剣の帝の異世界冒険   作:アルクロ

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二十二話「地獄の始まり」

あらすじ

カテレアを殺さずに居たので回収に向かうと其処には夜鴉様が居た、その後カテレアは夜鴉様に回収され拷問まがいのお仕置きを受けた、その間剣帝は力を貰った代償に一日だけヤンデレになったセラフォルーの対応をしていた

――――――――――――――――――――――

―三種会談より三日後―

 

剣帝は自室に居た

 

剣帝「さってっと、そろそろ沸いたかな?」

 

剣帝は自分の魔力で空中にヤカンを浮かせてお湯を沸かせていた

 

剣帝「さぁてとぉ、今日のお昼はカップラーメーン」

 

浮かせていたヤカンを手に取りお湯をカップラーメンに注いだ

 

剣帝「はい、タイマーもセットしたし、出来る迄に仕事終わらせるか」

 

そう言った剣帝の前には少し前の数倍の量の書類が山のように置かれていた

 

剣帝「さぁてと、始めるかな」

 

剣帝は書類一枚一枚に素早く目を通していった

 

―三分後―

 

剣帝「はい!お終い!」

 

剣帝は最後の一枚の書類に目を通し、隣にある書類の山に片付けたと同時にタイマーが鳴った

 

剣帝「はい、出来上がりっと、頂きまーす」

 

剣帝はズルズルと拉麺を食べ始めた

 

―五分後―

 

剣帝「ご馳走様でしたっと」

 

剣帝は食べ終えたカップラーメンの残りを軽い炎で焼き、焼失させた

 

剣帝「さってっと、腹も膨れたし、行くか」

 

剣帝は窓を開け勢い良く外に飛んで行った

 

―冥界:セラフォルー所有の山―

 

山の各所で岩が破壊されていた

 

剣帝「この程度じゃ駄目だ!もっと力を、大切な人を護れる力を!」

 

と言いながら岩を粉砕してる

 

夜鴉「馬鹿だろお前w」

 

と言って夜鴉が剣帝の後ろにいる

 

剣帝「あぁ、夜鴉様」

 

剣帝の髪は地味に黒くなってる

 

夜鴉「そんなので強くなれる訳が無かろうて」

 

剣帝「仕方無いじゃないですか。この付近で俺並みの強さいないんですし。こうでもしないとやってられないんですよ」

 

夜鴉「仕方ないなぁ。ペタン!こいつ連れてけ!」

 

ペタン「はっ!全ては我が主の為に」

 

ペタンと呼ばれた女性が剣帝を飲み込んだ

 

剣帝「えっ?えっ?」

 

剣帝は驚いては居たが直ぐに状況を飲み込んだ

 

剣帝(あー、夜鴉様の部下か何かが修業相手かなぁ)

 

剣帝は暗い空間を通りすぎ開けた草原に降り立った

 

剣帝「此処は…草原か、相手は何処だろう」

 

剣帝は周りを見回す

 

???「久し振りだなぁお前。久々の出合いに染みるわぁ」

 

剣帝「………なぁんか嫌な予感が…」

 

剣帝は恐る恐る後ろを振り返ったすると其処には青色のブリキの人形のような存在が立っていた

 

剣帝「ゲッ……」

 

少し剣帝は嫌そうな顔になった

 

アイガロン「げっ!ってなんだよこのアイガロン様を見てなんでその反応なんだよぅ?」

 

剣帝「いやー、だってお前滅茶強いじゃん、俺に圧勝できるじゃん」

 

剣帝は指差しながらそう言った

 

アイガロン「まぁ俺様、何万の構成員の部隊長だしなぁ」

 

剣帝「(´Д`)ハァ…流石は夜鴉様の部下」

 

剣帝は呆れ半分にそう言った

 

アイガロン「お前さぁ?何しに来たわけ?俺様何も知らないんだけど?」

 

剣帝「多分俺の修業相手に選ばれたんだろうさ」

 

アイガロン「修行?はっ!俺様自身でやる必要無さそうだな。今のお前ならな」

 

剣帝「夜鴉様の意思を無視すると?」

 

アイガロン「んな事ねぇよ。事前に念話とかで何も聞かされてないって事は俺様自身でやれって事じゃねぇ」

 

剣帝「あー、そうなるのか、まぁ、今の俺ならそうだろうなぁ、元からしたら100倍弱いからな」

 

アイガロン「そのくらいならなぁ誰が良いかなぁ?」

 

剣帝「さぁなぁ?俺ランクならゴロゴロ居るだろ?」

 

アイガロン「そうだ!オイ!ウィルスン!こいつの相手をしてやれ」

 

アイガロンが言うと草の中からドロドロした物が人形になっていく

 

剣帝(やっぱりこういうの多いなぁ、夜鴉様の配下って…)

 

