艦隊これくしょん!ー蒼き翼と紅き騎士ー (銀の匙)
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SEEDDESITINYの世界編(プロローグ)
PHASE-1 プロローグ


艦隊これくしょんとガンダムSEEDDESITINYのクロスオーバー作品のプロローグです。

最初はガンダムSEEDDESITINYの世界から物語はじまります。


コズミック・イラ75年

 

デュランダル議長の提案する「デスティニープラン」を阻止する戦いから2年が立ち

 

プラントや地球連合は共に戦争のない平和な日々が続いていた。

 

それは、オーブも同じであり街も人々も変わらぬ生活をしていた。

 

そんなある日、オーブ本島のレーダー監視を行っている部屋である隊員が機影をとらえる。

 

A「レーダーに機影補足」

 

A隊員が叫ぶ声を聞き、同じ部屋にいたB隊員が

 

B「また、わが軍のムラサメじゃないのか?」

 

オーブ本島には、国防本部やムラサメなどのオーブMS(モビルスーツ)が配備されている。

 

A「いや、今日は防空演習の予定などないはずだが」

 

B「わかった、念の為本部に問い合わせてみる」

 

B隊員が部屋にある無線で問い合わせようとした時だった。

 

A「なんだ、これ。絶対にわが軍じゃないぞ」

 

A隊員が引き続きレーダーに反応した機影が増えてきているのを確認。

 

A「スクランブル(緊急発進)を打電、急ぎ本部に連絡だ」

 

B「了解」

 

B隊員が無線にて連絡に向かう。

 

その間にも、機影は徐々にぽつぽつと一機また一機と増え始める。

 

A「また増えた、近くに空母らしきものが見当たらないのに」

 

A隊員が言うのも無理もなかった。

 

 

 

同日 オーブ本島国防軍本部

 

オーブ連合国首長代表、カガリ・ユラ・アスハが国防会議に出席の為建物内にいた。

 

カガリ「では、これより定例の会議を開催する。今後は・・」

 

彼女が言葉を言おうとしたその時。

 

バァン

 

急に扉が開く音が会議に参加していたスタッフが一斉に視線が扉へ向く。

 

オーブ軍制服をきた将校が息を切らし部屋に入ってきた。

 

将校「報告です。オーブ本島近海に未確認アンノーンが接近。

   緊急発進したムラサメが撃墜された模様」

 

この言葉に会議に参加していたスタッフ並びにカガリに騒ぎだす。

 

(ムラサメが・・・撃墜された?)

(一体どこの国だ)

(大西洋連邦か)

 

スタッフが騒ぎ始めたのを察知したのか、カガリが言う。

 

カガリ「わかった、未確認機の情報をこちらへ転送してくれ。

    オーブ海軍はただちに、未確認機へ警告射撃を実施、従わない場合は撃墜を許可する

    それから市民にシェルターへの非難を通告」

 

彼女のこの言葉に、会議に参加していたスタッフが敬礼関係者が席を立ち行動をとる。

 

カガリも席を立ち、建物内にある情報分析並びに作戦指揮室へ移動。

 

移動途中にカガリは、隣にいたスタッフにあるものを手渡した。

 

カガリ「すまない、これをオノゴロ島のキラとアスランへ通達を頼む」

 

スタッフ「了解しました」

 

メモが渡され中身はこのように記載されていた。

『キラとアスランへ。

 すぐにジャスティスとフリーダムの出撃できる体制の準備をしてくれ』

 

カガリが作戦指揮所へ移動しているその頃

 

オーブ本島近海 

オーブ海軍イージス艦内

 

オーブ兵1「未確認機を確認。距離は1000」

オーブ兵が双眼鏡にて、本島から情報のあった未確認機が近づいているのを確認した。

 

オーブ兵2「しかし、なんだあれはモビルスーツでもないぞ」

近づいてくる未確認機は、彼らが今まで見たことのない機体が海上に浮かんで接近。

それは人型ではあるが生身の人間に近かく何かを連れて近づいていた。

 

オーブ兵3「何をしている、領海侵入しているのだぞ。警告に従わない場合は撃墜を許可されている」

 

この兵士の言葉でオーブ兵達の乗る

イージス艦の通信回線を開き未確認機に対し警告を行った。

 

オーブ兵1『『警告する、ここはオーブ連合首長国の領海である。旗艦は領海侵犯をしている

       この警告に従わない場合、当方には旗艦らを撃沈する用意がある』』

 

だがこの退去勧告を無視するかの如く、未確認機はそのまま接近する。

再度交信を試みるが応答なし。ためしに別の周波数で試みるが変化はなかった。

 

イージス艦艦長「くそ、警告を無視か。仕方ない警告射撃を実施する」

 

艦前方に搭載されている主砲が、未確認機に向けて調整に入る。

自分たちに砲門が向けられているのを確認した未確認機は、何かを放出する準備を始める。

 

オーブ兵1「未確認機、何かを放出を始めた模様」

イージス艦艦長「何!!」

 

オーブ兵1が双眼鏡で何かを放出する仕草を確認し続けて艦長も確認する。

 

双眼鏡から確認すると未確認機から複数の物体が放たれ始めた。

 

イージス艦艦長「まずい、警告射撃やめーい。全砲門ならびにミサイルを放出準備を開始するターゲットにロック

        これより未確認機をαとする」

 

彼は何かを察知し警告射撃から全砲門実弾を放出準備に入ったαにロックするようにCIC(戦闘指揮所)命じた。

 

CIC要員A「目標をαとし主砲並びにミサイルをロック」

 

CICよりミサイル並びに全砲門の射程ロック完了と報告が入ると艦長はすかさずに

 

イージス艦艦長「「撃てーーーい。」」

 

この言葉と同時にイージス艦よりミサイル並びに艦前方に搭載された主砲が火を噴く。

 

CIC要員B「着弾まであと5秒・4・3・2・1」

 

この言葉と同時に艦橋の窓からミサイルを命中したのを確認。

 

イージス艦艦長「どうだ。」

ミサイルや主砲の砲弾が放たれ辺りがまだ確認できておらず、撃沈できたのかまだわからなかった。

 

オーブ兵1が再び何かを発見する。

オーブ兵1「嘘だろ、おい。あれだけの攻撃で」

 

続けてオーブ兵2が何かを発見する。

 

オーブ兵2「撃沈せず、撃沈せず。α撃沈せず」

 

ミサイルを含む主砲を全弾受けているはずなのになぜか。αは傷一つ追わずにいた。

 

するとαはお返しと言わんばかりに口より複数の物体を放出を始めた。

 

オーブ兵2「αが何かを放出。これは・・・・・。」

オーブ兵2が双眼鏡で再び確認すると、放出されたのは艦載機であるが彼らには見たことのない物体であった。

 

オーブ兵1「くそ、なんなんだ。あれは」

 

イージス艦艦長「αより射出されたアンノーンを撃ちおとせ。CICミサイルで撃墜しろ」

 

艦長の言葉にCICは大至急、αより射出された艦載機をロックするも数が多く処理が追い付かないでいた。

 

CIC「艦長、このままではこの艦のミサイルはすべてなくなります。

  至急本島より応援要請を・・」

 

CICからの提言に艦長に届いたのか届かなかったのか。

 

αから放出された艦載機が搭載されていたミサイルがイージス艦に当たり炎上し航行不能に陥る。

 

イージス艦艦長「くそ、わがオーブの艦が未確認機に攻撃されるとは。

        総員退艦せよ、急ぎ脱出せよ」

 

艦長が、乗組員に総員退艦の指示を出した瞬間であった。

目の前に未確認機のミサイルが飛んできて爆発。

 

その爆発によりイージス艦が海の底へ沈んでいった。

 

そしてオーブ本島の作戦指揮所にカガリのもとにイージス艦が撃沈されたとの報告がはいった。

 

カガリ「なんだと。くそ」

カガリは作戦指揮所にある机を強く叩いた。

 

作戦指揮所には、現場の状況映像が確認できその多くの映像がイージス艦を撃沈させた。

未確認機のものがほとんどであった。

 

映像よりオーブ全軍未確認機の総攻撃にあい、撤退並びに全滅が出始めていた。

カガリはある決断をする。

 

カガリ「オノゴロ島に連絡。

    アークエンジェル並びにジャスティスとフリーダムに出動命令だ」

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

作者は実は、「艦隊これくしょん」を最近始めたばっかりで現在勉強中ですので
プロローグをはじめ当面はガンダムSEEDDESITNYの世界から話は進みます。

シンについての扱いも現時点では未定となっております。(デスティニーについても)

苦労した点は、深海棲艦をどのように表現していいのかわからずじまいなのでアドバイスを求めます。






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PHASE-1.5 プロローグ(後編)

オーブ本島において、謎の未確認機の大群が出現した同時刻。

 

オノゴロ島

アークエンジェルメインブリッジ

 

「何なの・・・これは」

 

オーブ本島を護衛するムラサメ並びに海軍の船が撃沈されている姿がモニターを通して

アークエンジェル艦長「マリュー・ラミアス」以下数名の乗員がただ茫然と眺めていた。

 

それもそのはず、モビルスーツでもない未確認機が海上と空からオーブ軍を

撃墜および撃沈に防戦一方である。

 

その時、通信が入ってきた。

 

「ラミアス艦長」

 

戦闘シーンの画面が消え、一人の男性が画面に登場。

 

「トダカ一佐!!」

 

画面にはオーブ軍の制服を着用し、奥にカガリの姿が映る。

 

「すでにお分かりだと思うが、我々は謎の未確認機により大多数が撤退

 全滅してしまっている。貴艦にも出動をしてほしい。

 ジャスティスとフリーダムは、そちらにはいるか?」

 

彼は、カガリの伝言を伝えた。

 

「分かりました。本艦はこれより支援に向かいます。」

 

「すまない、貴艦は宇宙から帰還したばかりで補給も完了していないが

よろしく頼む。」

 

アークエンジェルは、2日前にプラントから帰還したばかりで修理など補給作業中であった。

 

「どうするんだ、マリュー」

問いかけたのが、かつて死亡したと思われたマリューの恋人ムウラ・フラガ。

 

「行くわ、ここで黙ってみているわけには行かない。総員補給急ぎオーブ軍の救援に向かいます」

 

              「「「「「了解」」」」」」

 

マリューは、そういうと艦長席に座り座席にあった電話である場所へつなぐ。

 

「キラ君」

 

それは、かつてヘリオポリスで知り合い2年前の戦争終結に貢献したパイロットの名前を呼んだ。

 

スクリーンには、パイロットスーツを着て機体を整備していたパイロットが映る

「はい、こちら。キラです」

 

マリューは、事情を説明した。 

 

「分かりました、こちらは整備は完了しています。アスランももうすぐ整備も終了します」

「わかったわ。終了したら連絡を」

「了解しました」

 

そういうと、スクリーンが消えブリッジがあわただしく出撃の準備を始めた。

 

同時刻

MS格納庫

 

マリューからの連絡が入り、格納庫内では慌ただしく出撃準備を開始した。

 

「急げ~。時間がないぞ~」

 

叫ぶのは、格納庫の責任者でもあるマードック。

 

「キラ。ザフトの坊主の機体の整備はどれくらいで終わる?」

「あと、10分ぐらいで終わると思います。マードックさん」

 

キラは自分の機体のコクピットから叫ぶ。

「アスラン、聞いていたと思うけど。あとどれくらいで終わる」

コクピットから真向いにある、深紅の機体へ通信を行いすぐに返信が返ってきた。

「キラ、すまん。今終わった」

 

深紅の機体に乗るパイロットの名前はアスラン・ザラ。

5年前にヘリオポリスで、偶然にも幼少期に別れたキラ・ヤマトと再会する。

その後は、ナチュラルとコーディネーターとして敵対していたが

彼の父の考えに疑問を抱き共に行動をしている。

 

彼らはそれぞれのMS(モビルスーツ)で幾度も協力し合い戦ってきたいわば親友同士。

 

キラの乗るMSは、白をベースにしたZGMF-X20Aストライクフリーダム

特徴として多数の敵を撃墜できる射撃に特化した機体であり、遠距離射撃も可能

一方でアスランの乗る機体は、深紅をベースにしたZGMF-X19Aインフィニットジャスティス

特徴は、近接戦闘を主眼に置き背中にある「ファトゥム-01」と呼ばれる支援戦闘を行える。

 

キラはマードックに機体の整備が終了したことを伝え、マードックはブリッジに出撃準備完了を報告。

 

「アークエンジェル、発進。目標はオーブ本島に進撃している未確認機の迎撃に向かいます」

 

マリューは発進を宣言。

オノゴロ島にある、アークエンジェル専用ドックの扉が開き進み始める。

当初は宇宙を航行する為に作られた戦艦であったが、オーブにて改修工事を行い潜航もできる潜水艦機能も追加された。




以上で、プロローグは終了。
このまま深海棲艦と戦いまで行こうと思いましたが次の回で行います。

まだ、話の中ではSEEDDESTINYの世界なのでオーブのムラサメ
やフリーダムとジャスティスは空を航行可能ですから飛行場姫を登場させます。

さーてと、どうクロスさせるか考えながら次回作をお楽しみに・・・・・



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PHASE-2 出撃(前編)






PHASE.2 出撃

 

アークエンジェルMS格納庫

 

ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスのそれぞれのコクピットでは

アスランとキラが出撃に向け待機をしていた。

 

フリーダムコクピットのモニターには、アスランの姿を見て彼は何かを考えているように見えた

「アスラン、どうしたの?」

 

「キラ、いや。この間プラントでディアッカから聞いたんだが」

 

彼は以前に、同じ隊に所属していたメンバーからある情報を聞いていた。

それは、数か月前に今回とオーブ襲われている未確認機がプラントにも出現

シンとルナマリアやイザーク達が迎撃に向かったが、途中でシンの乗った機体デスティニーが行方不明になったという。

 

「すると、シンは撃墜されたんじゃ」

キラの心配する言葉にアスランは否定する。

 

「 いや、突如謎の割れ目が発生しデスティニーを飲み込んだそうだ」

話を聞いただけであるとはいえ、かつては共に戦った仲間の事を不安を感じていた。

 

そこに、通信が入る。

 

「キラ君、アスラン君。」

 

マリューが、間もなくオーブ本島に到着となる旨を説明し発進準備を行うように指示をする。

そして、マリューの後ろにいる通信士が言う。

 

「艦長、オーブ本島。光学映像でます」

 

艦橋にある映像装置からは、撃沈されるオーブ海軍のイージス艦の横を航行する人型らしき未確認機

上空にはモビルスーツでもなく飛行機でもない物体が飛行しムラサメ並びにオーブアストレイ飛行ユニットを破壊している。

 

「総員、第一戦闘配備。これより人型を《ボギー1》空に浮かぶ飛行物体を《β2》と設定」

マリューの呼びかけに、通信士は諸元データを入力開始する。

 

「イーゲルシュテルン・バリアント起動。ゴットフリード照準ボギー1」

続けてマリューはアークエンジェルの主装を起動準備をするように命令。

 

一方、オーブ本島から離れた距離に複数人の人物が戦況を見ていた。

 

??A「キタカ、モクヒョウノキタイヲハッケン。」

 

??B「シカシホントウニヨカッタノカ? アイツニミツカッタラワレワレハ」

 

??A「カマワヌ、アノカタガドウニカシテクレル」

 

??B「ソウダナ。ワレワレハ2タイヲホカクダケヲモクテキニコノセカイへキタノダカラナ」

 

??A「ヨシ、ソロソロ。キタミタイダカラモクヒョウヲアノカンにムケヨウ」

 

そういうと一人の人物が、何かを指示するように手を向けるとオーブ本島へ向かったいた。

ボギー1とβ2がアークエンジェルに向かい始めた。

 

同時にアークエンジェルも、敵がこちらに向かっていくのを確認。

マリューは、キラとアスランに出撃を命令する。

 

アークエンジェルの右側のカタパルトが開くと同時に

「キラ・ヤマト。フリーダム行きます」

 

そういうと彼の乗る機体がカタパルトから勢いよく射出。

フェイズシフト装甲を展開今までグレーだった機体が、関節部分が黄金色と全体が白と青にカラーリングされる。

 

続けてアスランの乗る機体インフィニットジャスティスも出撃する。

「アスラン・ザラ。ジャスティスでる」

 

左側のカタパルトからジャスティスも出撃した。

 

