あらすじ
セラフォルーの眷属となった剣帝はシトリー邸に向かいセラフォルーの両親と挨拶を行った、その翌日レーディングゲームに初めて参加して敵を圧倒していた、だが、その途中に自分の主であるセラフォルーが傷付けられ激昂した剣帝はレーディングゲームの舞台を吹き飛ばす威力の魔術を撃ち放ち見事勝利を収めた
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レーディングゲームから数日後、セラフォルー邸にて
セラ「ねぇねぇ、剣帝君」
剣帝「何ですか?セラ様」
セラ「こっそりソーたんに会いに行かない?」
剣帝「ソーナ様にですか?駄目ですよ。まだ仕事が片付いてませんし」
セラ「も〜、剣帝君の意地悪」
剣帝「そうは言われましてもね、終わらせないと休めませんよ」
セラ「………は〜い」
剣帝(………仕方無いなぁ)
剣帝「セラ様、そっちの書類渡して下さい」
セラ「えっ?あっ、うん、はいど〜ぞ」
剣帝「どうも……さて、やるかな」
そう言いながら剣帝はさっきまでの倍の速度で書類を片付け始めた
セラ「えっ!?剣帝君そんなに早くして大丈夫なの!?」
剣帝「なぁに、単なる体慣らしですよ。はい、お終い」
剣帝はそう言いながら全ての書類を片付けた
剣帝「さてと、仕事が終わりましたし、この後は何をします?ソーナ様に会いに行かれますか?セラ様」
セラ「うん!有り難う剣帝君!!」
剣帝「はて、何の事やら?それより急がないとまた仕事が舞い込んできますよ?」
セラ「あっ、そっか、それじゃあ、急いで人間界に行こっか」
剣帝「畏まりました」
そう言い二人は転送魔法陣を展開し人間界へ向かった
セラ「此処がソーたんの通ってる駒王学園だよ〜」
剣帝「ふむふむ、それでは私は少々散策して来ますので、ご用事の場合は此方の番号にかけて下さい」
セラ「えっ!?一緒に来てくれないの?」
剣帝「………ソーナ様を驚ろかせたくはないですか?例えば、俺の事を少し秘密にして後でバラすとかして」
セラ「あっ!それ楽しそう!」
剣帝「そうでしょう?でも、俺とセラ様が一緒だと驚かないかも知れませんし。ですので、後で俺の電話に掛けて呼ぶと言うのは如何でしょうか?」
セラ「うん!そうしよ!」
剣帝「それでは、また後で」
セラ「は〜い、また後でね〜」
剣帝「さてと……此処に来るのも数日ぶりか…」
そう呟きながら剣帝は町を散策し始めた
剣帝「えーっと、確かこの辺にあるゲームセンターでセラ様と会ったんだよなぁ…ん?」
ゲームセンターを見ていると店内に不良らしき人影が見える
剣帝「(´Д`)ハァ…何時の時も居るなぁ、あぁ言うの」
剣帝がゲームセンターの前を通り抜けようとしたら
富士田「あぁー!!テメェは!!」
剣帝「ん?何だ誰かと思ったら初夢三人集か」
三人「「「誰が初夢三人集だ!!」」」
そう叫んだ三人の後ろにはもう一人いる
剣帝「アレ?今回は人数増えてるな」
富士田「あぁ、やっと見つけたぜ、今日こそテメェをぶちのめしてやる、やって下さい!座頭市無華(ざとういちむけ)先輩!!」
富士田がそう言うと後ろからスキンヘッドで大柄で体格の良い筋肉質で背丈190は有ろう男がのっそりとやって来た
座頭市「ほぉ、貴様が俺の後輩を虐めたという輩か」
剣帝「別に虐めてねぇけど?」
座頭市「御託も言い訳も聞かん!」
そう言いながら座頭市は剣帝に殴り掛かった
剣帝「ふぅーん?あの三人よりは良さそうだが、鈍い!」
