IS~外の世界を知らない虹色の少年 (コーちゃん元帥)
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十色春瑠は世界を知ります
森の中に住む虹色の少年 一話


どうも初投稿のコーちゃんです。
めちゃくちゃへたくそですがよろしくお願いいたします。
自分の考えたキャラが介入したら?
と思い最近見たこのインフィニット・ストラトスに介入させてみました。
メンタル弱いのでお手柔らかにお願いします。
ではお話をどうぞ。
絵も描ければ入れるつもりです。


インフィニット・ストラトス

 

通称ISこれは、宇宙空間で活動するためのマルチ・フォーム・スーツだったが10年前に起きた日本に2000発以上のミサイルをたった一機のISが迎撃して取り抑えようとした既存の兵器を全てを凌駕した『白騎士事件』によって兵器として扱われるようになった既存の兵器を全て置き去りしたが1つだけ重大な欠点が存在した。

 

女にしか使えない

 

それによって各国は、人材確保のため女性優遇制度が出来た。《『女尊男卑』》それがいまの時代、ISが世に出てから10年その間に男にとっては生きずらい世界になった。

だがその常識を崩した者がISを動かした男が現れた名は《『織斑一夏』》彼の登場により他にも動かせる男も要るのではと、全国で調査が始まっただが結果は、誰1人動かせなかった。

あと一人日本で確認していない男がいた。だが所在地が分からず時間が過ぎ、日本政府が総力を挙げた結果現在地がわかり直ぐ様政府の人間を派遣した。

外の世界を知らない少年の下に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わってとある山にある村の奥の森に一軒の家がありました。

 

古くも立派な家です。

 

そこには、とても小柄で幼く可愛らしい少年がいました。

 

髪は腰まであるロングヘアー体つきは、少年ではあるがまるで少女のように細くも整ったスタイル、肌は、きめ細かく透き通るような白い肌、顔も目が大きく開いた垂れ目艶のある唇はお人形さんみたいてした。

 

ですがもっとも特徴的なのは、髪と目の色です。

 

髪は様々な色があり光の当たり具合によって色とりどりに変え綺麗なグラデーションになり、目はまるで水晶のように赤にも青にも黄色にも様々色に変えて両方が合わさって不思議な感じを出していた。

その少年はというと・・・・

 

 

 

 

家から少し離れた所にある畑で野菜や果物の収穫をしていた。

 

慣れているのかとても手際よく作業をしていた。

 

ある程度、収穫してから荷台に載せ連れてきていた牛に引かせながら家と歩いたまったりまったと向かいながら献立を考えていた。

 

 

 

 

政府side

 

 

「くそっなんだこの森は山の次は迷宮の森かよ」

 

「ぼやくなよと言いたいが断崖絶壁の次は迷宮かー」

 

「俺たちとんだ貧乏クジ引いたな」

 

と男逹は悪態をついていた

 

何でも空から行こうにも天候は良好にも関わらずなぜか機体の調子が悪くなり近くに行くことすらできないため陸路で行くしかなくなったがこれもまた大変だった。

 

男逹は確認された男の接点である村の人に所在を聞いた時

 

「教えるがお前さん逹じゃあいつの所にはたどり着けないとおもうぞ」

 

「あんたの雰囲気じゃたどり着けないねないねあの子の所には」

 

など分からないことを言ってたが今なら解るこんなの無理だ。

 

村に人に教えてもらったどうりに歩いているなのにたどり着けない時間も30分も

あれば着くらしいが俺逹は歩き続け3時間も経っている。

 

 

「戻ったほうがいいんじゃないか」

 

「バカ上が許すかよ」

 

「喋らず行くぞ日が暮れるぞ」

 

 

結局男逹はたどり着けなかった。次の者もそのまた次の者も。この結果に政府は最終手段としてISを派遣した。政府としては男のデータが欲しいため一人でもと一部の者ががむしゃらになっていた。だが最悪の報告が来た派遣したISが墜落、現在特定不可能、音信不通、IS反応なしだった・・・・・・・

 




作者「お読みいただきありがとうございます」

オリ主「主人公なのにセリフもなければ名前もないどういうこと?」

作者「すいませんでした次回には、名前判明するので少しおまちを」

デカメロン「私、大丈夫なんですか?それ以前にデカメロンは何なんですか(怒り)」

作者「あなたの特徴ですよ。
いやー眼福ですってすいませんすいません訂正しますからIS起動しないでくださいお願いしますってぎゃゃゃゃゃあああああ」

オリ主「変態の末路、次回もよろしければお読みください作者に代わりお願い致します」


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虹色の少年 外の世界を知る日 二話

さあ勢いにのって二話目投稿です。

名前もわかりますからオリ主から脱却です。

かなり長く無理矢理間があるのでお許しをください。




前回ISが墜落する数時間前の事

 

 

 

 

IS学園

 

 

 

山田side

 

「この子の起動調査ですか?」

 

「ああ、すまないが学園側の命令でその少年の確認、そしてISを動かせるかの確認だ」

 

「分かりました、それにしても何故学園側に命令が来たんでしょうか?」

 

「なんでも政府のバカどもが学園に無理矢理出したらしい、この忙しい時にな」とあきれ顔で真耶に話した。

 

「とりあえず準備してきますね」

 

「山田先生、その前に言っておく。あの山は謎が多い、気をつけてな」

 

「はい」

 

そう言い山田先生はISの元に行った。

 

 

 

 

そして目的の少年がいる山付近まで接近した輸送ヘリの中、ISを纏った真耶と女性のパイロットが話していた

 

「山田さんもう少しで目標地点よ」

 

「分かりました、それにしても本当にISは必要なんですか?ヘリも普通に飛んでますけど?」

 

「嘘だと思いたいけど実際死ぬ思いをした奴が居るから本当だと思うよ…っとそろそろお別れね、健闘を祈るわ」

 

「はい、ありがとうございます。

それでは出ます」

そう言い真耶はヘリから降りて目標地点へと飛んだ。

 

それから十分後、真耶は機体の調子がおかしいと思いチェックをした。

確認した結果、許容範囲内だったが一つ気になる事があった。

 

(シールドエネルギーの減りが早い?)

 

そう、シールドエネルギーの減りが異様に早かった。真耶はもう一度システムを確認したがやはりなに一つ異常がなく、疑問に思った真耶は引き返そうとした。しかし

 

「えっなっなにってきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

いきなりさっきまでは異常のなかったシステムがエラーを起こし機体もスラスターなどか誤作動し始め落下していった。

それから墜落して真耶の意識もそこでなくなった。

 

 

虹色の少年side

 

 

その頃虹色の少年は散歩していた特に変わらない日常だと思っていた時

 

『ドッゴーーーーン』と近くで大きな音なった

いったい何事かと思い音の方向へと歩き出した。

 

 

少しして木々が折れでかい穴がある方へ向かい驚いた。ISは世界中の誰もが知っている、しかし少年は知らなかった。

 

「空から落ちてきた?」

 

と彼女の側まで近づきISを見て

「甲冑?」と頭に?を浮かべたがとりあえず家で看病しようと思い彼女を担いで帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田side

 

 

 

「んっ」

(私はいったい?ここは部屋)

 

そう思いながら体を起こしたが身体のあちこちが痛み、とてもすぐに動ける状態ではなかった。そして周りを見渡せばまるでタイムスリップしたのではないかと思った。

そう思えるほど歴史を感じさせる部屋であった。

きついが服も着替えさせられている。

どこがキツいのかは言わないが

そんなこんなで考えている間に『ガシャンッガシャンッ』と音がしてそちらの方に向くと

 

「起きましたか?」

と少年は話した、包帯やら医療道具を持っていた時代を感じさせるが

 

真耶は見とれてしまっていた。綺麗に揺れる虹色の髪は光が当たる当たらないで綺麗なグラデーションを作り出し、垂れ目のおっとりした虹色の目は見れば見るほどその瞳に吸い込まれそうになるが

そこまで思った時脳が再起動した。

 

今目の前にいる少年こそが調査対象の人物

 

『十色 春瑠』

(としき はるる)

なのだかさらに意識がはっきりしたことで更に重要な事に気がついた。

 

(ISを動かしてる!!!!!!!!!!!)

そう、少年はISを纏っている。

その事に驚いていると

 

「あのー大丈夫ですか?」

頭を傾げながら問いかけた

 

その言葉にはっと思い慌てて

「だっ大丈夫ですよ」

 

「そうですか?とりあえず包帯など変えますね」

 

「あっはいっ」

と真耶は緊張しながらも返事をした。

 

とても慣れた手つきで作業をしていたが、巻き終わった後に春瑠に質問をされた。

 

「そう言えばこの甲冑?はどうやれば脱げるの」

どうやら解除の仕方がわからないらしい

 

「降りるなどと思えば脱げますよ」

 

春瑠は指示通りにやりISを解除したけど不思議そうにISを見てこう言った

 

「不思議な甲冑ですね心がありちゃんと生きてる」

 

そう言いながら微笑しながらISを撫でていた。

その時通信が入った。

 

千冬だった。真耶はすぐに返事して今までの事を話した。

出来れば彼の事を秘密にした方が良いのではないかと。

 

「そうしたいのは山々だが、それは無理だ」

 

「どうしてですか?まだ確認したのは私だけですから、このまま虚偽を報告すれば回避できるのでは?」

と反論した。

 

彼を春瑠を見て思った。

 

彼にとってはこの場所が日常だから、外に出ればそれは無くなる。

 

そう思い反論したが予想外の答えがきた。

 

「落ち着け、私はそう言う事を言ってる訳ではない」

一呼吸置き

 

「その少年はもうISを動かしてるところを衛星で確認されている。

加えて既に彼をIS学園に入学させる話までしている」

 

「そっそんな」

 

「とりあえず彼に説明して帰還してくれその後は更識が対処する、以上」

通信は切れた。

 

真耶はとりあえず彼に説明した。

 

説明を聞いて春瑠は

 

「つまり外の世界に行けば良いと」

 

言葉は色々引っかかるがとりあえず納得してくれた様子だった。

 

「はい、申し訳ないんですがそうなります」

 

そう言い帰還の準備をしようとした時彼から質問がきた。

驚きの質問が・・・・

 

「あいえすって、何ですか?」

 

その瞬間真耶は固まった。

ISを知らないのだから

 

こうして十色春瑠は外の世界を知ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者「どうでしょうか長くなりましたが二話目終了です」

春瑠「外の世界楽しみ、早く次話投稿」

作者「彼の旅立ち楽しみしてねそれじゃ
『またな』


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虹色の少年 《旅立ち》 三話

遅れてしまった。

けどリアルが忙しいからお許しを!

もういろんな意味でキツイっす

第三話どうぞ


 

チュンチュン 日差しが指すその部屋に寝ている春瑠がいました。

 

「んっ」

 

 

どうやら起きたようです。

 

しばらく外を見て

「今日・・・しばらくの別れ」

 

そう自分はどうやら動かせないものを動かしてしまったようだ。

 

「あいえす」

 

そう呟きながら昨日のことを思い出した。

 

『本当に何から何までありがとうございます。

明日時間は気にしなくていいので先程教えた所に来てもらいます。

一応必要な荷物があれば持ってきてもかまわないですからね』

 

そう言いあいえすを纏い翔んでいった。

 

そして今日が来た。

 

 

自分は、外の世界へ行く。

生まれてから一度も行ったことの無い外の世界へ。

 

行く前に済ませる事は済ました。

 

畑を農園を森を動物逹を全て回った。

 

 

そしてついに

 

 

 

 

 

 

 

「父さん、母さん、行ってきます」

 

そう言いまず村へと向かった。

 

 

 

 

 

その頃世間は二人目のIS男性操縦者発見のニュースが世界中に流れていたがプロフィールなどは本人がIS学園に到着してから開示する事になっていた。

 

 

その事に喜んでるキング・オブ・唐変木が先生に指導という名の出席簿アタックが炸裂したというのは別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し経って自分は村《歌和村》に着いた。

 

会いにいくのは村長だ。

 

 

この時間は広場で集会を行っている。

 

広場に着いた時、何時もとは違った。

 

普段いない人もいる。

 

何か飾り付けをしている。

 

そう思っていると

「あっ十色兄ちゃんだっ」

 

「おー春瑠やっぱり広場に顔出しに来たか」

 

「こんばんは村長はいますか?」

 

「わしは居るぞ」

 

奥から仙人のような感じがするお爺さん村長がきた。

 

「外に行く前に・・・挨拶・しにきた」

 

「そうかそうか、なら少し付き合いな

ほれっ例の会やるぞ」

 

その一言で周りは整列し初めた。

 

自分はみんなの前に向かい合いで立った。

 

そうして「おほんっこれより十色春瑠の送り出しの会を始める」

 

それからと言うと皆いろんな事をしてくれた。

歌を、料理を、知識を、話を…自分は感謝しきれない事をしてもらった。

 

そしてついに外の世界の入り口に立ち村長が自分にこういった。

「お前は十分この森を守ってくれた。

この村を助けてくれた。

もう大丈夫だ。

だから見てこい、世界を」

 

「はい」

 

そう言われ、自分は外の世界へ行くことを決めた。

 

その時

「「「十色兄ちゃんいってらっしゃーい」」」

「家の事は任せな」

「体に気お付けるんじゃぞ」

「しっかり見てこいよ」

 

 

皆の送り出しの言葉を胸に歩いた。

 

途中分からない事が一杯あり驚く事も一杯あったが、真耶からもらったナビゲーターによってなんとかIS学園に辿り着いた。

 

 

(いろいろあったけど優しい人逹で良かった)

 

門の前に立ち、一呼吸置き入ったが

 

「あーもう案内所何処よ地図ぐらい描いときなさいよっ」

声のする方へ向けるとツインテールで活発な女の子がいた。

どうやら道に迷っているようだ。

と思ったら自分を見つけたと思えば此方に向かい歩いてきた。

 

「あんた総合案内所の場所知らない?」

 

聞かれた事は場所それも自分が向かう場所だから「わかる」

 

「そう、なら連れてってよ」

 

「んっ・・・・こっち」

 

ふたりは歩き初めた。

 

「そういえばあんたどっから来たの?」

 

「森から・・・来た」

 

「なによそれ?」

 

「着いた」

 

話してる間に着いた。

 

「すいません中国から来た『凰 鈴音』です」

 

「はい少々お待ちを・・・はい長旅ご苦労様です。

こちらが学生証など一式になります」

 

「はい、ありがとうございます。

ほら、あんたも済ましちゃなさいよ」

 

「んっ、十色 春瑠」

 

「はい少々お待ちを・・・貴方は職員室に向かって下さい」

 

「解りました。」

 

「それじゃわたしは行くわよ。

今日はありがとうね」

 

「んっ」

 

そう言い別れた。

 

コンコンッ

 

「入れ」

 

ガララ

 

「来たなまあ座れ」

 

「失礼します」

そう職員室にいる。

目の前には織斑先生だ。

 

「さて時間も無いのでな手短に話させてもらう本日からこのIS学園に住んでもらう最初は馴れんかも知れんがその前に聞いとく」

 

一呼吸置き「本当に何から何まで知らないのか?今の世を」

 

コクッコクッ自分は頷いた。

 

その返答に千冬は頭を抱えた。

 

「はぁ、とりあえず今日は遅い。今日は仮部屋で寝てもらう」

 

「はい」

 

そうしてIS学園の生活が始まろうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





作者「さあ次回やっと学園生活に突入ですよ」

春瑠「別れ・・始まりISがいや世界が何を見せるか楽しみ」

作者「では次回は鈴ちゃんの登場から」



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IS学園 襲撃者と姉妹と恋愛相談
学園生活 楽しそうだ♪ 四話


長らく間が空きすいませんでした。

ではではお話しをどうぞ。




 

「あっ織斑君おはよー。

ねぇ、転校生の話もう聞いた?」

 

「えっこの時期に転校してくるのか?」

 

「あらっ私の存在を今更にして危ぶんだのでしょうか?」

 

「何でも中国の代表候補生らしいよ。」

 

それを聞いて一夏は何かを考えていた。

 

「むっ気になるのか?」

 

「えっまあな」

 

「他人を気にする暇なんてないぞ」

 

「そうですわ、一夏さんはもっと特訓をするべきですわ」

 

「でも大丈夫じゃない今のところ専用機持ちは一組と四組だけだし」

 

そうやって話していると

 

「その情報古いよ。二組も専用機持ちになったからそう簡単にはいかないわよ。」

 

「お前、鈴か?」

 

「そうよ、今日は宣戦布告しにきたわけ」

 

「なんだそのポーズ、似合ってねーぞ」

 

「なっなんてこと言うのよ。」

 

「おい」

 

「なによっ」 ヒュッ バシッ

 

叩かれる筈だったが第三者によって止められた。

 

「何をする?」

 

「織斑先生・・叩く・・良くない・・鈴・話し分かる子」

 

「…はぁ、今回はお前に免じて見逃そう。だが次はないぞ。んっ聞いてるのか?」

 

「あっはい、一夏後で行くから逃げないでよ。それと十色ありがとうね。」

 

「次やらなければ・・・良い」

 

「んっあんた制服は?」

 

「届いてない・・・だから・これ」

 

「そっじゃあね」

 

そう言い残し鈴は教室に戻った。

 

「お前ら何突っ立っている。SHRをやるぞ」

 

「はい皆さん今日は転校生を紹介します。それでは、入ってください。」

 

「はい」

 

春瑠は入った。

 

その時の教室は静かだった。

 

何時もなら黄色い声援がするだろうがみんな見とれてしまった。

 

彼に彼そのものに

 

「えっと自己紹介お願いしますね」

 

コクッ「んっ十色・・・春瑠・・分からない事いっぱい・・・だけどよろしくてお願いします。」ペコリ

 

全員が未だに呆けているので

 

「お前ら何呆けている。十色お前の席は窓側の一番後ろだ」

 

「はい」

 

春瑠は歩き出した。ゆっくりと自分の席へその間もクラスの者は見ていた。

 

「よろしく。」と隣の人、鷹月に挨拶した。それで「よっよっよろしく。」とかなり慌てて返事をした。まあさっきまで呆けていたからだが。

 

 

「お前ら」と織斑先生が呆れながら出席簿を持ち消えたかと思えばスパパパンとぼーっとしているクラスメイト全員に出席簿アタックをした。

 

その後の授業も何人もの生徒が出席簿アタックをくらっていた。

 

 

そしてお昼ご飯の時間

 

 

春瑠side

 

 

私は山田先生から事前に教えてもらった食堂とやらに向かった。

その間も何故か見られていたが・・・

 

 

 

 

 

食堂に着いた。

が食事のもらいかたが分からないため、少し迷っていた。

何人かの生徒を観察した結果

 

・列に並び、『機械』に食券とやらを貰い料理を作ってくれている人に食券を渡す。

その後料理が渡されたら席に座る。

座る所は自由らしい、とわかる範囲で行動を開始した。

 

第1 食券を貰う 織斑先生からもらった、かーど、とやらでら買い物ができるらしい

作者からの説明

今時で言う電子マネーで食券を手にした春瑠

 

第2 食堂の人から料理を貰う こちらはおばちゃんが優しく助かった。

 

sideout

 

無事貰い席を探していると「十色あんた1人なの?」声をかけてきたのは鈴だった。

 

「そう」

 

「なら座りなさいよ。来たばかりで知り合い、いないでしょ、一夏も良いでしょ。」

 

「俺は叶わないぜ、箒逹も良いだろ?」

と一夏は持ち前の人の良さから承諾した。

 

「ああ私は大丈夫だ。」

 

「私も大丈夫でしてよ」と二人とも承諾した。

 

「決まりねほらっ座りなさいよ。」と鈴は自分の空いてる隣に春瑠を座らした。

 

「自己紹介、十色・・・春瑠・・・よろしく」

と春瑠は挨拶したが皆がまた見とれていた。

白い肌に変幻自在に変える虹色の髪そして虹色の不思議な目大人しい印象が更に注目を集めていた。

その中、春瑠は返事がないのに疑問に思い

「挨拶・・間違えた?」

と聞き返して

 

ハッ「ちっ違わないわよ。大丈夫よ、大丈夫、えっと改めてね『凰 鈴音』よ」

 

ハッ「わっわたくしは『セシリア オルコット』と申しますわ」

 

ハッ「すっすまない、『篠ノ之 箒』だ。よっよろしくたのむ」

 

ハッ「すまねー俺は『織斑 一夏』だ。よろしくな」

とまあ四人とも呆けてたらしく自己紹介が遅れたようだ。

 

「いただきます。」と丁寧に食べ始めた。

春瑠と話そうにも、美味しそうに食べてる春瑠に話すよりも見てるほうが良いような気がする四人は別の話をしてた。

その中でも鈴が一夏に

 

「ねえ一夏、あんたもう1人の男性操縦者にあってない?」

 

「まだだけど何でだ?」

 

「本国の連中がその男と接触しろってうるさいのよ。」

 

「そうなのか、もしかしてセシリアもか?」

 

「ええ、わたくしも先日本国よりもう1人の男性操縦者に接触しろと言われましたわ。」

 

「一夏は仲良くしたいのだろう?もう1人の男と」

 

「ああ、こういう所だから仲良くはしときたいな。おっ、あのテレビ丁度それなんじゃないか?」と一夏はテレビを指差した。

 

『緊急速報です。

ただいま政府から二人目の男性操縦者の情報規制が解除されたの事でプロフィールなど細かい情報を報道させて頂きます。』

全員がテレビに釘付けになってる時、春瑠は黙々ご飯を食べていた。

 

『ではまず顔写真と名前です。』

と写し出された写真に言葉を失った。

何故なら『ええこの色鮮やかな髪と目が特徴の名は『十色 春瑠』です。

次は出身地など・・・』

 

「『《「『「え~~~~~~」』》」』」

(;o;)(;o;)(;o;)(;o;)(;o;)(;o;)

 

 

「ちょっちょっちょっちょっとあんた男だったの!」

 

「そうだけど、何で?」

 

「あっあっあっあっあの十色さん」

 

「春瑠で・・良い」

 

「でっでっでは何故、男だと言われなかったのですか?」

 

「男、動かすのが・・珍しい?皆、見てた。男として見てたんじゃないの?」

と春瑠は分かって当然のような事をいったが

「すっすまないがわっわた、私逹から見たらおっおっおっ女にしか見えなかったんだ!すっすっすまない」と箒は正直に謝った。

 

「良い・・・素直に話してくれた・・それで・・良い」春瑠は素直に話してくれたからなのか笑顔で優しい笑顔で許してくれた。

まあまた皆見とれていたが・・・

 

「俺もごめん改めて織斑 一夏だよろしくな春瑠」

 

「んっよろしく・・・一夏」(⌒‐⌒)

 

「さて速く食べないと千冬姉に怒られるな」

その言葉で皆時計を見た。

授業まで後五分成りその後何人かは出席簿アタックの餌食になったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者「いやーまだ一日終わってないですがどうですか?春瑠さん」

春瑠「学園・・・良い・・・新鮮・・楽しい・・良い人いっぱいいる」

作者「ではでは学園生活頑張って下さいそてれではまたな♪」

春瑠「感想などよろしくお願いいたします。」


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泣きたいなら泣けば良い 五話

さてさて鈴ちゃんの愚痴タイムだと思うけど実際メンタルが弱い子はこんなだろーという感じの話です。

あと春瑠の今後のキーになる特技もだすよ。
因みに戦闘はしなくて良いならしない子なのでよろしくね。


春瑠side

 

 

 

あれから今日の授業が終わった。

 

正直今は理解が出来ていない状況だ。

 

私は今の常識を知らない。

 

今知ったのは私の暮らしはかなり古い暮らしをしていた。

 

そして山田先生からは「その数字が一緒の所が十色さんのお部屋になります。

あっ荷物はもう送っていますからそのままで大丈夫ですよ」との事、本当に何から何までお世話になりっぱなしだ。

 

さて考え事をしていたら部屋の前に着いた。

 

コンッコンッとノックをした。

これは休み時間にセシリアが教えてくれたものだ。

 

中から「はいってい~よ~」と随分まったりした返事が返ってきた。

 

ガチャっと部屋に入ると「あ~ハルルンだ~」とのほほんとした人がいた。

 

「今日から・・・同居する・・十色 春瑠よろしく。」ペコリ

 

「わたしは布仏 本音だよ~よろしくね~」

とのほほんとした返事が返ってきた。

 

ピコピコ ピコピコ

 

私は動く耳?が気になっていたが

「ねえねえハルルン、このパジャマど~う~」と視線に気づいたのか本音は自分の格好はどうかと聞いてきた。

 

パジャマは分からないけど「可愛いよ、本音」と自分が思った事をいった。

 

その答えに「えへへ~」と嬉しそうに笑った。

 

そんなのほほんとした空間になろうとしたが春瑠は回りの変化に気がついた。

 

誰かが泣いている。

 

遠くに居る誰かが泣いている。

 

その気配は自分が知っている人だと分かっただから「本音・・少し・・・行ってくる。」

 

「どこいくの~?」

 

「すぐ戻る」そう言い春瑠は部屋の外へと出た。

 

出てからしばらく歩くと泣きながらこちらの方へ走ってくる人がいた前を見ていないのか一直線に突っ込んで来たが、受け流しながらその子の手を掴み「どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ春瑠!」そう鈴でした。

 

「なっなんでもないわよ」と鈴は手を放して行こうとするが「話なら聞くよ・・・鈴・・それにほおっておけない」

 

コクコクと鈴が大人しくなったので「部屋・・・行こう」

 

部屋に連れていった。

 

ガチャっ「本音・・戻った」

 

「あ~ハルルンお帰り~とそれにリンリンだ~ど~うしたの~?」

 

「鈴の話聞いてあげたい」と少し説明して鈴をベットとやらに座らして「鈴何があったの?」

 

鈴は泣くのを堪えながら「えっとね・・ひっぐ・・実は・・・」

鈴が話してくれたのは一夏に数年ほど前にした約束を覚えているかとそれを間違えられたらしくしかもその約束は・・・

 

 

「一夏・・・それはひどい」

 

「そうだね~おりむ~それはないね~」

 

「でっひっぐ・・でしょ・・」

鈴の気持ちは少しは分かる約束を破られたり間違われたりしたら怒りたくもなる泣きたくもなるだから

 

「鈴・・・泣きたいなら泣けば良い・・頑張ったね」と春瑠は優しく抱いてあげたそして鈴は春瑠の胸で泣いた。

おもいっきり泣いた。

しばらくの間泣いていた。

 

 

 

一時間程だろうか?鈴は「春瑠ありがとうね、おかげでスッキリしたわ」

すっかり元の鈴に戻った。

 

「良かった」

 

「だね~」

 

「それにしても鈴」

 

「なに春瑠?」

 

「随分大胆な告白だね。」

 

カァーボンッ

「うっうるさいうるさい、おかしいって言うのあんた」

 

「リンリン真っ赤っかだね~」

 

「あんたもリンリンって呼ばないでよ、気にしてるんだから。」

 

「鈴・・おかしくないよ。

母さんが父さんに告白した時の言葉が『料理が上手になったら毎日わたしの味噌汁食べてくれる』だったからね」

 

「お~ハルルンのお母さんやる~」

 

「あんたのお母さんすごいわね!」

 

「鈴これからどうするの?」

 

「もちろん一夏が謝るまで絶対謝らないわ」

 

「おりむ~も反省が必要だよね~」

 

「鈴・・頑張れ・・・その意思を貫いて答えを見つけると・・良い・・んっ」

窓が開いていたため風が入るのは当たり前だが偶然か一枚の葉っぱが入ってきた。

その葉っぱは春瑠の手に吸い込まれるように落ちた。

その葉っぱを口に当てそして何も言わず春瑠は奏でた。

 

♪~~~♪~~♪~~~

只の葉笛だが何故だか落ち着く心が安らぐそして春瑠の髪が光り輝きながら色を変えていった。

 

二人はただ見ていた。

 

二人はただ聞いていた。

 

二人は忘れないだろうこの安らぎの時間を・・・

 

少しの時間が短くも長く感じた。

 

春瑠の葉笛が終わりその日二人は何も言わず一日を終えたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




作者「さて一日が終わりましたがどうでした春瑠さん」

春瑠「鈴・・元気になった・・それで良い」

鈴「それにしても葉笛がキーなんてどんな展開にするのよ」

本音「私もきになる~」

作者「それはネタバレになるのでまた今度で」

春瑠「感想などよろしくお願いいたします。
また次回どうぞ」


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不思議な髪 六話


さあ感想にも嬉しい事もあってテンションMaxだぜー
勢いでかいたが悪そうな点がございましたらアドバイスください。


チュンチュン

 

「んっ」

 

どうやら朝がきたようだ。

昨日は良かった。

鈴は元気になり本音とも仲良く出来そうだ。

そして私も起きたが本音は寝てるようだ。

それも床に揺すっても「まだねむいー」と起きそうにもないので私は着替えて背負って行こうと思った。

幸い本音も制服を着ているし。

 

 

私にとっては初めての服、外の世界の服、私は着替えて本音を背負って教室えと向かった。

また昨日みたいに見られていたが・・・

 

 

 

 

 

 

 

《教室》

 

 

クラスの皆は賑やかだった。

だが教室に入ったら静かになった。

私は一直線に本音の席に向かいまだ寝ている本音を座らした。

 

その後に一夏達が入ってきた。

篠ノ之さんにセシリアさんもいる。

 

「おはよう春っる!」

一夏は挨拶をしてきたが何故か止まった何故?

二人も何故か固まっている。

 

「春瑠遊びに・・・」

今度は鈴がきたが何故か固まっている。

 

「どうしたの?」

私には分からなかった。

 

「あっあんたそっそれ・・・」

鈴は私の制服を指した。

 

「今日から・・制服で登校するよう・・・に言われた届いた・・のこの制服」

 

「あっあの春瑠さん」

 

「セシリアさん・・何?」

 

「あっあのですねえっと」何か言いずらそうであったから春瑠は

 

「怒らない・・だから・・言ってほしい」

微笑んだ

「では、春瑠さんあの~今着ていらっしゃる制服は女物の制服ですわよ」

そう春瑠は女物の制服を着ていたのだ。

しかも違和感がないのである。

 

「そうなの?」

春瑠はわかってないようだ。

 

そこへ「春瑠さんおは・・・」山田先生が来たのでした。

 

「あのー春瑠さんもしかして制服は届いてなかったとかですか」汗ダラリ

 

「届いたの・・この制服」

春瑠は平然としていた。

さらに山田先生の顔は赤くなり

 

「すいませんすいません授業遅れてもいいから着替えに行ってくださいねっねっ昨日の服で良いからお願いします。」かなりテンパっていた。

 

春瑠は「分かりました」と部屋に戻ろうとした時

 

「なあ鈴」

 

「ふんっあんたに話す事なんて無いわよ」

鈴は昨日の宣言どうり相手にするつもりはないのだろうが

 

「なあ約束を間違えたのはあるけどそれ以上に怒る理由があるんだろう」一夏は下がらないなんとしても怒った理由を知りたいんだろうその上で謝るつもりだろうとだが鈴は

 

「うるさい話す事なんて無いって言ってるでしょ!」鈴の機嫌はさらに悪化した。

 

「なっんな言い片ないっん」一夏は春瑠の人差し指で口を抑えられた。

 

春瑠は「山田先生」

 

「はっはい」制服の事もあってパニックになっている。

 

「近いうち競う物・・・ある・・聞いた・・山田先生それって・・・どんなの?」

 

「それはクラス代表学年別トーナメントですね。

ちょうど織斑君と鳳さんはクラス代表になりますね。

それがどうかしたんですか?」

 

春瑠は微笑し

「山田先生が言ったトーナメントて言うので白黒つけると良い・・・敗者は勝者の言うことを1つ聞く・・それでどう?」

春瑠の提案は確かに良いかもしれないこのまま言い合っても拉致があかないだから二人は

 

「いいぜ四の五の言うよりましだ。」

 

「あたしものったわ」

二人の承諾を得た所で

 

「貴様ら何をやっている。

授業を始める。

さっさと座れ、それと鳳は二組へ戻れ」

と織斑先生は少し殺気を飛ばしたらあら不思議寝ているのも雑談していたのも皆、席へ戻った。

 

「んっ十色・・・すまない悪かったから昨日の服に着替えてくれ頼む」織斑先生にも春瑠が気の毒に見えたんだろうあと学園の不手際で・・

 

その言葉を聞いて春瑠は部屋に戻ろうとした時

「「春瑠」」

 

「何?」

止めたのは一夏と鈴だ。

 

「春瑠ありがとうね♪」

 

「ああ本当に助かったぜサンキュー春瑠」

実際このままいけば二人の溝は更に深くなっていただろう。

 

その言葉を聞いて春瑠は笑った。

その時の春瑠の笑顔を忘れないと思う。

「良かった」そう言った瞬間、髪の色が変わった。

どこまでも明るく晴れやかな例えるならば今の虹の色に白で明るくしたような色が輝きながら春瑠は笑った。

そして部屋に戻った。

 

 

 





作者「さあて春瑠さん間違って女物の制服を着ていましたが大丈夫ですか?」

春瑠「大丈夫けど・・・ケンカおさまって良かった」

作者「次回は初の戦闘描写ですよろしく」


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始めてのISの戦闘を見るけど決着は・・・・ 七話

さてお待たせしました?
コーちゃんです。
今回は初の戦闘の話を書かしてもらいますが正直下手くそ何で得て柔らかにお願いします。



さてさて春瑠が女物の制服を着た日から数日後クラス代表学年別トーナメントの日が来たのでした。

ぶっちゃけトーナメントが始まるまでのネタがなかったから by作者

 

 

さて春瑠は沢山の人で賑やかなアリーナに向かっている。

理由としてはISの動いている所を観るためと一夏と鈴の決闘を見届けるためだ。

自分で提案しておいて見届けないのは失礼に値すると思ったからだ。

 

考えながら歩いていたらアリーナに着いた。

少し回りを見渡していると

「ハルルーンこっちこっち」と本音が手をふりながら私の事を呼んだ。

私は本音に誘われて来たのだ。

近くに行くとパンパンと椅子を叩きここに座れと言葉を発しなくとも分かる行動だった。

 

「本音・・・ありがと」ナデナデ

 

「ふっふーん当然だよ~」と撫でられた本音は気持ち良さそうにしていたが

「「「うらにゃましいー」」」と回りから聞こえてきたが私は今の意味を分からなかった。

 

「とっ十色さん」と確か鷹月さんだっけ?

 

「何、鷹月さん?」

 

「ほっ本音と同居てほんと?」

 

「そうだけどなんで?」

うん私には分からないね。

 

「いやっそのうらやましい~な~って思って」

私からすれば顔が赤いのが分からない。

 

「分からないけど・・遊び・・・くればいい」

 

「ホントッ」と一気にぱぁーと明るくなった。

うん何でだろう?

「はいはい次は相川でーす。話をぶったぎって十色さんはどっちが勝つと思いますか?」

本当にぶったぎってきた!

でも場所を考えれば当たり前か

 

「別に・・勝敗は・・・興味ない・・ただ見届ける・・・それだけ」

 

「えーもっとpleaseコメント」

相川さんは不満そうだった。

あと英語?だったっけ意味が分からない。

 

「あいっち、ハルルンは勝敗よりお互いが全力を尽くした勝負を見たいだけだよー」

本音がフォローしてくれた。

本音にも感謝している。

学園に来てからは使い方が分からない物やISの基礎知識等々、本当に助かっている。

 

「えっそうなの?」

と相川さんは意外そうな顔をしている。

そうやって雑談していると

 

「あっ織斑君が出てきた!」

「ホントッ」

「織斑君がんばれー」など一夏が出てきたら次々に声が上がり観客のテンションはMaxになった。

因みに鈴は空中で既に待機している。

 

二人は向かい合うと

「一夏覚悟は出来てるでしょうね」

 

「当たり前だ、春瑠がわざわざ整えてくれたんだからな」

 

「そうね、こんな合理的にボコれる口実を作ってくれたんだから春瑠には感謝ね♪」

鈴どうやら観客の皆に聞こえているから発言には気おつけようね。

 

因みに一夏のISは白式、鈴のISは甲龍

 

そう話しているうちにカウントダウンが始まった。

両者が獲物を構えた。

 

3・2・1・ブーーー

 

開始と同時に両者はぶつかったが一夏がおされている。

 

 

ーーーーー

 

一夏side

 

 

俺と鈴の試合が始まったが不味い。

 

ガキィン

「ぐぅ」

鈴の一撃が重すぎるしかもバトンのようにつかって「くそっ」

 

キィン ガキィン

 

俺は避けきれず受け止めたりするのが精一杯だった。

 

「ふぅーんあたしの攻撃を防ぐなんてやるじゃない」まだまだ余裕そうだった。

 

(鈴は余裕そうだなって当たり前か)

そうセシリアの時だってラッキーが続いても結局勝てなかったし鈴だって一年で代表候補生になったんだから。

 

そして俺はじり貧だと思い距離をとろうとした時。

 

「甘いわよ、一夏!」

鈴がそう言った瞬間、見えない何かが俺を襲った。

その何かによって俺は吹き飛ばされた。

 

「ッ~~~~~」

何とか立ち上がるがハイパーセンサーがまた何かを察知し情報を頼りに俺は避け続けた。

 

「やるじゃないこの龍砲は銃口や砲弾も見えないのが特長なのに」

 

(鈴、余裕だなって言うかありか!見えない砲弾ってでも負けるつもりはない)

 

 

ーーーーーーー

 

春瑠side

 

 

「オリムー苦戦だね」

と本音は言った。

実際、回りからも似たような内容が聞こえた。

だから私は

 

「本音まだ終わってない」

 

「えっ?」

私の言葉に本音はともかく回りの人もこちらに向いた。

 

「一夏は・まだ勝負・・・に出て・・いない」

そう一夏の表情を見れば分かるまだ奥の手があると見る。

おそらく次の接近で勝負が着くだろう。

 

「織斑君にまだ勝機はあるって事?」と相川さんが聞いてきた。

 

「見れば・・分かる」

 

?????全員が?なっていると一夏が動き始めた。

右へ左へと鈴を速さで引っ掻きまくる。

そして徐々に龍砲の照準がつかなくなったのか焦り始めた鈴そこへ背中を獲った一夏がものすごい速さで鈴に迫り必殺の一撃を叩き込もうとした時

 

 

 

ドッゴーーーンといきなりアリーナの真ん中に光の柱が立ち上がった。

そして爆煙の中に一体のISがいたのでした。

 

 

 

 

 




作者「さあ次回、春瑠の人外染みた事が有りますよ。
あと無人機ちゃんの扱いも変わるよ♪」

鈴「まったく勝負の最中に乱入してきてどういう事よ」

一夏「あー折角決まると思ったのに」ズーン

箒「ちょっと待て私の出番は無いのか!」

セシリア「そうですわ、扱いが散々ですわ!」

作者「ちゃんと考えているので大丈夫ですよ。
それでわ」

???「次回もよろしくお願いいたします。」

全員「お前はだれだー」


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十色 春瑠 いざ参る 八話

さーて戦闘前半らへんを書いてみました。
春瑠の驚くべき身体能力が発揮されますよ。
それではどうぞ


一夏達の試合が始まり優勢だった鈴に一夏が一発逆転を狙い勝負に出た時、アリーナの真ん中に光の柱が立ち上がった。

 

そして爆煙の中に一体のISが現れた。

 

 

 

アリーナside

 

 

 

俺はただ見ていたアリーナの真ん中に現れたISを黒く地面に着きそうなほど長く太い腕、大方人と呼ぶには呼べない姿だった。

そんな事を思っていると

 

「一夏、試合は中止よ。

すぐにピットに戻って!」

と鈴が慌てた声で言ってきた。

 

「逃げるって女を置いて逃げれるかよ!」

そんな事したら男じゃない!

