ゼロの使い魔 ご都合主義でサーヴァント! 作:AUOジョンソン
それでは、どうぞ。
「――で、そんなわけで北花壇騎士団や『元素兄弟』のおかげでようやくエレーヌのいるところを見つけてきたんだけど……」
「……イザベラ、ありがとう」
「……これは、どういうことかしら?」
園遊会も三日目が終わり、俺もジョゼットとのダンスをしてみたり忙しくしていたところ、アンリのところに匿名で「ガリア女王が入れ替わっている」との手紙が来たとかで、俺は今トリステインの控室に呼び出しを受けていた。そこに待っていたのが、アンリとマリー。そしてイザベラ。そこへ俺が透明になっているシャルロットを連れてやってきて、来客がイザベラだと知ったシャルロットが透明マントを脱ぎ棄てた後が、最初のイザベラの発言につながるわけだ。
……いやまぁそりゃシャルロットが入れ替わってると思って調べて捕まってる場所見つけたらまさか本人こっちにいるってなったらそんな顔にもなる。すっげー青筋立ってる。結構なブチギレ具合である。
「あー、その、な? ……シャルロットの影武者人形を置いてたんだよ。さらわれたのはその子」
「私がシャルロット。今あっちにいるのはタバサ」
「……そう。そういうことね。エレーヌの身代わりの人形に『タバサ』って名付けるそのセンスは置いておくとして……マズったかもしれないわね」
そういって、イザベラが親指の爪を噛む。こら。そういうことすると爪歪むからやめなさい。
そのあとイザベラに聞いてみると、この件はすでにトリステイン側のアンリだけではなく、シャルロット派……つまり王弟派筆頭だったバッソ達東花壇騎士団にも伝わっているらしく、シャルロット奪還のためにと動き出しているらしい。
「身代わり人形だからっていえば良いのでは?」
「そもそも、エレーヌの代わりに玉座についてるジョゼットって双子の妹がいるってのが問題なのよ」
「あー……なるほど」
シャルロットでもタバサでもどっちでもいいが、『ガリア女王を攫って別の人物に代えている』ことが問題なのだろう。ガリア的に王族に双子がいるってバレるのも問題なんだろうしな。
「となると、タバサ奪還作戦はしないといけないのかもな」
ロマリア側にバレないように、か正面突破で奪還か、は別として。ロマリア側にわからせるものとして、そういう大義名分が必要なのだろう。
「……うーん、でもバッソ達の軍勢もそんなにいないよな?」
ガリアとしてはかなりの数の軍人がいるのだろうが、こういうことに動かせる『信用できる』軍人に関しては少ないだろう。そして、アルビオンから軍を連れてくるにしても、教育と編成の真っ最中な状態から連れてくるのも数は知れている。
「……ルイズに『イリュージョン』でもやってもらうか?」
問題なのは向こうにも虚無を扱えるヴィットーリオがいるというところだが……虚無の魔法ばかりはいろんな種類があるから、予測もできないんだよな。うちのルイズだって『エクスプロージョン』からの『イリュージョン』とどういう習得ツリーになってるのかもわからないものだし。……最近は『アクセラレーション』も練習してるんだっけ? ジョゼフの魔法も使えるのかな? テファは相変わらず記憶を忘れさせる虚無しか使えないようだが……性格によるものなのかね。ルイズは優秀だし、いろんな種類を習得できて、テファは優しい性格だから傷つけないものしか習得できなくて……とか? ということはヴィットーリオは暗躍する計算高そうな性格だから、調略とかに向いてる魔法とか……? 『イリュージョン』と相性悪そー……騙されないかもしれないなぁ……。
「……とりあえず私が出方を見るわ。できれば向こうに取り入って……何とか情報収集してみる」
