ガンダム00  マイスター始めてみました   作:雑炊

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今回はちゃんと戦闘らしい戦闘も入っている、かな?
後今回は後書きにちょっとしたアンケートがあります。
それでは本編をどうぞ。


七話――――過去と対峙しました(またしても不本意)―――――後編

「1、2、3、4、5、発射」

 

ドキューン……

 

チュボーン…

 

「うし、命中っと。次は……」

 

え?何をやってるかだって?

指定ポイントに到達したから、実働部隊のガンダムを援護する為に、右腕の2連ビームライフルで、バレないように、各機体と交戦しているリアルドとかを、チマチマと一機ずつ撃墜しているだけですけど何か?

指定時間までに間に合ったのかって?

…意外や意外、残り2分で到着しましたよ。

しかもステルスにも穴はなかったし。

到着して、各部のチェックが終わった瞬間に思わず『師匠すげー!!』って叫んじゃったよ。

……っとぉ。

 

「よそ見してる場合じゃなかった」

 

そんなセリフと共に、再びトリガーを引くと、銃口の先でエクシアに死角からリニアライフルで攻撃しようとしていた、AEUヘリオンベルベトゥウムが、銃口から放たれたビームによって爆散した。

 

(ベルベトゥムって何ぞ?という人の為に簡単に説明すると、ヘリオンは製造された時代によって、性能は勿論、見た目、同時に名前が異なっており、最初期はイニティウム。中期はメディウムとなっており、残った現在使われている最新型(という訳ではないが)及びその派生機をひっくるめてベルベトゥムと呼称される。以降は別に最初期型と中期型が出てくるわけではないので、ただ単にヘリオンと呼称します。あしからず。)

 

おそらくパイロットは今何が起きたかも解らずに、あの世へと旅立っただろう。

…せめて一瞬で消し飛べたのは、果たして幸運だったのかそれとも不幸だったのか…

 

別に任務だし、こっちだって死にたくないから、という理由で人殺しを正当化しようなんて思ってはいない。

…でも、そんな風にある程度割り切らなければ、身体はともかく心が罪悪感等で押し潰されてしまう。

 

「等とそんなとりとめも無い事考えてる場合じゃないか、クソッ!」

 

そう叫んで、俺はほぼ反射的にOガンダムにバックステップを取らせてその場を退避した。

一瞬遅れて今さっきまで居た場所にミサイルが殺到する。

見上げれば、そこにはヘリオンが4機ほど編隊を組んで此方へと向かって来ているのが見て取れた。

 

(う、気付かれた。)

 

別段驚きは無い。

そもそも指定ポイントに到着してから、一切その場を動かずにビームによる狙撃をしていたのだ。

むしろ今まで気付かれなかったのが奇跡である。

そんな事を考えている内に、ヘリオンの内の一機が変形し、ソニックブレイドを左手にマウントして、切りかかってきた。

…が…

 

「遅いしぬるい」

 

そう呟きつつ、Oガンダムを一気に加速させて相手の懐まで入る。

相手はまだソニックブレイドを振り上げている途中だった。

実際の所、剣等の近接用武器で接近戦をする場合、対人でもそうだが、上段から剣を振り下ろすと言う動作は、自分が先手を取った場合にはあまり有効ではない。空中からの攻撃時にそれをするなんぞ以ての外である。

理由としては、隙がデカイから。特に今のヘリオンのように、振り上げながら突っ込むなんていうのは、格闘戦初心者のする初歩的なミスの内の一つである。

この結果として、相手も初心者であれば、確かに敵が突っ込んでくるという威圧感を与えられるから、有効っちゃ有効ではあるものの……

 

「ほいっと」

 

そう呟きながら、Oガンダムの右腕の試作型2連ビームライフル…もうめんどくさいから、ツインライフルとこれから呼ぶが、その銃口からビーム刃を展開しヘリオンの腹部へとアッパーの要領で展開されたそれを叩き込む。

叩き込まれたヘリオンは数瞬の間もがくように動いていたものの、その内動かなくなった。

 

…とまあ、このように、相手が玄人の場合隙のデカさを利用されて、反撃される、というのがオチとなる。

師匠がサラッと言っていた事なので俺は良く知らんが、日本にある刀を使うどの武道や武術でも、敵の間合いに踏み込む時には剣を振り下ろす動作を同時にしなければならない、という教えがあったりする。

これは振り上げながら突っ込むと今のヘリオンのようにやられてしまうと言うのが理由の一つとして挙げられるが、もう一つの理由としては振り下ろしながら突っ込んだ場合、最悪自分がやられたとしてもうまく相打ちに持ち込める可能性が大きいからである。

 

それって何か意味あるの?とか思った奴。それ以上は俺に聞くな。後は自分で考えるか、タイムマシンでも使ってモノホンに会いに行くか、そういった武に関する事をちゃんと学んでいる人に聞きに行ってくれ。

