ロウきゅーぶで貞操観念とか逆転もの   作:ワンコ派
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試合まで三日というのを、試合まで一週間で体育館を使用できるのが月水金ということに変更しました。
そしてここからオリジナルで好き勝手やってます。
もしかしたら原作には合間の描写あるかもですが作者はアニメしか見ていないため、原作の設定との差異は御都合主義で流してください。

サブタイトルは相変わらず空耳なので意味はなし。


4話 やらしい言葉 するりと法をかすめて

初めてコーチ役をしてみた次の日。
女子バスケが体育館で練習できるのは月・水・金のみ。
火曜日である今日は、体育館が使えないので各自の自主練習ということになっている。
だから放課後は空いているのだがどうしたものかな。
昨日の晩も、彼女達にどうやって教えるのかを考えて気がつけば日が昇りそうな時間帯になっていた。
コーチと生徒が一心同体になってくんずほぐれつなんて、さすがにまぁ一週間でそこまでの信頼関係は無理だろうから、さすがに妄想に過ぎるだろうけど。

「ふぁ……」

おかげで睡眠時間は2時間くらいしかない。
うーん、腰は下半身に溜まっているもの出すだけだしたから軽いんだけど、肩がこっているのか倦怠感が否めない。
端的に言うと眠い。
体調不良とか言って一限目保健室で寝ようかなぁ。
正直、バスケ部目的で入学した学校だっただけに休部中は本当にしたいこともやりたいこともなく、勉強にやる気がおきるわけがない。
そもそもスポーツ推薦で入っており、テストに関しては赤点さえ取らなければ文句を言われないのだ。
学校に到着し、駐輪所に自転車を停めに行く。
自転車を降りた所で視線を感じた。

「あぁ、いいなぁ……自転車のサドルになりたい」

柱の陰から顔を出してこちらを凝視している危なそうな女がいた。
正確には俺ではなく、俺が今しがたまで座っていた自転車のサドルを凝視していた。
前の世界の価値観で言えば、美少女が運転する自転車のサドルになって尻で顔面むにむにされたいということだろうか。
解らないわけではないけど、かなりMっ気の強い願望だよな。
実際前の男子高校生なら、 三分の一くらいの割合で考えたことあるやついると思うし別にいいんだけど、口に出したら完全に危ないやつだな。
サドル外して教室に持って行った方がいいんだろうか?
でも面倒くさいな。
盗まれたりしないように祈っておくか。
無くなっていたらその時はそれはそれで仕方ない。




一年生の教室がある3階に向かうため、現在階段を上っているのだが、前を行く生徒のパンツが丸見えである。
前は自然を装って女子高生の背後を陣取り、なに食わぬ顔をしながら一瞬見えるパンチらに心躍らせたものだが、こうも丸見えだと嬉しくない。
いや、素直に嬉しいとも言えるんだけど何だろう。
ありがたみが凄い薄いというか。
以前は鞄で隠している女子高生を見ては「見られたくないならそんな短いの穿いてるんじゃないよ」と思っていたが、恥じらいが無さすぎてまるで水着を見ているような感覚がするのだ。
嬉しいし、布面積も変わらないけどエロさは半減とでも言おうか。
俺の結論としては、触れないパンツよりも触れるスパッツの方がいい。
おっといかん。
昨日の紗季のスパッツのすべすべとした肌触りを思い出したせいか、夜更かしのせいで寝坊していた一部が朝を主張しそうになっている。
煩悩退散煩悩退散。
こんな時は幼馴染の出番である。
脳内に再生される荻山葵の行動。
ティッシュ欲しさにダバダバと暴れ、一本釣りされる光景を思い出すとほら。
玩具を買ってもらう前の子供のようにそわそわしていた息子が、喫茶店でコーヒーを飲みながらくつろぐジェントルマンに劇的ビフォーアフター。
ふぅ、助かったぜ葵。
俺たちずっと友達でいような!
心の中限定で。

