八幡と幼なじみの留美 (そをじ)
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入学式の朝

そをじという者です~。
初投稿です~。
よろしく読んでください~。


朝、俺は起きて真新しい制服に着替えていた。

 

??? 「はーちーまーんー」

 

ダッダッダッと廊下を走る音

 

ガチャッ

1人の女子が部屋に入ってきた

 

??? 「おはよ」

 

八幡 「あぁ、おはよう」

 

こいつは鶴見留美。

家が隣で小・中と学校が一緒で。

いわゆる幼なじみというものである。

そして今日は高校の入学式。

 

留美 「今日の私を見て何か言うことは?」

 

八幡 「......制服、似合ってる」

 

留美 「よろしい」

 

ちなみに入学する高校も一緒だ。

総武高校。

県内でもトップクラスの進学校。

留美はそこの普通科の主席合格者だ。

理数系さえなければ俺が主席だがな。

ちなみに国際教養科とかいう学科もあったかな。

 

留美 「八幡?」

 

八幡 「ん?あぁすまん意識が飛んでた」

 

留美 「馬鹿なの?...そろそろ行こっ」

 

八幡 「ナチュラルに罵倒すんじゃねぇよ......もう行くのか、早くないか?」

 

留美 「入学式前に学校の中見て回りたいから」

 

八幡 「...そうかい」

 

留美 「ダメ?」

 

くっ上目遣い...

 

八幡 「わかった、行くか」

 

留美 「うんっ!」

 

そう言い笑顔が弾ける

くそう、可愛いなおい!

そんな事を考えながら学校へ向かうのだった。

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

登校途中、俺と留美はコンビニで朝飯を買い、食べながら道を歩いている。

 

留美 「あ、イヌ可愛い」

 

そう言い笑顔で散歩中だろう犬と飼い主の元に駆け寄る留美。

 

??? 「あれ?その制服...総武高の人?」

 

留美 「えっあ、はいっ。今日入学します。」

 

結衣 「そうなんだ!なら一緒だねっ。私は由比ヶ浜結衣っ、よろしくね!」

 

留美 「私は鶴見留美、よろしく。で、こっちが」

 

と言い俺の方を向く

 

八幡 「あ、ああ比企谷八幡だ。よ、よろしく?」

 

留美 「なんで聞くの...」

 

結衣 「あ、あはは。...そうだ!留美ちゃん一緒に学校行こうよ!家近くだし少し待ってて!」

 

留美 「え」

 

由比ヶ浜?とやらは勢いよく走っていってしまった。

犬引きずられてたぞ、かわいそうに。

 

それから20分くらいして制服姿の由比ヶ浜が戻ってきた。

 

結衣 「ごめんね待たせちゃって。行こっ!」

 

そう言い歩き出す。

前に留美と由比ヶ浜、それに俺がついていっている形だ。

まだ朝早くで人通りが少なくて助かった。

これで人通りが多かったら確実に怪しいヤツ(ストーカー)を見る目に射殺されてるとこだったわ。

 

留美 「八幡?」

結衣 「ヒッキー?」

 

いつの間にか結構な距離が空いていた様で2人が立ち止まってこちらを見ていた。

…てか、ヒッキー?

 

八幡 「ん、あぁすまん」

 

由比ヶ浜のネーミングセンスに疑問を持ちつつ急いで駆け寄ると...

 

留美「八幡遅い」

 

結衣 「あんまり遅いと置いてっちゃうよ?」

 

どうやら俺も一緒に登校していたらしい。

 

こうして俺と留美に由比ヶ浜という知り合いができた。




こんな感じで短いですがこれからもよろしくです~。
八幡と留美が可愛過ぎる…!
サブレかわいそう…


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校内散策

~不定期更新~

今回はあの方がでてきますよ~
それでは今回もよろしく読んでください~


その後、総武高に到着した俺達は入学式開始までの数十分を校舎内をまわる事にした。

 

留美と由比ヶ浜会話しながら歩いていた。俺は特に話すことがなく後ろをついて行っていた。

 

だからだろうか……

 

俺は留美と由比ヶ浜とはぐれてしまった。

 

八幡 「ま、いいか」

 

学校から出るなんて事はないだろうから俺は俺でまわるか。

 

それから、食堂辺りをまわってから今はおそらくHR教室になるだろう教室がある校舎を歩いている

 

途中なかなか良さそうな場所見つけた。

 

昼はあそこで飯でも食おうか。

 

八幡 「ん?人がいるのか?」

 

廊下を歩いているとひとつだけ教室のドアが開いていた。

 

さすがにこの時間に俺達以外はいないだろうから留美と由比ヶ浜か。

 

八幡 「1年J組…」

 

中を覗くと黒髪ロングの女子がいた。

 

八幡 「留美か?」

 

後ろ姿だからわからんがどこか似ている。

でも留美なら近くに由比ヶ浜がいるはずだ。

 

教室内を見渡すが誰もいない。

 

??? 「さっきからジロジロと何かしら」

 

黒髪の女子が振り向き睨み俺に問う

 

八幡 「イ、いやそのこんな時間に何をしているのかなーと」

 

怖いうん怖い

大事なことなので2k(ry

 