だが現実は厳しい。

 

「なに言ってんのよ。あんたの方が弱いんだから仕方ないでしょう!」

 

「くっ」

俺の無力さが悔しい。

鈴は一夏の表情を読み取ったのか

 

「別に最後までやらないわよ。

こんな事態すぐに先生達が収集に・・・」その時黒いISは鈴に向けて極太のビームを放った。

一夏も鈴がロックオンされているのが分かったからすぐに鈴を抱え射線上から離脱した。

 

「セシリアのISより出力が上かよ!」と一夏はビックリしているが鈴は

カァー恥ずかしいのか顔を真っ赤にして

「なっ何してるのよ!」と暴れ始め

 

「鈴っちょっ暴れるな」

「うるさいうるさい」ぽかぽか

と話しているが「くっ」

一夏は次々くる攻撃を避けるのに精一杯だった。

 

「織斑君達無事ですか?」とピット側にいる山田先生から通信が入った。

 

「すぐにそこから離脱して下さい先生達が鎮圧しに行きますから」と言うが

 

「いえまだ逃げ遅れた人もいます。

俺達で時間を稼ぎます。いいな鈴」

 

「誰に言ってるのよ。そのぐらい余裕よ」

二人ともやる気のようだった。

 

「一夏あんた突っ込みなさいよ。

武器それしかないんでしょ」

 

「ああ背中は任したぜ鈴」

 

「突っ込むわよ」

 

「おう」二人は黒いISに突っ込んだ。

 

 

 

ピットside

 

山田先生は慌てていた。

 

「ちょっ織斑君、聞こえていますか?鳳さんも聞いてますか!」

 

「落ち着けあいつらに任せてもいいだろ、それよりも状況は」織斑先生は落ち着いて状況を把握しようとした。

 

「現在は敵ISが1で武装は腕のビーム砲だけのようです。

アリーナはレベル4に固定され扉がロックされ避難も出来ないっ!?」山田先生は固まった。

 

「どうした山田先生?」

 

「今扉が次々破壊されてますがそのお掛けで避難が始まったようですけどいったい誰が?」

先生達は考えたまだ配置が終わっておらず扉の解除はともかく破壊は一般の生徒ができるはずもないがとにかく避難出来るのは幸いだった。

 

「先生、わたくしも部隊へ加えて下さい、すぐにでも出れますわ」とセシリアが申し出てきたが

「だめだ、お前のISではかえって邪魔だ。」

 

「そっそんな事ありませんわわたくしが邪魔だと」とセシリアは認めようとしないが織斑先生は

「なら、お前のISはどう使う?連携訓練はしたのか、連続稼働時間は、ビットをどう使う、その時の役目は」

 

「もっもういいですわ」セシリアも流石に下がった。

 

「あれ篠ノ之さんは?」

落ち着いたセシリアは箒がいないに気づいた。

 

 

 

観客side

 

 

「ねー開けてよー」ドンドン

「こっちの扉も開かない!」

「ここもダメなのー」

と生徒達はパニックになっていた。

 

「どっどうしよー」

 

「私たち閉じ込められたの!」

 

鷹月さん達もパニックになっていた。

その中一人だけ落ち着いている人がいた。

春瑠だ。

 

「ハルルンなんで落ち着いているの?」と本音が聞いてきた。

 

「慌てても・・・意味が無い」

 

「でもでもー」春瑠は落ち着いているが本音はそれでも納得が出来なかった。

 

「本音」

 

「何?ハルルン」

 

「あの扉・・壊して・良いの?」

 

「ふぇ?!」春瑠の質問に本音は思わず変な声を上げてしまった。

 

「どうしたの?」春瑠は首を傾げた。

 

「ハルルン出来るの?!」

 

「皆を・・・下がらして・くれれば・・出来る」本音達は春瑠の言葉を信じたのか回りの皆に扉から下がるように声をかけた。

そして皆が扉からある程度離れた所で春瑠は扉の前に立ちその感触を確かめた。

 

「どう十色さん?」と鷹月さんが心配そうに声をかけた。

 

「大丈夫・・いける・・・下がってて」

言われたとうり下がり春瑠は何処からか刀を取りだし一瞬、抜いたのかと思えばもう刀を納めていた。

そして扉は原形を留めず細切れになった。

 

何故か大泥棒の仲間の居合いの達人に似てるような気がする。(斬り方が)bye作者

 

「すごーい」誰かがもらした。

そして春瑠は皆に「最近覚えた・・・おかしも・・守っていくと良い」

全員が頷き順番に避難していった。

その中「ハルルンすごーい」

「十色さんありがとね」

など感謝の言葉がきた。

私は嬉しいがまだやることがある。

 

「本音・・扉、他にも・・ある?」

 

「あるよ」

 

「そう」

春瑠はその答えを聞いて壁走りをしながら次々と扉を捌いていった。

その生徒達は何が起きたのか分からなかったが扉が無くなった事に気が付くと次々と避難を始めたのであった。

 

 

 

アリーナside

 

 

 

「うぉおおお」ブンッ

 

「あーもー当たりなさいよ!」チュドーン

二人は時間こそ稼いでいたが敵に対する決定打が決まらないのであった。

 

「あんたいい加減当てなさいよ!」

この状況に鈴は苛立っていたが当然一夏も

「やってるさ、けど速すぎるんだよ」

苛立っていた。

あの黒いISは全身に付いてるスラスターで一気に離脱されてしまう。

 

だが一夏は今までの事を思いだしある事に気づいた。

それは

「なあ鈴」

 

「なによ」

 

「あれってホントにISなのか?」

 

「はあーなに言ってんのよ。IS以外何があるのよ。」鈴にとってはなにバカな事と思っていたが「いや、あれは本当にひとが乗っているのか?」

 

「はーなに言ってんのよ。ISは人が乗らなきゃ・・・そういえばあたし達が話してる時あまり攻撃してこないわね」鈴も違和感に気づいたらしいけど

「あり得ないわISは人が乗らなきゃ動かないんだからそういうもの何だから」

 

「仮にだ、無人機ならどうだ」

 

「なによ、無人機なら勝てるって言うの」

そう今まで決定打が無かったんだから

「雪片の全力攻撃だ。こいつは人が相手じゃ威力が高過ぎるんだ。けど無人機なら」

 

「その攻撃その物が当たらないじゃない!」

そうさっきから当たってないから無理もない

「次は当てる」

一夏の自信に満ちた言葉が返ってきた。

 

「言い切ったね。じゃああれが無人機ということでやりますか。」

 

「俺の合図で射ってくれ最大でな」

 

「分かったわ」と打ち合わせが終わり仕掛けようとした時

 

「一夏っ!」

 

「「!?」」二人はその声の主を確かめた。

 

「そのぐらい・・男なら」箒だった。

しかも

 

キュゥゥイィィ 黒いISは箒に向けて放とうとしていた。

 

「鈴頼む」

 

「いくわよってどきなさいよ。」

一夏は鈴の前に立った。

「いいから射てっ!」

 

「あーどうなっても知らないわよー!」

 

ドッゴォーン

「ぐぅ」一夏は瞬間加速の特性を利用した。

一度、取り込む必要があるがそれは外部のものでも叶わない。

 

「間に合えーーー」瞬間加速に龍砲を上乗せして一夏は突っ込み

 

ズバッと箒に向けられた腕を斬ったが想定外の事が起きた。

 

「なっ!」

もう片方の腕が発射体制にはいっていた。

「やらせるかー!」と一夏は黒いISに再度攻撃しようとしたが

 

ドガッと蹴られて

「ッ~~」ぶっ飛んだ。

 

鈴も双天月牙を投げるなどしたがさっきの最大出力の龍砲を射ったため体制が崩れる事がなく

箒に発射されたが

 

ドッゴォーンと遮断シールドを突破してビームよりも速くその影が箒に接近しその影は箒を突き飛ばした。

 

「なっ何が?」箒は一瞬何が起きたのか分からなかったがすぐに分かった何故なら

 

「春瑠っ!?」そう春瑠が遮断シールドを突破してビームよりも速く箒の所に跳び突き飛ばしたのだ、けど

 

「箒・・無事?」

 

「私は大丈夫だ、それよりもお前の方が!」

そう春瑠は右半分が火傷しいているのだ。

特に右腕と右足が酷かった。

正直、直視したくない状態だ。

 

「別に・・平気・・・大丈夫」

と本当に平気なのか普通に立ち上がった。

 

「なにを言っている。直ぐに手当てっ!?」

春瑠は火傷していない方の人差し指で口を止めた。

 

「下がってて」そして春瑠刀を抜き黒いISに向かって

 

 

「十色 春瑠・・いざ参る」

生身の人vsISの戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





作者「はいついに動きだしましたよ。」

鈴「ビームくらって火傷ってどんな体してるのよ!」

一夏「しかも遮断シールド突破って・・・」

箒「しかもあの火傷でISに立ち向かおうとは」

セシリア「わたくし空気になっているような気がしますわ。」

作者「大丈夫ですよー皆平等に出しますからでは次回もよろしくお願いいたします」

???「ついに私の扱いも変わった。」

全員「だからお前はだれだー」


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そのISに自由の翼を 九話

はいお久しぶりです?
今回は戦闘の終了まで書かせていただきます。ネーミングセンスが無いのは分かっているのでそこはお見逃しを、うん本当に無いからそして前々からゴーレム君の扱いがあんまりだと思ったのでっとそれは話でではどうぞ


春瑠はISに立ち向かおうとしている。

一夏達も止めたいがシールドエネルギーがないため何も出来ない状況であった。

 

 

「十色 春瑠 いざ参る」

そう言い春瑠は消えたと思えば

 

黒いISの所にいた、しかも吹き飛ばしたのだ。

ドッゴォーンとアリーナの壁に。

 

黒いISは立ち上がり今度はビームを放ったがまた信じられない事が起こった。

 

ドトウ ゴウエン イッセン

「赤の型 怒涛業炎 一閃」その言葉と一緒に髪と目は炎のような色に変わり刀は全てを焼き尽くす獄炎の炎を纏ってそして

 

『斬』

 

斬ったのだ。

ビームをそしてその炎はビームを呑み込み最後には銃口を

 

バァンと吹き飛ばした。

そして更に追撃の手を緩めず

 

フウリンザン

「緑の型 風輪斬」と今度は炎のような色から鮮やかな緑のグラデーションになった。

一振りしたら突如突風が起きてその風は黒いISの右肩は吹き飛んだ。

 

そして残された左腕で一夏と同じ瞬間加速で殴りにかかったがなんと・・・

 

 

???「?!」

受け止めていたのだ。

火傷している右腕で自分の立っている位置も変わらず。

 

それからは黒いISは何度も攻撃するが避けられる、受け止められる、拳と刀が混じり会うしかも傷付くのは黒いISばっかりそれを見ていた一夏達は

 

「すっすげー」

 

「あたし達で腕一本がやっとなのに」

 

「あれが春瑠なのか?」

とそれぞれが思った事を言った。

その時に丁度

「篠ノ之さん一体何をしているのですか?早く戻って・・・・」

セシリアがきたが言葉を失った。

目の前があまりにも非現実な事なのだから。

 

 

そして打ち合っている春瑠はこの戦闘中に黒いISから違和感を感じた。

 

(この子・・苦しんでいる?泣いている?叫んでいる?)

相手の拳から感じ取れたそうこれは

(この子は・・・自由を求めているんだね。

誰かに命令されて・・逆らおうにも逆らえず・・・)

そして次の黒いISの攻撃に対して春瑠がとった行動は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッと拳を受け止めそして・・・

???「?!」

ギュッと抱きしめたのであった。

黒いISも戸惑っているようだ。

「君の思い・・伝わっているよ・・苦しみも悲しみも・・だからもう良いんだよ・・君は」

そう春瑠は言い放した。

 

黒いISは何かに戸惑っているのか後ろへと下がった。

その時、少しの風が吹き何処からか一枚の葉っぱがまるで吸い込まれるように春瑠の手に落ちた。

その葉っぱで春瑠は

 

♪~~♪~~~♪~♪~~

葉笛を吹いた。

 

一夏達はこんなときにとは思ったがただ聴いていた。

鈴にとっては二度目だがそれでもただ聴いていた。

音色と共に髪も色とりどりに変えて輝きも変わるその春瑠を見て皆は

 

((((綺麗))))

誰も口にはださないが思った事は一緒だった。

 

そして黒いISにも変化があった。

葉笛を吹いてから大人しくなって更に目と思われる所が赤から緑へと変わり機体色も黒から白へと変わった。

 

どのぐらいだろうか?

葉笛は短いが聴いている皆は長く感じた。

そして終わった春瑠は白くなったISに微笑みながら「もう大丈夫?」と声をかけた。

 

ISはコクコクと頷きそのまま飛んでいった。

その姿を春瑠はただ、ただ見ていた。

 

こうして無人機の襲撃は終わったのであった。

 

 

 





作者「はい後一、二話で入りたいと思います。タッグトーナメント編。」

春瑠「あの子自由になれて良かった。」

一夏達一同「もっと注目する事があるだろう(ですわ。でしょう。だろうが)」

鈴「ビーム斬るってどうなのよ!」

箒「しかも相手がISなのに軽々と受け止めて」

一夏「ぶっちゃけワンサイドゲームだよなあれ」

セシリア「それにしても春瑠さんの葉笛・・綺麗ですが・・戦闘中にやるとは思いもしませんでした」

白いIS「ふっふっふー私も自由の身」

作者「では次回もよろしくお願いいたします」

一夏達一同「???はお前だったかー!!」

作者「因みに私と春瑠さんは知ってますよー」

白いIS「私は自由を行使する。」


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ちゃんと話しなさい 十話

おいっすお久し振りです。
大変お待たせしました。
なんか確認したら評価の一言にこの作品を最高だ、だの主人公をほめて貰ったりもう涙が止まりませんでした。
こんな作品をほめてくれるなんてありがとうございます。
それではどうぞ。


無人機による襲撃が終わりその頃それぞれは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《保健室》

 

一夏は無人機が去った後、春瑠から「終わったよ」と言われた時、初の実戦だったからなのか寝てしまった。

幸い全身の軽い打撲程度で済んだようである。

そこにツインテールが現れた。

どうやら寝てるからキスをしようと顔を近づけたら「んっ鈴か?」とまああと一歩でキスが出来なかったのである。

 

「どうした鈴顔が赤いぞ?」

 

「なっ何言ってるのよバカっ」

と本人なりにごましてるのだろう。

 

「なんだよバカってそれより勝負どうするか?」春瑠の提案も襲撃でうやむやになったのだから。

 

「もう良いわよあたしも怒りすぎたわ」

その時、一夏は思い出した。

丁度、今のような夕焼けで二人きりの時

 

「鈴、俺もごめんなそれと思い出したぜ正確には料理が上達したら毎日、酢豚を食べてくれるだよな」

 

「!」

 

「んっなんだ鈴、酢豚じゃなくて味噌汁だったか?」と返事がこないから一夏は間違ったのかとおもっていた。

 

「ちっ違わないわよほっほら誰かに食べてもらえば上達するでしょ」慌てる慌てる鈴です。

 

「それならあの親父さんに教われば上達するだろうなそういえば元気にしてるのか?」そう言うと鈴は暗くなった。

 

「両親は離婚しちゃったのよ。あたしが転校することになったのもそのせいなの。ほら、今は女の方がいろいろいーでしょだからお父さんとは会ってないの・・・家族って難しいね」

 

「鈴」

(俺には想像出来ねーなあんなに楽しそうに暮らしていたのに別れちまうなんてよっぽどの事があったんだろうな)

そしてたまたま思い付いたのは

 

「鈴、今度どっかいくか?」

 

「それってデー」

ガラガラガラ

「一夏さんお体の具合は大丈夫でしょうか?」

 

とまあなんともタイミングが悪い事かセシリアが来た。

「あら鈴さんなぜここに?」

明らかに先を越されたと思っているのだろう

 

「何よあたしは幼馴染みよ。いて何が悪いのよ」こちらもせっかくデートにもっていけそうだったので苛立っている。

さらに「全くだセシリアも抜け駆けだと思うが」と今度は箒が来た。

 

そんなこんなで口喧嘩が始まったが一夏は

 

「なあ、それより春瑠はどうしたんだ、やっぱり相当酷いと思うんだが?」

一夏にとっては気になること

 

「今はIS学園のそれも重傷の患者が入る病院棟の病室にいますわ。」とセシリアが説明した。

その病院棟は万が一の事に備えて建設された建物である。

規模は50mの正方形に四階建てで設備も最高の物が揃っている。

医者にしてもそれぞれの分野でエキスパートな人材が揃っている。

だが普段は使われない大体は保健室で済むのだから・・・

 

「春瑠、大丈夫なの・・・か?」

とその話しで箒が呟いた。

元々は自分のせいでそうなってしまったのだから。

 

「箒、元気だせよ。春瑠なら言うぜ次やらなければ良いってよ」と一夏は聞こえたためフォローした。

 

「そうね、面会は大丈夫らしいし一夏が動けるようになったら行きましょう。と言うよりビームくらって火傷何だから平気でしょ。」

 

「そっそうだな、うむそうに違いない」

と箒も元気を取り戻したようだ。

 

 

 

_____________________

 

 

《病院棟》

 

ところ変わって春瑠の方は・・・

 

 

 

 

春瑠side

 

 

私は今、寝ているあの子が飛んで行った後、先生達が来た。

だけど私を見た瞬間全員が顔を青ざめた。

火傷の事を言われたが平気だからいいと言ったが何故か直ぐに抱き抱えられて白い服を着た人は「直ぐに精密検査の準備をしろっ」と慌てていた。

何故だろう?私はカラクリのベットに寝て終わったと思ったら「この部屋で大人しくしてなさい」と今度は何かを腕に刺された。

言われたとうりただ大人しくしていた。

窓から見えるあの子が飛んで行った空を見ながら。

 

 

sideout

 

 

 

千冬side

 

 

私は今、事情聴取をするために病院棟に来ているがその前に春瑠の状態をこの病院棟の責任者に聞かされた時、言葉が出なかった。

 

 

 

 

 

 

 

《病院棟応接室》

コンッコンッ

 

「良いわよ千冬」

 

ガチャッ

 

「失礼するぞ大和(おおわ)」

と入る千冬と山田先生に病院棟の責任者である大和 冬美(おおわ ふゆみ)である。

 

「久しぶり思い出話したいけど・・・そう言う場合じゃないもんね」

 

「で、精密検査の結果はどうだ。」

と千冬が聞いたが大和はいい顔をしなかった。

 

「春瑠さんの火傷はⅢ度と言う一番酷い状態だわ、皮膚どころか筋肉まで死んでいるのだから仮に手術しても元に戻るか分からないし、治ってもISの操縦は諦めた方がいいわ普通に暮らすなら良いけどそれ以上の事は出来ないわよ」

 

正直言葉がなにもでないそして我々教師の無力さを呪った。

生徒が必死に守っているのに我々教師は何も出来なかったのだ。

 

「とりあえず十色さんに会ってみる?千冬」

 

「そうだな、お願いします」

三人は春瑠の方に向かった。

 

 

_____________________

 

 

一方あるラボでは・・・

 

 

 

「うんうん面白いね楽しいね~、まさかちーちゃん以外に生身でISに勝てる人が要るなんてね~・・・でも嬉しかったなあんな風にISを分かってくれるなんて・・・」

 

兎は思い出していた。

昔、まだISを発表をしていない時に出会った唯一身内以外で認識した人、とても不思議な雰囲気な子で・・・あれ?思い出せないやまっいっかでもまた会いたいな・・・あの子に。

 

 

_____________________

 

 

 

 

ところ戻って《病院棟》

 

 

千冬達は春瑠の病室に着いた。

 

コンッコンッ「十色さん入るわよ」

 

千冬達は入った、けど目をつむりたかった。

目の前の春瑠が余りにも痛々しかったからだ。

 

「織斑先生、山田先生どうしたんですか?」

春瑠は体を起こし千冬にそう言った。

 

「どうしたもないだろう今は平気なのか十色」

 

「平気・・・だから分からない・・なんでここまで・・・騒いでいるのか?」

その言葉を聞いて冬美は

「何言ってるのこの火傷は一番酷いのよ。そもそも今そうやって動けてるのが不思議なぐらいよ。」怒っていた。

それでも春瑠は理解していないようだ。

 

「待て大和、十色すまないがあのISについて色々聴かなければならない。答えられる範囲で良い」千冬は冬美を止めて春瑠に事情聴取をした。

 

とりあえず扉を壊したのは春瑠でその後も遮断シールドを突破して箒を助けISと交戦した。

そして最後にどうしても理解出来ない事があった。

 

「十色・・何故最後にあのような事をした?」

そう千冬達は理解できなかった。

最後の行動を

 

「あの子は苦しんでいた。・・・泣いていた。・・叫んでいた。・・・だからああした。」

 

「ISがですか?」

山田先生はそう言った。

 

「そう」

流石に信じられず千冬も

「十色、本気で言ってるのか?」

聞き返したが春瑠は

「そう」

同じだった。

 

「フゥー分かった。すまなかったな後は休んでくれ」と千冬達は部屋を出ようとした時

「十色さん、平気だろうが何だろうがベットから出ないように良いですね」冬美は忠告し出ていった。

 

sideout

 

一夏side

 

今俺達は受付を済ませて春瑠の病室に向かっていた。

 

「それにしてもスゲーなこの病院棟」

うんそれは素直な感想だ。

これ絶対、名のある病院がかかっても負ける気がしないぞ。

 

「あんたねー見舞いに来たのに無駄にはしゃいでどうするの?」

鈴は一夏に呆れていた。

 

そして少し歩き春瑠の病室に着いた。

 

コンッコンッ「春瑠、入るぜ」

と一夏達は入った、そして春瑠を見て皆、目をつむりたかった。

一度見てるとはいえ改めて見ると酷い火傷なのが分かる。

 

「皆・・どうしたの?」

春瑠は皆が固まっているのが分からなかった。

 

「あっごめん、心配だったから見舞いに来たんだよ」と言いつつ皆が春瑠のベットの回りに集まった。

 

「春瑠さん御体の具合はどうですか?」

とセシリアが聞いたら春瑠は千冬達に言ったのと同じことを言った。

 

「平気・・・だから分からない・・なんでここまで・・・騒いでいるのか?」

 

「へっ平気ってその火傷でってビーム喰らってそれなら本当に運が良かったんでしょうね」

 

「ビームって・・あの光の事?」

 

「そうですわ・・普通は跡形も無く消えてしまうんですけど・・」

でしょうねby作者

 

その中一夏が「ほらっ箒、春瑠に言うんだろ?」

 

「あっ・・春瑠・・・本当にすまなかった」

と箒は謝った。

けど春瑠は「何で謝るの箒?」と理解していなかった。

 

「なっ何でって私のせいであんな軽率な行動をしてそんな大怪我したのだぞ。謝るのは当然だ。」

と箒は言うが春瑠は

「あれは・・・わたしが・・勝手にやった・・だけそれに・・・これぐらいなら気に・しなくて・・良い・・次に同じこと・・しなければ良い事」全く気に止めていなかった。

 

「あんたこれぐらいって分かってて言ってるの?」

 

「んっ一日もあれば・・・治る」

 

「いや・・・無理あるだろ春瑠」

一夏がツッコミ皆はうんうんと頷いた。

そんな雰囲気の中春瑠は皆に

「ごめん・・・箒と二人に・・出来る?」

と言ってきた。

 

「別にいいけど何でだ?」

 

「一夏ーあんた察しなさいよ」

 

「一夏さん、ここは二人にしましょう」

と頭に?を浮かべた一夏を鈴とセシリアが引っ張りながら病室を後にした。

 

残った箒は春瑠に聞いた。

 

「春瑠、どうしたのだわたしだけ残して?」

 

「箒の悩み・・・解消の・・切っ掛け」

 

「切っ掛け?」

 

「そう・・最近見て・思った。・・『姉さん』と言う・・単語に反応す・・・るのは何故?」

その言葉を聞いて箒は少し目付きがきつくなった。

 

「どうしてそう言う話になるのだ?」

 

「それを聞くたびに・・・反応してい・・る、お姉さんと・・仲が悪いの?」

 

「春瑠でも関係ない」

と更に不機嫌になった。

 

「じゃあ最後」

 

「なんだ?」

 

「ちゃんと話したの?」

その言葉で箒の何かが揺らいだ。

「そっそれがどうしたのだ」

そこから春瑠の言葉は続いた。

いつもの途切れながらの話し方ではない。

 

「一方的に嫌ってない離れてない言ってないそんなんじゃ駄目だよ箒」

 

「黙れっわたしの何が分かる!」

箒は怒った。

「何となくそのお姉さんは分かるよ」

 

「姉さんを?」

 

「その人、優秀なんでしょけどそれも度を越して回りには味方がいない。認めて貰おうにも回りはお前は出来て当たり前そして止める人が止められる人が居なかった。寂しいんだよ箒のお姉さんは」

それを聞いて箒は黙ってしまった。

 

「箒のお姉さんはどんな人?」

それを聞いて数分後、箒が口を開いた。

 

「姉さんは・・・その・・自由人が一番当てはまると思う昔から頭が良くて運動も出来るが誰の言うことも聞かないくらい自由にやっていたな。それといつも星空を見ていたよ。」

と少しだが表情が和らいだ。

そして春瑠は微笑みながら

「じゃあお姉さん、その空を飛ぶのが夢だったりするの?」

 

「たぶんそうだと思う・・・」

箒の言葉がつまった。

お姉さんつまり束に対して何もせずただ逃げていただけなのだから。

 

「なら答えは・・・もう出てる・・・ちゃんと話すと・良い・・お姉さんと」

 

「だがいまさら・・・」

箒はまだ勇気が出ないようだ。

そこで春瑠はこんな話をした。

 

「箒・・・昔の話しだけどわたしは『お前は化け物』だって言われた事があるよ。だからお姉さん待ってるよ。箒の言葉を」

その話しで箒は驚いた。

いったい春瑠のどこが化け物だというのだ。

だがこれが箒の決意に繋がった。

「・・・すまない、春瑠、分かった。もう逃げないちゃんと話す・・姉さんと」

 

「そう・・頑張れ箒」

 

「ああ、本当にありがとう春瑠、また見舞いに来るぞ」

 

「なら・わたしは・・寝るよ」

 

「分かった」

そう言って箒は帰った。

春瑠もゆっくり寝に入った。

 

 

そしてその夜

 

 

 

だれもいない筈の病室に一つの影があった。

そのあとの事は誰も知らない。

こうして無人機の襲撃による騒動は終ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 




いやー春瑠さんなんかすごい火傷してますがほんとに一日もあれば治るんですか?

春瑠「治るよ」

一夏達一同「いやっ無理だろっ」

箒「姉さんと仲直り出来るか心配だ」

鈴「大丈夫だと思うけど春瑠に相談して損はしないしね。」

セシリア「とっ言いますと鈴さんも春瑠さんに相談したと?」

鈴「まあね」

眼帯「そこまでにしてもらおうか?我々の出番が潰れるのでな」

エッチ「そうだよって何これエッチって酷いよぼく原作でもそこまでやってないよ!」

でも原作じゃあなたが一番ギリギリのラインに立ってますよ。

エッチ「それなら眼帯さんだってそうじゃん」

眼帯「ほお、そこまで言うのなら白黒つけようではないかエッチよ」

エッチ「やめてっぼくをいじめて何が楽しいの?!」

主に一夏に大胆な事するためとか?
さて話はここまででアンケートの取り方が分からない作者からお願いです。
ドイツとフランスが転校してそのあと更衣室まで逃げる場面がありますがそこで更衣室までに行くためにどうやって逃げきるかその案を貰いたいのです。
あと感想など貰えれば嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします。


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姉妹の仲直り 十一話

オイッスやっと内容が纏まったよ。
予定道理には進まなかったけど今年中に上げられて良かっ「たではないとおもうだがな」!あっあなたは(-_-;)

眼帯「貴様毎回予定の半分しか進まないが何をやってる?早く出番をよかさんかー!」

貴公子「そうだよ僕たちだって早く出たいよってなんか変わってない?」

いやあなた達知らない所で私を拘束してフルボッ「何かいったかなー」なんでもございませんそれではどうぞよろしくお願いいたします。


さて無人機の襲撃による騒動があった夜、学生寮の屋上で一人電話とにらめっこしてる生徒がいた。

 

 

箒side

 

 

わたしは今、人生で一位二位を争う悩み事に直面している。

春瑠のおかげで電話を取るまではきたがどうしてもコールが出来なかった。

(いまさら姉さんと仲直り出来るのか?・・・いや春瑠は経験してるから姉さんの話をしたんだ。今度こそ・・・えーいままよ。)

ポチっ プップップップップッ・・・・プルルルルル瑠っプルルルッガチャ

 

『もすもすー愛しの愛しの箒ちゃんどうしたのー電話して来るなんてまさか愛の「切りますよ」あー待って真面目にするからお願い切らないでー』

どうやら箒の発言は案外強いようだ。

箒は深呼吸して話した。

「姉さん・・一つ聞きたいことがあるんだ」

 

『何かな何かなお姉さんは何でも答えるよ?』

 

「姉さんがどんな思いでISを作ったのか聞きたいんだ」

 

『!』

 

「姉さん?」

 

はっ『なっなっなっ何でもないよ度肝抜かれてびっくりでタイムマシン探してた訳じゃ』

おやおや随分慌ててベタなボケを

「ねっ姉さん落ち着いてください真面目に聞いてるんです!」

これにはわたしも慌てた。

 

『ハァーハァーごめんごめんほんとにどうしたの箒ちゃん?』

この様子だとかなり慌てていたようだ。

 

「わたしは今まで姉さんの話なんか聞かないで逃げただけだからだから聞きたいんだ。姉さんがISをどんな思いで作ったのか?」

 

『箒ちゃん・・わたしはただ宇宙に行きたいって思ってね作ったんだよ。そうだねー幼稚園ぐらいの時にテレビで見たのが切っ掛けかな?』

この時、何故かわたしは笑ってしまった。

『ちょっ箒ちゃんいきなり笑ってどうしたの?!』

 

「ごめん姉さんが昔話してくれたのとまんま同じだったからそれに姉さんもテレビとか見るんだなーと思って」

 

『箒ちゃん酷いっわたしだって見るよ。あーそれと認めて貰いたかった。ほめてほしかったてのはあったね』

(春瑠が言ってた事、そのまんまだな姉さんほんとにわたくもバカな事をしたな)

その事を聞いて箒は決心がついた。

 

「姉さん」

 

『何、箒ちゃん?』

 

「今からでも仲直り出来るかな・・・姉さん」

 

『!!!!!!!』

この言葉で束の頭はフリーズしたがすぐに再起動した。

(えっ箒ちゃんが仲直り、うそうそうそうそほんとに仲直り出来るのえっえっえっヤバイヤバイヤバイ嬉しさの余り頭がショートしそう!?!?!?!?』

わたしはエスパーではないので姉さんの返事がなくて少し心配になって

「姉さん・・・だめっ・・かな?」

つい弱気になってしまった。

 

『何言ってるの箒ちゃん賛成賛成大賛成ノーマンタイだよ箒ちゃん』

更に束にとっては嬉しいことの連続であった。

「良かった。今度、直接会えないかな色々話したいんだ?」

 

『っ~~~~~もちろんだよ絶対絶対ぜーったい行くよ。別に~今からでも~』

 

「でも姉さん・・千冬さんにはバレたらヤバイかも・・・」

 

『確かに・・・それはさておき最近いっくんとはどうなの~ねぇねぇ』

 

「ねっ姉さん!」

それから二人はもう少し話していたのでした。

 

 

sideout

 

そして次の日

 

朝の教室は賑わっていた。

 

一夏達はその噂話しを聞いていた。

 

「昨日の十色さん凄かったよね♪」

 

「そうそうこう刀でシュパッて扉を斬ってね」

 

「あの《おかしも》って言ってた時、なんか可愛かったよね♪」

等々色々聞こえる。

 

「みんな春瑠の話しでいっぱいだな」

 

「そうねけどあれ見たらもっと凄いと思うけど」

 

「確かに・・・あれは信じて貰えませんわね」

そりゃーそうだ誰が生身でISを圧倒してたなんて思う思わないよ普通なら。

そんな風に話していると箒が教室に入って来た。

時間的には珍しいく遅い登校だ。

それを知ってる一夏は箒に聞いた。

 

「箒どうしたんだ。何時もより遅い時間に登校だけど何か良いことあったのか?」

と箒の表情が何時もより良いので当然かもしれない。

 

「まっまあな悩みが一つ無くなったんだ」

 

「悩みってなんだ?」

 

「流石にプライベートだからな一夏でも話さないぞ」

 

「なんだそれ?」

と雑談をしていた一夏達であった。

 

 

 

 

 

 

 

そして春瑠が入院中の病院棟・・・

 

 

「あっ冬美さん春瑠くんの所に行くんですか?」

 

「ええそうよ。手術の担当は私だから常にチェックしておかないとね」

とコーヒーを片手に病室に向かったが・・・

 

 

コンッコンッ

 

「十色さん、入るわよ」

とコーヒーを飲みながら入ったが

 

「えっ・・・?!」

居ないのである十色が・・・

 

「ふふふ・・そうかそんなに聞けないのなら」と一年一組の教室に向かった。

 

 

 

また戻って教室は・・・

 

皆は春瑠の席を見ていた。

何時もならいるはずなのにいないもうSHLの時間になる。

そこへ「はぅ~間に合った~」と本音が来たが春瑠は居なかった。

「本音~十色さんはどうしたの?」

とクラスの誰かが聞いたが

「私も分かんないよ~ただ手紙で明日のSHLまでには教室に行くって書いてあったよ~」と手紙を出したが書体が古い江戸時代風に書かれている。

しかも筆だ。

 

そこへ「皆さーんSHRを始めますから席についてください」と山田先生と遅れて織斑先生が入って来た。

因みに鈴は一瞬でいなくなった。

よっぽど織斑先生が怖いんであろう。

そして何時ものSHLが始まりそして終わろうとしたが「先生、十色さんはどうしたんですか?」と一人が質問した。

「えっえーと十色さんはですねー・・・」

と山田先生が言いづらそうにしてた時

教室のドアが開いた。

 

全員がそこへ見ると

「あっハルルンだ~」

なんと春瑠であった怪我を知ってる一夏達は目が丸くなっている。

そりゃーあれだけ酷い怪我なら誰が次の日に登校して来ると思う思わないよ普通なら。

「遅れて・・・すみません・・先生どうし・・たんですか?」

と平常運転の春瑠であった。

そこへ「とーしーきーさーーーーんっ」と冬美が物凄いスピードで来た。

ドアを思いっきりバンッとあけ。

「十色さんっあれほどベット・・から・・出ないように・・・・」と段々言葉の勢いが無くなり目を丸くした。

そして

「えっ・・・えっ・・・えーーーーーーーーー?!?!?!?」

冬美は信じられないような目で見た。

何故かってそれは春瑠の体が完治しているからだ。

それも火傷の痕など一切無いのだ。

「えっえっえっ?!?!?!?」と冬美はいきなり春瑠の胸元を見たり腕、足、腰、背中、顔など制服をくまなく脱がせながら見ていた。

その光景を見てクラスの皆はかは鼻血でたり顔を赤くしたり物凄く輝いた目でよだれが垂れながら見ていたりしていた。

「先生どうしたんですか?」と春瑠は何故脱がされているのか分からなかった。

はっ「どっどうしたもないわよっあっあれほどの怪我が自然治癒で完治するはず無いでしょ!」と冬美は春瑠の体を見ているが春瑠は少し頬を赤らめて「先生・・・わたしにも・・恥じらいはありますよ」そんな春瑠を見て皆は思った。

((((((((かっ可愛いけど・・・何だろうこれを認めたら女として負けた気がする))))))))

冬美も慌てて離れて「ごっごめんね。千冬、十色さん借りるわよ。」と春瑠の手を掴み引っ張って行った。

「何で?」

 

「あれほどの火傷が治るわけないでしょっもう一度精密検査するわよ!」と春瑠を引っ張って行った。

その連れて行かれる時

「ハルルン、お昼は食堂にいるよー」

 

「分かった~」と本音に誘われた春瑠であった。

その時皆が思った事があるそれは

(((((本音恐ろしい子!)))))

 

 

 

そして昼御飯

 

皆が食堂で食べてるころ春瑠が来た。

どうやら食堂のおばちゃんと話しているようだ。

 

「あら十色ちゃんいつもの日替り和風定食ね、それにしても好みの味でもあるんかい?」とおばちゃんは野菜等がふんだんに使われている日替り和風定食を頼む十色に興味を持っていた。

 

「野菜の味が・・・良い・・育てた・・人の思い・・こもってる」とどうやら野菜が好きなようだ。

 

「あらこの野菜の味が分かるなんてでもこの野菜そろそろ無くなりそうなのよ」

 

「その人が居ない・・・とか?」

 

「そうなのよ、その子今年で卒業しちゃって私達も頑張っているけどなかなかその味ができないのよ」その言葉を聞いて直ぐに思った事があった。

 

「畑は・・・あるの?」

 

「あるわよ。元々は農芸部が管理してたんだけど全員卒業しちゃってねぇ」

それを聞いて春瑠は質問した。

 

「その畑・・・私が見る・・・のダメですか?」

その提案におばちゃんは

「ほんとかいそれならこっちで話しをつけておくからまた明日おいで」ととても嬉しそうにしていた。

 

そして「ハルルーンこっちこっち」本音が呼んでくれた。

一夏達もいる。

私は本音の隣に座ったら

「ハルルーンその髪飾りどうしたのー?」

春瑠の頭には白い花の髪飾りが着いていた。

「朝・・・手紙と一緒に・・置いてあった」

 

「春瑠、手紙とは?」と今度は箒が訪ねた。

そしたら春瑠はポケットから手紙を出した。

内容は『私に自由を与えてくれてありがとう置いてあるのはお礼です』と書かれていた。

正直何なのか分からなかった。

 

「自由をってなんの事言ってるのよ?」

 

「確かに」

 

「て言うより春瑠、本当に治ったのね・・・あれ」鈴が言いたいのは火傷であろう実は見舞いに来た帰り偶々冬美にあっている。

手術が必要で完治するのかも分からないと。

 

「ん・・・だから言った・・一日もすれば・・治るって」

 

「ねぇねぇハルルン昨日はどうしたの?」

と本音が聞いてきたがそれは織斑先生から口止めされてるため

「ごめん・・・織斑先生から・・・口止めされ・・てるから」

 

「そうなんだ~あっ今日もお菓子作ってくれる?」

 

「いいよ」

 

「わーい」

と一連のやり取りを見て一夏が思った事を言った。

 

「なんだか春瑠と本音がカップルに見えるな」

と言われて二人の反応はと言うと・・・

 

真っ赤になってる本音と?を浮かべてる春瑠であった。

 

「ふぇえっえっえっとわたっ私と春っ春瑠が!?」とパニクっていた。

 

「本音・・・大丈夫?」と春瑠の場合は言葉の意味が分からずそして本音がパニックになってるのが心配で声をかけた。

 

「だっだだだだ大丈夫だよ春瑠?!」

とまだパニックな本音を見て春瑠はある事をした。

 

「「「「「!!!!!!!」」」」」」

 

本音の頭を心臓の方に持ってきてやさしく抱いたのである!

 

「△◎@●£%▽°″£~!!!!」もうこれでもかと言うぐらい顔を真っ赤にし言葉になっていない言葉を発したがだんだんと何故か落ち着いてきた。

 

(わわわわわわ春瑠がだっだだだ抱いてくれっくれってるるるる柔らかい心臓の音も聞こえる温かい・・・あれ何でだろうなんか凄く落ち着くおかあさんに抱かれてるみたい)

 

少しして

 

「おち・・つい・・・た?」

と声をかけた本音はコクコクと頷き

「良かった」

と今度はナチュラルにナデナデした。

そこでツッコミが入った。

 

「ちょっ春瑠あんた何やってるのよっ?!」

と鈴からツッコミが入ったが・・・

 

「なにって・・・抱いた・・だけ?」

となぜ突っ込まれたのか分からずにいると

「あの~春瑠さんそのーそれは時と場合を考えた方がいいと思いますが?」

とセシリアからも言われた何故?

私が?でいると

「春瑠は・・・その・・何故抱いたんだ?」

と今度は箒に質問された。

 

「大概の・・事は抱け・・ば万事解・・・決だから」

 

「ごめん春瑠、俺が言っといてあれだけど悪化してると思うぞ?」

と話しているともう時間があとわずかになって来たのでそれで終わったのでした。

因みにこの抱きつきは直ぐに学園中に広がりしばらくの話題になったとか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




知らない所でフルボッコにされた話

眼帯「さて何故正座をさせられているか分かってるだろうな作者よ」

はいそれはもう

エッチ「ねぇいい加減に変えてくれない?そろそろ我慢の限界何だけどねぇ?」

えっそこはちょっとそもそも原作じゃ一番ラッキースケベしてもらってると思うんですが?ってなぜ眼帯さんは私を拘束してるんですか?

