こんなので良いんだろうか、分からない。
後、キャラブレが最近凄い酷い、あかりはもっとバカだ、うん。
「ふぅ………志乃、負けないからね」
「あかりこそ、あっさり負けないでよ?」
訓練用の、貸し出されてるジャージ………がサイズ無くて、丈の短い体操服に着替えて、志乃と二メートル位離れて向かい合う。
デザート食べた後、白雪先輩達が戦ってた訓練室に戻って、訓練を再開した。
最初は私と志乃で、その後チーム戦をすることになったの。私とキンジに白雪先輩と志乃の
「二人とも、準備は良いですね?」
軽く身体を解す……………キンジによく見えるようにして、ヒス血流を高めておく。恥ずかしいけど、そうしないと次のチーム戦で不利だし、これは戦略!!
私自身も感情を高めておく。発動キーは、闘争心…………掛かり具合は二割位かな。
「「うん(大丈夫です)」」
返事をしつつ、志乃を観察する。
志乃は私と同じ体操服姿で、持って居るのは模擬刀と、腰にホルスターが着いてて、入っているのはグロッグ17。ただ外観が少し違う、スライドに違和感が、多分セミ・フルオートの切り替えができる改造、弾倉には違和感が無いから、総弾数は17+1。セーフティーは外れてる。
私はタクティカルナイフとバタフライナイフを一本ずつ、腰に専用のケースに入れてる。銃はベレッタを二丁、両太腿にホルスターで入れてる。弾倉を改造して、一つの弾倉に通常17発を、25発入れられるようにしてるのと、セミ・フルオートの所を改造して、三点バースト出来るようにしてる。
お陰でお小遣いにお年玉も全部注ぎ込んで、分割払いでやっとの値段になったよ。
華ちゃんすごい腕が良いんだけど、勝手に注文に無い魔改造して、しれっとその分代金上乗せしてくるんだよね、しかも欲しいと思ってた機能ドンピシャで、料金も優しめで文句言えないのが、平賀さんより質が悪いよ。
「それでは、始め!!」
合図がなった瞬間に、距離を取る、模擬刀で殴られるのはナイフしか無い私は不利だし、二丁ある私は、一丁しかない志乃より、中距離戦闘で有利だ。
私の意図に気付いて、志乃が何か良いながら発砲してくる。小言で何言ってるか分からないけど、多分術式ってやつ。
飛んできた銃弾を、右手で腰のケースから抜いたタクティカルナイフで
銃弾は志乃が手を振ると、何かに当たったように、変形した後、その場に落ちる。
何かの魔術の発動確認、銃弾の変化から壁と推測、インターバルは?調べるためにベレッタをフルオートにして、弾幕を張る。
志乃は弾幕を全部回避……………加速の魔術と推測。ズルいなぁ本当に。
「ズルくない!?」
「結構疲れるんだから、これくらい良いでしょ!」
良くないわ!!!!
銃弾はもう主武装として使えなさそう、全部見て避けてるよ、志乃。本当に人間なの!?
しょうがない、こうなったら苦手な持久戦をしてやる。五分逃げれば私の勝ちよ!!
丁度練習が上手くいったいくつか技があるし、試してやる!!
「
撃ち終ったベレッタをしまって、もう片方のベレッタをナイフを持ち変えて抜き撃ちする。何発かの銃弾を切りつけて弾道を変えて、志乃の直前で
「な!?」
「くっ!!」
私が放った十発の弾丸は、全て見えない壁に当たって弾かれる。嘘でしょ!?同時発動!!?そんなのどう倒せば……………いや、私が狙ったのは走ってる途中の空中にいる状態だった、なら
「なら!!」
別魔術同士のインターバルは殆ど無さそう、同じ魔術の継続発動時間は?
加速の魔術は身体強化で、コンセプトからみて発動時間は長そう。壁も、攻撃を塞ぐってコンセプトなら、発動時間は長い、八方塞がりじゃない。
壁は防弾出来る強度、桜花で抜ける?いや、無闇に近付くと模擬刀が危ない。本当にこれじゃあ、
でも今の所可能性があるのは近接戦のみか、もう少し情報が欲しいけど……………よし、壁の有効範囲を調べる!
