緋弾のアリア~IFエネイブル間宮 あかり   作:リムル=嵐

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ハッピーバースデー私!!
悲しいかな、誕生日なのにこんな時間まで一人でパソコンいじってる私です。
虚しさをぶつけたら、一話出来たから投稿です。


神の聖譚《ゴッド・オラトリア》
あかりちゃん ~因縁との邂逅~ あかりちゃんは伊勢に行くようです


先生に家庭事情で暫く休むって言って、伊勢まで行こうとしたら、キンジと志乃にバレて、二人が着いてきた。

 

何でバレたし!?結構注意して連絡したし、準備も悟らせなかった筈なのに!ののかには任務(クエスト)って言って、誤魔化した筈なのに!!

 

っていうか、今日が土曜だからって、二人とも何で朝から家に居るの!?しかも色々持ち込んでるし!!

 

ののかは、朝早くにまた修行で実家に帰ったし、あの子ここの所実家に居る期間が、長くなってきたけど、そんなに難しい技があるの?ののかは結構才能ある方だと思うけどなぁ。

 

「二人とも、私は旅行に行くんじゃないんですよ?」

 

「分かってるって」

 

キンジ?旅行雑誌見ながら言っても、説得力無いからね!?

 

雑誌にマーカーで色付けるとか、付箋貼るとか、キンジそんなに旅行好きだったっけ!?

 

「大丈夫だよ、分かってるから」

 

志乃何でそんなに大荷物にするの?いや、そこまで荷物は要らないからね?って何でパスポート用意してるの!!?っていうか何で私のパスポートの置き場わかったの!!!?私言ってないよね!!?

 

っていうか二人とも、何で私の家にそんな大荷物持ってくるのよ!!泊まる気満々じゃん!?しかもそのまま伊勢まで着いてくる気じゃん!!

 

あれなの?私また黙って行こうとしたから、怒ってるの!?

 

………はぁ、白雪先輩は冬休み前の決算があるから、忙しくなってきて手が離せないって、ぷりぷり怒りながら言ってたし、キンジが超能力(ステルス)に興味を持ってくれるのは、戦力強化に繋がるから、私としては嬉しいんだけど、まさか志乃が来るとは。

 

白雪先輩、自分が無理だと分かって、戦妹(アミカ)に行かせるとは、私どんだけ信頼されてないんだか。いや、皆が過保護なだけだね、うん。

 

「うふふ、丁度向こうで、シングルのMV(ミュージックビデオ)の撮影があって、良かったです。」

 

志乃のMVかぁ、カメラ持っていこ。私も見学出来ないかな?明日は秋葉原行って、カメラの準備だね。小型のバレないやつ見付けてこないと。スパイグッズとか、ミリタリーショップとかに、たまにあるんだよね、横流しされてきたの格安のやつ。

 

「俺はあれだ、兄さんに土産持って帰らないと。甘いものはカナの時はよく食べるんだが、何が良いかな?」

 

え、お土産?うーん、そうだなぁ。

 

「お兄さんには、実用品が良いんじゃないですか?防弾素材の手拭いとか。お祖父様には、郷土料理のサメの乾物とか、お酒に合うみたいですよ?おかずにもいけましたし、オススメですねお祖母様もハンカチとか………あ、おかげ犬って言う犬のグッズとか、招き猫とか、小物類も良いと思いますよ」

 

他には、海産もお肉も、三重県は美味しいもの多いから、お土産選びには困らないね。松阪牛とか、伊勢海老とかアワビとか。

 

「もう直ぐ九月も終わりですし、向こうは海産物が美味しい季節ですねぇ。私はMV撮影の後も、暫くメンバーの人達が任務(クエスト)に行くので、アイドルの仕事はお休み何です、新人なのでまだ一人でゲストに行けないので」

 

へ、へぇ、そうなんだ。芸能界って大変だね。

 

「私は、二週間休みにしたけど、キンジ先輩本当に大丈夫何ですか?」

 

いくらガバガバな学校とはいえ、何日も休んでたら大変だと思うんだけど。

 

「単位は補習で補填出来る。お前一人で行かせたら、無茶するかもしれないだろ、放っておけん」

 

ま、真顔で変なこと言うなバカ………その、嬉しいけど、また迷惑掛けちゃった。

 

あ!?何ニヤニヤしてんのよ志乃!!

