黒歌の言葉をヒントに何かを感付いた剣帝、慌ててセラフォルー邸に戻った、だが、セラフォルーは既に攫われていた、その攫った犯人は剣帝から分かたれたもう一人の剣帝、黒影だった、それを知った剣帝は一人で黒影との戦いを始め、見事に勝利を収めたのだが
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―黒との戦いの翌日:セラフォルー邸:剣帝の部屋―
剣帝は自分の部屋のベッドの上で横になっていた
剣帝(アイツが掛けてた催眠が軽いもので助かった…多分間に合わせで作ったものか何かを使ったんだろう……)
剣帝「でもまぁ、心配だし様子でも見に行こうかな……」
剣帝が何時も通り執事服を着ていると、どうにも胸が苦しい
剣帝(アレ?何か胸が窮屈な気がするが……あぁ、アレか、きっと数日間避けちゃったからその罪悪感だな、うん)
剣帝「さぁ、行こうっと」
剣帝が自分の部屋の扉を開け、廊下に出て、セラフォルーの部屋に向かっていると
メイドa「ちょっと、貴女!」
剣帝「はい?何でしょうか?」
たまたま後ろに居たメイドに急に呼び止められた
メイドa「何でしょうか?じゃないわよ!貴女一体何処から侵入してきたの!?というか、貴女誰?」
剣帝(なぁにを言ってるんだろう…アレかな?目が悪くなってるのかな?)
剣帝「嫌だなぁ、俺ですよ。剣帝ですよ」
剣帝が呆れ半分笑い半分でメイドaの質問に答えると
メイドa「いやいや、剣帝さんは'男性'じゃないのよ」
剣帝「えぇ、そうですね。俺は男ですね」
メイドa「いやいや、貴女何処からどう見ても'女性'じゃないの!」
剣帝「ハッ?………」
剣帝がメイドaから言われた言葉に少し驚いた表情で丁度近くにあった姿鏡で自分の姿を確認すると、其処には金色の長髪で巨乳なスタイル抜群の女性が映っていた
剣帝(……………どうしてこうなった……)
メイドa「頭を抱えてないで本当の事を言いなさいよ!」
剣帝「いやいや、本当の事も何も俺にも何故こうなったか………あっ…」
剣帝が自分の身体に起きた異変の理由を思い出そうとしていると、一つだけ思い当たる物があった
黒【一矢報いる!】
剣帝(まさか………あの時の針かぁぁぁ!!)
剣帝の頭には昨晩戦い、そして、その際に受けた一本の針の事が浮かんだ
剣帝「そういう事かぁ……」
メイドa「ちょっと!頭を抱えて座ってないで事情を!」
メイドaが剣帝の正体を疑い、聞き出そうとしていると
リオール「ちゃんと魔力を調べなさい、あの方は間違いなく剣帝様ですよ」
メイドa「メ、メイド長」
リオールがメイドaの後ろの階段から上がってきてメイドaを叱り始める
リオール「分かったら早く自分の仕事に戻りなさい」
メイドa「は、はいぃー!」
メイドaはリオールに怒られると急いで翼を出し、下の階へ降りて行った
剣帝「あぁ、リオールさん…助かりました…」
リオール「いえ、セラフォルー様のクィーンである貴方を助けるのは当然ですから。ところで、何故そのようなお姿に?」
剣帝「まぁ、これにはちょいと事情が……」
剣帝はリオールにメイドaをどうにかしてくれた礼を行ってから自分が何故女性の体になっているのかを説明した
リオール「なるほど…つまり、先日セラフォルー様を攫った賊にそのような作用のある針を刺され、そうなったと?」
剣帝「そういう事です」
リオール「にわかには信じがたいですが…実際に目の前で起きてしまってますからね」
リオールは半信半疑な様子だったが、剣帝の現状を見て呆れた様子で状況を把握した
リオール「取り敢えず、そのお姿ではセラフォルー様が困惑なさるので…お出掛けして下さい」
剣帝「どうしても…ですか?」
リオール「はい、お断りするようならば…」
リオールがニコニコと笑ったような怒ったような表情で言ったの発言に対して剣帝が顔を引き攣らせながら立っているとリオールは魔法陣を展開し始め
剣帝「……………あーもー、分かりましたよ!出掛けますよ」
リオール「ならば良かったです。勝てはしなくとも手傷を負わせる位は私でも出来ますが…なるべくお互いにこの館を傷付けたくないですからね」
剣帝「えぇ、そうですねぇ」
剣帝は根負けしたように自分の足元に魔法陣を展開してセラフォルー邸の中から怒りで顔を少し歪ませながら消えた
―駒王町:駒王学園校舎屋上―
剣帝「………ハァ、どうにもあの顔をする女性には頭が上がらん」
八剣『カカカッ、剣帝様の妹君の狼娘と同じ様な表情を浮かべよるからのぉ』
剣帝が屋上で項垂れていると剣帝の頭の中に八剣の声が響き
剣帝『うるせぇやぃ、アイツにも手ぇ焼かされるけどリオールさんの場合は普通に怖いからなぁ』
八剣『そうかそうか、ところで剣帝様や』
剣帝『何だよ』
剣帝が困った表情で頭を抱えて居るとまた八剣の声が響き
八剣『旧校舎の入り口の辺りからあのエロい小僧がブーストの無駄遣いをしながらコチラを見ておるようじゃぞ』
剣帝「はぁ!?」