さっきも言ったが、この話は師匠が俺にビームサーベルの使い方を教えてくれている真っ最中に小話みたいな感じでサラッと言っていただけだ。

実際師匠も最後に、「相打ち覚悟で戦いに臨むのは、戦士としては2流だと僕は思うがね」と言って話を切り上げてしまったし。

…ただ、一応理に敵っていると言ったらそれは間違っては居ないので、個人的には参考にしている所もあるのだが。

 

ピッピッピッピッピ…

 

「うん?」

 

ふと、コックピット正面のメインコンソールから音が鳴った。

ロックオンされた音ではなかったので、なんぞ?と思いながらもそちらに目を向けると、コンソールのモニターには友軍機―――つまり実働部隊のガンダムが移動を始めており、それを追えという旨のメッセージが表示されていた。

それを見た俺は、再びハロに立体映像による此処らへん一帯のマップを表示させる。

ご丁寧にも、マップには実働部隊の各機の次の目標ポイントが記載されており、次に何処へ行けば良いのかが、一目で分かるようになっていた。

 

…だが、今はあまり意識を向けていられるような状況ではない。

仲間の一人を殺られた事がきっかけとなり、頭に血が上ったのか先程のヘリオンで残った三機の内の二機が此方に向かってきた。

しかしどちらも人型形態にはならず、戦闘機形態のままジグザグの軌道を取りつつ、こちらへとレールガンを乱射している。

どうやら高機動による撹乱を絡めたコンビネーションで此方を攻めようとしているらしい。

しかし…

 

「相手が悪かったな」

 

――――――その機動は地獄の特訓でキュリオスやアブルホールに散々やられたわ!!

 

そう口には出さずに呟くと、俺はOガンダムをヘリオンの内の一機に向かって跳躍させ、空中側転の要領で上を取り、そのままツインライフルから発生させたビームサーベルで通り抜けざまに相手を3枚におろした。

そのまま着地すると、後方で3枚におろされたヘリオンが爆散して、周囲が爆風と砂塵に包まれる。

レーダーを見るとどうやらもう一機は上空へと飛び上がって爆風から逃れたらしいが、同時に上がった砂塵とOガンダムの装備しているGNマントの色の影響で、一時的に此方を見失ったらしく頭上でぐるぐる旋廻している。

これ幸いとばかりに、Oガンダムの右肩にあるキャノン砲を展開して照準をヘリオンにロックすると、そのまま発射した。

発射された砲弾は、そのまま真っ直ぐにヘリオンへと向かって行き、程無くして着弾した。

ドン!!、という音と共に、空中に人の死を一つ内包した花火が出来上がる。

それにあまり目を向けずに残ったもう一体のヘリオンを探す。

レーダーを見る限りでは、あまりまだ遠くに行ってはいないが…

 

「…チッ。逃げられたか」

 

思わず舌打ちが出てしまう。

これでこの機体(Oガンダム)の事も、世間にばれてしまう事だろう。

…まぁ、師匠曰く、この機体の事は今回か次回くらいでもうばらすという事になっていたらしいから、そこまで問題にはならないだろう。

監視者の方々の会議は物凄い事になりそうだが(笑)

そりゃあ、自分たちもその行方を知らなかったガンダムが、突然追加装備付きで現れて、戦場に介入していたのだ。

しかもマイスターに登録されているのは、素顔も本名も不詳の謎の人物ときたら、まず計画を自分の思い通りに運ぼうとしていた人達は、顔面蒼白になってプランの練り直しに躍起になるだろう。

 

「……ヤバイ。考えたら笑えてきた」

 

そこそこに歳を取ったおっさんが、顔面蒼白になって必死にブツブツ独り言を言いながら、何かを考えている姿……事情を知らない人からすれば心配の一つでもしそうな光景だが、事情を知る者からすればその光景は意外とシュールだ。

 

「アムロ、イソゲ、イソゲ!!」

 

ハロの声で、俺は一瞬で現実に引き戻された。

見れば実働部隊の機体は全機目標ポイントまで到着しており、残っているのは俺だけである。

 

(あ、ヤバ…)

 

慌てて機体を動かして、目標ポイントへとすっ飛んでいく。

もうとっくにステルスはその意味を成していないので、今度は歩いてではなく空を飛んでいるので、そこまで時間は掛からないと思うが……

 

「…どうなるかは、分からないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モラリア軍事演習所 東部

 

エクシアが新たに追加されたGNロング・ショートブレイドを両手で縦横無尽に振るう度に、周囲のヘリオンは細切れになっていき、瞬く間に倒れていった。

 

(これがGNブレイド…エクシアの新装備。)

 

これならイアン・ヴァスティ(ロックオン曰くおやっさん)が言っていた通り、大抵の物ならを難なく切断することが可能だろう。

これなら確かにセブンソードという開発コード通りの機体に仕上がったと言える。

そのまま感動に浸っていたかったが、まだ周囲の敵が残っている事を鑑みて、すぐさま意識をそちらに切り替える。

すぐさま一番近い所にいたヘリオンに向かって駆け出すと、エクシアの体勢を低くし、そのまま右手に持ったGNロングブレイドで切り上げる。

 

「甘い!」

 

