剣の帝の異世界冒険   作:アルクロ

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第四十八話「暴力を超えた暴力」

あらすじ

旧校舎にてリアスと対面していた剣帝、そして、なぜ自分の体が女性になっているのかを説明した。その後もリアスと話していると剣帝の姿を見ていた一誠は八剣に吹き飛ばされ、八剣は一誠にトドメを刺そうとしたがる、剣帝はそれを止めるために八剣と共にセラフォルー邸に帰り、止めて疲れたのかすぐに眠るのだった

――――――――――――――――――――――――――

~剣帝の夢の中~

 

真っ暗闇の空間の中で虚ろな目をした白髪の少女と黒髪の青年、黒影が並んで立っていて、それを鎖に繋がれた剣帝は見せられている

 

黒「ヒャハッ、良い気味だなぁ、剣帝」

 

剣帝「………黙れよ、ボケ黒」

 

黒影は剣帝を嘲笑いながら見下し、剣帝はそんな黒影を見上げながら睨み付ける

 

黒「ヒヒッ、あー、怖や怖や、なぁ、怖いよなー、■■■ちゃん」

 

??「あぁ……」

 

虚ろな目をした少女は黒影の言葉に反応して頷く

 

黒「だよなぁー……こんな怖い奴は放置して向こうへ行こうぜー?」

 

???「…………あぁ」

 

黒影は白髪の少女の肩に手を回し闇の中へと連れて行こうとしている

 

剣帝「待て!!待ちやがれ!!」

 

黒影「ヒヒヒッ、返して欲しけりゃ戦争があったあの場所に来な」

 

黒影は剣帝に方を首だけ振り返り、剣帝に向けての言葉を言い放つと闇に消えていった

 

~剣帝の自室~

 

剣帝「待ちやがれ!」

 

天翔「うぉう!如何なされたので御座るか?殿」

 

剣帝はベットから腕を伸ばしながら飛び起きた、そして、そんなことが起きたので近くに居た天翔が驚き

 

剣帝「………天翔、八剣、俺が覇龍化した場所覚えてるか?」

 

八剣「無論じゃ」

 

天翔「少し分からないで御座る」

 

剣帝の言葉に八剣は頷いたが天翔は首を傾げた

 

剣帝「そうか……まぁ良い、取り敢えずボケ黒が遠回しに喧嘩売ってきたから………殺しに行くぞ」

 

八剣「何じゃ、またか」

 

天翔「あの方も懲りませぬなぁ」

 

剣帝がベットから立ち上がると八剣と天翔が剣帝の体と融合して、一人となった

 

剣帝「さて、行くか」

 

小猫「待って下さい、剣帝さん」

 

剣帝がマントを羽織り窓からまた出て行こうとしていると小猫が呼び止め

 

剣帝「何だい?小猫ちゃん」

 

小猫「私も連れて行って下さい…剣帝さんの戦いに興味があるので」

 

剣帝「……そういう事なら速く行こうか」

 

小猫は少し俯いて意見を言うと剣帝は手を伸ばし小猫を連れて行こうとする

 

小猫「有難う御座います…」

 

剣帝「気にしなくていいから、速く行こうか」

 

小猫は剣帝の手を掴み、剣帝はその瞬間に冥界の空を高速で飛んで行った

 

~紫天の荒野~

 

黒「ヒヒッ、来たか」

 

剣帝「よぉ、クソッタレ」

 

黒影は荒野の真ん中で堂々と剣帝を待ち構えていて、剣帝は黒影の目の前に着地した

 

黒「ん?……何でその娘連れて来たんだ?」

 

剣帝「本人の意志だ、小猫ちゃんは少し離れた岩の影にでも隠れてな」

 

剣帝は小猫の手を離し、遠くへ行くように指示したが、小猫は尻尾と耳を出し、臨戦態勢に入り

 

小猫「私も戦えます!だから」

 

剣帝「良いから下がってな……天翔」

 