「はぁはぁ」

3メートルくらい背後から、俺の尻を凝視して荒い息を吐いている乙女にズッ友であることを心に宣言する俺なのであった。






教室に鞄を置いた後、仮眠を取ろうかと思っていたのだが保健室を覗いてみてやめた。
朝っぱらから女同士で盛っている保険医と女子生徒がいたからである。
さすがにあの空間に入っていくのは無理ですわ。
仕方なく諦めて普通に授業を受ける。
教師の言葉を聞き流しながら、ぼんやりと黒板を見ている……ように見せかけて前の席の女子のうなじを凝視している。
うなじっていうのは自分では見えないから、案外無駄毛処理ができていない場合がある。
別に産毛のない綺麗なうなじも好きだ。
逆に、短い産毛がうっすらと生えているのも趣がある。
前の席の女子は後者だった。
あの肌に舌を這わせて、産毛を逆立てさせてみたいと思ったことってない?
女子をこうやって盗みみることにはあまり罪悪感を抱かなくなった。
何故なら、俺の後ろの席の女子も俺の後頭部を凝視しているからだ。
お互い様だね。
これが夏なら、女子のブラ透けが嬉しい季節だけど女の子から見たら男の背中にも何か思うことあるんだろうか。

「−−−であるからして……」

教師の退屈な声をBGMに、放課後のことを考える。
自主練習といっても昨日の反復練習ならば場所は限られてくるだろう。
ドリブルやパスならともかく、シュートに関してはやはりバスケットゴールは欲しいところだ。
彼女達はどこで練習するのだろうか。
普通に考えて学校だろうが、体育館は男子バスケ部の順番で今日は使えない。
校庭にでもゴールがあればそこでできるが昨日確認するのを忘れていた。
場所さえわかっていれば一緒にみてあげることができるんだけどな。





昼休み。
父さんが作ってくれた弁当をつつきながら、携帯に届いたメールを確認していた。
えっ? 誰かと一緒に食べないのかって?
最初は俺も誰かと食べようかと思っていたさ。
ただ、この近隣ではかなり有名人になっちゃってるんだよね。
最初の数日間は結構なアプローチがあったけど、入学から2週間も経過するとかなり落ち着いている。
なんだか女子が互いに牽制しあっているらしい。
ファンクラブの会員達が規則を作ったとかなんとか聞いたけれどどうなのだろう。
積極的な女子は減って少し楽になった気もするが、逆にこじらせた女子も周囲に増えてきているような気もする。
朝のサドル少女しかり、幼馴染しかり。
いつか自宅のベッド下に全裸の少女が潜んでいる事案とか起きないだろうな。
美少女で命の危険がないならありかな。
おっと話が脱線していた。
メールの内容はミホ姉からだった。
今日の女子バスケ部は、真帆の家で練習するらしい。
俺の家の庭にも家庭用のバスケットゴールが一つある。
バスケを始めた俺に、親バカな母さんがプレゼントしてくれたものだ。
おそらく同じようなものがあるのかと思いきや、真帆の両親はうちの母さんよりも親バカらしい、
なんと娘のために家の敷地内にバスケットコートを作ったというのだ。
コート作れるとかどんだけぇ。
えっ、真帆の家ってもしかして物凄い金持ちなの?
ミホ姉に返信で聞いてみると、まさかのあの三沢財閥のお嬢様らしい。
凄い、全然金持ちのようには見えなかったのに、
むしろ金持ちの私立学園に通う彼女達の中では真帆が一番庶民に近いとすら思っていたのに逆かよ。
三沢財閥とは、戦後の財閥解体の流れからも生き残った日本の大財閥である。
デパートや自動車メーカー、航空産業に造船業、医薬品メーカーと多岐に渡る商売を行っていて会長は高額納税者ランキングで毎年3位以内に入っている。
真帆がその会長のお孫さん?
……玉の輿狙ってみる?
あぁでも下手こいた時が怖いな。
怖すぎる。
しかもその家に俺がミホ姉経由でお呼ばれしているのですが。
既に先方には俺を連れていくと伝えていて放課後迎えに来るらしい。
あまりのことに吐血した。
あっ違うこれ血違うケチャップだ。
ハンバーグについていたケチャプだ。





放課後、校門の前に一台の黒のクラウンが停車していた。
その車からスーツ姿の女性が一人降りてくる。

「君が長谷川昴君?」

「はぁ、そうです」

この人が三沢家の迎えの人だろうか?
ミホ姉が一緒に来ると言っていたけれど、どうやら一緒ではないらしい。

「私こういうものですが……」

「芸能プロダクションの方ですか」

別口じゃねぇか!
過去の苦い思い出が脳裏にフラッシュバックする。
やめろぉ! 俺には熟しすぎた果実を理解するにはまだ早すぎるだろ!
せめてアラサーにしてぇ‼︎
脳内の昴2号がトラウマで発狂しているが、表情筋担当の1号は冷静である。