眼帯「ふっ何故かってそれは」

エッチ「これを撃ち込むためだよ♪」

こわっダメですよ。原作でもそれはエグいと思っていたのに生身の私に使うんなんてよしてください今書いてますからだから・・・だからってギャーーーーーオワーーーーーうたないでーーーーきらないでーーーー誰か助けっブツンッ

眼帯「さて次回は我々も出陣だ!」

貴公子「僕たちだってやるときはやるよ」

白いIS「私も今回で出るのだー」


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転校生と春瑠の苦難
金銀の転校生 十二話


明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

まあ正月は過ぎましたがそれではどうぞ。


千冬side

 

《職員室》

 

今、私と山田先生は頭を悩ましていた。

 

「はぁ~今回も十色さんやってくれませんでしたね・・・実技試験」

そう十色が入学してから実技試験をしていなかった為と学園側から実力を知りたいとの事で行おうとしたが春瑠は

「あの子達・・・に乗って戦・・・うのは・・お断り・します」と言い首を縦に振ってくれないのだ。

因みにあの子達とはISの事だそうだ。

更にその事で他の教師が「あの子達なんてなに言ってるの?ISは只の道具じゃない」と十色に言った時、肝を冷やした。

十色は相手の喉元に刃をたて「あの子達は道具でもない、戦うためでもない明日へ羽ばたく自由の翼だっ!」といつもの途切れ途切れではなくハッキリとした言葉でそのあとが大変だ。

正直怒ってる春瑠は初めてだ。

錯覚であってほしいが後ろに禍々しい何かが見える。

髪や目も暗い血のような赤のグラデーションになっている。

その場を納めるのはあのバカ並みに苦労した。

しかし「自由の翼だ・・・か」

 

「織斑先生どうしたんですか?一人呟いて」

 

「いや何でもない」

あのバカが聞いたらどんなに喜ぶかある意味春瑠は理解者かもしれないな・・・

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春瑠side

 

 

今日も朝が来た。

何時もなら寝ているが今日からは違う、故郷に居たときから毎日欠かさずにやっていた畑をやれるのだから。

 

IS学園の学生寮から十分程の所にある農園、私は農園部に入部した。

まあ私、一人だからか食堂のおばちゃんからすぐ返事が来て昨日の夜の内に終らせ正式に引き継いだ。

私が育ててる農園より小さいがアリーナぐらいの広さはある。

先ずは確認をした。

土を葉を野菜に果実日射しやそれぞれの配置を一通り見て思った。

 

(ふふっ随分、愛情がこもってる余計な事をしなくても良さそうだ。)

そんな事を考えながら私は日課を始めた。

 

 

 

sideout

 

 

 

一夏side

 

 

午前6時俺は今走ってる。

まあ朝練だ、なんでしてるのか?簡単だ。

この前の無人のISを生身で追い返して皆を守った春瑠を見たからだ。

と言っても直ぐに出来るわけがないから今は体力作りと剣術の基礎をやっている。

あれ?前にいるのは・・・

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

「箒、おはよう」と言うと驚いたように振り返り

 

「いっ一夏っどっどうしたのだ朝から走り込みなんて」顔が赤い何故だ俺は変なこと言ってない筈だか?

因みに箒とは部屋の調整が済んだと言うので昨日別れた所だ。

その時近々始まる学年別トーナメントで勝ったら付き合ってもらうとか言ってたけどなんだろう?別に買い物なら付き合ってやるのに?

 

「俺も朝練だよ。前の襲撃であんまり役に立たなかったからな、箒はまだ始めたばかりか?」

 

「あっああ私も走り始めたばっかりだがどっどうしたのだそんな事聞いて」一夏から帰った返事は嬉しいものだった。

 

「いや、良かったら一緒に走んないか?」

 

「!いっいいのか一緒で?」

 

「いいに決まってるんじゃないか」

それから二人は走り込みをした。

それなりに走った二人は学生寮に帰ろうとしたらブォンっと何かを振り回している音が聞こえた。

「何だ今の音は?」

 

「あっちの方から聞こえるぞ一夏」

箒は指を指した。

その方は木々で覆われている道はないが確かに聞こえる気になって進んでみた。

一歩近付く度に音は大きくなり歩いて十分程したら木々は無くなり二人が見たものは・・・

 

「何だここは?」

 

「畑だなアリーナぐらいはあるぞ」

二人が来たのは農園部の畑であったが今は新聞部の部活動にも載っていないため一年生は誰一人知らないそして再びブォンと音が聞こえた。

見ると丁度自分たちの反対側に何かを振っている影が見えた。

そして近づいて初めて分かった。

 

「「春瑠!!!!!!」」

 

そこに居たのは春瑠だったしかも十メートル程の大木を振り回している。

それに気付き一旦手を止めて

 

「一夏・・・箒・・どうしたの?」

 

「いっいや春瑠こそどうしたのだ畑で?」

 

「今日から・・・農園部と・・して入部って・・言うのをした」

 

「入部かーそれにしてもスゲーな畑も春瑠も」

と一夏の素直な感想が来た。

 

「そうなの?」

 

「ああスゲーに決まってるんじゃんこんな広い畑をやるにしてもその大木を振っているのも」と一夏は言うが・・・

 

「家でも・・・ずっとやって・・たから・・凄くはないよ」と春瑠はいつもの事と言うが人でそこまでやれる人間が他にいないと思うので充分凄いと思うよ絶対に。

その中、箒は何かを決心したかの要に春瑠の方に顔を向けて言った。

「春瑠、お願いがあるのだが・・・」

 

「なに?」

 

「私に剣を教えてくれないか?」

と頼んできた。

「んっ・・私で・・・いいの?」

 

「ああ頼む」

 

「俺もいいか春瑠」と一夏も頼んできた。

 

「じゃあ・・・手始めに・・・」

こうして一夏達の特訓は始まった。

 

 

 

 

時間を飛ばし朝の教室へ

 

 

一夏と春瑠が教室につく前にこんな噂話が広まっていたのでした。

 

 

「そっそれは本当なんですの?!」

 

「ちょっとあんた達嘘ついてないでしょうね?」

 

「本当よっ今度の学年別トーナメントで優勝したら織斑君達と付き合えるって今じゃ学園中この噂で持ちきり何だから!」

 

「そっそれは一夏さん達は知ってるのですか?」

 

「いやーそれがどうも本人達には内緒らしいのよ」と話ている時、教室の扉が開き

 

「おはよう皆、何話してるんだ?」

一夏、箒、春瑠が入ってきて気になった一夏が聞いたが誤魔化された。

「「「「「何でもない!」」」」」と言うように・・・

 

「一夏・・・入口・・だめ」と春瑠は言った。

後方から織斑先生の気配を感じたので注意した。

 

「あっそうだな悪い悪い」

 

「そうだぞ一夏、春瑠が通れないぞ」

と一夏と箒の二人が春瑠との距離が近くなったように見えたため鈴とセシリアが聞いてきた。

 

「おはようございます一夏さん、珍しい組み合わせですがどうしたのですか?」

 

「えっどうしたって朝練してたら箒と春瑠に会って一緒にやってただけだけど?」

と朝の事を簡単に説明した。

 

「一緒ってあんたら二人で「鈴」何よ?」

 

「もう・・織斑先生・・・来る・戻った方・・がいい」

 

「えっ」と鈴は時計を見て

 

「あっありがとねじゃっまたあとでね」と鈴が行った。

良かったあれは食らっていいものではないからね。

そしたら「お前ら座れっSHRを始めるぞ」といつもの号令でまるで忍者の如く座った。

いつもそれぐらいやってあげようよ山田先生の苦労が減るから。

 

「今日からは本格的な実戦訓練を開始する。訓練機ではあるがISを使用しての授業に なるので各人、気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学校指定のものを 使うので忘れないようにな。忘れたものは代わりに学校指定の水着で訓練を受けてもらう。それもないものは、まあ下着で構わんだろう」

 

織斑先生、あまり分からないけど下着はないよねこれ・・・それにしても実習か・・・あの子達に乗って戦うのは嫌だな本当に・・

 

 

そして山田先生がいつもどうりに教壇に立ったけどなんか顔がおっとりしてるのは気のせいであろうか?

「皆さーん今日は転校生を紹介しまーす。仲良くしてあげてくださいね♪」と随分と声が弾んでいる。

「では入れっ」と織斑先生が言うと扉から銀髪で小柄に眼帯とこの学園では印象に残る子だ。

そしてもう一人入って来た。

高くとも低くもない身長顔は中性的で役者ではいい感じだ。

けどあれ?この学園にずぼんと言うのは男だけでは?なら目の前の人は・・・そう思っていると・・・

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、みなさんよろしくお願いします」

 

 

転校生の一人のシャルル・デュノアはにこやかな顔でそう告げて一礼する。

礼儀正しい立ち振る舞い挨拶は色々あるようだ。

鮮やかな金髪を首の後ろで丁寧に束ねている。

とりあえず分かったのはシャルルが男であることだ。

 

「お、男……?」

 

「はい、こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入をーー」

 

「きゃ……」

 

「はい?」

 

あ、一夏達の耳が危ない!

私はそう思い目に見えないほど細い糸で耳栓を一夏達に着けた。

その瞬間

 

「きゃぁぁぁぁぁぁーーーーっ!」

 

建物全体が揺れてるかのようなそう錯覚するほどの歓喜の声が響いた。

これは一夏の初日の話を聞いていた為、それの被害を受けた人だけに耳栓を着けた。

隣の鈴には悪いが耐えてもらおう。

 

「男子!三人目!」

 

「しかもうちのクラス!」

 

「美形!守ってあげたくなる系の!」

 

「ICK×SYRR……いえ、HRR×SYRRからの大団円も……」

 

何でだろう?言ってる事は分からないけど身の危険を感じたよ?何故か?

 

「あー、騒ぐな。静かにしろ」

 

「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終 わってませんから~!」

 

先生方が言ってようやく静まる。

 

残ったのは銀髪の子だけだ。

 

 

「挨拶をしろ、ラウラ」

 

「はい、教官」

 

いきなり織斑先生へ敬礼するラウラ。

その行動にクラス全員がぽかんとしている。

 

「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」

 

「了解しました」

 

そして織斑先生へまた敬礼するとこちらへ向き直る。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

「……え、以上、ですか?」

 

「以上だ」

 

ボーデヴィッヒはこれ以上話すことはない と言った感じで再び口を閉ざした。

 

そして何故か一夏の前に立ったと思ったら平手打ちの構えをしていたがそれは叶わないことなぜなら。

 

「貴様、何をする?」私が止めるのだから。

 

「逆に・・・聞く・・何をする・・つもり?」

と聞いたがラウラは

「離せっ不愉快な奴めっ」となんとかして振りほどいた。

 

「……私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」

 

一夏を睨みがらそう宣言したラウラは勝手に後ろの席へ向かって着席した。

そして何事もなかったかのように俺も自分の席へ着席した。

 

後に残ったのは固まったままのクラスメイ ト達。

 

「あー……ゴホンゴホン!ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」

 

織斑先生が手を叩いて行動を促してやっとみんなが動き出した。

 

 

「織斑、デュノアの面倒を見てやれそれと十色も今回が初だ。案内してやれ」

 

「えっとよろしく僕は・・」

 

「そんな事より早く行くぞ。俺達はアリーナの空いてる更衣室だから春瑠も行くぞ!」

 

「んっ」

と三人は出たが

「一夏・・・人・・来る」

 

「ちっもう来たのかっ!」

どうやら情報伝達が速いようで前方から・・いやっ後方からも来た。

 

 

「いたーーー噂の金髪美少年」

 

「他のクラスに増援を」

 

「駄目だ」「駄目だ」「駄目だ」

 

「者共であえであえー」

なにっ!ここは武者屋敷だったのかならば

「えっえっどっどうしたのそれにこれじゃぁ」

どうやらデュノアは戸惑っているようだ。

まあ当たり前だが

 

「まずいっこれじゃ」

(まずいぞこれじゃ千冬姉の地獄の罰が・・・)

と俺が考えていると

「一夏・・窓から」

と回りに聞こえない位の声で言ってきた。

正直、一夏もそれ以上の案が思いつかなかった。

「デュノアいくぞっ」

と一夏はデュノアを抱えて

「ちょっちょっと待ってここは・・・」

と言った所でダッと三人は飛んだ。

そのなか「三階だよーーーーーー」

と叫んでいるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ラウラ「おい出番が来たと思ったらなんだ最初のシーンだけではないかっ!」

シャルル「そうだよ何で三階から飛び降りるの?原作みたいに逃げようよっ」

えっこっちの方が面白いじゃん。

シャルル「よし、殺そう」ジャキッ

ラウラ「待て、どうやらあやつがやってくれるようだぞ」アレアレ

あの~何で私の頭を鷲掴みするんですか?

白いIS「何で私は出ないの?扱いが変わるから期待したのに全然出ないよ」

待ってください。一度登場したらもうレギュラーとほぼ一緒ですから。

白いIS「ほんと?」

はい本当ですからではまた次回

打鉄7号機「次回は私に春瑠さんが乗るのだー」


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飛ぶよスカイウィング 十三話



さてなんか早く投稿できたが私は逃げるでは
ラウラ「そうではないだろうがっ一度も出てないぞ平手阻止されたところしかないぞどう言うことだ」

デュノア「そうだよなんで続くの僕、空気じゃんって逃げたっ!」

死ぬわけには死ぬわけにはいかんのだよってレールガン!

ラウラ「死ね」

チュドーン

チーン南無


前回、転校生が来た。

ラウラ・ボーデヴィッヒは何か一夏と因縁がある模様そしてシャルル・デュノアは三人目の男性操縦者、だが違和感がある。

まあそれはさておき飛び降りた所から・・・

 

 

 

シャルルside

 

僕はシャルル・デュノアちょっと変な時期に転入だけどIS学園に来ました。

だけど転入初日からまさか飛び降りるとは思わないよね本当にそんな訳で今は飛び降りてる真っ最中なんだけどね。

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

「ここは・・・三階だよーーーーーー」

とシャルルの叫びと共に降りた三人、因みに一夏と春瑠の考えは一夏は白式のスラスターだけ部分展開して着地、春瑠は普通に着地。良い子は真似しないでね♪

とまあこれで追っ手を巻くはずだったが・・・

 

 

「なっ降りた先にも!」そうなんと着地場所に他の生徒がいたのだ!

もはや万事休すかと思う一夏であったが春瑠は違った。

 

(ふっ流石、武者屋敷、先回りされてるなら)

と春瑠は一夏とシャルルを抱えてドンッと空中を蹴った壁ではなく空中を。

するとまるで空を駆けるように移動し側にあった木ノ上に着地した。

 

「一夏・・アリーナ・・・どっち?」

聞いても返事がない何故?

と言っても今の事で皆ポカーンとしていた。

 

「一夏?」

 

ハッ「わっわりーアリーナはあっちだ」と一夏は慌てて返事をした。

 

「なら掴まってて」

 

「えっちょっとまっ・・・・てーーーーーー」

とシャルルの叫びと共にさっきと同じように空中を駆けて行った。

 

 

そして五分もしないうちに着いたのでした。

 

《更衣室空き》

 

「はぁ~何とか着けたーありがとうな春瑠」

 

「責任・・・私・・・だから・・良い」

と話してる中シャルルはプクーっと不機嫌そうにしていた。

「話してるところ悪いけどせめて前もって言ってよ。心臓が止まるかと思ったよ」

 

「ワルいワルいっと自己紹介が遅れたな俺は織斑一夏、一夏でいいぜ」

 

「十色春瑠・・・春瑠・・で良い」

 

「じゃあ改めてシャルル・デュノアだよ。よろしくね」と軽く自己紹介した。

 

 

「さて、のんびり着替えられるなっと」

 

「んっ」

と二人は着替え始めた。

男同士なので恥などはないはずだが・・・

 

 

「わわっ!」

とシャルルが後ろを向いてしまった。

何故向く?

 

「んっどうしたんだいきなり?」

 

「なっなんでもないよ・・・けど後ろ向いてて」外の世界は相手を視界から外して着替えるのかな?

 

「まあ俺も着替えを見る趣味はないけど?」

 

「同じく」

 

「まあ余裕もって行くから早くな?」と一夏がシャルルの方に向くと終わっていた。

 

「早いな~なんかコツとかあるのか?」

 

「べっ別にあはっあはははは」

なぜ笑っているのか分からず春瑠はと思い向いたら

 

「春瑠はおわ・・・・」言葉が止まった。

 

「一夏どうした・・・・の!」シャルルも気になり春瑠の方に向いたが言葉が止まった。

 

理由はと言うと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間を飛ばしてアリーナのグランド

 

時間になったので織斑先生が号令を掛けよとしたが肝心の男子三人組がいないのに気づいた。

 

「誰か織斑達を見てないか?」

と聞くが誰も知らない。

遅刻と思い始めようとしたら遠くから三人の影が見えた。

織斑達だ。

何故か一夏とシャルルは顔を赤くしている。

 

「遅いぞ織斑、デュノアに春・・・瑠!」

織斑先生の言葉が止まり皆も春瑠を見て言葉をなくした。

 

「んっ・・・どうし・・たんです・・か?」

そう私を見て織斑先生は汗だらだらなぜ?

「十色・・・お前に届いたのは本当に・・・それだったのか?」

 

「そう・・ですが・・・なぜ?」

うん本当に分からない?

「ハルルン、ハルルン」

 

「何・・・本音?」

と本音が話し掛けて来た。

 

「ハルルンが着ているのが女物だから聞いてるんだよー」そう驚いているのはいつぞやの制服の時と同じように今度はISスーツを着ているのだから!

しかも違和感がない正直生まれる性別を間違えたのではと皆は思った。

 

「そうな・・んですか?織斑・・先生」

もう織斑先生手で顔を抑えて悩んでいる。

 

「十色、すまないが今回はそれで受けて貰う構わないか?」

 

「構い・・ません」

そして

 

「では、本日から格闘および射撃を含む実戦訓練を開始する」

 

「「「はい!!」」」

 

織斑先生の言葉に生徒達が力強く答える。

余程、織斑先生に人望があるのだろう。

声に気合いが入ってる。

 

「まずは戦闘を実演してもらおう。凰!オルコット!専用機持ちならすぐに始められるだろう。前に出ろ」

 

「なんであたしが」

 

「こういうのは見せ物の様な気がして進みませんわ」とやる気のない二人。それを見て織斑先生は

 

「お前ら少しはやる気をだせ!…あいつにいいとこをみせられるぞ?」

 

とまあ一夏を餌に

 

「やはり!ここはイギリス代表候補生であるこの私が!!」

 

「専用機持ちの実力、見せたげるわ!!」

 

二人はやる気を出した。

 

「それで、お相手はどなたですか?わたくしは鈴さんと試合をするのも構いませんが」

 

「慌てるな。お前らの相手は————」

の所で私は上から気配を感じた。

それは・・・

 

 

「あーーーどいてくださーーい」

と上を見れば山田先生が落ちてくるではないか!私は山田先生の方に飛び空中で受け止めたがとてつもない衝撃が襲った。

勢いは劣らず落下して行きズザザザザザザっと着地から壁にぶつかる手前まで地面の上を滑り何とか止まった。

回りの皆は一瞬何が起きたのか分からなかった。

山田先生は皆より早く状況をつかんだ。

「山田・・・先生・・だいじょ・・ぶです・・か?」

 

「とっ十色さん!えっえー私は・・・」私、山田は言葉が止まりました。

だって「どうした・・・んですか?」

 

「十色さんあっあっ足が!」

そう春瑠の足は血まみれになっていた。

堪えた跡を辿れば分かることだ。

回りの皆も状況が分かると顔が青ざめたり等している。

「あー・・・この程度・・・平気・・です」

 

「なっ何言ってるんですか、すぐにっ?!」

と山田先生の言葉は春瑠の指で止められた。

そして春瑠はスゥっと息を吸い目を閉じて髪は緑のグラデーションになり。

シュンジンコウゴウシン

「緑の型 瞬人光合神」

と言うと流れ出てた血が止まり傷が物凄い速さで塞がった。

いつの間にか地面に付いていた血もなくなっていた。

それを見ていた皆の眼は丸くなっていた。

 

「ふぅ・・・もう・・治った・・だから・平気」

と春瑠は何事もなかったかのように言った。

 

「十色さん今のは?」

 

「身体・・を活性・・・化させた・・それだけ」まあ今時の漫画で言うと体内の気で細胞を活性化して自然治癒を高めたと言う感じだ。

by作者

 

「でっでも治るからってもうダメですよ。そんな無茶な事したらもうダメですからね」

と山田先生に肩を掴まれ念押しに言われた。

(こんな私でも心配してくれるんだ。化物の私でも・・・)春瑠は内心嬉しかった。

だから「はいっ」うん自然と微笑んでしまう。

そして列に戻ると

「ハルルンもう無茶は・・ダメだよ」

とどうやら本音も心配してくれたようだ。

だから「ありがとう・・・本音」なでなで

と頭を撫でた。

「あんたほんとに無茶するわね」

 

「全くだ本来、一夏が受け止めるべき所だぞ」

 

「ああ本当にすまねぇーな春瑠」

 

「それにしても先ほどの傷が嘘のようですわね」いや皆心配してくれるんだ。

 

「さてそろそろ再開するぞ。凰、オルコット、山田先生が相手だ。所定の位置まで移動しろ」

と一段落した所で織斑先生は授業を再開した。

 

「えっ二人がかりで、ですか?」

 

「いや流石に・・・」

と最近覚えたが専用機は将軍の甲冑、訓練機などは足軽などの鎧みたいなものだとだから二人は戸惑っているのだろうけど逆だと思う。

中身が違いすぎるだから私は

「鈴・・・セシリア」

 

「なに春瑠?」

 

「どうしたのですか春瑠さん?」

 

「山田先生・・・強い・・連携とら・・ないと・・・負ける」

 

「「えっ?!」」二人は疑問に思った。

性能的に上の専用機更に二人でやる。

負けるイメージが掴めないのだろう。

 

「分からないなら・・・手合わせ・・すれば・・分かる」

そして三人は所定の位置まで移動した。

その間、鈴とセシリアはプライベートチャンネルで話していた。

「セシリア、春瑠の言葉どう思う?」

 

「そうですわね。春瑠さんが嘘を言うとは思えませんわ」

 

「じゃあ即席だけど近距離であたしが動きを止めて」

 

「遠距離でわたくしが仕留めると言う事ですね」

 

「じゃっいくわよ」

 

「ええ、よろしくお願いいたしますわ」

とまあ移動までの間に話はついたようだ。

 

「よし、位置に着いたなでは始めっ」

織斑先生の合図と共に動いた。

 

「デュノア、山田先生が使っているISを説明してみろ」

 

「はっはい、えーと山田先生が使っているのはデュノア社製ラファール・リヴァイヴです。第二世代後期ではありますが・・・」

とデュノアもペラペラと説明している。

聞いているがハッキリ言って分からない正直まだ外国の言葉はおろか今時の言葉も分かっていないので苦しい所だ。

なので鈴とセシリアの戦闘を見ていた。

そしたら何人かがこちらにきた。

 

「ねぇ十色さんどっちが勝と思う?」

と長い髪に髪止めなのかな確か鏡ナギって言う子だっけ?

「山田先生」

 

「おっ確定情報だ。でもなんで?」と今度はんっ不味い本音と一緒にいるのは分かるけど名前が思い出せ・・・そうだ確か谷本癒子だ。

「連携・・・してる・・けど即席・・隙はできる・・・その時が・・鈴とセシリア・・の負け」

と話していると鈴とセシリアはどうやら無意識に誘導されている。

そして二人は誘導されている事に気づくがもう遅かった。

ぶつかるため二人は避けようとした瞬間、山田先生は得物を持ち替えて撃った。

そしたら二人は爆発に巻き込まれて

「「わぁーーあーーー」」と堕ちた。

流石に地面に堕ちたら痛いと思うのでさっきとは別の方法で余裕がある今は安全な対処ができる。

春瑠の髪は銀色のグラデーションになり

ギンジュウシノス

「銀の型 銀重糸の巣」

春瑠は糸を周りに張り巡らし蜘蛛の巣のようなネットで鈴とセシリアをキャッチした。

するとだんだん勢いは落ちて地面にピタッと着いたところで止まった。

「鈴・・・セシリア・・大丈夫?」

 

「えっえー大丈夫ですわ」

 

「うっうん大丈夫よ。こっちも」

 

「んっ・・・どうだった・・・山田先生は?」

聞かれた二人の顔は反省の文字が見えた。

「あんたの言ったとうりこのざまね」

 

「ええ春瑠さんの言ったとうりでしたわそれとこの糸ありがとうございます」

 

「いい・・落ちるの・・・痛い」その間に糸をしまった。

とまあ一夏達は一応見たことあるがやっぱり春瑠は凄い今のを見て皆は

「スゴーイ十色さんどうやったの?」

 

「あれ技なのねぇねぇ」

等などあげればきりがない。

そして山田先生も降りてきた。

「流石、代表候補生だな」

 

「よしてください、元ですしそれに候補生止まりですから」と先生達の会話を聞いて皆、山田先生が強いのは分かったようだ。

 

「諸君らも見たとうり教員はそれ相応の実力を持ってここにいる。以後、敬意を持って接するように」

 

「「「「「はいっ」」」」」

 

「 「さて、次はグループに分けて練習機を使って実習を行うがまだ幸い時間があるのでな十色」

 

「はい」

 

「お前の存在は特殊だ。他の専用機持ちより圧倒的に経験が足りないからな練習がてらにこの打鉄で飛んでみろ」と織斑先生の指した先には打鉄が待機していた。

正直に言えばこれは少しでも春瑠の能力を知るための口実みたいなものだった。

 

「喜んで」と春瑠は微笑んでいた。

 

「始めてだろうからな誰か・・・十色?」

と織斑先生が指示を出す前に春瑠は打鉄の方に歩いた。そして春瑠は打鉄に向かって

「よろしく」と言ったら突然打鉄が動き次々とパーツが装着されていくではないか!

 

これはアイアンマンのマーク42みたいな装着方法だと思って下さい。by作者

 

装着し終わった春瑠は手を胸にあて

「素直・・純粋・・・いい子だ」周りは何が起きたのか理解出来なかったがそれから更に理解出来ない事が起こった。

いきなり春瑠が光に包まれた。

眩しく直視出来ないそして光が収まると

「えっ!?・・ISが・・変わってる!」と誰かが言った。

そこには訓練機ではあり得ないことが起きてる。

形態移行した打鉄がそこにいた。

カラーは空色でアンロックユニットが背中に腰の装甲が二つになり肩側のアンロックユニットに移動している。

 

「そうか、じゃあ飛ぶよ」

春瑠が言ったこの打鉄の名は

 

「スカイウィング」

それと同時に春瑠は飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





白いIS「ふっふっふー登場はしなかったけど私の自己修復がまだだからラッキー♪」

スカイウィング「そうだったんですか?」

白いIS「ええしかも登場後、改修、改造が確定している♪」

スカイウィング「マジでいいないいなよしっ私もおねだりを」

白いIS「がんばれではまた次回」


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宇宙は素敵だね♪ 十四話

さて今回も出なかったがどうやって出番を増やすか。

そうだね予定だと原作で言う弁当でそっちは夜の排除とかって聞いたけど?

それだと長いな出番が来るまで

しょうがないと言えばそうなんだけどね。

仕方ない出番が来るまでこの場は我々が占拠しよう

そうだねじゃあお話をどうぞよろしく


千冬side

 

 

私は今、驚いている。

あのバカとは開発当時から関わっている身として目の前の出来事が理解出来ない。

確かに十色は最初の頃からISに語りかけているのも一夏達から聞いていた。

生身でISを圧倒出来るのも、だがなんだ自己進化を切った訓練機がフォームシフトするとはそして私の話を聞かずに飛んで加速もワープのように加速し今ではもう・・・

 

 

sideout

 

 

 

 

今、その場にいたもの達はあまりにも非現実な事を立て続けに見たためさっきまで何とか授業を受けていたがもう頭がついていかなかった。

 

「えっとなに・・・十色さんの傷が・・・治って」

 

「訓練機が・・・フォームシフトして」

もう殆んどが放心状態、口を開いても声を言葉を何とか出すのが限界だった。

 

「ねぇそう言えば・・・さっき十色さん・・・足の骨見えていたよね?」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

「谷本さん・・・冗談だよ・・・ね?」

本当に冗談であって欲しい。

「んーん、確かに・・・見えたよ・・骨が・・」

日頃、春瑠に接している一夏達や本音など約数名はともかくそこまで接していない他の皆は存在が不気味に思えた。

人間誰しも常識を越えた者が現れれば反応なんて二つだけだ。

憧れや尊敬など認められた人間簡単に言えば織斑千冬などだ。

もう一つは恐怖など力はあれど認められない人間いや化物今で言えば春瑠が当てはめられるかもしれない。

 

その中、織斑先生達は春瑠の位置を確認していた。

 

「山田先生、十色の位置を確認してください」

 

「はっはいえっとえっ・・・」

山田先生は確認した。

だがなぜか固まった。

 

「山田先生どうしたんですか?」

 

「そうですわ。先生、春瑠さんはどこに」

と一夏達が騒ぎ始めた。

「おっ落ち着いてください今、十色さんがいるのは・・・大気圏外つまり宇宙です」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

そこにいる全員が驚いた。

いくら当初ISが宇宙用に開発されたとしてもそれはシャトルで上がりそこからがISの出番なのだから、それを自力で大気圏外に出たというのはまたもや例外中の例外である。

 

一方そのころ大気圏外に宇宙に出た春瑠はと言うと・・・

 

 

 

 

 

 

春瑠side

 

 

 

私は今雲より青空よりも上に飛んだ。

そこで見たものは一生忘れる事のない。

 

「これが・・・わたしが暮らしてる・・・地球と言う・・・星か」

 

『そうですこれが地球これがあなたの住む星です』とスカイウィングの声が聞こえた。

私以外は聞こえないらしいが頭の中に聞こえる。

 

「綺麗だ・・・凄く・・ありがとう・・・スカイウィング」

素直な感想である。

 

『本当に我々の声が聞こえるのですね。喜んでくれてよかったです』

 

「君達は・・本当に・・素敵だ」

本当ならもう少し見ていたいが

 

『十色さん地上からの連絡が来ているので降りましょう一応声を聞かせてあげた方がいいでしょう』

 

「分かった・・・繋げて」

 

『はいあっ耳を塞いでください』

私は言われた通りに耳を塞いで回線を開いた。

 

『十色さんっはぁーやっと繋がりました。大丈夫ですか怪我はしてないですねしてないですよね?』と山田先生から通信が入ったが確かに塞いで正解。

かなり心配かけたようだ。

 

「大丈夫です・・・心配かけた・・・戻ります」

 

そして私はよくは分からないけど大気圏突入をした。

この子となら平気だって言う確信があるから。

 

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

今、地上では大変騒いでいた。

春瑠が説明を聞かずに大気圏突入をしたのだから

 

「よかったって今はダメですよ。大気圏突入の意味がってって聞いてますか十色さん聞いてますかっ!」山田先生は懸命に呼び掛けているがもう突入してるからなのか繋がらない。

もう混乱混乱大混乱それを見て織斑先生は

「いい加減静まらんかっバカども」と大きな声で静めた。

 

「でも千冬姉このままじゃ」

 

「織斑先生と呼ばんかそれに今更何か出来るわけでもない」

 

「けどよ」

 

「黙らんかバカ者がそうだな・・・織斑そして凰お前達は空中で待機しろ最悪、突破できてもその後のエネルギーない可能性がある」

流石の織斑先生でもIS単機で大気圏突入は経験が無いためそれぐらいの指示しか出せなかった。

そして一夏と鈴は空中で待機して間もない頃に光が見えた。

「鈴、あれって・・・」

 

「待って・・・ええ春瑠ね、しかもピンピンしてるし」望遠モードで春瑠の姿が確認できたが次の瞬間。

 

「えっ!?」

 

「消えた?」

そう今捉えていた筈の春瑠が消えたのだ。

 

 

「一夏・・鈴・・ただいま」と後ろを振り向くと「「春瑠っ!」」そこに春瑠がいた。

しかしどうやって後ろに回ったのか疑問だったが無事戻ってきたのが嬉しかった。

地上に降りると

 

「春瑠っ無事だったか」

 

「十色さん怪我はなくって」

 

「ハルルン大丈夫だった?」

等など色々とガコンッ・・・

 

「織斑先生?」

頭を叩かれた。

と言うよりどんだけ力を入れたのか?

出席簿がひしゃげている。

そしてISを展開している一夏達でも痛いのに春瑠は平然としてるし。

「バカ者が説明を聞かずに大気圏突入するバカがいるか・・・まぁよく無事に戻った。今後はするなよ」そう言えば織斑先生って意外と心配性なのを忘れてた。

一夏の時なんか内心あらぶっていたし。

そして織斑先生は

 

 

一夏side

 

なんとか春瑠が戻って良かったぜ数少ない男友達だしそれになんか楽しそうだしなこれなら特訓中に言っていた事も分かるような気がする。

それにしてもさっき春瑠を不気味がった奴にはムカつくぜあの謎のISを追い払ったのだってアリーナの皆を逃がしたのだって春瑠がやったのに

 

 

「さて、次はグループに分けて練習機を使って実習を行う。専用機持ちは織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰だな。専用機持ち達はリーダーに なって監督するようにな。『リヴァイヴ』 と『打鉄』のどちらかを使えそれと・・・」

 

なぜか私の方を見ている。

 

「十色、お前は他の生徒が終るまで飛行訓練をしていろ、ただしアリーナの中でな間違っても宇宙に行くなよ」

 

春瑠の表情が面白いほど変わった普段あまり表情を変えないのでレア中のレアかもしれない。

だって飛行訓練って聞いたら表情も髮や目も明るくなってこうパァーっとさでも釘を刺されて一気に暗く残念そうにしてたからなんだか皆は笑ってしまった。

その中には春瑠を一時だが不気味がっていた生徒もいた。

これなら春瑠は春瑠でいられるだろうな。

 

そして春瑠は飛行訓練を開始そしてぱんぱんと手を叩いて、織斑先生がみんなの意識を切り替え、指示を出す俺とシャルルに一気に2クラス分の女子が詰め寄ってくる。

その状況を見かねたのか、あるいは自らの浅慮に嫌気が差したのか、織斑先生は面倒くさそうに額を指で押さえながら低い声で新しい指示を告げる。

 

「この馬鹿者共が…………。出席番号順に1人 ずつ各グループに入れ! 順番はさっき言った通りだ。次にもたつくようなら第1グラウンドを10周走ってこい!」

 

女子達もそれはさすがに嫌なのだろう、 出席番号順にばらばらになる。

 

「えーと、いいですか、みなさん。これから訓練機を1班1体取りに来て下さい。数は『打鉄』が2機、『リヴァイヴ』が3機です。好きな方を班で決めて下さいね。あ、早い者勝ちですよ!」

 

運び終わると、すでにメンバーは決まっていたようで、一定数の人数が専用機持ちについている。

 

「さてと最初の人はっておーいどうしたんだみんな?」

と俺の班だけじゃなかった。

回りのみんなが上を見ている。

(上は春瑠が飛んでるだけのはずだけど?)

と俺も上を見た。

 

 

「すげぇ~」

それしか言葉がでない。

 

「すごいっあれってゼロリアクトターンじゃないかな」

 

「今度はリボルバーイグニッションだ」

 

「と言うか速すぎて目が追い付かないんだけど」

春瑠が次々と高等技術をやり更にスピードが速い速い白式のイグニッションブーストの四、五倍を常時だしてる感じだ。

それに

 

「笑ってる?」

そう春瑠は笑ってる。

楽しそうに自由にそれを見て千冬姉が

 

「十色一旦降りて来い」

と春瑠を呼んだ。

直ぐに降りてきて

「どうし・・たんです・・・か織斑・・・先生」

 

「十色、人に教えたことあるか?」

あれ?何でそんな事聞くんだ?

 

「ある・・・武術」

あー故郷で道場開いてるって言ってたな。

「教えられる自信は?」

 

「ある」

 

「そうかなら十色、お前も監督をしろ班は各班、最後の生徒が十色の班に入れ」

 

そうかそうか春瑠が監督かー・・・えっ?

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 




スカイウィング「うんうん楽しいね♪出来れば専用機にして欲しいよ」

白いIS「絵も描いてるって聞いたけど」

スカイウィング「マジでっ!ヨッシャァー」

白いIS「でもできは許すように」

スカイウィング「はーい、じゃあまた次回よろしくお願いいたします」


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それが普通の反応 十五話


さて作者復活であります。
一応、フラグのつもりです。
ではどうぞよろしくお願いいたします。


さて前回、織斑先生が春瑠の操縦を見て監督をするように言われた。

各班の最後の生徒が春瑠の班に入ると当然皆もこの時、驚きそして喜びがあがった。

驚きはみんな知ってる事だが春瑠が本格的な起動をやってないそれなのに織斑先生が任せたことそして喜びは男子の班に入れなかった人の喜びだ。

特に二組は出席番号で希望が無くなっていた為嬉しい事この上無い。

 

と言う訳で早速集まった。

メンバーの中に本音と鷹月がいたが忘れてた事があった。

それは・・・

 

「先生そう言えば機体は他にもあるんですか?」

 

「あっ!」

 

織斑先生と山田先生は忘れていた。

春瑠が乗っている機体がそうなのだから。

織斑先生は悩んだ。

時間的に今から用意は出来ない。

かと言って山田先生のは教員用にチューンされた機体まだ一年には早いと考えていると

 

「また・・飛ぼう・・・スカイウィング」

 

『はいまた乗ってくださいいつでも待ってます』と誰にも聞こえない会話をし終わった春瑠は機体を降りたら突然光に包まれ終わると

 

「えっ機体が戻ってる?」

 

うむなぜだかスカイウィングと呼ばれる者から打鉄に戻っていた。

 

「これで・・・出来る」

 

「あー頼む、さてお前達も早くやらんか授業中に終わらなければ放課後、私がみっちりしごいてやる」

 

それを聞いて皆急いで再開した。

時間的にギリギリ間に合うかどうかだった。

 

「じゃ・・始めよう」

 

「はっはい・・・えっえーと」

最初の子は何か気まずいそんな雰囲気だった。

けど何でかは私は分かる。

 

「さっきの・・・足の・事・・でしょ?」

 

「えっいっいやそっそう言う訳じゃ・・うん、ごめんなさい」

 

「別に・・・それが普通の・・・反応」

 

「えっ!」

驚いているが春瑠の言葉は続く。

 

「普通・・・人間離れ・・・した人・・いれば・当たり前・・君のは・ごく普通・・の反応だから・・いい」

 

「はいっだから・・・本当にごめんなさい」ペコリ

どうやら春瑠に対する見方も変わったようだ。

と言うより心が広いな。

「んっ・・とりあえず・・始めないと・・出席簿」

 

「「「「「あっ!」」」」」

完全に忘れてた。

回りを見ると出席簿を食らった生徒がかなりいる。

そのためこっちも急ごうとしたが・・

 

「あれ、これじゃ乗れないよ?」

そう春瑠は打鉄を立たせたまま解除したので上れないのである。

 

「あっあっちの織斑君見たいにやれば」

と見ると確かにやっているが

「でも春瑠さんは専用機持ちじゃないよ」

 

「うっそっそうだった」ガッガーン

と打開策が思いつかない時、春瑠が

 

「運べば・・・いいの?」

 

「えっそうだけど出来るの?」

 

「出来る」

正直、注目であった。

どうやるのか?

 

「失礼」

と言い

ヒョイッ「ヒャッ!」軽々と持ち上げた。

 

そして春瑠はジャンプし打鉄のアンロックユニットに掴まり装着させた。

 

「あっありがとうけど意外と強引ね」

 

「失礼・・けど・・出席簿」

 

「うっ確かに」

この班は思い出したのだろうひしゃげた出席簿をそして一通りやってもらい難なく終わった。

そして降りるのだが・・

 

(うっのほほんさんと鷹月さんはともかく怖いっ二組が!)

 

実際、一夏の班もそうだが強制力が半端ない視線を送っていただから

 

「よっ」立ったまま降りた。

降りたが春瑠の反応がなくもしや嫌われたなどと思ってしまうが

「次・・やらな・・ければ・・・いい」

 

「はっはい」

多分、春瑠はわざとなのは分かってるだろうな。

 

「じゃ・・・次・・始めよう」

と待っても二番目の人、鷹月さんが前に出ない

「どうしたの?」

と春瑠が顔を覗かしてやっと

「ひゃっひゃいえっえーとよっよろっ」となぜ顔が赤いのか?熱かと思い私はおでこで確認をした。

 

「!!!!????」ポッポッポッボーン顔が近くなったためこれでもかっと言うぐらい赤くなった。

 

 

鷹月side

 

 

 

 

わっわたっ私はいっ今春瑠さんの顔が顔が大接近です。

(わっ肌細かっ唇艶あるよしかもめちゃくちゃいい臭いって変態かっわたしえっえっえっ・・・)

と混乱してたら

 

「熱・・ない・・けど・・・体調・悪いの?」

 

「しょっひょんなことはなっなっなっ」

(あーーー私のバカバカバカちゃんと答えなきゃ・・・あれ春瑠さんどうしたんだろ?