イザベラが、覚悟を決めた顔をしてそう言った。
「私は、ガリア女王のエレーヌに仕えてるの。たとえ同じガリア女王でも、今の偽物に仕える気はないわ」
「……イザベラ、良い顔するようになったな」
最初にガリアで出会ったときとは大違いだ。俺のそんな指摘に、イザベラは顔を赤くしてシャルロットを指さす。
「べっ! つにっ! 私はエレーヌのために動いてるだけだからっ。あなたに褒められてもうれしく……い、いや、嬉しいわ……ありがと」
「おっほ」
「え?」
「あ、いや、何でもない」
俺の中の気持ち悪いところが出てしまったな。俺がもしオルタ化するならこの部分が表出化するのだろう。……弱体化しそうだな。俺もかっこいいダークなオルタになりたいものである。……あ、でもいつだったか女神さまは『たぶんオルタ化とか無理じゃないですかねー。『別の側面』っていうのがないので……』とか言ってたな。……嫌だよ俺の側面『女好き』だけなの。他にもほら……あの……生前ちょっとやさぐれてた時とかあったろ。あの時とかさ。……え? その時でも女好きは変わってなかった? ……そんなぁ。
「ハァ……今から騎士団長を呼んでくるけど、説明は私がするわ。エレーヌは別に隠れてなくてもいいわよ」
「……ん。世話になる」
「はー、素直ねぇエレーヌは。勝手に突っ走ってギルの作戦にまんまとハマった私とは大違い……」
「……そんなことない。イザベラは私のために動いてくれている。ギルも私のために動いてくれていた。どっちもありがたい」
その言葉を聞いた瞬間、俺とイザベラは同時にシャルロットに抱きついていた。よしよし、いい子いい子。
「……ん、む、少し……苦しい」
「あー、ごめんなぁ、イザベラが力加減できなくて」
「はぁあ? あんたの方が力加減できてないんじゃないの? これだから男ってのは……」
「おいおい、俺のハグは心地いいと評判だぞ。シャルロットだって病みつきだ。試してみるか?」
「はんっ! 私は挑発には乗ってくタチよ。こいっ!」
「よっと」
姿勢を低くして両手を広げたイザベラを、優しく抱きしめる。
「あ……ん、と、終わりっ。終わり終わりっ。やっぱり私はエレーヌを抱きしめてる方がいいわねっ!」
数秒で離れてしまったイザベラは、何かをごまかすようにシャルロットに抱きつく。こちらに背中を向けるようにしているから表情は見えないが……。
「……顔、真っ赤」
「言わないでッ!」
「耳まで真っ赤」
「言わないでったら!」
ふむ、仲睦まじい従姉妹同士の触れ合いか。……脳内メモリーに保存しておくとしよう。
「……話がそれたわね。今から呼んでくるから、待ってなさい。……アンリエッタ女王、よろしいですか?」
「もちろん。この部屋のあたり一帯を人払いしておきましょう。マリー、頼める?」
「ええ! 見回りの人たちに『お願い』すれば行けると思うわっ」
そういって、マリーとイザベラが部屋を出ていく。……この部屋は広い。バッソとあと数人くらいなら入っても問題はないだろう。
「それにしても……ずいぶんと女性の肢体をお楽しみのようでしたわね?」
「……おいで、アンリ」
「あら、催促したつもりはありませんでしたが……来いとおっしゃるのなら、遠慮なく」
高級そうな椅子に座っていたアンリの言葉を聞いて、俺は最速で白旗を上げることにした。ガリア関係の問題が起きてからトリステインの王であるアンリの立場やらなんやらを使うだけ使ってほったらかしなことも多かったからな。ここらでガス抜きは必要だろう。両手を広げて迎え入れると、立ち上がったアンリが優雅に近づいてきて、ぽす、と腕の中に納まる。