剣帝は小猫を見下ろしてから天翔を呼び出し、小猫を多少離れた位置に連れて行かせた

 

黒「ヒャハッ、足手まといは遠くに避難か?」

 

剣帝「うるせぇよ、一回俺に負けてるくせにいきがりやがって」

 

無名は懐からロストドライバーとジョーカーのメモリを取り出し、ジョーカーのメモリを押した

 

《ジョーカー!!!》

 

剣帝「変身」

 

そして、剣帝はロストドライバーを腰を付けてからジョーカーメモリを差し込み、変身した

 

剣帝「さぁ、お前の罪を数えろ」

 

黒「ヒヒャヒャ、最初っからトバすなぁ」

 

黒影は慌てる様子もなく首に刺さったドラゴナイトハンターZのガシャットを押し込み、体の表面に鱗が生え背中からは黒い龍の羽が生えた存在へと昇華した

 

黒『これが俺様の新たな力だぜぇ!!』

 

剣帝「ほぉ、それなら俺も隠し玉を使うかな」

 

剣帝は黒の姿を見ると剣帝は左手にブーステッドギアを出現させ

 

剣帝「ブーステッド・ギア、BalanceBREAK!!」

 

《Welsh Dragon Balance Breakr!!!!》

 

剣帝は変身を解き、全身に赤い鎧を纏った、そして、ジョーカーのメモリをブーステッド・ギアに差し込んだ、すると紅い鎧が黒くなり始め、口の部分が裂け、牙の生えた口のようになった

 

剣帝「ブーステッド・ギア・スケイルメイル・ジョーカー」

 

《Welsh Dragon Balance Breakr Joker!!!!》

 

黒『ヒヒッ、それで俺様に勝てるかな?』

 

剣帝と黒は同時に翼を広げ、天高く飛び上がり、戦闘を始めた

 

黒『ヒヒャヒャ!どうしたぁ!この程度かぁ?』

 

剣帝「チッ…この前より数段強い…」

 

剣帝と黒影は上空で激しい殴り合いを繰り広げている

 

黒『そーらよっと!!』

 

剣帝「ガハッ!!」

 

黒影は上手く剣帝の攻撃の隙をつき、剣帝の鳩尾に蹴りを叩き込んだ

 

剣帝「いってぇじゃねぇか!!」

 

無名『グオッ!』

 

剣帝は蹴られて吹っ飛ぶと黒影に向けて高密度の光線を口から放った

 

黒『ヒヒャヒャ、危ねえじゃねぇか』

 

剣帝「チッ、弾きやがったか」

 

黒は剣帝の光線を左手一本で弾き飛ばし、防御した

 

黒『お返しだ』

 

剣帝「!!!」

 

黒影は剣帝に向けて剣帝の放った数倍の大きさの光線を口から放った、そして、それは剣帝に見事に直撃し、剣帝は地面に向かって落下していった

 

剣帝「グフッ………」

 

黒『ヒヒッ!これでフィナーレだ!!』

 

黒影は左手に黒い機械的な籠手をはめ、その籠手にダイヤルの付いた大きなガシャットを差し込んだ

 

〈キメェワザァ!ガシャット〉

 

そんな音声がすると、黒影がダイヤルを半回転させて

 

〈ガッチャーン!!グランドォディスティニィー、クリティカァルスマァーシュ!!!〉

 

籠手からそんな音声が響き黒影の全身に力が漲るような様子が現れると、剣帝に向かって黒影が猛スピードで飛んで行き

 

黒「これで終いだ!!!」

 

剣帝「くっ……」

 

剣帝に黒影の拳が当たる刹那、剣帝と黒影の間に黒い羽が舞い

 

夜鴉「天が呼ぶ、地が呼ぶ、我を呼ぶ。愚者を殺せと我を呼ぶ。強化の恩を忘れ我の創造せし武器を勝手に持ち出し使用した罪、万死に値する」

 

黒「アイェェェ!夜鴉さん、夜鴉さん、ナンデェェェ!?」

 

