剣の帝の異世界冒険   作:アルクロ

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聖夜特別編「愛する者の為の聖夜」

剣帝は自室で何かを編んでいた

 

剣帝「よし!完成っと」

 

剣帝が編んでいたのは赤い帽子と赤い服だった

 

剣帝「今日はクリスマスだからね、サンタに扮してセラを驚かせよーっと」

 

剣帝はそう言いながらとある紙をポケットから取り出した

 

剣帝「いやー、前もってセラにサンタに貰いたい物書いといて貰ったからなぁ………何だこの内容は…」

 

紙にはミルフィのアニメ全巻とコスプレグッズのほぼ全てと書かれていた

 

剣帝「普通なら投げ出すレベルですよ…これ…」

 

剣帝は少し呆れたような顔をしたが

 

剣帝「まぁ、可愛い主の為ですからね。頑張りますかね」

 

剣帝はそう言うと魔法陣を展開し、こんな事を考えながらすぐに転移した

 

剣帝(今日中に集められるかなぁ…)

 

―駒王町:グッズ売り場―

 

剣帝「うぅーむ、取り敢えずDVD全巻は揃ったけど…限定品がマジで無い…」

 

剣帝は頭を少し抱えていた

 

剣帝(畜生ー、限定品とかこんな場所にあるわけ無いとは思ってたけど……マジでどうしよう…)

 

剣帝が頭を抱えていると

 

一誠「アンタ、剣帝さんだよな?どうしたんだ?」

 

剣帝「あぁ、一誠君か、いやー、セラ様にプレゼントを用意したいのだが…これが見つからなくてね…」

 

剣帝はそう言いながら一誠に紙を見せた

 

一誠「えーっと、どれですか……これなら俺のお得意さんが持ってますよ?」

 

剣帝「何!?それは本当かい!?」

 

一誠「は、はい、自慢気に見せられましたし…」

 

剣帝「よし!それならその人のところに連れて行ってくれるか?」

 

一誠「あっ、はい、分かりました…」

 

剣帝は嬉しそうに、一誠君は少し面倒そうに歩いて行った

 

剣帝「……一誠君、此処か?」

 

一誠「あっ、はい」

 

剣帝と一誠はとあるアパートの一室の前に居る

 

剣帝「それなら一誠君…呼んでくれないかな?」

 

一誠「分かりました…」

 

一誠がインターホンを鳴らすと誰か出て来た

 

??「誰ミル?あぁ、一誠君また来てくれたのミルね…隣の人は誰ミル?」

 

剣帝達の前にはツインテールのムキムキとした男性(?)が居た

 

剣帝「ど、どうも、妖悪剣帝と言います。一応、一誠君同様に悪魔です」

 

??「!!!それならミルタンに魔法を教えてミル!」

 

そう言いながらミルタンと自分を呼ぶ男性(?)は剣帝に迫った

 

剣帝「あっ、はい、分かりました」

 

一誠(えっ!?人間でも使える魔法とかあるのか!?)

 

ミルタン「それじゃあ、速く教えてミル!」

 

剣帝「但し、教える代わりと言ってはなんですが。これくださいませんか?」

 

剣帝はそう言いながらミルタンに紙を見せた

 

ミルタン「んー……あぁ、これなら良いミルよ」

 

剣帝「交渉成立ですね。それでは今から見せます。そして、今からする事は貴方も練習すればきっと出来るようになります」

 

剣帝はそう言いながら一誠に向けて拳を振るったが一誠自体には当てなかった、だが、一誠は勢い良く飛んで行った

 

剣帝「ハンズ・ウィンドってね」

 

一誠「それただの殴りだろうがァァァ!!」

 

一誠はそう叫びながら飛んでいったが、それは誰の耳にも聞き取れなかった

 

ミルタン「凄いミル!もっと教えて欲しいミル!」

 

剣帝「それでは、一誠君が帰って来たらもう1つ教えますのでそれで約束の物頂けますか?」

 

ミルタン「それで良いミルよ!」

 

