言で言えば、「困ったときの天満幸助」である


2月20日(晴)

 

 

 

今日は、近所に住む天満幸助さんの自宅に御呼ばれした。

 

幸助さんは、文武両道で剣術家としても強く、更に頭も良い。某有名な大学を卒業している位だ。趣味は修行と発明で、昔から色んなモノを作っていた。

 

現在は、自宅で色んなモノを開発する技術者になってるようで、様々な依頼を受けて発明している。最近、マッドになってる気がするけど。

 

僕が頼んでいたのは、チヴィットと気軽にお話ができるようになる翻訳機だ。

 

それがたったの三日で完成したと言われたので、こうして取りに来たのだ。もちろんにゃのはと。

 

 

「悪いな。最近忙しくて、お前の家に届けられなくてな。昨日も政府から、原子力に代わるエネルギーを見つけて欲しいと依頼されてな。何でも、数年後に原子力発電で問題が起きそうな気がすると言われたそうだ」

 

 

何ですか、その予言めいた依頼。そして、超重要な依頼じゃないですか!?

 

 

「まあ、そんなのは置いといて」

 

 

新エネルギーをそんなの扱い・・・・・

 

 

「チヴィット族の翻訳機を作る自体は難しくは無かったな。用は、相手の言葉に乗せられた感情をこちらが理解できればいいだけの話だ。つまり・・・・・・・」

 

 

 

それから一時間、ずっと幸助さんの難しくて全く理解できない専門用語が飛び交う説明を聞かされ続けた。

 

にゃのはも流石に飽きてしまい、僕の頭の上で寝てしまった。

 

 

 

「む、すまん。少し長かったな」

 

 

少しどころじゃないです。

 

 

「結論からいえば、この薬を飲めばチヴィット族の言葉を理解できる」

 

 

見るからに怪しい薬が出てきた!?しかも何か紫の色をしてるんですけど!?

 

 

「色は俺の趣味だ。毒々しいだろ?飲むのを躊躇するくらい」

 

 

何か、物凄く臭うんですけど?気がつけば、頭で寝ていた筈のにゃのはがいなくなっていた。逃げた!?

 

 

「さ、飲め」

 

 

いやいやいや、これ飲めませんよ!?

 

 

「お前の母親の料理に比べれば美味だと思うが?」

 

 

・・・・・・・・・・・・確かに

 

 

「もし、飲みきったなら・・・・・・俺の手料理をご馳走しよう」

 

 

頂きます(即答)

 

え?なんでって?だって幸助さんの手料理は、高級ホテル並みのご馳走なんだよ?

 

お母さんよりマシなんだからへーきへーき!

 

ごくごくごく・・・・・・・・あ、匂いはアレだったけど、味は葡萄だ。

 

 

「ククク、見た目と匂いで騙されたろ?こういうので、相手が嫌がる顔は本当に見て楽しいなぁ」

 

 

そういうところが言峰先生と同類なんだよなぁこの人。

 

さあ、試してみよう。にゃのはと念願のOHANASHIを!

 

にゃのは、何か喋って!

 

 

「にゃ?にゃのはの言葉がわかるの?」

 

 

キャーシャベッター!じゃなくて、わかる!にゃのはの言葉がわかるよ!

 

 

「本当?嬉しいの!」

 

 

にゃのはは嬉しさのあまり、僕に駆け寄って、胸にジャンプしてきた。

 

僕はそんなにゃのはを優しく抱きしめてあげる。そう、抱きしめた

 

 

「うにゃ!?は、離してーーー!?に、匂いがーーーーー!?」

 

「ふっふっふ、逃げた罰だよにゃのは~」

 

「う、うにゃああああああああああ!」

 

 

幸助さんはそんな光景を微笑ましそうに見ていた。

 

 

「ククク、本当お前は俺を退屈させないな。面白い奴だよお前は。・・・・・・あ、この薬はチヴィット族とある程度の信頼関係にならないと効果が無いって言うのを忘れてたな。ま、いっか。流石に気付くだろ」

 

 

 

 

 

 

今日も我が家は平和です




ども、ゼルガーです

今回からチヴィット族の言葉が理解できるようになります。

なので次回から、シュテゆ達以外も喋ります


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チヴィット☆ラジオ!1回目

おまけぱーと


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イメージOPBGM「悠久の風」

 

 

 

 

 

 

シュテゆ「皆さん、どうも。メインパーソナリティを務めさせていただきますシュテゆです。皆さんもご存知の通り、子猫のチヴィット族です。では、もう2人の進行役をご紹介いたします」

 

椛「皆、かわいいは正義!なの。同じくメインパーソナリティを務める事になった、不破椛なの」

 

ゼルガー「かわいいは正義(=・ω・)ノ。ども、作者のゼルガーです」

 

シュテゆ「それにしても、ゼルガーさん。何故、私達がメインパーソナリティなのですか?主人公である主とにゃのはは?」

 

ゼルガー「ラジオに出演させなかった理由?まず、主人公には名前が無いので、書き辛いが一つ。後、性別もハッキリしてないから、こういう場所では扱いに困るんですよね」

 

椛「にゃのはちゃんは?」

 

ゼルガー「主人公と一緒じゃないとヤダ!と拒否されました」

 

椛「相変わらず、ダメ作者なの」

 

ゼルガー「ほっといて」

 

シュテゆ「つまり、私は主達の代わりなのですね。ですが、椛さんは?」

 

ゼルガー「え?冥王?コイツの場合は自分から来た。そこに私の意思は無いよ」

 

椛「ふっ、作者ごときにこの私を縛れると?ありえない、何者を私を縛れないの!それがこの私、冥王なの!」

 

ゼルガー「本当に相変わらず、自分勝手な奴め」

 

シュテゆ「自分に正直に生きているとも言えますね。ではゼルガーさん、このラジオの概要をお願いします」

 

ゼルガー「オッケー。このラジオは、【にゃのはと一緒!】という作品の中で、本編では語られない用語の説明や、世界観、その他メタ発言や、リスナーの質問に答えるラジオだな」

 

椛「まあ、私的にはゼルガーの自サイトで書かれてたラジオの内容と対して変わらないってことなの」

 

ゼルガー「私のサイトでやってたお題とかはやらないよ?本編の執筆速度が更に落ちるし。精々、質問程度しか受け付けません!私が死ぬから」

 

椛「むしろ私が殺すの」

 

ゼルガー「物騒!?」

 

シュテゆ「ちなみにご質問ですが、椛さんはどちらの世界の椛さんですか?私達がいる世界の?それとも、ゼルガーさんの自サイトの?」

 

椛「まあ、冥王と名乗ってる時点で向こうの存在なの。ちなみにこれが私のプロフィールなの」

 

 

 

名前:不破椛(ふわもみじ)

 

年齢:不明(人間では無いため、本人も数えてない)

 

外見:茶髪のショート。目付きはかなり鋭い。動きやすい白い服を好んでいる。

 

特徴:貧乳。まな板。大平原

 

説明:自サイトの仮面ライダークロノスシリーズに登場する、仮面ライダー冥王の変身者。細かい概要は省くが、薙刀で戦う戦闘スタイル。そして薙刀から砲撃も放てる。

戦闘狂で、接近戦の斬り合いが大好き。だが脳筋なので文系は得意でも理数系は壊滅的に苦手。作中では最速のライダー。でもって、いろんな作品(他の作者の小説)に多く登場し、シリアスブレイクや恐怖とトラウマを植え付けている超迷惑な女。本名は不破なのは。高町なのはの平行世界の同位体ではあるが、存在そのものが性別を除いて180度違う。生まれながらにして戦うための存在として育ち、狂気に染まっり、今も狂気そのものの存在。狂気の神とも言われている。

性格は、快楽主義にして俺様主義。自分さえ良ければそれでいい。だが、胸の事を言われるとキレる。そして、料理も壊滅的に下手である。

 

 

 

 

椛「ちょっとゼルガー?こっち来いなの」

 

ゼルガー「へ?なんで?」

 

椛「あ?誰が断崖絶壁のナイチチだって?ちょっとOHANASHIなの」

 

ゼルガー「ま、待て!それは私が書いたわけじゃ!い、いやあああああああああああ!?」

 

椛「あはぁ☆覚悟しやがれなの♪」

 

 

 

 

 

 

しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

椛「さて、次は主人公が服用した薬の作り主の設定なの」

 

 

 

名前:天満幸助(てんまこうすけ)

 

年齢:不明(不破椛とは幼馴染の同い年)

 

外見:黒髪に黒目。ごく普通の日本人の外見。自サイト参照。服装は黒を好む

 

説明:自サイトで、仮面ライダークロノスシリーズの主人公で、ほかの作品では強力なお助けキャラとして、色んな主人公たちを導き、鍛えてきた先導者。

この作品では、文武両道でドSな性格は一切変わってない。もちろん、異能は無い。

博士号を取得しており、様々な賞を受賞してきた発明家にして科学者。大概は頼めばなんでも作れる。やはりこの世界でもバグキャラである。

不破椛限定で、苦労人であり、彼女の起こした問題の後始末を日々行っている。

最近の趣味は、主人公に取り巻く出来ごとを面白おかしく観察し、同志である言峰綺麗や風見幽香たちと愉悦に浸ることである。やはりドSだった。

 

 

 

 

シュテゆ「感想の欄にもありましたが、知名度はありますよねこの人」

 

ゼルガー「私が初めて書いた作品の主人公だしねー。まあ、それは黒歴史扱いにしてリメイクしてるけど・・・・・今だ未完成で、未来編ばっか書いてる始末だし」

 

椛「復活はやっ!?・・・・・・元々完結してたけど、色んな意味で最悪だったし、いざ書き直してたら、投稿サイトが閉鎖。現在では完全に消えてるの」

 

ゼルガー「言っておくけど、瑠璃色じゃないよ?瑠璃色に引っ越す前の投稿サイトでの話だよ?今ではハーメルンか自サイトで収まってるけどね。最近、良作だった二次小説がどんどん消えてるから、ホント困るよ。お気に入りだったFateの二次小説で言うなら、タイトルは忘れたけど、衛宮士郎が死にかけたときに遠坂凛と蒼崎橙子に助けられ、人形の身体に入ったけど、何故か女性化(外見セイバー)に変身できるようになってしまい、そのまま麻帆良学園へ。ランサーも女性化して参戦してくるし、小次郎も登場してくるし、なんかキャスターも登場しそうと思った矢先のサイトの閉鎖。ウガー!こんなことなら、作品を印刷して保存しておけばよかったーーー!」

