日本国と大日本帝國 混じりあう二つの日本 (アメリカ海兵隊)
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本作設定
大日本帝國 設定


正式国名『大日本帝國』

 

公用語 日本

首都 東京

 

政府

天皇陛下 天笠(あまが)天皇陛下(126代天皇陛下)

 

内閣総理大臣 渡辺雄三(わたべゆうぞう)

 

人口 9986万9943人

 

通過 円

 

備考

第二次世界大戦、連合軍に圧倒的勝利をした国で戦後男女平等を掲げ、女性も政界へ進出している

第二次世界大戦が始まる前までは史実の日本と同じ歴史である

 

千島列島から沖縄までの大日本帝國領土とトラック諸島がこの世界に転移してきた

 

自治制度は集権制度である

 

また人口は色々あって日本より少ない

元に居た世界では軍事大国兼技術大国兼経済大国だった

 

経済は前例のない超々好景気である(2034年現在)

技術力もナチスドイツ第三帝國と同じように高い

 

電力製造 石炭 29% 石油 21% 天然ガス 34% 原子力 6% 水力3% 地熱4% その他3%

 

天皇陛下

大日本帝國の国家元首で現人神(大日本帝國はそう思っている)

 

軍民問わず天皇に対して狂信的

 

公共の場やインターネット、ブログで天皇陛下を侮辱したり、天皇、皇室批判したら不敬罪で即逮捕(禁固10年から無期懲役ですむ ただし天皇に対して死ねとかくたばれと発言したら国民に八つ裂きか火炙りにされる可能性有り また家族もろとも村八分の扱いを受ける(市民権や医療保険も停止もされる))

直接的暴行や殺害(暗殺)を目論んだり、計画しているのが判明したら即、完全武装した憲兵や特高、場合によっては陸海空特作軍海兵の5軍も動く(前者は無期懲役、強制重労働で済む 後者は死刑(計画準備をしていり、実行開始したら即射殺可)と極刑になる)

 

余談だが他国の政府の高官が天皇を批判したら、次の日その国の外務省や内務省のPCが全部ウイルス感染すると言う都市伝説がある

 

警察系組織

大日本帝國は第二次冷戦の影響で幾つかの種類に別れている

普通の警察 主に国内の犯罪を取り締まる

 

特別高等警察(通称 特高(公安の前身)) 主に他国の破壊工作員や工作員、スパイ、反社会組織、過激な宗教団体、中央区省庁、一般政党等を監視、情報収集している(噂では戦闘ヘリや歩兵戦闘車を保有している部隊が居るとか)

 

湾岸警務隊 事実上の準軍事組織

役割的には日本の海上保安庁と同じ

 

軍事

常備軍人 229万6942人(近衛軍除く)

予備役 156万5150人

 

世界最強の名を有する世界最強、敗け知らずの無敵の軍隊

人員もアメリカ軍、中国軍を抑えて堂々の一位で兵士一人ひとりの練度も、兵器の質は世界最高である

派生組織は陸軍、海軍、海兵隊、空軍、特殊作戦軍に別れている

 

徴兵制度の義務も有る

基本長男は徴兵されないが、自ら志願した場合は可である これは女性も同様である

 

また大本営は陸軍、海軍、空軍、海兵隊、特殊作戦軍の最高司令所であり陸軍省、海軍省、空軍省、海兵隊指揮局、特殊作戦軍総指揮局の頂点に位置する

 

陸軍

大日本帝國軍の中で最大規模の人員を有し、多数の歩兵、機甲、砲兵、ヘリ戦力を保有している 師団数は142個まである(通常師団、専門師団含めて)

常備員はおよそ55万

 

海軍

陸軍の次に人員を有している

およそ9個の艦隊、13個の空母打撃戦闘艦隊、6個の潜水艦艦隊を有している

かつては陸戦隊を有していた

常備員は52万

 

海兵隊

かつては海軍所属の陸戦隊だったが1952年に海軍から独立

戦後はアメリカ海兵隊を手本に組織を改革した がその影響かアメリカ海兵隊のモットーと同じ“少数精鋭”や“海兵隊全員がライフルマン(優秀な歩兵)”を掲げている

アメリカ海兵隊と同じ独自の航空戦力と陸上戦力を保有する

常備員は41万

 

空軍

かつては陸軍航空隊だったが1948年に陸軍から独立

主な任務は領空や宇宙空間、サイバー空間の防衛

また軍事作戦時は陸軍や海兵隊を航空支援をする

常備員46万

 

特殊作戦軍

大本営直属の軍 大日本帝國版SOCOMと言われている

陸軍、海軍、海兵隊、空軍の精鋭が集まっている

本軍の詳細は最高軍事機密のため詳しくはわからない

常備員は35万

 

近衛軍

天皇陛下直轄の軍(衛兵)

各軍の優秀な人材が集まっている

さらに装備も豊富

派生組織

陸上部隊

皇居を警備する

戦車は無いが歩兵戦闘車(TOW付)や対空兵器、迫撃砲、対戦車火器(ジャベリンやパンツァーファウスト)、携帯式対空ミサイル、対物ライフル、ライオットシールド、テーザーガン、その他銃火器、更には小型の防空レーダーを有する(近衛軍の規模の枠を越えてる)

人数450名

 

海上部隊

皇居周辺にあるお堀を警備する

ゴムボート(武装はミニガンとM2)を6隻(うち2隻は予備)保有している

人数 35名

 

航空部隊

戦闘ヘリ(AH64)2機、観測ヘリ(OHー2 OHー1の後継機)4機を保有

人数 28名

 

経済

2019年に南鳥島近海で大量のレアアースが採掘され、尖閣諸島の大量の地下資源も採掘し売り飛ばした結果 景気が良くなった(大日本帝國だけ)

 

なお大日本帝國には史実では解体された財閥が有る

三蔆(みつひし)財閥(モデル三菱(みつびし))、三石(みついし)財閥(モデル 三井(みつい))、住友(しゅうゆう)財閥(モデル 住友(すみとも))、富嶽(ふがく)財閥(モデル 富士(ふじ)産業(旧中島飛行機))が大日本帝國の財閥である

 

国内総生産における財閥の比率は87%で三蔆は30%、三石は23%、住友は22%、富嶽は12%である

 

地方経済力順位は

1関東信越地方 2近畿地方 3東海北陸地方 4九州地方 5中国四国地方 6四国地方 7東北地方 8北海道



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ナチスドイツ第四帝國 設定

制式国名『ナチスドイツ第四帝國』

 

公用語ドイツ語

場所 大島島(おおしまとう)

 

政府

総統 アドルフ・ヒトラー

 

人口 52万5680人

 

通貨 円

 

備考

大日本帝國と同じく連合軍、ソ連軍に対し圧倒的勝利をした

第2次世界大戦が始まる前までは史実のドイツと同じだった

また第四帝國は大日本帝國に居たドイツ人旅行者、技術者、科学者、軍関係者、ナチスドイツ第三帝國首脳部によって作られた臨時国家である

元の世界では軍事大国兼技術大国兼科学大国であった

財政は大日本帝國に依存している

人口のほとんどが軍事関係者で残りは技術者や、科学者、旅行者ら等である

 

軍事

 

人員40万

 

世界第二位の軍事力を保有していたが大日本帝國の転移に巻き込まれたために今は極東派遣軍及びナチスドイツ第三帝國首脳部の護衛の武装親衛隊しか居ない

兵士の練度、兵器の質も世界トップレベルである

 

陸軍

人員 13万

 

元はドイツ国防陸軍だったが第二次大戦後、ナチスドイツ第三帝國陸軍に改名 今はナチスドイツ第四帝國陸軍に改名した

人員の数は転移時大日本帝國に在留していた数しか居ない

 

保有戦力は10個の戦車大隊、13個の歩兵大隊、5個のヘリ大隊、4個の支援大隊(工兵等)、4個の補給部隊がある

 

 

海軍

 

人員14万

 

元はドイツ海軍だったが陸軍と同じ大戦後ナチスドイツ第三帝國海軍に改名 今はナチスドイツ第四帝國海軍である

 

保有戦力は空母3隻 戦艦5隻 イージス艦38隻(駆逐艦、巡洋艦含む) 潜水艦10隻 支援艦3隻 強襲揚陸艦4隻 

人員の数は転移時大日本帝國に在留していた数しかない

 

空軍

 

人員13万

 

元はドイツ空軍だったが大戦後ナチスドイツ第三帝國空軍に改名した 今はナチスドイツ第四帝國空軍である

 

人員の数は転移時大日本帝國に在留していた数しかない

 

保有戦力は戦闘機340機 攻撃機300 爆撃機 95 偵察機 40(戦術、戦略含めて) 哨戒機 60

電子戦機 65 輸送機100 ヘリ350 無人機250

 

武装親衛隊

総統直属の兵

人員は5890人

 

ナチスドイツ第三帝國各軍から優秀な人材を集めた また兵器もナチスドイツ第三帝國陸軍が採用している兵器を保有している そして独自の航空戦力を有している

 

保有戦力 5個歩兵大隊 4個降下猟兵大隊 4個戦車大隊 3個砲兵大隊 3個工兵中隊 4個補給部隊 4個航空中隊 特別砲兵隊 

 

経済

大日本帝國に居たドイツ第三帝國首脳陣が建国したため経済は大日本帝國の援助がないと危ない

 

アドルフ・ヒトラー

脳以外は機械で出来た半分人間半分機械人間で見た目は1945年の姿

月に1度体(機械)のメンテナンスがある

また体が機械のため腕力や握力は鍛えられたマッチョの軍人並である



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本作 登場兵器紹介

大日本帝國

 

小火器

 

 

30式歩兵銃

大日本帝國軍主力の突撃銃(アサルトライフル)

バイポット、銃剣等を標準装備している

M4カービンみたいにガンレールがある

使用弾薬は5.56×45mm枢軸弾(規格としては5.56mmNATO弾と同規格)

派生型の中には7.62×51mm枢軸弾(7.62mmNATO弾と同規格)使用の銃がある

 

30年式騎兵銃

30年式歩兵銃のカービンモデル(銃剣着剣可)

 

14年式対物狙撃銃

13.5mm枢軸弾を使用する狙撃銃(銃剣着剣可)

 

南部18年式拳銃

9mm弾を使用する拳銃 軍や警察、近衛軍、SP、民間問わず使われている 装弾数は15発

 

南部式機関拳銃

9mm弾使用のマシンピストル 装弾数35発

 

11年式散弾銃

ポンプアクション式ショットガン 威力はSPAS12より強力で、強力すぎるが故に対人使用について批判の声がある(銃剣着剣可)

 

21式軽機関銃

5.56mm枢軸弾仕様のLMG(銃剣着剣可)

 

13式重機関銃

13.5mm枢軸弾を使用する機関銃

 

99式狙撃銃

7.62mm枢軸弾を使用するボルトアクション式狙撃銃

採用から30年近くたつ(銃剣着剣可)

 

22式水中歩兵銃

水中で使用する突撃銃(アサルトライフル)

主に特殊作戦軍が使用する(銃剣着剣可)

 

11式屈折歩兵銃

突撃銃(アサルトライフル)をコーナーショットみたいにしたもの

 

10連装式擲弾器

40mmグレネードランチャーを10発装填している擲弾発射器

 

7式火炎放射器

 

五六式軍刀

士官が所有する軍刀

 

七一式軍刀

将校が所有する軍刀

 

陸上兵器

 

25式戦車

武装

51口径135mm砲

13.5mm機銃

7.62mm機銃

重量 48.9t

速度85km/H(整地)

全長10.6m

全幅4.9m

詳細は12話の調印後

 

35式戦車

武装

42口径115mmレールガン

13.5mm機銃

7.62mm機銃

重量 49.9t

速度 87.4km/H

全長 11.5m

全幅 5.8m

 

レールガンを搭載したホバータンク

元は25式戦車の後断として開発が開始された

装甲はゼレラミニックバルと呼ばれる特殊な装甲を採用

その強度は例えば後部にRPG7(ソ連の対戦車兵器)の弾頭が5発直撃しても無傷である

またエンジンは反重力エンジンを登載

ホバータンクの為水上でも泥中でも悪路でも地雷原でも何処ででも走れる

まさにチートである

 

3式対空戦車

武装

8.8cm対空レーザー

重量 45t

速度 47.4km/H

全長10.6m

全幅4.9m

 

車体は25式戦車を使った対空戦車

武装のレーザー兵器は使用対地攻撃にも使える

 

90式対空戦車

スペックは87式自走高射機関砲と同じ

ある意味常識的な兵器

 

海上兵器

 

大和(三代目)

戦艦大和の三代目

2000年に進水した

現在は幾多もの改装の結果以下のようになった

 

武装

45口径46cmレールガン三連装砲×3

15.5cm三連装砲×2

1式高角砲(3式対空戦車の砲塔、8.8cmレーザー砲を使用)

12式巡航ミサイル

18式対艦ミサイル

21式短距離対空ミサイル

15式中距離対空ミサイル

31式長距離対空ミサイル

22式対潜ミサイル

複合型35mmCIWS

RAM

 

速度39.8ノット

全長、全幅は史実と同じ

エンジンは核融合炉を使用

 

双胴戦艦播磨 (はりま)

 

武装

45口径46cmレールガン三連装×8

55口径51cmレールガン二装砲×2

1式高角砲

15.5cm三連装×4

12式巡航ミサイル

18式対艦ミサイル

21式短距離対空ミサイル

15式中距離対空ミサイル

31式長距離対空ミサイル

22式対潜ミサイル

複合型35cmCIWS

RAM

 

搭載航空機数

円盤機6機

 

速度37.8ノット

全長379m

全幅130m

エンジンは核融合炉を使用

大日本帝國海軍聯合艦隊の旗艦

モデルはウォーシップガンナー2 ポータブル

 

信濃(三代目)

 

全長598M、全幅89Mの超巨大空母

艦載機数は190機近く

1999年に進水した空母

 

武装

短距離対空ミサイル

複合型35mmCIWS

 

飛龍型航空母艦

 

全長360M

全幅52M

艦載機数100機前後

 

短距離対空ミサイル

複合型35mmCIWS

 

大日本帝國海軍が採用している量産型航空母艦

機関は核融合炉

 

陽炎(かげろう)型駆逐艦

 

大日本帝國海軍主力駆逐艦

 

本級はドイツ産のイージスシステムをライセンス生産した独自改良型を搭載しており最大探知距離は800km同時に追尾できる目標数は450以上である

 

全長180m

全幅50m

最大速度41ノット

 

武装

8インチ単装砲×2

一式高角砲

対艦ミサイル

各種対空ミサイル

対潜ミサイル

巡航ミサイル

複合型35mmCIWS

 

ヘリ又は円盤機、二機

 

航空兵器

 

円盤型高機動多目的戦闘機

 

見た目がUFOの戦闘機 元はドイツで開発してたが大日本帝國も開発に参加して製作した機体

ステルス戦闘機でレーダーに映ることはまずあり得ない

固定武装はレーザー機銃(連射速度が速い)

ウエポンベイには回転式ランチャーが有り多数の各種ミサイルや爆弾を搭載できる

エンジンは反重力エンジンである

派生型には輸送機タイプと爆撃機タイプがある

 

武装

15mmレーザー機銃

回転式三連装レーザー機銃×2

 

全長35M

最高速度 マッハ3

航続距離 軍事機密

 

弐式偵察ヘリ

ステルス偵察ヘリで偵察ヘリ一式偵察ヘリ(OH1)の後継機

見た目がRAH66コマンチに似ている

武装は対空ミサイル4発(対戦車ミサイルも搭載可能)と35mm機関砲

 

ニ七式武装戦闘ヘリ

 

大日本帝國最強の戦闘ヘリ

武装30mm機関砲

各種ロケット弾

各種対地、対戦車ミサイル

 

三式多用途戦闘機

大日本帝國空軍及び海軍、海兵隊のステルス主力戦闘攻撃機

2017年に旧式化した2式多用途戦闘機(F-2)の後継機

丙型乙型甲型と有り丙型は空軍仕様、乙型は海軍仕様(主翼の折り畳み機能やフックを着けた)、甲型はV/STOL機で海兵隊が使用している

 

四式多用途戦闘機

大日本帝國が開発している次期主力ステルス戦闘攻撃機

2034年に三式多用途戦闘機の後継機として開発が開始されているステルス戦闘機、設計は三式戦闘機をベースにしていて、三式戦闘機と違う点はエンジンは反重力エンジンを搭載、固定武装の機銃はレーザー機銃に変更 戦闘用のソフトウェアも最新型に変更、反重力エンジンを搭載しているためインテーク(空気取り入れ口)が無くなり登載出来るミサイルの数も増え、大型の武装(装置)も搭載できる

丙型(空軍仕様)乙型(海軍仕様)甲型(海兵隊仕様)と開発している

試験飛行も終え、2038年に配備予定である

 

一九式戦略爆撃機 ヤタガラス

見た目はB52のステルス爆撃機

特殊なコーティングや塗料によりレーダーに映らない(試作兵器に紹介している新型レーダー以外のみに限る)最強の爆撃機で凡そ43.2tの爆弾を搭載可能

 

F-15EJ改

大日本帝國空軍の主力戦闘攻撃機

米軍のF15Eを独自改良したもの

インテーク(空気取り入れ口)にカナードを取り付け、機動力を高めた

またエンジンを試験的に反重力エンジンを搭載した機体も数機ある

しかし老朽化が著しく反重力エンジンを搭載したもの以外は2040年を目処に退役が決定した

余談

本機は老朽化しているがそれでも機体の旋回性能、兵装搭載量、生存性がこの世界の第一線で稼働している戦闘機より高い

 

超兵士

別名遺伝子改良型人体生命力強化兵士

人体の遺伝子を改良(改造)した最強の兵士

超兵士になるためにはまず超兵士になれるかどうかの適性検査が行われる 検査の基準を超えた者は体内に遺伝子を強化する薬品を投入される その後1時間ほど身体中に激痛がする そして終わった時には普通の遺伝子が強化される その後は筋肉増強剤や反射神経を強化する薬品を投入 そして一日過ぎたら身体検査を行う その後は超兵士の訓練生になるための手続きをしてその日は終了 次の日に超兵士の訓練を行う 内容は、歩兵基本訓練、サバイバル術、空挺訓練、特殊選抜訓練(そして適性検査と同時に軍事機密取扱資格検査、主義主張検査、超兵士部隊員資格を行う)等々の試練を乗り越えてようやく超兵士として一人前の超兵士となる(訓練期間は1年はかかる)

 

因みに超兵士になったら死ぬまで軍に所属しなければならない。その代わりに恩給は高く(月収90万位)、家族生活保証もいい(例 病院の料金、老人ホームの利用料金の三分の一は政府(軍)が払う)

結婚も出来るが子作りは出来ない(遺伝子技術の漏洩を危惧してのこと)

 

宇宙空間兵器

 

戦略攻撃型人工衛星 天之瓊矛(アマノヌホコ)

 

大日本帝國が開発した最新戦略兵器

タングステンで出来た直径35cm、長さ10mのロケット弾を35発搭載した兵器 同型は5機

 

光線型攻撃人工衛星

 

レーザーを使うレーザー衛星

 

試作、設計段階、計画段階の兵器

 

試作機 XAHーX

 

ステルス戦闘ヘリ

 

この機はレーダーにも目でも見えないステルスヘリ

飛行性能は高く良好な成績を出した

スペックは不明

モデルは映画パトレイ〇ーに出てくる自衛隊のステルスヘリ

また同機の光学迷彩技術を使った輸送ヘリ、戦車、光学迷彩戦闘服を開発中

 

試作兵器 新型特殊爆弾

核に変わる兵器とされる 威力などはまだ起爆実験をしてないため未知数(近々地下爆発実験を計画中)

一説では放射能を放出しない核爆弾だとか

 

試作兵器 新型レーダー

ナチスドイツ第四帝國と共同開発中のレーダー

ステルス機を探知するために開発された

極秘実験では米軍のF22やB2を探知出来たとか

現在一部陸海軍で実践配備

 

試作兵器 無人遠隔操作戦車

 

武装

40口径100mmレーザー砲(三式対空戦車の技術を応用したもの)

13.5mm機銃

 

重量53t

全長13.8m

全幅6.5m

速度41km/H

 

大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國の技術の粋を集めて作った次世代型戦車

 

文字通り無人の遠隔操作式戦車で本国又は前線指揮車から操作可能、防御力も高いが、一両(量産タイプ)の値段が三式多用途戦闘機二機分(一機147億円)と言うことでめちゃくちゃ高い

(価格が高いことで無人は諦めて有人式のやつを作るかついに議論中(それでも値段が160億円近くになる))

 

計画兵器

 

プラズマ砲

陸軍海軍が共同で計画している近未来兵器

 

人型多目的戦闘兵器

ガン〇ムみたいな人型兵器

すぐにでも作れるが見た目はどういう感じにするかで議論の真っ最中

 

電磁防御壁発生装置 Bー57type1

軍が長年求めていたシールド装置

 

従来の科学力では実現不可能だったが反重力装置が開発されてから同装置から発生する特殊な粒子を利用して壁を作るらしい

 

余談

大日本帝國国内のネットで反重力装置又はエンジン 電磁防御壁発生装置 と検索すると特高か憲兵が来る



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本作 登場兵器紹介(ナチスドイツ第四帝國)

ナチスドイツ第四帝國

 

小火器

 

Stg66

ナチスドイツ第四帝國主力の突撃銃(アサルトライフル)

使用弾薬は5.56×45mm枢軸弾を使用

M4みたいにガンレールがある

 

MP78

ナチスドイツ第四帝國主力のSMG(短機関銃)

使用弾薬は9mm弾を使用

 

MG7

ナチスドイツ第四帝國主力の汎用機銃

使用弾薬は7.62×51mm枢軸弾

 

P41

ナチスドイツ第四帝國の将兵が保有している拳銃

使用弾薬は9mm弾

装弾数は9発

 

パンツァーファウスト9

ナチスドイツ第四帝國と大日本帝國、大イタリア王国(大日本帝國がいた世界にあるイタリタの国名)、満州国、フィンランド、ブルガリア、ハンガリー、タイ等その他枢軸国で採用された携帯式対戦車兵器

 

 

陸上兵器

9号戦車 ナースホルン(ドイツ語でサイ 25式戦車)

武装

51口径135mm砲

13.5mm機銃

7.62mm機銃

重量48.9t

速度85km/H(整地)

全長10.6M

全幅9.6M

 

大日本帝國と共同開発したナチスドイツ第四帝國及び武装親衛隊の主力戦車

 

10号戦車 タイガーⅡ

武装

46口径135mm砲

13.5mm機銃

7.62mm機銃

重量 50t

速度82.1km/H(整地)

全長12.7M

全幅11.4M

 

ナチスドイツ第四帝國の主力戦車

主にナチスドイツ第三帝國陸軍、武装親衛隊に配備されている

 

110mm滑空砲搭載戦闘装甲車

武装

40口径110mm滑空砲

13.5mm機銃

7.62mm機銃

重量 38t

最高速度86.9km/H

全長15.6M

全幅11.2M

 

ナチスドイツ第四帝國軍、武装親衛隊が採用している車輪式戦闘装甲車で乗員は四人(車長、操縦士、砲手、通手)

 

2号対空戦車

武装

40mm機関砲×2

対空ミサイル×8

7.62mm機銃

重量35t

最高速度67km/H

全長11M

全幅4M

 

ナチスドイツ第四帝國軍が採用している最新式の自走機関砲/ミサイルシステム レーダーはフェーズドアレイレーダーを搭載

 

海上兵器

 

ビスマルクⅡ

ナチスドイツ第三帝國海軍極東派遣艦隊旗艦

 

武装

38.1cmレールガン連装砲×4

15cm連装砲×6

巡航ミサイルヴァルチャー

対艦ミサイルアリガドール

対空ミサイルグリフォン

対潜ミサイルジャーク

30mmCIWS

RAM

 

速度38.2ノット

 

潜水航空母艦

文字通り潜水可能な航空母艦

全長390M

全幅78M

艦載機数112機

 

武装

埋め込み対空ミサイルランチャー×4

埋め込み式30mmCIWS

 

速度36ノット (潜水時24ノット)

 

世界最大級の潜水空母で静粛性はそこそこ高い だが従来の潜水艦とは大きさ等が違い、操縦性は少し悪く、建造コストや維持コストも高い

 

航空兵器

 

Me11

 

メッサーシュミット社が開発したナチスドイツ第四帝國主力の戦闘機

 

Fw11

 

ナチスドイツ第四帝國海軍主力のステルス機

 

スツーカ20G

 

ナチスドイツ第四帝國主力の攻撃機

武装は33mmバルカン砲とその他ロケット弾、誘導爆弾、各種ミサイルを搭載可能

 

余談ではあるがとある空軍軍人の人は勝手に無理矢理主翼に大口径の機関砲を搭載して演習に参加したりしている

 

ハウニブー

ナチスドイツ第四帝國が世界に誇る高機動力を持つ円盤兵器

武装はレーザー機銃

その他ミサイル、爆弾



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大日本帝國出現
プロローグ


201X年 1月28日0時ちょうど 西太平洋上で震度5強の地震が発生した 

日本 東京 首相官邸 寝室

ここには一人の男が静かに眠っていた 

ピリリリリ ピリリリリ

?「んん? なんだ? こんな時間に?」

彼は日本の首相 穐原光示(あきはらこうじ)

『夜中に突然すみません』

穐原「謝罪はいいから一体何が有ったのだ?」

『はい 実は西太平洋で震度5の揺れを探知しました』

穐原「なに? それで被害は?」

『はい ただいま集計中なのですがこれといった被害が確認されていません』

穐原「なに? 震度5なら津波とかの被害があるはずだぞ 」

『はい 普通はそうなんですが何故か津波は確認されてません』

穐原「(一体どうなってるんだ?)それで今回の地震だが津波警報とか出したんだよな?」

『はい』

穐原「津波が確認されてないから解除しても問題はないか?」

『問題は有りませんが真夜中地震が発生して津波が来るので避難してくださいと言ってそれで慌てて避難した人達からは不満が出ますよ』

穐原「まあそうだが 津波が確認されてないのなら解除した方がいい」

『了解しました』ガチャッ

穐原「ふぅ やっと寝れる」

 

次の日の朝

 

穐原は報告書を見て頭痛をおこしていた

朝起きて妻と子ども 家族三人で朝食を済ませ、官邸に向かって執務室に入って仕事の始まる8時まではいつもどうりで良かった 8時になったときに頭痛の原因となる報告書が届いた その内容は

本日未明に発生した地震の震源地にもうひとつの日本列島を確認 だった

 

穐原「なんだ?朝一番の知らせがこれか? こんなもんはエイプリルフールで充分だ」

秘書「しかしこれは現実です」

穐原「よし すぐに閣僚を集めろ それともうひとつの日本列島だが今日は国民に伏せとけ」

秘書「了解しました」

穐原「それから」

ピリリリリ ピリリリリ ピリ ガチャッ

穐原「もしもし」

?『HEY グッドモーニング Mr.アキハラ』

穐原「おお ジョニー大統領 グットモーニング」

 

彼はアメリカ合衆国大統領のジョニー大統領である

 

穐原「大統領 御用件はなんですか? 私急ぎたいので」

ジョニー『まあ落ち着きたまえ 要件は君が知っている西大平洋に現れたもう1つの日本列島についてなのだよ』

穐原「この日本列島については何も知りませんよ」

ジョニー『イヤイヤ 別に君達を疑ったりはしてない それにたった一晩でもう一つの日本列島は作れないからね』

穐原「それを聞いて安心しましたよ」

ジョニー『ハハハ まあ冗談は置いとき実は君に聞いてほしい話が有ってね』

穐原「例の列島はついてですか?」

ジョニー『ああ 我軍の人工衛星からの情報なのだがあの列島だが実は横須賀や東京とおぼしき場所の写真を見たんだが我々の知っている町並みとは大分違う 更に横須賀らしきところには空母が4隻確認された しかも甲板に日の丸が書いてあったよ』

穐原「空母!? 日の丸!?」

ヤバい左翼や平和主義団体、自称沖縄の近隣住民が聞いたら発狂するレベルだぞ 

ジョニー『それでこれはまだ推測なのだがこの列島はもしかしたら別の世界からやって来たものじゃないのかな?』

穐原「そんなことが有るわけ無いじゃないですか」

ジョニー『じゃああの列島が出現した説明は?』

穐原「それは」

ジョニー『一応在日米軍にはデフコンレベル4にした 自衛隊も有事の際出動できるようにしてくれろ』

穐原「わかりました大統領 情報提供感謝します」



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スクランブル

峯岡山分屯基地

ここには中部航空警戒管制団があり関東エリアを監視している

監視員「レーダーに反応あり 機数1」

監視員「直ちにスクランブル要請だ」

監視員「了解」

 

百里基地

管制員「了解 直ちにスクランブル発進します」

 

ウーーーーーー

 

サイレンが鳴ると同時にパイロット達が2機のF15DJに向かって走り出した

 

五分後

 

管制官「ジャガー隊 発進を許可します」

ジャガー1『了解』

 

そして2機のF15DJは未確認機のところに向かった

 

しばらくして

 

ジャガー1「管制官へこちらジャガー1 未確認機の戦闘機を確認した」

管制官『こちら管制官 了解』

ジャガー1「ジャガー2 援護を頼む」

ジャガー2「了解」

 

さしてジャガー1が未確認機に有る物を見つけた

 

ジャガー1「こちらジャガー1 管制官応答願う」

管制官『どうした?』

ジャガー1「未確認機に日の丸を確認した」

管制官『何を言ってる? 今日その空域での訓練なんて無いぞ』

ジャガー1「ならなんで日の丸がある?」

管制官『わからない それよりも未確認機に警告をしてくれ』

ジャガー1「了解」

ジャガー1「こちらは航空自衛隊だ 貴機は日本領空に接近している 直ちに進路を変更せよ」

未確認機「・・・・・・」

ジャガー2「隊長 未確認機進路変更してません」

ジャガー1「こちら航空自衛隊だ 貴機は日本領空に接近している 直ちに進路を変更せよ」

 

そして未確認機が急旋回して来た航路を辿って戻っていった

 

ジャガー1「こちらジャガー1 未確認機が戻っていった」

管制官『了解 ジャガー隊帰投せよ』

ジャガー1「了解」

 

首相官邸

ピリリリリ ピリリリリ

穐原「もしもし『・・・・』何?日の丸を付けた戦闘機が来た? それでその戦闘機はどうなったのかね?『・・・・』そうか わかった この件でわかった事が有ったらすぐ報告してくれ『・・・・ 』そうだ それでは」

ガチャン

穐原「日の丸を付けた戦闘機か」

ピリリリリ ピリリリリ

穐原「はいもしもし」

ジョニー『やあアキハラ 今朝ぶりだね』

穐原「大統領でしたか(ゆっくりさせてくれよ) ご用件は何ですか?」

ジョニー『なに在日米軍から連絡が有ってな なんでも日の丸を付けた戦闘機が来たそうじゃないか』

穐原「どこでそれを?」

ジョニー『ペンタゴンからの情報だ』

穐原「そうですか」

ジョニー『いいか アキハラ これは日本だけの問題じゃないぞ 太平洋にもう一つの日本が出てきたんだ これは国際問題だ もしなにかわかったらお互い情報を共有しようじゃあないか』

穐原「そうですね そう言えば人工衛星の情報はどうでしたか?」

ジョニー『まあ こちらも全力で調べて報告書を纏めているところだ 今わかった情報は沖縄にある普天間基地、青森県に有る在日米軍の基地が見当たらないのだよ』

穐原「普天間がないですか 羨ましいなぁ」

ジョニー『何か言ったか?』

穐原「いいえ」

ジョニー『そうかそれではきるぞ』

穐原「わかりました では」

ガチャン

穐原「あの日本は何なんだ そうだそれよりも明日あの列島を公表するんだった 今のうちに原稿を考えておくか」



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公表

太平洋にもう一つの日本列島が現れて1日がたった頃

今首相官邸記者会見室に沢山の新聞記者、テレビ局(無論生中継)の人も居た

記者「なあ 今日の総理の会見一体なんだと思う?」

記者「きっと昨日の地震についてじゃないのか? 太平洋で震度5の地震が有ったのに津波が確認してなかったし 」

 

日本をはじめとした各国は太平洋で地震が確認されたのに津波が来てないのか不思議に思っていた

 

記者「総理が来たぞ」

 

穐原総理が記者会見室に入室してきた そして国旗に対し一礼をして壇上にあがった

 

そして進行係がこれから緊急発表することをつたえた

 

穐原「えー本日全国民の皆様にお伝えしなければならない事態が発生したのでこの場を借りて発表します」

 

総理のその一言で会場がざわついた

 

記者「そ 総理一体何がが有ったのですか?」

またある記者は

記者「自衛隊に防衛出動待機命令を出したのですか?」

等と言っていた

 

穐原「えー 国民の皆さんにお伝えしなければならない内容ですが、昨日午前5時頃に衛星で昨日の地震が発生した震源地の状況を確認したときに発見したものですが、その内容が現実離れしていて未だにその内容が信じられません」

記者「総理 その震源地で一体何を見付けたのですか?」

穐原「その震源地で発見された物ですがそれは」

 

穐原は一拍置いた

 

穐原「もう一つの日本列島です」

 

その瞬間会見室が静まり返った

しばらくして

 

記者「そ、総理もう一度お願いします」

穐原「昨日の地震の震源地にもう一つの日本列島を確認しました」

穐原がその衛星写真を見せた そこには小笠原諸島の近くにもう一つの日本列島が有った

 

その瞬間会見室が驚きの声が響いた

 

記者会見室が混乱した為会見が一時中断となった

 

そして混乱が収まると会見を再開した

 

穐原「そして昨日の閣僚会議でこの列島の政府と国交を結ぶため使節団と護衛のため自衛隊の派遣を決定しました それでは発表を終わります」

 

そして穐原総理の記者会見の中継を見ていたアメリカの首脳政府は

 

補佐官「大統領これからどうします?」

ジョニー「無論我が国も国交を結ぶさ」

補佐官「しかし穐原総理は例の空母の事を話してませんね」

例の空母とは甲板に日の丸を付けた空母のことである

ジョニー「まあ、それは仕方ないね。それよりも、中国、ロシアの動向はどうだ?」

補佐官「ペンタゴンの報告では今のところこれといった動きがありませんね。まあ有るとしたら、漁船の領海侵犯位でしょう」

ジョニー「そうか」

 

ピリリリ ピリリリ ピリ ガチャ

 

ジョニー「私だ そうか通してくれ」

補佐官「どうしたのですか?」

ジョニー「ペンタゴンから例の日本列島について新たな情報が手に入ったそうだ」

補佐官「そうですか」

 

コンコン

 

ジョニー「入っていいぞ」

?「失礼します」

ジョニー「それでどんな情報なんだ? ウィリアム」

ウィリアム「はい 例の日本で新たな空母を12隻確認しました」

ジョニー「そうか」

ウィリアム「それと例の日本の佐渡島らしき所ではICBMを確認しました」

ジョニー「長距離核ミサイルか?」

ウィリアム「核を搭載しているかはわかりませんがサイロを多数確認しました」

ジョニー「1度各閣僚を読んでくれ」

補佐官「わかりました」

 

所変わって日本記者会見室

今穐原総理は記者達の質疑応答をしていた

 

記者「なぜ交渉しに行くのに自衛隊の護衛が必要なんですか?」

穐原「今回不測の事態に備えてです」

 

記者「この交渉でその日本と安全保障条約とか結ぶんですか?」

穐原「たまだ正式な国交が無いのでそう言った条約を結ぶつもりはない」

 

記者「自衛隊の護衛はどれくらいの規模ですか?」

穐原「予定ではいずも型護衛艦1隻とむらさめ型護衛艦2隻あたご型イージス艦を護衛とします」

 

穐原「それでは質疑応答を終了とします」

 

こうして緊急記者会見が終了とした



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出港

穐原総理の臨時記者会見が終わって3日が過ぎた 穐原総理の臨時記者会見が終わった後世間の反応は一部の人は嘘をつくのはエイプリルフールで充分だと言ったり、ある人達はその日本がどんな国なのかネットで議論したり、等々だった

そして各国の反応は

 

中国 発表当時は嘘だと思い信じなかったが、衛星で確認をすると様子見を決める

 

EU 新たな貿易相手として今後に期待

 

ロシア ウクライナ問題でアメリカ、EUの経済制裁の影響か沈黙を保ってた

 

中東 今後の石油輸出に期待

 

米国 国土防衛の面で警戒(ICBM、空母を確認した為)していた

 

日本 友好を結びたい

 

穐原総理の臨時記者会見が終わって4日目 今日横須賀港ではたくさんの人やテレビ局、新聞記者や他国の報道機関が集まっていた。 そう今日は使節団は例の日本列島に行く日なのてもある。そして米国は在日大使を特命全権大使として例の日本列島に送ることにした。

参加艦船

日本

護衛艦いずも(いずも型)

護衛艦いかずち(むらさめ型)

護衛艦いなずま(むらさめ型)

イージス艦あしがら(あたご型)

客船(日米使節団と各国報道陣が乗る)富士号

アメリカ

空母 ジョージ・ワシントン(ミニッツ級)

イージス艦アンティータム(タイコンデロガ級)

イージス艦シャイロー(タイコンデロガ級)

イージス艦マッキンベル(アーレイ・バーク級)

イージス艦マスティン(アーレイ・バーク級)

 

テレビレポーター「えー、今、日米の使節団の方が富士号に乗って行きました」

 

そして20分後使節団を乗せた船と護衛の日米艦隊が横須賀をあとにした

テレビレポーター「今、日米の使節団を乗せた船と日米の護衛艦隊が今横須賀を出ました」

 

首相官邸

秘書「総理、使節団を乗せた船が横須賀港を無事出港しました」

穐原「そうか。この無事交渉が成功するのを祈るか」

 

アメリカ ホワイトハウス

補佐官「大統領、日米使節団を乗せた船が出港しました」

ジョニー「そうか。こので例の日本がどんな国かわかるといいな。そして我が国に対して友好であってほしいよな」

補佐官「そうですね。彼等が友好的であってほしいですね」

かつてアメリカはキューバ危機を経験した為、自国の近くに核兵器、長中弾道ミサイルを保有する反米国家が近くに有ることを良く思ってなかった。そして例の日本列島にICBMと空母が有ったので米国はなるべく友好的な関係を築きたかった

 

そんな中日米使節団を乗せた船と日米護衛艦隊はもう一つの日本列島に進路を向けて航海をしていた



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接触

如出現したもう一つの日本に向かうため日米使節団を乗せた船と艦隊が横須賀を出港して一日半ぐらいが過ぎた

報道関係者1「暇だな~」

報道関係者2「そうですねぇ」

報道関係者1「GPSだともうそろっとで見えるハズなんだが、全然見えないなぁ」

報道関係者2「ほんと。海上自衛隊と米海軍の訓練を録るのもあれですしねぇ」

その時船内に一つの知らせが来た

『海上自衛隊より連絡。1隻の未確認艦が接近中とのこと』

報道関係者1「おい今の聞いたか?」

報道関係者2「ああ おいカメラをセットしろ!」

 

所変わって護衛艦いずものCIC

いずも艦長「不明艦との接触までどれくらい掛かる?」

レーダー員「およそ37分です」

通信員「米軍から連絡」

いずも艦長「今度は何だ?」

通信員「『不明艦の後方に大型艦を1隻確認せり』です」

いずも艦長「大型艦?」

通信員「はい」

いずも艦長「富士号に連絡。『不明艦の後方に大型艦を確認』と」

通信員「了解」

 

富士号 ブリッジ

船員「船員 自衛隊より入電。『不明艦の後方に大型艦を確認』以上です」

船長「おおかた領海侵犯をしたから軍でも来たのか?」

船員「まだ死にたくないですよ。船長」

船長「俺だって妻子残して逝くなんて嫌だわ」

 

富士号日本使節団控え室

使節団員「大使 自衛隊より連絡 不明艦が2隻接近とのことです」

大使「よしわかった。おい、すぐにブリッジに行くぞ」

 

彼は特命全権大使の荻原太希(おぎはら たいき)

 

使節団員「はい」

 

数分後

 

富士号ブリッジ

 

荻原「船長!」

船長「荻原さんですか どうしたんですか?」

荻原「不明艦との接触まで後どれくらいですか?」

船長「接触までおよそ30分位だ」

?「オギハラ!」

彼はアメリカの特命全権大使(在日大使)のクリス

荻原「どうした? クリス」

クリス「不明艦が来たってのは本当か?」

荻原「ああ」

クリス「よし!」

 

30分後

 

富士号

船員「不明艦見えました!」

荻原「クリス。なんか俺日章旗を掲げた軍艦が見えるんだけど」

クリス「俺もだよオギハラ」

 

護衛艦いずも艦橋

いずも艦長「副長。私の見間違いであってほしいのだが、あの艦がげている旗。旧軍の軍艦旗に見えないか?」

副長「見間違いではありません。自分も見えてますから」

 

米軍 ジョージ・ワシントン

艦長「参謀長 私も歳をとったせいか幻覚が見えるんだが」

参謀長「いえ 幻覚では無いと思いますよ」

 

富士号デッキ

報道関係者「早くカメラをまわせー!」

報道関係者「すぐ本社に連絡しろー!」

 

そして報道関係者が撮った映像は直ぐ公開された

 

キャスター『番組の途中ですが臨時ニュースを報道します。 昨日新たに出現した日本列島に向かった使節団と同行していたカメラマンからの映像が届きました。 こちらをご覧ください』

そしてそこに写し出された映像に人々は釘付けになった

そしてその映像に写し出されたものは

 

旭日旗(軍艦旗)を掲げた空母が出ていたからだ

 

いずも艦橋

 

隊員「不明艦より入電『我大日本帝國海軍なり 貴艦隊は我国の領海を侵犯している 速やかに所属を連絡されたし』以上です」

いずも艦長「今、大日本帝國海軍って聞こえたんだが気のせいか?」

副長「いえ、艦長の耳は確かです。自分も大日本帝國海軍と聞こえました」

 

富士号ブリッジ

船員「船長、不明艦より入電『我大日本帝國海軍なり貴艦隊は我国の領海を審判している速やかに所属を連絡されたし』です」

荻原「今大日本帝國って言いました?」

船員「はい」

 

ジョージ・ワシントン

士官「 不明艦より入電『我大日本帝國海軍なり貴艦隊は我国の領海を侵犯している速やかに所属を連絡されたし』です」

艦長「大日本帝國だと?」



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接触2

富士号ブリッジ

ジョニー「まさか相手が大日本帝國だったとは」

荻原「船長至急返信の用意をお願いします内容は『我々は日本国使節団と米国使節団なり。我々に侵略の意図はない。我々は貴国との交渉を希望する』以上です」

船長「わかった。 今の聞こえたな返信だ」

船員「了解」

 

大日本帝國海軍空母 艦橋

 

水兵「艦長 不明艦より入電 『我々は日本使節団と米国使節団なり。我々に侵略の意図はない。我々は貴国との交渉を希望する』です」

艦長「日本国?米国ならわかるが日本なんて国聞いたことが無いぞ」

士官「どうします? 艦長」

艦長「不明艦に連絡。『その場にて待機せよ』だ。 そして大本営に連絡しろ」

水兵「了解」

 

富士号ブリッジ

船員「船長。空母より入電『その場に待機せよ』てす」

船長「わかった」

 

いずも

隊員「艦長。空母より入電『その場に待機せよ』です」

艦長「そうか」

 

ジョージ・ワシントン

士官「空母より入電『その場に待機せよ』です」

艦長「わかった」

 

そして空母から本国(大日本帝國)に向けてこの事を報告した

 

大日本帝國帝都 海軍省 大臣室

ここには一人の男が座っていた 彼は海軍大臣の金原劉(かねはらりゅう)

 

ジリリリリン ジリリリリン ジリリ ガチャッ

 

金原「私だ『・・・』それで『・・・』何?それは本当か?『・・・』よしわかった。 この事はすぐ総理に伝える」

ガチャン

 

コンコン

 

金原「入っていいぞ」

士官「失礼します」

金原「なんのようだ?」

士官「5日前に偵察を行った時の報告書をお持ちしました」

金原「そこら辺に置いといてくれ。あとで見る」

士官「どちらに行くんですか?」

金原「首相官邸だ」

 

数十分後

 

首相官邸 総理執務室

コンコン

?「入れ」

金原「はい 失礼します」

?「何の用だ?」

金原「はっつい先程不明艦が我が国の領海に来たのを確認しました。総理」

彼は大日本帝國首相の渡辺太郎(わたべたろう)

渡辺「領海侵犯なら君ら海軍の仕事だろ」

金原「実はその領海侵犯をした者達が日本使節団と米国使節団と言って国交を結びたいと言っておりまして」

渡辺「日本国?米国ならわかるがそんな国の名前知らんな。」

金原「私もです。それでその日米使節団をどうしますか?」

渡辺「今はこの世界の情報が欲しいからな。来てもらおう」

金原「それでは」

渡辺「とりあえず交渉はする」

金原「わかりました」

 

所変わって富士号ブリッジ

船員「船長。空母より入電『総理が貴国使節団との交渉を望むの。 案内をするので我に続け』です」

船長「わかった」

 

いずも

隊員「艦長不明艦より入電『総理が貴国使節団との交渉を望む。我に続け』です」

艦長「よし 機関を動かせ」

 

ジョージ・ワシントン

士官「艦長空母より入電『総理が貴国使節団との交渉を望む。案内をするので我に続け』です」

艦長「ようし 機関を動かせ」



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各国の反応

富士号デッキ

報道関係者「おい。ブリッジに居る奴からの情報での空母か。のなんか入電が来たらしいぞ」

報道関係者「それでその内容は何だ?」

報道関係者「ああ。まず国名だが大日本帝國って言ってたんだ」

報道関係者「はぁ!?大日本帝國!!?」

報道関係者「ああ。どうする?」

報道関係者「どうするもこうするもまず本社にその事を伝えるぞ!」

報道関係者「はい」

 

某テレビ局

キャスター「えー先程新たに出現した日本列島の新たな情報がわかりました。まず分かったのは国名ですが、彼らはと大日本帝國と言ってました」

視聴者の皆さん「何ぃぃぃぃ!!!!」

 

この情報は世界各国にも知れ渡った

 

日本首相官邸

 

穐原「大日本帝國か。こりゃあ条約を結んだ後の記者会見が面倒な事になるぞ」

 

アメリカ ホワイトハウス

 

ジョニー「ほぉ。彼等は大日本帝國だったのか。しかしあの空母を見てみるとCIWSやRAM等の現代兵器見えるな。ウィリアム。」

ウィリアム「はい大統領。」

ジョニー「しかし何故大日本帝國なんだろうか」

ウィリアム「もしかしたら第二次世界大戦が起きなかった世界から来たとか、または第二次世界大戦で我国アメリカに勝利した世界から来たとかですかねぇ」

ジョニー「おいおい。最後のは洒落にならないぞ。白人至上主義が聞いたら暴れまくるんじゃないか?」

ウィリアム「と言ってもまだ憶測に過ぎませんよ」

ジョニー「そうだな」

 

中国 中南海

 

政府関係者「(チャン)主席 」

張「何だね?」

 

彼は中国国家主席の張培訓(ちゃんこうしゅう)

 

政府関係者「例の日本列島で新たな情報が出ました」

張「ほう。何だね?」

政府関係者「はい。まずわかったのは国名ですが大日本帝國と言うらしいです」

張「大日本帝國?」

政府関係者「はい」

張「最も不愉快な国名だな」

政府関係者「どうします?」

張「まだ連中の様子を見てからだ」

政府関係者「わかりました」

 

ロシア クレムリン

 

政府関係者「パーチン大統領」

パーチン「何だ?」

政府関係者「例の日本列島について新たな情報を入手しました」

パーチン「ほう。どんな情報だ?」

政府関係者「はい。といっても国名しか分かりませんでしたが彼等は大日本帝國と名乗ってました」

パーチン「大日本帝國か。これはこまた面白くなりそうだな」

政府関係者「はい?」

パーチン「独り言だ気にするな」

政府関係者「はあ」

 

