謎の至高Xオルタ   作:えっちゃんの羊羹

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31話です。
非常に遅くなりましたすいません。

感想評価ありがとうございます。

今回は整理と今後の予定を大雑把にまとめた感じです。
前の1.5倍くらいの量になってます。

後これを投稿した時点でCCCコラボできると思っていたのは秘密。0時からじゃないのね




31話 未来を見るための話

 ナザリックを離れてエ・ランテルで正体不明のドラゴンについて調べようとしていたXオルタだが、彼女の計画は1日経たずに頓挫していた。正確にはできる事は全てやりきったとも言えるがろくな成果が無いので大差はない。

 

 Xオルタの調査方法は大きく分けて2種類になる。聞き込みと資料の確保だ。

 どちらも悲惨だが特に聞き込みは酷いものだった。冒険者としての交渉はモモンガが全て取り仕切っていたからXオルタには伝手が殆ど無い。何故か彼女を気に入っている組合の受付嬢のイシュペンと大きな貸しのあるバレアレ家の2人だけが彼女がコミュニケーションを取れるエ・ランテルの住人だった。そして両方ともXオルタに望む情報は与えられなかった。

 

 まず、バレアレ家の2人は今朝方カルネ村に引っ越してしまっている。クレマンティーヌの獄死が決め手となり転居に踏み切ったのだ。

 エ・ランテルという王国の中では比較的クリーンで治安の良いはずの王家直轄地、その公的機関でも特に警備の強固な牢獄での暗殺はクレマンティーヌの背後にある組織の力を彼らにまざまざと見せつけたのだ。

 その恐怖にさらされたバレアレ家の決断と行動は極めて早かった。瞬く間に引っ越しの準備を済ませ後は信用できる護衛を雇うだけという状況になっていた。

 この信頼できる護衛がモモンガであり、冒険者稼業を暫く控えようとしていた彼はエ・ランテルから距離を取れる機会とみて一も二もなくその仕事に飛びついたのが今朝の事。もともとバレアレ家の2人もこれまでの経緯からして"漆黒のモモン"以外を雇うつもりは無かったので話はトントン拍子で進み1時間も掛からずに3人揃って街から出て行ったのだ。

 この話の最悪な点は全てのやりとりが朝、つまりXオルタの朝食の時間に行われたという事だ。食事に命を賭ける彼女は結局バレアレ家の2人から情報を得られず、旅立つ事を許すことになる。モモンガがこの交渉でバレアレ家の2人から引き出したものは街に残るXオルタとナーベラルの大きな助けになるが長生きした知恵袋を頼れなくなったのは痛手だった。

 

 次にイシュペンについてだが、こちらは素晴らしいことに対話のチャンスがあった。しかし、問題は彼女が冒険者組合の受付嬢という下っ端に過ぎないということだ。重要度の高い情報は彼女から得られず、唯一Xオルタが新しく得た新しい情報は一昔前に帝国のワーカーがドラゴンを討伐したという逸話だけだった。

 当然、役に立つはずもない情報だがイシュペンは短い時間でできる限り調べてくれた。彼女の話に意味がない以上、伝説やお伽話の領域になってしまう。

 

 冒険者組合という事実に裏付けされた情報しか扱えない立場のイシュペンに頼れないとわかったXオルタは大幅な方向転換をする事になる。古書や伝説についての書籍などをかき集めたのだ。

 しかし、この方法にも大きな欠陥がある。金だ。

 識字率の低いこの世界で本は金持ちの物だから超高級品である。更にモモンガが街から離れ、受ける依頼を減らすため収入がガタ落ちする。

 収入についてはナザリックの鍛治長に偽造硬貨を作らせる事になって表面上は解決したようにも見えた。しかし、当たり前だが偽造硬貨に頼り切ることはできない。更に冒険者の収入は受けた依頼に応じて変わるため他所から見てわかりやすく、あまりに金遣いが荒いと悪目立ちしてしまう。

 ここでモモンガがバレアレ家の2人との交渉で勝ち取ったものが役に立った。エ・ランテルにあるバレアレ薬品店の保持の仕事だ。引っ越しても収入が無くては生きていけないバレアレ家の2人にとって店は命綱に等しい。店を捨てられないならそこを守る存在が必要だった。

 これによって宿代が浮くだけでなく、僅かだが安定した継続収入も得る事ができる。また、この仕事は街に残る2人の助けになるだけでなく、ナザリックの外貨問題に大きく寄与する事になるがこの場ではあまり関係がない。

 

 結局、白金貨に相当する大金を使って買い込んだ大量の本をXオルタがバレアレ薬品店に運び込んだ頃には既に日暮れに差し掛かっていた。

 