 

椛「昔のゼルガーって、良作だと思った作品は全部印刷して本にしてたの。パソコンは借り物だったし」

 

ゼルガー「当時、パソコンなんて買える歳じゃなかったし?コピー用の印刷用紙とインク代だけ自腹だったしね。今でも、自宅のダンボールに眠ってるよ?例えば、UBW後の衛宮士郎が女性化プラス死徒して、麻帆良に飛ばされ、エヴァの従者になってる作品とか。これもサイトが消えて読めなくなってるんだよねー。まあ、希望者がいれば、自サイト限定で更新停止までの話を公開してもいいんだけどね。印刷だから、一文字一文字私が入力しないといけないんだけど・・・・・確か題名は、出席番号32番衛宮だったかな?執筆者からストップがでたら、書かないけど」

 

椛「話がずれてるの」

 

ゼルガー「あ、ごめんごめん。次は、今後登場する予定のチヴィットを紹介するよ」

 

 

 

 

 

 

王ちゃま(子狸)

めーちゅ(子兎)

はやてまる(子狸)

くろせいばー(ライオン)

あいんちゅ(烏)

しぐにゃむ(猫)

ちゃまる(猫)

びーた(うり坊)

キャスコ(狐)

あかせいばー(ライオン)

ネコアルク

ネコアルクカオス

ネコアルクバブルス

ネコアルクデスティニー

ネコアルクエヴォリューション

 

 

 

シュテゆ「後半、チヴィットではなくナマモノですよ?」

 

ゼルガー「いや、ギャグを入れるならアレらの登場は必要不可欠かと思って」

 

椛「ねえ作者?資料の最後に記載されてるマジカルステッキはなんなの?」

 

ゼルガ「え?割烹着を来た人が中の人の愉快な魔法の杖。にゃのはたちを洗の・・・・・変身させてみたくね?}

 

シュテゆ「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

シュテゆ「悪は滅びました」

 

椛「そだね。最後はコレなの」

 

 

 

主人公の名前と性別について

 

 

 

椛「作者もコレを謎にしたまま執筆するのはだいぶ苦しくなってきたみたいなの」

 

シュテゆ「現状維持で行くのか、性別を決めたほうがいいのか、まあ読者の皆様次第ですね。こうして欲しいと言う要望があれば、なるべく作者が答えるそうですよ?」

 

椛「にゃのはちゃんとくっつくなら、男性の方がいいのかな?それとも、百合な感じで女の子?」

 

シュテゆ「私はどちらでも。大切なご主人様なのには変わりませんから」

 

椛「尽くすね~」

 

ゼルガー「うう、ひどい目にあった。二人して砲撃はひどいよ。死ぬかと思った」

 

シュテゆ「むしろなんで死んでないんですか?」

 

椛「昔から、私や幸助君に散々肉片レベルまで殺されてるから慣れてるんだと思うの。・・・・・・今度は密度を上げるの」

 

ゼルガー「止めてください、今度こそ死にます」

 

シュテゆ「では、これで今回のラジオは終了します」

 

椛「次回はあるかないかは、読者の評価次第」

 

ゼルガー「近いウチに次の話を更新したいと思いますので、応援よろしくお願いします。それでは!」

 

三人「さようならー」

 

 

 

イメージEDBGM『仲間を求めて』

 




今回は完全は番外編。登場人物は本編とは一切関係ありません。

次からのラジオは、読者の質問に答えていく感じになると思います

あと数日で十七日目を更新する予定です


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一七日目

2月25日(晴)

 

 

 

今日は僕の誕生日。家族や友達、皆が祝ってくれた。

 

霊夢からは博麗神社の御札。・・・・・え?何?僕に何かとり憑いてるの?

 

魔理沙からは香霖堂の商品・・・・・・・まだ勝手に持ち出したんだね。

 

天子からはリンクパールとか言う物をもらった。いや、携帯があるのに通信機って・・・・

 

士郎からは新しい包丁をもらった。これ、何か凄味を感じるんだけど?え?藤村組に頼んで、有名な刀匠に作ってもらった?マジですか・・・・・・

 

凛からは紅茶セット。これ、結構高いやつだけど、大丈夫?最近金欠って言ってなかった?

 

オリヴィエからは手作りお菓子。うん、とっても美味しいよ!

 

クラウスからは人気作家の小説。これ、欲しかったやつだ。ありがと!

 

リッドからは今が旬の魚介の詰め合わせ。え?自分で獲ってきた?さ、流石リッド。ワイルドだ・・・・・女の子なのに

 

幽香さんからは植物の苗木。はい、ちゃんと育てます。だから、睨まないでください。

 

言峰先生からは新作麻婆・・・・・・赤い痛い怖い辛い、マグマの様なソレを思い出したくない。と言うか、幸助さんと椛さんはなんでそれを平然と美味しそうに食べてるんですか?え?超辛党だから?(゚д゚lll)

 

プレシアさんからは鞭・・・・・・・・・え?なんで?

 

幸助さんからは剣術指南書をもらった。まだ僕を弟子にするの諦めてなかったんですか・・・・・

 

椛さんからは貧乳のすゝめと書かれた書籍。・・・・・・・ノーコメント

 

シズクさんからはアイスの詰め合わせ。後でみんなで食べます

 

お父さんからは最新のパソコンを買ってもらた。ひゃっほーい!念願のマイパソコンだー!

 

で、お母さんからは・・・・・・・・忘れよう。一応記載するけど、もらった直後、僕はそれを焼却処分した。

 

皆、黙って肩を叩いて慰めてくれた。幸助さん、椛さん、言峰先生、幽香さんの愉悦組みはニヤニヤと笑ってたけどね!

 

 

 

その後、皆でワイワイと誕生会を楽しんでいたら、突然インターホンが鳴り響いた。どうやら宅急便のようだった。

 

僕宛だったらしい。受け取ったダンボールは500×500位の大きさで、軽かった。宛先は黒く塗りつぶされてたから、怪しいと思った。

 

でも、中から何かの気配を感じた。疑問に思った僕は、慎重に中を開封してみると

 

 

「うう、シクシクシクシク」

 

 

うずくまって泣いているチヴィットがそこにいた

 

 

「ほぁっ!?そ、外!」

 

 

しかし、条件反射で僕は蓋を閉じてしまった。いや、何というか・・・・・なんとなく?

 

 

「ぐすっ・・・・・」

 

 

また泣き始めたので、僕は今度こそその子を外に出してあげた。

 

 

「ひっく、泣いてないもん。我は強い子だもん。王様だもん・・・・・ぐす」

 

 

王冠を被った、狸の耳と尻尾のチヴィット。この特徴から考えるとひょっとして・・・・・

 

 

「あれ?王ちゃまじゃん!また泣いてたの?」

 

「あら王ではありませんか。何時から生モノ扱いになったのですか?」

 

「あー、王ちゃまにゃの!」

 

 

チヴィ、シュテゆ、にゃのはたちが彼女を知っていたようだ。やはり、この子が王ちゃまなんだね。

 

 

「うう、配下の我に対する扱いが酷い・・・・・心配して探してこようと思えば、めーちゅに宅配させられる始末。我、王だよね?尊敬されてないよね?何、我が嫌いなの?ひっく」

 

 

うわぁ・・・・・何というか、にゃのはたちとは別の意味で萌える子だ。保護欲をくすぐられる。

 

 

「弄られてる王を見るのが楽しいのです」

 

「可愛いもんねー、王ちゃま」

 

「ええ。特に泣き顔が最高ですよ」

 

「ふ、二人共ほどほどにした方が・・・・・なの」

 

「何を言うのです。普段は無理やり威厳を保とうとあざとく偉そうぶって、ちょっと弄ればスグに泣き出すガラスハートの持ち主ですよ?こんなギャップ萌えな彼女を愛でなくて、いつ愛でるのです」

 

 

こ、こんなシュテゆを見るのは初めてだ。まあ、結果的に大好きなんだね。

 

とまあ、結論から言えば王ちゃまも家族の一員になったわけですよ。

 

毎度のごとく、母は王ちゃまに対して暴走し、ソレに釣られるようにふぇーとがにゃのはを襲おうとして、士郎やクラウスたちのチヴィットが総動員で止めて

 

愉悦組はお酒を飲みながら見物し、空気の薄いお父さんは部屋の隅っこで傍観し

 

最終的にはアルティメットストッパーの異名を持つ、シズクさんの鶴の一言で収まった。さ、流石シズクさん。普段から椛さんの相手をしてるだけのことはありますね

 

 

 

 

 

今日も我が家は平和でした。




かわいいは正義(=・ω・)ノ

アンケートを実施しますので、活動報告を見てください


遂に王ちゃまが登場。泣き虫というか、泣き顔は、なのセントのコミックアラカルトを参照にしました。チヴィに王冠を取られた王ちゃま、マジで萌えた

次は誰にしようかなー


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十八日目

アンケートの結果、主人公は男に決定!詳しくは活動報告にて

後、名前も決定。本編で明かされます


2月27日(曇)

 

 

 

今日は王ちゃまと散歩をしている。もちろん、彼女を頭に乗せて。

 

出会って二日目だけど、彼女のことがよくわかった気がする。

 

王ちゃまは、自分を強く見せようとしているんだ。本当は、臆病で小心で、泣き虫な子だ。

 

それでも、チヴィット族の王だから、強くなくてはならない。と、自分に言い聞かせている。僕にはそう感じた。

 

だからこそ、臣下であるシュテゆとチヴィは、王ちゃまをからかって遊ぶ。彼女の負担を軽くするために。

 

・・・・・いや、チヴィにそんな気遣いはできないか。

 

それにしても、王ちゃまを宅配で送ってきため~ちゅって一体何者なのだろうか?

