咲の世界にジョセフのようなキャラクターをオリ主として登場させてみた 作:橆諳髃
ん? あぁ、それはですね……男の人達が羨ましがるシチュエーションの1つを
「んだと⁉︎ 俺にそんな恥ずかしい事しろってか⁉︎」
はい、やってもらいます‼︎
「きっぱり言い切りやがった⁉︎」
ともかく2話スタートです‼︎
入学式初日……俺は高校生になって初めての友人ができた。それも席が隣で、これまたどえらい別嬪さんなんだよなぁ……
(というより俺のストライクゾーンど真ん中じゃねぇか‼︎)
あれから話してると、東横の事について段々と分かってきたんだ。俺が最初に声をかけた時に驚いていたのは、昔から自分の影が薄過ぎて認知されず、目の前で歌ったり踊ったりをしなければ相手に気付いて貰えなかったんだとか。
そんで挙げ句の果てに両親にも認知されにくくなって、そのためか相手とのコミニュケーションも取らなくなったんだと。
そんな事を聞いた。それを聞いた時俺は、場違いな質問をしたと思ったんだ。あぁ、今はもう最初のHRとか終わってるから、もう家に帰っても良い時間になってる。
でも俺からすれば、こんなに早くに帰ってもやる事がない。だから隣の席の東横と面と向かって会話してる。まぁ東横以外にも友達はできたはできたが……そいつらもどうやら東横の事が見えていないらしい。目の前に本人がいるのに、さもそこには俺以外誰もいないという風に見えてるようだ。
東横は……いつもの事だと言って気にしてないアピールをしてきた訳だが……言葉で言っても顔には本音が出てて丸わかりだ。
(ったく、そんなこと言うんだったらもっとポーカーフェイスも上手くなるんだな‼︎)
まぁそんな事がどぉうにも気に入らなかったんで、俺っちはその場で誰にも気付かれずにある事したわけよ! その結果どうなったかだってぇ? そんなの……
「えっ⁉︎ なんで目の前にこんなに可愛い子が⁉︎」
「嘘⁉︎ 全然気付かなかった‼︎」
「クソッ! なんでよりにもやってジョジョの隣の席なんだよ⁉︎」
「おい最後の奴‼︎ テメェは後で全力でぶん殴ってやっから覚悟しとけ‼︎」
「げぇ⁉︎ ヤッバイ聞かれてた⁉︎ 俺はクールに去る(逃げる)ぜ‼︎」
「それカッコ良くねぇだろ⁉︎」
「クスクス……」
そんな芝居じみた事をやってっと、東横がクスクスと笑っていた。本当ならば、もっと色々な話とか表情とか彼女はできるはずなのに……本人が持つその体質故か他の人との繋がりを諦めちまってる……
今回の事だって……俺が皆に気付かれずにあの能力を使ったから、周囲には東横が認識できるわけで……俺がこの能力を切ったら東横は皆の前から忽然と姿を消したように見えちまうんだろうな。
とまぁそんな事を考えていたらよ……俺の肩がトントンって叩かれたんだ。そっちに顔を向けると、東横がこっちに笑みを浮かべてたんだ。そんで俺がどうしたって聞いたら……
「もうそろそろ良いっすよ。皆に私の姿が見えてるのって……星条くんが何かしてるだからっすよね?」
「……やっぱバレちまうか?」
「バレバレっすよ。皆が星条くんに私の姿が見えないって言って、それを私が気にしてないって言ったら星条くん……悔しそうな顔してたっすから」
「……いらねぇ気遣いだったかな……」
そんで俺はこう思っちまった。俺は、東横に同情したからそうしちまったんだろうかって……。彼女の事を見て欲しい、無視しないで欲しい……そんなものも俺の中にはあったんだろうが……
(これ……どう見たって同情にしか見えねぇよな……悪い事しちまったな)
そう思って俺は、すぐに謝ろうとしたんだ。そんで俺が口を開くその前に……
「ホントに、いらない気遣いっすねぇ」
謝る前に彼女からそう言われちまった。まぁ悪態つかれてもこれは仕方ねぇな……何せ今回の事は、俺が考えなしに行なった結果だ。だから後から散々文句を言われよう。
(だが……何故そんな悪態をつきながらも顔が笑ってるんだ? ま、まさかこの顔で怒ってんのか⁉︎)
と内心焦っていると、また彼女の口から言葉が発せられたんだ。
「でも……星条くんは私の事を思ってやってくれたんすよね? なら……私はその事が嬉しいっす」
「東横……」
「それにこの顔……星条くんにしか見えて欲しくないっす。だから、もう何もしなくて大丈夫っすよ?」
