エロエロンナ物語   作:ないしのかみ

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ビッチとダニエル編です。


〈外伝〉、実習航海1

〈外伝〉実習航海1

 

 練習帆船『エロンホーフェン』は北辺の貴族、エルン・エロボスラー辺境伯が王家へ寄贈した二艢式の航洋ヨットだ。

 名は辺境伯の領地にそびえる高峰からで、古妖精語で『輝きの峰』との意味。

 何か水上で儀式のある時には王家のお召し船になる為、その内装は贅を尽くしてあるが、平時は海軍士官学校の練習船として運用されている。

 ただ、武闘派で知られるエロボスラー伯爵が建造しただけあって、ヨットと言っても武装は施されており、実質的にはコルベット艦と呼んでも差し支えがない。小粒ながらも有力な小型艦だ。

 

「総員起こし!」

 

 夜も明けきらぬ早朝、声と共に船鐘が鳴る。

 鳴り終わる前にバタバタと全員が起きて甲板へ。

 既に学校では日課みたいな物であり、貴族子女であるビッチも慣れてしまっていた。

 

「おはよう」

「おはようございます」

 

 個室を出ると挨拶が交わされる。狭いながらも個室を与えられたのは、自分が士族である為だ。まだ士官候補生の身分だったら大部屋で雑魚寝だろう。

 この様に伝統的に海軍では身分差が大きい。釈然としなかったけど、士族位を貰っておいて良かったと感謝する。

 

「よぉ、おはよう」

 

 同じ様に個室を与えられているダニエルが挨拶する。

 

「おはようございますわ。甲板へ急ぎましょう」

 

 士族の者は先任士官としての役割を与えられているからだ。同級生達数人を率いる指揮官である。指揮官が遅れる訳には行かない。

 

「お嬢様。御髪を…」

「後で。今はその暇はありませんの」

 

 コテを構えた従兵相当の侍女を振り切る。お陰で自慢の縦ロールは解けかけているが、仕方ない。甲板に上がると当直以外の全員が集まってきていた。

 実習練習航海も三日目だ。

 ネーベル湖を出てポワン河へ入り、そのまま河口まで下るのに一日。さすがに河の流れに乗って下るのは早く、二日目は海上に出た。時化ずに天候は良好。

 そして三日目。エロンホーフェンの寄港地となるウサ耳島が、既に見えている筈だった。

 残念ながら、まだ薄暗くて見えないが。

 

「全員、注目!」

 

 教官の声。船首楼の上に仁王立ちになった教官達が、ビッチ達を見下ろしている。

 最終的に実習に参加したのは六十余名。全校生徒の一割程度だ。皆の目が教官へと集中する。

 

「実習も三日目になった。本日夕刻、バニーアイランドへ寄港予定であるが、日中は各種訓練を行うので気を抜くな」

「「「「はいっ!」」」

 

 全生徒の返答に教官は満足そうに頷き、予定を述べて行く。

 ちなみにバニーアイランドとは、ウサ耳島の正式名称である。ウサ耳族が大量に住んでいるのでこう呼ばれており、世間的にも通称の方が通りが良い。

 

            ◆       ◆       ◆

 

「第14班点呼!」

「いち」

「にー」

「さん」

「しー、全員揃ってます」

 

 この班の責任者はビッチ・ビッチン(自称)であった。

 彼女自身が一年生である為、配属された者達も一年生中心である。恐らく、幾ら士族であっても、上級生を指揮下に置くと問題が起きると判断したのだろう。

 これは別班のダニエルも同じ措置が執られている。

 その中で、ただ一人の二年生はガリュ-ト・ベクター。彼は副班長として経験の少ないビッチの補佐に当たる事になっている。

 

「宜しい。わたくし達は07:30(まるしちさんまる)時より当直を交代。右舷にて配置に付きます。任務交代は13:30(ひとさんさんまる)時。さぁ、時間がありません。直ちに食事にかかるのですわ!」

「イエス・サー!」

 

 部下達は敬礼すると直ちに解散。食堂へとひた走る。余裕は三十分しかないからだ。

 無論、班長のビッチだって例外ではない。

 現時点では士官候補生は兵食しか口に出来ない。それが教育の一環である。

 士官になったら兵とは別にやや高級な食事をあてがわれるが、実はそれは自腹であり、給料からさっ引かれるのを知ったのは、ついこの前だ。

 だから新米の少尉や中尉なんかは兵と同じ兵食を食べるのが多い。佐官クラスにならなけれは、士官食なんか毎日口に出来ないのが現実。

 でも彼女は絶望しない、要は口を兵食に慣らしてしまえば良いのだ。幸い、好き嫌いはないし、兵食でも充分旨いとの味覚も持っている。

 兵員食堂は居住区にある。専用の施設ではなく、夜はハンモックを吊って兵員が眠る場所だ。自然と置いてあるテーブル等も組み立て式の簡素な造りである。まぁ、これは海軍の船ならどこも同じなのだが。