「ええい、ちょこまかと、大人しくして!!」
捕まえられなくて、苛ついてきてる。制限時間がある人は大変だねぇ?私もあるけど、この模擬戦の間はもつから、持久戦に持ち込めば、勝てると思うし。八方塞がりなのは変わんないけど、このまま逃げ切れれば!
「やっだよ~だ、ベー!」
変なこと考えられないように煽って、判断力を削ぐ。
「こうなったら!!」
お、今度は何をッッッ!!?
「危なっ!!」
景色が微かに歪んで見えて、嫌な予感に従って避けると、私がいた場所が凹んだ。何この魔術、念力か何か?
志乃が一瞬地面を見た時、嫌な予感に駆られた。
「全力で捕まえるから!!」
感覚に従って避けると、私がいた場所がまた凹んだ。
多分設置型の罠と同じだ。罠を直接相手の足元に設置するみたいな感覚かな?一瞬地面を見たのが証拠。
志乃がまた私の足元を見る、横に跳びながら銃弾を一発放ってみる。
「ッッッ!!?」
志乃が横に跳んで銃弾を避けた。速度からみて加速の魔術は使ってない。念力と他の魔術は同時に使えないみたいだね。
「まだだよ!!」
なッッッ!!?
今までより数段速くなった志乃の、上段からの振り下ろしを右に跳ねて回避。距離を取って、直ぐにベレッタを閉まってバタフライナイフを出す。今までは速度を誤認させるために、わざと遅くしてたのかな?何ていやらしい戦法!!!!
「あかり、二刀流何て出来たんだ」
模擬刀を私の視線から直線にして、長さを分かりにくくしながら、志乃は左側の腰だめに両手持ちで刀を構える。独特の構え、左手に殆ど力が入ってない、右手が基本持ち、まるで居合いね。
「やったこと無いけど、私は近接戦強いよ?」
「あら、私も
ん、何だかいきなり暑くなってきた?志乃の近くだけ、気温が違う。これは一体?
「巌流秘技、燕返し」
片手じゃ有り得ない速さで振られた下からの斜め斬りを、左手に持ったタクティカルナイフで剃らしながら、身体を刀の通る場所から避ける。熱気で目測を誤って、強引に剃らしたせいで無理な体勢になった私に、志乃が左手でグロッグを抜き撃ちしようとしてくるのを、志乃の横を勢いを消さずに転がるときにナイフの持ち手部分で弾いて止める。そのまま距離を取って、十メートル位で、志乃と向かい合う。
志乃はさっきと同じ構えで、私の事を見てた。
私は左手を下に、持ってるタクティカルナイフの刃先は斜め上に向けて、右手は上に、顔の高さでバタフライナイフの刃先は志乃に向ける。
「二人とも、強いなぁ。あかりちゃんの拳銃技能、もう普通実践で使わないような曲芸撃ちだよ、スゴいね。」
「あかりは、拳銃技能は俺と同等なんだ。近接戦は俺相手に、沢山模擬戦したお陰で、上勝ち出来る位には強いよ。それより俺は、佐々木さんの方が驚きだ。あの剣術は何だい?」
キンジ
「志乃ちゃんは佐々木小次郎の子孫、巌流の正統後継者、そこに魔術が加わって、一対一の近接戦は殆ど最強だよ」
「何にせよ、そこらのプロよりは何倍も良いセミプロですね、あの年でここまで練り上げるとは、二人が就職に困ったら、宮内庁に推薦状書きますよ私」
へぇ、志乃って、佐々木小次郎の末裔なんだ。前世でも野太刀を使ってたし、刀に縁があるんだね。
後佐々部さんその話後で詳しく、今から高校卒業後の事考えるのは、速すぎかもしれないけど、それでもコネを作るのは大事だよ。
「そろそろ時間ですし、次で決めます」
「そう易々と、やられないからね」