黒いスーツを身に纏い、大きな漆黒の羽根が24枚羽ばたかせた夜鴉が攻撃を羽根で受け止めた

 

夜鴉「逃亡だけなら許さん事も無かったが貴様は我の創造せし武器を持ち出し使用した事は確認済みだ。よって殲滅する」

 

黒「…………やっちゃったぜ……でも良いのか?俺が死ぬとそこに倒れてるアホに確実にめちゃくちゃな悪影響が出るぜ?」

 

黒影は夜鴉の後ろに倒れている剣帝を指差した

 

夜鴉「ふむ。ならば九部九割九厘殺しで止めてやろう」

 

黒「それ瀕死じゃねぇか!!」

 

夜鴉「ならばこれを使ってやろう」

 

夜鴉は懐からダイアルの付いたガシャットを取り出しダイアルを右に回した

 

〈ワールドクラフト〉

 

 

〈Let's The Next Craft?Let's The Next Craft?〉

 

夜鴉「終焉の時だ」

 

〈Dual up!〉

 

〈A new world that breaks and creates!

This is the power of God!

World craft!〉

 

夜鴉は背中に四枚の天使の羽根が生えた炭坑夫のような姿になった

 

夜鴉「仮面ライダーワールドレベル90」

 

黒『ゲェェ、それ俺死ぬだろうが!』

 

黒影は慌てて逃げようとし始める

 

剣帝「……にが…すか」

 

黒『グエッ』

 

剣帝の袖口から伸びた暗器が黒影の首に巻き付き、黒影を引っ張る

 

黒『………俺死んだわ』

 

黒影は夜鴉の姿を見て暗器を引き千切ろうとするが、なかなか切れず、黒影は覚悟を決めた様子で

 

「ワールドクラフトはゲームエリアの全ての物を自由に作り替える事が出来る。例えばこの沢山のエナジーアイテムを全て自分の好きな物に変える事など造作もない」

 

夜鴉の周囲にゲームエリアに散らばっていた全てのエナジーアイテムが集まり変化をし始めた。混乱等のエナジーアイテムも全てマッスル化に変わっていった

 

『マッスル化!』

 

全てのエナジーアイテムがマッスル化に変わり一斉に夜鴉に付与された

 

黒「………やべぇなぁ……」

 

剣帝「良く分かってるじゃねぇか」

 

黒影が苦虫を噛み潰したような顔をしていると、剣帝が何時の間にか回復しきり、黒影の後ろに回り込んでいた

 

黒「しまっ!!」

 

剣帝「コイツは頂く」

 

剣帝は黒影が反応するまでの瞬時に黒影から黒い機械的な籠手に差し込まれているダイヤルの付いたガシャットを奪い取った

 

夜鴉「さぁ行くぜ?」

 

<キメワザ!WorldCriticalRemake>

 

夜鴉は黒を剣帝から引き剥がし上空へ投げてキックを当てた

 

夜鴉はキックを当てると同時に刺さっていたドラゴナイトハンターZのガシャットとキメワザ用の武器を回収した

 

<Beautiful>

 

黒「ゲフェッ………」

 

剣帝「流石ですねぇ。夜鴉様」

 

夜鴉「まだまだこれからだぜ?」

 

倒れた黒に近付いて近くの石を回復のエナジーアイテムに変え黒に与えた

 

剣帝「うわぁ、エゲツねぇ」

 

黒「九割九分九厘死ってそういう事かよ……」

 

黒影はみるみる内に回復し、また逃げようとし始め

 

夜鴉はダイアルを左に回した

 

<デビルズキングダム>

 

<It's show time! Let's break concept>

 

夜鴉「逃がさん」

 

<Dual up!>

 

<Being a demon king! himselfDestroy everything and go to the top!

