咲の世界にジョセフのようなキャラクターをオリ主として登場させてみた   作:橆諳髃

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「な、なんかまた変なタイトルなんだが……」

そうですかね? まぁ確かに言われて見れば……変えるつもりありませんけどね?

「おいぃっ⁉︎ そこは変えろよ‼︎」

嫌です。とにかくスタートです。

「無理やり進まんじゃねぇっ‼︎」


6話 自業自得……後悔……それを癒すのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 東横

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星条くんが隣でオンライン麻雀室に入っている時、私もguestとしてそこに入っていた。オンラインであれば、相手が誰であろうと私の存在は認識されるし、何より朝星条くんと麻雀を打つのが楽しくて、また一緒に打ちたいと思ったから入った。

 

麻雀部の方達も私の事を歓迎してくれて、少し嬉しい気持ちになった。まぁ星条くんほどではないのは間違いない。そして、いよいよ麻雀部に所属する2人と私、そして星条くんとで対戦した。

 

そしたら、麻雀部の人達の動きが少し変わっていたっす。どうやら星条くんに対抗しての事だと思うけど、多分星条くんには勝てないと思うっす。

 

(まぁ私は勝ち負け抜きにして星条くんと楽しく打ちたいだけっすけどね?)

 

星条くんは起動してからパソコンの画面に集中しているから、私が隣で一緒に打ってることには気付いてはいないと思うっす。私としては、後で驚かせることができると思うとワクワクはするっす!

 

そして東場の3局目……隣を見ると星条くんは何か考え事をしながら打っていたっす。そして星条くんが突き捨てた牌が、私の欲しかった牌だったのですかさずロンしたっす。

 

そして隣を見ると、星条くんが頰に両掌を押し込むように当てて驚いていた。それを見たら思わず笑っちゃったっす! 後から気付かれたかなと思ったけど、どうやらまだ気付かれていないようで、こちらとしては安心したっす。

 

ただ、それとは裏腹に星条くんを本気モードにしてしまったのは不味かったっすね。私はどうにかとった半分の4000点しか取られなかったっすけど、後の2人が悲惨だったっす。

 

かじゅさんが8000点……そしてカマボコさんに至っては16000点も取られてビリになってたっす。カマボコさんに対してはただ一言……ご愁傷様としか言えなかったっす。

 

それで終わった後、かじゅさんの方から私達を勧誘してきた。星条くんは乗り気みたいっすけど、条件クリアで入部って返事を返していた。そして私も思い付いた。私も条件を付けようって……

 

それは、私を見つけるか……それとも星条くんを入部させることができたら私も入部するという事っす。こう書いた時、星条くんは何が何やら訳がわからないというような表情をしていた。

 

そこで私は星条くんに種明かしをして、guestが私だというように仄めかしたっす。そしたら私の思った通り、星条くんは驚いていた。もうこれは最高に気持ちの良い瞬間だったっす‼︎

 

これまで私を認識させるために、わざと他人の前で踊ったり歌ったりして、結果的に相手を驚かせたようになってしまったっすが、今回は認識できている相手を驚かせる、私にとって初めての経験だったっす‼︎

 

だから、何故か心の中が満足感で溢れてて……

 

(星条くんの色んな表情やリアクションをもっと見たい‼︎)

 

なぁーんかそんな想いも湧き上がっていたっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東横にさっき騙されて、今は家への帰り道を歩いている。勿論俺の隣には東横はいるが……

 

「さ、さっきは黙っていて悪かったっす……だから許して欲しいっす……」

 

さっきからこの調子で俺に謝ってくる。それに対して俺はというと……

 

「ツーン……」

 

こんな調子で反応している。いんや、まぁさっきの仕返しみたいなもんだなぁ〜。かれこれ校門から出て5分くらいこうだろうかねぇ?