 

彼女達の盟主と、シュテゆは言ってたけど・・・・・・

 

 

「あら、そこにいるのは公野鳴善(こうの なるよし)じゃありませんか」

 

 

・・・・・なんだろう、初めて名前で呼ばれた気がする。

 

で、僕の名前を呼んだのは、外道教師である言峰綺麗の娘であるカレンだ。でもって、クラスメイト。

 

外見は、白髪の少女なので、言峰先生に全く似てない。ええ、全く似てないですとも。しかし、内面はそっくりである。

 

特に、他人の不幸は蜜の味。まさに愉悦!という感じで、サディスティックな所は遺伝である。味覚は似てないけど。

 

そんな彼女だけど、言峰先生とは仲が悪い。同族嫌悪という奴だろか?言峰先生は面白半分でワザとやってるようだけど。

 

 

「こんな所で頭にペットを乗せて呑気に散歩ですか?暇なんですね」

 

 

相変わらずの毒舌だね。

 

でもまあ、士郎程じゃないからいいけど。理由はわからないけど、彼女は士郎に対して物凄く毒舌だ。

 

それこそ、ピー音が入るくらい。

 

 

「それにしても、貴方のペットは大人しいのですね。ウチの駄犬と金ピカにも見習わせたいくらいです」

 

 

ああ、以前言峰先生が言ってたチヴィットか

 

 

「そうですね。特に金ピカは何度調教しても逆らってきます。父の麻婆さえあれば大人しくなりますけど。ふっふっふ」

 

 

う、うわぁ。

 

 

「後、ついでに謝罪を。先日の貴方の誕生会に主席出来ず申し訳ありません。私としても、是非参加したかったのですが」

 

 

うん、何しに参加するか手に取るように分かるけどね。代わりに来た言峰先生のことは忘れたいけど

 

 

「当日になって、知り合いのダメットが仕事先で暴行事件を起こしてしまい、後始末の為に忙しくて・・・・・ホント、ダメットですね」

 

 

普通、言峰先生が後始末するんじゃないの?

 

 

「一応、あんなダメットでも友人ですので。ええ、否定したいのですが一応、友人なので。新作麻婆を製作した父の方がそちらをより混沌に出来ると確信した上で・・・・・おっと、なんでもありません」

 

 

確信犯だった!?おかげで僕、トラウマがまた一つ増えたんだぞ!?

 

 

「ま、麻婆?あ、赤いマグマ・・・・・((((;゚Д゚))))」

 

 

お、王ちゃま!?あ、そういえば王ちゃまもアレを食したんだったーーー!?

 

 

「しかし、本当に残念です。父に聞けば、愉悦組みの殆どが集結していたとか。とても残念です」

 

 

ホント、来なくて正解だよ!

 

 

「ですが、父が写真を見せてくれたので満足です」

 

 

・・・・・ん?

 

 

「貴方の母はとても良い趣味のお持ちのようで。流石、貴方の母ですね」

 

 

ま、まさか・・・・・・

 

 

「母にウェディングドレスを手渡された貴方の表情は本当に愉快でした」

 

 

やっぱりそれかーーーーーー!?

 

僕、男なのに手渡され、無理やり着せられそうになって、速攻で庭で燃やしたときの写真かーーーー!

 

 

「・・・・鳴善よ。ドンマイ」

 

 

慰めてくれるな、王ちゃま。虚しいだけだから

 

 

「鳴善よ、我は何時か、苦労人同盟を結成しようと思う。入ってくれるか?」

 

 

もちろんだよ。是非、入らせて

 

 

「つまり、私達の弄り対象のグループですね?ええ、わかります」

 

 

やかましい!

 

 

 

 

今日も我が家は平和でした。

 

 

 

 

おまけ

 

・主人公の名前の由来

 

『君の名前』→『きみの』『なぜん』→『公野』『鳴善』→『こうの』『なるよし』

 

 

・主人公とにゃのはのイラスト。PIXIVでは表紙として使用。

 

 

【挿絵表示】

 




ども、ゼルガーです

アンケートに参加していただき、ありがとうございました。

主人公は男性で、公野鳴善に決定しました。名前の由来は本編にて。

次回は、みんな大好きリリカルのマッドサイエンティスト。スカさんが登場します


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十九日目

今回はスカさんファミリーと親戚が登場します

一応、なのセントでの設定です


「変態は変態を引き寄せる。それが自然の理・・・・・・そんな理、僕は認めたくない」by鳴善

 

 

3月1日(晴)

 

 

新しい仮面ライダーやスーパー戦隊、プリキュアの続編が放送されたので、チヴィット達のテンションはフォルテッシモになってる。

 

それにしても、今度のライダーは鬼かぁ。ベルトの変身じゃ無いって何か新鮮。ちなみに、にゃのはとシュテゆはいつも通りプリキュアにハマってます。

 

戦隊はマジレンジャー。家族で魔法戦隊。ゴーゴーファイブやファイブマン以来の家族戦隊だ。初回で母が死んだのには驚いたけど・・・・まあ、今後のお約束できっと生き返るんだろうなー

 

 

はてさて、期末テストも終わったし、僕のテンションも少し高い。成績?もちろん上位だよ。

 

だって、知り合いにはマジの天才が何人もいるんだよ?

 

幸助さんでしょ、シズクさんでしょ、紫さんでしょ、藍姉さんでしょ、幽香さんでしょ。

 

後、幸助さんの同類が一人・・・・・

 

今その人自身と、その家族&親戚が遊びに来てるんだよね。

 

 

「フッハッハッハ!流石だね朱莉君。君のセンスは私の頭脳を凌駕してるよ!息子にウェディングドレスを送り、あぶない水着を着せようだなんて流石としか言えないよ!」

 

「あら、スカっちこそ素晴らしいセンスじゃない!この水着の様なスーツとか、エロさと機能性を兼ね揃えてあってイカしてるわ!」

 

 

ちっ、あの外道共め。何時か地獄に送ってやる。

 

 

「ごめんね、鳴善君、ウチのバカ兄が迷惑をかけて」

 

「にーにー、がんばって!」

 

「お兄さん、負けないでください!」

 

「私も応援してるぞ、鳴善兄よ」

 

 

気にしないでください、クイントさん。ありがと、スバルちゃん、ギンガちゃん、チンクちゃん

 

あれ?双子は?

 

 

「兄さんの娘の七緒と一緒に、貴方の所のチヴィットと遊んでるわよ。プリキュアごっこで」

 

 

ホント、人気あるなー。プリキュア

 

所で僕の頭の上に乗ってお菓子を食べてるチヴィ、君は一緒に遊ばないの?

 

 

「僕はライダー派だもん。確かにプリキュアもカッコイイけど、仮面ライダーやスーパー戦隊の方が僕は好きだよ」

 

 

王ちゃまはどうしたの?

 

 

「王ちゃまも結構乙女だからねー。混じってるよ?」

 

 

やっぱり?

 

 

「あ、にーにー。聞いて聞いて!」

 

 

どうしたのスバルちゃん。

 

 

「友達できたの!ティアって言うの!」

 

 

そっか、良かったね

 

 

「うん!」

 

 

あ、そうだ。クイントさん。シズクさんは?一緒に来たんじゃないんですか?

 

 

「ウチの長女?もうすぐ彼氏と一緒に来るんじゃないかしら」

 

 

え!?こ、幸助さんと?

 

 

「あの子も兄さんと同類だしねぇ。変態ではないけど、マッドサイエンティストだし。昔は違ったんだけどねぇ」

 

 

昔の幸助さんは、そこまで発明好きじゃ無かった筈ですよね。どうしてああなったんだろ?

 

 

「原因は兄さんだから気にしないで」

 

 

やっぱ博士が原因なんだ・・・・・・

 

 

「鳴善ー、お腹すいたー」

 

 

え?ああ、もうこんな時間なんだ。

 

チヴィ、何が食べたい?

 

 

「カレー!・・・・・・って言いたいけど、たまにはハンバーグが良い!」

 

 

オッケー。あ、クイントさん達もどうです?

 

 

「そうねぇ。ゲンヤさんも今日は帰りが早くて、こっちに来るって言ってたし、お邪魔していいかしら?私も手伝うわよ?」

 

 

お願いします。多分、一架さん達も来ると思いますしね。

 

・・・・四菜は苦手なんだよなぁ。弄られるし。

 

 

「うむ、私も四菜姉が苦手だ。仲間だな、鳴善兄」

 

 

そうだねチンクちゃん。

 

 

「ごーはーんーーー!」

 

「ハンバーグ!ハンバーグ!」

 

「お兄さんの御飯、楽しみです!」

 

 

・・・・・そういえば、クイントさんの娘さん達はみんな大食いだったような。

 

うん、多めに作らないと

 

 

その後、予想通り多めに調理した御飯は全て彼女達の胃袋に消えた。

 

夜は、大人たちの飲み会となり、暴走する博士とお母さんと幸助さん。それを物理的に止めるクイントさんとシズクさん。

 

その光景を見て、楽しそうに飲む博士の娘さん達、溜め息を付くゲンヤさんとお父さん。

 

僕達子供組みとチヴィット達は、僕の部屋で大人しくゲーム大会で遊んでました。

 

 

翌朝、僕達の格好が、全員ゴスロリになっていた。

 

僕の怒りは有頂天となり、ストッパー達と共に元凶を粛清した。

 

そして後日知ることになったけど、そのときの写真が愉悦組にわたっており、散々弄られた

 

 

今日も我が家は平和でした




かわいいは正義!

