がっこうぐらし!✝︎神を喰らう少年は血の力にてみなを導く✝︎ (優楽)
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1話少年達は学校にてパンデミックに巻き込まれる
元々投稿遅いのに他の小説書いてマジですんませんどうしても書きたかったんです!
色々変わってる設定とかもありますがそのへんはご利用くださいませ
俺、中村 神司は高校生なのだが実は裏の顔があるだがこれはごく身近な人間とどうしても知らせなくてはならない人間以外には教えていない
俺の裏の顔とは【フェンリル極東支部第8部隊、感応種対応型ゴッドイーター部隊別名ブラッド隊、隊長中村 神司中尉】という者なのだが俺はゴッドイーターだまだ極東つまり日本にはアラガミは出没は少ないアラガミとは1999年に突如発生したオラクル細胞が地球上のありとあらゆる対象を捕食しながら急激な変化を遂げ多様な生物体として分化した。
通常兵器(わかりやすく言えばミサイルだとかナイフだとかそんなやつだ)の全く通じないこの強大な力の前に、いつしか人々は極東地方に伝わる八百万の神々になぞられてアラガミと呼ぶようになった。
わかりやすく言えば神の名を冠する人類の天敵である
長ったらしい説明をしてすまんね、まぁ俺はそんな奴らと戦う戦士と言った感じだ
この事を知ってるのは学校の先生(一部だけだが)と家族くらいだ
俺は友達なんていないなかんでかは簡単だ俺が学校を休みがちだからである理由は体調不良ではなくゴッドイーターとして任務を行っているからで別にズル休みとか人と話すのが苦手なわけではない学校を休みがちなせいで学校では空気扱いなのだ、ただ...
「中村君ちょっといい?」
今話かけて来たのは祠堂 圭と言って同級生であることある事に俺に絡んでくる正直うるさくてめんどくさい奴である
コイツ放課後まで絡んで来なくてもいいのに
「明日さ買い物付き合ってくれない?」
やだよめんどくさいと言いたいとこだが特に予定もないのでどうするか迷っていた
「どうすっかな...明日は予定ないけど家でのんびりしたいしな...」
まぁ実は昨日も任務でアラガミ達と戦って来たので休ませて欲しいと思ってるので今日と明日はのんびりと家でゴロゴロしていたいのだ、すると
「圭、中村君と何話してるの?」
今来たのは直木美紀と言い祠堂の親友らしいまぁどうでも良いのだが
「明日買い物に付き合ってもらおうと思って頼んでたんだ」
「買い物って何買うの?昨日、服買ったばっかりなのに」
昨日買い物行ってるなら俺を買い物に誘う理由ってなんだよ...なんて考えていると
「リーダー少し良いですか?」
「学校ではリーダーは辞めろって言ってるだろアリサ...」
今俺に話しかけて来たのはアリサ・イリーニチナ・アミエーラと良いロシアから来た転校生なのだがアリサが俺をリーダーと呼ぶ理由はアイツもゴッドイーターだからである俺とアリサは同い年で15の時に会ったのだがまぁ色々あってアリサからはかなり信用されている
「アリサちゃん明日買い物行かない?中村君も来るんだけど」
「おい待て俺はまだ行くとは...」
「中村君なんだかんだ言っていつも来てくれるよね?」
俺が祠堂の言葉を否定しようとしたら直木に笑顔で言われてしまった...これでも高校2年なんだからそういう可愛い顔されると返す言葉が出なくなってしまう
「神司モテモテだなぁ」(・∀・)ニヤニヤ
そしてそこのムカつく顔してるのがロミオ・レオーニはブラットの隊員だ
「うるせぇロミオ、シバいて駅前に全裸亀甲縛り状態で放置すんぞ」
「いつも以上に辛口だ!?しかも亀甲縛りとか出来んのかよ!?」
「罪人を縛りあげるのに最適だからな亀甲縛りは動けば動く程キツくなってくからちょうどいい」
「「「うわぁ」」」
女子3人はロミオを見て引いている
「なんでお前等俺見て引いてんだよ!?しかもちゃっかり俺の事罪人と同じ扱いにするなよ!」
なんて笑ってたこんな日常が続く事は無いと分かっていても求めてしまうのだこんな日常がずっと続けば良いのにと
そんな事を考えていると
「中村慎司はいるか?」
入ってた来たのは雨宮ツバキ先生だったちなみに雨宮先生も元ゴッドイーターで今は新人ゴッドイーターの教官を務めてたりしている
「なんですか?雨宮さnっとと先生」
危なかった昨日の感覚で雨宮三佐って呼ぶ所だった流石に疲れが表に現れてるな...
「昨日の身体測定を休んでたのでお前は明日残って測定だいいな?それと渡す物があるから来い」
なんだろ?渡す物って?...いや違うな渡す物は口実又はオマケだ目的は俺を連れ出す事か...なんで分かるかと言うと声音がいつもと違い厳しい声質をしていたからである
「つーわけで明日は無理だなまぁ俺抜きで楽しんで来いよ...」
そう言って雨宮先生の後に続く
この学校は1階が職員用の部屋や食堂2階には2年生が3階には3年生が4階には1年生という風に分けられている
今は1階の相談室にいる
「それでどうしたんッスか?雨宮先生?それとも雨宮三佐とお呼びした方がよろしいッスか?」
なんて卑屈に言ってみると以外な反応が帰ってきた
「今回は雨宮三佐が正しいかもしれないな...」
あれ?『学校では雨宮先生と呼べ』って言ってくる癖に...どうしたんだ?いったい...あっ!まさか雨宮三佐の
「三佐まさか例のアレですか?まさか...アレじゃないですよね?」
いやマジで面倒くさいからね?三佐のアレは...俺の気のせいであって欲しい切実に
「お前の言う通り例のアレだ...最近、街を歩くたびに嫌な空気を感じるのだ...すまんが警戒しておいてくれ...」
マジっすか...三佐のアレもとい直感はどこぞのマフィアの10代目くらい当たる
「あぁ...それとシエルとナナを借りていくぞ明日極東に戻らなくてはならなくなってしまってのでな護衛として連れていくぞ」
「どうぞどうぞご自由に」
というわけで俺は学校に残る事が確定した
─────翌日─────
今俺は学校の屋上にいるんだが...おっかしいなぁ〜街中から煙があがってるぞぉ(錯乱)っとまぁ冗談はこの位にして正直、冗談言ってる場合じゃない...くっそ雨宮三佐の予想が大当たりしたって訳だ...