 

「ほ、星条くん……ほ、本当にごめんなさい……」

 

まぁでもこちらとしてももうそろそろ限界だ……なにせ俺ってそんなキャラじゃねぇしぃ? それにさっきから東横の声が震えててなぁーんか嫌な予感がするっつうかぁ……校門出てから1回も東横の顔見てねぇからこちらとしてはすんげぇ気になってんのよ。

 

そんでもうそろそろ許すかなって思って東横の方に顔かけたらさ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ぐすっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……なぁ〜にやってんだ俺……)

 

こんなの……東横が嫌がる事だってわかってたじゃあねぇか! なのに俺は……またこの子をそんな気持ちにさせちまった……

 

本当に情けなく思うぜ。俺としたらさっきのお返しと巫山戯ただけだった。でも彼女はそれを真と捉えちまってたんだ。全くもってよ……なんでそんな事に俺は気付くのがおせぇんだよ……

 

(それだから……家族も離れて行っちまったんじゃねぇか……)

 

「あんな思いは……2度とゴメンだ」

 

俺は東横に聞こえない程度の声で呟いた。そんでもって俺の頬を両手で喝を与えるかのようにして叩いた。

 

「えっ……な、何やってるっすか⁉︎」

 

東横にはどうやら、俺がいきなり自分の頬を叩いてるようにしか見えなかったようで驚いていた。

 

そして目の前には昨日の下校時と同じく別れ道が見えた。そこに差し掛かった時、俺は東横の両肩を掴んで俺と対面させる形にした。

 

「ど……どうしたんすか?」

 

その声はまだ震えていて、目にも涙が溜まっていた。それを見て俺は、また自分に嫌気がさしながらも東横の顔を直視した。それで東横と目が合った瞬間に、俺は口を開く。

 

「さっきの態度……悪かったって思ってる。東横をそんな顔にさせちまった。ただ巫山戯ただけだったのに……それで東横を傷つけちまった。だから……」

 

「だから俺を、好きなだけ殴ったって引っ叩いたって構わねぇ! これで東横の受けた傷を癒せる訳でもない。でも俺は……自分勝手ながらそうされなきゃ気がすまねぇんだ! だから……東横が気がすむまで俺をどうにでもしてくれ‼︎」

 

それで東横の肩から手を退けて、俺は真っ直ぐ立って目を瞑った。それは痛みを堪えるものじゃない。痛みを真摯に感じるがためだ。

 

「……なら、そのまま目を瞑ってて下さいっすよ?」

 

返答が聞こえた。俺はそれに従うだけだ。目を開ける気なんてさらさらねぇよ。でもそうしてるから色々と考えちまってる。

 

許されようなんて思ってなくとも、このまま東横が俺の事を嫌いになってしまったら? 俺の目の前から遠ざかっていて、目を開けた時にそこにいなかったらなら? そんなの……殴られるよりも辛い。

 

(でも俺は……東横にそうさせても仕方がない事をした。ハハ……俺の前から誰かがいなくなるのなんて……全部……俺の自業自得じゃねぇかよ……)

 

悲しいと思った。そうなってしまうのが辛いと思った。でも俺は……いつも気付くのが遅れる……。それが偶然なのか……それとも分かっていて気づきたくないだけか……どっちかわかんねぇ。

 

でも結果的にそうなっちまうのは……全部……

 

ジョジョの頭の中で……そんなマイナスな考えがループしていた。後悔先に立たず……まさにそれを体現していた。それから生じる悲しみが過去を思い出させ、後悔させ……それの延々の繰り返しで、さらには未来にまでその負の連鎖は及ぼうとしていた。だがそれは……突然ある者の行為によって破られたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っ⁉︎」

 

目を瞑ってた俺には……正直者何が起こったかの認識が遅れた。でも、顔や体を殴られた訳じゃない。確かに体に衝撃はあった。でもそれは痛みじゃない。逆に温かさを感じる。これは……そう……

 

(まるで昔……お母さんに抱きしめられてた頃の感覚だ。でも……なんで……)

 

「星条くん……まだ目を瞑っているっすか?」

 

「……あぁ」

 

東横の声が俺の真下から聞こえる。その声は……確かに震えてはいた。でも何でか……さっきとは違う感じがした。

 