すぐさま背後から切りかかってきたヘリオンの攻撃をかわしてショートブレイドで反撃する。

ショートブレイドはヘリオンのコックピットのギリギリ上の方に突き刺さり、そのまま相手を両断した。

 

「次っ!」

 

私はそれを確認すると、すぐさま飛び上がりつつ、両手のGNブレイドを腰にマウントすると、そのまま武器をGNソードへと変更し、ライフルモードで上空のヘリオン二体のリニアライフルを潰す。

そのままソードモードへとチェンジしたGNソードで、通り抜けざまに、二対を両断する。

 

「チッ!」

 

その直後に後方からリニアライフルで攻撃されたが、ギリギリでそれをかわすと、腰のGNダガーを投擲して、攻撃してきたヘリオン二対の頭部に突き刺す。

そして、振り向きざまに二本のビームサーベルを抜き、後ろから迫っていた二機を腰の部分から切断した。

 

「…エクシア、フェイズ1終了。フェイズ2に…」

 

周囲に敵影が無い事を確認して、私がそう言葉を紡ごうとした瞬間、コックピット内にアラームが鳴り響く。

 

「っ!?」

 

咄嗟に操縦桿をきり、横から飛んできたリニアライフルの弾を避ける。

外れた弾丸は地上に着弾し、土煙を発生させた。

それにあまり気を向けずに正面に目を向けると、ディスプレイには上空を飛ぶ紺色と血の様な色をした二つの機影が見えた。

 

「新型か!?」

 

一瞬そう思ったが、冷静に観察するとどうやらそれは違ったようで、少し形が変わっているものの、それは私が計画発動の際、最初に相手をしたAEUの新型機“イナクト”だった。

血の色の方はこちらの出方を伺っているのかあまり目立ったアクションはしていなかったが、紺色の機体の方は、いきなり加速すると、此方へとリニアガンを撃ってきた。

 

(…少々チューンして手を加えてあるようだが、性能は十分把握している。)

 

撃たれた弾丸を避けつつそう思っていたが、徐々に弾丸はエクシアに近づいていき、遂には正確に捉える程となる。

 

「なに!?」

 

咄嗟にシールドで防御したが、動揺は大きな物ではなかった。

即座に回避のパターンを大きなものに変える。

だが、それでも敵は確実に当ててくる。

 

(まさか、動きが読まれている!?)

 

そう思ってしまうほどに、たて続けにイナクトは此方へと攻撃を当ててきた。

同時に度重なる動揺で動きが鈍くなった所に体当たりをしかけられ、エクシアは倒されてしまった。

 

「ぐぅ!!」

 

『はははははは!機体はよくてもパイロットはイマイチのようだなぁ。ええ!?ガンダムさんよ!!』

 

接触回線で、イナクトのパイロットの声が耳に届く。

しかしそれを聞いた瞬間に、私の頭の中は驚愕で埋まってしまった。

 

「なっ!?…あの声……ま、まさか!?」

 

驚愕に続いて、忌まわしい記憶が脳裏にフラッシュバックする。

自分をゲリラに仕立て上げた男。

自分の神への信仰を利用した男。

自分に両親を殺させた男。

…そして自分と仲間達と○○○を見捨てた男。

 

『商売の邪魔ばっかしやがって!!』

 

「!!」

 

脳裏にあの日の光景がはっきりと浮かぶ。

赤いウェーブのかかった長髪を風になびかせながら自分の前に立っていた姿。

ナイフの戦闘訓練で自分をあしらった時の、あの嘲笑。

そして、突如自分に襲い掛かってきた○○○と1対1で白兵戦闘をしていた時の、あの狂笑。

 

(……やはりそうなのか!?)

 

『こちとらボーナスがかかってんだ!!』

 

イナクトは可変しながら旋回するとそのまま蹴りを入れてくる。

私は腕をあげて防御するが衝撃でコックピットが揺れた。

しかし、そんな事は気にしていられなかった。

目の前にいるこの男が本当に奴なのかということしか頭にない。

そうもしている間に、イナクトが腕からソニックブレイドを取り出す。

 

『別に無傷で手にいれようなんて思っちゃいねぇ。リニアが効かないなら……切り刻むまでよ!!』

 

「っ!!」

 

私はブレイドを構えて向かってくるイナクトをかわすとビームサーベルで斬りかかる。

だが、

 

『ちょいさぁ!!』

 

イナクトが振り向くと同時にエクシアの右手を蹴りあげ、ビームサーベルを弾き飛ばす。

 

(この動き!見覚えがある!…だとすれば納得はいかないが間違いない!!)