「クソッタレが...っざけんなよ...」
小声で呟いた。多分今の俺の顔は凄い怖い事だろう
屋上には園芸部の菜園がある今は3年の先輩が手入れをしている多分そのせいで今の状況と俺の存在には気付いていないようだ
この学校では三つの棟に分かれている時計棟、部室棟、準備棟があり時計棟には全学年の教室と職員室があり、部室棟は名前の通り各部の部室がある、準備棟は教科準備室の集まっている棟を示している
俺はその時計棟の屋上にいる訳だちなみに追加で話して置くと時計棟6割、部室棟2割、準備棟2割となっているため時計棟の屋上面積はかなり広いのだが太陽光パネルやら超高圧蓄電器やら下水ろ過装置やらがありあからさまに『ここで生活して下さい』と言ってるような設備の揃いようだ
俺の真下がちょうど屋上への入り口があるのだがその入り口の扉が勢いよく開いた
「丈槍さん急いで!」「待ってよめぐねぇ〜どうしたの急に?」「佐倉先生?どうされたんですか?」
この時とほぼ同時に校庭で部活をしている生徒の声がぴったりと止まった...1度だけの断末魔によって
「きゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」
たった1度されど決定的な悲鳴は皆に無理矢理現実を突きつけ現実を認識させた
それはわかりやすくいうならばバイオハザードの始まりを告げこれからの苦痛を突きつけられた瞬間だった
未来の見えない暗闇の戦いの始まりを告げるには十分だった
俺は皆を守り抜けるのだろうか?そして他の者達は無事なのか?それを知るすべは今の俺にはなかった
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2話生き残る為に少年は戦場をかける
暑さで脳がドロッドロになってました(いいわけですねすいません)
まぁいつも通りのタイトル詐欺感がありますが生暖かい目で見ていただけると嬉しいです
安全安心が約束されていた過去との決別の悲鳴から約5、6分立った頃にドアを力強く叩く音が屋上に響いた
わかりやすく言えば屋上の鉄のドアを叩いたのだ
「園芸部!!まだ残ってるか!!開けてくれ!!?」
悲痛の叫びの様な呼び掛けがドアの向こうから聞こえて来た
「待ってて!!今開けるから!!」
園芸部の女子生徒がカギを開けると、2人の男女の生徒が入ってきた
しかし男子生徒はグッタリとし、ピクリとも動かない
俺は知っている、”アレ”はもう手遅れだと言う事を...ゴッドイーターとして数々のアラガミやアラガミの被害に遭った人そしてアラガミが現れた結果の二次被害を見てきた...例えば病気とか食料や飲み水の不足、食料や薬などを取り合った人間同士の争いなんかがあった
そんな状況なら見たくもない死人はいくらでも見る、アラガミに喰われもはや原型を留めていない者、ガリガリに痩せ栄養がまともに取れず涙を流しながら息を引き取る者、人間同士の殺し合いの末撃ち殺されたり爆発物によって体が吹き飛んだ者、本当に色々見てきた
だからわかってしまうのだその者が生きているのか否か
「降りるかな、っと」
ちなみに俺が未だにいる事がバレていないのは屋上の上の高台にいるからでわかりやすく言えば凸型の真ん中のでっぱりにいると言えばわかりやすいかその高台にはよく分かんないアンテナが立っていて俺はその根元にいたので運良くバレなかったわけだまぁこれからバレるんだけどね
俺は神機を持って下に降りた、神機については後で説明する事にしよう
俺が降りた瞬間屋上にいた全員が驚きと恐怖の入り混じった様な表情でこちらを見た
しかし、先程めぐねぇと呼ばれていた先生(本名佐倉慈)がすぐに話し掛けてきた
「中村神司君よね!?良かった無事だったのね!?」
あぁ多分めぐねぇは知らないんだ俺がゴッドイーターである事をでも神機を見ればわかるだろう
「その手に持ってるのってたしか...!もしかして中村君がゴッドイーターなの!?」
まぁこうなりますよね...今更隠しても仕方ないか...
俺は神機を左手に持ちながら敬礼をした
「フェンリル極東支部第8部隊、感応種対応型ゴッドイーター通称ブラッド隊隊長中村神司中尉であります」
この堅苦しい挨拶超嫌い
「それよりも...そこのツインテールの女子生徒!直ぐに”ソレ”から離れろ!」
俺は少し口調を強めて言った
「はぁ!?お前、先輩をソレ呼ばわりとかふざけんなよ!?先輩はケガしてるんだぞ!?」
あぁこの女子生徒は先輩なる人物が好きだったのだろう...しかしソレはもう人ではない、それをこの女子生徒は気づいていないのだろう
ならば教えてやらねばなるまい、そして別れを告げさせてあげなくてはならない
「お前何言ってんだ?ここには俺を含めた5人しかいねぇじゃねぇか...良く見ろよお前の言う先輩だった物を...」
俺はハッキリと告げた、告げてしまった、そこの先輩なる人物はもう死んでいると...
誰もがその先輩だった物をみる
「せっ先輩?嘘ですよね?単に気を失ってるd」
ツインテールの女子生徒は話し掛けるが返事はないがしかし動いたのだ先輩だった物が
「早く離れろ!もう手遅れだ!!全員後ろまで下がれ!!!」
俺は怒鳴るように叫び神機を構えるツインテールの女子生徒も俺の声にビビったのかはたまた現実を理解したのか後ろに下がった
ヴヴヴゥゥゥアアアアァァァァ
”ゾンビ”としか言い表せなかった
男子生徒だった物が動きだしあからさまに人の出す声とは思えない低く唸る声が聞こえてくる
...たしかゾンビの弱点って即死させるなら頭で転倒させるなら足だったっけな...ゲームとかアニメだと所々ちがうからなぁ...頭から縦に一刀両断でいいよな?
俺は冷静に場違いな事を考えていた
ゴッドイーターとして、軍人として、男として、冷静に敵を分析し最小の動きで仕留めるかを考えていた
「あの世で俺達を見守ってて下さいや」
そう小声で呟くと神機を頭の上まで持ち上げた
ヴヴヴァァァァァ!!!!!!!
本能でもあるかのように怒りのこもっているような叫びとともにこちらに向かってきた...だが普通の人が歩くより遅いまるで骨折して足を引きずっているような歩き方だ
「はあぁ!!」
と発すると同時に神機を振り下ろした...
「悪ぃな別れも告げさせてやれなくてよ...」
振り返らず俺は言う好きな人を殺した奴の顔なんて見たくないだろうから
「いやいいよ...気付いてたんだろ?先輩が手遅れなの...だから先輩から離れろって言ったんだろ?」
「...あぁ」
俺は小さな声でそう返した
「むしろ私は感謝してる...私を助けてくれて、先輩を助けてくれてありがとう」
泣きながらに女子生徒はそう告げた
「俺はこれから校舎の制圧に行く、全員ここで待機しといてくれ」
「1人じゃ...」
園芸部の生徒はそう言おうとしたが遮った
「俺はゴッドイーターだ一般市民を守るのは当たり前だし戦うのも当たり前の事だ...お前らは生き残る事だけ考えろ全員で生き残る方法をな」
そう言って俺は屋上から校舎内に入った
俺の記憶はそこでなくなっている
ただ覚えているのはゾンビ共の切り捨てた時の気持ち悪い感触だけだった
意識が戻った時は校舎の1階玄関口で返り血を浴びたの自分と返り血で真っ赤に染まった神機だけそして回りの肉塊だけだった
読んでいただきありがとうございます
主人公バーサーカー化してましたねwww
ちなみに色々専門用語が出てきてますが後々専門用語をまとめた物を上げる(予定)ます
まぁのんびりまったり待ってて下さい
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3話少女達はショッピングモールで生活し始める
安定と安心のタイトル詐欺感が拭えない(´・ω・`)ショボン
今回はアリサsideと神司sideで構成されているのでおたのしみに
アリサSIDE
(リーダー雨宮三佐に呼び出された後凄い考え込んでたなぁ...大丈夫かな?リーダー無茶ばっかりするからなぁ...)
「「アーリサ!」」
「ひゃぁう!?圭!美紀!急におどかさないでよ!」
「アリサが買い物中に(・-・)ボーッとしてるのがいけないんでしょ!?話し掛けてるのに無視するし...泣くよ!!」
((心弱過ぎだよ圭...))
「ごめんごめん、ロミオ君に荷物持ち頼べば良かったなぁ~って考えてて」
なんて誤魔化した
「確かにそうだね」
「ロミオ君なら喜んで「おーい!!!」ってあれ?ロミオ君?」
何故か来ない予定だったロミオ君が走ってくる、がいつもの学校の制服や私服とは違う服を着ていた、そうゴッドイーターの制服だ
「ロミオ!何故ゴッドイーターの制服を着てるんですか!!一般市民には「それどころじゃないんだよ!?」...えっ?」
ヴヴアアアァァァ
「キャャャャァァァァァァ」
「げぇ!もう入ってきやがった!」
「ロミオ!最上階へ人を誘導して!私はアレを...」
「なに...あれ...」
「わかった!二人共こっちだ!!」
「えっ?あ、うっうん行こう圭」
「うん...」
2人は最上階に逃げた、後はアレをなんとかしないと
「皆さん5階に逃げて下さい!」
とりあえず無事な人を上へ
「映画館の中に入って下さい!」
圭が映画館に誘導している
「慌てずに!落ち着いて行動して下さい!」
「おばあちゃん大丈夫?ゆっくりね?」
ロミオや美紀も誘導に回ってくれてる、でもどうしたらいいんだろう...神機は学校だし...
ヴアアアァァァ
とりあえず体術でなんとかしないと...でも数が多いと流石に...
「アリサ!!これ使え!!」
振り返るとロミオが上から何かを落としてきたよく見るとスコップだった
なんとか落とさずに拾う事が出来た
「神機よりは軽いけど、これなら...」
ゴッドイーターとして、皆を守らなきゃ
私は神機と同じようにスコップを構えた
ヴア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァ
数は約200...いける!