ゼルガーです。

次回は、私の自サイトにて投稿していただいてる三人の作者様のオリキャラたちが登場します

許可をして下さった、こうじさん、風人さん、残月さん、ありがとうございます


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二十日目

連続投稿です




3月3日(晴)

 

 

今日は雛祭り。別名女の子の日だ。

 

幼馴染達や友人はもちろん、にゃのは達も着物を身につけていた。

 

衣装製作はもちろん、我が母。器用なのは認めるけど、変態を直して・・・・・無理だね

 

 

まあ、男である僕には関係無い日な為、近所の行きつけの喫茶店に足を運んでいる。

 

多分、呼び出しされると思うけどねお母さんに。それまでは平穏に過ごしたっていいじゃない。

 

どう思います?祐輔さん

 

 

「ホント、君も苦労してるよね。はい、コーヒー」

 

 

ありがとうございます。

 

この人は、阿南祐輔さん。幸助さんの大学時代の後輩で、この喫茶店「Green Cafe」の副店長を務めている。

 

店長は祐輔さんのお母さんである阿南佐知さん。お母さんに並ぶ最強のマダムの一人。物理的にも精神的にも。

 

祐輔さんには三つ子の弟さんの祐闇さんと、妹さんの祐華さんがいる。けど、二人共自立してて、祐闇さんはパン屋さんを、祐華さんは刑事をしているそうだ。

 

ついでに言うなら、祐輔さんは彼女持ちです。

 

 

「それにしても、ここ最近チヴィット族をよく見かけすようになったね。ウチにもいるけど」

 

 

祐輔さんのチヴィットって妖精の様な羽の生えた女の子ですよね?

 

 

「うん。ディーって言うんだけどね。いろんな意味でフリーダムな子だよ」

 

 

振り回されてるんですね。

 

 

「まだ可愛い方だよ。幸助さんの無茶ぶりや、冥王のシゴキに比べればさ・・・・・は、はははは」

 

 

ホント、苦労してたんですね

 

 

「僕はまだマシな方かもね。幸助さんには弟子がいたんだ。料理と剣術を教えた弟子がね」

 

 

あ、聞いたことがあります。人気ラーメン専門屋台風麺の店長ですよね。食べたことがあります。美味しかったですね

 

 

「大輝さんのお店、人気あるのは当然だよ。それはもう、死に物狂いで修行してたしね」

 

 

祐輔さんは遠い目をしながらそう言った。

 

しばらくすると、汗だくまみれの男の人が店内に駆け込んできた。

 

 

「し、しばらく隠れさせてくれ、祐輔!」

 

「れ、零さん?またですか?」

 

「まただ!くそ、俺が何をしたって言うんだ!」

 

 

駆け込んできたのは、黒月零さん。通称朴念仁。

 

女性の好意に気がつかず、更にフラグを立てまくるトンでもない人。おまけに惚れられた女性は皆病んでるとか暴力を振るうとか問題が多い人たちときた。

 

 

「今回は誰です?」

 

「姫だ!畜生、普段はエロトークで俺を陥れようとするくせに、間違ってアイツの着替えを見ただけでどうしてこうなるんだよ!」

 

 

どうしようもないな、この人

 

 

「いやいや、それが零さんの愉快な所なんですよねー」( *`ω´)ムフー

 

 

・・・・・・いやいや、誰君?!

 

 

「私?私はドールと申します。通りすがりの変態という名の紳士ですよ!」(`・ω・´)キリッ

 

 

つまり色物系!?また変態キャラが増えるの!?

 

 

「げっ、変態人形!?何故ここに!?」

 

「もちろん、貴方がここにいることを通報する為に決まってるじゃないですか。イエーイ!」O(≧▽≦)O

 

「こ、この外道!」

 

「いや~照れるな~(*^ω^*)もっと褒めていいのよ?(´∀`)」

 

 

なんだろう、すごく嫌な予感しかしない

 

 

「逃げたほうが賢明ですよ少年」

 

 

また増えた!?今度は誰?!

 

 

「私はアレン。しがない神父ですよ。さあ、少年。まもなくここは戦場になるでしょう。今のうちに撤退することを勧めますよ」

 

「アレンさんの言う通りだよ。僕の店っていうのが嫌なんだけど、早くしたほうがいいよ」

 

「私の経験上、巻き込まれて酷い目にあった苦労人を何度も見てきましたしね」

 

「僕も、経験したからね・・・・・あはは」

 

 

そ、そこまでですか?

 

その頃向こうでは・・・

 

 

「このっ!このっ!よくも俺の平穏を!こうしてやる!こうしてやる!」

 

「あん!もっと、もっと踏んで!はぁはぁ、気持ちぃぃぃイイイイ!嫌いじゃないわっ!」(´∀`)

 

「喜んでんじゃねーよ、この変態がーーー!「見つけたぞ、零!」げっ、姫!?」

 

「さあ、OHANASHIの時間だ。なに、たっぷり時間はあるさ」

 

「い、嫌ぁぁああああ!?へ、ヘルプ!!」

 

 

うん・・・・帰ろう

 

祐輔さんにお土産でケーキをもらい、まっすぐ自宅に向かった。

 

その後、自宅に帰ると着物姿のにゃのは達が笑顔で出迎えてくれた。

 

その笑顔に僕は救われた気がした。そして、顔を真っ赤にして恥じらう王ちゃまの姿に萌えた。

 

ああ、安心した。

 

 

今日も我が家は平和でした




かわいいは正義。

今回登場したオリキャラの詳しい設定は次の話で紹介します

許可を頂いたこうじさん、風人さん、残月さん、ありがとうございました


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十一日目~二十日目までのキャラ紹介

【公野 鳴善(こうの なるよし)】

 

名前がなかった主人公の名前。性別は男。苦労人属性

 

 

【公野 朱莉(こうの あかり)】

 

主人公の母。最強マダムの一人。そして変態。

 

 

 

【チヴィ】

 

子犬のチヴィット族。僕っ娘でアホの子。だけど意外と鋭い時もある。

カレー大好きだけど玉ねぎはダメ。にゃのはと同じく、主人公の頭の上が好き。

故郷には同族が何人もいて、レンジャーを組んでる

だけど彼女だけは王の臣下

 

 

 

【言峰綺礼】

 

外道麻婆教師。主人公の鳴善の担任。他人の不幸は蜜の味で、秘密裏に結成された愉悦部のリーダー的存在。

でも、主人公の母である朱莉には勝てない

 

 

 

【AUO】

 

金ピカのチヴィット。まだ未登場。犬のチヴィット。言峰家に飼われている

 

 

 

【ランサー】

 

青いチヴィット。まだ未登場。よく死ぬ。←この人でなし!言峰家に飼われている

 

 

 

【衛宮士郎】

 

将来の夢は警察官な少年。鳴善のクラスメイト。

機械いじりが好きで、他人の頼みごとは断らない。ブラウニー

 

 

 

【セイバー】

 

ライオンのチヴィット。常に腹ペコで大食い。士郎が大好きで、頭の上によく居る。

 

 

 

【遠坂凛】

 

鳴善達などの親しい人には素で、それ以外は猫をかぶる優等生。

士郎に片思いしている。

 

 

 

【アーチャー】

 

犬のチヴィット。凛に飼われているが、むしろ世話をしている。

何故か士郎を目の敵にしている。

 

 

 

【クラウス】

 

鳴善のクラスメイト。武道の達人で成績優秀。

オリヴィエに片思いしている。

 

 

 

【にゃインハルト】

 

クラウスが飼ってる子猫のチヴィット。大人しい性格。

ヴィヴィと仲がいい

 

 

 

【オリヴィエ】

 

鳴善のクラスメイト。見た目に反して武道の達人。クラウスに恋している。お互い、両思いだということに気がついてない。

 

 

 

【ヴィヴィ】

 

子兎のチヴィット。自身の母がにゃのはに似てるらしい。

にゃインハルトとは大親友。活発で明るい。でも寂しがり屋。

 

 

 

【ヴィルフリッド】

 

愛称はリッド。野性的でワイルドだけど、女の子。サバイバル大好き。

鳴善のクラスメイトだけど、鳴善に少し気がある?かも

 

 

 

【ジーク】

 

ハムスターのチヴィット。ジャンクフードが大好物。

よく食べ、よく遊び、よく寝る。

 

 

 

【ふぇーと】

 

百合属性の子犬のチヴィット。にゃのはの天敵。

常ににゃのはの貞操を狙っている暴走娘。

 

 

【プレシア】

 

原作で虚数空間に落ちたプレシアその人。その後、何故かこの世界に現れ、幽香に拾われた。が、記憶喪失になっている。

外見も若返っており、なのセントのプレシアそのものになっている。

 

 

【鳴滝】

 

仮面ライダーディケイドに登場する謎の預言者。この世界にライダーがいないとわかると去った。後、この世界では数年後にディケイドが放送されるが・・・・・

 

 

【天満幸助】

 

自サイト『仮面ライダークロノス』の主人公。二十代前半で、発明家。文武両道でできないことは何もない完璧超人。

弱点は、餡子。食すと死にかける。ガチで

 

 

【中島シズク】

 

自サイト『仮面ライダークロノス』のヒロイン。本名は中島スバルだが、この世界では関係無い。中島家の長女で、中島家の道場の跡取り娘。

妹たちを可愛がっている。

 

 

 

【不破椛】

 

自サイト『仮面ライダークロノス』のヒドイン(誤字ではない)。性格は向こうと同じ。

詳しくはラジオを参照。

 

 

 

【王ちゃま】

 

チヴィット族の王。でも、セイバー達チヴィット族とは国が違う。

本当は泣き虫で弱虫だが、王なので威張ってるフリをしている。でも、ガラスハート。

それでも、みんなにしたわれている。子狸のチヴィット。

 

 

 

【カレン】

 

言峰綺麗の娘。金ピカ達の飼い主。

外見は母親似だが、中身は父親似。愉悦組みに入っている。

 

 

 

【ジェイル・スカリエッティ】

 

なのセント版のスカさん。マッドサイエンティストにして変態。

朱莉の同類。幸助の同志。

 

 

 

【中島クイント】

 

ジェイルの妹にして、中島家のオカン。

暴走するジェイルを折檻する役目を持っている。その血はシズクにも受け継がれている。

 

 

 

【スバル】

 

中島家五女

なのはstsで、なのはさんに出会う前のスバルと同じ性格。つまり、大人しく女の子らしいスバルである。

この頃のスバルの方が可愛いと私は思っている。

 

 

 

【ギンガ】

 

中島家次女。主人公をお兄さんと呼び、したっている。

 

 

 

【チンク】

 

中島家三女。何処かズレている女の子。妹思いである。

 

 

 

【阿南祐輔】

 

こうじさんの作品の主人公。自サイトで苦労人同盟の発端になった元凶。

喫茶店の副店長をしてる。大学の先輩である幸助のことは尊敬はしているが、関わり合いたくは無かった。けど、内心は楽しかったと思ってるが、認めたくない。

料理の腕はプロ級で、メニューに無いものでも頼めば作れる。是、材料があれば。

 

 

 

【黒月零】

 

風人さんの作品の主人公。向こうでは世界の破壊者をしている。鈍感でラッキースケベ。それが原因で惚れられている女性に毎日理不尽にボコボコにされる。それはこの世界でも健在。

 

 

【木ノ花之咲耶姫】

 

愛称は姫。風人さんの作品の登場人物。エロボケネタをよく言う変人。

クーデレ。とある人物の影響でヤンデレの属性を得た。

 

 

 

【海道大輝】

 

風人さんの登場人物。未登場。この世界では風麺の店長。でもってやっぱり幸助の弟子。いじられキャラである

 

 

【アレン】

 

残月さんの登場人物。主人公よりも人気がある主人公らしいダークヒーロー。

幸助とは盟友。

この世界では、普通の神父である。残月さんの作品同様にプレシアとカップリングにしようと企んでます



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二十一日目

中の人が割烹着のあの杖が登場します

そして、リッドさんマジヒロイン


3月5日(曇り)

 

 

朝目覚めたら、目の前に変なステッキがふよふよと浮いてた。

 

・・・・・・・は?

