声を失った少年【完結】   作:熊0803

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説明会です。


19.唐突に、設定紹介は始まる。

 比企谷八幡

  本作の主人公。原作同様目が濁っており、物事を捻くれて考えることがある。しかし、原作よりも行動力があり、由比ヶ浜のエプロンを直してあげるなど、優しい心を出すことが多い。中学時代に色々とあり、とある人物のせい(おかげ?)で、原作ほど人を遠ざけない。超ハイスペック。

  生まれつき異常なほど強靭な肉体を持ち、生まれた際医師の指をへし折った。

  幼少期ある事件があり、その期間の間に声帯を失ったため話すことができない。母親もおらず、実質上世界に一人も血縁者がいない。現在の義父には心から感謝しており、その娘である小町を守るためならどんなことでもする。小学生時代雪乃と出会っており、相思相愛だが、実は記憶を取り戻している雪乃に踏み込むことができないでいる。

 sideオクタ

 八幡のもう一つの人格。一人称が僕になり、普段は過負荷を起こさないようにセーブしている肉体能力を限界まで使いこなせる。

 幼少期、ある事件をきっかけに目覚めた。しかし別の人格というわけではなく、よくある全く自分と同じもう一つの人格を傷付けて、精神が崩壊しないようバランスをとる人間の防衛本能が強く具現化したもの。凄まじい戦闘能力を誇る。

 

 雪ノ下雪乃

 完璧に近い美貌とあらゆる事を高水準でできる才能を持つ少女。幼少期、あまりにも出来が良すぎたために周囲に勝手な期待と偶像を持たれ、ひどく苦しんでいたが、八幡に助けられたことによって強い心を得た。

 八幡の事を心から愛しており、どんなことがあってもそばに居続けるという信念を持っている。

 由比ヶ浜の依頼の後、夢によって八幡の記憶を取り戻すが、未だ踏み出せないでいる。

 

 由比ヶ浜結衣

 原作同様。

 

 戸塚

 大天使トツカエル。

 原作と違い、見た目は同じだが女の子。やったぜ。

 

 材木座義輝

 白に近い灰髪と、極限まで引き絞られた肉体を持つメガネイケメン。中二病まっしぐらで、それを誇りに思っている。素の性格は素直で臆病な、しかし友のことを第一に考える熱い男。たびたび週末に八幡の家に居座っては叩き出されている。

 sideウッド

 材木座義輝の仕事状態。現代では珍しい剣術と殺術に優れ、流麗な剣技で対象を抹殺する。オクタと八幡のことをいつも気にかけ、どこまでもついていくと公言している。

 

 平塚静

 原作同様。

 

 葉山隼人

 原作同様、勉強もスポーツも顔面偏差値も高水準のオサレ系イケメン。

 小学校時代から人間関係に荒波がたつのを恐れ、〝みんな仲良く〟という言葉でなあなあにし実際には行動しない男。それによって雪乃に対するいじめを直接止めようとはせず、八幡に殺されかけた。高校生になった現在も八幡にひどく怯えており、テニス事件の際は突っ立ってるだけであった。

 

 三浦優美子

 原作同様。

 

 オンリー

 オクタとウッドの仕事仲間。『ノスフェラトゥ』共通の強化戦闘服と青い仮面、亜麻色の髪を持つ。

 2キロ先の景色も見え、組織内では『モノアイ』などのあだ名もついている。武器はその視力を活かし、スナイパーライフルを使う。

 

 

『比企谷くん/先輩を見守る会』

 ニックネーム、いろはすオンリーが会長を務めるファンクラブ。メンバーは小学校時代、八幡の起こした事件の本当の意味を知っている当時の後輩や、同級生の少女たちで構成されており、そのためだけに小学生時代からずっと同じ中学、そして総武高校に入ったものもいる。夜な夜な某緑のアイコンに白い吹き出しのマークがついているアプリで盗撮した八幡の写真を送りあっては狂喜乱舞している。




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