正直四章からのオリジナル改変監獄イベントをやってしまい、自分のぶっ飛んだ妄想をちゃんと形にできるか不安だったのですがなんとかここまで来れました。
次回の六章もそうですが、形にする難しさからほかの二次創作作成者の強さを知り今にもくたばりそうです。
ま、まあやるけどね(震え声)
前も書いた気がしますがこの小説は終局で終了予定ですのであともう少し頑張ってみます。
あ、終わり方ちょっと雑ですがいつものことですので気にしないでください。
それでは五章最終回。どうぞ↓
「怖じ惑え」
「「「やなこった(いやです)!!!」」」
迫る槍をマシュが受け流し、その鼻先に銃弾をぐだ男が打ち込む。
そこに俺は上から奇襲を仕掛けるが…
「ガァッッッ!!!!」
「うおっ!?」
まるで獣のように、それでいて無駄にない動きで俺を弾き飛ばすオルタ。
流石ケルト最強って言われてもおかしくない。
それにこのハルペーの恐ろしさを一片味わったら普通に受けてくれるわけないだろう。
「…“不死殺し”か…傷が治らねえ」
「おまけに察しもいいときた。どうかしてるぜあれ…」
「正直時間稼げる気がしないんだけど…」
「う、申し訳ないです。私がもっと強力なサーヴァントなら…」
「「いや、マシュ(ちゃん)は十分強いだろいい加減にしろ」」
攻防が続く。三対一というこの状況で余裕の槍さばきのクー・フーリン・オルタ。
これ以上はもうどうしようもないし、ムムム…
あ、試してもいい考えがある…
…でもダメだな。これはすこし時間のかかるやつだ。マシュちゃん一人で抑えられる時間は限られるし…せめてもう一人くらい盾役がいれば…
「————盾役ですね?この時を待ってましたよ我が友よ!
私の旗が光って唸るゥゥゥゥゥWRYYYYYY!!!!!」
「こ、このキチガイボイスは…!!」
気づけば、そこには狂王の攻撃を受けても凛として立つ美女がいた。
長い金髪の髪。白い肌に小さな顔には整ったパーツがあり、神々しささえ感じさせるその姿はまさに聖女…
「言動以外はな」
「言動以外はね」
「言動を除いて…ですね」
「三人からの熱い
ていうかこの聖女、器用にオルタの攻撃を止めながら会話しててちょっとつぼるんだが!?
やめろそのドヤ顔。腹パンしたくなる。ああ、でもこいつ無駄に硬いんだよな…オリハルコン女め…
「ていうかなんでここに?」
「ふふふ、実は
「何言ってんだ。主要メンバーは俺ら三人と所長だろいい加減にしろ」
《え…嬉しい(トゥンク...)》
「おお友よ。しばらく会わないうちに随分刺々しく…元からこんな感じでしたね(笑)」
「ていうか今ナチュラルに所長のチョロインが発動しましたよ〜」
「ダニィ!?そんなに案山子にさせられたいのか?うん!?」
『キャァァァァァァ案山子だけは…案山子だけは許しテェ!!!』
「オルレアンでの案山子囮は素晴らしいの一言だったね」
「…怖じ惑え」
「「「「『丁重にお断りする(します』」」」」
俺たちのはさっきの茶番なんてなかったかのようにいつもの状態に戻っていく。
何気にこちとら修羅場くくり抜けとんのじゃい!
「マシュちゃん!オリハルコン女!!お前らは防御に徹しろ!1分だけでいいから時間を稼ぐんだ!その間にぐだ男!俺たちはなんとしても時間を稼がなければならない…そのために必要なのは…“足し算”だ」
「What?何言ってるんだ君?」
こいつ馬鹿じゃねえの?みたいな顔やめろ殺したくなる。そうじゃなくてまじめに聞け!!
「いいか!?魔神柱どもを駆逐するにはどうあがいても時間がかかる上に燃費が悪い!そしてあらかじめ作戦としてお前には出会ったサーヴァント全員に擬似契約させた」
「やっぱり指示を出してたのは君だったんだね…それで?」
「サーヴァントはマスターが魔術師として有能なほど戦闘力を増す!具体的にいうと宇宙の帝王が金色になるレベルだ」
「まじかよ宇宙の帝王すごいな。ファン辞めます」
「なんでだよ!?じゃなくてまじめに聞け!!俺はあらかじめあるルーンを刻んだものをスカサハに預かっている。いざって時の為にな!これを使えばお前はマスターとしてさらなる高みに到達する!!…らしい」
「…そうか、カルデアのサーヴァントはみんなカルデアからの電力で賄った魔力を供給してるけど、今のこのアメリカで繋いだ彼らは僕と繋がってるから…ところで今らしいって言わなかった?」
「その通りだ。そして貰ったルーンの紙がこれだ」(無視)
俺は懐からその例の紙を取り出し、ぐだ男の胸元に叩きつける。
これは俺とぐだ男。二人で魔力を流さなければいけないらしい。しかも同じ量の。
昔の俺なら無理だったが、今の俺にはこの右手がある。外部から魔力を吸い出し、それを使う!!