「そうか。なら……」
俺は皆が明後日の方向に向いている隙をついて能力を解除した。すると皆の前からいきなり東横の姿が消えたように見えて……
「あれっ? 東横さんどこ行ったんだ?」
「ん? 東横さんなら家の用事で帰ったぞ? 帰る前に一言言ってたが……まさか気付かなかったのか?」
「ま、マジ⁉︎ スゲェな東横さん。ジョジョ以外の皆に気付かれずに帰るなんて……」
まっ? その当の本人は目の前で今の状況を面白がって笑ってるが? そんで俺もつられて笑うわけよ。
そんなこんなで時間も過ぎて、今は昼の12時丁度。教室も俺と東横の2人きりで、他の奴らはもう帰ってる頃だろう。そんで俺はというと……
「さぁ〜てと……家帰っても暇だし、時間もいい頃合いだし、ここで弁当でも食べて帰るとしますかねぇっと」
「えっ⁉︎ 今日って購買開いてたっすか⁉︎」
「いんや? 今日は開いてねぇよ? まぁ明日から授業だから、明日からなら開いてんだろうな」
「じゃぁお弁当って……」
「あぁ、それはこれの事よぉ。いつもの日課でつい今日も作っちまった手作りだぜ‼︎」
「ほ、星条くんの手作り弁当っすか⁉︎」
なんか驚いてるような顔でこっちを見てきた。あり〜? まさか俺って家事ができないって思われてたか? まぁなんだ……俺のなりがこんなならそう思っちまっても当然か?
あぁ因みにだが、俺の容姿と声はジョジョに出てくるジョセフそのまんまだぜ? ただ中身が違うってだけで、話し方は真面目な時以外はこんなんだったな。
「Exactry‼︎ This lunch box is my handmade.」
「な、何で英語っすか?」
「まぁともかくとして頂きまぁす!」
「あれ? いつの間にか質問が流されたっす……」
そんな発言が聞こえた訳だが、俺は気にせずに食べていた。いんやぁ……やっぱ今日も美味いな! 流石俺だぜ‼︎
「……」ジーッ
とまぁそんな風に食べてたら、隣から視線を感じたら。横を向いたら、案の定東横で……俺の弁当をジッと見てたんだ。まぁなんだかんだ言って昼だしな。東横もお腹空いてんだろう。てな訳で……
「何なら少し食べるか?」
「えっ? 良いんすか⁉︎」
「あぁ、1人で食べるのって、なんか寂しいじゃん? それに、今日は結構多めに作ってきた方だからよ。だから一緒に食べようぜ?」
「っ‼︎ ありがとうっす‼︎ なら……」
そう言って東横は俺の方に目を瞑りながら口を開いて……
「あ、あ〜ん……」
(あぁ……俺しか箸持ってねぇから食べさせてって事ね?)
「東横、あーんするのは良いが、まず何が良いか決めてからな?」
「星条くんが食べさせてくれるなら何でも良いっす」
(こ、こいつ……何って事をサラリと言いやがるんだ⁉︎ これ本当にコミニュケーションゼロが取る行動か⁉︎ っていうかドキッとした……)
まぁともかくとして、弁当の中では定番の卵焼きを1つとって東横の口の中へ……
「はいあーん」
「あ〜ん……」パクッ
おっ、すんげぇ美味しそうに食べてらぁ。これは多めに作ってきて良かったぜ‼︎
(あぁ……この卵焼きとても美味しいっすけど……星条くんとの間接キス///)
ジョジョは、まさか自分の前で彼女がそんな甘い思いをしている事を全く知る由も無い。そしてそんな楽しい時間はあっという間に過ぎていったのだ。次回に続く‼︎
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「うふふ、これが間接キスっすか〜///」
「東横? 赤くなってるけどどうした?」
「えっ⁉︎ な、何ともないっすよ⁉︎ 平常運転っす!」
「平常運転って……まだ会って初日の設定だろ? まだ東横のいつもの知らねぇしなぁ……」
「……私の日常……知りたいっすか?」
「へっ? い、いや! 別にそういう意味で言ったわけじゃあ……」
「ふふ、冗談っすよ。からかっただけっす」
「くっ……口で達者なはずの俺がまさかからかわれるとは……」
と言うわけで、今回はここまでにします。
「いきなり唐突に現れやがったな作者……って言うより、早く麻雀始めやがれ‼︎」
次回には書きますんで、読者の皆様もどうかお待ち下さい。それでは……
「「また見てくれよな!/また見て下さいっす!」」