 

「今日の献立は挽肉のキャベツ巻ですの。まだ野菜は欠乏してませんのね」

 

 大抵、生鮮食料品は一週間(六日)で使い尽くして船内から消える。と先輩達からビッチは聞き及んでいる。あとは保存食が中心となる。

 

「流石にまだ航海三日目ですからね。今日港へ寄港しますから、当分は美味しい物を口に出来るでしょう」

 

 顔を上げると向かいの席に副班長のガリュートがいた。

 ぴょこんと頭から兎耳が突き出しているのは、彼がウォーリアバニーであるからだ。しかも、かの種族では希少種の男性だ。

 

「ガリュート先輩」

「先輩はよして下さいよ。貴女は班長。俺は部下です」

「でも、先輩は先輩ですわ。今は訓練時ではありません。そう呼ばせて下さいな」

 

 ビッチの言葉に彼はやれやれと肩をすくめた。

 

「班長のお好きな様に」

「では、食事を頂きましょう。時間は有限ですわ。ああ、食べながらで良いから、予定表のチェックをお願いしますわ。副班長」

 

             ◆       ◆       ◆

 

「二番、三番リギンを巻き上げろ。そこ、遅いぞ」

「精霊の御名において吹き荒れよ。【送風】」

「取りかーじ、何やってる。一人で駄目なら、五人がかりで舵輪をもっと早く回せっ」

 

 船を縦横無尽に海上を機動させる猛訓練が始まった。

 帆を展開し、【送風】の魔法を使い、舵を右へ左に切ってエロンホーフェンは突き進む。

 ローリング、ピッチング。

 揺れが酷い。普段、ネーベル湖で行ってる帆走練習と違い、海ならではの波浪が船体に襲いかかる。半人前の船乗り達の一年は船酔いでダウンする者も続出だ。

 

「ユーリィなんかは、はぁはぁ、平気なのでしょうね」

「多分、うえっ…エロコもだ。あいつ、私掠船に乗ってた…とか、言ってた…からな」

 

 当然、と言うか、海に慣れてない新米士族の班長二人はグロッキーだ。

 ダニエルは折角食べた朝食を海へとプレゼントしているし、ビッチの方も息が絶え絶えである。班の指揮は実質、ガリュートが仕切っていた。

 三年生は年期があるだけに大抵は平気である。二年生は三割が船酔いと言った所か。対する一年は、大半が使い物にならない。

 

「エロコはともかく…どうして…ユーリィは参加…しなかったんだろうな」

「さぁ、野生児の考える事なぞ…理解出来ませんわ」

「一番楽しみにしてた…あいつが」

 

 ダニエルは同級生二人の名を上げて不思議がる。今回、この二人は実習航海に参加しなかった。不可解なのは、直前になってユーリィが参加をキャンセルした事である。

 ビッチはその理由を知っていたが、敢えて沈黙する。

 知らない方が良いのだ。例え、もう巻き込まれている口だと言っても、知れば不幸にしかならないのだから。

 

「よーし、交代」

 

 交代時間を告げる船鐘が鳴った。くたくたになった午前担当班に代わって、午後担当班が甲板下から現れるが、こちらも一年生達は既にグロッキー気味だった。

 現場に居ようが居まいが、先程まで、船をぶん回していたのだから仕方ない。

 6時間後の夜間担当班が交代するまで、彼らもみっちりとしごかれるのだろう。

 

「第14班集合」

「欠員無し。但し、マルカ、ゼオ、リーリナの三名は救護室です」

「…それ、全滅ですわね」

 

 班長、副班長を含めて五名である。内、ぴんぴんしているのはガリュートのみだ。

 副班長は苦笑いしながら「まぁ、最初はこんなもんですよ」と声を掛けてくれるが、ビッチとしては敗北感で一杯であった。

 

             ◆       ◆       ◆

 

 エロンホーフェンは夕刻には入港する。

 ウサ耳島、バニーアイランド最大の港町、ポートバニーは予想に反して大規模でグラン本土にある並みの港町にも負けない規模があった。

 

「これがポートバニーの港ですか。大型船が出入り出来る立派な埠頭がありますのね」

 

 正直、南海にある島の港なので、この船の様な小型船がやっと横付け可能な、しょぼい鄙びた港を想像していたので、数隻の大型船が寄港している光景は予想外であった。

 盛んに荷の積み込みを行っており、端から見ただけでもその取引量は膨大であるのが見て取れる。

 

「我が国唯一とも言えるゴムの大産地ですからね。あと砂糖やジュートみたいな植物資源の一大集積地ですよ」

 

