剣の帝の異世界冒険   作:アルクロ

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三話「魔王少女と従者の帝」

前回のあらすじ

 

手違いによる時間誤差を治して貰ってからハイスクールD×Dの世界に改めて行った剣帝、着いたのは夜、寒い思いをしながら夜を越し散歩中に美人に絡んでる阿呆を追い払い、その美人の家に行く事になった

――――――――――――――――――――――

剣帝がセラフォルー・レヴィアタンに連れられてセラフォルーの家に入ると10人以上のメイドが出迎えた

 

メイド「「「「お帰りなさいませ、お嬢様……」」」」

 

メイド達は驚いた様子だったが、声には出さないようにしていたようだ

 

セラフォルー「うん、ただいま〜」

 

剣帝「流石、こんなに大きなお宅ですね。あんなにメイドさんが居るとは」

 

セラフォルー「そうでしょ〜、まず人間界だと見ないもんね、あんな人数」

 

剣帝「まぁ、そうですね」

 

二人が喋りながら歩いているとセラフォルーが一つの扉の前で止まった

 

セラフォルー「此処が私の部屋〜、ちょっと待っててね〜」

 

セラフォルーはそう言い部屋の中に入って行った

 

剣帝「あっ、はい、分かりました」

 

剣帝が部屋の前で待っていると部屋の中から声がした

 

セラフォルー「入って良いよ〜」

 

剣帝「………やっぱり結構です」

 

セラフォルー「え〜、何で?」

 

剣帝「だってまだ会ったばっかりですし。それで女子の部屋に入るってのは少し抵抗が」

 

セラフォルー「良いから良いから〜」

 

セラフォルーはそう言うと剣帝の腕を掴み部屋の中に引っ張った

 

剣帝「うおっと、危ない危ない、あやうくバランスを崩す所だった…それにしても綺麗な部屋ですね。整理整頓が出来ていますし」

 

セラフォルー「それ位は当然でしょ〜」

 

剣帝「ですよね。ん?何だこれ」

 

剣帝がセラフォルーのベットの下から紙の筒を引っ張り出した

 

セラフォルー「あっ!それは……」

 

剣帝がその筒を広げてみると、それは魔法少女のポスターだった

 

剣帝「ほぉ、魔法少女ですか。これは中々」

 

セラフォルー(う〜、また幼稚だとか思われてる〜)

 

剣帝「女性らしくて可愛らしい御趣味ですね」

 

セラフォルー「子供っぽいって思わないの?」

 

剣帝「えぇ、思いませんよ?」

 

セラフォルー「本当に!?」

 

剣帝「えぇ、本当です。それに、趣味なんて人それぞれでしょう。それを子供っぽいだの何だのとは言ったりしませんよ」

 

セラフォルー「そっかぁ〜、有り難う、剣帝君」

 

剣帝「はて?感謝されるような事をした覚え僕には有りませんよ?」

 

セラフォルー「剣帝君にとっては何気無い事でも私的には感謝したいことなんだよね、私の趣味を皆幼稚って言うし…あ~ぁ、剣帝君みたいなのが眷属になってくれればレーディングゲームにも勝てるんだろうなぁ」

 

剣帝「眷属?レーディングゲーム?」

 

セラフォルー「あぁ、ゴメンね、言い忘れてたけど私実は悪魔なの、それで悪魔同士の決闘でレーディングゲームってのが有るんだけど、それには自分が悪魔にした子を連れて行けるの、で、今度そのレーディングゲームをする事になってるんだけど私には眷属が一人も居なくて」

 

剣帝「ふむふむ、それでセラフォルーさんは困ってるんですか。ところでそのレーディングゲームのお相手は?」

 

セラフォルー「私の許嫁なんだけど……」

 

言っている途中でセラフォルーの顔は暗くなっていく

 

剣帝「………何か嫌な事でもあるんですか?」

 

セラフォルー「実は…その許嫁君、言っちゃ駄目なんだろうけどあんまり好まれないような性格しててね…正直私はその人と結婚したくないの…」

 

剣帝「で、それを言ったらレーディングゲームに?」

 

セラフォルー「……うん」

 

剣帝「ふむふむ」

 

剣帝(これが俗に言う政略婚って奴かねぇ、それにしても、こんな美人困らせるとか許せんなぁ……仕方ねぇなぁ!)

