声を失った少年【完結】   作:熊0803

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どうも、作者です。

今回は登場人物紹介です。


90.唐突に、設定紹介は始まる。 3

 

 比企谷小町

 

 比企谷家長女、言わずと知れた世話焼きブラコン妹。

 原作と同じように要領はいいがアホの子であり、何事も暗めの思考で考える八幡とはうまい具合に釣り合いが取れる。

 八幡の過去を知り、家族として支えることを強く誓う中で密かに親愛か恋愛かあやふやな感情を抱いていた。

 しかし、八幡の決して曲がらない雪乃への想いを悟り、以降は応援している。なおブラコンは健在。

 実は人外の中でも数少ない鬼の一族であり、戦闘能力は非常に高い。とはいえ訓練を受けてはいないので、身体能力に頼る。

 何気に紹介を忘れていた。ごめんね。

 

 

 インラス

 

 比企谷家で飼われているペット。遺伝子操作で生まれた恐竜のような生物。

 高い知能を持ち、人語を正確に理解できる他様々な生物の特徴を持つ。

 八幡が雪乃の家に行った後は小町の言うことに従って暮らしている。八幡は兄のようなものとして認識している。

 実は比企谷家にも例の生物が送られていたが、ことごとく餌にした。

 

 

 折本かおり

 

 原作からおなじみ、サバサバ系女子。八幡の中学校時代からの友人であり、たまに比企谷家に凸できる程度には信頼されている。

 中学時代、目立たないのに割と高スペックな八幡に興味を惹かれて話しかけ、以降交流していくうちに悪友と呼べる間柄に。

 実は一度クラスメイトに八幡との関係に口を出されたことはあったが、強く怒りをあらわにした。

 それ以降八幡のことをちょっといいかなと思ってたりする。

 

 

 仲町千佳

 

 原作同様、かおりの友人。

 あまり設定的変更はしていないが、苦労人ポジになっている。

 八幡とはかおりの言動に振り回されるもの同士で割と仲が良い。

 

 

 幼女

 

 八幡がかおりたちと一緒に行ったプールで迷子になっていた少女。

 将来異世界に召喚されそうな感じの幼馴染がいる。詳しくは星狩りと魔王を参照。

 

 

 相模南

 

 原作同様、二軍女子。

 見栄を張ろうとする、イケメンに弱い、責任が大きいと放棄しがちという、有り体に言って普通の少女。

 原作ではやらかすだけやらかして八幡が泥を被る羽目になった原因だが、いろはの配慮によって自分の行動を早く振り返った。

 結果、多少は成長した。

 

 

 城廻めぐり

 

 原作同様。めぐりっしゅ。

 

 

 女性研究員

 

 八幡の夢の中に度々現れる女性。

 〝研究所〟で非道な実験を受けて精神が磨耗し、荒れ果てた八幡が少しだけ心を許していた唯一の人間。

 明るい性格をしており、物心ついた頃から人間に心を閉ざしている八幡に積極的に、言い方を変えれば異様に接していた。

 スタイルを強調するようなファッションと綺麗な茶髪のボブカットが特徴。イメージはボーカロイドのメイコ。

 

 彼女がどうなったのか。それは八幡の心に深く刻み込まれている。

 

 

 演劇部部員1

 

 ナレーション役をしていた部員。モブ1

 

 

 演劇部部員2

 

 クレール役だった生徒。可愛い系イケメン。モブ2

 

 

 ドクター津西

 

 ノスフェラトゥに所属する研究員。

 天才物理学者にして薬物学者であり、幾つもの博士号を持つ。また千葉支部の研究開発室の室長、同時に研究課の副課長。

 現在のエージェントたちが使う装備はそのほとんどが彼女の考案したものであり、また定期的な処置が必要なエージェントたちの薬品のレシピを数多く開発した人物でもある。

 中でも弟の最高傑作であり、極度に難しい鬼の遺伝子を用いた変異に耐えた八幡のことは特に気にかけている。

 二十代後半の妙齢の美女だが、その狂気的な言動から全てが台無しになっている。

 

