緋弾のアリア~IFエネイブル間宮 あかり   作:リムル=嵐

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まぁた息抜きだよ、なぜ飽きないんだか、突発的に指にあかりちゃんが宿るとか、FGOとか勇なましてるときにやめてください、致命的ですorz。
結局一話書けちゃったから、勿体無いから投稿。


あかりちゃん ~因縁との邂逅~ あかりちゃんは昔話をするようです

「あら?随分早いわね。いつもなら一日は帰らないのに。遠山君に何かしてもらったの?」

 

にやにやしながら、帰ってきた私とキンジを見て、オバサンが茶化してくる。

 

このオバサン、本っ当に腹立つ!!私を見るだけで、無条件で記憶覗けるくせに、何でこう私がイラつく事を言えるのよ!!!

 

「まぁまぁ小百合さん、早く戻ってきて良かったじゃないですか。ずっとそわそわして心配してたんですから」

 

志乃がそう言うと、オバサンが気不味そうに目線を外す。……………へぇ、そうなんだぁ。

 

「ほら、夕御飯出来てるからさっさと食べなさい!その前に手洗いうがい!!」

 

誤魔化すように言わなくても分かってるって……………私はオバサンがそんな心配してたの…………………………その、結構嬉しいし?

 

「あかり!?」

 

オバサンが驚いた表情で固まる。無視して洗面台に凸する、()()()()()()()()()()()

 

そう、そうなんだよ。公園から戻るまでずっと、キンジと手を繋いでました。キンジが()()()、直ぐになってから、私がお願いしたの、手を繋いで歩くこと、家に着いてからも、キンジは離さないでくれる………私が離さない限り、キンジから離すこと無いのに、私って卑怯だなぁ。分かっててこんな事考えるんだから、さ。

 

でも、なんかもう吹っ切れたよね、私はキンジが好きだ。

 

家族愛を感じてるとか、兄だと思ってるとかじゃなくて、一人の男性として愛してる。恋心を抱いてる。夜寝る前、ベッドの上で考えるのはキンジだし、ご飯食べる時も、キンジの好みの味付けを考えるし。鏡の前で身嗜み整える時も、キンジに笑われないようにって考えてる。授業中も、キンジが今何してるかとか、キンジが他の女の子に告白されたら、呆れるけど、それよりも寂しい。

 

キンジが居るから、武偵中に入ったし、キンジのために、女の子の勉強沢山して、キンジに女嫌い治してもらおうと思ってる。

 

キンジが言うなら、私はどこにでも行く。そのための世界共通語(英語)だし、キンジと違って制限が強い私は、キンジの足を引っ張りたくないから。せめて戦闘以外で、キンジの役に立ちたいから。

 

……………こう考えると私、とっくに落とされてたんだなぁ。入学した直ぐ後には、もう落とされてたと思う。いや、もしかしたらもっと前かも?キンジと初めて会ったのは、確か学校説明会の時の、一日体験の時に、私の相手だったはず。

 

「あかり、考え事かい?」

 

キンジが私の事を心配そうに見てくる。私って二人きりの時は、結構無口だと思うんだけど、何が心配なのかな?

 

「キンジ先輩と、初めて会った時を、考えてました」

 

それを言うとキンジが困ったように笑う。

 

「あの時はまた、とんでもない女の子が来たと思ったよ」

 

「私はキンジ先輩のこと、ずっと気に掛けてましたよ?」

 

そう言って抱き着く私に、キンジはまた、困ったように笑う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~」

 

中学で一日体験とか、やっぱり武偵ってヤバイわ、何かもう、ツッコミが疲れる位ね。保護者同伴じゃないのは、やりやすいけど、中学が家から遠いから、一人で来るの大変だったなぁ。私中学に入ったら、一人暮らしになるのかな?中学生に部屋貸してくれる物件、あんのかな?流石にそこは親の名義か。

 

「間宮あかりさん、五番ブースに来てください」

 

三年の生徒に、体育館を仕切りで区切って、小さな部屋を沢山作ってる所を、案内してもらう。何かテレビでやってた、大学の企業ブースみたい。

 

私、死んでなかったら多分、今三十路なんだよね。もしあのまま生きてたら、高校卒業出来たのかな?もしかして大学通ってる?なわけないか。私、バカだったし、そもそも大学行く意味無いもんね。武偵になるんなら、それこそ高卒で十分だもん。

 

五番ブースの中に入ると、根暗そうな長身の、ビジュアル系のイケメンになりそうな男の子がいた。何か見たことあるなぁ、こう、昔は毎日見てたんだけど、最近めっきり見る機会がなくなったみたいな。それこそ、毎日見てるような感じなんだけど、何で思い出せないんだろ?私記憶力には自信あったんだけどなぁ。えっと、テレビとかじゃなくて、もっとこう、近くで見てた顔だね、毎朝洗面台で会うレベルの……………ッッッ!?