一方オーブ海軍はアークエンジェルの出現を確認すると同時に無線から指示が飛ぶ。

 カガリだった。

「オーブ全軍に次ぐ、一度立て直す為全軍一時撤退せよ」

 

(そんな、これだけやられて)

 

(カガリ様は何を考えておられるのだ)

 

無線からオーブ軍の不満の声が無線を通してカガリに伝わってくる。

「すまない、私の力不足で。だが立て直しを図り次第奴らをせん滅させる。たえてほしい」

カガリは無線を通して自分自身の力不足でオーブ軍の全滅にまで追い込んでしまった事を後悔していた。

 

「カガリ、そんなに追い込むな。一先ずアークエンジェルに一任するしかない」

声をかけてきたのは、トダカだった。

 

そしてトダカの言葉に、部屋にあるモニターにはアークエンジェルが戦闘を開始する直前であった。

 

 




さて、第2話となりますが物語上では実質第1話となります。

アークエンジェルからの視点から始まり途中で謎の人物の会話がありました。
謎の人物とは一体・・・・。

そしてそして、アークエンジェルからジャスティスとフリーダムが出撃しました。
詳細については次回に・・・・。(ヲイ

アスランがディアッカから聞いたシンが行方不明とは一体・・・


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PHASE-2.5 出撃(後編)

PHASE 2.5

 

アスランとキラの乗る2体のMSはカタパルトから勢いよく射出。

 

そして2人の乗るMSのモニターにはアークエンジェルのマリューが映し出される。

 

「気を付けてね2人とも、こちらでそれぞれ座標と機体のデータを送るから後はあなたたち2人の判断に任すわ」

 

そういうとマリューは通信を切り、アークエンジェルの艦長席の隣から誰かが声をかけた。

 

「大丈夫だって、あの2人はどんな時も乗り越えてきたんだ。」

 

「そうね、ただ。オーブが全滅するまでに追い込まれるって言うのが気になるの

 それになんだがいやな予感がする?」

 

そのやり取りをしていたのは、マリューの恋人でムウ・ラ・フラガだった。

 

彼は4年前に一時期戦死したと思われていたが2年前に記憶喪失により生きていたが

デスティニー計画を阻止する戦争で記憶が戻り今では、結婚秒読みと言われるぐらいの中である。

 

マリューのそんな不安はこの後的中するのであった。

 

その頃

 フリーダムに乗るキラは、アークエンジェルから送られてきたデータをリンクしコクピットに映し出された。

 

「これでよし、アスラン。僕は空の敵をやる。」

 

キラは通信でジャスティスに乗るアスランに連絡を取る。

 

「キラ・・・・。わかった、但し無理するな」

 

キラからの通信にアスランは一度は沈黙するが無理はするなと忠告をし彼もアークエンジェルから送られてきた

データをリンクし、コクピットに人型の戦艦は『ボギー1』と表示された。

 

互いに空と海に別れはじめた、それと合いするように上空には『β2』が海には『ボギー1』が

フリーダムとジャスティスに向かってくる。

 

彼らは同時に、SEEDを覚醒させ戦闘モードに移行。

 

フリーダムは両手に2丁のビームライフルを『β2』に向け構える。

コクピットではキラが、フリーダムをマルチロックオンシステムに切り替え向かってくる大多数の『β2』を

ロックオンし始める。

 

自分たちがロックされていることを知らない『β2』は、搭載されている機銃をフリーダムに合わせる。

キラはあらかたロックオンが完了したと同時にフリーダムの2丁のビールライフルと腰のレール砲と腹部のビーム砲が同時に放たれた。

 

『β2』は避けることもできずビームに当たり跡形もなくなっていた。

 

だがキラはコクピットから倒したはずの機体が次々とめがけて飛行してくるのを確認し

再びロックオンシステムを使い撃墜をすることにした。

 

同時期にフリーダムが『β2』を撃墜させているのをコクピットから映像で確認。

 

「とりあえず、こいつらを倒さないことにはオーブを救えん」

 

ジャスティスは、背中にファトゥム-01という飛行ユニットを装着しており単独で使用することにより

近接戦闘を可能にできる機体である。

 

「あれは!!」

アスランは、『ボギー1』の中に奇妙な物体を見つけた。

 

それは、人型という報告は聞いていたがまるで地上で走る馬車のように海上を走る物体の周りに

詳細を見るのが初めてであった。

 

そして馬車のように人を連れて海上を走る戦艦と思しき物体はジャスティスを発見し突進を始める。

「やはり向こうも気付いたか」

 

アスランはコクピットのハンドルを強く握りジャスティスの腰に収納されている2つの

ビームサーベルを抜きハルバードモードにして向かい始める。

 

そしてどこから、この戦闘を様子見ている者がいた。

女性A「やはり、この世界に侵入していたのですね」

女性B「すまない、私が未熟なばかりに」

女性A「いえ、あなたのせいではありません。本来私の世界にいるはずべき

   深海棲艦があなたの世界に侵入させた私の責任です」

 

それは二人の女性がジャスティスとフリーダムの戦いの様子を見て話しをしていた

 

見られているとは、知らないフリーダムとジャスティスは『β2』と『ボギー1』を次々と撃破していった。

 

その様子はアークエンジェルとオーブ国防本部にも大型映像モニターに映し出されていた。

 

(すごい、さすがだな。ザフトの機体は・・・)

(くそ、俺たちにもあれぐらいの力があれば・・)

 

モニターから流れる映像をみてオーブ軍人とアークエンジェルクルーは話し始める。

 

同じく撃破していくフリーダムとジャスティスの行動を見ていた、謎の人物たちが話す。

 

??A「ソロソロ、ゲンカイデハナイカ?」

??B「ソウダナ、ヤツモオソラクミテイルハズダ。」

??C「デハ、ヲ級ニアノセンカンニコウゲキサセルヨウニメイレイヲダス。」

 

そう言うと、謎の人物は《ヲ級》と呼ばれる機体に何らかしらの打電を打った。

すると『ボギー1』と対峙していたジャスティスはひとつの機体の頭から何かを放たれていくのを目撃

 

放出された機体は『β2』と似た機体であるが、何かを加えて射出された

 

「こいつ、頭から何かを放出したぞ」

「キラとアークエンジェルに報告。」

 

ジャスティスのコクピットから、映像を拡大し確認したアスラン急いでキラとアークエンジェルに報告した。

 

「くそ、数が多すぎて行けない。」

 

フリーダムはマルチロックオンシステムを使い『β2』を撃破して行っているが数が多くアークエンジェルに

向かっていった機体を補足できないでいた。

 

一方アスランからの報告によりアークエンジェルに届いていた。

 

「総員、こちらに向かってくる飛行物体をこれより迎撃する。

ヘルダート、バリアント攻撃準備。」

 

攻撃の準備を行っていたアークエンジェルは、真上より『β2』が降下してくるのをオペレーターが確認。

 

「本艦、真上に『β2』確認。」

 

その報告にマリューは《しまった。》と悟り「左30度避けて」と叫ぶ。

だがオペレーターは「間に合いません、直撃します」という。

 

『β2』が搭載しているミサイルがアークエンジェルのブリッジに直撃しようとしたその時だった

どこからかビーム砲が飛んできてミサイルがブリッジに当たる直前に爆発。

 

死を覚悟したマリューは咄嗟に目をつぶり恐る恐る目を開けると見に覚えのある機体が

ブリッジのモニターに映し出された。

 

「大丈夫か?、マリュー」

 

聞き覚えのある声だった、そこには黄金の機体に乗っていたパイロット

マリューの恋人ムウ・ラ・ウラガだった。

 

彼は念の為黄金の機体「暁」に乗っておりキラ達からの報告を受け外にでていたのである。

 

「ムウ、ありがとう」

 

彼女は感謝の気持ちを言う。

 

「大丈夫だって、俺は不可能を可能にする男だ。忘れたのか?」

映像から笑うムウの声が響き渡る。

 

戦闘を眺めていた女性2人のうち一人がある行動に移す

女性A「本当は使いたくなかったのですが、ここは一先ず強制的に私の世界へ連れ戻します

    よろしいですね」

 

女性B「わかりましたが、この世界に影響がないようにお願いしますね」

 

女性は杖らしきものを手にし、ジャスティスと『ボギー1』に向けて何かの詠唱を唱え始めた。

 

そんなことを知らないジャスティスを操るアスランは『ボギー1』を倒すべくジャスティスの「ファトゥムー01」を使い

攻撃をしとどめを刺そうとしたその時だった。

 

コクピットが急に危険を察知したかのように、アラームが鳴り響く。

アスランは何が起きたのかわからずにいたが原因はすぐにわかった。

 

自分の目の前に、謎の黒い穴が開いて吸い込まれそうになっているのだ。

 

「くそ、なんだ。これは」

 

アスランは、その場から脱出しようとジャスティスのパワーを全快にフルスロットルしたが徐々に吸い込まれ始める。

突然の黒い穴の出現に謎の人物たちも気付く。

 

??A「ヤハリ、ヤツモココニキテイタカ」

 

??B「ドウスル、コノママデハ。ヲ級タチマデ」

 

??C「カマワン、ワレワレモイチジモトノセカイへテッタイダ」

 

??AB【【リョウカイシタ】】

 

そういうと彼らは姿を消した。

そんなことは知らずに、ジャスティスはいまだフルスロットルで穴から脱出しようと懸命だった。

 

「アスラン、待ってて今行く」

 

フリーダムの乗るキラは、アスランの乗るジャスティスを助けるべく戦闘を離脱。

だが、『β2」はフリーダムを追いかける。

 

「こいつら・・・・。」

 

キラは迎撃することをやめ、真っ先にジャスティスのもとへ急ぎ。

到着後フリーダムの手をジャスティスへ伸ばすが、穴の吸引力は凄まじく手が届かない。

 

とその時だった。

『β2』のミサイルがフリーダムめがけて落下し始めた。

さらにミサイルが途中で爆発しその爆風がフリーダムに直撃。その反動で2体のMSは穴に吸い込まれてしまった。

穴はフリーダムとジャスティス以外にも『β2』と『ボギー1』も吸い込んでいったのであった。

 

そして上空には女性2人のうち一人がしゃべる

 

女性A「とりあえず、これで大丈夫」

女性B「大丈夫なわけあるか、こっちの世界の2体のMSを吸い込みやがって」

女性A「すみませんでした。ですがあの2体はどうしても力が必要でして。以前にも宇宙のコロニーで・・・」

女性B「何、まさか。プラントでもお前・」

 

何やら意味深な発言をする女性Aに対して女性Bは

 

女性B「わかった、但し。この世界の技術はお前の世界では流出させてはならないことを条件だ」

女性A「ありがとう、今度。一緒にデートしましょ 」

女性B「こっ、こらくっつくな」

 

女性二人組が抱き着いているころアークエンジェルは、大騒ぎだった。

 

「キラ君たちの反応はどう」

 

マリューは2人の反応はないか、オペレーターに問う。

 

「ダメです、ジャスティス・フリーダム共に反応ありません。」

 

アークエンジェルだけでなく、オーブ国防本部も壊滅状態に追い込まれたが

突如発生した黒い穴に『ボギー1』・『β2』が吸い込まれていったのを目撃したが

フリーダムとジャスティスも吸い込まれ行方不明になってしまったのである。

 

果たして、ジャスティスとフリーダムはどこに吸い込まれて消えてしまったのか。

 

そして謎の3人組と戦闘を眺めていた女性2人は一体何者なのか

 




さて、このPHASEでSEEDDESITINYの世界編プロローグ終了です。

話の中でまだ艦これの世界とはつながっていないので深海棲艦という名前は出さず
敢えて戦艦クラスを『ボギー1』・艦載機を『β2』と設定にしました。
まぁ『ボギー1』はSEEDDESTINYで登場しましたけどね。

戦闘に対しては、どのように表現すればよいのかわからず、ほかの作家さんたちのを
参考にしていましたが今一ピンと来なかったのであえて省略しました。
(ですので、脳内変換で楽しんでください)

女性2人とは、ハーメルンなど読んでいる方々がお判りでしょう。
世界を統率する神々です。(名前は募集中)

次回からはキラ達は艦これの世界に転生しますのでようやく深海棲艦を出せますが
時代考証や、鎮守府はどこにしようかなどを考えながら作るとします。

一応、フリーダムとジャスティスについては特徴的なシステムは
残しつつオリジナルを加えられたらと思います。

ではでは、感想などをお待ちしております。


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設定
PHASE-番外編 設定集


いよいよ、アスキラコンビが艦これの世界に飛ばされるわけですが

その前に2人の機体を艦これverにオリジナルでアレンジした設定を発表

 

まずキラの乗るストライクフリーダムの機体に換装する武器は

SEEDDESITINYでは以下の通りでしたね。

 

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム

MA-M21KF 高エネルギービームライフル×2

MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル×2

MX2200 ビームシールド×2

MMI-M15E クスィフィアス3レール砲×2

EQFU-3X スーパードラグーン

     機動兵装ウイング MA-80V スーパードラグーン ビーム突撃砲×8

MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲

 

その中で6番の武装は大気圏内ではほぼ実践では利用できないため、

こちらをSEEDの換装武器M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2へ変更。

そして7番目の武器についてもこちらは外します。

ですので、翼と体の部分はX10Aをベースとしてまいります。

 

続いてはインイニットジャスティスの機体

 

ZGMFX-19A インフィニットジャスティスガンダム

 

 

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×4

MA-M1911 高エネルギービームライフル

MA-M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル×2

MR-Q15Aグリフォン ビームブレイド×2

MX2002 ビームキャリーシールド

RQM55シャイニングエッジ ビームブーメラン

EEQ8 グラップルスティンガー

ファトゥム-01

MA-6Jハイパーフォルティス ビーム砲×2

MA-M02Sブレフィスラケルタ[15]×2

MA-M02Gシュペールラケルタ[15]

MR-Q17Xグリフォン2 ビームブレイド×2

こちらの武装に対して特に変更はしませんのでそのままで行きます。

 

生活スタイル(キラとアスラン)

艦これでの世界で着る服はオーブ軍の軍服で鎮守府内を生活します。

 

戦闘スタイル

キラは、出撃ゲートにて両脇に

MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル×2と

MMI-M15E クスィフィアス3レール砲×2をセットになった武装を装着。

その後は海上にて両手にMA-M21KF 高エネルギービームライフル×2と

MX2200 ビームシールド×2を装着

背中にM100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2を装着し出撃

 

アスランキラと同様に

両脇にMA-M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル×2を装着し

腰にMA-M1911 高エネルギービームライフルを装備。

同じく海上にてファトゥム-01に装備されている以下の武装を付けて

MA-6Jハイパーフォルティス ビーム砲×2

MA-M02Sブレフィスラケルタ[15]×2

MA-M02Gシュペールラケルタ[15]

MR-Q17Xグリフォン2 ビームブレイド×2出撃

 

 

続けて艦これの世界設定。

 

千葉県館山市に設置なので館山鎮守府。横須賀鎮守府に次ぐ大きさの基地

(現実では、館山には基地はありますが軍港としてではなく航空基地としてあります)

 

艦これの設定西暦は戦後の1969年。

 

日本各地に鎮守府を設置されているが、東京湾の防御の要として

戦前から館山に鎮守府を設置されており、そこに艦娘たちが生活している。

 

艦これの世界設定についてはかなり省略してしまいましたが

話の中で変更などはあると思いますが、そこは大目に見ていただけたらと思います。

 



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艦隊これくしょん!の世界
PHASE-3 依頼そして転生


「・・・ス・・ラ・・・・ン。起・・・て・・・く・・・だ・・・。」

「誰だ、俺を呼ぶのは。」

 

彼は何処からか、自分を呼んでいる声に気付く。

 

「はっ、ここは。確か俺は・・・。

 そうだ、あの時・・・」

 

彼はようやく、自分の現在位置を確認する。

 

「ここは・・・・。」

 

それは、『ボギー1』を倒そうとした瞬間に突如発生した黒い穴に自分が吸い込まれたのを思い出す。

コクピット画像から周りを見回すと、近くにフリーダムがいるのを確認。

 

「キラ・・・・。聞こえるか?」

通信を通して、フリーダムのコクピットに流す。

 

何回か通信を試みて、ジャスティスのコクピットに通信が入る。

 

「アスラン、聞こえるよ。よかった」

「キラ、お前も吸い込まれてしまったのか。」

「そうだね、どこだろうここは」

 