 

 

「おや、お目覚めですか鳴善さん。おはようございます、カレイドステッキのルビーと申します!」

 

 

なに、これ?

 

 

「いやはや、ちょっと凛さんにいたずらして魔法少女に変身させただけなのに、ブチギレた凛さんが士郎さんに宝石剣を投影させて、まさか平行世界にぶっ飛ばされるとは思いませんでしたよ~。でもでも、私を拾って下さった朱莉さんには感謝ですよ~」

 

 

またお母さんか!って、凛に士郎?平行世界てのは、ラノベやアニメで知ってるからなんとなくわかるけど、あの二人をブチギレさせるこの杖って・・・・・

 

正直、嫌な予感しかしない

 

よし、逃げよう。僕は速攻で着替えて、家から飛び出した。朝食?これから逃げる先で食べればいい。僕の第六感が逃げろって叫んでるんだ!

 

 

「おや、逃げてしまいましたか。あはぁ~、逃しませんよー!朱莉さんに鳴善さんの魔法少女姿を撮影して下さいと頼まれてるんですから!」

 

 

死ぬ気で逃げてやる

 

ちなみに、何故かにゃのはが背中に張り付いていた。え?置いていかれるのは嫌?

 

で、逃げた先は喫茶店「Green Cafe」。王ちゃまが考えた苦労人同盟が集う憩いの場となっていた。

 

流石にここまでは追ってこないでしょ

 

 

「喋る杖、かぁ。普通の人が聞いたら、頭大丈夫?って聞かれるんだろうね。僕は非常識には慣れてるから平気だけど」

 

 

それはそれで問題あると思いますよ、祐輔さん

 

 

「いいかい鳴善君。僕は大学時代、幸助さんの発明品で散々酷い目にあってきたんだよ?。素材集めの為に、世界の果ての秘境に無理やり連れて行かれたり、古代遺跡のトラップに引っかかったり、タイムマシンを製作して恐竜の時代に飛ばされたり、実験で宇宙旅行する羽目になったり・・・・・今更なんだよ、喋る杖なんて」

 

 

スケールが壮大すぎます。というか、まるで物語の主人公のような体験ですよね

 

 

「うにゃ~。祐輔さんは苦労人なの」

 

 

祐輔さんに差し出されたぬるくなったキャラメルミルクをペロペロ舐めながらにゃのははそう言う。僕も同意見だね。

 

 

「それにしても女装かぁ。僕も高校生時代の文化祭で・・・・・思い出したくもない」

 

 

そういえば、女装してミスコンに「言わないで!」・・・・・はい

 

 

僕といい、祐輔さんといい、女顔ではないのに、女装が似合うって言われる。何故だ

 

 

「そりゃ、素材が良いからに決まってるじゃないですか~」

 

 

嫌だなそれ・・・・・・ギャアアアアアアアア!?出たあああああああああ!?

 

 

「ふっふっふ、逃しませんよ~。観念して魔法少女になるのです」

 

 

じょ、冗談じゃない!助けて、祐輔さん!

 

 

「え?それ無理。だって僕、ただの店員だもん」

 

 

うそだ、絶対ただの店員じゃない!

 

にゃのは、助けて!

 

 

「え?にゃのはも鳴善の魔法少女、見てみたいの。ダメ?」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・いやいやいや

 

 

「さあ、私を握るのです。そして、禁断の世界へようこそ!」

 

 

くっ、ここまでなのか!

 

 

「させないよ、杖の化物」

 

「え?」

 

「鳴善は僕が護る」

 

 

ジリジリと迫る杖を掴み、僕を救ってくれたのは、リッドだった。

 

 

「くっ、しかし貴女を魔法少女にすれば!」

 

「好きにすればいい。僕はなんとも思わない。鳴善さえ無事なら」

 

「な、何というヒロイン力!?むしろこっちの方がマスターでよくね?」

 

 

 

リッドっ!僕は、僕は君のような親友をもって嬉しいよっ!

 

 

「う~ん、どっちがヒーローでどっちがヒロインだか分からない光景だね。男女逆転してない?鳴善君」

 

 

ほっといてください、祐輔さん

 

 

「ふっ、今回は諦めましょう。しかし、第二第三の私がいる限り、貴方の魔法少女化計画は潰えません!」

 

「この子は僕が管理するから安心して。君は絶対に僕が護るから」

 

「ま、まだ私には妹がいます!サファイアちゃーーーん!『すみません姉さん。今忙しいので後にしてください』さ、サファイアちゃあああああん!?見捨てられたーーーー!?」

 

 

こうして、僕の平和は守られた。ありがとうリッド。そして地獄に落ちろ、ルビー。

 

 

「ちぇ・・・・なの」

 

 

物凄くがっかりしてるにゃのはを見て、僕は少し悲しくなった。

 

 

 

 

 

 

 

今日も我が家は平和でした




ども、ゼルガーです

初めに書いておきますが、主人公は鳴善ですが、ヒロインはにゃのはではありません。

と言うか、ヒロインは決まってません。

現段階では、にゃのははあくまでも家族で、にゃのはがいる日々の日常がメインです。

なので、恋愛となる場合はまだ未定ですが、数人の候補はいます。


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二十二日目

更新が遅れてすいません!

全部・・・・全部ポケモンが悪いんです!

育成生活から抜け出せないんです!


今回は槍の兄貴の回


3月10日(晴)

 

 

この前は酷い目にあった。リッドがいなかったら僕はきっと、後戻り出来ない領域にいたと思う。

 

その日、お母さんの晩御飯は白米とししゃも一匹だけにした。泣いて謝ってきたけど、無視しました。ザマァ

 

今日は特にすることもなく、港でのんびり釣りを楽しんでる。ウチのチヴィット連中は霊夢達と女の子だけで集まって色々している。男の僕にはわかりません。

 

 

「よー兄ちゃん、釣れてるか?」

 

 

んーぼちぼち。鯖が数匹かな。

 

 

「そっかー。俺もだ。鯖が入れ食いしてるぜ」

 

 

そっかー。

 

彼はランサー。言峰先生の家の犬のチヴィット。他のチヴィットと同じ体格なのに、僕が愛用している大きいサイズの釣竿を難なく使用している。でもって、様になってる。タバコ、吸ってるんだね。足元の空き缶に数本、吸殻が入ってるのが見えた。

 

 

「いやしかし、平和だねー。ここんとこ、心休まる時が無くてよ。ウチのマスター達の待遇や、同類の金ピカの所為で酷い目に合ってるし、最近不幸な目によく遭うし・・・・・・・」

 

 

うん、僕もだよ。変な杖に狙われる日々が始まちゃたし、お母さんは自重しないし。

 

ああ、マジで祐輔さん、苦労人同盟を結成してくれないかな?

 

 

「兄ちゃんも苦労してんなぁ」

 

 

ランサーもね。ああ、こうして何も考えずボーとしながら釣りをするって・・・・・平和だなー

 

 

「だなー。心のオアシスだぜ。赤いあん畜生や金ピカの妨害が無い分、ホント平和だぜ」

 

 

凛のあーちゃーと金ピカも釣りするんだ?

 

 

「ああ・・・・・・赤いアイツはまだマシだけどな。マナーは守るし。でも、ウルセー。金ピカは・・・・・ウゼエ」

 

 

そっかー。所で、君は何時から僕の横にいるのかなリッド?

 

 

「今さっき」

 

 

わざわざ気配を消して?

 

 

「うん」

 

 

・・・・・・まあ、リッドには色々助けられたし、別にいっか。変態どもよりはマシだ。

 

オリヴィエとクラウスは?

 

 

「デートに行かせた。今頃は映画館だと思う。・・・・・・鈍感な二人を誘導するのは大変だった」

 

 

お互い、好き合ってるのに、相手の好意に気がついてないんだよね、あの鈍感カップル。あの二人の幼馴染って疲れるでしょ?

 

 

「それほどでもない。一緒にいて僕は楽しい。ついでに言うけど、あの杖は知り合いに保管してもらった」

 

 

 

 

 

 

―同時刻、中島家―

 

「ルビーちゃん、ちょっとでも変なことを考えたらOHANASHIだからね?約束を破ったら怒るよ?(笑顔)」

 

「ええ。ここでは私達が法律。逆らっちゃ駄目よ?」

 

「ひっ!?ご、ごごごごごごめんなさいーーーー!?(こ、この人達にだけは逆らえない!?なんで!?どうして!?この私が!?)」

 

「「ルビーちゃん?」」

 

「な、なんでもありませんシズク様!クイント様!」

 

 

流石のルビーも、この街のアルティメットストッパーには勝てなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そっかー。なら安心だ。

 

 

「なあ、兄ちゃんに姉ちゃん。イチャつくのはそのへんにして、コイツを何とかしてくんない?俺が釣った鯖を狙ってるんですけど!?」

 

「じゅるり・・・・・」

 

 

ジークも来てたんだ。そういえばリッドのチヴィットであるジークって腹ペコキャラだっけ。

 

 

「こら、ジーク。お腹壊すから生はメ」

 

「・・・・・シュン」

 

「刺身として捌くなら兎も角、内蔵がある状態は止めといた方がいいぜ。希に寄生虫とかいるらしいし」

 

「ビクッ!?フルフル」

 

「そんなに腹減ってるなら、後で鯖を焼いてやるからもうちっと我慢してろ」

 

「コクコク!」

 

 

ランサーって、ホント兄貴って感じするよね

 

 

「げっ、兄ちゃんまでそんなこと言うのかよ。柄じゃねーってのに」

 

「そんなことない。僕もそう思うよ」

 

「姉ちゃんまで・・・・・」

 

 

そんなに嫌なのかな?