韓国 青瓦台

政府関係者「大統領」

大統領「何?」

ここの大統領も女性である

政府関係者「例の日本列島で新たな情報がわかりました」

大統領「言ってみて」

政府関係者「はっ。それが彼等は大日本帝國と言ってました」

大統領「嫌な国名ね」

政府関係者「全くですな。それでどうします?」

大統領「とりあえず会見を開いて「内政干渉まがいなことは慎んでください」何でよ?」

政府関係者「下手をすれば例の日本(大日本帝國)が怒って宣戦布告したらどうするんですか?我国はまだ空母は1隻も有りませんよ」

大統領「独島があr「独島はヘリを10機しか搭載できません」な!」

政府関係者「とにかく内政干渉は慎んで下さい」

 

 



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入港

大日本帝國海軍の空母と接触して二日目 日米使節団と報道陣を乗せた富士号と護衛の日米艦隊は大日本帝國海軍所属の空母(後に艦名は鳳凰ほうおうと判明)に誘導され大日本帝國海軍軍港横須賀に向かっていた

富士号デッキ

報道関係者「なあ」

報道関係者「なんだ?」

報道関係者「俺らって何時陸に上がれるんだろう」

報道関係者「さあ。でもあれから二日はたったからもうじき横須賀に入港して陸に上がれるだろ」

するとそのとき

スピーカー『まもなく富士号は横須賀に入港します。』

報道関係者「・・・しろ」

報道関係者「ん?」

報道関係者「はやくカメラをセットしろ!大日本帝國の横須賀を撮るぞ!」

報道関係者「はい!」

富士号ブリッジ

荻原「いよいよだなクリス」

クリス「ああ」

 

いずも

艦長「いよいよだな」

隊員「はい?」

艦長「独り言だ忘れろ」

 

 

ジョージ・ワシントン

艦長「いよいよ横須賀か」

参謀「確か横須賀には我々米軍の基地が見当たらないと言う報告が有りましたが」

艦長「まあ見てみないと分からないだろう」

 

数分後

横須賀に到着

 

富士号デッキ

報道関係者「はやく撮れぇー!」

そして直ぐこの映像がな生中継で放送された

キャスター「番組の途中ですが臨時ニュースをお伝えします。大日本帝國と国交を結ぶため派遣された日米使節団と同行した報道陣から新たな情報が入りました」

 

富士号ブリッジ

荻原「なあクリス」

クリス「なんだ?荻原」

荻原「あそこに停泊している艦隊掲げてる旗だけどアレヤバくない」

クリス「そうだな」

 

今回彼等が見たものは

かつて第二次世界大戦時ドイツを指導した政党のシンボルで今のドイツ等で公共の場所で使用しただけで民衆扇動罪で警察に捕まる旗 ナチス党のシンボルのハーケンクロイツを掲げた艦隊が居たのだ

そしてこれを見たEU各国は

 

ドイツ大統領「何なんだ!これ!何なんだ!」

と言ってテレビを鷲掴みしてテレビを揺らす大統領

政府関係者「大統領落ち着いて下さい!」

 

イギリス首相「厄介な旗を掲げてるな」

政府関係者「ネオナチが喜びそうな旗ですなぁ」

 

フランス首相「あの国(大日本帝國)に祖国を踏みにじったナチが居るとはな」

 

と言う感じで有った

 

場所は富士号に戻る

船長「よし入港するぞ」

荻原「いよいよか」

 

そして富士号及び護衛の日米艦隊横須賀港に入港

 

そして日米使節団が大日本帝國に上陸した

荻原「ここが大日本帝國の横須賀か」

クリス「今の日本とあまり変わらないな」

 

するとそのとき数台の車が来た

そして一人の男が来た

 

?「自分は外務省の吉田和博(よしだかずひろ)です」

荻原「自分は日本国使節団代表の荻原太希(たいき)です」

クリス「自分は米国使節団代表のクリス・j・ラミレスです」

吉田「荻原さん、クリスさんですね。では行きましょう」

荻原「何処えですか?」

荻原が聞くと吉田はニヤリと笑って

吉田「帝都(首都)です」

 

 



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会談

横須賀某道路

 

荻原達日米使節団+報道陣+護衛の海兵隊、自衛隊は今帝都(東京)に向かっていた

荻原「吉田さん一つお尋ねしたいのですがよろしいですか?」

吉田「はい何でしょう?」

荻原「横須賀に居たハーケンクロイツを掲げていた艦隊は何ですか?」

吉田「あれはナチスドイツ第三帝國海軍の極東派遣艦隊ですよ」

荻原「ナ、ナチスですか?」

吉田「ええ。どうかしました?」

荻原「待ってください!確かナチスは第二次世界大戦でドイツの敗戦と共に解散したはずですよね?」

 

と荻原が慌てて言った

 

吉田「ドイツが第二次世界大戦で敗戦?何言ってるんですか荻原さん。第二次世界大戦は1945年4月16日に我々大日本帝國とナチスドイツ第三帝國、イタリアの勝利で終結しましたよ」

荻原&クリス「え?」

 

そして荻原が一瞬フリーズしかけた

 

荻原「そんな。第二次世界大戦は7X年前の1945年8月15日に終わりましたよ。そして大日本帝國、ナチスドイツ、イタリアが戦争に負けましたよ」

 

すると吉田は

 

吉田「そんな我々の歴史では帝國は建国以来一度も対外戦争に負けてませんよ。それに7X年前って201X年代じゃないんですよ。今は2035年で正しくは90年前ですよ」

荻原「吉田さん何言ってるんですか?今は201X年ですよ」

吉田「え?今は2035年ですよ」

荻原「え?」

 

するとクリスが

 

クリス「話の途中で悪いのですが吉田さんの話を聞くと今2035年でこの大日本帝國は第二次世界大戦に勝ったと言うのですか?」

吉田「ええ。今は2035年で第二次世界大戦に勝ちましたよ」

 

するとクリスはしばらく考えこう言った

 

クリス「荻原さん、吉田さん。パラレルワールドをご存じですか?」

吉田、荻原「知ってますよ」

クリス「もしかしたらこの大日本帝國はパラレルワールドの世界から来たのではないですか?」

 

すると荻原は

 

荻原「クリスさん。これは小説とかじゃないんですよ」

クリス「ではどこから大日本帝國は現れたのですか?」

荻原「・・・異世界から?」

クリス「そうですよね」

吉田「となるとクリスさん。我々は異世界から来たと言うことですか?」

クリス「我々の視点から言うとそうです」

吉田「しかしとて信じられんな。何か確証は無いですか?」

クリス「確証はありま「吉田さん」」

 

突然運転手が声をかけてきた

 

吉田「どうした?」

運転手「国会議事堂に着きましたが」

吉田「ああそうかそうか。それでは中で続きを話しましょう」

荻原「ええ」

 

そして荻原達使節団は国会議事堂に入っていった

 

国会議事堂内

 

荻原「もう瓜二つだな」

クリス「ああ」

吉田「着きました」

 

コンコン

 

吉田「吉田です。日米使節団をお連れしました」

キィィィィ

吉田が扉を開けた

 

渡辺総理「どうもはじめまして。大日本帝國総理の渡辺と申します」

荻原「私は日本国使節団代表の荻原太希です」

クリス「アメリカ合衆国使節団代表のクリス・j・ラミレスです」

渡辺「ではどうぞお座りください」

吉田「総理」

渡辺「どうした?」

吉田「一つ総理や大臣にお伝えしなければならない事が有ります」

渡辺「何だね」

吉田「彼等日本国は第二次世界大戦アメリカに敗戦した日本で我々とは違う歴史を歩んでいますのでそこをお伝えします」

渡辺「何?日本が負けたのか?」

荻原「吉田さん。ここからは自分が」

 

そして荻原は日本、ドイツ、イタリアが戦争に負けアメリカが日本を占領してその後の歴史や憲法9条、今日(こんにち)の世界情勢、中国との尖閣諸島問題等を話した

 

そして荻原の話が終わった頃には大日本帝國側の反応は

渡辺「しかし憲法9条ですか?あなた方は本気でを守っているのですか?」

荻原「ええ。今も厳守して居ますよ」

大臣「何故これを守るのだね??これは明らかに国防を放棄して敵に先に攻撃して下さいと言っているようなものだぞ」

荻原「しかし我々は戦争に負けたのです。」

渡辺「ですがいくらなんでも領海侵犯や領空侵犯してきたのを攻撃できず撃ち落とせないとは酷いですな」

荻原「一応改正をしようとはしてるんですが共産党や平和主義団体、中国や韓国からの反発が」

渡辺「何で中国や韓国が他国の政治に口出すのだ?」

荻原「それが前の大戦で」

荻原は慰安婦等のことを話した

渡辺「内政干渉もいいところだな」

大臣「90年も前の事で今だあーだこーだ文句言うとは呆れた」

荻原「7X年前です」

吉田「そうでした。今この世界の年号は201X年です」

渡辺「それを早く言いなさい」

吉田「すみませんでした」

 

夜 荻原達使節団+報道陣+護衛の海兵隊、自衛隊は帝都の某ホテルに泊めてもらった

荻原「わざわざホテルまで御用意していただいてありがとうございます」

吉田「いえいえ。 それでは明日正午に迎えに来ます」

荻原「はい」

 

次の日 午前08:00時 某ホテル 大広間

そこにはたくさんの報道陣がカメラを構えて(無論生中継)居た

報道関係者「昨日大使は何を話したんだろうな? 」 

報道関係者「さあ」

 

そして荻原が現れた

荻原は国旗に一礼をした

 

荻原「それでは昨日さくじつこの大日本帝國で分かったことをこの場を借りてご報告します」

 

荻原はわかった事をすべて話した第二次世界大戦に大日本帝國、ナチスドイツ第三帝國、イタリア等の枢軸連合がアメリカ、イギリス、ソ連等に勝ったこと、そして今大日本帝國の年号は2035年であること

 

これに対し各国の反応は

 

日本 

穐原「先の大戦で勝った大日本帝國か。嫌な予感がする」

 

アメリカ

ジョニー「ほう。第二次大戦で我が国に勝った大日本帝國か。」

補佐官「どうします?」

ジョニー「とりあえず友好的にいこう」

 

ドイツ

補佐官「はぁ 面倒なことになった。よりによってナチスがいまだに政権を握ってるとなるとは大統領がどのように報告をすれば『ガッシャーン!ガダン!バギ!』これは大統領執務室からの音だ!?」

十秒後

補佐官「大統領!」

大統領「何でナチスドイツが勝って未だに政権を握ってるのだ!? 昨日だってネオナチが暴れだしたのにこのタイミングでこらかよ!!」

そこには孫の手を振り回している大統領の姿が有った

補佐官「落ち着いて下さい大統領!」

大統領「ウッ!」

補佐官「大統領! 誰か救急車を呼んでくれ!」

病院

補佐官「先生大統領は?」

先生「ストレスにより胃に六個の穴が出来てるよ」

 

ところ変わって大日本帝國某ホテル

 

荻原「・・・これで報告は終わりです。 ご質問の有る方は居ませんか?」

 

そして全員が手を挙げた

 

記者「朝日(あさび)新聞の谷口(たにぐち)と言います。大使はナチスドイツの艦隊が居ましたがあれはなんなんですか?」

荻原「それは日独安全保障条約を結んでいるからです」

記者「ドイツから来たハイケルと申します。大使に一つお聞きしたいのですがそのナチスドイツは今もナチス党が政権を握っているのですか?」

荻原「そうらしいです」

記者「中国からきたチュンホンヤンと言います。大使にお尋ねしたいのですがこの大日本帝國は第二次世界大戦の時中国人に対し強制的に慰安婦にしたり大量虐殺をしたのですか?」

荻原「私は大まかな歴史の流れを教えてもらい、そして今日結ぶ条約の内容を決めてたりしたのでそのような事を聞いていません。 それでは準備もありますのでこれで会見を終わります」



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調印

記者会見が終わり荻原達日米使節団と報道陣は今大日本帝國国会議事堂に居る

なお今日荻原達が記者会見をやっているころ渡辺総理は全国に大日本帝國は異世界に来たことそして今日日本国、アメリカ合衆国と交渉しているを発表した

 

正午 国会議事堂

 

渡辺「それでは始めましょう」

 

そして大日本帝國と日米使節団は交渉を開始した

 

三時間後

 

渡辺「それでは条約の内容は以下のとうりでよろしいでしょうか?」

渡辺総理が条約の確認を求めた

条約の内容は以下のとうりである

 

日本側

 

日大日友好条約(一部抜粋)

 

1日本国は大日本帝國の存在を認めること

 

2 条約締結後、日本国政府は大日本帝國政府が帝國唯一の合法政府で有ることを認めること

 

3 日本国政府は大日本帝國政府にこの世界の政治情勢、経済情勢、国際情勢等の情報を提供する

 

4 日本政府はナチスドイツ第三帝國極東派遣軍の存在を公式に認める

 

5 大日本帝國は所有している2035年の近未来的技術を一部世界に公表する

 

 

アメリカ側(一部抜粋)

 

1 アメリカ合衆国は大日本帝國の存在を認めること

 

2 条約締結後、米国政府は大日本帝國政府が帝國唯一の合法政府で有ることを認める

 

3 米国政府は大日本帝國國内に駐留する在日米軍人及び在日米邦人がアメリカ合衆国に帰化することを全面的に認める

 

4 米政府はナチスドイツ第三帝國極東派遣軍の存在を公式に認める

 

等々で有った

 

そして荻原、クリスが確認して頷いた

 

渡辺「わかりました。それでは調印しましょう」

 

そして調印式が行われた(無論全世界に生中継)

 

そしてこの調印式による各国の反応は

 

日本

穐原「これで大日本帝國と国交が樹立したな」

防衛大臣「ええ。後は大日本帝國と安保条約を結べば中国も少しは大人しくなるでしょう」

 

アメリカ

ジョニー「まあ上々だな」

補佐官「そうですね。大日本帝國に駐留する在日米軍から2035年の近未来兵器でも獲得出来ればいいですね」

ジョニー「だな。しかしナチスの軍を認めるとはユダヤ人団体が五月蝿くなりそうだな」

 

韓国

大統領「いよいよ日本が本性を現したわね」

補佐官(各国の反応 に出てきた政府関係者の人)「どうするんですか?」

大統領「とりあえず会見を開いて大日本帝國には慰安婦問題で技術や賠償金を「きっと大日本帝國は関係ないと言っていますよ」何でよ?」

補佐官「あの大日本帝國は異世界から来たのですよ。だからこの世界の第二次大戦は関係ないと言って無視されますよ」

大統領「なら日本には賠償として大日本帝國から得た技術を寄越せと言えば「あまりにも日本に内政干渉したら大日本帝國と軍事同盟を結んでしまう可能性が有るので慎んで下さい」」

大統領「じゃあ日本は大日本帝國と同盟を組み再び日本が韓国を攻撃す「そしたら弾道ミサイルが飛んでくるでしょうな」え?何で?」

補佐官「米国からの情報で大日本帝國の佐渡島にICBMの発射施設が確認されたので。もしかしたら核を保有してたりして」

大統領「・・・」

 

中国

張「日本が大日本帝國と国交を結んできたか」

補佐官「どうします?」

張「とりあえずはいつも道理だ」

補佐官「わかりました」

 

ドイツ

 

ベルリン市内某病院

ナース「先生大変です!」

医者「どうした?」

ナース「419号室に入院している大統領の血圧がどんどん上がっていきます」

医者「な!それは大変だ。すぐ行く」

 

419号室

大統領「何故ナチを認めるんだ!?ネオナチがまた暴れだすではないか!?この前はキールでネオナチが暴れたのに今度はベルリンでネオナチが暴れだすぞ!!! 何で私が大統領になったとたんにネオナチが暴れるんだ!?私が何かしたのか!?嫌がらせか?え?嫌がらせなのか?」

補佐官(お見舞いに来てた)「大統領落ち着いて下さい深呼吸して!」

大統領の困難(?)は続く



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調印後

調印式が終わった後荻原式使節団+報道陣+護衛(海兵隊、自衛官)大日本帝國の帝都にある工場などの施設を見学していた そして今荻原達使節団+報道陣+護衛(海兵隊、自衛官)は大日本帝國陸軍基地に来ている

使節団+報道陣+護衛(海兵隊、自衛隊)は

 

帝國陸軍兵「これは10年前に採用された25式戦車です」

 

兵器の話を聞かされた(海兵隊、自衛官は大真面目で話を聞いている(当然だが))

 

帝國陸軍兵士「この25し戦車はナチスドイツ第三帝國と共同開発した物で主な武装は51口径135mm砲滑空砲を搭載し」

すると海兵隊と自衛官は51口径135mm砲と言う単語を聞くと顔の色を変えて

自衛官「すみません。今51口径135mm砲と言いましたか?」

帝國陸軍兵士「ええ。51口径135mm砲と言いましたがどうかしました?」

 

陸軍兵士の言葉を聞くと自衛官や海兵隊は改めて大日本帝國の技術力に驚かされた

無理もない自衛隊で採用されてる10式戦車やアメリカ軍が採用しているM1A2やドイツやスイスが採用しているレオパルト2が搭載している砲は44口径120mm砲滑空砲、ロシア軍が採用しているT90の主砲が51口径125mm砲滑空砲である つまり現在51口径135mm砲滑空砲を越える砲を搭載した戦車はこの世界には存在しないのである

 

帝國陸軍兵士「では説明を再開しますが副武装は13.5mm機銃、7.62mm機銃を装備します」

海兵隊「(向こうの世界《大日本帝國が居た世界》にも7.62mmを使用する銃が有るんだ)」

五分後

帝國陸軍兵士「以上で25式戦車の説明を終わります」

そして兵器の説明が終わった

 

吉田「どうでしたか?」

荻原「どうでしたかと言われてもあまりどれくらい凄いのか分からないのですが自衛官達の反応を見ると凄いんでしょうな。25式戦車?の回りに海兵隊や自衛官が群がってますよ」

 

荻原が指を指した先には25式戦車に群がる海兵や自衛官の姿があった

 

荻原「ところで吉田さん。一つお聞きしたいんですが宜しいですか?」

吉田「ええ。何です?」

荻原「ここに来てからずっと気になってたのですが今の帝國軍の統帥権を所有しているのは天皇陛下ですか?」

吉田「確かに戦後まで軍の統帥権は天皇陛下が所有してましたが、大東亞戦争終結から半年後、昭和天皇陛下が統帥権問題で軍部が政治に口を出さぬようにするため、天皇陛下自らが統帥権を内閣総理大臣に委任すると宣言しました。なので統帥権は内閣総理大臣が所有していますよ。まあ陛下が統帥権を内閣に委任すると発表したときの軍部は物凄く慌てたらしいですよ。まあ陛下が内閣総理大臣に統帥権を委任したお陰で軍が政治に口を出さなくなりましたが」

荻原「そうでしたか」

 

ピリリリリ ピリリリリ

何処から電話の着信音が鳴った

吉田「失礼」

ピリリリリ ピリリ ピッ

吉田「もしもし。『・・・』はい『・・・』はい了解した」ピッ

吉田「荻原さん」

荻原「どうしました?」

吉田「実はある人物から貴方達使節団に会いたいとの連絡が外務省から来まして」

荻原「ある人物?」

吉田「ええ。クリスさんが来たら迎賓館へ行きましょう」

 

数分後

 

クリス「遅くなってスミマセン」

吉田「クリスさん実は貴方達使節団に会いたいと言う人がおりまして急遽予定変更になり迎賓館に向かいます」

クリス「わかりました」

 

そして荻原達使節団+α(報道陣、護衛)は迎賓館に向けて出発した




次回 荻原達使節団は自分達使節団に会いたいと言った人物と会う 

25式戦車 
武装
51口径135mm砲
13.5mm機銃
7.62mm機銃
重量 48.9t
速度85km/H(整地)
全長10.6m
全幅4.9m

本文にも書いてあったが2025年に大日本帝國陸軍、帝國海軍陸戦隊とナチスドイツ第三帝國陸軍、武装親衛隊が採用した主力戦車である 元はソ連(大日本帝國の世界では今だに共産主義(2035年現在))の採用しているT20(T90の改良型戦車)に対抗するため大日本帝國とナチスドイツ第三帝國が共同開発した戦車 採用から10年が過ぎたが高い信頼性等や海外の最新主力戦車とも対等に渡り合える為今も現役の戦車 この世界からしてみたらある意味チート戦車である なおドイツ名はnashorn(ナースホルン)(ドイツ語でサイと言う)


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面会

荻原達使節団+а(報道陣、護衛)が急遽予定を変更して迎賓館に向かっていた

荻原「それで吉田さん」

吉田「何でしょう」

荻原「自分達使節団に会いたいと言った人って一体どんな人何ですかな?」

吉田「はい。実は帝國がこの世界に来る前日に日独安全保障条約締結から50周年記念の為、ナチスドイツ第三帝國の首脳陣が来日してたのですよ」

 

吉田氏衝撃の告白

 

荻原&クリス「ナチスドイツの首脳陣!!??」

吉田「え、ええ」

荻原「えっとその日独安全保障条約とは一体なんですか?」

吉田「日独安全保障条約は1978年までのソ連は民主政権だったのでず共産主義の連中が軍事クーデターを起こし再びソ連が共産主義国になりその後、ソ連の周辺諸国が次々と共産主義国になり共産主義が勢力を拡大し1984年には中国も共産主義になりました」

なお大日本帝國が居た世界では中国は1984年まで国民党が中国の政権を握っていた

吉田「そして共産主義が再び勢力を拡大するのに危惧した当時の政権とナチスドイツ第三帝國の政権は相互防衛を目的とした軍事同盟を結びました。それが日独安全保障条約です」

荻原「具体的にはどのようなないようですか?」

吉田「具体的な内容はですね」

 

日独安全保障条約(一部抜粋)

 

1 大日本帝國及びナチスドイツ第三帝國はどちらかの国が攻撃を受けた場合攻撃した国に対して共同戦線を構築し報復を行う

 

2 大日本帝國はナチスドイツ第三帝國派遣軍の駐屯する土地を提供する

 

3 ナチスドイツ第三帝國は大日本帝國派遣軍に駐屯する土地を提供する

 

4 大日本帝國軍とナチスドイツ第三帝國軍は互いの連携を高めるため月に一回共同訓練をする

 

等々であった

 

吉田「まあこういう感じです」

荻原「そうでしたか。それじゃあ横須賀に居た艦隊は」

吉田「ええ。日独安保条約で来たナチスドイツ第三帝國海軍の艦艇です。ああ。ちょうど迎賓館につきました」

 

そして迎賓館入り口付近では何人かの兵士が居た

 

荻原「ここにナチスドイツ第三帝國の首脳陣が居るのか」

吉田「荻原さん、クリスさん。準備はいいですか?」

荻原「ええ」

クリス「大丈夫です」

 

そして荻原達が車から出ると一人の太って眼鏡をかけた男がやって来た

 

護衛の自衛官「(たしかあの服はナチス武装親衛隊の制服だったな)」

 

武装親衛隊員「どうも始めまして。自分は武装親衛隊少佐のモンティーアナ・マークスと申します。わざわざご忙しい中来ていただきまして誠にありがとうございます」

荻原「どうも日本国使節団代表の荻原です」

クリス「自分はアメリカ合衆国使節団代表のクリスです」

マークス「それではどうぞ中へおは入りください。総統閣下(・・・・)がお待ちです」

荻原「(ん?総統閣下?)」

クリス「(総統閣下って最高指導者の方かな?)」

二人がそんな疑問を持った中ナチスドイツ第三帝國の首脳陣が居る部屋に向かった




なんか予告してたのと違ってすみません

武装親衛隊少佐のモンティーアナ・マークスの見た目はヘルシングに出てくる少佐と同じです


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面会 2

武装親衛隊少佐のマークスに案内され二、三分後荻原達使節団+а(報道陣、護衛)はナチスドイツ第三帝國首脳陣が居る大広間の部屋『夕映の間(ゆうばえのま)』の前に来た 扉の方を見ると完全武装の武装親衛隊の人が四人居た

コンコン

マークス「モンティーアナ・マークスです。 お客様をお連れしました」

?「入って良いぞ」

マークス「失礼します」

 

荻原達使節団+аは夕映の間に入室した

そこには沢山の男が居た ほとんどの人は勲章を沢山付けた軍服を着た人が居る そして中央には二人の人が居た一人は椅子に座って窓の方に体を向けていて顔が見えなず、そしてもう一人は何処かで見たことの有る顔だが思い出せないのであった

 

?「ご苦労だったマークス。下がって良いぞ」

マークス「ハイル・ヒトラー!!」(訳 ヒトラー万歳!!)

荻原&クリス「(ハイル・ヒトラー!?)」

 

そしてマークスは部屋を後にした

 

?「わざわざ忙しい中此方のご要望にお応えくださってありがとうございます。私はナチスドイツ第三帝國宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルスです」

使節団+報道陣+護衛『ヨーゼフ・ゲッベルス!!!!????』

ヨーゼフ・ゲッベルス ドイツの政治家でプロパガンダの天才と言われた男でアドルフ・ヒトラーの政権掌握とナチス党政権下のドイツの体制維持に辣腕(らつわん)を発揮した人物である

 

ゲッベルス「どうかしましたか?」

クリス「え?ちょ、え?おかしくないですか?今2035年ですよね?何で第二次大戦の人が今も生きてるんでか?」

 

確かにヨーゼフ・ゲッベルスは1897年に生まれてる。今は2035年である となるとゲッベルスは138歳になる となると仮に生きてたとしても(あり得ないが)顔がしわくちゃのお爺さんになっているはずである しかし目の前に居るゲッベルスは1945年に写ってる写真と姿形が変わってないではないか

 

ゲッベルス「何で生きてるかってですか?ハハハハ 私の体は脳を除いて全て機械の機械人間ですよ」

使節団+а『き、機械人間!!??』

 

本日二度目の衝撃告白

 

一分後

マスコミが少し騒がしかったので一時席を外してもらった

 

ゲッベルス「では本題に入りましょう」

荻原「あの、ゲッベルスさん。一つお尋ねしたいのですが」

ゲッベルス「何ですか?」

荻原「今椅子に座っている人は誰ですか?」

ゲッベルス「はい。 この方は」

?「ゲッベルス。ここから先は余が話す」

ゲッベルス「わかりました。総統閣下」

?「どうもはじめまして日米使節団の皆さん。余はナチスドイツ第三帝國総統のアドルフ・ヒトラーだ」

 

このとき使節団+護衛の人達の頭が5秒位活動を停止した

 

使節団+護衛『ええええええ!!!!!』

 

このときの叫び声は報道関係者が待機している部屋まで響いたそうな

 

五分後

 

ゲッベルス「落ち着きまたか?」

荻原「え、ええ」

ヒトラー「それでは本題に入ろう。今我々ナチスドイツ第三帝國首脳陣と軍、観光や仕事で来ていたナチスドイツ第三帝國臣民は二度と祖国に戻れなくなったのだ。そして昼間に、今現在の世界情勢を帝國政府から教えてもらった。そしてこの世界にはナチスドイツ第三帝國が存在してないのだ。そして帝國政府と取引をして大島にナチスドイツ第四帝國を建国したのだよ」

荻原「はあ」

 

この時の大島は無人島であった

 

ヒトラー「そして大日本帝國政府には国家承認して貰った、そして君達日本国とアメリカ合衆国にも我ナチスドイツ第四帝國を国家承認してほしいのだよ」

 

ヒトラー総統の突然の要請に荻原達は

 

荻原「い、いきなり言われましても(ナチスの国を国家承認する?世論がなんて言うか。もし承認したら最悪内閣不信任案を出されるぞ)」

クリス「我々も一度に本国に連絡しないといけないので勝手には決められません(もしナチスの国を国家承認したらユダヤ人コミュニティーが何て言うか。)」

ヒトラー「無論ただで承認してとは言わん。ちゃんと対価も有る」

クリス「その対価とは一体どのようなモノですか?」

ヒトラー「フム。今のところ核融合炉技術の提供や、放射能濃度をある程度下げる薬品、ロボット技術、医療用IPS細胞、エイズを治す薬等の提供などを考えている」

 

ヒトラーは普通に言ったつもりでもこちらの世界からしてみれば核融合炉は実用化は技術的な問題もありまだ完成はできない代物 そして放射能濃度をある程度下げる薬品は核保有国や原子力発電所を保有している保有国からしてみれば是非とも欲しい代物(特に日本、アメリカ、ロシア、フランス、ドイツ)だ そして医療用IPS細胞やエイズを治す薬これもかなり重要だ それらを国家承認するだけで入手出来るのだ 日本やアメリカにとっても悪くはない話だ だが自分達は大日本帝國と国交を結ぶために来たのでナチスドイツ第四帝國を国家承認するのは想定外だ これは本国で決めることで有って自分達が勝手に決めて言い訳がない

 

ヒトラー「まあ自分達だけで決められないだろう。 この事を本国に伝えて下さい。それでは良い返事を待ってますよ」

荻原「ええ。御期待に沿うように頑張ります」

 

そして荻原達は部屋を出て行った




ヒトラーやゲッベルス+少数の部下は脳以外は全て機械の機械人間です(ヘルシングの少佐と同じだと思えばよい)
あとヒトラーやゲッベルスを出したことについて後悔はない


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大統領 発狂
大統領発狂す


荻原達使節団がヒトラーとの面会を終えて報道陣が待っている大広間に向かった

そして荻原達使節団が大広間に入ると

報道関係者「お帰りなさい。荻原大使。では先程の面会でどんなことをお話しされたのですか?」

カメラを構えた報道陣が居た(何故か中継している)

荻原「な、何を話してたかと言いますと」

荻原は報道陣に全てを話した

アドルフ・ヒトラーが生きていて日本から大島を貰ってナチスドイツ第四帝國を創りヒトラーが国家承認をしてくれと言ったことや、国家承認をしたらお礼として核融合炉などの技術や医薬品の提供をすることなどを話した

 

所変わってドイツ ベルリン市内 某病院廊下

 

補佐官「(はぁ、まさかアドルフ・ヒトラーが生きてたなんて。どうやって大統領に報告しようか)」

 

補佐官がそんなことを考えていると

 

大統領(笑)が居る419号室に着いた

 

コンコン

 

補佐官「失礼します。大統領一つ報告が有りま・・・す」

 

補佐官が大統領の居るベットに視線を向けるとそこには居るはずの大統領が居ない

 

補佐官「あれ?大統領?」

 

補佐官が大統領を探していると

 

「キャーーーーーー!!!!」

 

外から女性の叫び声が聞こえた

 

補佐官「何事だ? なっ!」

 

すると補佐官は見てはいけない物を見てしまった

補佐官が外で目にしたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンツ一丁の姿で孫の手を持って何か叫んで市街地の方へ走っていく大統領の姿が有った

因みに大統領のパンツは真っ白のブリーフで後ろの方にはLIN〇に出てくる熊の絵が描いてあった

 

大統領「〇〆※¢€$#!^@?\〆‰βΩΥΔ∞¥$♂!!!!」

 

もはや何を言ってるかわからない

 

補佐官「何やってんすか大統領ーーーーーー!!!!!!」

 

補佐官が叫んでると

 

ナース「ちょっと、貴方!他の患者さんも居るんですから静かにしてください!!」

補佐官「あっすみません。少しの間携帯を貸してください」

ナース「いきなり何を言ってるんですか!?」

補佐官「いやあれを見てください」

 

補佐官が指を指した先を見るとナースは納得したのか携帯を貸してくれた

 

補佐官「もしもし私だ。『・・・』今大統領が発狂してパンツ一丁の姿でベルリン市内を走り回ってるんだ『・・・・・・』ああそうだ。先程大日本帝國に居るマスコミがのヒトラー生存報告をしてたから多分それを見て発狂したんだろう。『・・・・・・』そうだ。今すぐ動かせるだけの警官を動員しろ。必要ならGSG9を出動しろ。なんとしても大統領を保護しろ!良いな?『・・・・・・』よろしい」

 

ピッ

 

補佐官「携帯貸していただいてありがとうございます。それとご迷惑をお掛けしてすみせん。それでは」

ナース「は、はあ」

補佐官は部屋を出て行って自分の車の方に走っていった




多分次回は大統領を捕らえる話がメインになると思う


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大統領発狂す 2

補佐官が自分の車を停めてあるところに行ったとき

大統領はパンツ一丁で片手には木で出来た孫の手(日本製)を持ってベルリンに突撃した

 

スピーカー「緊急連絡 先程パンツ一丁で片手には孫の手を持って人語ではない何かを言って暴れている変人(大統領)が居ます住民の皆さんは速やかに自宅に戻り鍵を閉めて事が収まるまで自宅待機してください。繰り返します(以下略)」

 

大統領「β≧£◎§◆♀₩☆¥ヱΚΜΘΩ┛щя①∑∮⊿∟◯$;@†‰!!!!」

 

相変わらず何を言ってるのかさっぱりわからない

そして補佐官からの命令で来た警察が到着した

 

警官「そこ変人!!今すぐ両手を頭の上に上げて大人しく投降しろ!!!!」

カチャッ(スタンガンを構えた音)

 

大統領「ウ~~(ゾンビの呻き声みたいな声)」

 

大統領が呻き声を出していると同時に手を下着の所に手をかけた

 

警官「何をしている!大人しく両手を頭の上に上げ投降しろ!!!!」

 

すると大統領はその下着を脱いだ!

 

警官「うわぁぁ!!」

 

そこには立派な息k(これ以上は書けない)

 

そして警官が両手で目を押さえた だがしかしそのときにスタンガンを落としてしまった

 

警官「しまっ」

 

だが時すでに遅し 大統領が孫の手で警官の頭の中心を斜め45°の角度で叩いた

 

警官「痛っ!」

 

そして大統領はスタンガンを使って警官を気絶させた

 

大統領「ウキー!」

 

大統領 あんたいつ猿に退化したのだ?

 

ベルリン市内警察署

オペレーター「オニル巡査応答してください!オニル巡査!?」

署長「駄目か」

補佐官「どうしますか?」

署長「最悪GSG9に任せるか」

巡査長「署長」

署長「どうした?」

巡査長「機動隊の出動準備が出来ました。命令が有れば何時でも出れます」

署長「よし」

 

その頃大統領は

 

大統領「うきゃきゃきゃきゃー!」

 

本当に何いってるんだろうこいつ

 

某無人ビルに立て籠っていた

 

警察署

オペレーター「署長!」

署長「どうした?」

オペレーター「大統領を見失いました」

補佐官「なっ!!」

署長「探せ!大統領にもしもの事が有ったらどうするんだ!探せ!探せ」

オペレーター「署長!」

署長「今度は何だ!」

オペレーター「住民からの通報で大統領が無人ビルに立て籠ってるとの通報が有りました!」

補佐官「何!!」

署長「わかった。機動隊に出動命令を出せ!」

オペレーター「了解」

補佐官「署長どうするんですか?」

署長「大統領が立て籠ってるのなら催涙ガスを使って捕まえればよい」

補佐官「ちょ、ちょっと待ってください!大統領にもしもの事が有ったらどうするんですか!?」

署長「じゃあなんだ? 投降勧告してから殺れと?」

補佐官「字か間違ってますよ!殺す気ですか!!??」

署長「じゃあどうするんですか?」

補佐官「まず殺ると言う選択を抜いて下さいよ!」

署長「じゃあ投降勧告してそれでも応じなかったら催涙ガスを使って捕獲するか」

補佐官「なんか気になる事が有りますがそれでお願いします」

 

数分後機動隊が大統領が立て籠っているビルの周囲を包囲した

そして補佐官や署長も現場に向かった



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大統領捕まる

大統領が無人ビルに立てこもって数分後 ドイツ警察やGSG9、機動隊が大統領が立てこもっている無人ビルを完全に包囲した

 

警官「そこの変人(大統領)に告ぐ!!このビルは我々警察が完全に包囲している!武器を捨てて、両手を頭の上に挙げ大人しく投降しろ!!」

 

大統領「ウキャー!」

 

相変わらず何を言ってるかわからない

 

補佐官「大統領!早く目をさましてください!バーデン=ヴェルテンベルク州に居る御両親やベルリンに居る奥さんが泣いていますよ。 なので早く投降しt「ベチャッ!」」

 

補佐官が投降してと言う前に顔にナニかがついた 補佐官が顔についたものを取るとそれはバナナの皮だった

 

そして補佐官が大統領の方を見るとそこには大爆笑している大統領の姿があった

 

プチン! この時補佐官の堪忍袋の緒がキレた

 

補佐官「もう我慢の限界だこの野郎!!!!この野郎大統領そこで首を洗って待ってろよ!」

 

と理性を失った補佐官が大統領が立て籠っているビルに行こうとした

 

署長「ちょ!補佐官!?何処へ行くんですか?」

 

慌てて補佐官を止めようとする署長

 

補佐官「あの野郎(大統領)のあばらの骨をへし折ってくる!」

 

言ってはいけないことを言ってしまった補佐官

 

署長「ええ!!何言ってるんですか補佐官!もしそんなことをしたらってもう行ったか」

 

GSG9隊員「どうします?」

 

署長「とりあえず補佐官の後を追ってくれ。あの勢いだと大統領が再起不能になるまで殺りそうだからな」

 

GSG9隊員「了解!第一班は続け!」

 

そしてGSG9も補佐官の後を追った

 

3分後

 

補佐官とGSG9は今大統領が居る階(二階)に辿り着いた

 

補佐官「さあ覚悟しろ!大統領ぉ!!!」

 

バキャ!

 

補佐官がドアを蹴って部屋に突入した 

 

GSG9隊員「ドアを蹴りとばした!?」

 

そしてそこに大統領が居た

 

大統領「ウキャー!」

補佐官「歯を食いしばれぇぇぇぇ!!!!」

 

補佐官が大統領に向かって突進したその時

 

バリッ!

 

突如床(板)が崩れた

 

補佐官「ワァァァァ!!」

大統領「キー!」

 

GSG9隊員「大統領-!補佐官-!」

 

補佐官と大統領が落ちた

 

ドンガッシャーン!ガラガラ

 

一階

 

大統領「いつつ。あれここどこ?って何でパンツ一丁なんだ?」

 

ようやく正気に戻った大統領

 

補佐官「大統領ぉぉ!!覚悟ぉぉぉぉ!!!!」

大統領「おお 補佐kってぎゃぁぁーー!!」

 

その時大統領が見た者は鬼のような顔をした補佐官でその背後には刀を持った般若はんにゃが居た

 

大統領「た~す~け~て~」

 

あわてて逃げる大統領

 

ガシッ

大統領「ひぃ!」

 

肩を捕まえられた大統領

 

補佐官「つ~か~ま~え~た~」

大統領「待て待て待て待て!落ち着こう、そして話し合おうではないか!」

補佐官「残念ながら話し合いタイムは終わった。ここからは殴りあいのタイムだ」

大統領「SP!助けてくれ!」

補佐官「SPは居ないぞ」

大統領「頼む!一回落ち着こう」

補佐官「その時間はない」

大統領「やめてくれーー!!ギャァァァァァァァァァァーーーー!!!!」

 

その後大統領は全治十ヶ月の怪我をしたとか



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大日本帝國と日本国
大日本帝國使節団日本に行く


ドイツで大統領がバカな事をやって補佐官にしばかれて病院に再入院(収容)された次の日

TVアナウンサー「それでは次のニュースです。 先日下着一丁で暴れた大統領ですが本日をもって一時大統領職を休職すると発表しました」

 

そして場所は大日本帝國横須賀海軍基地 富士号

 

今日は荻原達日米使節団が日本ヘ帰る日である

 

荻原「これで日本に帰れる」

クリス「俺なんか日本に帰ってすぐ今回の件でホワイトハウスに行かされるんだよ」

荻原「あらら。しかしそうそろっとで大日本帝國側の人達が来るんだよな」

クリス「ああ。もうそろそろって噂をすれば来たぞ」

 

荻原が視線を向けた先には大日本帝國側の外務省の人がいた

そして富士号に乗船した

 

そして荻原達は大日本帝國の使節団にへと向かった

そしてそこには

 

吉田「どうも先程ぶりですね」

 

外務省の役人 吉田がいた

 

荻原「ええ。吉田さんも使節団にいらっしゃったのですか」

吉田「ええ。つい先程決まりまして」

 

荻原達が談話をしているとき

 

スピーカー『間もなく本船は出港します』

 

出港のアナウンスが放送された

 

5分後

富士号と護衛の日米艦隊は横須賀海軍基地から出港した

 

富士号ブリッジ

船員「船長。 大日本帝國海軍より入電『貴艦隊の航海の安全を祈る』です」

船長「そうか」

 

そして日米使節団と護衛艦隊は日本に進路を向けて出港した

 

二日後

 

日米使節団と護衛艦隊、大日本帝國側の使節団は日本の横須賀についた

 

吉田「ここが日本の横須賀ですか」

荻原「ええ。」

吉田「同じ横須賀でも風景がかなり違いますね」

荻原「自分も大日本帝國の横須賀に着いたときもそう感じましたよ」

 

数十分後富士号は横須賀に入港した

 

荻原「では吉田さん。ようこそ日本へ」

 

この日大日本帝國の使節団は日本に上陸した

 

そして外務省の車が吉田達大日本帝國の使節団を迎えに来た

 

荻原「それでは吉田。また会いましょう」

吉田「ええ。また会いましょう」

 

そして吉田達使節団は車に乗った

 

荻原「あれ?クリスは何処に居るんだろう?」

 

すると荻原の携帯にメールの着信音が鳴った

 

荻原「あれ?クリスからだ」

 

荻原がメールを開くと

 

『荻原へ

 

すまん 大統領が速く来いって言うから今海兵隊のヘリに乗って居る

あとしばらくしたら羽田空港に着く そしたらすぐに飛行機に乗って一度アメリカに帰る

そして一週間後位には日本に帰る そしたらまた飲みに行こうぜ

 

クリスより』

 

荻原「あいついつの間にヘリに乗ったんだ?」

使節団員「荻原さん。迎えのヘリが来ました」

荻原「ああ。わかった」

 

そして荻原達は首相官邸に向かった



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日本国閣僚会議

大日本帝國の大臣節団は国会議事堂に向かっている頃 穐原総理は国会議事堂の閣僚会議室に居た

穐原「まさかあの国(大日本帝國)が元の世界では国連安全保障理事会の常任理事国だったとは」

荻原が送った大日本帝國についての資料を見ていた

?「しかも核保有と来たか」

彼は防衛大臣の樋川輝(ひかわひかる)

?「そして経済は前例の無い超々好景気か」

彼は財務省の大臣

成光誠(しげみつまこと)

?「次に南鳥島ではレアアースを採掘し、そして2024年に出現した千葉県にある晃浪島(こうなみとう)?にガワール油田2個分の石油が有ると。もしそれが本当なら大日本帝國は中東から石油を輸入しなくて済むな」

彼は資源エネルギー省大臣の佐藤光弘(さとうみつひろ)

?「もし2024年に出現するのならあと数年待てば日本も中東から石油を輸入しなくてすむのか」

彼は官房長官の篠川柳(ささがわりゅう)

穐原「皆聞いてくれ。私個人の意見だが、私はこの大日本帝國と安全保障条約を結びたいと思う」

穐原の突然の発言に各大臣は驚きを隠せない

?「総理。幾らなんでも早すぎますよ。我々は大日本帝國と友好条約を結んだだけに過ぎませんよ」

彼は外務省大臣の大原太郎(おおはらたろう)

樋川「確かにそうだが私も大日本帝國と安保条約を結んだほうが良いと思う」

佐藤「ああ。近年尖閣諸島で中国が活発になってきてるから抑止力としては良いだろう。何よりあの国(大日本帝國)は常任理事国だったからな」

篠川「しかし仮に結んだとしても世論は賛成してくれるでしょうか」

穐原「それもそうだな。ところで話は変わるがナチスドイツ第四帝國の国家承認についてだが」

この時各大臣の雰囲気が変わった

穐原「実はナチスドイツ第四帝國が放射能濃度をある程度下がる薬品を持ってると福島の人達が聞いて連日、「速くナチスの国を国家承認して放射能濃度を下げる薬を貰ってこい」と言われてな」

樋川「しかしこれは難しい問題ですよ。ナチスの悪行は世界に知られてますよ。下手に国家承認したらEUが何て言うやら」

大原「そう言えば先日ドイツの大統領が何故か発狂してパンツ一丁でベルリン市内を暴れまわったそうですな」

先日 ドイツの大統領がパンツ一丁でベルリンを暴れまわった所をドイツの某番組がそれを撮影し放送していたのだ たまたまそれを見た日本人がその映像を某動画サイトにアップロードしていたのだ

穐原「あああれか。あれは面白かったな」

樋川「ええ。久々に腹のそこから笑いましたよ」

篠川「私も見ましたがあれ(大統領)は途中なんて言ってたのでしょうか」

佐藤「何か、ウキャー!とか言ってましたよね」

各大臣がドイツの大統領のことを話しているとき

 

ピリリリリ ピリリ

 

穐原「私だ そうかわかった」

 

ガチャっ

 

穐原「大日本帝國の使節団が到着したぞ」

 

そして穐原達は閣僚会議室を後にした



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大日本帝國使節団 国会に行く

国会議事堂衆議院内

 

今日は大日本帝國の使節団が来るとの事で議員に召集をかけてた

そこに吉田達大日本帝國の使節団が居た

 

吉田「ここが衆議院か」

陸軍軍人「祖国のとあまり変わらないな」

海軍軍人「元は同じ日本だからな」

使節団員「しかし軍を持ってないとは。どうやって国を護るのだ?」

空軍軍人「軍の代わりに自衛隊と言う組織が有るらしいが」

陸軍軍人「なんだそれ?」

空軍軍人「この国の国防をしている組織で専守防衛を貫いてるんだよ」

海軍軍人「専守防衛って攻撃されないと反撃できないのかよ」

空軍軍人「ああ。仮に中国の戦闘機が領空侵犯しても攻撃されない限り攻撃は出来ない」

特殊作戦軍軍人「もし中国の爆撃機が来たらどうするんだよ?」

空軍軍人「それも攻撃されない限り攻撃は出来ない」

海軍軍人「それ国としてどうかしてるぞ?それに専守防衛は裏を反せば誰かが死なない限り攻撃出来ないってみたいなもんだぞ」

空軍軍人「まあな。それに警察官が凶悪犯を射殺したら逆にその警官が訴えられた事も有ったみたいだぞ(瀬戸内シージャック事件のこと)」

使節団員「本当にこの国大丈夫か?」

海軍軍人「おい。少し声の音を小さくしろ。周りが見てるぞ」

 

周りを見ると十何人かこちらを見ていた

 

そしてしばらくして

 

議長「それでは臨時会を始めたいと思います」

 

議長が開始の宣言をした(無論生中継)

 

そして穐原総理が演壇に上がった

 

穐原「本日は皆さんが知ってのとうり大日本帝國からの使節団が来日しましたので急遽臨時会を行います」

 

そして使節団の代表加島正幸(かじままさゆき)が演壇に登壇して挨拶をした

 

挨拶の内容はカット(めんどいからカットした訳じゃないよ)

 

加島「それでは何か質問はございますか?」

 

すると一人の議員が

 

議員「貴国は一体どれくらいの戦力を有しているのですか?」

 

この質問でほとんどの議員がこの質問の真意に気がついた

 

今全世界が大日本帝國について欲しい情報の内一つはその軍事力である

 

別の世界でしかも2035年から来た大日本帝國の軍事力は依然として不明である

米国からの情報で空母を13隻確認できたがその空母の数はほんの一部でしかないと言う事がわかり総戦力は未知数であり各国(特に米中韓露英仏)は必死で情報を集めてたのだ

 

?「それについてはついては私がお答えします」

 

使節団員の中から一人の軍人が手をあげた

そして議長が発言の許可を与えた

 

陸軍軍人「どうも初めまして。私は大本營陸軍部広報室から参りました近堂(こんどう)と申します。それでは我国が保有している戦力をお話ししましょう」

 

近堂「それではまず我国の常備軍人の数は凡そ226万 (正確には225万6942人)で予備役が凡そ157万 (正確には156万5150人)が()り、派生組織は陸軍、海軍、海兵隊、空軍、特殊作戦軍に別れます。 まず陸軍から話しましょう。陸軍は大日本帝國軍の中でも最大規模の人員が居りその数は54万人で多数の歩兵戦力、機甲戦力 (戦車や装甲車等)、砲兵戦力、ヘリ戦力を保有しています。次に海軍の事を説明しますがそれは海軍の人に話してもらいましょう」

 

海軍軍人「皆さま初めまして。自分は大本營海軍部広報室より参りました高吉(たかよし)と申します。では海軍の保有している戦力を話しましょう。まず我海軍の人員は51万で9個の艦隊、13個の空母戦闘艦隊、6個の潜水艦艦隊を有し帝國の領海を守っております」