「せやぁ!」「はあぁ!」
スコップで横に一閃する、その振ったときの延伸力を利用して回し蹴りをはなつかなり吹っ飛んでいったからそれほど足腰が強い訳ではないようなのでどうにでもなりそうだが...数がどんどん増えて来ている既に視認できるだけでも500は超えている
このままじゃ...その時
「...ア...サ...ん!...ミオ...さ...し...さん!」
途切れ途切れだが常時装備の小型通信機に連絡が入るすぐに音声がハッキリする
「アリサさん!ロミオさん!神司さん!応答願います!」
声は極東支部のオペレーターの竹田ヒバリちゃんからの通信だった
「こちらアリサ!ヒバリさん聞こえますか?」
「こちらロミオ!ヒバリさん!良かったぁ~繋がって...」
リーダーの通信が聞こえてこない...大丈夫だよね?無事ですよね?リーダー...
「良かった!お二人の現在の状況の報告を!」
「「了解!」」
「現在、リバーシティ・トロン・ショッピングモールにてゾンビ約500体と交戦中!」
「俺は生存者の避難誘導してます!でも負傷者が何人かいる!」
ロミオの発言がとても問題な事にアリサは気付かなかった
「ロミオさん!直ぐに負傷者を残して他の人を避難させて下さい!負傷者の何人かはウィルス感染の可能性が...」
「ごめん!ヒバリさん!手遅れだった!畜生!!!」
ロミオの苦痛の叫びが聞こえてくる
「それならゾンビ達を監禁して下さい!出ないと溢れ返って来てしまいます!」
「了解!クソッ!」
ロミオは映画館の扉を閉め、物などを積んで完全に開かないようにした
生存者はこれによりアリサ、ロミオ、祠堂 圭、直樹 美紀、そして途中で発見した犬、首輪に太郎丸という名札があったから名前でまちがいないだろう
の4人と1匹となった
「ヒバリさん!リーダーは!リーダーは無事何ですか!!」
アリサは戦闘を行いながら聞く
「まだ連絡が取れてませんが、神機での戦闘とフォームチェンジなどの反応が見られるので生存はしています!」
良かった...リーダーは生きてる...なら!ここを乗り切ってリーダーと合流しないと!
「了解!ならリーダーとの合流を目指します!」
「了解しました一応神司さんの所には今エリナさんとナナさん、シエルさん、そしてフランさん、リッカさん、レア博士がフライヤで向っています!合流の方をお願いします!」
皆が来てくれるならどんな状況も覆せる!
「了解!」
でも...直ぐには向かえない...少なくとも様子見で数週間は動けない
「でも合流には安全優先で行くので数週間は掛かると思われます!」
「了解!絶対条件は全員生きて帰る事です!」
「分かってますよヒバリさん、帰ったらご飯付き合って下さいね?」
「喜んで...健闘を祈ります!」
そう聞こえてくると通信は切れた
「ロミオ!私達が生活できるだけの大きさの部屋を探して!」
「わかった!2人の事は任せてそっちは頑張ってくれ!」
そう言ってロミオと美紀と圭は生活空間を探しに行った
それから先は簡単だったまず止まってるエスカレーターを登り上で待ち構えて、登ってくるゾンビ達を蹴りやスコップで落としてくだけだったエスカレーターから転がり落ちる時に頭や体の色々な所をぶつけ、息絶える者が続出した
何時間同じ作業をしてただろう...もうすぐ7時位と思われるが...夕方過ぎくらいからゾンビがかなり減った事によってかなり楽になった
「アリサ!見つけたぞ生活空間!食料系も問題ない今は電気が来てるから冷蔵庫が動くからなんとかなった」
良かったやっと落ち着ける...
「わかった...とりあえず安全な場所に移動しましょう?私も疲れちゃったからさ」
「あぁ...大丈夫か?結構な量の血がついてるけど噛まれたりしてないよな?」
「大丈夫触れられさえしてないから...それより2人に説明しないと私達の事」
「......そうだな」
そうしてロミオの少し後ろを歩いて行く
リーダー、必ず戻りますからどうか無事で...
そう決意を固めたアリサだった
━━━━━━━数分前━━━━━━━
神司SIDE
どうしてこうなった...
俺は今女子更衣室の中、女性陣の前でパンツ1枚で立たされて全身を見られている
「どこにも噛まれたりした傷はないみたいね...」
と園芸部の女子生徒が言う
名前を聞いた所、若狭悠里というからしい
「でもスゲェな...身体中に傷跡がある...背中なんてデッカイ切られたみたいな傷がある...」
と言っているツインテールの女子生徒、屋上で会話した女子生徒だ
若狭と同じく名前を聞いた所、恵飛須沢胡桃というそうだ
「見て見てめぐねぇ!筋肉とかすごいよ!!」
「めぐねぇじゃなくて佐倉先生でしょ丈槍さん、それに中村君にも悪いわよ」
「大丈夫だよめぐねぇ...まぁ多少くすぐったいけど問題ないよ」
今呼ばれた女子生徒が丈槍由紀と言うらしい聞く前に自己紹介してきてくれた
「...んでなんで俺の身体見てんの?」
それなのだどうして俺の身体見てんの?
「お前の動き見てて...さ...怪我とかしてないかなって?って心配になって...今はお前が頼りだしさ」
恵飛須沢が心配そうにこちらを見ながら言った
あぁなるほど...バーサク状態の俺を見て心配してるって事か...
「大丈夫だ、これでもゴッドイーターだからな戦い慣れてるからなどこも問題ない」
と簡単に皮肉を混ぜながら答える
「流石だなぁ...なぁお前は「神司でいいっスよ」神司は先輩の事気付いてたんだろ?」
「えぇ...俺はまぁゴッドイーターだからアラガミを倒したりアラガミの被害にあった人達を見てきた...あえて伏せるがそりゃあ酷かったさ目も当てられないくらいにな...だからだろうなそんなモン大量に見てりゃ生きてるか死んでるかくらい見分けられるようになっちまったんだわ」
なんて苦笑しながら話した
「その...ありがとな助けてくれてさ...」
泣きそうにながらそう言う恵飛須沢だった
「気にする事ないッスよ俺はゴッドイーターだから一般市民を助けるのは当たり前ッスよ」
なんて頭を軽く撫でると驚いた後気持ち良さそうにしていた
「それで?もう服着ていいか?」
当たり前の質問だろうそりゃそうだ女子生徒の前でパン1はマズイだろうからな
「あっ...ごめんなさい今貴方の制服洗濯しちゃってる...」
「...じゃあおれどうすんだよ...着るもの無いじゃん...あっ!あったわ着るもの」
思い出した俺の神機置き場のロッカーにフェンリルで来てた私服あったわ
「誰でも良いんで1階の開かずの扉の奥にあるロッカーに俺の名前が書いてある奴があるんでそん中の服持ってきてもらっていいッスか?」
「じゃあ私とめぐねぇで行くよ」
「めぐねぇじゃなくて佐倉先生でしょ?じゃあ中村君鍵頂戴」
「よろしくお願いします、俺は男子更衣室のシャワーで汗と返り血流して来ます」
そう言って鍵を渡し部屋を出ようとしたが注意する事があった
「あっそうだ!皆!絶対神機には触れるなよ!神機は適合した奴以外が触れると喰われるから」
そう説明すると皆の顔から血の気が引いていく
「んじゃシャワー浴びてくる」
廊下に出て男子更衣室を目指す汚れやゾンビの死体がまだゴロゴロ転がっているが後で片付ければ問題ないだろう
何事もなく更衣室につき扉を閉めた直後耳元でノイズ音がした通信機に通信が来たのだ
「し...じさ...お...ねが...す」
直ぐにハッキリと聞こえてくる
「神司さんグスッ応答ヒッグ願いグスッますグスッ」
やっべぇヒバリちゃん泣いてるよ
「こちら神司!ヒバリちゃん落ち着いて!俺は生きてっから」
なんとか優しく声を掛ける
「良がったぁぁぁぁぁぁぁ」(╥﹏╥)
「ごめんな?通信繋がんなくてさ...悪いんだけど状況説明頼める?」
「それなら私がします!」
介入してきた声はもう1人のオペレーターのフラン=フランソワ=フランチェスカ・ド・ブルゴーニュの声が聞こえてくる
「状況は一言で言うなら最悪です神司さんのいる地域の生存者はほぼゼロと言って問題ないでしょうアリサさんとロミオさんは生存確認が取れていますそれと生存者が2名いると名前は直樹美紀、祠堂圭ですそして現在フライヤで私とナナさん、シエルさん、エリナさん、リッカさんそしてレア博士が巡々丘学院高校に向っています、状況報告は以上になります」
良かった無事だったかアイツら
「了解!こっちにも生存者が4名いる名前は恵飛須沢胡桃、丈槍由紀、若狭悠里、佐倉慈4名とも女性」
さてこれからどうするか...考えねぇとな
「済まないがこれからシャワー浴びるんだ通信切っていいか?」
「了解しました早めの連絡をお待ちしてます」
そう聞こえてくると通信を切った
いかがだったでしょうか?