剣帝が旧校舎の方向を向くと、確かにブーステッドギアを発動させてコチラを見ている兵藤一誠が居た
剣帝「…………遊んでやるとするかな」
八剣『剣帝様の悪い癖が出たようじゃな……』
剣帝は悪巧みを思い付いたような笑顔を浮かべながら悪魔の翼を広げ旧校舎の方向へと飛んで行った
―駒王学園:旧校舎前―
剣帝「よっと…」
一誠「アンタ、何処の悪魔だ?」
剣帝は一誠の目の前に降り立った、そして、一誠はそんな剣帝を見つつ警戒しながら質問して来る
剣帝「……ハァ…ちゃんと魔力を探りなさいよ、お馬鹿な赤龍帝さん」
一誠「初対面でいきなり馬鹿ってなんだよ!」
剣帝「あら、馬鹿を馬鹿と言って何が悪いのかしら?」
一誠は剣帝の他愛無い挑発めいた発言に苛立ちをあらわにした
一誠「初対面で馬鹿馬鹿言いやがって……良いおっぱいしてるからって許さねぇぞ!」
剣帝「そんなに頭に来たのなら私に負けと言わせてみなさいな、ほら、私に攻撃を当ててみなさいよ」
一誠が怒りのあまり多少怒鳴り始めるが剣帝は平気な顔をして挑発を繰り返す
一誠「こっの!」
剣帝「ウフフッ、そんな遅い動きじゃ私には当てられないわねぇ」
一誠は素早い突きを剣帝に当てようとしたが、剣帝はヒラリと宙返りをしながら回避をし、その突きを放った拳は地面にぶつかり地面を砕いた
剣帝「それが全力かしら?赤龍帝さん」
一誠「んな訳ねぇだろぉ!」
一誠は剣帝の足を払おうとするがやはり剣帝はその行動を先読みして回避する
一誠「なら!」
《Boost!》
剣帝「あら、ようやく本気を出してくれるのね」
一誠は左手を突き出し赤い籠手、ブーステッドギアを発動した。それを見ていた剣帝は喜々とした表情に変わり
剣帝「さぁ、何処からでも掛かってらっしゃい」
一誠「だったら!こうだ!!」
一誠は瞬時に剣帝の真後ろに回り込み剣帝の肩に触れようとしたが、剣帝に手首を掴まれ投げ飛ばされる
剣帝「アラアラ、軽く投げたつもりなのに、随分と軽いのね赤龍帝さんは」
一誠「このお姉さんなんつぅ力してんだ、小猫ちゃん以上の力してやがる」
一誠はある程度投げ飛ばされると受け身の姿勢を取り、着地をしてから勢いを滑って殺した
剣帝「あら、体術はしっかりと出来るてるのね」
一誠「アンタ、マジで何者だ?」
一誠は滑り終わり体が止まると剣帝の方を見て質問を投げ掛ける
剣帝「それを答えちゃったら面白くないから秘密よ」
一誠「なら、言いたくなるようにしてやるよ!」
剣帝が口に手を当て挑発すると一誠は剣帝に向かってまた左腕を伸びして飛びかかった、すると、また剣帝はその左腕を掴んで投げ飛ばした
剣帝「あらあら、さっきので学ばなかったのかしら?」
一誠「いいや、これで終わりだ、洋服崩壊(ドレスェ・ブレイク)!」
剣帝に投げ飛ばされる一瞬、一誠は剣帝の肩に触れてから投げ飛ばされ、その一瞬の間に剣帝の衣服に魔力の起点を作り剣帝の衣服を崩壊させた
剣帝「そういえば、赤龍帝さんにはこんな必殺技があったわね」
一誠「うひょー、やっぱり思ってた通り中々なオッパイしてるぜ!……ん?」
衣服がボロボロと壊れていくが剣帝は全く動じる様子も無く左手に紅い籠手を出現させる
剣帝「ブーステッドギア、バランスブレイク」
《Welsh Dragon Balance Breaker!!!》
一誠「なっ、何でアンタもブーステッドギアを持ってんだよ!」
一誠がブーステッドギアを見て驚いている内に剣帝の全身は紅い鎧に包まれたが、腹部はガーターのようなものでつなぎ合わされ、胸部は豊満なバストを包む為に多少盛り上がっている
剣帝「ほら、掛かっていらっしゃい?」
一誠「あくまでも答えないって訳か……それなら!ブーステッド・ギア・バランスブレイク!!」
《Welsh Dragon Balance Breaker!!!!》
剣帝が悠然と立って指を動かし挑発し一誠も全身を紅い鎧で包みだ、拳を構えた
一誠「質問に答えて貰うぞ!」
剣帝「出来るかしらね?ウフフッ」
一誠は剣帝に飛び掛かり、剣帝はまるで罠を張っているように笑みを浮かべながら立っている、そして、一誠の拳が剣帝に当たる寸前
リアス「そこまでよ、一誠!」
一誠「ぶ、部長!?」
剣帝「あら、バレちゃったのね」
旧校舎の入り口の扉を開き、悠然と立っているリアスとその周りには一誠と小猫以外のリアス・グレモリーの配下がいた
無名「オーっす、久しぶりの俺だぜ、長らく待たせたな………まぁ、これからもクソ主は用事が立て込んだだの何だの言って休むと思うが気長に待ってやってくれるか?
それから、ここの小説の書き方はこんな感じの台本的な感じだ、まぁ理由としては誰がどんなセリフ言ってるか分かりやすくする為だからよ、だから、まぁ、これからもうちの書き方はこんな感じだからな、変わらないと思っといてくれるとすっげぇ有り難い
さぁてと、それじゃ、俺はそろそろ消えるかねぇー
はてさて、クソ兄貴は何時頃になったら帰ってくるのやら……」