Devil's Kingdom!>

 

夜鴉は黒い闇に包まれその姿を変えた

 

頭には黒い悪魔の角が生え、魔王のようなマントを羽織ってはいるが他に鎧は無く体には鎖を巻き付けた姿になった

 

黒「ヤバイ今度こそ死ぬ……」

 

剣帝「うーむ……ドライバーさえあれば俺も変身出来るんだがなぁ」

 

剣帝は黒影から少し離れた位置でデュアルガシャットを弄っている

 

夜鴉「デビルズキングダムは単純にパワーのみを特化させた物だ。さぁ破壊の権化の前にひれ伏せ」

 

黒「面倒は勘弁だ!!」

 

剣帝「うぐっ………」

 

黒影は近くにあった影に触れて、その瞬間に影に消え、影を伝って剣帝の影に入った

 

夜鴉「この力だけで充分だ」

 

剣帝の影に手を差し込んで力業で黒を引きずり出した

 

剣帝「かなり痛い!!」

 

黒「グアッ……」

 

黒影は影から引っぱり出されるとジタバタと暴れ

 

夜鴉「万物を力業で攻略するのがこのゲームだ」

 

黒「ただの脳筋ゲームじゃねぇか……」

 

剣帝「夜鴉様ー、俺もゲーマドライバー欲しいです」

 

夜鴉は黒の言葉を聞くと笑顔になって黒の首を掴み空中に投げて連続で殴り続けた

 

夜鴉「ゲーマドライバー?仕方ねぇなほれやるよ」

 

夜鴉は黒を殴りながら剣帝へゲーマドライバーを投げて渡した

 

黒「ゲホァッ……」

 

剣帝「有難う御座います」

 

黒影は殴られてぐったりとし始め、剣帝はゲーマドライバーを貰って喜んでいる

 

夜鴉「さぁフィニッシュだ」

 

<キメワザ!DevilsCriticalBurst>

 

夜鴉は黒を殴り飛ばし即座に後ろに回り込み上空に蹴り上げてそして地面へ叩き落とした

 

黒「ガハァ!!」

 

剣帝「うわぁ、痛そう」

 

黒影は叩きつけられた衝撃で血を吐き出し、剣帝はゲーマドライバーを腰に付けながら眺めていた

 

そして地面へめり込んでる黒へ上空からキックを当てさらにめり込ませた

 

<Excellent>

 

黒「……………」

 

剣帝「……死んではいないかな」

 

黒影はめり込んだ状態でビクビクとしていた

 

夜鴉「ゲームクリアって所だな。さぁて剣帝元々これはお前にやるように創ってた物だ受け取れ」

 

夜鴉はキメワザ用の武器を剣帝へ振りかぶって投げて渡した

 

剣帝「あっ、はい、有難う御座います」

 

剣帝は飛んで来たキメワザ用武器の黒い機械的な籠手を受け取った

 

夜鴉「じゃあな。粛清完了」

 

夜鴉は変身を解除して次元を力業で破って帰っていった

 

剣帝「さようならー……さて、回収するかな」

 

黒「………いってぇぇぇ!」

 

剣帝が黒影を引き抜くと黒影はバタバタと暴れ始めた

 

剣帝「全く…悪ふざけも大概にしとけよ?」

 

黒「ヒヒャヒャ、久々に遊べる状態だったからな、遊びたかったんだよ」

 

引っこ抜かれた黒影は地面に座りケタケタと笑い、剣帝はそんな黒影を見て呆れて頭を押さえている

 

剣帝「取り敢えず、帰って来い」

 

黒「あーいよ」

 

黒影は剣帝の影に入り、剣帝は黒影が影に入ると剣帝は小猫を連れて高速で空を飛びながらセラフォルー邸に帰って行った




無名「はいよー、本日三度目の俺だぜ、今回の話は完全にボケナスの黒がボッコボコにされる回だったな……まっ、黒がボコられるのは自業自得だから致し方ねぇけどな
それにしても、夜鴉様は容赦ねぇなぁ………あんな威力でボコられたら誰でも死ぬぞ……まぁ、俺喰らってねぇから関係無いけどな
さってと、今回はこの辺りで俺は帰るかな
そんじゃ、また次回の話で会おうぜ、じゃあなぁー」
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