あ、やめて、遅かったからって石は止めて!死んじゃう、死んじゃうから!!
…………………コホンッ今回全く進んでないので(いつも通り)、ストーリーの続きを読みたい人は、次の更新を待ってくれれば、はい。
懐かしいなぁ、出会った時は、全っ然気を許してくれなかったんだよね、あの後色々二人で
それなのにキンジ女の子無差別に落とすし、キンジの秘密に気付きそうになった女の子、結構居るんだよ?学年関係なく、キンジ女の子を口説くんだもん。お陰で牽制がキツいキツい。キンジに騙されてる可哀想な
白雪先輩は、キンジの事を調べてる生徒を片っ端からO★HA★NA★SIしてるから、騙されてるとかそれ以前に、一部では恐怖の生徒会長何て呼ばれてるからね鬼姫とか、鬼母神とか。
姫は巫女を
私なら
でも闇討ちかぁ、たまに学校で訓練中とか、狙ったように流れ弾くる時あるよ?その度に避けてるけど。先生が居ないと、女性組は私の事集中狙いするからね、流れ弾でお互いが怪我してたら忙しないけど。
こっちは理不尽に怒りを覚えられれば、直ぐに能力使えるから、良い訓練になるんだけどね。
ま、お陰で先生が見てる時しか、安心して訓練出来ないよ。高校と違って、
「あかり、さっきからどうしたの?ボーッとしてるけど」
あ、考え事してたらいつの間にかリビンクで志乃の隣に座ってた。私考え事しながら別の事する癖ついてるから、たまに何やってたのか覚えてないんだよね。
「ちょっと昔の事思い出してて、これからご飯だっけ?」
「ボケるには未だ速いでしょあかり、さっき食べ終わって、自分で食器洗ってたじゃない。本当に大丈夫なの?」
おばさんにボケてるとか言われた、ショックだ。ボケ老人にボケてるって言われるとか、ショックだぁ!!
「何バカなこと考えてるの、それより、三人とも宿はどうするの?」
あ!?
言われて気付いて、志乃と二人で慌てる。
「あそこのホテル、チェックアウト今日の夜九時だよ!!後一時間しかない!!!!」
「急がないと!!!!」
二人で慌てて飛び出そうとすると、キンジが呼び止める。
「待て二人とも」
何のんびりしてんの!?急がないと荷物が!!
「そんな慌てなくても、あそこは武装ホテルだろ、一日なら違約金も荷物も無事だ」
へ?あそこ武装ホテルだったっけ?
「そう言えばそうでした、慌てる必要無かったですね」
志乃がホッと安堵の溜め息吐いてるから、そうなんだ。
武装職専門ホテル、通称武装ホテル。
こんなご時世、武装する職業は武偵だけじゃない、検事も弁護士も、果ては大学教授まで。
割りが良い仕事ほど、
でも武器って、人を害する為のものじゃない?そんな危ない物持ってる知らない人と、同じ建物で寝るって、結構なストレスなのよ。これはどの武装職業の育成施設でも、教えてることの一つ。
だから、持ってない人が不安がらない様に、武装職業専門の、ホテルが出来たの。
それが武装ホテル。
銃器を保管する専用ケース。ホテル内での弾薬の販売や、銃器のメンテナンスサービス、整備道具にすごい所だと部屋に弾薬を作るための設備がある所もある。従業員の殆どが、銃器の取扱いが出来て、武装職の資格持ちだから、襲撃にあっても、対処しやすいのも、利点の一つ。
仕事の都合で、ホテルのチェックインチェックアウトが遅れる時も、普通のホテルより猶予時間が長めに取られてるから、一日遅れてもさしたる問題じゃないのよ。
その分普通のホテルより高い、そりゃもう比べ物にならない位高い……………………具体的には桁一つ。
いくら武装ホテルだからって、ビジネスが12万ってアホじゃないの!!!?
そんなん全部おばさん宛の小切手切ったわよ、「何気軽にに人の口座使ってんのバカ娘!」いたぁっっっ!!!!?
