気づいたらカルデアの共用スペースに謎の本が置かれていた。タイトルは「藤太郎」。気になったサーヴァントたちはおそるおそる読んで見ることにした…

※この作品には下品な表現が含まれます。特に食事中、食事前には注意

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藤太郎

『昔昔、あるところにお爺さん(黒髭)とお婆さん(ドレイク)が住んでいました』

 

 

黒髭・ドレイク「おい」

 

 

『ある日お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川に洗濯に行きました』

 

 

マリー「海ではなくって?」

エミヤ「そこはオリジナルを突き通したか…」

 

 

『お爺さんは山で芝刈りをしていると厠に行きたくなりました』

 

 

マルタ「カワヤ?」

小次郎「トイレのことでござるよ」

 

 

『お爺さんは山を汚したくなかったので、そこら辺に捨ててあった空き瓶にう〇こをしました』

 

 

アタランテ「うん、山を汚さないのはいい心がけだな」

ナーサリー「う〇こって何かしら?」

ジャック「〇に何か入るのかな?」

金時「…」

 

 

『お爺さんは葉っぱで(汚い)ケツを拭き、瓶を川に流しました』

 

 

小次郎「ふっ」

槍ニキ「どうした?」

小次郎「いや、何も。気にするな」

 

 

『お婆さんが川で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと茶色いものが入った瓶が流れてきました』

 

 

ナーサリー「甘い甘いチョコレートかしら?」

ジャック「腐った内蔵とかかな?」

金時「…」

アルトリア「お味噌でしょうか?」

金時「いやお前は気付けよ」

 

 

『お婆さんはその瓶を拾い、家に持ち帰りました』

 

 

マリー「あらあら…」

槍ニキ「まじかよ…」

 

 

『お爺さんが家に帰ると、夕飯の支度が出来ていました。

今日はアンタの好きな味噌汁だよ』

 

 

アルトリア「やっぱりお味噌だったのですね!」

エミヤ「突っ込まんぞ」

 

 

『味噌汁よりおにゃのこ汁の方が好きだがいただく拙者であった。

と、お爺さんは味噌汁を飲み干しました。

む、これ本当に味噌汁でござるか?』

 

 

金時「おい、ここらへんでやめにしねえか?」

アタランテ「なぜ止める?いいところではないか」

アルトリア「そうです。お味噌汁の感想を聞かなくては(ペラッ)」

 

 

『ああ、そうさ。川で洗濯してたら瓶に入って流れてきてね。せっかくだから今日の食材にしたのさ。

 

それは拙者のうんこじゃああぁぁぁ!!!

 

藤太郎・完』

 

 

アルトリア「なん…だと…?お味噌ではなかった…?」

ナーサリー「汚いわ!バッドエンドも髭のおじさんも嫌いよ!」

黒髭「うむ、スカ〇ロはさすがに専門外である」

ジャック「解体するね」

黒髭「おっと今解体されると茶色いものが飛び出てしまいそうな予感が」

ナーサリー、ジャック「きゃああぁぁ(逃げる)」

黒髭「デュフフ、解体してちょ〜!(追いかける)」

俵「うーん題名に悪意を感じるなぁ…」

ドレイク「まったく、こんな話作ったのは誰だい?」

 

 

『作・シェイクスピア』

 

 

一同「…」

 

 

 

翌朝

 

 

エミヤ「おはよう、今日の朝食は和食セットだ」

ジークフリート「すまない、この味噌汁はう〇こではないだろうか?」

エミヤ「はは、さすがにな。というか私と同じ声で下品な言葉を使わないでくれ」

ジークフリート「すまない…(ズズッ)」

槍ニキ「まぁあんな物語を読んだ後じゃあ気にするわな…(ズズッ)」

黒髭「ウィリアム氏には後で拙者の性癖というものを…(ズズッ)」

槍ニキ「ところで黒髭のおっさん、アンタなんでそんなボロボロなんだ?(ズズッ)」

黒髭「デュフ、昨日幼女を追いかけたら食料庫で逆レイプされたったw(ズズッ)」

エミヤ「む、つかぬことを聞くが…味噌の瓶のすぐ横に落ちていた茶色いものって…」

黒髭「それは拙者のうんこじゃああぁぁぁ!!!」

 



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