ー遡ること15年前 隻眼の黒龍に敗れたゼウス・ファミリア

その中でも周りから最も慕われていた男がいた。

その男は妖精の血と人の血を受け継ぐ一族の者であった。

しかし彼はその身に宿したもう一つの血により、ダンジョンやモンスターには忌み嫌われていた。

ー神の血。

それは本来人に流れてはならない血。

しかしその身にその血を宿らせたものは人智を超えた力を手にし神話として語り継がれる存在となる。

しかし彼は神話になる前に 死の間際 彼の最も愛した女性により誰しもが受ける時の侵食を止められ石となる。

その石となった彼は15年と言う時の流れに翻弄されダンジョンの中にあった。

神の力を宿す岩。

ーーそしてそれはモンスターにとって力の象徴となった。
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  1話 ロキ・ファミリア()
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