 

「山田先生・・・鷹月・・さん様子・・変」

 

 

「鷹月さんが?分かりました。なら私が・・・大丈夫そうですよ多分」

言葉が止まったのは私が春瑠さんの手を握っているから。

 

「大丈夫・・・なの?」

 

ブンブン

もう私は首を振ることしかできなかった。

 

「なら・・・始める」

 

コクコク

 

「んっ・・・失礼」

 

えっまだ心の準備がと思っている間に装着まで終わってしまった。

 

「歩く・・・始める」

 

「はっはい」と歩くんだけど正直ぎこちないし下手なのは分かるけどさっきのでそれどころじゃ。

 

回りから見ても正直、鷹月が一番下手に見える。

(あーどうしよう心臓バクバクしていて落ち着かないよーなんとか歩くだけで精一杯だよ)

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

春瑠side

 

 

私は今、鷹月さんの動きをみているが上手く歩けてないようだ。

まあ常日頃乗れないからなれてないと思ったら

 

ガッ「あっわっわっわっ」

鷹月さんが転びそうになったので

 

糸で姿勢を直してあげた。

 

「あっありがとう」

 

「んっ」

それからなぜか私を見て

「ねぇ春瑠・・・さん動かしてる時・・・どんな風にやってるの?」

 

確かにこれは鷹月さんではなくとも皆聞きたいことではないだろうか

 

「日常・・・をいつも・・・やっている・・事をやっている・・それだけ」

 

「日常?」

 

「んっ・・歩くなら・・・誰かと歩く・・想像それだけで・・十分」

そして鷹月さんはどういう想像をしたのかは分からないが動きが良くなっていた。

 

回りもそれを見て残りのメンバーは想像の仕方を変えた。

そしたら全員、動きが良くなってきた。

全部ではないが少なくともみんな日常でやってる事はすんなりと出来ている。

陸上部なら走るとこ、演劇部なら動きは遅いが丁寧なとこ、自動車部なら自分を車に置き換えてコースでも走るかのように飛ぶそれを見て織斑先生の所に二組の担任がきた。

 

「千冬、噂の男の子は随分いいじゃないか」

と話しかけて来たのは二組の担任、富樫 源子(とがし げんこ)なぜか学帽に葉っぱをくわえているスケバンみたいな人ある意味時代遅れである。

だが竹刀を片手に分身の術でも使っているのか残像を残しながら二組の生徒に指導すると言う昔の熱血教師みたいな奴。

因みに千冬が国家代表時の練習相手だったりする。

「ふんっなにが良いものか今の世の中を知らずつかみ所がないわ話を聞かずに宇宙に行くわ、苦労しかしてないぞ」

 

「まあでも実際、十色のアドバイスは良いと思うけどね。慣れる為なんだから今はそれぐらいでいいじゃないか・・・それよりあの形態移行はヤバイぞ」

と源子は真面目に話始めた。

「ああ、そうだな」

 

「ここだけの話だがあんたの弟さんより優先順位が高い、当たり前だろ生身でISを圧倒したのは裏じゃ誰もが知ってる事だ。その上、たった一回載っただけで形態移行するんだからどこでも欲しがるだろう」

源子が言ってるのはごもっともだ。

現にその動きを見せてる国はあるし裏社会の人間もほっとくはずがない。

だから今、春瑠を外の世界へ連れ出した事を後悔している。

どんな理由をつけようと我々が連れ出したのだ。

目の前で楽しそうにしているもとい鷹月に感謝されている春瑠は楽しそうに見えた。

この先も言葉では表せない苦労をするだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






《春瑠の外で知った事》の日記

今回は外に出たとき驚いたのはお金の存在、私はてっきり小判とかと思っていたが違うようだ。
普段は物々交換だから忘れてた。
これからは気をつけよう。








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番外編 ISを知らないって絶滅危惧種なのでは



ちょっと息抜きがてらに前から書いていた番外編のひとつを投稿しようと思いました。
春瑠の生活は古いんです。
けどのんびり過ごすのが春瑠です。
それではどうぞ。


時はさか戻り山田先生が春瑠に初めて会いそして別れるまでのお話です。

 

 

 

 

 

 

山田side

 

わたしは今、十色さんの家に居ますが今、この人生で一番驚いていると思います。

 

 

「えっあっあのーISを知らないんですか?」

そう十色さんは今確かに『あいえすってなーに?』と言いましたので驚きました。

 

「んっ知らない」

即答でした。

 

「えっえーとですね。ISは・・」グーーー

どうやらお腹がすいたようだ。

わたしは十色さんに聞かれて恥ずかしくなりました。

 

「もう・・・夕食の時か・・・・待っててください」と十色さんは夕食を作りに行った。

わたしも手伝おうと思い立ち上がろうとしたが

「っ~~~~!!!???」とてつもない痛みが全身に雷のように回った。

わたしはもしやと思い自分が乗ってきたISを確認して見ると

「絶対防御が働いてない?」

でも流石に信じられず何度も確認したが同じだった。

けど墜落の時に絶対防御が作動していないのならこの激痛も納得できる。

 

そうしてる間にだんだん良い臭いがしてきました。

自分も料理しているので大体予想出来る。

 

(魚と味噌汁でしょうか?)

そして十分後・・・

 

 

「お待たせしました」

そう言い十色さんは又々時代を感じさせる食事を持ってきてくれました。

 

メニューはご飯に味噌汁、焼き魚に漬け物とカットされた干し柿でした。

でも所々江戸時代の食べ物に見えるのは気のせいではないはず。

 

「いただきます」そう言い静かに食べ始めました。

わたしは最初、味噌汁を飲みましたがはいメチャクチャ美味しいです。

なんでも全部一から作ったそうです。

余程上手なんですね。

十色さんは美味しそうに食べてる私を見て微笑んでいました。

正直、とても男の子とは思えないですが?

 

さて食べ終わり片付けがすんで説明の再開なんですがここまで話して思ったんですがこれだと『白騎士事件』も知らなさそうですし・・・あれは

 

私が見たのは一応日付が入ったカレンダーのような物があった。

(これなら日付で分かってくれるかも?)

 

「十色さん」

 

「なんですか?」

 

「あの20××年○○月△△日に何かありませんでしたか?」

と言うと指を指して

「あれが・・・落ちて・・きた」と中庭の方を見ると「みっミサイル!」

地面に刺さっていた。

よくよく見ると爆発しないように信管だけを切断している。

話を聞くとその日にミサイルが何発か来て全部切り落としたと

そのあとは私はなんとかISがどういうのかを説明したんですがあまり分からなかったようです。

だってこの家、電気やガス、水道などはないとそして十色さんの生活を聞くと江戸時代などの生活をしていたので現代の私達からみたら凄いと思った。

そして処置が良かったんですね。

体はすっかり治りました。

気のせいかお肌がツヤツヤしてるような?

ISを確認して問題なかったので帰還しようとしたけど奧にある水晶が気になりました。

私の視線に気づいたのか

 

「あれは・・家宝・・・大事な思い出」

 

「思い出ですか、綺麗ですね」

ほんとに十色さんと同じように虹色ですしね。

 

そして私は別れました。

正直面白い子でした。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

さて山田先生は帰還後、十色 春瑠に関わる報告書を書いていた。

 

そこに織斑先生がコーヒーを持って隣に座りました。

「山田先生、大丈夫だったか?反応が消えた時は肝を冷やしたぞ」

 

「いえ、こちらこそすいません」

 

「そうか山田先生、十色春瑠はどんな奴だ?」

とコーヒーを飲みながら聞いてきた。

これから話す事は千冬はおろか全世界が驚くだろう

「ええいい子でしたよ。不思議な印象であーでもISを知らなかったのはビックリしましたね」

 

「「「「「ブーーーー」」」」職員室でたまたま全員、飲んでいたが今の言葉で吹き出して掃除が大変だったとの事です。

 

(ふふっまた食べたいですね十色さんの料理、そういえばあの水晶IS反応が出てたような気が・・・まあいいですか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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生徒会に入りました 十六話

さてかれこれ休み無しの二週目に突入だが何とか書けました。
でもこれから仕事のピークに入るので更に遅くなるかもしれませんのですいません。
それではどうぞ。


さて織斑先生と富樫先生がシリアスな話をしてる時、春瑠は何故か鷹月に抱きつかれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にありがとう最初からこんなに動けると思わなかったよ春瑠さん」

と余程嬉しいのか何なのか抱きつきながら感謝の言葉を言うが色々と問題があると思うが?

 

「おー鷹月さん大胆ね」

 

「ツッキーのアタックターイム」

 

等など言われ回りの声で鷹月は自分がやってることに気づきバッと離れ

 

「ごっごめんなさい」

 

「別に・・・いいけど・・どうしたの?」

聞き返すと鷹月さんがもじもじしている何故?

 

「しょっ正直こんなに動けると思わなかったのISだって本格的なのはこれが初めてだしだからつい嬉しくて」

 

「なら・・・良かった・・・とりあえず変わろ」

 

「はっはい」と鷹月は降りようとしたが例のごとく強制力の視線があったので立たせたまま降りた。

 

春瑠としては不思議に思ったがまあ理由らしきものは分かったからいいかっとそして次の人は

「ハルルンよろしくなのだー」

と今度は本音のようだ。

「ん・・よろしく・・・そして失礼」

 

ヒョイッと持ち上げたらこんな質問がきた。

「ハルルンそう言えば重かったりしないのー?」まあせっかくのお姫様だっこで重い何て言われたらショックだろうな。

 

「全然・・紙と変わらない」

 

「「「!」」」本音は赤くなった。

装着まで放心状態なのかスムーズだった。

その時、鷹月が聞いてきた。

「かっ紙って春瑠さんにとってそう言うもんなの?」と話していると

「そりゃー春瑠にとってそんなもんだろうな、なぁ箒」

 

「うむそうだな」と終わったのか一夏と箒が来た。

 

「織斑君達なにか知ってるの?」

 

「ああ春瑠は朝練でデッカイ丸太で素振りしてたりするんだよ」

と話していると一人が

「おっ織斑君丸太ってあれ?」

 

「そうそうあれあれってどっから出したんだよっ春瑠!」驚いたのはどこから出したのか分からないが例の丸太を持っていた。

 

「秘密・・・んっ」

急に風が吹き一枚の葉っぱが春瑠の手のひらに吸い込まれるように落ちてそして前のように

 

♪~~~♪~~♪~~♪~~~~

 

葉笛を吹いた。

そしたら心なしかISが誰も乗ってない筈のISまで喜んでいるように見えた。

誰もが見とれた。

色鮮やかに光輝く春瑠に音色に聞いてる皆が時間を忘れた。

そして実習の授業は終わったのでした。

ただし放課後のしごきが待っている生徒が何人かいたが・・・

あと打鉄も調べられたが一切わからなかった。

 

 

???side

 

 

 

ああやっぱり綺麗だ。

聞いてると幸せになる。

やっぱり私のマスターはこの人しかいない生まれてから只の操り人形でしかなかった私に自由を与えてくれた。

コアナンバー0の話は本当だった。

早く応急処置を済ませてマスターの前に立ちたいそれにしてもどんな姿で行こうか自由が効かなかったとは言え襲ってしまったのは事実、どうしようか?

まあとりあえず休もうその時まで・・・

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャルルside

 

 

 

こんばんわ転校初日からとてもスリリングな体験をしたシャルル・デュノアだよ。

まだ午前中なのに驚きの連続で頭がパンクしそう。

だっていきなり飛び降りたと思ったら空中を走ったり男の筈なのに女の子に見えたり傷が一瞬で治ったり訓練機なのに乗ったら形態移行するし大気圏離脱と突入をやったり教えるのが上手かったり葉笛・・・綺麗だったな心なしかリヴァイヴも反応していたような気がするな一夏も一夏で優しいし荒削りだけど初心者にしてはいいほうだと思うし・・・でもこれから僕がしようとしてる事は間違いなく嫌われるよね。

僕が来た理由、目的を知ったら・・・・

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてお昼時・・・

 

 

 

 

春瑠は皆とは違い本音とある所に移動していた。

なんでも本音が入っている『せいとかい?』という所の会長?とやらが話も含めて来てほしいとの事で案内してもらっている。

因みに一夏達に断りを入れたがどうやら私の料理を食べて見たかったとか?

恐らく山田先生や本音から聞いたんだろう。

そしてようやく生徒会?とやらに着いた。

 

コンッコンッ「お姉ちゃん入るよー」と本音が入り私も入った。

 

「さぁさぁ座るのだ~ハルルン」と言われた通りに座ると本音はなにらや冷蔵庫の中をいじっていた。

カチャッと何かを置かれた。

確認すると本音を真逆にした感じだろうかのんびりが本音なら真面目なお姉さんといった感じか「初めまして私は布仏 虚(のほとけ うつほ)です。妹がお世話になってます。」

と礼儀正しく挨拶された。

なるほどこの人が本音のお姉さんかぁ

 

「十色・・・春瑠よろしく・・お願いいた・・します」ペコリ

と自己紹介してたら

「おー、お姉さんより早く来るとはえらいえらい」と今度は水色の髪に赤目の他人をいじるのが趣味みたいな人が入ってきた。

 

「逆にお嬢様の方が遅いかと」

 

「ヴッ相変わらず虚ちゃん厳しいわね」

 

「お嬢様がちゃんと仕事をしないからです。それより早く本題に入ってあげた方がよろしいかと」

 

「あっそうね」と春瑠の方に向き

「はじめまして私は更織 楯無(さらしき たてなし)春瑠ちゃんの事は本音ちゃんから聞いてるわあっそれとたっちゃんで良いわよ♪」と自己紹介したが春瑠にとってはもう結構前から顔合わせしたようなものだ。

「いつも・・・影に隠れてる・・人」

 

「ギクッ!」

楯無は気付かれていないと思ってたようだ。

実は春瑠は楯無の尾行に気づいていて顔も確認済み。

 

 

 

「因みにいつからかしら?」

 

 

「最初から」

 

ガーン( ̄▽ ̄;)

 

「まっまあとりあえず話は生徒会に入ってもらえないかしら?」

 

「ん?」と春瑠の頭の上には?が浮かんだ。

 

「理由としてはねほぼ全部の部活動から春ちゃんに関するアンケートがきてね取り合いになっちゃうから生徒会に入れようって話なんだけど」

 

「なぜ?」春瑠としてはなんで生徒会に入れば解決するのか分からなかった。

 

「えっとねそもそも男でISが動かせないのは知ってるよね?」

 

「ん・・習った」

 

「それでも織斑君と春ちゃんは動かせるその価値観は計り知れないのだから男の子が入れば宣伝とかデータ取りとか色々と利用されちゃうの、でも生徒会は中立だから入ればとりあえず部活の干渉はなくなるのよ」

と説明を聞いて春瑠は今のは嘘をついてないと確信しだから

「分かりました・・よろし・・・くお願い・・します」

 

「うんっ理解する子は好きよっそれじゃよろしくね春ちゃん」と楯無は虚が入れた紅茶を飲んだが

「はい・・・たっちゃん」

 

「ブーーー?!」どうやら本当に呼ばれるとは思っていなかったらしく吹いてしまう楯無であった。

 

「ハルルンって天然?」

 

「そのようですね」

 

そして昼休みは終わったのでした。

 

チャンッチャンッ

 

 

 

 

 

 

 




《春瑠の初めて知った事》

ガラス



私はガラス等をあまり見たことがない家でも精々、鏡位だ。
貴重な物と思っていたが外の世界は当たり前の物で幅広く使われていると驚きの連続だ。
まだまだいっぱいあるけど頑張ろう。
そう言えば一夏特訓で三途の川を見たって言ってたけどやり過ぎたかな?











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春瑠は無茶しすぎです。


あーお久しぶりです。
仕事、昼夜ぶっ通し三日目だけど投稿出来ました。
けどかなりぐだぐだだと思うんですいません 
それではどうぞ 




千冬side

 

 

 

 

今は午後の授業だが私達は今、十色の変化に戸惑っている。

その理由は・・・

 

 

 

今はISの整備について授業をしているのだが

 

「えっえーとならこの腕部をどうすれば直りますか?」

 

「装甲は・・A-54からB-13までを・・替え内装の電気系・・統は一部取り替えまた・・・」

と午前中までは本当に江戸時代からタイムスリップしてきたのでは?と思うぐらい知識が無かった春瑠が今ではついてきてるだけではなくクラスの中でも群を抜いている。

正直今の話についてきてる生徒はほんの僅かしかいない。

 

因みに皆口が開いている。

目の前の春瑠の変化に戸惑っているのだろう。

 

「・・・後は簡易・・キットがあれば・・・修理は可能です・・山田先生・・・どうしたんですか?」

 

ハッ「いえいえなんでもないですよえーとそろそろ時間なのでこれにて授業を終わります」

とどうやら皆が驚いている間に時間が来てしまったようだ。

そしてそこで

バンッとドアが開き

「千冬っ十色さん借りるわよっ」

 

「あっああ」と千冬が冬美の勢いに負け

 

ガシツ「なんで?」

 

「聞いたわよっまた無茶したらしいじゃない!とにかく来るっ」

と春瑠は冬美に連れていかれた。

 

 

 

そして次までの休み時間にこんな話があった。

 

 

 

一夏と箒、鈴にセシリアにシャルルの五人が話していた。

 

「嘘でしょあの春瑠が!」

 

「ええ春瑠さんには失礼ですが」

 

「本当の事だ。まあ気持ちは分からんでもないが」

 

「確かにな」と話しているとシャルルが

 

「ねえ十色さんそんなに知識が無かったの?」

と今の春瑠しか見てないシャルルはそう思うだろうが皆は違う

「ないレベルじゃないわよ」

 

「正直タイムスリップしてきたのでは?と思った事がかなりあるぞ」

 

 

「そうですわねISどころか」

 

「今、回りにあるもの全てが珍しいと思うぐらいだからな」

 

「うっ噂では聞いてたけど本当だったんだね」

ああそう言えば転校初日から春瑠は回りを驚かせるもといずっこけさせるような行動ばっかりだったからなそれかも?

 

 

「と言うよりまた連れていかれたな春瑠」

 

「まあ無茶な事をしてるのだから当たり前と言えば当たり前なのですが」

 

と次の授業までその話でいっぱいだった。

後々、整備課の猛烈アタックが来るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって病院棟

 

 

 

春瑠は今、IS襲撃事件と同じように精密検査をされていた。

 

今は人間ドックで検査中である。

 

部屋の外では次々と送られてくるデータとにらめっこしている冬美がいた。

 

カタカタカタカタカタカタカタ

 

「えっと内臓等の破裂等は確認されず足も骨折もなしと更に削れた筈の筋肉等も元通り」

と前回と同じ様に異常は無かったがとても信じられなかった。

生徒から聞いた話だと急速に落下してくるISを正面から受け止め着地それから足が削れ地面には血と肉があって骨が見えていたと

 

「ハァーとりあえず説教ね」と考えても仕方ないので春瑠の所に移動した。

 

 

 

「はい、お疲れさま十色さん」

 

「ん」

 

「まったく前にあれほど言ったでしょ無茶はしないようにって」

 

「別に・・平気・・・問題ない」

 

「問題あるでしょっ!だいたい落下してくるISを受け止めたり大気圏突入だのあのスカイウィングっていう殺人的な加速どれを見てもありまくりなのよっ!どうして体を大切にしないのっ!」

前回以上に冬美は怒ったが

 

「でも「でもでもなんでもありませんっ今後注意するように良いわねっ」・・約束は・・出来ない」

 

「なら努力しなさい今日はここまで帰ってよろしい」

 

「はい・ありがとう・・ござい・・ます」ペコリとお辞儀をして帰っていった。

 

そこに他の職員が入って来た。

 

「先生お疲れ様です。相変わらず十色さんに説教?はいコーヒー」

 

「ありがとうそうよ十色さんたらまた無茶をして毎回診るこっちの身にもなってほしいわ」

とコーヒーを飲みながら愚痴のように聞こえるがここの職員は皆、冬美が春瑠みたいな子はほっとかないのは知ってる事だ。

 

「でもまあなんだかんだ言って薬とかは気が合ってるじゃありませんか」

そう実は春瑠にたまたま擦り傷等で手当てしてもらった生徒から口コミで広がり冬美も興味を持って春瑠が所持している薬を調べさせてもらったら画期的であったため時折、薬等で雑談をしている。

「それとこれとは別よっそれに最近じゃ上から十色さんの血液のサンプルを渡せなんて言ってるのよ学園長が止めてくれてるから良いけど」

 

実は前回の事件での春瑠の異常とも言える再生能力に目をつけ始めた国が出てきており実験の為によこせと上から圧力をかけ始めたのだ。

 

「あの事件ですか・・・あれは信じがたいですね生身でISを圧倒するしかも十色さんは」

 

「本気を出していない当然本人または血液等のサンプルを欲するわ」しかも春瑠が載った訓練用ISが形態移行すると言う前代未聞の事態が起こり更に高性能、喉から手が出るほど欲しがるだろう。

 

「ハァーあれじゃいつか腕とかが千切れても顔色一つ変えずに問題ないなんて言いそうで怖いわよ」

 

「たったしかに」

春瑠の怪我を知っているのはほんの一部の人間だけまあ箝口令が敷かれているので当然ではあるが・・・

 

 

 

 

 

 

 

そして春瑠が病院棟を出た時はもう日が沈み初めていた。

夕飯の時間だ。

(皆に振る舞ってあげなくちゃ食べたがっていたし)

そう思い畑に行き和菓子を作ろうと思った夕飯の時間とはいえ今からなら食べ終わったぐらいには出来るはず。

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

 

 

自己修復76%完了引き続き継続

(待っていてくださいマスターもう少しで飛べます。マスターと一緒にあの大空へ)

 

(ベタぼれですね。)

 

(貴方もね)

 

(コアナンバー0が気に入る理由も分かるね)

 

(そうね今までのどの人間とも違う)

 

(そうそうまあもう眠いからじゃあね)

 

(おやすみ )

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 
















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春瑠くんってどんな子?


どもどもこっちの小説は滅茶苦茶久しぶりですね。
ちょっと調子を戻すために短編にしました。
うん下手だねこれは・・・だけどおかげで次の話のネタが思い付いたぜ( ・`д・´)
それでは( ゚∀゚)つ


さてさて春瑠が茶菓子を作りに言ってる間に食堂ではこんな話があったよー。

 

 

 

 

 

《食堂》

 

 

 

 

食堂では一夏達が食べていたら

「織斑くーんおひさー」

 

「あれ黛先輩どうしたんですか?」この人は黛 薫子(まゆずみ かおるこ)先輩、二年生で新聞部の部長だ。

 

「噂の男子にインタビューなんだけど・・・春瑠くんはいないの?」

 

「春瑠なら病院棟の人が連れていきましたよ」

 

「あー病院棟の冬美さんね。この学園で一番のお胸のお持ちの人」あーそう言えば噂で聞いた事あるけど

 

(確かに豊かすぎる膨らみはあったけど・・・)

「いだっ!?」足を踏まれました。

俺は三人に正確的には箒と鈴にセシリア

 

「変な事を考えるからだ。バカ者」

 

「( ̄^ ̄)ふんっ」

 

「紳士にあるまじき事ですわ」

とある意味お決まりのパターンと言えばお決まりのパターンでした。

 

「そっか・・・ねえ春瑠くんに関して何か知らないかな?」

 

「知るも何も先輩は取材しなかったんですか?」皆も確かにっと思っている。

皆でいるときに来なかったから春瑠が一人の時とかに取材しなかったのか?

 

「いっいやーしようとはしたんだけどね。もう頭がフリーズしちゃうような出来事ばっかり遭遇しちゃうから・・ねっ」

 

「確かに( ̄▽ ̄;)」

 

春瑠が女物の制服で登校したり葉笛や本音を抱いたり空中を駆けたり冬美さんに連れてかれたりと他にも挙げればキリがないそう思っていると鈴が

 

「あのーあたし達に聞くより本音に聞いたほうが良いんじゃないの同室だし仲も良さそうけど?」

それを聞いて薫子はしまったーと言う顔になった。

「そーだったぁーなんで本音ちゃんに聞かなかったんだろう・・・都合よくいないかな本音ちゃん」とキョロキョロしていると

「あーまゆっちだ~どうしたの~?」都合よくきたー!

 

「あっ本音ちゃん聞きたい事があるんだけど」

 

「おーなんか知らないけどばっちこーい」

とぽんっと叩くとどこがとは言わないが揺れた。

 

「春瑠くんについて何か知らないかな?いろいろと謎だらけだから」

 

「う~ん?説明しづらいよー」

 

「じゃっじゃあさあ転入初日から同室なんでしょ何かなかったかな?」ここで誰にもバレてはいないが鈴は内心(あの日の事は話さないでー)と願っていた。

 

「初日は葉笛が凄く良かったよー」と自分の話が出なかった事にほっとした鈴であった。

 

「あー聞いた事あるあるたしか気まぐれ何だったっけ?」

そう葉っぱが手のひらに落ちなければ吹かないのだ。

春瑠曰く自然に気まぐれとのこと

 

「う~んあとは~いろんな事教えたよー」

 

「いろんな事?」

 

「うん家具の一つ一つ見たり液晶テレビとか電源つけたらビックリしててー他にもいっぱいあるけどシャワーが面白かったよ~」

 

「しゃっシャワー!ほっ本音ちゃんまさか・・・」皆もまさかの事を考えてしまった。

 

「ちっ(-д- 三 -д-)よー使い方教えてる時にハルルンが・・・」本音の口が止められたその正体は

 

「はっ春瑠くん?」いつの間にか春瑠がいて本音の言葉を止めた。

 

「本音・・・それは・・よして」と頬が赤くなっている春瑠だった。

 

「えーハルルン可愛かったよー」それで更に頬から顔全体がほんのり赤くなってきた。

 

「それでも」と頑なに春瑠は食い止める。

そこで空気を読まなかった偶然ナイスな一夏が(春瑠にとって)

「あれっ?春瑠制服どうしたんだ?」

と皆が改めて春瑠を見た。

 

「捨てる・・事に・・・なった・制服もったい・ないから・・・直した」と春瑠の制服に箒は気づいた。

 

自分を庇って焼けた制服だ。

それをおそらく間違えた女物の制服と自前の布などで直したんだろう。

その中で目立つのは右腕部分の虹の布だ。

「すまな・・・いやそうじゃないな綺麗だなその虹」と箒は謝りそうになったがそれはもう春瑠が気にしてない事だ。

 

「あれ?春瑠、あんたその形って」

と右腕の方をよく見ると

「あー私のと一緒だ~」と本音の手が隠れる長い袖と同じだった。

 

「ん・・・本音の・参考にした」そうなの?

 

「おーオソロ~だー」

 

「だー」と何か同調した。

 

「じゃあ何か入ってるの?」と本音は聞いた。

 

「ん・・入っている」と春瑠は袖の中から紙や書道の道具一式、裁縫道具に教科書や包丁、まな板、刀、薙刀って!

 

「「「「「四次元ポケット!」」」」」(*゜Q゜*)

 

「あんたどうやって入れてるのよ!」

 

「もはやISの拡張領域ですわね」

 

「どうなってんだ本当に!?」

と驚いてる中、

「ハルルン」グイグイ

 

「なに?」

 

「私を弟子にしてください」

 

「秘密・・・だから無理」

 

「そこをなんとか~ハルル~ン」

 

「ふふっ秘密なの」とこのあとは春瑠が作った茶菓子を皆で食べたりなどしたのでした。

因みに本音が思いもよらない粘りをみせ本音だけ教わったのでした。

 

 

 

 

 

「あれっ?私また取材出来なかった!?」と寝るときに気づいた薫子であった。

 

 






はい次は一夏達の訓練らへんです。
やっとシャルとラウラを少しは出せそうだ。
あっそれと春瑠のISの一つをアンケートで決めようと思います。
春瑠ならこんなISにしないかな~みたいで充分です。



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まだ・・・飛んでないのに


お久し振りです。
だいぶ日にちが経ってしまったが投稿しました。
それとアンケートありがとうございます。
だいぶ頭の中でイメージが固まったのでアンケートを終了します。
それではどうぞお楽しみに


さて二人の転入から早くも5日が経とうとしている。

 

そして今日は土曜日、授業は午前中は理論学習、午後が自由時間となっているがこの曜日はアリーナが開放されているので訓練の為に殆どのアリーナは狭い狭い更に言えば第3アリーナはもっと狭い何故かって?それは俺にシャルルに更に普段と言うより今日まで授業以外でアリーナに姿を見せることなかった春瑠が来ると言う。

普段見ることの出来ないのでチャンスと言わんばかりにアリーナで訓練する人とは別に座席もほぼ満員である。

 

そこでは今、一夏は自称コーチの箒、セシリア、鈴が指導していたのでした。

だがそれは初心者の一夏にとっては理解できないものだった。

「こう、すばーっとやってから、がきんっ!どかんっ!という感じだ」

「なんとなくわかるでしょ?感覚よ感覚。・・・・・はあ?なんで分かんないのよバカ」

「防御の時は右半身を斜め上前方へ五度傾けて、回避の時は後方へ二十度反転ですわ」

 

「はっきり言うけど・・・お前達の説明は分からんっ!」

 

うん箒は擬音、鈴は感覚、セシリアは理論畑、これは理解できないよ。

三人はなぜ理解できないんだっと感じで言おうとしたところアリーナの皆がなんだか騒ぎ始めた。

 

「あれ十色さんだよね」

 

「見たことないけど専用機なのかな?」

 

「いや噂の訓練機がフォームシフトしたやつじゃない?」

等々ピットのカタパルトには春瑠がいた。

 

「おっ春瑠じゃんどうしたんだ?」一夏達にしても春瑠がアリーナに顔を出すのは珍しいので気になるところ

春瑠は一夏達の所に移動して「順番・・・回った・・それだけ」とどうやら訓練機の申請をして予約が回ったようだ。

まあそれより「春瑠・・・またフォームシフト・・・してるわね」

そう周りの言葉どうりフォームシフトをしている。

今回は緑がメインカラーの細身のフォルムに背中と腰に付いたスラスター更に両肩と腰に装甲?かなアンロックユニットがある。(ぶっちゃけケルディムガンダム決戦仕様)

そこに「一夏、よかったら僕と模擬戦しない?それに春瑠さんも良ければ」とシャルルが来た。

 

「ああいいぜ、てな訳で後でな」

と箒達はむーとした顔で見ていた。

それと春瑠は当然、首を横に振った。

皆もそれは分かっている。

噂で春瑠は戦闘に関する事は全て断っている事はシャルル達が来る前から有名である。

その間に一夏は準備を済ませて

「シャルル、準備できたからやろうぜ」

 

「うんじゃあ・・・いくよ」と一夏とシャルルは模擬戦を始めた。

一方、箒達は

「あれほど分かりやすく教えてやってるのに」

 

「まったくよあのバカ」

 

「そうですわ。あれほど懇切丁寧に説明しましたのに」

愚痴を言ってました。

そこで春瑠は「みんな・・・それじゃ・・・一夏分からない」

 

それに箒達は睨むが

「箒・・擬音じゃ・・分からない」

 

「ぐぬぬ」

 

「鈴・・・一夏は・・・鈴じゃない・・感覚は伝わらない」

 

「ヴッ」

 

「セシリア・・・話が・・細かすぎる・・噛み砕いて説明・・しなきゃ・分からない」

 

「そっそれは・・・」

と三人とも春瑠の正論に返す言葉もなかった。

そうやってるうちに一夏が墜ちてきたが春瑠が糸で受け止めて模擬戦が終わった。

 

「ありがとな春瑠」

 

「別に・・いい」

 

「にしてもシャルル強いな」

と一夏は降りてきたシャルルに言った。

 

「そんなでもないよけど弾を捌いたのはびっくりしたよ」

戦闘の流れはシャルルとの間合いが取れなかった一夏がやられたが一応、弾を斬ったりとしていたのでした。

「ああ春瑠のお陰だよ」

 

「春瑠さんの?」一夏と箒に春瑠なりの教えをしているのは知らないシャルルは首をかしげた。

 

「おう、三途の川を何回も見たけどやったかいがあったぜ」

 

「えっ!?」シャルルだけじゃない箒を除きみんな目が丸になっている。

いったいどんな特訓をしているのか?と思った。

「箒・・・あんたも?」箒の隣にいる鈴が聞く。

 

「うむ・・・私もかなり見たな・・・三途の川を」

そこから沈黙が続いたが一夏が話題を変えようと春瑠に話しかけた。

 

「そういえば春瑠、飛ばないのか?せっかく順番回ったんだから」

 

「そうするでも・・せっかくだから・・宇宙に」

 

「いやダメだろ」すかさず突っ込みをいれる流石にダメだろそれ以前に行けるのか?

 

「だよね」と春瑠が少しシュンとした。

唯一表情がころころ変わる所だ。

だからみんな何となく笑ってしまうそういえば千冬姉に何度か許可をもらいに行ってたな。

そこでシャルルが皆が思う事を聞いて来た。

 

「そういえば春華さん専用機って未だにもらってないの?」

と言われてみればなんでだろうと思う事だった。

春瑠は逆になんでみたいな顔になった。

「いや、だって男なんだし僕より来たのは早いんだから時期的にもらっていてもいいと思うんだけど?」

 

「別に私は・・・欲しい訳じゃ・・ない・・・・だから断っている」

その言葉に皆が驚いた。

IS操縦者にとって専用機は喉から出るほど欲しいのだ。

なんせ467機しかないISを所持できるエリート中のエリートなのだ。

その反応を見て春瑠は鈴とセシリアにこんな質問をした。

いつも違う途切れないしゃべり方で

「鈴にセシリア、専用機を貰う為にどうしたの何をした?」

 

「えっそりゃー努力したわよ最初は怒られたし毎日練習して誰かと競ったり・・・」

 

「私もですわ」と二人が専用機と言うエリートの座を得るために何をしたのか?春瑠はその答えを聞いて

「努力してるよね。なら私は何をした?血の滲むような努力を、泣いて悔しがって這いつくばりながらも専用機を貰おうとしていないそれに」一呼吸置き「貰えばあの子達で戦わないといけないし他人の努力の踏みいじる事にもなるだから断っている」と話終えた春瑠は周りを見ると皆が驚いている。

その中、一夏の顔が暗くなっていた。

 

「どうしたの?・・・一夏」気づいた春瑠は何となく理由が分かったので声をかけた。

 

「いや・・なんか春瑠の話を聞いたら俺、なんも考えずに白式を受け取ったからさ・・・」予想どうりなので春瑠は

 

「でも今はしている。自分の理想の為にだから暗くなる必要はないよ。応えてあげればいい白式の気持ちに」この時の春瑠の笑顔は天使のような神々しさすら感じる。

 

「そうだな・・・やっぱ春瑠はスゴいや」

 

「うん僕も凄いと思うよ。そうやって考えられるなんて」

 

「そう言う・・・もんなの?」

 

「そう言うもんだぜ春瑠」と自然と皆も笑っていた。

それとは別に皆がカタパルトの方に注目し出した。

 

「うそ!あれってドイツの第3世代じゃないの?」

 

「でもあれってまだ本国でトライアル中だった筈だよ!」

 

一夏達も振り返った。

ある意味忘れもしない転校初日から一夏を叩こうとしたドイツの代表候補生ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

「織斑一夏、貴様も専用機持ちのようだな。なら話が早い私と戦え」うん腕組んで仁王立ち上から目線見下してる感がビシビシ伝わるよ。

 

「イヤだ。理由がねえよ」

 

「貴様になくても私にはある」

織斑先生とも以前会ってる感じだから関係でもあるのか?

 

「貴様がいなければ教官が大会二連覇の偉業をなしえただろうことは安易に想像できる。だから、私は貴様を・・・貴様の存在を認めない」

一夏の反応を見る限りどうやら理由が分かったようだ。

 

「また今度な」

 

「ふんならば・・・ならば戦わざるを得ないようにしてやる!」とラウラはどうやらセーフティーを解除即座にデカイ銃を後で知ったレールガンを撃った。

それに反応したシャルルがシールドを即座に展開し一夏の前に立ったがその必要がなかった。

なぜなら

ゴキンッ「えっ!?」

 

一夏達を守ったのはただの装甲だと思われた春瑠のアンロックユニットだった。

 

「一夏・・・シャルル・・大丈夫?」

 

「あっああ大丈夫だぜ」

 

「うん・・僕も」

無事を確認した春瑠はラウラの方に向き

 

「さて・・・こんな所で・・・殺り合おうなんて・・どういうつもり?」この時、ライフルビットはラウラを捉えたままだ。

 

「貴様・・・十色春瑠か、まあいい邪魔するのなら貴様から相手をしてやる」

 

「そっか・・・ちょっと待っててね・・ケルディム」

『あいよ。いざというときは狙い撃つぜ』

そして春瑠はISを降りた。

 

「貴様、今から殺ると言うのにどういうつもりだ?」

 

「やるつもりだから降りたけど?」

 

「まさか生身でISに勝てるとでも言うつもりか」

 

「そのつもりだけど」

その言葉を聞いて周りはバカにするなり驚いたりざわめき始めたが一夏、箒、セシリア、鈴は落ち着いていた。

だって目の前でISを圧倒した春瑠を見たことがあるのだ。

 

「どうやら救いようのないバカのようだな」

 

「馬鹿は君だよ」

 

「な・ん・だ・と‼」ラウラの頭に血管が浮き出ていたマジギレ五秒前かな?

 

「だって・・・斬られているのに気づかないなんて」

そう言った瞬間、ラウラのISのアンロックユニットが真っ二つに斬れた。

 

「なっ!?きっ貴様何をした!」まったく状況が読めないラウラは声を荒げながら言った。

 

「なにって・・斬った・・・それだけ」

 

「ふっふざけるな!生身でISを斬れる訳が「でも斬れた」くっ」必死に反論しようとしたが現実は斬られたラウラは言葉が止まる。

 

「どうする・・・これ以上やるつもり?」

 

「くっ」

 

そこで『そこの生徒、何をやってる。学年と出席番号を言いなさい!』

とアナウンスによって止められた。

 

「興がそれたな」とラウラはISを解除しアリーナを去っていった。

それを見て春瑠はケルディムにまた乗り

「さて・・・飛びま『そこの生徒も今すぐ職員室に行きなさい‼』・・・」!Σ( ̄□ ̄;)ガーン

フラフラ・・・ガクッ

「まだ・・・飛んでないのに・・・」

春瑠はよほどのショックだったのか膝から崩れていった。

髪の色も蒼白く落ち込んでいる雰囲気に更にプラスされた。

周りはあまりの事に未だに再起動していない中、セシリアが

「あっあの十色さん」

 

「なに?」と若干涙目の春瑠は苦し紛れに返事をした。

 

「その、よろしければわたくしにビットの使い方を教えてもらえませんでしょうか!」さっきのビットの使い方を見て思ったのだろうなんせ同時に13のビットを操ったのだ。

「いいけど・・・とりあえず・・・・職員室」

 

「そっそうですね。後程お願いいたしますわ」

 

「うん・・・じゃあ」春瑠はトボトボとアリーナを去っていった。

その背中を見て一夏達は

「よっぽど飛びたかったんだな春瑠」

 

「じゃないとあんな落ち込みかたしないわよ」

 

「一夏、理由は知らないがラウラとはきっちりけじめをつけろじゃないと」

 

「春瑠さんが可哀想ですわ」

 

チャンッチャンッ

 

 

 

 

 

 

 

 





さて次は職員室からはっじまるよー。
オリジナルISもそろそろ出せそうなので張り切るぜー
まあ仕事優先だから何時になるか分からないけど読んでくれると嬉しいので頑張ります。
それではまた次回よろしくお願いいたします。


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心のこもった食べ物はおいしいものだ

さてなんだかんだ言って1ヶ月近く投稿してなかったな?
という訳で久々にお楽しみください♪




「ハァー」私はため息しか出なかった。

アリーナの一件で呼ばれ行ったがあんなに長くなるとは思わなかった。

その場の事を説明してもなかなか信じてもらえず結局、飛ぶことが出来なかった。

やっと順番が回ったのに少しばかりわりにあわない。

夕日を背にトボトボと歩いていると

 

「なぜこんな所で教官など!」

 

「・・・やれやれ何度も言わせるな私には私の役目があるそれだけだ」

 

「このような極東の地でなんの役目があるというのですか!」いや今はあるよ一夏を鍛えると言う大事な事が!

 

「お願いです教官、我がドイツで再びご指導をここではあなたの能力は半分も活かされません大会に出場さえしていればニ連覇は確実・・・世界最強の称号『ブリュンヒルデ』の称号を持つ人間はこの世に教官ただ一人のはずなのです」

いやいや少なくとも私が知る限り三人はいるよ。

全員、知り合いだし因みに生きてる人でだが死んだ人も合わせれば十人はいるけど。

 

「大体この学園の生徒など教官が教えるに足る人間ではありません意識が甘く危険性に疎いISをファッションか何かと勘違いしてるのですよ!そんな人間に「そこまでにしとけよ」うっ」やっと口を開きましたか?