??? 「あなたこそこんな時間に何をしているのかしら不審者さん」

 

八幡 「誰が不審者ですか。俺は今日入学の1年ですよ。」

 

年上かもしれないため一応敬語…

 

??? 「そう同級生なのね」

 

チッ敬語使って損した

 

八幡 「あんたは国際教養科の生徒か?」

 

J組は学年問わず国際教養科のクラスだ。

 

雪乃 「私は雪ノ下雪乃よ。あんたじゃないわ。あなたは?」

 

八幡 「雪ノ下か、わかった。俺は比企谷八幡だ。」

 

雪乃 「それで私が朝早くに何をしているのか、という質問だったわね」

 

八幡 「あ、ああ」

 

雪乃 「簡単なことよ。私が新入生代表だからよ。」

 

八幡 「……」

 

雪乃 「わからないの?馬鹿なのね。教師達との最終リハをやっていたのよ。」

 

八幡 「待て、さっきのセリフからそこまで予測せにゃならんのか。」

 

雪乃 「そうよ。簡単でしょ。」

 

わからんこいつの言っている意味がわからん

とりあえずこの場を離れよう

 

八幡 「じゃあ俺はこれで」

 

雪乃 「あらもう行ってしまうの?」

 

八幡 「ああ人を待たせているからな」

 

雪乃 「そう」

 

……よし行ける

 

雪乃 「それはさっきからそこで話を聞いてる人達かしら。」

 

八幡 「は?」

 

振り返り俺が入ってきたドアの方を向くと

 

留美 「……」

 

由比ヶ浜 「は、はろはろ〜…」

 

そこには無言で俺を睨む留美と申し訳なさそうな由比ヶ浜がいた。

そして留美は教室に入ってくると

 

留美 「八幡、そちらのお綺麗な方はどちら様?」

 

物凄くニコニコしながら近付いてきた。

怖い、こy絶対怒ってる。

 

八幡 「えー、と」

 

雪乃 「あなたこそ誰なのかしら。」

 

留美 「人に名前を聞く時はまず自分からって聞いたことある?」

 

雪乃 「あなたの方が先に質問したんじゃない、馬鹿なのね。」

 

留美 「私は八幡に聞いたの。」

 

八幡 「……」

 

何故か2人の間にバチバチと火花が散っている気がする。

 

雪乃 「私は雪ノ下雪乃よ。」

 

留美 「私は鶴見留美。」

 

八幡 「……」

 

逃げようか…うん、逃げよう。

 

結衣 「えー、とあの!私は由比ヶ浜結衣!よろしくね!ゆきのん!」

 

雪乃 「ゆ、ゆきのん!?」

 

何かまた由比ヶ浜のネーミングセンスの被害者が…

 

結衣 「そう!ゆきのん!でヒッキーにルミルミ!」

 

八幡 「ヒッキーじゃねぇし…てかルミルミ!?」

 

留美 「ちょっ…結衣ちゃん!それは八幡の前で言わないでって言ったじゃん!」

 

結衣 「あ、ごめんごめん。えへへ」

 

留美 「もうっ///」

 

雪乃 「ゆ、ゆきのん?ゆきの、ん?」

 

留美は少し恥ずかしいようだ。

雪ノ下は理解出来ないらしくさっきからブツクサ言ってる。

 

由比ヶ浜が話に混ざってからは険悪なムードは無くなっていた。

 

俺は由比ヶ浜を少し見直した。

 

天然というか馬鹿というか

おそらく由比ヶ浜は空気が読めるのだろう。

 

それにしてもルミルミか…

今度ドサクサに紛れて呼んでみよu

 

留美 「八幡?余計なことなしない方がいいわよ。」

 

留美がニコニコ顔でこっちを見てそう言ってきた。

ナチュラル心読むのやめてくれませんかね。

 

結衣&雪乃 「?」

 

ほら後の2人がわかってないじゃないか。

 

はぁ…いつまで経っても留美には勝てる気がしないな。

 

そんな事を思っていると校門の方が少し騒がしくなってきた。

 

八幡 「そろそろクラスの発表もされてるだろ。」

 

留美 「そうね。見に行こっか。」

 

結衣 「賛成!」

 

雪乃 「私はこのクラスだし、行かないわ。」

 

留美 「そっか。じゃあまたね。」

 

雪乃 「!?…え、ええまた。」

 

俺と留美と由比ヶ浜は雪ノ下を残しJ組を後にした。

雪ノ下は「また」という言葉に驚いていたが留美は基本気に入ったやつにしかそういう事は言わない。

つまりそういう事だ。

 

ま、そんなこんなで俺達に雪ノ下雪乃という知り合いができた。

 

 

……あとやっぱりルミルミって呼んでみたいな…

 

諦めのつかない俺はドサクサに紛れて呼ぶことを決意した。

何かまた睨まれた気がするが気のせいだろう。




てなわけでゆきのんが出てきました~
いやはやルミルミかわええ~

それでは次回もお楽しみに~?~


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クラス分け

~不定期更新~

何かごっちゃごちゃ~?
それでは今回もよろしく読んでください~


俺と留美、由比ヶ浜は雪ノ下と別れクラス分けの発表を見に来ていた。

 

俺は

 

留美 「八幡F組だって」

 

何でお前が先に見つけてんだよ

 

八幡 「おう、そうか」

 

結衣 「私もF組だよっ!」

 

八幡 「ソーカソーカヨカッタナー」

 

結衣 「棒読みヒドくない!?」

 

あれ留美は?