書き終わった感想は
『バトルシーンむっず!』でした
そしてやっと女子生徒の名前が出ましたねwww
そして専門用語の方はもちろん出しますがゆっくり書いてく感じになると思います申し訳ないm(_ _)m
なのでのんびりまったり待ってて下さい
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4話少年達は協力して安全地帯を作り始める
言い訳すると引っ越したり、スランプ(笑)になったり、年末年始大忙しだったりと色々あった訳なんですが正直書ける時間は腐るほどに、もう腐り過ぎて腐り落ちるほどあったのですがモチベとか・・・正直すいませんでした
ヒバリちゃんから連絡を貰ってから約20分・・・顔や手の至る所にへばりついている少し粘っとする血を念入りに洗い流すこれを洗い流すがかなり大変だった・・・特に髪にへばりついているのを落とすのにシャンプーを4回はもしなくてはならなかった
すべて洗い流して更衣室に行くとフェンリルで俺が着ていた私服が置いてあっためぐねぇと丈槍が取ってきてここに置いといてくれたようだまぁ俺が頼んだんだけどね
ちなみに屋上で知ったんだが丈槍、恵飛須沢、若狭の3人って俺より1つ上の先輩だったんだよね・・・敬語ダルい
「ふいぃ〜スッキリした・・・しかしなんでそんなに時間経ってないのに血まで腐ってきてんだよ・・・気持ち悪ぃ」
廊下を歩きながら1人呟き頭の中を整理する
とりあえず校舎内にいたゾンビ共は処理したが・・・校庭や学校の敷地外にもおびただしい数のゾンビがいる校舎内に侵入してくる可能性はかなり高い・・・やはりバリケードは必須だし丈夫な物を作らないとならないな
「それに校舎の掃除もしねぇとな・・・」
未だに足元にはゾンビ共の骸がころがっている為生活空間を作るのも1苦労だろう更に校舎中のガラスも割れている新しいガラス又は別の何かで塞ぐしかない
「とりあえず骸は焼却するきゃねぇかな・・・」
とりあえず皆と合流するかな・・・
西階段を使い2階から3階に上がる
校舎には西階段、中央階段、東階段の3つがある
西階段の側に男子更衣室があり、真逆の東階段に女子更衣室があるので俗に言うラッキース●ベなどは有り得ない仕組みになっているまぁ期待してないからいいんだけどね・・・
3階に上がるとすぐに皆を見つける事が出来た
「なーにやってるッスか?」
「あぁ神司君実はここを皆の共有スペースにしようと思ってね」
「生徒会室なら設備も良いし丁度良いと思うのどうかしら?」
生徒会室か・・・確かに設備も生活するなら申し分無いしうってつけだ
「良いんじないっスか鍵が閉まってたみたいだし中も綺麗だから丁度良いと思いますよ」
「じゃあここで決定ね」
「まぁ後は校舎内の掃除とバリケード制作はしないとッスね」
「掃除なら任せておいてくれ私とりーさんでやるから」
ん?りーさん?誰のことだ?リーダー的な意味なのか?
「神司くんにあだ名で言っても伝わらないわよ・・・りーさんって私の事よ」
と若狭先輩が教えてくれた
「なるほどねりーさんって若狭先輩の事だったのね」
あれ?これからは俺もそう呼ばないといけない感じ?恥ずかしいんですけど・・・
「中村君もこれからはりーさんって呼んでね?」
やっぱりかよ・・・恥ずかしいんですが呼ばないとダメですかね?
若狭は目をキラキラさせながらまだかまだかと待っている
「・・・・・・前向きに検討しておきます」
「それ遠回しの断り文句じゃん」
即座に恵飛須沢にツッコまれる
「やっぱりダメかしら」ナミダメウワメヅナイ
卑怯だ・・・涙目で上目遣いの最強コンボをしてくるとかりーさんあざとい・・・あざと可愛い
「・・・りーさん・・・」////
やっべぇ超恥ずかしい悶絶しそうな位に恥ずかしい
「あっ神司君テレてる可愛い〜」
なんて丈槍が追い討ちを掛けてくる
「・・・まぁそんな事は置いといて掃除始めましょう」
露骨に話を逸らしながら行動するとりあえず骸の処理は俺がやるしかないか
「じゃあ遺体の処理はどうする?やっぱし埋めるか?」
「いや念には念を入れて焼却するつもりってまさか自分達でやるつもりッスか?そういうのは俺が」
そうだ殺ったのは全部俺だ・・・なら処理も俺がやるべきだ・・・
「お前は力仕事のバリケード製作があるだろ?それに・・・頼りっぱなしじゃ嫌だしさ・・・」
と恵飛須沢が俺の声を遮って言う
「そうね・・・助けて貰ってばっかりだし・・・それに1人で辛い思いさせる訳にはいかないわ・・・」
「そうねわかりやすく言えば神司君が主犯で私達は共犯かしらね」
とめぐねぇと若狭が続ける
多分これは何言っても引き下がらないだろうと考えそれ以上は言わないでおく
「・・・じゃあとりあえず遺体は集めて屋上で火葬しよう」
「じゃあ私と神司がバリケード製作でめぐねぇとりーさんが遺体運びだな」
「もうめぐねぇじゃなくて佐倉先生でしょ?」
と恵飛須沢が役割分担を行いめぐねぇが自分の名前を訂正する
「ねぇねぇ胡桃ちゃん私は?私は?」
「お前は雑巾がけとガラスの掃除1番楽だからそれで良いだろ?」
「うへぇ〜楽だけどやる場所多そう〜」
「まぁまぁ・・・それで終わった人から他の所のフォローって感じで行きましょうか」
りーさんが更に付け足してやる事が決定した・・・しかしちゃっかりバリケード製作2人になってるし・・・まぁいいか・・・人は多い方が楽だし
こうしてそれぞれ仕事に移った
しかしバリケードを作るのは良いがそのバリケードを作るための素材はどうすっかな・・・教室の机を使うか?しかし風が通るよな・・・
「なぁ中村?バリケードどうやって作る?教室の机は使える・・・かもしれないけど風通すよな・・・夜とか絶対寒いよな・・・どうする?」
恵飛須沢も同じ結論に至ったようだしとりあえず今思いついた方法を提案してみるか・・・
「恵飛須沢先輩、提あn「胡桃」・・・恵飛須z「だから胡桃だって」・・・呼ばないとダメ「ダメ」っスか・・・」
うそーん名前呼び以外ダメとか初めてだわ・・・恥ずかしいんですが・・・しかも途中で遮ってくるし
「・・・胡桃先p「だーかーらー胡桃だってば」・・・呼び捨てオンリーですかそうですか・・・」
これなんてイジメ?恥ずかしいの我慢して呼んだら呼び捨てオンリーとか恥ずかし過ぎて泣きそう
「呼び捨てにすると敬語じゃなくなりますけどいいですか?呼びづらいんで」
これで流石になんとか「全然いいぞむしろ敬語やめてくれあんまし敬語で話されるの苦手なんだ」・・・ならなかったねテヘペロ・・・やめよう虚しくなるだけだ
「そんじゃ胡桃1つ提案がある。とりあえず教室の机を大漁に集めてほしいその間に別の素材持ってくるからさ頼むわ」
ぐおぉぉぉぉぉアイツ等と同じようなノリで言ったけど超絶恥ずかしい
「机だけでいいのか?」
「あぁ・・・その間に俺は別の素材を集めてくるわ・・・でも気をつけろよまだいるかもしれねぇんだから」
そう言い俺達は別々に行動する事になった
とりあえずの対策として園芸部が使用していたであろうシャベルを持たせておいたから大丈夫だろう多分
どうでもいい豆知識だがスコップとシャベルでは東日本と西日本で呼び名が違うらしい
東日本だと小さくて片手扱うのをシャベルといい大きくて足で地面に突き刺して使うのをスコップと言うらしいのだ西日本では逆だがな・・・ホントにどうでもいいな
とりあえず恵飛須沢と別れてから俺は準備棟に向かっていた目的は木工などで使う木材や段ボール、そして食料品である
「おっかしいな・・・さっきより雑魚共が少ねぇぞ・・・」
俺は校庭側の窓から校庭を見回して呟いた
時刻を確認すると5時5分となっていた・・・なんで急に数が減ったんだ?アイツ等って昼夜問わず動き回る訳じゃないのか?でも・・・だとしたら好都合だなバリケード制作の邪魔が減るし夜なら多少の無茶は出来る・・・もしかしたらアイツ等にもまだ人間としての本能や習慣が残ってんのかもな・・・
とりあえずバリケードの材料集めるか・・・俺が集めに来たのは文化祭などで使う看板よく学校の前に置いてあったりする《〇〇祭》とか書いてあったりするアレだ後は電動ドライバーとネジと太い針金とペンチなのだがあるかな?