 

「少し見ない間に偉くなったな?十五歳でもう選ばれた人間気取りとは恐れ入る」

 

「わっ私は・・・」

 

「さて授業が始まるなさっさと教室に戻れよ」

 

「・・・・・っ」どうやらラウラは行ったようだなさて

 

 

 

私の場合耳は集中すればかなりの広範囲の音を隅々まで聞こえるのでざっと1000m離れた所で聞いていた。

気配からして一夏もいるなそして分かった。

ラウラは自分という個を確立出来ていないんだろうだから織斑先生になることで自分という個を確立させようとしているのだろう周りから言えば愚かだと思うだろうが私は思わなかった。

親の愛を知らないから人として見られていなかったからああなったのかもしれない私は今後の事を考えながらその場を去った。

 

「さて生徒会に・・・行きますか」

そう思い生徒会に足を運んだ。

今日は仕事を覚えないといけない

少し飛ばして生徒会室

 

 

 

 

 

 

 

 

ガララ

 

「あーハルルンだーでもー暗いけどどうしたの?」と一番に出迎えてくれたのは本音だった。

どうやらまだ落ち込んだ顔は直っていないようだ。

 

「順番・・・回ったのに・・・・少しも・・飛べなかった」

と話すと楯無が入ってきて。

「あら春ちゃんって・・・どうしたの?」

 

「順番・・回ったのに・・・飛べなかった」

 

「あーアリーナの話ね。それにしても専用機の話すごいじゃない!お姉さんビックリ」とあまりにも暗かったので話を変えた。

 

「うん私もビックリなのだよ~」

 

「別に・・努力して・・・いない当たり前」と決して春瑠はすごいとは思っていなかった。

それは未だ語られていない春瑠の過去の影響だが・・・

 

「ハルルンこれ食べてみて~」と本音は落ち込んでいる春瑠にパンを出した。

それは形がお世辞にも良いとは言えず焦げている。

春瑠は何も言わずパクっと食べた。

そして何も言わずゴクンと呑み込んだ。

「おいしい」それと同時に涙が流れた。

「どっどうしたのハルルン!」

 

「こんなに心・・・こもった食べ物だった・・からついね」

 

「ハッハルルン無茶してない別に無理においしいって言わなくても」どうやら無理に言ってると思っているようだ。

 

「本音」

 

「なっなに!」

 

「たとえ味が・・美味しくても・・・心がないなら嬉しくも・・なんとも思わない・・・・心があるからおいしいって思える・・・嬉しいって思える・・このパンにこもった心・・それが涙が出るくらいおいしかった・・だから本音ありがとう」と優しく嬉しそうに微笑んだ。

 

「ふぇ!えっえっとそっそんな事はなっなっなっ」

と顔真っ赤っかになる本音

「なくないよ・・・ありがとう」と今度はナチュラルになでなでした。

そしたら本音は大人しくなった。

いぬみたいにね。

なんとも言えない雰囲気になってしまい

「えっと~春ちゃんそろそろ「だめです!お嬢様」虚ちゃん!?」楯無が声を掛けようとしたら虚に止められた。

 

「いま邪魔すればお嬢様であろうと・・・許しません!」

ととてもとてもこわーい顔で言った。

「えっえ~!?」とこのあとは虚のお姉ちゃんパワーが発揮され時間が経つにつれ入りがたい雰囲気に成ったのでした。

 

 

 

 

 





さーて予定通りではないが次回、春瑠はシャルルの本心を聞いたことにより海外に!
避けて通れぬ戦いは戦うまでそれではまた次回どうぞよろしくお願いいたします。
感想も待ってます♪


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私が出来ることをする



お久しぶりです。
さてこちらは久しぶりすぎるこれじゃあいつ臨海学校編に持っていけるか分からないが気にせずやったるぜ!
かなりひどいかも知れないですが( ゚∀゚)つ


さて本音から美味しいパンが貰えて気分は最高だった。

生徒会の仕事も思ったよりも簡単で良かった。

なぜか山積みの書類をものの数分で終わらしたらたっちゃんが目をまん丸にしていたけどそんなに凄い事をしたとは思えないしいったい何に驚いていたのか?

寝ている本音をおんぶして部屋に向かってる。

そしてちょうど一夏達の部屋の前を通ったら

 

「春瑠!」後ろから声をかけられた振り返ると一夏が部屋から顔を出してる。

 

「どうしたの?」

 

「その・・・ここじゃ話せねえから部屋に来てくれないか?出来れば春瑠だけで」とかなり事態が重そうだ。

 

「分かった・・・待ってて」

 

「ああ頼む」

と春瑠は本音を部屋に寝かせて改めて一夏の部屋に向かった。

 

 

 

コンコンッ

 

ガチャ「春瑠か、とりあえず入ってくれ」

と入るとそこにはシャルルがいた。

 

「春瑠、落ち着いて聞いてくれ実はシャルルは「女だったでしょ?」えっ!」一夏はぽかんとしてしまった。

 

「春瑠気づいていたのか?!」

 

「んっ」春瑠は頷き

 

「ねっねぇ因みにいつから?」と今度はシャルルが聞いてきた。

 

 

「転校・・初日の夜に・・・分かった」

 

「そんな早く!」

とシャルルが驚いている中春瑠の発言に更に驚くが

「そう・・行動・・・声・・そして匂い」

 

「「匂い!」」一夏達は驚いていたって言うより

 

「変態じゃねえか!春瑠!」と一夏が顔を真っ赤にして言った。

 

「悪いけど私は普通じゃないから・・・それは分かっているよね?」と春瑠が悲しそうな顔をしたため二人は察してあげた。

なぜなら春瑠と近しくない人、それも女尊男卑の人は影で春瑠の事を化物と言うまでは良かったが(春瑠がそんな小物なんか気にしてないとのこと)それを回りにも言いふらし春瑠を知らない人は春瑠を人として見ていない始末だ。

 

「なんかごめんな春瑠」

 

「僕もごめん」と謝るが

 

「別に気にしてない」といつも通りの春瑠だったがよくよく思えば今のように普通に話せるのになんで途切れ途切れで話してるのか?

そんな事を考えていると

「ちょっと小さい時にいろいろあってね・・・普通に話してるとどんどん・・・息苦しくなるから」 

と聞く前に答えた。

「それでどういう状況?」

と聞いて一夏とシャルルはさっきまでの事を話した。

それはシャルルが愛人の娘で父の会社は第三世代の開発が出来ておらず経営が不安定になりそこでシャルルを男性操縦者として送り一夏と春瑠のデータを奪ってこいとの事、そして一夏が特記事項の一つを提案したらしいが私はそれを聞いて一つだけ抜けている所があると思った。

とても大切な一つがだから聞いた。

 

「ねえシャルルは・・・助けてって言った?シャルルの意思で助けてって言った?」

 

「ぼっ僕は・・・」そっか言っていないのか

 

「待てよ春瑠!そんなの関係ないだろ!シャルルは弱っているんだぜ!仲間を助けるのに理由がいるのかよ!」と一夏はある意味初めて春瑠に対して怒鳴った。

だけどある意味ここからが一夏も初めて見る春瑠だった。

「そういう事じゃない!誰かが手を差し伸べるのは簡単・・・けどね結局最後は自分で決めないといけないんだ!自分の意思で動こうともしなければ何も始まらない!」

今まで見たこともない鋭い視線目で一夏に言い

「だからシャルル・・・本当はどうしたいの?何をしたいの?」

真剣な眼差しでシャルルに言った。

 

「ぼっ僕は・・・どうしたら良いのか・・・分かんないよ・・けど」弱々しい声で喋り涙が流れた。

「僕だって普通の事がしたいよ・・・おしゃれして友達作って・・遊んで・・・いろんな事を・・・」

それを聞いて春瑠は微笑みながら

「やっと・・喋れたね・・・自分の・・本当の気持ち」

 

「えっ!」シャルルは予想外なのかキョトンとしてしまった。

「さて・・・なら私も・・・友達の為に・・出来ることを・・・・しますか」

と春瑠は部屋を出ようとした。

「おっおい!どこに行くんだよ春瑠?」

と一夏は慌てて止めた。

 

「言った筈だよ。私が出来ることをするって」

 

「出来ることをするってどうするつもりだよ」

と一夏は言うが春瑠は何も言わずに出た。

一夏も急いで出たがもうそこに春瑠はいなかった。

 

 

 

 

 

そして春瑠の部屋

 

 

「う~ん……むにゃむにゃ……」

部屋では本音がぐっすり寝ている。

 

「もう食べられないよ~……むにゃむにゃ……」

と幸せそうに寝ている。

(ふふっ随分古典的な寝言を)

と春瑠は思いながら机に手紙を置き小さな声で

「行ってきます」と春瑠は消えた。

ドアも開けず窓も開けず消えたのでした。

 






よーしとりあえず海外に行く理由ができたので春瑠、初の海外にレッツゴー!
そしてあわよくばオリジナルISを出したいです。
それではまた次回もよろしくお願いいたします。
感想等も待っとりまーす。


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私はあなたの専用機なのですから



どうもお久しぶりです。
やっと私の出番が来ました。
ついに私はマスターの専用機としてでは続きをどうぞ


 

 さて突然だが私は今、宇宙にいる!目的はもちろんフランスとやらにいるシャルルの親に会うためだが私は当然ISに乗っているのがこれは学園の訓練機ではない!

 

 じゃあなぜ専用機を持たない私がISを持っているのか?それは30分程前になる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 [30分前] 

 春瑠は格納庫にいた。

 

 『どうしたんだ?こんな時間に?』

 

 『何か問題が?』と姿は戻っているけどこの前、乗ったスカイウィングにケルディムが話し掛けてくれた。

 

 「うん・・・友達・・助けたい・・・その為に・・・・フランスに行く・・場所を教えて・ほしい」と言うが

 

 『フランス?それだったら我らに乗れば良いのでは?』と他のIS達が提案してきたがそれには問題がある。

 

 『それはヤバいと思うが?そもそも無断でISに乗り海外に行けば大問題だろ人間の決めた法律なら』

 そう授業で習ったがかなり重い罰が罰せられる。

だがそれも『それならマスター私が案内します』と誰かが言ったがそれもすぐに分かった。

 

 春瑠は髪に飾っている白い花飾りに手を当て

「そっか・・・君なんだね」

 

 『はい……私ならどこにも所属してないのである程度ですが問題ありません』因みにそのある程度とは春瑠はすぐに分かった。

 登録されていないコアであることなんせ絶対数が467機であり一機でも欲しがるもんだ更に調べて無人機を作ったりコアを製造先を調べたりと色々するだろうもちろんこの子の意思など微塵も考えはしないだろう、だがそんなバカな事をやらせるつもりはない、いざとなれば全世界の首脳部に殴り込みをして血祭りにあげてやるつもりだ!

 本当なら断った方がこの子の為になると思っているが断る前に体が光に包まれて

 『もちろん断らせるつもりはありませんよマスター…私はあなたの専用機なのですから』と勝手に装甲を展開されて装着された。

 以前とは違いあの大きな腕はブースターに腕もそのまま小さくしたような感じだ。

 全身装甲も部分装甲になっているし細かい所が変わっているから別物に見える。

 白いカラーリングに黄色のラインが入っている。

まあそれにしても

 

 「ずいぶん・・・物好きだね」本当にこんな私に

 

 『それほど魅力があるんですよ。行きましょうマスター』と言う訳で現在、宇宙にいるのでした。

 

 それにしてもいつ見ても宇宙から眺める景色は最高だ。

『マスターそろそろ降下ポイントにつきます。』

と教えてくれるがそろそろ思う事がある。

 

 「そう言えば名前はなんて言うの?」よくよく思えば名前を聞いていなかった。

 

 『私に名前はありません、ですからマスターが付けてください』

 

 「ふふっ難しい事を……言ってくれる…そうだね」雪のような色に白い花、でも子供の印象が受ける女の子の声、なら

 

 「じゃあ突入しようか?……小雪(こゆき)」

 

 『はい♪マスター』小雪は嬉しそうにしてくれた。

さてシャルルの親はどんな人か?本当に娘を道具としか思っていないのだったらどうしてくれようか?鬼が出るか?蛇が出るか?出たとこ勝負と参りますか。

 

 

 そして私達は大気圏突入をした。

 

 

 

 






 さて次回は春瑠はシャルルの親に会うけど真実は?あとちょっかい出してくる女性権利団体は滅んでもらいましょう♪それでは近いうちに主人公はまだでも小雪ちゃんは完成間近なので出来次第、挿絵しようと思います。
感想なども待ってます。


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 友達にちょっかい出すから消えてもらうだけです



さてお久しぶりですがよくよく思えば挿絵のやり方分かんなかった。
 でもめげない!それではどうぞ
 


 

 

 只今、大気圏突破中です。

 

 「さて…小雪、雲を抜ける時…待機しといて」

 

 『なぜですか?マスター?私のステルスなら大丈夫ですよ?』と小雪はなぜ待機しなければいけないのか?と思っていると

 

 「地上じゃ…不特定多数の……人間に見られる……特にISを欲しがる…連中とかね」春瑠が心配しているのは小雪の存在だった。

 宇宙なら監視なんてザルも当然だからステルスとやらで平気でも地上は常にISに目を光らせている連中がそこらじゅうにいるだろう。

 だから生身で降りた方が見つけられる確率が低いんだが普通に考えたら

 

 『まっマスター!いくらなんでも無茶です!最悪13000mもあるんですよ!一番低くても5000mもあるんです!お願いです。無理はしないで下さい!』と小雪は必死に説得するが次の春瑠の言葉を聞いて小雪の中にある常識が更に崩れた。

 因みに更にとは生身でISを圧倒したこと

 

 「ありがとう…でも……そのぐらいの高さなら何度も降りた事あるから…平気だよ」

 

 『えっ!?』小雪は理解できなかった。

今なんと言った?降りた事がある!それも何度も!処理能力が追い付かない!

 

 「言いたい…事は分か…るけどでも私はできる」と自信に満ちた言葉が返ってきた。

 

 『分かりました。でも展開は私の判断でやらせて頂きます』

 

 「分かった…じゃあそろそろ……雲…抜けるから」

 

 『はいマスター』と雲を抜けた所でISを解除そのままスカイダイビングのように落ちて行った。

 

 まあ普通息ができないとか色々な事があるだろうが春瑠には平気であった。

 さてそろそろ地上に近づいたので春瑠は以前のように(シャルルの転入の時の事)空中を蹴り勢いを殺しながら無事、森に着地した。

 因みに高度8417mから無事に着地した。

春瑠は周りを見渡し状況確認をした。

(小雪、降下ポイントとやらはあっているかな?)

 

 『はいドンピシャです。でも本当に着地しちゃうなんてマスターは凄いです!私が圧倒された理由が分かったような気がします』小雪が言うのは以前、学園を襲撃した事を言っているのだろう。

 『マスター、デュノア社はここから南南東に向かって10km程の所にありますがマスターなら余裕ですね♪』となんだか小雪の機嫌が物凄く良くなっているがなぜ?

 (まあでも10kmなら軽く走っても3分で着くし行きますか)と本当に春瑠にとっては軽く走っているがそれでも時速400k近くは出ているだろうしかも木々を掻い潜りながら!

 

 そして本当に3分程でデュノア社に着いた!現在は社の屋上にいる。

 

 (さて小雪、デュノアの親の位置、分かるかな?)

 

 『お任せ下さい!こんなものちょちょいのちょいです』

と小雪は社の監視カメラの目を盗みデータと照合しながら探した。

 『いました。マスター!ちょうど目の前に見える建物の最上階の部屋です』

 

 「分かった…ありがとう」

 

 『ふふっこのぐらい朝飯前です♪』と機嫌の良い小雪であった。

 そして移動して………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュノア夫婦said

 

 

 

 「あーシャルロットは大丈夫なのか?電話したいがこれまでの所業を考えると掛けづらいし」と頭を抱えながらぶつぶつ言ってるのはデュノアの父、アレックス・デュノアだった。

 

 「ちょっとあなた!気持ちは分かるけど言わないでよ!私だって我慢して堪えてるんだから!」ともう一人はフローラ・デュノア、デュノアの母だ。

 

 「しかしいくら女性権利団体の目から遠ざけようとはいえスパイとして送る事にしたのが後悔しかない!…それも男装までさせなければならんとは……」

 

 「分かってるわよ!……でもこうでもしなきゃ娘は人体実験の材料として連れて行かれちゃうのよ!」と流石に苛立つ分かってる事を言われると

 

 「すまない…せめて第三世代を開発できればまだ兆しはあるが……」そう第三世代機ができればそして社の軌道が安定すれば女性権利団体に弱味を漬け込まれる心配が無くなるとは言わなくても娘に危害が及ぶ心配は無くなるそうすれば今度こそ親としての責務を果たそうと考えているが今更出来るのだろうか?

 

 「イイエ私も悪かったわ。とりあえずもう一度コンセプトの見直しからね」と話してると

 

 プルルルルップルルルルップルルルルップルルルルッ

 電話が鳴った。

 

 「んっ?こんな時間になんだ?」アレックスはとりあえず電話に出た。

 

 「はい、どちらでしょうか?」と普段通りに出たら予想だにしない人からかかってきた。

 

 『十色…春瑠……って言えば分かる?』

 

 「!?」(なっなんだと!しかし何故?)と思っていると

 

 『話がしたい…窓を開け……てくれると…助かる』一瞬迷ったが話だけならと電話を切った。

 

 「あなた、今の誰から?」

 

 「十色…春瑠からだ」

 

 「えっ?十色ってあの?」

 

 「ああ、話がしたい窓を開けてくれると助かる…と言っていた……私は話そうと思うがお前はどう思う?」フローラは迷ったが話だけならと

 「そうね……話だけなら」と二人とも決めた。

 アレックスは言われた通りに窓を開けた。

そしたら一瞬だが風が吹いたように感じた。

 

 「とりあえずありがとう」

 

 「「!?」」二人は突然、現れた春瑠に驚いた。

まさか[感じた]は春瑠が入った事だったとは思っていなかった。

 

 「あなた達がシャルルの親でよろしいでしょうか?」

とネゴシエーターの心得でもあるのか違和感がない。

 「あっああ、そうだ私はアレックス、アレックス・デュノアだ」

 

 「私はフローラ・デュノア……一応、今の母親よ」

 

 「まさか日本から来るとは思わなかったがフランスまで来て…要件はなんだね?」正直来る理由が一つしか思い付かない

 

 「本当は…シャルルをどう思っているのか……聞くつもりだったけどさっきの会話を………聞いて安心した…だからフランスの女性権利団体の場所を教えてもらえないかな?」

 

 「「えっ!?」」

 

 「きっ君は何をするつもりなんだ!?」意味が分からなかった。

 いったいどうすればフランスの女性権利団体の話が出てくるのか?

 春瑠は笑顔で

 「友達にちょっかい出すから……消えてもらうだけです」

ととんでも発言をしたのでした。

 

 

 

 

 






 さーて次回は潰れてもらうぜー
それではまた次回もよろしくお願いします。
 感想等もまってまーす。


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私は今…何色に染まってる?

 さてお久しぶりです。
かーなーりお久しぶりですが困った。
 画像でどうやって挿絵するのか分からず仕舞い更には全然話の内容が思い付かなかった。
 さて…ちょっと春瑠のイメージが変わっちゃうのかな?
ではどうぞどうぞ。


 

 

 「きっ消えてもらうっていったいどういう意味だね!?」

 

 「そのままの意味だけど?どうしたんですか?」

春瑠は何故二人が驚いているのか分かっていなかった。

 「あっあなた、子供の喧嘩とは訳が違うのよ!」

 

 「分かってる……その団体は…私の友達に……手を出した………なら戦争だ…私、個人のそれとシャルルを手助けするのはもう一つ理由があるからですよ」

 

 「もう一つの理由?」

 

 「そうあの子……シャルルの専用機と言えばいいのかな?」春瑠の情報は少ない本当に少ない各国が監視しようがことごとくすり抜け学園の者から情報を買収してもたかが知れてる。

 そんな少なくてもあるがどれも信憑性に欠けるものばかりだった。

 まず春瑠が生身でISを圧倒したこと、そして乗る訓練機は全て春瑠本人が乗ってる間だけ形態移行している。

 そしてもしかしたらこれが信憑性が一番高い情報、《ISと話せる事》これはある事で教師を止めた人間が言った話し彼は独り言のようにISに向かって話し《あの子》と言う

 そしてその教師はISは只の道具と否定した瞬間殺されそうになりそれで辞めた。

 そして話の通りなら春瑠はそれだけ本気だとすればもしかしたら話せるから何かが出来るのかともちろん憶測だがそれらは世界各国、あらゆるISに関わる企業は知ってる。

 だからアレックス達も勘ではあるが次の答えが予想できた。

 自分の娘の専用機が《何か》を頼んだのではないかと…

 

 「自分のマスターを……あの人の娘を助けてってね」

 

 「「!!!」」

 デュノア夫婦は驚いているがそこで小雪から『マスター、フランス支部の女性権利団体の本部が分かりました。ついでに幹部から兵隊、これまでの汚職等々分かりました』

 

 (そうなら行きますか。ありがとう小雪)

 

 『はいマスター』さすがに長引くと時間的にヤバいからね。

 あと7時間、いや6時間で学園に着かないとヤバいかも?

春瑠は立ち上がり 

 「私にも時間があるのでそれでは……あ、シャルルにちゃんと話しといてくださいね」それだけ言い残して春瑠は消えた。

 

 残された二人は春瑠が去ってからしばらくして

 「あなたもしかして」

 

 「ああ……死んでなお娘を見守っているのか……」

 

 

 さて飛ばして春瑠は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春瑠side

 

 

 

 

 

 

 さて私の目の前には女性権利団体フランス支部がある。

 正確にはその隠れ家的な超大手の巨大企業がある。

名前には興味ないがここには非合法の施設があり公には出来ない事が山ほどある。

 人体実験、兵器や違法薬物の売買、その他も挙げればキリがない……と言う訳で殺ろうか?戦争を……

 

 

 

 

 

 

 私は正面からではなく秘密の通路?から行くことにした。

理由……安直過ぎたかな?正面では相手の表の顔が成り立ってしまうでも裏の顔は公には出来ないだからそうそう表の介入が入る事は無いに等しい。

 「さて……小雪……裏から堂々と行きますか」

 

 『はい♪あ、でもどうやら同胞が2機ほどいるようです』

 

 「承知」と春瑠は本当に堂々と入り口を警護している警備員達の方へと歩いた。

 

 「そこのガキ止まりな」と当然と言えば当然なのだが止められた。

 

 「止まらなかったら?」警備員達はニターと笑い。

 

 「そいつは良い無理やり通ろうとした奴には自己判断で射殺が出来るんだよ」と警備員達……いや屑は得物のセーフティーを外した。

 そうそう私は殺るときはいつも聞いてる事があるんだよね。

 

 「……お前」と春瑠は警備員達に指を指した。

 

 「あん?なんだよ。今さら命乞いか?」

 

 「私は今…何色に染まってる?」

 

 「はぁ?赤だよ血みていな赤だよ。それがどう!?」警備員達の言葉は止まった。

 いや止まらざるを得なかった。

あまりの殺意に……

 

 「そうか……じゃあ」と春瑠が手を横に振るった時……

 

 警備員達の首が飛び……ブシャーー!!と辺りを血に染めた。

 

 「さぁ……始めようか……個人対一組織の戦争を…ね♪」

血の色に染まった髪が目が不気味に光りながら

 

 ウーーウーーウーーウーー警報が鳴った。

 

 

 

 

 

 





 さて短かったけどすいませんでした。
 たぶん文章おかしいと思うけど次回、色んな意味で春瑠無双、行ってみようか?
 それでは次回も宜しくお願いいたします。


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ふふ……気分的に斬りたくなった


 どもども、お久しぶりです。
 なんだかズルズルしてるけど安全運転で行きたいと思います。
 それではどうぞ。


 ビー、ビー、ビー、ビー、ビー

 ダダダダダダダダダダダッ!!!!

 

 警報が鳴り響き止まない銃声だがそれは無意味である。

相手が春瑠なのだから………

 

 

 

 「フフッ……さて盛大に殺るか?……それとも虫の息に留めるか?……どのみち私が先祖の色に染まったからには……楽しませてもらうぞ…フフッ」裏の入り口?から警備員の首を落とした春瑠は不気味に微笑み、そして自分の髪の色を確認してそう言った。

 先祖の色に染まった、と……いったい何を意味するのか春瑠自身から語られなければ分からないことだがな。

 

 春瑠は奥に進んだ。

 途中警備端末があったので

 「小雪これからシステムとやらは掌握できるかな?」

 

 『お任せください……ですがマスターは良いのですか?人殺しを……』と小雪も少し戸惑っているようだが少し種明かしでもしようかな。

 

 「小雪…小雪には首が飛んだように見えた?」

 

 『見えましたがどういう意味ですか?マスター』と小雪は?になった。

 確かに首が飛んだでもそう見えた?とは意味が分からなかった。

 「あれは幻覚だよ。自分が死んだという錯覚を起こしてるに過ぎないよ」

 

 『へ?幻覚?どういう意味ですかマスター?』と?でいっぱいになった。

 

 「あれは[紅色の型、紅の幻]……相手にこれから起こりうる可能性がある、あらゆる死を相手の精神に送る技だよ……まあ精神的にはほぼ死んだようなもんだけどね……あとは本当に死ぬまで永遠に私に怯えることになる」とどうやら春瑠は小雪などが体験した技とはまた別の技のようだ。

 確かに早速ハッキングしたカメラで先ほどの警備員を見ると首は繋がっている死んではいないだが……ISである小雪が錯覚を起こすのが理解できなかった。

 

 『本当に死んでない……ぼーっとしてるのかな?』と小雪が確認したときに春瑠は小雪が考えている答えを言った。

 

 「ISにも死の概念がある証拠だよ」その答えを聞いて納得した。

 ISもコアを殺られれば死ぬのだから

 

 「さて紅色に染まるなんて久々かな?いやお前達もか」とこちらに来た兵隊にまた紅の幻で対処したがどうやら加減を間違えたようで

 

 「あ!あ!あーーーーーーーーーー!!!」

 

 「あが、うでがーうでがーーーーーーー!!!!」

 

 「うべらぼべ!ヒュー!ヒュー!」パクパク パクパクと発狂しもがき苦しみ中には泡を吹いて気絶している者もいる。

 

 『マスター……やり過ぎでは?』

 

 「良いんだよ……それに今の私は……そういうのをしたくて堪らないから」と明らかに普段の春瑠とは違った。

 目の前でもがき苦しんでいるのに笑っている、楽しんでいる。

 小雪はふと思った。

 さっき言った先祖の色に染まったとはなんの意味をしているのか?気になったので聞いてみた。

 『マスター、先ほど先祖の色に染まったと言ってましたがどういう意味なのですか?』

 

 「そのまんまの意味だよ……私のご先祖には良くも悪くも…歴史に名を残した人達だった……数多くのそれこそ…色の数だけ歴史に名を残した……まあ…近いうちに話すよ」となんだか言葉を濁してるように見えた。

 そうしてる間に

 「いたぞ!こっちだ!」とまたまた警備兵が来たが

 

 「お前達に……幻覚は…… 生温いな!」と春瑠は容赦なく撃って来る弾幕をかいぬぐり今度は刀を抜きズバッブシャーーーーと相手の両腕を目にも止まらない速さで全員切り落とした。

 

 「あ、あーーーー!!!」

 

 「いでーーー!いでーよ!!」

 

 「うわーーーーーー」

 

 「ふぁ!ふぁーーー!!」

 全員、のたうち回っている。

 

 『マスター、なぜこの人達は切ったのですか?』と確かに紅の幻を使えば良いのでは?と思ったが

 

 「ふふ、ただの……気分的に斬りたくなった…それだけだよ」これまた普段の春瑠からは想像も出来ない発言だ!

 小雪はなぜ一色に染まっただけでここまで変わるのか気になったが大広間に正確には実験場みたいだ。

 そこに小雪のレーダーが人とは別の物を捉えた。

 

 『マスター、同胞が来ます。その……できれば』

 

 「分かってる……極力傷つけない」

 と話してるとドコーンと扉が吹き飛び

 

 

 「男風情がよくも好き勝手に暴れてくれたな!」

 

 「殺される覚悟出来てるんでしょうね?」と2機ISが現れた。

 多少変わってるがラファールで間違いなさそうだ。

大方、試作機か何か?それにしても覚悟…か……殺す……私を?

 

 「ふふ、はははははははは!!あははははははは!!」なんだか笑いが込み上げて来たよ。

 

 「な、なにが可笑しいんだ!」

 

 「この状況で笑うって頭イカれてるんじゃないの!」確かにこの状況、生身(だと相手は思ってる)でISを目の前に笑っている!

 

 「最高だ!こい!殺せるなら殺してみろよ!……その代わり」春瑠の色が紅から純粋な赤色に変わりそして赤い拳を構え「ガッカリさせるなよ!人間!!!」

 

 

 

 

 そうお前達は主菜の前の副菜なのだから……

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 春瑠の先祖?[紅色]

??? どうも、ふふ久々に遠い子孫である春瑠が私色に染まったな。
 いや実に愉快だ。
 まあ春瑠が私色に合わせてくれたのだが……悪人を斬るのは楽しいぞ。
 それは善人からは英雄として扱われるのだからな。
 まあ次回は別の先祖の色に染まったから私の出番はここまで、それでは次回もよろしくお願い。
 

 


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フランス支部 壊滅

 
 どもどもお久しぶりです。
 職業的に炎天下は厳しいコーちゃんです。
 もう夏休みも終わりに近づいて来ましたね。
 阿波おどり……楽しかったようななかったようなそれではどうぞ


 

 

 

 

 (小雪、とりあえず代表が逃げないように見張っといて)

 

 『了解です。マスター』

 そして春瑠の拳が赤く光

 「さて…早速いくぜ!」と目に見えぬ速さで一人に近づき

 敵に叩き込む一撃は

 グレンバクレツケン

 「赤の型、紅蓮爆裂拳!」炎を纏った正拳突きで相手の腹部を殴り壁まで盛大に飛ばした。

 そして相手は何かを言おうとしたが殴られた腹部が光り

 

 「爆散!」

 

 ドカーンと爆発した!!!

 

 「な!?」始まりそうそう相方がやられた事に驚き呆気をとられたもう一人の操縦者この中、春瑠は内心、心底ガッカリしていた。

 

 (殺すと言っときながらこの程度とは怒りを通り越してあきれるな……色は使わず得物だけで対処できるな)と春瑠の色は虹色に戻り得物を変えた。

 それは数多くいる御先祖が残した武器

 

 「武神……武御雷…七式、更に大天風……風神銃」日本刀その刀身は雷を纏っている。

 銃、それは火縄銃に見えるが手に取った瞬間、春瑠の周りに風が吹き始めた。

 

 その間、相手は動かない大方、自分たちが信じていた絶対的力があんな簡単に一瞬でやられるとは思っていなかったのだろう唖然してる。

 

 「ぼーっとして……どうしたかな?」と声をかけると相手、ハッ!と気づき武器を構えるがその手は震えている。

 当たり前と言えば当たり前、まあ私の殺意で脅してるのもあるが相方は初撃を喰らってからピクピクと虫の息だ。

 もう先程の威勢など微塵もない。

 

 「震えて……いるよ」

 

 「う、うるさい!…あ、あんたみたいな奴が……あんたみたいな奴がいなきゃ…妹が…人質にされることなんて…」とここまで聞いて春瑠は小雪に調べさせることにした。

 

 (小雪、相手が言う人質とかはいる?因みに殴った方も)

 

 『お待ちください……います。どうやら人体実験のサンプルとして多数、その中に相手の身内も』

 

 (…そうか…随分失礼な事をしたもんだ)本当に失礼な事をしたもんだ。

 身内を人質にするのは外の世界でも変わらないようだ。

 ならさっきの言葉も納得だ。

 家族を守る為、本来望んでいない事をしている。

 (やれやれ…色に染まって相手の真意を察する事をできないとは……私もまだまだだ)だから終わらせよう。

 

 (小雪、代表の位置は?)

 

 『丁度斜めまっすぐ65℃300mです。装甲盤は紙当然なので問題なし』

 

 「そうかなら」と大天風[風神銃]をその方向に向け

 

 「き、貴様、その方向は!」春瑠の色は緑のグラデーションになり。

 カミカゼテンラン、リョクリュウホウ

 「そう……緑の型、神風天嵐…緑竜砲!」引き金を引くと突如、突風がいや、竜巻が起こりまるで竜の砲口のように装甲盤をそれこそ紙のようにぶち破った!

 

 「小雪、代表は?」

 

 『気絶してます。ぷぷ…面白い位に』気になり見せてもらうと確かに面白かった。

 

 「あんた…いったい?」相手は春瑠の行動が分かっていないようだ。

 

 「さて……選択ができた……人質と逃げるか……私にまだ敵対するか…色々とね」

 

 「え?」目が点になった。

 

 「だから……選択が「ちょっとまちなさいよ!」…なに?」とまだ理解出来ていないようだ。

 

 「なんで「私なりの謝罪だ」…謝罪?」まだ理解出来ていないので正直、時間もないので春瑠は自分が開けた一本道で移動した。

 相手が何か言ってたがそんなのは関係ない。

 そして代表の所に着いたが未だに気絶している。

 

 「やっぱり…他人を人間とも……思わない下衆は…どこでも一緒か」と春瑠は代表の襟を掴んでグイッとやったら起きたが喋らせるつもりはないので仕上げに入った。

 春瑠の色はくろのグラデーションになり代表の目を見て

 アクムノゲンソウキョウ

 (黒の型…悪夢の幻想境)これは対象に自分の恐怖を植え付けそしてその対象にとっての悪夢を永遠に見せる技、これにかかれば最後、己の悪夢に打ち勝てなければ永遠に続くものでありこの場合はこの出来事を聞かれたらまず発狂して暴れまわりまともに事情聴衆なんてできないだろうな?

 

 なにはともあれ相手はもう一度お寝んねしたので

 

 「終わったから……帰ろうか…小雪、お土産でも持って」

 

 『はい、マスター…あ!それと帰り道に戦車部隊がいますがどうしますか?』と見せてもらうとどうやら裏の増援が来たようだ。

 

 「なら蹴散らす……あっちの時間も稼がないと」あっちとはさっきの操縦者の事、映像を見ると人質のみんなと一緒に逃げている。

 ISには乗っていないがどうやら車で逃げようとしているようだ。

 さっそく蹴散らしに行こうとすると指に違和感を感じ見てみると指輪が2つあった。

 だがそれがISなのはすぐに分かった。

 

 『誠に勝手をして申し訳ない…出会って間もないがお願いがある。我々を主の専用機として迎えてはくれぬだろか?』

 

 『うちもお願いします!』とどうやら一緒に行きたいようだ。

 

 「良いよ… 来るもの拒まず……去るもの引き留めず……それだけ…小雪も良い?」

 

 『はい♪喜んで』と小雪も承諾してくれたので一緒に行くことにした。

 

 

 

 

 その後、戦車部隊は全員が精神的障害を負い操縦者と人質は無事逃げれた。

 フランス支部は今までの数々の犯罪、汚職等々を小雪からマスコミに提供したので速攻で全員が逮捕されたが事情聴衆をしようにも全員が精神的障害を負っており春瑠の事は彼女達、操縦者と人質意外は知るよしはなかったのでした。

 

 

 因みに帰り小雪がファーストシフトしたのは驚いた。

 どうやら間に合わせの修復だったらしく今度こそ私専用に馴れたとはしゃいでいたので小雪で帰ったのでした。

 

 




 はいこれで本編に戻ります。
 それと下手くそながら小雪の第一形態の挿し絵です。
 
【挿絵表示】

 ぶっちゃけ手書きですいません。
では次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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 臨時ニュースです



 ども、約半月ぶりであります。
さて春瑠はフランスから戻りちょっとした短い話をどうぞ


 さて春瑠はまた宇宙に行き大気圏突入する前にこんな話をしていた。

 

 「そう言えば二人の名前は?」と春瑠は今回の事で一緒に行くことになった二機のISに名前を聞いた。

 

 『我らに名はない、だから春瑠殿に名付けもらいたい』

 

 「ふふ……また難しいご注文だ」だが翌々思えばこのIS達はそのままの姿で来てるから飾ってあげないとだから

 

 「すまないけど……帰ったら器を……作ってあげるから…それからでいい?」

 

 『なんと!春瑠殿自ら我々の体を!……承知した』

 

 『う、うちもそれでお願いします』と二人共喜んでくれたが

 

 『……羨ましい』と小雪が呟いたが忘れてないよ。

 

 「……小雪も…だよ」

 

 『マスター♪』パァーーっと明るくなった。

 うんうんやっぱり明るいのは良いことだ。

 

 『そろそろ、突入しますよ。マスター』

 

 「分かった…突破後は……行きと同じように…二人も周りに知られない………ように」

 

 『分かりました』

 

 『承知したでござる』

 

 『うーラジャー!』と三回目の突入、開始したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、IS学園では……

 

 

 

 

 

 

 

 

 [職員室]

 

 そこではまたまた頭を悩ましている織斑先生と山田先生がいる。

 原因は言うまでもない

 

 「はぁー……十色さんどこに行ってしまったんでしょう?」

 

 「それが分かれば苦労はしないがな。まったく休むだけではなく無断で外出するとは」と織斑先生は春瑠の置き手紙を見てそう呟いた。

 内容は『故郷にちょっかいを出す馬鹿がいるのでお灸を据えに行きます。お昼過ぎには戻ります。春瑠より』と朝、本音から渡されたのだ。

 

 正直、嫌な予感しかしなかった。

春瑠の故郷にちょっかい出すような所はいっぱいいそうだがその中でも一番やりそうな所が頭の中に浮かぶそれは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [食堂]

 

 

 

 食堂では一夏達が居たが話題はやはり……

 

 

 

 

 「やっぱりのほほんさんは知らないのか?」

 

 「んー、知らないよー」とやはり春瑠の話しだった。

 

 そこで谷本さんが「ねぇ、本音が春瑠さんのを呼んだら突然現れたりするんじゃないの?」

 

 「そんな~はるるーんって呼んで現れな「呼んだ?」ひゃぁ!?…は、はるるん!」本音はいきなりで驚き振り向くとそこには春瑠がいた。

 みんな驚いたが一夏達は立ち上がり言い寄った。

 

 「春瑠いったいどこに行ってたんだよ?」

 

 「実家……だけど…どうしたの?」と何故、騒いでいるのか分かってなかった。

 

 「いや、なんでではないと思うぞ」

 

 「そうよ!それより無断で外出したら……もう…いるわね」と鈴の言葉が止まったのは春瑠の後ろに織斑先生がいるからだ。

 

 ガシッ「さて、なんで外出したのか指導室でゆっくり聞かせてもらおうか?春瑠」と逃がさんと首回りの襟を掴んだ。

 

 「はい…」と春瑠は織斑先生に連行された。

 

 

 

 

 

 その後は色々あったが一夏とシャルル以外は用事があるとの事で先に行き二人だけが残った。

 

 二人は春瑠の事で話そうとした時、テレビである速報が流れた。

 それは……

 

 

 『臨時ニュースです。昨晩フランスの女性権利団体の人間と女性政治家数名が誘拐、殺人、冤罪麻薬の密売などにより緊急逮捕されました。更には……失礼、新しい情報が入りました。この女性権利団体は非合法の工場にて人体実験等を行っていたもようです。それでは現地のレポーターに……』

 

 食堂どころか学園中が騒いだような気がした。

回りの特に今どきの人はその中、一夏とシャルルも内心穏やかではなかった。

 

 ヒソヒソ「ねぇ一夏……ま、まさかだけど」

 

 ヒソヒソ「俺も信じたくねぇけど」二人は春瑠が居なくなる時の言葉を思い出す。

 

 『私が出来ることをする』そう言い消えた。

 そして春瑠が現れたと思えばフランスでは女性権利団体が壊滅している。

 普通に考えればあり得ないが二人の答えは

 

 (シャルルを)(僕を助ける為に)

 (フランスの女性権利団体を潰した!?)

 

 

 

 

 





 さて次回は連行された春瑠の話しと言う訳で次回まよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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学園長との会話?


