あらすじ
セラフォルーのお願いにより人間界に向かった剣帝、偶然そこで兵藤一誠に出会った
その後ドライグに気付かれ戦闘を仕掛けられたが一誠達を一撃で倒し冥界へと帰るのであった
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一誠達を殴り飛ばしてから数日経過したある日
セラ「ね~、剣帝君」
剣帝「どうしました?」
セラ「またお願いが有るの」
剣帝「またですか?…今回はお使いとかじゃ無さそうですね…で?そのお願いの内容とは?」
剣帝がセラフォルーの方を見るとセラフォルーは真面目な顔をしていた
セラ「内容はね、ソーたんの護衛をして欲しいの」
剣帝「ソーナ様の護衛?暗殺予告でも来てるんですか?」
セラ「そうじゃないんだけどね…ちょっと、心配な事があるの」
剣帝「心配な事とは?」
セラ「近々フェニックスのライザー君って子が駒王学園に向かうらしいんだけど…ライザー君は女ったらしって噂を良く聞くから…」
剣帝「それでの護衛ですか」
セラ「駄目?」
剣帝「(´Д`)ハァ…俺が一度でもセラ様のお願い断った事有りましたっけ?」
セラ「それじゃあ!」
剣帝「行きますとも。大切な主の妹君ですし。では、失礼致します」
そう言い残して剣帝は魔法陣へと消えた
セラ「今度は…大切って……やったぁー!!!」
セラフォルーはゴロゴロと転がって悶絶していた
―人間界:駒王学園―
剣帝「これで来るのは二度目ですかね…さて、生徒会室にでも向かいますかね」
そう言いながら剣帝は生徒会室に脚を進めた
剣帝「えーっとぉ、生徒会室は何処だっけな?」
剣帝は少しだけ迷っていた
??「あのぉ、生徒会室に何か御用が有るんですか?」
剣帝が困っていると後ろから声がした
剣帝「えぇ、ちょっと生徒会長に少々用事があるので…す……ん?」
剣帝が後ろを振り返ると金髪の少女が立っていた
??「でしたら御案内致しましょうか?」
剣帝「良いんですか?見ず知らずの俺の案内とかしても」
??「見ず知らずの人でも助けます。ですから。付いて来てください」
剣帝「スイマセン、そんじゃ、お言葉に甘えて」
??「いえいえ、お気になさらないで下さい、あっ、彼処です」
剣帝「有り難う御座います。そうそう、名乗るのを忘れていました。俺の名は妖悪剣帝、貴女の名前は?」
アーシア「私はアーシア・アルジェントと申します。アーシアとお呼び下さい」
剣帝「では、アーシアさん、また会う機会があれば御会いしましょう」
アーシア「はい、またお会いしましょう」
アーシアはそう言うと何処かへ去っていった
剣帝「さてと…俺は自分の仕事するか」
剣帝はそう言いながら生徒会室の扉を叩いた
ソーナ「誰です?」
剣帝「ソーナ様、俺ですよ。剣帝です」
ソーナ「け、剣帝さん!?どうぞ入って下さい」
剣帝「それじゃ、失礼します」
剣帝はそう言いながら室内に入った
剣帝「こんにちは、ソーナ様」
ソーナ「こんにちは、剣帝さん、本日はどういった御要件で此方に?」
剣帝「いやー、セラ様にソーナ様の護衛を頼まれましてね、なので来ました」
ソーナ「護衛って…ハァ…何の為にですか?」
剣帝「近々来るライザーとやらが女ったらしって噂を良く聞くそうですからね。その対応にでしょう」
ソーナ「はぁ、お姉様ったら…」
剣帝「良いお姉さんじゃないですか。妹思いで」
ソーナ「そうだとしても、度々困ります…」
剣帝「ふぅーん、ところで、さっきからそこで俺を多少睨んで来てるのは誰ですか?」
剣帝は栗色の髪をした男を見ていった
ソーナ「コラ!匙、彼を睨んだりするんじゃありません!」
匙「スイマセン会長」
剣帝「まぁまぁ、こんなにカリカリせず、俺は怒った顔より笑顔のソーナ様がみたいですから」
そう言うと剣帝はソーナを撫で始めた
ソーナ「わ、分かりました…」
ソーナの顔が赤いのを剣帝は気付いていないが匙は気付いて剣帝に殴り掛かった
剣帝「おっと、危ないですねぇ」
不意を付いたようだったが剣帝はさも当然の様に受け止めた
