あらすじ
剣帝の部屋にて一緒に休んでいた剣帝とセラフォルー、そして、その際に剣帝が離れるように促すとセラフォルーが病んだように剣帝に近付き、果てには一緒に氷漬けになろうとしたが、剣帝にそれは防がれた、そして、剣帝が離れるように言った理由を明かし、二人の仲は更に深く良くなった
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―満月の夜から数日後―
剣帝「あー、この数日は楽しかったが疲れたなぁ、まさか、あの次の日から人間界連れ回されるとは、遊園地やら海外やら行ったし」
剣帝はベットで起きてからそう言いつつ体を軽く動かしポキポキと体を鳴らしていた、すると、コンコンと部屋の扉がノックされる音がして
剣帝「ん?はいはーい」
剣帝が部屋の扉を開けると其処には
メイドα「お早う御座います。剣帝様」
剣帝「あっ、お早う御座います」
何時も御世話になっているメイドが居た
剣帝「で、何の御用でしょうか?えーっとぉ…」
リオート「リオートです」
剣帝「あぁ、リオートさん」
リオート「剣帝様宛の手紙を預かっておりますので御届けに参りました」
そう言ったメイドα事リオートの手には一通の封筒があった
剣帝「あぁ、こりゃどうも…」
リオート「それでは、私は仕事に戻ります」
剣帝「あっ、はい、お疲れ様です」
リオートが頭を下げ、下に降りて行くのを確認すると剣帝は扉を閉め、封筒を開き中身を読み始めた
『拝啓、糞野郎様。てめぇが転生者なのは解って居ます。なのでオリ主であるこの俺様が鉄槌を食らわせようと思いますので指定の場所まで来ていただこう。来ないとてめぇの大事な人が痛い目を見るから其処は御理解の上で判断していただきたい』
剣帝「はっ?」
剣帝は手紙を読みながら首を傾げた
剣帝「何だこの痛い手紙は…俺の大切な人…此方側で………セラ!」
剣帝は読み終えた後即座にセラフォルーに電話を掛けたが一向に繋がらない
剣帝「(・д・)チッ!俺とした事が油断してた!てか、指定の場所って何処だよ!」
剣帝は手紙や封筒を探り始めた、すると封筒から一枚の紙が落ちた
剣帝「何だこれ……」
それは駒王町の地図だった、そして、とある場所にバツ印がついていた
剣帝「なるほど…此処か…」
剣帝地図を確認すると冷静になり魔法陣を展開し、転移した
―駒王町:廃屋―
剣帝「さってっと、此処が相手さんの指定してきた場所だな…オイコラァ!来てやったぞ!」
剣帝がそう叫ぶと
男「フフフッ、来たなモブ転生者」
奥から声がした、声がした方向を見ると一人の男が居た
剣帝「………ハイハイ、戯れ言は良いからとっとと掛かって来い」
と剣帝が返すと
男「あ?なんだその口の聞き方は。俺はオリ主なんだぞひれ伏せよ。」
と、奥に居た男が叫んだ
剣帝「(´Д`)ハァ…夢見るのも良いが、別の場所でやれよ、夜鴉様に怒られるぞ、転生者君」
と剣帝が呆れると
転生者「うるせぇ!てめぇなんて雑魚直ぐに殺してやる!」
〈シュートベント〉
という音が聞こえると転生者の手元に銃が現れ剣帝に向かって弾丸を放った
転生者「吹き飛べや!」
剣帝「ほぉ、面白い物を持ってるな」
剣帝はそう言いながら黒いメモリを取り出し
《ジョーカー!!》
剣帝「変身」
ベルトに差し込み変身した
転生者「ちっ!特撮でこの展開は攻撃が通ってないパターンだな。ならばもう一発!!弾けろ!!」
そう言って転生者は再度剣帝に向けて弾丸を放った
剣帝「残念、攻撃はかわされてしまった」
剣帝はジャンプして攻撃を回避した
転生者「あー!もうめんどくせぇ!これで決める!!」
転生者は一枚のカードを取り出し、手に持っている銃のカートリッジに入れた、すると
〈ファイナルベント〉
と音声がしたかと思いきや転生者の前に一体の巨大な機械の様な牛の様な何者かが現れた
転生者「集中砲火だ!死に去らせ!!」
転生者がそう叫ぶと剣帝に向かって雨霰のように弾丸やミサイル等が飛んで行く
剣帝「あー、これはダルいわ…」
剣帝はメモリを取り出しベルトの横に刺し軽く叩いた
《マキシマムドライブ!!》
剣帝はジャンプして全弾回避して蹴りを放った
転生者「グハァッ!!」
転生者は蹴られた衝撃で変身が解除されバックルを落としてしまった
剣帝「さて、これは俺が有効活用する為に貰って行くぜ」
剣帝はバックルを拾い帰ろうと身を反転させた
転生者「糞が!俺が負ける筈がないんだ!てめぇなんて怖かねぇ!ライダーキック!!」
剣帝の背中に目掛けて転生者のキックが決まって剣帝は不意の一撃で少し吹き飛ばされてしまった
剣帝「ゲホッ……しくった…油断した…」
転生者「フッフッフッ、俺はライダーに変身するだけじゃなく生身なら一号の身体能力を使えるのさ。形勢逆転だな!いい気見だぜ!」
と、転生者は偉そうに笑っている
転生者「これで止めだ。ライダーパンチ!」
剣帝に転生者がパンチを当てようとしたがそれは届かなかった
剣帝(アレ?当たらなかった?)