「おっラッキー電動ドライバー見っけ!こういうのはやっぱり工具箱漁るに限るな」
その後も色々漁りとりあえず目的のアイテムは手に入れる事ができたので下駄箱前に戻って来たすると
「おぉ〜おかえり〜そっちも上々みたいだなとりあえず片っ端から集めたけど良かったのか?」
およそ20ほどの机が廊下に適当に置かれておりその中の一つの机の上に恵飛須沢が座っていた
「おぉ結構集めたなぁサンキューな胡桃・・・さて後は俺の仕事だから胡桃は他の奴ら手伝ってやってくれ」
よしっ!少し時間を空けたから心を乱す事なく対応出来たな
「オッケーんじゃ行ってくるわ〜あっそれと皆の前だからってあたしの呼び方変えるなよ?さっきみたいな感じでいいからさ」至って
( 'ω')ふぁっつまり皆の前で呼び捨てにしろと?・・・ずっとソロで行動したい・・・
「はいはいそれじゃ皆よろしく」
そう言ってバリケード作りを始める
バリケード作りは至って簡単でまず先程入手した文化祭で使う看板を玄関の扉
が開かないように横向きにおきただ看板を寝かしたままは風が通る為通らないようわざわざ看板を寝かすのではなく横向きのまま立てて設置しその上にもう一つ同じ様に看板を重ねた
そして机を横にして並べ針金で縛りそれを天井まで積み上げ残った針金で有刺鉄線を作り看板側から電動ドライバーで看板と机を固定して神司お手製のバリケードの完成だ
それからは余ったバリケード制作用に持って来たベニヤ板を利用してそこら中の窓を修理したまぁ修理したと言ってもせいぜい風が通らない程度だが
「とりあえず皆と合流するか・・・疲れたシャワーもっかい浴びたい・・・」
そんな独り言を呟きながら皆を探すと屋上に全員集まっていた
「あっ神司君お疲れ様〜それでどう?バリケードの方は・・・」
めぐねぇが早速俺に気付き労いと出来の確認をしてくる
「とりあえず問題ないですよ・・・ただ学校の中だけじゃ流石に物資が足りないんで
近々デパートに遠征を考えてます話によると仲間もいるみたいなんで合流しつつ食料調達しようというのが今後の流れになりますかね」
こうして俺達は安全圏とほぼ安定した電気と水を手に入れ安定はしないものの食料も調達し安全地帯が完成した
「そうだ神司後でお前の話聞かせてくれよゴッドイーターになった理由とかそういうの」
胡桃(一々呼び方変えるのめんどくさい)が唐突に話をふってきた
「あ〜それは後でな?とりあえず供養したりとか先に終わらそうぜ?」
後で質問攻めにあうことを覚悟しながら遺体の供養を行った
いかがだったでしょうか?時間あったくせにストーリーも進まずこんなんですいません(謝ってばっかりだなぁ)
次回は主人公の神司の過去編となります(多分)
その前に設定とか上げるかも知れません
それではまた次回にお会いしましょう
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オラクル細胞調査結果レポート1
とりあえずではありますが予定していた資料?が出来ました
上げる上げる詐欺とか正直自分で思いました(^ω^;)
まぁうっすい内容で時間掛けすぎだな・・・と思いましたがあえて振り返らない方向で
なんとか更新ペース上げたいなぁ(でもモチベが上がらないんだよなぁ・・・)
オラクル細胞調査結果レポート
ペイラー・榊
地球は、あらゆるものを捕喰する細胞「オラクル細胞」から形成される異形の怪物「荒神(アラガミ)」によって荒廃し、彼らの“食べ残し”である人類は滅亡の危機に瀕していた。人類の対抗手段は、生化学企業「フェンリル」によって開発された生体武器「神機」とそれを操る「ゴッドイーター」だけだった。
・アラガミ
アラガミ(荒神)とは、地球に突如発生した謎の生命集合体である。オラクル細胞が北欧で初めて発見される。その後まもなくあらゆる物体を喰い荒らし、瞬く間に各都市を壊滅へ追い込んだ。 身体は「オラクル細胞」と呼ばれる特殊な細胞で構成されているため、同じくオラクル細胞を持った兵器である「神機」でしか倒すことは出来ない。体内にオラクル細胞のコアを持ち、それが体全体の指揮・統制を行っているため正確にはアラガミはカツオノエボシのような単細胞生物群体といえる。 オラクル細胞そのものが「捕喰」を行うため、消化器官などは存在しない。またアラガミは捕食したものの性質を得る場合がある。発見から半年程度でアメーバ状のものから獣のような形態のものまで進化している。 その外見は単細胞生物群体だてらに多岐に渡り、攻撃方法も多彩なバリエーションを持つ。 アラガミの進化には複数のベクトルが存在し、外見的進化を一段落終えたら、内面的な進化を開始するため、同じアラガミでも時代を経るにつれて強化される。 雌雄の区別はなく、無性生殖に近い繁殖形態を取っているが、ある程度の段階に到達した種のみ雌雄の区別がついたりする場合もあり、必ずしも性別の概念が無いわけではない。
・感応種
周囲のオラクルの流れを支配し、アラガミを統率、強化する能力を持ったアラガミ。
神機の制御を奪い従来のゴッドイーターを無力化するため、ブラッド以外には一切対処することができない(例外的に偏食因子が異なるソーマのみ、わずかながら対処が可能)。
その中でも厄介なのがマルドゥークと呼ばれる白いアラガミ、マルドゥーク咆哮により、周囲のアラガミを集め統制しマルドゥークの怒り活性化時に周囲の中型、大型アラガミも怒り活性化させる能力をもつ
マルドゥークは中村 神司(当時 新兵)が血の力により討伐
・感染種
今回のパンデミックで霧散したウィルスに感染した又は感染者を捕食し感染したアラガミ。従来のアラガミと違い知性がない為行動パターンはわかりやすくなったがその分一撃一撃が重くダメージも大きくなっている
・腕輪
ゴッドイーターの腕には専用のハーネス(正式名称「P53アームドインプラント
と呼ばれる腕輪がありこれは死ぬまで外せないと言われていた
腕輪は現在軽量化、コンパクト化に成功しリストバンドのように目立たない見た目になった
更にオラクル細胞だけを体内で死滅させる事に成功した為腕輪を外す事も可能になった。その結果神器使いを引退したゴッドイーターは腕輪の封印は必要がなくなった
・神機
アラガミの身体を構成するオラクル細胞で構成されており、ペイラー・榊は「人為的に調整されたアラガミ」と称している。コアには人工的に作られたアーティフィシャルCNSを使用しており、それと後述の腕輪を接続することで使用が可能になる。
アラガミの細胞結合を「喰い破る」ことによって致命傷を与えられる唯一の兵器である。可変機能を持たず近距離型と遠距離型の2種類が存在する旧型神機と、近接武器形態と銃形態とを自由に切り替えられる神機変形(フォームチェンジ)を備えた新型神機に分類され、主人公に与えられる神機は新型神機に属する。新型神機はその汎用性の高さの反面、適合条件が旧型神機よりも厳しく適合者は少数に限られ、それ故に運用に伴う人体への影響において不明な点も多い。
ゴッドイーターの腕には専用のハーネス(正式名称「P53アームドインプラント」。が塡められており、これにより神機とゴッドイーターは一体となって使用が可能となるが、同時にハーネスも肉体と融合し死ぬまで外すことはできなくなる。また引退・戦死したゴッドイーターのハーネスには黄色のテープによる封印が施され、神機は次の適合者に引き継がれる。
