【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[最終章 前編]出目を信じて (前編)

 

 

GM「さぁ、準備はいいかな?そしたら最後の戦いだ!!」

バニー「よぉし!行くわよ!」

アン「頑張ってくださいぃ!」

ティム「最後まで気を抜くなよ!」

レニー「………がんばって………!」

GM「よし、ここまでの状況をまとめよう!!

  蒸汽複式高機動飛空艦アルストロメリアに乗り、ついに帝国の飛空艦隊と対峙したぐだぐだーず!!

  戦艦同士の戦いではこちらに分があったが、メアリーアン核晄部隊………空飛ぶ核晄オートマタ兵の襲来で戦況が変化!

  艦からの砲撃が当たらない核晄兵に対し、飛行形態となり迎撃する重装備アンちゃん!

  レニーのフォローもありなんとか核晄兵を退けていたが………そこに、実はオートマタであったソーマ=(しず)社長秘書が強襲する!

  アルストロメリアの甲板で、鍔迫り合いの戦いを行うレニーと静秘書!その戦いをからくも制したのはレニー!

  しかし、帝国空軍旗艦ヴィオラーダは、静秘書の敗北をもって、ついに最終兵器である拡散波導砲"オメガ・ルファ"を起動する!!」

アン「おおーー!」

バニー「………で、今に至るってわけね!」

GM「その通り。オメガ・ルファの砲撃まであと10分程度。満身創痍のアルストロメリアは、発射されればおそらく回避は不可能!

  はたして君たちは、オメガ・ルファが発射されるまでにワット社長から"高価な同人誌"を取り返し、帝国空軍の進撃を止められるのか!?

  ………って感じかな」

ティム「了解だ、ありがとうGM。流れは理解できたぞ」

レニー「………今のところ優勢だけど、油断は禁物………」

アン「ガラ・ルファを撃たれる前になんとかしたいですぅ!」

バニー「だからガラ・ルファ(ドクターフィッシュ)じゃないってば!オメガ・ルファ!!」

GM「一応、終わり(オメガ)始まり(アルファ)ということで、オメガ・ルファだよ(笑)」

レニー「………名前の付け方が厨二病………」

ティム「まぁ、その辺は触れないようにしよう(笑)」

バニー「えーと、で、確かあたしと皇子サマがダイス振るの残ってるんだっけ?」

アン「アンはダイス振りました!レニーさんもですぅ!」

ティム「そうだな。確か、残りは2人の分と、追加1ダイスだったか?」

レニー「………ダイスの合計は………?」

GM「えーと、アンちゃんが2、レニーが5で、合計7だね。判定成功の18以上には、あと3ダイスで12以上必要だよ」

ティム「4以上が3回か。何とかはなりそうだが、どうなるか………」

バニー「ま、やるしかないでしょ!」

レニー「………あとは運次第………」

GM「ロールプレイによっても状況変わるからね!」

アン「絶対勝ちたいですぅ!そして"高価な同人誌"も奪い返したいですぅ!」

バニー「それには、あたしが頑張らないと、でしょ?」

ティム「だな。………そしたら、改めてこれからの動きを確認するぞ。

   まずアルストロメリアが敵艦ヴィオラーダの真横上付近を通過する!

   その際バニー君をナナマル砲で射出!バニー君はヴィオラーダに侵入し、何とかしてワット社長から"高価な同人誌"を奪い返してくれ!」

バニー「撃ち出されるのはホントは嫌なんだけどね!………それ以前に、"何とかして奪い返す"って何よ!(笑)」

ティム「ワット社長がどこにいて何をしているかわからないからな、まずは探す所からだ(笑)」

バニー「まぁ、そこは仕方ないか」

レニー「………楽に飛び移れるようにフォローする………」

アン「アンも両手のツインバスターマシンガンで核晄兵をたくさん撃ち落としますぅ!」

バニー「ん、そっちは任せたわよ!」

ティム「さて、では続きだ。

   "高価な同人誌"を奪い返してから、バニー君はすぐに離脱!それを確認後、速やかにアルストロメリアの主砲ミョルニアを発射!