 

私が志乃に向かって膨れっ面してると、キンジの携帯に着信が入った。

 

「ん?すまんちょっと席外す………もしもし、兄さん?」

 

そう言ってキンジが、家から出てくんだけど、金一お兄さんから電話か、お兄さんこの時期はもう、実家じゃなくて留学生になってたはず、向こうの武偵高校で飛び級して、日本の武偵局に勤めるって、流れだったと思うから。

 

「あかり、私キンジ先輩相手なら、おうえんするよ?」

 

ッッッ!!!?!?!?

 

ちょっ!!!?いきなり何言うの!!!!!?

 

「な、何の話し!?私は家族愛ってこの前言ったと思うんだけど!!?」

 

私のは家族愛であって、けして恋愛ではないのです!!そもそも前世の自分に恋心とか!?どんな人間から見ても頭おかしい所業だよ!!!

 

「この世界は前世とは違う世界だし、あのキンジ先輩とあかりは違う………だから、あかりがキンジ先輩を好きになっても、変じゃ無いよ?」

 

志乃はそう言って私に微笑む。

 

こ、このアイドル、可愛い顔して何てこと言うのよ、私のは決して恋心じゃないからね!?確かにキンジの顔見るとたまに(ほう)けたり、夜寝る前とか、キンジのこと考えて悶えたりするけど、別に恋心じゃ」

 

「えっと、声にでてるよ?」

 

え?

 

…………………………………………………………カァァ

 

「いやぁぁぁぁぁぁ!!」

 

え、何で?そこまで動揺してたの私!?何でそこまで動揺するのよ!!

 

「まあまあ、私としてはちゃんと女の子してて、嬉しいんだよ?結構心配だったのに、アイドル何かよりも、女の子満喫してるんだもん」

 

うぅ、下手な慰めは止めてぇ!!体育座りしてのの字書いてる私の背中を、優しくポンポン叩くの止めてよぉ!!

 

うぅ、こんなのって無いよぉ、よりによって前世を知ってる志乃に、今の生活知られるとか、恥ずかしいってレベルじゃないじゃん!!前世だったら拳銃自殺モノだよ!!!

 

………………桜花と、秋水に橘花とか、組み合わせれば零距離でも避けれそうなんどけど、私もしかして、拳銃じゃ死なないんじゃ?

 

いや、考えるのはやめよ、自分のアレっぷりに悲しくなる。心肺停止になっても自力蘇生出来そうなのが、何かなぁ。

 

「うぅ、志乃ぉ、もし前世持ちの人に会っても、私の今の生活知られるのは嫌だよ、恥ずかしくて死んじゃう!!!!」

 

「そんな悲しい事言わないで?皆あかりに会えば、喜んでくれるよ、皆あかりが好きだったんだから」

 

う、うぅ、でも、元々男だった私が、こんな生活してるとか、生まれ変わってから人生を善くも悪くも満喫してるとか…………皆にあわせる顔が無いよ、私のせいで、皆が、皆を殺したのは、スサノオが関わったせいとはいえ、私にも原因は有るんだよ?それなのに………………

 

「っもう!直ぐに暗くなっちゃうのは悪い癖だよ!?前はそんな事無かったのに、これから一緒に治そ?」

 

志乃が優しい、うぅ、志乃ぉ!!!!

 

「私、志乃が最初で良かったよぉ!!」

 

思わず志乃に抱き着く。私、抱き着き癖があるのかな?最近抱き着いてばっかりな気がする。

 

「えへへ、あかりがしたいなら、私にいくらでも抱き着いて良いよぉ。あぁ、あかりの体温温かいなぁ、グフフ」

 

「志乃も温かいよぉ、冷房ちょっと寒いから、ぎゅっとすると温かくて、落ち着くなぁ」

 

「コホンッ」

 

「「ッッッ!!!!!?」」

 

 

二人してお互いに抱き着きながら、床をゴロゴロしてたら、咳払いが聞こえてビックリする。

 

キ、キンジ、帰ってたなら言ってよ!!

