東方心象記   作:AKIRA@お豆腐メンタル

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いや、本当に最近投稿が遅くてすいません。

遅いにも関わらず、少ないのも申し訳ない。

お気に入り登録数が34件になりました。
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こんな作品を読んでくださる皆様、本当にありがとうございますッ!!

相変わらず投稿速度は遅いですが、これからもよろしくお願いします。


第六話 博麗神社にて

あれから何秒経っただろうか。

セイバーは未だに下を向いている。

 

「えっと、セイバー?どうしたの?」

 

そう幽香は聞く。

理由はわかっている。だが聞く。念の為。

 

「私の剣が…無いのです…」

(記憶が一部途切れていますね…マーリンの奴め、どうやら記憶消しましたね。しかも雑に)

 

どうやらセイバーは自分の記憶を消されたことを自覚したようだ。

 

(マーリンの奴め、次に会ったら絶対斬る…)

 

そんなことを考えているとは露知らず、霊夢はセイバーに木刀を渡す。

 

「セイバーと言ったわね?貴女、剣の代わりになるものだったらいい?なら木刀を貸すわよ?」

 

彼女がタダでものを貸すとわ思え無いのだが「なんか言った?」あ、いえ何でも。いやいや、地の文読むとかやめてくださいよ。…はい、彼女は時と場合によりタダでも、物を貸してくれる優しい巫女さんなのです。ハイ。「ん、宜しい」

[いや、時と場合によりって言ったのにいいのかな?いいならいいや…]

 

 

すると幽香は一人呟く霊夢に言った。

 

「いやあなた何言ってるのよ」

 

何食わぬ顔で霊夢は言う。

 

「何も?」

 

「そ、そう…」

 

あれ?幽香さん?何を察したのですか?

まぁいいです。

コホン、失礼、話が逸れました。

 

 

セイバーは今まで暗かった顔が一気に明るくなり霊夢に詰め寄る。

 

「よ、よろしいのですか?」

 

「ええ、良いわよ?」

 

「後で何かしらの貸しとかいいません?」

 

「言わないわよ!」

 

 

あれれ?セイバーさんもなにか察したのかな?(えぇ、話は聞かせてもらいました)こいつッ!直接脳内にッ!って、やめてくださいよ皆さんして。あれ?ということは幽香さんまで?ないですよね?大丈夫ですよね?幽香さーん、顔そらさないでー。

 

もう皆さん地の文に割り込まないでくださいよ?

え?なに?保証できない?ホントやめて欲しいです。

話進まなくなっちゃう。

 

 

コホン

失礼。またしても話がそれてしまいました。

 

 

 

今までのやり取りがまるで無かったかのように……「無かったことになど──」

無かったかのようになり。

 

「……」

 

「え、えと、貸してくださるのですね?」

 

「え、えぇ良いわよ?」

 

「これで戦うことが出来ます。ありがとうございます」

 

 

そしてまた、セイバーと幽香の2人は距離を取り直した。

2人の立つ場所は、神社の境内にかなり近い開けた場所だ。

 

 

「すいません。お待たせしました。私の実力お見せいたします」

 

 

「ええ、かかってらっしゃい?」

 

 

セイバーは木刀を構える。だが、一方幽香は、セイバーが動くまで何もしないようで。

 

 

 

刹那、セイバーが弾丸のようになり幽香に突進をかました。

 

それをものともせず幽香は躱す。

 

「どうしたの?それでおしまい?」

 

「何の、まだまだぁ!」

 

 

続けて右上から左下へと斬る。これも躱す。

 

次は左斜め下から右上へ斬りあげる。

だが、これも難なく躱す。

 

そしてつぎは先程の切り上げに繋がるように体を回転させ、左上から右下へと飛び斬りをする。

これは傘で上からくる木刀を受けるようにしながら滑るようにして軌道をずらす。

 

一瞬セイバーが押しているようにも見えるが、幽香は全ての攻撃を受け流し続けた。

幽香は閉じた傘でいなすだけ。

 

これでは駄目だとセイバーは思い。一度距離を置く。

 

(駄目ですね。すべて行動が読まれているかのように簡単にいなされてしまう)

 

幽香の能力は全くとは言わないがあまり戦闘に役立つとは言えない。

植物を操り相手を行動不能にさせていたぶったりすることも出来るだろうが、強者との戦いではそれは意味を成さない。

 

それをしないということは、どうやら幽香の眼にはセイバーは強者と映ったようだ。

 

(今はアヴァロンも聖剣も無い、だがしかし、これまで培ってきた技術と直感がある。私に負けなど……いえ、そう考えては駄目ですね。負ける事によりまなぶこともある。ですが……本気で行きます!)