剣帝「では、待つとしましょうか」

 

―10分後―

 

一誠「ハァ…ハァ…やっと帰ってこれた…」

 

剣帝「お帰りー、それじゃ、もうひとつだけ魔法を受けてみようか」

 

剣帝はそう言いながらおもむろにに一誠の手を握った

 

一誠「えっ!?はっ!?えっ!?」

 

剣帝「アームブレイク!」

 

剣帝がそう言いながら手を握るとゴキゴキと音を立てながら一誠の手の骨が折れる

 

一誠「イデデデデデ!!!!」

 

剣帝「ほら、これだけで簡単に相手の行動が封じられた」

 

ミルタン「凄いミル!凄い魔法ミル!」

 

剣帝「それでは、これからはこの魔法が習得できるよう頑張って下さいね、後、約束の物を下さい」

 

ミルタン「分かったミル!これあげるミル!」

 

ミルタンは剣帝にそう言いながらグッズの入ったビニール袋を手渡した

 

剣帝「はい、有り難う御座います。それでは、さようなら」

 

ミルタン「さようならミルー」

 

剣帝は一誠を引っぱりながら帰って行った

 

一誠「手が…」

 

剣帝「あぁ、悪かったね、今治すよ」

 

剣帝がぼそぼそと何かを言うと一誠の手が治った

 

一誠「あー、手が治った…てか!何するんですか!剣帝さn……何でそんなに汗かいてんだ!」

 

剣帝「( ´ー`)フゥー...少しだけ無理したから疲れただけだよ、気にしなくても良いさ」

 

剣帝は体を引き摺るように歩き魔法陣を展開した

 

剣帝「それじゃあね、今日は有り難うね、一誠君」

 

―冥界:剣帝の自室―

 

剣帝「ふぅ…あとはこれを袋に詰め込んでっと…」

 

剣帝は疲れた体に鞭打ちながら変装をし始めた

 

剣帝「これでセラ様を驚かせられる、喜ばせられる…」

 

剣帝はそんな事を呟きながらセラフォルーの部屋に向かった

 

―セラフォルーの部屋の前―

 

扉をそっと開けた

 

剣帝「セラ様は……よし、寝てるな…」

 

剣帝はさっきまでよりはある程度回復した顔になっていた

 

剣帝「さて、枕元にプレゼントを置いてっと…」

 

剣帝はセラフォルーの枕元にプレゼントをゴトゴトと置き始めた

 

剣帝「ふぅ……ふぅ……速く自分の部屋に戻らないと…」

 

剣帝はいそいそとセラフォルーの部屋から退室して自分の部屋に戻ろうとしたが

 

セラ「んん~?だぁれ?」

 

剣帝「!!!」

 

剣帝(起きたか……こういう時は…)

 

剣帝「フォッフォッフォッ、儂はサンタじゃよ」

 

剣帝は顔と声を変えて振り返った

 

セラ「えっ?サンタさんが何で私の部屋に?」

 

剣帝「君は仕事をよく頑張っておるからの、プレゼントじゃよ、それではまだ後が居るでな、これにてさらばじゃ!」

 

剣帝はそう言いながら空に飛んで行った

 

セラ「あっ!……行っちゃった」

 

セラフォルーは剣帝が飛んで行った空を見上げたが剣帝の姿は既に見えなかった

 

セラ「……有り難う、サンタさん」

 

セラフォルーはそう言うとベットでまた寝た

 

剣帝「ハァー……ハァー……何とか保ったな…ゲホッ!ゲホッ!」

 

剣帝はそう言いながら血を多少吐いた

 

剣帝「(・д・)チッ、多少無茶しただけでこのざまとは、俺の体も弱ったもんだ……まぁ、眠れば多少は和らぐかな」

 

剣帝はそう言い倒れるように眠りについた




今回はクリスマス版となりました。
剣帝の謎の他者回復性能が少し見えましたね。
次回は何時になるかはわかりませんがゆっくりとお待ち下さいな
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