 

 平塚八兎

 

 平塚が保護した少年。

 八幡と瓜二つの顔をしており、彷徨っていた所を偶然平塚に出会い、共に暮らすようになった。

 様々なことを異常な速度で学び、成長できる特性を持っており、最初は赤子同然だったが今は既に高校生レベルまで精神が成長している。

 それは様々なデータを収集するために生長速度を高く調整されたクローン兵士の試作品だからである。非道な実験の数々を受け、いずれ廃棄処分されることを察知し逃げ出した。

 八幡と同じ力を持っており、抑制剤でウィルスを抑えている八幡に対して、最初から血液に抗体を持っているため自在にウィルスを操ることができる。

 戦闘能力は高いが《同族》と呼ぶクローン兵士の完成品には性能は及ばず、しかしその代わりに高い再生力を持つ。

 自分が知るどの人間よりも人間らしい結衣のことを気にかけている。

 実の所、実年齢は4歳もいっていない。

 

 

 女生徒

 

 度々八幡の前に現れる女生徒。

 神出鬼没であり、八幡に不可解な言葉を投げかけては消えていく。

 それなりにハイレベルな容姿を持つはずだが、何故か誰にも注目されない。

 彼女には付き従う〝ご主人様〟がいる。

 

 

 海老名姫菜

 

 原作同様、色々とぶっ飛んだ人。貴腐人。

 しかしこの作品では組織の暗部である陽炎のメンバーであり、触れたものを腐敗させる毒を持つミュータント。 

 非常に高い戦闘能力を持ち、しかしそれ故に極力日常の中にいることを選んだ。

 これまでその力のこともありあらゆる人間に一定の壁を作ってきたが、結衣の優しさに触れ少しだけ気を許している。

 

 

 生物兵器

 

 総武高校を襲った謎の集団。SF映画に出てくるような格好をしている。

 その正体は津西博士が作り出したクローン兵士であり、八幡に投与されたウィルスを基に作り出された生物兵器である。

 高い性能を誇るが命令を受信して暴れるだけの人形なので、操縦者がいないと機能しない。

 本来最も危険な武器であるウィルスも戦闘能力を高めるために過度に活性化させているため生命活動が止まると瞬く間に死滅し、気化しない。

 

 

 津西影弘

 

 全ての元凶。

 元は生物学の権威であり、様々なメディアにも顔を出す人物であったが、それでは自分の才能を全力で発揮できないと判断し裏の世界に落ちる。

 自分の研究のためならばあらゆる非道、残虐行為を笑顔でやってのける人格破綻者であり、実姉であるドクター津西からは「価値観の外れた愚者」と言われる。

 数年前の事件で死亡したはずだが……

 

 

 雪ノ下秋乃

 

 雪ノ下家現当主兼雪ノ下建設会長、およびナンバーズに二人存在するNo.1のエージェント。

 元は2であったが、八幡がナンバーズの座に就いたためこのような地位となった。

 古くから組織の二大巨頭である雪ノ下の家を一人で切り盛りする才女であり、同時に純潔に近い鬼である十夜に並ぶ力を持つ女傑。

 一方で陽乃と雪乃を強く愛する母でもあり、それ故に独善的な行動に出てしまうこともしばしば。

 とはいえ二つの大きな組織の頂点にいるだけあって柔軟な思考で、その時々で様々な対応を見せる。

 たった一人、雪乃自身を最初から求めた八幡を唯一雪乃の伴侶になり得る人間と判断し、オクタの協力もあって外堀は完全に埋まっている。

 しまいにはトップの権限を使って八幡を雪乃と同棲させた、ヤバい人である。

 

 

 烏面

 

 ナンバーズの一人。人事課のトップ。

 

 

 翁面

 

 ナンバーズの一人。諜報課のトップ。

 

 

 ???

 

 陽乃の前に現れた謎の人物。陽乃にあるものを渡す。

 彼、あるいは彼女の正体は……?




読んでいただき、ありがとうございます。

なかなか増えましたねぇ。

次回から、いよいよ最終章。


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