すると2人の目の前に光輝く女性2人が現れた。

 

女神A「こんにちわ、というより初めまして?」

 

最初に声をかけてきたのは、女性Aが声をかけてきた。

 

「誰だ」

 

アスランは警戒しつつにらみつけるような声で問う。

 

女神B「警戒するのはわかりますが、あなた方の敵ではありません」

 

「ラ・・・ク・・ス?」

 

そういったのは、キラだった。

 

「キラ、バカなことを言うな。ラクスは・・・・。」

 

女神Bの姿を見て、2人は驚いた。

無理もないその姿は2人の知っていてる人の姿だったからだ。

 

ラクス(仮の姿)「驚くのは無理もないですね。

         これは仮の姿ですので、このほうが話しやすいと思い姿にいたしました」

 

女神A「2人にお願いがあって参りました。

   単刀直入に言います、私の世界を助けてください」

 

女神Aの言葉に、キラ達はハトが豆鉄砲食らったような顔をした。

ラクス(仮の姿)「ごめんなさい、私が詳しく説明しますね」

 

女神Aの単刀直入過ぎる言葉に、言葉もでなかったキラ達はラクス(仮の姿)からの説明を聞き出した。

女神Aの統括する世界からキラ達の世界に敵が侵入。

オーブに攻め込んできたが、女性Aの力黒い穴で敵たちを吸い込ませて全滅したが

いつまた復活するかわからないので力を貸してほしいとのことだった。

 

「つまり、俺たちが戦っていた相手はその【深海棲艦】と呼ばれるものだったということか。」

 

アスランの問いにラクス(仮の姿)は《コクリ》とうなずく。

 

「でもなんで、僕たちなの?。

あなたたちの世界にも敵ということは対峙する勢力はいるはずでは?」

 

キラの疑問にするのも納得できるものである。

通常は敵勢力が現れるとそれに対抗できる勢力がいるはずなのに

なぜ自分たちが手を貸さないといけないのか

 

「確かに、あなたの言うことも理解できます。

 ですがあなたたちの世界のものと思われる機体が【深海棲艦】が建造しているという情報があり

 それで・・・」

 

女神Aのこの言葉を聞いてアスランが答える。

「わかった、力を貸そう。但しこちらにも条件はある」

 

彼の条件は以下の通りだった。

 

1.キラとアスランの乗るMSの性能に互換する機体を用意する事

2.異世界からということを周辺にばれないようにする事。

 

以上2点を女性Aに提示。するとあっさりと答えが帰ってきた。

 

女神A「わかりました、一つ目については用意することは難しいので

    2体のMSをあなたたち2人の体に吸収させます。

    2つ目については、すでに手配はしておりますので」

 

女神Aは、そういうと手に持っていた杖を掲げ何かを詠唱を開始し光輝き始めた。

それはまぶしくキラとアスランは思わず目を保護すべく手をかぶせる。

 

「とりあえず、よろしくね~~~。」

 

女神Aはそう言い残し、2人は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・ラ。起・・・・ろ。  キラ」

 

『『誰、僕を呼ぶのは・・・・・・・・』』

 

キラは、誰かに呼ばれたような気がし目を開ける。

 

「キラ、よかった。気付いたか」

 

アスランは目を覚ましたキラにホット胸を撫でおろす。

 

「アスラン、ここは。」

 

「わからんが、どうやら何処かの海岸のようだ」

 

2人は、辺りを見回すがどこを見ても砂浜と果てしない海がそこにはあった。

 

「それよりたてるか、キラ」

 

アスランは左腕をキラに伸ばす。

 

キラもアスランの手を握り立とうとした瞬間胸元から何かが落ちた。

 

「なんだろ?、これ」

 

彼は胸元から落ちた何かを拾い、開けてみるとそれは手紙だった。

 

*************************************

これを、ご覧になられている事はおそらく転生は成功したと見ていいでしょう。

 

MSの力についてはお二人の体に同化させておりますので念じることで、

 

機体と同正能の力を発揮できますが兵装などの武器の力はそのままにしております。

 

もし、要望などがありましたら追って連絡方法などをお伝えします。

 

                          艦これ世界統括 女神

*************************************

 

「てことは、あの夢は本当だったのか?」

 

アスランとキラは揃って同じセリフを言う。

 

「まさか、キラ。お前も・・・・・・。」

「そうということは、アスランも・・。」

 

2人は、オーブでの戦いの最中に謎の黒い穴に吸収されて以降の記憶を思い出す。

 

黒い穴に吸い込まれそこで2人の女性(一人はラクスの姿をしていた)の

一人から世界を救ってほしいと頼まれる。

そして何かを詠唱し始めて、まぶしい光に気を失い今に至る。

 

「まさか、僕たちが異世界を救ってほしいなんてそんな馬鹿な話って」

 

「だよなだが、俺たちがそろって同じ夢を見るのはありえないが・・

 ここで立ち止まっていても仕方ない。

 この手紙が本当なら、俺たちはフリーダムとジャスティスの武装に換装できるということだ」

 

「とりあえず、念じてみようアスラン」

 

キラはそう言い始め何かを念じると体が光り輝き始めた。

 

背中には翼が換装し、腰には見覚えのある2門のレール砲が付き始めた。

そして数分後には彼の愛機である〔ストライクフリーダムの機体〕そのものの武装が換装完了したのである。

 

「キラ、お前。」

 

彼の姿を見て驚くのは無理もない顔はキラ本人だが体のあちこちはフリーダムそのものであるからだ。

 

「アスラン、君もやってみてよ」

 

キラの問いかけにアスランも念じる。

 

そして彼も・・・(以下省略)

 

 2人はとりあえず、自分たちのいる場所を把握する為共に現在いる場所を離れ飛び始めた。

 

 

 同時刻

 館山鎮守府の提督室。

 

一人の青年がある手紙を読んでいた。

 

「まさか、アスランもこの世界に・・・・・。」

 

彼は、会ったことのないアスランの名前を叫んだのか。

そして手紙の内容とは一体・・・・。




どうも、投稿完了しました。

今回の話については転生という話の部分をストーリーにし無事にアスランとキラは
艦これの世界に無事転生することになりました。

でもキラ達は、それぞれストライクフリーダムとインフィニットジャスティスの武装を
換装するということは「インフィニッ〇・スト〇トス」に近いかな?

世界を統括する女神については、アスキラの世界は2人のよく知るラクス・クラインにし
艦これは名前は出しませんでした。

そしていよいよ、次回は艦これの艦娘たちとキラとアスランが顔を合わせます。
館山鎮守府の提督とも顔を合わせますが、なんと提督がアスランとキラのよく知る人物です。
(最後のセリフを聞いて分かった方はさすがです)

艦これの世界については、まだ勉強中なのでアニメをベースにするかもしれませんので
よろしくお願いします。

ではでは、感想をお待ちしております。




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PHASE-4 探索と第六駆逐隊

キラとアスランを艦これの世界に飛ばした直後。

2人の女神たちの話。

女神B「行ってしまいましたね。
    というより、あなたの魔法で強制転送した感じだけど」
女神A「しょうがないわ
    ともかく、あの連中の思い通りにさせてはいけないから」

女神B「ところで、まさかとは思うけど。
私の統括する、世界の宇宙のコロニーで数か月前に嵐が起きて
    一人が吸い込まれて行方不明なんだけど・・・・」

女神Bが、笑顔だが笑っていない顔で女神Aに問いかける。

女神A「え~~っと、何のことかしら」

何かに察知したのか。女神Bの視線を逸らす。

女神B「そらさないで、まさか・・・・」
女神A「そーだ、まだ仕事が残っていたから私はこれで」

そういうと、女神Aは杖を掲げ消えていった。
女神B「待ちなさい、まったく・・・。でもあの2人と
    会うかもしれないわね。彼の機体の名前の通りに・・・」

溜息をつきつつ、彼女も何処かへ歩いて消えていった。

    




 

キラ達が、情報収集する為それぞれの機体の換装し飛び立った頃

 

 

某鎮守府 近海

4人の少女達が海を歩いていた、というか航行しているのである。

 

雷「ねえ、暁。今日の任務ってなんだっけ?」

 

セーラー服を着た少女が、前を行く同じ服を着た仲間に尋ねる。

 

暁「もう、今日は大島近海まで遠征し、『補給に行ってきてくれ』って提督から言われたじゃない。

  それぐらいレディーのたしなみよ。」

 

暁と呼ばれる少女は、ふてくされ顔で答える。

 

雷「わかってるわよ、ねぇ。電(いなづま)」

 

雷の隣にいるアップヘアの髪型した少女に尋ねる。

 

電「わわっ、ケンカはダメなのです」

 

あわてて電(いなづま)は、暁と雷の間に割って入ろうとする。

 

電「響ちゃん、見てないで助けてなのです」

 

響と呼ばれる少女は、3人のやり取りを見てるがやり過ごす。

 

彼女たちは、第六駆逐隊所属の艦娘で遠征のスペシャリストと呼ばれる4人組

なぜスペシャリストと呼ばれるかというと、遠征にて『燃料・弾薬・ボーキ』のアイテムを

回収がうまいチームなのである。

 

暁「回収がうまいって何よ・・・・。」

 

電「暁ちゃん、誰に言ってるのです?」

 

暁の謎のツッコミに電が質問する。

 

暁「べ・・別に///////。」

 

暁は顔を真っ赤にする。

 

そんなやり取りをしているなか、上空ではキラとアスランが

自分たちがどのあたりにいるのか散策を続けていた。

 

 

キラ「どう、アスラン。何かわかった」

 

アスラン「いや、オーブに通信チャンネルを合わせてはいるが

     通信はつながらないでいた。」

 

キラ「僕もだよ、アークエンジェルにも通信チャンネルを繋げているけど

   ダメみたい」

 

彼らは、女神と呼ばれる女性から転生の手紙を受け取ったがまだ信じ切れずにいた為

オーブとアークエンジェルに通信を打電し続けていた。

 

彼らは空を飛んでいる最中に、力の操作方法を独学で身に着けていた。

MSを動かす際は操作の際はペダルやレバーなど動かしていたが、

攻撃方法や通信レーダーなどの情報が頭に映し出されるようになっていることを確認した。

 

アスラン「だが、あれだけ。苦労する操作を頭で考えるだけでいいとはな」

 

キラ「なんかあっけがない感じだよ」

 

2人は話しをしていると、頭から警告音鳴り響く。

キラ「アスラン、ここから先の海上に未確認機が何かを攻撃しているのを確認した」

アスラン「ああっ、俺も確認した。行くぞキラ」

キラとアスランは、レーダーで確認し現場に向かう。

 

そして、2人がレーダー探知した場所には

4人組の第六駆逐隊が燃料などを確保などの作業をしていた。

 

暁「じゃあ、これぐらいで十分よね」

 

雷「そうね、でも弾薬をもう少しだけ集めていかない」

 

暁「しょうがないわね、じゃあこの先をもう少し探してみましょ」

 

電「響ちゃん、どうしたのです?」

 

電は先ほどから動かない響に声をかける。

 

響「ハラショー、すでに囲まれている」

 

電「囲まれている、誰にですか?」

 

電は回りを見ると、黒い艦隊に囲まれていた。

 

雷「電(いなづま)どう・・し・・た」

 

雷は電の真っ青な顔を見て異常ではないと感じた。

 

雷「なっ、どうして。いつの間にハ級とへ級が・・」

 

暁「うそっ、なんで」

 

それは無理もない状態だった。彼女たちは補給物資を集めているのに

夢中でいたため電探(レーダー)に気付かないでいたのだ。

 

暁「でも、ビビっていたんじゃ。レディーにはなれないわ」

響「だてに、不死鳥を名乗っていない」

雷「だよね、ここでビビっていたんじゃ。第六駆逐隊の名前が泣くわ」

電「なのです。」

 

彼女らは、深海棲艦ハ級とへ級に立ち向かう。

 

 




投稿 完了。
話数は少ないですが、1時間弱で作り上げました、(個人で最短記録)

艦これからキャラを第六駆逐隊の4人組にし、セリフについても
分かりやすくするためキャラの名前を出しました。

口調などの話し方がまとまれば、キャラの名前を外す方向で考えています。

次回キラとアスランも第六駆逐隊の戦闘に援護し彼女たちが所属する
館山鎮守府で艦娘達と出会い交流を描きます。

そして鎮守府を統括する提督の名前は「飛鳥慎(アスカ・シン)」とします。

艦これの艦娘達はどの娘をだすかは、大体は決めておりますが
話のストーリーをどのあたりからだすかは未定です。

では、なんか1週間の間に4度も投稿は最速ペースかもしれない。




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PHASE-5 救援そして出会い(前編)

この話より、それぞれのside方式にします。

そのほうが独断ですが、話の流れなどが分かりやすくなると思いますので

大目に見え頂けたら嬉しいです。

それでは、始まります。


キラ・アスランside

 

キラとアスランは共に、レーダーで探知したエリアへ急ぎ始めた。

 

だが2人は一途の不安が心に残る。

 

キラ「だが、戦闘の際はどうなるんだろう」

 

アスラン「わからんだが、何もしないでいなくいわけにはいかないだろう」

 

そう彼らは今までMSを操縦する戦いを行ってきていたが

自分で動かすのは初めていたのである。

 

??「それには心配及びません」

 

2人の脳裏に何かが聞こえた。

 

??「キラさん・アスランさん」

 

キラ「その声は・・。」

 

アスラン「あんたか!!。」

 

2人は声に聞き覚えがあった。

 

女神B「戦闘方法について教えます。

    あなた方は今までMSを操縦して戦いをしておりましたね。」

 

キラ・アスラン「はい、そうです」

 

女神B「この世界ではあなた方の機体の力は強靭すぎる為

    あの時にMSの力を同化させたのは覚えていますね。

今後は重力を体にまともに受けますので、目に見えない形で与えます」

 

そういうと、キラとアスランの体に光輝きだした。

2人は体を輝きだすと何かを感じたようだ。

 

キラ・アスラン「体が軽い」

 

女神B「どうやら、成功したみたいですね

    操作については、ここまで飛行しているときに習得していたみたいなので省略します。

    では、今後はこれで連絡をしますね。」

 

女神Bはそう言い残し通信を終えた。

 

キラ「どうやら、脳裏で戦い方をシミュレーションできるみたいだし

   射撃はフリーダムのコクピットで行っていた時みたいにやるみたい」

 

アスラン「俺は、どうやら脳裏で考えた事がそのまま戦闘できるみたいだ

     急ぐぞ、キラ」

 

2人は急いで、レーダーに探知したエリアへ全速力で急いだ。

 

キラ・アスランside out

 

第6駆逐隊と鎮守府サイド

同時刻

第六駆逐隊から離れた海域

 

 

第六駆逐隊が深海棲艦ハ級とへ級に囲まれている離れた場所には

 

??「ドウヤラ、アノフタリモキタミタイダ

   アノ4ニンのカンムスヲ、オトリニサセタ」

 

遠くから離れた謎の人物が遠くからハ級とヘ級を第六駆逐隊に出没させ

どうやらキラとアスランをおびき出すために出撃させていたようだ。

 

そのことを知らない第六駆逐隊の「暁・響・雷・電」の4人は戦闘モードに移行。

 

暁「響、急いで鎮守府に打電。至急応援を寄越すように言って」

 

響「わかった。」

 

響は急いで、所属の館山鎮守府へ現在の状況を報告を行った。

 

第六駆逐隊side out

 

 

館山鎮守府side

大淀「遠征に出ている第六駆逐隊から入電

    深海棲艦と遭遇、至急救援を頼まれたし」

 

通信をしている女性が声を上げる。

 

長門「大淀、どの場所だ。」

 

大淀「待ってください、今特定します」

大淀は急いで目の前の通信機で特定作業を急ぐ。

 

陸奥「まって、第六駆逐隊の遠征先は

   深海棲艦は全部一掃したはずよね」

 

彼女らは、この鎮守府を管轄する通信士"大淀”と秘書艦"長門"と"陸奥"の3人。

 

長門「そのはずなんだがな。何故だ」

長門は、深く考えるが見当がつかず。

 

それもそのはず、深海棲艦は一掃することで

補給路を付けていたのだがなぜか、深海棲艦が復活したのだ。

 

その時通信士の"大淀"が叫ぶ

 

無線から戦闘に入った。第六駆逐隊から無線が雑音混じりながら

聞こえてきた。

 