ウィルスン「デーボウィルスンここに参上しました。で、アイガロン様何をご所望で?」

 

アイガロン「こいつを苛めてやれ。」

 

剣帝「苛めてやれっておいおいおい」

 

ウィルスン「はい。畏まりました。おい!お前。ちょっと歯を見せて笑ってみろ!」

 

剣帝「ん?こうか?」

 

ニッコリと笑った

 

ウィルスンはニヤリと笑いその歯に向けてビームを当てた

 

剣帝「うおっ!何だ?」

 

そうすると剣帝の歯は少しずつ虫歯になっていった

 

剣帝「普通に痛い…」

 

ウィルスン「ちっ!効きが悪いな」

 

剣帝「毒かよ…あっちでの俺なら効かねぇのに…やっぱり此方だと弱いなぁ」

 

そう言いながら項垂れた

 

ウィルスン「本来なら一瞬で全て歯が虫歯になるはずなのに」

 

剣帝「そんなもん撃つなよな、面倒臭い」

 

剣帝は項垂れながらそう言った

 

ウィルスン「まぁ良い。俺のすることは終わった。じゃあ!捕まえてみなぁ!」

 

ウィルスンはドロドロになって草の中に隠れていった

 

剣帝「はぁ?何それ、何処のドラ○ンボ○ルのポ○ゲーム?」

 

剣帝は軽く地面を殴って辺りに爆発を起こした

 

ウィルスン「俺を倒さない限りその虫歯は治らないし悪化するぜぇ!」

 

ウィルスンの声はあらゆる所から聞こえた

 

剣帝「はぁ!?余計質が悪かったよ!コンチクショウ!」

 

剣帝(あー、結界使いたい、でも今の俺が使うと確実に死ぬし…)

 

ウィルスン「おいおい。そんなに悠長にしてても良いのか?もう数本は完全に虫歯になってるんだぜ」

 

剣帝「だってよぉ、今の俺の弱さをより痛感してやる気が起きねぇんだよ」

 

ウィルスン「じゃあ守りたい物も守れないなぁ?俺を倒した女の子は無理だと知ってても諦めなかったぜぇ?」

 

ウィルスンの声は剣帝を嘲笑うように続けて言った

 

剣帝「…………」

 

剣帝は依然暗い顔のままだ

 

剣帝(しょうがねぇじゃん、今の俺そんなに強くないもん)

 

ウィルスン「色々考えるだけで俺はひどいやられ方で殺られたんだがな。本来の俺なら勝てるはずなのにな」

 

剣帝「知らねぇよ、俺にゃ関係ねぇだろ、(´Д`)ハァ…」

 

ウィルスン「お前はそうやって何も考えない状況のままで良いと思ってるのかよ?」

 

剣帝「思っちゃ居ねぇけどよ、仕方ねぇじゃねぇか、現状俺弱いんだし…」

 

ウィルスン「本来なら今のお前でも俺は一瞬で殺せるはずだぜ?」

 

剣帝「ふーん、そーなのかー」

 

剣帝は項垂れ過ぎてやる気がほぼ無くなってる状態になっている

 

ウィルスン「お前に今足りないのは力じゃない。考える頭だ」

 

剣帝「と、言われてもなぁ…俺基本ゴリ押し型だし…」

 

ウィルスン「その女の子もガッツリごり押し形だったぞ?」

 

剣帝「そんなの言われても俺は知らねぇって言ってんだろうが!」

 

剣帝はさっきの数倍の威力で辺り一面を消し飛ばした

 

ウィルスン「俺が言いたいのは何でお前は力を周りしか使えないんだ?って事だよ」

 

剣帝「自分に使うより周りに回した方が良いかと思うからだな」

 

ウィルスン「逆転の発想をしてみろよ?大きなヒントをやったんだからな」

 

剣帝「俺基本ドーピングしないし、した後の反動が面倒そうだから…そういう事で俺は自己強化基本しないんだよねぇ、緊急時以外はさ」

 

ウィルスン「その元の力の使い方の修行が俺の修行なんだよ」

 

剣帝「ふぅーん、そーなのかー」

 

やっぱりやる気がほとほと無くなってる

 

ウィルスン「仕方ないなあ」

 

ウィルスンはその姿を剣帝の目の前に現した

 

剣帝「………ダメ元だ」

 

剣帝は自分の足元からゾンネ・エクスプロージョンを発生させた

 

☡ゾンネ・エクスプロージョンは使用者にもダメージが通る面倒な技なのだ!以上、うp主より☡

 

ウィルスンの姿は無くなったが声は未だ聞こえる

 

ウィルスン「まぁそうすると思ってたぜ?」

 

剣帝「あーぁ、外れたか」

 

剣帝の全身は真っ黒に焼け焦げていた

 

ウィルスン「まず、標的が可笑しいからなぁ」

 