そう言うと剣帝は拳に向けて三人に撃ったものより少し強めのデコピンを放った、すると、座頭市の手が腫れ始めた
剣帝「まぁ、こんなもんか、それは単なる打撲だから一週間もすれば治る、もっと悪化させたきゃ来な、骨を叩き折ってやるから」
剣帝はそう言うと四人を睨んだ
三人「「「ひぃっ!!」」」
剣帝「あー、ちょいと疲れたなぁ………ん?」
剣帝が歩いていると電話が鳴り始めた
剣帝「はい、もしもし?あぁ、如何なさいましたか?セラ様……はい!はい!畏まりました。では、すぐにそちらに向かいます」
剣帝はそう言うと駒王学園に向かって走り始めた
―駒王学園:生徒会室―
ソーナ「お姉様、本当に眷属が出来たのですか?それも男性の方が」
疑っているような目をセラフォルーに向けながら質問している
セラ「うん、もうすぐ来るって!」
ソーナ「もうすぐですか…で、その方は現在何をなされてたと?」
セラ「町の散策って言ってたけどすぐにそちらに向かいますって言ってくれたし、後一分で来るんじゃないかな?」
セラがそう言った次の瞬間扉が開いて剣帝が入って来た
剣帝「( ´ー`)フゥー...セラ様、私来るまで何分程掛かりました?」
セラ「ん〜、三分だね」
剣帝「三分…ふむ、やはり少し鈍りましたかね…」
ソーナ「お姉様、そちらの方が眷属の方ですか?」
少し驚いたような顔をしながらソーナはセラフォルーに訊ねた
セラ「うん!剣帝君って言うんだけど、すっごく優しくて強いの」
剣帝、「どうも、ソーナ様、セラ様の眷属の妖悪剣帝と言う者です。以後、お見知り置きを」
ソーナ(どうやら本当だったようですね…それにしてもお姉様どうやってこんな方見つけたんでしょうか…)
疑う様に剣帝を見つめこう訊ねた
ソーナ「ところで、剣帝さんはお姉様の趣味はご存知ですか?」
剣帝「えぇ、知っていますよ?」
ソーナ「あの趣味をどう思われますか?」
剣帝「普通に女性らしくて可愛らしい趣味だなと思いますよ?というか、人の趣味にとやかく言うのは野暮ってもんです」
ソーナ「……一理ありますね…」
それを聞いた途端にセラフォルーが誇らしげにエッヘンとし始めた
剣帝「………セラ様?何をなされて居られるのです?」
セラ「ソーたんの眷属には男っ気が無いけど私には剣帝君が居るなぁって思って威張ってるの!」
ソーナ「私はちゃんと見定めてるんです!温情でなってもらったお姉様とは違うんです!」
ソーナがそう言って威張り始めた
セラ「うぅ…ソーナちゃんが無い胸を強調させながら虐めてくるよ〜、剣帝君! 」
セラフォルーはそう言いながら剣帝の胸に飛び込んだ
剣帝「よしよし、それは悲しいですねー、よしよし…ん?」
剣帝がセラフォルーを撫でながらソーナの方を見るとソーナも泣きそうな顔をしている
ソーナ(私もお姉様みたいな胸があれば……)
剣帝はその様子に気付いてソーナも撫で始めた
ソーナ「えっ?な、何をしてるのですか」
剣帝「ソーナ様も可愛らしいですからね。可愛らしい女性の顔を涙は似合いませんよ」
そう言いながら剣帝はソーナの涙を拭った
ソーナ「えっ、あっ、有り難う御座います…」
剣帝「いえいえ、普通の事ですよ」
剣帝は笑顔でそう言った
それを見たソーナは顔を伏せた、その顔は真っ赤だった
今回は剣帝がまたセラフォルー様とは別の方に好かれる回となりました。
いやー、これから先どう進展していくのでしょうかねぇ?
今回は早めに出せましたが。次回は遅くなるかもしれません。
ので、ゆったりとお待ち下さい