   ミョルニアにより旗艦ヴィオラーダの浮揚ガスタンクやプロペラを破壊し、撃墜させる!」

バニー「………ん?そういえば、侵入はドリルロケットパンチ(笑)でやるとして、離脱ってどうすんの?」

ティム「………まぁ………艦から飛び降りて、飛行できるアン君に救助してもらうとかしかなさそうだな」

アン「アンは今空中で核晄兵と絶賛バトル中ですぅ!」

ティム「うっ、そうだったか………」

レニー「………わたしも、長距離飛ぶのはむり………」

バニー「ヤバいじゃん。サトクリフ博士のトコで、なんか飛行機械とか持ってないの?」

GM「さっきも言ったけど、二つ目のランドセルスラスターはないね………でも、非常用のパラシュートを一つもらえたよ」

ティム「とりあえずはそれを使って離脱する形かな」

バニー「でも、パラシュートかぁ………」

アン「空にふわふわ浮いてたら、いい的になっちゃいますぅ!」

レニー「………パラシュートに向かって一斉射撃………」

バニー「だよね………」

ティム「最悪はパラシュートだが、出来るだけアン君が救出できるようにしたい所だ。あと、バニー君に攻撃が行かないよう、我々が敵艦や核晄兵をどれだけ減らせるか、だな………」

バニー「とりあえず、あたしがヴィオラーダに飛び込んだらアンちゃんがあたしを救いに行けるように、アンちゃん周りの核晄兵を優先して倒すのをお願いね!」

アン「よろしくお願いしますですぅ!」

レニー「………わたしもフォローする………」

ティム「よし。………GM、大まかな流れはこんな感じだ」

GM「了解。ちなみに他の戦艦もまだいるけど、そっちの方はどうする?」

バニー「あ、そういえばそこそこいたよね、敵艦隊」

アン「まだ全部落とせてないんですか?」

レニー「………いっぱいいたから………」

ティム「そちらの対応のことを忘れていたな………GM、敵艦はまだ結構残っているのか?」

GM「どうなんだろう。反撃も結構してたからねぇ………あ、大型戦艦はヴィオラーダを除くとちょうど6隻だったし、ダイスを振って出た目で敵艦があと何隻いるかを決めるのはどうかな?」

バニー「えっ、それって、運任せってこと?」

GM「まぁね。ダイスの出目から6を引いた数が大型戦艦の残数、とにしようか」

レニー「………1が出たら、ヴィオラーダの他に大型戦艦がまだ5隻も………」

アン「ひぃ!いっぱい残ってるですぅ!」

ティム「考えたくもないな(笑)」

バニー「でも逆に、6が出たらあとはヴィオラーダだけってことよね!」

GM「まぁね。本当は駆逐艦もまた十数隻いるけどこちらはそんなに脅威じゃないし、ミョルニア撃った後のアルストロメリアでも十分対応できるよ」

ティム「了解だ。………ちなみに、これは判定のダイスとして扱われるのか?」

GM「いや、別にしよう。このダイスはこっちで振っちゃうね」

アン「ドキドキ、ドキドキ(アーニo風に)」

レニー「………ドキドキ………」

GM「そしたら………(コロコロ)」

 

 

1d = 4

 

 