 

本気を出したセイバーを前に幽香は漸く構えた。

 

周囲の空気が一気に重くなる。

それは、セイバーの魔力だけではなく幽香の妖力がこの場所でぶつかり合っているからだ。

そのせいで辺りは荒地一歩手前となっている。

 

セイバーと幽香は同時に動く。

 

「行くぞォおおおお!!!」

 

「はァああああ!!!」

 

 

木刀と傘が交差する。

セイバーと幽香の鍔迫り合い。

 

(やっぱり…この娘……強いっ!)

 

(やはり…強い…このままでは、こちらが負けてしまう)

 

2人は一気に離れ、間合いを取る。

 

「強いですね。ユウカ」

 

「貴女も強いわね。セイバー」

 

「私も本気で行くわよ?」

 

「えぇ、元よりこちらは本気を出している!」

 

先程まで放出させていたセイバー魔力と幽香の妖力、だが次の瞬間、研ぎ澄まされた物へと変わる。

 

次に動くは幽香だった。

 

瞬時に動き相手の目から消える。

斬りかかるはセイバーの背後。

 

「──ッ?!」

 

傘を不利な体勢で受け止めるセイバー。

 

それに続けて斬り続ける幽香。

 

武器にしているのは日傘だと言うのに物体を切り裂く程鋭い矛先。

 

セイバーは2発受け止めきれずダメージを貰う。

 

「グッ!」

 

間髪入れずに斬り付ける幽香。

 

それを躱すセイバー。

 

すると後ろにあったかなり太い木が鋭い切り口を見せる。

 

(段々力が上がると共に切れ味も上がっている……このままでは、殺られるッ!!)

 

隣にあった木を蹴り、宙返りをし、幽香の反対側に降り立つ。

 

(どうする?このままで本当に……ッ?!──これは……木刀が、光っている?!)

 

淡い光を放つ木刀に気づいた者が2人。

 

「もうそろそろ飽きてきたわ。次で終わりにしましょ?セイバー」

 

幽香はそう言うと傘を空に掲げる。

そして始まる詠唱。

 

──大地よ

 

──花々の恩恵よ

 

──咲き誇るは一輪の華

 

──今こそ、生命の灯火を束ねる時

 

 

(なッ───!!!)

 

セイバーは驚愕に顔を歪める。

 

あれは高濃度の魔力の塊、もはや宝具の域だ。

あれを直に受ける訳にはいかない。

 

アレをどうする?

 

躱す?逸らす?

 

どうすれば───ッ?!

 

先程より光が強くなっている──これならッ!

 

木刀を両手で握りしめ空に掲げ、構える。

 

──神々よ

 

──聖なる神木よ

 

──生えあるは神聖なる大樹

 

──今、御身の権化たる我が身に力を

 

 

研ぎ澄まされた霊力の剣(スピリチュアル・カリバー)』ァァァァアア!!!

 

 

『マスター───

───スパーク』ッ!!!

 

 

高濃度の妖力と霊力のぶつかり合い。

 

広まってゆく被害。

それでも尚止まらない2人。

 

「はぁぁぁぁああああぁあアアアア!!!!」

 

「グッ──ガァアアアぁぁぁあああ!!!!」

 

一瞬押され気味になったセイバー。だが、負けじと押し返す。

 

そして、高濃度の力のぶつかり合いによる爆発。

 

『ドォォォオオオンッ!!!!』

 

 

草原だった場所は今や、荒れ果てた荒野となっている。

 

離れた場所に倒れる2人。

 

「ハァ…ハァ…やるわね、セイバー」

 

「そちら、こそ…ハァ……やりますね、ユウカ」

 

ボロボロな2人。

 

生まれる新たな絆。

 

認め合う2人。

 

 

「いい感じのところ、悪いけどね……2人とも?………なにか、言い残す事はあるかしら?」

 

結界を貼っていたにも関わらず荒れた土地。

 

霊夢の目の笑っていない笑顔。これ程までに怖いものはない。

 

だが、次の瞬間幽香の一言により少し収まる怒り。

 

「この荒れた土地は私()が治すわ」

 

「そう、跡形もなく治してちょうだい?」

 

