9歳で極普通な少年はある事に気付いた。
いや、「思い出した」の方が正確で正しいだろう。
忘れ去られた記憶と「此の世に産まれて来た本来の理由」を
それは少年にとって禁断の果実であり「運命」である。
少年には両親と妹がいる。
妹は兄に優しく頑張り屋。
両親は少年に対して冷たく悲惨だった。
妹には優しかった。
妹には内緒に裏で少年は虐待されていた。
何故、妹だけには優しいのか。
それは本物の家族だからだ。
そう、この少年は「養子」であり、
「人間によって作られた人間」人工人間である。


【挿絵表示】


3/17挿絵を描きました。
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