GM「えーと………出目は4だから、6-4=2で、ヴィオラーダの他に大型戦艦はあと2隻残ってるみたいだね」

バニー「最初7隻だっけ?よし、半分は落とせたんだ!あと少し!」

ティム「ヴィオラーダ含め、あと3隻か………まだまだ厳しいな」

アン「大丈夫ですぅ!あと3隻!余裕ですぅ!」

レニー「………最後の1隻になっても、油断しちゃダメ………」

GM「なお残ってるのはルアージェ、アズリラ、ヴィオラーダの3隻だね」

バニー「ルア………………何?」

GM「ルアージェが赤色、アズリラが青色の大型戦艦だよ。ちなみにルアージェは第六章でも出てきてた戦艦だね」

バニー「えー、それもう赤色、青色の飛空艦でいいじゃん!(笑)」

GM「せっかく戦艦の名前考えたんだから使ってよ(笑)」

アン「ルルーシュ?アブレラ?」

バニー「ほらー!固有名詞が急に増えると、こうやって混乱する子が出るの!(笑)」

ティム「(ルージュ)(アズール)か。戦艦の色としては、確かヴィオラーダは深紫だったな」

レニー「………旗艦らしく、黄色いラインが入ってたはず………」

アン「赤!青!黄色!信号機ですね!」

バニー「紫色(ヴィオラーダ)だってば!(笑)」

GM「まぁ、そういう事で敵艦隊の状況は、大型戦艦があと3隻、小型駆逐艦があと10隻くらい、となりました」

バニー「で、結局、赤と青の飛空艦はどうするの?放置?」

ティム「状況によるが、旗艦さえ墜ちれば他の艦はそこまで激しく抵抗することはないだろう。取り急ぎは、やはりヴィオラーダの撃墜、およびオメガ・ルファの発射の阻止だな」

レニー「………そこが優先だと思う………」

バニー「だね!そしたら、そろそろ行こうか!」

アン「はい!始めますよ!えーと、ヴ………ヴォ………ヴァ………ヴィ…………」

バニー「ヴィ………?」

ティム「おっ………!」

レニー「………………!(期待の目)」

アン「ヴィ……………………… ヴィレヴァン………………(目逸らし)」

バニー「ヴィオラーダ!!!(笑)」

レニー「………ヴィ、までいったのに………」

ティム「アン君はそろそろヴィオラーダの名を覚えてくれ(笑)」

アン「ひーーん!横文字は難しいんですぅーー!!」

バニー「覚える気がないだけでしょ!!(笑)」

アン「そんなことはないですぅーー!」

ティム「で、結局何が言いたかったんだ(笑)」

アン「その、ヴィオなんとかの撃墜作戦を始めるですぅ!」

バニー「言われなくても!!」

レニー「………行こう………!」

 

 

 

