~Side:死帝~
死帝「とーちゃーく」
死帝は剣帝から命じられた後すぐに飛び始め、紅魔館の前まで飛び、紅魔館の前に無事に着いた
死帝「えーっとぉー…あっ、美鈴さん、おーきーてー!!」
美鈴「うぅーん……」
死帝はどうやって紅魔館に入ろうかと考えて周りを見回し美鈴を見付けて美鈴の腕を引っ張った
死帝「起きないなぁ……そーだ!…美鈴さん…美鈴さん」
美鈴「ふぁっ?」
死帝「咲夜さんが来てるよー」
美鈴「ふぇっ!?ね、寝てませんよ!?って、どうしたんですか?死帝さん」
死帝は美鈴の腕を引っ張り自分の顔の近くに美鈴の顔を近付けると美鈴の耳元で囁いた、その囁きの内容を聞いた美鈴は慌てて起きた
死帝「えっとねー、剣帝兄が外界から侵略者が来てて、紅魔館にも向かってるから紅魔館の方達に手伝って貰って倒して来いって言ってたから来たのー、だからー、通してくれる?」
美鈴「で、ですが。その様な場合であろうと門を通すにはお嬢様許可を頂かないt」
レミリア「良いわよ、通してあげなさい」
美鈴が死帝の対応でアタフタしていると紅魔館のバルコニーからレミリアの声が聞こえ、その言葉に従って美鈴は門を開けた
死帝「お邪魔しまーす」
レミリア(これで彼女の手助けをして彼女がそれを彼に伝えれば彼に恩が売れるかもしれないわ)
フラン「お姉様、どうしたの?」
レミリア「何でも無いわ、それよりも死帝さんが来てるそうだから遊んできたらどうかしら?フラン」
フラン「えっ!?死帝ちゃんが来てるの?」
レミリア「えぇ、来てるわ」
フラン「それじゃあ、遊んでくるねー!」
レミリアは悪巧みをしたような顔でバルコニーから降りてきていた、そんなレミリアの目の前に金髪の少女、妹のフランドールが偶然通りかかり、死帝が来ていると教えられるとフランドールは嬉しそうな顔で紅魔館の入り口に走っていき、レミリアはその姿を後ろから見送っていた
~Side:双月~
双月「人里は恐らく慧音さんが隠すでしょうし…ここは結界の管理役の所にでも行きますかね」
双月はメイド服のスカートをはためかせながら博麗神社へと飛んで向かっていた
双月「出て来なさい、当代の博麗の巫女!」
霊夢「何よ…今結界に穴を開けられてその対応に困ってるって時なのに…」
双月「やはり結界に穴が空いているのですね……ふむ、それならば話が早いです」
霊夢「何の話?」
双月が博麗神社に着き、鳥居の下で霊夢の名を呼ぶと奥の居住スペースから霊夢が頭を抱えてやってきた
双月「いえ、ただ単にこれからこの郷にやってきた侵略者を討伐するのでその際に郷が多少壊れる可能性があるので暴れる許可、及びに侵略者を討伐する手伝いを要請に来たのです」
霊夢「剣帝さんも動くのよね?」
双月「えぇ、侵略者はこの郷の各有名所に向かっているので剣帝兄さんは迷いの竹林で対応します」
霊夢「なら、わたしが動く必要感じないけど……まぁ、剣帝さんには何時もお賽銭貰ってるし………しょうがないから働いてあげるわ」
霊夢は双月の話を聞き、うーんと頭を抱え首を傾げ、少しの間悩んでから侵略者への対応を決めたようだ
双月「フフッ、上手く役に立って下されば兄さんに伝えてお賽銭の金額を上げていただけるよう、双が相談してあげますね」
双月は霊夢の返答を聞くと口に手を当てて笑みを浮かべてから双月は体の方向を180°回転させて人里の方向へ向かった
~Side:剣狼~
剣狼「にとりさん、いらっしゃります?」
剣狼は山の麓にある玄武の沢の辺りで膝を折り、水に向かって声を掛けてにとりを呼び始めた、すると、沢の水面にブクブクと泡が現れ、その泡が現れた地点から緑の帽子を被り、髪は水色のツインテールの大きなリュックを背負った少女、河城にとりが現れた