「んんー……やはりここが一番落ち着きますわね。……男らしく、硬い体……毎回わたくしをいやというほどわからせてくる、力強さを感じます……」
「……俺の身体ソムリエ?」
なんかすごいこそばゆい。いや、誉め言葉? に対してもだけど、物理的にもなんか俺の背中に回されてるアンリの手がわさわさと動いてる気が……あ、いや、気の所為じゃないな。すんごい撫でまわされている。……まぁ、俺の身体に恥ずべきところなんてないしな。存分に堪能してくれたまえ。
「……ふぅっ。よし、満足ですわ。……いえ、素直に言えば服越しではなく直接堪能したいですし、もっと素直に言えばベッドを共にしたいですが……」
まぁ、それは後ですわね、と俺に流し目をしてくるアンリ。……朝までコースか。アンリも頑張ってくれているし、それに応えるためにも今日は開けておくとしよう。
少しだけ気まずそうなシャルロットも仲間に入れて話をしていると、扉からノックの音が。外で侍っている自動人形のモノだろう。ということはイザベラたちが帰ってきたということだ。
「どうぞ。開いておりますわ」
アンリの許可が出て、自動人形が扉を開ける。そこには、イザベラとバッソの姿が。……彼は東花壇騎士団を取りまとめているのだったか。そこは完全に……というか大半が親シャルロットの派閥らしく、何かあった時に秘密裏に動ける信頼のおける騎士団なのだとか。んー、他のところにはロマリアの息がかかってそうだしなぁ……。
とりあえずシャルロットを見て驚いている彼を入れて、再度作戦を立てることにした。ロマリアが滞在している大使館のようなところにタバサは監禁されているらしく、近々ロマリアへと移送されるのではないか、というのが情報を得てきたイザベラの意見であった。……確かにジョゼットと入れ替えたのならば、ガリア国内にそのままタバサを置いておくのは懐に爆弾を入れておくのと同じようなものだ。露見してしまえば大騒ぎになってしまう。それに、園遊会はかなりの期間続く。その間ずっと手元に置いておくのは好ましくないのだろう。
ならば、数日中に移送されるはず。そこを狙って、襲撃をかけるというのがイザベラたちの作戦のようだ。移送されるタイミングは、イザベラの懐刀である『地下水』という人物が探りを入れてくれるのだとか。潜入のプロらしく、今は大使館の中へ使用人として潜入しているのだとか。へー、小碓みたいなものか。すごい伝手を持ってるんだなぁ、イザベラは。
「なら、その時のために部隊は動かせるようにしておいてもらった方がいいな。後はルイズ達を呼んでおこう。どういう動きになるにしても、『イリュージョン』や虚無を使える人員はいた方がいい」
ルイズとテファは確定として、その護衛にエルキドゥ、身の回りの世話のためにシエスタも来てもらった方がいいだろう。宝具を使えばすぐに呼べる。今日中に連れてこよう。
あとは細かいところを打ち合わせて、俺たちは『地下水』からの報告を待つことにするのだった。……ちなみに、疲れもあったのか当初の予想を裏切ってアンリは一時間ほどでノックアウトされてしまい、今日はここで終わりかなと思ったのだが、それをどこで知ったのかシャルロットが参戦。その後復活したアンリが再び合流し、二人を相手に結局朝までコースになるのであった。
・・・
「まったく! あんたってマスター使いが荒いわよね!」
ふんす、と腰に手を当てて胸を張り、鼻を鳴らすルイズが、アルビオン公国控室でふんぞり返っている。……安心する光景である。その後ろでは、テファがはにかみ、エルキドゥがアルカイックスマイルを浮かべている。二人とも暮らしているところが似通っているからか、雰囲気が似てるんだよな。だから召喚されたのかな……?