GM「さて、そしたら、最終決戦を始めようか!」

バニー「了解!えーと、ヴィオラーダに近づいて、飛び移って、"高価な同人誌"取り返して、飛び降りて、主砲発射!だったっけ」

ティム「だな。"高価な同人誌"を取り返せるかはバニー君の活躍とダイス目にかかっている、頼むぞ!」

アン「出目を信じてーーダイス振ればいいさとーー君はー叫んだーだろうー」

レニー「………名曲………」

バニー「あ、それ確か打ち切りしたアニメの主題歌じゃなかった?(笑)」

ティム「あー………………一応は完結しているらしいぞ、後から追加で作ったみたいだ(スマホで"ドラゴ〇クエスト アニメ"と調べながら)」

バニー「そうなんだ!あたしは打ち切りになったとこまでしか見なかったからなぁ………」

アン「おばあちゃんが暖炉の前で子どもたちにラストバトルを説明する最終回は衝撃的でした!」

レニー「………ソードマスターヤ〇トレベル………」

GM「おーい、最終決戦やるってば!(笑)」

ティム「おっと、そうだったな(笑)」

バニー「大丈夫大丈夫、忘れてないわよ!(笑)」

アン「雑談が終わるとどうなる?………知らんのか。雑談が始まる」

バニー「始まるかっ!!(笑)やるわよ本編!!」

レニー「………今どうなってたっけ………」

ティム「確か、バニー君を突入させるために、全速前進で突っ込もうとしてた状態からだったか?」

GM「そうだね。あ、なら、出発する前に………サトクリフ博士がバニーのオートメイルに小型の機械を付けてくれたね」

バニー「ん?これ何?」

クリフ「オートメイルに発話機と受話器を組み込み、こちらの艦橋と通信ができるよう回線を繋げた。有効に使ってくれ」

GM「………だって。これでバニーは敵艦内でもアルストロメリアにいるみんなと会話できるようになったよ」

バニー「お、やった!センキューセンキュー!」

ティム「おお、これはありがたいな。

レニー「………これで突入後もお話できる………」

アン「GMさんGMさん!アンは艦橋にいないですぅ!アンはバニーさんと話せないんですか!!?」

GM「アンちゃんは………通信どころじゃないっていうか、空中だと風の音が強すぎて喋っても聞き取れないというか(笑)」

アン「えーー!アンもバニーさんとお話ししたいですぅ!」

GM「そんなこと言われても(笑)」

ティム「さすがに空中銃撃戦の最中に無線通信するのは困難だろうな(笑)」

バニー「あー、じゃあ、アレ、この前捕まった時(第八章)みたいに、こう、テレパシーでお願い!(笑)」

レニー「………荒ぶる風の音………」

アン「そしたらバニーさんはニュータイプ覚醒してください!それか種割れ!」

バニー「いやムリよ!(笑)」

ティム「まぁはそこはなんとかなるだろう(笑)」

GM「さてそしたら、オメガ・ルファ発射まであと10分程度で、全速前進をしようとしていた状態から再度スタートだね」

バニー「あれ?前の話(第十章後編)から時間進んでないの?」

GM「リアル時間カウントであれだけぐだぐだやってたら、あっという間に10分経って発射されちゃうよ(笑)」

バニー「あー、まー、そっか(笑)」

ティム「では、改めてヴィオラーダへ突撃するぞ!バニー君、皆、準備はいいか!」

バニー「バッチシよ!いつでもドンとこーい!」

アン「頑張ってください!」

レニー「………まかせた………」

ティム「では行くぞ!………飛空艦アルストロメリア、全速前進!!」

GM「それでは………ティムの掛け声と共に、ギュゴーーー!!………メインプロペラ含む全プロペラが激しく回り、アルストロメリアの速度が急速に上がる!」

アン「うわぁ、緊張するですぅ!」

バニー「うぅ、頑張るのよ、あたし!」

レニー「………バケツも持って行ってね………」

ティム「吐くの前提なのか(笑)」

バニー「ってか、敵艦でそんなゲーゲーやってたら捕まっちゃうわよ!(笑)」

GM「エチケット袋とバケツ持ってラスボスの元へ突撃するキャラは、多分バニーの他にはいないと思う(笑)」

ティム「確かにな(笑)」

バニー「仕方ないでしょ、酔いやすいんだから!(笑)」

GM「さて、アルストロメリアの速度上昇に従い、艦内も緊張感がただよっているね。サトクリフ博士が伝声管に向かって叫ぶよ!」

クリフ『全乗組員に次ぐ!我々は今から敵艦ヴィオラーダに急速接近し、その左舷側上側面100ミータ付近を通過する!

