咲の世界にジョセフのようなキャラクターをオリ主として登場させてみた 作:橆諳髃
早速だがプロローグだぜ‼︎
大学3年生の冬……俺は就職活動のために県外を渡り歩いていたんだ。
企業さんのインターンシップや、中には選考会の予定もあった。特に3月は忙しくて、俺としちゃ大学のゼミのテーマを考えてる余裕なんて無かったな‼︎ いやぁ〜まずいまずい……
とまぁ、んな事を考えながら歩いてるせいか、俺はトラックに跳ねられちまった。まぁ? 横断歩道はちゃんと確認したんだが……どうやら居眠り運転だったらしい。
全く……これから社会に出て立派に働いて、それで……
(親にもちゃんと親孝行しなきゃいけねぇのになぁ……)
段々意識も無くなって、視界も暗くなりやがった。チクショー……俺の人生もここまでか……
なぁーんて思ってたんだがな……なんかいきなり視界が明るくなって、そんで神様っていう存在も現れたりと……正直場の流れについてこれなかったんだが……その後落ち着いて話を聞いたら、どうやら俺は間違えて死んでしまったらしい。
そんで神様も泣いて詫びてくるわけだ。正直親に何もできなかった事は残念だが、なってしまった事は仕方がねぇ。それに、人である俺にこんなに頭下げて謝ってくれてんだ。許さない方が鬼だろ?
だから俺は許したんだ。そしたらあちらさんが、俺が死んなでしまった代わりに違う世界に転生させてくれるっ言ってきた。転生先はランダムだから、それについては決定権がないが、特典は自由に決められるってよ。
でもいきなり特典って言われてもなぁ……
と思ってたら、最近丁度ジョジョの漫画にハマってたから、俺は神様にジョジョの世界で使われる能力が欲しいと頼んだ。まぁこう答えた理由としては、こっちからすれば転生先なんてランダムで明かされねぇし、それにもしもその世界が平和だったら、例えスタンド能力もらっても宝の持ち腐れだしな。
ん? ジョジョの世界で使われる能力は全部平和寄りじゃないってぇ? んなもん仕方ねぇじゃねぇか! 神様だって色々忙しそうだし、俺ばっかりにかまけてる訳にはいかねぇだろう? だからさっさと答えようと思って考えたら、思い浮かんだのがそれしか無かったんだよ! だから問題ナッシン‼︎
そっからは想像通り、足元に俺が普通に落ちるような穴が空いて自由落下するしながらの転生……
っておもったら、実際にはその場がもんの凄く光って目すら開けられなかったわけよ! まぁ結果としちゃあ……
(この神様すっげぇ優しかったんだなぁ……)
と思いながら転生しましたとさ。
そんでぇ、無事に違う世界に転生したわけだけど……窓から見える景色を見たら、自然豊かでのどかな場所……この一言に限る。いやぁ……やっぱりスタンド能力とか言わなくて良かったぜ! だが……そしたら俺が貰った能力はなんだ?
別にここは戦争とか変ないざこざとか起こらなそうだし、俺自身平和な世界で暮らしてきたから戦いなんてまっぴらごめんだ。
とそんな事を考えていて、不意に窓とは真逆の方を向いたら、そこには大人1人は余裕で入る大きな鏡があった。そしてそこには赤ん坊の姿も映っていたが、多分俺だろう。そしてもう1つ映ったものがある。それは……
バチバチ……
(えっ? これって……波紋?)
なんと俺は波紋使いとしてこの世界に転生していた。
それから4年後……
どもぉ……大学生A改めまして星条承悟でぇす!
ん? 時間すっ飛ばし過ぎだってぇ? ならお前らは、好きでもない赤ん坊の、しかも性別男の成長を長ったらしく見守りたいのか? 俺は自分の子や親戚の子じゃねぇと無理だな‼︎ お宅らもそういう口だろ? だから時間すっ飛ばしてもなんも問題ねぇな! はいこの話は以上!