 

そしてそれから海兵隊、空軍、特殊作戦軍の事について話した(別にめんどいからカットした訳じゃないよ)

 

議長「それでは高宮議員他に何か質問は有りますか?」

 

高宮「いいえ。ありません」

 

そしてそれから無事議会は終わった

 

ところ変わって米国ホワイトハウス 大統領執務室

ジョニー「さて大日本帝國の保有戦力がわかったところで国防長官に質問しよう。もし我国が大日本帝國と全面戦争が始まったら勝てるか?」

国防長官「はっきり言って勝てません。」

ジョニー「その理由を言ってみろ」

国防長官「まず人員の差です。我々が常備員で144万人の人員が居ますが大日本帝國は倍の226万人の常備員が居ます。さらに予備役も含めると中国軍より多いです。」

ジョニー「そうか。是非とも対イスラム国戦線に参加して欲しいな」

国防長官「なら一度大日本帝國軍をリムパックに招待してみては?今年の六月にありますしNATO各国も参加を要請してみては」

ジョニー「それで大日本帝國軍の実力を調べてみると」

国防長官「はい」

 

ところ変わって日本

荻原「吉田さん。今日はお疲れさまでした」

吉田「ではまあまた明日に」

荻原「はい。わかりました」



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登場人物紹介

日本国

 

穐原光示(あきはらこうじ)

日本の総理大臣 大日本帝國と安保条約を結ぼうと考えてる

 

樋川輝(ひかわひかる)

日本の防衛大臣 元自衛官 日本の離島(尖閣諸島など)などの防衛力を強化しようと頑張ってる

 

成光誠(しげみつまこと)

日本の財務大臣 珠算検定二級の資格を持っている(本編とはなんの関係もない)

 

篠川柳(ささがわりゅう)

日本の官房長官

 

大原太郎(おおはらたろう)

日本の外務大臣 英検一級、独検二級、露検二級を持って通訳としても重要な役割を果たす(予定)

 

荻原太希(おぎはらたいき)

日本が大日本帝國に派遣した使節団の代表者 在日大使のクリスとは飲み会う仲

 

アメリカ

 

バーデルニア・G・ジョニー

アメリカ合衆国の大統領 大日本帝國を対イスラム国戦線に参加させたりと考えている

 

クリス・J・ラミレス

在日大使で大日本帝國ヘ向かったときはアメリカの特命全権大使として荻原達日本の使節団と一緒に大日本帝國ヘ向かった 現在飛行機でアメリカに向かってる

 

ナチスドイツ第四帝國

 

アドルフ・ヒトラー

元ナチスドイツ第三帝國総統で今はナチスドイツ第四帝國の総統

脳以外は機械の半分人間で半分機械である

総統閣下シリーズネタをやる時には重要な人物である

 

ヨーゼル・ゲッベルス

ナチスドイツ第四帝國の宣伝大臣

ヒトラーと同様脳以外は機械である

この人物も総統閣下シリーズネタをやるに関して重要な人物である

 

ハンス・クレープス

ヒトラーと同じ脳以外は機械である

陸軍大将でOKH(陸軍総司令部)の参謀総長

総統閣下シリーズのあの時に居残りさせられるいつもの四人組の一人

総統閣下シリーズネタをやるに関して重要な人物

総統とは長い付き合いの為かたまにタメ口になる

 

アルフレート・ヨードル

ヒトラーと同様脳以外は機械である

陸軍上級大将でOKW(国防軍総司令部)の作戦局長

総統閣下シリーズのあの時に居残りさせられる四人組の一人

総統閣下シリーズネタの時クレープスをフォローしている

総統閣下の怒りの火付け役

この人もタメ口を使う

 

ヴィルヘルム・ブルクドルフ

ヒトラーと同様脳以外は機械である

陸軍大将でOKH(陸軍総司令部)の人事局長

総統閣下シリーズのあの時に居残りさせられる四人組の一人

総統閣下の怒りを沈めようとしているが逆ギレで八つ当たりされる

この人物も総統に対しタメ口を使う

 

ヴィルヘルム・カイテル

ヒトラーと同様脳以外は機械である

陸軍元帥でOKW(国防軍総司令部)長官

居残りさせられる四人組の一人

 

ヘルマン・ゲーリング

ヒトラーと同様脳以外は機械である

元薬中だったが機械の体を持ってからは薬物をやってない(と言うかやれない)

 

ヴィルカムズ・ハンツ

ヒトラーと同様脳以外は機械である

海軍大将

 

フェリュックス・シュタイナー

ナチス親衛隊大将

ヒトラーと同様脳以外は機会である

 

ハンス・ウィリッヒ・ルーデル

ヒトラーと同様脳以外は機械である

空軍に所属しておりよく機体に無理矢理大口径の機関砲を積んでる

使用機体はA10(A10の製作に関していろいろなアドバイスを与えたり、テストパイロットもしたからそのお礼として貰った 今では近代化改修しており空母から発艦着艦や夜間攻撃も出来る)とスツーカ20G(ドイツが採用しているジェット攻撃機)

 

カール・コラー

ヒトラーと同様脳以外は機械である

空軍大将で空軍参謀著長

総統閣下シリーズでは総統閣下の抗議電話に冷静な対応をし、総統閣下に「FUCK!アホかいね!」と言わせた人物

 

ローフス・ミシュ

ヒトラーと同様脳以外は機械である

親衛隊曹長でヒトラーの側近 通信手

史実では総統地下壕に居た最後の生存者であった

2006年に「最後の証人 ローフス・ミシュ」と題するテレビドキュメンタリー番組に出演した

2013年9月5日にベルリンで死去した

 

エルヴィン・ロンメル

ヒトラーと同様脳以外は機械である

陸軍元帥

極東派遣陸軍の機甲部隊の司令官を勤めてる

 

モンティアーナ・マークス

武装親衛隊に所属している

武装親衛隊降下猟兵歩兵大隊の指揮官

策略家で指揮能力が高く以前米陸軍二個歩兵大隊vs彼が率いる武装親衛隊一個歩兵大隊と模擬戦をした時米軍に圧勝した(この時彼が率いた部隊で戦死判定を受けた者は二十数名である)

戦争が好きである

無論脳以外は機械である

モデルはヘルシン〇に出てくる少佐

 

大日本帝國

 

渡辺洋輔(わたべようすけ)

大日本帝國の総理大臣

 

河津地大木(かわづちだいぎ)

官房長官

 

吉田佑都(よしだゆうと)

外務省の役人

 

山原佐次郎(やまはらさじろう)

海軍大臣

大将

 

山本陽二郎(やまもとようじろう)

海軍軍令部総長 階級は大将

山本五十六の子孫

 

吉村太希(よしむらたいき)

帝國海軍聯合艦隊司令長官

大将

 

梅原悟郎(うめはらごろう)

聯合艦隊の作戦参謀長

中将

 

南雲義久(なぐもよしひさ)

第一空母戦闘艦隊の司令官

中将

 

東條勲(とうじょういさお)

陸軍大臣

大将

東條英機の子孫

 

河口庄太郎(かわぐちしょうたろう)

空軍大臣

大将

 

矢原忠次郎(やはらちゅうじろう)

近衛軍総司令官

 

加原弥三郎(かはらやさぶろう)

特殊作戦軍司令官

 

谷口拓也(たにぐちたくや)

海兵隊司令官




総統閣下シリーズネタはいつの日にかやる予定です



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そして

大日本帝國の使節団が日本国に来てから次の日 今日は国会でナチスドイツ第四帝國を国家承認するかの議論に入った

 

衆議院

 

議員「議長!穐原総理に一つお尋ねしたいことがあるのです発言許可を下さい!」

 

一人の議員が発言の許可を求めた

 

議長「発言を許可します」

 

そして議長が発言の許可を与えた

 

議員「総理!貴方はナチスドイツ第四帝國を国家承認の件を一体どうするのですか?」

 

議長「穐原総理」

 

穐原「え~。私個人としてはナチスドイツ第四帝國を国家承認しナチスドイツが持っている放射能度下げる薬品を貰い福島の第一原発に使用し一刻も早く自分達の住み処から避難している福島県民の皆様が戻れるようにしたいと思います」

 

議長「〇@議員」

 

議員「それでは総理。(おおやけ)としての立場ではナチスドイツ第四帝國を国家承認しますか?」

 

議長「穐原総理」

 

穐原「総理としての立場では議会を通じて慎重なる審議のもと承認(ナチスドイツ第四帝國)するかを決めたいと思います」

 

しかし議員の一部では

「ならば総理はホロコースト(大虐殺)を行った国を認めるのか!?」

とか

「あのナチスの国家を承認して再び帝国主義や軍国主義に戻るのか!?」

とか

「あのちょび髭の(じじい)(ヒトラーのこと)と手を結ぶのか!?」

とか言いった(最後のは悪口じゃないか)

 

所変わって大日本帝國 迎賓館

 

ガチャッ

 

ハンス「総統閣下。たった今日本国が我々ナチスドイツ第四帝國を国家承認するか国会で議会を開いているとの情報が入りました」

 

ヒトラー「きっと日本の議員達は喜んで我々ナチスドイツ第四帝國を国家承認してくれるだろう」

 

ハンス「総統閣下。実は・・・」

 

アルフレート「日本国の議員の何人かは総統閣下の事を「ちょび髭の爺」とか「おでこハゲの奴」とか「ユダヤ人のホロコーストの実行を指示した人」言っております。まあ確かにちょび髭のジジイでおでこが剥げてるけどな。なぁ、ちょび髭ww」

 

そしてヒトラーは顔に掛けているメガネを外し、テーブルの上に置いて

 

ヒトラー「今、総統に対してちょび髭と言ってはいけないだろ。と思った奴は退室してそう思ってない奴とゲッベルスはこの部屋に残れ」

 

と言った

 

そしてほとんどの人は部屋から退出し部屋にはヒトラーやゲッベルスを含めた六人が部屋に残った

 

ヒトラー「お前ら(わし)を一体どんな奴だと思ってる!?と言うか儂が何時!ユダヤ人の大虐殺を指示した!?ええ!!」

 

そしてこの声は廊下まで響いて居てたくさんの部下が聞いていた

 

ヒトラー「この世界に居た(第二次世界大戦時)儂はユダヤ人大虐殺を指示したかも知れん!だがしかしこの儂はそんなことを指示した覚えは無いぞ!!ってあいたたたた腰が。

とにかくなんもしてない儂をちょび髭と呼び捨てをする日本国の議員なんて大嫌いだ!」

 

ヴィルヘルム「総統閣下お怒りはごもっともですが落ち着いて下さい!」

 

ヒトラー「ふざけんな!お前なんか大嫌いだ!それにお前だって儂のことをちょび髭とバカにしたろうが!バーカ!!」

 

ヴィルヘルム「総統閣下どうか落ち着いて」

 

ヒトラー「儂の事をバカにしといてよくそんな言葉が出るよな! 畜生めぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

このときヒトラーは手に持ってた鉛筆をテーブルに叩きつけた

 

ヒトラー「確かに儂はちょび髭でおでこがはげてるかもしれない。でもだ!普通人のチャームポイントをバカにするか!?」

 

そしてヒトラーは椅子に座った

 

ヒトラー「普通しないだろ!儂だっておでこのハゲを気にしているよ。でもだ!ある時おっぱいプル~ンプルンのお姉さんが「あなたはそのままで良いのよ」と言ったのだぁそして儂はその言葉を胸に刻んで頑張って来たのだぁ!」

 

廊下に居る部下達

 

部下『・・・・・・』

 

居残り組

 

『・・・・・・』

 

大日本帝國の居るヒトラー達でした



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そして2

大日本帝國の迎賓館で総統閣下が暴れだして数分後

 

ヒトラーは今落ち着きを取り戻した

 

ヒトラー「おい。誰か大日本帝國政府に連絡をしてくれ。大日本帝國の使節団を通じて日本政府に伝えたいことがある」

 

この時のヒトラーはやや疲れてたが

 

ヘルマン・フェーゲライン「ハイル・ちょび髭!」

 

そしてヘルマンが言ったその一言でまたヒトラーの怒りは頂点に達した

 

ヒトラー「あのポテトヘッド(アルフレート・ヨードル)に続いてお前まで儂をバカにするのか!」

 

アルフレート「誰がポテトヘッドだって!!ちょび髭!!」

 

そしてヒトラーの発言にミスターポテトヘッド「ああ!何か言ったか作者!?」いいえなんでもありません

 

ヒトラー「本当にお前ら儂に対して調子に乗りすぎだぞ!一回大日本帝國の北海道にあるじゃがいも畑に首から下を埋めようか!!!!」

 

アルフレートはもう疲れたのか何も言わなかった

 

ジリリリリン ジリリリリン ジリリ ガチャッ

 

ハンス「こちら迎賓館臨時総統閣下執務室。 はいすぐに変わります。」

 

ヒトラー「誰からだ?」

 

ハンス「大島島に居るカール・コラーからです。なんでも総統閣下の住まいが完成したとか」

 

ヒトラー「よし変われ」

 

そしてヒトラーは受話器を受け取った

 

ヒトラー「コラーそれで儂の家はどんな感じだ?」

 

コラー『ああ。立派な総統地下壕が完成したよ』

 

ヒトラー「は?地下壕?」

 

コラー『ああ。冷暖房完備、幕僚のや総統も寝室も有るし食料庫も武器庫、弾薬庫、格納庫も有ります。どうです満足ですか?』

 

ヒトラー「何で地下壕何だ?」

 

コラー『作者の命令です』

 

メタ発言するな

 

ヒトラー「何で作者の命令には応じて儂の命令には応じないんだよ!FUCK!アホかいね!」

 

ガチャン

 

ハンス「それで総統閣下や私の家はどうなったんですか?」

 

ヒトラー「ああ。今度から我々の家は地下壕になってしまったよ」

 

ハンス「なんか地下壕って妙に落ち着くよな」

 

アルフレート「ああ。まるで前から居たような気がするしな」

 

ヴィルヘルム・ブルクドルフ「まあ総統閣下は執務室で全裸待機しててくれれば」

 

ヒトラー「何で儂が全裸待機なんだよ!」

 

アルフレート「その方が静かで我々は仕事がはかどるんですよ!」

 

ヒトラー「それはつまり儂が邪魔だって言うのか?」

 

アルフレート「ああそうだ!」

 

ヒトラー「お前ら本当にソ連みたいに粛清しようか!もし儂がアイツだったら素手に粛清してるぞ!スターリンみたいにな!」

 

ジリリリリン ジリリリリン ジリリ

ヒトラー「儂だ」

 

ローフス・ミシュ『総統閣下。大日本帝國の使節団に送る電報の内容を早く教えてください』

 

ヒトラー「ローフスか。すまん。それでは言うぞ『日本国の議員へ 儂はユダヤ人の大虐殺を指示した覚えはない!!後ハゲは余計だ!このジジイ共が!人のチャームポイントを馬鹿にしてるんじゃねぇ!武装SSかゲシュタポを送り込むぞこの野郎!』以上だ」

 

ローフス『そ、総統閣下これはあまりにも酷いのでは』

 

ヒトラー「構わん。先に向こうが馬鹿にしてきたからな」

 

ローフス『了解』

 

ヒトラー「それでは切るぞ」

 

ハンス「それで我々はどうするんです?」

 

ヒトラー「とりあえず大島島の壕に引っ越しだ」

 

ハンス「わかりました」

 

 



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議会

なかなかタイトル名思い付かない


ヒトラー達が大島島の総統閣下地下壕に行くための引っ越しの作業が始まったとき日本国衆議院では

 

議員「だからと言ってナチスの国を認めたらEUやアメリカ、中国や韓国から抗議が来るぞ!」

 

いまだにナチスの国を国家承認するかの議論が続いた

 

議員「じゃあ放射濃度を下げる薬品はどうする?あれさえあれば福島の被災者家に帰れるんだぞ!」

 

そして大日本帝國の使節団員達は

 

加島「なぁ。ナチスドイツ第三帝國ってユダヤ人を大量に虐殺したっけ?」

 

近堂「いいえ。殺ってませんよ。それに武装SSやゲシュタポにもユダヤ人が居ますし、ナチスドイツの政治家にもユダヤ人はいたはずですよ」

 

海軍軍人「この世界ではユダヤ人が大量に虐殺されたのでは?」

 

大日本帝國の使節団がそんな話をしているとき

 

議長「どうかしましたか?」

 

衆議院の議長が尋ねてきた

 

加島「あの一つ確認をしたいんですが良いですか?」

 

議長「どうぞ」

 

加島「たしかナチスドイツ第三帝國はユダヤ人を大虐殺していないのですがこの世界のナチスドイツ第三帝國はユダヤ人を大虐殺したのですか?」

 

議長「え?それってつまり貴方方が居た世界のナチスドイツはユダヤ人虐殺をしていないのですか?」

 

加島「え、ええ。そうですよ。」

 

議長「ええーー!!」

 

議長の突然の叫び声に議会は静かになった

 

穐原「議長どうかしましたか?」

 

議長「はい。実は」

 

議長は大日本帝國の使節団から聞いた話でナチスドイツ第四(第三)帝國は第二次世界大戦の時にユダヤ人迫害や大虐殺はしていなかったことを話した

 

そして

 

使節団員「加島さん。本国から連絡が」

 

使節団員が焦った顔で来た

 

そして使節団員は加島に紙を渡した

 

加島「これは」

 

穐原「どうしましたか?」

 

大日本帝國使節団員とのやり取りを見ていた穐原が何があったか聞いてきた

 

加島「迎賓館に居るヒトラー総統閣下から先程の総統の誹謗中傷の件でヒトラー総統から直々に抗議文が本国から届きました」

 

突然ヒトラーから抗議文が届いた事に議員がざわつき始めた

 

議員「その抗議文の内容をいってもらえますか?」

 

加島「はい。わかりました」

 

加島は演壇に向かった

 

加島「それでは言いますね『日本国の議員へ 儂はユダヤ人の大虐殺を指示した覚えはない!!あとハゲは余計なお世話だ!このシジイ共が!人のチャームポイントを馬鹿にしてるんじゃねぇ!武装親衛隊かゲシュタポを送り込むぞこの野郎!』以上です」

 

この時ヒトラーのことを馬鹿にした議員の顔が真っ青になった

 

今彼等の頭の中には自分の家が武装親衛隊に襲撃されて家族もろとも射殺される景色が彼らの脳裏に思い浮かんだ




あと本作登場兵器紹介の所に幾つかの兵器を追加しました



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人工衛星出現

ヒトラーが日本国の議員に抗議文(脅迫状)を送って一時半後

 

穐原「それではこの件(ナチスドイツ第四帝國国家承認)は一時保留とします」

 

議員の意見がちょうど半分になりなかなか決まらないため保留となった

 

大日本帝國 迎賓館 臨時総統閣下執務室

 

ハンス「総統閣下。大日本帝國の使節団より連絡です。どうやら我々ナチスドイツ第四帝國の国家承認の件の連絡らしいです」

 

ヒトラー「そうかそうか。日本国が我々の国を認めてくれたのだな?」

 

ハンス「総統閣下・・・それが」

 

アルフレート「国家承認の件は一時保留となりました」

 

ヒトラー「なんで保留なんだ!!??認めるか認めないなどちらかにしろ!!」

 

ヴィルヘルム「総統きっと日本にも日本の事情が有るんですよ」

 

その頃宇宙空間では

 

何故か空間が歪んでいた

 

ケネディ宇宙センター

 

スタッフ「地球の衛星軌道上に謎の赤外線や電磁波を探知!」

 

スタッフ「ISS(国際宇宙センター)に連絡してその周辺で一体何が起こっているか調べさせろ!それとこの事を大統領に報告しろ!」

 

スタッフ「了解」

 

ISS

 

ISSクルー「こちらヒューストン。ケネディ宇宙センターどうぞ」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「ヒューストン。機外カメラで日本の空が見えるように写してもらえないか!?」

 

ISSクルー「とょっとまってくれ」

 

ISSクルーが機外カメラを操作してケネディ宇宙センターのスタッフに言われた方にカメラを向けると

 

ISSクルー「なっ! ケネディ宇宙センターへ!あれはいったいなんなんだ!?まるでブラックホールみたいなものが出てきてるぞ!!」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「何!?」

 

ケネディ宇宙センターのスタッフがISSから送られた映像をみるとまるでブラックホールみたいな(・・・・)物が有った すると突然そのブラックホールみたいなものが光だした

 

ISSクルー「うわぁ!」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「ヒューストン大丈夫か?応答しろ!」

 

ISSクルー「ああ。何とか無・・・じ・・だ」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「ヒューストンどうした?」

 

ISSクルー「ケネディ宇宙センターへ!ブラックホールが消えた!」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「what?(なに?)それは本当か!?」

 

 

ISSクルー「ああ。代わりになんか日の丸が書いてある衛星が見えるぞ」

 

ケネディ宇宙センタースタッフ「どれどれ? 」

 

スタッフが映像をみるとそこには『大日本帝國』と書かれた文字の衛星がいくつも有った

スタッフ「すぐに大統領に報告しろ。あと私はしばらく休む」

 

スタッフ「はい」

 

大日本帝國種子島 EJAXA(Empire of Japan Aerospace Exploreation Agency:大日本帝國宇宙航空研究開発機構)センター

 

スタッフ「消滅した人工衛星が出現しました」

 

スタッフ「すぐ総理に知らせろ!あと大本營にも知らせろ!」

 

スタッフ「了解!」



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リムパック演習
大日本帝國海軍ハワイに行く


日本がナチスドイツ第四帝國を国家承認するかの審議が保留となり大日本帝國の人工衛星が出現してから数ヵ月がたち 今は6月となった

 

ハワイ ホノルル アメリカ海軍基地

 

ここにはアメリカ海軍をはじめとした日本海上自衛隊、大日本帝國海軍、ナチス第四帝國海軍、中国海軍、韓国海軍、中華民国(台湾)海軍、インド海軍、インドネシア海軍、シンガポール海軍、タイ海軍、フィリピン海軍、ベトナム海軍、カナダ海軍、ロシア海軍、オーストラリア海軍、イギリス海軍、フランス海軍、ドイツ海軍、イタリア海軍、オランダ海軍、スペイン海軍、デンマーク海軍、ノルウェー海軍、トルコ海軍、アルゼンチン海軍、チリ海軍、ブラジル海軍と合計28ヶ国の海軍が参加した前代未聞の参加数となった

 

大日本帝國海軍 リムパック演習派遣艦隊旗艦 播磨(はりま)艦橋

?「28ヶ国の海軍がこの演習(リムパック演習)に参加しているのか」

 

彼は大日本帝國海軍聯合艦司令長官の吉村太希(よしむらたいき)

 

?「まあ今年は我々(大日本帝國海軍)とナチスドイツ第四帝國海軍がリムパック演習に初参加しますからね」

 

彼は作戦参謀長の梅原悟朗(うめはらごろう)

 

吉村「しかしこんなにたくさんの国が演習に参加するなんて向こうの世界(大日本帝國を居た世界)じゃああり得ないな」

 

梅原「そうですねぇ」

 

吉村「しかし戦艦が見当たらないな」

 

吉村が周りを見渡すが戦艦がない

 

梅原「この世界では戦艦はもうお払い箱(退役又は解体)ですよ」

 

吉村「やっぱりか」

 

吉村が少し残念な顔になった

 

吉村「(それにしてもどうしてこうなったんだろう)」

 

遡るこの数週間前

 

回想開始

 

大日本帝國 大本營海軍軍令部 会議室

 

吉村「今何とおっしゃいましたか?」

 

?「前日アメリカから今後の親睦を深めるためにもリムパック演習に参加してほしいとの連絡が有って内閣会議を行った結果聯合艦隊旗艦艦隊(第一艦隊)を始めとした第二艦隊、第三艦隊、第一空母戦闘艦隊(空母打撃郡)第二空母戦闘艦隊、第三空母戦闘艦隊、第一潜水艦隊を派遣することを決定した。後海兵隊、陸軍、空軍、特作軍(特殊作戦軍)も部隊を派遣する。後ナチスドイツ第四帝國海軍、陸軍も部隊を派遣するんだったけな」

 

彼は軍神山元五十六の子孫 山元陽二郎(やまもとようじろう)

 

吉村「ちょっと待ってください!そんなにたくさんの艦隊を派遣したら領海の防衛網が維持出来なくなります」

 

士官「そうですよ」

 

その他何人かの高級士官が反論した

 

山元「それは大丈夫だ」

 

回想終了

 

吉村「とは言ってたけどやっぱりこんな大艦隊を派遣しているのは我々とナチスドイツ第四帝國だけだな」

 

梅原「そうですね」



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リムパック演習の会議

大日本帝國海軍聯合艦隊がハワイ ホノルルに入港してから一日がたち、リムパック演習開催まで後一週間前となった

 

大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨 士官会議室

 

そこに十数人の人が居た

 

吉村「全員集まったな。今この場に集まってもらったのは一週間後のリムパック演習に行われる演習の内容についてだ」

 

この時ほとんどの将校や士官がペンとメモ帳を取りだし書く準備をした

 

吉村「まず演習初日に艦隊防空訓練や潜水艦追尾訓練を行う。なお潜水艦追尾訓練は海上自衛隊、大日本帝國海軍、ナチスドイツ第四帝國、アメリカ海軍の順で行う」

 

その時一人の将校が手をあげた

 

?「第一潜水艦隊司令の小崎(おざき)です。この潜水艦追尾訓練に中国人民解放海軍やロシア海軍は参加しないのですか?」

 

吉村「連中の潜水艦が来てないからやらないそうだ」

 

小崎「わかりました」

 

吉村「それでは話を元に戻すぞ。そして潜水艦追尾訓練を行ったらその日の演習は終了だ。次の日には航空隊の模擬戦を行う。これには日本の航空自衛隊、アメリカ空軍、同海軍航空隊、オーストラリア空軍、大日本帝國海軍航空隊、同空軍、ナチス第四帝國海軍航空隊、人民解放海軍航空隊、ロシア海軍航空隊、フランス海軍航空隊、イギリス海軍航空隊が参加する。」

 

そして一人の士官が手をあげた

 

?「第一空母戦闘艦隊所属第一海軍航空隊の井村《いむら》です。この模擬戦に格闘戦は有りますか?」

 

吉村「ああ、有るぞ。」

 

井村「それでは手加減無しの本気で殺っても宜しいですか?」

 

吉村「別に殺っても良いがあんまり殺りすぎると前の世界に居たアメリカ海軍航空隊の連中みたいになるからな。奴等のプライドを木端微塵打ち砕くなよ。しまいにはお前ら(帝國海軍航空隊)と二度と戦いたくないとか、訓練拒否とか、戦った後ずっと部屋の隅で体育座りして落ち込んでたとか、お前ら(帝國海軍航空隊)が対戦相手になったときある米兵のパイロットが素足で逃げた、なんて話良く聞くからな」

 

井村「いや~。お恥ずかしいですなぁ」

 

吉村「では話に戻るぞ。その航空演習は丸一日行われる。何せ参加数が多いからな(特に大日本帝國とナチスドイツ第四帝國)。 そして次の日にハワイがどこかの、国に奪われたと想定しての奪還演習をする。これは陸上部隊は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊、大日本帝國海兵隊、同陸軍、同特作軍、ナチスドイツ第四帝國陸軍が参加する。そして次の日に赤軍と青軍に別れての演習だ。赤軍が我々大日本帝國軍とナチスドイツ第四帝國軍の枢軸聯合軍で青軍がアメリカ、日本、ロシア、中国を中心とした連合軍に別れる」

 

士官「ちょっと待つて下さい。それでは青軍が有利では有りませんか」

 

吉村「いや。今回の演習で我々は三つの艦隊と空母戦闘艦隊、更に潜水艦隊が来ている。そしてプラスにナチスドイツ第四帝國海軍だ。他の国はそこまで多くの艦艇が来てるわけではないんだ。それでこうなったんだよ」

 

士官「わかりました」

 

吉村「他に質問は?」

 

誰も手を上げなかった

 

吉村「よし。では解散とする」



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異世界の極東の荒鷹 ハワイにつく

時は少し戻り大日本帝國海軍リムパック演習派遣艦隊がハワイに入港した頃 ある場所では

 

とある場所にある建物にある執務室と思われる場所

 

そこには二人の男がいた

 

?「・・殿。例の作戦の準備が(ととの)いました。後一週間後には、兵員の訓練が終わります」

 

?「うむ。よろしい。この訓練が終了したら直ぐに例の計画を決行する」

 

?「ついにここまで来ましたね」

 

?「ああ。ここまで来るのにいったいどれ程の時間を費やしたことか」

 

?「途中米軍の妨害も有りましたが例の戦闘機のお陰で勝ちましたな」

 

?「ああ。この計画 絶対に成功させなければならんな」

 

 

 

 

そして時間を戻して

 

 

 

 

大日本帝國海軍リムパック演習派遣艦隊がハワイに到着してから二日目 ハワイ ヒッカム空軍基地 いつもなら米空軍の輸送機等が居るが、今週はリムパック演習が行われるため日本の航空自衛隊機や米空軍、オーストラリア空軍の軍用機がその翼を休めていた

 

そして今日ある国の空軍がやってくる

 

そのある国とは突如太平洋のど真中に出現した大日本帝國で有る

 

ヒッカム空軍基地管制塔

 

無線「こちら大日本帝國空軍リムパック演習派遣部隊。当基地に着陸の許可を願う」

 

管制員「了解。ちょっと待ってくれ」

 

そして管制員がレーダーを見るがそこには何も写っていない

 

管制員「あれ?何も写って居ないな。おいそっちのレーダーに航空機は写ってないか?」

 

管制員「いや。何も写っていないが」

 

管制員「レーダーの故障か?」

 

無線「こちら大日本帝國空軍リムパック演習派遣部隊。一体どうした?」

 

管制員「ああ。すまんが貴機の現在位置を教えてくれないか?レーダーが故障でもしているのか何も写らなくて」

 

無線「今、爆弾槽開くからちょっと待ってくれ」

 

すると突然レーダーに多数の飛行物体が写った

 

管制員「な!」

 

突然の出来事に驚きを隠せない管制員

 

無線「どうした?」

 

管制員「いや。何でもありません。では大日本帝國空軍リムパック演習派遣部隊ヘ。着陸を許可します。ようこそハワイヘ」

 

そして大日本帝國空軍の戦闘機が着陸し終わった後空中給油機やミサイルや弾薬を搭載した輸送機数機が着陸し始めた

 

そして次に爆撃機が着陸を始めた

 

管制員「すみません。ステルス機なら爆弾槽を開けてください」

 

無線「了解」

 

そしてレーダーに多数の反応が出た

 

格納庫

米空軍軍人「おい見ろよ。あれB52じゃねぇか?」

 

米空軍軍人「あれ?確かB52は演習に参加する予定はなかったはずだけど」

 

米空軍軍人「あれ?よく見たら尾翼に日の丸が描いてあるぞ」

 

米空軍軍人「じゃあ大日本帝國空軍か」



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大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國 首脳部非公開会議

ついにリムパック演習が前日に迫った日 その頃 ナチスドイツ第四帝國領 大島島 総統閣下地下壕 来客用会議室

 

そこに大日本帝國首相の渡部洋輔(わたべようすけ)と各大臣、各軍の大臣や総長、司令官とナチスドイツ第四帝國総統閣下 アドルフ・ヒトラーとその他閣僚や将軍が居た

 

渡部「ヒトラー総統閣下。お忙しい中この会議に参加してくれてありがとうございます」

 

ヒトラー「いや構わんよ。それより会議の内容は確か今後のことについてだったな」

 

渡部「はい。まずこの世界についてある程度の情報が入りましたのでまずそちらから話しましょう。では始めてくれ」

 

渡部は後ろに待機していた担当の役員に始めるように言った

 

役員「はい」

 

担当の役員はスクリーンのところに移動した

 

など役員「ではまずお手元に有る資料の1ページ目を見てください」

 

全員が資料をめくった

 

役員「まずそこにはこの世界の技術力等を書いています。そしてそこに書いてあるようにこの世界の総合的な技術力はおよそ1990年代レベルの技術力で有り、我々からみればかなり旧式の技術力で、例えば我々の世界では1959年に月面着陸しましたがこの世界では1969年に月面着陸してます」

 

そしてこの資料の説明を聞いてた誰かが「かなり遅れてるんだな」殿言った

 

役員「はい。誰かが言ったように我々からしてみればかなり遅れてます。しかしこれは我々の居た世界の科学力がこの世界より進歩しているからです」

 

そしてこの説明は20分くらい続いた

 

役員「それではこの説明を終わります」

 

渡部「ごうくろうでした。ヒトラー総統閣下何か言いたいことは有りますか?」

 

ヒトラ―「ウム。我々にこの説明をしたと言うことは何かあるのかね?」

 

渡部「はい。我国(大日本帝國)貴国(ナチスドイツ第四帝國)の技術力や科学力が進んでいます。例えば貴国が開発したSea of Augen(訳 海中の目)の技術や潜水航空母艦、対ステルス機用電子探知機(レーダー)、円盤型航空機、ステルス技術、超人兵士製造の技術。我国のステルス技術、円盤型航空機、電磁力砲(レールガン)、新型特殊爆弾、光学兵器等々があります。」

 

ヒトラー「それで用件は?」

 

渡部「はい。我国としましてはこのアドバンテージを有効に使いたいのです。それで我国はこの法案を作りました」

 

そう言って渡部はヒトラー総統のところに一つの資料を渡した

 

そしてそこにはこう書いてあった

 

ヒトラー「特定技術情報流出防止法か」

 

渡部「はい」

 

ヒトラー「何故、儂にこの事を話したのだね?」

 

渡部「はい。実は35式戦車に使われているゼレラミニックバルやレーザー等の技術はなんとしても世界に渡したくないのです」

 

ヒトラー「それで?」

 

渡部「はい。そこでそれらの技術はナチスドイツ第三帝國と共同開発したものでこの技術が欲しいのならナチスドイツ第四帝國に許可を採って貰ったら技術を公開する。と言う事にしたいのです」

 

ヒトラー「理由はわかったが、これに我国が協力して何の得になるのだね? 」

 

渡部「援助金を1.9倍に上げ、食料援助もします」

 

ヒトラー「ウム。いいだろう」




次回リムパック演習に入ります

海中の目:ナチスドイツ第四帝國が開発した画期的な装置 ソナーが潜水艦の耳となるのならこれは潜水艦の目となる 潜水艦に搭載した特殊な装置が探知不可能なレーダー波を出して、水中や海上をスキャンしそれを立体映像化する装置(簡単に言えばローレライに登場するローレライ・システムと似たものだと思えばいい)


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リムパック演習開始

リムパック演習初日

時刻 AM 9.00 天候 晴天 ハワイ ホノルル アメリカ海軍基地 大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨

 

大日本帝國海軍リムパック演習派遣艦隊がハワイについて一週間が経った今日 ついにリムパック演習が行われる日となった

 

そしてリムパック演習の開会式は他国の海軍関係者の要望も有って大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦の播磨で行われる事になった

 

そして例年と違うところは上空に本来なら居ないはずのアメリカ、日本、中国、韓国、ロシア、インド、フィリピン、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ等のマスコミが乗ったヘリが居ることだ(しかも50機は越えている)

 

とあるマスコミが乗っているヘリ

 

リポーター「視聴さまの皆さん。ご覧ください。今まで自分の下には艦を2つくっつけたような形の超巨大な戦艦が居ます!!!!そしてその前方には世界最大の戦艦で有名な戦艦。戦艦大和が居ます!!!! そしてあちらをご覧ください。あちらにある甲板に大きい日の丸を描いた空母は全長600Mもある核融合炉機関搭載の大日本帝國海軍の超巨大空母の信濃です!!!!もおとてつもなく大きいですねぇ~。ミニッツ級空母なんてもう子供みたいですよ~。おや?信濃の甲板にある航空機はステルス機か?おいあの空母の近くを飛んでくれ!」

 

ヘリパイロット「わかっりましたがあまり近づくのは禁止されてるので少し離れたことろに行きます」

 

リポーター「わかった」

 

所変わって大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨甲板

米海軍提督「~によってリムパック演習を開催する」すると何処からか音楽がなり始め、播磨の上空に編隊を組んだ4機のF-3が飛んで行った

 

そして開会式が終わり、ここから先はマスコミは完全にシャットアウトして、リムパック演習が開始された

初日の演習内容は艦隊防空演習と潜水艦追尾訓練である

 

演習海域に向かう途中 双胴戦艦播磨 艦橋

 

吉村「通信士」

 

通信士「は!」

 

吉村「戦艦大和、武蔵の艦長に連絡。全主砲に対空7式弾を装填するように連絡しろ」

 

通信士「ヨーソロー(大日本帝國海軍(と海自)では了解、問題なしの意味)」

 

戦艦大和 艦橋

 

通信士「旗艦播磨より入電!防空演習により主砲に対空7式弾を装填せよ。とのことです」

 

大和艦長「わかった。CIC(戦闘指揮所)の砲術科に連絡。7式弾を装填せよ」

 

通信士「ヨーソロー」

 

戦艦武蔵

 

通信士「旗艦播磨より入電!防空演習により主砲に対空7式弾を装填せよ。とのことです」

 

武蔵艦長「ご苦労。砲術科に連絡。対空7式弾を装填せよ」

 

通信士「了解」

 

そして各国の海軍は演習海域に向かった

 

同時刻 とある場所にある建物にある執務室と思われる場所

 

?「ヘルマー総統閣下殿!全軍の訓練が終了しました!御命令が有れば何時でも出撃出来ます!」

 

ヘルマー「ウム宜しい。ザッヘラル」

 

ザッヘラル「はい。なんでしょうか?」

 

ヘルマー「マイクを起動してくれ。出撃の前に将兵にちょっと演説をな」

 

ザッヘラル「わかりました」

 

そしてザッヘラルはマイクを起動して

 

ザッヘラル「これから新ナチスドイツ第三帝國3代目総統閣下殿が演説に入る。総員は一時作業を中断せよ」

 

そしてザッヘラルはマイクをヘルマーに渡した

 

ヘルマー「旧ナチスドイツ第三帝國敗残兵の諸君!親愛なる新ナチスドイツ第三帝國兵士諸君!我々はついにここまで来た。1945年5月7日に祖国の旧ナチスドイツ第三帝國は降伏した。だがしかし!賢明なる初代総統閣下、アドルフ・ヒトラーは1944年1月にドイツ臣民や親衛隊、国防軍の一部を南極にある地下に移動し、反撃の時を待った。しかし計画の途中でナチスドイツ第三帝國が敗戦し、ごく一部の将兵がここ南極に退却した!しかし翌年の1946年にナチスドイツ第三帝國残党狩りに来たアメリカ軍が来た!だが我々が誇るハウヒブー円盤戦闘機やHo229戦闘機やUボート活用し1947年に米軍を撤退させた!そしてそれから70年近く我々はこの南極の中で力を蓄えた!そしてついに作戦の実行の時が来た!我々を亡き者にし、忘却に追い詰めた愚か者を蹴り飛ばそう。連中に我々の本当の恐ろしさを見せてやる。昨日まで当たり前だった風景を地獄の風景に変えてやる。さあ新ナチスドイツ第三帝國兵士諸君!戦争の開始だ」

 

兵士『ウオォォォォーーーー!!!!』

 

ヘルマー「それでは諸君!作戦開始だ!」



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防空演習

ハワイ リムパック演習海域

 

アメリカ海軍リムパック演習旗艦 原子力空母ロナルド・レーガン 艦橋

 

士官「提督。演習海域に到達しました」

 

一人の士官が報告に来て、提督が海図を見た

 

提督「よし。全艦に連絡。対空演習を開始する。」

 

士官「了解」

 

大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨

 

士官「長官!米空母ロナルドレーガンより入電。防空演習を開始するとのことです」

 

吉村「帝國海軍全艦艇に連絡。『総員日頃の訓練の成果を見せつけろ』以上だ」

 

士官「了解」

 

そして士官は通信室に連絡した

 

しばらくして

 

士官「長官!まもなく米空軍のF16C戦闘機20機からAQM37C高速標的弾が発射されます」

 

吉村「全艦対空戦闘ヨーイ!」

 

士官「ヨーソロー!対空戦闘ヨーイ」

 

そして戦艦播磨の46cm電磁加速砲2連装主砲×2と50cmレールガン連装主砲×1が標的弾の方へ砲を向けた

 

 

 

米海軍 空母 艦橋

士官「提督!大日本帝國海軍戦艦播磨の主砲が動いてます!」

 

提督「What?」

 

士官「提督!F16Cより高速標的弾、発射しました」

 

提督「なんだ?奴等は主砲でミサイルを撃ち落とすってか?笑える冗談だ。落ちるわけがないだろ」

 

同刻 ロシア海軍 旗艦アドミラル・くクズネツォッフ

士官「長官。大日本帝國の戦艦播磨の主砲が動いてます」

 

ロシア海軍極東海軍司令長官「ヤポンスキーは一体何を考えてるんだか理解に苦しむな」

 

同刻 中国海軍遼寧 艦橋

士官「提督!シャオリーベンの戦艦の主砲が動いてます」

 

提督「あの国の連中は一体何を考えてるんだか」

 

海上自衛隊 あきづき 艦橋

隊員「艦長!大日本帝國海軍戦艦播磨の主砲が動いてます」

 

隊員「スゲー。あんなでかい砲が動くの始めてみるよ」

 

同刻ナチスドイツ第四帝國海軍旗艦ビスマルクⅡ艦橋

士官「長官!播磨の主砲が動きました」

 

長官「久々に実弾を撃つつもりか。たしか最後に主砲が火を噴いたのは半年も前だったな」

 

 

戦艦播磨艦橋

士官「艦長!主砲の発射準備完了しました!後は命令を下さればいつでも撃てます」

 

艦長「ご苦労。長官」

 

梅原「いよいよこの戦艦播磨の主砲の威力をこの世界に告げる時が来たな」

 

艦長「50cm電磁加速砲の威力で再びこの世界に戦艦の重要性を教えてやる」

 

士官「戦闘指揮所から連絡!標的弾、残り距離8km!」

 

艦長「砲術長」

 

播磨砲術長「ハッ!」

 

艦長「主砲 撃ち方始め」

 

砲術長「ハッ!戦闘指揮所へ!こちら砲術長!主砲撃ちー方始めーッ!!撃てーーー!!!」

 

砲術長が発砲の指令を出して2秒後

 

戦艦播磨の46cm主砲四門と50cm主砲二門から巨大な炎を噴いた そして主砲の真下にある海面下で巨大な凹みが出来き、主砲発射時の衝撃波は他国の艦艇まで届いた

 

播磨の隣にいる米海軍駆逐艦

艦長「クソッ!今の衝撃波は何なんだ!?」

 

士官「艦長!新兵の1名が今の播磨の砲撃による衝撃波で気を失いました」

 

艦長「主砲による衝撃波だって?クソッあんな馬鹿げた威力を持つ砲の方がどうかしてる」

 

同刻 米海軍空母 艦橋

士官「提督!」

 

提督「なんだ?」

 

士官「今さっき発射した標的弾が消滅!おそらく播磨が発射した砲弾で撃破せれた模様!」

 

提督「そんな馬鹿な」

 

中国海軍旗艦遼寧艦橋

士官「提督!標的弾が全部消滅しました!おそらく播磨の砲撃によるものだと思われます」

 

提督「そんな事が有っていいわけが」

 

海上自衛隊 あきづき 艦橋

隊員「なあ。今の衝撃波絶対にアレ(播磨)の主砲から出来たものだよな」

 

隊員「ああ。しかし凄いな」

 

 

播磨 艦橋

士官「戦闘指揮所より連絡。標的弾全弾迎撃成功!」

 

士官『ヨッシャー!』

 

艦橋では歓喜の声に包まれた

 

その頃米空母では

 

提督「それで播磨の主砲砲撃時の映像はしっかりとれたか?」

 

士官「バッチリです」

 

提督「クソッ。まさか全弾迎撃されるとは」

 

ハワイ某所

 

?「クソッ此処は一体何処だ?」

 

フィールドグレーの色をした軍服を着た士官らしき人がそう呟いた

 

?「大佐!ーー軍を見つけました!」

 

大佐「なに!?それは本当か?」

 

?「はい。あとーー軍とーー軍、ーー軍も発見しました」

 

大佐「よし。すぐそいつらと合流する」

 

?「了解」



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防空演習2

大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦播磨が標的弾を主砲で文字どうり“消滅”させてから数分後

 

戦艦播磨 艦橋

 

士官「長官!米軍より入電『今度から防空演習の時、主砲で標的弾を消滅させないで下さい』です」

 

艦長「威力が強すぎたか」

 

砲術長「そんな」

 

何故かガッカリする砲術長

 

吉村「つまんなくなりそうだな砲術長」

 

砲術長「主砲が有るのに撃つなって・・・主砲は飾りでは無いのに何故・・・」

 

この時の砲術長の回りはお通夜ムードになってしまった

 

士官「長官!ナチスドイツ第四帝國海軍ビスマルクより入電『素晴らしい砲撃で有った』です」

 

士官「長官!再び米軍より入電!『今度は船体の左右に有る速射砲及びミサイルで標的弾を迎撃してほしい』です」

 

艦長「速射砲?」

 

砲術長「1式高角砲の事ですかね?」

 

吉村「連中から見れば1式高角砲が速射砲に見えるんだろ」

 

砲術長「しかし1式高角砲を使用して大丈夫ですか?長官?」

 

吉村「ああ大丈夫だ」

 

砲術長「わかりました」

 

所変わって米軍空母艦橋

 

士官「F16ファルコン隊から標的弾の発射準備完了しました」

 

提督「わかった。しかしあの艦(播磨)にはミサイルの数も尋常ではないだろう」

 

士官「それにあの速射砲の数も多いです。全部で16基も確認されてます」

 

士官「それにRAMやCIWSも多数確認しています」

 

提督「まあ実際どうなのかは見てみないと分からないがな。F16ファルコン隊に標的弾発射命令をしろ」

 

士官「了解」

 

そしてF16ファルコン隊から多数の標的弾が発射された

 

播磨艦橋

 

士官「戦闘指揮所から連絡!標的弾発射しました」

 

艦長「よし。一式高角砲で迎撃をしろ」

 

士官「了解」

 

F16から発射された標的弾が播磨に近づいてきて、一式高角砲が動いた

 

そして一式高角砲から チュインチュインチュインチュイン とこれまでの砲とは違う発砲音が聞こえ、そして発射されてるのは砲弾ではなくレーザーが発射された

 

米空母

 

士官「てててて提督!!!!」

 

提督「うるさいぞ」

 

士官「はははは播磨の速射砲がレーザービームをううう撃っています」

 

提督「何!」

 

部下の報告を受け提督が播磨の方へ顔を向けた そして

 

提督「な!」

 

その光景に提督は言葉を失った

 

提督が見た光景は

 

一式高角砲がレーザーを撃ちまくり次々と標的弾が撃ち落とされいく光景だった

 

提督「こ・・こんな事が有って・・いい・・のか?」

 

海上自衛隊 あきづき

 

隊員「あれ、レーザー光線だよな?」

 

隊員「あ、ああ」

 

中国海軍 空母 遼嚀

司令官「クソッ!何でシャオリーベンが我国ですら開発できてい光学兵器を持っているのだ!!??」

 

そして他国が驚いている間に標的弾は一発残らず撃ち落とされた

 

大日本帝國海軍 播磨

 

士官「戦闘指揮所より連絡。標的弾全弾撃墜です」

 

艦長「ごくろう」

 

砲術長「はぁ・・・物足りないな」

 

 



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防空演習3

戦艦播磨に搭載している光学兵器が標的弾を全て撃破してから数分

ナチスドイツ第四帝國海軍 戦艦ビスマルク 艦橋

 

士官「長官。米軍より入電。『次は貴艦隊の番である』です」

 

長官と呼ばれた男 ハルデニック・カルデントは

 

カルデント「上から目線で言ってくるか」

 

とぼやいた

 

カルデント「対空戦闘用意。そして主砲射撃用意」

 

士官「了解!対空戦闘用ー意!主砲射撃用ー意!」

 

そしてビスマルクの38.1cm砲に対空弾が装填された

 

米軍空母

 

士官「提督。ナチスドイツの戦艦の主砲が動いてます」

 

提督「なんだ?向こうの世界の海軍人の連中は皆、大艦巨砲主義なのか?」

 

士官「自分にはわかりませんが少なくとも防空能力は高そうですけど」

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「長官。主砲の射撃準備完了!」

 