   敵艦より激しい抵抗があると想定される!非戦闘員は衝撃に備え、安全を確保せよ!』

ティム「よし………私はアルストロメリアの指揮を取ろう。バニー君は甲板へ行き飛び移る準備を!レニーはナナマル砲の砲弾準備と調整だ!」

バニー「了解!」

レニー「………らじゃ………」

アン「アンはアルストロメリアの方に核晄兵が行かないよう頑張ります!はいだらーー!!(ババババババババ)」

GM「アルストロメリアの各クルーも慌ただしく作業してるよ」

クリフ「敵艦までの彼我距離および最接近までの予測時間、報告せよ!」

ジョー「彼我距離1.7キラミータ!あと1分半程度でヴィオラーダに最接近するでやんす!」

フィラ「レブカウンター13000アルペルム!高度250ミータから270ミータを推移っ!☆」

テラス「左舷サブローター推進力85%、右舷スタビライズドプロペラ出力調整。補助翼(エルロン)油圧シリンダーを自動調整モードへ移行」

ムルク「波導エンジン出力114%!右舷R1からR3ガス気嚢の浮揚ガスを一部減圧!レビストン値514だぁ!」

ティム「よし、バニー君突入まであと1分強ほどか………みんな、頼むぞ!」

バニー「腕が鳴るわね!」

アン「ボキッ!バキッ!」

バニー「だからそれだと骨折れてるんだってば!(笑)」

GM「ゴゴゴゴゴ!ダダダダダダダ!!ボーン!ボボーーン!!………帝国空軍もこちらの意図に気付いたのか、激しい砲撃でアルストロメリアの進路を邪魔して来るぞ!」

ティム「サトクリフ博士!敵艦や砲撃を回避しながら、ヴィオラーダへ!!」

クリフ「了解だ!全力で回避行動せよ!!速度維持!!」

フィラ「りょーかーい!取舵ぃっ!面舵ぃっ!!☆(ガラガラガラ!ガラガラガラ!)」

レニー「………敵が多すぎる………!」

バニー「どけぇーーー!!」

ティム「こちらも反撃だ!少しでも敵を減らすんだ!」

ムルク「よっしゃあ!撃てや撃てや撃てやぁ!」

GM「バボン!ダガン!ダダダダダダダ!!アルストロメリア側も全力で攻撃する!激しい銃撃戦だ!」

アン「アンも撃ちまくりますぅ!ルレーブよ!私は帰ってきたぁ!!(ダダダダダダダ)」

レニー「………………ガンッ!………ガンッ!(操舵室の窓から銃口を出し、一体ずつ狙い撃ちする)」

ジョー「最接近まであと45秒でやんす!」

ティム「レニー!ナナマル砲準備!仰角20度、砲弾は………………そうだな、金塊でも使うか?(笑)」

バニー「ちょっと、嘘でしょ?もったいない!(笑)」

ティム「いや、せっかくカードで出たし、ここで使うべきかと思ってな(笑)」

レニー「………加工が大変………」

アン「そうですぅ!弾丸にするくらいならアンにくださいっ!」

バニー「あげないわよ!(笑)」

クリフ「アビスリウム製の弾丸を使うといい。弾頭AB-17の信管を外し、後部フィンはトリスライドウイングにするのが良いだろう」

ティム「了解だ!レニー、頼む!」

レニー「………………らじゃ………(弾頭セット)」

バニー「うーー、緊張してきた!」

GM「高速で飛ぶアルストロメリア!そして、弾幕の向こうにヴィオラーダが!」

ジョー「最接近まで、あと20秒でやんす!」

ティム「よし、すれ違う直前………5秒前くらいで撃ち出すぞ!バニー君!準備はいいか!?」

バニー「よーし………大丈夫よ!(オートメイルの右手側でナナマル砲の弾頭を掴み、左手のドリルを準備)」