 

暁《・・・・づ・・ま。そっち・・・》

 

響《・・・・・んだ。こ・・い・・・つ・・ら》

 

第六駆逐隊が戦闘に入ったが苦戦を強いられているのが分かる無線が飛び込む。

 

 

長門「どうした、大淀」

 

大淀「大変です、第六駆逐隊が小破になった模様です」

 

陸奥「急いで、どの艦隊を出すの」

 

長門「わかった、第三水雷戦隊を出す

   急いで出撃準備をさせろ」

 

大淀は艦内放送を使い第三水雷戦隊を招集させる。

鎮守府side out

 

 

キラ・アスランside

キラ「あそこだ、アスラン」

 

アスラン「あの機体は・・・・・」

 

キラとアスランはレーダー探知のあった上空に到着した。

 

アスラン「あの機体はオーブを襲った・・・・・」

キラ「でも、違うみたいだよ。」

 

キラはそういうと、レーダーで感知したエリアの敵をズームアップで確認

 

キラ「でも、襲われているのは・・・・少女」

 

アスラン「だが・・・・。ここは」

 

彼らが不思議がるのも無理はない。

4人の少女が海上を浮かんでいるのを不思議と感じた。

しかも、自由自在に動いているのだ

 

アスラン「だが、あの少女たちかなりやばいぞ」

4人の少女たちの服装がぼろぼろの状態となっているのを確認

 

キラ「助けよう、アスラン」

 

アスラン「わかった、行くぞキラ」

 

キラとアスランはそういうと4人の少女たちのもとへ向かい始める

 

そしてキラは飛行中に腰に着けていた

”MA-M21KF 高エネルギービームライフル”2丁を手に取りだすと

自動で"MMI-M15E クスィフィアスレール砲×2"が動き出す。

 

アスランは腰に装着している

"MA-M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル"2本をハルバートモードを装着

 

キラ・アスランside out

 

 

第六駆逐隊side in

 

暁「大丈夫、みんな。なんでこいつらに私たちの武器が効かないの?」

 

暁は遠征時に装備していた武器で攻撃するも深海棲艦に効力が無効となっていた。

そのため、深海棲艦のハ級とヘ級からの攻撃を受け4人は共に大破の状態となっていた。

 

響「さすがに、不死鳥と言われた。私もここまでか」

 

電「はわわっ、なのです」

 

雷「ここまでなの」

 

深海棲艦のハ級とヘ級から、魚雷と砲撃が放たれ4人に向かっており

暁を含め4人は沈没を覚悟した。

 

その時であった。

 

上空から何かが放たれる音と共に魚雷が爆発した。

 

暁「何、何があったの?」

 

暁は何が起きたのか状況が分からずにいたが

何かの連絡が入った。

 

??「そちらの、艦娘聞こえているか。これより救援に入る」

その言葉で無線が切れた。

 

暁「何、どこから無線が」

 

暁は回りの様子を確認すると上空に何かいるのを確認した。

 

響「ハラショー」

 

雷・電「あれ見て」なのです」」

 

第六駆逐隊side out

 

彼女たちは、上空に浮かぶ2人の姿を見た

 

 




PHASE-5~6は前編と後編式にします。

投稿完了です。

今回は戦闘シーンを中心の話となりましたが、効果音的なものはあえて外しました。

なので第6駆逐隊が大破のシーンを最後にしておりますが省略しました。
(勉強不足で申し訳ないです)

あとがきはこれぐらいにしまして、ではでは感想などお待ちしております。

















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PHASE-5.5 救援そして出会い(後編)

 

 

??「そこの艦娘達聞こえるか?これより救援に入る」

 

突如無線から発せられた声に、暁・響・雷・電の4人の艦娘達は上空にいる2人の姿を見た。

 

暁「何、あれ。妖精でもないのに、空を浮かんでいる」

 

 

アスラン・キラside

 

キラ「よかった、何とか間に合った」

 

彼の、両手には”MA-M21KF 高エネルギービームライフル”2丁を連結することで

威力を発揮し魚雷を寸前のところで爆発させた。

 

アスラン「どうやら、本当に俺たちは違う世界に来たのは間違いないな

     という事は、あの子ら4人がこの世界の・・・」

 

キラ「艦隊これくしょんの世界の住人たちだね。

   でもアスラン、どうしてあの子達が艦娘ってわかったの?」

 

??「それは、私がおこたえしましょう」

 

2人の脳裏に声が聞こえた。

 

アスラン「また、あんたか。今度はなんだ、女神」

 

彼は分かったいた。声の主は転生させたこの艦隊これくしょんを統括する女神

 

女神「言い忘れていましたが、この世界の知識については

   自動でお二人の脳にインプットしてあります。

   決して、仮面〇イダー〇〇ケイドの真似をしたわけではないので」

 

キラ「何、その仮面ラ〇ダーディ〇〇〇の真似って」

 

キラは謎の言葉に突っ込む。

 

女神「とりあえず、この世界の事については私は逐一あなた方の脳を通して

   連絡を行います。

   もし、連絡を取りたい場合であれば、念じてくださいね。

   それでは・・・・・」

 

そういうと、通信を終えた。

 

アスラン「まぁ、いい。それよりあの子たちを助けるぞ。キラ」

 

キラ「わかった、行くよ。アスラン」

 

2人は、深海棲艦のハ級とヘ級へ向けて攻撃を開始した。

 

キラ・アスランサイドout

 

 

第六駆逐隊サイトin

 

4人は、2人が何かを言い合いをしているのを見て混乱していた。

 

暁「ねぇ、あなた達。あの2人の事知っている?」

 

響・雷・電「知るわけないわ」のです」。

 

3人はそろって否定する。

 

暁に無線が入る。

 

??「4人とも、助けに来ました

   あと20分ほどで到着します状況はどうですか?」

 

その無線を聞き、響が答える

 

響「こちらは、4人とも無事。ただ・・・・。」

 

響は言葉を詰まらす、それもそのはず・・

 

目の前の光景を見ていれば・・・。

 

その時、誰かがこちらに向かってきた。

 

 

第六駆逐隊out

 

 

再びキラ・アスランサイト in

 

深海棲艦のハ級とヘ級は、上空に現れたアスランとキラに向けて攻撃を開始。

 

弾丸が2人に向けて発射されるも当たらない。

 

それもそのはずであった。

 

キラ「遅い」

 

そういうと、2丁のビームライフルを腰に取り付けレール砲で攻撃する

 

レール砲から放たれたビームはハ級の頭に直撃。

 

 

ズドーン

 

 

爆発したが、頭をかけながらもまだ攻撃をしてくる。

 

「くそ、こいつら。なんで攻撃してくるんだ

 エネルギーも残り少ない。だったら」

 

キラは一撃必殺のマルチロックオンシステム(ハイマットフルバーストモード)で殲滅させることを思いつく。

 

彼の行動にアスランは、何も言わず。

 

(キラ、お前まさか・・・・)

 

キラも何も言わず。アスランの顔を見てうなずく

 

(わかった、当たらないようにあの艦娘4人を守る)

 

アスランは、右手にハルバートモードにしていた武器を腰に納め

 

大破している、暁・響・雷・電の第六駆逐隊の元へ向かう。

 

マルチロックオンシステム(ハイマットフルバーストモード)から彼女たちを守るためだ。

 

アスランが向かったのを確認するとキラは、頭の中で

マルチロックオンシステム(ハイマットフルバーストモード)へ移行をシミュレーション

すると右耳からサングラスが出てきて、MSの乗っていた時と同じ表示がサングラスに映される。

 

ピッ ピッ ピッ

 

間もなく、消されるとも知らず深海棲艦のハ級とヘ級は銃弾を打ち放つ。

 

『ロック完了』とサングラスに表示されると

 

腰のレール砲と両手のビームライフル背中の翼からのバラエーナプラズマ収束ビーム砲が放たれた。

 

 

 

 

第六駆逐隊サイトin

 

キラがマルチロックオンシステム(ハイマットフルバーストモード)でロックオンしている最中に

 

アスランは急いで4人の元へ行き物数分で到着した光景を見て唖然とした。

 

それは、明らかに中学生ぐらいの少女たち4人が服が破れあられもない姿でいたからだ。

 

(これが、この世界の艦娘と呼ばれる少女たちなのか。それにしても背中に着けているのは

 俺とキラと同じ・・・・。)

 

暁「ちょっと、何見てるのよ。レディーの体をジロジロ見るもんじゃないわよ」

 

彼女の言葉にアスランはふと我に返る。

 

アスラン「すまない、レーダーに反応があったのを確認しに来た

     大丈夫、敵じゃない」

 

響「ところで、あなたは」

 

響がアスランに問おうとした時だった。

 

ものすごい爆発音が発生。

 

爆風がアスランのいるところまで、来たため咄嗟にジャスティスのシールドを限界まで広げる。

 

もちろん暁・響・雷・電の4人も爆発を目撃。

 

爆風が彼女たちにめがけてくるのを見ていると目の前がぼんやりとなり爆風が直撃してこなかった。

 

電「なぜなのです。爆風が来ないのは・・・

  ああっ」

 

電は目撃するそれは自分たちのところへきた。

 

アスランが自分のシールドを彼女たちを巻き込ませないために最大限発揮して展開したからだ。

 

 

キラ サイト in

 

キラはマルチロックオンシステム(ハイマットフルバーストモード)で深海棲艦のハ級とヘ級へ攻撃

爆発が収まり、煙が少なくなってきてうっすらと深海棲艦のハ級とヘ級がいたところを確認。

 

キラ「よし、せん滅を確認」

 

深海棲艦のハ級とヘ級がいたところは、何事もなかったかのように破片もうかんでいなかった。

 

キラ「なんだ、こいつら。MSとは違うのか。

   だったら、深海棲艦というのは一体」

 

キラは不思議そうに言いながら、アスランの元へ向かった。

 

キラ サイト out

 

 

 

アスラン・第六駆逐隊サイド in

 

アスラン「終わったのか、キラ」

 

彼はそういうと展開していたビームシールドを左手に収納し4人に声をかける。

 

アスラン「もう大丈夫だ。・・・・」

 

その声を聞いても電を除く3人は、アスランに近づこうとしなかった。

 

暁「一体、あなたは何者なの?」

 

雷「そうよ、私たちをどうする気」

 

響「ハラショー。私の不死鳥はここで終わる」

 

3人はキラとアスランの格好が自分たちとは異なっているのに恐怖心となって

助けてもらったが近づけないでいた。

 

そんな中、電だけはアスランの元へと駆け寄ると

 

電「あの、助けていただきましてありがとうなのです」

 

雷「電、何あんた。挨拶しているのよ」

 

電「雷(いかづち)ちゃん、この人あたしたちを助けてくれたのです。

  助けてくれたのなら、感謝の気持ちを述べるのは当たり前なのです」

 

その電の行動にアスランは笑う

 

アスラン「この子は、礼儀正しいな」

 

そういうと、アスランは左手で電の髪を撫でる。

 

電「はわわっ、や・やめてくださいなのです」

 

やり取りをしていると、キラが来た。

 

キラ「アスラン、お待たせ。大丈夫?」

 

キラはアスランを心配そうに尋ねる。

 

アスラン「ああっ、大丈夫なんだがな」

 

キラはアスランの難し気な表情を見つめる先にこちらに向かってくる

セーラー服を着た3人の少女たちがいた。

 

??「第六駆逐隊のみなさん、ケガはありませんか救助に来ました。」

 

??「敵は、どこだ~」

 

??「センターの座は、渡さないよ~」

 

3人の中の一人が、大破状態の暁たちを見て言う。

 

??「川内姉さん、那珂ちゃん。暁ちゃんたちを私のところへ」

 

川内「オッケー。敵はどこだ神通」

 

那珂「センターで敵を倒すよ」

 

川内と那珂と呼ばれた2人は、大破状態の4人の元へ向かおうとしたその時

 

電「はわわっ、待ってくださいなのです。

  その方々は、私たちを助けてくれた方々なのです」

 

電はそう叫ぶ。

 

神通は電の言葉に驚きつつ、二人の姿を見る。

 

神通(見たことがない服装ね。それに換装姿も

   仕方ないわ、一度鎮守府に戻って秘書艦に報告しましょう)

 

神通「わかりました。電さん川内姉さん、那珂ちゃん警戒を解除」

 

この一言に川内と那珂は警戒を解除。

 

神通の言葉に、アスランとキラは自分たちを警戒されているのを

直感で感じ取っていたが、先ほどの戦闘で咄嗟に対応できないでいた

 

神通「大変失礼いたしました、私は川内型軽巡洋艦の2番艦神通と言います

   この度、第六駆逐隊の4人を助けていただきありがとうございます」

 

彼女は二人の行動というか、服装で警戒させてしまった事を謝罪

 

那珂「私は、川内型軽巡洋艦の3番艦のアイドル那珂ちゃんでーす」

 

場の雰囲気に似合わない紹介した那珂に川内からチョップで制裁をくらわした。

 

神通「とりあえず、私たちの鎮守府で詳しい事情を聞きたいので

   ついてきていただけませんでしょうか?お二方そこで、自己紹介をしていただければと」

 

彼女の言葉に、キラとアスランは深くうなずく。

 

キラ「わかった。一緒に行くよ」

 

アスラン「OKだ。俺たちも話がしたいと思っていたところだ

     それにこんなかわいい艦娘をほったらかしにはできないしな」

 

アスランの一言で、なぜか電は顔を真っ赤にする。

 

神通「ありがとうございます。

   那珂ちゃん・川内姉さん2人は警戒を厳に館山鎮守府に向かいます」

 

アスランはまだ体力も残っていることもあり、上空から警戒をすると自ら申し出て

上空から警戒に当たる。

 

キラは大破状態ではないが、かなりの体力を使った為後ろからの敵の襲撃に備えて後方に回る。

 

那珂と川内は、2人の装具を見て思う。

 

那珂(あれって、提督と同じ装具だよね。)

 

川内(あれを使えば夜戦で警戒せずに戦える)

 

どうやら那珂は、二人の装具を見て提督と同じものではないかと思ったようだ。

 

 

9人は、大破状態の暁・響・雷・電を真ん中に配置し護衛の形で一路

館山鎮守府に向けて出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、とある深海にて

 

幹部A「貴様、勝手に並行世界に行くなと言っていたではないか?」

 

そこには、深海棲艦による会議が行われており幹部クラスと思われる人物が声を上げる。

 

??1「いえ、私の行った世界から面白い情報とデータを取れました。

    これを使えば制海権を再び我らのものになります。」

 

幹部B「しかし、この世界の女神はワレワレの目標を邪魔すべく貴様が行った世界の

    人間を3名転生させたと情報が入ったがそれはマコトか・・・・・」

 

??2「申し訳ございません、直ちに3名をこの世から殺害もしくは

    モトノセカイへ転送させます。」

 

幹部A「策はあるのか・・・」

 

??1「ええっ、もちろんです。」

 

そういうと、不気味な笑顔で答える。

 

この人物たちとアスランとキラが出会うのは。まだ先の話です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




投稿完了しました。

いつもの事ながらですが、戦闘シーンは大幅カット(アスランのシーン)。
今回はキラのフルバーストモードで深海棲艦を消し炭にしてしまった形にしました。

これで艦隊これくしょんの第六駆逐隊とアスキラコンビを合流する形になりまして
いよいよ次回からは鎮守府で艦娘達と交流を深めあいます。

そして、今回は第三水雷戦隊を大破状態の暁・響・雷・電を救助に派遣しましたが
すでに終了していたという形にしました。
(アニメでは、睦月・夕立の2人がおりますが今回は出演なし)

そして、最後に那珂の言った一言。

それは次回以降にお楽しみにではでは、感想かなんかお待ちしております。

















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PHASE-6 入港

前回のキラとアスランのMSは

「エネルギーは減らない」・「VPS装甲の意味がない」
といった感想を頂きました。

上記の2点については、あくまでMSに乗っていたらの話です。

中々伝わりにくいと思いますが、キラとアスランの乗るMSは

艦隊これくしょんの世界に合わせています。

2人は共に生身の体となっていますが、ストライクフリーダムと

インフィニットジャスティスの機体の魂を宿しています。

食事をしてエネルギーを蓄える形にするつもりです

そんなのガンダムじゃないと申されても、設定で行っていますのでご了承を

設定については思い浮かべてMSの機体の換装パーツをつける形にしていますので、

あらかじめそれらを含めてお分かり頂ければと思います



川内「そういえば、あなた達2人ってどこの所属か?聞いてなかった」

 