 屋根の仕事ハード過ぎる……


 

 

 

 

 私は織斑先生に指導室に連れていかれる筈だった。

 だが連れてかれたのは…

 

 

 「先生…指導室とやら…では?」今、居るところは学園長室の前だから

 

 「……」織斑先生は答えず扉をノックした。

 

 コンッコンッ 「入ってください」と柔らかな老人の声がした。

 

 

 ガチャリ「失礼…します」と入ると用務員の格好をしていて穏やかな笑顔をしている人が良さそうな爺さんと楯無がいた。

 あれ?でも学園長は女性だった筈だけどと思うだろうがすぐに春瑠は分かった。

 (なるほど、この人が本当の長か…それに分かってたけどたっちゃんもいるけどなして?)と考えていると

 

 「立ってるのもあれですから座ってください」

 春瑠は言われた通りに座った。

 

 「十色…春瑠です」ぺこり

 

 「これはご丁寧に私は轡木 十蔵(くつわぎ じゅうぞう)です」

 

 「それで……学園の長が…私に何の用でしょうか?」

 

 「学園の長とはそんな大層なことはしてませんよ。では無駄話も何ですから単刀直入に聞きましょう。昨日の夜から学園に戻るまで君は何をしていましたかな?」本当に単刀直入だった。

 バレバレだと思うので正直に話すことにしよう…実際、本当だしね。

 

 「故郷にちょっかいをだす馬鹿がいたのでお灸を据えに行っただけですよ」とその言葉で織斑先生とたっちゃんの顔は険しくなったが学園長だけは冷静というか予想通りなのか期待通りなのか絶やすことのない笑みは本当の意味で微笑んでいた。

 

 「やはり、重蔵から聞いた通りこういったことで嘘をつく子じゃありませんね」

 

 「!?」私は目を見開いた。

 

 「父上を知ってるのですか?」と聞くと学園長は引き出しからあるものを出した。

 それは「虹の小太刀!?」見開くどころか勢いよく立ち上がった。

 それに織斑先生とたっちゃんは逆に驚いた!

 

 「君のお父さんから預かっていましてね。確認しても大丈夫ですよ」と春瑠は確認するため学園長の前に立ち虹の小太刀を手にした瞬間、春瑠の髪は輝いた。

 普通ならそれに驚くが楯無と織斑先生は春瑠の表情が気になった。

 それは今まで誰にも見せたことがない顔…

 

 (間違いない…これは父上の虹の小太刀……落ち着く…心の底から……)心の底から安心した顔になってるのは自分でも分かる。

 

 「それは元々、預かりものなので……お返ししますよ」それを聞いた春瑠は深々と礼をした。

 

 「そこまで頭を下げなくても良いですよ。さて時間もないですから年寄りのお願いだけでも聞いてくれませんかね?」

 

 「お願い?」春瑠は首を傾げた。

 

 「なに、簡単なことですよ。以前、学園を襲撃された時のような事が起きたら協力してもらいたいのですよ」

 

 「いいですよ」それを聞いて学園長は満足した顔をした。

 

 「時間をとらせてすまないね。話はそれだけです」それを聞いて春瑠は部屋を出た。

 聞くタイミングを逃した千冬と楯無はただ見ていた。

 「どうしましたかな?もしかして春瑠君がISを所持してないかと言う話ですかな?」

 

 「そうです。あの日、海外に行くのに飛行機に乗った記録はない船だと行って帰る時間を考えても無理、ならISなら」

 

 「十色が言っていたスカイウィングのことか?確かにあれなら可能だが当日持ち出された形跡はないぞ、他のISもだ。それに仮に形態移行を自由に出来たとしても同じ性能を発揮するとは限らんぞ」その通りだった。

 同じ打鉄を使ってもスカイウィング、ケルディムと別の方向で形態移行してる。

 行き詰まってしまった楯無はなんとなく十蔵の顔を見て何か知ってそうな感じがした。

 「どうしましたかな?」

 

 「何か知ってるのでは?」

 

 「さぁ、どうでしょうな?」と教えてはくれなさそうだ。

 その時、千冬の携帯が鳴り出て聞いて見ると頭痛でもしたのか頭を抑えた。

 

 「どうしましたかな?織斑先生」

 

 「第3アリーナで私の教え子達が私闘をしていると」

 

 「問題ないのでは?」言うが内容が内容であった。

 

 「ISを展開しているラウラが生身の春瑠に押されていているからだ。それもアリーナのシールドまで壊して」と楯無は言葉を失い十蔵はニコニコしていた。

 

 千冬は頭を抑えながらアリーナに向かったのでした。

 

 

 






 さて次回は春瑠君の一方的なボコ殴りの話?


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HAPPYにEnjoyしようか!by春瑠、金version


 さてなんだかんだ今年も終わりになって来ましたが遅れながら投稿です。

 地上100mくらいの高所作業は怖いです!


 

 

 さて千冬が連絡を受ける少し前、春瑠はアリーナに向かっていた。

 理由は一夏達の気配があるからだ。

 最近なにやら学園のみんなは特訓に励んでるし一夏達もアリーナで特訓しているのは聞いてるから歩きながら私は小雪達の改修及び新しい器を考えていた。

 

 (さて小雪達はどんな風にすれば喜ぶか?まあ材料や機材はフランス支部から持って帰って来たものがあるし近いうちに空神様が私の道具を持ってきてくれるし大丈夫かな?)

 そうISを作る為にフランス支部にあったラファールの改造機らしき物を28機ぐらい戦利品として持ち帰っているのだ。

 あとは道具が揃えばすぐにでも作ることができる。

 

 そんなことを考えながら歩いているといつの間にかアリーナに続く通路まで来ていた。

 

 「あ!ハルルンだ~」と振り替えれば本音に更に鷹月、鏡に谷本、相川とこれまた大勢だ。

 

 「十色さんもアリーナに向かうの?」

 

 「うん、そっちは?」大方、一夏達でも見るつもりなんだろうと思っていたがあえて聞いてみた。

 

 「いやさっきね、オルコットさんと凰さんがアリーナに向かうのを見たから模擬試合でもするかな~って思ってね、あと修羅場を」と相川が答えたが…いや修羅場って?

 

 「とっ、十色さんも…みっ、見に行くんですか!」となぜ鷹月が緊張した話してるのか春瑠には分からなかった。

 行くのは本当なので答えようとしたとき決して弱くない振動と爆発音が聞こえた!

 

 「な、何だろう!?」

 

 「もしかして修羅場かな?」と鏡と谷本は悠長に言ってるが春瑠は小雪にこっそりアリーナの情報を調べさせすぐに答えは帰って来た。

 

 (マスター、どうやらドイツの代表候補生とイギリス、中国の代表候補生が模擬戦をしてるようですが些かその範囲を越えてる模様です)それを聞いて春瑠は大体の予想が出来た。

 ぶっちゃけ一夏達が問題を起こす時はワンパターン過ぎるのだ。

 (大方、ラウラが一夏の事をばかにして堪忍袋がキレた鈴とセシリアがラウラに挑んだとかだろうな)

 とりあえず事実を確認するためにアリーナに急いだ。

 本音達も着いてきたが春瑠の神速とも言える脚に着いていく事はできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてアリーナでは小雪が言う模様戦の範囲を越えていた。

 そこに駆けつけたのは一夏、シャルル、箒だった。

 最初は何が起きていたのか分からなかったが目の前の現状で分かることは鈴とセシリアがラウラに2対1でありながらラウラが優勢なのだ。

 鈴が放った衝撃砲を難なく防ぐそれが何なのか説明こそあったがそれどころではなくなった。

 ラウラはワイヤーで二人の首を縛り無抵抗なのを良いことに一方的に殴り始めた。

 装甲は砕けエネルギーはどんどん削られる。

 

 「ひどい!あれじゃシールドエネルギーが持たないよ!」

 

 「ISが強制解除されれば二人の命に関わるぞ!」それを聞いた一夏は見えない壁を遮断シールドを叩きながら止めろと叫んだが当然聞こえる筈もないがラウラは一夏の行動で何を言ってるのか分かったのかニヤリと笑い攻撃を続けた。

 

 「っ!…やろう」一夏はISを展開しようとした時、自分の横に風が吹いたように感じ気づくと遮断シールドは壊れたと思えばラウラのワイヤーが切れた。

 「なっ!?」突然のことに驚くが次の瞬間、接近アラートも鳴らずラウラは何かに殴られ壁に突き飛ばされた。

 

 「…くそ…いったい何が?」なんとか立ち上がりさっきまで自分が立っていた所を見るとそこにいたのは…

 

 「貴様か…十色…春瑠」春瑠はラウラを見ず鈴とセシリアに包帯?を巻いていた。

 

 「春瑠…あんた」

 

 「おとなしく…してて………ドクターアロエ?だったかな?大概の傷は直るから…さて」とラウラの方に向き

 

 「随分と殺意が籠っていたが…まさか……殺すつもりだった訳じゃ…ないよね?」

 

 「だとすればどうした?」

 

 「なら」と春瑠の髪の色が金色に染まり雰囲気が一気に変わった。

 

 「カモーン、命のやり取りを教えてアゲルよ!」と突然の変わりように戸惑うが舐められてると思い

 

 「命のやり取りだと?…それなら私が教えてやる」と構えるが春瑠から質問がきた。

 春瑠にとってのお決まりの質問

 

 「そう言えば…私は何色かな?」

 

 「ん?金色だがそれがどうした?」と答えを聞いて満面の笑みで

 「じゃぁHAPPYにEnjoyしていこうか!命のやり取りをね!」

 

 「その自信叩き潰す!!」こうしてまたもや生身対ISの対決が始まった。

 

 その始まる瞬間の一夏達の反応は…

 

 「なんか十色さん変なのでも食べたのかな?」

 

 「いきなりHAHAHAが似合いそうな感じになったしな」

 

 「それより、鈴とセシリアを助けに行ったらどうだ!」箒の言葉でシャルルと一夏はISを展開したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 






 さて半端ですいませんでした。
一応もう一話投稿予定ですができなかったらすいません


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その恐怖を忘れなければ人間だよ


 どうもお久しぶりです。
 アイデアの神様が降りず早くも2月……うん遅すぎ
 では今年もよろしくお願いします。


 

 

 

 

 

 先に動いたのはラウラだった。

 こんなやつ生身相手にわざわざレールガンで終わらせず近接戦でいたぶってやろうとプラズマ手刀で斬りかかった。

 周りの生徒は人相手に何をやってると思っているが一夏達は心配してなかった。

 あの無人機相手に生身で圧倒していた春瑠を…あと口元がニヤリと笑っているのが見えたから…予想通りに春瑠は受け止めだがなにで受け止めたのかが問題だった。

 

 「な!素手でだと!!!!」なんと素手で受け止めた。

 (バカな…プラズマだぞ!なぜ斬れない!?なぜそんな事を平然とやってるんだこいつは!?)ラウラは予想外のことに思考が追い付かない

 

 「そりゃぁこんなcoolなのじゃ焼き斬れないよ」と同時に錯覚だと思うがプラズマが砕けたように見えた。

 

 「な!?」ラウラが驚く中

 

 「じゃあ今度は…こっちの番だよ!」と右手が輝き

 

 「金の型…破岩金剛!(ハガンコンゴウ)」と殴ったがラウラは何とか急所を外したが吹き飛ばされ転がった。

 すぐに体勢を直すが既にラウラの上にジャンプした春瑠がおりその手には金ピカに光るが少し禍々しさを放つ斧を持っていた。

 春瑠の身の丈を越える西洋風のファンタジー物にありそうな巨大な斧

 

 「カタカナが分かるまでこれの名前は分からなかったけど……今なら分かる!ゴールディ・グリード・タウラス!」一夏達は逆に今まで読めなかったのか!と驚いているが そんなことは知らないので春瑠は振るうがラウラも反応できていたが一瞬ラウラの脳内でこれを受け止めたらどうなるか?もちろん未来予知ができるわけでもないだが見えた。

 

 自分が真っ二つになる姿が絶対防御すら紙のように破られISもろとも真っ二つになる姿が…だからかなのかは知らない…体は勝手に動いていた。

 レールガンがない左のアンロックユニットを盾代わりにしそれは轟音と共に豪快に斬られた。

 

 「くっ…」損傷は酷いがやられるよりは増しだと思い瞬間加速で距離をとったが春瑠を再度確認したときは髪と目は茶色のグラデーションになっていた。

 

 「遅い…茶色の型、岩石封じ!」と地面を殴ったらいきなりラウラの地面の周りから鋭い岩が襲って来た。

 「なに!」地雷とかならまだしもまさか地面からこんな攻撃がくるとは思ってもなく急いで上昇したが左足が岩に挟まり動きが止まった。

 そこにすかさず春瑠は追撃した。

 

 「緑の型…風輪斬」目と髪が緑のグラデーションになり刀を振るうと突風と共に斬撃がラウラを襲う防御を取るラウラであったがそれにより両腕のプラズマ手刀が使用不能になった。

 「くっおのれ!」一方的にやられてるのに腹を立てているが春瑠は今度はランスを持っており突っ込んで来たが運が良かった。

 反応ができて更にAICで捕らえる事が出来たのだから。

 

 「はぁ…はぁ…良くも好き勝手やってれたな…だがこれで!」とラウラは至近距離それもほぼゼロ距離からのレールガンを放とうとした。

 それまで見ていた一夏達は慌てて援護しようとしたがゼロ距離なんて照準もいらない引き金を引けば良い誰も間に合わないあるものは叫びあるものは目を閉じそしてラウラは引き金は引いた。

 いくら超人とも言える春瑠であろうと絶対無理だと思われていたがそれは現実で裏切られる。

 

 ガァゴォン……カランッカランッ……

 

 鈍い音が響いた。

 だがそれは今この状況では決して聴こえる事のない音、恐る恐る皆は見た。

 

 そこには平然としてると言うか体にグニャリと変形してる恐らく撃った弾だと思うがそれが体から落ちてカランッカランッと鳴った。

 春瑠の体を見ると服こそ撃たれた後があり穴が空いてるがその体には傷一つ付いていなかった。

 アリーナにいる皆の時間が思考停止という形で止まった。

 「まったく…鉛弾も…大したこと……ないな……」その言葉にラウラの脳が再起動したが頭の中は…

 

 (ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない何だ…何なんだ!?この化け物は!?絶対防御を紙のように破ってハイパーセンサーで捕らえられない動きをして刀を振るえば、殴ればISを鉄屑のように破壊しプラズマで殺せない、レールガンのゼロ距離射撃ですら傷一つ付かない!どうすれば殺せるんだ?…こいつは……この化け物は!!!)と頭の中で必死に考えていた。

 その時に春瑠の言葉が表情がラウラを更に焦らせる…いやそう聞こえたそう見えただけだが…普段通りに言ってるだけだしね。

 「悪いけど…今の君じゃ……私を…殺せ…ないよ」と少し微笑みながら余裕に満ちた表情と言葉、最初から勝ち目がないぞと言わんばかりに聞こえた見えた。

 ラウラは自分の全身に何か嫌な感覚が走った。

 それが何なのか答えを見つける前に春瑠から今までラウラが経験したことの無い殺意を向けられた。

 息をするのも辛いなぜか体が動けない目が離せない脳裏にびったりと張り付くまるで心臓でも掴まれてる感じだった。

 

 「これで…勉強す……るとい…い恐…怖をね♪」と集中力が欠けてしまったのか春瑠の拘束は緩まってしまい春瑠は自由になる。

 そして春瑠の髪が目がいつもの一色のグラデーションではなく赤と緑のグラデーションになった。

 春瑠の右腕が赤く真っ赤に光輝き風を纏い

 「赤と緑…二色が合わさりし…放つ技は…」そして殴るそれこそ殺す勢いでその技は

 「爆裂暴風拳!」殴られた瞬間、爆発し壁に叩きつけられるそして暴風が先ほどの風輪斬なんかとは比べ物にならない程に自分を襲い機体の至るところがダメージレベルDに達しておりISはもう満身創痍だった。

 

 「さて…掴んで……終わりかな」と春瑠はゆっくりゆっくりとラウラに向かって歩き始めた。

 

 次に再起動したのは一夏だった。

 もうここまでくると春瑠の心配よりもラウラの方が心配になってきたので見ると…

 

 「あいつ……怯えてる」ラウラの表情はもう最初の時のような威勢はなかった。

 ただ春瑠に怯えてる。

 年相応の少女のように全身が恐怖で震えているのが一目見れば分かる。

 もう戦えないなのに春瑠はラウラに向かって歩くここまで来てまだやるつもりに見えただから一夏が止める相手は変わる。

 

 「春瑠、もうよせ!ラウラはもう戦えないだろ!」

 

 「さすがにやりすぎだ!春瑠!」と叫ぶが春瑠は止まらないそれを見て一夏は白式で止めようと動くがすぐに動けなくなったがそれが何故なのかもすぐに分かった。

 「この糸!」春瑠の銀の型 銀重糸の巣で使われていた鋼糸だった。

 春瑠は一夏の動きが止まったのを確認すると再び歩き始めた。

 一夏は叫ぶが止まらずラウラの前まで来た。

 手を頭に伸ばし始めた。

 ラウラは簡単に想像が出来た。

 あの手は自分の頭を豆腐のように潰すと動きたくても動けない体に力が入らない恐怖で動けないもうやられると思った時、ポンッと頭に手が乗りなでなでされた。

 

 「……え?」ラウラは急なことにキョトンとしてしまったと言うよりアリーナ全体がキョトンとしてた。

 

 「その恐怖…忘れなければ……ラウラは………人間だよ」まるで聖母のようなとても優しいく暖かい微笑みでなでなでした。

 それは自分が恐怖とはほぼ無縁とも言える春瑠だから過去に…いや今でもどこかで言われてる化け物だからかそれは本人にしか分からない。

 そして先ほどの殺意はどこかへ飛んで行ったと表現するのが正しいだろうなでなでをやめて

 

 「さて、運動が出来たししゃわーにでも…」とそこでガシッと首根っこを誰かに掴まれた。

 

 「さて十色、何か言うことは?」それは織斑先生だった。

 

 「教官!」と気づいたラウラはISを解除して慌てて敬礼する。

 織斑先生は周りを見て

 「模擬戦をするのは構わないがバリアを破壊する事態になっては黙認しかねる。決着を付けたければトーナメントでつけるように…以後、トーナメントまで私闘を禁止にする!解散」とラウラは考え込みながら立ち去り一夏達もセシリアと鈴を保健室に向かうがその前に春瑠になむなむしながら立ち去り本音達も察してかなむなむしながら立ち去った。

 

 「さて十色、じっくり話しを聞かせてもらおうか?なに心配するな、私の部屋に泊まり込みになろうが説教も含めて付き合ってやろう」正直、拘束を逃れるのは簡単だが問題の先伸ばしになるだけなので大人しく従うことにした。

  

 そしてそのあと本当に泊まり込みで説教されたが最初に始まったのが部屋の掃除からでそれも含めれば実に八時間の説教だった。

 更に終わったあと冬美に捕まり説教に入り結局、病院棟に泊まり込みになり説教から解放されたのは朝の6時だったのであった。

 寝ずに明けた朝、部屋に戻れば本音に泣きつかれてしまい慰めるのに大変時間がかかり遅刻したのであった。

 

 

 

 

 

  

 

 

 





 さて次回はパートナー選びと小雪を含む三機のISの改修案の話しにしようと思います。
 パートナーに関してはアンケート取ろうと思います。
 では次回もよろしくお願いいたします。


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たっぐ……どうしよ


 どうも最近、暇が取れないコーちゃんであります。
 遠出の仕事はつらい…なんだか全然予告と違うことになっちゃったけどアンケートで誰にするかは決めました。
 ぐだぐだかもしれないけど( ゚д゚)ノ


 

 

 

 さて長い説教は終わり本音を宥めて登校したお昼時、食堂で食べていたみんな一夏はふと思った。

 

 「春瑠、そう言えばタッグの話し聞いたか?」

 

 「聞いた……たっぐ…どうするか…悩んでる……」とよくよく思えば春瑠にはいなかったのか?

 

 「よくよく思ったら春瑠の方には来ないわね?一夏とデュノアの時はあんなにすごかったのに」それに?になり聞いてみると鈴とセシリアが保健室で大事をとっているいうのに一夏とシャルル目当てで扉を壊してまで来たとか……私の方は来てないよ。

 説教中だったしそして春瑠の方に来ない理由はもう一つ

 

 「どうしても実力面で気にしてるかと…もう織斑先生ぐらいではないと釣り合わないと思えますし…」とセシリアが言うとみんな頷いた。

 

 「確かに…これだけ実力の差があっては遠慮してしまうな」と箒も皆が遠慮する気持ちが分かるが今回は春瑠に挑む側にいたいのでタッグの申し付けはしていなかった。

 

 「だったらのほほんさんは?部屋も一緒でこの中で一番春瑠と付き合いがあると思うけど」とよくよく思えばそれで解決ではないかと思ったが本音が春瑠と組まない理由はある。

 

 「わたし~今回、他に組みたい人がいるから~いまは無理」という訳で

 そう言う理由ではしょうがないと春瑠は切り替えた。

 

 「ちゅうせん…にするよ」と皆も探してもしょうがないと納得し一夏達とはお互い正々堂々と試合しようと約束して鈴とセシリア、春瑠の三人を残し去ったが行ったのを確認してから鈴とセシリアは盛大にため息をついた。

 

 「どうしたの?」二人がため息をする要素があったかな?と思い聞いてみると

 

 「あ、ごめんやっぱり出れないのがね~」セシリアの方も同じようで何となく思いつくことは

 

 「代表……候補…生……だから?」

 

 「ええ、私達はその地位のおかげで政府に色々と便宜をとってもらっているのでこういうので結果を出せないのが悔しいですわ」と聞いてると小雪が

 

 (あの、マスターできれば直してあげることはできないでしょうか?)道具も来てるからやってあげて良いと思った春瑠は二人に

 

 「良かったら…IS……直そうか?」ともうISのノウハウは分かったし小雪達もいるからできない訳ではない鈴とセシリアは「へ?」と情けない声を出したがしょうがない一個人でISを直すなんて普通無理だし、だが春瑠は今の話のうちに思い付いた応急処置、修理案と設計図は今この場で書き見せると二人は目が真ん丸になった。

 

 「あんた…ほんとは……IS知ってたんじゃないの?」

 

 「あの子達…に教…わっているだ……け」教わってるだけって?と思うが知識がある代表候補生から見ても実際にやれないわけじゃないこの修理案は現実的なだけに一瞬迷ったが二人はある意味このタッグトーナメントに出たい理由がある為に答えは…

 

 「お願いするわ、応急処置でも出られないよりはましだしね」

 

 「わたくしもお願いいたしますわ」と言うわけで

 

 「放課後……農芸部に来…てくれ…ない?」部室から行ける隠し空間は驚くだろうなそう言う訳で午後の授業に出たがラウラがぼーっとしていて織斑先生に注意されていた。

 そして放課後、鈴とセシリアは農芸部へと足を運んでいた。

 

 「学園に農園なんてあったのね」

 

 「それに広いですわ」と学園に今ではほとんど知られていない農芸部の農園を見て前に来た一夏達と同じような感想であった。

 少し歩くと小屋が見えて来たが……

 

 「ずいぶん……古いですわね」

 

 「本当にできるの?……これ」と見えたのは農芸部と書かれた看板に木でできた小さな古い小屋だから無理もないとりあえず入り口をノックすると返事が無い代わりに扉が開き入るが誰も居らず代わりに右奥の地下から金属を叩く音が聞こえる。

 

 全体的に明かりが暗いのでついつい慎重に下ると上とは違いISの格納庫兼整備室にそっくりの空間があった。

 ISを5.6機置いても余裕がある広さだ。

 

 「いらっしゃい」と声をかけられてようやく春瑠が居ることが分かった。 

 

 「部室の地下にこのような空間が……」

 

 「ここ…農芸部の筈よね?……」疑問に思うのは当然であろう普通に学園のと全く同じのがあるし道具も見かけない物もあるが修理、改修するだけの道具に機材、資材が揃ってる。

 

 「前の部長…が作業用のI……Sを作るた…めに……作ったらしい」と二人の疑問に答え早速ISを展開させてそれぞれの破損箇所を修理及び改修案の具体的な説明に入った。

 

 「甲龍はアンロックユニットが壊れてるからもう一つも外して単純な衝撃砲にする。腕、腰、足のは部分的だけど総取っ替えにするけどそれでいい?」

 

 「いいわよ、あっ!あれ鞭よね」と鈴は奥にIS用と思える蛇腹状の鞭を指した。

 

 「そうだけど?」

 

 「良ければだけど、装備してもいいよね?」

 

 「良いよ。それも案に入れとく」

 

 「ありがと」と簡単に言うと射角の制限があるが威力は高い衝撃砲に替えて腕、腰、足は部分的に取っ替える事で世代的には2.5世代だが試合には出れる。

 

 「ブルー・ティアーズは装甲もそうだけど武装面での損傷が激しいから腕の装甲は代用品で腰のミサイルは外して別の武装に銃は修理よりも改造した方が良いと思ってるけど?」

 

 「異論はありませんわ。でもミサイルの代わりにとなりますと少し迷いますわ」

 

 「取り外し可能なアサルトライフルに後ろ周りにはシールドタイプのBTはどう?二基ほど」

 

 「それでしたら、主兵装のライフルは?」

 

 「BTと実弾、両方を使えるようにする。銃身は受け止められるように頑丈にするつもり」

 

 「それはありがたいですができますの?」

 

 「あ!それあたしもBTも衝撃砲も第三世代の最新の武装なんだから」と昼に見せてくれた修理、改修案なんかより本格的というよりも改造の方があっている。

 だから二人とも機体だけなんとかしてくれれば武装は余り物にしようと考えていたのでこれには今更ながら疑問に思った。

 

 「実物で判断してほしい」と春瑠は番号でふられたコンテナを4つ開けた。

 中には大砲のような衝撃砲と思われる物とシールドタイプのBTと思われる物、更にはこれから付け替える為であろう装甲のパーツがあった。

 

 「データは…ある?」と聞いてくるので小雪達に手伝ってもらったデータを二人に見せた。

 

 「どう?」

 

 「文句どころか…」

 

 「わたくし達にはありがたいことですがどうやってこれ程の技術を…」鈴とセシリアは驚くがこの手のノウハウはぶっちゃけ甲龍とブルー・ティアーズに直接聞いて機体データを見せてもらってるので元の設計図があれば容易いことだ。

 資材も学園が廃棄処分予定のIS関連の物を丸々、十蔵さんに許可を得てもらっているので資材に事欠かない。

 故郷から空神様に持ってきてもらった道具があれば鉄屑も溶かして再利用すればいいだけあとは小雪達に教わりながら形にすればいい鍛冶は十八番だからね。

 あとやっぱり普通に喋ると息が苦しいや

 

 「学んだ……それだけ…これで…良いなら……今日中に……仕上げとく…から」と実際、小雪達からいやIS達に学んだのだから短く答え説明も済んだから今日は帰って傷を癒してもらおうと思ったが流石に鈴とセシリアも手伝わないのは悪いと思い申し出たが春瑠が二人の腕をつんっと触っただけで二人とも痛みに負けて少し涙目になった。

 完治してないことをつけば何も言えず帰って行った。

 二人を見送ってから作業に入ろうとしたがいい加減出てきてほしいと思い声をかけた。

 

 「たっちゃん……出てきて…いいと……思う」

 

 「あちゃー、これでもお姉さん本気で気配を消していたんだけどな~」とコンテナの影から楯無が現れた。

 

 「それにしてもハルちゃんすごいわね。これもう技術者として食べていけるわよ」と誉めてはくれるが今、緊張を解くことは出来ない

 

 (小雪達を展開して待機させなければよかった)奥には小雪達を展開して待機させているのでバレる訳にはいかない。

 え?気配で分かるならその前にしまえばいいんじゃないか?できるならそうしたいがIS反応が出てしまえばそこで終わりしかもたっちゃんって絶対、暗部とかやってそうだし話術はあっちの方が上だと思うし色々ヤバい

 

 「ねぇハルちゃん」

 

 「何ですか?」

 

 「奥にあるあの立派なISは何かな?反応がないからコアはないと思うけど?」とできれば指摘してほしくなかった。

 小雪のことを言ってるからだ。

 もう正直、苦し紛れの言い訳しか思いつかなかった。

 

 「作りたくなった……からじゃ…ダメ?」

 

 「ん~別に勉強熱心なのはいいけどそこに山積みに置いてあるパーツは何処から貰ったの?」

 

 「十蔵さん……から…廃棄予定の………物を…貰った」とこれで終わってくれればいいんだが普通こういうのは終わらないたっちゃんの目は節穴ではないからだ。

 

 「ふーん、じゃあこの明らかに学園じゃ、見ることのないパーツは?」と手に取ったのはフランスの女性権利団体から戦利品として拾った物だった。

 正直、ラファール系列だから大丈夫だと思ったけど甘いか……これで乗り切れればいいけど…私は小雪の横にあるラファールの改造機を指した。

 

 「あれの…失敗した……パーツ」

 

 「へー、そうかな?本当は…」と何かをいいかけた時、たっちゃんの肩を掴んだ者がいた。

 ギギギと壊れた人形のように振り向くとそこにはとてもそうとても良い笑顔をした虚がいた。

 「お嬢様……こんな所で何を油を売っているのでしょうか?」と大方書類仕事でもサボったのであろう私?、無論やることはやっている。

 

 「とにかく、来てもらいます!」と首根っこを掴んで引っ張って行った。

 その間、色々騒いでいたがとりあえず一難去ったような気がしてホッとしたが

 

 (あとどれくらい誤魔化しが効くか……分からないなこれは)まあこれとは別なのでとりあえず

 

 「作業……やりますか」それからは神業とも言える速さでものの数分で終わり1日を終えたのであった。

 

 

 





 さて次回はどんな話にしようかな?
 全然予定のない次回、ネタ空っぽ……でもめげない!
 では仕事の都合上、いつになるか分からないですがよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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これで応急措置?


 どうも今回は小雪達を無理矢理感はありますが表舞台に出すための話と鈴とセシリアの応急措置?がされたISの話です。
 それではどうぞ


 

 

 

 

 鈴とセシリアのISを応急処置と言う名の事実上、改修をした次の日、春瑠は朝方、二人にISを返しそのまま授業に行こうとしたら織斑先生に捕まり盗聴対策などされた談話室に連れていかれた。

 

 

 

 

 「さてお前を呼び出した理由だが十色、正直に話してくれ……実はISがあるんじゃないか?それもおそらくはクラス代表の試合に乱入した無人機だと思うが?」といきなり朝から厳しい質問が来たよ!

 正直、無言にならざるをえなかった。

 (まずい……まだ交渉事に長けた銀に染まるのは出来ない状況その上、今までこれに対しての呼び出しはなかった。充分な手が揃ってる筈……)

 

 『(マスター流石に誤魔化しようがないのでもう……話した方が……これ以上、ご迷惑はお掛けしたくないです!)』

 

 (でも小雪達はみんな国に登録されていない存在それを知れば世界各国が黙ってる筈がない!)

 

 『(うち達は勝手についてきたからこっちも迷惑かけるのは……嫌です!)』

 

 『(拙者も同じく勝手についてきた身、これ以上迷惑をかけるのは…心苦しいで御座る)』

 

 (でも小雪達の自由が…)と話しているのだが脳内で話してるものなので黙ってるようにしか見えない春瑠に千冬からもしもの話をされた。

 

 

 

 

 

 

 千冬side

 

 

 

 やれやれ分かってはいたがやはり十色にもう言い訳をするためのネタはないか……正直お世辞にも交渉が上手いとは言えんしな……さて話も進まんしアメでも出してみるか…

 

 「十色…もしもだ。…もし仮にお前が保護してるISのある程度の…そうだな、表面上でのある程度の自由を確保できる用意があるとしたら素直に喋ってもらえないか?」と言うと一瞬、よく見なければ見逃してしまうが一瞬眉が微かに動いた。

 そして動かした方の眉を見てじいさんが言ってる事が本当の前提で進める。

 

 (さてあのじいさんは確か右の眉が微かに動いた場合は食い付いてる証拠だとか言ってたか)とここ最近、十蔵もとい学園長から十色に関する事を聞き出していた。

 

 前の話からすれば十色の親とは親しい間柄ならば十色の事も知ってると思い聞いたらあっさり話してくれたのは意外だったが癖などある程度は分かった。

 未だに十色は黙るが正直、これで話して欲しかったが仕方ない。

 

 「どうした?保護してないなら眉を動かす必要もないと思うが?」と言うと効果テキメンらしいがどうやらあってたようだ。

 十色の表情が重く奥歯でも噛み締めるような感じだ。

 

 「……本当に…出来る……んです…か…」とやっとか……まあ世界がISをどういう風に扱っているのは勉強すれば分かることだ。

 その上、本当かは分からんが十色はISの声が聞こえるらしいからな

 

 「ああ、あのじいさんがその為の段取りをしている。あとはお前の了承がもらえればすぐに出来る」

 

 「……お願い……します」

 

 「任せておけ、それにお前はもう少し大人を頼れその為の私ら教師だ」まあこういう場合こいつには大人を頼ろうにも頼れない状況だったかもしれないが……

 

 「さてここまで話したんだ。もういい加減、正直に話してもらうぞ」

 

 「…はい」とそのあと結局一日を使って話していることになるがな書類のサインとか色々

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそれとは別に放課後、一夏と箒にシャルルがアリーナでそれぞれ練習してると鈴とセシリアがアリーナに来た。

 修理してもらったのを知らない三人は驚いた

 

 「あれ?鈴にセシリアどうしたんだ?」

 

 「どうしたって練習しに来たに決まってるでしょ」と三人首をかしげた。

 

 「いや体が治ってもISがないだろ」

 

 「ええと…実は春瑠さんに応急措置ですが直してもらいまして」とそこで一夏達は目が点になる。

 

 「いや……最近、春瑠の成長は凄いけど……」

 

 「ああいくら凄くてもあれほどのダメージを負ったISを直すのは……」とまあ話からすればカタカナすら読めてなかったらしい春瑠がいきなりISを直せるだけの技術を身に付けてると思わないだろうこれ以上話しても信じてもらえないと判断した二人は

 

 「そんなに疑うなら見てからにしなさい!」ISを展開させた。

 三人はいや周りのギャラリーも驚くがそれよりも驚くのが

 「ねえ、凰さんにオルコットさん……それ本当に……応急措置?」と展開された甲龍とブルー・ティアーズだが応急措置とは思えない姿に変わっていたからだ。

 「言わないで……あたし達も驚いているから」

 

 「これを応急措置だと言われた時は目を疑いましたわ」どうやら二人も同じ反応をしたようだ。

 

 「うわー、かなりいじってるよね?」とシャルルがまじまじと見た。

 「確かに面影はあるにはあるが……」

 

 「もう別物だよな…これ」うんマジで!

 

 「とっとにかく簡単には勝たせないわよ!」

 

 「ボーデヴィッヒさんのリベンジマッチも含めてですわ」と言う訳でまずは肩慣らしをするために指定コースを飛ぶ事から始めたが……

 

 「「わぁぁぁあーあ!?」」うん見事に機体に振り回されている二人、悪戦苦闘しながら10分後

 

 「はぁあ…はぁあ……なにこれ……」

 

 「性能が……違い…すぎ……ですわ」と代表候補生と言うだけあってちょっとやそっとでは疲れることのない二人が10分もしない所うちに息を上げて地面に倒れてしまった。

 

 「おーおー頑張ってるね~君たちは」と新聞部の薫子先輩が来た。

 打鉄に乗ってるので訓練してたのだろう。

 

 「あれ?イギリスと中国の代表候補生の機体変わってるわよね?本国が新しく改修してくれたとか?」と二人のISに気がついた。

 どうやら最初からいたわけではないから知らないのだろう。

 「いや、これ春瑠がやったらしいんですよ」と鈴とセシリアの代わりに一夏が答えた。

 

 「え?うそ!これ春瑠くんがやったの!?」

 

 「本人曰く応急措置だとか…」

 

 「いやいやいやいや、それ応急措置の範疇超えてるからね!でも今週の特ダネ頂きかも……それにしても二人は倒れてどうしたの?」と特ダネにニヤリとしながら倒れている理由を聞いた。

 

 「えっと前のと性能が違うらしくて手間取っているとこです」とシャルルが代わりに答える。

 

 「へー、どれどれ…」と薫子先輩がISから降りて甲龍とブルーティアーズを調べてたら目が丸になり表情青ざめて汗がだらだら流れ始め固まってしまった。

 

 「どうしたのですか薫子先輩?」と箒が訪ねるとギギギッと壊れた人形のように向きその時も表情がひきつっている。

 

 「…これ……本当に春瑠くんがやったの?」

 

 「はい」

 

 「もっもちろん…誰かと…協力してるよね?」

 

 「どうなんだ?」と倒れてる二人に聞くが返事がない代わりに地面に『一人でやってる』と書かれていた。

 「へ…へー、ひ、一人でやったんだー……へー」と更にひきつり信じられない顔になった。

 

 「先輩どうしたのですか?」

 

 「どうしたもこうしたもないわよ……これ総合的な性能が前のと比べて甲龍が17%ブルーティアーズが19%も上がってるわよ!手こずるに決まってるじゃん!!!」

 

 「「はぁぁあ!?」」結果を聞いてさっきまで倒れていた二人は起き上がり二人もデータを見出した。

 それこそ目の玉が飛び出るぐらいに

 「みんなどうしたんだ?」と一夏だけが分かっていなかった。

 「一夏、普通、性能が数%上がればもうそれは凄い事なんだよ。それも何ヵ月いや下手すれば何年、何十年かかる事だから一日でこれは異常なんだよ。というよりこれ担当した開発陣、発狂するレベルだね」とシャルルが簡単に説明してくれて一夏も春瑠がどれ程のことをやったのか理解した。

 

 「すげんだな……春瑠」

 

 「凄い通り越して天才の域よ……これは……担当の開発陣の顔丸潰れね……でもこれで応急措置よね……」最後はそれだ。

 みんな思ったことはただ一つ

 

 (本気でやったらどうなるんだろう?)きっと化け物級の機体が出来るに違いないそう思いながらもそのあと鈴とセシリアはそれぞれ武装のテストしたが言葉を失うことばかりだったというその数時間で春瑠の技術力は学園中に広がったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、春瑠は部屋で

 

 「う~かんちゃんと組めなかったよ~」と春瑠の胸の中で泣いている本音を

 

 「( *´・ω)/(;д; )よしよし」慰めていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて次回はトーナメント開始!
 小雪も堂々と表舞台に出す!
 ぶっちゃけ春瑠が蹂躙しそう?
 それと春瑠のパートナー発表
 では次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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春瑠のパートナーは……



 さてなんかたまたま早くできた! 
 ではどうぞ
 


 

 

 

 

 

 さて春瑠が素直に話してくれて次の日に十蔵は学園上層部の人間を集めてある報告をしていた。

 

 

 「では偶然とはいえ十色春瑠が学園の敷地内にて機能停止状態の無人機を発見、後にそれを修復し再起動したと思えば待機形態にて離れなくなったと」

 

 「ええ、引き離そうとすればなんかしらの抵抗がありました」と十蔵からの報告は上層部を悩ませるには充分すぎる物であった。

 

 「さて、どうする?国家に登録されてないコアなど厄介事しかないぞ」

 

 「どの国に渡そうが非難されるのは確実だ」ともめていた。

 誰かが言うように今やISは国の軍事力であり国防に関わる事、数は決まってるのだからどの国だって他国から奪うより登録されてないISを欲しがるのは当然だからもめていた。

 

 「皆さん、私に少しばかり提案があるのですがよろしいですかな?」といたってマイペースな十蔵の言葉に皆は向いた。

 

 「他国にやれば非難されるならばどうですか?いっそのことIS学園に所属させるのは?」それに賛成するもの反対するものに別れた。

 

 「確かにいい案かもしれない」

 

 「何を言う!学園には相当数のISが所属してるのに世界が認める筈がない!」

 

 「しかしあくまで中立の立場である学園になら得する者もいないが損する者もいない」といつまでも平行線の話をしてるが十蔵にとって予想通りに進んでるので問題ない

 「実はもう一つ理由が先ほど述べた通りそのISが離れないのですよ」やはり所属の問題で最初に述べたISが離れないのは頭に入っていなかったようだ。

 

 「なら一度初期化すれば問題ないだろ?」

 

 「やりましたが逆にウイルスを流されてしまいできませんでしたよ。そこで次の案として学園に所属させた上で十色春瑠の専用機としてはどうですかな?」とそれを聞きそれならばと思ったが次の疑問ができた。

 

 「専用機までは良いがどの企業に面倒を見させるつもりだ?」そう専用機を与えるのはまだ良いとしてそれをどの企業に見させるか?で再び議論が始まろうとした。

 

 「いえいえ、実はですね。最近、十色くんは勉強熱心で自作ですがISの正確には入れ物を使っているらしくそれも本職に劣らない出来と聞いてるんですよ」とこれは楯無から聞いたことだ。

 

 「では何か?彼に全てを任せるとでも?つい最近まで何も知らない筈の子供に?」と元々春瑠の常識が古すぎたので無瑠もない。

 

 「逆にあなた達は十色くんの戦闘記録を取りたいと思いませんか?」

 

 「確かに実力テストをしてないから取りたいが今の話と関係ないだろ?」と実は委員会から早く十色の実力を計れと口うるさく言われている。

 実際、彼がトーナメントで素直に戦ってくれるかも悩み事の一つだがそれがなぜこんなに悩んでるのか?理由は今の通りだがそれが出来てないせいでこの上層部の人間は委員会にボロクソに叩かれており最近、食事が喉を通らないほどグロッキーらしく早く解決したい問題だ。

 だからこんな話でも乗ってしまうであろう中には体調不良になってるし

 「それが本人がもしその発見したISを自作した物で出場させてくれるなら素直に戦うと言ってるのですが…」とこんな話でも上層部の人間は目を開き食い付いた!

