やはり俺がボーダーなのはおかしいのか? (ライとも)
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設定、連絡事項など
〜キャラ設定など〜


オフィシャルデータブックを今日買ったので、書きました。


名前:比企谷 八幡

所属チーム:玉狛第一(木崎隊)一応A級ランク外

ポジション:オールラウンダー

 

メイントリガー

天地(弧月)・旋空・メテオラ・バイパー・アステロイド・ハウンド・シールド

 

サブトリガー

スコーピオン・グラスホッパー・スパイダー・FREE TRIGGE

バイパー・ハウンド・バッグワーム

 

パラメーター

攻撃:9

防御・援護:7

機動:7

技術:10

射程:7

指揮:5

特殊戦術:4

トリオン:13

TOTAL:62

 

戦闘の師匠はレイジさんと迅さんで、戦術は基本我流。

トリオンが出水より高くコントロール力も高いため基本ガンナー用トリガーを使う。弧月は気まぐれに使う。後、那須の師匠的な立ち位置にいる。

 

最近のブームは全攻撃のメテオラ。(太刀川さんなどからは流星群と比喩されている)もう1つのブームは、『メテオラ』+『ハウンド』=『サラマンダー』にはまっている。:だって、敵見つけたら追跡してドーンで終わるから楽。by八幡

 

林藤さんに頼んで天地(弧月)を作ってもらい現在密かに特訓している。レイジさんと同じようにホルダーを改造したため、スロット数がレイジさんと同じになった。これを知ってるのは林藤さんとトリガーを作る際に関わった人だけ。(八幡よく話す人の中では)

 

 

基本どの隊とも仲がいいが、特に太刀川隊、那須隊とは仲が良い。 太刀川隊では、国近さんとよくゲームをして遊ぶ。たまに小南も入れてするが、基本弱く、負けたら国近さん同様めっさめんどい。

那須隊との交流は、非番の日に那須隊(主に熊谷)から那須の家に来いと脅され、那須の部屋に女3人、チャット(女)1人、男1人の状態で話したり、ランク戦について語ったりする。おかげで少し女子の耐性がついた。はず…。

 

八幡は、年上からは、出来の悪い(主に目が)弟のような感じに見られ、年下からは、少しひねくれた捻デレの兄的な存在。例外として、菊地原と木虎は、めちゃくちゃ生意気で菊地原は何度かフルボッコにした。木虎をフルボッコするのは怖いので「烏丸に報告して、評価を下げるぞ」という脅迫で脅している←クソですね、はい。

 

ちなみに学校ではボーダー隊員以外は、八幡がボーダーに入っている事をもちろん知らない。校長は知ってる設定で。ちなみに、八幡くんは、早退、遅刻、無断欠席の元常習犯で先生達から、あまり良く思われてはいない。

 

総武高校にいる人達〜

 

1年

菊地原、歌川

 

2年

八幡、宇佐美、氷見、綾辻、三上、奈良坂、辻

 

3年

荒船、犬飼

 

他校の人達〜(八幡がアドレス持ってる人達)

 

1年

烏丸、時枝

 

2年

熊谷、三輪、米屋、那須、小南

 

3年

影浦、国近、村上

 

それより下の学年〜(ry

 

木虎、黒江、緑川、日浦

 

八幡より年上〜(ry

 

太刀川、風間、迅、木崎、嵐山、加古、堤

 

 

八幡の事が好き(?)な人達〜

 

国近、那須、小南←好きな人達

 

熊谷←好き?

 

 




熊ちゃんをヒロインにするかすごく迷ってます…個人的には結構好きなんですよね。どうしましょ…


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本編
第1話 「八幡のボーダーでのある1日」


ライともです。
ただただ書きたかった…それだけなんです…
小南と那須さん可愛いっす…


( ゚∀゚)・∵. グハッ!!


俺は今とても家に帰りたい…家に帰って小町に癒されたい…仕事したくないよぉ…働きたくなぃ…

 

「おい、比企谷どうでもいいから働いてくれ…」

 

「働きたくないっすよ…迅さん」

 

このぼんち揚げモンスターは迅 悠一。玉狛支部の自称エリート隊員。そしてS級隊員だ。

 

「ぼんち揚げモンスターって何だよ、せめてぼんち揚げマスターと呼んでくれ」

 

「人の心読んだ挙句に訳の分からないこと言わないでくださいよ…帰りますよ?」

 

「おいおい帰るなよ…後であの甘いの箱で送るから」

 

「迅さん何やってるんですか早く働きますよ!あ、後、5箱でお願いしますよ」

 

「5箱…まぁ分かった。とりあえず行くぞ」

 

「「トリガー起動」」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ふぃ〜働いてしまった…まぁマッカン5箱と給料が来るなら別にいいか…今何時だ?………げっ!めんどくさいのが帰ってくる…!早くかえr…

 

「ただいま〜!」

 

うわ…来ちゃったよ、帰って来ちゃったよ…

オワタ\(^o^)/

 

「あれ?比企谷しかいないじゃない、他のみんなは?」

 

「あー、烏丸はバイトでレイジさんは筋トレ、宇佐美は陽太郎とお出かけだ」

 

「ふ〜ん、なら暇だから闘いなさいよ」

 

いうと思った…こいつ暇になったらすぐこれだからな…しかも基本俺だけに限定しやがって。いつかギタギタにしたやる…まぁとりあえずは、

 

「すまんな。今日はじいさんの命日だからもう帰るわ」

 

「え?!そうなの!なら早く帰りなさいよ!」

 

「わかった。じゃあまた今度な」

 

「明日は闘いなさいよ〜!」

 

「そうそう、さっきの話全部嘘だから。んじゃ」ビシッ

 

「………!!……………!!」

 

何か言ってるようだが残念もう聞こえないのだよ。

あ、さっきのすぐ騙されるバカは小南桐絵。玉狛第一の戦闘狂だ。あと、声の無駄遣いが激しい。そんなことはどうでもいいんだ、この後は約束があるからブースに行かなければ。

 

〜ブース〜

「那須!すまん遅れた」

 

「ううん、大丈夫だよ比企谷くん」

 

こいつは那須隊隊長の那須玲だ。めちゃくちゃ美人でボーダーでは結構人気だ。しかし、身体が弱いらしくてトリガーで治してるだとかどうとか…まぁそんな感じだ。

なんでこんな美人と待ち合わせをしてるのかって?