 

八幡 「留美、お前は何組なんだ?」

 

留美 「…………A」

 

……

 

結衣 「そっか留美ちゃん違うクラスなんだ残念…」

 

留美 「……ちょっと先生に抗議してくる…」

 

ちょっと待って留美さん?

今明らかに怒気こもってましたよ?

 

八幡 「ちょ、ちょっと待て」

 

留美 「何!?八幡は私が同じクラスじゃなくて嫌じゃないの!?由比ヶ浜さんと2人きりがいいの!?」

 

っ!?なんで涙目!?

 

八幡 「いや落ち着け。同じクラスじゃないのは残念だし由比ヶ浜と2人きりはゴメンだ。っていうかクラス30人以上いるだろ!」

 

結衣 「しれっと2人の言い合いに私を巻き込まないでほしいし!」

 

留美 「うるさい八幡……」

 

結衣 「無視!?」

 

由比ヶ浜はとりあえず置いといて…

 

ここで留美が泣きだしたらヤバイ

ていうか周りからの視線が増えてきてる時点でもうすでにヤバイ

 

こういう時は

 

八幡 「留美」

 

留美に近づき

留美にしか聞こえない声で

 

八幡 「さっき学校内まわってた時にいい場所見つけたんだ…そこで毎日『2人きり』で昼飯食べねー…か?」

 

留美 「え…?」

 

八幡 「でも2人きりになるにはクラスが別の方がいいだろ?2人で教室でたらお前『可愛い』から周りがうるさくなるだろ?」

 

留美 「え…?え、え…?」

 

八幡 「だから…な?」

 

留美 「は、はぃぃぃ~…」

 

ぷしゅーって音が出そうなほど顔を赤らめ俯く留美から離れる。

昔から留美は『2人きり』とか『可愛い』とかに弱い。

気をそらすにはもってこいな弱点である。

 

結衣 「え、ヒッキー何したし」

 

八幡 「じゃあクラスに向かうわ。」

 

結衣 「また無視!?」

 

留美 「……」

 

じーっと……たぶん俺を見てる。

 

留美さん?視線に殺意がこもってません?

 

八幡 「入学式終わったら下足で待ち合わせにしようか…」

 

留美 「うん!」

 

その返事聞いてクラスの教室に向かう。

 

結衣 「ちょっ、ヒッキー待ってよ〜」

 

あ、こいつ同じクラスだったわ。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

留美と別れ由比ヶ浜とF組の教室に来てから10分が経過していた。

俺は張り出されていた指定の席に座っている。

おそらく出席番号順の席だろう。

俺の席は廊下側端の前から2番目だ。なかなか良い。

近くに由比ヶ浜はおらず少し離れた所で既に友達作りに勤しんでいる。

 

俺?友達と呼ばれる類は昔から作らない主義なんだ。

留美は……幼なじみであって友達とは違(ry

 

コホン

 

ま、そんなわけで幼なじみや知り合いはいれど友達を作らない俺には友達作りなんてものは必要ない。

 

結果机に突っ伏しイヤホンを耳にはめ寝たふりをしている。

 

ガララ

 

キーンコーンカーンコーン

 

チャイムが鳴ったか。

 

イヤホンを片して顔を上げると。

 

??? 「席につけ」

 

美人でパンツスーツのロングヘアーな先生らしき人が教壇に立っていた。

 

静 「今日から1年間君達の担任をつとめることになった平塚静だ。担当は国語科。それから生徒指導もだ、犯罪、校則違反、不純異性交遊…不純異性交遊等は決してするなよ。」

 

何で不純異性交遊を2回も言ったんですか…

 

静 「質問がある者は手短に、この後入学式があるからな」

 

ハイ! ハーイ!

 

男子生徒 「センセーは何歳ですか!w」

 

女子生徒 「センセーは彼氏いますかっ!」

 

おいコラお前らさっきの発言から気づけよ!

 

静 「今発言した2人は入学式の後生徒指導室まで来たまえ……」

 

男子生徒&女子生徒 「え」

 

そらそうだ。

 

 

 

静 「そろそろ体育館へ向かう。廊下に出席番号順2列で並びたまえ。」

 

少しの沈黙が先生の言葉で壊された。

その言葉を聞きクラスの奴らがゾロゾロと出ていくのに乗じ廊下に出る。

 

結衣 「楽しそうな先生だねっ南ちゃん」

 

??? 「そうだね面白そうな先生だったねっ結衣ちゃん」

 

その際由比ヶ浜がショートヘアーの女子とその他数人の女子と一緒にいるのが見えた。

 

入学そうそうリア充ってんな~的な感想を残し俺は1人で体育館へと向かうため列に並ぶ。

 

ちなみ並んでるのに1人ってのは言葉の通りだ。

周りがもうすでにグループ化してるからな。

 

 

??? 「……」

 

 

ん?視線を感じる。

 

……気のせいか。

 

 