にとり「ワタシに何の御用ですかね?」
剣狼「簡単な用事ですわ。貴女は確か、椛ちゃんと仲が宜しいですわよね?」
にとり「まぁ、それなりには良いですねー」
剣狼「なら、椛ちゃんに伝言を頼みたいのですわ」
にとり「ほぉほぉ…伝言ですかー…その位ならお安い御用ですが…幾ら積みます?」
にとりは剣狼の要件を聞き終えると親指と人差し指を繋げてお金を要求する手つきをし始めた
剣狼「…………貴女にお願いすると、何時もそれ(お金)ですわね」
にとり「当然でしょう。人に何か頼む際にはほぼお金は必要ですからねー」
剣狼「仕方が有りませんわね……胡瓜を500、お金を五万で如何です?」
にとり「胡瓜を七百、お金を八万に」
剣狼「高過ぎますわ。胡瓜を550でお金を六万にして下さりません?」
にとり「こちらも開発を抜けてきてるので、その分割増で、胡瓜を650、金額は7万は如何です?」
剣狼「それなら胡瓜を600、金額は六万五千で勘弁して下さります?」
にとり「ふむ………良いですよ。それで手打ちとしましょう。それで伝言の内容は?」
にとりは剣狼と交渉を終えると水にブクブクと沈み始めながら剣狼に質問の内容の確認を始めた
剣狼「あぁ、椛ちゃんに天魔さんに繋いで欲しいのですわ。剣帝御兄様からの言伝があると」
にとり「て、天満様ですか……分かりました」
にとりは一瞬顔を青ざめさせてからブクブクと水の中に入っていき、そのまま滝を登っていった
剣狼「行きましたわね…さて、ゆっくりと待つと致しましょうかね」
剣狼は近くの岩に腰掛けてにとりの帰りを待ち始めた
~十五分後~
剣狼が岩に腰掛けながら本を読んでいると沢の水面にまたブクブクと泡が現れ始め、剣狼はそれに反応するように岩から立ち上がった
剣狼「随分と時間が掛かりましたわね」
にとり「えぇ、まぁ、色々とありまして……取り敢えず、呼んできたので報酬のほどを…」
剣狼「分かりましたわ、受け取りなさい」
剣狼は自分の懐をゴソゴソとまさぐり、にとりと交渉した時の分の胡瓜、及びにお金を取り出しにとりに手渡した、すると、にとりは嬉しそうな顔を見せながら報酬をトランクに詰めて水に潜っていった
剣狼「さってっと、お待たせ致しましたわ。天魔さん」
天魔「いえいえ、ワタシも今しがた来たばかりですし」
剣狼がにとりを見送ってから顔を上げると其処には緑のロングスカートの装束でロングスカートの横には武者鎧のようなものを付けた長槍を持った黒髪長髪で大きな一対の漆黒の翼を持った女性が飛んでいた
天魔「それで、ワタシに何用ですか?」
剣狼「これから外界からの侵入者と戦うので、その際に手助けが欲しいのと、ここの近辺を破壊してしまう可能性があるので許可が欲しいのですわ」
天魔「その程度ならば構いませぬ、どうぞ我が天狗の里に居る白狼天狗や烏天狗を使って下され」
剣狼「有難う御座いますわ。それでは遠慮なく必要時は呼ばせて頂きますわね」
剣狼は天魔の返答を聞くと嬉しそうに笑顔を見せながらクルリ右方向に回転し、山の麓に降りて行った
~side:剣帝~
剣帝「全員、所定の場所に難なく着いたみたいだな……さて、久し振りの戦闘だ、争いだ……虐殺だ、存分に楽しもうじゃないか」
剣帝は自分の背中から六枚の白と黒の翼を出し、大きく広げ、更に10本は軽く超えているであろう白銀の狐のような尻尾を何度も地面に叩きつけながら、口を開き、牙のような物を見せつけるようなあくどい笑顔を浮かべて立っていた
はい、最新話で御座います。
毎日投稿していれば一日に慌ててこんなに投稿しなくて済むんでしょうね……
まぁ、書き溜めとは大切な事だとは思いますので、それでは