 

「じゃあ、特訓するか」

 

こういう事だからだ。

 

‘’模擬戦10本勝負、始め!ビ--‘’

 

今回のフィールドは河川敷か…まぁボチボチやりますかね

 

「メテオラ」

 

ドドドドドドッ

 

『トリオン漏出過多 那須ダウン』

 

おっ?適当に撃ったら当たった。なんか俺のメテオラはよく流星群みたいと比喩される。さらには、太刀川さんにはウザ過ぎて目が腐りそうだとか言われた。ウイルスじゃねぇよ。とまぁ、そんな筈ないだろと思って履歴を見たらマジで流星群だった。ごめんな那須。

 

この後は2本ほど俺がしくじって結果、8対2だった。

 

「うーん…やっぱり比企谷くんは強いね」

 

「そうか?それより特訓っていう感じにならなくてすまん。」

 

「いや、気にしなくていいよ!比企谷くんは、小南ちゃんと同じで感覚派なのはもう知ってるから」

 

「あいつと同じにしないでくれよ…」

 

「ふふふ、ごめんね。また今度も付き合ってくれる?」

 

「あぁ、分かってるよ。そうしないと小町がうるさいからな。」

 

「捻デレだね」

 

「うるせ、捻デレ言うな」

 

「そろそろ帰らないと行けないからまた今度ね!」

 

「おう。」

 

ふぅー…今日も1日終わったなぁ…家帰ってマッカン飲むか…

 

「ひ〜き〜が〜や〜!!」

 

ビクッ?!……やばい、あの声の無駄遣いヤローがすげぇ低い声出してる…相当お怒りのようだ…ガタガタ…

 

「な、何でしょうか?小南様?」カタカタ

 

「なんで、私とのバトルは蹴って、那須ちゃんとはバトルするのよ!!!」

 

あっ、終わった…意識がだんだん、なくなっ、てき、た…バタッ!!

 

「ふん!」




バトルシーンは、まだ早いかなと思って省略させていただきました。オリジナル展開は書きやすいっすねw
あと、小南と那須さんの互いの呼び方はあれでいいのかよく分かりませんがなんかあったら教えてください。お願いします。

次回も多分オリジナルなのでよろしくお願いします!


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第2話 「八幡はかなり(舐め)腐っている」

早速ですがもう2話目です。
なんかこっちの方がサクサク進みそうな気が…

では、どうぞ!


おっす、おら八幡!今精神的に超死にそう…なんでかって?こないだ小南のバトル蹴って那須の特訓を手伝った事のあれとして殺されてます。何回殺されたか聞きたいかい?もう50回は何も出来ずに殺されてます…ダレカタスケテ…

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ふぅーすっきりしたわ!また闘いなさいよね!」

 

「いや、今回のは闘うっていうか一方的だっ「闘いなさいよね?」はい、闘わせて頂きます。」

 

何なのどっからその低い声出てるの?アフレコ現場?なにそれちょっと怖いわ〜

 

「小南先輩、比企谷先輩が可哀想ですよ」

 

お、出てきたモサモサしたイケメンこと、烏丸京介。

いつも無表情で、顔の筋肉使ってなさそうで疲れなさそう。なんかいいなー

 

「そうだそうだ、比企谷先輩が可哀想だー」

 

「比企谷うるさい!」

 

「なんで俺だけ?!」

 

いじめ?何なの?俺のこと嫌いすぎるだろ…まぁどうでもいいけどね

 

「そういえば、前に比企谷先輩が小南先輩の事すげぇ可愛いって言ってましたよ」

 

「え?!そうなの!何よそれ…///」

 

おいおい照れるな照れるな。俺まで恥ずかしくなるだろ。でもまぁ黙ってれば可愛いよなこいつ、黙ってればの話だがな。

 

「小南先輩すいません。嘘です」

 

「え?」

 

「全部嘘です。」

 

「また騙したわねぇぇ!!」

 

「うぉ!なんで俺を殴るんだ!騙したのは烏丸だろ!」

 

「はははー」

 

「おいこら、烏丸!無表情で笑ってないで助けろ!」

 

ギャ-ギャ-ワ-ワ-

 

「おーおー今日も賑やかだな〜」

 

「あ、迅さんどうしたんっすか?」

 

「ボスが例のものが出来たから来いって言ってたぞ」

 

「あーあれやっと出来たんですか。分かりました今すぐ行きます」

 

「ねぇ、烏丸。例のものって何よ」

 

「あれですよ。比企谷先輩の専用トリガーの事ですよ」

 

「……ホントは?」

 

「だから、比企谷先輩の専用トリガーの事ですよ」

 

「ねぇ迅、ホントなの?」

 

普段、こいつは信じると騙されるがまた逆も然り、信じないと本当の事なんだよなぁ…まじで面白いw

 

「あぁ、ホントだ」

 

「え!今回はホントなの?!」

 

「あぁ、ホントだって言ってるだろ。取ってくるわ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ちわーす。林藤さん例のもの取りに来ましたよ〜」

 

「よし、比企谷来たか。これがお前専用のトリガーだ。」

 

1つのトリガーが手渡される。

 

「ありがとうございます」

 

「早くそのトリガーに慣れるために模擬戦でもしたきたらどうだ?」

 

「そうっすね…とりあえずブースに行ってきます」

 

ウィ-ン

 

うーん…誰と模擬戦をしようか…小南は、アレだし…太刀川さんとかなら喜びそうだけど俺がきついからな…槍バカ、弾バカ…うーん、すぐ勝ちそうだな(ゲス顔)

 

「あ!ハッチ先輩!」

 

「ん?どうした緑川」

 

こいつはアレだ緑川駿だ。なんか、天才らしくてすぐA級になったらしい。あとスゲーフレンドリーだ。うん。面白いやつだ。

 

「久しぶりに模擬戦しようよ!」

 

「おう、いいぜ。俺もちょうど模擬戦相手を探してたんだよ」

 

「じゃあ112番に入るけどハッチ先輩は…」

 

「121番に入る」

 

「了解!」

 

トリガーの説明あんまし聞いてなかったけど何とかなるだろ。

 

『ねぇハッチ先輩!何本勝負にする?』

 

「あーとりあえず5本で頼む」

 

『わかった!』

 

 

《比企谷 対 緑川 五本勝負開始ビィ-》

 

うへーなんだこの服装…キリトくんかよって思うくらいがっつり黒のロングコートじゃん…絶対動きづらいじゃねぇか…開発局からのいじめ!権力には勝てねぇよ…

 

「なんだこのトリガー?普通の弧月じゃん」

 

うーん…本格的にいじめられてんのか?泣くよ?俺泣くよ?

 

「ハッチ先輩!いつまでボーってしてんの!」

 

相変わらずちっせーから動きが速いな…こっちはまだトリガーの能力も理解してねぇのに、よ!

 

「え?」

 

「は?」

 

『伝達系切断 緑川ダウン』

 

ただ横に弧月振っただけで緑川が真っ二つになったんだけど…なにこれ危ねぇよ…これなら太刀川さんと張り合えるんじゃね?KI・TA・KO・RE!

 

『2本目開始ビィ-』

 

「今度は俺から行くか」

 

グラスホッパーを使い空中を飛び回るが全然緑川が見つからん。どこだ?

 

「おりゃ!」

 

ガキンッ!!

 

なーんてなwちゃんとシールドは張ってますよ。

トリオン少ししか流さなかったらどうなるんだろうか…

 

「ふっ!」

 

「うぐっ…!」

 

今度は全然切れず、緑川は吹き飛んでいった。なんだこれ拷問道具にもなったぞ…俺にそんなに趣味はねぇよ…

 

「ハウンド」

ドドドドッ

 

『トリオン漏出過多 緑川ダウン』

 

しかもこのトリガーメインで6個もセットできるじゃん!サブと合わせて10個!なにこれTUEEEE!