「私は今から部屋に篭ってこの本を読み漁ってくるけれどナーベラルはどうする? 暫く暇になると思うけれど……」

「まずはモモンガ様とアルベド様に今日の報告をします。その後Xオルタ様のお世話をさせていただければと思います」

「あ、うん。わかった。よろしくね」

 

 予想外に筋が通った答えにXオルタは僅かに焦りながら答える。翻訳用アイテムを持ち、本を読めるのがXオルタだけなのでポンコツのナーベラルは手持ち無沙汰になると思っていたのだ。

 しかし、若干対人能力に難があってもナーベラルはナザリックのメイドであり、ナザリックのメイド達の設定欄には常に「完璧なメイドである」と文面に多少のブレがあるが書かれている。外部の人間が関わらなければナーベラルはその真面目さに見合った有能さを示せるのだ。因みにこの設定のせいでポンコツ属性持ちメイドが設定上いなくなった事でアインズ・ウール・ゴウンのメイド製作担当者たちの中で一時期論争になっていたが、この場では関係ない。

 しかし、一日中失敗し続けたXオルタから見れば自分がナーベラルと比べて仕事が出来ないように感じてしまう。今から取り掛かる作業はナーベラルにはできず、自分でなければならないのだとXオルタは気持ちを切り替えるが、彼女の仕事に結果は伴わないだろう。

 そもそもザイトルクワエをドラゴンと勘違いしている時点で最初の舵取りを盛大に間違えているのだ。この後、ろくな情報を得られずにXオルタが仕事を放り投げるまで然程時間は掛からなかった。

 

 

 ◇◆◇

 

 

 Xオルタが情報収集で失敗した翌日、モモンガはバレアレ家の2人の護衛としてカルネ村に到着した。このまま彼はトブの森の調査に向かおうとした所でナーベラルからのメッセージに出鼻をくじかれた。

 

「つまり封印されたはずのドラゴンについての情報はなかったのだな」

「はい。全ての書籍に目を通した訳ではないとのことですが特別強力なドラゴンについての記述は無いそうです」

「ん、まだ全部読みきった訳ではないのか。どれくらい残っているんだ?」

 

 結果が出ているのならば残りも僅かで近いうちに合流する事になるだろうと思い尋ねたモモンガだが、ナーベラルの答えは予想を大きく裏切るものだった。

 

「はい。今のところ数の上では1割程読み進めたと伺っています。残りはスクロール状の古書が6巻、Xオルタ様曰く『人を殺せるサイズ』の物が15冊、『武器になるサイズ』の物が更に――」

「もういい。随分あるのだな。……オルタさんが無茶しない様に手伝って上げてくれ。それと、必要なものがあったら言ってくれ」

 

 ナーベラルの報告からXオルタの失敗を察したモモンガは呆れながら何らかのフォローをしようと考えた。遠くのモモンガがそう考えたのだからXオルタのすぐ側にいるナーベラルも助けになりたかったのだろう。控えめに恐る恐るモモンガに頼みごとをしたのだが少々答えに詰まるものだった。

 

「かしこまりました。……では、早速なのですが1つお願いしたいのですが、Xオルタ様のメガネの様な翻訳用アイテムをお貸しいただけますか?」

「ああ、なるほど。……たしかセバスに……。そうだな、すぐにはできないが対処しよう。後、アルベドには私から伝えておく。ではご苦労だったナーベラル」

 

 メッセージを終えて立ち上がったモモンガはバレアレ家の2人に声をかけてからナザリックに戻った。初めは直接トブの森に入るつもりだったが、ナーベラルの要望を聞いて気が変わった。

 ナーベラルの頼み、個人的な狙い、そしてナザリックの抱えるメッセンジャー不足の解決、3つの目的を同時に成し遂げる一石三鳥の策のため、モモンガは骨の顔に僅かに浮かびそうになる喜色を抑えてアルベドに会いに行った。尚、アルベドは何故か骨の顔に浮かぶ表情に気が付いて暴走することになる。

 

 

 ◇◆◇

 

 

「ココデ飲ム機会モコレカラ少ナクナルナ」

「ええ、明日からは我々もナザリックの外で任務に着く。暫く顔を合わせる事が減るのは寂しくなるけれど……」

「シカシ、我々モ遂ニ新タニナザリックノ外ノ仕事ヲ任サレタノダ。此レ程喜バシイ事ハナイ」

 

 ナザリックの第九階層にあるこじんまりとしたショットバーで2人が持つグラスから澄んだ音が静かに響いた。

 其々にグラスに口をつけるとおもむろにデミウルゴスが口を開いた。

 

「確か君は第一〜第三階層のアンデッドによる部隊を率いてトブの森に向かうんだったね」

「アア、アウラトマーレガ調査シタ森ヲ私ガ武ト威ニヨッテナザリックノ存在ヲ知ラシメ、支配下ニ置クノダ」

「成る程、それはまさしく武人として創造された君に相応しい仕事だ。アインズ・ウール・ゴウンの最初の領土を手に入れるという意味でも極めて重要なものだね。少し羨ましさすら感じるよ」