 

激情に任せもう一方のビームサーベルで斬りかかるが、ブレイドで上手く弾かれビームサーベルを手放してしまう。

 

「…ええい…!!!」

 

私はは左腰に装備されたGNブレイドを抜いて再びイナクトをにらみつける。

GNブレイドは私の感情に反応するかのように激しく振動している。

 

『一体何本持ってやがんだ…けどな!!』

 

そのままイナクトとエクシアは同時に相手へと踏み出し剣戟を重ねていく。

だが、エクシアは鍔迫り合いに持ち込まれるとそのままじりじり押されていく。

 

『動きが読めんだよ!!』

 

「くっ!!」

 

その時、再び脳裏に忌まわしい記憶がフラッシュバックした。

 

自分に銃を向けられ、驚きと戸惑い、そして悲しみの目を向ける母。

 

『やめて、ソラン…なぜ、どうしてなの……!?』

 

そして、乾いた発砲音と小さな火花。

発砲音の余韻がなくなった後、母は力なく倒れた。

 

 

 

 

「う…う…ああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

刹那の咆哮と同時にエクシアの胸部のジェネレーターが激しく輝き、解放された圧縮粒子とともにGNブレイドの切れ味があがっていく。

そして、

 

『なに!?』

 

危険を察知したイナクトはソニックブレイドを手放し、後ろに飛んで距離をとる。

ソニックブレイドはGNブレイドに刺さったような状態だったが、離れた瞬間にガランと音を立てて二つに切断された状態で落下した。

それを見た私は、心の中でこんな事を呟く。

 

(…確かめなければ。)

 

と。

其処に冷静さとかといった、理性から来る物は無い。

只々感情からの行動だった。

光通信でイナクトのパイロットへと「出て来い」と告げると、エクシアのコックピットを開く。

そのまま私は、エクシアの外へと出た。

…無論ヘルメットは付けた状態で。

 

 

 

 

 

 

暫らくすると、奴もコックピットから出てきた。

 

「素手でやりあう気か?えぇ?ガンダムのパイロットさんよ!!」

 

同時に、奴は被っていたヘルメットを取る。

その下から現れた顔は――――――

 

「……っ!!」

 

――――――間違いない!

あの頃と違って顎鬚が生えて、髪も幾らか増えているが、この赤い髪に黄色の瞳は見間違えようが無い!

 

アリー・アル・サーシェス!!

 

その瞬間、私の中をありとあらゆる感情が駆け巡る。

戸惑い、疑問、決意、悲しみ、怒り、そして最も燃え滾る物――――――憎悪。

忘れる筈が無い……忘れようが無い!!

この男の所為で、あの時、私は、私達は!!!!!

 

カチャッ

 

気付くと私は奴に銃口を向けていた。

奴も既に銃を抜いて、狙いを私の頭につけている。

 

「なんだよなんだよ……わざわざ呼び出しておいてこれか!!面ぐらい拝ませろよ!えぇ、おい!?」

 

こっちも向こうも、徐々に引き金にかけている指に力を入れていき、互いの眉間に向けて撃とうとする。

が、次の瞬間、上空からリニアガンが発射される時に鳴る独特の音が聞こえ、私は咄嗟にエクシアの中へと戻り、身体を固定させる事もおざなりに、バックステップで直ぐにその場から退避した。

 

「チッ!!」

 

サーシェスも感付いたのか、いち早くコックピットに戻る。

直後に二人がさっきまで居た場所に、リニアガンの弾が2~3発ほど着弾する。

私は弾が発射された方へと顔を向けた。

 

『……悪いけど茶番はいい加減にして……いつまで先生と楽しい事やってるのよ』

 

そこには先程サーシェスと共に此方へと攻撃してきたもう一機の血の様な色をしたイナクトが、MS形態に変形した状態でリニアライフルの銃口をエクシアへと向けていた。

外部スピーカーを使っているのか、その声はメガホンで拡声したかのように響いている。

しかし私はこの時、そんな事に構っていられるような精神状態ではなかった。

 

(…この声…そして(サーシェス)先生(・・)と呼ぶだと………まさか奴も!?)

 

そして私のその疑問は、次のサーシェスの言葉によって確信に変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おい、ハディー!!テメェ何俺ごと撃とうとしてんだ!?帰ってから【ピー】の【ピー】に【ピー】突っ込んで【ピーーーーーーーーー】!!!!!』

 

『イヤン♪先生こわーい♪……でも、そっちの方があたしにとっては御褒美に『因みに俺じゃない奴にやらせてから、部下の連中の前に差し出す』マジすいませんでした』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ああ、うん。間違い無くこのやり取りはハディージャ・アリエフだな。

確か………ドM……という物だったか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ったく……とりあえず謝ったから許すが…次はもうねぇぞ?」

 

『イエス!!マイ・マスター!!!』

 

……本当にコイツにはイラつかせられる……!

見た目は良いんだが、いかんせん中身が駄目駄目っていうのはどういう事なんだろうか?コイツは?