その後平塚先生の引率のもとF組はゾロゾロと体育館へ向かった。




ガハマさんの扱いがひどかったですね~
今後絡ませていきますけどね~
ルミルミかわええ~

それでは次回もお楽しみに~?~


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入学式後

~不定期更新~


やっぱり何かごちゃごちゃ~?
それでは今回もよろしく読んでください~


入学式でぼーっとしていると聞き覚えのある名前が呼ばれた。

 

進行役 「新入生代表挨拶、新入生代表 雪ノ下雪乃」

 

雪ノ下か。

そういや新入生代表だとか言ってたな。

 

雪乃 「この晴れの日に歓迎のお言葉をいただきまして感謝いたします。」

 

どっかで聞いたようなフレーズを淡々と喋る雪ノ下。

 

雪乃 「私は新入生を代表し、この総武高校の一員として誇りを持ち、勉学に励み共にこの学舎で成長することを誓います。」

 

真顔だ。めっちゃ真顔だ。

 

雪乃 「……」

 

!?……!?

 

目があった!?

この距離であうか普通!

 

一瞬、目があったが、すぐに視線を戻して続ける雪ノ下。

気のせいだよな。うん……

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

入学式が終わり地獄の自己紹介HRを終えた俺は帰り支度をしていた

 

結衣 「ゆきのん凄かったね!」

 

八幡 「お、おう」

 

そこに由比ヶ浜が話しかけてくる。

急に話しかけるなよ。

 

南 「……」

 

ほら後ろに付いてきたであろう女子がポカーンと放心状態になってんじゃねぇか。

 

結衣 「あ、南ちゃん紹介するね!こちらヒッキー!」

 

南 「ヒ、ヒッキー??よ、よろしく?」

 

八幡 「ヒッキーじゃねぇよ比企谷八幡だ。」

 

南 「比企谷くんね。私は相模南、よろしくっ」

 

そういい手を出してくる。

 

八幡 「あ、ああ」

 

手を握る

 

結衣 「よーしこれからもよろしくっ!2人とも!」

 

握った手を包み込む様に由比ヶ浜が手を置き笑顔を見せる。

 

南 「うん!よろしくっ!」

 

八幡 「よ、よろしく。」

 

南 「そういえばさ」

 

結衣 「なに~?」

 

南 「結衣ちゃんと比企谷くんって付き合ってるの?」

 

結衣 「え」

 

八幡 「は?」

 

南 「だって仲良いからさー。そーなのかなー?って」

 

結衣 「ちちち違うし!そんなんじゃないよっ!今日あったばっかだよ!」

 

八幡 「そうだ。誰がこんな脳内お花ば

t…っと誰がこんなビッチと。」

 

結衣 「今脳内お花畑って言いかけたよね!?あとビッチじゃないし!」

 

南 「ほら仲良いじゃんw」

 

結衣 「うぅ~南ちゃんんん」

 

はぁ…これ以上は

 

八幡 「先帰るぞ。じゃあな。」

 

結衣 「あ、うん。ルミルミによろしくね!」

 

南 「ルミルミ?」

 

結衣 「ルミルミっていうのはね…………ー」

 

 

そんな会話をスルーして足早に下足へ向かう。

留美と下足で待ち合わせをしているのであまり待たせるわけにもいかないからな。

 

??? 「あっ」

 

何か声がした気がするが気にしない。

おそらく今すれ違った男子生徒からだろう背は…俺より低かったな。

どうせ俺に対してじゃないからな。

 

??? 「あ……話しかけれなかった……」

 

また何か聞こえた気がするが気にしない。

…留美のやつもう待ってるかな。

 

 

そんな事を考えていると下足に着いた。

 

留美 「すみません、待ち合わせをしているので。」

 

バカ男1 「あ、そうなんだ〜じゃあその娘も一緒に、ね?」

 

バカ男2 「ちょうど2×2でいいじゃぁん!行こうよ」

 

少し離れた所にバカ男2人に絡まれている留美を見つけた。

てか入学式から何やってんだ。

 

八幡 「留美ー」

 

カバンから眼鏡を出しネクタイを緩める。

だが別に目が悪い訳ではない、伊達メガネだ。

 

留美 「あ、八幡!」

 

留美がバカ男2人の間をすり抜け、こちらに走ってくる。

遅れて反応したバカ男2人がこっちを向く。

 

八幡 「留美、あいつら誰?」

 

睨みながら……

 

バカ男2 「あ、彼氏いたんだ~……」

 

バカ男1 「そうだったんダー……じゃ、じゃあね」

 

そう言い残すと走って下足から出ていった。

 

八幡 「疲れた。」

 

こんなの頻繁にあったらメンタル持たないわ。

 

留美 「何でソレ…男よけ持ってきたの?」

 

八幡 「いや…備えあれば憂いなしって言うだろ?」

 

まぁ中学の時にも似たようなことがあったから一応持ってきただけだし。

 

留美 「そっか!ありがとっ!」

 

あァァ笑顔可愛いなマジ天使。

 

八幡 「…帰るか」

 

留美 「うんっ!」

 

 

眼鏡を外す事を忘れていた俺はそのまま留美と学校を出た。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

その後、留美に昼飯を一緒に食べたいと上目遣いでお願いされたので今は俺の家にいる。

 

留美 「小町ちゃんはまだ帰って来てないんだ。」

 

八幡 「ああ、そろそろ帰ってくると思うが。」

 

ガチャッ

??? 「たっだぁいまぁあーーー!」

 

玄関のドアを開ける音と大きな声が廊下に響いた。

 

八幡 「帰ってきたみたいだな」

 

ガチャッ

 

小町 「お兄ちゃん!留美姉来てるみたいだから自分の部屋にいるから!じゃね!」

 

バタン

 

八幡 「お、おう」

 

嵐か、小町ってハリケーンガールなのか?