 

「……………君が、間宮あかり?」

 

え!!?………………………嘘でしょ!?事前予約だから、私の名前知ってるのは良いし、確かに会えるかもって期待したけど、こんなドンピシャとか、私は運が良いのか悪いのか。

 

しかも今の時期は()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ここまで完璧だと、流石に神様の悪戯を感じるわ。天照辺りが弄ってるのかしら?それとも私の宿敵こと、天照の弟………月読かスサノオ?辺りかしらね。

 

こんな窮屈な身体になって、あまつさえ女になるなんて、絶対に一発ぶん殴るから。

 

「えっと、名前確かめたいんだが。俺は今日の一日体験の案内役、一年の遠山金次、呼び方は好きにして構わない」

 

あ、困ってるな?一日一緒なんだし、コミュニケーションは取っておこう。入学してからとか、未だ決めてないけど。

 

「ごめんなさい、間宮あかりです。今日はよろしくお願いします!」

 

笑顔で相手の顔をしっかり見て、ハキハキと話す。これだけで印象は良くなるのよ。この身体になってから思ったけど、笑顔の力は侮れないわ。

 

特に女性が男に向けて笑ってる時、女になってから分かったけど、半分は作り笑いだもん。女の人って怖いよ、男が居ないと生々しい話するのは、前世でも聞いたことあるけど、あそこまで生々しいとは………男も女の人が居たらしにくい話ってのは、あるけどさ。

 

男が話す話題って、自分達とは直接関わりのない話題が多いの。やれあの女優さんがキレイとか、あの野球選手がどうのとか。女の人が話す話題ってさ、身近なものが多いのよ、近所の誰々がどうのとか、丸々さんがどうのとか。

 

性別の違いとか、どっちが良いとかじゃ無いけど。前世で男の会話に慣れてた私からすると、ちょっと生々しいの苦手だなぁ。

 

「お、おぉ、よろしくな。間宮は強襲科(アサルト)志望だったな、案内するから、着いてきてくれ」

 

私の目的は一応、この人を香港で、死なないようにすること。つまりはこの人を強くするか、この人の代わりに猴、孫悟空を倒す人を見付けるか、私がなる必要がある。

 

「ここが通称黒体育館、強襲科の訓練施設だ。間宮は一般中学の出だったよな、銃は見たことないでいいか?」

 

案内されたのは、前世でも通っていた黒体育館、射撃場と格闘訓練が出来る場所、その辺に薬莢が沢山転がってて、馴れてないと転ぶんだよね。

 

因みにこの薬莢とかの掃除、教務科(マスターズ)から単位0.1で一回三千円って言う、とんでもなく微妙な数字で、常に任務板(クエストボード)に張ってある。

 

所謂常駐任務(クエスト)ってやつで、他にも微妙な数字で、学校の雑務をする任務(クエスト)が複数ある。これは出来ない人間向けの、救済処置何だけど、貧乏な前世の頃は、よくこっそりやってたなぁ。ピンクの悪魔(アリア)とか、理子とか、荒らすだけ荒らすから、白雪がいない時は、何故か私の金で、部屋直してたから、それにいくらベレッタ社から奨学金貰えるからって、限度ってものがあるでしょうに。弾丸(たま)代だって、バカにならないのに、はぁ。

 

「いえ、親の仕事の都合で、よく見てはいました。触った事は有りません」

 

「そうか、なら最初はこの銃からだなグロッグ17のモデルガン、パーツはプラスチックだけど、完全分解(オーバーホール)は本物と同じように出来る。弾丸は22㎜なら、大丈夫って言ってたから、これで練習しよう」

 

そう言ってグロッグ17のモデルガンを、壁際にある棚から取り出してきた。……………実弾撃てる銃を、そんな雑な扱いで良いのか?

 

でもまぁ、意外と考えられてるじゃん、私の今の身体だと、反動のデカイ銃は無理だから、グロッグとか、ワルサー99みたいな、女性に向いてる反動の少ない銃しか、使えないんだよね。反動を利用して撃つ方法も、家で習ったけど、何か性に合わない。

 

家の撃ち方は、装弾数の多い、短機関銃(サブマシンガン)とかの撃ち方だから。前世で慣れてるのもあるけど、やっぱり私は拳銃(ハンドガン)が、一番撃ちやすい。

 

「わかりました」

 

「整備室に行こう。ついてきてくれ」

 

案内されてついたのは、直ぐ近くの部屋で、中は長机と椅子が大量に並ぶ、何とも雰囲気の無い部屋。中は私達以外にも、何人か今日体験者と付き添いのコンビがいて、皆熱心に銃について教えたり、完全分解に苦戦したりと、微笑ましいのか、物騒なのか分からない光景が広がってた。

 

……………思ったけどさ、何で付き添いが大人の人間じゃ無いんだろう。唯でさえ銃器を取り扱うのに、一年まで付き添いに混じってるって………この付き添いも多分、任務何だろうけど、任務にかこつけて、自分達の面倒事を生徒に押し付けてるだけじゃ?

 

「じゃあ、まずは分解からだな。実演するから、見ててくれ」

 

そう言って、中々の手際で分解していき、一つ一つ説明してくれる。意外と早いな、家族が家族だから、そうなんだろうど、燃えてきた。

 

「こんな感じだ、一度やってみるか?」

 

部品を組み上げながら、どうすれば組み立てやすいかも、解説してくれる。いやはや、こんなに上手いとは、教え方丁寧だし、教師になれば良いんじゃない?