カルデント「よし。後は標的弾が発射されるまで待機だ」

 

士官「了解」

 

カルデント「それと潜水艦追尾訓練に備え待機している潜水艦隊に連絡。『牙を磨げ』だ」

 

士官「了解!」

 

そして数分後F16から標的弾が発射された

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「長官。標的弾が発射されました。本艦に到達まで残り5分」

 

カルデント「主砲射撃用意」

 

士官「了解。主砲射撃用意!!」

 

その掛け声にあわせてビスマルクの主砲が動き、標的弾に照準を合わせた

 

そして標的弾が近づいてきた

 

カルデント「主砲射撃開始!!」

 

カルデントの合図と同時にビスマルクの主砲も火を吹いた

 

そして衝撃波を生み出しながら砲弾は標的弾に向かって行き、標的弾が近づいたら砲弾の信管が作動し、標的弾を吹き飛ばした

 

米軍空母

 

士官「標的弾レーダーから消滅しました。先程と同じように吹き飛ばされたのだと思われます」

 

提督「そうか」

 

播磨の事が有ったのか今回は比較的静かだった

 

ビスマルク 艦橋

 

カルデント「やはり戦艦の主砲は良いな」

 

士官「そうですね」

 

そしてその後海上自衛隊や中国海軍などその他の海軍が防空訓練をした

 

太平洋のどっかの海域の水中

 

ヘルマー「ザッヘラル。いつ我々(新ナチスドイツ第三帝國)はハワイに着くのだ?」

 

ザッヘラル「後一週間ほどかかります」

 

ヘルマー「ウム。それで先行として放って米軍基地に潜入させた工作員とホノルルに放った工作員とはどうした?」

 

ザッヘラル「それが米軍の方は日本海軍の戦艦に潜入するの連絡以来通信が途絶しています」

 

ヘルマー「そうか。きっと電波制限がかけられてるから通信できないのか」

 

ザッヘラル「おそらくは」

 

ヘルマー「それで部隊の士気はどうだ?」

 

ザッヘラル「とても士気が高いです。」

 

ヘルマー「ウム。結構だ」

 

その頃 播磨 小会議室

 

吉村「で工作員が忍び込んでいたと」

 

士官「はい。現在憲兵が取り調べています」

 

吉村「国籍は?」

 

士官「新ナチスドイツ第三帝國と申しております」

 

吉村「新ナチスドイツ第三帝國?」

 

士官「この世界のナチスドイツ第三帝國の敗残兵のようです」

 

吉村「で、潜入したのはそいつだけか?」

 

士官「はい」

 

吉村「では引き続き取り調べろ。後この件は他言無用だ」

 

士官「了解」

 

ハワイ ホノルルの近くにある森

 

大佐「それで合流した満州国軍とイタリア軍、ルーマニア軍、ブルガリア軍はどのくらいの人数が居る?」

 

兵士「総兵力は我々ナチスドイツ第三帝國と合わせて2万人です」

 

大佐「我々(ナチスドイツ第三帝國)が四千人居るだろ」

 

兵士「満州国軍、イタリア軍、ルーマニア軍、ブルガリア軍も四千人居ます」

 

大佐「大日本帝國と総統閣下が消えて大混乱中なのに別の問題が起こるなんて」



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対潜演習

防空演習が終わり午後に入り、本日最後の潜水艦追尾訓練に入った

 

戦艦 播磨 艦橋

 

士官「長官。まもなく追尾訓練が始まります」

 

吉村「最初は米軍からだっけな?」

 

士官「そうです」

 

吉村「よし。“海中の目”を起動させろ」

 

士官「ヨーソロー」

 

戦艦 播磨 CIC

 

士官「ヨーソロー!“海中の目”を起動させます」

 

戦艦 大和

 

士官「艦長!播磨から”海中の目“の起動命令が出ました!」

 

艦長「起動させろ」

 

士官「ヨーソロー!!」

 

戦艦 播磨 CIC

 

士官「どうだ?米軍の潜水艦は見つかったか?」

 

兵士「ええ。バッチリ見つかってます」

 

士官「何処に居る?」

 

兵士「艦隊の後方約24km深度250Mに1隻、本艦から右側に約29km深度190Mに1隻、本艦隊の斜め左下約19km深度300に2隻、本艦隊から斜め右上約26km深度216に1隻です」

 

士官「計5隻の潜水艦がお出迎えか。艦種は?」

 

兵士「オハイオ級が3隻、バージニア級が2隻です」

 

士官「中古品のお出ましか(※大日本帝國の世界では上記の二種類の潜水艦は全て退役しています)」

 

兵士「どうします?」

 

士官「とりあえず艦橋に居る司令部にこの事を報告だ」

 

兵士「ヨーソロー」

 

艦橋

 

士官「報告します。米軍潜水艦5隻探知したとの報告が来ました」

 

吉村「艦種は?」

 

士官「オハイオ級が3隻、バージニア級が2隻です」

 

吉村「中古品か(※同じことを言いますが大日本帝國の世界では上記の二種類の潜水艦は全て退役してます)」

 

士官「どうします?」

 

吉村「確か海上自衛隊だっけ?に獲物を奪われる前に狩ったが良いか?」

 

吉村が参謀の梅原の方を見る

 

梅原「自分は先手をうったほうが良いと思います」

 

吉村「わかった。米潜に近い駆逐艦に連絡。『アメリカ産の黒くじらを狩れ』だ」

 

士官「ヨーソロー」

 

艦隊の後方に居る大日本帝國海軍(第三艦隊所属)駆逐艦 不知火(しらぬい)

 

士官「艦長!聯合艦隊旗艦播磨より入電!」

 

艦長「読んでみろ」

 

士官「ハッ!『アメリカ産の黒くじらを狩れ』」

 

その時艦長を含む数人の士官の目が光った

 

艦長「黒くじらしだ」

 

士官「久々の獲物だ」

 

士官「今晩の飯はくじらに決まりだな」

 

そして米潜に近い大日本帝國海軍の駆逐艦が動き出した

 

米軍空母

 

士官「提督!大日本帝國の駆逐艦が我軍の潜水艦を探知した模様。駆逐艦が潜水艦に近づいてきます!!」

 

提督「バカな!まだ距離は有るだろ!何でわかったんだ!」

 

提督がそう叫んでるとき一人の士官が慌ててやって来た

 

士官「提督!後方に展開していたバージニア級撃沈判定!」

 

突然の撃沈判定の報告が来た そして更に

 

士官「右舷に展開していたオハイオ級撃沈判定!」

 

士官「右舷上に展開していたオハイオ級撃沈判定!」

 

士官「左舷下に展開していたバージニア級、オハイオ級撃沈判定

 

士官「潜水艦隊全滅!!」

 

提督「短時間で全滅か」

 

士官「提督。もしかしたら我々はとんでもない化け物を呼んでしまったのではないでしょうか?」

 

提督「ああ」



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対潜演習2

神は言っている 書ける内に書けと


大日本帝國海軍が米海軍の潜水艦を短期間で殲滅して次は海上自衛隊の番になった

 

戦艦 播磨 艦橋

 

梅原「長官。次は海上自衛隊の潜水艦が来ます」

 

吉村「さてこの世界の日本の海軍の潜水艦隊の実力はどのくらいだろうな」

 

士官「例え優秀でも“海中の目”を使えば直ぐ位置特定が出来ますよ」

 

吉村「よし。“海中の目を起動させろ”」

 

士官「ヨーソロー」

 

そして大日本帝國海軍は米潜水艦を一瞬にして探知をした“海中の目”を起動させた

 

戦艦 播磨 CIC

 

士官「見つけたか?」

 

兵士「バッチリ」

 

士官「で、連中は何処だ?」

 

兵士「凄いですよ。奴等無音潜航で近づいてきます」

 

士官「無音潜航も凄いが居場所は?」

 

兵士「艦隊後方に1隻、米空母の真後ろに1隻、中国駆逐艦に近づいているのが1隻、左側に1隻です」

 

士官「艦種は?」

 

兵士「そうりゅう型が2隻、おやしお型が2隻」

 

士官「練習用潜水艦と退役潜水艦か(※大日本帝國海軍ではそうりゅうは練習用潜水艦に、おやしおは退役しています)」

 

兵士「報告しますか?」

 

士官「そうしてくれ」

 

兵士「ハッ!」

 

艦橋

 

吉村「で、今度は退役潜水艦と練習用潜水艦のセットか?(同じことを言いますがそうりゅうは練習用潜水艦になり、おやしおは退役しています)」

 

士官「そうです」

 

吉村「居場所がわかったのなら即行狩るか」

 

士官「ヨーソロー」

 

大日本帝國海軍駆逐艦(第二艦隊)(あらし)

 

士官「艦長!播磨より入電!『日本国産の黒くじらを狩れ」です』

 

この時やはり前回と同様士官達の目がキラーンと光った

 

艦長「ようやく我々の出番か」

 

士官「さっき(前話)は第三艦隊の連中に奪われたが今回はやっと狩れる」

 

士官「もう一つの日本国の潜水艦。楽しみだ」

 

そして第二艦隊所属の駆逐艦はそれぞれの獲物(潜水艦)に向かった

 

いせ

隊員「司令!大日本帝國海軍の駆逐艦が我々の潜水艦に向かっていきます」

 

司令「なに!?もうわかったのか?!無音潜航してたのに」

 

隊員「見つかった理由はわかりませんが駆逐艦が潜水艦に向かっているのは事実です」

 

隊員「大変です!?そうりゅうが撃沈判定!」

 

隊員「もちしお、うずしおも撃沈判定を食らいました!」

 

隊員「うんりゅうも撃沈判定!」

 

司令「あの(大日本帝國海軍)は一体どんなマジックを使ったんだ!?」

 

隊員「わかりません」

 

戦艦 播磨 艦橋

 

士官「なんか今のも呆気なく終わってしまいましたね」

 

吉村「まあ全世界の海軍の潜水艦乗りには悪いが“海中の目”から逃れられる術は無いな」

 

梅原「次は我々の番ですよ。長官」

 

吉村「わかった。それで第一潜水艦隊は配置に着いたか?」

 

梅原「ええ。命令が有ればすぐに動けます」



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対潜演習3

今回も大日本帝國海軍が海上自衛隊の潜水艦隊を蹴散らし、次は大日本帝國海軍の潜水艦隊の出番となった

 

大日本帝國海軍第一潜水艦隊 旗艦 伊-110 霧ヶ峰 発令所

 

士官「長官!播磨から入電!『貴隊の武運を祈る』です」

 

彼は第一潜水艦隊司令官 風見 秋一(かざみ しゅういち)中将

 

風見「それで艦隊の士気はどうだ?」

 

士官「ハッ!皆異世界の海軍とやりあえるとのことで士気は最高で有ります!」

 

風見「わかった。それで全艦配置についたか?」

 

士官「はい」

 

風見「よし。真っ先に中国軍艦艇を狙うか」

 

無線「こちら伊-12。我艦は空母を狙いたい」

 

無線「抜け駆けは許さないぞ伊-12!空母は我々伊-15が狙う!」

 

無線「こちら伊-14。我々は駆逐艦を狙う」

 

無線「こちら伊-13。こちらも駆逐艦を狙う」

 

無線「こちら伊-17。我々は補給船を狙う」

 

無線「こちら伊-19。我々はイージス艦を狙う」

 

無線「こちら伊-11。我々は病院船を狙う」

 

無線「こちら伊-16。我々は米空母を狙いたい」

 

無線「こちら伊-18。伊-16本音が出てるぞ」

 

無線「こちら伊-20。我々は何でも良いぞ」

 

無線「こちら潜水補給母艦 橋野崎(はしのざき)。お前ら五月蝿いぞ。あまりにも五月蝿いと次の補給の時お前らの大好きな新鮮な食材のかわりに缶詰の煮豆を送りつけるぞ」

 

風見「こちら伊-110。五月蝿い。後で各艦の艦長はこちらに来るように」

 

無線「・・・」

 

風見「返事はどうした?」

 

無線「こちら伊-11了解」

 

無線「伊-12了解」

 

無線「伊-13了解」

 

無線「伊-14了解」

 

無線「伊-15了解」

 

無線「伊-16了解」

 

無線「伊-17了解」

 

無線「伊-18了解」

 

無線「伊-19了解」

 

無線「伊-20了解」

 

風見「はぁ」

 

風見がため息をつく

 

艦長「士気が高すぎるのも問題でしたか」

 

風見「ああ。全くだ」

 

艦長「それで中国海軍から殺るのは分かりましたがどうします?」

 

風見「まず“海中の目”を起動し、それから得た情報を各艦と情報共有(データリンク)し、各個撃破する」

 

艦長「わかりました」

 

士官「長官。全艦配置につきました」

 

風見「よし。行動を開始せよ」

 

士官「ヨーソロー!」

 

その頃 戦艦 播磨 艦橋

 

吉村「始まったか」

 

梅原「ええ。しかし大丈夫でしょうか?」

 

吉村「第一潜水艦隊は世界最強の潜水艦隊だ。そう易々殺られんだろ」

 

十数分後

 

米空母 艦橋

 

士官「中国海軍全滅!!」

 

提督「奴等(第一潜水艦隊)まだ見付からないのか!!??」

 

士官「奴等は無音航海しているかもしれません」

 

提督「どういう意味だ?」

 

士官「詰まりスクリューを使わないで航海している可能性が」

 

提督「んな潜水艦が居てたまるかー!」

 

ピギーン

 

士官「ピンガー撃たれました!」

 

士官「本艦に撃沈判定が下されました!」

 

更に凶報は続く

 

士官「自衛隊の護衛艦あきづき撃沈判定!」

 

士官「ドイツ海軍フリゲートバイエルン撃沈判定!」

 

士官「ロシア海軍アミドラル・クズネツォフ撃沈判定!」

 

士官「韓国海軍イージス艦セジョンデワン撃沈判定!」

 

士官「タイコンデロガ級2隻撃沈判定!」

 

提督「誰か敵役の潜水艦を撃沈判定を出した艦は居ないのか!?」

 

士官「居ません」

 

提督「ナチスドイツ第四帝國海軍はどうした!?」

 

士官「1隻も殺られてません」

 

提督「何でだよ!?」

 

士官「もしかしたら楽しみは最後まで取っとくんじゃないんですか?」

 

提督「じゃあ我々はとるに足らないと言うわけか?」

 

士官「多分」

 

士官「護衛艦いずも撃沈判定!」

 

提督「海上自衛隊も手も足も出ないなんて」

 

一時間後

 

士官「ナチスドイツ第四帝國海軍を除く全ての艦艇撃沈判定出されました」

 

提督「クソッ」




次回大日本帝國海軍第一潜水艦艦隊vsナチスドイツ第四帝國海軍水上艦隊


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大日本帝國海軍第一潜水艦艦隊vsナチスドイツ第四帝國海軍水上艦艇

第一潜水艦隊旗艦 伊-110 霧ヶ岳 発令所

 

士官「長官。全艦配置につきました」

 

風見「よし。全艦攻撃開始!それとECM(電子対抗手段電波妨害とも言う)を作動させろ。奴等の目を奪ってやれ!」

 

士官「了解!!」

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「“海中の目”にノイズが発生!ECMが原因だと思われます!」

 

カルデント「ECCM(電子防護)を発動しろ。今“海中の目”がない我々が不利だぞ」

 

士官「駆逐艦撃沈判定!」

 

士官「巡洋艦撃沈判定!」

 

次々に入ってくる凶報だが次の報告に艦橋に居た全員の表情は明るくなった

 

士官「駆逐艦が伊号潜水艦一隻に撃沈判定を出しました!」

 

その頃 霧ヶ岳 発令所

 

士官「伊-17撃沈判定!」

 

風見「クソッ。一隻殺られたか」

 

士官「さすがはドイツ海軍。他の海軍とは違い、そう簡単には行かないか」

 

士官「伊-14が空母を殺りました!しかし伊-14が撃沈判定を出されました」

 

ビスマルク 艦橋

 

カルデント「空母を殺られたか。残存兵力は?」

 

士官「戦艦が1、空母が3、巡洋艦が14(内イージス艦10)、駆逐艦が43(内イージス艦30)です」

 

カルデント「向こうは旗艦型潜水艦1、伊号潜水艦が8か」

 

士官「駆逐艦撃沈判定!」

 

士官「巡洋艦撃沈判定!」

 

士官「駆逐艦が伊号一隻やりました」

 

士官「よっしゃ!」

 

霧ヶ岳 発令所

 

士官「伊-15撃沈判定!」

 

風見「ドイツ海軍め。なかなかやるな。久しぶりに血が騒ぐ」

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「駆逐艦2隻撃沈判定!」

 

士官「やはり“海中の目”が無いと殺られっぱなしですな」

 

士官「伊号潜水艦1隻撃沈判定!」

 

カルデント「これで残り7隻」

 

一時間後

 

状況は大日本帝國海軍第一潜水艦隊残存兵力 潜水艦4隻 ナチスドイツ第四帝國海軍残存兵力 戦艦1、空母1、巡洋艦3、駆逐艦6

 

11隻も居た第一潜水艦隊は数を減らしていき残りは4隻となり、何十隻も居た艦隊は11隻となった

 

米空母 艦橋

 

士官「提督。大日本帝國とナチスドイツ第四帝國は一体どれ程進んだ技術をお持ちですか?」

 

提督「私も詳しくはわからんが以前リムパックが始まる何日か前、今回の演習についての資料を受け取りに来た大日本帝國海軍の人から聞いた話だと我々の総合的な技術は1990年代の頃であると言われたよ」

 

士官「ええ!!??」

 

この告白に驚きを隠せない士官

 

士官「つまりそれって」

 

提督「そうだ。我々の総合的な技術は彼等の1990年代のと同じだと言うことだ」

 

士官「じゃあ我々の技術は」

 

提督「向こうからしたら我々の最先端技術は超旧式の技術になる」

 

士官「つまり彼等と我々の技術の差は」

 

提督「十何年程度だと思っていただろうが実際は50年近くの差があると言うことだ」

 

伊-110 霧ヶ岳 発令所

 

士官「長官。我艦隊の残存兵力は本艦含めて4隻となりました」

 

風見「残っている艦の名前は?」

 

士官「伊-11、伊-19、伊-20です」

 

風見「ドイツ海軍は?」

 

士官「戦艦1、空母1、巡洋艦3、駆逐艦6です」

 

風見「駆逐艦、巡洋艦を中心に片付ける」

 

士官「ヨーソロー!」

 

士官「報告!駆逐艦2、巡洋艦1、本艦に接近しています」

 

風見「見つかったのか!?」

 

士官「わかりませんが陣形を組んで行動しています」

 

風見「他の艦は?」

 

士官「戦艦、空母を中心とし周りを駆逐艦が斜め左右前後に、前後は巡洋艦が守りを固めてます」

 

風見「僚艦と連絡は出来るか?」

 

士官「出来ます」

 

風見「なら伊-19、伊-20は駆逐艦と巡洋艦だけの方を伊-11は本艦と共に敵主力艦隊を攻撃する!」

 

士官「了解」

 

伊-19艦長「わかりました。すぐに取りかかります」

 

三十分後

 

士官「我軍の残存兵力は本艦のみの1隻です」

 

艦長「残りの相手は戦艦1、巡洋艦1か」

 

士官「はい」

 

風見「ようやくここまで追い詰めたぞ。カルデント」

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「本艦含めて、残り2隻です」

 

カルデント「カザミもここまでやれるとは計算違いだったか。鬼の第一潜水艦隊も成長したな。しかし潜水艦にECMを搭載するとは想像も出来なかったな」

 

士官「長官。巡洋艦カミラール・アーデルより入電『敵潜水伊-110とおぼしき艦影を確認。9時の方向、距離3km、深度500m』です」

 

カルデント「見つけた」

 

その時カルデントは口を三日月のようにして笑った

 

カルデント「カミラールに命令。我艦が囮になる。伊-110が我艦に夢中になっているときに攻撃しろ。とな」

 

カルデントの発言に多数の士官が驚きを隠せない

 

士官「この艦を囮に使うのですか!?」

 

カルデント「そうだ」

 

士官「万が一に失敗したら」

 

カルデント「その時はその時だ」

 

士官「・・・」

 

カルデント「兎に角命令だ」

 

士官「了解」

 

そしてビスマルクの速度は早くなっていき、伊-110の真上を通過した

 

伊-110 発令所

 

士官「本艦の真上を通過した艦の正体が判明しました」

 

風見「通過したのはビスマルクか?」

 

士官「そうです」

 

士官「長官。すぐに攻撃しましょう」

 

風見「巡洋艦は?」

 

士官「ビスマルクの後方に居ます」

 

風見「誘い込もうとしてないか?」

 

士官「恐らくは」

 

風見「巡洋艦から片付けるか、戦艦を片付けるか」

 

士官「自分は機動力のある巡洋艦から先に片付けた方がよろしいかと」

 

士官「自分は戦艦です。旗艦を撃破したのちに動揺している巡洋艦を攻撃した方が宜しいかと」

 

士官の間で意見が二つに別れた

 

風見「でも機動力のある巡洋艦は戦艦より厄介だな」

 

士官「では」

 

風見「ああ。巡洋艦から叩く」

 

ビスマルク 艦橋 

 

士官「長官。巡洋艦カミラールより入電『伊-110をロスト』です」

 

カルデント「失敗したか」

 

士官「恐らくは」

 

その時一人の士官が慌ててやって来た

 

士官「報告します。巡洋艦カミラール撃沈判定!」

 

カルデント「読みが外れたか。周辺を警戒しろ。じゃないとこっちが沈むぞ」

 

士官「ハッ!」

 

伊-110 発令所

 

風見「ついにここまで来たぞ」

 

士官「長官。攻撃位置に着きました」

 

風見「いいか。これが最初で最後の大チャンスだ」

 

士官「ハッ!」

 

五分後

 

士官「ビスマルク近づきました」

 

風見「合図を出すまで待てよ」

 

そしてだんだんとビスマルクが近づいてきた

 

ビスマルク 艦橋

 

カルデント「念のため索敵用のソナーを頼む」

 

士官「了解」

 

そしてビスマルクから索敵用のソナーが発射された

 

ピギーン

 

士官「ソナーに反応有り。真下です」

 

伊-110

 

士官「索敵用ソナー撃たれました」

 

風見「ピンガーを撃て」

 

そして士官がスイッチを押した

 

ピギーーンン

 

伊-110から発射されたピンガーの衝撃波はビスマルクの艦底に当たり、そして反射をした

 

ビスマルク 艦橋

 

士官「ピンガー撃たれました!」

 

士官「本艦が殺られた為第一潜水艦隊の勝利となります」

 

カルデント「負けたか」



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PV10万(小説家になろうの情報)記念 特別企画
大島島 地獄の一日 前編


本編とはなんの関係もありません


大日本帝國海軍とナチスドイツ第が居た帝國海軍がリムパック演習で暴れている(?)時 ナチスドイツ第四帝國領 大島島 総統地下壕 総統執務室

 

そこにはヒトラー、アルフレートが居た

 

ヒトラー「ようやく引越しの作業が終わったか」

 

ヒトラーが満足そうに言うが

 

アルフレート「何言ってるんですか?今まで総統は椅子に座ってR-18の漫画本を読んでたじゃないですか」

 

するとたまたま近くにいたハンスが入室して来た

 

ハンス「総統それは本当ですか!?アルフレート、どんな感じの本だった?」

 

アルフレート「確か総統は〇〇〇〇〇の本を読んでたり〇〇の本も読んでたよ」

 

ハンス「そうかそうか。俺総統がゲイの本を読んでるかと思ったよ。そして総統が「儂もゲイに掘られたいのう」って言ってたかと思ったよ」

 

アルフレート「ハハハハハハ。それはそれで面白いな」

 

アルフレートが面白がって笑った

 

ヒトラー「オメー何でやってもいない事をやってたかの用に言うんだ?」

 

アルフレート「だってその方が面白いんだもん」

 

この時ヒトラーの怒りは頂点に達したのか掛けていたメガネを外し、机の上に置いた

 

ヒトラー「アルフレート、ドアの鍵を閉めろ」

 

アルフレート「ヘイヘイ」

 

ガチャッ

 

アルフレートがドアの鍵を閉めた

 

ヒトラー「お前ら昔に有った儂の忠誠心はどうした!?」

 

アルフレート「どぶ川に捨てました」

 

ハンス「燃えるゴミの日に捨てました」

 

ヒトラー「儂泣くぞ」

 

アルフレート「泣けば」

 

ハンス「爺の涙に一円の価値もねぇよ」

 

ヒトラー「何を言う!キュートな儂の涙は一億ドルの価値は有るぞ!」

 

アルフレート「どっからそんな自信が出てくるんだよ」

 

ハンス「むしろ総統がゲイに尻の穴が掘られているところの映像がその手の人に高く売れそうな気がする」

 

ヒトラー「儂は貴様らの金儲けの道具ではないぞ!」

 

アルフレート「だったら何かして金を入手してくださいよ!どっかの誰かが同人誌を大量に買い漁ったお陰で金欠なんですよ!」

 

ヒトラー「儂同人誌を買った覚えないぞ!!」

 

ハンス「当たり前ですよ。私が総統のキャッシュカードで大量に買ったんですから」

 

総統閣下はこの告白に驚きが隠せなかった

 

ヒトラー「原因はお前かー!」

 

ハンス「だってつい魔が指して、ね」

 

ハンスがてへぺろと言った

 

ヒトラー「お前のせいで儂の所に10万(円)の請求書が来たんだぞ」

 

ヒトラーがハンスの服の襟を掴んだ

 

ハンス「おめでとう」

 

ヒトラー「おめでとうじゃねーー!!」

 

場所は変わり大島島海岸

 

そこに一人の男がいた

 

男「さーて釣りでもすっかな」

 

彼は武装親衛隊所属のデーニッツ・フォルクルス 階級は先任軍曹 彼は本日非番なので釣りに来たのだ

 

デーニッツ「今日は何匹釣れるかな」

 

そしてデーニッツは針に餌をつけた

 

数分後

 

デーニッツ「お。また釣れた。これで三匹目」

 

ふとデーニッツは海の水平線に目を向けた そして一隻のボートがやって来た

 

デーニッツ「なんだ?」

 

そしてボートは陸に近づいた

 

デーニッツ「誰が乗ってるんだ?」

 

突然ボートのドアが開いた

 

デーニッツはとっさにしゃがんだ

 

そしてボートから三人の人が降りてきた

 

?「ここが大島島ね」




次回予告

突如現れた謎の三人組 その目的は一体何だろうか?

次々と倒れる武装親衛隊員、ナチスドイツ第四帝國軍人

銃を持つヒトラー総統閣下達

次回 大島島 地獄の一日 後編


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大島島 地獄の一日 後編(前)

予告詐欺になってしまいました ごめんなさい


大島島海岸

 

デーニッツは今草むらに隠れていた

 

デーニッツ「あの三人組は誰なんだ?」

 

デーニッツが先程上陸した三人組を見ようとした

 

デーニッツ「なッ!」

 

デーニッツはその三人組を見た瞬間驚きが隠せなかった

 

三人とも男なのだが着ている服装に驚いたのだ

 

なんと三人が着ている服は祖国(ナチスドイツ第三帝國)

が90年前に戦ったCCCP(ソビエト連邦)の軍服だった

 

デーニッツ「何故露助がここに?」

 

デーニッツは草むらの中で呟いた

 

ソ連兵1「ここにヒトラーが居るのか?」

 

ソ連兵2「情報が確かだとな」

 

ソ連兵3「それで我々の任務は?」

 

ソ連兵1「確か総統に引越しそばを渡してこいって言われたな。」

 

この時デーニッツは引越そばと言う単語を聞いてた

 

デーニッツ「(引越そば?まさか爆弾か?)」

 

※違います

 

ソ連兵3「それでちょび髭の伍長はどこに居るんだ?」

 

ソ連兵1「さあ?」

 

ソ連兵2「どうする?他の人に聞くか?」

 

デーニッツ「(まさかその尋ねたあと、その人を口封じするのか?)」

 

※違います

 

ソ連兵2「ここら辺に人って居るか?」

 

ソ連兵3「ちょっと待て。彼処の草むらに誰か居るぞ」

 

デーニッツ「(バレた?)」

 

そしてソ連兵1がデーニッツに近づいて

 

ソ連兵1「すみません。総統地下壕は何処に有りますか?」

 

デーニッツ「・・・ここから徒歩30分の所でバス停がある。そこに乗って行けばゲルマニアⅡ(ナチスドイツ第四帝國の首都名)につく」

 

ソ連兵1「わかりました。どうもありがとうございます」

 

そして三人のソ連兵が去って行った

 

そして

 

デーニッツ「やっちまったーー!!」

 

明らかに密入国したソ連兵に首都の行き方を教えて後悔したデーニッツだった

 

二時間後

 

三人のソ連兵はナチスドイツ第四帝國の首都ゲルマニアⅡに到着した

 

ソ連兵2「ここがゲルマニアⅡか」

 

ソ連兵1「ええっと総統地下壕の入口は何処だ?」

 

ソ連が周りを見渡す 

 

ソ連兵3「あれじゃね?」

 

隣に居たソ連兵3が指を指した先には

 

『ピュアな心を持つ(自称)愛と正義の味方(自称)の総統閣下の地下壕の入口』

 

と書いて有った看板とそれらしき入口が有った

 

ソ連兵1「・・・」

 

ソ連兵2「・・・」

 

ソ連兵3「・・・」

 

一分後

 

ソ連兵2 「行くか」

 

ソ連兵1「そうですね」

 

そしてソ連兵が入口に向かった

 

総統閣下地下壕入口 検問所

 

そこに二人の武装親衛隊員が居た

 

武装親衛隊「しかしこの看板何とかならないかね。俺、恥ずかしくて堪らないわ」

 

コツコツ

 

武装親衛隊「誰だ?」

 

ソ連兵2「すみません。ソビエト連邦から来ました者ですけれども、突然の訪問ですみませんが、ヒトラー総統閣下に会えないでしょうか?」

 

突然現れたソ連兵に対し武装親衛隊員は

 

武装親衛隊員「敵襲ーー!!」

 

武装親衛隊員「者共、出会え出会えーー!!」

 

ソ連兵2「ちょっ、待って」

 

三分後

 

総統閣下執務室

 

ハンス「総統閣下。今警備部から緊急の連絡がありました」

 

ヒトラー「その内容は?」

 

ハンス「それが」

 

アルフレート「ソ連兵が現れたのとことです。なお本人たちは引越そばを渡しに来たと言っております」 

ヒトラー「まさかその引越そばが爆弾でしたなんてことはないよね?」

 

アルフレート「爆弾ではありません」

 

ヒトラー「そうか」

 

アルフレート「ただ」

 

ヒトラー「ただ?」

 

アルフレート「凄いものが入ってました」

 

ヒトラー「凄いもの?」

 

アルフレート「実際に見ていただいた方がいいと思います」

 

そしてアルフレートがヒトラーに箱を渡した

 

ヒトラー「一体何が入ってるんだろうな」

 

そしてヒトラーが箱を開けた その箱に入っていたものは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きわどい水着を着たかつてのソビエト連邦の指導者

ヨシフ・スターリンの水着写真集オールカラーと親書だった

 

ヒトラー「オェェ」

 

ハンス「気持ち悪いな、この写真集」

 

アルフレート「全くだ」

 

ヒトラー「なんだよこの写真集。お陰で今朝食ったピザが出そうだったよ」

 

ヴィルヘルム「総統。ピザを食ってたんなら私にも分けてくださいよ。月末は苦しいんですから」

 

ヒトラー「何言ってやがる!まだ月末じゃないだろ!」

 

ヴィルヘル「だって気がついたら無くなってたんだもん」

 

アルフレート「それよりも総統。親書の内容はなんですか?」

 

ヒトラー「ああ。そうだった。それでは見るか」

 

ヒトラーが親書を読み始めた その内容は

 

親書

 

親愛なるmyダーリンへ

 

私は今、

小鳥たちの心地よい鳴き声が聞こえるテラスでこの手紙を書いてます

 

私が死んでから90年が立ちました。かつて私と貴方が敵対して居ましたが、今では貴方と寄りを戻したいと思います

 

そして(以下略)

 

貴方のハニー ヨシフ・スターリン

 

これを読み終わったヒトラー達は口元にエチケット袋を近づけ(ry

 

三十分後

 

ヒトラー「何だ、あの気持ち悪い親書は。どのやつよりも気持ち悪いな」

 

 

アルフレート「まさかこのスターリンはゲイなのか?」

 

ヴィルヘルム「そうとしか思えないだろ」

 

SS士官「全くですな」

 

ヒトラー「ウエッ。思い出しただけで気持ち悪い」

 

ハンス「総統おめでとうございます。どうぞスターリンにもらってください」

 

ヒトラー「嫌じゃぁ。儂はオッパイプルーンプルンで二十歳前半位の女性が良いんじゃ~~!!」

 

この時のヒトラーの言葉は総統地下壕中に響いたそうな



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大島島 地獄の一日 後編(後半)

ヒトラー達がスターリンの親書(ラブレター)を読み終わって十分後

 

ハンス「総統閣下。例の親書(ラブレター)を処分しました」

 

ヒトラー「そうか。それで他に何か報告することは有るか?」

 

ハンス「実はソ連兵達が亡命を希望してますがどうしますか?」

 

ヒトラー「何故亡命を?」

 

ハンス「なんでもスターリンにケツを掘られるみたいで」

 

ヒトラー「・・・亡命を認める」

 

ハンス「わかりました。では本人達に伝えてきます」

 

数分後 給水機が置いてある廊下

 

アルフレート「ロシア人三人が亡命してきたが大丈夫なんだろうか」

 

ハンス「わからん。一応監視員は付けといたが、特になにもないみたいだが」

 

ヘルマン・フェーゲライン「しかし露骨にやると面倒だぞ」

 

ヴィルヘルム「ではどうやればいいんだ!!??」

 

フェーゲライン「まあ、ここは一つ監視カメラを増設し監視員は一人で」

 

ヴィルヘルム「では監視カメラの増設の資金は貴様の給料から引かせてもらうぞ!」

 

フェーゲライン「止めて」

 

ハンス「それよりもだ。なんで、あのクソちょび髭のキャッシュカードで10万円使ったのに給料から20万も減らされるんだろう」

 

フェーゲライン「自業自得だろ」

 

アルフレート「悔しかったら総統の顔にパイでもぶつけてろ」

 

ハンス「そうだな。それじゃあ、物は相談なんだけども」

 

ハンスが幕僚たちに手招きした

 

ハンス「・・・・・・」

 

しばらくして

 

ヒトラー「何?第1会議室に集まってくれだと?」

 

アルフレート「ええ」

 

ヒトラー「何か企んでないか?」

 

アルフレート「そんなとこありませんよ」

 

ヒトラー「本当か?」

 

アルフレート「ええ(ンな訳ないだろ)」

 

ヒトラー「そんじゃ行ってやるか」

 

そしてヒトラーは会議室に向かった

 

廊下

 

そこに二人の人がいた

 

ハンス「総統が来たぞ(小声)」

 

フェーゲライン「なあ、本当にやるのか?(小声)」

 

ハンス「当たり前だ。20万の恨みここで晴らす(小声)」

 

フェーゲライン「だけど下手したら銃殺されるぞ(小声)」

 

ハンス「大丈夫だ。作者が何とかしてくれる、はずだ(小声)」

 

フェーゲライン「だけど何で俺まで(小声)」

 

ハンス「地獄に落ちるときはみんな一緒に逝こうぜ(小声)」

 

何故かドヤ顔をするハンス

 

フェーゲライン「(俺、生きて帰れるのかな)」

 

三分後

 

ハンス「来たぞ(小声)」

そしてヒトラー達の声も聞こえてきた

 

カツカツカツ

 

ヒトラーの歩く靴の音が近づいた

 

ハンス「(後、3、2、1、今だ)」

 

そしてハンスはヒトラーの顔に向けてパイをぶつけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずだったのだが手元が狂ってハンスがヒトラーにぶつけようとしたパイはヒトラーの股間に当たっていた

 

ヒトラー「ギャィィィヤアアアア!!!!」

 

ヒトラーが絶叫しだし周りの視線を集めた

 

ヒトラー「ハンス!!貴様今度は何をやってるんだ!儂の秘宝を痛め付けおって!チョー許さん!」

 

ハンス「人の給料から20万も減俸した罰だ!そしてさらなる苦痛を味わうといい!」

 

ヒトラー「更なる苦痛?」

 

ヒトラーがパイの方を見ると

 

ニュルニュル

 

パイの中からタコの足が出てきた

 

ヒトラー「な、なんじゃこりゃぁーー!!」

 

どっかで聞いたことのある台詞だな(by 作者)

 

そしてタコの触手はヒトラーのズボンの中に入った

 

ヒトラー「ギャーー!!タコの足が儂のズボンの中に突入したーー!!」

 

アルフレート「おい!お早く総統からタコを引き剥がせ!」

 

SS士官「り、了解」

 

フェーゲライン「俺も手伝う」

 

ヒトラーに張り付いたタコを剥がそうとするアルフレート、その他士官、フェーゲライン

 

だがその時タコの足が

 

ヒトラー「イヤーー!!タコの足が最終防衛ラインのパンツを突破してパンツの中に侵攻してきたーー!!」

 

アルフレート「クソッ!このタコしぶといな!」

 

ヒトラー「イギヤァァァァァ!!!!タコの足が儂の二つの宝石を握り潰そうとしてるーー!!」

 

ハンス「ライターの火を近づければ剥がれるのでは?」

 

フェーゲライン「誰か切れ味のいいハサミを持ってこい」

 

SS士官「自分が持ってきます」

 

SS士官「私はチェンソーを」

 

ヒトラー「今、物騒な単語が聞こえたが気のせいkイデデデデデデ。そんな強く握らないで、儂の二つの宝石が潰れちゃうよ」

 

その後 三時間かけてそのタコをヒトラーから引き剥がした

 

オマケ

 

ハンス「給料が90%カットだなんて」




次回 リムパック
次の更新 もしかしたら後一、二回更新できるかも 最悪、9月上旬にある自衛隊の入隊試験(筆記試験)が終わるまで更新出来ないかもしれません


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大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國 1月~6月 活動内容

大日本帝國とナチスドイツ第四帝國の1月から6月のリムパック演習が開催されるまでの出来事

 

2月

大本營 今後の戦略方針を変更するように各軍に命令

 

特別高等警察 今後の活動方針を検討

 

ナチスドイツ第四帝國政府 在日独軍の編成を改革

 

大日本帝國大本營 戦略攻撃型人工衛星 天之瓊矛(アマノヌホコ)(古事記に出てくる神槍 米軍のロッズ・フロム・ゴッドと同分類)の制御システムを起動

 

3月

大日本帝國海軍 戦艦播磨を改装開始

 

在日アメリカ人、イギリス人(カナダ人)それぞれの母国に帰化を開始

 

在日米軍、アメリカ合衆国に帰化準備を開始

 

大日本帝國大本營 軍所属の人工衛星(偵察型、攻撃型、通信型)を再起動、通常の任務につく

 

ナチスドイツ第四帝國政府、軍の編成終了

 

大日本帝國政府 各財閥に政府の許可なく技術を他国に売却しないように要請

 

大日本帝國政府 アメリカに使節団を派遣

 

4月

日本に派遣されていた使節団帰国 そして日本やこの世界の政治情勢、軍事情勢、経済情勢等々を纏めたレポートを政府に提出

 

大本營 上記のレポートを元に今後の戦略を再検討

陸軍 対ゲリラ戦に力を注ぐ予定

 

海軍 対中国戦に向けて研究を開始

 

海兵隊 今後の情勢に沿って緊急即応展開出来るように計画

 

空軍 海軍同様対中国戦について研究を開始

 

特殊作戦軍 今後の世界情勢によっては裏仕事(暗殺、破壊工作、拉致監禁等)や不正規戦に向けて準備を行う

 

湾岸警務隊 領海内の海域の警備を強化する

 

大日本帝國 大東亞戰争対米戰勝利記念90周年目 大日本帝國各地でお祝いの祭りが行われ、天皇陛下や、渡辺首相や各閣僚、大臣、各軍の総司令官などが靖国神社を参拝(この時の映像は日米政府を通じて各国に配信された そして次の日米政府を通じて在日、在米の中国、韓国の大使から顔を赤いペンキで塗ったみたいに顔を真っ赤にして猛抗議して来た 帝國政府は英靈が御國の爲にその命を陸で、海で、空で散らしたのだ その英靈が眠る神社を参拝して何が悪い?と言った) 夜の東京湾では1万発近くの花火が打ち上げられた

 

ナチスドイツ第四帝國 第二次世界大戰勝利記念90周年目 日本と同様、各地でお祭り状態

同日アルフレート氏酒に酔った勢いで全裸で(無論 丸いお盆で隠すところは隠して)踊った 後にSSがアルフレートを何処かに連れ去った

 

渡辺首相 勝利記念の陸海空軍の特別観閲式は八月に行うことを臣民に通知

 

五月

在日外国人(ナチスドイツ第四帝國除く)各母国に帰化し、帰国開始

 

在日米軍 アメリカ合衆国に正式に帰化、帰国

 

沖縄付近の大日本帝國領海に国籍不明の潜水艦が不法侵入 海軍第五艦隊(沖縄に第五艦隊の本拠地が有る)が警告を発し五分後に領海から離脱

 

6月

リムパック演習開始



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リムパック演習
海中の空母


もう疲れたよ(精神的に)


太平洋 ハワイ近海

 

ナチスドイツ第四帝國海軍潜水艦隊 旗艦 U―30司令塔

?「ようやく我々(潜水艦隊)の出番がきたか」

 

彼は第1潜水艦隊司令官のアルバニー・フォークス

 

艦長「はい。ですがこの世界の海軍の対潜水能力がどのくらい有るのか期待してたのですが、まさか海中の目を持ってなかったとは」

 

アルバニー「ああ。大日本帝國海軍以外大したこと無さそうだな」※大日本帝國海軍とナチスドイツ第四帝國海軍が強すぎるだけです

 

艦長「それで最初の獲物は?」

 

アルバニー「中国海軍だ」

 

艦長「わかりました」

 

アルバニー「時間まであと5分か」

 

五分後

 

アルバニー「よーし作戦開始だ。連中に狼の群れの恐ろしさを思い知らせてられ」

 

艦長「ヤー」

 

一時間後

 

士官「大日本帝國海軍及び海上自衛隊を残して全滅!」

 

アルバニー「呆気なかったな」

 

アルバニーの呟きに一人の士官が

 

士官「この世界の海軍のレベルが低いのか、我々(大日本帝國海軍、ナチスドイツ第四帝國)が強すぎるのか。って聞かれたら間違いなく自分は後者の方だと思いますが」

 

士官がそう言うと

 

アルバニー「そうかもなぁ。我々の潜水艦なら搭載必須のアレ(海中の目)がこの世界の海軍には無いもんなぁ」

 

士官「アレ(海中の目)を売ったら大金が手に入りそうですね」

 

アルバニー「情報だけでも金になるかもな」

 

憲兵又はゲシュタポの世話になりそうな話をする軍人二人

 

その時

 

士官「司令。潜水空母UF―1から入電」

 

アルバニー「読め」

 

士官「はい!『我、敵艦に発見された』」

 

アルバニー「誰に?」

 

士官「大日本帝國海軍です」

 

その頃海上では

 

播磨 艦橋

 

吉村「見つけたな」

 

士官「もうそろっと浮上してくるはずですが」

 

そして大日本帝國海軍の陣形の近くにその潜水艦が浮上し、その姿を他国海軍に見せた そして他国海軍の反応は

 

アメリカ海軍

提督「な、なんだアレは?」

 

士官「提督、自分の目が信じられません」

 

提督「私もだよ」

 

海上自衛隊

司令官「アレは、一体?」

 

隊員「司令!あの艦の写真を撮った方が宜しいでしょうか?」

 

司令官「ああ」

 

ロシア海軍

司令官「バカな。あんな兵器が存在するのか?」

 

中国海軍

司令官「ファシブム野郎が!! 一体どんな技術を持ってるんだ!」

 

各国海軍が目にしたものはナチスドイツ第四帝國の科学力を集めた技術の結晶 潜水航空母艦 UF-1 ヒトラーだった

 

その頃 ビスマルク 艦橋

士官「長官。アメリカ海軍から入電。『あの潜水艦は一体なんなんだ?』です」

 

カルデント「アメリカ海軍に返信。『潜水航空母艦だ』とでも言っておけ」

 

数分後

士官「長官!米海軍が空母なら艦載機を飛ばしてほしいと返信が」

 

カルデント「飛ばしても俺らになんの得がある?」

 

士官「とりあえず飛ばしますか?」

 

カルデント「頼む」

 

十分後

 

ヒトラーの甲板で一機の航空機 Fw11(ナチスドイツ海軍の主力ステルス艦載機)が飛び立った

 

米海軍空母 艦橋

士官「提督! 例の潜水艦から艦載機が発艦しました!」

 

提督「本当に潜水航空母艦だったのか」



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その後

大日本帝國海軍が潜水空母ヒトラーに撃沈判定を出して二十分弱 再び演出が再開されると思ったら米軍が時間を理由(現時刻 PM18.50)に終了させられた

 

大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨 艦橋

 

砲術長「撃ち足りなーーーーい!!!!」

 

艦長「砲術長。気持ちは解らなくもないが静かにしてくれ」

 

砲術長「だっで、だっでびざびざのじつだんえんじゅうなのにいっがいじがヴデないなんでぇぇ(訳 だって、だって久々の実弾演習なのに一回しか撃てないなんてぇぇ)」

 

涙(と鼻水)を流しながら喋る砲術長

 

艦長「砲術長。何言ってるのかさっぱり解らん」

 

副艦長「砲術長!貴様は誇り高き大日本帝國海軍人だろ!つまらん事で泣くな!」

 

砲術長「つまらなくないわ!砲撃こそが俺の生き甲斐だ!大口径の砲から発生するあの爆音。あの衝撃波。そして砲弾が命中したときのあの破壊力。もう最高じゃないか!」

 

副艦長「今の時代は誘導噴進弾(ミサイル)だ!」

 

砲術長「いいや!まだ砲も現役だ!」

 

副艦長「こうなったら力で決着をつけるか?」

 

砲術長「望むところよ」

 

副艦長「じゃあ今すぐ後部甲板に出ろ」

 

艦長「つまらんことで喧嘩をするな!貴様らにだけ今晩の夕食のカレーをお子ちゃま用の甘口カレーにしてやろうか!?」

 

副艦長、砲術長「「酷い!」」

 

三時間後 リムパック演習艦隊 ホノルルに帰投

 

そして PM 21:50 アメリカ本土 ホワイトハウス 大会議室

 

そこには大頭領と他政府関係者と補佐官、軍関係者が居た

 

ジョニー大頭領「グライツ提督。演習一日目お疲れ様」

 

グライツ提督(今演習の米軍の提督)「はい。ありがどうございます 」

 

ジョニー「それではグライツ君。君に一つ確認したいのだが今日の演習の報告書に書いてある大日本帝國海軍の戦艦やナチスドイツの潜水空母や潜水艦追尾訓練。これは本当かね?」

 

大頭領の問に対して提督は

 

グライツ「はい。報告書に書いてあるとうり全て事実です」

 

ジョニー「そうか。しかし架空戦記や映画にしか登場しなかった潜水空母が実在するとはな」

 

グライツ「なお、その潜水空母ですが、非常にステルス性が高く我海軍でも発見できませんでした」

 

軍人「ではグライツ君。この潜水艦追尾訓練は一体どういう状況で我合衆国最新鋭(転移組からしてみれば中古品)の潜水艦がすぐに発見されたのかね?」

 

グライツ「それは私にもわかりません。しかし何かしらの装置は使っているはずです」

 

軍人「大頭領、どうしますか?」

 

ジョニー「今とのところ在日米軍(大日本帝國の)から何も収穫はなかったしなぁ」

※在日米軍が持っていた装備は今の米軍が採用している物が多かった

 

軍人「やはり、我々が有利になるように威圧をかけて技術協定を結びますか?」

 

補佐官「いや。相手は帝國主義の大日本帝國とナチスドイツ第四帝國だぞ。そう上手くいかないだろう。今までのような威圧をかけた外交交渉は逆に大日本帝國を怒らせるだけだぞ」

 

ジョニー「日本みたいに友好的にいった方がいいか?」

 

補佐官「その方が宜しいかと」

 

ジョニー「後の問題はナチスの国家承認か。これに対して世論はどうだ?」

 

政府関係者「やはり前の大戦のナチスを思い浮かべるためあまり宜しくありません。それに民間からしてみれば大日本帝國やナチスドイツ第四帝國は以前謎の国家でありもしない噂がネットで流れている状態です。あと大日本帝國とナチスドイツ第四帝國が現れてからネオナチの活動が活発になっており、現にドイツではネオナチによる暴動も起きております」

 

ジョニー「あのじいさん (孫の手を振り回してた大頭領)もよく大頭領なんて続けるよな」

 

政府関係者「と言うより誰も大頭領職をやりたくないので仕方なく続けている、と言った方が正しいかと」

 

ジョニー「ネオナチか。我国内での動きはどうだ?」

 

政府関係者「まだ集会を行う程度でまだ暴動は起きてません」

 

ジョニー「日本の反応は?」

 

補佐官「CIAの報告によりますと大日本帝國と軍事同盟を結ぼうとする動きが水面下ですが確認されています」

 

ジョニー「つまり我々から大日本帝國に変えると」

 

補佐官「いいえ。今後も安保条約は続けるようです」

 

ジョニー「大日本帝國とナチスドイツ第四帝國…近いうちに国連に加盟するように勧めるか」

 

補佐官「大頭領、何故大日本帝國と国連に?」

 

ジョニー「もう大日本帝國の技術力は我々とは比べ物にならないくらいにまで進んでる。そして国連に加盟しなくてもその発言力は大きいだろう。特に中国を脅威と捉えてるインドや東南アジアではな。だから少しでも大日本帝國に好印象で迎えて、こちらの陣営に引きずり込めば」

 

補佐官「しかしロシアやイギリス等も同じことを考えているようで日本を通じて大日本帝國に接触しているようです」

 

ジョニー「では早い段階に大日本帝國に国連加盟をするように伝えろ!あの国は太平洋のど真ん中に位置する。もしロシアと軍事同盟を結んでみろ!太平洋のど真ん中にまでロシア軍が進駐するぞ!あのKGB出のハゲの大頭領の事だ!これを狙ってるのかも知れんぞ!なんとしても大日本帝國がロシア陣営に行くのを防げ!いいな!」

 

政府関係者「はい!」



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魔王 始動

次の日 AM6:05 ハワイ ホノルル ヒッカム飛行場

 

ナチスドイツ第四帝國空軍の航空機が置いてある格納庫の近くに一人の男が居た

 

?「ハワイの早朝も綺麗だな」

 

彼はハンス・ウィリッヒ・ルーデル そうシュテューカ大佐、ソ連人民最大の敵、魔王と呼ばれたあのルーデル大佐である

 

そしてルーデルは寝室で夢のなかに居る戦友を起こすために寝室に向かった

 

ルーデルと戦友の寝室

 

ルーデル「おい。ガーデルマン朝だ起きろ」

 

ガーデルマン

本名エルンスト・ガーデルマン

第二次世界大戦ではルーデルの後方機銃手として知られている人物 今ではルーデルの乗る攻撃機の兵装システム士官を勤めている

 

ガーデルマン「後三十分~」

 

ルーデル「早く起きろーー!!」

 

ルーデルは掛け布団をガーデルマンから剥ぎ取った

 

ガーデルマン「もうちょっと寝かしてくだせぇー」

 

ルーデル「何を言っている。今日は待ちに待った航空機の模擬戦ではいか!朝練をするぞ!」

 

ガーデルマン「飯は?」

 

ルーデル「んなもん牛乳でも飲んどけば充分だ!!」

 

ガーデルマン「そんな~」

 

ルーデル「それに早く終われば早く飯が食えるぞ」

 

ルーデルがガーデルマンの服の襟を掴んだ

 

ガーデルマン「誰か助けてー」

 

そしてルーデルに引きずられて格納庫に連れていかれたガーデルマンであった

 

格納庫

 

整備員(ナチスドイツ第四帝國の人)「あ。ルーデル大佐おはようございます」

 

ルーデル「おうおはよう」

 

整備員「ルーデルさん、今日は演習ですけどどのようなパーツをつけますか?」

 

ルーデル「とりあえず六ヶ所あるハードポイントのうち、内側から計四ヶ所に機関砲ポッドをつけてくれ」

 

整備員「残りの二ヶ所は?」

 

ルーデル「ECM装置を頼む」

 

ガーデルマン「ルーデル大佐?」

 

ルーデル「なんだ?」

 

ガーデルマン「今思ったのですが何故戦闘機の模擬戦に参加するのですか?」

 

ルーデル「面白そうだから」

 

ガーデルマン「だから機銃をつけるのですか?」

 

ルーデル「そうだ」

 

ガーデルマン「ECMは?」

 

ルーデル「とりあえずつけとつ」

 

ガーデルマン「なにと戦いたいんですか?」

 

ルーデル「ウォッカ野郎(ロシア人)とチャイニーズ野郎(中国人)共」

 

ガーデルマン「アメリカは?」

 

ルーデル「そんなものはただのオマケだ!それに早く飛んで暴れたい!」

 

ガーデルマン「怒られますよ!」

 

ルーデル「ただ試験飛行してただけだとでも言っとけ」

 

ガーデルマン「俺お腹痛くなったので戻りまーす」

 

体調不良を理由に逃げようとするガーデルマン しかし

 

ルーデル「そんなもん空飛んでれば自然に治る」

 

ガーデルマン「え?いやちょっ」

 

ルーデル「さあ乗った乗った」

 

後部座席にガーデルマンを放り込んでルーデルは操縦席に座りメインシステムを起動しキャノピーを閉めた

 

ルーデル「こちらナチスドイツ機。管制塔、離陸の許可を願いたい」

 

無線「こちら管制塔。理由は?」

 

ルーデル「試験飛行だ」

 

無線「こちら管制塔。離陸を許可する」

 

ルーデル「了解。よしガーデルマン、行くぞ」

 

ガーデルマン「(助けて整備員!)」

 

ガーデルマンがハンドサインで整備員に救援をお願いするが

 

整備員「(諦めて逝ってください)」

 

現実は非情だった

 

そしてルーデルが乗るスツーカ20Gは空に飛び立った




次回予告(予定)
ついに始まった航空戦
ハワイの空に大日本帝國海軍航空隊、大日本帝國空軍、ナチスドイツ第四帝國海軍航空隊、ナチスドイツ第四帝國空軍、航空自衛隊、アメリカ空軍、海軍航空隊、中国海軍航空隊、ロシア海軍航空隊の軍用機が飛び交う

勝利を手にするのは大日本帝國かナチスドイツ第四帝國かアメリカかロシアか日本かイギリスか

異世界の鷲がアメリカの鷲を倒すのか?