川内は、上空を飛ぶキラ達に問う。

 

キラアス「いや、俺たちは・・・・。」

 

急な質問に戸惑う、彼らはここでオーブ連合首長国と言っても信じてもらえるか不安であった。

 

そんな不安を消す言葉を、川内型軽巡洋艦の二番艦神通が一番艦の川内に言う。

 

神通「川内姉さん、とりあえず私たちの館山鎮守府に戻って提督に報告が先

   ところでお二方は・・・,艦娘なら海を歩けるはずですが」

 

神通は、思った。自分たちは普通に海を歩いている(というか滑る)が

2人はなぜか歩かず空を飛んでいたから。

 

一方、川内達に守られるようにして帰路に就く、暁・響・雷・電の4名は

 

着ていた制服もかなりボロボロとなっており当たり所によっては、轟沈寸前となっている為

 

かろうじて動けていた。

 

暁「もう、せっかくのレディが台無しよ」

 

雷「入渠して絶対に倍返しにしてやるんだから、ねぇ電」

 

雷の問いかけに電からの反応がなし。

 

雷「電、聞いてる?」

 

問いかけに電は慌てふためく

 

電「はわわっ、ななんなのです。雷ちゃん」

 

雷「どうしたのよ、電」

 

電「な、なんでもないのです~」

 

電の慌てふためく行動を見て第六の響を除く2人は頭に【?】を出す。

 

慌てふためく2人を横目に、電はある一点を見つめる。

 

それは、アスランだった。

 

電は助けてもらった際に、髪を撫でられたときの感触が忘れられずにいた

 

電(なんなのです、この気持ち。あの人をみるとドキドキが止まらないのです)

 

そんなことは、知らないアスランは、空から深海棲艦を警戒しつつ目的地へ目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間が立ち前方に陸地が見えてきた。

 

アスラン「前方に陸地が見えてきているが?」

 

上空から、海上にいる川内達に伝える。

 

川内「そうですか!!。もうすぐ到着いたします。そこが私たちの館山鎮守府のある日本です」

 

アスランとキラは〈やはり、ここは自分たちの世界ではないことを改めて実感した〉

 

キラ達の世界では、確かに日本という国は存在していたが

 

東アジア共和国という国の一部にになっていたからだ。

 

近づくにつれ、港や建物などが並ぶ街並みなどが見えてきた。

 

そして、港に到着し川内は那珂に被弾した暁たちを入渠させるように伝えドックへ連れて行った。

 

 

 

 

キラとアスランは、港の陸地に立ったその時だった。

 

キラ「アスラン、装備が」

 

アスラン「キラこそ」

 

2人が装着していた、ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスの装甲ユニットが消え

 

それぞれオーブの軍服になっていた。

 

驚く2人に川内と神通は説明する。

 

川内「驚くことないじゃない。港に到着したら艤装は自然と装着は解除されるだろ」

 

神通「では、お二人とも。ついてきてくれますか?

   これから、提督にあっていただきます。」

 

神通はそういうと、歩き出しはじめ川内も歩き始めた。

 

キラ「どうする、アスラン?」

 

アスラン「どうもこうもないだろ、とりあえず。ついていくしかない」

 

2人は神通達の後を追うように歩き出した。

 

歩き出し始め、キラとアスランは周りの風景に目を奪われた。

 

歴史を感じる建物が多く、ところどころで女の子たちが自分たちを見て何かを噂しているような

 

仕草をみせているのである。

 

アスラン「なぁ、質問していいか?」

 

歩きつつアスランは、神通に質問をする。

 

神通「なんでしょうか?、えっと確か」

 

アスラン「アスランだ。といってもまだ自己紹介をしていなかったから名乗っていないしな

     所々で女の子たちがいるが、彼女たちも」

 

神通「はい、私たちは在りし日の戦艦の魂を受け継ぐ艦娘です

   ですが、あなた方はどうやら違う気配を感じます」

 

歩きつつ、神通の説明をしていると一つの扉の前に到着した。

 

神通「ここです。」

 

扉の前にはこう書かれていた。【提督室】

 

神通は扉をノックすると、奥から声が返ってきた

 

??「誰だ」

 

神通「神通です。報告のありましたお二人をお連れしました」

 

??「わかった、入っていいぞ」

 

奥から許可がおり、神通が扉を開け

 

神通と川内が先に入り、その後をキラとアスランが続く。

 

部屋には一人の男性が机に座りと2人の女性が立っていた。

 

 

??「ご苦労だった、神通と川内。

   第六駆逐隊はどうした?」

 

神通「那珂ちゃんに、ドックへ入渠するようにと伝え向かわせました」

 

??「そうか、お前たちは下がってよい」

 

神通と川内は敬礼して部屋を退出した。

 

 

??「さて、後ろのお二方。

   我が館山鎮守府の第六駆逐隊を助けていただきありがとう」

 

一人の女性が敬礼してアスランとキラにお礼を言う。

 

すると一人の女性が言葉を放つ

 

??「長門、お礼を言う前に私たちが自己紹介しなきゃ」

 

長門「陸奥。すまんそうだったな」

 

長門と呼ばれた女性は、もう一人の女性から注意を受け【こほん】と咳き込み

 

自己紹介を言う

 

長門「先ほどは失礼した。私は長門型一番艦で館山鎮守府の秘書艦を務める長門と言う」

 

陸奥「私は、同じく長門型二番艦の陸奥で彼女と同じ秘書艦を務めているわ」

 

陸奥と長門の自己紹介が終わり流れ的に紹介をしないといけないと察したアスランとキラも言おうと

 

したその時だった。

 

2人の脳内にある言葉がよぎった。

 

キラ「ZGMF-X20A(ゼットジーエムエフエックストゥーオーエ)ストライクフリーダムです。コードネームは”キラ”です」

 

アスラン「同じくZGMF-X19A(ゼットジーエムエフエックスワンナインエー)インフィニットジャスティスです。同じくコードネームは”アスラン”です」

 

この言葉をしゃべったとき、二人は共にある違和感を覚えた。

 

なぜこの言葉をしゃべったんだという事を、それはすぐにわかった。

 

2人の目の前に見覚えおある女性が立っていた。

 

女神「ふー、あぶない。あぶない

   一応、時間は止めてあるっと」

 

キラ「あなたは・・・・」

 

女神「自己紹介しようとした時、あなたたち二人は異世界からの転生というのをばれてはいけないので

   あなたたちの機体の正式名称を使わせていただきました。」

 

アスラン「ちょっとまて、それはどういうことだ」

 

アスランは女神の言葉に反論する

 

女神「あなた達は、本来所属する国この世界ではありませんので

   正式にこの館山鎮守府に着任させる手続きを行いますのでそれまでは、機体の正式名称を名前とします」

 

女神は一方的に説明を終えると、2人の反論させることなく姿を消した。

 

それと合わせて時間も動き出す。

 

長門「二人とも、長い名前だな。共に訳すと」

 

陸奥「自由と無限の正義」

 

長門が言おうとしていたセリフを陸奥が言う。

 

このやり取りを見ていた奥の男性が言葉を放つ。

 

??「コードネームが"キラ"と"アスラン"」

 

この放った言葉に、キラとアスランは顔を向けるとそこには2人の見覚えのある顔がいた。

 

アスラン「シン・・・・なのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




艦これの世界編第六話、投稿完了しました。

やはりアスランと艦これの艦娘たちの会話のやり取りは難しいですね。
アニメなどを見て勉強していますので、違ったりしたら感想などを頂ければと思います。

そして、SEEDDESTINYのもう一人の主人公は次回登場します。
フライングでアスランが「シン・・・・。」と話してしまいましたので
ようやく3人の主人公が出そろうわけですね。

そして電は恋に気付いてしまったのでしょうか?

それでは感想などをお待ちしております。

注意事項
side式を前話まで使っていましたが、読んでいてわかりづらいと思い廃止します。





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PHASE-7 電の想い

キラとアスランが提督室にいた同時刻

 

館山鎮守府

入渠(お風呂)

 

大破で帰還した暁・響・雷・電の4人とも入渠していた。

 

那珂「じゃあ、暁ちゃんたち。提督に言って高速修復材を申請してみるから待っててね」

 

那珂はそういうと、入渠(お風呂)の脱衣所を後にして出て行った。

 

そう彼女らは、異世界から来たキラ達が救出がなければ、

 

沈んでおり、4人の入渠時間が修理が完了するまで共通して9時間となっていた。

 

暁「あ~あ、9時間か。初めてねこんなに長く入るの」

 

暁は不満げにしゃべり出す。

 

雷「しょうがないじゃない、あれだけ攻撃を受けたら沈没されててもおかしくなかったし」

 

響「それに、私たちを助けてくれたあの艦って何処の所属だろ?」

 

暁「そんなもん、知るわけないじゃない!!。」

 

響「だったらさ、修理が終わったらみんなで提督のところに行こう」

 

雷「そうね、提督だったら何か知ってるかも知れないし。行こう電」

 

電「了解なのです。」

 

電は雷の言葉に返事したが、雷は思わず電に問う。

 

雷「電。今日鎮守府に帰還してから変よ?、何かあったの?」

 

電「えっ、そっそんなことないのです。あの人の事を考えていたなんてないのです」

 

電は慌てた素振りで、思わず言ってはイケないことを口にしてしまった。

 

響を除く暁と雷は、その言葉に思わず叫んでしまう。

 

 

そんなこととは知らない提督室では

 

提督室

アスラン「シン?。お前なのか?」

 

キラはアスランの放った言葉に、長門と陸奥を両隣に立ちながら机に座っている男性を目にした。

 

キラも驚くのは無理もない目の前には、かつて自分の機体を破壊されてその後共に戦った男とそっくりなのだ。

 

驚く顔に秘書艦の長門が口を開く

 

長門「お二人は飛鳥提督とお知り合いか?」

 

アスラン「飛鳥提督?」

 

長門「そうだ、飛鳥慎提督だ。この館山鎮守府を統括と所属する艦娘達のいわば責任者だ」

 

長門は彼らに提督を紹介しかけた時だった。

 

飛鳥「お二方の活躍は、伺っています。

   今回は第六駆逐隊を救出していただき感謝します。」

 

飛鳥提督と呼ばれた男性は、キラとアスランに暁たち深海深海棲艦から

第六駆逐隊を守ってくれたことにお礼を伝えた。

 

飛鳥「詳細については、明日伺うとしてお二方お疲れでしょう。

   部屋を用意させますんで陸奥、大淀を呼んできてくれ。」

 

陸奥「了解しました。提督」

 

陸奥はそういうと、提督室を出ていった。

 

だが、アスランは目の前の飛鳥提督が自分の世界にいた。

同じコーディネーターの「シン・アスカ」にそっくりなのでどうしても確認をしたかった。

それをキラが止める。

 

アスラン「おい、シン。お前なんだろう」

 

キラ「アスラン、失礼だよ。

   ともかく、今日はとにかく休んで明日考えよう」

 

キラの言葉にアスランは、確認をやめた。

 

すると、2人の後ろから扉が開く

 

飛鳥「大淀、すまないが客人2名を部屋に案内をしてやってくれ」

 

大淀と呼ばれた女性の視線には、見たことのない軍服を着たキラとアスランを見る。

 

大淀「えっと、この方々が。」

 

陸奥「そう、さっき言ってた。例の2人組よ」

 

例の二人組との言葉が聞こえた際に、長門は心の中で(陸奥、何を話したんだお前は・・)と思ったのか

 

眉間にしわを寄せる

 

大淀「了解しました提督。では私の後についてきてください」

 

大淀は、扉の前で礼をしてから退出し後を追うようにキラとアスランが退出した。

 

扉が閉まり提督室には、長門と陸奥と飛鳥提督の3人が残っていた。

 

長門「よろしかったのですか?提督。彼らはあなたのことを知っていましたが」

 

飛鳥「いや、時期が来た際に俺から話をする」

 

陸奥「それは、構わないけど。いうタイミングを外すと後々厳しくなるわよ、シン」

 

飛鳥「陸奥、確かに気さくには呼んでくれと言ったがほかの艦娘達に示しがつかない

   それより、長門俺がこの世界に来た時の例の換装はどうしてる」

 

長門「大丈夫です。妖精達に厳重に保管するように伝えてあります」

 

飛鳥「そうか、わかった」

 

話が終わったその時であった。

 

コンコン。提督室のドアのノックが響く。

 

長門「誰だ。」

 

??「艦隊のアイドル。那珂ちゃんでーす」

 

明るい口調が、提督室内に響く。

 

 

大淀は、提督からの指示でキラとアスランを空室となっている2人部屋へ案内していた。

 

キラ「ところで、君も・・・?艦娘なの」

 

キラは大淀に質問する。

 

大淀「そうですが、あなた方は違うのですか?」

 

大淀も逆にキラに質問をする。

 

キラ「どうして?」

 

大淀「この世界で、深海棲艦と互角に渡り合えるのはすべて在りし日の戦船の魂を受け継いだのは女性です。

   私はあなた方の事は詳しくはわかりませんが、そんな気がしてならないのです」

 

大淀の言葉に2人は言葉を詰まる。

 

そして歩くこと、10分程すると煉瓦で作られた建物内のある一室についた。

 

途中でセーラー服や作業着を着た女性がちらほら2人の視線を見ている。

 

大淀「では、こちらでお休みください。また明日迎えに来ます。

   あと念の為言っておきますが、お二方は客人として扱いですので

   勝手な行動は慎んでただ来ますようにお願いします。」

 

大淀はそういうと、2人部屋の扉を開け退出していった。

 

部屋には、キラとアスランだけとなった。

 

そこは、客室とは思えないほど机とテーブルが置かれ2つのベットが置かれていた。

 

 

 

 

 

 




前回の投稿から一か月経過しましての投稿完了しました。

この回で、ガンダムSEEDDESTINYの主人公は3人揃いました。
一番悩んだのは、シン・アスカの漢字をどれにするか?

結果はアスカの漢字は「飛鳥」これにしシンは「慎」にしました。
彼がどうしてこの世界に来たのか?それは現在長門と陸奥しか知られていません。

キラとアスランが来たことで今後どのようになるのか?