「君、芸能界興味ない?」

「ありません」

俺は真顔で即答した。

「そんなあっさり……」

悩むそぶりも見せずに断られたのはさすがに予想外だったのか、少し困った顔をしているスカウトさんらしき人。
でもこっちも今日は予定があるから話だけでもというわけにもいかない。
どうするべきかと思っていると、一台の車が俺たちの横に止まった。
それは黒のロールス・ロイスだった。

「……はっ⁉︎ えっ、ロールス・ロイス⁉︎」

なんでこんな高級外車がこんなところに! 
とか驚いてみたが理由なんて一つしかありませんねそうですね。
理由なんて考えるまでもないけど、一度とりあえず驚いてみる。
様式美って大事だよね。
そもそもミホ姉が自慢げに外車で迎えに行くぜってメールに書いてたし。

「律儀に驚いていただいてありがとうございます」

「いえいえどうもどうも」

運転席から出てきたのは、昨日見たなんちゃってメイド服ではなく正統派な英国式のメイド服に身を包んだ女性だった。
長いワンレングスヘアに柔らかい顔立ちをした美人さんだ。
化粧はあまり濃くないのか、よく見ないと化粧しているとはわからないナチュラルメイク。
見た感じ20代後半と思うのだが、ナチュラルメイクもあってもっと若くも見える。
ご立派な二つの果実をお持ちではあるもののそれは年齢の推測には使えない。
愛莉という極端な前例があるからな。

「えっ? えぇ……」

いきなりの高級車とメイドさんの登場に狼狽するスカウトさん。

「よう昴」

「えぇ……」

そして後部座席から出てきたちんちくりんな叔母の姿に狼狽する俺。
英国王家御用達なイメージのある市民には縁のない高級車から出てきたのは、所々ボロくなって生地が傷んでいる赤いジャージに身をつつんだミホ姉だった。
あーあーポテチ食ってるよこの人。
ちょっとこぼしすぎじゃないですかね。
車内にこぼしたり、ましてやその脂ぎった指で革張りのソファをべたべたと触りまくってんじゃないだろうな。
や、やめろおおおおお! 車のボディで指を拭くなあああ‼︎
ああ傷一つなかった黒のボディに汚れがぁ!

「長谷川様、お気になさらす。どうせ後で清掃いたしますので」

「いいんですかこれ、えっ、本当に?」

「んだよ昴。小さいこと気にしすぎだぞ」

「いや、小さくねぇよ。むしろ大きいよ高額だよ」

「身長とチン長ばっかり大きくなって、肝っ玉が小さいままなんだよねぇ」

「あらあらまぁまぁ」

なにこのながれ。
なんで俺が逆にディスられてんの?

「長谷川様の自転車は後ほど別の者がご自宅までお送りさせていただきますので、安心してこちらにお乗りください」

九井奈聖と名乗ったメイドさんはミホ姉の愚行を全く気にかけた様子はない。
本当にいいのだろうか。
あとで清掃費用とか請求きたりしないよね?
請求するなら俺は関係ないので全てミホ姉にお願いします。
既に少女たちは三沢家に向かっているらしいので、俺も早く向かうとしよう。

「じゃあそういうことで」

「んじゃねー」

「そういうわけですので、本日は長谷川昴様は当家のお客人です。御用はまた別の日にお願いいたします」

三者三様にスカウトのお姉さんに別れを告げて車に乗り込む。
お姉さんと、帰宅途中の生徒たちはポカンとした顔をしていた。









スカウトレディはもう出てくる予定はありません。
こんな作品に高評価くださっている方、感想くださっている方、本当にありがとうございます。

作者は、件の友人にこの作品がばれてしまいました。
あいつ本物の嫁がいるくせに、16歳の嫁さんにロリコン物書いてることばらされたくなければ智花で18禁書けとふざけ半分で脅してきやがりました。
むしゃくしゃしたので、その友人の嫁にこれを書いていること、友人のエロの隠しフォルダの情報を道連れに暴露してやりました。
そしたらその友人嫁が、智花じゃなくていいから紗季か真帆で18禁書きなよって言ってきました。
君16歳でしょ?しかもエロフォルダは既に発見済みとのこと。
どういうことなの……







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