 

とまぁそんなこんなで5対0のストレートで勝ったが、まだ分からないところが少しあるからまた誰かで実験だな(ゲス顔)

 

「ハッチ先輩!何そのトリガー!強過ぎない?!」

 

「だよな…俺も軽く引いてるわ」

 

「今度は10本勝負しようよ!」

 

「すまんな、一応トリガー使っての報告するつもりだからまた今度な」

 

「うん、わかった!今度ね!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ちわっす。」

 

「お、比企谷か。どうだったそのトリガーは」

 

「初っ端、軽く振っただけで緑川が真っ二つになった時はかなりビビりましたけど使いやすかったです。」

 

「そうか、それは良かった。まぁ…楽しんでけよ、比企谷」

 

「うっす…」

 

ふぅ…一応報告もしたし帰って小町に癒されるとしますかね…。

ハッ!やばいなんか嫌な予感がする…俺のサイドエフェクトがそう言ってるドヤァ

 

「比企谷!あんたの専用トリガーめっちゃ強いらしいじゃないの!闘いなさい!」

 

戦闘狂☆降☆臨!

 

「疲れたから明日ならいいぜ」

 

「わかったわ。明日、絶対よ!」

 

「あぁ」

 

はぁ疲れた眠いマッカン飲みたい…

帰るか…




2話目終了です!
なんか軽く小南オチみたいになってきたw
次回から少しずつ俺ガイル要素を入れていきたいと思います!
それと、サブタイトルと内容があってない気がする…
サブタイトル難しい…
なんかあったら言ってください

〜追記〜
内容を一部変更しました。ご了承ください。
では次は3話で会いましょう!


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第3話 「俺…先輩としてガンバレ…」

サブタイトル考えるのが難しい…
今回は俺ガイル側の話です。
どうぞ!


「ようこそ、奉仕部へ」

 

何がようこそだコノヤロー。おっと、読んでいる皆さんはなんでこんな感じになっているか分からないだろうから簡単に説明するぜ

 

平塚先生に課題について怒られる→口挟んだら殴られかける→平塚先生が罰として俺を奉仕部へ連れていく→少しこの雪ノ下と話す→クイズを出されたから答えていく→そして今に至る。

 

どうだ!簡単に纏めただろ!さすが八幡、さすが国語学年3位!

 

「いや、俺、入るつもりないし。てか、入れないから」

 

「どうしてだ比企谷?」

 

あれぇ?先生、職員室に帰ったんじゃなかったんですか…まぁ気付いてたけど

 

「バイトですよ、バイト」

 

「はっはっは、何を言うかと思えば、君がバイトだと?そんな訳があるわけないだろう」

 

「いや、なんで俺の事なのに先生が決めつけてるんですか…」

 

「…比企谷くん。」

 

「なんだ?」

 

「…嘘は良くないわ」

 

………だめだ…話が通じないようだ。とりあえず、そろそろ任務だな…よし!働くか…はぁ…

 

「まぁ信じなくてもいいんですけど、もうバイトの時間がくるんで帰ります」

 

「ちょっ…待て、……………!!」

 

何か言っているが聞こえない。いや、聞きたくない。

だって聞いてる暇がないから。遅れたら木虎に怒られる!なんで、年下に怒られなきゃならんのだ…

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「すいません嵐山さん!遅れました!」

 

「おう!気にしてないから大丈夫だ」

 

なんて優しいんだ…仏や…ハハァー

 

「嵐山さん、ダメですよ甘やかしちゃ。」

 

「ははは…」

 

「しょうがねぇじゃねぇか。先生に面倒事押し付けられかけたんだから」

 

「比企谷先輩自体が面倒事ですよ」

 

何を言っているんだ。俺は…うん。面倒だな…ごめん。

 

「そういうな木虎、比企谷も大変なんだよきっと」

 

「そうだぞ木虎。そういうちょっかい出すのは俺じゃなくて烏丸にしろ」

 

「な、何を言ってるんですか!烏丸先輩にはちょっかいなんて出しませんよ!」

 

なんかまた怒られた…不幸だぁぁぁ!!w

 

「嵐山さん、どうでもいいから早く行きましょうよ。佐鳥と僕が空気だから」

 

「そうだな、ほら、比企谷も木虎も行くぞ」

 

「っ…はい」

 

「うっす」

 

やっと黙ったか木虎め…今度、烏丸に言いつけて評価おとしてやる…

 

『比企谷くん、今回はよろしくね』

 

「おう、よろしくな綾辻」

 

今、会話したのは嵐山隊のオペレーター綾辻遥だ。正直かなり美人だ。あと、笑顔がすげぇ可愛い。やだ八幡気持ち悪い…

 

「んじゃ行くとしますか…トリガー起動」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふぅー…仕事終わりに飲むマッカンほどうまいものはないなぁ…なんかおっさんみたい。この後は確か…那須隊の特訓に付き合うんだったかな?……うし!もう人働きするか…

 

〜ブース〜

「よー那須。」

 

「あ、比企谷くん待ってたよ」

 

「比企谷遅いぞ〜」

 

「比企谷先輩!早く早く!」

 

上から那須、熊谷、日浦だな。もう、説明はカットの方向で

 

「わかったから日浦落ち着け」

 

ポンッと頭に手を乗せると顔を赤らめて静かになった。

 

なに?そんなに頭触られるのが嫌なの?いや、俺が嫌なの?泣くよ?泣いちゃうよ?

 

「ま、まぁとにかく比企谷くん、早速だけど特訓お願いね」

 

「あぁ。今日は3対1でいいぞ。一人一人するのがめんどくなった」

 

「それは流石に比企谷先輩でもちょっと…」

 

「流石に舐めすぎでしょ」

 

「いいんだよ新しいトリガー使うから」

 

スロットもフルでうめたからな。まぁ3対1で勝てるのかと聞かれたら流石にきついなうん。

 

「…比企谷くんがそういうならいいけど…」

 

「んじゃバトル形式でするから早く入れよ」

 

「「「うん(はーい)(へーい)」」」

 

サブトリガーどうしよ、使おうか迷うな…よし、使おう。

 

「トリガー起動」

 

はぁ…ホントこの服装動きづらいそうだよな… ふぅー、頑張ってなれよ…

確か、熊谷がアタッカー、那須がシューター、日浦がスナイパーか。今回のフィールドは工場みたいな所だから日浦か、那須を最初に潰すか。よし、

 

「メテオラ」

 

誰かに適当に当たれ!ただの運任せです。すいません

 

「…っ!」

 

当たらなかったみたいだか熊谷の場所が割れたから作戦は変えるけど攻めますか

 

「アステロイド」

 

ドドドドドドッ

 

「くっ…」

 

お?シールドで少し防がれたけど左腕落としたし、これは勝ち確定だな

 

「旋空弧月」

 

よし、熊谷は落とした。すまんな特訓ならなくてwんで後は那須と日浦か…ボチボチ行くか

 

「うおっ!」

 

びっくりしたー高いとこからおそらくだが急にアイビス的なのが飛んできたぞ…日浦こえー何?殺しに来てるの?…まぁ弾速遅いから何とかよけられるし、おかげで場所わかったからいいけどよ

 

「『メテオラ』+『ハウンド』=『サラマンダー』」

 

メテオラの威力を持ったハウンドを放ちすぐに那須を探しに行く

 

くそ、那須はどこだ…もう日浦は落ちずともトリオンの漏出で動けないだろうから…とか考えてたら那須発見。

 

「もう熊ちゃん達を落としてきたの?」

 

「そうだな」

 

「じゃあ私だけなんだ」

 

「そういうことだ。遠慮なくやっていいぞ」

 

「わかった…バイパー」

 

来た。那須の代名詞バイパー。正直出水とおなじくらいめんどい。それに多分どこかの位置から別の弾道でバイパーが来るんだろうな…ならばこうするしかないだろ!