レニー「………ナナマル砲、準備完了………あとは撃つだけ………(ティムにトリガー手渡し)」

ティム「了解だ!」

アン「頑張ってください!バババババ!!」

ジョー「最接近まであと9秒!8、7、6………!」

ティム「ナナマル砲、発射!!(ガチリ)」

GM「バッガゴォン!!………………刹那、すれ違うアルストロメリアとヴィオラーダ!そして、ナナマル砲の砲弾に捕まり、飛んでいくバニー!(笑)」

バニー「かっ、怪盗を、舐めるなぁーーーー!!(砲弾と一緒に飛んでいく)」

GM「さぁ、バニーは上手く飛び移れるのか!ここで判定だ!」

バニー「えっ、ここで!?(笑)」

GM「ここで(笑)」

ティム「確か、1ダイス振って4以上なら成功だったな」

GM「そうだね………乗り物酔いしてるとはいえ、ナナマル砲で近くまで行くだろうから………4以上で成功、で大丈夫だよ」

アン「GMさんGMさん!これ、3以上で成功になりませんか!?」

GM「うーん、そこまで簡単ではないだろうし、それはちょっとね………」

レニー「………5以上とかならないだけマシ………」

ティム「確かにな(笑)」

バニー「まぁ、やってやるわよ!………ちなみにこれ、判定失敗したらどうなるの?」

レニー「………墜落死………」

バニー「えっ、嘘でしょ!?」

GM「あー………………パラシュートがあるからまぁいきなり死ぬ事はないけど、判定失敗したら飛び移れなかった、となるね」

ティム「そうなると、"高価な同人誌"の回収は絶望的か………」

アン「それは嫌ですぅ!なんとかなりませんか!?」

GM「その場合、ロールプレイによって、なんとかバニーを飛空艦に届かせられればいいことにしよう(笑)」

バニー「なんとかって(笑)」

レニー「………わたしがオートメイルごと撃って、位置調整するとか………」

アン「アンが救出に行って、再度バニーさんを飛び移らせるってのもできますぅ!」

GM「その辺はロールプレイで決めてね」

バニー「てか失敗前提なの!?(笑)」

GM「さて、そしたらバニー、判定を………」

ティム「待ってくれ!………GM、ナナマル砲の発射コントロールは私だから、今回は私の判定ということにできないか?」

GM「ん?………まぁ、それでもいいよ」

ティム「よし、ならばここは私が振ろう。万一失敗したら、レニー、アン君、バニー君のフォローを頼む!」

バニー「大丈夫なの!?皇子サマって今まで6か1かしか出てないじゃん!(笑)」

ティム「まぁ、今まで通りだと、完璧に成功するか盛大に失敗するかの二択だな(笑)」

アン「極端すぎるですぅ!」

レニー「………イカサマダイス………」

GM「そんなことはないよ、みんな同じダイス使ってるじゃん(笑)」

ティム「いずれにせよ、ここで私が振らないと次にダイスを振れる機会はラストのミョルニア発射の時しかないからな。

   その時に1が出て大失敗すると大変なので、ここで先に私の担当分を使ってしまおうと(笑)」

GM「そういうことか(笑)」

アン「さすがですティム様!そこまで考えていたんですね!!」

ティム「当たり前だ、私はこの国の皇子だからな!」

レニー「………皇子関係ない………」

バニー「まぁ、確かにラストで大失敗するよりはマシよね(笑)じゃあ、任せたわよ皇子サマ!!」

ティム「了解だ、必ず………6を出そう!!(コロコロ)」

バニー「それフラグ!!(笑)」

 

 

1d = 4

判定成功!

 

 