で、今なにやってるかって言ったら、俺含めた家族4人で麻雀してまーす! 俺前世で麻雀やった事ないけど、これって案外楽しいもんだな‼︎
あぁ、そうそう。因みに俺に宿った波紋だが、今では意識のオンオフで波紋を扱えるようになったぜ! いやぁ〜、赤ん坊の頃から意識して波紋法の呼吸をしてきたけど、練習した甲斐があったわ〜。
まぁ家族に波紋なんて見せる訳にもいかねぇから、家族のいる前では普通に呼吸してるけど、それ以外は外で色々試してる。そのおかげもあって、外を元気一杯に駆けずり回ってもそんなに疲れはしねぇ。
っと、色々と考えているうちにいつの間にか俺の最後の待牌が来たぜ‼︎
「ツモ! りゅうーいーそー!」
「あら⁉︎ 承くん4歳なのにもう役が分かるのねぇ! 賢い子だわ‼︎」
この人が、この世界で俺を産んでくれた母さんだ。一応プロ麻雀師らしい。
「また承悟が上がりか。ははっ、これは参ったなぁ〜」
んでこっちが俺の父さん。仕事は、ここから遠くに離れた会社で働いている。
「後少しでいいのができたのに〜」
最後に俺の兄ちゃん。俺とは3つ歳が離れてるから7歳で小1だ。まぁその歳で麻雀打てるのもすごいよなぁ。俺が言えた義理じゃないけど……
まぁそうやって楽しく生活してたって訳よ! 前世の親には悪いが、俺はこっちで幸せに暮らしてるぜ! だから、俺がいなくても元気に暮らしてほしいな。
そう思いながら俺は、今の家族で幸せに生活してたんだ。
あの時までは……
2年後……
俺は小学1年になった。入学式も既に終わって、既に夏……自然のどかなこの地でも暑く感じちまう。
まぁそれはそれとして……最近家族の様子が可笑しい。前まで楽しく麻雀を打ってた筈なんだが……今では俺の事を恐がって見てるように見えた。俺はただ、普通に楽しく麻雀を打ってたし、親も喜んでくれていた。でも、それも日に日に笑顔とか笑いとか消え失せて、いつの間にか無言で麻雀をやるようになっちまってた。
確かに……小さい頃から連続で上がり続けたってのもあるんだろうし、それも確率としては役満も多かった。だからあんなに俺の事が怖く見えてしまったのか?
(まぁ今日聞いてみるか。それで俺の思った事が正しければ直せばいいだけだし……)
そんで目の前に我が家が見えた。いつものように、正面のドアから家に入る。
「ただいまぁー」
……シーン
いつものこの時間帯なら、お母さんがある筈で、ちゃんとお帰りって言ってくれていた。なのにそれが今日は返事が返ってこない。お手洗いにも行ってんのかな?
まぁそれだったら気にする必要ねぇし、いつも通り居間を通って自分の部屋に戻りますかねぇ……
そう思いながら居間を通った時だった。居間のテーブルの上には、手紙と……
(これって通帳じゃねぇか? いつもならこんな所に置いてねぇのに……元あった場所に戻しとくか)
そんでいつも母さんが通帳を入れてある所に戻そうとしたとき、通帳と一緒に置かれていた手紙に目が止まった。それで俺は……それを読んじまったんだ。
そこに書いていた内容が……
俺という存在が恐ろしく見えてしまった。自分の子なのに、俺を見るたびに心の中に恐怖が湧き出る。だからここを離れる。
簡潔に言えばそう書いてあった。そんで結論からすれば、俺以外この家から家族はいなくなった。毎月俺が生活出来る分のお金は支払われるらしいが……そんなの……そんな事……
「うっ……ぐっ……うわぁぁぁぁぁっ……‼︎」
また俺は……家族を失っちまったんだ。お金の事なんて……そん時はどうでも良かったんだよ……
この作品を読んでくれてありがとうございます。
私は橆諳髃という者です。
最近咲のアニメを見始めてしまい、書きたい衝動を抑えきれなかったんです……
という事で、今主に書いている作品と同時進行をなんとかしながら書いていきますので、遅くなったら申し訳ありません。
それではこれにて……