そして、入渠中に発した電の言葉にも注目してください。

タイトルについては、悩んでいます。読んでいただきいい案があれば
感想に記入してくださればそれを採用したいと思います。

8/10 若干、修正を加えました



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PHASE-8 女神の話

前回は、一部読み返すとめちゃくちゃな表現が多かったので見直しを行いまして

若干修正を行いました。




館山鎮守府内のある一室にキラとアスランがいた。

 

部屋の中は、畳の上にテーブルが置かれ2台のベットが別々におかれたシンプルな部屋となっていた

 

キラ「今日は大変だったね。」

 

アスラン「ああっ、オーブで謎の敵襲を守ったと思ったら

     いきなり女神とかなのる女が出てこの世界を守ってほしいと言われて

     気づけばこの世界に来ている」

 

キラ「そして、僕たちはフリーダムとジャスティスの武装を見に纏って

   空を飛び4人の少女たちを助けた。でもあの時のあの人から詳しく・・・・」

 

とキラが何かを言いかけた時だった。

 

女神「どうも、お呼びしましたか~。」

 

目の前に、この世界を統括する自称女神が2人の前に登場した。

 

突然の登場にアスランは驚きベットから落ちる。

 

アスラン「うわっ・・」

 

キラ「あなたはどうしてここに・・・・

   呼んでいないけど」

 

キラは驚くがオーバーリアクションではなく素に近いようなリアクションを取る。

 

女神「だって、女神とか女とか呼ぶんだもん。何かあったのかと来ちゃうじゃないですか~」

 

ぶりっ子口調で話をする女神にアスランはため息交じりで話し出す。

 

アスラン「まぁ、いい。聞きたいことがあるんだが」

 

アスランは口から、キラと換装した機体の動力源やメンテナンス方法を聞き出した。

 

女神の口からはこのように説明を2人に行った。

 

まずはアスランの乗るインフィニットジャスティスの換装の動力源はMSだった頃は

核エンジンを搭載していたがこの世界ではあまりにも危険すぎる為、

中に妖精の魔導エンジンと呼ばれるシステムでキラ達のMSと同等のチカラを出せるようになっている

ジャスティスの代名詞ともいえる、背中のリアクター(ファトゥムー01)は従来通りに

動かせるようになっているとのこと

 

そしてキラのストライクフリーダムもジャスティスと同等のエンジンを搭載しているが

なぜか、背中はドラグーンシステムと呼ばれる翼ではなく、一世代前の翼を搭載したとのこと。

理由としては、ジャスティスと同様にしたかったらしいが事情により一世代前の換装にしたとのことだった。

 

キラ「じゃあ、この世界に来た時に使用したあのフルバーストは・・・」

 

女神「ごめんなさい、でもあなたなら使いこなせると思ったので」

 

キラはストライクフリーダムのマルチロックオンで一斉射撃を行える最強仕様であるが

この世界に来た時に翼に違和感を感じていたのであった。

 

女神はキラのフルバーストモードについて謝罪をしつつ、時期を見て改にできるようにするとキラに伝える。

 

アスラン「では、ミーティアはどうなる

     俺たちはエターナルに搭載されているミーティアを使うことで武装を強化できるようになるが」

 

彼の言うのは、戦艦エターナルに搭載されている。ジャスティスとフリーダムの強化武装のことである

 

女神「現段階では、話せませんが。手配できるか、確認します」

 

アスラン「メンテナンス方法は、どうなる。

     武装やエネルギーなどは誰が整備するんだ」

 

女神「それについては、そのうちここの配属とする運命です

   整備や補給などは、知っての通りだと思いますが艦娘達の装備と同様に、

   妖精たちが行います。ですがあなた方の装備はちょっと特殊なので、

   専門の妖精を育成中ですので、お待ちください」

 

女神はそういうと「それでは以上で、説明は終わりますが。

         聞きたいことはほかに何かありますか?」

 

何かコールセンターで働いているような口調で問いかけるとアスランが

 

アスラン「最後に聞くが、ここの提督が俺の知っている奴にそっくりなのだが

     彼も連れてきたのか?」

 

彼の質問に彼女は・・・・。

 

女神「申し訳ないですが、ここの提督があなたの知り合いということは承知していましたが

   彼を連れてきたのは私ではありません。これだけは言えます」

 

アスラン「なんだと、じゃあ一体だれが・・。」

 

女神「すみません、調べてみますので。では今日はこの辺で」

 

彼女はそういうと、姿を消した。

 

アスラン「おぃ、待て」

 

キラ「アスラン・・・・。

   シンのことは、あの女神に任せて今日はもう休もう」

 

キラは、そういうともうひとつのベットに横になリ目をつぶる。

 

アスランは、心にもどかしさがありつつも座っていたベットに横になり疲れが

でたのか目をつぶると二人は熟睡していた。

 

そして、同時刻。

提督室

 

提督室にある机には、飛鳥提督が座っていた。

 

秘書艦である、長門と陸奥は入渠と呼ばれる大浴場で風呂にはいっていた為現在は一人である。

彼は机の引き出しから一枚の写真を取り出す。

 

飛鳥「ルナマリア・・・・、なぜ俺はこの世界に来たんだ」

 

一枚の写真を見て彼は何を思いつぶやいたのだろうか・・・。

 

Continue to next time

 




第八話(艦これ編)投稿完了。

正直話がいつも短めで投稿していますので、話数は多くなります。

今回は艦これの世界に来てから最初の夜であるためキラ達は起こったことをまとめてる所に女神が登場しました。

そして、MSでは2つの機体は核エンジンを中心にしたエネルギーを使っていましたが
設定についてはめちゃくちゃの為、妖精が魔導エンジンというエネルギーを与えて
2人の換装を使えるという設定にしました。

妖精がどのようにしてエネルギーの供給方法は追って説明します(マテ




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PHASE-9 噂

新年あけましておめでとうございます
一発目の投稿になりました。



キラとアスランが館山鎮守府についた

同日 

 

 

大島近海で演習を終えて戻る

館山鎮守府第一機動艦隊があった。

 

旗艦は、金剛型参番艦「榛名」を先頭に

左に金剛型四番艦「霧島」右に重巡洋艦「愛宕」

そして駆逐艦「夕張」軽巡「五月雨」

後方には空母「蒼龍」が単縦陣で編隊を組んでいた。

 

 

蒼龍「もうすぐ、鎮守府に到着ね。飛行甲板直さなきゃ!」

 

愛宕「そろそろ、武器の開発もしなきゃ。

   今回妖精さんが作ってくれた武器だけど・・・」

 

蒼龍を始め、愛宕は間もなく到着する鎮守府に到着後の事を考えていた。

それを見かねた霧島は、後方に下がり2人の艦娘に注意をする。

 

霧島「お二人とも、まだ大島ですよ。

   このあたりだってまだ深海棲艦が潜んでいるかもしれませんから気を

   抜かないで警戒していてください!」

 

霧島の注意に愛宕は、「ごめんなさい。」蒼龍は「はーい!」とそれぞれ

軽く返事で返す。

 

霧島は、(*´ω`)と言う顔して前へ戻る。

すると、旗艦を務める榛名の顔を見て前に出た。

 

霧島「榛名お姉さま?。どうかなされたのですか?」

 

心配そうに、金剛型三番艦の榛名に声をかける。

 

榛名「霧島。実は、この前・・・・・」

 

榛名は浮かない表情を妹の霧島に話をする。

 

話の内容は、こうだ。

姉の比叡から、大島近海で深海棲艦が見たことのない武器を装着していたというものだ。

 

『それ、私も龍驤から聞きました』

 

二人の会話に割って蒼龍が入ってきた。

 

それは、空母ヲ級flagshipから射出された戦闘機の形状が異なっていたというものであり

機銃ではなく光線を放っていたという。

 

霧島「そう!。この事は提督には・・・。」

 

愛宕「大丈夫だって、いざとなったら。私の主砲でパンパカパーンで一撃よ」

 

最近、大島近海で深海棲艦の目撃が頻繁に多くなってきており

見たことのない姫も出てきているという。

 

榛名「ともかく、もうすぐ。鎮守府ですし警戒を怠らず行きましょう。」

彼女は旗艦らしく注意を促し、先へ急ぎ始めた。

 

その彼女らを遠くから見る一団がいた。

 

??A「ミツケタ。早速ダガ、例ノ実験にタメソウ」

 

??B「了解シタ、イクゾ。」

 

謎の一団は、館山鎮守第一艦隊に見つからないように後方から近づき始めた。

 

そして話は

館山鎮守府に戻る。

 

大淀がアスランとキラを個室へ案内し提督室に戻ってきた

 

大淀「提督、お二人を案内し戻りました。」

彼女は敬礼し入出した。

 

飛鳥「ご苦労、大淀疲れただろう。もう仕事は切り上げてもいいんだぞ」

提督は、働きづめの大淀に声をかける。

 

大淀「いえ、大丈夫です。もう少ししたら切り上げる予定でいますから」

感謝しつつも、区切りのよいところまできて仕事を切り上げると伝える。

 

そして飛鳥提督の両隣に秘書艦の長門と陸奥がいた。

 

長門「陸奥、第六駆逐隊の入渠の様子はどうだった」

陸奥「問題ないわ、今日中には修理は完了予定」

 

長門はそうかと言い、後で助けてくれた彼らに礼を改めて言わねばなと思った

 

その時だった

大淀「なんですって!!。もう一度報告を・・・」

 

《こちら、第一艦・・、旗・は・・る。敵深海棲艦に遭遇》

 

《何・・あの深海。見たこと・・ない》

 

《うそ・・。私・・・の。攻撃が・・》

 

所々に雑音が入り混じっていたが、緊急事態を告げる無線が入ってきたのだ。

 

大淀「榛名さん、もう一度。」

大淀は再び呼びかけるが、無線からは雑音が入り混じり反応が返ってこなかった。

 

彼女の異変に飛鳥提督を含めて秘書艦2人も気付く。

長門「大淀、どうした?」

 

大淀「演習から間もなく帰還予定の第一艦隊が敵深海棲艦と遭遇した模様

   ですが、敵深海棲艦の詳細がわからず。」

 

陸奥「確か、第一艦隊は遠征からだから燃料と弾薬が残り少ないはず

   場所は特定できてる?」

 

大淀は地図をだして、ここですと赤丸で位置を示す。

 

長門「大島を少し超えたあたりか、最近ほかの鎮守府の艦娘たちから

   深海棲艦の目撃場所が増えている場所か!」

 

陸奥「どうするの、長門。急いで応援をだす?」

 

長門は急ぎ編成を組もうにも、今いる館山鎮守府の艦娘たちはそれぞれ遠征や

ほかの鎮守府と演習でほとんどがではらっていた。

 

第六駆逐隊の4名は入渠中、川内型の巡洋艦神通・那珂・川内の3名は疲労で難しい状況。

 

すると提督がある提案をする

 

飛鳥「彼らに頼むしかないな。」

 

長門「彼らとは?。まさか」

 

飛鳥「そうだ、彼らに頼む」

提督は、アスランとキラに救出を頼むことを考えた。

だが、思いがけず反対の声が上がる

 

陸奥「本気なの?提督。彼らはどこの誰なのかもわからないのに

   ましてや鎮守府所属でない人に頼むなんて!」

 

長門「陸奥、提督になんてことを言うんだ」

長門の反応に提督は手を上げる。

 

飛鳥「責任は俺がとる。だが今現状出撃できるのは彼らだけだ

   大淀すまないが、もう一度彼らを呼んできてくれ」

 

提督の発言に大淀は立ち上がり、部屋を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2016年9月からの更新が止まっていましたが久々に掲載
事情により番外編は外しまして話のストーリーに戻しました。

艦これの映画を見て、遅かれアーケードも始めました。
PCのほうについてもボーキサイトの消費が激しいのでやる機会は少ないですが
ちょくちょくプレイ中。

改二も増えてきたしあとは、睦月と夕立と吹雪も改二にしたいと願望をもちつつ
伊19や翔鶴と瑞鶴もでてほしいと願いつつ2017年もよろしくお願いします。


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PHASE-10 出撃

前回のあらすじ
帰還予定の館山鎮守府第一艦隊が、途中で敵深海棲艦と遭遇。
だが、無線は雑音混じりで聞こえずに詳細は不明。

提督の飛鳥慎は、単独で第六駆逐隊を助けた。
キラとアスランに緊急で手助けを考えるが秘書艦が異議を唱える

だが、現状この鎮守府所属の艦娘達が不在である以上
助けが必要と判断。
オペレーターを務める大淀に2人を提督室に呼んでくるように指示を出す。


PHASE-10 出撃

 

話は緊急無線を入れる数十分前に戻る

 

大島近海にて館山鎮守府第一艦隊

榛名達は、深海棲艦と対峙していた。

 

敵の陣容はこうだ

空母ヲ級2隻を中心として駆逐イ級~ハ級まで3隻と戦艦ル級1隻の6隻。

通常の戦闘であれば、戦力としては対等に戦えるはず・・だったが

 

霧島「敵深海棲艦の陣容が判明。蒼龍さん航空隊の発艦を

   私が分析をしながら指示を出しますので、榛名お姉さま頼みます」

 

彼女は旗艦である、姉の榛名に伝える。

 

榛名「わかりました。館山鎮守府第一艦隊

   これより深海棲艦と戦闘に入ります。空母は航空隊の発艦を

   駆逐艦の夕張と軽巡五月雨は左右から砲撃を開始してください」

 

夕張「まかせて、新兵器の試し打ちできるんなら」

五月雨「了解です。」

 

夕張は左から、五月雨は右に別れ始めた。

そして蒼龍も、弓を弾き始め「全航空隊発艦はじめ」と叫び

矢を放つ炎を発しながら5機の艦載機が出現した。

 

残った愛宕は、榛名の前へ行き主砲の斉射を準備し始める

 

一方の敵深海棲艦も、艦娘達の動きを察知して

駆逐イ級ロ級ハ級の3隻は、魚雷を放つ準備を始めた

そして後方には、空母ヲ級の後ろには空母でもなく戦艦でもない

二足歩行の未確認機がついてきていた。

 

??A「サテ、コノ作ッタバカリノコレハドコマデ働イテクレルカ?」

??B「ナーニ、ドウセ。スグニアノ艦娘タチハシズム。コレヲ使ッテナ」

 

謎の2人が話をしていた上空にて

キラとアスランを連れてきた女神がいた

 

女神「大変、すぐに伝えないと」

彼女は急ぎ2人の元へ向かった。

 

そして話は戻り

大淀が2人の部屋へ向かっている時の

アスキラコンビがいる部屋では、サイレンの音が鳴り響き

休めるところではなかった

 

アスラン「なんだ、さっきからサイレンが鳴っているが」

キラ「なんだろ。何か訓練でもしているのかな?」

アスラン「だが、もうすでに夜だぞ。いくらなんでも訓練は・・・・」

 

『『た・たいへんですぅぅぅぅ』』

 

大声で扉が開き女性が大声で入ってきた。

2人は、驚きつつ扉に目を向けるとすぐに女神だとわかった。

 

アスラン「女神。どうしたんだ。慌てて」

女神は息を切らし全速力で走ってきたため「じ・実は・・・」

 

キラ「落ち着いて、深呼吸をしてからでいいから」

キラは落ち着くように諭す。

女神は、2回ほど深呼吸をして落ち着いたところで

今まで持っていなかった右手から杖を取り出すと、壁に向けて映像を映し出した。

 

女神「実は、この世界の深海棲艦が出現しました」

 

アスラン「なんだ、そんなことか!」

彼は何か緊急だから伝えに来たのかと思っており溜息をつくが

彼女から「いいから黙って、続きがあります」と怒った。

 

そして映像は、敵深海棲艦空母ヲ級の後方にいる未確認機が映る。

 

アスラン「これは。そんなばかな。こんな人間サイズになるのか?」

彼は見覚えがあった

かつて、ミネルバに所属していたオレンジの色をした機体

アスラン「ハイネのグフ」

女神「それから、これも。」

アスランはさらに混乱した。もう一機はおなじザフトのMSザクだが

カラーリングはシロ。

それは同じミネルバ所属のレイ・ザ・バレル使用の機体だった

 

アスラン「女神。この世界の武器の特徴はなんだ!」

彼はすぐさま、女神に問い詰める

 

女神「この世界で使用できる武器は主に銃火器中心よ

   あなた方の世界で言えば、CE70年でザフトMS主要武器と言っていいかもね」

 

女神はキラ達世界を例えて説明をした。

アスランは理解できた

 

アスラン「まずいな、この2機は

     俺たちが地球軍から奪った機体で作った武器中心だ」

 

すると扉を叩く音がした。

アスラン「誰だ」

 

彼が問いかけるとすぐに回答で「大淀です、提督からすぐに来てほしいと」と

扉越しで返事が来た。

 

キラ「わかりました。少し待っていてください

   アスラン、あれ?」

 

キラは先ほどまでいた女神がいなくなっていることに気付きメモが残されていることに気づいた

 

『「後はここの鎮守府から正式な話を聞いてから対応してね」』という内容だった。

 

彼らはため息をつきつつも、扉を開け大淀の後を付けて歩き始め

 

アスラン「何かあったのか?。外からサイレンが鳴り響いているが」

 

大淀「それに関係することをこれから提督よりお話があります」

 

そして提督室前に到着

 

大淀「失礼します提督。お二人をお連れしました

 

部屋から『入ってくれ』と伝言の後に大淀を先頭に3人は部屋へ入る

 

飛鳥「大淀、ありがとう。さがってくれ」

 

彼はそういい彼女は一礼して専用の机に座る。

 

キラ「なんでしょうか?僕たちを呼んだのは」

 

長門「実はな・・・・。」

 

長門は事情を説明した。

 

ここに所属している艦隊が帰還途中に敵深海棲艦と遭遇して現在戦闘中だが

遠征からの帰還途中だった為武器が少ない。

そして、未確定情報だが新たな未確認の深海棲艦が戦闘に加わっているとのこと

 

その後隣にいた同じ秘書艦の陸奥が付け足す

実は、この鎮守府から出撃できる艦が少なく入渠中で頼めるのがあなた達だけと提督から

の命令なんだということだった。

 

アスラン「シン。いや飛鳥提督」

 

秘書艦に挟まれて座っていた提督はたちあがり

飛鳥「すまない、あなた達はこの鎮守府所属ではないのに頼むのは

   申し訳ないが、だが彼女らは俺たちにとっては家族同然だから頼む」

彼は頭を下げた

 

その姿を見て困惑するアスランにキラは・・・

 