 

「メテオラ!そんで旋空弧月!」

 

自分自身の周りにメテオラを置くのはかなり危ないが大丈夫だろう。それに弾数が圧倒的に違うから相殺以上だな

 

「…!!…負けちゃった…」

 

よし!那須も落ちたな。勝てたよ3対1で八幡勝てたよ!補正がかかってるのかと疑うくらいほぼノーダメで勝てたよ!

 

その後、3回ぐらい同じ特訓をした。

 

「ふぅー…そろそろ終わるか」

 

「そうだね終わろっか」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

いやーすげぇ疲れた…マッカン飲みてぇ…

 

「はい、MAXコーヒー」

 

「ん?おぅサンキュ」

 

ぷはー!!マッカンマジで最高だな!

 

「ところでなんで俺がマッカン好きなの知ってるんだ?」

 

「だって、いつも比企谷くんが飲んでるの知ってるからだよ」

 

何この人すげぇ可愛いんですけど!危うく惚れる所だった…さすが俺、理性強し。

 

「そ、そうか」

 

「うん…」

 

なんか気まずいぞ…誰か助けて…

 

「おーい玲!帰るよー!」

 

「うん、わかった!今行くよ」

 

ナイス熊谷!これから熊ちゃんと読んでやろう!多分殺されるな、うん。

 

「じゃあまたね比企谷くん」

 

「おう、またな」

 

 

よーし、明日も頑張りますかね

 

 

 

 

 




6日までに書きたかったのに7日になっちゃいましたよ…
ハッピバースデー俺。
多分次回も俺ガイル側っすね
今回は半々でしたけどねw

では、次は4話であいましょー


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第4話 「クッキーとチャーハンはもう嫌だ…」

はい!今回はガハラさんじゃなかった…ガハマさん回です!
ちょっとだけ興味本位でだけど、ガハマ作クッキー食べてみたいと思うのは俺だけでしょうか?

とりあえず4話です!

どうぞ!


「なんだ、君は調理実習に恨みでもあるのか?」

 

調理実習サボったから代わりに家庭科の補習レポートを提出したらいきなりこんな事言われた。なんか前も似たことがあったような気が…

 

「先生って現国の教師のはずじゃ…」

 

「生活指導の担当もしているのだよ。鶴見先生に丸投げされた」

 

職員室の端っこの方を見たら鶴見先生が観葉植物に水やりしていた。水やりより仕事優先しろよ…そんなに植物好きなの?もう植物と結婚しろよ…あ、もう普通に結婚してるんだっけ?……平塚先生ぇ…婚活頑張れ!

 

「おい。何か失礼な事考えてないか?」

 

やばいちょー睨まれてる…ちょっと怖い…まぁ二宮さん程じゃないがな!あの人はマジで鬼だわ。鬼のお兄さんだわ…

 

「考えてないっすよ。もうなんもないなら帰っていいっすか?」

 

「ダメに決まってるだろう…それにしてもそんなに班を組むのが辛かったのか?それとも班に入れてもらえなかったのか?」

 

何でそんなに心配そうなんですか…しかも結構マジじゃないですか…

 

「いやいや先生、これは調理実習なんだからより実戦に近い方がいいじゃないですか!だから、1人でするのが正しいんですよ!班で調理実習なんて、おかしすぎる!」

 

「比企谷、お前の方がおかしいぞ」

 

「先生!俺の小町がおかしいというんですか!もしそうなら、もはやこの世界がおかしい!」

 

「訳の分からんことを言って誤魔化すな」

 

ありゃ?バレちったぜ!てへぺろ☆おぇ…俺気持ち悪…

平塚先生はレポート用紙を叩きながら、

 

「おいしいカレーの作り方、ここまではいい。問題はここからだ。なんで玉ねぎを切りながら皮肉を混ぜるんだ。 普通に牛肉混ぜろ」

 

「なんでそんなうまいこと言うんですか…なんか聞いてるこっちが恥ずかしいっすよ…」

 

「私だってこんなもの読みたくない。言わずともわかるだろうが再提出だ」

 

「うっす」

 

はぁ…やっと終わった。さーて今日は非番だし早く帰ろっと

 

「今日は奉仕部にいけよ?」

 

「え?」

 

「え?じゃないだろ。今日はバイトもないのだろう?」

 

え?まさか、ボーダーだってバレたのか?あんのクソ校長め…

 

「誰から聞きましたか…?」

 

「校長先生だよ。バイトの内容までは教えてくれなかったがな」

 

ナイス校長!あんた神だよ神!あんたの家は絶対守ってやるぜ

 

「分かりましたよ…行けばいいんですよね…」

 

「そうだ」

 

はぁ…あの息苦しい部屋に行かなきゃならんのか…不幸だ…

 

部室では雪ノ下が、本を読んでいた。軽く挨拶だけを交わし、雪ノ下からやや距離を取った場所に椅子を持ってきて腰をかける。そして鞄からボーダー用の携帯を出してB級ランク戦の結果を見始めた。お?那須隊頑張ってるじゃん。

すると、弱々しいノックの音が鳴った。

 

「どうぞ」

 

雪ノ下は本に栞を挟み込み、扉に向かって声をかけた。

 

「し、失礼しまーす」

 

少し緊張しているのだろうか、声が少し上ずっていた。その気持ちわかるぞ。俺も初めてボーダーに行った時そんな感じだったからな。

そんなことは置いといて、その来訪者は肩までの茶髪に緩くウェーブを当てて、歩くたびにそれが揺れる。また、別の場所も揺れている。どこがとは言わないがな。

俺と目が合うと、ひっと小さな悲鳴を上げた。

……俺は幽霊じゃねぇよ…

 

「な、なんでヒッキーがいるの!?」

 

「一応ここの部員らしいし」

 

いや、ヒッキーて誰だよ。そしてこいつ誰だ?

正直俺の記憶にはない。でも、向こうは知っているようだ。だがもう覚えたぞ。その2つの揺れる何かが目に焼きついたとかじゃないよ?ホントだよ?

 

「まぁ、とにかく座って」

 

さりげない優しさ、まじ俺紳士。べ、別にやましさを誤魔化すためとかそんなんじゃないんだからね!どんなツンデレだよ気持ち悪い…

 

「あ、ありがと…」

 

そう言って彼女は雪ノ下の正面に座り視線を合わせた。

 

「由比ヶ浜結衣さん、ね」

 

「あ、あたしのこと知ってるんだ」

 

へー由比ヶ浜って言うのか〜初めて知ったわ。うん。由比ヶ浜ね、覚えたぞ!