 

「驚かさないで下さいよ!?キンジ先輩のバカ!!」

 

「俺はノックしたのに、いつまでも返事が無かったのはお前らだ!」

 

え?嘘!?………全然気付かなかった。

 

「はぁ、兄さんから連絡があってな、夏休みの間、兄さんがこっちに一週間来るんだけど、あかりに会わせろだとよ。弟の戦妹(アミカ)が気になるんだと、お前の名前出したら、興味を持ったみたいだ」

 

マジで!?金一お兄さんに会えるの!!?

 

「本当ですか!!!?」

 

「お、おう、ただ兄さんも休暇で来るわけじゃ無いから、時間を作るの難しいらしくて、こっちに来て二日目の昼に、実家で少し話す位だ。それでも良「絶対に行かせてもらいます!!」………お前興奮しすぎだろ」

 

キンジが呆れてるけど無視無視!!あぁ、ついに金一お兄さんと会えるなんて、夢みたい!!!服はどうしよ、出来るだけ可愛いのを、でも遊びに行く訳じゃないから、おしゃれ100%じゃなくて、きちっとしたやつのが良いかな?でも先輩の家に遊びに行くんだし、少しはおめかししないと、ワンピースとかどうだろ?夏だし麦わら帽子と合わせれば、いや、もうちょっと落ち着いた感じのがいいかな?上に薄手のカーディガン羽織れば、いい感じになりそう?帽子はやっぱり、麦わら帽子が良いなぁ、あれ蒸れにくくて、好きなんだよね、夏物と合わせやすいし。

 

「おい、あかり。そろそろ戻ってこい、昼飯どうするんだ?」

 

はっ!?

 

いけない、つい思考が加速してた。この癖抜けないなぁ、思い込み激しくなるから、直さないとダメなんだけどなぁ。

 

時間は、嘘!?もう十二時近いじゃん!!今からご飯の支度しても、食べられるの一時近いし、外で食べよっかな?この人数のは買い込んでないし。

 

「えっと、ファミレス行きましょう。材料無いですし、帰りにスーパーでも寄って良いですか?」

 

「ん、大丈夫だ」

 

「あかりとお買い物、楽しみです!」

 

二人ともオッケーみたいだし近場だと……………

 

「ココスにジョナサン、後ガストですね、どこが良いですか?私ココスで包み焼きハンバーグ食べたいです」

 

「ガスト、安いし」

 

「私ジョナサンに、行った事無いんで気になってるんです」

 

ふむ、見事に別れたね、ここで別れて皆バラバラとか、何かやだし、皆譲る気無いみたいだしここは………私は拳を突き上げて叫ぶ。

 

「じゃん拳!!」

 

「「なっ!?」」

 

ふ、こういうのは意表を突くのが勝利のカギ何だよ!!

 

「「「ぽん!!」」」

 

私はパー二人はグー、この勝負、もらった!!

 

「納得いかねぇ!」

 

「そうよ!再戦を要求する!!」

 

「勝負は勝負ですぅ、私の勝ちだからココスに行くよ!」

 

「「横暴だ(よ)!!」」

 

無視してカバン持って玄関前で待つ。少しして、後ろから二人がのそのそ着いてきた。ふふん、これくらいは自分勝手させて下さいな、前世では振り回される側だったんだから。

 

「ったくしゃあないな、あかりは」

 

面倒くさげに頭掻いてるキンジの腕に、抱き着いてキンジに微笑む。おねだりの仕方は、同い年の子達を見て、どうやれば良いのか分かってるんだから!

 

「妹の我が儘聞くのも、お兄ちゃんの役目ですよ?」

 

「ッ!?………はぁ、この前の任務(クエスト)わりが良かったから、ちょっと引き出してくる。コンビニ寄るぞ」

 

「やった!キンジ先輩大好き!!」

 

買い物のお金考えると、結構お金ヤバかったから、ホントに助かる!!