…まあ、それはともかく、だ。

 

「で?」

 

『へ?」

 

「惚けんな。テメェが俺の邪魔をするのは、必要時以外ありえないからな」

 

なんだかんだ言っても、もうコイツとは10年近い付き合いだ。

流石にそれだけ長い間行動を共にしていれば、こいつの行動パターンなんて熟知できる。

 

『…流石は先生、私の事よく解ってくれてるよね(ボソッ』

 

「何か言ったか?」

 

『ううん、何も?』

 

…チッ

 

「で?実際の所はどうなんだ?」

 

このまま漫才をやっていても埒が明かない。

とにかく目の前の白と青と赤(トリコロール)のガンダムが既に体勢を整えていつでも此方に攻撃出来る様にしているのが見受けられるので、さっさと話を切り上げなければ何をされるか分かったもんじゃない。

そう考えて、ハディーの奴にさっさと言いたい事は何なのか言わせようと急かす。

するとアイツは、出撃前に見せた時のように笑うとこう言いやがった。

 

『フフ。先生……どうやらメインディッシュが到着したみたいよ?』

 

ほら、と言って、ハディーは器用に自身の乗るイナクトの左手でガンダムの背後の空間を指差す。

それを聞いた瞬間、待ちわびていた玩具を手に入れた時の子供のように心が躍った。

そしてガンダムに対する警戒を緩めずに、俺もハディーが指差した方を見るが……

 

「…?何処だ?何処にもいねぇじゃねえか」

 

そう、何処にも待ちわびていた“まだ世界中の誰にも確認されてはいないガンダム”の姿は無い。

ハディーが冗談を言ったのかと一瞬錯覚するほど、そこには荒涼とした景色しか広がっていなかった。

しかしそんな俺の疑問を聞いたハディーは、笑みを深くすると、こう言いながら、

 

『まあ…そうね…あたしも最初は見間違いかと思ったけど……』

 

イナクトにリニアライフルを構えさせて、

 

『………これで確信できるかなと!!』

 

ガンダムの後方300mほどの距離にあったMS大の大きな岩に向けて弾を発射した。

すると次の瞬間、

 

シュバッ!

 

という音が鳴るかと思うくらいの勢いで、その岩が…いや。

岩だと(・・・)思っていた(・・・・・)何かが(・・・)突然空中へと飛び上がり、リニアライフルの弾を回避(・・)した。

その瞬間、俺はそれが何を意味しているか理解した。

 

(まさか擬態していやがったとでも言うのか!?)

 

だとしたら恐ろしい事だ。

おそらく、化学的な小難しい理屈もあるのだろうが、だとしても“MSが擬態できる”という事実は、俺達の様な傭兵やゲリラ屋にとっては恐怖でしかない。

今さっきまでそこに岩や砂漠、もしくは密林のジャングルしか無かったと思っていたのに、次の瞬間木や岩や砂漠だと思っていた物の中から敵が出てきたら戸惑うだけでは済まないし、咄嗟に動けたとしても反撃を始めた所の周囲や逃げたりした先に擬態した敵が居たら完全にアウトだ。

もしもステルスなどであれば、逆に気付き易かったりするのだが……

 

『…あたしも、最初はただの岩かな、と思ったのよ』

 

不意にハディーが呟いた。

その間にも、飛び上がったそれは、先程まで岩表面そっくりの姿をしていたマント(・・・)をたなびかせながら、太陽を背に此方よりも高い高度から此方を見下ろしている。

 

まるで嘗て自分がまだ若かった頃に信じていた宗教にでてくる、神か何かのように。

 

『でも、目を離した隙に少ーしずつだけどこっちに近づいてるのが、サブカメラの隅っこの方にチラッとだけど映っていたの。それで辛うじて気付いたけど「そんな事は問題じゃねえさ……」え?』

 

……そう、そうだ。そんな事はたいした問題じゃねぇ…

問題なのは…

 

「行くぞハディー!上手い事やれば、追加ボーナスだ!!楽しむぞ!!!!!!」

 

コイツが楽しめるかどうかって事だ!!!

 

『先生!本音が出ちゃってるよ!!コレ、一応仕事なんだから体面ぐらい取り繕って!!』

 

「五月蝿せぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!」

 

体面なんぞ構っていられるか!!!テメェもそんな事言いながら、もうとっくにリニアライフルぶっ放しながら、ソニックブレイド抜いて突っ込んでんじゃねえか!!

さあ始めようぜ!楽しい戦争をよぉ!!!

 

「ええ!?マントのガンダムさんよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!二人いっぺんに掛かってきたぁ!!!!!!!ちょ、やめて!!そんなに殺気発散しながら襲い掛かってこないで!!地獄の修行よりも遥かにマシだとは言え、流石にこれは無いでしょおおおおおおお!!!???」

 

はい、只今大根RUN中でございます。

いきなり新システムの擬態モドキ見破られた上に、文字通り殺る気満々の二体に襲い掛かられたら流石にびびる。

……しかしそうも言っていられないのが現状!