 

 与えられた任務を説明するコキュートスの声に熱がこもり始めたところでデミウルゴスが遮った。ここのマスターは静かに酒を楽しんでもらうことを好む。コキュートスの調子では放って置くとバーの雰囲気を壊しかねないと思ったのだ。

 しかし、マスターであるナザリック副料理長も常連が少し羽目を外しそうになったからといって気を悪くする様な茸ではない。何せ彼らにとって初めての仕事だ。シャルティアですら客人という名の捕虜の応対という大任を賜っているのに彼ら2人は明確な仕事がなかったところでやっとなのだ。

 しかも聞く限りではコキュートスの物はナザリック史に残ってもおかしくない。興奮しないというのが無茶というものだ。

 明日の仕事を2人がしっかりとこなすためならば多少バーの雰囲気が壊れてもいいだろう。存分に楽しんでほしいと思い副料理長はグラスを拭きながら落ち着きを取り戻し、静かになった2人の話に割り込んだ。

 

「私も羨ましく思いますね。異変の後のナザリックの一番槍。誇るべきことですね」

「ソウ思ッテクレルカ。気ヲ引キ締メテカカラネバナ。デミウルゴスハドウナノダ?」

「ふむ、私は君ほど目立つ仕事ではないがとても重要で難しい仕事だよ。Xオルタ様のサポートと王都で情報収集にあたるセバスのサポートを同時にしなければならない」

 

 難しいというデミウルゴスだがその声と表情には何としてもやり遂げるという強い意志が見えた。しかし、詳しい事情を知らない副料理長はともかくコキュートスには引っかかるところがあった。

 

「ナント! 王都トXオルタ様ガ拠点トスルエ・ランテルト云ウ街ハ随分ト離レテイタ筈。難シイ仕事ニナルナ」

「ああ、私も最初に聞いた時その点をどうするべきか悩んでいたんだ。しかし、さすがは至高の方々。私程度が思いつく悩みなど既に解決策を用意しておられたという事さ」

「オオ、サスガハ至高ノ方々ダ。一体ドノヨウナ策ヲ用イラレタノカ聞イテモイイダロウカ?」

 

 自分達の主人の活躍を聞く事は創造されたNPCにとって最高級の喜びだ。コキュートスの質問に合わせ副料理長もつられる様に耳を傾ける。デミウルゴスもそれに応じて説明しはじめた。

 

「至高の方々の策を全て説明する事は難しいからまずは結果から説明しよう。お二方はエ・ランテルの街に住居を手に入れたのさ。お陰でセバスの購入した屋敷と恒常的な転移門を設置できる様になったのだよ」

「成る程、2つの屋敷を転移できる様に繋いでしまえば距離は関係ありませんね。単純ですが素晴らしい方法です。しかし、デミウルゴス様の任務のためだけに家を用意するのは少しばかり出費が気になります」

 

 デミウルゴス話を受けて副料理長が言葉をつなげた。食料を扱うクラスのため経費に不安があったのだと彼は小声で付け加えたのだがそれを待っていたかの様にデミウルゴスが続けた。

 

「確かに出費は重要だ。しかし、そこが至高の方々の凄まじいところでね。この住居を得るに当たって金銭的な支出は皆無なのだ。しかも併せてパンドラズ・アクターの研究に有用な人材を確保なさったらしい」

「パンドラズ・アクターノ研究カ! ソレハ素晴ラシイ!」

「確か他の至高の方々を呼び戻すための研究でしたね。ナザリックにいる全てのシモベにとって喜ばしいことです」

 

 デミウルゴスの説明からコキュートスと副料理長が其々に感嘆の声を漏らす。

 

「ああ、最早私ごときでは足下にも及ばないとはっきりわかったよ。遡るとこの策は異変の後、最初に外部と接触を持った事から始まっている様なんだ」

 

 デミウルゴスの話の余りのスケールに話を聞く2人は既に呆然として声も出ない。客と店主という境目も曖昧になって聴き入っていた。

 

「全てはポーションが軸になっているんだ。――」

 

 デミウルゴスはバレアレ家の2人を引き入れた経緯を説明する。伝聞なので正確さは欠けるが足りないのはモモンガとXオルタの葛藤と戸惑いだけなので9割り増しに2人が賢く聞こえてくる。

 

「――結果、バレアレ家の2人と協力関係を結び、これからパンドラズ・アクターと引き合わせられる様に徐々にナザリックのことを明かしていくらしい。Xオルタ様はここでバレアレ家の2人が居なくなったバレアレ薬品店に今いらっしゃる」