 

まぁ飯はあとで持っていくか。

 

八幡 「留美ちょっと待ってろよ」

 

そう留美に言い

 

小町が作らないんなら俺が作るしかないな〜

 

と思い、俺はキッチンで昼飯を作り出した。




眼鏡八幡←イケメン
上目遣い留美←カワイイ

……書きたかったんです。

よければ評価等お願いします~

それでは次回もお楽しみに~?~


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昼食と眼鏡

~不定期更新~


どうもお久しぶりです~そをじです~

ぐちゃぐちゃ~?
それでは今回もよろしく読んでください~


昼飯か、簡単なものにするか。

 

 

 

八幡 「ほれ」

 

留美 「ん、ありがと」

 

俺が作ったのは3種のサンドイッチ…

一つ目にはレタス、トマト、ゆで卵、ハムを食パンで挟んだだけのもの。

 

二つ目はスライスチーズ、厚切りベーコン、キュウリの全てにトマトソースぬりを食パンで挟んでオーブンで焼いたもの。

 

そして三つ目にはイチゴジャムと生クリームを混ぜたものと苺を切ったものを食パンで挟んだもの。

 

この3つを三角に切り皿に盛り付けただけの簡単なもの……と

 

八幡 「ほれ、コーヒー」

 

留美 「ありがと」

 

……何か素っ気ない?

 

 

その後、俺は小町にサンドイッチを届けてから留美と言葉も交わさずに黙々とサンドイッチを食べた……

 

 

留美 「ご馳走様でした」

 

八幡 「お粗末さまでした」

 

留美 「うん、美味しかったよっ」

 

八幡 「ッ!?」

 

ッ/////!?急に笑顔になるなよっ!

 

留美 「ところで八幡。」

 

あれ?声のトーンが?

 

留美 「いつまで眼鏡かけてるの?」

 

八幡 「へ?」

 

留美 「学校からずっとかけてるから道行く女子が凄い見てたよ?」

 

は?マジ?

 

……ホントに眼鏡かけっぱだ。

 

留美 「……八幡の女たらし」

 

八幡 「いやいや…って何で!?」

 

留美 「眼鏡かけた八幡は…その」

 

八幡 「?」

 

留美 「かっこ…ぃぃから…別にかけてなくてもだけど……」

 

八幡 「いやないだろ」

 

留美 「はぁ?」

 

八幡 「ひぃっ」

 

留美 「中学の時のこと忘れたの?」

 

八幡 「…忘れてません」

 

留美と中学の時にショッピングモールに行ったことがあった。

この眼鏡はその時に留美の考案で買ったんだが。

家に帰るまででモデルの勧誘2回、アイドル勧誘1回、逆ナン8回という妙なことが起きた。

留美曰く「眼鏡をかけると八幡の目の濁りが緩和されるから更にカッコよくなる」らしい。

やだー留美さん俺にぞっこんじゃないですかー。

 

キモイな、うん、キモイ。

 

留美 「なら外ではかけないことっ。わかった?」

 

八幡 「さーいえっさー」

 

留美 「。」キッ

 

八幡 「はひ!?わかりましゅた!」

 

怖い怖い怖い怖い怖い

 

留美 「はぁ……」

 

と、とりあえず眼鏡を取ろう。

 

留美 「あ……」

 

え?

 

留美 「もう少しだけかけといていいょ…」

 

八幡 「いや何でだよ。」

 

と言いながら外す

 

留美 「もう少しだけかけといてって」

 

留美が俺の持ってる眼鏡を取りに飛びかかってきた。

 

八幡 「うおっ危ねぇって」

 

それを避け……

 

八幡 「痛っ」

 

留美 「きゃっ」

 

……

 

俺がソファから落ちた

 

その上に留美が落っこちてきた

 

そして今、留美と俺の顔は少し動けば唇が触れてしまいそうなほど近い。

 

八幡 「す、すまん……」

 

留美 「こっちこそ……」

 

喋るとお互いの息がかかる距離

 

目と目が合い離せない

 

吸い込まれそうな程に大きく潤んだ瞳がすぐそこにある

 

何秒経ったか何時間経ったか時間の流れがやけに遅い

 

徐々に近付いて来ているその瞳……

 

留美 「八幡……」

 

八幡 「る、留美さん?」

 

……

駄目だ…クソッ手が留美の足に踏まれてる。

 

留美 「ごめん八幡…」

 

ちょっ何がごめんナノッ?!

 

留美がそう言い

唇が触れそうになった瞬間

 

ガチャン!!

 

小町 「お兄ちゃーん!お皿こ、こ…に………………ごめんなさいお邪魔しました。」

 

バタン

 

……

 

ナァァイスゥウウウMy Angel!