 

「それにしてもお前よく知ってるなぁ…全校生徒覚えてるのか?」

 

「そんなことはないわ。だってあなたの事なんて知らなかったもの」

 

「さいですか…」

 

「そんなに落ち込む必要は無いわ。あなたの存在のなさに気付いてあげられる事の出来なかった私の落ち度のせいなのだから」

 

「それ、慰めてるの?むしろ俺が悪いみたいに聞こえるからね?」

 

「慰めてなんかいないわ。ただの皮肉よ」

 

あ、皮肉かぁ!玉ねぎと一緒に炒めなきゃ!え?そこは牛肉だろって?間違えちゃった、てへぺろ☆

 

「なんか楽しそうな部活だね。それにヒッキーすごく喋ってるし」

 

楽しそうな部活だと?んなあほな。目ぇ腐ってんじゃないの?眼科行ってこい眼科。ぐはっ!ブーメランが帰ってきた…

 

「そういえば、由比ヶ浜さんもF組だったわね」

 

「え?マジすか」

 

「まさか、知らなかったの?」

 

雪ノ下の言葉に由比ヶ浜がぴくりと反応する。

 

「し、知ってるよ?たぶん…」

 

「それもう知らないことと同じじゃん!」

 

「今知ったから問題ない」

 

「…っ。そうだね!」

 

ただのアホの子だった。ちょろい。ちょろ過ぎるぞ。

少し落ち着いたのかやっと本題に入りそうな雰囲気だ。

 

「平塚先生から聞いたんだけど、ここって生徒のお願いを叶えてくれるとこなんだよね?」

 

「そうなのか?」

 

雪ノ下は俺の質問を無視し、由比ヶ浜にこう答えた。

 

「少し違うわ。あくまでこの部は手助けをするだけ。願いが叶うかどうかは本人次第だわ」

 

なるほどな。その方法は確かにその人のためにはなるな。俺のためにはならんがな!

 

「どう違うの?」

 

さすがアホの子、聞くと思った。

 

「簡単に言えばその人の自立を促す、という感じかしら」

 

「な、なるほど」

 

「まぁとりあえず話を聞きましょうか」

 

「あのね、クッキーを…」

 

なんで俺の方を見るんだ?俺はクッキーじゃねぇよ。かと言ってヒッキーでもないけど

 

「比企谷くん」

 

顎で廊下にいけと催促された。

 

「ちょっと飲み物買ってくるわ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんなこんなで今は家庭科室にいる。そして俺の目の前には木炭もとい、クッキー?がある。

 

「これ、ほんとにクッキーなのか?」

 

「えぇ…材料はクッキーだわ。味と見た目は知らないけど…」

 

「えぇ…これ味見すんの?しなくてもわかるんだけど…」

 

これは不味いということが勘でわかった。

それから何度も作り直したが、やはり不味いものは不味い。

 

「うぅ…やっぱり才能ないのかなぁ…」

 

「解決方法は努力あるのみよ。それに、才能がないっていう認識を止めなさい。それに、成功できない人間は成功者の努力を想像することが出来ないから成功しないのよ」

 

わぉ…きついお言葉ですな。由比ヶ浜が言葉をつまらせてるじゃん。それを誤魔化すためかへらっと笑顔を作った

 

「で、でも、みんな最近こういうのしないって言うし…」

 

「…その周囲に合わせようとするのやめてくれるかしら。ひどく不愉快だわ。」

 

うわぁ…さすがの俺もドン引きだわ…由比ヶ浜は、気圧されて黙ってるし。

 

「か…」

 

帰るとでも言うのだろうか。とてもか細い声が漏れた。

 

「かっこいい…」

 

「「は?」」

 

おっと、思わず雪ノ下と顔を見合わせちまったぜ。

 

「建前とか言わないんだね…。あたし、人に合わせてばっかだから、本音を言えるってなんかいいな…」

 

「ごめん。次はちゃんとやるから」

 

由比ヶ浜は逃げなかった。逃げずに自分を変えようとした。おかげで雪ノ下が困ってるぜw

 

「まぁ、お手本を見せてやれよ」

 

「そうね。由比ヶ浜さんちゃんと見ててね」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

だいぶまともにはなってきた。普通に食べるぶんに問題は無い。だが、2人は納得いかないらしい。

 

「どうしたらいいのかしら…」

 

「何でだろうね…言われた通りにしてるのに…」

 

クッキーに手を伸ばし口に入れた。

 

「うーん…やっぱり雪ノ下のと違う…」

 

由比ヶ浜は落ち込み、雪ノ下は頭を抱えている。

 

「…なんでお前らうまいクッキー作ろうとしてんだ?」

 

「はぁ?」

 

由比ヶ浜さん?人の言ったことをそんな馬鹿な声で返さないでね?気が狂うから

 

「別にうまいクッキーなんて作らなくてもいいじゃねぇか。せっかくの手作りクッキーなんだから、手作りの部分をアピールすればいいじゃねぇか」

 

「そうなの?」

 

「そうだよ。手作りクッキーなんて渡されたら味なんて二の次だ。手作りだって事で男心は揺れるんだよ」

 

「ヒッキーも揺れるの?」

 

「あー…どうだろうな、揺れるかもしれん」

 

「ふ、ふぅん」

 

由比ヶ浜は気のない返事をして、ドアに手をかけて帰ろうとする。

 

「自分のやり方で頑張ってみるよ!今日はありがとね、雪ノ下さん!」

 

エプロンをしたまま帰っていった。

 

「ほんとに良かったのかしら」

 

「いいんじゃねぇの?本人がそれでいいと思うんなら」

 

そうして俺達も家庭科室を出た。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜次の日〜〜〜〜〜〜〜〜

今日も本やらランク戦の事などを見ていた。すると、こんこんとドアが叩かれ人が入ってきた。

 

「やっはろー!」

 

なんてアホそうな挨拶なんだ…さすがアホの子。

 

「どうしたのかしら?」

 

由比ヶ浜は鞄の中をごそごそ探し始めた。

 

「あった!はい、これゆきのんに!」

 

由比ヶ浜が1人で作ったであろうダークマターもといクッキーが可愛くラッピングされたものを雪ノ下に渡した。

 

「あまり、食欲がないからいらないわ。」

 

「いやー料理って楽しいね!今度、お弁当作ってみるからその時は一緒に食べようね!ゆきのん!」

 

「私は1人でたべるからいいわ。それにしても、ゆきのんって言うのやめてくれるかしら」

 

「ゆきのん、いつもどこで食べてるの?」

 

「ここだけど…由比ヶ浜さん、人の話聞いてる?」

 

「じゃあ一緒に食べようね!ゆきのん!」

 

うわぁ…一方的にマシンガンのように喋ってるぜ…んじゃ帰ろ帰ろ

廊下に出てから少し経つと、

 

「ヒッキー!」

 

「おっと…」

 

さきほど見た可愛くラッピングされた焦げクッキーを投げ渡された。

 

「それお礼だから、あげる!」

 

一応貰っておこう。後で支部に行って食べるか。

 

 

この後加古さんに、チャーハンを食べさせられ、その後クッキーを食べた。八幡は、3日ほど学校を休んだらしい。




やっと書き終わった…3日ぐらいかかりましたよマジで。

では、次は5話で会いましょー


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第5話 「彼はいつの間にか対戦させられている」

はい。今回はオリジナル回です。
戦闘描写難しいっす…チ───(´-ω-`)───ン

では、どうぞ!


