剣の帝の異世界冒険   作:アルクロ

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第四十九話「伝説へ至る英雄伝」

あらすじ

セラフォルー邸に戻ってから眠りについていた剣帝、その夢の中で又もや黒影からの挑戦状が送られてきた、剣帝はその挑戦状に乗り、今度は自分が暴走して大暴れをした場所に飛んで行った、其処には何時も通りの格好をした黒影が待ち構えていた、そして、剣帝と黒影は戦闘を始め、黒影は前回よりもかなり強化されていて剣帝は苦戦していた、だが、其処に夜鴉が現れ、剣帝を守って黒影をボコボコにし倒した、そして、剣帝に様々なアイテムを渡し、剣帝はそれと黒影を回収してセラフォルー邸へと帰ったのだった

――――――――――――――――――――――――――

~セラフォルー邸:剣帝の部屋~

 

剣帝は椅子に座りながら机の上に置いてあるゲーマドライバーとデュアルガシャットγを見詰めている

 

剣帝「これの試運転をしたいが……どうするかなぁ…相手が居ねぇ」

 

黒「ヒヒャヒャ、悪かったなぁ、俺様が弱くて」

 

剣帝が頭を抱えて居ると剣帝の影からぬるりと黒影が剣帝の後ろに現れて

 

剣帝「そう思うんだったら、強くなりやがれボケ」

 

黒「ヒヒャヒャ、俺様は楽して強くなりたいんでな、お断りだ」

 

黒影がケタケタと笑っていると頭を抱えていた剣帝が突然何かを思いついたのか頭を上げて

 

剣帝「そうだ、サイラオーグさんかヴァーリに喧嘩を売ろう」

 

黒「……相変わらず突拍子もない事言うなお前」

 

剣帝の発言に黒影は呆れたようにハァと溜息を付いたが剣帝はそれを無視するように動き始め

 

剣帝「そうと決まれば即行動だ!行くぞ黒!!」

 

黒「はいはい、勝手にしろ」

 

剣帝はゲーマドライバーとデュアルガシャットγを持って窓縁に脚を掛け、黒影はその剣帝の影に溶けるように入り、黒影が入ったことを確認すると剣帝は冥界の空に飛んでいく

 

~冥界上空~

 

剣帝「うーむ…飛び出して来たは良いけど、どっちに先に行こうかなぁ」

 

無名『ヴァーリを探したらどうだ?アレからあいつも強くなってるだろうしな』

 

剣帝が顎に手を当て考えていると頭の中に黒影の声が響き

 

剣帝「そうだな、ヴァーリ君を探すとしようか」

 

剣帝は黒影の提案に従い、ヴァーリを飛びながら探し始めて

 

剣帝「見当たらねぇぇぇぇぇ!!!」

 

黒『そんなに叫ぶなよ、周りに迷惑だろ』

 

剣帝は岩山に囲まれた岩石場で空に向かって叫んでいた

 

剣帝「だってよぉ、ヴァーリ見付からないんだぞ!?要らない時には簡単に出会う癖に必要な時は出会えないってなんだよ!!」

 

黒『マジギレしかけんなよ、てか、デュアルガシャットの性能実験ならその辺の岩山で試せよ鬱陶しい』

 

剣帝はイライラしながら黒影の言葉を聞き入れ、腰にゲーマドライバーを付け、銀色のボディのダイヤルの付いたガシャット、デュアルガシャットγのダイヤルを右に回した

 

《グランド・ディスティニー!

 

War on which a hero is fitted

 

War on which a hero is fitted》

 

ダイヤルを回すと音声が鳴り響き、そして、二回程鳴り響くと剣帝はガシャットを右手から左手に持ち替えて、ゲーマドライバーに差し込んだ

 

剣帝「第50砲門解放」

 

《Dual Up!!

