あらすじ
セラフォルーより休暇を言い渡された剣帝、なので、人間界の駒王学園に出向いた。丁度その時駒王学園には聖剣使いが二人来ていた剣帝と聖剣使いは偶々鉢合わせしてしまい剣帝が無意識の内に挑発をしてしまい二人の聖剣使いに戦いを挑まれる、戦闘には勝ったが切り傷を負わされてしまった剣帝…
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質問攻めから開放された後
―冥界:セラフォルー邸―
剣帝(あー、やっと質問攻めから開放されたぁ……中々治らねぇなぁ、セラ様に見つかる前に隠すか治すかしないとなぁ)
剣帝が考え事をしていると扉が開かれた
セラ「剣帝く〜ん、居る~?」
剣帝「セ、セラ!?いきなり入ってこないでくれよ!驚くだろ!?」
剣帝は即座に腕を後ろに隠した
セラ「あっ、ゴメン…ナサイ…朝は私が会議に行ってたし…帰って来たら剣帝君外出してたし…剣帝君やっと帰って来たから構って貰えるって思ったから…」
剣帝「……俺こそスマン…いきなり怒鳴ったりして…」
セラ「うぅん、良いの、私がいきなり入ったのが悪いんだし…」
剣帝「それで…何の用かな?」
セラ「え~っとね…構って?」
剣帝「仕方無いなぁ、おいで」
剣帝は傷を付けられていない右腕で手招きをした
セラ「は~い」
剣帝「よしよし、ゴメンよ、寂しい思いをさせたな」
剣帝はそう言いながら右腕でセラフォルーの頭を撫でた
セラ「有り難う剣帝君、だぁい好き!」
セラフォルーが剣帝に抱き着くとセラフォルーの左手に何かが付いた
剣帝(痛っ)
セラ「ん?何だろう……何で…何で剣帝君血が!」
剣帝「いやー、ちょっとドジ踏んじゃってね、腕を切られちゃったんだよね」
剣帝はそう言いながら左の腕をヒラヒラと動かした
セラ「大丈夫なの!?剣帝君にそんな傷を負わせた相手って誰!?私が殺して来r」
セラフォルーがそう言っていると不意に口を防がれた、剣帝がキスをしたのだ
剣帝「セラ、俺は平気だから…落ち着いて…ね?」
セラ「………分かった…でも…」
剣帝「でも、何ですか」
セラ「速く傷治して、ね?」
剣帝「あぁ、分かってるよ、というか、もうすぐ治るよ」
セラ「えっ?どういう事?」
剣帝の腕を見るとみるみる内に傷が消えるように治っていく
セラ「えっ!?どうなってるの?それ」
剣帝「こういう身体なんですよ。ひきましたか?」
セラ「うぅん、ひかないよ、私は剣帝君のそういう所も好きになる!」
剣帝「………有り難う御座います…」
剣帝は少しだけ泣いていた
セラ「…よしよし…良い子良い子…」
剣帝「…スイマセンが今夜は甘えて良いですか?」
セラ「良いよ、おいで…」
剣帝は泣き終わると同時に髪が黒くなっていく、そして、髪が黒い剣帝とセラフォルーはそのまま夜にまた交わっていくのだった
―その頃の夜鴉は―
夜鴉「カッカッカッ!どうだいアザゼル君。君達もこのような恋をしなさい。」
アザゼル「出来るかぁ!あれはまだ対等な存在だから出来る訳であってだな。俺とこいつじゃ強さとか諸々違いすぎるんだよ!」
アザゼルは一人の女性に抱き付かれながら叫んだ。
??「そんな事を言わないで下さいよ。貴方とは対等ですよ?例え対等でなくとも私達の愛の前には関係ない物ですよあなた。」
アザゼル「ちょっと強いくらいの堕天使とグレートレッドじゃ釣り合わないっていってんだよ!解れよ!」
紅竜「そうですか。対等の存在になるために努力します!!」
紅竜は笑顔でガッツポーズをしたがアザゼルは頭を抑え溜め息を吐いた。
アザゼル「・・・これ以上強くなる気かよ。はぁ。」
そんなアザゼルの姿を見て夜鴉は笑顔で指を指した。
夜鴉「このリア充め☆」
アザゼル「うっせぇぇぇ!!この状態みて何処が充実してるように見えるんだよ!朝は布団の中にいてそれからずっと追い掛けられてんだよ!トイレも風呂もおまけに夜に布団のまでくっついて来やがるんだぞ!おちおち趣味も出来やしねぇ!」
アザゼルは捲し立てるように早口で愚痴を叫んだが夜鴉はにっこり笑っていた。
夜鴉「そのくらいで愚痴愚痴いってんじゃねぇよ。俺は24時間365日同じことが起きてんだからよう。カッカッカッ」
アザゼル「は?ちょっとまて、それって今もなのか?」
夜鴉「おう。勿論だ。俺の後ろにほら、居るだろ?」
アザゼルは夜鴉の指差した方向に集中していると、うっすら人影が見える事に解るが集中が切れると人影も見えなくなった。
アザゼル「それ、本当にいるのか?」
夜鴉「おう居るぜ。姿を現しやがれペタン。」
その声に反応し、人影はくっきりと見え、やがて女性の姿になった。
アザゼル「おっおう。てか、本当にずっと一緒にいるのか?」
ペタン「勿論です。愛する者の傍に常に居たいと思うのは間違ってますか?」
紅竜「合ってると思います!!」
アザゼル「お前はちょっと黙ってろ。う~ん相手が良いならそれでも良いんじゃねぇか?相手が良いならな!!」
アザゼルは最後の一言を強調させ紅竜に気付かせようとするが紅竜はにっこり微笑んでアザゼルを見つめるだけだった。
アザゼル「いや、気付けよ!!」
アザゼルの嘆きは夜の闇へと消えていくのであった。
今回は剣帝がセラフォルー様の暴走を止めつつ謎の回復性を晒す回とアザゼルが可哀想な回でしたね。
さてさて、次回はどうなるのやら、皆様お楽しみに!