なお、極東支部では月に一回の定期メンテナンスが義務付けられている。
こちらも腕輪同様軽量化が可能になった為従来より扱い安くなった
更に俗に言う二刀、二銃も可能になったその結果戦略の幅が広がり、よりアラガミの討伐がスムーズかつ死者を減らす事ができた
現在ではオラクル細胞を持たない人でも扱える神機が開発されたためオラクル細胞を持たない人でもアラガミに対抗できるようになったが、しかし減ってはいるが少なからず被害は出ているのも事実である
・神機兵
アラガミに対抗するために神機技術の粋を使ったパワードスーツ。適性さえあれば民間人でも搭乗可能と言う凡庸性と神機使い以上の攻撃力を有する。有人型と無人型で運用する事もできる。使用する武器は可変式であり、ブレードの形状で長刀型と大剣型に分類できる。最近では短刀型、槌型、槍型、鎌型が開発され戦闘のバリエーションが増えた
有人型を推奨するレア・クラウディウス博士は有人型神機兵の開発に成功し多大な成果を収めたが、搭乗者に負荷が強かったが今ではその負荷も改善されている
ジュリウス・ヴィスコンティ中佐を初めとする、ブラッドの強力によりより戦闘能力を向上させた新型の有人神機兵
他支部と協力して少しずつではあるが量産されて始めている
・第4世代ゴッドイーター
今の所確認されている第4世代のゴッドイーターは中村神司ただ1人であり、第4世代の能力として喚起能力の延長として全神機使いのブラッドアーツの威力を2倍にまではね上げる、しかし本人曰く疲労がとてつもなく1日に1度が限度らしく実験で1日に2度使った時は3日疲労で立ち上がる事も困難な状態になった
更にブラッドアーツを2つ発動する事が出来るという能力も持つ
オラクル細胞調査結果レポート2へ
はい!薄っぺらなまとめです正直ゴッドイーターのwikiからコピって追加要素入れて違和感が生まれないように色々いじった結果なので・・・ね?大半はwikiニキが頑張ってくれました(^ω^;)
レポート2は上げるかは不明ですがまぁオリジナル設定を出す時なんかにはレポートという形で出して行きたいと思います
オリジナリティーには若干自身はないですが(実際はほとんどない)読んでくださる読者の為にのんびり、まったり、ゆっくり書いて行きますのでよろしくお願いします(`・ω・´)ゝ
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5話少年は少女達を守る為に・・・
先月9月24日で18歳になりました優楽です(`・ω・´)ゝ
今回はかなり戦闘シーンをなるべく細かく書いて見ましたのでどうぞお楽しみください(`・ω・´)キリッ
学校を安全地帯として使って行ける事が出来るようになったが極東支部からの助けが来るのか・・・それまでにどれだけの日数が掛かるのか・・・数多くの問題点はある・・・何よりこの学校の設備の良さは万が一に備え過ぎている・・・まるでこのパンデミックが事前から起こる事が分かっていたかのように思える、だとしたら・・・この学校の設備の良さに納得もいく
てか普通におかしいだろ!高圧太陽光発電、蒸留設備、高圧蓄電器などなど普通の学校にないだろ?単なる太陽光発電ならあるだろうが高圧な上にそれが学校の屋上に準備棟に所狭しと設置されている
「学校にこれはおかしいだろ・・・学校の書類片っ端から読み漁ってみねぇ事にはなんも分かんねぇな・・・」
考えがまとまったら即行動、めぐねぇを探して歩き出す
「あっ中村君ちょうど良かった今から中村君を探しに行こうとしてたのよ」
ラッキーな事にめぐねぇもこちらを探していたようだ
「ん?どうしたんすか?俺で良ければ手伝いますよ?」
「実は学校の設備について「設備があまりにも良すぎる」・・・えっ?もしかして・・・」
「えぇ俺も気になってめぐねぇに学校の極秘書類辺りを見せて貰おうと思って探してたんですよ」
やはりめぐねぇも同じ結論に至った様だ
「まぁそりゃ俺やめぐねぇは当たり前、最悪他の生徒達もすぐ気付くでしょうよ・・・これは準備が良過ぎる・・・」
なら何故学校の教師、主に校長、副校長当たりは生きてて当たり前だろ?
俺は知っている、校長、副校長は死んでいる・・・てか俺が叩き斬った・・・のをあとから確認した
奴等はリビングデッド、生ける屍、ゾンビなど言い方は色々あるが結論から言えば奴等は死んでた。そして自らの意志とは別に動き続け喰らい続ける・・・そんな呪縛から解き放ったと言えば聞こえは良いが実際は助ける方法を模索する事を諦め斬り捨てた・・・
「とりあえず資料を探しますか・・・」
そう言って職員室に向かおうとした・・・しかし辛い事は連鎖するようで
「神司さん!応答願います神司さん!」
フライヤのオペレーターのフランから通信が入ってくふ
「こちら神司!フランどうした?」
かなり焦った様な声音だった・・・嫌な予感がするそして予想通りになった・・・いやなってしまった
「新種のアラガミを確認しました!どうやら感染者を喰らった事で変異した個体だと予測されます!」
まぁ出てきて当たり前だよなぁ・・・新種
「了解!とりあえず新種を狩る!サカキ博士には新種を感染種と呼称すると伝えてくれ!」
「了解しました!ご武運を・・・」
そこで通信を一旦区切る
「聞いてた通り新種のアラガミが湧いてきた・・・俺はそれを狩りに行くから、めぐねぇ達は生徒会室に全員集めておいて」
そう言って俺は返事を待たずに走り出す
俺は即神機を持って2階にある緊急用のハシゴをおり外へ走った
すると討伐目標はすぐに見つかった
「って小型オンパレードかよ・・・だが小型とは言え新種だよな・・・つーかコイツらどっから入ってきたんだよ・・・」
確かに敵は小型アラガミしかいない・・・がすべて普通のアラガミではないのは一目瞭然だった
小型アラガミと行ったらコイツと言えるほど見覚えのあるオウガテイル
攻撃方法は頭の角で着くことのみの猪バカ!ドレッド・パイク
あれは誰だ?毒だ?一つ目で飛んでる?もちろんザイゴート
固定砲台一号機!近接攻撃・ダメ・絶対なナイトホロウ
固定砲台二号機!害悪?そんなの褒め言葉!近遠どっちも来いや!コクーンメイデン
すべてのアラガミは統一して全身をどす黒い紫色をしており所々から半固形、半液体の様な黒と赤をたした様な血を流している
んだよこのめんどくせぇメンツ!てか、固定砲台一号機二号機はどうやってここまで来たんだよ!
とりあえず片っ端から斬るしかねぇ!
「とりあえず固定砲台一号機てめぇからだ!」
そんな恨みを全力で載せたブラッドアーツ【ドライブツイスター】をナイトホロウに放つ
ドライブツイスターは急接近してから上に斬り上げる技だが小型にはあまり向かないので基本は接近する為に使うが相手が固定砲台なら動かないので簡単に当たるので見事ブラッドアーツを叩き込む
「当たるか猪バカ!」
ドレッドパイクが突撃してくるが攻撃方法がわかりやすいので横に回避する
「っっ!はぁ!?今の回避出来たよな!」
俺は確かに横に右側に回避した・・・なのに左の太もも部分から血が出ている・・・
しかし理由はすぐに分かった
あんにゃろぉ・・・移動速度とホーミング性能が通常種の2、3倍はあるぞ・・・どこの赤い彗星さんだよ・・・お前ホントは名前キャスバルなの?突進しか出来ないでキャスバルとか片腹痛いわ!