ティム「おお………危なかったが一応成功だな」

GM「………………あれ?出目が6でも1でもない(笑)」

バニー「おかしいわ、普通ね(笑)」

ティム「こら、私は普通の目も出せるんだぞ(笑)」

アン「絶対おかしいですぅ!ティム様じゃないみたいですぅ!エンタメ性が足りないですぅ!」

レニー「………まさか、トイレに行った際に入れ替わった………?」

ティム「どんなオカルトだ(笑)」

バニー「まぁ、1が出なかったから大丈夫よ!あとはいけると思う!」

GM「さて、一応成功ということで進めるよ。………………ドヒューーー!!バニーは砲弾と一緒にヴィオラーダに向かって飛んでいく!」

バニー「うぁぁぁあぉおぉぉぉ!」

GM「で………外壁まであと20ミータくらいまでは飛んで行けたけど、そこで失速したね。砲弾だけだと届かないよ」

バニー「よーし!ここで使うわ!オートメイルのドリルロケットパンチ、発射ぁ!(左手のドリルをヴィオラーダに向けて撃つ)」

GM「ドン!バシュゥーーーーー!ガンッ!!ワイヤー付きドリルはロケットで飛んで行き、ヴィオラーダのガスタンク壁面に刺さったぞ!!」

バニー「ワイヤー巻き取りぃっ!(オートメイルの左前腕部を右手で持ちながら)」

GM「ギュララララ!!ワイヤーが程よく巻き取られ………………ガシャーーーン!!バニーはオートメイルで窓ガラスを割り、敵戦艦ヴィオラーダの内部に飛び込んだ!」

バニー「よしっ!侵入成功!!」

アン「やりました!」

レニー「………………………ぐっ(ガッツポーズ)」

ティム「よし!ここからは気をつけて進むんだ!」

GM「今、バニーは倉庫みたいな所にいるね。所狭しと物は置いてあるけど、幸い周りには誰もいないよ」

バニー「あーじゃあ、今のうちに………」

GM「ん?」

バニー「ポーチから畳んだエチケット袋を出して、広げて、隅の方に行って………ううっ!げーーーえれえれえれえれ(笑)」

アン「ぎゃあ!!バニーさんまた吐いちゃったんですか!!?」

レニー「………復活のゲロイン………」

バニー「いや、だって、あんだけ高速で飛ばされたら絶対酔ってるし、酔って気持ち悪いままラスボス戦とかイヤじゃん!(笑)」

ティム「ヒロインの所業とは思えんな(笑)」

バニー「誰も見てないからいいの!!あと一応良心としてエチケット袋内に吐いたから大丈夫!(笑)」

ティム「何が大丈夫なんだ(笑)」

レニー「………全然大丈夫じゃない………」

アン「バニーさんバニーさん、ちなみに、その………中身入りのエチケット袋はどうするんですか?」

バニー「えっ?………………あー………………………えへっ(ゲ〇入りエチケット袋をそっと壁際に置く)」

レニー「………あっ………」

ティム「おい(笑)」

バニー「さ、さすがに持ったままバトルは危ないでしょ!!ゴミ箱も見当たらないし、ちょっと置かせてもらうだけ………(目逸らし)」

アン「それ、ワット社長に投げつけるとかどうですか?」

レニー「………ゲロテロ爆弾………」

バニー「絵的に却下!ってかあたしも人として、ゲロテロ爆弾は人に投げたくない(笑)」

ティム「まぁ、帝国兵士が後でエチケット袋を見つけて『何だこれは?』と開けてしまわない事を祈ろう(笑)」

 

 

中編1へ続く………

 

 








[次回予告!]


「ついに最終章が始まったわね!」
「長かったですぅ!」
「まさか、巻末付録も含めて軽く30万字を超えるとは作者も思っていなかったらしいな(笑)」
「………しかも、まだ書き終わってない………」
「ちょっと、嘘でしょ?まだダラダラ書いてるの?」
「ああ、この次回予告を収録している時点では、まだ最終章を書いてる途中だそうだ(笑)」
「ストックがそろそろヤバいですぅ!」
「うわー、大丈夫なの?本編休載とかにならない?」
「なんとか回しているらしいぞ(笑)」
「………睡眠時間とゲームの時間が犠牲に………」
「まぁゲームはいいけど、睡眠時間はちゃんと取って欲しい所よね」
「だな。まぁ頑張って作っているらしいから、そこは信じて見守ろうか」
「えーい!作成中ですね!」
「鋭意でしょ、え・い・い!掛け声じゃないから!!(笑)」
「いずれにせよ、かなり話は長くなっているが、最後まで見てもらえると嬉しいぞ」
「次回はあたしのヴィオラーダ内での活躍が中心になるのよね!」
「あとは、波導砲ミョルニアも発射準備に入る。オメガ・ルファ発射まで後5分ほど………それまでに何とかワット社長を見つけ、"高価な同人誌"を奪い返すんだ。頼むぞバニー君!」
「アンはまだお空を飛んでますぅ!」
「………お楽しみに………」


次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『出目を信じて (中編1) 』


アン「ルレーブの歴史も、あと1ページ………」
バニー「さぁて、行くわよ!!」
アン「最後までよろしくお願いしますですぅ!」


※10/29(火) 21時は巻末付録(休載おまけ回)を更新します。
 本編更新は11/2(土) 21時の予定!

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