アスナ「あれ?キリトくん遅いなあ。」
リズベット「あと3分だよ〜。もう間に合わないんじゃないアスナ?」
アスナ「そうね。まあ、しっかりとした約束じゃないからしょうがないね。」
リズベット「じゃ、行こうかアスナ!」
アスナ「うん!」
ーーーーーーーー4分後ーーーーーーーーーーーー
キリト「あ〜、間に合わなかったか〜。クエスト終わるまで待ってるのもなんだし街の方に行くか。」
ー街中ー
キリト「来たのはいいもの何もする事ねえな。」
トントン
???「ねえ、キリト」
キリト「ん!?」フリ
キリト「って何だ、シノンか。ビックリさせんなよ。」
シノン「ごっ、ごめん。こんにちは、キリト」
キリト「よう!こんにちは、シノン!」
シノン「ちょっといい?」
キリト「ん?どうしたんだ?そんな改まった顔して。俺は時間があるから大丈夫だぞ。」
シノン「ちょっとね。。。付いてきて!」
キリト「お、おう」
ーーーーー3分後ーー
キリト「おっおいどこ行くんだ?」
シノン「いいから いいから」
キリト「木の下?にしても暗いな。」
シノン「ここなら人は来ないし、誰にも聞かれないよ。」
キリト「ん、まあ、そうだが、にしても何でだ?」
シノン「そんなことはいいから、私が今から質問するから答えて。」ノシカカリ
キリト「う、うん。にしても何でのしかかるんだ?」
シノン「べ、別にいいでしょ」テレテレ
シノン「キリトに彼女はいるの?」
キリト「前言っただろ?アスナだよ。」
シノン「そ、そうだったわね。。で二人は上手くいってるの?」
キリト「ま、まあな。ちゃんと大事にもしてる。」
シノン「そう。。で他の女の子は?リーファさんは妹さんか。。シリカちゃんとリズさんは?どう思ってるの?」
キリト「どっちも大事な仲間だ。シリカは慰めてくれたりしてくれるし、リズは武具関係でかなり助かってる。」
シノン「そ、そうなの。恋愛対象として見ないの?」
キリト「な、んなわけないだろ。アスナがいるんだし」テレテレ
シノン「そ、そうね。。私の事はどう思ってるの?」
キリト「シノンの事はGGOでもALOでも助かってるしお前も大事な仲間だ!」
シノン「私の事、女として見てるの?...」
キリト「。。。。。」
シノン「答えなくていいわ。どうせいいえと答えるんだろうし。」
キリト「何か今日お前変じゃないか?喋り方がぎこちないし」
シノン「ふ、普通よ!」カァ
キリト「まあ、そうならいいんだが」
シノン「。。。」ギュウ
キリト「し、シノン!?やっぱりお前今日おかしいぞ!」
シノン「何も言わないで。。ん」
キリト「GGOの頃を思い出すなあ。」
シノン「そうね。ねえ、あの頃あんた、私のこと守ってくれるって言ったよね?それって今でも続いてるの?」
キリト「ああ、当たり前だ。」ナデナデ
シノン「」テレテレ
シノン「じゃあ、私の心も守ってくれる?」
キリト「えっ。。。」
シノン「そうよね。。守ってくれいのよね。キリトの隣にはアスナさんが居るものね。。。」
キリト「シノ」
シノン「言わないで!もう慰められるのは嫌なの!慰められるのはっ!」グスン
シノン「ご、ごめんなさ、い急に叫んじゃって。私ったら情けないわね、また泣いちゃって。。」
キリト「いいんだ。いいんだ。俺こそごめんな」ナデナデ
シノン「う、うわああああああん」ガクン
シノン(また慰められちゃった。慰められちゃったよお。もう泣かないって決めたのに、決めたのにい)ウワアアアン
キリト「シノン。。。」
シノン「ねえ、私、あんたの事が好き。好きなの。。」
キリト「。。。」
シノン「私の事を慰めるなら、守ってくれるなら、私を見て、、、私を見て!仲間としてじゃない、友達としてじゃない、アスナさんが、アスナさんがいない時ぐらい私を、私を1人の女として、見て!!!」
キリト「。。。」
シノン「わがままを言ってるのは分かる、わかってる。でも、わ、私、もう気持ちを抑えられないの。。だからお願い、お願いだからアスナさんがいない時くらい私を見て。。。」
キリト「。。。。」
シノン「。。」グスッ
キリト「シノン!」ギュッ
シノン「ふぇ!?」
キリト「。。。俺、お前の事が好きだったんだ。慰めに聴こえるかもしれないけど、GGOで、お前が洞窟の中で泣いて、過去の事を話した時、本当に守りたいと思ったんだ。だから。。。」ギュッ
シノン「ふ、ふぇえ」
シノン「え、ちょっキリt」
キリト「シノン。。。」チュッ
シノン「んんんんn」
キリト&シノン「」プハァ
シノン「ん」ハァハァ
シノン「あんた、結構大胆なのね。でも、嬉しかったわ、キリト。」ハァハァ
キリト「シノン。。。俺、今複雑な気持ちなんだ。。。勢いでやっちゃったけどアスナも、」
シノン「いいのよ。私の事はアスナさんがいない時だけで。。。だから、アスナさんとはいつもどうりに接してあげて」口封じ
キリト「シノン。。。」
シノン「さっ、そろそろアスナさん達が帰ってくる頃ね。私たちも行きましょ!」ニカッ
キリト「お、おう!ってお前アイツらがクエスト行くこと知ってたのか!?」
シノン「当たり前じゃない。誘ってきたのはアンタじゃない。」
キリト「そ、そうだっけ?」
シノン「そうよ。まあ、そんなことより早く行きましょ!」手握り
ーーーーとある噴水ーーーー
アスナ&リズ「おーい!キリトー!シノンー!」
キリト「行こうぜシノン!」
シノン「あ、ちょっと先に行ってて。」
キリト「おう!」タッタッタ
アスナ「もう、何で遅れたの?」プンプン
キリト「ご、ごめんなアスナ。だってな・・・」ペラペラ
シノン「キリト私は諦めないからね。キリトが私を本当に好きになるまで。」ニカッ
キリト「おーい、シノンも早くこっち来いよ!」
シノン「う、うん!」タッタッタ