これはどこにでもいそうな、とある男子高校生のお話

初めて書かせていただきます。

これが実話なのか、フィクションなのか、ご想像にお任せします。

一応単発ですが、好評であれば続けます。



読んでいただけるとは思えませんが。

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これって哲学なんですかね?


これが俺の日常

 

 

何で勉強なんてするんだ?

 

 

 

何で生き物はそこまでして生き長らえようとする?

 

地球が、宇宙がいつ終わるかも分からない。

 

50年後かもしれないし、明日かもしれない。

 

そう考えたら今勉強するなんて無駄だと思わないか?

 

それなら今は今を楽しむべきだと思うだろ?

 

だから俺は──────

 

 

 

 

 

 

今を幸せに生きようと思う。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺はとある男子高校生。

皆には『ヘリクツ王子』何て呼ばれてる。

 

 

俺の住んでる町は比較的田舎である。

田んぼもあればちょっとした住宅地も。

 

 

さて、俺は晴れてこの4月に高校生になった訳だが、

本当のところ、

今いるこの高校は俺の本当に行きたかった学校ではない。

残念ながら行きたかった学校は落ちてしまったため、滑り止めで見事に止まった訳だ。

して、志望校に落ちた理由は...

 

 

 

 

 

 

勉強している意味がわからなくなってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

いわゆる思春期と言うやつだったのだろう。

病名にして中二病と言うやつだ。

この病は皆の知ってるように恐ろしい病なのだ。

特効薬がなく、何より頭の活動領域をかっさらって行く。

皆も学生時代に、発症したのではないだろうか?

そして今振り替えると死にたくなるような黒歴史になっている、

そんなこともざらにあると思う。

かと言う俺も受験が終わり入学を果たしても、

病状は治るどころか悪化していた。

 

 

さて、話が変わって皆は暇なとき何をしている?

学生ならつまらない校長の長話中、社会人なら通勤中、

ご老人は...まぁ、余生を楽しんでいることだろうが、

 

 

俺は妄想をしている。

やはり中二病とは恐ろしいものだ。

自分にはあり得ない未来を想ぞ──妄想したり、

自分にはあり得ない異世界を、最強っぷりを妄想したりしてしまう。

そして回りにバレない程度で妄想内の行動を起こす。

それは勿論入学式の時もあり...

頭の中では見事な高校生活を描いていたものだ。

 

 

だが世界はそんなに甘くない。

やはりあり得ないのだ。ラノベのような出逢いは。

だがそれでもクラスメイトは優しかった。

名前もまだ知らないはずの自分に声をかけてきてくれたりするのだ。

 

 

 

........まぁ、大抵同性なのだが。

 

 

 

だが入学式後のイベントと言ったら、自己紹介だろう。

先生に指定された内容──名前、出身校、入りたい部活、好きなことなど。

だがもちろんこんな所では中二病は発症しない。

流石に入学初日に

「黒鉄○輝です!」とか「ロムスカ・パロ・ウル・ラ○ュタです。」などは言えない。

 

もちろん「見ろ、人がゴミのようだ!」とも。

 

だから正直に答えた。

しかし世の中はやはり甘くない。

正直に淡々と何も面白くない人のこと何て、大抵忘れる。

その度に思う。

 

(ま、そうだよな。現代つまらない正直ものより、面白い嘘つきの方が称賛される世の中なんだ)と

 

 

 

 

 

 

もはや中二病と言うより...うつ病だ。

 

 

 

 

 

 

さて、妄想タイムは行き帰りも。

登下校にかかる時間は約30分。

その中の大半は妄想している。

そしてことあるごとに、そんなに大きくない声で

恥ずかしいことを言っている。

これでコミュ障とはよく言ったものだ。

恥ずかしいことは言えるのに人とは話せない。

やはり中二病は恐ろしい。

 

 

家に帰る。

だがそこで発動するのはヘリクツ王子だ。

親が厳しい人でよく、勉強しろと言ってくる。

だが俺は今を幸せに生きるもの。

勉強なんてつまらないこと俺には出来ない。

じゃあどうする?

 

 

 

決まっている。

勉強するフリだ。

勉強するフリして漫画読んだりする。

そしてある程度時間が経ったら、満足げな顔して親の前に出る。

それで万事解決だ。

 

後はいい夢見れるよう願いながら、妄想に浸り意識が飛ぶのを待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがヘリクツ王子、俺の日常。




読んでいただき、ありがとうございました。

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