だが、まだ収まらない怒り。

 

「もちろんセイバーも手伝いなさいよ?」

 

「分かりました。……レイム」

 

「あの、木刀、ありがとうございました。これはお返しします」

 

「いえ、それは貴女に譲るわ」

 

「良いの、ですか?」

 

「ええ、いいわよ」

 

広大な荒地を前に更には木刀を譲るという。

怒りを顕に恐ろしい霊夢の台詞に戸惑うセイバー。

タダで物を譲るとは思わ「黙らないと?」あーハイ。

この人は物をタダでも(・・)譲ります。もうそれはそれは気前がいい程に──『……ゴゴゴゴ』あ、ちょっまって?ごめんなさい、ゆるしてー!いやぁあああ!

〔しばらくお待ちください〕

手加減してよ!ボロッ

 

話が逸れてしまいすまない。

 

 

2人を残して神社へ帰る霊夢。

 

(あの力、紛れもなく霊力だった…あの木刀私が使った時は何ともなかったのに……このままセイバーに使わして様子を見てみようかしら)

 

 

その後、広大な荒地の修繕をするセイバーと幽香だったのであった。

 

 

 

 

「ユウカー。この石はどこへ?」

 

「あー、適当にそこら辺でいいんじゃない?」

 

 

「真面目にしろー!2人とも!!」

 

「「ごめんなさい……」」

 

 




今回はここでおしまいです。

それっぽい詠唱みたいなのを入れてみましたがどうだったでしょう。

次回から何話か士郎達の話とさせていただきます。




※ここから下は、人にとっては蛇足。だけど出来たら見て欲しいッ!


豆腐「今回はこんな感じでした。如何でしたでしょうか。楽しんで頂けたなら本当に有難いです。」

エミヤ「お前、『登録数が30件を越えたぁぁあ!!』と言って騒いでるところを親に見られ何とも言えない表情になっていたな」ニヤ(・∀・)ニヤ

豆腐「あっ!そ、それは言わないでぇ。あの時止まった時間が私にとっては物凄く苦痛だったよ。あれだよ?親が『あんた何やってんの?』私『( ゚д゚)ハッ!』みたいになって凄い気まずかったよ…」(遠い目)

豆腐「今回のこのコーナーは、ゲストを2人ほど呼んでます」

エミヤ「ほう?それは誰だ?」

豆腐「あれ?言ってなかったっけ?まぁいいや。では、呼びましょう。入ってきてー」

???「此処は…どこだ?」

???「全く、人を呼び出して置いて迎えは無いのかしら?」

豆腐「士郎さんとレミリアさんです。前にここには、本編に出ない人が出るとかって言ってましたが、本編に出てる人もここに出ます。」

レミリア「で?ここに呼び出したってことは何かしらあるのよね?」

士郎「なんで俺たちを呼んだんだ?て言うかお前ッ!何でここにいるんだよ!」

エミヤ「ふむ、お前か。久しぶりだな、元気にしてたか?」

士郎「質問に答えろよ…」

豆腐「ここのレギュラー」(ボソッ)

士郎「あ、そうなんだ」

エミヤ「そんなことより早く話を進めたまえ」

レミリア「全くよ」

豆腐「あぁ、そうでした。次の話は来年となるでしょうし、2人の出る話ですし、それに向けて少し話を聞きたいなと思いまして」

士郎「特に話すこともないんだがなぁ。でも言うとするなら。この豆腐の事だし、あんまり期待をしないでやってくれ」

レミリア「そうね…私からも言うことはほとんど無いけど、あ、豆腐?」

豆腐「ん?なに?どうしたの?」

レミリア「お気に入り登録数が100とか行ったら何かしらやりなさい?」

エミヤ&士郎「「それいいな」」

豆腐「え?何すればいいの?」

エミヤ「特別編を作ってみたりとしてみてはどうだろうか」

豆腐「ふむ、別に、絵を描いてしまっても構わんのだろう?」

エミヤ「ほう?よし分かった、頑張りたまえ」

豆腐「え?あ、いや、嘘ですごめんなさい」

エミヤ「描くんだ。いいな?」

豆腐「……善処します」


豆腐「まぁそれは置いといて、こんな作品を読んでくださる皆さん本当にありがとうございます。今年はこれで最後になると思いますが、頑張っていきます。それでは皆さん!」

全員「良いお年を!!来年もよろしくお願いします!!」
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