「星条くんは……いつも巫山戯たような態度をとって私を笑わせてくれる。さっきのだって……本当は後から軽い気持ちで巫山戯てたって告白して、それで私を笑わせるつもりだったんすよね?」

 

俺は……それには返事ができなかった。確かに巫山戯てたのもあった。後から冗談だと言うつもりでもいた。東横の言ったことは……全て的を射ていたんだ。でも……俺には後からそうですって言う権利なんて無いと……自分の中では思う。最終的に、東横を傷付けたのには変わりない。自業自得だって……

 

だから答えなかったし、頷くこともしなかった。

 

「……星条くんは真面目っすね。いつもはそう言う風に見えないのに……でも今は、貴方が真面目に私の事を考えているってことぐらい分かるつもりっすよ?」

 

何も反応していないのに……東横は俺に言葉を投げかけてくる。その一言一言が……後悔が降り積もる俺の心に入ってくる。それで……何故か心が温かいと感じてくる。

 

「私の事を……今の星条くんのように考えてくれた人っていないっすよ? 皆私を認識してくれていなかったし、親からも認識されにくくなってしまったっすから……今まではそれでも仕方ないって思ってたっす。でも……こうして他の人からこんな風に思われるのが……こんなに嬉しいなんて思っていなかったっす。だから……目を開けて……もう私は許してるから」

 

俺はその言葉を聞いて……尚更目を開けられなくなっちまった。なんでかって? そんなの……

 

「どうしたっすか? 泣いてるっすか? どこか痛かったとこがあったっすか? 辛いことがあったっすか?」

 

俺は……こんなにいい子が側にいて良いのかと思えてくる。こんなにも良い子が……なんで今まで……

 

(それで俺は……こんなに良い子に悪い事して、勝手に自己嫌悪になって、謝って、それで……)

 

「泣いてる理由は分からない。けれど……私にも、貴方の今を癒せる事は出来ると思うっす。だから……」

 

「私で良ければ、その涙や悲しさが収まるまで側で見守ってあげるっす。それで泣き止んだ後は……私にいつものように巫山戯た口調と態度で笑わせて。そして……いつものように、私に笑顔を見せて」

 

その言葉で……どうやら俺の涙腺は決壊したようだ。俺……こんなキャラじゃねぇのにな……

 

(でも何故だか……恥ずかしいとか……そんな感覚はねぇ)

 

心が温まるって……こう言う事を言うのかもしれねぇ。子供の時は小さ過ぎて……よく分からなかった。でもこれがそれだと言うのなら……俺は弱かったんだな。

 

人それぞれによってその感じ方は違う……だがジョジョは、他から見ればただの仲直りであるこの瞬間でも、心は強くなっていくのだ。自分の弱さを感じ……他者からの想い……東横の想いから幼かった頃体験できなかった想いを形成させていく。

 

「ふふっ……星条くんは真面目で、それでいて涙脆い……また新しい星条くんが見れて……私は嬉しいっすよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continue →




「作者ぁぁぁっ‼︎ まずは一発ぶん殴られろぉぉっ‼︎」

えっ? 何事ですか⁉︎ いや、まてまて⁉︎ なんで波紋練ってるのっ⁉︎

「そんなの自分の心に直接聞きやがれぇ! 波紋! オーバードライブのビートォッ‼︎」

や、やめっ⁉︎ ぐぁぁっ⁉︎ ヒューン……キラン✴︎

「全く……東横を悲しませた罰だ。潔くぶっ飛ばされて反省しろってんだ……」

「星条くん……殴るのは良くないと思うっすけど、私の事を考えてやってくれたのなら嬉しいっす」

「ま、まぁ? 今回は東横にも迷惑かけちまったしぃ? その……ま、まぁともかくとしてだ! 次回も見てくれると助かるぜ‼︎」

「あ、星条くんが照れてるっす!」

「う、うるせぇー‼︎」

「以外と星条くんは照れ屋さんと……それでは、読者の皆さんも、また見てくれると嬉しいっす!」

「勝手に締めるなぁー!」

チャンチャン(ナレーター)
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