 

「フンッ!」

 

まずはリニアライフルの弾をグレイズで避けつつ、ソニックブレイドで切りかかってきたワインレッド…と言うよりも、若干血みたいな感じの赤色のイナクトに一気に近づいてその顔面に回し蹴りを打ち込む。

そのままよろめいたイナクトの後ろから、もう一機青いイナクトが飛び出してくるが…

 

「甘いわ!!」

 

ソニックブレイドではなくリニアライフルの先に取り付けられていたブレイドで斬りつけてきた為、シールドで受け流しつつ、右手で胸の部分をぶん殴る。

そのまま今度は振り向いて、ツインライフルからビームサーベルを展開しツインライフルを捨ててソニックブレイド二本で切りかかってきたイナクトの攻撃を受け止める。

反対側から先程ぶん殴ったイナクトが、左手にソニックブレイドを持たせて同じ様に切りかかってきたが、

 

「分かり易いことこの上無いィ!」

 

そう言いながらシールドの下の小型シールドに予備的な意味合いも込めて装備したビームサーベルからビームを展開し、リニアライフルで撃たれる事も考慮してシールドで相手を叩き落とすようにして、ブレイドを振り下ろされる前にビームサーベルでイナクトの左手首を切り飛ばす。

案の定イナクトは勢い良く振られたシールドに当たってバランスを崩したのか、地面へと吹っ飛ばされる。

 

「いつまでそんな物騒なもん押し付けとるかぁ!!」

 

もう一機のイナクトも、同じ様にして吹っ飛ばそうとするが、その前に相手は此方の意図を読んだのかソニックブレイドの刃を消しながら急降下で回避した。

舌打ちしながら肩のキャノン砲で追撃するも、向こうの方が小回りは上なので5発ぶっ放したというのに、一発も当たらず逃げられる。(文で書いている為密度はそこまで無いように感じられるが、実際には5分くらい掛かっております)

再び舌打ちしながら、地上で呆然と此方を見ていたエクシアに対して、通信を入れる。

勿論、ボイスチェンジャーはONにして。

 

「エクシアのパイロット。色々と聞きたい事はあるがともかく今はミッションを続行しろ。出来るな?」

 

『っ。あ、ああ』

 

「それだけ返事できれば十分だ。丁度良く近くにお仲間も居る事だから、一緒に連れて行ってもらえ」

 

そう言いながら、視線を少しエクシアの右側面からちょっと向こうに移す。

そこにはスナイパーライフルを構える白とモスグリーンの機体が、映っていた。

…心なしか銃口がこっちに向けられているような気がするのは何故だろう?

 

『なっ!?ロックオン!?』

 

『ったくこの馬鹿!何やってんだ!?ギリギリで気付けたから良いものの、一歩間違えればお前は死んでたんだぞ!?わかってんのか!』

 

白とモスグリーンの機体―――デュナメスのマイスター―――ロックオン・ストラトスと思われる人物の怒声がコックピットの中に響く。

どうやらかわいい妹分のアホな行動に、心配半分怒り半分といった感じで説教をしようとしているのだろう。

…ただ、今はまだ困る。

 

「それくらいにしてあげてくれ。説教も良いが、まだミッション中だし、敵も残っている。お叱りだったらミッションが終わった後にしてくれ。序でにその銃口を下ろしてくれると、私はとても安心できるのだが…」

 

別に怒るなと言ってる訳じゃないが、今此処で説教されると色々とまずい。

 

『……分かったよ。銃向けて済まなかったな』

 

「問題ない。不本意だが、身内から(シミュレーター的な意味で主に約一名から)銃を向けられるのは慣れている」キリッ(`・ω・´)

 

『『……』』

 

スピーカーの向こうで、なんとも言えない空気が広がっているのが感じられる。

まあ、そりゃあいきなりこんな事カミングアウトされても、どう反応するのか困るだろう。

俺だって…………たぶん…………そうなる………筈。

 

『………あ~………悪い』

 

「そんな哀れむような声でそんな言葉を掛けないでくれ。泣けてきてしまうだろう」

 

結構マジだ。もうちょっとウルッと来ている。

 

「…ともかく、今はミッションの続行を優先してくれ。この2機は此方で引き受けよう」

 

そう言って、俺は誤魔化すように先程のイナクト二体に向き直る。

どうやらシールドでぶん殴った時に、何処かイカレたらしく、青い方のイナクトが上手く立ち上がれて居ない。

そのまま少しの間向こうと此方の間で膠着状態が続くが、どうやらこれ以上の戦闘続行は不可能と判断したのか、青い方はそのまま戦闘機形態となり、撤退していった。

 

「…訂正しよう。残った一体は私に任せろ」

 

『…んじゃ、頼むとしますかね。さっきは済まなかったな。刹那、行くぞ』

 

『あ、ああ』

 

そう言いながら、空へと飛び上がり、撤退していくエクシアとデュナメス。

それを逃すまいと、何時の間にかその手に戻したリニアライフルで、残ったもう一体の赤いイナクトが弾を発射しようとするが、それをリニアライフルだけ、ツインライフルで破壊することで妨害する。

 

『援護感謝する』

 

ふとそんな言葉を刹那に言われた。

本当に何処でも変わらない娘だな、この子は。

裏表が無いと言う意味ではいい事だと思うが…

 

「…別に感謝されるような事はしていないよ。君らを助ける事が私の仕事なのでね。ほら。さっさと行って、しっかりと叱られてきなさい。まだ若いんだから」

 

苦笑いしながらそう返すと、最後らへんが気に食わなかったのか、刹那は少しムッとした。

 

「そうそう。そうやってもう少し子供らしくしなさい。お前さん、普通にかわいいんだから…とと、今のは気にしないでくれ」

 

危ね。今一瞬“Oー01”から“アムロ”に戻りかけた。

こういう事があるから気は抜けないんだよなぁ……

……口説いたわけではないよ?あくまで保護者としての言葉よ今の。

お解り?