鍵十字の鷲がロシアの鷹を狩るのか?


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ハウニブ

ルーデルがガーデルマンを航空機のコックピットに詰め込んで三時間後の午前九時頃にそれは居た

 

ハワイ ホノルル近海 そこに 大日本帝國海軍聯合艦隊が居た(理由は大日本帝國海軍の艦艇の数が多すぎるから)

 

そしてこれから行われる演習の為に第一~第三空母戦闘艦隊 (空母打撃群と同じ)所属の空母から幾多(いくた)もの航空機が

飛び立った

 

第一空母戦闘艦隊 旗艦信濃

 

士官「長官。演習参加機全機発艦しました!」

 

長官「報告ご苦労」

 

彼は世界最強の空母戦闘艦隊 (空母打撃群)を率いる南雲義久(なぐもよしひさ)中将

 

南雲「米海軍め。見てろよ、貴様らが今居る地位から引きずり下ろしてやる。そして世界最強の座に就くのは我々(大日本帝國海軍)だ!」

 

そして同刻、ナチスドイツ第四帝國海軍の空母機動部隊からも海軍航空隊が発艦した

 

そのなかに奇妙な形の航空機が居た

 

そしてあの(魔王)

 

ヒッカム飛行場

 

ルーデル「さあ!ガーデルマン行くぞ!」

 

ガーデルマン「はい(結局満足に朝飯が食えなかったよ)」

 

整備員「(あの人(ガーデルマン)も大変だなぁ)」

 

三十分後

 

各国の航空機がヒッカム飛行場やアメリカ海兵隊のキャンプ・H・M・スミスに集まった

 

そして有ることが起きた

 

突如大日本帝國とナチスドイツ第四帝國以外の各国の航空機や牽引機、車、スマホ等が動かなくなったのだ

 

突然の事に慌てたのは各国の軍人や整備員、付近に居たギャラリーや住民だった

 

すると何処からかヴヴヴヴヴヴと言う大きな音が聞こえた

 

大日本帝國空軍パイロット「やっぱりアレの仕業だったのか」

 

ナチス整備員「ああ、アレか」

 

ナチスパイロット「もうアレしか考えられないな」

 

納得したような顔をする転移組

 

それに気付いた米軍のパイロットと日本やイギリス、ロシアのパイロットがやって来た

 

米軍パイロット「なあ、この原因とこの音について何か知ってるのか?」

 

ナチスパイロット「ああ。この音を出すと言ったらアレしか考えられないしな」

 

航空自衛隊パイロット「さっきから言っているアレとは一体なんですか?」

 

大日本帝國パイロット「さっきから言っているアレとはとある航空機だよ」

 

ロシアパイロット「航空機?航空機がこんなヴヴヴヴって音は出さないだろ」

 

ナチスパイロット「従来の航空機ならな」

 

各国のパイロット「?」

 

ナチス整備員「もうじき来ますよ」

 

一分後

 

さっきの音が低くなった

 

ナチスパイロット「来たな」

 

大日本帝國整備員「この様子だと」

 

転移組が顔を上に向いてたので日米露のパイロットが上を見てみると

 

米軍パイロット「なっ!」

 

米軍パイロットの様子が尋常じゃなかったので周りに居た連中も上を見た

 

航空自衛隊パイロット「・・・」

 

イギリスパイロット「oh・・・」

 

彼等が見たものは

 

基地上空に多数のUFO(大日本帝國産 ナチスドイツ第四帝國産)が居た

 

航自パイロット「一体なんなんだあれは!」

 

大日本帝國パイロット「円盤型高機動多目的戦闘機」

 

 

ナチスパイロット「ハウニブ」

 

米軍パイロット「ハウニブ!!??」

 

ハウニブ

第二次世界大戦末期にナチスドイツが開発されたと言われている円盤型航空機で反重力エンジンを搭載していると言われている 写真などの資料が存在するが実在するかは不明(作者は存在すると信じてます) 一説では南極にナチス残党がこれを使用して逃げたと言われている

 

航自パイロット「スゲー!!ハウニブは実在してたんだ!」

 

米軍パイロット「一体どうしたんだ?!?」

 

航自パイロット「だってハウニブだぜ。幻のナチスの超兵器と言われたハウニブだよ!喜ばないでどうしろと言うんだ!」

 

米軍パイロット「気持ちは分からなくもないが落ち着け」

 

航自パイロット「なあ武装は何だ?」

 

ナチスパイロット「固定武装は20mmレーザー機銃を搭載、三つ有るウェポンベイには回転式ランチャーが搭載しているから多くのミサイルや爆弾が搭載できるぞ」

 

航自パイロット「レーザー来たぁぁぁぁ!!!!」

 

ハイテンションになる自衛隊のパイロット

 

米軍パイロット「なあ今とんでもない事をさらりと言わなかったか?」

 

イギリスパイロット「奇遇だな。俺もレーザーって言う単語が聞こえたよ」

 

その頃基地周辺の住民やギャラリーは

 

「宇宙人が攻めてきたー!」

 

「ナチスの新兵器だー!」

 

「ハウニブだー!」

 

「スクープだ!ナチスドイツ、大日本帝國は円盤型の航空機を保有で決まりだー!」

 

ある意味で大騒ぎだった



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航空機模擬戦

 

ハワイ ホノルルの近くに有る森

 

枢軸各国(大日本帝國抜き)の軍が合流して数日がたった

 

兵士「大佐。偵察に行った歩兵小隊が偵察から戻りました」

 

大佐「それで収穫は?」

 

兵士「どうやらここはハワイのようです」

 

大佐「ハワイ?」

 

兵士「はい」

 

兵士の報告にイタリア兵の士官は

 

イタリア兵「ハワイ来たぁぁぁぁーーーー!!!!」

 

大佐「五月蝿い」

 

イタリア兵「良いじゃないですか。ビキニの美女だって居るんですよ!」

 

満州兵(階級 大佐)「よくない!よく考えてみろ。下手にバレてみろ。我々はどっからどう見ても不法入国者だろ」

 

ルーマニア兵(階級 大佐)「そうだ。それに我々はどうやってこの状況を切り抜けるかだ」

 

ブルガリア兵(階級大佐)「それで、偵察の報告はそれだけか?」

 

ナチス兵士「いえ、続きがあります」

 

大佐「それでその続きは?」

 

ナチス兵士「大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦播磨とナチスドイツ第三帝國極東派遣部隊が居ました」

 

大佐「・・・」

 

ブルガリア兵士「・・・」

 

満州國兵士「・・・」

 

ルーマニア兵士「・・・」

 

イタリア兵士「・・・」

 

ナチス兵士「どうします?」

 

大佐「とりあえず大日本帝國と合流するか?」

 

ブルガリア兵士「今のところそれが良いでしょう」

 

ルーマニア兵士「問題はどうやって米軍に見つからないように辿り着くかだ」

 

満州國兵士「無線で連絡して貰うのは?」

 

満州國兵士が意見を言うが

 

イタリア兵士「一応最新型の傍受対策を施した無線とは言っても米軍に傍受されてしまうのでは?」

 

そして大佐が

 

大佐「夜陰に乗じて行くか」

 

すると

 

兵士「報告します!」

 

大佐「どうした?」

 

兵士「町に偵察に行った第二小隊がゴミ箱に有った古新聞を持ってきたのと報告が有りました」

 

ブルガリア兵士「その新聞紙は?」

 

兵士「ここに有ります」

 

兵士がブルガリア兵士に新聞紙を渡した

 

ブルガリア兵士「なっ!!」

 

その記事を見たブルガリア兵が驚いた

 

その記事に書かれた物は

 

『大日本帝國海軍聯合艦隊、ナチスドイツ第四帝國海軍、ハワイアメリカ太平洋艦隊基地に入港』

 

また別の新聞紙には

 

『ナチスの再来。生きていたアドルフ・ヒトラー』

 

『ナチスの登場で過激的活動を行うネオナチ。ドイツ一部地方では戒厳令が発令される!!』

 

『ファシズムの襲来!アメリカはどうやって世界の自由を守る!?』

 

『大日本帝國とナチスドイツ第四帝國と戦争を行った場合アメリカは負ける。国防長官衝撃の発言』

 

『大日本帝國とナチスは2035年の異世界からやって来た』

 

『アメリカの軍事バランスが崩れる今。自分や家族を護れるのは自分だけだ。武器購入は〇〇ガンショップへ』

 

『中国政府高官「大日本帝國とナチスドイツ第四帝國は国連の管理下に置くべき」と発言』

 

大佐「異世界?何だこりゃ?」

 

ブルガリア兵士「ロシアの大統領ってハゲだったか?」

 

ルーマニア兵士「いや、立派な口髭が有ったはずだが」

 

満州國兵士「中国の国家主席ってこんな顔だったか?ちょっと違わないか?」

 

ナチス兵士「大分違うな」

 

自分達の知ってる情報とは違うことに混乱する上層部

 

大佐「とにかく解ったとこはここが異世界だってことだ。とにかく友軍と合流しよう」

 

同時刻

 

ハワイ 上空

 

大日本帝國とナチスドイツ第四帝國の円盤航空機ハウニブによって若干の遅れが生じたがその後何のこともなく開催された

 

試合順は

 

大日本帝國海軍航空隊VSアメリカ海軍航空隊

 

航空自衛隊VS中国海軍航空隊

 

ナチスドイツ第四帝國VSロシア海軍航空隊

 

イギリス海軍航空隊VSフランス海軍航空隊

 

大日本帝國空軍VSアメリカ空軍

 

であった

 

大日本帝國海軍第一航空戦隊視点

 

井村「良いか、いよいよ異世界のアメリカ海軍との戦闘だ。技術が下だからって舐めてかかるなよ」

 

部下「了解!」

 

早期警戒艦上航空機オペレーター「米軍機接近」

 

井村「さて、久々の獲物だ。部屋の中に引きこもらない程度にヤりますか」

 

部下「体長。何時でも行けますよ」

 

井村「わかった。よし連携して米軍機を攻撃しろ」

 

部下「了解!」



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航空機模擬戦2

ハウニブ登場から数十分 ついに大日本帝國海軍航空隊vsアメリカ海軍航空隊の模擬戦が開始された

 

井村「野郎共、アメ公共に誰が世界最強か教えてやるぞ!」

 

部下「了解!」

 

井村「ハウニブ航空隊は俺らの後に続け!」

 

パイロット「了解」

 

部下「電探に反応あり。米軍機です。二時の方向数はおよそ30」

 

井村「機種は?」

 

部下「F/A18Eです」

 

井村「45年前の中古品かよ」

※向こうの世界の情報です

 

オペレーター「米軍機接近。距離15km」

 

井村「奴さんはこちらに気付いているか?」

 

オペレーター「特に変わった動きがないから気づいてないと思われる」

 

井村「・・・第一航空隊は太陽を背にして襲う、第二、第三航空隊は左右に展開し、連携して殲滅、第四航空隊、ハウニブ部隊は周辺警戒」

 

部下「了解!」

 

米軍機視点

 

オペレーター「ホーク1-1、状況を報告せよ」

 

パイロット「こちらホーク1-1。レーダーに他の機影が見当たらない。空域はクリア」

 

オペレーター「了解。気を抜くな、敵機は近くにいるはずだ」

 

パイロット「了解。あとそんな細かいこと言ってると先がm「ビーッビーッビーッビーッ」な!」

 

パイロット「右方向に敵機!雲に隠れている!」

 

パイロット「左方向からも来ている!」

 

パイロット「隊長機撃墜判定!」

 

パイロット「真上からも来てる!太陽を背にして接近中」

 

オペレーター「大日本帝國海軍機の形状は?」

 

パイロット「え、F22や日本の心神にソックリだ!」

 

オペレーター「機動性は?」

 

パイロット「この機(F/A18E)より高い!」

 

パイロット「こちらホーク2-3撃墜判定が出された!」

 

パイロット「助けてくれー!」

 

大日本帝國海軍航空隊 視点

 

部下「こちら第四航空隊。奴さんそうとう慌てます」

 

井村「オペレーター。こちら第一航空隊。周辺に敵機が居るか?」

 

オペレーター「30km西に敵機が接近。機種はF/A18EかFだ」

 

井村「潜水艦と言い航空機といい中古品しかないのか?」

※大日本帝國とナチスドイツ第四帝國が進みすぎなのです

 

第四航空隊隊長「どうします?」

 

井村「第四航空隊とハウニブ部隊は敵の増援部隊を攻撃!」

 

第四航空隊隊長「了解!」

 

米軍第二部隊視点

 

パイロット「第一部隊から救援要請が来てます」

 

パイロット「直ぐ向かってると言え!」

 

部下「了k「ビーッビーッビーッビーッ」撃墜判定出されました」

 

パイロット「何!?ってな!」

 

突然パイロットの前にハウニブが通りすぎた

 

パイロット「あいつが・・・」

 

パイロットがハウニブを睨みながら呟いたすると、ハウニブは突然空中に止まり真下に降下して一瞬で先程のスピードを出した

 

パイロット「バカな。航空機がそんな動きをするだなんて、絶対に無理だ」

 

そして目の前の出来事に集中しているうちに撃墜判定が下された



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新たな戦乱の予感

注意 話の後半に残酷な描写があります。 それが苦手な方は後半から見ないことをすすめます


大日本帝國海軍航空隊が米海軍航空隊と模擬戦(虐め)している頃ハワイ近海では

 

ハワイ 近海

 

ザッヘラル「総統閣下」

 

ヘルマー「何だ?ザッヘラル」

 

ザッヘラル「予定より早くハワイにつきそうです」

 

ヘルマー「そうかそうか。では予定を早めて作戦を実行しようか」

 

ザッヘラル「分かりました」

 

ヘルマー「よし。第一航空隊から第五航空隊に命令。パールハーバーを襲撃。第一潜水艦隊を除く潜水艦隊はハワイ近海の艦艇全てを攻撃し、海に沈めろ。陸軍は何時でも上陸できるように準備しろ」

 

ザッヘラル「了解しました」

 

ヘルマー「それから」

 

ヘルマーが細かな指示をザッヘラルに伝えてるいその時

 

通信兵「ハワイに潜入している工作員から緊急連絡です!」

 

ザッヘラル「何だ?」

 

通信兵「ハワイパールハーバーにナチスドイツ第四帝國軍と言う軍居るとの報告です。またその軍は異世界から初代総統閣下アドルフ・ヒトラー総統閣下と共にやって来たと言く連絡が・・・」

 

ザッヘラル「その工作員はふざけておるのか?初代総統閣下は70年ほど前のベルリンにある総統地下壕で自決したはずだろ!それに異世界から来ただぁ?おとぎ話じゃないんだぞ!」

 

通信兵「で、ですがその証拠にごみ捨て場に有った古新聞の写真が一緒に送られてきまして」

 

ザッヘラル「その写真は?」

 

通信兵「このファイルにあります」

 

通信兵がザッヘラルにファイルを渡した

 

そしてザッヘラルがそのファイルを開け、その写真を見た

 

ザッヘラル「こ、これは?」

 

ヘルマー「ザッヘラル。何が書いてあるのかね?」

 

ザッヘラル「アドルフ・ヒトラー総統閣下の御写真です。それもカラーで」

 

ヘルマー「何?」

 

ザッヘラル「新聞の記事によりますと一月に突如太平洋の真ん中に日本列島が出現した模様で、後に使節団を派遣し、友好条約を結んだようです。そしてヒトラー総統閣下も体が機械になって存命していた模様」

 

ヘルマー「現地の工作員に命令!この大日本帝國とナチスドイツ第四帝國について調べろと伝えろ!」

 

通信兵「了解」

 

その頃 新ナチスドイツ第三帝國の工作員は

 

大佐「では最後にもう一度聞くぞ。貴様は一体何処の組織の工作員だ!?」

 

いつの間にかハワイに来ていたナチスドイツ第三帝國、大イタリア王国、満州国、ブルガリア、ルーマニアの枢軸聯合軍に捕まっていた

 

工作員「新ナチスドイツ第三帝國隠密偵察部隊だ」

 

大佐「新ナチスドイツ第三帝國?」

 

工作員「そうだ。1945年に南極で建国した国だ!」

 

イタリアの大佐「この世界のナチスドイツ第三帝國の敗残兵が建国した国家か?」

 

工作員「そうだ!わかったらすぐ離せ!お前ら同じゲルマン民族や同盟国だろ!」

 

工作員が釈放するように命令するが

 

大佐「悪いが我々はこの世界の出身者ではなくてな」

 

現実は甘くなかった

 

工作員「で、では異世界から来たとでも?」

 

大佐「ああ。そうだ」

 

工作員「で、でも同じゲルマン民族だろ。頼む!俺はまだ死にたくない!」

 

工作員は大佐に懇願してきた

 

大佐「そうか。死にたくないか」

 

工作員「あ、ああ」

 

工作員はこの時釈放してもらえると思った

 

しかし

 

カチャッ

 

大佐はホルスターからP41を取りだし工作員の眉間に狙いを定めた

 

工作員「ヒィ!」

 

大佐「それじゃあ何故軍に入隊した!?人を殺し人に殺される覚悟のない奴が軍人を名乗るな!そんな恥知らずな臆病者にドイツ軍人が務まるか!」

 

工作員「頼む!自分に出来ることなら何でもする!どうか命だけはぁ」

 

大佐「出来ることなら何でもするか。そうかそうか」

 

この時工作員は命が助かったと思っただが次の瞬間

 

パンパン

 

工作員「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

大佐は工作員の足の太股を撃った

 

大佐「私の部隊に務めるべき事を放棄した貴様は要らない。だが最期の御祈りの時間はくれてやる。さあ祈って死ね」

 

工作員「だ、誰か助けて」

 

工作員が周りの軍人に助けを求めるが

 

満州兵「自分の命が危うくなったらすぐ国を裏切る貴様みたいな兵士は要らない」

 

ブルガリア兵「同じく」

 

ルーマニア兵「裏切り者は要らん」

 

工作員「うっ」

 

大佐「もう御祈りは済んだな?」

 

工作員「た、頼む!見逃して」

 

タァァァァーーーーン

 

 

親ナチスドイツ第三帝國

 

通信兵「ホノルルに潜入した工作員依然応答ありません」

 

ザッヘラル「そうか」

 

ヘルマー「ま、そいつがどうなろうが私には関係ないがね」



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航空機模擬戦3

大佐が新ナチスドイツ三帝國の工作員を始末してから数十分がたった

 

満州兵「それで、これからどうします?ずっとここに野営するわけにはいきませんし」

 

大佐「今優先すべきは大日本帝國海軍と極東派遣艦隊に合流することだ。急いで基地に向かう。各部隊は移動準備及び行軍準備。そして万が一に備えて武器弾薬を支給し、武器の安全装置を解除しろ」

 

ルーマニア兵「了解」

 

ブルガリア兵「了解」

 

イタリア兵「了解」

 

満州兵「了解」

 

その頃 大日本帝國軍とナチスドイツ第四帝國軍は

 

まず大日本帝國海軍航空隊とアメリカ海軍航空隊の試合が終わった 結果は勿論 大日本帝國海軍航空隊の勝利 試合時間 52分

 

そして航空自衛隊vs中華人民共和国海軍航空隊の試合が終わって(結果は 中国機のエンジントラブルで十数機しか飛ばなかった為航空自衛隊の不戦勝)ついにナチスドイツ第四帝國vsロシア海軍航空隊の試合が始まった

 

ヒッカム飛行場

 

ルーデル「さあ行くぞ!ガーデルマン」

 

ガーデルマン「堪忍してくだせぇ旦那!」

 

ルーデル「何言ってる!漸くロシア軍と戦闘出来るのだぞ!」

 

ガーデルマン「私達は地上攻撃が仕事でして対空戦は戦闘機乗りが殺ることでグエェ!」

 

ガーデルマンが喋っている途中にも関わらずコックピットに放り込んだルーデル

 

ルーデル「そんな細かいことを言ってると総統みたいに禿げるぞ」

 

大島島

 

総統閣下専用地下壕 寝室区間

 

久々のご登場 ヒトラー「誰がハゲじゃあぁぁぁ!!!」

 

クレープス「朝っぱらからうっせぇぞ!芋虫型の髭をしたハゲジジイが!」

 

アルフレート「うるせぇのはてめぇもだボケェ!」

 

場所を戻してハワイへ

 

カアアワ 警察署

 

警官「何?アフプアア州立公園で銃声が?」

 

市民「はい。森林浴に言ってたとき突然パンパンって銃声がしてそれからしばらくしたらパーンって」

 

警官「わかりました。管理局に伝えますので銃声が聞こえた位置を教えてください」

 

市民「はい」

 

その後武装した警官と管理局員が銃声の聞こえた現場に向かった

 

ハワイ上空 

 

ルーデル「ウォッカ野郎はいねがー!」

 

ガーデルマン「ルーデルさん。司令部から戻ってこいと言ってますが」

 

ルーデル「ガーデルマン。今は無線機が壊れてるのだ。OK?」

 

ガーデルマン「は、はい」

 

ルーデル「よしちゃっちゃとウオッカ野郎共を見つけてサクッと殺るか」

 

ガーデルマン「殺したら外交問題に発展しますが」

 

ルーデル「誰が実際に殺すといった?」

 

ガーデルマン「さっきの台詞を見る限り殺るって文字がありますけど」

 

ルーデル「あれは模擬戦での話だ」

 

その時コックピットにある無線から

 

無線「ルーデル!!さっさと戻ってk「プチッ」」

 

直ぐに無線の電源を切るルーデル

 

ガーデルマン「ちょっ!なんで無線を切るんですか!」

 

ルーデル「だってノイズ(帰還命令)が五月蝿いから」

 

ガーデルマン「給料減らされますよ」

 

ルーデル「その時はガーデルマン。お前が俺の代わりに飯代払ってくれ」

 

ガーデルマン「ええーー!!」



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航空機模擬戦4

ハワイ アフプアア州立公園 警察、管理局

 

現在、警察は近隣住民の人から森の中から銃声が聞こえたとの通報で森の中を捜索していた

 

警察官「オーイ!大変だ!死体が見つかったぞ!」

 

管理局員「何?」

 

警察官「数は?」

 

警察官「一人だ」

 

警察官「死因は眉間を銃で撃たれて即死か」

 

警察官「あと両太股に一発づつ」

 

警察官「しかし被害者の着ている服何処の組織の制服だ?オリーブグリーン色の制服なんて俺聞いたことないぞ」

 

警察官「これは何かの作業着か?でも防弾チョッキみたいなのをつけてあるし胸のところにある長方形のやつはマガジンポーチ(弾倉入れ)に似てないか?」

 

警察官「でもマガシンや武器は見当たらないが」

 

警察官「チョッキの裏にナイフや刃物系が有ったりして」

 

そう言って胸元を探る

 

警察官「なにか有った?」

 

警察官「ちょいまち。ん?なんだこれ?」

 

警官がチョッキから手を抜いた そして警官が手に握ってたのは 拳銃(自動拳銃)だった しかもナチスの象徴であるハーケンクロイツと皇帝鷲の刻印付

 

警察官「第四帝國の物か?」

 

警察官「だとしたら誰かが第四帝國の軍人を拉致して殺害したことになる。一度軍(アメリカ)にを通じて問い合わせてみますか?」

 

警察官「ああ、頼む」

 

警察官「では一度車に戻り「オーイ!これを見てくれ!」管理局の人の声だな。一体なんだ?」

 

警察官「とりあえずいこう」

 

そして

 

警察官「どうしました?」

 

管理局員「これを見てくれ」

 

警察官が見たものは

 

多数の人数がたむろしていたのだろう野営の後が多数有った

 

管理局員「あ~あ。ここは基本ここは立入禁止なのに殺人事件が起こるわ、野営の跡で草木が滅茶苦茶になるわ。もうやだ」

 

警察官「おーい。大量の足跡が有るぞ!」

 

所変わり ハワイ上空

 

ルーデル「よーしまた一機撃墜判定を出したぞ!」

 

ガーデルマン「これで四機目です」

 

ルーデル「WW2(第二次世界大戦)のときから今までの記録を合計すると34機だな。でもあの人には負けるよ」

 

ガーデルマン「彼ってエーリヒ・ハルトマンですか?」

 

ルーデル「あいつのスコアは493機だからな」

 

ガーデルマン「確か今は日本の大島島で防空任務についてますね」

 

ルーデル「WW2のときアメリカ戦線一緒にタッグを組んだものだ」

 

ガーデルマン「そうですかっと後ろにSu33が接近!機数2!」

 

ルーデル「舌を噛まないように気を付けろよガーデルマン!」

 

ガーデルマン「了解」

 

そしてルーデルの操るJu20Gはエア・ブレーキを展開し減速した

 

ロシア軍機パイロット「あの機体は攻撃機だな」

 

パイロット「では何故攻撃機が居るんですか?」

 

パイロット「ドイツ軍で攻撃機に乗り戦闘機を撃墜出来る奴は一人しか居ないだろ!」

 

パイロット「シュツーカ大佐で有名なルーデルさんですか?」

 

パイロット「そうだ!ひい祖父さんの仇をとる!」




アメリカ戦線 太平洋戦争後半(ドイツ側では第二次大戦後半) 大日本帝國とナチスドイツ第三帝國(当時)がアメリカ本土に上陸(大日本帝國はカリフォルニア中部からオレゴン、ナチスドイツはメインからコネチカットに上陸したときに発生(この時大英帝国は枢軸国聯合軍に対して無条件降伏していた)
ドイツがコネチカットに上陸したためワシントンの守りを固めるために西側に展開した部隊を東側に回したため西側の守りが甘くなり結果大日本帝國が善戦することになった
最終的にワシントンは大日本帝國とナチスドイツ第三帝國軍に包囲された

大日本帝國、ナチスドイツ第三帝國その他枢軸国聯合軍がアメリカに上陸する前、主要軍需工場や軍事施設は日独の爆撃機から誘導爆弾が投下され機能を失った ロスアラモスも原爆研究所はナチスドイツの核攻撃(向こうの世界では史上初の核攻撃)されるなど軍事的要所は核又は無差別爆撃、ピンポイント爆撃で壊滅させられたのもアメリカが日本とナチスドイツに負けた要因となっている


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見つかった枢軸聯合軍

ナチスドイツ四帝國軍がロシア軍と模擬戦を始める前まで時を戻し、ハワイ 近海 新ナチスドイツ第四帝國

 

ザッヘラル「ヘルマー総統閣下!全部隊戦闘配置につきました!命令があれば何時でも攻撃ができます!」

 

ヘルマー「うむ。では全部隊に通達!これより我々新ナチスドイツ第三帝國は米英連合軍に対し攻撃を開始する!今から70年前の初代総統アドルフ・ヒトラー総統閣下が夢見た千年王国を我々が築き上げるのだ!」

 

兵士『オオーーーー!!!!』

 

ヘルマー「これよりハワイ攻撃『V作戦』を開始する!全部隊は出撃せよ!」

 

そしてヘルマーの合図とともに海中から超大型の円盤機や、潜水航空母艦、潜水戦艦、輸送潜水艦が浮上した

 

ハワイ 米軍基地

 

兵士「近海に大艦隊が出現!進路をパールハーバーに向けて進行中!」

 

士官「海軍に連絡して現場にP3Cを送れ!」

 

通信士「了解!」

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

ザッヘラル「総統閣下!V1改(TVM装置を搭載したもの)発射準備完了しました!命令が有れば何時でも撃てます!」

 

ヘルマー「ではV1改を発射!それと第一航空部隊~第五航空部隊に全機発艦命令を出せ!」

 

ザッヘラル「ハッ!」

 

そしてヘルマー達が乗る円盤機アンドロメダから200発近くのV1改が発射され、同時に潜水航空母艦から航空機が発艦するため準備に取り掛かった

 

そして時を戻し米海軍基地 レーダー管制室

 

レーダー員「ん?」

 

レーダー員「どうした?」

 

レーダー員「西南方向から多数の飛行物体がここ(ハワイ)に向けて進行中なんだ」

 

レーダー員「数は?」

 

レーダー員「200近く。高度は100m、速度は878.3km/H」

 

レーダー員「トマホーク(巡航ミサイル)並の速さだな」

 

レーダー員「大きさは・・な!!??」

 

レーダー員「どうした!?」

 

レーダー員「巡航ミサイルと同等の大きさ」

 

レーダー員「な、なあ今日なんかの飛行実験かなにか有ったか?」

 

レーダー員「そんな話初耳だ」

 

レーダー員「到着までどのくらいだ?」

 

レーダー員「計算では残り32分」

 

レーダー員「俺はこの事を司令部に報告してくる!お前はそのまま対象を監視してくれ!」

 

レーダー員「了解!」

 

枢軸聯合軍 後方

 

イタリア兵「ハワイ美女~。ビキニ美女~。」

 

ルーマニア兵「五月蝿い」

 

イタリア兵「真っ白なビーチ。蒼く澄んだ海。」

 

ルーマニア兵「五月蝿い」

 

ヘタリア兵「真っ白なアイス。眩しい太陽の光。」

 

ルーマニア兵「五月蝿いっつってんだよ!」

 

ルーマニア兵がヘタリア兵を叩いた

 

ヘタリア兵「酷い!親父と御袋と妹とじいちゃんと悪友とチンピラとマフィアと教官と猫にしか殴られたことないのに!」

 

ルーマニア兵「親と妹とじいさんと教官に殴られたのなら分かるがなにやってマフィアに殴られる?」

 

ヘタリア兵「女をナンパしたらいきなりメリケンサックルで殴らんたんだよ!酷いよな!?」

 

ルーマニア兵「お前が原因だってのがよーくわかった」

 

枢軸聯合軍 前方組

 

ブルガリア兵「大佐どうします?」

 

大佐「ほっとけ。何時ものやり取りだ」

 

ブルガリア「はあ」

 

すると何処からかともなくヘリの音が聞こえた

 

ブルガリア兵「このヘリは我々を探してるのでしょうか。ただ単に通りすがりなだけでしょうか?」

 

大佐「後者だと信じたい。目的地の米軍基地まであと少しだし」

 

スピーカー「そこの集団に告ぐ!直ちに森から出て警察の指示に従え!」

 

ブルガリア兵「前者でしたね」

 

大佐「クソッ」



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枢軸聯合軍、連合軍Vs新ナチスドイツ第四帝國
第二次真珠湾攻撃


ハワイ 米軍基地

警察のヘリに見つかった大佐達異世界枢軸聯合軍は一万人全員近くの米軍基地に連行された

 

警察官「それで君達は一体何者なんだ?なぜナチスの格好をしている?そして君達が持っている銃火器は軍や法執行機関が使うような代物で民間人が所持していいような代物ではないし、あんな銃は見たことがないぞ。」

 

大佐「我々はナチスドイツ第三帝國陸軍だ!」

 

警察官「なんだ?君らはネオナチかい?いいか!仮にネオナチだとしても君らが犯した犯罪は殺人罪と不法侵入罪等々だぞ!!」

 

大佐「いいや、我々はネオナチではない!だったら今ここに来ているドイツ海軍司令官のカルデントがいるはずだ!そいつに会わせてくれ!」

 

警察官「なんだ?ドイツの司令官に会ってそのまま帰化するつもりなのか!?」

 

大佐「違う!カルデント司令にナチスドイツ第三帝國武装親衛隊強化歩兵(超兵士)特別連隊指揮官ウェルゲン・ハーデントン(大佐の本名)大佐と言えばわかるはずだ!」

 

警察官「はいはい。一度米軍を通して聞いてみるよ」

 

そしてしばらくして

 

ハワイ 近海 ビスマルクⅡ 艦橋

 

カルデント「何?ウェルゲン・ハーデントンと言う人物を知らないかってか?」

 

通信士「はい。ご存じではありませんか?」

 

カルデント「いや。昔から近所に住んでた幼なじみだ。確か今は武装親衛隊に所属してたな。何で知ってるんだ?」

 

通信士「それが米軍基地から通信がありまして、身元不明の集団が見つかりまして、そのうちの代表がウェルゲン・ハーデントと名乗ってまして」

 

カルデント「・・・ヘリを用意してくれ。副官!」

 

副官「はい?」

 

カルデント「一旦艦から離れるからしばらくの間指揮をとってくれ」

 

副官「了解」

 

士官「なぜ艦を離れるのですか?」

 

カルデント「もしかしたら我々の居た世界から何かのひょうしで来たのなら確認しなければならない」

 

士官「わかりました」

 

そして数分後 ビスマルクⅡ後部甲板から1機のヘリが米軍基地に進路を向けて飛び立った

 

ハワイ 近海 P3C

 

パイロット「もうそろそ艦隊が見えることなんだがな」

 

パイロット「確かいきなりレーダーに姿を表したとかいってますが実は大日本帝國か、ナチスドイツ第四帝國の潜水艦隊じゃないんですか?」

 

パイロット「両国の潜水艦隊は聯合艦隊と共に行動している」

 

 

パイロット「じゃあ中国ですか?」

 

パイロット「中国だったら道中、大日本帝國領海を通らなければとおならない。そしたら即撃沈される」

 

パイロット「となるとこの艦隊は?」

 

パイロット「オーストラリアでもないからわからんな」

 

パイロット「ではこの艦隊は「ビーッビーッビーッ」本機にミサイルが接近!」

 

パイロット「フレアを放出しろ!」

 

そしてP3Cの機体からフレアが放出される

 

パイロット「駄目です!ミサイル本機に接近!」

 

パイロット「総員脱出の準備をしろ!」

 

パイロット「イエッサー!」

 

そしてミサイルがP3Cに命中した

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

レーダー員「対空ミサイル米軍哨戒機に命中!」

 

ザッヘラル「よし。いいぞ」

 

士官「V1改まもなくパールハーバーに着弾します」

 

ザッヘラル「着弾したと同時に航空隊を発艦させろ」

 

士官「了解!」

 

ヘルマー「いよいよだ。再び歴史の表舞台に我々ナチスが登場し、全世界を征服し、千年王国を築き上げるのだ!」

 

パワーズ パールハーバー 米海軍基地

 

兵士「なあ」

 

兵士「ん?どうした?」

 

兵士「沖の方から変な音しないか?」

 

兵士「あー何かロケットみたいなのが飛んでくるな」

 

兵士「なんだ?どこかの工業大学が飛ばしてるのか?」

 

兵士「いや、そんな話聞いてな「ドガァァァァァァンン」な!」

 

突然太平洋艦隊司令部に何かが命中し爆発した

 

そして兵士達の頭上を新ナチスドイツ第三帝國のV1改が通り越して次々と着弾し、基地を破壊し尽くした

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

士官「V1改米軍基地に着弾しました!」

 

ヘルマー「全部隊に告ぐ!作戦を開始せよ」



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宣戦布告

新ナチスドイツ第三帝國

 

士官「V1改全弾米軍基地及び周辺の建築物に命中!これよりV1改次弾準備に取り掛かります!」

 

ザッヘラル「アメリカ艦隊は何処に居る?」

 

士官「潜入工作員からの報告によりますとフォード島に米軍やイギリス、フランス、ロシアと各国の海軍の艦隊が居ますが」

 

ザッヘラル「ではフォード島に駐留する艦隊にV2を撃て!」

 

士官「了解!」

士官「第一~第四航空隊出撃準備完了しました!」

 

ザッヘラル「よし!直ちに発艦しハワイを地獄絵に変えて殺れ!」

 

士官「了解!」

 

そして新ナチスドイツ第三帝國の潜水空母から多数の航空機が飛び立ち、ハワイに進路を向けて、飛び立った

 

ハワイ ヒッカム飛行場

 

米兵「太平洋艦隊司令部との通信が途絶!」

 

米兵「パールハーバーの住民の情報ですとミサイルらしきものが飛んできたとの連絡が!」

 

将校「ペンタゴンに現状を報告しろ!州知事もだ!」

 

米兵「大日本帝國海軍とナチスドイツ第四帝國海軍の聯合艦隊から通信『ハワイに接近中の、所属不明の艦隊を発見』です」

 

将校「全部隊に通達!戦闘配置に着け!繰り返す。全部隊は戦配置に着け!」

 

米兵「他国の軍はどうしますか?」

 

将校「各国の司令官に現状を説明する」

 

ハワイ 近海 大日本帝國海軍、ナチスドイツ第四帝國聯合艦隊 播磨

 

士官「ヒッカム飛行場より緊急入電!」

 

吉村「どうした?」

 

士官「『我、攻撃を受けた。至急、救援を願う』です」

 

梅原「ハワイの米軍基地が攻撃を受けただと!?」

 

士官「はい。どうもミサイルによる攻撃を受けたらしく」

 

吉村「ミサイルということは巡航ミサイルか?」

 

梅原「現在資料が少ないので信憑性が欠けますが多分そうだと思います」

 

吉村「全艦隊に連絡!これより我艦隊はハワイに急行する!各艦隊輪形陣を組め!そして外縁の駆逐艦は海の目を起動させ何時でも敵勢力に攻撃出来るように!万が一に備え空母は直護機を発艦させろそして潜水艦隊は周辺哨戒!」

 

士官「ヨーソロー!」

 

士官「ヒッカム飛行場に居る部隊から入電!」

 

吉村「次はなんだ?」

 

士官「『中国軍機突然攻撃を受け爆散。その後所属不明の陸上部隊が襲撃。海軍の支援を要請する!!』」

 

士官「ダメだ!」

 

吉村「いきなりどうした!?」

 

士官「いえ、何故か無意識にこの言葉が」

 

吉村「座標の位置は?」

 

士官「先程送られてきましたので御命令が有れば何時でも12式巡航ミサイルを撃てますが」

 

吉村「よし。巡航ミサイルで敵勢力を攻撃しろ!」

 

ハワイ 枢軸聯合軍

 

警察官「今の爆発音はなんだ!?」

 

警察官「わかりません。ですが米軍の太平洋艦隊司令部がミサイル攻撃を受けたことしか」

 

そして警察官がウェルゲン大佐の方を見る

 

警察官「今回の騒動は貴様らが仕掛けたのか!」

 

ウェルゲン「いいや、断じて違う!」

 

警察官「では貴様以外こんなことをするやつが」

 

その時取調室のドアが勢いよく開かれた

 

カルデント「ウェルゲン!」

 

ウェルゲン「カルデント!」

 

カルデント「久しぶりだな。元気にしてたか?」

 

ウェルゲン「元気じゃあねぇわ!突然大日本帝國とトラック諸島、台湾、在独日本軍が消えるわ、総統やGーA1研究所も一緒に消えるわで大変だったんだぞ!」

 

カルデント「それはすまなかった。何せ異世界に転移しちまってな。それよりも台湾、GーA1研究所が消えたってどう言うことだ?」

 

ウェルゲン「大日本帝國や お前らが消えた次の日に消えたんだが」

 

カルデント「こっちにまだ来てないがまあいいそれよりも」

 

無線「ガガ・に・・告ぐ・・こちらし・ナ・さ・い國・・繰り返すこちらは新ナチスドイツ第四帝國だ」

 

警察官「新ナチス」

 

カルデント「ドイツ第三」

 

ウェルゲン「帝國?」

 

無線「平和な生活を過ごしているアメリカ人に告ぐ。我々は新ナチスドイツ第三帝國総統のヘルマーだ」

 

カルデント「ヘルマー?聞いたことないな」

 

ウェルゲン「我々の総統はヒトラー総統閣下だぞ」

 

無線「本日我々は只今よりアメリカ、イギリス、フランス、ソ連に対し宣戦を布告する!我々にひれ伏すか、戦闘をし無駄死にするか選びたまえ。期限は本日の午前12:00までとする。なお最後まで我々と共に戦った日本に対しては突然の事で決められないだろうから特別に期限を2日後の午前0時まで回答を待つ。再び我々と共闘を希望するなら我々は出来る限りの技術的支援をしよう。なお各国が間違った判断をしないようにこれからハワイで我々に逆らったらどうなるかのデモンストレーションを行う。この結果を見て間違った判断をしない事を願う」

 

そして無線は切れた

 

ウェルゲン「これはまた変わった宣戦布告のしかただな」

 

カルデント「要は奴は我々が奴隷になるか絶滅するかを選べって言うことだな。警察官さん」

 

警察官「なんだ?」

 

カルデント「彼及び他に捕まった者の身分は私が保証しますのて武器弾薬及び他の者の引き渡しを要求します」

 

警察官「え?あ、はい」

 

数分後

 

枢軸聯合軍全員が解放された



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非常事態

新ナチスドイツ第三帝國

 

ヘルマー「ざっとこんな感じかな」

 

ザッヘラル「見事な演説でしたよ。ヘルマー総統閣下」

 

ヘルマー「お世辞はいい。さて、そろそろV2が太平洋艦隊に着弾する頃なんだがな」

 

ハワイ 近海

 

士官「レーダーに反応あり!艦隊上空にまもなく短距離大陸間弾道ミサイルが通過します!」

 

梅原「機種は!?」

 

士官「少々お待ちを。な!?データベースに照合したところ機種はV2です!!」

 

吉村「V2!?」

 

梅原「ふざけるな!V2は八十年前に退役したはずだろ!」

 

士官「ですが現に・・・」

 

吉村「それよりもV2の着弾場所は?」

 

士官「それがリムパック演習に参加している各国海軍が在留しているフォード島にある軍港に着弾する可能が大です」

 

梅原「迎撃は?」

 

士官「可能です」

 

吉村「ではすぐに迎撃を開始しろ!それと海兵隊に戦闘準備に取りかかるよう伝えろ!」

 

士官「了解!」

 

そして聯合艦隊各艦から多数の迎撃ミサイルが発射された

 

ハワイ ヒッカム飛行場

 

大日本帝國兵士「敵襲ー!」

 

士官「至急ハウニブの上部旋回光学機銃を起動し、戦闘員を一掃しろ!」

 

無線「対戦車支援を要請する!」

 

士官「ダメだ!」

 

無線「上空援護機を要請する!」

 

士官「もうすぐハウニブが離陸し、救援に向かうからから待ってろ」

 

そしてしばらくして新ナチスドイツ第三帝國の航空機がハワイの上空に現れた

 

アメリカ本土 ペンタゴン

 