 

 

「っと、そうだった。兄ちゃん、言峰には気をつけな。最近、外国から新種の香辛料を手に入れたらしくてな、自作麻婆豆腐を開発中らしいぜ」

 

 

げっ、マジで?

 

 

「しかも、言峰と同じく激辛大好きの天満の兄ちゃんも協力してる」

 

 

死人、出るんじゃない?

 

 

「俺と金ピカは確実に死ぬな、試作品で」

 

 

・・・・・・その時は、お見舞いに行くよ。胃薬と一緒に

 

 

「頼む。ホットドックは苦手だが、アレの方がもっと苦手だ」

 

 

 

 

その後、結局鯖しか釣れず、一緒にいたリッドとジークとランサーを誘って僕の家で鯖づくしの料理を披露した。美味しそうに食べてたので、僕も調理した甲斐があった。

 

 

 

今日も我が家は平和でした。




ども、ゼルガーです

かわいいは正義!

ここ数日、更新速度が遅くなります。

ほんとにゴメンなさい。ポケモンに時間を取られるんです!


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二十三日目

3月15日(曇)

 

 

お面のヒーロー。それは、アンパ○マンやウルト○マンなどの人気キャラのお面を付けた正義の味方のことである。

 

その人物は、ある時はヤクザに絡まれたお年寄りを助けるため、ある時は銀行強盗を倒したため、ある時は車に惹かれそうになった子供を救うために現れる。

 

その度に、毎回違うお面をしているそうだ。

 

 

「正体は誰なんでしょうね、本郷先生?」

 

「さあな。多分、理不尽を許せない正義の味方なんだろうな!ハッハッハ!」

 

 

まあ正体、バレバレなんですけどねー

 

そう、その正義のお面ヒーローはこの人。僕が通う高校の体育教師にして生活指導を担当している本郷滝先生。

 

今僕達がいる喫茶店green cafeの副店長の祐輔さんの学生時代の同級生だとか。

 

 

「全く、バレバレの変装をしていることは既にバレバレだと言うのにな。相変わらずの脳筋か」

 

 

あれ、幸助さん?

 

 

「げっ、幸助」

 

「よお、滝。そろそろ警察のお世話になりそうになってるな?」

 

「なんのことやら」

 

「ククク、この前カツラとクレフの刑事コンビが捕まえる気満々だったなぁ?」

 

「うげ、ズラとクレフがかよ・・・・・・」

 

「少しは自重しろ」

 

 

そのセリフ、幸助さんだけには言われたくないと思う。

 

 

「鳴善!」

 

 

今度はリッド?どうしたの?

 

 

「お願い、手伝って!」

 

 

何を?

 

 

「オリヴィエとクラウスを本格的に付き合わせるために!」

 

 

・・・・・・え?えええええええええ!?

 

 

「お願い!鳴善しか頼れる人がいないから!」

 

 

そ、そんなことを言われても!

 

 

「なんだか青春してるなー。若いねー」

 

「老けて見えるぞ、滝。しかし、これが若さか。俺も十代の頃は、冒険とロマンを求めて、世界中を飛び回ったな」

 

「また懐かしい話を・・・・・無理やり連れて行かれた俺達の身にもなれ!」

 

「ククク、そういえばそうだったな。バミューダトライアングルの時は俺を含め、死にかけたことがあったな。いや、懐かしい」

 

「あの時は本気で死ぬかと思ったぞ!?魔の三角域に入った瞬間、アトランティス行きとか、マジでありえんわ!つーか、よく脱出できたな俺ら!?」

 

「はっはっは、楽しかったな」

 

 

・・・・・・幸助さんたちは、ここではない何処かで主人公してる気がする。

 

 

「この前、二人を無理やり二人っきりにしたけど、何の進展もなしに終わっちゃったんだ!だから、今回は成功させたい!」

 

 

OK、この前の釣りの時に言ってたアレね。

 

で、僕はどうすればいいのさ

 

 

「僕と一緒に、背後から二人のデートを見守って欲しい。それで、二人を上手く誘導するんだ」

 

 

そうだね。いい加減二人をくっつけたいのは僕も同じだ。

 

何時決行するの?

 

 

「三日後の休日。作戦はしっかり練ろう」

 

 

オッケー。了解だよリッド

 

そして、僕達はオリヴィエとクラウスをくっつけるための作戦会議を始めるのだった。

 

 

 

・・・・・・アレ?男女二人きりって、僕とリッドもじゃね?

 

 

 

 

 

今日も我が家は平和でした




次回、オリヴィエとクラウスのデート編。



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チヴィット☆ラジオ!二回目

 

 

 

鳴善「自サイトの感想板より、『アニメ大好き』さんからのご質問です。

 

「質問ですが、なぜにゃのはと一緒を執筆しようと思ったのですか?もとネタはやはりなのセントですか。」

 

では、ゼルガーさん。回答をお願いします」

 

ゼルガー「一応、感想板にも返信したけど・・・・・そうですね。キャラ設定はなのセントを参考にしましたが、本当はPIXIVのうにゅほとの生活という作品を一番参考にしてます。アレを読破して、ビビっときました。私が求めていたのはこれだと。後、その時は癒しを求めてましたので、よし書こうと決断したしたね」

 

椛「で、なのは以外とのクロスは?」

 

ゼルガー「日常の言峰とランサーを書きたかった。後、東方は頼まれたから。ベルカの王様たちは、色んな二次小説を見たけど、彼女達が幸せになってる作品ってほぼ皆無じゃね?攻めてこの作品だけでも幸せになって欲しかった」

 

椛「エレミアのヒロイン力の高さは?」

 

ゼルガー「自分でも不思議。何か、書いてるうちにヒロインの枠に勝手に入ってた。当初のヒロインはにゃのはの予定だったのに・・・・まあ、それは今後の展開次第で変わるけど」

 

鳴善「後、そろそろ挨拶をした方がいいんじゃないかな?」

 

ゼルガー「そうだな」

 

 

 

 

イメージOPBGM「戦慄と旋律~Dのテーマ~」

 

 

 

ゼルガー「皆さん、かわいいは正義!(=・ω・)ノ。ども、ゼルガーです」

 

椛「かわいいは正義!皆の冥王様、不破椛なの!」

 

鳴善「かわいいは正義!この作品の主人公、公野鳴善です」

 

ゼルガー「今回のOPBGMはキョウリュウジャーの劇場版に使用された参入歌です。キョウリュウジャーはどの歌も良いですよね~」

 

椛「あれ、シュテゆちゃんは?」

 

鳴善「今回はお休み。主人公なのですから、貴方がメインになるべきですって言われちゃってさ」

 

椛「そういえば鳴善君は二回目で初登場なの」

 

鳴善「あははは、僕の名前が決まったのは最近だし、しょうがないよ。後、性別も」

 

ゼルガー「それじゃ、まず最初のお題はこちら」

 

 

 

 

◇他にクロスするのか?

 

 

 

ゼルガー「現在考えてるのは、テイルズシリーズかISか恋姫くらいかな。と言うか私って、漫画やアニメってあまり興味ないし。社会人になってからは、特撮か某動画サイトでしか見てません。たとえ、そのアニメのタイトルを知ってても、触り程度なので、内容は全く知りません。あ、でもジョジョのアニメとFateの最新アニメだけは見てます。学生時代、ファンだったので。若い頃だったなら、シャッフルやダ・カーポとかひぐらしとかギルティギアをクロスしていたでしょうが、今は無理。既に内容があやふやです。来年から二十代後半なる私にはキツイ」

 

椛「でも、私を含む他作品とはコラボしてるの」

 

ゼルガー「コラボしていただいた作者様達からはちゃんとメールのやり取りで許可を得てます。むしろ出してくださいと頼んでる作者様がいるくらいです・・・・・まだその方のキャラは出してませんが。心の剣さん、もうしばらくお待ちください!後は、自サイトでお世話になってますし、五年以上の長い付き合いなので、私自身もあの人たちのオリキャラの使い方を熟知してますしね。私のキャラを私以上に使いこなしてますし。特にお前をな、椛」

 

椛「えっへん!<(`^´)>」

 

ゼルガー「ここで宣伝しちゃいますが、にゃのはと一緒!でコラボしてくださった、こうじさん、風人さん、残月さん。本当にありがとうございます。お三方の作品は、私の自サイト『真・ゼルガーの部屋』の投稿小説にて現在も連載中です。

お三方の作品もそうですが、私のサイトの小説は、他の作者様のキャラがクロスしていることが多いです。まあ、元凶は私なんですけどね。キッカケは6年前、既に閉鎖されたラミーさんのサイトにて、初めて私が小説を書いたことが始まりです。オリジナルライダーを書いてた私は、当時人気があった作者様に自分のキャラを出して欲しいと感想板で頼み込んだ・・・・・・ああ、今思えばこれがは全ての始まりか。で、出してもらって後は私もその人のキャラを自分の小説に登場させ、それがほかの人にも伝染し・・・・・・で、ラミーさんのサイトが閉鎖して、瑠璃色に引越し後は、許可さえ貰えばほかの作者のキャラが使えることが広まった後でしたねー。私個人としましては、他人のキャラのイメージを崩さず、面白く書くことが出来て楽しかったんですけどね」

 

鳴善「ゼルガーさん、話がずれてます」

 

ゼルガー「ごめんごめん。ハーメルンやPIXIVでも、ほかの人が出して欲しいって要望をいただければ、登場させてみたいと思います。その為には、そのキャラを勉強しなければいけませんが」

 