「急いで来てもらってすまんな」
ヴィマーナで行って連れて来ての三時間フライトだ。かなりの高速移動だったので、テファなんかは外を見ないように俺にしがみついて離れなかった。……人はアレをただの脂肪の塊とか言うが、あそこまで行ったなら……夢や希望が詰まっているというのも、あながち間違いではないのだろうな、と思った。そのせいでちょっと操縦変になったところもあってエルキドゥから軽めのグーパンを貰ったが、まぁそれもご愛敬というやつだ。……いやほんと申し訳ないと思ってるよ。だからそんなに圧をかけないでほしい。
「……別にいいわよ。アンタは私のために動くし、私もアンタのために動く。……そ、それが愛し合ってる者同士だったら、なおさらでしょ」
「本当にありがとう。この世界でのマスターが、ルイズで良かったよ」
「ん。……私、言葉だけじゃ満足しないのよ。ほら」
そういってルイズが俺の目の前で両手を広げるので、抱き上げる。首筋に顔をうずめたルイズが、ちょっとだけ吸い付いてくる。おやおや、甘えん坊だな。俺もお返しに、ルイズの首筋を少し強く吸った。……お、結構ちゃんと付くじゃないか。
「んんっ!? ちょ、ちょっとぉ! 跡付けた!?」
「付けた」
「も、もーっ。しょうがないわねぇ……」
言葉では咎めるようなニュアンスを感じるが、表情がとろけ切ってるので、おそらく嬉しいのだろう。テファやエルキドゥの手前、困っているというポーズは取っておかないといけないのだろう。これが二人きりなら、たぶんブラウスのボタンをはずして、胸元あたりにも跡を付けるのを求めてくるはずだ。
「ギルの、っていう証みたいなものね。いいなぁ……ぎ、ギル? こ、ここにつけてほしいな」
そういって、テファはその巨大な果実を両手で持ち上げるようにして、こちらに向けてくる。……こ、ここに!? そんな、吸うところはここじゃなくてもっと真ん中の……あいたぁっ!
「……ギル? そろそろ話を進めた方がいいかもね?」
「……はい、そうします……」
いつの間にか横にいたエルキドゥが、俺の頬をつまんでくる。……本当に痛いぞ。マジでちぎれたかと思った。離された今でも、ジンジンと痛んでるからな……。
「エル、なんで邪魔するのよぉ……」
「ん? ……ふふ、それなら今日の夜にでも、ベッドで体中につけてもらった方が満足できるんじゃないかな?」
「っ! エル、貴方天才ね!?」
「一応誉め言葉として受け取っておくよ」
ふぅ、とため息をついて、こちらに視線を送ってくるエルキドゥ。……わかってるわかってる。テファもちゃんとかまって望みをかなえてやれってコトだろ? それはもちろん、と視線に込めながら、一つ頷きを返す。それでエルキドゥは満足したように笑って、圧を緩めてくれた。正解を引けたようだ。良かったぁ。
「……さて、エルキドゥの言う通り、これからのことを話そうと思う」
一度ルイズを下ろしてそう言うと、ルイズもテファも真面目な顔でうなずき、それぞれ話をする体制を整えた。椅子に座ったりベッドに腰かけたり壁に寄りかかったり三者三様ではあるが、まぁそれぞれ集中できるのならそれでいいだろう。
「ここに来るまでに軽くは聞いてるけど、あの教皇と竜使いの二人と本格的に対峙するのよね?」
「ああ。シャルロットの影武者として動いてもらっていたタバサが、攫われてロマリアの大使館に監禁されている。そして、ロマリア側の心情としてガリア国内でその状態を維持したくはないだろうから、何かしらのタイミングでロマリア本国に移送するだろう……ってのが、ここまでの話だ」
「……その、タバサは無事、なの?」
心配そうに、テファが聞いてくる。アルキメデスが作った人形というのは知っているだろうが、心優しいテファのことだ。自動人形と同じく、タバサのことも仲間として心配しているのだろう。
「ああ。俺とつながりがあるから、念話とまではいかなくともどんな状態かは大体わかる。監禁はされているが拘束はされてないし、何かされていることもない」
これは潜入しているという『地下水』からの情報でもある。その情報に、テファはほっと胸をなでおろす。
「うん。ならいいの。助け出した後は、ちゃんと休ませてあげてね?」
「もちろん」
シャルロットと同じで食べるのが好きなので、要望を聞いて望むものを食べさせてやるとしよう。