「お前、気前よく小切手切ってた割りに、小百合さんの口座だったのかよ」
キンジに呆れられた目で見られるけど、あの小切手帳、おばさんが困ったら使えって言って、渡してくれたやつだもん!私悪くないもん!!だっておばさん別に口座作ってるもん!そっちの口座桁がおかしいもん!!
「あのお金は、緊急時の為のお金なのよ?」
「今回だって緊急時だよ!私の人生が掛かってるんだから!!」
私が言い返すと、オバさんが溜め息を吐いて、確認するように言った。
「普通のホテルには、泊まらなかったのね?」
勿論、武装してたって普通のホテルには泊まれるけど、その代わりホテルに武装を預けることになったり、ホテル内で武装を人目の有るところでは見せないとか、果てはホテルが襲われた時に、救助義務を付ける所まであるんだもん、そんなん泊まれるわけ無いじゃん。
「一応、二駅先の、武装ホテルのビジネスクラスに。あかりが小百合さんの家に泊まれるから、繋ぎで四人部屋一つで良いって」
「私連絡してもらってないんだけど?」
そんな恨めしそうな顔で見ないでよ。一人二人位、オバさんなら誤差の範囲じゃん。今日だって、連絡入れてないけど、人数分ちゃんとご飯作ってくれたし。
「でもこの人数なら誤差でしょ?」
「それでも、貴女なら省庁経由で連絡出来るでしょう?」
それは、使いたくないんだよ。つか、
「あんなのでも、貴女の事真っ直ぐ見て、好きになってくれた人じゃない、邪険にしちゃダメよ。この前会った時、最近連絡来てないって、加藤君ショボくれてたわよ?」
うげ、そろそろ会わないとダメか、一ヶ月持たないって、どれだけ執着してんのよ、怖いな。
「加藤?」
「えっと、
そう、ただの知り合いよ、それだけよ、うん。あいつの事はあんま考えたくないわ。
「あら、それだけ?」
うぐっ、あんまり掘り返さないでよオバさん、考えたくないんだって。
「…………………けです」
言いたくない、特にキンジには言いたくない。
「あかり?」
「よく聞こえなかったぞ?」
二人が何か訝しげな目で見てくるから、つい強気な口調で言い放った。
「
あんな奴、親が乗り気じゃなかったら、絶対に初対面の時に振ってたよ!!
「………は?」
「…………………なんて、言った?」
あれ?てっきり本気にされるとは思ってなかったんだけど、何か二人とも反応が鈍くない?
「えっと、二人ともどうしたの?」
私たちの変化に、あえて無視するように、オバさんが問題の人間の事を話す。
「
オバさんが言った事が、良い面しか無くて、思わず嫌な部分を思い出した。
あいつ、私が嫌われる為に言った無理難題を、私の為だけに全てこなすんだもん。しかもメッチャ紳士で優しいし。それに金一お兄さんとか、キンジとかと似た、強面な格好良いタイプのイケメンだしさ。
だけど
そこだけが一番腹立つ、私はロリじゃないもん!!幼児体型で悪かったなこの変態!!!会う度に抱き締められる身にもなれバカァ!!抱き着き癖あるだけでダメ!!つか抱き着くのが長い!平気で十分やそこら無言で抱き付いて来るんだよ!?そこ以外は完璧なのに!!!!
まるで身体に必要なものを、必死で取り込むように、ひたすら私に抱き付いてくるんだもん!会話があるならまだしも、無言で頭とか背中とか撫でてくるんだよ、好きでもない人にされると、ただただおぞましいだけよ!!!!お尻とか胸は無いから、未だ撃つ理由が無いのが悔しい。理由さえあれば、痴漢で即
「そうか、で、そいつは今どこに?」
「そうですかぁ、白雪先輩と佐々部さんに、お願いしなきゃ」
え!?
何でそんな、ほの暗い雰囲気になってるの!!?
何かキンジが雰囲気変わってるんだけど!!!!?
まさか、ベルゼになってるの!?