 

場が固まった…これは抜け出すチャンス。

 

八幡 「留美……腕痛い」

 

留美 「え、あっ、ご、ごめん…」

 

よし退いてくれた。

 

ふぅ

 

八幡 「大丈夫か?怪我とかないか?」

 

留美 「う、うん…大丈夫……」

 

あー、俯いちゃった。

 

八幡 「留美」

 

留美 「っ!?」

 

名前を呼んで頭を撫でる

 

八幡 「……ま、また…な?/////」

 

留美 「え!?/////」

 

いやこれだと今度は口づけキス接吻しよっ?って言ってるでしょうにバカ八幡!!!

 

八幡 「め、眼鏡が壊れたから『また』買いに行くの付き合ってくれるか?」

 

留美 「え、あぁー…うんそうだよね」

 

明らかにテンション落ちたな、うん。

 

留美 「……」

 

八幡 「……」

 

……気まずい

え、何誤魔化さなかった方が良かったの?

……超恥ずかしいからムリ

 

 

……

 

留美 「帰る」

 

八幡 「え、ちょっおま」

 

バタン

 

八幡 「……」

 

ここまでされて気付かないヤツがいるならラノベの主人公か何かだ。

 

流石にラノベの主人公でも気付くか。

 

 

こんなつまらんこと考えてる状況じゃない。

このままだと明日は……

 

八幡 「はぁ……」

 

 

俺は部屋に戻りその日は出てこなかった。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

次の日、留美は家に来なかった。

 

高校に入学をしたばかりだというのに俺の人間関係は早くも壊れだした…か。

 

 

結衣 「あれ?ヒッキー、ルミルミは?」

 

こいつホント痛いところ突くな天然かっ!

天然だったわ。

 

八幡 「…他クラス何だからいなくて当たり前だろ」

 

……

 

結衣 「あ、そっか。」

 

八幡 「たく…」

 

南 「結衣ちゃんおはよー」

 

結衣 「あ、南ちゃんおはよー!」

 

南 「比企谷くんもおはよー」

 

八幡 「…おう」

 

南 「何それっ」

 

ニコッと笑う

 

留美といい由比ヶ浜といい相模といい笑うと可愛いやつ多いな」

 

南 「は!?/////」

 

結衣 「え!?/////」

 

八幡 「ん?どうした?」

 

結衣 「な、何でもない/////」

 

南 「あー/////そうそう結衣ちゃん」

 

結衣 「?どうしたの?」

 

南 「昨日ね下足でバカ男2人に絡まれてる女の子を助けた超イケメンがこの学校にいるらしいんだよっ」

 

結衣 「へーそうなんだー」

 

南 「会ってみたくない?!」

 

ちょい待ち……

マジかもう広がってるか……

 

結衣 「ん~どっちでもいいかなー」

 

南 「そっか~ま、いっか」

 

良かった~それに今日は眼鏡もないし~

 

南 「比企谷くん何か知ってる?」

 

!?

 

八幡 「し、知らん。眼鏡男など」

 

あ、

 

南 「眼鏡なんて一言も言ってないよ、ってことは知ってるんだ。昨日見たの?」

 

八幡 「そ、そうだ。たまたまな」

 

ふぅ良かった眼鏡の事考えてたからつい口走っちまった。

 

結衣 「その助けられた女の子は?」

 

!?

 

南 「結衣ちゃんいいとこつくね~その助けられた女の子も黒髪ロングで超美人なんだって~助けられた後は2人で帰ったって聞いてるし。はぁいいなー」

 

なっ!?

 

結衣 「黒髪ロングの美人?……ルミルミやゆきのんみたいだね!ヒッキーっ」

 

八幡 「あ、あぁそうだな」

 

良かったぁーアホの子で良かったー

 

ピロン

 

南 「あ、ゆっこだ。……やっぱ会いに行こう!」

 

八幡 「え」

 

結衣 「何で?」

 

南 「他クラスの私の友達が女の子の方のクラスと名前分かったんだって」

 

入学式の翌日にもう他クラスの友達とメールしてんのかコイツ

 

って今何つった

 

南 「名前はね、えーとA組の鶴見…留美さん?この娘って結衣ちゃんの友達じゃなかったっけ?」

 

結衣 「ルミルミだよっ、って確かルミルミ昨日はヒッキーと帰ったはずなんだけ…ど……いないっ!?」

 

南 「これは何か関係あるねっ探そ」

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

逃げなければ

 

八幡 「授業開始まであと15分もあるのかよっクソ何でこんな早く来てんだよー!」

 

結衣 「あ、ヒッキーいたっ!」

 

南 「待てぇええええ!」

 

八幡 「この状況で待てって言われて待つやつは犬か何かだ!」

 

後ろから由比ヶ浜と相模が追ってきた。

 

ダッシュ!するが前を向いた瞬間に減速。

 

留美 「……」

 

八幡 「…留美」

 

留美 「女の子に追われて楽しい?」

 

声低っ

 

結衣 「あ、ルミルミ!ヒッキー捕まえて!」

 

南 「あの娘が鶴見留美か…」

 

 

留美 「だって、どうする?」

 

八幡 「通してくれ」

 