キラ「行こうよ、アスラン。」

アスラン「キラ!」

キラ「ここまで、頼まれて。見過ごすわけにはいかないでしょ」

キラの言葉にアスランは「ああっ、行こう」

 

その言葉を聞いた提督は「ありがとう」とお礼を伝えた。

すると、アスランは「あっ!どうやって発進するんだ」と思い始めた

すかさず「長門、二人を発艦ゲートに案内してくれ」と提督は伝える

 

長門「わかりました。提督

   二人とも、私の後についてきてくれ」

 

そういうと、長門は部屋を出て建物の外にでた。

 

そして歩いて5分ほどのある建物の地下に到着

 

長門「ここが発艦ゲートだ。

   あなた方は発艦はできるのか?」

 

彼女は質問をする。

キラ達は普段MSに登場して戦艦エターナルとアークエンジェルから

射出される形ではなれているが実際に発艦ゲートは初であった。

 

すると2人の頭に何かの映像が入ってきた。

それは艦娘達が発艦するものだった

2人はそれが女神からのものだとすぐわかった。

 

長門の質問にキラ達は「大丈夫」と伝えた。

彼女もその言葉にふっと笑みを浮かべ「暁の水平線に勝利を」と言い残し

その場を離れた。

 

そして発艦と書かれたプレートにまずキラが乗りはじめた

腰にストライクフリーダムの2丁のクスィフィアス3レール砲×2が取り付けられ

腹部にカリドゥス複相ビーム砲が取り付けられた。

 

キラ「キラ・ヤマト。フリーダム行きます」

その言葉に彼が射出され、放り出されたすると海中から何かが出てきた

 

バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2を搭載された翼と

高エネルギービームライフル×2とMX2200 ビームシールド×2を装着。

そしてプレートがカタカタと音が鳴り「自由」と表示された。

 

続けてアスランも同様にプレートに乗り

腰にシュペールラケルタ ビームサーベル×2を装着。

左腕にはMX2002 ビームキャリーシールドと一体になった

シャイニングエッジ ビームブーメランを

腰にはビームライフルも装着された

 

アスラン「アスラン・ザラ、ジャスティス出る」

キラと同様に射出され、海中よりファトゥム-01が登場して背中に装着された

 

そして海上では、先に射出されたフリーダムの武装を

まとったキラがアスランを待っていた

 

キラ「行こう、アスラン」

 

キラの問いにアスランも頷き大空へ飛んで行った。

 




次回予告(仮)

ナレーター(マリューさん)
飛鳥提督より、敵深海棲艦に襲撃を受けた艦を助けてほしいと頼まれ出撃したキラとアスラン。
現場に到着するも、オーブで見た深海棲艦達の戦いに苦戦をする

館山第一艦隊は介入してきた彼ら2人の戦いを見て混乱をする。
だが無線から敵ではないことを伝えられ、共に協力して戦うことになる。

そしてアスランは2機のMSを見て何を思うのか!!

次回「艦隊これくしょんー蒼き翼と紅き騎士」
自分たちの運命を信じて突き進め、ジャスティス
---------------------------------------
↑今回は、ガンダム種シリーズ風に前書きとあとがきにしてみました。

感想等ありましたらお待ちしております。

訂正があればする予定です


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PHASE-11 大島沖開戦①

どーも、作者です。

いやー、艦隊これくしょんー蒼き翼と紅き騎士のお気に入りが66件と
ありがとうございます。

作っていた当初は、批判の感想が多くありました。
読み漁っていくと見方によっては、MSに乗って戦っていると思われてもしょうがないと
最近おもっていましたが

長門「こまった、作者だな」

作者「えっ、なんですか?長門さん急に」

長門「いや、提督が。作者を呼んできてくれと頼まれたからな」

作者「えっ!」

長門「嫌とは言わせない。来るんだ」

首根っこを持たれて
作者「苦しいんですけど、長門さん」

ズルズル

作者「そ・れでは。どうぞ・・お楽しみください」




アスランとキラが、第一艦隊救援に出撃。

入渠中の第六駆逐隊にも、第一艦隊が敵深海棲艦襲撃の報告がなされていた。

 

暁「なんで、私たちが出現させてくれないのよ」

 

へこむ暁に川内が言う

川内「仕方ないじゃん、あんたたちはまだ修理が完了していないんだし

   それに」

 

神通「仮に私達が出撃したら誰がこの鎮守府を守るのか

   提督は何か考えがあってのことでしょう」

 

那珂「でも~。那珂ちゃんは出撃できたのにな~」

 

神通「那珂ちゃん。滅多なことを言うもんではありません。」

 

神通の言葉に那珂はぶぅーと言う。

 

そんな中第六駆逐隊の電(いなづま)は入渠から空を見上げて

 

電(また、あの人(アスラン)とお話をしたいのです)

 

切なそうな顔してどうか無事に帰還して話をしたいと願う電(いなづま)だった

 

そんな電(いなづま)をよそに姉の雷(いかづち)は

雷(いかづち)「あと、どれくらいで終わるのかな。早くしてほしい」

高速修復材を使って早く上がりたいとダダをこねる

 

 

そしてその頃

館山第一艦隊は敵深海棲艦と戦闘を開始。

 

榛名「榛名、全力で行きまーす」

背中に換装された艤装から、35.6センチ3連砲が炎を上げる。

 

射出された弾丸は、イ級にめがけて飛ぶが

魚の格好をしたイ級はすぐさま海中に潜り回避。

 

榛名「そんな。外れた」

 

??「だったら、私が行くわよ~。喰らいなさーい」

続けて攻撃を開始したのは、愛宕だった。

 

両肩に装着された20.3センチ砲が、イ級にめがける

さすがに連続での攻撃はよけきれず、弾丸がすべて命中して撃沈。

 

その頃霧島は、空母ヲ級の後ろにいる自身も見たことがない敵深海棲艦を

眼鏡で計測していた。

 

霧島「何、あの深海棲艦。データにない

   もう少し情報を収集するしかないわね」

 

そういうと、背中の15.2センチ砲と7.7ミリ機銃を打ち続けながら

敵深海棲艦を近づけさせないように近づく。

 

その行為に、空母蒼龍が気付く

 

蒼龍「霧島さん、近づきすぎです。

   離れてください。」

 

蒼龍の忠告に霧島は『もう少しあともう少しで確認できる』と聞こえていなかった

 

その時だった。霧島の上空に空母ヲ級が放ったであろう深海棲艦載機が爆弾を投下

その音に霧島は気付いたが遅かった。

 

霧島「しまった、私としたことが・・・」

 

爆弾は投下され彼女を直撃するコースに入った。

近くには、五月雨がいた。

 

五月雨「あの距離なら・・・・」

だが彼女はあるトラウマを抱えていたためすぐに撃てなかった。

 

そして爆弾が霧島に直撃しようとした時だった。

 

空から金色の光が放射され爆弾にあたり爆発したのだ。

霧島以下その場にいた全員が何が起きたのかわからなかった。

 

彼女は上空を見上げると、2人の男達がいたのだ。

 

キラ「間に合った。」

アスラン「あれが、深海棲艦か?

     だがオーブを襲撃したのと形は違うが」

 

キラとアスランだった。

腰に装着したフリーダムの武器、MMI-M15 クスィフィアスレール砲が二門が放った

霧島に直撃寸前だった深海落下爆弾を爆発させた。

 

五月雨「あれはなんですか?」

突如現れたキラとアスランの登場に第一艦隊は混乱

 

蒼龍「か・・っこいい」

 

彼女たちに無線が入る

 

大淀「聞こえますか、第一艦隊。

   ただいま救援を向かわせました。到着は間もなくの予定」

 

榛名「あの、その救援。

   今到着して霧島の撃沈を免れました」

 

榛名は大淀からの無線の問いかけに答える

 

大淀「了解、彼らは敵ではありません。

   繰り返します彼らは敵ではありません」

 

大淀の問いかけに、第一艦隊はますます混乱をする。

 

愛宕「あれって、女の子じゃなくて。男?」

 

蒼龍「男に助けられるなんて」

 

愛宕は今一理解できず意味不明な発言を醸し出したり

蒼龍は自分たち以外の艦息(?)を目撃して興奮したり

 

だが霧島が一番混乱していた。

あやうく撃沈する寸前だった自分の行為から恐怖を感じたのだ。

 

霧島「あやうく、艦隊の頭脳と言われる私が沈むなんて」

 

そこへ榛名が寄り添う

 

榛名「霧島、もう大丈夫。あなたは助かったわ

   さぁ、気を取り直して深海棲艦はもうすぐです」

 

榛名の言葉に霧島は我を取り戻した。

 

その光景を上空から見ていたキラとアスランの元へ

モールス信号らしきものを受信した。

 

アスラン「キカンノタスケヲカンシャスル。

     発館山鎮守府第一艦隊旗艦 金剛型3番艦 榛名」

 

キラ「どうしたの、アスラン。」

 

アスラン「いや、どうやら。あそこの艦娘から

     お礼のメッセージがきたが、俺たち打てるはずないのに」

 

その答えらしきものが、頭の中に情報として入ってきた

『先ほどのは、モールス信号といってこの時代には主流としている

 暗号通信です。あなた方の世界ではもうなくなっていますが

 受信できるように艤装に装備しています』

 

キラ「あの女神様。タイミングよく情報をくれるね」

 

アスラン「だな、どれ俺もオープンチャンネルでこれから打つ。」

彼が打ったモールス信号の内容はこうだった

 

”宛、キュウジョニキタ繰リ返スキュウジョニキタ。

 アナタガタに敵対スルイシハナイ

 発 オーブ連合首長国 アスラン・ザラ”

 

だが、最後の国名を入れたことによりますます

艦娘達は混乱を招くことになった。

 

霧島「オーブ連合首長国?そんな国はないのに」

榛名「何かしら、その国?」

 

だが、続けて電文が入る

 

”前方ノ敵艦隊ヲ攻撃スル。負傷シテイル艦娘達がイタラ  

 オシエテホシイ。”

 

この電文により、蒼龍と五月雨は小破

愛宕は中破と霧島は判断。

 

霧島「蒼龍さん、ここは彼らを信じましょう。

   あなたと五月雨はこれ以上の戦闘継続は難しいです」

 

霧島は蒼龍に五月雨と共に戦線を離脱するように通達。

続けて愛宕には、二人を護衛するように伝え戦線を離脱するように伝えた

 

愛宕「わかったわ。気をつけてね。霧島ちゃんに榛名ちゃん」

愛宕はそう言い残すと、五月雨と蒼龍の元へ向かった・

 

離脱する様子を見て、キラとアスラン話す

 

アスラン「どうやら、電文が届いたみたいだな」

キラ「だね、僕たちは降りようか?」

 

「賛成だ」と同意したアスランは、それぞれ榛名と霧島の元へ降りる。

 

だが、その間にも二人の介入に自分たちを忘れられたと思った

ロ級は、怒りのあまり2人に砲弾を放った。

 

放たれた砲弾に気付いた榛名が「危ない」と打ち落とそうとしたが

砲弾が出てこない。

 

最悪なことに砲弾をすべて打ち尽くしてしまったのだ。

 

同時にアスランも警告音が聞こえた為、危険と判断。

ジャスティスのファトゥム-01を切り離し先頭部分が光り出し

自分たちに向かっていた砲弾に向かって放った。

 

放った砲弾が途中で爆発を深海棲艦も確認。

すると、爆発した煙から何かがこちらに向かったきた。

 

ロ級「ナ、ナニ。」

 

それは、アスランの放った武装ファトゥム-01だった。

彼は砲弾をはなった相手を撃沈せよと命令を出していた

ファトゥム01はその命令にしたがい、砲弾

 

ロ級は『落ちろ』と言わんばかりに、砲撃するがそれは遅かった。

 

ファトゥム01は、耐装甲ナイフが光を放ちロ級を貫通。

 

ロ級「■■■■■■--------」

耳を切裂く断末魔が辺り一面に響く。

 

そしてファトゥム01は、アスランの背中に再び戻った。

 

爆発の瞬間見ていた謎の二人組

 

??A「キタカ、マサカノ登場トハオモワナカッタガ」

 

??B「ソレデモ、コノ二体ハモトモトアイツラノセカイデヘタデータ

    デツクッタモノ。ドレクライ働イテクレルカ」

 

そういうと2人組は、海に沈む間際に空母ヲ級にその2機を発進させろと命令し

ヲ級は頷いた。

 

ヲ級「イケ、グフイグナイテッド。ソシテザクウォーリア」

 

そういうと何かの意志が働くようにオレンジの機体と白の機体は一つに目が

輝き始め、キラとアスランの元へ向かう。

 

ヲ級「ドレ、艦載機もダシテオクカ」

ヲ級は頭から30機にも及ぶ航空機を発艦させた。

 

深海棲艦は残りハ級を含めて二隻となった。

 

そしてキラとアスラン達は榛名と霧島に合流した。

 

キラ「大丈夫、君たち」

 

巫女服姿に近い服装をした霧島と榛名。

だが彼女たちは先ほどの戦いでかなり消耗しており服装が破れていた

 

榛名「先ほどはありがとう。ございました」

榛名はファトゥムで自分たちを守ってくれたアスランにお礼を述べる

 

アスラン「礼には及ばないが、負傷しているものがいるなら言ってくれ」

 

霧島「ところでお二人は、どちらの鎮守府所属ですか?

   私たちの鎮守府ではないようですし、それにオーブ連合って」

 

霧島は空気を読まない割にすぐに真相を追及するとその時であった

キラ「3人とも今はこの状況を何とかしないといけないはずだよ」

 

キラは警告音に気付く。

振り返ると上空には、丸い物体の飛行物体と併せて海面にはヲ級とハ級が近づいていた。

 

榛名と霧島には見慣れた光景であったが、奥からは見慣れない2体が近づく。

 

アスラン「やはり、あれは・・・」

女神から見せられた映像と同じだったのだ

 

彼は「俺はあれを何とかする。キラ、お前は彼女達を頼む」

と言うと、スラスターを全快にして体に近づく。

 

キラ「わかった。アスラン。気を付けて」

 

すると二体もアスランに続き空へ飛び始める。

 

榛名「飛んだ。深海棲艦も。あの2体は見たことがない」

 

霧島「私のデータにもない」

 

2人が傍観するのは無理もなかった。

海上での戦いになれた艦娘達は空へと上がる深海棲艦は見たことがないのだ

 

キラ「二人とも。こっちも迎撃するよ」

 

キラは榛名と霧島にそういい、残るハ級と空母ヲ級に向けて向かった。

 

 




第一艦隊と合流した。キラとアスラン

アスランは敵深海棲艦が放ったかつて共に戦った仲間の機体と戦う
2つの機体に呼びかけるアスランだったが、反応はなく向かってくるグフとザク

その頃、キラと霧島と榛名はヲ級とロ級と戦うも
空中戦や遠距離射撃に特化したフリーダムの武装に苦戦するキラ

次回、「艦隊これくしょんー蒼き翼と紅き騎士ー」

仲間を守るため、大空へはばたけ フリーダム


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PHASE-12 大島沖開戦②

遅くなりましたが、最新話です。



アスラン「おい、ハイネ。レイ」

攻めてくる二体のMSに呼びかけるが応答がない。

 

それどころか、オレンジのカラーリングのグフが近接戦闘用の

武器「テンペスト ビームソード」を翳してアスランに襲い掛かる。

 

アスラン「くっ。」

ジャスティスのスラスターで避けるが、ザクウォーリアのバックパックから

AGM138ファイヤビー 誘導ミサイルが追いかけてくる。

 

背中に装着のファトゥム-01のスラスターを使って全速力で逃げるが

誘導ミサイルは追いかけてくる。

 

グフは,無言でアスラン追いかける。

 

アスラン「くそ!。」

 

腰に装着していた。「MA-M1911高エネルギービームライフル」を握り

ミサイルに向けて撃つ。

 

銃口からは、青色のビームが放たれミサイルに命中。

誘爆から何発か落とせたが、それでも残りが追いかけてくる。

 

ミサイルを落とすことに精いっぱいのアスランにキラは無線を通して

助けに行くと言うが、「これは俺がやる。キラお前はあの子たちを助けるんだ」

そういう無線を放ち上空で戦いに専念をした。

 

アスランは、熟知していた。一時期ではあるが

戦艦ミネルバで戦った機体のパイロットの特徴をつかんでいた。

 