 

『……!』ブツッ

 

あ、通信切られた。

くだらないと思ったのか、それとも照れ隠しか…たぶん前者だろうなぁ……と。

 

『さて……』

 

今度は外部マイクを使って、イナクトに語りかける。

ボイスチェンジャーで声はさっきと変えてあり、今は20代の女性のような声だ。

どうやら向こうは興味を持ったらしく、返事を返してきてくれた。

 

『何?大人しくあたしにバラバラにされる気にでもなった?』

 

『…中々物騒だな、君は。声の感じからすると、女性かね?』

 

『それはこっちのセリフよ。良いの?堂々と外部スピーカーなんかで話しちゃって?』

 

『本来は駄目なのだが……生憎と、この機体にはボイスチェンジャーが標準搭載されていてね。勝手に私の声をランダムで変えてしまうのだ』

 

無論嘘だ。

チェンジャー自体は任意でONとOFFの切り替えは可能だし、変声後の声も自分で設定できる。

それでも向こうはそれで納得したらしい。

 

『ふーん…あ、そう。それじゃ…』

 

そう言ってイナクトが再びブレイドを2本構えて…

 

『始めましょうか!!!』

 

そう言って突っ込んできた!

 

直ぐに此方もツインライフルから展開したサーベルでそれらを受け止めようとする。

が、

 

バチィ!

 

という音と共に受け止められたのは、右腕の一本のみ。

もう片方は…

 

『甘いのよ!』

 

という言葉と共に横薙ぎに振られ、正確に此方の胴体と腰の接続部分を狙ってきた。

 

『お前がな』

 

ただ、その攻撃は少し考えれば分かる物だった為、左足を蹴りを入れるように振り上げ、その裏の展開式クローアームでブレイドの付け根ごと左手を掴み、そのまま握りつぶす。

 

『なっ…?』

 

『まだだ』

 

直後に右手のブレイドを振り払いつつ、回転蹴りをお見舞いしてやる。

が、それは読んでいた様で、難なく避けられた。

しかし…

 

ドキュゥン

 

という音と共に、回転蹴りの最中に相手の死角を利用してサーベルモードから元に戻したツインライフルを、相手の頭部目掛けて発射する。

が、驚くべき事に相手はその攻撃をまるで最初から分かっていたかのように回避し、そのまま再び右手のブレイドで切りかかってきた。

 

思わず「あら」という間抜けな声が口から出てしまうが、気を取り直してイナクトに向き直る。

そして突っ込んできたイナクトの上を、宙返りの要領で越えると、マントの裏から使い慣れたビームピストルを取り出して、イナクトの右腕を肩の付け根から吹き飛ばす。

バランスを崩したイナクトはそのまま地面に激突しそうになるが、その隙を見逃す俺ではない。

直ぐに接近して行って、あいての頭と腰を引っ掴むと、そのままダメ押しのつもりでコックピットのある腹部を思いっきり蹴り飛ばす。

 

バギン

 

という乾いた音と共に、イナクトの頭と腰が付け根から砕け散った。

可哀相な気もするが、序でに左手と背面のブースターも破壊し、文字通り“達磨よりも酷い状態”になったイナクトに問いかける。

 

『…さて、どうする?続けるかね?』

 

返答は、無い。

気絶しているのか怒りに震えているのか、もしくはそれ以外か……

とりあえず反応も無いのでそのまま踵を返して去ろうとした、その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ク……』

 

不意に声が聞こえた。

出所はあのイナクトのコックピットブロック。

一体何かと思い声を掛けようとした、その時だった。

 

『…クク…く……ハハハハハハハ………アハハハハハハハハハハハハハ!!!!!』

 

『!?』

 

な、なんだコイツ?いきなり笑い出すって狂ったか?

 

『アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!まさかと思ったけど、その動き方とその蹴りからのコンボで確信したわ!!!!アハハハハハハハハハ!!!』

 

……なんだ?何を言っている?

 

『……一体なんの話かね?』

 

『惚けてるんじゃないわよ!!!!あの動きあのコンボ・・・・・・・ああ、やっぱりアンタだったのね!!!!ってことは、さっきのあのトリコロールのガンダムはソランでしょ!?ソラン・イブラヒム!!』

 

…………んなぁっ!?

一瞬何言われたかわかんなかったけど、よく考えたら何かおかしいぞ!?

何故コイツ、刹那の本名を知っている!?

以前師匠からマイスターの詳細データを渡された際に、全員の本名を見た事はあるが、アレはたしかランク5だか7の情報で、こんな所で傭兵をやっていられるような奴が見られるはずが無いのに!?

…まさか、あの動きだけで分かったとでも言うのか!?