匙「チッ、受け止めやがったか」
ソーナ「匙!剣帝さんに何をしているのですk」
剣帝「構いませんよ。匙君の軽い実力試しをしたいですし。主の妹君の眷属の力をね」
ソーナ「そ、それならば、分かりました」
匙(何だよ!俺何か軽く捻り潰せるみたいに言いやがって…)
剣帝「さぁ、掛かってきな」
剣帝は右手に剣を持ち左手でちょいちょいっと指を動かして挑発した
匙「嘗めんじゃねぇ!」
匙はそう言うと黒色のカメレオンのような神具を左手の甲にだしその神具から線の様な物を出し攻撃した
剣帝「ふぅん、ブリトラ系か…中々良い物だな」
剣帝はそう言いながら匙の出した線の様な物を弾いた
匙「なっ!?」
匙が驚いて居ると剣帝が眼前に急接近していて顔面に一撃叩き込んだ
匙「グフッ…」
剣帝「まだまだ終わんねぇぞ!」
剣帝は流れる様に胴体をタコ殴りにした
匙「ガハッ、グフッ、ゲホッ、ウグッ…」
剣帝「ふむふむ、硬いな、それだけ魔力でガードしているという事か…悪くないな」
剣帝はそう言って殴るのを辞めた
剣帝「さて、手合わせの勝者を言って貰いましょうかね」
ソーナ「勝者!妖悪剣帝!!」
剣帝「彼の強さの感想はまぁ、良い感じですね。ドラゴン系の神具持ちですし」
匙「チクショウ…俺相手にゃ素手で充分だって言うのかよ……」
剣帝「いやー、強かったよ?俺が殴らないといけないなんてさ、俺は大抵の相手ならデコピンで充分だしね」
剣帝(まぁ、加減はしたけどね)
匙「つまり、俺が強くなればアンタに剣を使わせる事も…」
剣帝「あぁ、出来るかもね」
ソーナ(やっぱり剣帝さんは優しい…匙が殴り掛かったりしたのに全く怒らなかったしその上励ましたりするなんて…)
剣帝「それはそうと、例の…誰でしたっけ?焼き鳥・フェニックスでしたっけ?」
??「誰が焼き鳥だ!!俺の名はライザー・フェニックスだ!!」
その声の直ぐ後に炎が部屋の中に入って来る
剣帝「へぇ、もう来ないと思ってたぜ」
しかし、生徒会メンバーには一人たりとも炎が当たっていなかった、何故なら剣帝が炎を全て爆風で掻き消したからだった
ライザー「ほぉ?俺の炎を防ぐ輩が居るのか」
生徒会室前には金髪の男が立っていた
剣帝「あんなチンケな炎なんざ簡単に弾けるっての」
ライザー「何だと!!俺の炎がチンケな炎だと!」
剣帝「あぁ、何か文句あるか?」
ライザー「見た所、お前は転生悪魔の様だな」
剣帝「それがどうした?」
ライザー「お前の主は後ろに居る女か?」
ソーナ「えっ!?いえ、私でh」
剣帝「どうだろうな?テメェ風情に教える訳ねぇだろ」
ライザー「フンッ、今は結婚前だからな、決戦は勘弁してやろう」
剣帝「ハッ、フェニックスの癖に腑抜けだな」
ライザー「良かろう!腑抜けかどうかその身で確かめるが良い!」
ライザーが炎を拳に纏わせて剣帝に殴り掛かった
剣帝「残念、甘い」
剣帝はそう言うとさも当然の様に拳を躱してライザーを上半身を殴って消し飛ばした
ライザー「…な、殴りだけで俺を消し飛ばすだと…何者だ…貴様は…」
ソーナ「その人は妖悪剣帝、私の姉、セラフォルー・レヴィアタンの女王(クイーン)だそうです」
ライザー「げ、現魔王のレヴィアタンの眷属だと!?」
剣帝「あぁ、そうだよ?」
ライザー「す、スミマセンでした…そうとは知らずに…」
剣帝「良いよ良いよ、俺が挑発しちゃったんだし、それより大丈夫かい?反射的に上半身消し飛ばしちゃったけど」
ライザー「だ、大丈夫です!はい!」
剣帝「なら、良かったよ」
ライザー(ま、マズイ…魔王の眷属にあんな事を言ってしまった…)
剣帝「さてさて~、ライザー君、君は此処には何をしに来たのかな?」
ライザー「せ、生徒会長が美人と聞いたので見に来ました」
剣帝「それなら用事が終わったし、帰ろうか、ね?」
ライザー「は、はい!」
剣帝「それじゃあまたお会いしましょう、ソーナ様」
剣帝がそう言うと剣帝とライザーはそれぞれの魔法陣に消えた
今回は匙君とライザーとの面会的な話となりました。
次回はどうなるでしょうかね?
次回もゆったりとお待ち下さい