ジョニー「一体何が起きた!?」

 

国防長官「緊急事態です。突然ハワイが攻撃されました!」

 

ジョニー「何?ハワイがか?」

 

国防長官「ええ」

 

ジョニー「敵の国籍は?」

 

国防長官「新ナチスドイツ第三帝國と名乗っておりました」

 

ジョニー「新ナチスドイツ第三帝國?」

 

国防長官「おそらく第二次世界大戦時のナチスの残党かと」

 

ジョニー「この世界のナチスの残党と言うわけか?」

 

国防長官「はい」

 

ジョニー「それで、奴等の要求は?」

 

国防長官「日本を除くすべての国が服従するか無駄な抵抗をして絶滅するかと」

 

ジョニー「じゃあ日本に対して何て言ってる?」

 

国防長官「二日までに共闘するのを決めれば技術支援をすると」

 

ジョニー「ハワイを生け贄にし奴隷となって生き残るか、最後まで民主主義を貫いて新ナチスドイツ第三帝國と戦うかか。・・・無論合衆国の大統領として私は最後まで戦うぞ!国防長官!」

 

国防長官「はい!」

 

ジョニー「デフコンレベルを1に設定しろ!そしてアメリカ全土の部隊に戦闘配置につかせろ!予備役員を全て召集しろ!州兵もすべて動員しろ!動員出来るだけの艦艇、戦闘機、爆撃機、地上戦力も全て西海岸に集結させろ!そして西海岸住民には強制避難命令を出せ!そして西海岸を中心にワシントン、ニューヨークにTHAAD、パトリオットを配備しろ!いいか!是が非でもアメリカ本土を守るんだ!」

 

国防長官「了解」

 

そして一時間後、ジョニー大統領は緊急会見を開きハワイの現象を非常事態宣言を宣言をした



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決定

大日本帝國 帝都 東京 大本營 地下特別会議室

 

渡辺「一体何事だ?」

 

将校「緊急事態です。突然ハワイが新ナチスドイツ第三帝國と名乗る国から攻撃を受けています」

 

渡辺「ハワイがか?そして新ナチスドイツ第三帝國?」

 

将校「おそらくこの世界のナチスの残党だと」

 

渡辺「海軍大臣!聯合艦隊はどうした!?」

 

山原佐次郎(やまはらさじろう)「聯合艦隊は現在、ナチスドイツ第四帝國艦隊と共にハワイ近海に居ます。なのでハワイに向かうとなると時間が・・・」

 

渡辺「ハワイに我国の地上戦力はどのくらいだ?」

 

海兵隊司令官谷口拓也(たにぐちたくや)「現在ハワイに居る地上戦力は海兵隊で歩兵約300人ぐらいです」

 

渡辺「他の海兵隊、特殊作戦軍、陸軍はどうした?」

 

山原「現在、聯合艦隊と同様輸送艦、強襲揚陸艦に乗艦しており、ハワイ近海に居ます」

 

将校「総理!ナチスドイツ第四帝國総統ヒトラーからテレビ電話が!」

 

渡辺「繋げ!」

 

そして会議室の中央にある大型のテレビにヒトラーが映った

 

渡辺「ヒトラー総統閣下どうしました?」

 

ヒトラー「君らも知っているハワイ襲撃についてだ」

 

渡辺「新ナチスドイツ第三帝國のことですか?」

 

ヒトラー「ああ。先ほど閣僚会議で新ナチスドイツ第三帝國を我々は敵勢力と判断した」

 

渡辺「宜しいのですか?仮にも同じドイツ人ですので警告か降伏勧告を出すのかと思ったのですが」

 

ヒトラー「彼ら(新ナチスドイツ第三帝國)の行っている行為は我々のファシズムの定義に反する。それにすでにハワイの某市街地が新ナチスドイツ第三帝國の陸上部隊によって無抵抗の市民、非戦闘員が殺されてるではないか。これを見過ごすのではできない出来ない。貴国もそうだろ?」

 

渡辺「ええ。総統が彼らを敵と認識して安心しましたよ。もし攻撃を行い貴国から苦情が来るのではないかと思いましたよ。それでは山原海軍大臣!」

 

山原「は!」

 

渡辺「聯合艦隊に通達!ハワイにて殺戮行為を行っている新ナチスドイツ第三帝國を敵と認識。リムパック演習に参加している兵力を持ってしてこれを迎撃せよ!」

 

山原「わかりました!」

 

渡辺「それから「突然ながら失礼します!」」

 

突然会議室に一人の人がやって来た

 

将校「なにごとだ!?」

 

兵士「すみません。実は皇居から電報が」

 

渡辺「陛下からか?」

 

ヒトラー「天皇陛下からか?」

 

兵士「はい」

 

将校「内容は?」

 

兵士「それが陛下はハワイで新ナチスドイツ第三帝國が行っている殺戮に大変お怒りになっており、また無抵抗の市民の命が亡くなっていくのを悲しんでおります。そして陛下が聯合艦隊に対し可能であれば市民の救助をご希望されています」

 

渡辺「わかりました。陛下のご希望できたら我々が全力で御希望にそえるよう全力を尽くします。山原海軍大臣!」

 

山原「分かっております」

 

渡辺「ならば話が早い」

 

ハワイ 近海 播磨 艦橋

 

通信兵「本土の大本營より緊急入電!」

 

吉村「内容は?」

 

通信兵「は!渡辺首相からハワイにて殺戮行為を行っている新ナチスドイツ第三帝國を殲滅せよ。また」

 

その時通信兵が直立不動の姿勢をした

 

通信兵「天皇陛下が」

 

そして通信兵が天皇陛下と言った時に艦橋に居る全員が直立不動の姿勢をした(事実大日本帝國の軍人が天皇陛下と言うときやその名を聞いたとき必ず直立不動の姿勢をしていたようです)

 

通信兵「天皇陛下がハワイに居る市民の救助をご希望しています」

 

吉村「わかった。全艦隊に連絡!聯合艦隊司令部から各艦隊司令官命令!ハワイにて殺戮行為を行っている新ナチスドイツ第三帝國軍を殲滅せよ!また天皇陛下は無抵抗の市民の救助をお望みである!海兵隊は輸送ヘリ、ハウニブ輸送機を動員し、全機に歩兵部隊を搭乗させヒッカム飛行場に着陸後歩兵部隊をおろしたあと同基地で保護されている市民を安全地帯に輸送しろ!また各空母戦闘艦隊は戦闘機を飛ばせるだけ飛ばせ!」

 

通信兵「ヒッカム飛行場の海兵隊から緊急入電!新ナチスドイツ第三帝國のハウニブが出現!ロシア海軍航空隊壊滅!アメリカ空軍のF22部隊もだんだん押され全滅するのも時間の問題です」

 

士官「長官!まもなくV2に向けて発射したJDMSⅧが命中します」

 

ハワイ 高高度

 

フォード島に向けて発射されたV2が聯合艦隊から発射された迎撃ミサイルが命中した



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戦闘

ハワイ 上空

 

F22パイロット「クソッ!左側の主翼が被弾した!コントロール不能!ローリングが激しい!」

 

F22パイロット「ベータ2ー3が墜落した!」

 

F22パイロット「新ナチスドイツ第三帝國のハウニブには不利だ!至急大日本帝國かナチスドイツ第四帝國の円盤航空機に救援を!」

 

管制官「了解。今、聯合艦隊に連絡を取っている。増援としてF/A18E/Fを15機送った。それでしばらく耐えてくれ」

 

F22パイロット「ふざけるな!スーパーホーネットが何の役に立つ!ただハエのように落とされるだけだ!」

 

無線「こちら大日本帝國海軍第一航空隊の井村だ。そちらの戦況はどうだ?」

 

F22パイロット「これまでにないくらい最悪だ」

 

無線「わかった。まもなく円盤部隊が到着する。日の丸が書いてあるから間違って攻撃するなよ」

 

F22パイロット「わかった」

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

ザッヘラル「ヘルマー総統閣下。陸軍がハワイに上陸しました」

 

ヘルマー「戦況は?」

 

ザッヘラル「我々が有利です。ハワイ上空戦でもハウニブが有利に米軍機を圧倒しております。そして潜水巡洋艦がパールハーバーに接近しています」

 

ヘルマー「いいぞ。米軍基地に攻撃を仕掛けている部隊は?」

 

ザッヘラル「それの米軍基地ですが日の丸やハーケンクロイツ(鍵十字)を着けているハウニブが居ます。もしかしたら本当に異世界から総統閣下が来たのではございませんか?」

 

ヘルマー「・・・もしそうだとしたらヒトラー総統閣下に合流しなければな。まあアグレッサー(仮想敵役)部隊かもしれないな」

 

ヒッカム飛行場

 

大日本帝國海兵隊「ハウニブが対地攻撃を行うぞ!早く後方に下がれ!」

 

大日本帝國の海兵隊員が叫ぶ

 

それがハウニブの上部旋回機銃から一つの光線が放たれ、地面に着弾した瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辺り一面まるでデイジーカッターが爆発したように大きな爆発が起きた

 

新ナチスドイツ第三帝國兵士(以下新三兵)「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

 

新三兵「アづい!アづいよぉ!」

 

新三兵「水!水ヲクレェェ」

 

自衛隊員「ウッ!!」

 

今まで実戦を体験したことがない多数の自衛隊員が口元を押さえた 」

 

アメリカ海兵隊員「普通、デイジーカッターで敵を焼き殺したりするか?」

 

イギリス兵「ベトナム戦争で密林を吹き飛ばすのに使っているところなら何度か映像で見たが直接対人に使うところは初めて見た」

 

大日本帝國海兵隊員「まもなく聯合艦隊から発射された巡航ミサイルが着弾するぞ!」

 

そして数分後マッハ3.6の速度でやって来た12式巡航ミサイルが新ナチスドイツ第三帝國陸軍陣に着弾した

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

士官「陸軍第Ⅳ軍団、ミサイル攻撃により壊滅!組織的戦闘不能!」

 

ザッヘラル「Ⅳ軍団となるとヒッカム飛行場襲撃部隊か」



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戦闘2

前半は新ナチスドイツ第三帝國、後半は日本が中心です
戦闘描写はありません


新ナチスドイツ第三帝國

 

士官「第Ⅴ第Ⅵ軍団及び第Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ機甲部隊と共に市街地に向け前進中」

 

士官「第Ⅲ軍団第Ⅳ機甲部隊と合流ワイキキに向け順調に進行中」

 

士官「第Ⅰ、Ⅱ軍団、米軍と交戦中。第Ⅲ軍団ヒッカム飛行場に急行します」

 

士官「航空部隊ハワイ島に到達。これより爆撃を開始します」

 

士官「第Ⅰ第Ⅱ軍団ハワイオアフ島北部にある市街地を制圧」

 

士官「海軍潜水戦艦メッゲヘーランはまもなく本隊と共にハワイに到達します」

 

ヘルマー「ハハハハハハハハ!大戦果ではないか!第Ⅳ軍団が全滅したのは予想外だったが思った以上に順調に進んでるな。アメリカをはじめとした各国の政府はなんと言っている?」

 

ザッヘラル「日本を除くほとんどの国が宣戦を布告してますが同時に母国であるドイツの地方では我々に賛同する声があります」

 

ヘルマー「ほう。まだ頭が利口な奴が母国に要るのだな」

 

ザッヘラル「はい」

 

ザッヘラル「それで日本政府はどうした?」

 

ザッヘラル「まだ返答が」

 

その頃 日本(国)政府は

 

日本 東京 国会議事堂(衆議院)

 

communist(コミュニスト)党議員「総理!ハワイにて虐殺行為を行っている新ナチスドイツ第四帝國が我々(日本国)と共闘を希望しているようですが総理は一体どうするつもりですか!!??それとハワイの軍事演習に参加している自衛隊が戦闘行為に参加しているようじゃないですか!!総理は国民の意見を無視して先の大戦のように無関係の国民を戦争に巻き込む気ですか!?どうかお答えください!!」

 

議員が席に座った そして議員が席に座ったと同時に穐原総理が手を挙げた

 

議長「内閣総理大臣」

 

穐原「えー私としましては新ナチスドイツ第三帝國と共闘するつもりは一切ございません。また自衛隊が戦闘に参加していると言いますが自衛隊は正当防衛の範囲内で自衛しており、別に戦争に参戦した訳ではありません。また国民の意見を無視し戦争を行うつもりはございません」

 

そして穐原は席に戻った

 

そして先程の議員が手を挙げた

 

議長「瑞原(みずはら)議員」

 

瑞原「では総理は自衛隊による正当防衛と言う名の戦闘行為を容認すると言うことですか?」

 

議長「穐原総理大臣」

 

穐原「自衛隊は自己の生命を守るために正当防衛をしているため、戦闘行為を行っている訳ではございません」

 

そして穐原は席に戻った

 

すると一人の役人が防衛大臣樋川輝(ひかわひかる)の所にやって来て一枚の紙を手渡した

 

そして樋川が読み始めるとだんだん顔色が悪くなっていく

 

穐原「どうしたんですか?」

 

穐原の問いに樋川が言ったのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樋川「ハワイ、ヒッカム飛行場で自衛隊員が戦闘中に約2名が戦死しました」

 

穐原「え?」

 

戦後初の戦闘による初の隊員の戦死通知だった



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戦闘3

ハワイ 近海 大日本帝國海軍聯合艦隊 播磨 艦橋

 

士官「長官!本土の大本營から連絡!横浜海軍航空基地から陸軍第1、2、3空挺部隊を載せた高速輸送円盤機がハワイに送ると言ってますが」

 

吉村「陸軍の精鋭空挺部隊か。特殊作戦軍は来ないのか?」

 

士官「輸送艦に超兵士等が乗艦しているので増援の必要はないと言っております」

吉村「そうか。それで海兵隊、陸軍を載せた円盤機は何時、ハワイに行くのだ?このままだと陛下の御希望にこたえられないぞ」

 

士官「あと十分で出るとの事です」

 

吉村「そうか」

 

そして時刻は戻り ハワイ ヒッカム飛行場

 

大日本帝國海兵隊「敵の増援を確認!数は旅団規模の2~3千人!」

 

大日本帝國海兵隊「その奥に敵の装甲車を発見!主武装は20~25mm砲と思われます!」

 

大日本帝國海兵隊「クソッ!ハウニブは全部モロカイ島や、ハワイ本島に行っちまったぞ!」

 

無線「我々の陣地を守れーー!!」

 

無線「俺は防衛を行う」

 

アメリカ海兵隊「現戦力で対応しろ!民間人は格納庫へ避難させろ!」

 

自衛隊員「我々が誘導します!」

 

アメリカ海兵隊「頼んだぞ!」

 

大日本帝國海兵隊「よーし!民間人は自衛隊に任せて我々は新ナチスドイツ第三帝國を殲滅するぞ!奴等に大和魂を見せてやれ!」

 

その時突然新ナチスドイツ第三帝國の兵士が迫ってきた

 

大日本帝國海兵隊「(やっこ)さん射的の的になりたいようです!」

 

大日本帝國海兵隊「ならば望みどうり的にして撃て!!この飛行場が占領されれば戦局は不利になるぞ!」

 

そして大日本帝國海兵隊が所持していた最新の突撃銃(アサルトライフル)30年式歩兵銃や21式軽機関銃の銃口から無数の弾がばらまかれ、新ナチスドイツ第三帝國軍兵が次々と倒れていった

 

(ドイツ)(イタリア)(満州)(ブルガリア)(ルーマニア)、枢軸聯合軍

 

ウェルゲン「それで一体何が起こった?」

 

カルデント「新ナチスドイツ第三帝國の陸上部隊が上陸して戦闘をおっ始めたみたいだ」

 

ナチスドイツ第三帝國兵「どうします?大佐」

 

ウェルゲン「イタリア、満州、ルーマニア、ブルガリアの指揮官全員呼んでこい」

 

兵士「了解!」

 

数分後

 

満州兵「どうするんです?」

 

ウェルゲン「まずこの基地の米兵や我々を連行した警官等、保護した住民をと共にヒッカム飛行場に行く」

 

ルーマニア兵「しかし行くにしても彼処は激戦区だろ?現有戦力で大丈夫か?」

 

ウェルゲン「ここに居る部隊はすべてそれぞれの国の優秀な特殊部隊だ。我々は武装親衛隊強化歩兵特別連隊。イタリアはこの枢軸聯合軍の中で唯一の隠密作戦を得意とする隠密特殊作戦連隊。ルーマニアは山岳や森林地帯での戦闘を得意とする山岳戦闘旅団。ブルガリアは同国精鋭の空挺部隊。満州は敵地の奥に潜入しゲリラ戦術で敵を攪乱する事に特化した特殊部隊だ」

 

ルーマニア兵「へー。パスタの部隊って実はは凄いんだな」

 

パスtじゃなくてイタリア「パスタじゃない!ヘタリアだ!」

 

満州兵「ヘタリア?」

 

ヘタリア「そうだヘタリアじゃなかった。イタリアだ!」

 

ブルガリア「自分の国の名前を間違えるなよ」

 

米兵「あのー」

 

ウェルゲン「なんだ?」

 

米兵「強化歩兵ってなんですか?」

 

ウェルゲン「強化歩兵って言うのはな、遺伝子等をを改良した人達の部隊だ」

 

米兵「遺伝子改良!?」

 

ウェルゲン「まあ改良と言うより改造って言った方が正しいか」

 

米兵「エエーー!!つまり人造人間!?」

 

ウェルゲン「違うわ!」

 

米国 ホワイトハウス

 

ジョニー「なぜカリフォルニアに駐留している第三艦隊はまだ出港しないのだ!?」

 

国防長官「現在輸送船や輸送艦に陸軍部隊を搭載している途中で、少なくとも後三~四時間は掛かるかと」

 

ジョニー「そうか。空軍は?」

 

将校「現在B1、B2、B52が西海岸の飛行場に集結しています。なお爆弾はCBUー110ロックアイ(爆弾散布ディスペンサー/子爆弾)やJDAM、Mk.84を使用します」

 

ジョニー「一つ聞くがなぜそんなに沢山の種類の爆弾を使用するのだね?」

 

将校「そ、それは」

 

ジョニー「使用期限が迫ってきている爆弾を処分するのか?」

 

将校「はい」



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戦闘4

新ナチスドイツ第三帝國

第Ⅴ第Ⅵ軍団、第Ⅰ第Ⅱ第Ⅲ機甲

部隊

 

第Ⅴ軍団指揮官「目的地の市街地に到達!総員戦闘開始!」

 

新第三帝國兵「「「うおおおおおお!!!!」」」

 

そして新ナチスドイツ第三帝國の

雄叫び声をあげて市街地に突入しようとしたが

 

チャキンッ

 

小さな音であるが銃を構えた音が聞こえた そしてその音に気づいた新ナチスドイツ第四帝國の兵士は誰一人気づかなかった

 

ズダァァァァン!!

 

 

 

ハワイ ヒッカム飛行場

 

アメリカ海兵隊「もう駄目だ!数が違いすぎる!」

 

イギリス兵「臨時司令部から退却命令が来ました!このまま飛行場で戦闘を続行していても消耗し続けます。一旦飛行場を放棄して体制を立て直してから奪還するとの事です!」

 

アメリカ海兵隊員「そうか。おい!今のを聞いたか!?民間人を護衛しながら撤退だ!」

 

自衛隊員「了解」

 

大日本帝國海兵隊員「了解」

 

そして各軍は撤退し、大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國も同様に撤t 「敗北した訳ではない。兵の配置を変えるだけだ!(by名もなき士官)」、転進を開始した

 

新三兵「見ろ!アメリカ軍が腰を抜かして逃げていくぞ!」

 

新三兵「我々の勝利だ!」

 

また場所を戻し新ナチスドイツ第三帝國 第Ⅳ第Ⅴ軍団、第Ⅰ第Ⅱ第Ⅲ

機甲部隊

 

 

ズダァァァァン!!

 

新三兵「スナイパー!!」

 

何処からか銃声が聞こえ、第Ⅴ軍団長が死んだ

 

新三兵「軍団長が撃たれたぞ!」

 

新三兵「どこか物陰に隠れろ!」

 

第Ⅳ軍団長「戦車や装甲車を盾に前進する!」

 

そして第Ⅰ第Ⅱ第Ⅲ機甲部隊が前に前進してきた

 

とある建物

 

満州兵「指揮官に命中しました」

 

無線「よし。気づかれる前に出来るだけ数を減らせ」

 

満州兵「了解」

 

(ドイツ)(イタリア)(満州)(ブルガリア)(ルーマニア)枢軸聯合軍本部

 

ナチスドイツ第三帝國軍(以下ナチス兵)士官「満州軍、新ナチスドイツ第三帝國軍に対して攻撃を開始しました」

 

ナチス士官「ルーマニア軍が後方の森林に展開。作戦を開始」

 

ナチス士官「イタリア軍

ヒッカム飛行場の偵察に部隊を派遣」

 

ウェルゲン「無線の情報が正しければヒッカム行は無理だな。」

 

カルデント「ビスマルクⅡに連絡したところ巡航ミサイルの支援なら可能だと言っている」

 

ウェルゲン「頼む」

 

カルデント「座標は?」

 

ハワイ 近海 ナチスドイツ第四帝國海軍旗艦 ビスマルクⅡ

 

艦長「了解。すぐ、その座標に巡航ミサイルで攻撃をすればいいんですね」

 

士官「カルデント長官からですか?」

 

艦長「ああ。ミサイルの支援を頼むとな。CICに命令。これから言う座標に向けて巡航ミサイルを撃て」

 

そして数分後ビスマルクⅡから五発の巡航ミサイルが発射された



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枢軸聯合軍の戦い

ハワイ近海 大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨 艦橋

 

士官「ヒッカム飛行場に駐留している海兵隊から通信!『ヒッカム飛行場陥落セリ。我、後方に転進ス』以上です」

 

吉村「海兵、陸軍、特作軍の増援を載せた載せハウニブが出ていったこのタイミングで陥落か。それで、どこに転進したんだ?」

 

士官「@%〇*▼街と言う街です」

 

吉村「よし。直ぐに連絡しろ」

 

士官「了解!」

 

吉村「梅原参謀長」

 

梅原「なんですか?」

 

吉村「先ほど発見した新ナチスドイツ第三帝國所属と思われる艦隊は今何処に居る?」

 

梅原「艦隊はホノルルから東南におり、距離は約に46kmに居ます」

 

吉村「その艦隊の進路は?」

 

梅原「艦隊は我々と同じくハワイのオアフ島に進路を向けています」

 

吉村「艦隊の規模は?」

 

梅原「駆逐艦が30~50、巡洋艦が10~30、空母が5~7、戦艦が3です。なおこれらは全部潜水出来るようです」

 

吉村「潜水出来る戦艦か。これは欲しいな」

 

砲術長「自分も長官と同意見です!!これらの戦艦が鹵獲出来れば性能確認という名目で主砲を撃ち放題、じゃなくて帝國の技術発展を・・・」

 

梅原「要は撃ちたいだけだろ」

 

砲術長「はい!」

 

吉村「はぁ。任官した頃は真面目だったのに何がお前を変えたんだ?」

 

砲術長「播磨の51cm主砲が砲撃した時です」

 

吉村「さいでか。そして梅原参謀」

 

梅原「なんですか?」

 

吉村「播磨に搭載してい12式巡航ミサイル、又は18式対艦ミサイルで新ナチスドイツ第三帝國の艦隊を攻撃し撃滅することは可能か?」

 

梅原「自分の推測では戦力を削るのなら可能ですが撃滅となると不可能かと」

 

吉村「理由は?」

 

梅原「やはり新ナチスドイツ第三帝國の艦隊は潜水できるのでもし大量の対艦ミサイルが飛んできた場合に潜水して回避する可能性が」

 

吉村「そうか。対潜ミサイルでは戦艦を撃沈するのは無理だしな。梅原参謀、潜水戦艦に対する対策案を一時間以内で出してくれるか」

 

梅原「わかりました」

 

ハワイ 某所

 

ルーマニア兵「こちらデスコ1ー1。配置に着いた。指示を。オーバー」

 

無線「こちら本部。無線を傍受したことろそこから南東約2.5km先に敵の野戦司令部が有るらしい。そこを襲撃し、暗号文を持ってこい」

 

ルーマニア兵「デスコ1-1、了解」

 

そしてルーマニア兵は無線を切った

 

ルーマニア兵「総員、これより作戦を開始する。目標は2.5km先にある野戦司令部。総員、敵野戦司令部に居る敵兵を殲滅せよ」

 

無線「了解!」

 

そしてルーマニア兵達は敵に見つからぬよう木の影に隠れながら移動していった

 

枢軸聯合軍本部

 

ウェルゲン「ヒッカム飛行場を偵察しに行ったイタリアの部隊から何か連絡は来たか?」

 

士官「いいえ。ただ今いい情報が手に入りました」

 

ウェルゲン「どんな情報だ?」

 

士官「某所に大日本帝國の海兵隊が増援に来るようです」

 

ウェルゲン「その増援は我々宛じゃないだろ」

 

士官「はい」

 

ウェルゲン「一刻も早くい大日本帝國と合流しなければならないな」

 

そして数十分後

 

ルーマニア兵「こちらデスコ1-1。敵の野戦司令部を確認。隣には120mmクラスの迫撃砲三門と対空ミサイルと思われるミサイル発射台を確認」

 

本部「こちら本部。後の作戦を実行するにあたって迫撃砲は作戦の障害になるため、IED対策も含め砲弾もすべて破壊してほしい」

 

ルーマニア兵「デスコ、了解」

 

そしてルーマニア兵は無線を切りき、部下を手招きし集めた

 

ルーマニア兵「作戦を一部変更する。司令部を襲撃し暗号書を奪取すると同時に迫撃砲を破壊する。第4、5、6班は予定どうりM87擲弾砲(八九式重擲弾筒と似たようなもの)をセットしろ。そして5、6班はM87で迫撃砲を砲弾もろとも破壊しろ。残りの1~3班は敵の司令部を強襲する」

 

ルーマニア兵「了解」

 

ルーマニア兵「よし。作戦開始だ」

 

そして半数のルーマニア兵達は森の中に消えていき、残り半数のルーマニア兵達は木の上に上がり、作戦開始に備えて木の枝から枝へと移動して新ナチスドイツ第三帝國 野戦司令部に接近していった



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枢軸聯合軍の戦い2

日本国 国会議事堂衆議院

 

樋川「ハワイ、ヒッカム飛行場で自衛隊員が戦闘中に2名が戦死しました」

 

穐原「え?」

 

この時穐原と樋川の頭が一瞬真っ白になった

 

穐原「そ、そそれでどうなったんですか?」

 

樋川「現在戦闘中で詳しい情報はまだ来てません」

 

穐原「その自衛隊員達の遺体は?」

 

樋川「回収したらしいです」

 

穐原「そうですか」

 

穐原が遺体を回収したのを聞いて安堵したその時、捨mゴホンゴホン、社民党の某女性議員が

 

議員「総理!議会中に防衛大臣と一体何を話しているのですか!?そして何を話してたか教えてください!!」

 

穐原に説明を求めた

 

穐原「(実はハワイでの戦闘で二名の自衛官が戦死しましたって言ったらどうなります?)」

 

穐原が小声で樋川に聞く

 

樋川「(もしそのままストレートに戦死って言ったら厄介なことになりますよ!)」

 

穐原「(じゃあどうすれば!?)」

 

樋川「(未確認情報として言うわけにはいきませんし。それに下手な嘘はすぐにバレますよ)」

 

穐原「(正直に言うしかないのか?)」

 

樋川「(ええ。下手な嘘をつくと即内閣不信任案が出されますよ。それに民間主権党(以下民主党)や共同生産党(以下共産党)、社民党などの野党らマスコミから嘘の事で追求されますよ)」

 

穐原「(そうですね。ではもう私は逝きますね)」

 

樋川「(ちょ、穐原さん!字が違いますよ!)」

 

穐原「(いえ。合ってますよ。それにもしかしたら今日、政治家としての最期の日になるのかもしれないのですから)」

 

そして穐原は演壇のところに向かった

 

穐原「え~。先ほど福島(ふくじま)議員のご指摘があった話の内容ですが。ハワイのアメリカ軍基地で自衛隊員二名が殉職したとの報告が来ました」

 

議員「はい?」

 

ハワイ ルーマニア軍

 

無線「こちらデスコ4-1。攻撃準備完了。何時でも撃てます」

 

ルーマニア兵「デスコ1-1了解。ではすぐに撃て。砲撃が終わったら司令部に突入する。間違っても司令部は攻撃するなよ」

 

無線「そっちが送ってくる座標のデータが間違ってなければな」

 

ルーマニア兵「それは大丈夫だ。それよりも撃て」

 

無線「了解。デスコ4-1、砲撃を開始する」

 

そして森の奥からドォンドォンと砲撃音が聞こえてきた そして

 

ドガァァァァンン!!!!

 

M87擲弾砲から発射された50口径の砲弾は正確に新ナチスドイツ第三帝國の迫撃砲陣地に着弾していった

 

ルーマニア兵「攻撃開始!」

 

合図と共に木の枝から射撃を開始した

 

新三兵「敵襲ー!」

 

新三兵士官「敵は何処から撃ってきてる!?」

 

新三兵「わかりません!」

 

新三兵士官「ええい!このままでは全滅すrグアハァ!」

 

新三兵「少尉が撃たれたぞ!」

 

ルーマニア兵「第4班~6班へ。敵の迫撃砲の破壊を確認した。そこから撤収しこちらに合流せよ」

 

無線「デスコ4-1了解」

 

無線「デスコ5-1了解」

 

無線「デスコ6-1了解」

 

そしてルーマニア兵は無線を切り戦闘を続けた

 

そしてしばらくして新ナチスドイツ第三帝國の野戦陣地は陥落した



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反撃の前夜

ルーマニア軍が新ナチスドイツ第三帝國の野戦司令部を制圧して数時間が過ぎ、戦局は日米露英仏中大日ナチスが新ナチスドイツ第三帝國と膠着状態となった

 

PM22:27 ヒッカム飛行場 イタリア軍

 

イタリア兵「こちらベイパー1。司令部応答せよ。」

 

無線「こちら司令部、どうぞ」

 

イタリア兵「目標の飛行場を確認した。だが大日本帝國やナチスドイツ第四帝國、アメリカ軍が見当たらない、代わりに新ナチスドイツ第三帝國軍が居る」

 

無線「そうか。それで敵の数は?」

 

イタリア兵「人数は見えるだけでま1000人近くは居る。だが戦車や装甲車は300近くはある。またヘリは60近く。ハウニブは40機を確認。これらの兵器のパイロットなどの数を含めると一万人以上は居るんじゃないか?」

 

無線「わかった。ベイパーは敵に見つからない所へ行き監視所を作り奴等の動向を逐次報告しろ」

 

イタリア兵「ベイパー了解」

 

ハワイ某所 日米英仏露中大日ナチス連合軍司令部

 

アメリカ軍将校「ヒッカム飛行場が陥落したか」

 

イギリス軍将校「敵はホノルル国際空港を攻略中だが大日本帝國本土や聯合艦隊から増援として来た空挺団や一部海兵隊、陸軍、ナチスの航空部隊、ハウニブ部隊が粘っているが弾薬が足りずやや劣勢のようだ」

 

アメリカ軍将校「我々の残りの兵力は?」

 

アメリカ軍士官「アメリカ軍が各地に分散している数を含め陸、海兵隊含め3500弱。戦車が43両、装甲車が71両、ヘリが13機。イギリス軍は400人、自衛隊は75人、中国軍は230人、ロシア軍は150人、大日本帝國はわかるだけでまも2000人、ナチスドイツ第四帝國も同様かと思います」

 

アメリカ軍将校「各国の海軍は?」

 

アメリカ軍士官「全艦パールハーバーから退避しましたが敵の潜水艦の魚雷攻撃を受け3割近くが海に沈みました」

 

アメリカ軍将校「その艦隊は?」

 

アメリカ軍士官「それが現在、新ナチスドイツ第四帝國の海軍と交戦していますが・・・」

 

イギリス軍将校「が?」

 

アメリカ軍士官「敵艦隊と砲撃戦をしています」

 

ロシア軍将校「待て。何で砲撃戦になってるんだ?そんな距離まで接近する前にミサイルで決着がつくはずだろ?」

 

アメリカ軍士官「それが、連中は潜水する戦闘艦を有しておりそれで・・」

 

イギリス軍将校「それで砲撃戦になったと?」

 

アメリカ軍士官「はい」

 

アメリカ軍将校「戦況は?」

 

アメリカ軍士官「敵艦隊は巡洋艦数隻を中心とした艦隊で現在、砲撃戦を展開。そして空母は、戦域から離れたところでJDAMを搭載したF/A18が発艦し、敵艦に攻撃をしており有利です」

 

自衛隊幹部「そうか」

 

大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國枢軸聯合艦隊 播磨

 

吉村「ハワイまでどのくらいかかる?」

 

梅原「あと11時間位です」

 

吉村「よし。海兵隊、陸軍、特殊作戦軍に上陸作戦の準備をするように伝えろ」

 

士官「了解!」

 

吉村「いよいよ反撃の時だな」



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夜襲(と言う名の万歳突撃)

ハワイ ヒッカム国際飛行場 日独司令部 臨時会議室

 

日本軍将校「聯合艦隊から明日の午前6時に真珠湾に停泊している新ナチスドイツ第三帝國海軍艦艇、及び地上戦力を攻撃するとの連絡が入った」

 

将校の発言に周りからおおおおとの声が上がった

 

日本軍将校「それにともない我々は敵軍に対して帝國陸軍ゲリラ戦術の一つである夜襲を仕掛けようと思う。」

 

日本軍士官「まさか正面からの突撃ですか?」

 

日本軍将校「いや側面からの挟み撃ちだ」

 

一時間後 PM23:52

 

日本兵「司令部、こちら第一班、敵陣地から約50M前後に到着」

 

無線「司令部了解。命令があるまで待機せよ」

 

日本兵「了解」

 

AM00:10

 

日本兵「指揮官殿。司令部から敵地を攻撃せよとの、作戦決行命令が発令されました!」

 

日本兵の報告に指揮官(階級 陸軍大佐)は

 

大佐「迫撃砲小隊に通達。支援砲撃を要請する!」

 

日本兵「はっ!」

 

大佐「それと全部隊に通達!着剣せよ!」

 

そして全員が30式歩兵銃や21式軽機関銃に九式銃剣を装着した

 

ヒッカム国際空港 日独聯合司令部

 

通信兵「金山(かなやま)大佐から砲撃支援の要請が来ました!」

 

日本軍将校「許可する」

 

そしてヒッカム国際空港から迫撃砲による砲撃支援が開始され、放たれた砲弾が新ナチスドイツ第三帝國の野営陣地に着弾した

 

金山大佐「総員、突撃ィィィィーーーー!!!!奴らに大和魂を見せてやるぞぉ!」

 

金山大佐が五六式軍刀を抜刀し、突撃命令を出した。そして突撃ラッパもなり、他の兵士達も突撃していった

 

日本兵『バンザァァァァイイイイ!!!!』

 

日本兵「いや゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

日本兵「大日本帝國万歳ーー!!」

 

日本兵「殺せぇぇぇぇ!!!!」

 

日本兵「突撃ぃー!」

 

日本兵「バンザァァァァァイイ!!!!」

 

日本兵「う゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!」

 

雄叫びを上げながらRisingSt●rmみたいに敵陣に突撃していく日本兵達に対して新ナチスドイツ第三帝國軍兵士達は

 

新三兵「敵襲ーーーー!!!!」

 

新三兵「退却しろーー!!」

 

新三兵「あいつら狂ってる!!」

 

半世紀も他国との交流もなく、ただ南極の内部に居た(と言うより引きこもってた)新ナチスドイツ第三帝國軍兵士からして見れば死をも厭わない覚悟で万歳突撃してくる日本兵達が今まで見たこともない狂気に恐怖した

 

そしてそれから暫くして大日本帝國軍は多少の損害を出したが新ナチスドイツ第三帝國軍4割を殲滅し、残りは撤退にまで追い込んだ

 

そして

 

AM08:52  ヒッカム国際空港近くの海岸付近 大日本帝國海軍聯合艦隊到着

 

『聯合艦隊発 大本營宛

我、第二次ハワイ上陸作戦開始ス。 』



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砲撃後に上陸作戦

AM08:56 ハワイ ヒッカム国際空港近くの海岸付近の洋上 大日本帝國海軍聯合艦隊旗艦 播磨

 

士官「陸軍、海兵隊、特殊作戦軍、上陸作戦準備完了!」

 

士官「海軍航空隊もまもなくフォード島につきます!」

 

吉村「砲術長、対地攻撃は出来るか?」

 

砲術長「播磨、大和、武蔵、金剛、比叡、榛名(金剛、比叡、榛名は空母戦闘艦隊に所属)のすべての主砲に対地榴弾を装填しています。命令が有れば何時でも支援砲撃が可能です。やろうと思えばフォード島にも砲撃可能です」

 

吉村「よし。ヒッカム国際空港を包囲している新ナチスドイツ第三帝國軍を攻撃しろ!砲撃開始」

 

砲術長「了解!!!!」

 

この時の砲術長の目は今までにないくらい輝いていた

 

新ナチスドイツ第三帝國

 

新三兵士官「夜中の奇襲で不覚にも撤退してしまったが、今度はこちらが襲撃をする番だな。向こうはおよそ歩兵部隊が2~3000、こちらは戦車30両、装甲車25両、歩兵が5000の戦力だ。さすがに負けることはないだろう」

 

ドゴォォン ドゴォォン ドゴォォン

 

海の方から砲撃音が聞こえてきた

 

新三兵「海軍の砲撃支援だ!」

 

新三兵士官「ありがたいな、これで我々の勝利が決まったも同然だn「ドガァァァァンン!!!!ドガァァァァンン!!!」ウワァァァァ!!!」

 

新三兵「敵海軍の砲撃だ!」

 

聯合艦隊旗艦 播磨 艦橋

 

士官「ヒッカム空港の観測部隊から通信『敵部隊に着弾!有効なり。』です」

 

吉村「よし、それを射撃指揮所に居る砲術長に知らせてこい。尤もハイになってるだろうけど」

 

播磨 射撃指揮所

 

砲術長「撃て撃てもっと撃てェェ!!久々の対地砲撃じゃあ!敵の戦車や装甲車が原形がわからなくなるまで撃てぇ!」

 

さっきの士官「砲術長、ヒッカム空港の観測部隊から「砲撃の戦果の報告かぁぁ!!??」ウワァ!」

 

数分後

 

砲術長「よーし!残存の敵部隊に砲撃するぞ!」

 

そして残存敵部隊も苛烈な砲撃により全滅した

 

ハワイ 日米英仏露中連合軍 司令部

 

米軍将校「UAVを飛ばしている部隊から大日本帝國海軍がヒッカム国際空港を包囲中の敵を砲撃中との報告が入った」

 

自衛隊幹部「それは本当ですか!?」

 

米軍将校「ああ。後、強襲揚陸艦や輸送艦も確認している」

 

ロシア軍将校「ようやく来たか」

 

米軍将校「ちょうどUAVを飛ばしている部隊から大日本帝國軍が上陸作戦を始めたとの報告が来た」

 

海岸近く 聯合艦隊旗艦 播磨 艦橋

 

吉村「上陸開始!」

 

吉村の合図と同時に強襲揚陸艦や輸送艦からエアクッション艇や武装しているゴムボート、武装輸送艇がビーチに向けて前進した

 

そして強襲揚陸艦の格納庫から

 

グオオオオオオオオオオ

 

大日本帝國最強のMBT(主力戦車)35式戦車が日本英仏中露軍将校の前に姿を表した

 

米軍将校「ホバータンク!?」

 

自衛隊幹部「・・・」(目が輝いている)

 

英軍将校「にしても砲身の先端が変な形してるな」

 

露軍将校「台形の形したマズルブレーキだな」

 

仏軍将校「ホバータンクか。上陸作戦だとLCACに搭載しないでそのまま上陸出来るから上陸と同時に戦闘が出来そうだな」

 

その時、画面の左端に数台の戦車が見えた

 

自衛隊幹部「あれは戦車!?」

 

大日本帝國海兵隊 35式戦車車内

 

乗員「敵戦車確認!数は6」

 

乗員「空港の背後から攻めていくつもりだな。ちょうどいい。35式戦車の電磁加速砲(レールガン)の実験台にしてやる。部隊長から全車に通達。『手出しはするな』」

 

乗員「敵戦車、ロックオン!」

 

乗員「撃ちぃ方ぁ始めー!!」

 

そしてブォォォンンと言う音が出た瞬間、砲弾は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵戦車を貫通して横にいた戦車に命中し砂山に着弾した

 

日米英仏露(ry

 

米軍将校「・・嘘だろ」

 

英軍将校「500M先のM1A2の120mm砲弾を弾くやつが一撃で」

 

自衛隊幹部「貫通し横に居た戦車も破壊、最終的に砂山に着弾した・だと」

 

その後次々と大日本帝國陸軍、海兵、特殊作戦軍が上陸して行き、ヒッカム空港周辺を制圧した

そしてここから反撃が始まった



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ホワイトハウス

アメリカ ワシントン ホワイトハウ 危機管理室の隣の会議室

 

米軍将校「ーで現在、大日本帝國軍上陸作戦を実行し、ヒッカム国際空港付近は大日本帝國が奪還しました」

 

ジョニー「そうか。ヒッカム空港は無事守られたか。これで輸送機が着陸できるな」

 

ジョニーの言葉にある将校が

 

将校A「大統領、それが」

 

将校B「ハワイ州はオアフ島を除く全島が新ナチスドイツ第三帝國の占領下にあり、ハワイの制空権のほとんどが新ナチスドイツ第三帝國が握っています。なので軍の護衛も無しに輸送機、輸送船だけでは近づけません。例え護衛が有っても新ナチスドイツ第三帝國の円盤機で全滅する可能性も大です」

 

するとジョニー大統領は

 

ジョニー「国防長官、将校A、将校B、補佐官は残れ。アンポンタン」

 

そして大統領に指名された人以外は退室していき、大統領含め五名が残った

 

ジョニー「オアフ島除く全ての島が奪われた!!??軍は一体何をしてたんだ!!??つうか何一日足らずでほとんどが占領されてるんだよ!最低でも五日間は守り抜けよ!」

 

このときの大統領の叫び声は叫び声は廊下にまで聞こえていた

 

ジョニー「それに貴様等()に年間一体いつもどれだけの金を注ぎ込んでると思っている!?6500億ドル(2015年度)だぞ!!こんなに大金を支払っているのに州一つも守れないとはな!!そして果てには他国の、しかもファシズム国家の軍に頼る始末!貴様等は本当に何をやってたんだ!」

将校B「大統領閣下、それはあまりにも侮辱です」

 

ジョニー「だったら自力で占領された島一つでも奪還してみろ!太平洋艦隊は何をしている!?」

 

将校A「太平洋艦隊は敵の攻撃により3割が海底に沈み、残りは他国の海軍と共に大日本帝國海軍の艦隊と合流するため、一旦戦域から離脱して」

 

ジョニー「グライツは何をやってるんだ!?もういい、グライツ何かファイッ嫌いだ!ゲイに掘られちまえバァーガ!」

 

将校B「大統領、それは酷すぎるかと」

 

ジョニー「そもそも貴様等がちゃんと仕事をしないのがいけないんだ!」

 

この時ジョニーは手に持っていたペンを放り投げた

 

ジョニー「チクショメェーー!!」

 

ナチスドイツ第四帝國 大島島 総統閣下地下壕

 

ヒトラー「なんだ?今儂らの十八番(おはこ)がパクられたような」

 

アルフレート「そんな事より、この書類にサインを下さいます」

 

ヒトラー「ジルバーフォーゲルによる新ナチスドイツ第三帝國軍巨大円盤機の攻撃許可か」

 

アルフレート「連中の巨大円盤機はハワイのハワイ島上空に停滞して以来その位置から動いていません。叩ける内に叩いたほうが宜しいかと」

 

ヒトラー「だがアメリカ政府の断りもなく空爆を行うのはなぁ」



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反撃

ハワイ 枢軸聯合軍本部

 

ナチス兵士官「大佐、大日本帝國軍の本隊がヒッカム国際空港付近のビーチに上陸。ヒッカム空港周辺を制圧、そのままヒッカム飛行場に前進中とのこと」

 

ヴェルゲン「早い内に合流した方がいいな。大尉!」

 

大尉「なんですか?」

 

ウェルゲン「一個小隊を引き連れて大日本帝國軍と合流しろ。我々がこの地に居ることを伝えなければ敵と認識されて空爆される可能性がある。無線を使って知らせたいが敵の罠だと思われてしまうからな。直接あって話をつけてくれ」

 

大尉「わかりました」

 

ウェルゲン「では、頼むぞ」

 

大尉「Siegheil(ジーク・ハイル)(訳 勝利万歳)」

 

そして大尉は自分の部隊のところに戻った

 

フォード島付近の上空 大日本帝國海軍航空隊

 

井村「こちら海軍第一航空隊。司令部へ、フォード島に駐留している新ナチスドイツ第三帝國海軍へ攻撃許可を願う」

 

無線『聯合艦隊司令部、攻撃を許可する。直ちに攻撃せよ』

 

井村「了解。攻撃隊に告ぐ!攻撃開始せよ!繰り返す。攻撃開始せよ!」

 

井村の合図でF3から多数のミサイルが発射された

フォード島 新ナチスドイツ第三帝國艦隊

 

新三兵「レーダーに反応!多数のミサイルが接近!」

 

新三兵士官「直ぐに対空火器を起動しろ!!」

 

新三兵「む、無理です!速度がマッハ5で間に合いません!!」

 

そして新ナチスドイツ第三帝國の艦隊に多数のミサイルが命中し、八割が海に沈んだ

 

これにより新ナチスドイツ第三帝國海軍は戦力の七割を失った

 

ヒッカム国際空港

 

日本軍将校「これより我々大日本帝國軍はナチスドイツ第四帝國軍と合同でヒッカム飛行場を奪還する!なお、飛行場攻略中に敵の航空機からの攻撃が有ると思われるが海軍から上空援護機が来る。なおヒッカム飛行場に居る敵戦力は1万弱と見られる。また海軍は別の作戦があるため海軍に支援は要請できない」

 

ホワイトハウス 危機管理室

 

新ナチスドイツ第三帝國がハワイ進攻の報告を受け各軍の将校が集まり、空気が全体的にピリピリしている時にピリリリリと室内に電話の音が響く

 

将校「どうした?『・・・』何?わかった大統領に伝えとく」

 

そして将校は電話を切った

 

将校「はぁ」

 

先ほど大統領が御乱心(発狂)になって一度退室していった矢先にナチスドイツ第四帝國から新ナチスドイツ第三帝國軍を空爆するので空爆の許可ください何て大統領に報告したら次こそドイツの大統領みたいに人語を忘れてパンツ一丁になって発狂するだろうな(大統領発狂す 参照)。まあそれはそれで面白いだろうが本当にそうなったら我々は本当に仕事にならないな。最悪我々の無能のせいで大統領が発狂した。何て事になったら我々もクビになる。そうなったらどうやって生活しようか。

 

将校は大統領が発狂しないようにと願い大統領執務室のドアをノックした



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Q大統領がとち狂いました。どうすればいいですか? A殴りなさい

ホワイトハウス

 

コンコン

 

将校「失礼します。大統領、先程ナチスドイツ第四帝國から空爆の許可をって大統領?」

 

この時将校は目の前にある光景が信じられなかった。将校が見た光景は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョニー「さあジェスニア。お茶だよ」

 

大統領が何故か全裸になってダッチワイフに話し掛けていた

 

将校「大統領?」

 

ジョニー「ああ、君か。紹介するよ彼女はジェスニア。私の可愛い妻だ」

 

将校「あの、大統領。確か奥さんはニューヨークに住んでるのでは?」

 

ジョニー「それが彼女ったら私が疲れていると聞いたらわざわざニューヨークから来てくれたのだよ」

 

将校「でもそれ、ダッチワイフですよね?」

 

ジョニー「何言ってるんだ?彼女はれっきとした人だよ。ああごめんねジェスニア。あのハゲ(将校)はきっと君があまりにも美しすぎて人とダッチワイフの区別がつかないんだよ。でも気にしないでね。きっと仕事のしすぎで頭のネジやバネが数本吹っ飛んだだけだから」

 

将校「(いつか絶対こいつの金〇をハンマーでぶっ潰してやる)」

 