そしてキラが、霧島たちの元へ向かうのを確認すると「MA-M1911高エネルギービームライフル」

背中の下に装着後、両腰元に装着していた二本の筒を合体させビームサーベルにしてスピアーモードにした。

 

アスラン「でぇぇぇい。」

 

スラスターを全快にさせ、まずはグフイグナイテッドへ向かった。

グフも剣をビームサーベル上にして突入していった。

 

そして二体のビームサーベルが交わり火花に似た光の粒子が飛び散った。

 

アスラン(ハイネ、もうやめろ。お前はもう・・・・。)

 

彼は心の中で願った。もう死んだはずの仲間が乗っていたMSが目の前にいる

2機が戦っている時だった。

 

??「ザクウォーリア、オマエハモウ一体ヲオエ」

誰かが、放ったのか。レイの機体だったザクがキラ達めがけて突入していった。

 

アスラン「しまった、キラ。」

助けに行こうにも、目の前のグフにアスランは精いっぱいだった。

 

一方で、キラは霧島と榛名達で残る深海棲艦達を迎撃していた。

 

キラは空を飛び腰のビームサーベルで深海棲艦の銃口を無力化にしていっていた。

 

キラ「こいつら、MSでもないのに。一体どうしたら!」

 

ビームサーベルで、銃口らしきものを見たら切断するなりしていったが

後から後から湧いてくるのに対策が撃てないでいた。

 

霧島「あの人、あれじゃあ。きりがない。どうすれば」

彼女はどうやら、彼は深海棲艦との闘いが初めてだと直感し直接攻撃をして

と伝えたいができないでいた。

 

霧島「まったく、ヲ級の艦載機が来てきりがない。榛名」

彼女は妹の榛名を見るがやはり状況は同じだった。

 

そしてキラは、頭に警告音が鳴り響く。上空を見上げると

ザクウォーリアが近づく。

 

キラ「しまった。」

なぜかというと、バックパックにはミサイルが今にも発射する寸前だったのだ

 

迎撃も間に合わず、ミサイルが発射される。

数発はキラへ、残りは海上へ向かっていった。

 

彼は咄嗟に、フリーダムの両腕を掲げシールドを展開。

ミサイルの爆発に巻き込まれる。

 

上空の爆発に、海上のヲ級を含む深海棲艦や霧島と榛名は上を向く。

すると先ほど彼女らが見たものが自分たちに向かってくるのである。

 

霧島と榛名は、恐怖から逃げることができず

 

霧島「金剛お姉さまと比叡。提督をよろしくお願いします」

榛名「比叡また会えますよね」

 

2人は最後を悟り目をつぶったその時だった。

 

上空の爆発から何かが放たれて、2人に向かっていたミサイルは直前で爆発した。

 

霧島・榛名「きゃぁぁぁぁ」

2人は海面に倒れた。

 

上空を見上げると、キラのフリーダムが上空に待っていた。

しかも2人が見たことのない換装モードでいた。

 

両腕に高ビームライフルを持ち両腰のレールガン腹部のスキュラそして背中のスラスターからが

砲撃モードになっていた。

 

キラは二人の元へ降りてきた。

 

キラ「間に合ってよかった。誰も沈まなくて」

彼の問いかけに疑問を持った榛名は言う。

 

榛名「あの・・・。キラさんですよね?」

彼女は、見た目はそのままだが何か違和感を感じていた。

 

キラ「そうだけど、何か?」

彼は普通に返す。

 

霧島「何を言ってるの。榛名・・・そんなわけ」

霧島も何か違和感を感じたが。

 

彼女らは直感で何かを感じたがそれが何かは今はわからなかった。

 

キラ「・・・・。くっ」

彼はそういうと、上空のグフと深海棲艦達のほうへ向かい砲撃モードのまま見つめる

 

キラ「一気にかたをつける」

そういうと、彼の頭はフリーダムの十八番マルチロックオンからの一斉砲撃の準備を開始する

 

キラ「二人とも、ぼくの背中に避難してください」

突然の問いに霧島たちは「えっ」と驚く。

そしてキラの「沈みたいんですか?」の問いに「わかりました」と言い

中破の榛名をかばう形で霧島が覆う。

 

確認したキラは、無言でフリーダムの十八番フルバーストそれぞれの銃口から

赤と青の光る閃光が深海棲艦に向けて放たれる。

 

ヲ級「ナ、ナンダ。アレ・」

何かを言う前に、閃光を浴びて跡形もなく消えた。

ヲ級から発艦していた。艦載機も閃光で炭になった

 

そしてロ級も「ソ、ソンナ。異次元ノ」。

 

ザクウォーリアは、辛うじて閃光を免れたが。

背中のバックアップのミサイルがなくなったと同時にキラ達を倒さずに上空へ飛んで行った。

 

??A「マァ、イイ。今回ハイイデータガ取レタ。」

 

??B「撤退サセロ。」

 

??C「ハツ」

 

離れたところから、戦闘を見ていた。深海棲艦の幹部たち

ジャスティスとフリーダムの戦いについてデータを目的だったのかは不明だが

オレンジのグフと白のザクウォーリアを撤退するように信号を送る。

 

すでに上空を上がっていたザクを除きグフもアスランと戦っていたが

突如ビームサーベルを仕舞い、ジャスティスに背中を向けて飛び立っていった。

 

その光景に、アスランは何が起こったんだとわからなかった。

 

アスラン「キラは」

そういうと海上を向けると驚いたことになっていた。

 

フリーダムの武装の中で、肩と翼がぼろぼろになりあちこち切裂いたような姿になっていた。

アスラン「キラ・・。」

 

心配そうに彼も海上へ下降する。

キラも空からジャスティ宇の武装したアスランが下りてくるのを見えた。

アスランはキラに「大丈夫か?」

キラも「うん、大丈夫だよ。アスラン」

にこやかな笑顔で返す。

 

そして、キラとアスランは、残った霧島と榛名達と話し合った結果。

すでにそのほかの艦娘達は離脱させて、鎮守府に向かったことを再確認。

 

無傷のアスランを旗艦?にキラ・榛名・霧島の順に自分たちも一路鎮守府に向けて出発。

 

数時間後

霧島たちは、館山鎮守府に到着。

 

港には、長門と陸奥のほか。

暁たち第六駆逐隊が出迎えていた。

 

飛鳥提督が望遠鏡でキラ達が帰還。

そして霧島と榛名が被弾しているのを確認するとすぐに入渠準備を指示。

 

先行で帰還していた蒼龍が榛名を。

愛宕は霧島を担いで入渠へむかった。

 

そして後から、キラとアスランが上がる

長門「お二方には、2度も助けていただきそれに誰も仲間を失うことなかった

   感謝する。」

 

キラ「言え、僕ら・・は。」

彼はそういうと気を失いその場で倒れた。

陸奥「キラさん。しっかりして」

 

アスラン「キラ、俺が医務室へ連れて行く

     誰か案内してくれ」

 

すると意外な、一人が手を上げる

長門「電(いなずま)か。すまんが案内してやってくれ」

 

電「はいなのです。アスランさんこっちなのです」

アスランはキラを担ぎ電の案内で医務室へ向かった。

 

暁「珍しいわね。あの電が率先していくなんて」

雷「ほんと、どういう風の吹き回しなのかしら」

暁型一番艦と三番艦のおとなしい電が珍しく、二番艦響がとんでもないことを言う

 

響「電。恋してるんだよ。あのアスランって人に」

響を除いてその場全員が凍り付く。

 

その場にいた全員が「えーーーーーーーーーーーーーーー」という




大島沖海戦から、誰も失わずに救出した2人は。
飛鳥提督の好意により元の世界に戻るまで館山鎮守府に所属となった。

だが先の大島沖海戦でキラは負傷してしまう。
フリーダムとジャスティスの艤装は修理方法が見つからないでいた
そんな2人のの元にある報告が入る。

それは、艤装を強化するというものだった。
そしてその方法とは一体・・・・。

次回、艦隊これくしょんー蒼き翼と紅き騎士ー 新たなる力(仮

新たな力で希望をともし出せ、ジャスティス・フリーダム


作者「タイトルは仮です」


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PHASE-13  元の世界

お久しぶりです。

実は小説の才能がないなと思って7年間放置していました。
ですが今年、続きが楽しみですという感想を頂いたのと艦これ2期が始まったので
もう一度これの続きを作ろうと思い今回投稿いたしました。

前回は、伊豆大島近海でのキラと艦娘たちの戦闘を投稿しました。
ですが充電期間が長すぎてしまったため、一度読み返して修正(加えられたら)してみようと思います


なので、今回は時間列をSEED側のお話です。


キラとアスランが搭乗する機体が黒い穴に吸われてから数時間

 

オーブ連合首長国

オノゴロ島 オーブ軍本部

 

オーブ軍オペレーターA「急げ、今は被害の全容を把握するのが先だ」

オーブ軍オペレーターB「ジャスティスとフリーダムの捜索も並行して進め」

 

本部は、大騒ぎだった。

それもそのはず、現在は戦争もなく平和なひと時に謎のアンノーンによる襲撃

迎撃にでた、ジャスティスとフリーダムが行方不明になっていたからである。

 

オーブ連合首長国

アカツキ島 アスハ家所有秘密ドック内

 

先の戦闘で被弾したアークエンジェルが修理を行っていた。

 

マリュー「あとどれくらいで修理が終わる?」

マードック「そうですね、イーゲルシュテルンは問題ないにしても

      歴史でみた東アジア共和国の書物で見たことあるものですわ」

 

マリュー「そう、とにかく急いで修理をお願いね」

マードック「わかりやした」

 

2人の視線はアークエンジェルに向いていた。

 

??「マリューさん」

そのドックに、ザフト軍の制服を着た2人の女性が入ってきた」

 

マリュー「あら、メイリンさんとルナマリアさん」

 

ルナマリア「あの、アスランが行方不明に」

メイリン「なったって本当ですか?」

 

マリュー「ええっ、今カガリさんが全力でキラくんたちを探してくれてるわ」

 

メイリン「あの、それって?」

 

メイリンが何かを話そうとしたとき

 

ルナマリア「メイリン。」

 

ルナマリアはメイリンに向かって、まだ話さないでと首を横に振った

 

マリュー「どうしたの?」

 

メイリン「でも、お姉ちゃん。」

 

メイリンの表情を見てルナマリアは少しため息をついて

 

ルナマリア「実は・・・。まだこれは公式には発表されていないんですが。私たち」

 

ルナマリアはマリューに数週間前にザフトプラントで起きたことを話した。

 

 

数週間前の事

 

プラント内にて、拳ぐらいの大きさのアンノーンが飛来して街を襲い始めたという

 

防衛にでた、ザフトのMSでは目標が補足されにくく苦戦をしていたとのこと。

 

だが、それに唯一太刀打ちできたのが。

 

過去にミネルバ所属だったインパルスガンダムのコアファイターだった

 

小回りがきき、何とかプラントのアンノーンを撃退。

 

何処から侵入したのかわからず、ザフトはデスティニーとインパルスに

 

プラントの外を調べるように命じた。

 

シン「くそ、何処から侵入したんだ。まさかロゴス!」

 

コクピットからは見えるのは、砂時計の形をしたコロニーが見えてあとは漆黒の宇宙が広がっていた

 

ルナマリア「でも、あれだけ小さいとまさか地球軍の秘密兵器?」

 

彼らの脳裏に不安がよぎるのも無理はない。

 

今まで自分たちの住むプラントに何度も攻撃を受けていたからである

 

不審船らしきものが見つからず、シンたちは本部に特に問題なしと報告し

 

戻ろうとしたときだった。

 

デスティニーの目の前に、黒いブラックホールのようなものが現れてデスティニーを

 

吸い込もうとしたのであった。

 

シンは、フルスロットルでブラックホールから抜け出そうとしたが吸い込まれてしまった。

 

ルナマリアはシンを救出しようとしたが。

 

シン「ルナ、来るな」

 

その言葉と共に、デスティニーとシンは吸い込まれてしまったのである。

 

 

 

 

 

 




すみませんが、今回は次回予告は無しです。


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PHASE13 医務室

1年半ぶりに投稿です。

ネタ切れもありましたが、もう一つの作品を作ることになり
そちらを作って投稿していました。

そして、投稿した本日。

機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMの劇場版公開。

もちろん、私は仕事休みだったのであさイチで見てきました。

SEED SEEDDESTINYと見てきたのでそりゃ楽しめましたよ。

なのでこちらも少しずつですが公開できて行けたらと思ってます。

ではどうぞ


館山鎮守府内

 

キラが倒れてしまい、医務室へ運ばれた。

 

そこには常駐している医務官がキラの容態を診ていた

 

それを見守る。アスランと電。

 

医務官「恐らく、艤装の使い過ぎでしょう。負荷がかかったことによるものですね」

 

医務官の診断の結果。疲労によるものだと結論に至った

 

ホッとする。見守るアスラン

 

医務官「しかし、彼とあなたは一体どこの鎮守府所属ですか?

    この艤装は見たことがないのですが」

 

キラの眠るベットの横にフリーダムの艤装が置かれていた

 

その言葉に

 

「新兵器のテストです。彼らは私のところに配属になりました」

 

秘書艦が医務官に説明する。

 

 

医務官「これは、長門秘書官」

 

医務官は敬礼する。

 

 

長門「電ご苦労だった。下がっていいぞ」

 

電「はいなのです」

 

可愛い仕草で敬礼をして医務室を出て行った電。

 

それを見送るアスラン。

 

長門「すまない。医務官私は彼らと話をするように言われている。

   出て行ってくれるか」

 

長門の言う通り医務官は医務室を出て行った。

 

扉が閉まり医務室にはベットで横たわるキラとアスランそして長門の3人だけになった

 

長門「さて、改めてだが。

   この度は我々の艦娘たちを助けてくれてありがとう

   礼を述べさせてくれ」

 

長門は、腰を低くして言った。

 

 

アスラン「長門さんでしたっけ。頭をあげてください

     礼を言うのはこちらのほうです。」

 

 

アスランはわけもわからずに自分たちの当面の住まいを確保してくれた

館山鎮守府を管轄する提督たちに感謝をしていた。

 

長門「今日は、疲れただろう。アスランと言ったな

   君もここで休むと言い」

 

長門は察してそういうと部屋を出て行った

 

医務室にはもう一つベットが置かれていた。

 

 

一方そして、フリーダムの艤装とジャスティスの艤装は

仮置き場として館山鎮守府内にある艤装置き場に収納された。

 

すると,転送された艤装に驚く艦娘が一人

 

夕張「あら?珍しい艤装ね。今日誰か?配属されたっけ」

 

そう言いながら、珍しいジャスティスの艤装を眺める

 

赤く深紅のファトゥムのリアクターを見ていた

 

夕張「これって、まさか。提督の・・・・」

 

 

そして、夜が明けた。

 

医務室にて扉が開いた。

 

アスランが食事を持って戻ってきたのだ

 

結局、あれからアスランはキラにつきっきりで看病していた

 

途中で、駆逐艦の雷電の姉妹が訪れて眠るキラを心配する

 

キラ「んっ。ここは」

 

キラが目を覚ました。

 

アスラン「キラ。目を覚ましたか。よかった」

 

キラは声をするほうに視線を向ける

 

キラ「アスラン、ここは」

 

館山鎮守府内の医務室であることを伝え、お前は恐らく疲れで倒れたことを伝える

 

 

そしてタイミングを見計らったように

 

2人の秘書艦が入ってきた。

 

長門「目が覚めたようだな。ええっと」

 

キラ「キラです」

 

長門「キラ。その体調はどうだ」

 

陸奥「医務官から報告を聞いてね。恐らく疲れがでているのではと報告を聞いてた」

 

陸奥は我々は元々戦艦の生まれ変わりでもあることを伝える。

 

2人は、驚く。

 

無理もない彼らは、MSという大型の人造機体をOSでコントロールして操縦するパイロットとはいえ

 

この世界に来てしまったとはいえ今までとは違う苦労を経験したからだ。

 

そこで、陸奥と長門は提案を行う。

 

 

 

 




如何でしたでしょうか。

短い文で今回は投稿になりました。

今回は、SEEDでフリーダムでフレイを追うキラがエターナルに戻って

倒れてアスランが医務室に運ぶシーンを思い出しながら創作しました。

それで、長い間ほったらかしにしていたのでいくつか設定を変更する予定を

考えています。



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