 

説明が終わった後、私に聞いてきたから、不敵に笑ってうなずく。私の本気、見せてあげる!!

 

「はい」

 

発動キーは闘志………掛かりはギリギリ一割、十分ね。確か二分位だったよね、分解時間。説明しながらだから、一分位が目安か……………四十秒、四十秒でいく。

 

「いきます」

 

スタート前に、どこに何の部品があるのかを、一度確認して、手の感触を頼りに、殆ど見ずにどんどん部品を繋げていく。

 

あまりの速さに、部品が悲鳴を上げて、周りが何事だと見てくる。私はそれを無視して、全神経を手に集中して、部品を組み上げる。

 

「終わりました」

 

「……………あ、あぁ、お前本当に初めてか?」

 

お、驚いてる驚いてる。小学六年が、初めてって言って拳銃の組み立てをプロレベルでしたんだから、そりゃ驚くよね。いよっし!!掴みは良いね、入学後、どうするか決めてないけど、覚えてもらう必要はあるからね、なにかしら印象は残さなきゃ。

 

「はい、()()()()()()()です。」

 

短機関銃とかのは、したことあるけど、拳銃は死んでからは初めてだから、『昔とった杵柄』ってやつ?

 

それでも、全力で動かしたから、ちょっと息切れしそう、疲れちゃった。昔はこの位速くないと、先生に怒鳴られたけど、今は違うし、そもそも身体が違うもん。こんなに小さい身体で、戦えって方が無茶よね。

 

……………前世のアリアと理子の二人が、どれだけ無茶苦茶な事してたのか、実感したよ。何?あの体力お化け!!どうやったらこの体格で、大型拳銃二丁撃ちとかやれんのよ!!!

 

「……そうか、なら、射撃訓練もしてみるか?筋が良さそうだし、本当は体験は、最後にする予定なんだけど、間宮は他を回る前に、この体育館で訓練の方が、良いだろう」

 

あ、体力無いのバレてる。何か悔しいな、訓練する時間増やそ。えっと、瞑想の時間減らしても大丈夫だよね、私才能有るって言われたし、大丈夫取り返せる取り返せる。

 

「分かりました、よろしくお願いします、先輩」

 

身長のせいで、上目遣いになったけど、これも悔しいなぁ、毎日牛乳飲んでるし、小魚大好きなのに、何で背が伸びないんだろ、一部もちょっとも成長してないし……………ハッ!?いや、そこは成長しなくて良いんだけどね!!?大きかったら肩凝るって聞くし、匍匐前進とか、スナイプとか、邪魔な時多いし。そりゃ、女の子になったら、憧れ的なのはあるけど、でもその…………………前世の私に覚えてもらうのは、やっぱり見た目大事だし?前世の私って、巨乳って言うかお姉さんキャラ好きだし?………ブチッ何か腹立ってきた。

 

「じゃあ、弾倉(マガジン)に弾丸を………どうした?」

 

「何でもないです!」

 

「あ、あぁ、じゃあ、弾込めを「出来ました」ッッッ!?本当に今日初めて!!?」

 

「そうですっ!!レーンはどこ使うんですか!?」

 

怒りで能力が発動してる………二割か、未だ大丈夫ね。

 

「す、すまん。二番が空いてるからそこで………手本いるか?」

 

「大丈夫です」

 

二割なら抜き打ちだね、不可視の弾丸(インヴィジビレ)使って、後は全弾同じ箇所に当ててやる。気付けるかな?

 

ババババババババッ!!!!

 

グロッグは、フルオート付いてて楽で良いなぁ。

 

「なッッッ!!!?嘘だろ?」

 

あ、注目集めすぎた、生徒どころか、射撃場中に見られてる。やば、思ったより分かるやつが多かったみたい…………逃げるか。

 

「キミ、名前は?」「今日きた一日体験の子だよね!?」「どこの小学校!!?」「彼氏いるの!?」「この後時間ある?」「キンジがとんでもない子を(たぶら)かしてたぞ!!」「テメェまたか!!!」「先輩!!?」「お前上級生だけじゃ足りず、小学生に手を出すとか」「この幼女性愛者(ロリコン)!!」「私、キンジ君のこと、信じてたのに」「なに彼女ぶってんのよ少年性愛者(ショタコン)」「なによビッチ。私、貴女が携帯の着信にキンジ君の「言わせるかぁ!!!」ゴハッッッ!!?」「ヤバイ三年が暴走したぞ!?止めろぉ!!!」

 

収集つかなくなってきた、これだから強襲科(死ね死ね団)の連中は、手が早くて嫌なのよ。っていうかもう何人かトリコにしてるのに頭痛くなるんだけど、ヒステリアモードがバレるのは二年になってから、つまり私が入学してからなのに、何でその前に色々やらかしてるのかなぁ!!?

 

「逃げるぞ!」

 

ッッッ!!?

 

「ちょっまっ!?」

 

手を引かれて黒体育館から逃げ出す。これから一日、私どうなるの!?




夢の中にまで出てきたらどうしよ(^o^;)
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