崩れる未来

英雄蔓延る

救うマスター》

 

ゲーマドライバーから変身音声が鳴り響くと、剣帝の姿が代わり、顔には黒い騎士甲冑の様な物を着けて覆い隠し、手には一見顔のような物が見える巨大な爪の付いた籠手が付き、脚には膝部分に鋭い角が付いた鎧を纏い、更にドラゴンの尻尾の様な物が付いた黒い鎧を全身に纏った

 

剣帝「ふむ、変身するとこうなるのか……ん?」

 

剣帝が自分の全身を眺めていると右の手首辺りに様々なマークが書かれた細かいルーレットが配置されていて、剣帝が見ると同時にルーレットが回り始め、魔術師のマークの場所で止まった

 

《Caster!MEFISUTOFERESU!!》

 

剣帝「メフィストフェレス………あぁ、アイツか」

 

剣帝が手にハメられた巨大な真紅の爪を地面に突き立てると地面が爆発した

 

剣帝「メフィストフェレスの爆弾(ボム)か…」

 

??「相変わらず凄まじい事をしているようだな、剣帝殿」

 

剣帝は突然声を掛けられ、少し驚きながら声のした方向を見ると、其処にはサイラオーグが座っていた

 

剣帝「お久しぶりですね…サイラオーグ様」

 

サイラ「あぁ、俺はこんな場所で剣帝殿に会えるとは思いもしなかったがな」

 

剣帝は首だけ振り返り挨拶をし、尻尾で岩に座っているサイラオーグに攻撃を仕掛けた、が、サイラオーグは何事も無く回避をした

 

サイラ「いきなり何をするんだ、剣帝殿」

 

剣帝「いえね、単にちょいと力試しに付き合ってほしいなと思いまして、ね!」

 

剣帝はサイラオーグの着地地点に向かって剣帝は走り出し、サイラオーグの足下に剣帝が爪を突き刺すとその場所がまた爆発したが、サイラオーグはやはり上手く回避していた

 

剣帝「良く避けますねぇ」

 

サイラ「フッ、本気を出していない剣帝殿の攻撃には当たってやれないな」

 

剣帝とサイラオーグはお互いに一定の距離を保って向き合っていた、が、剣帝はデュアルガシャットをゲーマドライバーを抜き、デュアルガシャットノダイヤルをまた右に回した

 

剣帝「第50砲門解放」

 

《Legendmonsters!!

 

Fight against a monster and get a monster

 

Fight against a monster and get a monster

 

Dual up!!

レジェンドモンスターズ!

 

世界を廻れ

 

レジェンドモンスターズ!

 

頂点目指せ

 

チャンピオォン!》

 

再度ゲーマドライバーにデュアルガシャットγを差し込むと剣帝の姿が大きな黄色いのリュックに赤い上着、そして、その下には黒いシャツを着て、青いジーパンを履き、頭には全体的に赤いが、つばの部分が白く、更に前面のつばの付け根に半月状の模様の入った帽子を被り、其処から黒い髪の毛がはみ出している姿に変わった

 

剣帝「さてと…何が出るかなぁー」

 

剣帝が赤と白の半々になっているボールを鞄から取り出して空に投げるとボールが割れ、中から首に赤いマフラーのようなものを付け、指が三叉で指と指の間に大きな水掻きが有る、二足歩行の青色の蛙が出て来た

 

剣帝「おー、お前かゲッコウガ」

 

ゲッコウガ「コウガッ」

 

剣帝は自分で呼び出した蛙、ゲッコウガの頭を撫でてから辺りを見回し

 

剣帝「ゲッコウガ、高速移動しながら赤と黄色の丸いアイテムを集めて来い」

 

剣帝が命令をするとゲッコウガは一度頷いた後に少し鳴き、高速で走り出した

 

剣帝「良し、それじゃ俺はっと!!」

 

剣帝は鞄を再度探り中から取り出した竿でサイラオーグに殴り掛かった

 

サイラ「なるほど、先程の蛙は陽動という訳か」

 

剣帝「さぁ、どうでしょうかね!」

 

サイラオーグは余裕で剣帝の振るう竿を拳で受け止め、剣帝はそれでもまだ振り続け、その間もゲッコウガは走り回りエナジーアイテムを取っている

 

《マッスル化!高速化!高速化!マッスル化!収縮化!マッスル化!マッスル化!高速化!》

 

剣帝(フフッ、着々と積んでる……)

 

剣帝が軽くニコニコと笑っているとサイラオーグの拳が眼前に迫り

 

剣帝「ウォウ!」

 

サイラ「俺との闘いの最中に余所見とは、剣帝殿は余裕だな」

 

剣帝は拳が当たる間一髪の所で後ろに大きく飛び拳を避けた、そして、その拳が振られた空間から衝撃波が放たれた

 