 船を降りたビッチにガリュートが説明してくれる。

 一応、エロンホーフェンも軍艦だけあって、全乗組員が全て下船するような事は無い。必ず半分のクルーを残す半舷上陸が基本である。今日、ビッチの第14班は上陸許可が下りている。

 

「流石、地元ですわね」

「それを言われるのは辛いのですけどね。あまり、この島へ戻って来たくは無かったので」

「あら、何故ですの?」

 

 彼はウサ耳島の地元民である。

 ビッチは班長として部下の履歴はチェックしている。 確か、この島の有力貴族出身であった筈だ。しかも男爵家の跡取りである。

 

「本当は家は兄貴が継ぐ筈だったんですよ。俺は次男で…。

 だから、この士官学校も辞めろ辞めろと実家が煩いんです」

 

 海軍士官学校は長子以外が入学し、士官になって士族位と職を得るのが一般的な入学動機である。しかし、そのまま男爵位を継げるなら、わざわざ在学する事もあるまいと判断されてもおかしくはない。

 別に士官にならなくとも、爵位を継げば充分に生活出来るのだから。

 

「兄貴は急に死んでしまいましたから、俺に白羽の矢が立って…。だから今回の寄港で身内に見つからないかって、びくびくしてるんですよ」

「それは…ご愁傷様ですわ」

 

 彼が海が好きな事をビッチは感じていた。

 志半ばで強制的に進路を変えられるのは、彼女にも嫌悪感がある。しかし、跡継ぎとして考えるのなら、彼は学校卒業後に、海軍士官の道を捨てざる得ないだろう。

 そんな事を考えていると、彼女の脇を日焼けした少女と小山のような塊がすれ違った。数本の脚がわしゃわしゃとリズミカルにステップを踏んでいる。

 

「アラクネー!」

 

 彼女が叫んでしまったのも仕方が無いだろう。それは節足動物から少女の上半身が生えている魔族なのだ。

 しかし、叫ばれたその少女は立ち止まってこちらを振り返り「へ?」と首を傾げている。小山のような下半身はピンク地に紫色で、蜘蛛に良くある剛毛は生えていない。

 

「あの…島外から来た方ですよね?」

 

 と褐色の日焼け少女。ぐるんと身体ごとこちらを向く。

 

「怖がらないで下さい。何も貴女方へ危害を加える気は無いですよ」

「大丈夫です。彼女の種族はヤシクネー。アラクネーの親戚というか、亜種と言うか、昔からこの島に生息してる…」

「あっ、ガリュート様だぁ!」

 

 副班長の説明途中にヤシクネーと紹介された当人が叫んだ。

 その声を聞きつけたのか、港中からわらわらと人が集まってきて、あっという間に取り囲まれてしまう。

 特にヤシクネーと言われた魔族がかなりの数混ざっているので、ビッチとしては悲鳴を押し殺すのに必死だった。

 皆、ガリュートの事を知ってるらしく、「若が戻られた」とか「これでベクター家も安泰です」なんかの声が混じっている。

 

「副班長、これは?」

「…だから戻りたくなかっんだ。君!」

 

 と指名されたのは、最初の褐色ヤシクネー。

 

「は、はい」

「実家へ行く。先導を頼む。

 他の者は作業に戻って欲しい。これは命令だ」

 

 

            ◆       ◆       ◆ 

 

 六本の脚が複雑に動いている後ろを歩くのは、変な気分だった。

 港からは立派な街道が伸びていた。両側は椰子の木なのだそうで、ヤシクネー達が盛んに登って椰子の実を採取している。

 先頭を行くヤシクネーの名はルウ・ピプン。ガリュートの実家、ベクター男爵家に仕える領民で、普段は農作業に従事しているらしい。

 ヤシクネーとはヤシガニの下半身を持ったアラクネーの亜種であり、雑食だが椰子の実を主食とする魔族なのだそうだ。

 八本の脚の内、前腕の二つは大きな鋏となっている。胴体は毛で覆われてなく、キチン質の硬い甲羅でここらは蟹に近い。甲殻類の前部に女性の上半身が生えていて、当然だが服も着ている。白いシンプルな袖無しワンピースだ。腰に当たる部分はロインクロス(腰布)を垂らしている。

 ヤシガニ同様、木に登るのが上手く、樹上労働者としては優秀で、特に南洋産の高い樹木相手の作業には引っ張りだこなのだと言う。

 

「にしても驚きましたわ」

「魔族と言っても温和な種族だからね。

 昔から、この島ではウサ耳族と共同生活を営んでるから慣れてるけど、島外の者はかなり衝撃を受けるみたいだな。大陸では見かけないし」

 

 無論、領民と言うからにはグラン王国民だ。魔物でないのでちゃんと納税もしているし、その権利も領主によって保障されている。

 