 

剣帝「それなら俺が貴女の眷属になりますよ!」

 

セラフォルー「えっ、良いの!?」

 

剣帝「構いませんよ。第一、貴女みたいな綺麗な女性が困ってるのは見過ごせませんし」

 

セラフォルー「有り難う〜!それじゃあこれを自分の胸に押し当てて?」

 

セラフォルーはそう言うとチェスの騎士の駒の様な物を剣帝に渡した

 

剣帝「これは?」

 

セラフォルー「それはイーヴィル・ピース(悪魔の駒)って言ってね、使われた相手を悪魔にするものなの」

 

剣帝「ふむふむ……あのー、押し込んでも何も起きませんよ?」

 

セラフォルー「あれ〜?おっかしいなぁ〜、それならこれは?」

 

セラフォルーはそう言うと今度は赤色の女王の駒を渡した

 

剣帝「おや、さっきのとは違って赤いですね。これは?」

 

セラフォルー「それは変異の駒って物なんだけど、普通なら沢山の駒が必要な場合でも一つで済ませちゃうっていう凄い駒なの」

 

剣帝「ふむふむ………あれ?やっぱり何も起きませんよ?」

 

セラフォルー「あれれ〜?何でかな〜?」

 

剣帝「………これって使われる相手が強過ぎたりすると使えなかったりします?」

 

セラフォルー「聞いた事無いけど、有り得るかも」

 

剣帝「つまり…それが理由なのでは?」

 

セラフォルー「どうしよう!?剣帝君が眷属になってくれるって言ってくれたのにこのままじゃ…」

 

剣帝((´Д`)ハァ…仕方無いなぁ…何割か封じて貰うかな)

 

剣帝「………入るようにしますかね」

 

セラフォルー「どうやって?」

 

剣帝「まぁ、ちょっとしたツテを使うんです。ちょいと窓開けさせて貰いますよ?」

 

セラフォルー「えっ、あっ、うん、別に構わないけど、何するの?」

 

それを聞いた剣帝は直ぐに窓を開け少し身を乗り出した

 

剣帝「夜鴉様ー!!スイマセンが少々頼み事が有るのです!来て頂けませんか!?」

 

剣帝はそう空に叫んだ…すると

 

夜鴉「俺!登場!」

 

剣帝「………相変わらずですね。夜鴉様」

 

剣帝は普通の様に対応したがセラフォルーは驚いている

 

夜鴉「で、俺を呼んだ理由を教えてくれ、知ってるけど」

 

夜鴉は剣帝に指を指してポーズを決めて剣帝に質問した

 

剣帝「知ってるなら言わなくても良いじゃないですか。まぁ、言いますがね。いやー、俺が悪魔になろうとしたんですが。力が強過ぎるのか出来ないんで、少し封じて貰おうかと」

 

そう言って剣帝は夜鴉に女王の駒を見せた

 

夜鴉「あー、これね、なるほどなるほど。じゃ、やろうか」

 

剣帝「ウィーッス」

 

夜鴉は剣帝の頭を鷲掴みにしてぶつぶつと何かを言い出した

 

剣帝(何だろう、地味に痛い)

 

夜鴉「宇宙天地 與我力量 降伏群魔 迎来曙光 吾人左手 所封百鬼 尊我号令よっと、これで大丈夫かな?」

 

剣帝「そんじゃ、少し試してみます」

 

そう言って剣帝は自分の胸に女王の駒を押し当てた、すると、女王の駒が剣帝の中に消え剣帝の髪色が銀混じりの白色に変わった

 

剣帝「これで良いんですかね?」

 

夜鴉「取り合えず大丈夫だとは思うが全盛期の一割も出せないからそこんところよろしく」

 

剣帝「………マジすか…此方に居る時はずっとそうっすか?」

 

夜鴉「さぁ?でも慣れれば解放していけると思うぞ」

 

剣帝「なら、さっさと慣らせるようにせねば………そういや魔力とかって有るんですよね?どう使えば良いでしょうかね?」

 

夜鴉「頑張って・・・ん?やべっ」

 

夜鴉は携帯を取り出して会話を始めた

 

剣帝「はーい……そちらも頑張って下さいね」

 

夜鴉「もし、大変だったら呼べよー。あー、今から帰るから大丈夫、」

 

剣帝「はーい、では、またお会いしましょう」

 

セラフォルーは頭を抑えながら青い顔で剣帝に質問した

 

セラフォルー「…………今のって…誰?」

 

剣帝「俺の友人ですよ?セラフォルー様」

 

セラフォルー「へぇ~、そうなんだ〜」

 

剣帝(あー、これ驚きすぎてる上に夜鴉様の言葉でダメージ受けてるわ……仕方無いなぁ)

 

剣帝「セラフォルー様!」

 

セラフォルー「な、何?剣帝君」

 

剣帝「眷属には成れましたがまだ魔力の操作とかが分からないので教えて下さりませんか?」

 

セラフォルー「あっ、うん!良いよ!!」

 

剣帝「後…翼の出し方も教えて下さりません?」

 

セラフォルー「そっちはね〜、出ろって念じたら出るよ」

 

剣帝「ふむふむ…こんな感じかな?」

 

剣帝の腰から一対の悪魔の翼が出て来た

 

セラフォルー「上手く出せたみたいだね、それじゃ、ちょっと私の持ってる山に行こっか」

 

剣帝「はい、了解しました」

 

二人は並んで飛んで行った




今回は剣帝がセラフォルーさんの眷属となった回でした。
次回は戦闘回にする予定です。
次回のは早めに出せるかやはり分かりませんので気長にお待ち下さい
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