「俺の
「私のあかりに手を出そうなんて、命知らずも良い所だよ。生きてる事を後悔させてあげる」
あ、絶対正気じゃないよ二人とも!?
つか、何で私に許婚が居るってなった途端にこれなのよ!!?
「え、ちょっと二人とも!?一回落ち着いて!!」
「これが、」「落ち着いてなんて、」「いられるか!!」
今にも飛び出しそうな雰囲気になってる二人を、落ち着かせるために、とりあえずキンジから、アイコンタクトでオバさんには志乃を見てるようにお願いする。
「キンジ先輩!私は大丈夫だから!!親が決めた話だし、この許婚はお互いが成人して、本命を見付けるまでの、虫除けみたいなものなんです!!だから大丈夫ですキンジ先輩!お互いが相手に本気になって無いんです!!」
キンジに抱き付いて、呼蕩気味に話し掛ける、掛けた事はあっても、掛けられた事は無いんだから、防御なんて出来ないでしょ?一端落ち着いて、これからの事話さなきゃダメなんだよ!!
「…………あかり」
「なんです?キンジ先輩」
「呼び捨てで良い」
落ち着いてくれたかなぁ、なんて思ってたら、とんでもない事言ったキンジ。
「え?」
「敬語も止めろ」
頭ん中フリーズして、何が何やら分かんない状態で、キンジがまた爆弾発言をしてきた。
「は?……………えぇ!?」
何が、何がどうなってんの!?
何でキンジがいきなりこんなこと言い出すのさ!!?
え?私なんか選択間違えた?
「子供はもう風呂入って寝る時間だ。そら、早く行ってこい」
そう言って、私を自分から引き離すキンジ。
な、何が起こってるの?え?キンジの目が、まるで休日のパパみたいな目なんだけど?
こんなヒステリアモード見たことないよ。なった事も、聞いた事もない。ヒステリアモードって、未だ私の知らないモードがあるの!?
「それじゃあ、久し振りに一緒に入りましょうか。キンジ君と志乃ちゃんは、ホテルから荷物取ってきなさい、着替えは流石に私用意出来てないから」
いや、一人で良いよ、オバさんとは入りたくない。
「分かりました、あかり、直ぐに戻ってくるからね」
「女の子一人に行かせる訳に行かないな。あかり、良い子にしてるんだぞ?」
そう言って私の頭を撫でるキンジ。
何で二人ともそう簡単に納得しちゃうかなぁ………あ、頭が気持ちいい…………じゃなくて!!
何でキンジがこんなパパみたいな言動になってるのさ!!?これってつまり、私はもう完全に子供扱いって事なの!?
そりゃ、私は見た目が幼児体型だし、迷惑も結構掛けてるつもりあるけどさ。それでも、いきなりこんな扱い納得出来るかぁ!!
「どうしたんだ?不機嫌そうな顔して」
「私は、いつも通りですけど!?」
私の反応に、三人とも呆れた様子になる。何でさ!!?
「ほら、すねるなよあかり。帰ってきたらあかりがしたいこと、一つ聞いてやるから。」
「本当?」
思わずキンジの言葉に反応して詰め寄る。
今、言うこと聞くって言ったよね!?嘘じゃないよね!?嘘だったら、学校にキンジがロリコンだって噂流すから。
「あんま無茶苦茶言うなよ?」
私の考えてることが分かってないから、キンジが困ったように笑う。
…………むぅ、子供に我が儘言われて困ってるパパみたいな顔して、やっぱりこの顔されるの腹立つ。
「分かった、早く帰ってきて」
ぐぬぬ、キンジに
「おう、良い子にしてろよ?」
「それはもういいから!!」
あくまでも子供扱いのキンジに、流石に私もちょっと文句を言う。
結局二人が荷物を取りに、ホテルに向かうまで、ずっとパパみたいに頭を撫でられてた、嬉しいのに嬉しくない、何これ。
次はいよいよ、神様とのお話の予定(未定)
お話会が、1話じゃ全然終わらなそうで、今から頭抱えてます。