留美 「やだ」

 

八幡 「頼む」

 

留美 「無理」

 

八幡 「んじゃ無理矢理」

 

留美の横を通ろうとする

 

留美 「…却下!」

 

直後足を見事にはらわれ

 

八幡 「うぐぅっ!」

 

頭から着地

 

結衣 「ありがとうルミルミ」

 

南 「さぁて聞きたいことは山ほどあるんだからね~」

 

八幡 「ひっ」

 

留美 「私からも聞きたいことある」

 

八幡 「ひぃいいいいい」

 

 

 

その日は昼休みを使い色々と聞かれた。

留美からは相模についてと何故追いかけっこをしていたかとか

由比ヶ浜は眼鏡の事について

相模からは留美との関係と眼鏡装着時の事について

 

モウヤダ

 

ハチマンオウチカエル

 

留美 「今帰ってるでしょ」

 

うわー冷ややかな目

 

八幡 「しれっと心読むなー」

 

ちなみに俺と留美は仲直りした。

留美曰く

 

『恥ずかしかったの!』

 

らしいです。

まぁそうだよなー俺もだし

留美は可愛いなぁ…うん。

 

 

そんなこんなあって今は下校中

 

結衣 「でもヒッキーにあんな一面があったなんてね~」

 

八幡 「うるせ」

 

南 「眼鏡かけたらいつもよりカッコよかったよ~」

 

八幡 「なっ/////ニヤニヤするな!からかうな!」

 

南 「バカ本心だっつの」ボソッ

 

相模が何か言った気がしたが

ま、いっか

 

留美 「八幡の女たらし!」

 

八幡 「はぁ?」

 

留美 「もう知らない!」

 

留美さん何で怒ってんの?

 

南 「おやおや喧嘩?んじゃ「八幡」はもらっちゃおっと」

 

相模が腕に抱きついてきた

 

留美 「!?」

 

八幡 「ちょっ相模!」

 

南 「み・な・み♪」

 

八幡 「はぁ?!」

 

結衣 「あ、南ちゃんずるい、っと」

 

留美 「!?!?」

 

続いて由比ヶ浜も。

あなたは自重しなさいほら2つのメロンが自己主張をやめないじゃない!

 

結衣 「私は結衣だよ」

 

八幡 「知ってる」

 

結衣 「反応薄っ!?」

 

隣でニヤニヤしている相模とうえーんって言っている由比ヶ浜そして後ろには

 

留美 「うぅ~八幡のバカぁああああ!!」

 

顔を真っ赤にして涙目で叫んでる留美がいた……




数週間ぶりの更新です~
その数週の間にお気に入り数が100こえました~
皆様ありがとうございます~

よければ評価等お願いします~

それでは次回もお楽しみに~?~


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朝食騒動

~不定期更新~



やっぱりぐちゃぐちゃ~?
それでは今回もよろしく読んでください~



高校生活3日目朝

俺は珍しく早起きをした。

 

したくてしたわけじゃないが

 

留美 「由比ヶ浜さん醤油取って」

 

結衣 「ん、はい」

 

留美 「ありがと」

 

結衣 「いいよぉ」

 

南 「鶴見さん次私に貸して」

 

留美 「はい、どうぞ」

 

南 「あんがとっ」

 

……

 

結衣 「ヒッキー食べないの?」

 

南 「え~食べないならウインナーもーらい」

 

留美 「だめ朝はちゃんと食べなきゃ」

 

……

 

八幡 「なぜ当然のように飯食ってんだお前ら」

 

留美 「だって日課みたいなものだし」

 

八幡 「毎日来てる留美は百歩譲って良いとしよう……由比ヶ浜、相模何でお前らまでいる。」

 

相模 「み・な・みだって言ってるでしょ!あとここにいる理由は」

 

結衣 「ルミルミに誘われたから?」

 

は?

留美を見ると

 

留美 「……」

 

八幡 「遠い目で外見てんじゃねぇ主犯」

 

チョップをかましつつツッコむ

 

留美 「わ、私は知らない」

 

結衣 「昨日帰ってからルミルミにメールで住所聞いて来たんだっ」

 

南 「私は結衣ちゃんから聞いたー」

 

八幡 「お前らは俺の個人情報を何だと思ってるんだ…」

 

おっ、うまいなこのハムエッグ。

コーヒーは…うむ良い甘さだ。

さすが留美、俺のことわかってるな。

 

南 「今日、ご飯は私が作りました!どう?美味しい?」

 

ぶふぉ

 

留美 「八幡汚い」

 

驚きのあまりコーヒーを吹いてしまった。

 

八幡 「お、おうすまん。相模が作ったのかこれ…普通にうまいぞ」

 

相模って料理できたのか…

 

南 「そ、そう?良かった~」

 

八幡 「ああ、相模は良い嫁さんになりそうだな」

 

南 「え、え、えぇ/////」ぼふん

 

留美 「また……優しい笑み浮かべてあんなこと言ってるし……」

 

結衣 「私も料理してみようかな……」

 

南 「八幡のお嫁さん…お嫁さん/////」ボソボソ

 

何かしたか俺?率直な感想言っただけなんだが。

 

八幡 「そう言えば小町と母ちゃんは?」

 