ジョニー「それよりも用件はなんだ?私は可愛い妻と楽しい時間を過ごしてるのにわざわざ君のために時間をさいているんだぞ」

 

将校「はい、それがナチスドイツ第四帝國がハワイに居る新ナチスドイツ第三帝國への空爆許可が欲しいと言っておりまして」

 

将校はジョニーにどうしますか?と聞くと

 

ジョニー「ハワイ?なんだそれ?ウチ(アメリカ合衆国)にそんな州無いぞ。それに新ナチスドイツ第三帝國?我々はそんな奴と戦争してたか?ってかナチスの国家ってもうないだろ。君頭大丈夫?」

 

この時将校は全裸でダッチワイフと妻を間違える奴に言われたかねぇよ、と言いかけた

 

ジョニー「今度いい腕の精神科の先生を紹介してやろうか?」

 

将校「(むしろお前が行け(逝け)。変態紳士)」

 

必死に耐える将校

 

ジョニー「おや?コーヒーが切れたか。君、調理室からコーヒー粉を一袋取ってきてくれ」

 

この時将校の堪忍袋の緒が切れた

 

そして将校はジョニーに近づいていき

 

ジョニー「グポラッ!!」

 

右ストレートをお見舞いした

 

カーン(コングの音)

 

作者「さぁ始まりました。米軍将校vsアメリカ合衆国大統領の決闘です。実況は作者のアメリカ海兵隊。解説は総統閣下シリーズでお馴染みのヒトラー、ゲッペルスクレープス、ヨードル、ブルクドフルさんです」

 

クレープス「解説の人数多くない?」

 

作者「それが何処かのおっぱいプル~ンプルンって毎日叫んでるちょび髭が出させろ!って五月蝿いから」

 

ヨードル「総統」

 

ヒトラー「何で儂が悪いみたいな空気になってるの!!?」

 

作者「他の奴でも毎回悪役だったろ」

 

ヒトラー「何を言う!儂はクリーンでホワイトで愛と正義の味方でピュアな心を持つ総統閣下だぞ!」

 

ブルクドフル「だったらスターリン(♂)と結婚しろよ!」

 

ヒトラー「あんな胸毛ボーボーの奴は嫌だってか若い女と結婚したい!」



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大統領vs将校1

一話で終わられなかった


ホワイトハウス 大統領執務室

 

作者「さぁ始まりました。米軍将校冬vsアメリカ大統領の世紀の決闘です。どうですか、クレープスさん」

 

クレープス「そうですねぇ。確かに将校vs大統領の決闘は聞いたことが有りませんしね。それよりもこの試合はプロレスですか?ボクシングですか?」

 

作者「どちらでもありません。これは何でもありの試合なので相手が死なない程度なら角缶やアルミ板の使用もOKです。相手が降参又はノックダウンして我々が戦闘不能と決めるまで試合は続きます」

 

ヒトラー「重症をおったらどうする?」

 

作者「大丈夫です。万が一あばらがポッキリ逝っても大統領執務室から出れば、何故か怪我が完治するので」

 

ヒトラー「(本当に便利だな)」

 

作者「それよりも実況を始めましょう。おっと将校が大統領に突進して行きました」

 

将校「大統領覚悟ォォォォォォ!!!!」

 

クレープス「まるで日頃の怨みをここで晴らすような顔をしてますね」

 

そして将校は再び大統領の顔を殴った

 

ジョニー「ウグゥ!」

 

そしてジョニーは倒れ、口からは折れた歯が出てきた

 

作者「あらあら、大統領の歯が折れましたね」

 

ブルクドフル「そうですね。私も総統の歯が折れるまで殴りたいですね」

 

するとドアから黒衣が現れて

 

黒衣「1!2!3!」

 

カウントを開始した

 

ヒトラー「あれ?これカウント有りでしたか?」

 

作者「ああー。あれは多分勝手にやってるだけですね。おいアイツは誰だ?」

 

黒衣2「アルバイトの人です」

 

作者「すぐに摘まみ出せ!」

 

そして摘まみ出した後再びジョニーが立ち上がった

 

将校「ほお。歯が折れてもまだ立ち上がれますか?」

 

ジョニー「わ、私は負けるわけにはいかないのだ。愛する者や私を信じて投票してくれた有権者。その人たちの為にも倒れるわけにはいかないのだぁ!!」

 

作者「全裸ですが素晴らしい事を言ってますね。」

 

アルフレート「そうですね。全裸じゃなければよかったですね」

 

そしてジョニーは有るものを手に取った

 

ジョニー「俺の必殺技を喰らえ!!!!」

 

作者「おっと大統領が反撃に出ましたね」

 

ヨードル「必殺技と言うより二日間履き続け、汗びっしょりと濡れたパンツを振り回しているだけですけどね」

 

ジョニー「ypaaaaaaaa!!!!」

 

ロシア語を喋りだした大統領

 

作者「大統領がロシア語を喋りながら全裸でパンツを振り回して走っているこの光景を何の事情も知らない人が見たら勘違いしますね」

 

ブルクドフル「もし総統が同じ事をしてたら自分は録画してニコニ〇動画やYou〇ubeにアップしますね」

 

作者「視聴回数が凄いことになりそうですね」

 

ヒトラー「もしアップしたら訴えるぞ!」



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大統領vs将校2

アメリカ ホワイトハウス 大統領執務室

 

ジョニー「ウオオオオオオォォ!!!!」

 

大統領が全裸で二日間履き続け、びっしょりと汗で濡れたパンツを振り回して将校に突進していった

 

作者「世界の警察のアメリカ大統領も地に落ちましたね」

 

アルフレート「そうですね。一体どんな経験をしたらああなるのでしょうか?」

 

作者「ジョニー大統領の経歴を見ると小学校はかなりのいたずら好きのやんちゃだったようです。中学は普通で高校時代は一年の時クラスメイトとに女性教員の更衣室を覗いた事以外は普通だったようです」

 

ヒトラー「ちょっと待て。更衣室を覗いた?」

 

作者「ええ。60代の婆さんが着替えている所を覗いてしまって二度と覗かないと決めたようです」

 

話を戻します

 

ジョニー「キエエエエエエーーーー!!」

 

そして大統領が将校の頭にパンツを被せるために突進したが

 

将校「ウオラァァァァァァ!!!!」

 

将校のタックルを食らい壁まで飛ばされた

 

ジョニー「ぐふぅ!」

 

そして将校は大統領を担いで

 

将校「ウオリャァ!」

 

ジョニー「ギャ!!」

 

アバランシュホールドをした

 

作者「良い音がしましたね」

 

ブルクドフル「そうですね。一度総統にやってみたいですね」

 

そして将校は大統領に馬乗りし

 

ジョニー「イダ!ちょ!まっ!」

 

ジョニーの顔を殴り始めた

 

ジョニー「待て待て!落ち着け!ここは午前一つ平和的に話しグヘェ!」

 

将校「何が平和的にだ馬鹿野郎が!都合の良いこと言ってるんじゃねぇよ!」

 

ジョニー「SP!助けてくれたSP!ハゲに殺されちゃう!」

 

将校「誰がハゲだってぇ!?」

 

そして将校は大統領の両足をつかみ、回転して投げ飛ばした

 

ジョニー「イヤァァーー!!」

 

解説席

 

作者「おっと将校が大統領をこっちに投げ飛ばしって退避ー!」

 

ヒトラー「何ってあれ!ズボンが椅子から離れないってこれは瞬間接着剤か!一体誰がやったn「ドンガラガッシャーーンン!!」」

 

ヒトラーを除く全員が避難したがヒトラーが座ってた椅子にハンスが接着剤を塗ったため退避できずに被害に巻き込まれた

 

ハンス「フハハハハ!!アロンアルフ〇の接着能力は世界一ィィ!!」

 

作者「怒られるから止めろ!」

 

そして解説席の方を見ると

 

ヒトラーの腹にジョニーの頭が命中しヒトラーの口からは魂みたいなものが出ていた

 

アルフレート「痛そうだな」

 

ハンス「露骨が折れてたりして」

 

クレープス「と言うより総統は生きてるのか?」

 

黒衣「どうします?これ以上やると危ないと思いますが」

 

作者「まあ大統領も気を失ってるし終了させるか」

 

こうして大統領執務室での決闘は終了した



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73話

大島島

 

海が見えるとある丘に十字架の墓が一つがあった

 

その墓には

初代ナチスドイツ第三帝國総統閣下アドルフ・ヒトラー(1889ー2035)ここに眠る

と書かれていた

 

アルフレート「総統閣下ウウッ」

 

ハンス「どうか安らかに眠ってください」

 

フェーゲライ「しかし146歳と長生きしたな」

 

ブルクドフル「そうだな。タコに金○握り潰されかけたけど」

 

ゲッベルス「総統閣下。我々が総統の意思(と全財産)を継ぎますので安心して逝ってください」

 

スタッフロール

 

監督

アメリカ海兵隊

 

協力

黒衣達

 

登場人物

 

アドルフ・ヒトラー(故)

 

ヨーゼフ・ゲッベルス

 

ハンス・クレープス

 

ヴィルヘルム・ブルクドフル

 

アルフレート・ヨードル

 

ヴィルヘルム・カイテル

 

カール・コラー

 

ヨシフ・スターリン

 

?「ってちょっと待てーぃ!!」

 

突然声がしてした辺りを見回すハンス達

 

すると墓から手がボコォッと出てきた

 

フェーゲライ「総統がゾンビになった!!」

 

ヒトラー「誰がゾンビだ。ゴラァ!!ってか体が機械なのにどうやってゾンビになるんだ!?」

 

ハンス「なんで甦ったんですか!?」

 

ヒトラー「再び歴史の表舞台にたったのにそう簡単に死んでたまるかぁ!」

 

よっこらせと立ち上がるヒトラー

 

作者「なんだ、結局甦ったか」

 

ヒトラー「作者!何で儂が死んでることになったんだぁ!?」

 

作者「ヒトラーが死んだら空間の壁を壊してやって来たスターリンと結婚するサブストーリーが思い付いたから。これでみんなハッピーエンドでしょ?」

 

ヒトラー「儂からしてみればアンハッピーでしか無いわ!」

 

終わり

 

アメリカ ワシントン ホワイトハウス 危機管理室

 

オペレーター「オアフ島の連合軍司令部から通信。ナチスドイツ第四帝國軍が上陸し、ニイハウ島、カウアイ島が同軍によって解放されたもようです」

 

将校「すぐに大統領に報告しろ!あと陸軍将校は何処に行った!?」

 

オペレーター「確か大統領執務室に行ったきりです」

 

将校「誰か大統領執務室まで行って報告してこい!」

 

士官「了解!」

 

数分後 大統領執務室前

 

トントン

 

士官「大統領」

 

士官がドアをノックするが返事がない

 

ドンドン

 

士官「大統領!」

 

さらに強くノックするがやはり無反応

 

士官「まさか!?」

 

士官はドアを蹴り飛ばし、大統領執務室に突入した

 

士官「ファッ!?」

 

この時士官が見た光景は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大統領執務室が荒らされ、大統領が全裸で亀縛りされていて、大統領が座る椅子にはドールが置かれて、将校の上半身が裸でいる光景だった

 

士官「大統領!!」

 

そしてその後大統領と将校は総合病院に救急搬送されていった



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決戦

どうも作者のアメリカ海兵隊です。一ヶ月間更新もできず申し訳ございません。自衛隊に入隊して1ヶ月がたちましたがまだGWが終わったら()()に忙しくなるのでもしかしたら次の更新も今月末になるかもしれませんのでご了承下さい


大日本帝國 帝都東京 大本營 地下 総合作戦指揮所

 

士官「第四帝國軍がニイハウ島、カウアイ島を奪還。またオアフ島は依然として新第三帝國と各地で戦闘が行われてるとのことです」

 

渡辺「新ナチスドイツ第三帝國の行動は?」

 

士官「ハワイ島上空に鎮座している超大型円盤機は特にこれといった動きはありません。陸軍の方はSSと思われる部隊が占領下の各地域で虐殺行為を行っております。なお新ナチスドイツ第三帝國海軍の消息が依然として不明です」

 

渡辺「確か潜水艦隊だったか?」

 

士官「はい。戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦のすべてが潜水が出来る戦闘艦ですので衛星での探知が不可能ですので、これは現場の部隊(聯合艦隊)に任せるしかありません」

 

渡辺「ちなみに海軍、聯合艦隊は、その潜水艦隊をすべてとは言わないがある程度極力無傷で鹵獲出来ないか?」

 

渡辺の問いに将校は

 

将校「現状では不可能に近いです。まず潜航中の潜水艦を奪取するための経験も無ければ装具も有りません。また駆逐艦の大きさとなれば最低でも300人の乗員は居ます。なので最低でも4個小隊は必要です。そして戦艦、空母となると数が足りません」

 

渡辺「そうか。だが潜水出来てもずっと潜れるわけではないだろ?そのときに無理矢理艦内に突入できないのか?」

 

将校「確かに浮上したときに陸軍や特作軍の部隊をヘリやハウニブに乗せて行けば可能ですが、何時、何処に現れるか分かりませんし、他の作戦にも支障が出ます。なので無難なのは新ナチスドイツ第三帝國総統のヘルマーを捕らえ、こちら側(大日本帝國)に降伏を促すのが良いでしょう。最も現場の状況と判断によって6~7割位の艦艇が沈むかもしれませんが」

 

渡辺「そうですか。ところでアメリカ軍の動きはどうだ?」

 

士官「サンディエゴ海軍基地から多数の空母、イージス艦、揚陸艦、輸送艦等が出港。計算では6日後にハワイに到着予定です」

 

渡辺「では軍令部総長の山本大将に聞きたい」

 

山本「なんでしょうか?」

 

渡辺「聯合艦隊はハワイ諸島の制海権を五日の内に奪取出来ますか?」

 

そして山本は暫く考え

 

山本「ハワイ島近海を除けば出来ます」

 

渡辺「では聯合艦隊に至急ハワイ諸島の制海権の奪取を最優先事項として攻略するよう知らせてださい」

 

山本「わかりました」

 

そして聯合艦隊にハワイ諸島の制海権を新ナチスドイツ第三帝國から奪取する命令が下った

 

そして聯合艦隊はハワイ島の近海を除くハワイ諸島の制海権をリムパックに参加していた各国海軍と共に四日間で奪還した

 

そして新ナチスドイツ第三帝國海軍の潜水艦隊本隊はアメリカ本土攻撃を中止しハワイ島近海に展開した

 

そしてついに大日本帝國海軍聯合艦隊、ナチスドイツ第四帝國海軍、その他海軍vs新ナチスドイツ第三帝國海軍潜水艦隊との戦闘が始まる




vs新ナチスドイツ第三帝國編はあと5~6話以内で終わらす予定


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大日本帝國海軍vs新ナチスドイツ第三帝國潜水艦隊

ハワイ島 超大型円盤機

 

士官「ハワイ諸島の制海権が大日本帝國に奪われました!!」

 

士官「ニイハウ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島が連合軍により奪還されました!」

 

ヘルマー「ええい!陸軍や親衛隊は一体何をやってる!!何故数日だけで四島も奪われてるのだ!!クソッ!オアフ島の戦況状況は!?」

 

士官「オアフ島も連合軍に対し苦戦しており、戦況は芳しく「もういい!!クソッタレが!!」」

 

この時ヘルマーは壁を蹴った

 

ヘルマー「潜水艦隊の配置状況は!?」

 

士官「現在、アメリカ本土攻撃部隊が作戦を中断し、こちら(ハワイ島)に進路を向けて、急行しています」

 

ヘルマー「到着時間は?」

 

ヘルマーの問いに士官は

 

士官「予定では明日到着予定です」

 

ヘルマー「ではここ(ハワイ島近海)に着きしだい、直ぐに連合軍の艦隊を攻撃しろ!」

 

士官「ハイル・ヘルマー!」

 

大日本帝國聯合艦隊旗艦 播磨

 

吉村「ハワイ島に居る円盤機から通信を傍受した?」

 

梅原「はい。二十分ほど前、通信室から通信の周波数を拾いました」

 

吉村「内容は?」

 

梅原「暗号は第四帝國軍が暗号表を確保したお陰で直ぐにわかりました。内容は新ナチスドイツ第三帝國の潜水艦隊が展開し明後日攻撃を開始するらしいです」

 

吉村「明後日か。ちょうど米軍がハワイ島へ上陸する日だな」

 

梅原「どうします?」

 

吉村「各艦隊の司令に2030に播磨にて緊急作戦会議をすると伝えろ」

 

梅原「了解」

 

そして2030に播磨の甲板に数機のヘリが着艦した

 

翌日

 

大日本帝國海軍音響測定艦『湘南』

 

艦長「はぁ。今までにない最悪な貧乏くじを引いてしまったな」

 

副艦長「そうですね。各艦隊の音響測定艦を集めてなにをするかと思いきや、輸送艦や揚陸艦の囮として使い、我々(音響測定艦)各種艦艇のスクリュー音を流しながら海の目やソナーを使って潜水艦隊を探せとか前代未聞ですよ」

 

艦長「まあ、我々は与えられた任務をやるだけだ。それに強襲揚陸艦や輸送艦に対潜ヘリを搭載してるんだ」

 

副艦長「それはそうですが何故中国海軍も居るのですか?」

 

帝國海軍の輸送艦などの回りには中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦が展開していた

 

艦長「我々の護衛役だそうだ」

 

副艦長「護衛ですか。頼りないですね」

 

艦長「まあ近い将来敵になりうるからな。減らせるうちに減らせたいんだろ。新ナチスドイツ第三帝國の攻撃で沈もうが指揮我々には関係のないことだしな。まあ護衛に関しては結構揉めてたぞ」

 

昨夜 播磨 作戦会議室

 

梅原「長官。輸送艦や強襲揚陸艦の護衛はどうします?」

 

吉村「各艦隊から護衛は出すがいかんせん数が足りない」

 

参謀補佐「でしたら中国海軍から護衛を出してもらうのはどうでしょう?」

 

『!!??』

 

この時参謀補佐の発言に会議に参加していた将校、士官が全員仰天した

 

参謀補佐「まだ連中はそれなりの数の艦艇が生き残ってますし、万が一沈んでも新ナチスの攻撃によるもので我々のせいではありません。それに近い将来戦うことになるのなら少しでも減らせるなら良いですし」

 

『・・・』

 

参謀補佐の発言に動揺が隠せない一同

 

しかし一部の士官が

 

士官「異義あり!何故我々帝國海軍がチャンコロ(中国に対する差別言葉)海軍に護衛を出してもらうように頭を下げなければならないのだ!そもそも中国海軍に頭を下げること事態恥だ!貴様には誇りがないのか!」

 

士官の言葉に参謀補佐は

 

参謀補佐「自分のプライドの為に敵の戦力が減る機会を逃すこと事態が一番の恥だ!それに誇りで(いくさ)に勝てるわけでもないし食えるわけもが無いだろうが!」

 

艦長「ってな感じになって参謀補佐とその士官が睨み続けて、最終的には長官権限で決まって今に至るわけだ」

 

副艦長「乱闘とか起こらなくて良かったですね」

 

艦長「そうだな。さて作戦開始時間も迫ってきたぞ」

 

そして艦長と副艦長は艦橋に戻っていった



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日本の反応

新ナチスドイツ第三帝國 潜水艦隊

 

士官「長官!先行偵察潜水艦が大多数の輸送艦隊を発見しました!」

 

長官「輸送艦隊か。護衛は?」

 

士官「巡洋艦クラスの艦艇が30近くです」

 

長官「よし。まず駆逐艦、巡洋艦が護衛を排除。その後潜水戦艦が残りの輸送艦を攻撃させるか」

 

士官「了解」

 

日本 東京

 

日本の首都 東京

ハワイで新ナチスドイツ第三帝國が侵攻してから暫くたったが人々は気にせず日々を過ごしていた

ただ、何時もと違うのは

 

総理大臣官邸前

 

市民団体リーダー「憲法守れ!」

 

市民団体『憲法守れ!!』

 

リーダー「穐原総理は直ちに辞任しろ!」

 

市民団体『穐原総理は直ちに辞任しろ!』

 

国会議事堂前や、総理大臣官邸前、新宿等主要上地域にて大規模なデモが数件発生している事だろうか

 

リーダー「穐原総理はぁ!日本国憲法を無視しぃ!自衛隊の戦争行動を容認してるぅ!我々ぁ!総理に対しぃ!直ちに自衛隊のぉ!戦争行為の停止を要求するぅ!」

 

某所

 

チャンネル1

キャスター「現在、自衛隊はハワイで住民の人道支援をしていますが戦死者数が13人になり、今後も増え続けいくと思われます。これに対し世論は各地で反戦運動を行っています。また野党の共産党、社民党等の政党も自衛隊駐屯地前で反戦運動を行っており、すでに何人かの党員が自衛隊駐屯地に侵入し逮捕される事件が発生しています。また穐原政権は新ナチスドイツ第三帝國のハワイ侵攻によって戒厳令を発令しました。戦後初となる戒厳令発令によって貿易を除く東南アジア行きの航空や船舶の運行が全て停止し、それにともない自衛隊には治安出動命令を命令し、東京、神奈川、千葉等には実弾を携行し完全武装した自衛隊員が公共施設周辺を警戒しております。又欧州では新ナチスドイツ第三帝國の出現によりネオナチ等白人至上主義等が暴動を起こしドイツ、フランス、イギリスで戒厳令が発令され、外務省から渡航を自粛するように注意報が出ています」

 

ピッ

 

チャンネル2

キャスター「現在もハワイでアメリカ合衆国をはじめとした連合軍が新ナチスドイツ第三帝國と戦闘行為を続けており、民間人の死傷者数も増えており、衛星からの映像では新ナチスドイツ第三帝國の親衛隊と思われる集団が民間人を虐殺しているのが判明し、アメリカ大統領補佐官は『新ナチスドイツ第三帝國の残虐な行為を許すわけにはいかない。我々は世界の平和と秩序を守るため全力を持って反撃に移る』と宣言しており現在、アメリカ軍、大日本帝國軍の輸送艦艇がハワイ島上陸に向けて準備しており」

 

ピッ

 

チャンネル3

評論家「この映像を見て分かるとうりハワイでは自衛隊による人道支援がなければハワイの治安が悪化し、さらに死傷者数が増えます。野党は穐原総理に対し自衛隊の即時撤収を要求していますが、それはハワイの民間人を見捨てるのと同じです」

 

ピッ

 

穐原「はぁ」

 

樋川「どうしました、総理」

 

穐原「官房長官。私は疲れたよ。演習で終わるはずだったのが戦争が始まって13人の優秀な自衛官が戦死して、世論は連日連夜反戦運動している。そして自衛隊に人道支援を命令したがそれでも野党は撤退しろと言ってくる。自衛隊を撤退させるのは簡単だが撤退させたらハワイの無抵抗の市民が死んでいく。日本は平和ボケだと自覚していたがここまで来ると自国が平和なら他国で戦争や、内戦、テロが起きても構わない、事無かれ主義に思う」

 

樋川「総理。そう思うのは貴方だけでは有りません。私だって同じですよ」

 

渡辺「そう言ってもらえると助かる」

 

樋川「まもなく防衛大臣が来ますので準備してください」

 

渡辺「ああ」

 

そして渡辺達は会議室へ向かった



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決戦2

ハワイ近海 囮艦隊 旗艦 強襲揚陸艦 魚沼(うおぬま) 艦橋

 

士官「艦長、湘南から通信。南南西38km、水深約180mに敵の潜水艦を2隻、北北東に潜水艦1隻、西南に潜水艦3隻、東に1隻を発見!!完全に包囲されてます!!又播磨から攻撃命令が発令されました!」

 

艦長「全艦に命令!各艦回避運動の準備をしろ!中国海軍にはその座標を教えとけ。後は勝手に殺られるだろう」

 

士官「もう中国海軍が敵の潜水艦に向けて前進してます」

 

艦長「早いな」

 

艦長がつぶやいたその時

 

士官「中国海軍駆逐艦2隻沈没!!」

 

艦長「殺られて沈むのも早いな!!」

 

士官「敵の増援の潜水艦の確認しました!!潜水戦艦1、潜水巡洋艦6、潜水駆逐艦13。本艦隊を包囲しています!!」

 

艦長「そうか。作戦を開始しろ。」

 

士官「了解。まもなく海軍の円盤機が来ます」

 

艦長「頼むぞ」

 

ハワイ島付近上空 円盤型航空機

 

無線手「囮艦隊から通信!『ダイオウイカ、網にかかる(訳 敵潜水艦、罠にハマった)』」

 

パイロット「よし!荷粒子砲の威力を試すときが来たな。目標、海中の新ナチスドイツ第三帝國海軍潜水艦隊!」

 

そしてハウニブのウエポンベイから一基の装置(・・)が現れた

 

兵装システム士官「粒子砲システム起動。反重力エンジン、粒子加速器異常なし。目標エネルギー値充電完了まで後3分」

 

パイロット「(ついに撃つときが来たんだな)」

 

粒子砲

 

転移前大日本帝國、ナチスドイツ第三帝國(当時)が共同開発した反重力エンジンから発生する特殊な粒子を使用した兵器

 

兵装士官「充電完了!!」

 

兵装士官から攻撃準備完了の合図が来た

 

パイロット「くたばれ。枢軸国の面汚しが!」

 

そして粒子砲が新ナチスドイツ第三帝國潜水艦隊を攻撃した

 

そして水中で大爆発が起こり着弾地点から高さ6~13M弱の津波が発生した

 

魚沼

 

士官「各水中信儀にエラー発生!」

 

士官「右舵損傷!」

 

艦長「敵の潜水艦隊は!?」

 

士官「敵潜水艦隊位置上は大量の鉄屑、油を確認。しかし正確な数が把握できないため対潜ヘリから吊下式ソナーによる探索を進言します」

 

艦長「許可しよう」

 

そして吊下式ソナーを搭載したヘリから全滅確認の知らせが来た

 

ハワイ島近海 大日本帝國海軍第一艦隊

 

梅原「囮艦隊から通信『前衛艦隊排除』です」

 

吉村「後は潜水戦艦と潜水巡洋艦による潜水艦隊か」

 

梅原「ハワイ島はまもなく特殊作戦軍が夜間に上陸します。又潜水艦隊の居所も敵の通信を傍受して判明しました」

 

吉村「では本艦隊は新ナチスの潜水艦隊に向けて進路を取る。戦艦同士の艦隊戦が始まるかもな」

 

吉村の発言に播磨の砲術長は

 

砲術長「ヒャッホオオォォ!!!!砲撃戦だぁぁ!」

 

ハイテンションになる砲術長だった

 

吉村「(砲術長、本当に大丈夫か。砲撃中にフィーバーになって防空指揮所の屋根から砲撃指示を出しそうだな)」

 

そして夜間、人気のない海岸や崖から多数の特殊作戦軍が上陸し、海兵隊のヘリも海面スレスレの高さで飛び、人の居ない所で人員、車両、その他消耗品をおろし、特殊作戦軍と合流をした

 

2日後 帝國海軍 旗艦 播磨

 

士官「『海の目』に反応有り!敵の潜水艦を発見!」

 

無線『駄目だ!ダメだ!だめだ!』

 

士官「今無線で遊んでた奴等覚悟しとけ。それよりもこのとこを長官に報告しろ」

 

士官「了解!」



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決戦3

播磨 艦橋

 

先ほど敵の潜水艦隊の接近の報告を受け、聯合艦隊は着々と戦闘準備をしていた

 

吉村「敵潜水艦隊は何処から来る?」

 

梅原「ソナー室からの報告によりますとまもなく、右側に浮上し本艦隊と同航になります」

 

吉村「同航戦を狙ってるのか」

 

吉村と梅原が砲術長の方を見ると

 

砲術長「野郎共!もうすぐ祭だ(砲術戦)!さっさと右舷主砲と中央主砲に徹甲弾を装填しろ!あと電磁加速砲のシステム点検の最終確認しろ!ぐずぐずしてると貴様らを砲弾の代わりに主砲に装填するぞ」

 

スピーカー『了解!オラァ!お前ら聞いたか!?さっさとしねぇとお前らを砲弾の代わりに装填してやるぞ!!』

 

吉村「(砲術長、絶対フィーバーになって防空指揮所に上がって指揮を執るな。まあ砲撃は砲術長に任せておいてどうやって潜水艦隊を鹵確するか。唯一の大型潜水空母が転移に伴い失った今、旧式では有るものの潜水空母の価値はある。中国や米国、ロシアも潜水艦隊を入手しようと躍起になっている。鹵獲するなら邪魔な米中露艦隊が居ない今がチャンスだ。無傷で手に入れるには圧倒的な力の差を見せつけた方がいいか。だが常に各国の人工衛星がハワイ近海を常に監視しているなか(聯合艦隊)の全力を見られたら)」

 

そして防空指揮所に繋がっている伝声管から敵潜水艦隊浮上の報告が来た

 

そして敵潜水艦隊の方を見たときは

 

士官「!!敵戦艦主砲すでにこちらに砲を向けてます!!」

 

砲術長「15.5mm砲、撃t」

 

刹那

 

敵の砲弾が巡洋艦2隻、駆逐艦1隻、播磨の右舷後部甲板、大和煙突付近に着弾した

 

艦長「被害報告!!」

 

士官「後部甲板被弾!後方垂直発射機と繋がっている電線断線!以後誘導弾使用不可能!又誘爆の危険性無し!」

 

砲術長「撃ち返せ!」

 

そして播磨の主砲が再び火を吹いた

 

そして新ナチスドイツ第三帝國海軍潜水艦隊の戦艦1隻が一回の砲撃で撃沈した

 

そして播磨の砲撃に続き大和、武蔵と次々と各艦が砲撃を開始した

 

しかし新ナチスドイツ第三帝國も砲撃を開始してる

 

聯合艦隊は先手を取られ、駆逐艦1隻が大破しており29゜傾斜しており、総員退艦命令が発令された

 

士官「黒潮、総員退艦命令が発令!」

 

士官「愛宕轟沈!生存者少数!!」

 

士官「空母赤城、飛行甲板損傷!」

 

士官「駆逐艦雨風、暁、松、弥生沈没!」

 

次々と味方の損害が増えているが

 

士官「敵戦艦1、巡洋艦2、駆逐艦4沈没!」

 

新ナチスドイツ第三帝國も損害を増やしていった

 

梅原「誘導弾を発射しろ!」

 

士官「了解!巡航ミサイル、対艦ミサイル発射!」

 

そして播磨、大和、武蔵、他の艦もミサイルを発射し飽和攻撃をしたが

 

敵の防空火器がレーザーだったため6割が撃ち落とされたが

 

全体の三割を撃破した

 

が突如海中からロケット弾が現れ播磨の艦橋を目指して飛翔してきた

 

士官「ロケット弾接近中!」

 

艦長「撃ち落とせ!」

 

播磨の対空火器がロケット弾を迎撃する

 

しかし2発が接近してきた

 

士官「長官伏せてください!」

 

士官「艦橋から退避!」

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聯合艦隊司令部人員が居る艦橋近くで爆発した

 

吉村「ウウッ」

 

梅原「長官、長官!」

 

吉村「クッ。梅原か。他の奴等は」

 

梅原「・・・・防空指揮所は機能喪失。指揮所に居た副長及びその他人員全員・・・戦死・・そして射撃装置も損傷機能喪失、以後第二艦橋付近にある予備の射撃装置を起動しましたが先の爆発で一部損傷してますが機能には問題ありません」

 

吉村「他の奴は?」

 

梅原「艦長は爆発の時ガラスの破片で腹部を負傷し、医務室へ行きました。砲術長は左側艦橋に居たため無傷。航海長は頭部から出血が多く艦長と同様医務室へ士官の何人かは長官の盾になり重傷を負いました」

 

吉村「そうか。無事だといいが。航空隊は何時到着する?」

 

梅原「後45分です」

 

吉村「よし!それまでの辛抱だ」

 

梅原「はい!」

 

ハワイ島 大日本帝國特殊作戦軍、海兵隊

 

特作軍士官野々宮(ののみや)「大本營から連絡が入った。聯合艦隊が新ナチスの潜水艦隊と交戦している」

 

海兵士官「戦局は?」

 

野々宮「五分五分だ。我々は大本營の命令により新ナチスドイツ第三帝國軍野営飛行場を攻撃する」

 

そして野々宮はハワイ島の地図を広げた

 

野々宮「現在地はここ。敵の野営飛行機はここから南方48km。長距離行軍を開始し、付近の森林に数ヵ所の迫撃砲の掩体(えんたい)(塹壕みたいなもの)を構築、必要に応じ砲撃をする」

 

海兵士官「了解」

 

そして特殊作戦軍、海兵隊は新ナチスの野営飛行場を目指し前進を開始した



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大頭領閣下

ドイツ 大頭領(笑)の執務室

 

現在、ドイツ連邦政府では新ナチスドイツ第三帝國が現れたことにより大混乱に陥っていた

 

そして大頭領執務室には政府高官が多数居た

 

補佐官「大頭領!新たに南部でネオナチが大規模なデモ行進を始めました!彼等の要求は新ナチスドイツ第三帝國と同盟を結べとの事です」

 

大頭領(笑)「もうイヤ!何で儂が大頭領になったときにネオナチ問題が起こるの!」

 

高官「大頭領、実はその原因なのですが」

 

補佐官「過去に大頭領がビットブルク墓地に行ったからだと思います」

 

※ ビットブルク ドイツの戦没者の墓地 SS隊員が眠っている 昔独大頭領と米大頭領が献花したことで問題になった

 

そして大頭領はかけていた眼鏡をはずし

 

大頭領「補佐官、ダニエウ、ヤールマン、ボニエヌ、秘書は残れ。あんぽんたん」

 

そして指名された人以外は退出した

 

そしてドアが閉まる音がしたあと

 

大頭領「ビットブルク行ったからだと!?って言うか一体何年前の話をしてるんだ!?第一にだ!」

 

廊下

 

大頭領『儂がビットブルク墓地に行ったのはそこにおじいさんが居るからお参りに行っただけなのに!!』

 

そして大頭領の叫び声は廊下に居た政府関係者にもう聞こえていた

 

執務室

 

大頭領「何でご先祖様に挨拶に行ったのにネオナチが暴動を起こすんだ!?」

 

高官「それは大頭領が我々の反対意見を無視し、墓地に行ったからですよ!それはネオナチのバカどもが自分達を支持していると勘違いし、行動に移したんですよ!」

 

大頭領「何故暴動が起こるのだ!?儂はただ過激な発言をしていたネオナチを取り締まっただけなのにってあ痛たたはんふ。とにかく大規模な暴動を起こすネオナチなんて大嫌いだ!」

 

ダニエウ「大頭領閣下落ち着いて」

 

大頭領「これが落ち着いていられるか!」

 

この時大頭領は持ってたペンを思いっきり床に叩きつけた

 

大頭領「チクショウメェェェェ!!!!」

 

そして大頭領はパンチバックに近づき

 

大頭領「クソッタレナチ野郎が!」

 

おもいっきり殴ったが

 

パンチバックが起き上がり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大頭領「ギャプ!」

 

大頭領の顔面に直撃し、大頭領は鼻から出血した

 

大頭領「は、鼻が痛い(泣)」

 

この時補佐官は

 

補佐官「(ざあまみろ大頭領。m9(^Д^)プギャー)」

 

心の中で笑ってた

 

 

ハワイ島 新ナチスドイツ第三帝國軍 航空基地

 

SS将校「攻撃機を早く飛ばせ!これは総統命令だ!」

 

下士官「航空部隊は後40分ほどで全機離陸できます」

 

SS将校「よし。今度こそ連合軍を叩き潰してやる」



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終戦

帝國海軍聯合艦隊 播磨 艦橋

 

士官「巡洋艦筑摩、羽黒、球磨沈没!」

 

士官「現在増援の海軍航空隊は敵航空隊と交戦を開始!」

 

士官「敵戦艦1、巡洋艦3沈没!」

 

梅原「敵の戦力は後どれくらいだ!」

 

士官「敵戦力、戦艦5巡洋艦26駆逐艦34です!」

 

士官の報告に梅原はわかったと頷き

 

梅原「長官、もう頃合いかと」

 

そして吉村はGPSで位置確認をし、

 

吉村「まもなくナチスドイツ第四帝國海軍潜水艦隊合流地点を通過する!第二艦は艦隊は本戦列から離脱!最大戦速敵で敵の方向進路を塞げ!第三艦隊は反転し敵艦隊の後方に!潜水艦隊は後方の水中から推薦入試攻撃をする!前後右下の挟撃作戦に出る!」

 

この命令は各艦隊に伝わり、第二、第三艦隊はそれぞれ割り振られた位置へと移動を開始した

 

大日本帝國 帝都 東京 大本營 地下特別会議室

 

スピーカー『中国政府、中国人民解放軍ロケット軍に戦闘準備命令を発令。山岳地に所在する大陸間弾道ミサイル発射施設の稼働を確認』

 

スピーカー『聯合艦隊、第四帝國軍と共同作戦を開始』

 

スピーカー『日本国千代田区にて大規模デモ行進開始。リーダー格は親中派の共産党員及び中国人工作員の模様』

 

スピーカー『特殊作戦軍、海兵隊、ハワイ島の新ナチスドイツ第三帝國軍飛行場襲撃。同時刻。米海軍航空隊ハワイ島の超大型円盤機付近以外の制空権を奪取』

 

東條「戦局を見る限り有利に動いているな」

 

山本「海軍は若干の艦艇を失ったが得たものに比べれれば微々たるものだしな」

 

河口「新ナチスドイツ第三帝國の円盤機数機、潜水軍艦3隻、各島に放棄された兵器も6割がた鹵獲したしな」

 

渡辺「ハワイ沖海戦とハワイ島攻略戦が終われば米国に恩も売れ、上手くいけば超大型円盤機も手に入る。楽しみだな。では今後の大日本帝國の方針とあなた方(帝國軍)が持っているジョーカー(切り札)について話そうか」

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

ハワイ島沖 播磨 艦橋

 

士官「敵艦隊残り13隻!!」

 

艦長「本艦の被害状況を!」

 

士官「播磨左舷第一主砲、第一副砲右舷第一、第二主砲大破!使用不可!」

 

そして

 

士官「敵潜水戦艦沈没!!」

 

CIWSやRAMミサイルを多数搭載し艦砲や対艦ミサイルを迎撃、無力化し防空戦に特化した潜水戦艦を撃沈したことにより艦橋内は歓声で沸き上がった

 

そしてついに新ナチスドイツ第三帝國海軍潜水艦隊は枢軸聯合に降伏した

 

その頃ハワイ島は

 

帝國海兵隊「迫撃砲を撃ち続けろ!飛行機の滑走路を使えなくしても垂直離陸機が有る!格納庫を全て破壊しろ!」

 

特作軍「米軍の航空支援が要請できる!飛行場に居る入れ替わり部隊を15分以内に下がらせろ!」

 

海兵隊「了解!」

 

そして米軍の空爆が行われるとのことで帝國軍は一時後退をした

 

そして米海兵隊のF/Aー18による空爆が行われ、飛行場はその機能を失った

 

そして飛行場陥落と同時に新ナチスドイツ第三帝國の超巨大円盤機がハワイ島を脱出するかのように移動を開始した

 

が大日本帝國、アメリカ合衆国がこれを逃すわけがなく追撃をしたが海中に逃げられた

 

新ナチスドイツ第三帝國 超巨大円盤機内

 

ザッヘラル「総統、これからどうします?」

 

ヘルマー「とりあえずナチスドイツ第四帝國に居るヒトラー総統閣下に降伏の用意があると打電しろ」

 

ザッヘラル「・・・了解」

 

後日ナチスドイツ第四帝國領海に新ナチスの円盤機が現れたが第四帝國はこの事を大日本帝國、アメリカ合衆国に情報をリークしていた

 

そしてヘルマー及びSS上級指揮官は、戦争犯罪によりアメリカに引き渡され、死刑が実行された

 

なおこの戦争の被害は

 

アメリカ

軍関係者約5400人

民間人約12000人

 

大日本帝國

軍関係者約3500人

 

ドイツ第四帝國

軍関係者約130人

 

日本

自衛隊員61人

 

その他各国軍

約9800人が亡くなった

 

後にこの戦争はハワイ戦争(大日本帝國側は第二次ハワイ戦闘)と呼ばれ、また第四帝國は新第三帝國軍の兵器の大半と新第三帝國の多数の敗残兵をてにいれた

 

そしてこの戦闘で国連は大日本帝國とナチスドイツ第四帝國を国連安保理議会に参加するよう要請した



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国連総会前夜

アメリカ合衆国 ニューヨーク マンハッタン

 

ウォール街もあり、ニューヨークの中心地とも言えるこの町は現在

 

米軍やニューヨーク市警の厳重警戒体制の真っ只中にあった

 

理由は今月に国連で行われる国連総会である

 

今回の国連総会は新たに大日本帝國の総理大臣渡辺、ナチスドイツ第四帝國は総統アドルフ・ヒトラーが参加をするのである

 

特に第四帝國の総統であるヒトラーが国連総会の参加のため訪米すると発表されたとき、米国政府は混乱を起こした

 

アドルフ・ヒトラー

二十世紀でスターリンと並ぶ最も悪名高い独裁者で現在の欧州(特にドイツ)では彼を賛美すると警察に捕まるほどである

 

そんな歴史的に有名な独裁者が渡米となるとある問題が発生した

 

それはヒトラーを第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人の大量殺戮 (ホロコースト)を引き起こした戦争犯罪人として逮捕し、死刑にしろと言う運動が始まったのである

 

ちなみにその運動を始めたのがユダヤ人コミュニティーである

 

これには米国政府も頭を抱えた

 

確かにこの世界(・・・・)のヒトラーがやってきたホロコーストなどの罪は許せないが相手は異世界からやって来たヒトラーで、向こうの世界ではユダヤ人のホロコーストなどの虐殺行為は行っていないので歴史家や法律関係者などは異世界から来たヒトラーは同姓同名であると判断し無罪であると判断している

 

 

異世界から来たとは言えど殺されたユダヤ人の遺族は納得がいかなかった

 

米国政府はもしヒトラーが殺されたらせっかく日本(国)と米国が大日本帝國交流を二ヵ国で独占しているなか米国が先駆けて大日本帝國と交流が始まろうとしているときにヒトラーが殺害されたら大日本帝國との技術交流が無くなり、日本国が大日本帝國と交流を独占し、日本が再びかつての大日本帝国(軍国主義)へと逆戻りしてしまうと警戒している

 

それを防ぐため米政府は軍、動員し、テロへの警戒をしている

 

そんな中ついにナチスドイツ第四帝國総統アドルフ・ヒトラーが国連議会に参加するため訪米し、ニューヨークの地を踏んだ

 

ホワイトハウス

 

ジョニー「そうか。ヒトラーが無事ホテルに到着したか。わかったら、もし何か有ったら直ぐにデルタやシールズが突入できるようにしろ。」

 

ガチャン

 

ジョニーが電話を切る

 

ジョニー「無事にホテルに着いたか。後は国連総会が終わるまで何もないことを祈るだけだな」

 

そしてジョニーは机の上に広げられてある雑誌をチラリと見た

 

ジョニー「今回の国連総会は荒れるかもな」

 

その雑誌の真ん中には

 

前代未聞!今回の国連総会多数の各国首脳が参加!

 

アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、日本(国)、大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國、ドイツ、イタリア、イスラエル、カナダ、オーストラリア、フィリピン、インド、韓国の各国首脳が今回の国連総会に参加を表明!

 

注目される議題は大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國の国連加入の是非

 

未来の技術、科学、医学等の公表の要請

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国、韓国が主張する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國を国連主導で両国が再び戦争を起こさないため両国の軍備を解体、大日本帝國の天皇を廃止し、第四帝國はナチス党を解体、総統についてるアドルフ・ヒトラー及びその閣僚は戦犯で死刑にし、両国に敵国条項を適用させる

 

であった



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国連総会

次の日 アメリカ、ニューヨーク、国際連合総会会議場

 

?「よって大日本帝國及びナチスドイツ第四帝國の軍及び天皇制、ナチス党の解体はこれらの悲劇を再び起こさないためにも国連主導の下、軍備を解体して中国が責任を持って(・・・・・・・・・)大日本帝國軍、ナチスドイツ第四帝國軍の兵器を解体する(・・・・・)(技術を盗む)必要が有るのです」

 

韓国大統領は韓国大使の隣に座り、隣にいる中国主席の張培訓(ちゃんこうしゅう)と顔を会わせ満足そうに頷いた

 

穐原「(韓国の大統領は大日本帝國とナチスドイツ第四帝國に喧嘩(戦争)でもする気か?両国の国体を全否定するだけではなく軍備や国体を解体だと?駄目だ。韓国は中国みたいに我々(日本国)と同じく軍事力で脅せばどうにでもなると思っている。だが相手はあの大日本帝國だぞ!我々(日本国)とは違うのだぞ!国体護持の為なら躊躇いなく戦争をするんだぞ!最悪、核兵器だって使うのかもしれんのだぞ!)」

 

そして穐原は左隣に居る大日本帝國の方をみると

 

殺意で空間が歪んでるように見えた

 

大日本帝國の在米大使に至っては握ってるペンを真っ二つ折っただけではなく握っていた残り半分のペンを握りつぶしていた

 

そして彼の手からはペンのインクと共に血が流れ、辺りに血とインクの混じった液体が広がっていた

 

穐原「(ヒィィィ!!駄目だ。完全に怒ってる。第四帝國の方はっ!!??)」

 

第四帝國は

 

ヒトラーは右手を机の上に置いて体を斜めまえに出しているが右拳を中心に机にヒビが入っており彼の足の上にはパラパラと木屑が降りかかってた

 

第四帝國の在米大使は

 

『ああん?テメェ、何ぬかしとん。そのべらべらしゃべる口ん中にコンクリ詰めるぞ』

 

とその目が言っているように見えた

 

穐原「(どうしてこうなった)」

 

時を戻します

 

~回想~

 

0900 国連総会開始

 

0907 今回の新ナチスドイツ第3帝國の襲撃について

 

0957 新ナチスドイツ第3帝國の捕虜について

 

第四帝國が米国に捕虜の明け渡しを要求

 

米国 捕虜の明け渡しに同意

 

1000 大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國 国連加盟の是非

 

イスラエル、ドイツ、フランス、ポーランドは、ナチスドイツ第四帝國の加盟を、中国、韓国は両国の国連加盟を反対

 

1154

米国、英国、ロシア、イタリア、カナダ、オーストラリアはナチスドイツ第四帝國は異世界からから来た為ホロコーストは無関係とドイツ、フランス、ポーランドを説得した為アウシュビッツのような収容所を作らないことを条件に承認

 

以前イスラエルは第四帝國、中国、韓国は以前両国の加盟を反対

 

1200

 

多数決で決めた結果

大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國の国連加盟賛成が多数となり加盟が承認された

 

1210

昼休憩

 

1330

中国、韓国が主張する大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國の国体、軍備解体の議論が始まった

 

1344

韓国が大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國に宣戦布告とも言えるような発言をする←今ここ

 

穐原は再び大日本帝國の方を見ると

 

渡辺「議長、我々に発言の許可を下さい」

 

議長「許可します」

 

そして大渡辺総理は総会

会議所の壇上へと向かった



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国連総会2

国連総会会議場

 

渡辺総理が壇上へと上がり、中国、韓国の代表を一瞬睨んだ

 

渡辺「韓国大統領が申し上げた(わが)帝國の世界侵略の件についてですが、帝國はそのような事をしません。理由は簡単です。割に合わないからです。そもそも侵略をして手にいれたのは戦火でボロボロになった国。例え石油や貴金属などの資源が有ってもパルチザンといった民兵や抵抗組織によるゲリラ攻撃による被害が利益より大きいです。また帝國軍は皇軍だ!この世界の帝國軍が大東亞戰争で行った奪略行為 (軍票と交換してたらしいが現地では紙屑同然)を我々はしていない!!それは第四帝國も同様だ!そして中韓は先入観で帝國を!そして皇室を侮辱している!!ここではっきり言う!!帝國は基本的には侵略戦争はしない!何処かの国が我々の主権を害したり、帝國に危害を加えない限り帝國は戦争を仕掛けない!今後!我帝國と国交を結び交流したいなら!!二度と天皇陛下や皇室を侮辱するな!!もし侮辱した場合、世論や軍部がとても過激な方向へ動くのでお気をつけてください。政府は某国の一党独裁政治やこの世界の大日本帝国みたいな政治は行ってないので。特に中韓はお気をつけて」

 

そして渡辺は議長に礼をして席に戻った

 

すると韓国の在米大使は

 

韓国大使「何を言ってる!!貴様ら日帝は異世界から来てるから無実だと言っているが異世界から来ようが日帝は日帝だ!貴様らにも日本と同じように韓国の強制従軍慰安婦に対して賠償を支払う義務が有るのだぞ!わかったか!戦争犯罪人が国家元首の犯罪国め!」

 

穐原「(言っちゃったよ!言わないだろうなと思ったが言っちゃったよ!韓国は国が滅んでもいいと思ってるのか!?文字通り地図から韓国っていう国が消えるぞ!)」

 

バギン!!