「成る程、店の管理を行うという事は外貨の入手手段も手に入れたことになりますね。凄まじい手腕です。それで忙しくなったXオルタ様は昨日から食堂にお越しにならなかったのですか」

 

 デミウルゴスの話を聞いて感動に打ち震えながら副料理長は本職の方を思い出し嘆息した。しかし、それはデミウルゴスには無視できないものだった。

 

「まさか、Xオルタ様が食堂にすらいらっしゃらなかったとは……」

「ソレダケ多忙デアラレルト云ウコトダロウ。デミウルゴスハXオルタ様ガシッカリナザリックニ戻レルヨウニセネバナ」

 

 気落ちしたデミウルゴスはコキュートスの激励を受け、気を取り直すがやはり不安があるようで声に普段の張りがなかった。

 

「ええ、それは当然の事。しかし、Xオルタ様がナザリックに戻られなかったのは大きな問題だ。それが気掛かりなのだよ」

「フム、デミウルゴスガ言ウノナラ確カナノダロウ。一体何ガ問題ナノダ?」

「そうだね。守護者である君とXオルタ様がよく利用する食堂に勤める副料理長なら言っても構わないだろう。最大の問題はXオルタ様に我々が頼りすぎていると言う事なんだ。モモンガ様もだけれどXオルタ様には特にその度合いが大きいんだ」

 

 デミウルゴスの悩みというのはナザリックにおいて極めて特異だ。彼の叡智で答えを出せないことなど基本的にはないからだ。しかし、この時ばかりは違った。

 

「お二方は何よりもまず御自身でこの世界を見ることを優先した。外に出て活動して居たシモベは基本的に隠密に優れるアウラとマーレで我々は庇われていたようなものだ。守護者としてあまりにも不甲斐ない。更に本来立ち入ることすら許されるべきではないお二方の居室すら解放されている」

 

 デミウルゴスは絞り出すように己の苦悩を吐き出す。

 

「特にXオルタ様はその居室を全てパンドラズ・アクターに研究室として解放されていると聞く。これではXオルタ様はナザリックに帰る場所がないではないか! 今では食堂に寄られる事も難しい有様。このままではXオルタ様がナザリックの為にその身すら投じてしまわないかと不安なのだ」

「オオ、コレデハシモベトシテアマリニ不甲斐ナイ……。看過デキルコトデハナイ!」

「ナザリックのシモベの1人として私も微力ながらできることはないでしょうか?」

 

 デミウルゴスの言葉はコキュートスと副料理長の心を動かしたのだ。彼らはどうにかしてXオルタのためになろうと考えていた。しかし、2人とも武人や職人に過ぎずデミウルゴスのような知恵はない。デミウルゴスもそれに応じて覇気のある声で答えた。

 

「そうだな。ありがとう。当たり前だがまずは2人とも命じられている仕事を完ぺきにこなせるよう努力してくれ。コキュートスの仕事は外征の第一手であり、本来ならば他の至高のお方がなさるかもしれなかったものだ。これを成し遂げることでお二方の負担を我々が少しでも肩代わりできると示せるかもしれない。マスターは食堂にて料理長とともに変わらずうまい料理を頼む。食堂はXオルタ様がナザリックで最も重視した場所だ。きっと大きな力になる」

「アア、我等ノデキル限リ、イヤ、ソレ以上ヲ以テ至高ノ御方々ニ尽クシテミセヨウ!」

「ええ、私も料理長ともどもさらなる料理を用意してお待ちしましょう。それが至高のお方の一助となれば……」

 

 バーのカウンターをはさんで3人の男たちが互いに明日のため、これからのための意気込みを語り合った。意思を固め、全力を尽くすことを改めて誓い合った3人は明日の仕事のためにバーを離れていくのだった。

 




主役がほとんど出てこない不思議。

今回の状況整理なんですがまとめると以下のようになります。

トブの森
モモンガ、アウラ、マーレ、コキュ、骨軍団

ナザリック
アルベド、エントマ、他

カルネ村
ルプー、バレアレs、他

エ・ランテルと王都(つなげて一個扱い)
えっちゃん、ナーベ、セバス、ソリュシャン、デミ衛門

となっています。四方面作戦ですね。私の脳みそが死にます。
6000字がまとめると200文字足らずで終わった悲しさ。
もう1つ付け加えるとすべてのグループに1人以上メッセージが使えるメンバーがいます。このSSデミ牧ないからスクロール補給できないので使わない方針です。

問題はメッセージが使えるとわかっているキャラが少ないこと。
そもそも使えるキャラも少なそうだけど

もう一度。
今回すごく遅くなってすいません。許してください。
あと、4方面作戦で作者の頭がパンクしていますので粗があると思います。
変なところあったら突っ込みください。
感想、評価ください。質問や文句もなんでもください。

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