 

 

俺は今、玉狛支部でゆっくり、マッカンとお菓子を食べたり飲んだりしながらくつろいで居る。いやーやっと完治したよ。何なの?あのゲテモノチャーハンと、ダークマターは!?おかげで学校3日休んでそこから完治するまで1週間近くかかったぞ…その間はボーダーにも顔出しできなかった。する元気がなかったのだ。あぁ…模擬戦しよーぜーとか誰か言ってくるんだろうなぁ…嫌だなーめんどくさいなーはぁ…誰もいないこの空間が至福すぎる…

あっ、誰か来る…お願いだから小南以外で頼む!!

 

「あ、比企谷先輩こんにちわ」

 

「良かったぁ…烏丸だぁ…」

 

マジで良かった…これで小南だったら死んでたわ…

精神的にも肉体的にも…

 

「そういえば小南先輩、比企谷先輩がいない間凄く寂しそうでしたよ」

 

「あの小南が?」

 

「はい。比企谷先輩がいない間」

 

なんだ?『比企谷先輩のいない間』をやたら強調するな…何でだ?全くわからん。

 

「その代わり凄く模擬戦で三バカ相手に無双してました」

 

「うへー…そりゃ大変だな。見つからないようにしよっと」

 

「そうですね。でも、もうそろそろ来ますよ?」

 

「マジで!んじゃちょっとブース行ってくるわ」

 

「また後でー」

 

絶対小南とだけは模擬戦したくない。三バカ相手の方がまだマシだ。したくはないけど…あれ?今日はブースに人があんまりいないな…当たりの日か?

 

「あ!ハッチ先輩!久しぶり!」

 

「あ、比企谷先輩お久し振りです」

 

緑川はまだいい…何で木虎いるのぉ…別にいいけどさ、めんどくせぇ…

 

「おう、久しぶりだな」

 

「ねぇねぇ!ハッチ先輩!また模擬戦しようよ!」

 

「またかよ…そんなにしたいなら那須隊相手に勝ってから来いよ」

 

「…比企谷先輩、それはさすがに那須隊の皆さんに失礼ですよ」

 

「そーだそーだ!」

 

「うるせ。言っとくけど那須隊と比べたら俺1人の方が強いんだぞ?」

 

まぁ地形とか、スタート位置が完璧だったらの話だかな

 

「え!そうなの!」

 

うん、知ってた。このバカの子はすぐ信じるって。さて、木虎の反応はいかに

 

「…じゃあ烏丸先輩としたらどっちが勝ちますか?」

 

ほう…難しい質問をするじゃあないか木虎くん

 

「う〜ん…多分10本勝負して、6-4もしくは5-5だな」

 

「そうですか…」

 

あれ?落ち込んだ?ごめんね俺が烏丸より強くって。

まぁしたこと無いからわかんねぇけどな

 

「でもまぁあれだ。したこと無いからわかんねぇよ。小南とならしたことあるけど」

 

「小南先輩の場合はどうですか?」

 

「えっと…通常トリガーで互いに1点差で勝つか引き分けかだな」

 

「玉狛支部って皆さん強いですよね。」

 

「まぁな」

 

「比企谷先輩は知りませんけど」

 

あれ?俺にだけ冷たい…ん?緑川どこいった?あ、三バカ集まって遊んでるわうん。放置放置

 

「そうかよ…ところでさ誰か暇そうな人知らねぇか?2週間ぐらい体動かしてねぇから動かしたいんだけど」

 

「小南先輩とはしないんですか?」

 

「嫌だね。また死にたくないから」

 

「ははは…」

 

小南とは今一番会いたくない。次は迅さんかな?

 

「よう、比企谷久しぶりだな」

 

げっ…よりにもよってこの人かよ…それにしても餅好きだなこの人…

 

「お久し振りです、太刀川さん。ではまた」

 

この人とも戦いたくない。だって強すぎるんだもん。

同じ弧月使ってんのか?って疑っちゃうレベル。

 

「待て待て。模擬戦相手探してんだろ?ならやろーぜ」

 

「嫌ですよ」

 

「じゃあ俺と引き分け、もしくは勝ち越したらマッカン好きなだけ買ってやる」

 

(; ・`д・´)ナン…ダト!?好きなだけだと…

 

「やりましょう!」

 

「よし、本気で来いよ」

 

「分かりました」

 

よーしマッカンのために本気出すぞ!でもあれは使わないようにしよう。てか、木虎。うわぁちょろ過ぎとか言うんじゃねぇよマッカンだぞマッカン!乗るしかねぇだろ!

 

「トリガー起動」

 

よし。とりあえず10本勝負だから気楽に行くか。

 

『太刀川 対 比企谷 10本勝負始めビィ-』

 

始まった瞬間グラスホッパーで太刀川さんを探し出す。太刀川さんとする時は短期決戦じゃないと絶対に死ぬ。

そう考えながらビルの屋上に止まり、バイパーとハウンドを組み合わせ、サラマンダーを作り出す。そして、それを保持したまま、またグラスホッパーで探し出す。

 

「お?太刀川さん見っけ」

 

太刀川さんの事だからどうせ旋空使ってくるかホッパーしながら旋空使うかぐらいだからと予想し、サラマンダーを放つ

 

ドドドドドドッ

 

ん?もしかして1本取った?

 

「旋空弧月」

 

うげっ…やっぱりホッパー使って旋空だったか。でも手負いだから相打ちだな

 

「ぐっ…」

 

「なっ!」

 

ドドドドドドドッ

 

良かったーバイパーの弾道を俺の元に戻って来るように設定して正解だったな。1本目、結果は引き分けだけど、勝ったな

 

『2本目始め』

 

次も俺から行くかバイパーとメテオラ合成っと。弾道的には俺を中心に全方向に発射。あれだな那須の鳥籠の逆だな。これで太刀川さんが来てくれると嬉しいんだが

 

お、太刀川さんがホッパーしながら来たぞ。手負いじゃないってことは既に近くにいたってことか…さすが太刀川さん。でも、

 

「アステロイド」

 

簡単に取らせませんよ

 

ガキキキキン

 

「なっ…」

 

「旋空弧月」

 

くそっ…やられた…太刀川さんがシールド使うなんて滅多にないから予想に入れてなかった…

 

そんなこんなで現在、3勝4敗2引き分けしていて、負けている。いや、ソロランク1位にこれだけの成績は結構奮闘してるよな…ラスト10本目。近距離戦で勝ってやる

 

『10本目始め』

 

右手に弧月、左手にスコーピオンを持って、太刀川さんを探し出す。

きっと太刀川さんは、弧月二刀流で来るのだろう。はっきりいって二刀流の時の太刀川さんはマジでやばい。頑張ろっと

 

やっぱり弧月二刀流だった。あれは広範囲の攻撃もできるようになるからなかなか欠点がない。ん?欠点あるか?まぁいいか。

 

グラスホッパーを使い、太刀川の懐に入りスコーピオンを振るうがやはり弧月で防がれ、もう片方の弧月で追撃されるがこちらも弧月で防ぐ。

 

俺が太刀川さんの懐に入ったから旋空は使えなくしたが俺も使えないんだよな…だけど、この状況なら機動力はスコーピオンを持っている俺の方が高い。このまま行けば勝てる!