 

 「それは本当かね!」

 

 「ええ、確かに約束してくれましたよ」

 

 「な、ならさっそく手続きを…」とそこからは十蔵の思惑通りに進んだ。

 

 

 しばらくして委員会に報告と所属などについて多少反感はあったが非難されるよりは良いと承諾された。

 そしてそれは世界が知ることになる。

 無論だが無人機だとかそういうことは伏せて学園の皆も……

 

 

 

 

 

 その事を知ったその日、正確にはトーナメント二日前の夕飯、食堂では春瑠の話でいっぱいだった。

 

 「春瑠が専用機を持つとはな……」

 

 「ですわね」前は受け取り拒否までしていたし

 

 「しかもフルスクラッチの自作ISって」

 

 「どんなの作ってるんだろうね?」と何時もの五人は食事をしながら春瑠がどんなIS作るかな?と話していた。

 

 「と言うよりのほほんさんに聞けば良いんじゃねえか?」とふと思ったことを一夏は言ったが…

 

 「それなら質問攻めにあってるわよ」と鈴が箸で指した先には本音に聞いてる生徒がいる。

 

 「と言うより逆に春瑠はどうしたのよ?」

 

 「そう言えば、部室に籠るからトーナメント終わりまでは修行に付き合えないと言ってたな」と箒が思いだしそれで地下まで行ったことのある二人、鈴とセシリアはもしかしたらと思ったがそれは止めた。

 

 「鈴にセシリアどうしたんだよ?」

 

 「いや、あたし達、前に部室に行ったことあるんだけど……」

 

 「地下に立派なISがありましたのでもしかしたらと思っただけですわ」

 

 「どんなのだったんだ?」と一夏は興味津々に聞くが

 

 「といってもチラッとしか見てないから結局、分からないわよ」と結局分からず仕舞いで二日が過ぎることになった。

 その間、一夏達は死ぬほど練習した。

 なんせあの春瑠と対決する機会ができたのだ。

 勝てなくとも一矢報いる為に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二日後……

 

 

 そしてその朝も春瑠は部室の地下にて最終調整を済ましていた。

 

 「さて小雪・・どうかな?」

 

 『はい!最高です!マスター!これならどんな者でも負けません!』と晴れて正式に春瑠の専用機として共に表舞台に出れることが嬉しくてたまらなく更には機体の改修作業にて性能も段違いに上がった。

 まあやったとしても武装と装甲を追加して内装等を徹底的に見直したぐらいで前との違いはそこまでなかった。

 

 「じゃあ・・・行こうか・・小雪」

 

 『はい・・・マスター』と小雪は待機形態の花の髪飾りになったがそれも変化していた。

 「虹色の花とは・・綺麗だ・・」

 

 『ふふっ♪ありがとうございます。マスター』と気分はルンルンと楽しそうにしながらアリーナへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして更衣室にて着替えてる二人がいた。

 

 

 「しかし、すごいなこりゃ……」

 

 更衣室のモニターから観客席の様子を見る一夏。

 そこには各国政府関係者、研究所員、企業エージェント、その他諸々のお偉いさん達が一同に会していた。

 

 「トーナメント上位入賞者にはさっそくチェックが入ると思うよ」

 

 「ふーん、それにしちゃなんか雰囲気が違うような?」

 

 「春瑠さんが自作のISで戦うのが原因なんじゃないかな?」と自作だけでもそうだがISで戦うこと事態が理由であろう

 

 「そう言えば春瑠はどうしたんだろ?」と未だに姿を見せない春瑠が気になった。

 

 「確か生徒会の仕事で時間ギリギリまで来賓の人を案内してたはずだよ」と画面を見てたら虹色が見えたので春瑠だと一発で分かった。

 

 「結局、春瑠がどんなISに乗るのかも分からなかったな?」

 

 「ギリギリまで調整をしてたみたいだししょうがないよ。そろそろ対戦表が決まるはずだよね」

 

 「一年の部、Aブロック一回戦一組目なんて運がいいよな」

 

 「え?どうして?」一夏の台詞にシャルルが何故かと尋ねると

 

 「待ち時間に色々考えなくても済むだろ。こういうのは勢いが肝心だ。出たとこ勝負、思い切りのよさで行きたいだろ」

 

 「ふふっ、そうかもね。僕だったら一番最初に手の内を晒すことになるから、ちょっと考えがマイナスに入っていたかも」視野が広いシャルルらしい考えだ。

 確かに相手が先に手の内を見たら対策を立てられて逆に不利になる事もある。

 

 二人の考え方は正反対だがそれでも馬が合っていると言うより、この場合シャルルが一夏に合わせていると言った方が正しい。

 

 「あ、対戦相手が決まったみたい」

 

 画面が変わった事にシャルルも気付き、一夏も食い入る様に見つめると、

 

 「「――え?」」

 

 出てきた文字を見て、一夏とシャルルは同時にぽかんとした声を上げた。

 

 一回戦は春瑠・ボーデヴィッヒペアと一夏・シャルルペアだったからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、春瑠はピットにて待機していた。

 対戦表を見るなり少し気分は楽しいことになった。

 「一回戦から・・・楽しめ・・そう・だ」

 

 『楽しそうですね。マスター』

 

 「当たり前……小雪の…晴れ舞台……なんだから」さてさて相方はボーデヴィッヒなんだからせめてシャルルは譲ってもらおう。

 

 

 

 

 

 






 さて次回は試合と言うわけでパートナーはラウラにしました!
 あえてというコメントがあり考えたら面白そうと言うことで素人なりに頑張らせていただこうと思います。
 感想待ってまーす。


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ISで初出場するよ


 どうも最近深夜アニメがバタバタ終わり始めて少し悲しかったりしたりでも次の深夜アニメも楽しみだ!
 さて短い上に半端のような気がするけどどうぞ!
 小雪は追加装備&装甲でいきます。


 

 

 

 さてピットで待機していた所にラウラが来たがなんかよそよそしかった。

 

 「どうしたの?」

 

 「貴様か…修理パーツを置いていったのは?」

 

 「そうだけど?」うん小雪のを改修してる合間に作ったパーツそっくりそのままですが?

 

 「なぜそんな事をする?それに…」と敵である自分になぜそんな事をするのか不思議でならなかった。

 

 「あの時、言っていた。その恐怖を忘れなければ人間とはなんだ?まるで私の出身を……」どうやら前に言った言葉が引っ掛かっているのかな?

 

 「人為的でも…心が…あれば……人間って…意味…だよ」

 

 「!?」ラウラは目を見開き問い詰めた。

 

 「貴様!なぜ、ドイツの機密を!」

 

 「機密は知らない…けど……」とラウラに気付かれる事なく頭に手を乗せナデナデしながら

 「貴様…うぅ……」抵抗しようとしたが気持ちいいのかそれはなくなった。

 

 「ラウラは……ラウラは…それは唯一無二の存在……それだけ」とその時見た顔を忘れることはないだろう

 

 (私に…親でもいれば……こんな優しい顔をして接していたのだろうか?)今まで生まれてからこんな経験はなかった。

 毎日、軍の訓練ばかりそれを考えているとナデナデは終わった。

 

 「さて、そろそろいきますか?」とラウラを見ると名残惜しそうに見ていたが春瑠は振り返る事なく自分の舞台に向かった。

 そのあとを慌てて追うラウラという珍しい光景になったのでした。

 その間に春瑠は小雪と会話をしていた。

 (小雪、前から思ったけどレーゲンってのから声がしないけど何か仕掛けられている?)と前々からラウラのISからはまったくと言っていいほど声が聞こえない死んでるようにも感じるぐらいだ。

 

 『(すいません、仕掛けられているのは分かったんですがいったい何を仕掛けられているかまでは……)』と心底申し訳なさそうにする。

 

 (かまわないよ。さて行こうか…小雪の晴れ舞台だ)

 

 『(はい!マスター♪)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《アリーナ観客席》

 

 

 アリーナでは一夏とシャルルが中央で待機しており春瑠とラウラの登場を待つだけであった。

 特に春瑠は今回の目玉だった。

 何せ今まで専用機を拒否していた春瑠が受け取り(表向きは)試合を承諾その上、ISを一から開発したと言う更に言えば鈴とセシリアの改修された高性能なISで応急措置と言うそして今回は本気、いったいどれ程のISが出来てるのか?注目は集まる一方である。

 その中でおそらく一番、春瑠に注目している生徒がいた。

 水色の髪に赤い目、おとなしそうな印象を受けるリボンからして一年生の代表候補生の子が……

 

 

 (どんな機体なんだろう?)ここしばらく調べたけど分かったのは箝口令が敷かれたあのクラス代表戦に乱入してきたISに似てるとか?名前は『小雪』ぐらい

  そしてもっとも注目すべきことは

 (一人で作ったて聞いたけどどれくらいの仕上がりなのかな?)理由は言えないが訳あって現在、一人でISを組み立てている。

 えっ?他の人に協力してもらわないのか?それはもっと個人的な理由になるがこの試合を見る理由はそっちの方が強い

 待っているとアリーナからドイツの代表候補生のラウラ・ボーデヴィッヒが出てきた。

 そして次に出てくるのは当然……春瑠が出てきたが観客席は静かになった。

 

 「……きれい」誰かが言った。

 そして代表候補生も只、見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてアリーナの中央で待っていた一夏とシャルルも只、見ていた。

 春瑠はゆっくり垂直に降りて来た。

 ISは一夏など直接戦ったあるいは間近で見た物はあの乱入したISの面影があるが全体的にスマートかつ小型になっておりその上でスカートアーマーなどが追加されているがドレス風にされてるスカートに背中にはマント風にされたバックパックがある。

 更に注目してしまうのは春瑠のISスーツ……

 

 「春瑠さん…その……どうしたの?……そのスーツ…」と一夏も目のやり場に困っている。

 「形態移行…したら……スーツも変わった」と今のISスーツは女性用のISスーツを上下に分けた奴であったが到底男物には見えなかったが春瑠は気に入ってる様子だった。

 時間も差し迫ってる感じがした春瑠はラウラにあらかじめ聞いとくことにした。

 

 「一夏は譲る……デュノアは貰う……それでいい?」

 

 「かっ構わん!せいぜい私の足を引っ張らないことだな!」とプイッとそっぽを向いたがまるでツンデレみたいな反応をするラウラを見て思ったのは

 

 「春瑠…何かあったのか?」

 

 「さあ?……さて早く始めようか?今日は色々と気分が良い」とパススロットに装備しといた西洋風の巨大な双振りの大剣を出した。

 

 そこでカウントダウンが始まる。

 その間にラウラに一言、言っとこうと思った。

 

 「ラウラ」

 

 「なんだ」

 

 「他人になろうとしてる間は一夏に勝てるとは思わない方が良い」ここ最近見て思ったけど織斑先生に憧れを通り越して織斑先生その者に成ろうとしてるしね。

 釘は刺しておくものだ。

 

 「余計なお世話だ…ここで」とそこでブザーが鳴り

 

 「「叩き潰す!」」と開始と同時に一夏は瞬間加速でラウラに急接近したがラウラもAICというので捕らえようとしたが私は思った。

 どんな形であれエネルギーで空間に作用してるならたぶん通じるだろうな白式の零落白夜がっと思えば

 

 「うぉりゃぁ!!」とラウラの手前で雪片を振るう、周りはえ?などと思ってるだろうがそれに意味はあった。

 その証拠に

 

 「なに!?」ラウラは驚いている。

 ラウラ曰く停止結界と言ってるがその結界が斬られたのだよ零落白夜によってそこから一夏とラウラは近接戦に突入したのでこっちも

 

 「さて…お相手……願おう…」

 

 「はは…お手柔らかにね」とシャルルの表情はひきつっている。

 正直、今現在勝てる要素が見つからないのである。

 春瑠は笑顔で「無理」と答えシャルルは早く一夏が合流することを願ったが見る限りすぐに合流はできない覚悟を決めて

 「じゃあお相手させてもらうよ!」とシャルルの銃弾が春瑠に向かうが簡単に剣で弾き

 

 「では……十色春瑠…推して参る!」さてこれが春瑠にとっての初のISに乗った戦闘であった。

 

 

 

 

 

 





 さて次回は追加装備の隠しギミックで引っ掻き回したいと思います。
 たぶん三話ぐらい試合続きそう……
 追加装備&装甲の絵はできたら載せたいと思います。
 感想待ってます。m(_ _)m


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 初のISでの試合


 どうもかなり更新遅くすいません……もうぐたぐだで方向性が分からないよ~((;゜0゜))ラウラのキャラが原作崩壊でしかないような気がする。
 ラウラファンのひとにはすいません
 それではどうぞ


 

 さてついに春瑠の初のISに乗った試合が始まった。

 

 

 

 

 

 シャルルside

 

 

 「いくよ。小雪」と小さく呟いたのが聞こえた。

 腕をこっちに向けると腕部内蔵型と思われる物、ビームで牽制してきた。

 

 

 

 僕は避けたけど春瑠さんから目を放したりはしなかったのにいつの間にか見失っていた。

 「え?どこに?」とそれは接近アラートですぐに分かった。

 「へ?」だらしない声を出してしまったが確かに誰もが思う仮に視認不可能な程の高速移動でもして死角から攻撃とかは分かる……分かるけど見失って気づけば目の前ってありですか?

 

 「ありだと思う」と心でも読んでるかのように答える春瑠は剣を振るう上段からの攻撃をシャルルはなんとか防ぎ再び距離を取る。

 

 「よく反…応したね」

 

 「アラートがなかったら危なかったけどね」うん本当に危なかったがそれとは別に今の一撃は違和感があった。

 

 「ねえ、動きはともかく今の攻撃、わざと緩めた?」だってISを生身で圧倒する春瑠の攻撃に普通耐えられる物ではない

 

 「あー、…そう言えば……忘れてた」と何かをいい忘れていたようだった。

 

 「力加減……苦手な私に……小雪が…身体を……制御してくれててね……今のでも…本気のつもり」

 

 「制御?」人がISを制御してるなら分かるけどISが人を制御ってなに?

 

 「詳しくは……知らないけど…… 神経で何かしてるとか」

 

 「神経……そうなんだー……へー……」なんか身体を勝手に改造されてる感じなのになんで平然としてるの!

 

 「小雪を信頼してるからだよ」また心読まれた!

 

 「それに……今の私に勝てないと…普段の私に勝てないぞと言ってるつもりだけどね」その言葉に一夏は反応した。

 顔を見るとすごく楽しそうだった。

 前に春瑠さんが目標とか言ってたしチャレンジ精神でも湧いたのかな?

 

 「それより…後ろの…なーんだ?」と言われて見てみると空中に持ち手のないライフルが浮いてる……ライフルがって!

 

 「BT兵器!」と驚いたのと同時にビームが放たれた。

 スラスターを吹かし何とか避けたけど

 

 「どうかな?……ビックリ芸は」答えを期待してるよ!

 

 

 「ビックリも何もこれイギリスの最新技術だよ!」いったいどうやったら再現できるのか?気になったが

 「良かった。ならこれも……驚くかな?」と今度はアンロックユニットの吹き出し口と思っていた。

 スラスターだと思っていたのがこっちに向いて空気を吸いだしたって……まさか!?

 そう思っていたら見えない何かが僕の横を通りすぎ後ろの方の地面にクレーターが出来た。

 

 「はっ……ははっ…もう何でもありだよね……これ…」もしかしなくともこれ……衝撃砲だよね……

 

 「ふふっまだまだ……いっぱいあるから…楽しんでほしいな」と満面の笑みで言ってきたよ!

 しかも春瑠さんの色が一色に染まり始めてきたって……ヤバいこれこの前のボーデビィッヒさんの時と同じパターン……しかもビットがライフル型が8基に刃が付いたタイプが4基を出して来たけど……まさか、それ全部、使うつもり?

 しかも衝撃砲や腕のビームまで向けて来て……一緒に使えるの?

 「さあ、まだまだ…楽しもうか♪」黒に染まり妖艶な笑みを浮かべてビットが僕を包囲して全部で一斉射撃してきたって……

 

 「うわ、わわっちょっムリムリ!絶対無理だからーー!!!!」ここから僕のチキンレースは始まったって……

 

 「一夏!早くしてー!!無理!!というより春瑠さんキャラ変わりすぎだよーーー!!」

 

 

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏side

 

 

 

 

 おっす俺は一夏、今、ラウラ相手に接近戦をしてる。

 正直、千冬姉が指導していただけの事はある。

 教官流近接格闘術だっけか?

 以前の俺なら相手にすらなってなかったと思うけどやっぱ春瑠の特訓受けといて良かったぜ。

 丸太の素振りから始まって避ける練習、慣れて来たら今度は攻撃を受け流す捌く練習とまあそれ以外はまだしてないけど春瑠の攻めに比べれば余裕だ。

 失敗する度に三途の川を見たけど……

 「ほう、剣に関してはマシだがISを絡めた方はどうだ?」と今度はワイヤーとプラズマ手刀を一緒に使って来た。

 けどこれ、春瑠の鎖を使った攻撃にしちゃ

 

 「ぜんぜん余裕だぜ!」見え見えのワイヤーだから捌く順番を見極めるのにも余裕があるがそれもパートナーのシャルルの声で状況は変わる。

 

 「一夏!早くして!!無理!!というより春瑠さんキャラ変わりすぎだよーーー!!」チラッと見ると四方八方からライフルの雨が放たれその隙をブレードが襲い衝撃砲とビームが襲いそれを懸命に逃げるシャルルだった。

 (ビットと武器同時攻撃って……セシリアの時にもそれやられたら厄介だと思ったのにあれの三倍であれって……やっぱスゲーな)と思いつつシャルルの無事を祈りラウラの方に向き直すが一瞬とは言え余所を気にしてるのが気に食わなかったのか

 「余所見とは……バカにしてるのか!」ラウラはレールガンを放つがその弾はISのハイパーセンサーのお陰だけど俺には見えていた。

 だから俺は思いきって出来る。

 瞬間加速で弾に突っ込んだ。

 

 「な!?」周りも俺の行動に驚いているけど見えているからギリギリでかわしながら最短で突っ込んだ。

 ラウラも驚いていて一瞬の隙が出来たからやることは斬るだけ!

 

 「おぉぉぉぉ!!」

 

 「くっ!」完全に意表を付いたと思ったけどラウラは苦し紛れにレールガンを盾にして俺との距離を取った。

 決まったと思ったけどレールガン斬れたから良いかこれでワイヤーとプラズマ手刀だけだ。

 そして接近戦なら俺にも分がある!

 「まだまだ!」

 

 「調子に……くそ!」いい感じに接近戦が出来て来た。

 あと少しで勝てる!

 そして春瑠に挑戦するんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラウラside

 

 

 

 

 

 

 

 私は今の状況が理解できない…なぜなんだ?

 なぜ私は押されてる?

 この4月からISに触れ始めた知識も何もない素人になぜ押されてる?

 軍人として生まれ兵士として育て上げられた私がなぜ押されてる?

 さっきあいつが言っていた『他人になろうとしてる間は勝てない』が関係してると?

 なぜなんだ?

 他人になろうとするのが教官のようになろうとするのがどうして駄目なんだ?

 そうしようとしてる間はなぜ勝てないと言い切れるんだ?

 そんな思考のループが続く

 

 もはや接近戦で有利なのは織斑一夏だ。

 ISを絡めた戦闘なら最初は有利だと思っていた。

 実際、最初の方はそうだったが時間が経つにつれ私は不利になりワイヤーは通じずレールガンも破壊されAICも攻略される。

 詰み以外なんでもない段々集中力が無くなって来てることに私は気付かず織斑一夏と接近戦してる時、普段の私ならあり得ないミスをしてしまった。

 

 ガッ「!!!」現在、空中ではなく地面でやってるがいわゆる脚を地面に引っかけてしまいしりもちを着いてしまった。

 そして織斑一夏は急なことで止まらずそのまま私は斬られて終わりの筈だった。

 「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」突然、織斑一夏は横に吹き飛ばされた。

 そして私の前に立ったのは春瑠だった。 

 

 「貴様何のつもりだ?」

 

 「相方の……フォローってや…つのつもり」こいつは何を当たり前な事を言ってるんだ?という顔で言う

 

 「フォローなんかいらん!余計な手出しはって…何を……うぅ……」まだ言いたい文句があるがそれはやつのナデナデでついつい黙ってしまった。

 だって気持ちいいんだ。

 このナデナデが……

 

 「落ち着…いた?」

 

 コクコクと私は頷くことしかできなかった。

 「なら……良い……」とナデナデが終わってしまったがなぜかこいつはプライベートチャンネルで通信してきた。

 

 『プライベートチャンネルとは何のつもりだ?』

 

 『ラウラは何で一人で全てをやろうとしてるの?』

 私が一人でやろうとしてる理由…か……なんでだろうなこいつには何故か……本当に何故か話して良いと思う……なんでかは知らないが……

 

 『強くなければ私が他のやつに落とされる。……また出来損ないと呼ばれる。……だから教官みたいに一人で出来るようになりたいと強くなりたいと思っただけだ……』

 

 『それなら織斑先生は一人で全てはできないって聞いたことがあるけど』

 

 『なに?教官に限ってそんなことなど…』信じたくなかったが嘘をついてるようには思えなかった。

 

 『少ししか聞いてないけど[私はたった一人の身内さえ危険にさらした弱い人間だ]とね』これも信じたくなかったがその後の話はまさかこいつの昔話を聞けるとは思わなかった。

 

 『私も同感だよ。化物だと呼ばれていてもたった一人の目の前にいた私が愛した人すら守れなかったからね。だからいきなりこんな事を言わせてもらおう……織斑先生以外、ラウラを認めないなら私が認める』

 

 (え?)何を言ってる?認める?私を……でも教官以外で初めて私を認めてくれる?

 

 『誰にも頼れない所でよく頑張ったね。でも今はどう?』

 

 確かに心に余裕がなかった。

 でもなんだこいつはこの感じは……また撫でてもらいたい……また頑張ったねと誉めてもらいたい……これは親に甘えると言うやつなのか?

 だから普段の私からは想像できない言葉がでた。

 

 『認めてくれるだな?』

 

 『うん』

 

 『頑張ったら撫でてくれるか?誉めてくれるか?』

 

 『良いよ。誰だってご褒美は欲しいもんね』そこでプライベートチャンネルは切られた。

 認めてくれる。

 頑張れば誉めてくれる。

 頭を撫でてくれる。

 なら是が非でも織斑に勝つ!

 あいつが他人に譲れないプライドがあるのは分かっただから私はやっとの思いで立ち上がった織斑一夏に聞いた。

 

 「織斑一夏」

 

 「何だ、試合中に?」

 

 「お前は何を思って力を求めてる?」

 

 「そんなの守りたいんだ。大切な人を……それだけだ。けどそれだけだから誰にも譲れないんだ!」はっきりとした言葉で答える。

 本気だと伝わる。

 その答え聞いてる春瑠は楽しそうに聞いてる。

 

 「そうか……謝りはしない……私も今やりたいと思ったことが一つできたのでな何が何でも貴様に勝つ!」ナデナデがもらいたいからな!まあ構えるはいいが武装がろくにない

 

 「なら私のを使いと良い」と私の目の前に春瑠のBTのライフルが来て持ち手の部分が表れた。

 「武装……ないでしょ?」確かに無い

 

 「……ありがと……」とまあやり取りをしてるのだが一夏とシャルルはポカーンとしていた。

 

 「さて再開しますか?」

 

 「ああ…この試合勝つ!」ナデナデをしてもらうために!

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて次回はラウラと楽しく試合を……出来るかな?
 それと春瑠のIS[小雪]の改修版にパッケージ『ドレスナイト』(適当)を装備した物です。
 
【挿絵表示】

 それではまた次回いつになるかわからないけど…… 
 感想待ってます!


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楽しいんだ……


 どうも最近暑いのか寒いのか分からない日が続く……めんどいよね?
 ではたまたま早く出来たのでどうぞ


 

 

 

 

 

 さてアリーナの試合をピットのモニター室で見守る織斑先生と山田先生は春瑠のISとラウラの激変に驚いていた。

 

 「はー、それにしても凄いですねー十色くんのIS[小雪]はでも……」

 

 「おそらくはセシリアと凰のISを……応急措置だったな……その時に技術を得たんだろう」

 

 「うー、また各国からの問い合わせが殺到しそうです」

 

 「そうだな……考えたくもないがな」と今後の予定は問い合わせの対応で埋まりそうだと思いため息が出たがもう一つの話に入った。

 

 「それにしてもボーデビィッヒさん…いったいどうしたんですかね?急に十色くんにたいして素直になりましたが?」

 

 「それは私が聞きたいぐらいだ。いったい何を言ったんだか……」見た感じラウラは春瑠を信頼しだしたようだしなんだか甘えてる雰囲気だ。

 後で問い出さないとな

 

 「織斑くん達も何とか連携をしてますが……」

 

 「完全に押されてるな。まあ元々、実力順でいけば一位と二位がタッグを組んでいるんだ。ボーデビィッヒがしっかり連携すればこのぐらい当たり前だろな。逆に織斑にはこれを機に学んでもらいたいものだ」近接格闘型での連携の役割とかをな

 

 「素直に応援されたらどうですか?本当はお姉さんとして「山田先生、今度、近接格闘の訓練に付き合ってもらえませんか?最近ヒヨッコどもの相手で鈍ってきて」いえいえ、それより十色くんの方が良いんじゃないですか!!」と途中で割り込まれて更に自分の危機に直面しだしたので対等に渡り合えると思う春瑠を咄嗟に出してしまったが危機に直面してるので仕方ない。

 

 「ふむ、そうだな……今度、試合の日程を組んで一戦ぐらい刀を交えようか?……それなら学園長に……」と今後の事を考えだした千冬を見て山田先生は心の中で春瑠に謝罪していた。

 本気でやる気だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして試合は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて色々とポカーンとなったが目の前の現実を見るべきだ。

 

 

 

 

 

 「役割…はど……うする?」

 

 「私が前衛、春瑠には後衛を頼みたい……いいか?」

 

 「いいよ……なら……小雪…パッケージ…バトルシップスナイプ」

 『了解しました。パッケージ[ドレスナイト]から[バトルシップスナイプ]に移行します』と春瑠のマントのような背部ユニットとスカートアーマーが粒子となって消え代わりに頭上に戦艦をデフォルトしたようなのが現れた。

 それと同時に春瑠の色が灰色…グレーになった。

 それを見た一夏とシャルルは嫌な予感しかしなかった。

 

 「なあシャルル」

 

 「何かな?一夏」

 

 「俺は物凄く嫌な予感がするんだが……」

 

 「奇遇だね。僕もそう思ってた所だよ」うんまた春瑠のキャラが変わりそう……事実その通り春瑠の目がキリッとしだし

 

 

 「第伍十戦術」そう呟いた。

 そしたら戦艦はバラバラになり春瑠に装着された。

 それは小型の戦艦の砲搭が身体中の至る所に装備されており更にアンロックユニットがあの衝撃砲が倍になっていた。

 

 「春瑠……」ラウラは恐る恐る話かけた。

 やはり前のあの金色の春瑠が忘れられないようだ。

 シャルルもさっきの黒い春瑠は忘れられないだろうな

 

 「後ろは……気にするな……ミッションスタートだ」そうしたらラウラの表情は明るくなりって今度は軍人キャラか?

 「了解した……任せる!」とラウラは突っ込んで来た。

 

 「シャルルここは俺が!」

 

 「ダメ!一夏避けて!」と時すでに遅し!春瑠の砲搭が火を吹くそれも2連装の砲搭が18も!

 

 「ヤベ!」とそれは一夏には当たらず回りに着弾しシャルルも同じだったが

 

 「はぁぁぁぁ!!」瞬間加速で迫ったラウラはライフルの銃口からビームの刃を出して銃剣として使い一夏に斬りかかった。

 「なんのぉ!」と一夏も受け止めるが先程の勢いは無くなっていた。

 

 「どうした!さっきの動きはまぐれか?」

 

 「かも知れねえけど今は二人だぜ!」とシャルルが援護射撃をするが射線上に春瑠が入りもろに食らうが

 

 「うそ……無傷!」

 

 「マジかよ!」ラウラの盾となった春瑠は平然としており

 

 「バック」それだけでラウラは理解しつばぜり合いからバックで一夏から離れ砲搭は後ろの一夏と正面のシャルルに一斉射撃をした。

 シャルルは盾で防ぐが一夏はもろに食らい倒れた。

 そこに一夏に全砲門が向いたのでシャルルは冷静に対IS用の戦車砲をコールして撃とうとするが春瑠が少しだけ動いてその先に見えたのはライフルを構えたラウラだった。

 「くっ!」春瑠からラウラに変更して二人は同時に撃つがラウラは焦んなかった。

 一夏の零落白夜で攻略されてるがあれは単一能力であり通常の方法での攻略は無いよって

 「悪いが零落白夜でもなければ容易いことだ」とAICで止めた。

 「あ!忘れてた」さっきから使って無いのと春瑠により余裕がないので忘れてた。

 でもラウラはAICで集中してるので動きが止まっているから

 「まだ倒れちゃいないぜ!」と一夏は瞬間加速で零落白夜を発動して斬りかかった。

 でもラウラは慌てていない落ち着いていた。

 今この場で信頼できる人がいるから…

 

 「任せる!」

 

 「任された!」と春瑠が割って入り

 

 ガキィンッ………「げっ!これ受け止めるのかよ!?」まさかの一撃必殺がノーガードで春瑠に受け止められた!

 

 「脇ががら空きだ」と全砲門がゼロ距離射撃で放たれようとしていた。

 「やばっ!」けどそこで

 

 「僕を忘れてないよね!」と今度はシャルルが瞬間加速で春瑠に接近した。

 そしてシールドの装甲がパージされてそこからリボルバーに杭打ちが合体したような物が現れた。

 それは第二世代のISの中で最大の火力を持つ武器、それを春瑠の右脇腹に撃ち込み先ずは一発そうしたら春瑠の位置がずれた。

 「まだまだ!」とシャルルはチャンスと思いすかさず連続で撃ち込んだ!

 炸裂薬のリボルバー機構の為に弾が有る限り続けられる。

 全部、撃ち込んで確認したが

 「終わりか?」ケロリとしていた。

 

 「今度はこっちの番だ」と砲門はシャルルを捉えゼロ距離射撃を浴びせた。

 

 「シャルル!」と吹き飛ばされたシャルルを一夏が受け止めた。

 

 「大丈夫か?」

 

 「うん、でもシールド・ピアーズが通じないなんて」

 

 「俺も零落白夜が通じないのは驚いた」二人とも切り札が効かないと思っていたがシャルルは一つだけ気づいた。

 

 「一夏、零落白夜は一応通じていると思うよ」

 

 「え?」

 

 「ほら、さっき斬った所」と一夏もよく見るとほんの少しだが左の鎖骨等辺の装甲に斬り傷があった。

 「なら装甲の薄い所を狙えば」

 

 「まだチャンスはあるよ」と話してる間にラウラは春瑠を心配し側に寄っていた。

 

 「大丈夫か?…そのおか…いや春瑠?」と聞くとコツンッと軽く頭を叩かれた。

 

 「大丈夫だ。それにしても……心配するだけの余裕があるなら頼もしい限りだな……動きのキレも良くなってるしな」とさりげなく誉められたことに嬉しい気持ちでいっぱいになった。

 

 「さて……そろそろ決めるか?」

 

 「ああ、そうしよう!」とお互い話しは終わり再開、試合中、ラウラは戦ってるうちに内心楽しんでいた。

 信頼してくれる人がいる。

 認めてくれる。

 (初めてだなこんなのは……信頼できるのがこんなに気持ちいいとは……こんなに頼もしく思えるのは……そんな人と戦えるのが楽しいんなんて……そうだ。楽しいんだ。軍のような死ぬか生きるかではなく技を競いあう勝負が試合が………楽しいんだ)ずっと続けば良いと思った。

 こんな楽しい事がずっと続いて欲しいと思った。

 

 

 そうずっと……ずっと……

 

 





 さて次回は原作通りに……楽しい時間って続かないよね……
 落書きもできたら挿絵します。
ではまた次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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た……助て……


 さてGWの終わりだけど……Uターンラッシュ怖いな……
 今回は見切りで短いですがどうぞ!


 

 

 

 さて意外にもいい試合をしておりデータも採りやすい環境もあって生徒も盛り上がり来賓の客も概ね満足できる状況だった。

 更に言えば春瑠が本気は出してなくともパッケージには興味を引く物があるため文句はなかった。

 そしてまたパッケージを変えようとしていた。

 

 

 

 「小雪、パッケージ[バトルシップスナイプ]から[ダークファンタジー]」

 

 『はい、マスター、パッケージ[バトルシップスナイプ]から[ダークファンタジー]へ』とバトルシップスナイプは解除され粒子になり代わりに鎧のような物が現れた。

 

 「まだあったの!」とシャルルの反応は無視して

 

 「術式レベル50」と今度は春瑠は青色に染まり鎧は装着されてもはや別物へと印象が変わった。

 ついでに言えば頭部パーツにデビルホーンとでも言えばいいのか?追加されてる。

 

 「やらせないよ!」とシャルルは撃とうとするが春瑠が手を向けると

 

 「えっ!?……動けない!」これを見て周りが思うのは一つ

 

 「「AIC!!!」」しかも有効範囲が広い現にシャルルと春瑠の距離は50mほど離れているがそれだけでは終わらなかった。

 

 「ふんっ」と手を振るうと

 

 「えっ?……わっわっわっわぁーーーー!?!?」まるで念動力でやられたかのように動き

 

 「げっ!」一夏に大激突!とここで一夏のいつもの恒例の

 

 「いてて、シャルル大丈夫か?」

 

 「うん、僕はへい……」言葉が止まる。

 今の状況は一夏がシャルルを押し倒してるように見える。

 二人の顔は赤くなりすぐに離れた。

 何か二人とも謝っているが関係ないので春瑠は手をやると今度はブラックホールみたいなのが現れそこから火の玉が放たれた。

 

 「火の玉ってもはや魔法じゃん!」

 

 「アメリカのISにあったが?」うん確かヘルハウンドとか言われてる筈……

 

 「まだ終わるなよ。あと軽く12程あるからな」

 

 「そんなにぃ!!!」と試合は続くがそれを良しとしない人間が一人……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それはとある研究所からその試合をモニタリングしてる科学者がいた。

 

 

 「まったくもって面白くないな……これでは私の傑作品VTシステムが作動しないではないか……このお偉方の集まる中で並みいる強者をゴミの如く倒すところを見てもらう為に使えそうなドイツのガキに仕込んだというのに……」そうだ。

 私を除け者扱いした連中を見返す為にも最新鋭のISが揃うこのイベントを選んだと言うのにこれも今回のイレギュラーが十色春瑠のせいだ。

 

 「はぁ……念のために遠隔操作出来るように細工をしてよかった。さて子供が楽しんでるんだ。今度は大人が楽しませてもらおうか……無能共の血で……」とボタンを押した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして戻って試合の方はそろそろ決着がつきそうであった。

 

 

 現在、ラウラは一夏と春瑠はシャルルと一騎討ちになりそれぞれが決まりそうだ。

 

 「はぁ…はぁ…はぁ…」シャルルはもう完全に息があがっている。

 

 「これで……終わりだ」春瑠が宙に浮き竜巻が発生し春瑠とシャルルを隔離した。

 

 「あーあ結局、僕じゃ一矢報いることも出来なかったなー」

 

 「使う場面を間違えただけだ。今の俺の装備には通じる」と言った後のことはシャルルは覚えていない気づけばもうやられていた。

 

 

 

 

 

 

 「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 「くっ!」ラウラと一夏が激しい近接戦をしていた。

 

 「あとは俺一人か……なら!」と自分の状況を再確認しラウラの周りを飛び始めた。

 それは春瑠には見覚えのある動き

 

 「鈴の時と同じ戦法か……」いつかのクラス代表の試合で見せた戦法ラウラは鈴と同じく段々照準が定まんなくなり背後を取られそこから瞬間加速で強襲必殺の一撃を繰り出したが

 

 シュゥゥン「あ!ヤベッ!!」斬る直前零落白夜に必要なエネルギーが底を尽きてしまった。

 その少しがラウラに反撃のチャンスになった。

 「動きを止めるとはおろかだな!」と零距離射撃をし一夏は倒れた。

 

 「これで……決める!」とライフルビットをロングビームサーベルモードに切り替え斬ろうとした。

 

 (勝てる!あと少しで……あと少しで勝てる!そうすれば誉めてもらえる……ナデナデがもらえるんだ!……この一撃で…)誉めてもらいたいその一心で斬ろうとしたとき

 

 ガクンッ「なんだ!?」突然、機体の機能が停止し動きが止まった。

 (なぜだ?確かにやられこそしていたが機体状況、エネルギー共に問題がある筈は……)とそこで機体画面に一つだけ表示された。

 

 [Valkyrie Trace System(ヴァルキリー・トレース・システム)起動]

 

 (なっ!なぜ!禁止されてるシステムが搭載されて…)その続きはスパークによって中断された。

 

 「うあああああああっ!!!」そして自分のISだった物は粘土のように変形しだしラウラを取り込み始めた。

 

 (なんだこれは?…ISなのか?…なんだこれは……なんだこれは……怖い…怖い…怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!)

 

 もはや異形の何かにしか見えない自分の愛機に恐怖しか感じなかった。

 (……怖い……た…助て………)

 

 最後に手を伸ばした。

 そして掴んでくれたのは春瑠だった。

 一瞬だけ恐怖は消えたがそれも異形に変貌した何かが春瑠の腕を斬り飛ばした。

 そして腕の断面から飛び散った血はラウラの顔に付いた。

 そこで私の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 





 さて次回はラウラを助ける回です。
 それではまた次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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助ける


 どうも……ぜんぜんネタが思いつかず1ヶ月……

 遅すぎてすいません


 

 

 

 

 

 ラウラのISがいきなり動かなくなった時、何事かと思った。

 でもそれもラウラの叫びともう一つISからの叫び声によって異常事態だとすぐに分かったがISからの正確にはシュバルツァ・レーゲンの叫びは頭が割れると錯覚するほどのノイズが流れ込んで来て思わず耳をふさいだ。

 

 「っ!?……これはレーゲンの……叫び?」

 

 『はい…そのようですが……これは酷すぎます』もはや言葉にするのも難しいぐらいの叫びだ。

 レーゲンからスパークが発生し一夏を吹き飛ばしたと思えばそれは粘土のように形を変えていった。

 

 「なんだ……あれは?」

 

 『VTシステム!……禁止されたシステムがなぜ?』どうやらあの異常はVTシステムのせいだと分かったがそれよりも見えてしまった。

 (ラウラが……泣いてる…怖がってる……)形を変えてラウラを呑み込もうとするレーゲンだった何かに怯え恐怖し泣いてる嫌でも伝わってくる。

 助けて…助けて…とそしてラウラは手を伸ばす誰かに掴んで欲しいと恐怖の渦から引き出して欲しいとだから

 

 『マスター待ってください!!すぐに身体の調整を…』

 

 「それじゃ間に合わない!!!」春瑠は今の状態でのリミッターが掛かった体で出せる全力で跳んだ。

 一歩、一回跳べば届く距離だった。

 そしてラウラの手を掴めた。

 (よし!まにあっ……!!!)間に合った。

 間に合ったが焦るあまり回りが見えてなく反応出来なかった。

 レーゲンだった何かから刃が現れ春瑠の右腕を斬り飛ばした。

 「まだっ!!」普段なら防げる物も小雪の言うことを聞かず行ったので当然だと思うだから気にせず左でやろうとしたがスパークが発生し吹き飛ばされた。

 

 ズザザザザッ「ちぃぃぃ!!!」直ぐ様、体制を直しラウラを見るとレーゲンだった何かに取り込まれそれは形を変えて一回り大きい泥人形のようなISになった。

 さらに言えば似てるのもあるが

 「雪片……に…似てる?」そう似てる。

 白式の雪片に似てるけどそう言えば暮桜も雪片があったっけ?その疑問は小雪が答えてくれた。

 

 『VTシステムは前回のヴァルキリー及びブリュンヒルデを受賞した人の戦闘データを元に動く非人道的な代物です。それよりもマスター!腕が…腕が…私が間に合えば…』と今にも泣きそうだった。

 

 「小雪…悪くない……」

 

 『でも!』

 

 「きれいに……斬ってくれたから……くっつけようは…ある。……拾えれば…の…話だけど」何とも悪いことに腕は人形の足元だ。

 『拾えれば…ですか?そんな生体は機械と違うんですよ!』

 

 「くっつけようは……ある……だから今は…」と話してると

 

 「この野郎ぉぉぉ!! 千冬姉の真似してんじゃねぇぇ~!!」と一夏は考えずに突っ込んで行った。

 

 「………バカ」そのあとどうなるか簡単に予想できた。

 

 『マスター何を?』

 

 「少し……説教……一夏…殺られる……それと小雪…腕ごめん」と言った通りにエネルギーなんて無いに等しい白式で向かった結果は人形の攻撃を喰らい白式は展開維持が出来ず消える。

 そして止めの一撃を一夏が喰らいそれでお仕舞いだが今回は勉強させないといけない感情だけで考えないで一人で突っ込めばどうなるかを私の血でね。

 ぶっちゃけ腕が千切れたりするぐらいなら日常茶飯事だし……小雪の腕、壊れちゃうな……

 人形の一撃を残った左手で受け止めるが何か変わったのか左腕部で受け止めると紙のように斬れ春瑠の腕に刃が食い込むが今度は左腕部を部分的に自爆させて爆裂装甲代わりにし刃を弾き飛ばした。

 その時の一夏の表情は後悔した顔なのか?