「それで? 移送されるときに襲撃して、奪い返すの?」
「ああ。今のところそれが最有力だな。東花壇騎士団がもっといたら、大使館襲撃も辞さないとは言ってたから、暴発しないことを祈るばかりだな」
「……そうなったらまた内戦かしらね。まったくもう、血の気の多いことだわ」
しょーがないわねー、とあきれたようにルイズがため息をつく。まぁほとんどないだろうが、可能性がゼロではない以上、気にしておくべきだろう。それから、二人には作戦の説明を続けて、ある程度の動き方を固めていった。
「うん、こんなもんかな。後は向こうがいつ動くかだけど……」
そこは待つしかないんだよな、と言おうとしたところ、扉がノックされる。
「ん?」
「失礼します。『地下水』です」
自動人形の先導で入ってきたのは、少女だった。シエスタより少し年下くらいかな? でも、なんだか不思議な雰囲気の子だ。確かに周囲に埋没するのが得意そうな感じがするが……。
「イザベラ様より、お集りいただくようにとお伝えに来ました。準備が済み次第、ご案内します」
「……休む間もなくて申し訳ないが、ルイズ、テファ、来てくれるか?」
「もちろんよ! そのために来たんだもの!」
「うんっ。私も大丈夫! いけるよっ」
俺たちの準備はあってないようなものだ。そのまま『地下水』の案内で、俺たちはイザベラの隠れ家とでも言うべきところへと向かうのだった。
・・・
隠れ家にいたイザベラからもたらされた情報は、ロマリアが園遊会の途中にも関わらず、本国へ帰ると告げてきたというものだった。
「なるほど、教皇ごと動くってことか。たしかにそれなら生半可な奴らでは手が出せない」
なんせこの世界での最大宗教の教皇だ。護衛もすさまじい数だろうし、その教皇の馬車にタバサが乗っていたりしたら、中を検めるのも大義名分がなければ無理だろう。
「出てすぐなら、待ち伏せもできるわ。……最初に言った通りの作戦になりそうね」
イザベラが悔しそうに呟く。かなり穴のありそうな作戦だからな。襲撃してタバサを救出できればロマリアを糾弾できることもあるだろうが、そもそもその襲撃の成功率が低そうだ。こちらも出れるサーヴァントは出すつもりだが、向こうにいるであろうドレイクは軍勢に対して有利に戦える英霊だ。個人の武勇としても、問題なく戦えるだろう。そもそも『星の開拓者』だ。こちらの攻勢をひっくり返せる判定が出てもおかしくはない。
「……『イリュージョン』の魔法は使えるわ。魔力的にも……軍勢を見せるくらいならできると思う」
話を聞いていたルイズが、自信をもって答える。以前とは違い、戦艦を大量に見せるわけではなく、人を大量に見せるだけなので、消費魔力もそれよりは少なく済むのだろう。
「後は……一人になるだろうジョゼットが動けないようにしておくか」
ガリアという国に対して、こちらから色々と働きかけよう。即位したばかりの女王なら、仕事量を増やしたり嫌なところを突いて対応せざるを得ない状況を作ってあげれば、簡単には動けなくなるだろう。連携されてしまうのが一番面倒だからな。
それに、こういうことなら得意だ。何せ、生前も書類仕事をしまくり、今でも書類仕事に忙殺されている俺だ。どういう仕事が一番時間を取られるかはわかっている。
「それじゃあ、軍を動かすわ。一度動けば止まれないわよ。覚悟は良い?」
「ああ、できてるよ」
そのやり取りの後、イザベラはガリアの軍を動かしに。俺もガリアへの書類攻撃と、今動けるサーヴァントに集まってもらい、教皇襲撃の準備を進めていくのであった。
・・・
「イザベラ、腕を組んでもらえるか」「はぁ? ……まぁ、いいケド」「で、顔を左右どっちかに向けて、少しだけ上を向いてもらえるか?」「何その細かい指示……こ、こう?」「よし、そのままちょっと止まっててくれよ……」「む、むぅ……」「あー、いい表情! ちょっと不機嫌な感じ良いねー。……いよし、これでオッケー。ありがとな、イザベラ」「別にいいけど……何、その板。私に向けてたけど、なんかのマジックアイテム?」「これは……神様デバイスって言っても伝わらんよな……ええと、まぁ、そんなもんだ!」「ふーん、そう……」
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