剣帝「そうかねぇ?俺は単に自爆ついでに吹き飛ばそうとしただけだが?」

 

ウィルスン「なんで姿が無いのに同じ声量で聞こえるかわかるか?」

 

剣帝「脳筋の俺にそんなの聞くな」

 

ウィルスン「じゃあ答えを教えてやるよお前の一番近くに居るからさ。俺は名前道理ウイルス。さて、馬鹿のお前に質問だ。俺がお前に接触したのはどんなときだ?」

 

剣帝「ビームの時だろ?」

 

ウィルスン「じゃあ何処に当たって俺は何処に居ると思う?」

 

剣帝「歯だろ」

 

ウィルスン「正解だ」

 

剣帝「なら、仕方無いか、あんまりやりたかねぇけども…」

 

ウィルスン「じゃあ俺を攻撃してみな?何処に居るかはわかっただろ?」

 

カチッ、と言う音が口内に響く

 

剣帝「ホイ、ガチ自爆用爆弾起動」

 

ウィルスン「ほうほう。ならこう言うのはどうだ?」

 

ウィルスンがそう言うと剣帝の爆弾は止まってしまった

 

剣帝「へぇ、それならこれは?」

 

剣帝はそう言うと爆破性の籠もった自作ナイフを口内に入れて起爆

 

ウィルスン「おわっ!アブねぇ事するなぁ?」

 

ウィルスンは剣帝の口から飛び出てきた

 

剣帝「うん、やっと出てきたな、ホイッと」

 

何時の間にか傷が全て治っている剣帝が軽く腕を引くとウィルソンの足元からクナイ状の刃物が出て来た、そのクナイ状の刃物からは細い糸が伸びてる

 

???「腹立たしいぜ!!」

 

突然雷が落ちてウィルスンごとクナイにおちた

 

剣帝「あーもー、ダル」

 

クナイから伸びてる糸を切った

 

???「何時まで待たせる気だ!時間の無駄だろうが!腹立たしいぜ!」

 

剣帝「まぁた、嫌な予感が…」

 

剣帝は面倒臭そうにしながら声のした方向を見た

 

ドゴルド「俺様はドゴルドだ!お前に剣術を教える為に来てやったのにおせぇんだよ!腹立たしい!」

 

剣帝「剣術ねぇ…」

 

剣帝の眼から軽く涙が落ちた

 

剣帝「師匠………」

 

ドゴルド「剣術を教えるとは言ったが俺は教えるつもりは更々ない!見て盗みやがれ!」

 

剣帝「んー、無理」

 

ドゴルドは雷を模したような刀をゆっくりとあげて雷を纏わせた

 

剣帝「無理だって言ってるだろうが…」

 

ドゴルド「良いから食らっとけ!雷電斬光!!」

 

ドゴルドは遠い場所に居たにも関わらず刀から雷を出して飛ばしてきた

更に雷を出して剣劇を飛ばしてきた

 

剣帝「範囲に入ったな」

 

剣帝の近くに雷が来た瞬間に雷が来た位置で爆発が起きた

 

剣帝「爆壁結界っと」

 

ドゴルド「ちっ!腹立たしいぜ!」

 

剣帝「当たるつもりなんて毛頭無いからな」

 

ドゴルド「お前の修行はこれがただの木刀でも出来るようになる事だ!普通の人間にも出来た技だ悪魔が出来なくてどうするよ」

 

剣帝「あー…確かに"今の"俺には無理だな、それとそれって雷斬持ってた偉人だろ?やったの」

 

ドゴルド「違うな、これをただの木刀でやった人間の剣道家が居るんだぜ。腹立たしい」

 

剣帝「へぇ、そうかい、まぁ、今の俺にゃ、出来んだろうな」

 

ドゴルド「そうやってウジウジしてやがるのが腹立たしいぜ!」

 

ドゴルドは剣帝に斬りかかってきた

 

剣帝「知らんな、俺は元々こういう性格なんだよ、(´Д`)ハァ…」

 

ドゴルドは剣帝に当てる寸前で止めた

 

剣帝「斬らないのか?」

 

ドゴルド「やめだ!今のお前は切るに値しねぇ」

 

剣帝「あーそーかい!」

 

剣帝が唐突にナイフでドゴルドに切りかかった

 

ドゴルドは指ひとつで止めた

 

剣帝?「(・д・)チッ、止められたか」

 

そう言った剣帝の髪は一本残らず真っ黒に染まっている

 

剣帝?「そーかそーか、そりゃ悪かったなぁ」

 

そう言うと剣帝の髪は元の銀混じりの白に戻った

 

剣帝「(´Д`)ハァ…今の俺じゃ無理だっての」




今回から修行会が始まりました。
無双系の剣帝ですが修行はします
まぁ、結果はどうなるかはわかりませんがねぇー
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