さっき私がナイフで弾いた時、志乃は壁を出さなかった。多分身体に近すぎるか、目に見えてない場所だったから、なら、目に見えてない横か後ろからの不意打ちで、試してみるか。
暑さで汗が吹き出す中、私がナイフを握り直した瞬間に、志乃が刀を上段に構え直しながら斬りかかる
「飛燕返し」
音速近い速度をだして斬りかかる志乃に、前世でヒステリアモードの時に見たような、モノクロの世界が視界に広がった私は、絶牢の構えを取って刀をタクティカルナイフで受ける。刃がこぼれないように注意しながら、刀を起点に、弾かれるように横に跳びながら、バタフライナイフを志乃の体操服、脇腹の所に桜花を使って投げる。
亜音速で飛んだナイフは、吸い込まれるように志乃の脇腹に直撃して、志乃の顔が歪んだ所で、桜花気味に地面を蹴って、志乃の後ろに回って、技の硬直と脇腹の痛みで隙が出来た志乃に、太腿から出したベレッタを体操服の上から押し当てる。
「私の勝ちだよ」
そう言って志乃を見ると、志乃が息を吐いて、その場で降参する。
「私の負けです。降参します」
その言葉に、私はベレッタをセーフティーを掛けて太腿のホルスターに仕舞う。
……………ふぅ、勝ったあぁ!!!!!
「この模擬戦、勝者は間宮あかり。どちらも素晴らしい動きでした」
「よくやったあかり。スゴいじゃないか!SDAランカーに勝てるなんて!!」
キンジが試合が終った後、直ぐに観戦室から出てきて、私の所に来てくれた。
「先輩!!」
ナイフを仕舞って、キンジに抱き着くと、キンジが無言で頭を撫でてくれる。
ムフフ、キンジが優しい。あぁ、安心するぅ、頭がスッゴい気持ちいい。ウフフ、今日は頑張ったんだから、もっと撫でて撫でて~。
「あかりちゃんは甘えん坊さんだね、志乃ちゃんも来ても良いよ?お姉ちゃんが抱き締めて「結構です」………グスンッそっかぁ」
「はぁ、貴女は全く、メンタルも豆腐ですか。柔らか装甲ですか」
「どっかの
「誰がカービィですって?」
「あ、ごめんなさい。まな板の方が良かった?」
「貴様、言ってはならぬ言葉を、貴様ぁ!」
「喧嘩売ったのはそっちでしょ!!」
横でライオン二頭がキャットファイトしてるけど、私はキンジにご褒美もらってるから、無視するんだよぉ。キンジィ、もっと頭撫でて?……………って、あら?
「二人とも、女性が男の前で、そんなはしたない事しちゃ、ダメだよ」
いつの間にかキンジじゃなくて、キンジの横にいた志乃に抱き着いてた。志乃も目を丸くしてるっていうかバランスが崩れて危なっ!?
「「きゃ!?」」
床が柔らかい素材でできてたから良かったものの、キンジめ、私へのご褒美をお預けするとか、今度埋め合わせしてもらうからね!!
キンジにどんなことさせるか考えてると、何か胸に違和感が……………って、何で志乃私の胸掴んでるの!?
「ちょ、志乃!?」
「わ、ゴメンあかり!!」
驚いて直ぐに離れる志乃、転んだ拍子に私の胸に手を付いたと、事故なら仕方無いね、うん。
「ご、ゴメンね、あかり」
だからこれも事故なんだよ。
「た、大丈夫だよ、っ!?」
手を付こうとして、汗で滑って志乃に倒れ込む。
「きゃあぁ!?あかり!!?」
「ゴメン、滑った。」
つか、眠いよ、能力使いすぎてキツい、今日三回目の発動だし、全部時間自体は短めだけど、さっきのは全力使ったから、本当に疲れた。
「ちょっと、大丈夫なの?」
「無理、ちょっと
眠気がスゴい、何かもう指一本動かせないよ、もう無理、志乃暖かくて柔らかいし、安心したら眠気が……………意識が………保て……ない…………………
「あかり?あかり!?」