あらすじ
腹部への暴行から目覚めた剣帝、最初に胸部、心臓のあたりに違和感を感じた、その理由は夜鴉からの手紙により直ぐに分かった、その後剣帝は即座に主の元へと向かった、だが、それを引き金に剣帝は灰化を始め、最後には完全に灰となって消えた、だが、その数分後、蘇るのだった
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―セラフォルー邸:剣帝の部屋―
剣帝「……あのぉ…セラ?」
セラ「なぁに?剣帝君」
剣帝「帰って来てから何でずっと引っ付いてるんです?」
セラは剣帝の腕に引っ付いて一緒にベットに座っていた
セラ「だって…剣帝君…ちょっと前からずっとこういうスキンシップさせてくれなかったし…それに…」
剣帝「……ゴメンね、寂しかったね」
剣帝はそう言ってセラフォルーを抱き締めて撫でた
セラ「大丈夫…今構ってくれてるから許す…」
そう言ってセラフォルーは抱き締めていた腕を剣帝の腕から剣帝の身体に移動させて抱き締めた
剣帝「それはそうと…ねぇ…セラ?」
セラ「なぁに?剣帝君」
剣帝「……ボソボソ…が当たってるんだけど」
セラ「えっ?何?」
剣帝「だから…ボソボソ…が当たってるんだって」
セラ「えっ?えっ?聞こえないよ?何が当たってるって?」
剣帝「ですから!胸が当たってるんですって!」
セラ「うん、知ってるよ、だって、当たってるんじゃなくて当ててるんだもん」
剣帝「………あのぉ、それ俺が困るので…離れて頂けません?」
セラフォルーは剣帝が言い終わった次の瞬間に
セラ「嫌」
と言い放った
剣帝「即答ですか…因みに理由は?」
セラ「だって、剣帝君が疲れてる時位しかスキンシップ出来ないんだもーん」
剣帝「……まぁ、御最もっちゃ御最もですが…」
セラ「でしょ?だから、離れないもーん」
剣帝「……そういえば買物とかは」
セラ「腕に捕まってたら大丈夫でしょ?」
剣帝「会議は…」
セラ「今夜と明日は無いと思うから大丈夫」
剣帝「じゃあ、お手洗いは」
セラ「ドアの外で待ってて?」
剣帝「お風呂は…」
セラ「一緒に入れば大丈夫でしょ?」
剣帝(駄目だ…抜け目が無い…)
剣帝がそう考えていると
セラ「剣帝君、私と居るの嫌?」
剣帝「いえ?そんな事は有り得ませんよ?」
セラ「じゃあ何でさっきから一人になるような事聞くの?」
剣帝「そ、それはぁ……」
セラ「ねぇ、何で?ねぇねぇねぇねぇ、ねぇってば」
そう言い続けるセラフォルーの眼は何処か光が無い
剣帝「いやぁ…色々とね事情が有りまして……」
剣帝はその眼を見た瞬間に目線を逸らした
剣帝(……何でヤンデレ化してんだよ…)
セラ「ねぇ、ちゃんと私の眼を見てよ、何で見てくれないの?ねぇ、何で?ねぇ」
セラはそう言いながら剣帝に顔を近付けて行く
剣帝「そ、それはですねぇー」
剣帝はその眼をから必死に目線を逸し続けた
セラ「やっぱり剣帝君私の事嫌いなんでしょう?だから、目線を逸らすんでしょ?」
剣帝「いやいや、それは誤解だよ!?」
剣帝がセラフォルーの方向を向くと
セラ「剣帝君、私と一緒に凍って?そしたらずっとずっと一緒だから、ね?」
剣帝「待て待て待てぇ!!それは宜しかねぇだろ!!」
そう言う剣帝の腕を掴み、自分ごと剣帝を氷漬けにし始めた
剣帝「待てってば!!俺の話を聞いてくれ!」
セラ「剣帝君に嫌われる位なら……ブツブツ」
セラフォルーの耳には剣帝の声は届いていない様子だった
剣帝「聞こえてないか…だったら!」
剣帝はセラフォルーの顔に自分の顔を近付けて
剣帝「セラ!」
セラ「なぁに、剣帝くんっ!?」
セラフォルーにキスをした
剣帝「ふぅ…落ち着いたか?」
セラ「……うん」
剣帝「なら、一回氷を解いてくれか?そんで俺の話を聞いてくれるか?」
セラ「………逃げない?」
剣帝「逃げないから早く解いてくれ、というか、この体制じゃ逃げられやしねぇよ」
剣帝達の今の体制はセラフォルーが剣帝に馬乗りになっている
セラ「それもそっか」
セラフォルーは剣帝の手首の氷を解いた
剣帝「やぁと、自由になった……さて、最初に話すのは…やっぱりコレに関してかな」
剣帝は開放された手を自分の口に伸ばし口の端を引っ張り口の中にあるとある物を見せた
剣帝「これ、見えるか?」
セラ「ええっとぉ……牙?」
剣帝の口の中には一対の鋭い牙が生えていた
剣帝「そう…満月の夜だけ出て来るんだよね…血の関係で」
セラ「血?もしかして、剣帝君って…」
剣帝「あぁ、吸血鬼だよ、今は力が抑えられてるから満月の夜しか牙が出ないけどね」
セラ「もしかして…剣帝君が離れてって言ったのは」
剣帝「…………セラの匂いは良い匂いだから血が吸いたくなるからね…///」
剣帝は頬を赤くしながらそう言った
セラ「へぇ、そうなんだ」
それを聞いたセラフォルーは首周りだけ服をはだけさせた
剣帝「ちょっ!セラ!?」
セラ「良いよ、私の血を吸っても」
剣帝「い、いやいや、良くないよ!」
セラ「良いの!ほら」
セラフォルーは剣帝の上に寝そべり剣帝の口の近くに首を近付けた
セラ「ほら、目の前にあるんだから、ね?」
剣帝「うぅぅ……」
セラ「大丈夫だから、ね?剣帝君の好きにして良いんだよ」
剣帝「………分かった…」
そう言って剣帝はセラフォルーの首筋に噛み付き血を吸った
セラ「んっ///美味しい?」
剣帝「あぁ、美味しいよ、セラ」
セラ「そっか、それなら良かったぁ」
セラフォルーはそう言って笑顔を浮かべた、すると
剣帝「……マジ無理だわ」
セラ「えっ?キャッ!」
剣帝はセラフォルーを押し倒した、その背には一本の白色の尻尾が生えていた
剣帝「抑えるのはもう無理だ」
セラ「フフフッ、剣帝君の後ろに尻尾が見えてワンちゃんみたい」
剣帝「なら、獣欲的に襲ってやるよ」
セラ「うん、来て」
そう言って二人は獣のように交わった
無名「よぉ、読者さん達よ、今回も楽しんでくれたかい?さて今回はっとぉ………クカカカカッ!!剣帝は異世界に行ってもこういう目に逢うんだな!まぁ、これまた剣帝らしいか、っと、それにしても毎度アイツがモテてて腹立つな、まぁ仕方無いか…っと、後半愚痴みたいになっちまったな、悪い、さて、今回はこんなラブコメ回だったが、次回はどうなるんだろうな?次回もお楽しみにな!」