なんて1人で突っ込んでいるとまたしてもドレッドパイクは突進を仕掛けてくる
「種が分かればお前なんざ脅威じゃねぇんだよ!」
しかし一対一なんてアラガミ達にある訳がなく固定砲台二号機コクーンメイデンのレーザーが飛んでくる・・・しかもスピードが早い
俺は瞬時に小盾を展開しレーザーをガードするそしてそのままドレッドパイクの突進もガードする
「飛べ!」
俺はドレッドパイクに【ドライブツイスター】を放ち言葉通り空を飛んだ、そこに更に追撃で空中で回転するわかりやすく言えば丸刃のチェーンソーの様な感じで斬りつつ地面に叩きつける
チラッと後ろを見ると生徒会室から全員がこちらを見ている
恐怖と応援の目線あの恐怖はもちろん俺に向けられてるもの応援も俺に向けられてるもの
あぁ俺はアイツらからしたら恐怖の対象なんだなぁ・・・なら俺はアイツらを守る為に汚れ仕事をしよう・・・アイツらの仲間にはなれない・・・それくらいわかってた事だ・・・俺の身体は血を浴び過ぎた・・・この手は命を狩り取り過ぎた
「ウオァァァァァァァァァ!」
そんな汚れた自分を殺しにかかる様に俺は叫びながら残ったアラガミに突っ込んで行った
オウガテイルにもう一つのブラッドアーツ【朧月】でミンチにした固定砲台二号機コクーンメイデンは【ドライブツイスター】を何回も何回当てて最後は剣を無理矢理突き刺しそのまま縦に真っ二つにした
そして残ったザイゴートは空中回転斬りで地面に叩きつけそのまま【朧月】でひたすら原型を止めなくなるほどに切り刻んだ
その結果敵の返り血を浴び黒い髪、パーカーとジーンズが血まみれになったまま狂った様に歪な笑みを浮かべた俺がいた
「・・・気持ちわりぃ・・・シャワー浴びて服洗濯して・・・はぁ・・・めんどくせぇ」
普段の声とは到底思えない低い声で言う
みんななんて言うかね・・・いや一言2度と関わらないでと言われてその後俺との接触を避けるだろうな・・・今までがそうだったように・・・
「おーい神司これで髪と顔拭け〜」
胡桃が軽いノリでハシゴから降りてきてフェイスタオルを渡す
なんで、なんで?なんで!いったい何故!
「今シャワーと服の準備してるから待っててね〜」
と悠里(なんか一々名字なのめんどくせぇ)2階から声をかけてくる
どうして・・・お前らは・・・
あんな俺を見ても普通に接していられる・・・
わからない・・・彼女達の気持ちがわからない・・・彼女達の言葉の裏にある感情がわからない・・・
「・・・怖くなかったのか?あんな狂った俺を見ても・・・」
正直どうしてまともに接することが出来るのか全くわからない・・・ならば直接聞く以外に選択肢はないと判断し迷わず胡桃に聞いた
「確かに今のお前は怖いよ、血まみれだし・・・でも私達を助ける為に戦ってくれてるのに怖いからって理由で離れたらあまりにも失礼だろ?」
「恩を仇で返す様だってか?・・・別に恩を売りたくて戦ってるんじゃねぇんだけどな・・・俺にはそれくらいしか」
「そんな事分かってるよ、恩を売る気がないのも、戦ったのだって私達の為じゃ無いことも」
胡桃はここで1度言葉を切り再度続ける
「それでも、お前にその気は無くても私達は助けられてる・・・だから感謝してるし恩を仇で返す様なことはしたくない・・・」
あぁそうか・・・なんで俺はこんな簡単な事を忘れていたのだろう・・・自分の為のした事だけれど・・・それでも俺の行動で助かった人がいたんだ・・・
「その・・・サンキューな胡桃、俺はどうやら大切な事を忘れてたみてぇだ」
「気にすんなこっちこそありがとなおかげで私達は生きてる」
手を綺麗に拭いた俺はゆっくりと手を伸ばす
俺は血を浴び過ぎた手で、命を狩り取った汚れた手で、それでも綺麗な手で、そして誰かを救ってきた手でそっと胡桃の頭を撫でた
「ふぇ?ふえええぇぇぇ///」
胡桃は変な声を出し赤面していたが拒む事はなかった
「んじゃシャワー浴びに戻りますか・・・」
いつもの軽い感じで胡桃に言った
「うん!シャワー出たらお前の話聞かせろよ!」
「へいへい・・・聞いても面白くないと思うけどな」
なんて苦笑しながら校舎に戻っていく
彼女達になら話してもいいのかも知れない・・・
自分の酷く歪んだ過去を・・・
そんな事を思っている自分がいた
いかがでしたでしょうか?自分的にはもっと戦闘シーンをカッコよく書ける様になりたいなぁ・・・とは思っているのですが今はここが限界です(´・ω・`)
次回、神司君の過去が明らかに!
ご期待に添えるかは分かりませんがこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします
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第6話 彼らは今後の方針を決めて行く
久々の投稿で、忘れてしまっている方もいるかもしれませんが
前のを読み返したりして思い出しながら読んで下さると幸いです。
それとほんの少しだけ前書きにオラクル細胞調査レポートを載せておきます。
この話数で必要な情報なので急遽付けさせていただきました。
ご了承ください。
それではお楽しみ下さい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【オラクル細胞調査レポート1.5】
・ワンサイズアップ
文字通りアラガミを一回り大きな対象として扱い、戦う戦法
例
小型アラガミ→中型アラガミ
中型アラガミ→大型アラガミ
大型アラガミ→超大型アラガミ
2度目のシャワーを終えて、1回目の時に脱いだ制服(あの短時間で洗っておいてくれたようだ)に身を包み、生徒会室に向かう。
「こりゃ色々直さねぇとヤベェな・・・」
校内は綺麗にしたが、それでも窓ガラスは割れまくりな為、風をバンバン通す。
それだけではなく、教室の黒板はぶっ壊れていたり、椅子や掃除用具を入れるロッカーも壊れている。廊下は柱や壁に凹みや穴が空いている、酷い所だと、教室と廊下を隔てる壁に、穴が空いていて人1人が通れる程の、馬鹿でかい通路が出来ている。
窓ガラスは絶対塞がないとマズいよな・・・フライヤがどれくらいで到着するか不明、アナグラからの救助を出せるだけの状況ではない、新種たる感染種への対応、ショッピングモールにいるアリサとロミオ、民間人2名の救出。そうなると長期戦を前提とした行動を取るべき、最悪の場合、年単位で学校での自給自足生活を行わざるを得ない。
そんな事を考えていると通信機に連絡が入る。
「こちらフライヤ感染種と思わしきアラガミと遭遇、まだアナグラを出てからそんなに経ってないのに・・・もう出てくるなんて・・・」
「こちら神司、奴等は攻撃パターンは同じだが、ホーミング性能、ダメージ、スピードは別格だ!ワンサイズアップで挑め!最悪フライヤの武装で無理矢理突っ切れ!」
「残念ながらフライヤの武装では、感染種に効果が全くありません!神機でないと効果がないと仮定します!」
マジでか・・・対アラガミ用武装でも効果ナシか・・・
「了解!無茶だけは絶対するなよ!」
「貴方にだけは言われたくないですね」
「うっせ、とりあえず感染種には、常にワンサイズアップで対応しろ!そんでこの事をアナグラの全員に伝えろ!」
「了解しました」
その後通信を切った。
「これはますますアリサ達の救出を急がねぇとヤベェな・・・」
小型オンパレードや、中型が2〜3匹大型1匹程度なら、俺1人でも対処は容易いが、だが大型と中型複数や、大型が2匹以上出てくると、俺1人での対処は難しくなってくる。そうなると連携を取らざるを得ない。
「まぁあの2人なら心配はないけど・・・アイツ等の神機ここにあるんだよなぁ・・・」
幸いにも物資の方は、余裕があるから現状は問題はない。物資回収と敵の殲滅は、後ほど行えばいいだろう。