 

そんな疑問が頭の中を支配しているおれに、次の瞬間、イナクトのパイロットは、こう言った。

 

『勿論あんたにも会いたかったわよ!!!!ねえ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――エイジ・ヴェージェフ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…ふむ。誰の事かね?それは?そんな人間私の知り合いには居ないな』

 

あら?あくまで惚ける気かしら?

それとも忘れてるのかしら?

 

『忘れちゃってるの?だとしたらソランが可哀相ね?あれだけ双子の妹のように可愛がってくれた昔の恋人が、今はすっかり自分のことを忘れちゃってるなんて』

 

『…いや、本当に知らないな…ソラン、という人間にも心当たりはない』

 

…あらら?本当に忘れてるみたい…?

 

『つれないわね。昔はあれだけ楽しく愛し合った(殺しあった)のに』

 

『愛し合うと書いて殺しあうと読む人間は私の知り合いには居ない』

 

『…結構メタな発言するわね…』

 

『君のほうもな』

 

そういうと、エイジはガンダムの踵を返して、空の彼方へと跳んで行った。

それを見届けた後、私はある事に気が付く。

 

「……いっけない。結局お仕事失敗だわ、これ」

 

だとしたら非常にマズイ。

先生からオシオキをされるのは一向に構わないが、今回は先生意外から淫猥なオシオキをされる可能性がある。

それは非常にマズイ。というかイヤだ。

最悪の場合変なことをしようとした奴らを切り刻めば問題は無いが、その場合は先生に二度と口を聞いて貰えなくなるかもしれない。

 

「……全く、今日は厄日なんだか吉日だったんだか……」

 

そう言いながら、辛うじて生き残ったカメラに先生の機体と、うちのPMCの機体が映る。

どうやらお迎えが来たようだ。

と、突然通信が入る。

大体この場合、かけて来るのは先生だ。

 

「…ハァ…しょうがないから大人しく怒られるか。怒られるだけなら気持ち良くて興奮するんだけど、小言を言われ続けるのはなぁ」

 

観念してスイッチを入れつつ、モニターに映った空を見上げる。

そこにはまだ、エイジの乗ったガンダムが撒き散らしていった翠の粒子が微かに漂っていた。

 




如何でしたでしょうか?
どうも雑炊です。

いきなりですが、今回は補足説明をさせていただきます。
ハディーの口調が戦闘中と戦闘無しの時と変わっている理由ですが、簡単に言うと彼女は戦闘に突入すると、気合を入れるために口調をわざと変えているからです。
え?そこまで変わってない?それは失礼いたしました……




で、アムロの過去っぽい物と、本作品の刹那の過去っぽい物もチラッと入れてみました。
これ、一応伏線です。
回収するのはもうちょっと後だけど。











で、此処からがアンケートになります。
簡単にご説明いたしますと、
『ロックオン兄貴(ニール)って、原作通り死亡させちゃっていいの?それとも生き残らせた方がいいの?』

…と、言う物です。

以前にじファン時代でも行いましたが、一応もう一回聞いておこうという感じです。

なお、下に片方のルートを選んだ場合のその後の進行が、簡単に書いてあります。
(変わる場合もありますが、概ねあんな感じです。因みにフラグやイベントの名前は、諸事情により代筆した妹が、プロットを見て勝手に考えた物らしいです)

ガンダムOOの小説を見てくれている方に質問なのですが、ロックオン(ニール)さんの処遇ってどうしたら良いですかね?
一応

生存→1期終盤にて、アムロ応急処置を施したデュナメスに登場確定→刹那と共闘イベント確定→その後ある程度戦ったところでOガンダムに乗り換え→“白い悪魔”イベント発生確定
及び→2期にてライルと和解イベント→ライル強化フラグON
及び→フェルトマイスター化フラグON→2期にて複座式のコックピットのガンダム登場
及び→最終決戦にてサーシェスVSディランディブラザーズ確定
及び→狙い打つ者イベント確定→2期でのアムロの乗機が少しの間“黒いデュナメス改”に
及び→映画版編にて複座型ガンダムの後継機登場

原作通り死亡→1期終盤にて、アムロGNスナイパーライフルをOガンダムに持たせて出撃→“白き流星”イベント発生確定
及び→フェルトマイスター化確定
及び→ライル・刹那外伝漫画での会話イベント確定
及び→最終決戦にてオリキャラ&サーシェスコンビVSライル&フェルトコンビ確定
及び→遺志を継ぐ物イベント発動確定→アムロと刹那の機体にGNスナイパーライフルの発展型搭載確定
及び→外伝“ニールさんとのあの世観光”イベント確定。“ぐっとくるパン屋”登場確定。

という事を考えてはいます。

基本的に特に何も考えずに気軽に書いてくださってOKです。
締め切りは……大体、来月の頭くらいまでですかね。
ただ、私の場合、結構優柔不断でフラフラしている節があるので、伸びる可能性もあります。
ま、そんな感じだと思ってくださって結構です。
所詮私ですから。




それではまた次回!
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