「寒い所で活動するのが苦手なんです。姉が申してましたけど、本土では雪とか言うのが降るんでしょう。動けなくなってしまったそうです」

 

 とルウ。アラクネーの中には冬でも元気に活動するのも居るが、ヤシクネーは熱帯産だけあって寒さに弱い様子だ。グラン本土で見かけないのもそのためだろう。

 

「彼女たちが大陸を歩いていたら、最悪、斬り殺されていますわよ」

「ははは、違いない。っと、ルウ、ここまででいい」

 

 椰子の木畑を過ぎて、樹上で作業するヤシクネー達の目が届かなくなった頃合いに、ガリュートが突然、そう発言する。

 

「えっ? ガリュ-ト様、男爵邸まではまだありますが」

「屋敷へ行くと言ったのは嘘だ。俺はまだ、士官候補生だからな」

 

 絶句するルウ。そのまま身を翻す副班長を、ビッチも呆然と見守るしかない。

 ルウは暫く固まっていたが、はっと我に返る。

 

「ガリュート様ーっ」

 

 焦って両手だけではなく、前腕の大きな鋏をもぶんぶん振る。

 

「ルウ、彼女を港へ連れ帰ってやってくれ。俺が逃亡した事は適当にお袋達に説明を頼むぞ」

「そんなー、あたしが怒られますからー」

 

 しかし、無情にも彼は手をひらひらさせて、芭蕉の木が群生する密林の奥へと姿を消した。わざと木の密集した狭い場所を選んでいる模様で、図体のでかいルウでは追いかけるのが難しい。

 

「門限には帰ってくるのですわよー」

 

 そのビッチの声も聞こえてるのか、聞こえてないのやら。

 半舷上陸の期限は翌日15時。

 それまでに帰還しないと流石にビッチでも彼を庇いきれないからだ。

 

「さて…ポートバニーへ引き返しましょうか?」

 

 縦ロール令嬢の言葉に、ルウはこくこくと頷くしか出来なかった。

 

            ◆       ◆       ◆ 

 

「へー、案外腹部は柔らかいんだ」

「わぁ、触らないで下さい」

 

 真っ赤になった顔を隠すルウ。士官候補生達が泊まる予定の宿舎で、彼女は興味津々な生徒達に囲まれて見世物状態になっていた。

 

「この鋏凄いね」

「力仕事用ですよ。主に木登りに使います」

「鉄の棒でも切断出来そうだ」

「それは無理です。でも、曲げる事程度なら…」

 

 始めは皆、人外の魔族にびっくり仰天だったが、好奇心の方が勝ってしまい、しかもルウが人畜無害っぽいので質問攻めに遭い、そしてぺたぺたと触りまくられる羽目に陥っているのだ。

 

「人気だね」

「みんな興味あったんですわ。ただ、港で働いているヤシクネーの方々には流石に初対面では近づきがたかったのでしょう」

 

 ダニエルに答えるビッチ。

 丁度良いタイミングにルウを連れてきてしまったのだろう。ちょっと可哀想だが、真面目に受け答えをしている辺り、まんざら嫌でもなさそうだ。

 

「【魅了】とか使えるの、それと糸を吐けるのかな?」

「あたしは使った事無いですね。糸は吐けますよ。あたし達の種族は上手ではありませんけど、お尻から」

「やっぱ、生まれるのは女性ばっかなのか? 卵とかは」

「誤解されますがヤシクネーは胎生ですよ。

 それと…、女性しか産まれないのは本当です。だから、その…今回、ガリュート様が戻ってきたのが一大イベントになる筈なんです」

 

 突如、パンパンと手が鳴った。皆か驚いて振り向くとビッチ・ビッチンが歩み出る。

 彼女は少ししかめっ面をすると「そろそろ解放して差し上げなさいな」と皆に告げ、ルウの手を取るとそのまま奥へ、自分の部屋へと引っ張って行く。

 

「強引に連れてきて申し訳ありませんわね」

 

 扉を閉めるとまず謝罪。

 部屋は個室である。本来は二人程度なら充分な広さが確保出来るのだか、ヤシクネーの身体は大きい為、かなり窮屈になってしまった。

 

「いえ、あ、寝台に乗っても良いですか?」

「ええ」

 

 ルウの巨体がよっこらせと寝台へ移る。ぐるんとベッド上で回転するとそのまま腹部を降ろして公爵令嬢に顔を向けた。これでかなり狭さは解消だ。

 

「さて、お尋ねしたい事がありますの。

 副班長。いえ、ガリュ-ト先輩に対する一大イベントとは?」

 

 個人的な興味のみならず、第14班の班長の立場としても把握すべき事柄であった。

 

〈続く〉

 




 ヤシクネー。
 ヤシガニが下半身のアラクネーって面白かろうと作ったオリジナル魔族です。
 設定的には亜種で弱いんですけどね。
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