 

 

◇ヒロインに付いて

 

※鳴善は諸事情により退出中

 

 

ゼルガー「あーうん。感想にも多数書かれてたけど、リッドのヒロイン力が高すぎる件」

 

椛「他にもヒロイン候補っていたはずじゃなかったっけ?」

 

ゼルガー「博麗霊夢、霧雨魔理沙、後はブロンティストの天子さんですね。あーうん、天子はヒロインというより親友のポジションな気がしてきた。」

 

椛「と言うか、霧雨魔理沙も名前が出てきた以外の出番がない気がするの」

 

ゼルガー「誕生会では一応セリフはあった気がするが・・・・・・・よし、ここは読者の皆さんに聞こう!鳴善のヒロインはこのままリッドにするべきなのか、それとも別の人がいいのか」

 

椛「アンケート先は、活動報告にてお願いするの」

 

ゼルガー「締切は12月5日までです。気軽に参加しちゃってください。もし、仮にリッドがヒロイン確定になったら・・・・・『旦那が何を言ってるのかわからない件』みたいなラブラブカップルにしたい。私には彼女いないけど」

 

椛「それじゃ、鳴善君を呼び戻すの。流石に主人公をこの会話に参加させられないの」

 

ゼルガー「お前、常識あったんだな・・・・」

 

椛「・・・・・さあ、恐怖の悲鳴と惨劇の断末魔のオーケストラを奏でるの」

 

ゼルガー「え、ちょっま!?メイオウガッシャーを取り出してなんで私に向ける!?や、やm・・・・ジュ」

 

ウルトラ上手に焼けました~

 

 

※しばらくお待ちください

 

 

 

◇チヴィットについて

 

 

ゼルガー「以前も話しましたが、一部のチヴィット族は本来のなのセントでのチヴィットとは名前が異なってます」

 

椛「変わってないチヴィットもいるけどね。シュテゆにチヴィに王ちゃまにめ~ちゅ。彼女達はゼルガーのお気に入りだから変える気は一切なしって言ってたの」

 

ゼルガー「だって、なのセントのプレイスタイルはインダストリーで、デッキもレヴィかシュテルかディアーチェで統一してるしね~。今はレヴィ縛りのデッキでプレイ中」

 

椛「それじゃ、簡単に本来のチヴィットと本作のチヴィット族の名前変更キャラを紹介するの。未登場のチヴィットの名前変更も記載しておくの」

 

 

 

なのなの→にゃのは

 

へいと→ふぇーと

 

アリちゃ→変更なし

 

すずにゃ→変更なし

 

ぷちシア→原作ご本人の為、名前はアリシアになります

 

小狸丸→あるじ

 

チヴィータ→びーた

 

しぐにゃむ→チビナム

 

ちゃまる→しゃまるぅ

 

あいんちゅ→原作ご本人が登場する予定なので、リインフォースになります

 

 

 

 

ゼルガー「ちなみに、なのセントのチヴィット、Fateキャラのチヴィット、東方のチヴィットは別の国出身なので、動物の種類が同じでも別種族です。具体的には

 

 

なのはキャラのチヴィット→リリカル族(元ネタは『リリカル』なのはから)

 

Fateキャラのチヴィット→ムーン族(元ネタはタイプ・『ムーン』から)

 

東方キャラのチヴィット→ファンタジー族(元ネタは『幻想』郷から)

 

 

といった感じ。王ちゃまはリリカル族の王族ですね」

 

鳴善「チヴィットになるキャラとならないキャラは?」

 

ゼルガー「まだ未定。アリシアとリインフォースは原作キャラとして登場予定。アリシアはどこぞのチートオブチートが原因で復活予定で、リインフォースはこの世界に転生する感じ」

 

椛「ああ、また幸助君の発明かなの」

 

ゼルガー「だいたい幸助の所為って言われるかもね」

 

 

◇ふぇーとが主役の話を書いて欲しい!

 

 

ゼルガー「誰がトチ狂ったか、ふぇーとが主役の話を書いてと頼まれました。この作品の彼女の設定を改めて書いてみると

 

 

・百合属性(にゃのは限定)

・ポンコツ

・ストーカー(にゃのは限定)

・貞操を狙うハンター(にゃのは限定)

 

これを主役とか誰得だよ。でも、面白そうと思う私は末期」

 

椛「既にふぇーとの番外編は書いてるみたいだけど?」

 

ゼルガー「まあ、幽香視点だけどね。ふぇーとが主役だとふぇーと視点で書かなくちゃ駄目だしね。と、言う訳でサブタイトルはこうなります。ドドン!

 

番外編『ふぇーとの一日』

 

これしかない。ふぇーと視点のその日の一日を書いていくちょこっと番外編だね」

 

鳴善「僕視点じゃなくて、チヴィット視点のお話か~。いいと思うよ」

 

ゼルガー「まあ、大半はにゃのはのストーカー行為が殆どだけどね」

 

鳴善「だめじゃん」

 

ゼルガー「だから番外編。主人公はあくまで鳴善とにゃのはなんだし」

 

椛「ん?にゃのはも主人公?」

 

ゼルガー「ふぇーとの番外編を機に、日記の視点を鳴善だけじゃなくてにゃのはの視点を増やすことにしました。鳴善に影響されたにゃのはが書く日記。これはいける」

 

鳴善「いける・・・・のかなぁ?」

 

椛「三日坊主にならないといいけどなの」

 

ゼルガー「やかましい」

 

 

 

◇今後の方針

 

 

ゼルガー「取り敢えず、日常のネタを多くしようと思う。ほかのキャラの所為で鳴善とにゃのはの空気が薄くなっても困るから、なるべく登場は控えます。一つの話に出演するゲストは減らします」

 

椛「下手に多くすると、話がややこしくなるの」

 

鳴善「取り敢えず、次の話は?」

 

ゼルガー「前話の通り、デート編ですね。ただ、内容はアンケート次第になります。紫天一家の最後の一人であるめ~ちゅで、一旦区切ります。夜天一家の登場はだいぶ先に伸びそうなので。更新の速度は毎度のことですが、遅めになります。DQMSLやパズドラ、ポケモンの育成とやることが多いので。ぶっちゃけ、積みゲーが多くて困ってます。社会人の辛いところですよ。だって、休みは日曜日だけだしね。しかも、睡眠で殆ど時間を取ってるから、リアルで遊ぶ時間が少ない。唯一の癒しは、にゃのはの物語を妄想することと、特撮を見ること・・・・・後は料理を作ることか。主に激辛系を」

 

椛「そういえば、幸助君の味覚って作者がモデルだっけ・・・・・」

 

ゼルガー「私はリアルで激辛党だからねー。しし唐、ハバネロ実に美味。Fateの麻婆、バッチコーイ」

 

椛「家族に味覚オカシイって言われてるくせに」

 

ゼルガー「失礼な。味覚障害ではないよ。ただ、辛いものが大好きなだけだ」

 

 

 

 

 

ゼルガー「以上で第二回のラジオを終了します。」

 

椛「次回こそはお便りが来て欲しいの・・・・読み応えないし」

 

鳴善「次回ってゲスト来るんですか?」

 

ゼルガー「え?お前のお母さん」

 

鳴善「・・・・・・あ、僕その日は欠席しますんで」

 

ゼルガー「逃がさない!アレを私が相手するなんて無理だ!」

 

鳴善「僕だって嫌だ!最近のお母さん、マジでヤバイんですから!」

 

椛「では、次回もお楽しみになの。」

 

鳴善「お母さんだけはかんべんしてーーー!!」

 

 

 

 

 

イメージEDBGM『となりのトトロ』



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二十四日目(前編)

みなさん、あけおめ。ことよろです。




デート。それは、親しい男女が二人きりで外で遊ぶ行為の事。

 

しかし、それは恋愛とも取れるし、友人同志とも取れる。だが、基本的には恋愛である。

 

 

 

 

3月18日(晴)

 

 

今日は見事な快晴。三日前からずっと計画していた、オリヴィエとクラウスをくっつける為の作戦の日がやってきた。

 

だけど、正直めんどくさい。そりゃ、親友である二人がくっつくなら僕も嬉しいよ。でも、あの二人鈍感だしなー。

 

成功率、滅茶苦茶低いんだよ?

 

士郎も確かに鈍感だけど、そこまで酷くはなく、ちゃんと気がつくことには気がついてた。でなきゃ、凛の好意に今でも気がついてない。

 

 

かという僕だけど、イマイチ恋愛が分からない。

 

そりゃ、幼馴染に三人ほど女の子がいるけどね。霊夢と魔理沙と天子。

 

でもなー、三人とも兄妹のように育ったから、今更なんだよね。と言うか、天子は天子で好きな人いるし。

 

アイツの今の口調もその人を真似した結果だもんね。確か・・・・ブロ?なんだっけ?

 

まいっか。今は二人のデートだね。でもねぇ。

 

 

「にゃのは、その格好は何?」

 

「うにゃ?尾行はこの格好ってTVが言ってたの」

 

「違う、絶対に違う」

 

 

なんでジャパニーズニンジャ!?しかも、烈火の炎に登場した紅麗の衣装なの!?

 

怖い、仮面が怖いよ!?お母さんだね、お母さんの仕業だね!よーし、帰ったら殴る!

 

 

 

「僕はどうかな?鳴善」

 

 

リッドの衣装?何時もはボーイッシュと言うか、女の子らしくない格好だったけど、今日は珍しくオシャレしている。

 

髪もツインテールだし、おめかしもしてる。スカートもよく似合っている。

 

うん、可愛い。

 

 

「似合ってるよ。でもどうして?」

 

「カモフラージュ。二人にバレないために変装」

 

「まあ、確かにその格好なら何時ものリッドと違うからバレないと思うけど」

 

「(まあ、これは建前だけど)」

 

「何か言った?」

 

「何も」

 

 

なんだろう?少し様子が変な気がする

 

 

「うなー。尾行しなくていいの?」

 

「「あ」」

 

 

にゃのはの言葉に僕達は慌ててオリヴィエとクラウスの尾行を始めるのだった。

 

ちなみに、にゃのはは瞬時に着替えてNARUTOのテンテンの衣装を来ている。また忍者かい。と言うか、なんでテンテン?