 

静かになった国連会議場に木の板を割った音が響いた

 

各国の首脳や大使が音の発生源の方を見ると

 

大日本大使の机(テーブル)が真っ二つに割れていた

 

大日本大使「今何て言った?」

 

ドスの聞いた声で大日本大使は韓国大使に詰め寄った

 

韓国大使「え?いや!」

 

渡辺「おい!取り押さえろ!」

 

渡辺の声で警備員が大日本大使を取り押さえる

 

大日本大使「離せ!こいつ(韓国大使)を殴らせろ!」

 

警備員「気持ちは分かるが落ち着け!」

 

そして他のところから警備員が駆けつけ大日本大使を別室へ連れてった

 

その途中

 

大日本大使「いいか!よく覚えとけ!天皇陛下や皇室を侮辱したら臣民や軍部は過激な行動をとる。軍部は開戦を唱え、世論はそれを支持する!そしたら韓国は終わりだ!いいか!帝國の軍事力を甘くみるな!殺ろうと思えば半年で韓国という国を滅ぼせるぞ!忘れるな「バタン!」」

 

そして大日本大使は議場から退場した

 

議長「え~、それでは再開します」

 

会議が再開されるが大日本帝國、ナチスドイツ第四帝國の反論で中韓の主張する大日本帝國、第四帝國の国体、軍備解体の議論はおわった

 

大日本帝國

帝都 東京 大本營 特別会議室

 

 

 

陸軍大臣東條勲(とうじょういさお)「全員揃ったか?」

 

吉村「ああ」

 

海軍大臣山本陽二郎(やまもとようじろう)「全員いる」

 

特殊作戦軍司令官加原弥三郎(かはらやさぶろう)「久々にこの面子が集まるな」

 

海兵隊司令官谷口拓也(たにぐちたくや)「それぐらい重要な会議だろ?」

 

空軍大臣河口庄太郎(かわぐちしょうたろう)「それで今日の議題は?」

 

官房長官河津地大木(かわづちだいぎ)「議題は対韓戦争だ。何人かの国粋主義の韓国人をおだてて武装させ、帝國領竹島に上陸、駐留の空軍の対空レーダー施設を攻撃させる。そしてこっちは鎮圧のため全滅。そして時期を合わせ左派の高官外務職員を日本に派遣する。その時在日韓国人に外務職員を殺させる。そしたら我々が大義名分が手に入り韓国を再び属国化させる」

 

河口「つまり部下に死ねと?」

 

河津地「陸軍の歩兵2個小隊が警備についてるだろ。相手の人数は10人前後集めとく。武装は短機関銃や、拳銃を渡す。湾岸警備隊には私が話をつけとくからな。あとは左派の国賊を上手く殺させ(・・・・・・)て終わりだ。諸君は戦争の準備をしていれば良い」

 

戦争は刻一刻と近づいてきた



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戦後

日本国

 

国連総会が終わって半月ほどが過ぎ日本は七月に入った

 

しかし日本の世間は悲しみで包まれてた

 

それはハワイ戦闘に参加した自衛官や殉職した自衛官が遺体となって帰ってきたからだ

 

戦後70年近く平和憲法を遵守してた日本からしてみれば衝撃的だった

 

国会では

共産党や社民党は今回の戦闘は憲法9条に違反するのて参加した隊員は社会や子供達に対して『害悪』なので社会に実名を公表、日本国籍を剥奪し国外追放、一部では終身刑を主張した

 

また世論では自衛隊が嫌いな人も共産党、社民党を支持した

 

しかし与党は人権の侵害として反論

 

法律関係者も人権侵害であるとして反論した

 

日本武道館

 

ここには殉職した隊員の遺体が安置してある

 

「おとーさーん!」

 

「佐々田さん!!」

 

嘉一(よしかず)ー!」

 

3階

 

自衛官1「俺達だって好きで戦闘に参加した訳じゃないのに何で犯罪者扱いされるんだよ」

 

自衛官2「大日本帝國じゃ戦死者が民間の空港に着いたとき沢山の群衆が空港に来て万歳三唱して、出迎えたらしいな」

 

自衛官3「そして恩賞は最低でも一階級は昇進。靖国神社に合祀される」

 

自衛官2「それに対してここ(日本国)では国会議事堂前、首相官邸、練馬駐屯地周辺、朝霞駐屯地周辺、防衛省等々で反自衛隊のデモ行進」

 

自衛官1「帰って来て罵詈雑言を言われ、営門から出れば石を投げられて。同じ日本なのにこうも違うのだろうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大日本帝國 帝都東京 明治神宮外苑競技場

 

本日はハワイ戦闘で戦死した者達の追悼式が行われるのだ

 

多数の軍人、観客がいた

 

スピーカー『これより戦死者の追悼式を開始します。行進準備!』

 

そして軍楽隊が演奏を始め、行進が始まった

 

行き先は靖国神社である

 

そして道中

 

「バンザーーイ!!!バンザーーイ!!!」

 

「大日本帝國バンザイ!!!」

 

「天皇陛下バンザイ!!!」

 

「帝國軍万歳!!」

 

とあるビル

 

?「狂ってる。何がお国の為だ!死んだら何の意味もないじゃないか!残された家族は哀しみに暮れてるのに御国の為、御国の為って」

 

彼は外務省の高官 紫芝涼太(ししばりょうた)

 

外務省内では有名な左派系グループのリーダー的存在である

 

部下1「それに天皇は現人神だとか言うがもし神なら戦争は起こらないはずだ!」

 

部下2「やはりこのくに(帝國)も日本国のような個人の自由を取り込むべきです。左派的な発言をしただけで特高に目をつけられる国を変えなければ」

 

紫芝「その為にも早く日本(国)に行って知識を身に付け、人脈を作り帝國をアメリカのような自由な国に変えなければ」

 

帝都内 特別高等警察

 

第三課

 

特高にも色々な部署がある

 

第一課は敵工作員の監視

 

第二課は政治家の監視

 

第三課は各省庁の監視

 

第四課は軍部の監視

 

そして公にはされていない課は

 

情報監査課:主にネットの監視

 

第五課:敵国大使館の監視、情報収集

 

である

 

話を戻します

 

特高「外務省の左派グループの会議の音声来ました」

 

特高「ふっ。我々(特高)が聞いているとは知らずにペラペラと。この情報をSBUに移して課長の所に届けてこい」

 

特高「はい」

 

特高「(この高官の命も後半年ちょうぐらいかな)」




オマケ(今書いてる次の話(の下書き))

大日本帝國 佐武流山(さぶりゅうやま)

ここに陸軍の極秘の研究施設がある

なぜここに研究所が有る理由は生物兵器を造ってるからである

帝國陸軍研究所 地下 厳重地区

とある檻

研究員1「午前8時現在。バイタルの変化なし」

研究員2「おい。こいつが寝ているうちに速く出よう。いつ起きて食い殺されるか」

研究員1「そうだな」

そして研究員は檻から急ぎ足で鍵を掛けて出ていった

しかし彼らは忘れてた

鍵を掛けた後、この檻に高圧電流を掛けることを


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悲劇の始まりの始まり

7月 大日本帝國 佐武流山(さぶりゅうやま)

 

ここに陸軍の極秘の研究施設がある

 

何故ここに研究所が有るかというと生体兵器を造ってるからである

 

帝國陸軍研究所 地下 厳重地区

 

とある檻の隣にある観測室

 

研究員1「午後6時現在。No.D-011のバイタルの変化なし」

 

研究員2「内臓器に異常無し。脳波も異常無し」

 

研究員1「これでよし。後はこいつ(No.D-011)の夕飯を用意するだけか」

 

そして研究員達は観測室から退出した

 

一時間後

 

佐武流山研究所 警衛所

 

無線「こちらCP。正面警衛所応答せよ」

 

士官「こちら正面警衛所、どうぞ。」

 

無線「雷雲が近づいている。指揮官は各員の安全に留意するように。」

 

士官「了解」

 

一時間後 警衛所

 

士官「思ったより嵐と雷がひどいな」

 

兵士「土砂で足場とか崩れないと良いんですけどね」

 

三十分後

 

PM19:30

 

佐武流山司令室

 

通信員「参謀本部より緊急連絡!『番号7。佐武流山研究所周辺ニ土砂災害警報発令!研究所内ノデータヲ全テ回収シ、直チニ参謀本部ヘデータヲ送信セヨ』です!」

 

その時、研究所司令は慌てて電話の受話器を取った

 

研究所司令「電子室!こちら司令室!参謀本部より番号7番を確認。コード一番0331177。コード二番5227796。送しn「ドゴゴゴゴゴゴ!!!!」何事だ!?」

 

突然司令室の電気が消えた

 

すると廊下から走り音が近づいてきて

 

バァン!

 

ドアが勢いよく開いた(室内側のドアノブが悲惨な事になってるが)

 

士官「ノックぐらいしろ!」

 

兵士「スッ、スミマセン!そんなとこより大変です!先ほど発電施設が土砂災害により被害甚大!発電機能停止!予備施設も一部被害を受け発電量が「大変です!!」」

 

今度は研究員がやって来た

 

研究所司令「今度はなんだ!?」

 

研究員「停電の影響でNo.D-011が脱走しました!!」

 

研究司令「何故脱走した!?」

 

研究員「土砂崩れの時研究資材が崩れてNo.D-011の頭にぶつかりそれで・・・どっか行ってしまいました」

 

この時研究所司令は頭が痛くなってきた

 

陸軍の最高軍事機密が脱走&行方不明

 

もし帝國の最高技術である遺伝子組換技術の粋を集めて作られたNo.D-011(以降D-011)が他国(特にアメリカ、中国、韓国、北、ロシア、欧州)に渡れば・・・悪ければ銃殺刑だろう

 

例え国内で捕まえても北方へ左遷だろう

 

研究所司令「参謀本部へ連絡を頼む」

 

日本海、帝國海軍第八艦隊所属

イージス艦 苗場 艦橋

 

士官「艦長、本土から謎の飛行物体を探知。まっすぐ本艦に向かってます」

 

艦長「民間のセナス機じゃないの?」

 

士官「それが速度420Km/h『unknown(アンノウン)から謎の電磁波をかk「バチャァァァンン!」』うわぁぁぁぁ!!」

 

突然の攻撃を受け電気が落ちた

 

艦長「被害報告!」

 

兵「右舷船体異常なし!」

 

兵「左舷も異常なし!」

 

士官「電子機器が動きません!」

 

士官「操舵装置も動きません!」

 

士官「各部署と連絡がとれません」

 

艦長「伝令を出す。お前はCICへ。お前は機関室へ。急げ!」

 

艦長は各部署へと、伝令を向かわせた

 

そして真上から

 

『グォォォォッッ!!』

 

謎の鳴き声が聞こえた

 

艦橋にいた艦長、士官、下士官、兵士が外の方を見ると

 

(ドラゴン)が飛んでいった

 

そして一人の航海員が竜の飛んでいった方向を羅針盤で確認し天測航法で現在地を大まかに特定し、海図(新2035年/新世界版)を広げ、現在地に船(模型)とコンパスを置き、定規をし使い、謎の飛行物体の向かった先(予想)を見ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定規の先には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本国 東京



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噂になる竜の存在

日本国

 

大日本帝國陸軍研究所の遺伝子組換生物D-011が脱走してから半月ほどがた、陸軍の一部(・・)が血眼になって周辺の山や海域を捜索したが見つからずこれ以上捜索をすると海軍や空軍、政府に感づかれるため打ち切られた

 

日本国 東京

 

世界三大都市として数えられてる東京

 

千代田区を中心に今日も多数の人が仕事で、観光で集まっていた

 

そしてここ最近ある噂が広がっていたのだ

 

「ねぇ、聞いた?」

 

「なにが?」

 

「夜になると東京上空に竜が飛んでるって噂」

 

「聞いた聞いた。兄が自衛隊のレーダーで働いてるんだけど時々不審な飛行物体が飛んでるって言ってた言ってた」

 

またあるところでは

 

千葉県

 

「ヘ~。そりゃ大変だな。一夜で牛が五頭も」

 

「ああ。朝牧場行ったら首と胴体が別個でさ。胴体の方は内臓まで全部食われてるんだよ」

 

「ここ最近家畜が襲われた話多いよな」

 

「東京でも豚や牛が食い殺された話が有るな」

 

「ああ。何でもドラゴンに食い殺されたって言って話題になってたな。そういやぁあん時の牛の死体もお前のと同じ感じだったな」

 

「へぇー。そりゃまた偶然だな」

 

東京 オカルト番組

 

「さぁ、今日のテーマは今話題沸騰中。東京に現れたドラゴンの探索です」

 

ナレーション「今年7月上旬。ある噂が東京中に広がったいた。その噂とは」

 

『夜になるとドラゴンが東京に飛んでくる』

 

『ドラゴンとは欧州のお伽噺に出てくる架空の生物で、背中に翼があり~』

 

日本国 大日本帝國領事館

 

武官執務室

 

在日(国)陸軍武官大浦(おおうら)大佐

 

陸軍武官「はい。どうやらD-011はこの日本へ逃げたようです。『・・・・・・・・・・』ええ。もう政府や各軍、東條閣下(大将)への隠蔽は限界かと。『・・・・』はい。わかりました、中将」ピッ

 

大浦「クソッ!何がD-011の居場所を特定しろだ!ここは(日本国)は帝國国内じゃないんだ各」

 

大浦は携帯電話を床に叩きつけた

 

大浦「くそっ!せっかく○○中将の派閥に加わって大佐に昇進、外地での勤務を終えれば一ヶ谷(陸軍省)で勤務して准将か少将に昇任できたのに!クソッ!こんなところでへまをすれば左遷される。陸軍士官学校を主席で卒業した俺が?ふざけるな!!どうすればいい?どうすればいい?とにかく物がなければ人もいない。クソッ!中将に頼むしか、いやあの人だって間違えれば左遷か絞首刑だ。今の地位を守るためなら・・・、人員の支援を頼めば、とにかく善は急げだ」

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

日本、横田基地(在日米空軍)

 

在日米軍司令官実務

 

在日米軍司令官ヘンリー・フォロッツ中将

 

フォロッツ「わかりました。在日米軍、CIAの総力を持ってドラゴンを探しだし、捕獲します」ガチャッ

 

フォロッツ「と言うわけだ。我々も早期警戒機を飛ばすが飛ばすが戦闘機や戦闘ヘリは出せんぞ」

 

フォロッツは正面の椅子に座ってる彼を睨みながら言った

 

その正面に座ってる人物は

 

CIA高官 ウィルズ・フォルティス

 

ウィルズ「ご安心を。あなた方(在日米軍)我々(CIA)に携帯式の対戦車火器や対空兵器を渡してくれれば良いのですよ」

 

在日米軍陸軍司令官「貴様!いくらCIAの高官だらかって態度が「まて」しかし」

 

フォロッツ「スミマセン」

 

ウィルズ「いえいえ気にせずに。ただ、我々の話にしゃしゃりでないでくださいね。それではまた後日」

 

そしてウィルズは廊下で待ってる部下と共に横田基地を後にした



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発覚

大日本帝國 帝都東京 霞ヶ浦

 

夜中の午前1時 大日本帝國陸軍の軍政を行う陸軍省から一台の車が飛び出した その車は法定速度を若干超えつつ前後に武装した憲兵隊が乗車している車に守られながら千代田区にある首相官邸に向かった

 

そして二時間後 特殊作戦軍に出撃命令が下された

 

ーー秘匿命令ーー

 

発、大日本帝國内閣総理大臣渡辺洋輔

 

宛大日本帝國特殊作戦軍司令官加原弥三郎

 

遺伝子組換生体兵器No.D-011ニ、関スル捕獲命令

 

特殊作戦軍ハ、海軍之支援之下、海兵長距離威力偵察隊及ビ、陸軍第七山岳戦闘大隊第二中隊選抜二個小隊、陸軍第九十七航空隊ト、共二日本国関東圏内二、潜入。生体兵器No.D-011ヲ捕獲セヨ。尚生死ハ問ワズ。

 

又今作戦ニオイテ、在日米軍及ビ、自衛隊、日本国内之警察機関トノ戦闘ガ予想サレル。

 

尚No.D-011ニツイテハ、電磁波攻撃ヲ行ウタメ各種誘導弾之使用ガ、困難デアル為、無誘導之無反動砲之使用ヲ薦メル。

 

尚、在日米軍、自衛隊、日本国警察トノ交戦規定ハ、No.D-011捕獲之支障トナル場合ハ、射殺可トスル。

 

又民間モ同様二、射殺可トスルモ、極力殺傷ハ、避ケヨ

 

又本作戦ハ、日本国政府及ビ、他国政府二、気付カレルコト無ク成功サセルタメ、市内デノ戦闘ハ、避ケ、大事二、留意サレタシ。

 

ーー

 

 

 

 

 

同日本午 帝都東京 首相官邸 会議室

 

この時とある陸軍中将が緊急の呼び出しを受け、首相官邸にやって来た

 

そして中将が会議室に入室し、会議の参加者を見る

 

今回の緊急会議の参加者は

 

大日本帝國政府側

 

内閣総理大臣 渡辺洋輔

 

官房長官 河津地大木

 

外務大臣 谷澤孝太(やざわこうた)

 

法務大臣 土崎勇也(つちざきゆうや)

 

内閣情報調査室室長 嘉藤秋(かとうしゅう)

 

帝國國家安全情報収集局 室橋晃太(むろはしこうた)

 

陸軍大臣 東條勲

 

陸軍兵器行政本部長西丘秋三(にしおかしゅうぞう)

 

海軍大臣代理 吉村太希

 

※海軍大臣はノーフォーク米海軍基地へ視察中

 

第八艦隊司令官 阪谷満男(さかたにみつお)

 

空軍大臣 河口庄太郎

 

海兵隊司令官 谷口拓也

 

特殊作戦軍司令官 加原弥三郎

 

特殊作戦軍付情報管理局 宮代(みやしろ)(偽名)

 

大日本帝國陸軍中将側

 

陸軍中将生島 翔大(いくしましょうた)

 

佐武流山研究所所長 渡林彰(わたばやししょう)

 

大本營参謀本部長補佐

陸軍中佐

 

元海軍大臣金原劉(かねはらりゅう)

 

帝國陸軍遺伝子工学研究員

飯塚武則(いいつかたけより)

 

そして公には記録され(存在し)ない会議が始まった

 

まず官房長官の河津地が立ち上がる

 

河津地「え~、本日急遽外務省、法務省、各軍関係者が集まってもらったのは帝國の最重要国家機密が流出する重大な事案が発生した為であります。その内容は帝國の遺伝子技術であり、とある人物からリークされた情報です。この情報の真偽を探るため内閣情報調査室及び國家安全情報収集局、軍の特殊作戦軍付情報管理局が日本国へ派遣されました。そして結果は本当でした。現に軍の無人小型飛行機(ドローン)が撮影に成功しています。その写真がこれです」

 

河津地はタブレットを操作すると会議室中央にあるホログラフィー装置からその写真が写し出された

 

そこには佐武流山研究所から脱走したNo.D-011が写っていた

 

河津地「そして一体誰がこの遺伝子改造生物を何の目的で作り、何をしたかったのか。それは不明でしたが昨日(さくじつ)別の人物から情報の提供が有りました」

 

河津地「その情報はある人物があの遺伝子改造生物を造ったのです。貴方なら解りますよね?生島中将」

 

河津地の発言に生島中将の眉毛がピクッと上がった

 

そして今まで沈黙してた東條が口を開いた

 

東條「全部分かってるのだぞ!!生島ァ!貴様のせいで帝國陸軍だけではなく帝國の名にも傷がつくのだぞ!!」

 

すると研究所所長渡林が小声で

 

渡林「(中将、もう限界かと。下手に知らんぷりすれば余計立場が悪くなるかと)」

 

そして参謀本部部長補佐は

大佐「(ですが、計画を全て話したら例の計画(・・・・)や帝國軍強国化計画が全てパアに)」

 

生島「(計画がバレない範囲で真実を話すか?)」

 

金原「(それが無難かと)」

 

生島達がこそこそ話してるのを見た渡辺が

 

渡辺「ちなみに今回の件は陛下もお聞きになっている。陛下は帝國の信頼が下がるのを大変危惧なさっている。又今会議の結果は陛下に伝える。全てを話さなかったら後は分かるよな?」

 

生島「(逃げ道が塞がれたか)」

 

要は国家反逆罪や不敬罪になるぞ

と遠回しに言ってることがわかった生島

 

生島「(陛下からも全てを言えと言われたら話すしかないな)」

 

大佐「(わかりました)」

 

そして生島が席から立った



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露見

大日本帝國 帝都東京 霞ヶ浦

 

生島「(関係者以外知られたくなかったが喋るしかないか。)」

 

大佐「(ですがNo.D-011の件は仕方ないとして・・・・は喋らないほうが。これは海軍の金原元海軍大臣も一枚咬んでるので)」

 

金原「(そうですよ。只でさえ山本や海軍政務官から怪しまれてるのですよ)」

 

生島「(わかった)」

 

生島「今回の遺伝子技術を利用した改造生物の件ですが我々が造りました」

 

遺伝子技術を応用した事を認めた生島

 

渡辺達はしらばっくれるかと思っていたがあっさり認めたため若干拍子抜けした

 

西丘「生島ァ!貴様は何て事をしてくれたのだぁァ!!!!遺伝子改造技術は帝國の国家機密なのだぞ!!!」

 

谷澤「それに生体兵器が日本に流れたのなれば不味いぞ。日本は我々(大日本帝國)とは違い人道、人権とか論理関係に五月蝿いぞ」

 

他の議会参加者もざわつく

 

生島「話を進めてもいいですか?」

 

東條「ああ。貴様らが作ったのはわかった。あと目的を教えろ」

 

生島「はい。我々がNo.D-011を作った理由はその技術を元に生体兵器を作ることです」

 

西丘「生体兵器?」

 

東條「生島、その生体兵器。まさか生物兵器ではないだろうな?」

 

生島「いいえ。生物兵器と生体兵器は全くの別物です。生物兵器は細菌やウイルス、あるいはそれらが作り出す毒素を使った兵器です。生体兵器は分かりやすく言えば動物兵器です」

 

吉村「軍馬とか軍用犬みたいなものか?」

 

生島「いいえ。例えるなら旧ソ連が運用していた対戦車犬みたいなものだと思ってください」

 

対戦車犬

 

犬の背中に爆薬とレバーをつけた装置を乗せて敵戦車の下に潜り込ませ、レバーが倒れると爆発する 動物兵器(・・・・)

 

運用開始当初は幾つか戦果を挙げたもののドイツ軍が対抗策をたてたとき、犬が自軍へと戻り被害を多数受けたため廃止になった

 

東條「生島。お前は生体兵器を作って何をするつもりだ?」

 

東條の問に生島の口角が吊り上がった

 

生島「簡単ですよ。転移によって大打撃を受けた軍事力を再び前の世界みたいに戻すためですよ。そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来るべき対中戦、対露戦、対米戦、そして第三次世界大戦に備えてですよ。次に起きる戦争に勝つために。帝國が常に世界最強で在るために。生体兵器も帝國が勝つための手段の一つでしかないのですよ」

 

東條「生島。お前は第三次世界大戦でも引き起こすつもりか?」

 

生島「いいえ。私は帝k「会議中失礼します!!!」」

 

東條「貴様!今は重要な会議中なのだぞ!!所属は何処だ!!?」

 

役員「な、な、内閣情報調査室の調査官晃行(あきゆき)です!No.D-011に関する新たな情報が入ったため報告に参りました!」

 

渡辺「No.D-011の新たな報告が来たのか。内容は?」

 

役員「はい。報告書には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本国首都東京のお台場にてNo.D-011が出現との報告です。お台場周辺では警戒体制がひかれており、調査員の報告では米軍機、自衛隊機も確認されております」



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サンフランシスコ攻略
サンフランシスコ攻略 Ep1 ~聯合艦隊 戦闘開始~


たいへん遅れました

Ps 書き方を変更してみました


1942年2月23日 AM02:17

 

サンフランシスコ沖

 

「射撃開始!」

 

射撃命令と同時に暗闇に巨大な発火炎が幾つも現れた

 

砲撃をしている艦隊は大日本帝國海軍

 

彼らが攻撃しているのはサンフランシスコを守るアメリカ太平洋艦隊最後の艦隊。第三艦隊である

 

作戦室

 

「長官!レンジャー・アイランド海軍基地に駐留している残留米艦隊の出港を確認!囮作戦第一段階は成功です」

 

長官と呼ばれた軍人は睦沢弘樹(むつざわひろき )第一艦隊司令長官で今艦隊の司令長官

 

睦沢は机の上におかれた海図見て

 

「予定道理この前左舷に一斉回頭。そのまま米艦隊と交戦しつつ南下し決戦海域に向かう」

 

「わかりました」

 

そして睦沢は海図の真ん中にある青と赤の船の模型を見て、視線を左上にある青の船の模型にずらした

 

「山本さん。こっちは作戦成功です。後は頼みますよ」

 

サンフランシスコ沖から西側

 

第一艦隊が米国第三艦隊と交戦してる中 もう一つの艦隊がサンフランシスコヘ向けて航海していた

 

その艦隊は空母を基幹とした機動部隊である

 

装甲空母信濃 艦橋

 

「第一艦隊より入電!『漁師ハ、マグロ釣ッタ』です」

 

漁師=第一艦隊

マグロ=米第三艦隊

釣った=囮作戦成功

 

「そうか」

 

作戦室の司令長官席に座る聯合艦隊司令長官山本五十六(やまもといそろく)

 

「各空母に通達。午前二時五十分航空機の発艦準備。遅くても四時までに航空機が発艦できるようにしろ。」

 

そして山本は隣にいる参謀宇垣纏(宇垣纏)

 

「電探に敵艦隊や敵航空機の反応は有るか?」

 

「いえ。現在敵の艦隊や航空機の発見の報は来てません。また各駆逐艦からは敵潜の発見報告もないため、敵は第一艦隊に釘付けかと」

 

「よし。各空母に通達灯火制限解除。少しでも早く航空機の発艦準備を終わらせろ!今海戦は米太平洋艦隊最後の艦隊だ!ここで負ければ第一艦隊を失う。そうすれば米国上陸作戦が行えない。」

 

山本の突然の灯火制限解除に宇垣は

 

「御待ちください!お気持ちは分かりますが危険です!もし万が一敵に見つかった場合は敵本土から爆撃機が来ます!本作戦の目標はサンフランシスコにある軍港、航空基地、発電所、電探施設、工業団地の破壊です。もし敵に探知されたら囮役を買ってくれた睦沢司令の努力が無駄になります」

 

宇垣の反論に山本は

 

「確かにお前の言うことに一理あるが囮作戦が成功した今早急に敵航空基地を破壊せねばならない。今は夜中だが明け方になると敵の爆撃機が飛び立ち第一艦隊に向かう。そうなれば第一艦隊は全滅する。それを避けるためにも早く航空基地を叩くのだ」

 

山本の説得に宇垣は折れ、分かりました と言いた

 

そして機動部隊─第一空母戦闘艦隊─は敵に発見される覚悟で灯火制限を解除し、攻撃部隊の発艦準備に取りかかった




囮艦隊
戦艦 紀伊、播磨、大和、武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、榛名を主力とした艦隊で第一、第二艦隊合同で囮役になる

他にも多数の巡洋艦、駆逐艦が参加

第一空母戦闘艦隊

空母 信濃、大鳳、雲龍、葛城、天城、赤城、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴、隼鷹、飛鷹、龍譲と今までにない規模の機動艦隊


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サンフランシスコ攻略 Ep2 ~レーダー施設攻撃~

月明かりもない暗闇の中に幾つもの灯りが(とも)った

 

それは灯火制限を解除した帝國海軍第一空母戦闘艦隊である

 

空母の甲板には多数の艦載機が所狭しと並んでいた

 

彼等ら航空隊の最優先攻撃目標は二つ

 

一つ目は敵のレーダー施設 (4ヶ所)の破壊

 

二つ目は敵航空基地 (2ヶ所)の破壊

 

この二つは最優先に攻撃、無力化しなければならなかった

 

また大日本帝國はこの攻撃の為にある秘密兵器を開発した

 

信濃 甲板

 

「早くム式誘導弾を搭載しろ!」

 

ム式誘導弾

 

無線誘導の誘導爆弾で重量は955kg

 

その破壊力は軽巡洋艦を一撃で撃破(沈没)できる

 

目視で誘導するため誘導性能は中の下か下の上 ※高度250での検証結果

 

作業員は急いでム式を流星に搭載した

 

流星三六型

 

エンジン(ほまれ)21型

馬力2,880

※機材、燃料の質等が高いため史実とはかけ離れた性能を有しています

 

武装

20mm機銃×2

13mm機銃(後部機銃)

 

搭載兵器重量

1,150kgまで搭載可能

 

最高速度

587km/h(武装無し)

 

そして着々と攻撃準備を進めた

 

AM04:54

 

山本に攻撃隊発艦準備完了の知らせが届いた

 

「よし!直ちに発艦せよ!」

 

そして次々と空母から大多数の航空機が飛び立ち二手に別れた

 

 

 

 

 

 

 

AM06:00 米軍 レーダー施設

 

「おい。レーダーに敵影写ってるか?」

 

「レーダーに機影無し」

 

「わかった。でも気を引き締めろ。まだサンフランシスコ沖付近で日本軍と第三艦隊がまだ戦闘してるからな」

 

「了解」

 

AM06:07 サンフランシスコ沖

 

「目標のレーダー施設まであと24km」

 

「各機戦闘体勢に移行!」

 

そして暫くして攻撃部隊は米軍レーダー施設に到着した

 

 

米軍レーダー監視室

「!!レーダーに反応あり!機数は100以上!!距離はここかは1kmを切っています!!」

 

「何!?今すぐ航空基地に連絡!迎撃機を飛ばすのうに連絡しろ!」

 

「航空基地は爆撃機を飛ばす準備をしてる為、迎撃機を直ぐには飛ばせません!!」

 

「くそ!」

 

そして次の瞬間、レーダー監視室は爆撃により吹き飛んだ

 

日本海軍 攻撃隊

 

「電探の破壊を確認!」

 

「まだ爆弾が残ってる機はそのまま施設を破壊しろ!この施設を地図上から無くすぞ!」

 

「何両かの軍用車が逃げていきます!」

 

「機銃掃射で鉄屑にするぞ!」

 

「了解!」

 

そして三機の流星は逃げていく米軍車両を攻撃した

 

サンフランシスコ沖

 

帝國海軍第一空母戦闘艦隊

 

旗艦 装甲空母信濃 作戦室

 

「レーダー施設攻撃隊より入電!『敵レーダー施設破壊!レーダー施設之機能停止ヲ確認』」

 

攻撃隊からの入電で湧き上がる

 

そして山本は

 

「敵航空基地の方はどうだ?」

 

山本の問いに参謀は

 

「まだ航空基地には到着してません。後10分ほど掛かるかと」

 

AM 06:31

 

航空基地攻撃隊

 

「敵の視認!」

 

「ようやくよって着いたか。爆撃機は居るか?」

 

「まだいますが何機かは滑走路で離陸体勢に入ってます!」

 

「護衛戦闘機は離陸体制に入ってる爆撃機を攻撃!攻撃隊は滑走路、格納庫、管制塔を破壊するぞ!」

 

そして多数の戦闘機や攻撃機、爆撃機が航空基地に向けて突撃していった



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サンフランシスコ攻略作戦 Ep3 航空基地襲撃

米軍航空基地

 

サンフランシスコ沖に居る┃第一艦隊《囮艦隊》を┃攻撃《爆撃》するため滑走路には200近くの爆撃機が所狭しと並んでいた もうすぐ航空基地から飛び立とうと準備をして時に

 

「敵機襲来!敵機襲来!総員対空戦闘用意!」

 

「クソッタレ!何でこんなタイミングに来るんだよ!!」

 

米兵は愚痴を言いながら対空銃に向かって走っていった

 

そう 米軍からしてみればこの最悪のタイミングで襲撃を掛けられたのだ

 

今全部の滑走路には爆撃機で埋まっていて戦闘機がスクランブル発進が出来ないのだ

 

その結果一方的な蹂躙が始まった

 

日本軍航空基地攻撃隊

 

「見ろ!滑走路に大量の爆撃機が居るぞ!」

 

「予定どうり戦闘機部隊は機銃掃射で爆撃機を攻撃!攻撃部隊は対空砲火、格納庫、管制塔、燃料庫を攻撃しろ!┃サンフランシスコ上陸作戦《・・・・・・・・・・・・》を成功させる為に勝つぞ!」

 

そして約170機の航空機が米軍航空基地に襲い掛かった

 

戦闘機視点

 

まず護衛戦闘機が機銃掃射で滑走路に居る爆撃機を攻撃した

 

機銃掃射により爆撃機に搭載している爆弾に弾が命中し、次々と誘爆を起こした

 

「へっ。装甲が脆いな。ドンドンスコアが稼げる」

 

「喋ってないでどんどん攻撃しろ!」

 

そして護衛戦闘機はどんどん滑走路に居る爆撃機を撃破し、やがて爆弾の誘爆の影響で所々滑走路に大きな穴が出来、使用は不可能になった

 

攻撃機 視点

 

戦闘機部隊が爆撃機を攻撃してる頃

 

「ようし!俺達は格納庫や弾薬庫、燃料集積所を攻撃するぞ!」

 

攻撃部隊は攻撃隊隊長機に続くように米軍の対空砲火や機銃の弾幕をすり抜けて目標に目掛けて突撃していき

 

「投下ぁ!」

 

流星から投下された爆弾は格納庫に命中した

 

「命中!格納庫の機能喪失を確認!」

 

攻撃隊隊長機

 

「敵の航空基地の壊滅を確認!」

 

第一空母戦闘艦隊 旗艦 信濃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間を戻して

 

サンフランシスコ沖 AM05:04

 

┃囮艦隊《第一艦隊》 紀伊 艦橋

 

米軍第三艦隊と┃艦隊戦《同航戦》を始ってから3時間がたった

 

夜間の戦闘の為まだ両軍は大きな被害はまだ出ていなかったがまもなく日の出の時間となる

光も無い暗闇から太陽が昇ると両軍共に命中率が上がるため艦の数で負ける日本海軍が不利になってしまうのだ

 

その不利を覆すために帝國海軍はある“切り札”を用意した

 

 

 

現在第一艦隊は予定の決戦海域に到着し睦沢は

 

「参謀。 敵の進路は問題ないか?」

 

「進路は問題ありませんが艦隊後方の第9戦隊が射線に入ってます」

 

参謀の意見に睦沢は

 

「第9戦隊に命令。 “・・・・・・・・”以上だ。ただし」

 

 

 

そして紀伊の艦橋から第9戦隊宛てへ発光信号を送った

 

そして第9戦隊は第一艦隊から反転し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃亡した



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サンフランシスコ攻略戦Ep4 ~艦隊決戦~

お久しぶりです

一年間ほったらかしにしてご免なさい

作者ことアメリカ海兵隊はまだ生きています!


第9戦隊が本隊から反転した

 

この情報により第一艦隊後方は混乱に陥った

 

軽巡洋艦 川内 艦橋

 

「第9戦隊反転!本隊から離れます!」

 

伝令の兵士の報告に川内艦長は

 

「何!?艦隊司令部に報告しろ!第9戦隊が敵前逃亡したと伝えろ!」

 

「了解!」

 

至急、司令へ報告した

 

紀伊 艦橋

 

「司令、軽巡川内から緊急入電!『第九戦隊反転、敵前逃亡と思われる』です!」

 

士官の報告に睦沢は

 

「川内に報告『第9戦隊は別命で動いていると』な」

 

「了解しました」

 

士官が後ろに下がるのを確認すると睦沢は卓上の海図を見て後少しだと小声で呟いた

 

 

 

 

AM0525

 

第一空母戦闘艦隊 信濃

 

信濃の飛行甲板では現在攻撃隊の収用作業に当たっていた

 

信濃 艦橋

 

「山本長官。攻撃隊収用作業後30分で終わります」

 

作業状況を報告した下士官に山本は

 

「わかった。下がっていいぞ」

 

「了解!」

 

下士官は急いで甲板へと出ていった

 

「長官。日の出まで残り2時間を切りました。第一艦隊の通信では段々押されてるとのことです」

 

梅津の報告に山本は

 

「そうか、よく持ったな。第一艦隊はあとどのくらいで予定海域に着く?」

 

「あと30分ほどです長官。〝彼等〟は信用できますか?」

 

「彼等は優秀だ。その戦績が示してるように。なに、上が太鼓判を押すほどだ。失敗は無いさ」

 

AM0600

 

第一艦隊旗艦紀伊 艦橋

 

「司令!指定海域まで残り約一時間で到着します!」

 

士官の報告に睦沢は

 

「よし、ここが正念場だ!あと一時間持ちこたえれば我々の勝ちだ!」

 

「了解!!」

 

しかし睦沢達の意気込みとは逆に

 

「武蔵第一砲搭敵砲弾直撃!第一砲搭大敗!」

 

「軽巡洋艦阿武隈、五十鈴、那珂沈没!」

 

「駆逐艦陽炎、初雪、綾波、曙、夕立夕、村雨沈没!!」

 

数で負ける第一艦隊の僚艦が次々と沈没していき士官達に焦りの顔に変わっていく

 

しかし第一艦隊も負けずに砲撃を続けていた

 

特に武蔵は第一砲搭が大破したにも関わらず砲撃の手を緩めなかった

 

そして各水雷戦隊は決死の覚悟で敵陣に突入していき酸素魚雷を発射していった

 

これによって敵の重巡洋艦、軽巡洋艦を中心に被害を与えた

 

そして水雷戦隊の活躍により囮艦隊は目的地の海域までたどり着いた

 

紀伊 艦橋

 

「長官。予定海域に到着しました!!」

 

「よし!何処かの駆逐艦に爆雷一発を深度50Mまで投下しろと伝えろ」

 

「了解しました」

 

そして涼月は爆雷を投下した

 

 

 

 

 

 

水上では日米艦隊が艦隊決戦を行ってる中、海中では静観している影が居た

 

 

海戦海域深度200m

 

「司令。上から合図が来ました」

 

「よし!全艦雷撃深度まで浮上!」

 

司令官らしき人物の号令で影ー潜水艦ーが動き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紀伊 艦橋

 

「爆雷投下しました!」

 

士官の報告に睦沢は艦隊に回とう命名を出した

 

米軍 旗艦アイオワ

 

「提督。JAPの艦隊が面舵をと同じっています!」

 

 

「何?東郷ターンでもするつもりか?」

 

提督が第一艦隊の行動を観察してたとき、アイオワに激震が起こった

 

「何事だ!」

 

「雷撃です!!本艦隊は潜水艦から雷撃されました!」

 

近くにいた士官が報告に来た

 

「位置は!駆逐艦は何をしてた!!」

 

提督の問に士官は

 

「日本海軍の艦隊決戦や雷撃戦に備えほぼ全ての駆逐艦を前線へ展開しました。結果少数の駆逐艦で警戒しなければならなくなりその隙間を突かれたかと」

 

「クソッ。だがもう少しで爆撃隊が来る。それまでに潜水艦を片付けろ!!」

 

「了解!」

 

数隻の駆逐艦が潜水艦の居ると思われる所へ向かったが

 

 

ドドォォォンン!!

 

ドドォォォンン!!

 

 

別方向から魚雷により大破沈没した

 

 

 

 

紀伊 艦橋

 

「見ろ!鬼畜米の戦艦が傾いてるぞ!」

 

見張り員の報告に艦橋内では歓声があちこちから出てきた

 

「やっぱりドイツの潜水艦隊(・・・・・・・・)はスゲェ!」

 

 

そう

 

先程アメリカ艦隊を雷撃したのは大西洋で群狼作戦で米英に大打撃を与えたドイツが誇る潜水艦である

艦種はⅩⅩⅠ型潜水艦である

 

 

 

米軍 旗艦アイオワ

 

「エエイ!爆撃隊はまだか!レーダーに反応は無いのか!」

 

提督はレーダー員に問い合わせると

 

「いっ今、レーダーに大量の航空機を探知しました恐らく陸軍の爆撃隊かと」

 

レーダー員の報告に周りは歓喜の声をあげた

 

勝てる。爆撃隊が来れば日本艦隊は海の藻屑だ

 

米艦隊の将兵は皆そう思ったが現実は残酷だった

 

「航空機はJAPの艦載機!」

 

見張り員の報告で艦橋内は絶望の色に変わった

 

そこから先は米艦隊にとっては悲惨だった

 

味方と思ってた航空機は敵の艦載機

 

既に艦隊は砲雷撃戦や対潜戦で大なり小なり被害を受けており陣形も艦隊決戦の陣形で対空戦闘には向いてない

 

その結果日本側の蹂躙が始まった

 

米駆逐艦 アッパーカルン

 

「艦橋!こちら左舷見張り。雷撃機3。145度方向。距離5マイル!」

 

「牽制でも良い!!今すぐ撃て!」

 

「駄目だ!!マジックヒューズ(VT信管)が海面に反応している!」

 

「敵機更に接近!2マイrいや!敵機魚雷を切り離した!!」

 

「雷跡視認できない!ロングランス(酸素魚雷)だ!」

 

「取り舵だ!」

 

「駄目だ!!間に合っズドドォォォォンン!!

 

そしてアッパーカルンは撃沈した

 

アイオワ 艦橋

 

日本海軍の艦載機の到着で艦橋内は怒声の声で埋め尽くされてた

 

「ミズーリ、ニュージャージー、ロサンゼルス、モンタナ沈没!巡洋艦8、駆逐艦12沈没しました!」

 

『JAPの水雷戦隊が此方に接近!雷撃を仕掛けてきます!』

 

「これ以上奴等を近づけるな!」

 

『しかし数が多いです』

 

「なら副砲でも機銃でも良い!艦橋を狙って少しでも足止めしろ!」

 

『了解!』

 

「提督!このままでは我が艦隊は全滅します!ここは撤退を!」

 

参謀の意見具申に提督は

 

「これ以上は無理か。全艦全速力で反転!!陣形は維持しなくて良い!密集し対空戦闘を続けろ!駆逐艦は煙幕を焚いて敵の艦隊から逃げるぞ!」

 

『了解!』

 

 

紀伊 艦橋

 

「敵艦隊反転!」

 

見張り員の報告に睦沢は

 

「敵艦隊を射程圏内に納めてる艦はそのまま砲撃を続行!その他の艦は救助活動を実施!追撃は航空隊に任せろ!第9戦隊に通信!」

 

 

 

 

 

 

米艦隊は撤退時は熾烈な出来事の連続だった

 

撤退を始めた時は潜水艦の雷撃で前方の艦が沈没し溺者を見捨てながら撤退し、その溺者も戦闘機の機銃掃射で有無を言わない死体へと変わり

 

また舵をやられた巡洋艦が駆逐艦と衝突し駆逐艦と巡洋艦の船体が真っ二つになり周りに燃料の重油を撒き散らし辺り一面を火の海と化した

 

ある艦は航空機の爆撃で艦橋が吹き飛ばされ、またある艦は砲撃で沈んだ

 

 

 

 

二時間後

 

「提督、日本軍の追撃から振り切れました・・・。ですが艦隊の損耗率が6割です。損傷した艦艇も含めれば8割で事実上壊滅です」

 

「もう艦隊決戦は出来ないな」

 

「はい」

 

「日本艦隊を撃滅出来れば祖国は反撃の狼煙をあげれると信じて決戦に挑んでみれば艦隊は壊滅。もう祖国には海軍は無いも同然だな。

もう湾で浮上要塞として日本軍の侵攻や空襲を防ぐか?日本軍の砲撃や空襲で海の藻屑になる未来しかないがな」

 

その時

 

「提督。レーダーに感あり。不明船6隻此方に近付いてきます」

 

レーダー員の報告に提督は

 

「何?輸送船団か?この辺りの航路交通網はボロボロで船団は来ない筈だが」

 

「もしかしたら疎開の船かもしれません南米に逃げる疎開船がたまに居ると聞きますが」

 

「無傷の駆逐艦を1隻確認に行かせろ。それで不明船が輸送船ならそのまま輸送船の護衛に着かせろ。こんな壊滅状態の艦隊に付いていくより輸送船を護衛した方がいい」

 

「了解しました」

 

そして駆逐艦が確認の為不明船団の所へ向かったが

 

『こちらパーレル!不明船団は日本海軍!』

 

「こちらアイオワ。敵の戦力を知らせ」

 

『敵は軽巡1、駆逐艦5!水雷戦隊!』

 

「なにぃ!?」

 

 

 

 

 

戦艦紀伊 艦橋

 

「長官。第9戦隊から入電『我、敵艦隊補足』です」

 

「了解。そのまま交戦を許可する。戦況が危うくなったら引くように通達しろ」

 

「了解」



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93話

皆様お久しぶりです アメリカ海兵隊です。

 

本作 日本国と大日本帝國 混じり会う2つの日本の更新楽しみにされてた読者の皆様約3年間放ったらかしにしてしまい申し訳ございませんでした。

 

何故3年間も放ったらかしにしたのかと言いますと、

リアルで転職して教育機関で色々しごかれて19年に一度更新してからは船乗りの宿命とも言いますか電波圏内に入ったなと思ったらたま海の上という繰り返しでワッチだ〜ARTだ〜群訓練だ〜臨勤で海の上〜学校〜予定者〜でグダりそのままズルズルとこの小説の執筆をせず今日まで過ごしてました。

 

新たな職場(艦から学校そして陸勤)になり心身共に切り替えて、色々落ち着いたので執筆を再開をしようとしましたが当時どういう構想を考えてたか綺麗サッパリ忘れてしまいました。

このまま書いてもまたグダるんだろうなと思い、新たに小説を1から書いて投稿することになりました。

 

タイトルは〈大日本帝國転移 揺らぐ世界秩序〉です

 

執筆にはAIのべりすとも活用し台本形式をやめたのでまとも(作者主観)になったと思います。

 

そして肝心の作品は6話まで執筆が終わっており、現在は修整し、確認再度修整を繰り返してます。

 

投稿予定日は7月上旬頃を目処に投稿します。

 

また7話も同時並行で作成中で間に合えば一緒に投稿します。

 

なお作品のURLは後日ここに貼りますのでそれまでお待ち下さい。

 

それでは失礼します。

 

 

以下文字数稼ぎ

 

 

 

第9戦隊が本隊から反転した

 

 

 

この情報により第一艦隊後方は混乱に陥った

 

 

 

軽巡洋艦 川内 艦橋

 

 

 

「第9戦隊反転!本隊から離れます!」

 

 

 

伝令の兵士の報告に川内艦長は

 

 

 

「何!?艦隊司令部に報告しろ!第9戦隊が敵前逃亡したと伝えろ!」

 

 

 

「了解!」

 

 

 

至急、司令へ報告した

 

 

 

紀伊 艦橋

 

 

 

「司令、軽巡川内から緊急入電!『第九戦隊反転、敵前逃亡と思われる』です!」

 

 

 

士官の報告に睦沢は

 

 

 

「川内に報告『第9戦隊は別命で動いていると』な」

 

 

 

「了解しました」

 

 

 

士官が後ろに下がるのを確認すると睦沢は卓上の海図を見て後少しだなと小声で呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AM0525

 

 

 

第一空母戦闘艦隊 信濃

 

 

 

信濃の飛行甲板では現在攻撃隊の収用作業に当たっていた

 

 

 

信濃 艦橋

 

 

 

「山本長官。攻撃隊収用作業後30分で終わります」

 

 

 

作業状況を報告した下士官に山本は

 

 

 

「わかった。もう下がっていいぞ」

 

 

 

「了解!」

 

 

 

下士官は急いで通信室へと向っていった

 

 

 

「長官。日の出まで残り2時間を切りました。第一艦隊の通信では段々と押されているとのことです」

 




Ps.この小説は12月頃に削除します


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