剣帝「おー、危ない危ない」

 

サイラ(やはり剣帝殿本人は回避能力を向上させているようだな)

 

サイラオーグが剣帝の能力に考えを巡らせていると、剣帝が溜息を付きながら頭をかいた後、突然地面に鞄を起き、鞄の中から自転車を取り出し、鞄を背負ってから自転車に跨った

 

剣帝「よっこらせ、さて、行きますよ」

 

サイラ「剣帝殿の攻撃手段は多彩だな、だが、それは派手なだけとも捉えられる!」

 

剣帝はサイラオーグに向かって真正面から走って行き、前輪でサイラオーグをはねようとしたが、サイラオーグは難なく前輪を掴み止めた

 

剣帝「クッソ、やっぱりか」

 

サイラ「フッ、万策尽きたようだな、では、今度はこちらの」

 

剣帝「なんちゃって…ゲッコウガ!水手裏剣!」

 

剣帝が自転車に跨りながら舌を出し、命令をすると二人の周りを走っていた高速のゲッコウガがサイラオーグ目掛けて水で出来た手裏剣を大量に投げつける

 

サイラ「クッ、先程から走っていた蛙の目的はこういう事か!」

 

剣帝「フフッ、そういう事ですよ」

 

サイラオーグは飛んできた手裏剣を弾く為に両手を自転車の前輪から手を離した、剣帝はその隙にサイラオーグから離れ、また前輪浮かせた状態でサイラオーグをはねようとする

 

サイラ「クッ、二方向から同時とは厄介だ」

 

剣帝「厄介で済ます辺りサイラオーグさんは強いですね!」

 

剣帝は前輪を落とし、走りながら竿を振りエナジーアイテムに釣り針を引っ掛けながら走行し、赤と黄色のエナジーアイテムを取得した

 

《マッスル化!高速化!》

 

剣帝の自転車を漕ぐ速度が大幅に速くなり、更に竿を振るいサイラオーグに当てた際の威力が上がった

 

サイラ「クゥ、先程よりも剣帝殿の竿の威力が上がってっている…あの落ちている物のせいか」

 

剣帝(アチャー、気付かれたか、まぁ、当然か……それならば!)

 

剣帝はサイラオーグから少し離れ、ガシャットを抜き、一度右に回してから元の位置に戻そうと左に回した

 

《キメェ、ワザァ、デュアル・ガシャット

レジェンド、モンスターズ!!

クリティカァル!チョイス!!!》

 

剣帝「来いっ!ゲッコウガ!そして、出て来い!マフォクシー!ブリガロン!」

 

剣帝は自転車に乗りながら2つの紅白半色のボールを投げると中から魔法使いのような見た目をした、黄色と赤色の毛色をした二足歩行の狐と全身に刺の付いた緑の二足歩行している亀が出て来た

 

剣帝「さぁ、行こうか、華麗に激しく!手始めに、マフォクシー、大文」

 

黒『剣帝、辞めにしろ』

 

剣帝がマフォクシーに命令をしている最中に頭の中に黒影の声が響いた

 

剣帝「何だよ、黒」

 

黒『ドライグの野郎が面白い事を言っててな、空の上、つまりは宇宙から強力な白龍皇の力を感じるとな…』

 

剣帝は黒影の言葉を聞くとニヤリと笑いゲーマドライバーからデュアルガシャットγを抜いた

 

剣帝「まぁ、大体の力の仕様は掴めました。有難う御座いますね。サイラオーグさん」

 

剣帝はサイラオーグに感謝の言葉を伝えると髪を銀色に変え、音を超えた速度で上昇して行った

 

サイラ「………最後まで遊ばれてしまったようだな…剣帝殿の力は底が見えんな」

 

サイラオーグは剣帝が飛んで行った空を見つめていた




無名「はいよー、これで本日四度目俺事無名さんだ
さって今回の話は………最早アイテムそのものがチートと化してるな、夜鴉様制作のガシャットは、馬力がこっちの十分の一しか出てない剣帝が割とな強さ誇ってるし……あぁ、そうそう、剣帝の姿が良くわからないって人は、グーグルでレジェモンはポケモン レッドって調べたら出るぜ、グランドディスティニーはクリードコインヘンって調べたら出ると思うぜ
そんじゃ、またなー」
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