 

キンジに抱き着いて、頭をグリグリ押し付ける。良い匂いがして力抜けちゃうんだよね、キンジ。

 

「あかりって、ちゃっかりしてますよねぇ」

 

あはは、こういうのはやっといて損は無いんだよ?やり過ぎるのはダメだけど、月一位なら、キンジ優しいから、お買い物とか、外食とか、おねだりのすれば付き合ってくれるし、私は奢ってもらわなくても良いんだけど、キンジ結構無理して出すし、開き直るのがキンジとの付き合い方何だよ?

 

「これ相手にペースを保つのは無理だ。諦めて流されるのが一番だよ」

 

「何か恋人みたいですね?」

 

なッッッ!!!!!?

 

これは戦妹(アミカ)としてのスキンシップであって、けしてそんな事はないんだよ!!…………………………まぁ別に、キンジがどうしてもって言うなら?私は!?付き合ってあげても!!?いいですけど!!!?

 

「……………私は、キンジがどうしてもって「誰がこんなちんちくりんと、こいつは戦妹(アミカ)だぞ?妹相手に欲情するかっての」ブチッ…………へぇ、それ言っちゃうんだぁ、へぇ、私じゃ反応しないと?」

 

バカキンジ、今まで私で何回なってるか覚えてるの?中学になって直ぐに戦兄妹契約してるんだから、殆ど半年学校で一緒に過ごしてるんだよ?何回なってるか、しっかり数えてるんだからね?

 

「な、何だよいきなり、別に変なこと言ってないだろ」

 

私からすればスゴく変だよ?私でなった回数、()()()()()()。こう聞くと少なく感じるけど、半年で十八回は実に、月に三回のペースで私でなってるんだから、言い訳が苦しすぎるよ、殆ど週一でなってるくせに!!いくら性欲が強くなる時期だからって、私の体でなりすぎだよバカ!!!!

 

「キンジ先輩、嘘は良くないですよ?」

 

私が笑顔で上目遣いすると、キンジが慌てて目を逸らす。

 

「ほら、コンビニ着くぞ、ATM使うんだから、離れろ」

 

顔真っ赤にして私を振りほどいて、コンビニに入ってくキンジを、ニヤニヤしながらコンビニ前で待つ、志乃もコンビニ前で一緒に待つ見たい。

 

「遠山先輩って、何か可愛いね」

 

志乃が笑いながら言った言葉に、私も思わず笑ってしまう。

 

プックフフ、確かに!キンジは格好良い所も沢山有るけど、女の子に弱いのは、何か可愛いんだよねぇ。

 

「うん、でもカッコイイ所も沢山有るんだよ?例えば、料理出来たり、気が利いたり、他にも、ん?どうしたの?」

 

話してる時に、志乃がいきなり声だして笑い始めたから、思わず聞くと、志乃が笑いながら言う。そんなに変なこと言ったかな?

 

「まるで、弟の自慢してるお姉ちゃんみたい。確かにこれじゃ、恋愛感情じゃないのかな?」

 

あ、未だ疑ってたの!?違うって言ってるじゃん!!

 

「しつこいよ志乃!私はキンジに恋愛感情何て持ってないし、姉じゃなくて妹ポジもらえれば満足なの!!」

 

「分かった分かった。もう疑わないけど、それでもキンジ先輩なら、応援出来るんだけどなぁ。何処の馬の骨とも分からない男に、あかりは任せたくないもん」

 

「志乃は私の、お母さんか!!」

 

私がそう言った後、思わず二人して笑っちゃう。コンビニ前で、何やってんだろ私達。でも楽しいなぁ、ここまで楽しいのは、前世で武藤達とバカやってた時位だなぁ。

 

こっちに生まれ変わってから、ずっと友達と遊ぶとか、考えた事も無かった。ずっと一人で遊ぶか、ののかと遊ぶかの、どっちかだったから。ののかがいない時は、修行したり勉強したりで、遊ぶこと殆ど無かったし。

 

本当に嬉しいなぁ、志乃は親友だよ。志乃になら、私なにされても、笑って許せる。志乃のためなら私、国にケンカ売れるよ。大好きだよ、志乃。

 

その後キンジにご飯奢ってもらって、三人でお買い物して、二日後、私達は伊勢に出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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