 

 

「にゃんとなく、波長が合う気がしたの」

 

 

意味がわからないよ。

 

オリヴィエとクラウスは遊園地でデートするようだ。それにしても、休日だからか結構混んでる。

 

あ、クラウスがはぐれないようにとオリヴィエの手を握った!

 

良くやった、クラウス!

 

 

「あの、鳴善。はぐれないように手を握っていい?」

 

「ん?いいよー」

 

 

流石のリッドもこの混み様では辛いのか、僕の手を握ってきた。

 

ん?何、にゃのは?その冷たい視線は?

 

 

「にゃんでもにゃいの・・・・・(やっぱりご主人様は鈍感なの)」

 

 

何か、失礼な事を言われた気がする。

 

って、あ!?にゃのはに気を取られてたら、二人を見失った!?

 

 

「あー、困ったね。この混雑だと探すのは大変だから、今回は諦めよっかー(超棒読み)」

 

 

あの・・・・・・リッドさん?

 

 

「(にゃるほど、最初からそれが目的にゃのかー。さあ、どうするの?ご主人様)」

 

「えと、つまり?」

 

「僕達は僕達であそぼ?ね?」

 

「え?でも「ね?」ア、ハイ」

 

 

なんでだろう、今のリッドには逆らっちゃダメな気がする。

 

どうしよう、にゃのは?って、アレ?にゃのは?どこいったの?

 

 

「(デートのお邪魔ににゃるし、にゃのははクールに去るの。帰ったらご主人様に甘えるから寂しくにゃいもん!)」

 

 

 

 

後半に続く



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ふぇーとの一日①

ふぇーとが主役の物語


×月×日

 

 

にゃのはが居なくなった。どこ?どこにいるの?私のにゃのは!

 

小さい頃からの友達で、私の初めての友達で、私の大好きな猫。

 

大好きなお肉よりも大好きなにゃのは!にゃのはにゃのは!

 

あ、お腹すいた。ごはん食べよう

 

 

 

 

 

×月?日

 

にゃのはを探して三千里。でも飛べるからへっちゃら。

 

にゃのはの声を頼りに探してたら、にゃのはそっくりの人と出会った。兎さん?

 

 

「何、この珍動物?そうだ、捕獲して実験してみよう!天才である束さんですら知らない生物だもんね!データ収集データ収集♪~」

 

 

ひぃ!?に、逃げないとーーー!

 

人間界はとても怖いところです。

 

 

 

 

×月!!日

 

にゃのはが見つからない。お腹すいた。人間界って、食べ物少ないよ。

 

お肉、食べたい。お肉・・・・・・

 

 

「あれ?なんでこんなところに子犬がいるんだろ?」

 

「どうしたの、ヒナタ?あれ、子犬?キバの所の子?」

 

「あ、テンテンさん。ううん、金色の毛の子はいなかったと思うよ」

 

 

またにゃのはの声がする・・・・で、今度は私の声も聞こえる

 

お腹、すいた

 

 

「お腹空いてるのかな?私のお弁当のおにぎり、食べる?」

 

「ちょっとヒナタ、それってナルトに作ったおにぎりじゃないの?」

 

「大丈夫、さっき一楽に一緒に行こうって言われてるから」

 

「ナルトが?へー、やるじゃんアイツ」

 

 

おにぎり?美味しそう

 

あ、シャケだ!はぐはぐはぐ・・・・美味しい

 

ありがとう、白目のお姉さんとお団子頭のお姉さん

 

 

「あ、いっちゃった。撫でたかったのに・・・・・もふもふ」

 

「後で、赤丸で我慢したら?」

 

 

にゃのはを探さないと・・・・・

 

 

 

 

×月*日

 

リニスが言ってた。都会は恐ろしい場所だって。

 

本当だった。都会って恐ろしい!

 

だって、目の前には・・・・

 

 

「ハフハフ・・・・んっ、ハフハフハフ。んぐっ」

 

「モグモグモグ・・・・・・ごくん。うむ、美味だ」

 

 

目が痛くなるくらい真っ赤なナニカを物凄い速さで食べてるお兄さんとおじさんがいる。にゃのはの匂いをたどってきたのに、なんでこの魔境に来ちゃったの!?

 

 

「流石だな、天満幸助。この中国の歴史にしか刻まれない伝説の豆板醤を再現するとはな。魃店主が調理した麻婆の上を遥か上を超えている。地獄の業火に焼かれる辛さだが、その後に来る凝縮された食材の旨みの爆弾。最高を超えて、究極だ」

 

「苦労して作った甲斐がある。俺も最近の辛さにはマンネリだったんでな。古文書を読みあさって、復元するのには時間がかかったが、喜んでもらえて嬉しいぞ言峰」

 

「ふっふっふっ」

 

「クックックッ」

 

「これを他の者達にも食べさせてやろうではないか」

 

「ああ、それは名案だ。実に良い提案だ」

 

「どんな顔をするだろうな?」

 

「それはそれは、とても喜ばしい(自分達にとって)表情をするだろう」

 

「そうだな、感謝のあまり涙するに違いない(別の意味で泣く)」

 

「ふふふ。ふはははは!」

 

「ククク。くはははは!」

 

 

・・・・・・・逃げよう。私は何も見なかった。

 

その日から、赤いモノがトラウマになった気がした。

 

次の日、にゃのはを見つけた。にゃのは!にゃのはにゃのは!

 

でも、緑のお姉さんに捕獲された。この人怖い!絶対怖い!

 

昨日の二人と同じくらい怖い!本能が叫んでる、逃げてって!

 

結局、逃げられなかった。グスン




ども、ゼルガーです

はい、ゼルラジで予告していたふぇーとが主役のお話です

今回登場したゲストは、ISの束さん。NARUTOのヒナタさんとテンテンさん

そして、我らが外道教師こと言峰先生と、私のオリキャラの幸助。ぶっちゃけ、この鬼畜コンビは気に入ってます。

次回こそ、デート編後編です。ではまた


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二十四日目(後編)

一年ぶりに更新!

そして実は、「俺が魔法使いの弟子なのは間違っている」の世界とリンクしてます。

言峰神父が二人いるだって?二人は別人です

この世界の言峰先生と、Fate世界のサーヴァントとしての言峰神父(現在は泰山の店長)なので、別人です。


3月18日(晴)

 

 

 

気が付けば、オリヴィエとクラウスが居なくなっていた。ついでににゃのはも。

 

仕方ないので、僕はリッドと二人きりで見て回ることになった。まったく、二人がラブラブなのは知ってるけど、団体行動は守ってよね。

 

 

そういえば、遊園地に来たのは何時ぶりだろうか?中学校の卒業旅行かな?

 

あの頃は楽しかった。今も楽しいけどね。

 

でも、大切な友達のうち一人だけ別の高校に進学しちゃったんだよね。

 

イジメられて、性格が歪んでいって、目が死んでしまった親友。

 

総武高校に入学したって聞いたけど、元気でやってるのかな?八幡君。

 

 

 

「どうしたの?」

 

 

なんでもないよ。中学時代の友達を思い出しただけだから。

 

ねえ、リッド?聞いてもいいかな?

 

 

「何?」

 

 

僕ね、恋愛っていうのがわからないんだ。

 

クラウスやオリヴィエ。士郎や凛とかみんなを見ていてもわからない。

 

中学の時、大切な親友が一人の女の子に告白してフラれて、それをクラス中にからかわれて酷い目にあってて、悲しそうに泣いてて。

 

僕は彼に何もできなかった。

 

だからかな、僕は恋愛が怖い。

 

人を好きになるのが怖いんだ。

 

おかしいでしょ?自分が酷い目にあったわけじゃない。自分が虐められたり、トラウマになったわけでもない。

 

あの光景を見て、僕は恋に恐怖してしまったんだ。

 

実を言うとね、僕はリッドの好意にはなんとなく気が付いてた。でも、気が付かないフリを続けてたんだ。怖かったから。

 

ねえ、リッド。君はそんな僕が本当に好きなの?

 

情けなくて、親友一人助けられなくて、ただ見てるだけしか出来なかった僕を。

 

 

「・・・・・・馬鹿。鳴善、君は本当に馬鹿だ」

 

 

僕はリッドにビンタされた。当然だよね。こんな僕が叩かれて当然だ。

 

 

「違う、違うんだよ鳴善。僕はちゃんと知ってるよ。君の事を」

 

 

え?どういうこと?

 

 

「霊夢や魔理沙から君の事は聞いた。だって、僕は君が知りたかったから。そして、ずっと僕は君を見てきた。どうしてだかわかる?」

 

 

あの2人が・・・・・・でもどうして

 

 

「霊夢と魔理沙は君が好きだから。でも、2人は君に近すぎて・・・・・・兄弟のように育った幼馴染だから君を理解してても受け入れようとしても、ダメだったから。だから、僕に託してくれた」

 

 

う、嘘。三人も僕を?でも・・・・・・

 

 

「もう一度言うよ、君は馬鹿だ。大馬鹿だ。でも、そんな君だからこそ、僕は好きになったんだ。だから、僕は君の全てを受け入れられる」

 

 

僕はリッドに抱きしめられ、唇を奪われていた。

 

ちょっ、ちょっと!?り、リッド?!

 

 

「これで、君は僕のモノだ。何があろうと、僕は君から離れないし、離さない」

 

 

い、いやでも!

 

 

「拒否権は無いよ?ちなみに、お互いの両親に婚約者扱いされてるし、高校を卒業したら結婚することになってるよ」

 

 

・・・・・・・・はい?

 

 

「お義母さんから、いつでも家に泊まりにおいでって言われてるから、今日は泊まりに行くね?」

 

 

・・・・・・・やっぱりアンタかーーーー!お母さーーーーーん!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

この日から、僕たちは付き合うことになった。てか、婚約者なんて聞いてない!

 

 

 

 

~少し離れた場所~

 

 

クラウス「おおー、リッドのヤツ大胆だなー」

 

オリヴィエ「そうですね。まあ、リッドが押さないとあの鳴善は絶対にヘタレるでしょうしね」

 

にゃのは「これにて、一件落着にゃの。おめでとう、ご主人様」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く



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