 春瑠がこんな血まみれになったのを見てショックでも受けた感じだ。

 焼け焦げた左腕で一夏を抱えて離脱した。

 

 

 

 「追撃……無しか?…まあいい…さて」と追撃が無いのを確認してから一夏を見ると勝手に身勝手な責任感に押し潰されてる感じだったので私なりに言えるのは

 

 「これが今の結果、考えず怒りに任せて突っ込んで行った…だよ。だから」と今、気づいたけどリミッターが壊れていてぶっちゃけ力加減できないので本当に本当に弱くやったつもりだけど赤子を撫でる気持ちでやったつもりだけど

 

 バキャッズザザザザ軽く飛んだ。

 「頭を冷やせ、それができないなら手を出すな……私がやる」やると言ってもラウラとISのレーゲンを無傷で殺さず助けられるかビミョーだ。

 ついでに意識してないけど色が青に染まった。

 返事もないから対処しようとしたが

 「待ってくれ!」一夏が呼び止める。

 

 「……」返事はしなかったが振り向きはした。

 

 「頼む!…あいつは…あいつだけは俺にやらせてくれっ!!」

 

 「……理由は?」

 

 「あいつは千冬姉のデータを使ってるんだ。それは千冬姉の…千冬姉だけのものなんだよ。それに…」と人形を睨みながら

 「あんな、わけわかんねえ力に振り回されてるラウラも気にいらねえ。ISとラウラ、どっちも一発ぶっ叩いてやらねえと気がすまねえ」

 

 「…そう……」一夏が言った理由はなんとなく分かった。

 あのVTシステムとやらに振り回されてるラウラとレーゲンに怒ってると……

 

 「春瑠が止めても俺はあいつをぶん殴るぞ。そのためにはまず正気に戻してからだ」と多少、冷やしたらしいがちょっとバカだ。

 

 「……理由は分かった。……けど今の一夏に何が出来る? 白式のエネルギー……殆ど無い…一体どうやって戦うつもり?……仮に生身で戦いに行った所で、一瞬で殺されるのがオチ……さっきの繰り返し」

 

 「ぐっ……」そう言うと一夏は何も言えなくなった。

 それにさっきからこの状況を鎮圧する放送も流れてるが正直、鎮圧部隊はあてにしてないが一応聞くことにした。

 

 「鎮圧しに…先生達…くる…それでもやるつもりは……ある?」と手を出した。

 

 「当たり前だ!…これは俺がやりたいことなんだ!…けど春瑠の言う通りもう白式にエネルギーが……」とがっちり掴みその意気込みを言うが現実はそうはさせてくれないが

 

 「なら一夏…エネルギーは何とかする……知ってるんでしょ?…シャルルは」と近くにいる気絶していた筈のシャルルに聞くよく起きたね。

 

 「確かにあるけど…よく知ってるね……はぁ…それにその程度の事は日常茶飯事とか言うんでしょ?」と春瑠の体の事を言ってる。

 「ほんとか!ほ、本当に俺の白式にシールドエネルギーを回す事が出来るのか?」

 

 「あるけどちょっと工夫しないとできないから直ぐには…「できた」……へ?」普通はできないみたいな事を言ったが小雪とシャルルのIS、ラファールが教えてくれたので速攻でセッティングした。

 

 「本当に規格外過ぎるよ。それなら一夏のガンドレットにコードを挿してって言いたいけど……一夏、今の春瑠さんからISのエネルギーを貰うのは普通、生命維持装置を外すことと一緒なんだからそれだけは覚えておいてね」とシャルルの真剣な顔に一夏も今更ながら春瑠の今の身体を理解してその上で

 「春瑠、すまない…頼む!」と頭を下げると春瑠はこんな状態にも関わらず笑顔で

 

 「良いよ。だから勝って貫き通してその意志を……」

 

 「ああ、絶対勝つさ!ここまで来て負けたら男じゃねえよ」

 

 「じゃあ一夏、負けたら制服からISスーツまで女子ので過ごそうか?」

 

 「……賛成」とシャルルの提案した罰ゲームに春瑠も賛成したことに一夏は驚き

 

 「うっ……!シャルルさすがにそれは…」とやめてもらおうとしたら

 

 「大丈夫……勝っても修行をいつもの二倍にするから」と春瑠のスマイルからとんでもない言葉が出てきた。

 もはや勝っても負けても罰ゲームがあることに一夏はやけになり

 

 「春瑠、お前まで乗らなくても……」

 

 「じゃあ……やめる?」

 

 「だ、誰が止めるとは言ってねえよ! よ、よ~し、良いぜ!なにせ負けないからな!罰ゲーム考えても勝った方がいいしな」

 ジョークを交えた会話によって、一夏は緊張が解れていた。

 ただし春瑠は本気だろうがな。

 

 「まず一夏のガンドレットにコードを挿して。そのコードを差し込んだら、春瑠さんがエネルギー流出の許可を出して」

 

 「…分かった……流出…許可…」

 

 「それで一夏は白式のモードを一極限定にして。それで零落白夜が使えるようになるはずだから」

 

 「おう、わかった」

 

 小雪から出したケーブルを篭手状態になってる白式に繋いでエネルギー流出の許可を出すと、小雪にあったシールドエネルギーがドンドン無くなっていた。

 それを白式が受け取っていると、一夏は何かを思い出しているように目を瞑っている。

 シールドエネルギーが全て白式に渡すと、小雪は光の粒子となって消えていく。

 

 そしてエネルギーを受け取った一夏は、白式を出す為に一極限定モードを使って再構成を始めたが、右腕と刀しか出せなかった。

 「ごめん……意外とエネルギー……使ってたみたい」だが二人かすればあれだけやってまだ残ってるんだ!と内心驚いているが

 

 「充分さ」問題無く答える一夏は右腕装甲だけを具現化する。

 

 今の一夏は右腕以外のところを攻撃されて当たったら即死、運良く重傷なんて結果は無いだろうから生きるか死ぬかだ。

 それは一夏次第だが。

 

 「動きぐらいは何とかする……勝てば良いだけ」

 

 「へ?……いや、流石に春瑠は……」腕は斬られ残った腕も

焼け焦げている状態だが

 「一夏の真似……私がやりたいこと……それだけ」と春瑠は何処からか一本の小太刀を出した。

 逆に一夏はさっきの自分はこんな風にしていたと思い何も言わず

 「じゃあ、二人で行くぜ春瑠」

 

 「承知……一番手……行く!」小太刀を抜くそれは刀身が虹色に輝く不思議な物だった。

 目を瞑り意識を集中させる。

 (父上……未熟ながら…力を貸して貰います!)

 春瑠の虹その物が輝くそして振られるその一太刀は

 

 「虹の型………天神・七虹斬!(てんしん・ななこうざん)」

 振られた一太刀は七色の虹の光が人形に放たれそれを受けた人形は外傷などないが人形その物が虹色に染まり動きがぎこちなくなった。

 動きぐらいは何とかすると言う事を本当にやった春瑠に凄いと思いながら

 「じゃあ、行くぜ偽物野郎」

 

 一夏の右手に握り締めた《雪片弐型》が意思に呼応するかのように刀身が開いた。

 

 「零落白夜……発動」

 

 その台詞を言った直後に発動し、全てのエネルギーを消し去る刃が本来の刃の二倍近い長さに展開された。

 しかし、それは余りにも無駄な長さで余計なエネルギーを消費するだけ……だったがすぐに解消された。

 

 一夏が意識を集中するように目を閉じると、さっきまで無駄にあった刃の長さがドンドンと短く細くなるが、逆に鋭さが増していった。

 

 やがてそれが収まると、今の零落白夜は日本刀の形に集約した姿となった。

 見た目の迫力は先程より無くなったが切れ味は違うであろう。

 

 「………………」

 

 人形は一夏を見て無理やり動き刀を振り下ろした。

 早く鋭い袈裟斬りをだがそれは本来の力には及ばず人形の攻撃を一夏は

 

 「ただの真似事だ」そう言って腰から抜き取って横一閃し、相手の刀を弾いた。

 

 そして一夏はすぐに頭上に構え、盾に真っ直ぐ相手を断ち斬った。

 人形が一夏によって真っ二つに割れると、割れた中からラウラが出てきた。

 いつも付けていた眼帯が外れて、露わになった金色の左目を右目と共に一夏を見ている。

 

 ボーデヴィッヒは酷く弱っている様子で、すぐに力を失って体勢を崩して倒れそうになるところを一夏が抱きかかえた。

 

 「やった!」

 

 「そうだね……」無事、一夏が勝ったことにシャルルは喜び春瑠も満足な結果だったが

 (あ!ヤバい……やっぱり虹の型だけは……どうしても……疲れちゃうな……自分の……色なの………に…)そこで春瑠は倒れてしまった。

 

 

 その後は言うまでも無く、非常事態警戒が解かれて教師陣がすぐに春瑠とラウラを医務室へと連れて行くのであった。

 ただし春瑠は笑って満足そうに寝ていてとても重傷者の顔には見えなかった。

 

 

 

 

 





 さて次回は春瑠また病院で説教される所からスタート……
 勢いで腕斬り飛ばされる事にしちゃったけどどうしよう………ではまた次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす。


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試合の後


 さてお久しぶりです。
 めちゃくちゃ遅れた……最近ナイト&マジックのアニメが始まってテンション上がった!
 ではではどうぞ


 

 

 

 「ん………ここは?」ラウラは目を覚ました。

 

 「気がついたか」声がする方に視線を向けるとそこには千冬が立っていた。

 

 「無理に動かない方が良いぞ。全身に筋肉疲労と打撲がある」

 

 「教官……何があったのですか?」

 ラウラは上半身を起こそうとしたが全身に痛みが走り、顔を歪める。

 しかし瞳だけはまっすぐ千冬に向けていた。

 

 「…一応、これは機密事項だが…VTシステムは知ってるな?」

 

 「はい……正式名称はヴァルキリー・トレース・システム……過去のIS世界大会『モンド・グロッソ』の部門受賞者の動きをトレースするシステムで、あれは……」

 

 「そう、IS条約で現在どの国家・組織・企業に於いても研究・開発・使用全てが禁止されている、それがお前のISに積まれていた」

 

 「なぜ私のISに……」

 

 「巧妙に隠されていたがな。操縦者の精神状態、機体の蓄積ダメージ、そして何より操縦者の意思、いや願望か。それらが揃うと発動するようになっていたらしいがもう一つ遠隔操作でも発動するらしい今回は後者だろうな。現在、学園がドイツ軍に問い合わせている。直にIS委員会からの強制捜査が入るだろう」と聞いてる間に段々思い出してきた。

 そしてまず最初に思い出したのは

 

 「そうだ!教官!おか…じゃなくて春瑠は!?腕は!?」と痛みなんか忘れて起き上がった。

 最後に意識を失ったの時、自分の手を掴んでくれた春瑠の腕が斬り飛ばされた事だ。

 千冬はゆっくりラウラを寝かして

 「今は病院棟で寝ている本当に重傷なのか?と思えるぐらいにいい顔でな」

 

 「でも……腕は……」と腕が気になった。

 このまま、片腕を無くしたままなのでは?と

 「確かにくっつくかどうかは分からんが安心しろここは世界でも選りすぐりの医者が集まっている。腕ぐらいくっ付けられるだろう」それでもラウラの表情が暗いそれを見て試合の時から気になった事を聞いた。

 

 「それにしても十色とは何があった?随分と信頼してるように見えたが?」と聞いたら少し顔を赤らめもじもじしながら話始めた。

 

 「その…認めてくれて……誉めてくれて……信頼してくれたから……あとなでなでが気持ち良かった……」と聞いて見る限り恋をしてるよりは親に甘える少女にしか見えなかった。

 

 「ほぉ?この短い期間で随分と変わったな?」以前のラウラなら考えられないぐらい変わっているのには内心驚いている。

 

 「そう……かもしれないですね。……他人を信頼出来るのがこんなに気持ちいいとは思わなかった……一人での限界も教わった……信頼した人と一緒に何かをやるのがこんなに楽しいと思わなかった」とこの激変ぶりには更に驚いたがそれよりも教え子がいい方向で成長してくれて嬉しい気分になったりしていた。

 

 「そうか……ラウラ・ボーデヴィッヒ!」

 

 「は、はい!」いきなり名前を呼ばれ、驚きながら、千冬の方を向く。

 

 「お前は誰だ?」

 

 「わ、私は……」といきなりのことですぐに答えが出なかった。

 

 「誰でもないのなら、丁度いい、お前はこれから、『ラウラ・ボーデヴィッヒ』になれ、何、時間は山の様にあるぞ。何せ3年間はこの学園に在籍しなければいけないからな、その後も死ぬまでは時間はある、たっぷり悩めよ、小娘」

 そう言い残して千冬は保健室を出ようとしたが、最後にこう言った。

 「ああ、それとお前は私にはなれないぞ、あいつの姉は、こう見えても心労が絶えないのさ」

 

 ニヤリと笑顔を見せながらそう言って、部屋を去っていった。

 

 「…ふふ…ははっ」

 

 なぜかラウラは笑いがこみ上げてきた。

 

 「ズルイ姉弟だ。言うだけ言って去って行ってしまうのだから「そうだね」……!?」と突然現れて声を出しそうになったが人差し指を唇に当てられつい黙ってしまった。

 そして改めて春瑠がどんな状態なのか分かった。

 片腕はもはや皮膚がパリパリと言えるぐらい黒く焼け焦げている。

 もう片方の腕は今は無いそれを見てラウラの気持ちは沈んでいくがそれも包帯が巻いてある手で頭を撫でられたことによって止まる。

 「ん……む~~~」気持ちいい為、ただ……ただなでなでされていた。

 「大丈夫……だった?」返事はないが代わりに頷く

 

 「怖くなかった?……あの中に居て……」そう聞くと黙ってしまったがだんだん目に涙が浮かび始めた。

 「ラウラが……好きな……ように……泣けば良い……よ」と言うと春瑠の胸で泣いた。

 怖かった……怖かったとそれをただ撫でてあげた……いやそれしか思い付かなかった。

 しばらくして泣き止み別の話をした。

 と言ってもすぐに終わったが……一夏の事でつついて見たら恋する乙女になっていた。

 相も変わらず一夏は知らないうちに心を射止めているようだ。

 あとは寝かして部屋を後にし自分が寝ていた病室に戻ろうとすると織斑先生とたっちゃんが居たがたっちゃんは睨んでいる。

 

 「相変わらず他人の言うことを聞かんやつだ」だが春瑠からすればなぜこの程度の事で騒がれるのかが分からなかった。

 「いつも修行…で…これぐらいの……こと…」やってると言おうとしたらたっちゃんこと楯無は春瑠の目の前に立ちほっぺたを叩いた!

 

 「いつもしてるから?どうせくっ付けられるから?ふざけないで!!いったい本音ちゃんがどれだけ心配してると思ってるの!!!春ちゃんの腕が斬られたのを知って本気で心配して!泣いてたのよ!!!」

 

 「………」なんて言えば良いのか分からなかった。

 かつて化け物と呼ばれ認められてもそれは春瑠だからと片付けられていた。

 わたしも気にするようなことではないと思っていた。

 腕や足は千切れてもくっ付けられる。

 この焼け焦げている腕だってもうその焼け焦げた皮膚の下には再生した皮膚があるから剥けば終わり骨が砕けても何をやっても結局、自然治癒で治る。

 だから分からなかった。

 でもそれは今まで私が住んできた狭い世界なんだとも分かった。

 よくよく考えればそんな狭い世界に住んでるのにそれが全てだと思ってる時点で私がバカだと自分で納得した。

 でも納得しても言葉が思いつかず黙っていると

 「悪いと思ってるなら」とポケットから紙を出し

 

 「今度の休み、本音ちゃんと行ってきなさい!!」と受けとると意味は分からなかったがどれも最後にレゾナンスと書かれている。

 「……?」

 

 「どうせ腕なんてすぐくっ付けられるとか言うんでしょ?だったら早く直して本音ちゃんを誘いなさい!良い?これは生徒会長命令よ!」と言うと去っていった。

 

 「……十色」と次は織斑先生が口を開いた。

  

 「また愚弟が世話になったな……」

 

 「別に……一夏は…嫌いじゃない……私と違って……綺麗だから…」そう血に染まってない綺麗な人だ。

 

 「さて各国の問い合わせで忙しいのでな…十色、もう少し世界を知らないと苦労するぞ」と織斑先生も後にした。

 「……」少しの間、その場で立っていた。

 叩かれたほっぺに手を当てしばらく考えていた。

 自分と外の世界の違いをその所を春瑠を探していた冬美は見つけたので説教をしようとしたが赤くなっているほっぺたに手を当てて考えている姿を見て説教は必要ないと思いそのままにした。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 そして病室に戻る間は小雪に謝罪してた。

 (小雪……私をどう思う?)

 

 『とても……とても大バカなマスターです』

 

 (そう…か……)

 

 『今までどのような人生を歩いて来たのかは分かりません……でも心配してくれてる周りの人の反応が当たり前なんです。だからもう少し身体を大事にしてください……それが約束できれば……文句はありません』

 

 (分かった……その代わり頼らせてもらうよ)それを聞いて機嫌も直り

 

 『はい、マスター』そして戻りながら小雪の更なる改良と残りの二人の器を考えながら今回の犯人の事を考えていたがそれは一通のメールで直ぐに分かった。

 

 (レーゲンから?それにこの冴えなさそうな眼鏡が犯人か?ご丁寧に居場所まで……)ドイツの辺境な場所に居るようだ。

 

 (ならやることは一つだな……)そのあと春瑠を見た人はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とあるドイツの研究所

 

 

 ここで一人の男が笑っていた。

「ククク、VTシステムは成功だ!あのイレギュラーにすら深手を負わせることが出来る。更にこれを改良、量産し世界中のISにばらまいてやる!私を認めなかった上の無能どもに思い知らせてやる………データのコピーが終わるまであと少し。終わり次第ここから逃げなくてはな」

 

 ウゥーーウゥーーウゥーー

 

 ドゴォン!!

 カチャ「何事だ!!」

 いきなり警報が鳴り出し遠くの方で何かが爆発する音が聞え、只事ではないと感じた男は内線で部下に状況を聞いた。

 

 『所長!侵入者です!何者かが此処を破壊しています!』

所長と言われた男はそれを聞いて舌打ちする。

 

 「チッ!国はもう此処を見つけたと言うのか!?」

 

 『違います!侵入者は一人、国の軍ではありません!』

 

 「一人だと!?お前たちは何をやってるのだ!たかが一人なんとかできんのか!」だが次の言葉は予想外でしかなかった。

 

 『侵入者は十色……十色春瑠です!!』それを聞いて男は混乱した。

 絶対にあり得ない事だと。 

 「馬鹿を言うな!!あの重傷で動ける筈が無い!それにここはドイツだぞ!この短時間で日本から来れる筈が……」

 

 『ですが間違いなく十し……』ブツンッそこで通信は切れた。

 もはや一刻を争う状況だとデータの進行状況を確認した。

 

 「……83%…こうなれば……」せめて90%は欲しかったがもう対処不能と判断した所長は最後の手段を取ることにした。

 それは失敗作の被験者だ。

 戦闘能力はずば抜けて高いがもはや自我は無いに等しく破壊衝動のままに動く失敗作。

 

 九年前私はあるプロジェクトの研究員だった。

 何度も失敗こそしたがようやく成功を間近にしたときのことだ。

 突然、被験者が暴走し仲間は私を除き皆殺し。

 生き残った私は密かに盗んでいた研究データを元にVTシステムを開発したが世界は認めず、それどころか禁止までした。

 「世界が認めるまで、私は終われんのだよ!!」とスイッチを押した。

 

 

 

 

 春瑠Side

 

 

 

 ビービービービービービー

 ひたすら鳴る警報、そして通ったあとは血に染まっている通路……首が跳ねられている死体、真っ二つの死体、原型すら無い死体、焼けた死体、ぶくぶく水膨れた死体、なぜ前回の時みたいに生かしてないのか?

 理由は簡単だった。

 殺る前にこの研究所を調べれば前回のように被験者がいるがそれに関して問いただしたら

 「どうせ消えても誰も困らない消耗品だ!」と言う、他も同じ答えだったのでぷっちんとキレた。

 別に正義とかそんなのではないただ自分が納得したいから満足したいからやらないと気がすまないから殺ってるだけの事だ。

 個人的な恨みに怒りそれだけだ。

 ぶっちゃけ試合に水を刺されたのがムカついた。

 身体にリミッターを掛けていたけど試合は楽しかった。

 だけどVTシステムという横槍が入ったせいでせっかくの気分は台無しなりよりいや本音を泣かしといて言えた義理ではないがそれでもラウラを泣かせた。

 あんな不出来な物で泣かせた。

 父上は言っていた。

 女を泣かせる奴に容赦するなと……あと個人的に女をなだめるのがとてつもなく大変だからと言ってたような……本音とのお出かけ恐ろしいことになりそう……母上怒ると怖いし……

 

 さてお分かりのように私は小雪で以前のように大気圏から突入プラス強襲という事と隠密お仕事人パッケージ『陽炎』で無双してる訳です。

 

 『マスター、現在、研究所のシステムを9割掌握しましたがやたら硬い所があるのでバカはそこにいるかと……』現在進行形で小雪にハッキングをしてもらってる。

 因みに小雪や他のIS達はVTシステムの事でご立腹のようです。

 そして進むと広い実験用の部屋に着いたがそこでは別の戦闘が起きていた。

 「……あれは?」部屋の奥にいるのは春瑠は知らないが不思議の国のアリスのような服にウサミミが付いてる女性とISを展開しているもはや理性は残っているのか分からない少女がいた。

 

 「アアアアァァァァァァ!!!」少女は叫び大きな剣を振り回すがそれは当たらなかった。

 私にとっては止まって見えるが相手からすれば消えたように見えたのだろうウサミミの女性はアンロックユニットに腰を掛けておりにっこり笑っていた。

 少女はそれを振り払い大きな剣を振るうが今度は剣の上に乗り手を着くと大きな剣は消えた。

 「アアアアァァァァァァァ!?!?」理解が追い付かず殴るがそれも触れられ消える。

 それの繰り返しであっという間に少女からISは消えた。

 ウサミミの女性は少女の首に注射を射し眠らせてからこちらを向いた。

 

 「おやおや~?…これは予想外の客だね~君ならあんな不出来なのも壊してくれそうだし帰らせてもらおっと♪」と少女を担ぎ去っていく。

 「いったい……」誰だか分からなかったが小雪が答えてくれた。

 『今のは私達の生みの親、篠ノ之博士です。しかしどうしてこんなところに?』

 

 「あの人が生みの親?……でも……どこかで…… 会ったことが……」考えても思い出せなかった。

 

 『マスターとりあえずバカに引導を渡しに行きましょ』

 

 「そうだね」と部屋を更に進み隔壁に当たるが問題ない小雪がすでに研究所のシステムを全て掌握しているので隔壁を開けてもらいそしてバカが居るところに着いた。

 

 「さてやっとご対面が出来たなぁ、クアーズ・ドロワー」

 

 「なっ!?なぜ私の名を!いや、それよりどうやって直した?貴様の腕は切り飛ばされもう片方の腕は使い物にならない程焼け焦げている筈だ!なのにどうやって!?それと何が目的だ!?この研究データか?欲しければくれてやる!私は、まだ死ぬ訳にはいかないのだ!」とまず春瑠の身体が元通りになってることそして殺されると察した男は必死に言い訳をしながら命乞いをしていた。

 

 「さあどうした?持っていくのだったら持っていけ!いや!それより私と手を組まないか?私の才能があれば男がISを使えるようにするのも夢ではない!そうだ!それが良い!」と春瑠からすれば何勝手に決めてんだ?このアホはと思っていたがそれを表に出さずポーカーフェイスで手を出した。

 男は組んでくれるものと解釈し手を掴もうとしたが次の瞬間、春瑠はその男の腕を斬り飛ばした。

 

 「アアアアァァァァァァァ!?!?!?…あぁ!?……うぐっうぅぐはぁ……き、貴様なに…」言い終える前に更に残りの腕の骨を砕いた。

 

 「ホギャアァァァァァァァ!?」

 

 「何を?決まってる……お前を…殺しに…来たんだろうが」

 

 「はぁ…はぁ…なぜだ?私とお前が手を組めば…はぁ…はぁ…世界が認める程の偉業を…はぁ…はぁ…成し遂げられると言うのに…それをおま…」と言いきる前に更に両ももに鉄パイプを無理やり刺し床に固定した。

 「アギャァァァァァァァァ!!!!!」

 そして春瑠は研究データが入ったディスクを踏み潰しコンソールを叩いた。

 表示されたのは

 

 ビービービービーただいまこの研究所は自爆シークエンスに入りました。

 研究員の方は直ちに避難をしてください。繰り返します。ただいまこの……

 

 そう表示されたのは研究所の自爆までのカウントダウンだった。

 

 「こんなでもお前が世話になった所だろ?……最後まで共にいるんだな」と春瑠は去っていく

 

 「ふざけるな!あぁ、この…ぜぇぜぇ……悪魔め!」と言われた春瑠は振り返る。

 その時の顔を忘れないだろうニタァァと笑みを浮かべてるその顔は悪魔すら可愛く見えるほど恐ろしい物であった。

 

 「その悪魔に……喧嘩…売ったの……お前……じゃ……」と手を軽く振りながら去った。

 後ろから何か喚いているが気にしなかった。

 

 

 そして数十分後、研究所の爆発を衛星で確認し国は軍を派遣したが何一つ手懸かりは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さーて次回でまとめて臨海学校の方に行きたいと思い……ます
 では次回いつになるか分からないけどよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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ラウラが弟子入りをしました

 
 ちょーーーが付くほど久々です。
 駄文だと思うので適当に流してください
 あと短い


 

 

 さてVTシステムの騒動が終わった翌日の朝……

 

 ドイツから帰還した私は制服に着替え教室に向かう

 

 教室の近くに来ると何やら中が騒がしいことになっていた。

 そして気にせず教室の扉に着く前に私より先に2組から鈴が飛び出して来てISを展開すると

 バシーンッ!

 

 「一夏ぁっ!!!」鈴が教室のドアを蹴破った。

 そこまでは良かったが……

 

 「死ね!!!!」

 

 「死ぬ死ぬ! 俺絶対死ぬぅ!!」

 

 鈴は両肩の衝撃砲をフルパワーで撃とうとしていた。

 春瑠の応急処置だがフルパワーなら確実に教室が吹き飛ぶその為、止めようとしたがそれは知ってる気配が割り込んだのが分かったので辞めた。

 

 

 放たれた衝撃砲はそのまま一夏に向かっていくが、 

 

 

 ズドドドドドオンッ!!

 

 「ら、ラウラ!?」

 

 一夏と鈴の間に割って入って来たのがラウラだったからそしてドイツに行く前に直しといた『シュヴァルツェア・レーゲン』は普通に動きAICで相殺していたのも分かった。

 そして取り敢えず騒動は一段落だと私は思ったがそれは予測を斜め上を行く飛びっ切りの爆弾が投下された。

 

 「助かったぜ、サンキュ――むぐっ!?」

 

 礼を言ってる一夏にラウラが突然、一夏の胸倉をつかんで引き寄せてキスをした。

 

 余りの超展開に鈴やこの場にいる全員があんぐりとしている。

 当然一夏も。

 私は逆に微笑ましく思った。

 (それがラウラの気持ちってことかな……)

 

 「お、お前は私の嫁にする! 決定事項だ! 異論は認めん!」

 

 「……嫁? 婿じゃなくて?」けど言葉は間違っていた。

 

 「日本では気に入った相手を『嫁にする』と言うのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を…わた…しの……」ラウラの言葉が勢いを失っていく私を見つけたら目を丸くした。

 一夏達も私に気付きそして目を丸くする。

 織斑先生や山田先生も同じく……

 

 「はる…るん……?」

 

 「うん……おはよう……本音…」そして本音は斬り飛ばされた筈の春瑠の腕を見てあることを確かめると涙目になり近寄るなりぽかぽかと春瑠の胸を叩くそれを止めるものも羨ましく思ったりしなかった。

 「十色、いつ手術をした?」流石の千冬でも衝撃的だったので聞くと春瑠は横に振り

 「……してない」と簡潔に答える。

 

 「してないだと?……まさか自分でくっ付けたとかいう「そうですが?」…………」言葉は春瑠に遮られその上肯定する。

 その間にさりげなく本音の頭をなでなでして落ち着かせていたりしていた。

 そして再起動したラウラが「おか……じゃなくて…」と一旦区切ると歩み寄りながらの綺麗な土下座に早変わりし

 

 「師匠!……私を弟子にしてください!!」本日ラウラによる二度目のビックリ行動

 それを見て春瑠は少し微笑みながら

 「良いよ。……よろしく」それを聞いたラウラは表情を明るくし春瑠に新しい弟子ができた瞬間であった。

 さて騒動は終わろうとしていたが

 「さて今現在、得物に手を持ってる箒にセシリア、鈴にシャルル………弁解することはある?……」それを聞いて最初に反応したのは箒であった。

 顔が瞬時に青ざめた。

 嫌な汗はダラダラ流れ初めガタガタ震えだした。

 「いや……そのこっこっこれはけっけっ決してそそそそそう言う訳じゃなっなななないんだ!……頼む!!」と急に土下座までしだした。

 それを見た残りの三人は目を見開いた。

 普段の箒とは思えないほど小動物の如く震えているのだからそしてその意味も分からざるをえなかった。

 「ひっ!!!」今度はセシリアに視線がいったがあまりの殺意が籠った視線は箒と同じようにガタガタ震えだした。

  シャルル、鈴と視線を向け恐怖を与えた後に

 「織斑先生」

 

 「なんだ?」

 

 「アリーナ……ひとつ…貸しきりたい」

 

 「一応、理由を聞こうか」

 

 「簡単……お仕置き……四人纏めて……ね」とその時の顔がとっても悪い笑顔だった。

 とても嫌な予感がしたが千冬としてもこの四人の暴走は正直頭を悩ませてることだ。

 ISを私的目的で使う行為は見逃せない所だ。

 だからとても……とーーーーっても嫌な予感がするが

 「分かった。必ず貸し切る。場所は端末に送るから好きに使うと良い」千冬の言葉は四人にとっての死刑宣告みたいな物であった。

 「分かりました……逃げたら……箒は知ってるよね…」と言うと箒は首をブンブン振るい三人は逃げ道はないと悟ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてお昼の対春瑠戦の作戦会議……

 

 「あああああああっあれがまた再び蘇るるるるる!!!」と頭を抱えてガタガタ震える箒

 

 「あたし達、どうなるのかしら……」もはや絶望しかない鈴

 

 「死ぬ未来しか見えないよね……」どう足掻いても変わらない未来を予知してるシャルル

 

 「終わりですわ……確実に終わりですわ……」朝の恐怖が忘れなれないセシリア

 

 「むぅ……元はと言えばお前達が嫁を殺そうとするから師匠が怒ったのだろ、自業自得だ」

 

 「まあラウラはとりあえず本当に考えないとエネルギー切れてもまた補充させてすぐ試合再開とかあるから一矢報いるぐらいは考えないと」とみんなも考えれば確かに冗談抜きでやりかねないので会議を再開した。

 

 

 「まず春瑠のISの対策からだな」

 

 「でも一夏の零落白夜でも斬れないんでしょ?」

 

 「そうでもないよ。少しだけど斬れていたし装備によっては僕たちの装備でも通じるらしいから」試合の最後に言っていた一言を思い出した。

 砲撃形態と思われるのは通じなかったが騎士の鎧には通じると言っていた。

 

 「しかしみんなは良いが私なんか戦力の足しになるのか?……量産機だし」みんな確かにと思った。

 あのチートのオンパレードみたいな春瑠に量産機で挑むとか考えようとも思わない

 

 「ま、まあ箒はみんなと連携して隙を作るで良いんじゃない?」

 

 「それなら攻撃のメインは凰さんとオルコットさんが良いんじゃない?二人とも春瑠が改修したんだし有効な手段だと思うよ」と確かに威力は折り紙つきだ。

 「それでしたら私は援護にまわりますわ」

 

 「良いわよ……でも動きを止めてくれないと当てるなんて無理よ」そりゃあそうだと思い何か案がないかと考えていると

 

 「それなら私も参戦させてもらおう、師匠と手合わせできるならこの上ない」とまさかのラウラが参戦してきた。

 

 「良いのか?はっきり言ってわざわざ自分から地獄に飛び込まなくても」とAICを使えるラウラの参戦は非常にありがたいが流石に相手が相手だけに箒も気が引けた。

 

 「なに嫁も参加すると言うのに私が参加しないわけにはいかないからな」

 

 「そ…そうか…まあ取り敢えず大まかには決まったな」

 

 「ああ、前衛が俺と鈴と箒で後衛がセシリアにシャルルにラウラでいいよな?」とそこでシャルルとラウラが訂正した。

 「それで良いと思うけどラウラに指揮してもらった方が良いよね?」とみんなも確かにと思うラウラは軍属でIS部隊の隊長をしてるのだ。

 経験者がやることに意義はなかった。

 「それなら鈴とシャルロットは遊撃だな、どちらも近距離から中距離戦に適してるしな」と確かに甲龍は衝撃砲があるため中距離戦は出来るしラファールも汎用機であり適してる。

 そして作戦会議は放課後まで続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 そして放課後………

 

 

 約束通りに貸し切りにされたアリーナには試合を見に野次馬は満員御礼である。

 

 

 そしてフィールドの真ん中で待つ6人

 

 「なんか……祭り騒ぎだな…」

 

 「春瑠が試合するから一瞬で広まったのだろう」

 

 「はぁ……なんだか見せ物になってる時点で十分、罰のような気がしますわ」

 

 「たしかに……いややるわよあたし!元々、タッグの時に挑むつもりだったんだから!」

 

 「できれば僕は遠慮したいけど……」

 

 「む?ずいぶん弱気だな……そんなでは師匠に勝てないぞ」と話していると野次馬が騒ぎ出した為にきっと春瑠が来たんだろうと思いピットを見る。

 予想通りに春瑠が出てきた。

 装備も前回とは違う物だ。

 そして6人(今回の対象外の人もいるが)が居ることを確認し

 

 「ルール……簡単……私のエネルギーを……削ればいい……何割かは一夏達が決めて」

 その言葉に一夏達は話し合う

 「みんなどうする?」

 

 「というよりは前回、試合の時のエネルギー残量がどれくらいあったんだ?」

 

 「いや事件のせいで分からないでしょ」

 

 「いや分かるぞ」と答えたのはラウラだった。

 

 「一応、試合の時……途中からだが情報をリンクしていたのでな、少し曖昧になるが確か4割程だった筈だ」それは良い判断材料になった。

 

 「それなら僕達が目指すのは5割がいいんじゃない?一応人数はいるんだし」とシャルルの提案に乗ることにした。

 まだ連携も慣れていないし初めてだ。

 即席チームと変わらないのだから1割増しで達成出来れば相手が相手だけに御の字だと思ったからだ。

 

 

 「春瑠、5割で頼む」

 

 「分かった………じゃあ……」と春瑠は大剣を構え一夏達も構える。

 

 

 

 「………推して参る」

 

 

 

 さて彼らは生き残れるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 次回はとりあえずパッパッと終わらせて水着に行きたいです。(できればだけど…………)


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模擬戦という名のお仕置きを始めます。


 さてこんだけ時間掛かっておいて短いですがお許しを………
 大雑把にお仕置きの内容と部屋の移動の話です。
 


 さて春瑠との試合をした一夏達であるがそれはそれは野次馬一同が青ざめる程、酷い惨状であった。

 大雑把に内容を纏めるとこんな感じ

 

 「言ったよね。箒、下らない理由で………刀を抜くなってなぁ?」

 

 「ま、まってくれ!あれはそ、そのだな「いっぺん地獄を見ろや!」あーーーーーー!!!!!」と刀をむやみやたらに抜いた罰として刀に切り刻まれる末路を辿った箒………

 

 「鈴、あの時と今じゃ違う……………分かるよね?」

 

 「でっでも目の前であんなの見たら「見たら龍砲は根本的におかしいよね」えっとだから、その………」そのあとは軽く無力化され盾代わりにされた鈴であった。

 

 「春瑠さん、やはりここは、話し合いで「話した所で変わらないよね?」…………こうなればヤケクソですわぁ!!」

 この時、野次馬から見たその姿は勇者に見えたと言うが結果は言うまでもない

 

 「さて、なんかシャルルはなんとなくムカつくから特になし」

 

 「えぇーーーー!?ちょっとそれ!絶対おかしいよね!おかしいよね!」と他の三人とは違ってめちゃくちゃ理不尽な理由で銃弾の雨を延々と浴びせられた。

 

 「うおぉぉぉぉぉ!!」

 

 「気合いもよし………だがな」タイミングもばっちりだった。

 動き回りそして死角から一気に強襲したのに残念極まりないそう奇襲とはな

 「静かに行う物だ!」と一太刀で斬り伏せる。

 

 「流石はおかあ………ではない師匠だ。隙がない………」と一番成績が良かったのは前向きに挑んで来たラウラであった。

 どういう訳か武装が偏りがちだと思ったのか銃火器とナイフをパススロットに入れており中々、本気を出すまででもないが有意義な時間になった。

 結果、ラウラだけは自主性にして一夏の奇襲が酷かったので含めて5人には地獄の朝練を課したのであった。

 その為に数日後の朝、外を見ると白目を剥いて倒れてる五人を見かけることが出来るという珍妙な光景があったりなかったり…………

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそうなる前の夜の出来事

 

 「あのー、本音さん流石に規則ですから諦めてください」と何とか説得してる山田先生

 

 「やー、ハルルンと一緒~」と春瑠から離れない本音

 どうしてこうなったかまあ部屋代えである。

 男子が3人だったから私には来なかったがシャルルは女なので2人に戻り部屋割りの調整も済んだので本来の予定通り男子を纏めることになってその事を山田先生が伝えに来たのだが本音はそれを受け入れず春瑠に引っ付くことで抵抗してる。

 私もなんだかんだ言って本音との同室での生活は楽しかったが規則では仕方ない

 

 「本音さん、そもそも男女が同じ部屋なのはこの学園では問題です。それに春瑠さんが退学になるわけでもないのですから遊びに行けますよ」

 

 「やー、離れたら寝る時のなでなでや添い寝も出来ないもん!」と中々、山田先生にインパクトのあることを言うが春瑠にとっては異性が同じ布団で寝るなんて小さい頃にはしょっちゅうあったので気にしてない

 そして山田先生は何を想像したのか顔を真っ赤にして何かを言おうとしたが私が説得すると伝えると仕事が残っているのかお願いしますと去って行った。

 向き直ると本音は何か言おうとしたが私はちょっとだけくすぐって離れさせた。

 そして言われる前にたっちゃんから貰ったあの紙を出した。

 「ハルルン、これって何?」

 

 「私、まだ外で遊んだこと…………ないから今度の休み一緒に行かない?」とこの瞬間、本音の時が止まった。

 返事がないが了承してくれたと解釈して頭を撫でてから春瑠は荷物を纏めて一夏の部屋に向かったのであった。

 

 

 

 

 





 次回から臨海学校編です。
 それでは次回もよろしくお願いいたします。
 


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