 

ガキキンキンッ

 

くっそ…全然押しきれねぇ…さすがアタッカー1位だな…しかもすげぇ冷静じゃねぇか…

 

すると太刀川は弧月を1つだけにし、グラスホッパーでバックステップをし始めた。

 

やばい、距離をとられた…こうなったら

 

「『天地』起動!」

 

天地を起動すると、弧月の持ち手の部分が長くなる。そして刀身も長くなる。ただそれだけ。それだけだが機動力がかなり上がる。

 

まずは持ち手の刀身から一番離れた所を持ち、グラスホッパーを使って斬りかかる。そして、

 

「旋空弧月」

 

遠心力を使って初速度を上げた旋空を放ち、相手に攻撃のスキを与えないように次は天地を短く持つ。よーするにあれだ、銀魂でいえば沖田総悟のような戦闘スタイルだ。ただ単純に人を狩る。そんなスタイル。

 

太刀川も最初は驚きはしたが、凄く楽しそうにしている。もう完全に斬り合うつもりなのかいつの間にか二刀流にしている。

 

「旋空弧月」

 

そして遂に使ってきた二刀流での旋空弧月。火力はあるし、範囲は広いし、マジチート。だから俺もやってやる!

 

「月〇天衝!」

 

天地を腰の所に用意し、旋空の約4倍のトリオンを消費して抜刀する様に振るう。

 

スドォォォォン

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

結果、最後のは引き分けだった。うわぁぁぁぁぁぁ!!

あと1勝していれば…畜生…だし惜しみしなければ勝てたのに…

 

「比企谷、最後のアレなんだ?普通の旋空じゃないよな?」

 

「そうっすね。俺のオリジナルトリガー、天地に旋空のだいたい4倍ぐらいのトリオンを流し込んだらあーなるんですよ」

 

「なるほどな…まぁそれでも俺の勝ちだがな」

 

「くっ…じゃ、じゃあまた模擬戦しましょうよ次は勝ち越すんで」

 

「おう!いつでもいいぞ」

 

くっそー…次はぜってー勝ってやる…あの餅モンスターめ…ていうかよく考えたら太刀川さんにはメリット何もないじゃん…ただのバカで優しい先輩じゃん…

 

あ、小町…じゃなくて小南!?小南じゃなくて小町に会いたい…

 

「あー!!比企谷!あんた体調大丈夫なの?!誰が毒盛ったの!言いなさい!そいつ殺してくるから!」

 

「お、おい落ち着け落ち着け。とりあえず俺の体調は大丈夫だ。んで、犯行宣言やめろ」

 

「そんなことはどうでもいいのよ!早く誰が殺ったか言いなさい!」

 

「おい、別に俺は死んでねぇよ。勝手に殺すな」

 

なんだこいつ?マジで怒ってる?ていうか何で怒ってんだよ…わけわかんねぇ…

 

「ご、ごめん…」

 

「いったいどうしたんだ?」

 

「いや…比企谷の事が心配で…ンンッ比企谷がいなかったから暇だっただけよ!」

 

「いや、意味わかんねぇよ」

 

「…もう、しらない!」

 

えーどっか行っちゃったよ…なんか怒っちゃった…なんか勝手に暴走して消えてったよ…

 

「…!比企谷くん!身体大丈夫?」

 

「お!那須か。あぁ大丈夫だ。心配してくれたのか…その、なんだ…ありがとな…」

 

「う、うん…」

 

誰か助けて…また気まずい雰囲気だよ…カモン!くまちゃん!

 

「誰がくまちゃんだ…ほんとに比企谷大丈夫なの?」

 

マジできたし、心読むなよ

 

「ほんとに大丈夫だよ。どんだけ信じてもらえないんだよ」

 

「それだけ心配してんのよ。玲も私も」

 

「お、おう…」

 

なんか人の優しさをだいぶ久しぶりに受けたから涙でそう…なんだか天使に見えてきた…那須と熊谷は天使だな…」

 

「「え?!」」

 

ん?どうしたんだ?なんか2人とも顔が赤いな…熱か?2人同時に?大変だなぁ…

 

「そ、それじゃ帰るから、またね比企谷くん…」

 

「れ、玲待ってよ!じゃあ比企谷また!」

 

「お、おう…」

 

なんか顔真っ赤にして走っていったな…お大事に

 

 

 




頑張った…うん。頑張った…
かなり時間が…⊂⌒~⊃。Д。)⊃

6話今日中に出せたらいいなぁ…
では、次は6話で会いましょー!


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第6話 「息抜きできるゲームってあんまり無いよね」

頑張って1日に2話書くぞー!
間に合えばいいな…

国近さんの喋り方がよく分かんないし、調べてもろくなのでてこない…間延びした喋り方してる事しかわかんねぇ…そこんところよろしくっす…

では、6話どうぞ!


『ゲーム』それは基本的に楽しむもの。もしくはそれを使って勉強も出来る。その人がやりたいと思った時、そのゲームはとても楽しく感じるだろう。しかしどうだ、人から強制的にさせられるゲームはいい気分になるだろうか。いや、ならない。しかもよりによってしたことのないゲームだ。つまらんことこの上ない。

 

なんでこんな話をしているのかって?今、国近さんに呼ばれて太刀川隊の部屋でゲームをさせられているからだよ…しかも朝の7時からずっと2人っきり。何の拷問だよ…なんだよFFって。俺もこれの作者も内容知らねぇぞ…いや待て、作者ってなんだよ。

 

「比企谷く〜んまだまだできるか〜い?」

 

「そろそろ休憩しませんか…もう軽く5時間は続けてますよ…あと、俺、FF全く分かりません」

 

「え?!FF全く分かんないまま1時間やってたの?!」

 

「そうですよ…世界観も操作方法も分からないまま1時間してました。」

 

「あ〜ごめんね…じゃあ〜何か好きなのしていいよ〜」

 

お!マジか!何があるかなぁ〜…あっ!BLEACHあるじゃん。

 

「BLEACHでいいですか?」

 

「いいよ〜じゃあやろっか〜」

 

「いや、先に休憩しましょう。疲れました」

 

「じゃあ、30分後ね〜」

 

えー…ゲームプレイ5時間に対して休憩が30分って比率がおかしいだろ…なんだ10:1っておかし過ぎるだろ…下手に働くより辛いぞ…くそ〜この休憩時間、全部寝てやる!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ふぁ〜〜…なんかよく寝た気がする…」

 

あれ?今何時だ?……ふぁっ?!3時?!あれから3時間寝てたのか…国近さんはっと…

………寝ていらっしゃる…。くっ…!ボーダー随一と言っていいほどのその2つの山をこっちに見せるんじゃない!目が惹きつけられて離れなくなっただろうが!こういうのをなんていうんだっけ…確か、万乳引力と言ったような…さすが乳ートン先生。凄い法則を見つけたな…

ていうかどうしよう。起こさない方がいいのか?

 

「〜〜むにゃ…比企谷くぅ〜ん…」

 

…!?なんだ!って寝言かよ…ん?寝言!?夢に俺出てんのかよ…どんだけ俺のこと好きなんだよこの先輩…まぁそんなわけないかw

 

「ダメだよ比企谷くぅ〜ん…そんなことしちゃぁ〜…」

 

ふぁっ!?え?夢の中の俺、国近さんになにやってんの!?今すぐやめて、俺と代われ!

 

「そんなことしたら…壊れちゃうよぉ…」

 

え!?マジでなにやってんの?壊れちゃうって主になにが!?国近さんがなの?そうなの!?