剣帝が殴られなかったのを不思議に思い転生者の方を見ると、なんと転生者が氷漬けになっていた
夜鴉「プトティラはやっぱり使えるねぇ。こうやって相手を氷付けに出来るんだから」
剣帝「あー、スイマセン、夜鴉様、助けて貰っちゃって」
夜鴉「良いよ~。だけど今度代償は貰うからねぇ」
剣帝(代償が怖い…)
夜鴉はオーズの変身を解き転生者に近付いた
夜鴉「貴様は下級神を脅し能力を得た後に逃亡し我の手を煩わせる罪を犯した。よって死刑である」
転生者「糞が!雑魚神のせいで俺がこんな目に有ってるじゃねぇか!今度会ったらただじゃおかねぇ!」
剣帝(何だ、ただの罪人が逃げてきてたのか)
夜鴉「安心せよ、貴様がもう二度と生きれぬのだ。もう奴とは会うことは無かろう。さぁ、終わりの時だ。」
夜鴉は翼をはためかせ空高く飛び上がった。そして何時の間に手に持っていた一振りの剣の切っ先を転生者に向けた
剣帝「ヤベッ、俺此処に居たら巻き込まれる」
剣帝は即座に体を起こし、音速で逃げた
夜鴉「魂を消滅せよ、ハルマゲドンディストラクション。」
そう夜鴉が言うと氷漬けの転生者に向けて光線が放たれる
転生者「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ死にたくない死にたくない嫌だーー!!」
夜鴉の放った光線は触れた空気すら消滅させながら転生者に向かい飛んで言った。そして転生者は魂すら消え去った。
剣帝「うわぁ、コレはマジで受けたくねぇ、俺でも死ぬわコレは」
夜鴉「ふぅ、疲れた」
剣帝「お疲れ様です」
夜鴉「じゃあ俺は寝るわ。ペタン、後始末宜しく」
ペタン「はっ!全ては我が主の為に」
そう言いながら夜鴉の後ろから素肌を必要最低限しか隠していない、隠している部分が機械の少女が現れた
剣帝「お久しぶりですね。ペタンさん」
夜鴉は空間を開けて自分の所へ帰って行った後ペタンが剣帝に、にこりと黒い笑顔を向けた
ペタン「手伝いますよね?」
剣帝「あっ、はい」
ペタンは光線が当たり消え去った大穴をショベルカーを使い元に戻し出したが剣帝にはシャベル1つを投げて渡した
剣帝「これで整えろと?」
ペタン「勿論ですよ、修行だとでも思いなさい」
剣帝「………3秒有れば足りますよ?この量なら」
ペタン「そうそう。地面の土は全く別の場所から持ってくるように」
剣帝「……………了解」
剣帝はそう言った次の瞬間には姿を消した
剣帝「あー、疲れた」
そう言って剣帝は山盛りの土を積んだ手押し車を押してやって来た
剣帝「さて、ペタンコにするか」
剣帝はそう言いながら土を整え始めた
ペタン「残りは任せましたよ」
剣帝「ウィーっす」
剣帝はそう答えるとせっせと土を直し…気が付けば時刻は夜になっていた
剣帝「もうこんな時間か…セラ様が心配するかも…知れないし、終わったから帰ろ…」
剣帝はそう言いながら足下に魔法陣を展開し、転移した、手にバックルを持ったまま
無名「よぉ、読者さん達よぉ、毎回お馴染み無名さんだぜ、さてさて、今回の話はっとぉ……うわぁ、とんでもない馬鹿もいたもんだなぁ、そんで、アイツはまぁたパシられてんのか、まっ、仕方ねぇか、っとそんぞゃまた次回をお楽しみにな!」