「おーい神司!りーさんとめぐねぇが話があるってさ」
となると神機も運べる軍用車を使って、アイツ等の神機も運んで「おーい神司?」いやいっそハンヴィーで一掃しながら行った方が・・・いやでもそれで余計ひきつけてもな「りーさん達が呼んでるんだけど」弾数にも限りが・・・
「おい!神司!」
「ッ!?」
反射的に前に飛び、振り返りながら中腰になり、ナイフを構える様な体制を取ってしまった。つまり臨戦態勢を取ってしまった。こういう所は、身体にこびり付いているため、考え事をしていても必ずやってしまう。
「・・・悪ぃ・・・ついいつもの癖で・・・」話しながら臨戦態勢を解く。
「そういう所はゴッドイーターとして、染み付いてるんだな。」くくくっ
なんて可笑しそうに、胡桃は笑いながら言ってくる。
「まぁな・・・んでなんか用か?今後の事を考えてて聞いてなかった。スマン」
「りーさんとめぐねぇが呼んでたぞ、って今後の事ってなにか問題があるのか?」
「それはめぐねぇ達のいる時に話すからとりあえず行くか」
「おう!」
というか胡桃さん?会話の返し方が完全に男の子ですわよ・・・男がこの口調はキモいね・・・
と言っても元々生徒会室に向かっていたので直ぐについた
「りーさん連れてきたぜ〜」「りーさん連れてこられたぜ〜」
「あらあらぁ〜2人は仲良しねぇ〜まるで恋人みたいね。うふふ」
「ちょ///りーさん!やめてよ!」
あらら・・・りーさんの一言で胡桃は激おこプンプン丸ですよ・・・そんなに嫌なんですかね?目から汗が出そうだわ・・・まぁそんな事はないけどな。
「りーさんやめて差し上げて。胡桃が激おこプンプン丸だから、飛び火しそうで怖いんだが?」
「まぁ恵飛須沢さんの事は置いといて、「置いといちゃうんだ・・・」今後の事を話し合わないとね?」
「そうだな・・・とりあえず報告が数件ある。
まず、俺がさっき戦ってた新種のアラガミが、極東支部付近でも発見された。多分だが感染した人間を捕食した事によってアラガミも感染したと予想される。
今の所は極東だけだが、ザイゴートの様に飛行出来る奴等がいる以上、他の支部でも発見されるのは遅かれ早かれ確実だろう。」
「次にいい報告だ。生存者が4人いる事、そして生存者の居場所が分かった。
4人の内2人は俺と同じゴッドイーターだ、しかも俺の後輩だ。
そして極東支部から救援が向かって来ている。」
「って事は助かったも同然だな!」「良かったねめぐねぇ!」「えぇ本当に良かったわ・・・」
各々が喜びの声を上げる。りーさんも、ほっと胸を撫で下ろしている。
「だが問題は多々ある。」
そう言うと皆から笑顔が消えて、緊張した面持ちでこちらに目線を向ける。
「先程も言ったが新種、俺が勝手に感染種と名付けたが、感染種がどれだけ出てくるか分からない事、そして感染種特有の行動パターンが不明な事、感染種オンリーのアラガミが現れる可能性、そういうのがある為救援が来るのに、どれだけの時間が掛かるか不明だ。
最悪数年は掛かる可能性がある。それに救援が来る前にアラガミに学校が壊される可能性もある。俺が1人で対応出来るのは精々大型1匹位だ。そこはまぁ、生存してる他の2人と合流すれば、なんとでもなるからいいんだが・・・食料や衣類、その他物資が確実に枯渇する事、ゲームみたいに物資が復活する、なんて事はないからな。」
「そうよね・・・9人分の食料は、かなりの量になるし、かなりの痛手よね・・・」
「それだけじゃない肉、魚、生野菜は腐る、多分ショッピングモールとかの食料はもう使えないと考えていいだろう。
缶詰やインスタントラーメンは大丈夫だろうがな。
という訳で今後やる事は1つだ。
生存者を救出。」
「遠征だな」「遠足だね!」
「もういいや遠足で・・・とりあえず遠出をして食料調達、物資回収、無事のがいれば豚や牛、鶏を捕獲して、飼育し、肉、牛乳、卵の確保だな。」
「肉ってもしかして・・・殺すのか?自分達で育てた子達を・・・」
「心配すんな、汚れ仕事は俺がやる。生きる為と思って諦めてくれ。」
「嫌だ!お前にだけ辛い事背負わせるなんて!私達が生きる為なんだ!だから私もやる。」
「止めはしないが、地獄だぞ?」
「現状が既に地獄だろ?これ以上の地獄があってたまるか・・・」
「自分手がどんどん
お前が今進もうとしてるのはそんな地獄だぞ?それでも進むのか?」
「進む!それが例えどれだけ辛い事であっても、誰かに任せて自分だけ楽するなんて絶対に嫌だ!」
俺はちょっと舐めてたのしれないな・・・恵飛須沢胡桃という人間を。
「(´Д`)ハァ…分かった。だが1つだけ条件を出す。辛かったらいつでもやめていい、そんで辛い事をぶちまけたいなら俺の所に来い、愚痴位は聞いてやる。」
「悪いけど胡桃1人に、背負わせるなんて事もさせないわよ?」
「私は先生なんだもの、生徒にだけ辛い思いさせられないわよね?」
「私だって胡桃ちゃんにばっかり、頼ってられないよね!」
りーさん、めぐねぇ、由紀は胡桃の覚悟を見て同じく覚悟を決めた様だ。
多分これを美しき友情と言うんだろうな。
「とりあえず最優先は生存者の救出、場所はリバーシティ・トロン・ショッピングモールだ。
でもその前に俺達の生活の方が優先だな。」
「とりあえず寝室どこにする?」
「俺は万が一アラガミが侵入してきても、対応できるように1階を使うから、後は勝手にやってくれ。」
この調子だと1週間か2週間でアイツ等を迎えに行けるだろう。
そう考えながら廊下に1度出て、通信機に電源を入れて状況を確認する。
「フラン、アリサに通信繋げられるか?話があるから繋いでくれ。」
「了解しました。すぐに繋ぐのでしばらくお待ち下さい。」
2、3分程度で、アリサと通信が繋がった。
「コチラアリサ!リーダー!無事だったんですね!良かったです!」
「おう、こっちは生存者4名と、俺が生き残ってる。1週間か2週間位で、そっちに迎えに行けるはずだ。それまでは、いつもの絶対命令を守りつつ、踏ん張れ。」
俺が先程言った絶対命令は、俺の元上司で、先輩で、尊敬する人、雨宮ツバキ三佐の弟である、雨宮リンドウさんからの教えだ。
『命令は3つだ。
死ぬな!
死にそうになったら逃げろ!
そんで隠れろ!
そしてスキを突いてぶち殺せ!
ありゃ?これじゃ4つか』
なんてリンドウさんは言っていた。
俺はこれを少しばかりアレンジして
『死ぬな
死にそうなったら逃げろ
そんで隠れろ
そして絶望的な状況でも希望を捨てず、絶望的な状況を覆せ
後、何でも1人でやろうとせず仲間に頼れ』
という事にしている
「はい!リーダーも1人だからって無茶しないで下さいね?」
「へいへい、それじゃあなんかあったら連絡くれ。んじゃ」
「了解!救助待ってますからね。」
そう言って、アリサは通信を切った。
「サンキュー、フランとりあえず伝える事は伝えられたわ。」
「そうですか。」
「んじゃまたなんかあったら連絡くれ」
「分かりました。ご武運を」
こうして俺は通信を切り、生徒会室に戻った。
部屋に戻ると皆は雑談していた。が俺は部屋に入ってくると、全員がコチラを見てくる・・・若干怖い。
「とりあえず他の仲間には連絡してきた。とりあえず最速で1週間、最悪2週間の内に迎えにいく。」
「それまでに、生活の空間の確保だな!」
そう言ってやる気を出している胡桃
「そういえばめぐねぇと、りーさんが用があるんだろ?」
そう言って胡桃の事は置いといて本題に話を戻す
「そうそう、ただ学校で暮らすだけじゃ、精神的に疲れちゃうと思って、めぐねぇが顧問、私が部長として【学園生活部】を立ちあげようと思います」
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