 

「あぁ…ゲームがぁ…比企谷くぅんめ〜…スヤ-」

 

なんだ…ゲームかよ…いや、べ、別に変なことなんて考えてないよ?ホントだよ?

それにしてもこの人寝顔可愛いな…写真に撮って出水に自慢してやろーっと

 

パシャ!!

 

よし、撮れた撮れた。

 

「う〜ん…あれ?……ゲーム壊れてない…良かったぁ…今何時だろぅ…」

 

「今は3時20分ですよ」

 

「3時過ぎかぁ…。……3時過ぎ!?え?比企谷くんほんとなの〜?」

 

この人喋る時、間延びするから急いでるのかわかんねぇよ…

 

「ホントですよ」

 

「あちゃ〜…お昼食べてないよね…」

 

「あー…食べてないっすね。寝てましたから」

 

「じゃあ鍋食べる?」

 

な、鍋か…食べたらもう晩ご飯になりそうだな…

 

「な、鍋っすか」

 

「うん。鍋だよ〜。家族が送ってくれるんだ〜」

 

「そうっすか、じゃあ食べましょうか。鍋」

 

ここはなんとなくだけど折れて食べたほうがいい気がする。たぶん、1発目に鍋が出てくることから予想して鍋以外出来ない気がするよこの人。

 

「わかった〜準備するから待っててね〜」

 

「うっす」

 

なんか新婚みたいだなぁ…いいねぇこういう感じ…でもなぁ、鍋だもんなぁ美味しければいいかぁ…ダークマター食べさせられるよりマシだな。うん。

 

「準備できたよ〜さ、食べよ」

 

「うっす…って結構本格的な鍋っすね…うまそうです」

 

「そうかな〜」

 

「そうですよ。じゃあいただきます」

 

「は〜い、いただきま〜す」

 

ふぅーふぅー…あちっ…猫舌にこの熱さはなしだろ…

はふはふ…むぐむぐ…やべぇ超うめぇ…この鍋食べるためにここに通うまであるな…。

 

「どう?おいしい?」

 

「はい。めちゃくちゃうまいっす。これ食べにここに通うまであります」

 

「おぉ〜何なら私がそっちに通おうか?」

 

「そ、それはなんか国近さん、通い妻みたいじゃないっすか…こっちが恥ずかしいっすよ…」

 

「か、通い妻…///」

 

「あ〜すいません!も、もう用事あるんで帰ります!じ、じゃあまた今度!」

 

「う、うん…///」

 

やばいマジで恥ずかしかった…ダメだ家帰って寝よ…

 

 




はい!朝になりましたね。無理でした!

今回は国近&八幡オンリー回でしたがどうでしたか?
正直な話、ただただ国近さんを出したかっただけです。
すいません…

まぁ次は7話で会いましょーでは!


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7話 「素直なのはいい事だ」

凄くお久しぶりです。ライともです。
ネタが降りてこなくて、ヤバイです。切羽詰まってます。あと、夏休みが全くない…そして、どんなふうに書いてたか忘れるという大事件が…


どうも久しぶりの八幡だ。自分が何をしていたかあんまり記憶に無い。1番新しい記憶といえば約1ヶ月以上前に国近さんとゲームした事だな。ん?メタいって?作者が悪いからな、しょうがない。文句はたくさん言いたいのだが、そろそろ本編に入ろう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

もう嫌だ…仕事したくない…何もしたくない…布団から出たくない…

 

「おにぃーちゃーん!早く起きろー!」

 

あぁ…小町の声がする…早く起きないとな…しんどい…

 

「ごみぃちゃん早く起きてよ!ご飯冷めちゃうよ!」

 

うぅ…起きないとな…

 

「ふぁ〜…おはよう小町」

 

「おはよう…じゃなくて、早くご飯食べなきゃ学校遅れるよ!」

 

「おう」

 

洗面所で顔を洗って、リビングへ行くと朝ごはんが置いてあり、小町は既に食べ終わっていた。

 

「ん?…小町ちゃん?何でこんなにもトマトが多いのかな?」

 

「何でって、なんとなく?」

 

うわ…なんとなくでお兄ちゃんに嫌がらせしてくるなんて、小町ひどい子!そんな子に育てた覚えはありませんよ!

 

「お兄ちゃん、とりあえず早く食べてよー」

 

「わかった」

 

モグモグモグモグモグモグウメェー

 

「お兄ちゃん、今日はこれつける日でしょ?」

 

と、黒い菱形のネックレスが渡される。

 

「…もうそんな日か」

 

このネックレスは、4年半前に第1次大規模侵攻によって親父が死にかけて、トリオンを凝縮させ出来たものだ。つまり、『黒トリガー』だ。普段は小町が持ち歩いているのだが、命日の日だけは俺こと八幡が持つことになっている。

 

「じゃあとりあえず学校行くか」

 

「うん!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

時は流れて《ボーダー本部》

 

あれ?学校の描写は?え?ないだって。俺のボッチタイム描写してもつまらねぇからだと…まぁ確かにそうだけど、手抜きは良くないな。ネタが無いことだけはよくわかった。

 

「ふぁ〜…眠てぇ…」

 

今日は誰とも何も約束してねぇからすること無いな。いや、むしろ何もしねぇのを推奨するが。人のランク戦でも見ながらマッカンでも飲むか。

 

「あれ?比企谷先輩何してるんですか」

 

「ん?なんだ双葉か。いや、あの馬鹿どものランク戦を見てるんだよ」

 

「私も一緒に見ていいですか?」

 

「あぁいいぞ、マッカン飲むか?」

 

「貰います」

 

双葉はマッカンの事悪く言わねぇし、よく飲むからいいやつだよなぁ…それに結構強いしな。緑川の幼馴染みってのが可愛そうだけど。

 

「比企谷先輩、そのネックレスどうしたんですか?彼女からですか?」

 

「彼女いねぇからそんな訳ねぇだろ。これは親父の形見だよ」

 

「…なんかすいません聞いちゃダメでしたね」

 

「いや、大丈夫だよ、気にすんな」

 

「はい」

 

あぁ…やっぱり双葉はいいやつだよなぁ…こんな感じの妹もいいよなぁ…」

 

「比企谷先輩、声に出てますよ。あと、恥ずかしいからやめてください」

 

あら?声に出てたの?すまんな。てか、恥ずかしいってマジかよ…なんか俺も恥ずかしくなってきた…

 

「お、おう。すまん」

 

「そうだ、比企谷先輩」

 

「なんだ?」

 

「この後、私と模擬戦しましょうよ」

 

「あぁいいぞ、どうせなら緑川と組んで来いよ」

 

「わかりました、呼んできます」

 

と言って緑川のとこにかけていった。

 

「はぁ…遊んでやるか」

 

 

 

この後、双葉&緑川相手に8-2で圧勝して、追加でもう10戦し、また同じ結果で勝ったとさ




はい、双葉ちゃん初登場ですね。双葉も可愛いっす!あと、黒トリガーの事についてですが、使わせることは無いと思います。ただ、黒トリガーがあるという事を伝えたかっただけです。まぁ基本八幡は持つことないんでいいんですけどね。
そして、次回の投稿も遅くなりそうです。すいません。早く出せるように頑張ります!

では、また次回m(*_ _)m


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