留美 「相変わらずお義父さんは除外されてるのね」

 

八幡 「ん?」

 

親父?知らんな。

 

留美 「まぁいいや、お義母さんはゆっくり寝てもらってて、お義父さんはもう会社に行ったよ。小町ちゃんは…」

 

ガチャ

 

小町 「おふぁああよーお兄ちゃん留美姉……」

 

留美 「おはよう小町ちゃんっ」

 

八幡 「おはよう小町」

 

結衣 「おはようっ!えー、と小町ちゃんっ?」

 

南 「おはよう小町ちゃんっ!将来のお義姉さんだよっ/////」

 

八幡 「違うだろっ」

 

チョップ

 

南 「あうぅ」

 

小町 「え、え、えぇええええ」

 

八幡 「お、落ち着け」

 

小町 「お、お兄ちゃんっ!未来のお義姉ちゃん候補が2人も増えてるよ!?何で!?高校入学してからまだ2日しか経ってないんだよ!?お兄ちゃんっていつから女たらしになったの!?でもでも未来お義姉さん候補が増えるのは小町的に超超ちょーポイント高い!!」

 

八幡 「……あ、あの小町さん?」

 

やっと喋り終えたかと思ったら3人の方を向いて

 

小町 「こんなゴミぃちゃんですが今後も何卒よろしくお願いします!」

 

結衣 「……」

 

南 「……」

 

まぁ初めてならこうなるわ

 

八幡 「えー……と、妹の小町だ。」

 

小町 「比企谷小町です!兄共々よろしくお願いしますっ!」

 

結衣 「えーと私は由比ヶ浜結衣!よろしく!」

 

南 「私は相模南。よろしくね小町ちゃんっ!」

 

小町 「結衣さんに南さんですね!よろしくです!」

 

八幡 「ほら自己紹介?が済んだなら飯食え飯」

 

留美 「ほらほら小町ちゃんは着替えてきて」

 

小町 「はーい留美姉」

 

結衣 「う~ん……」

 

南 「なんて言うか……」

 

由比ヶ浜と相模が何か唸ってるが

 

八幡 「……」

 

無視無視

あ〜飯うめぇなー

 

留美 「私の料理より美味しい?」

 

そう留美が小声で聞いてきた

 

八幡 「俺はどっちかというと留美の方が好きかな。」

 

留美は俺の好みを知っててそれに合わせてくれるからな。

相模のも美味しいのだがな。

 

留美 「そっか///ならいいや/////」

 

ん?心做しか留美の顔が紅いような……

俺何かしたか?

 

……

 

…………

 

………………

 

 

八幡 「あ、あれは留美の味付けが好きって意味で留美自身を食べたいとかそういう意味では……ハッ!?」

 

結衣 「ヒッキー?」ゴゴゴゴゴゴ

 

南 「八幡?」ゴゴゴゴゴゴ

 

あらやだコワイ

留美助けt

 

留美 「……/////」

 

あ、これ詰みだわ

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

あの後結衣と南に説教され「2人のことを名前で呼ぶ」という約束を無理矢理させられ遅刻しかけた。

 

八幡 「はぁ…もう勘弁してくれよ」

 

息も絶え絶えに教室の机に突っ伏す

 

結衣 「ごめんねヒッキー。時間見てなかったや」

 

南 「でも元はといえば八幡が悪い。」

 

八幡 「へいへい」

 

キーンコーンカーンコーン

 

そんなこんなしていると始業のチャイムが鳴る

 

八幡 「ギリギリ間に合って良かった…」

 

登校3日目から3人で遅刻なんて目立つことはしたくなかったからな

 

そんな事を考えていると

 

ガラガラ

 

静 「席につけー」

 

その声と同時に散らばっていた生徒が席につく

 

ふぅやっと授業が始まる……

今日は学校に来るまでが長かったな

 

八幡 「明日からも…か」

 

はぁ…先が思いやられる。

 

 

 

そんな事を考えつつ授業を受ける

 

八幡 「……ま、いいか」

 

…っと柄にもなく口角が上がってしまった

 

 

 

おまけ:結衣と南の心境

 

八幡 「ほら自己紹介?が済んだなら飯食え飯」

 

留美 「ほらほら小町ちゃんは着替えてきて」

 

小町 「はーい留美姉」

 

結衣 「う~ん……」

 

南 「なんて言うか……」

 

結衣・南 「(家族かっ!)」

 

南 「(父母娘みたいな会話すんなぁああ)」

 

結衣 「(ルミルミいいなぁ)」

 

 

 

おまけその2:着替えてリビングに戻ってきた小町

 

 

小町 「おっ待たせしましたー!」

 

私が勢いよく扉を開けるとリビングでは

 

南 「ほぅ…つまり私の料理は口に合わなかったと?」ゴゴゴゴゴゴ

 

結衣 「それでルミルミを食べたいと?」ゴゴゴゴゴゴ

 

留美 「……/////」

 

……

 

…………

 

………………何この状況っ!?

 

 

おまけ終わり




何と以前投稿した5話だけで100件以上お気に入り数が増えました~
皆様ありがとうございます~

最後のおまけは気分で書きました~

よければ評価等お願いします~

それでは次回もお楽しみに~?~


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