「行くぞ!同時にだ…ちなみに効果は俺にもわからん」
「え?そんな得体の知れないもの受け取ったの!?馬鹿なの?」
「馬鹿野郎!お前!俺はやるぞこのやろう!なんだっていい!!クー・フーリン・オルタに勝つチャンスだ!!」
「ネタ混ぜすぎだよ!うわ霧が…アトリーム語なんて使うから…」
「つべこべ言わずに(魔力を)詰め込めェ!!間に合わなくなっても知らんぞぉ!!」
「今度は船員に野菜王子じゃん!!ああもうわかったよやればいいんでしょ!?僕の魔力!頑張ってくれ!ス◯ィッキー頼む!!」
「お前も人のこと言えねえじゃねえk…あれ?俺の手がいつのまにかお前から吸い付いて離れないんだけど?」
「え?あれ?僕の手もなんか離れない…あれ!?なんかだんだん食い込んでいるっていうか…あれ!!?腕が飲み込まれるゥ!?」
「うおォォォォォォォォあんなタイツ師匠信じた俺が馬鹿だったァァァァァァ!!!腕がァァァァァァ腕そのものガァッッッ!!!」
「え、ちょっとこれ以上はまずい———!!!」
「馬鹿!フラグたてるんじゃ———!!!」
その瞬間俺たちの意識は反転する。
『————ッッッッッ!!!!!!!』
ー《F/GO》ー
様々なところで異変が起こった。
まずカルデアだ。
送り出した藤丸立香の存在証明。マシュ・キリエライトをはじめとする七騎のサーヴァントの安否。
そして再び姿を現したもう一人の仲間多田野荒木の存在証明。
最終決戦の中、カルデアスタッフは息を呑んでその決着を見届ける。しかしその最中、二人のマスターがルーン魔術を使い、なにかを行なったようだが、
その瞬間、カルデアの計測器が何個かぶっ飛んだ。
これには天才レオナルド・ダ・ヴィンチも「アイエェェェェェェェェェェ!?!?!!!」と奇声をあげる。
しかし異常はそれだけでは終わらない。
まず第五特異点に存在する藤丸立香が契約した全サーヴァント。
それらのステータスが、いきなり跳ね上がったのだ。二段回くらい。
これには苦戦そ強いられた魔神柱たちのと交戦も一気に優勢に傾き…魔神柱の反応は著しく減少していく。
そして…カルデアは強敵、クー・フーリン・オルタの側に突然現れた異常な魔力を感知する。
シールダーでもルーラーでもないその反応は…
「あれは…まさか…」
ロマ二・アーキマンは絶句する。
以前から無茶苦茶しまくる
そこにいたのは二人のマスターの反応だった。
唯一さっきと違う点を挙げるなら…
“どこの下級戦士と野菜王子だこいつら”
と、思うしかないカルデアスタッフは…
そのうち、考えるのをやめた。
ー《F/GO》ー
〜????視点〜
「誰だ貴様…」
警戒の色濃く顔に出した狂王は、その槍をさっきまで交戦していたマシュとジャンヌを忘れたかのように
いや、俺たちって言い方は語弊がある。
俺は俺だ。
いや?僕か?
まあいいや。うん(適当)
とりあえず自己紹介は大事だと思うからあえて言おう。
『俺か?俺は藤丸 立香でも多田野 荒木でもない…俺は…
————貴様を倒すものだ』
万能原初のルーンによって生み出され最凶最悪系マスター、グダーズの登場だ。
まじスカサハさんパネーっす。
「ッッッ!!!」
「よっ…と」
突如振り落とされる紅い螺旋を交わし、マシュとジャンヌの側に走る。
マシュは困惑しており、ジャンヌは「あ(察し」という顔してるから気づいているだろう。
「あ、あなたは…先輩ですか?」
『そうであってそうではない』
『どうかしてるわ。こいつらとうとう合体しやがったわ!魔術の常識が崩れる!!』
「魔術の時点で非常識デスネ。それに素晴らしい光景を見せてもらいました。原初のルーンすごいですね。ひゅー!見ろよあの顔!もはや別人だぜぇ!!」
マシュも所長も結構言ってくるが、ジャンヌはむしろエンジョイしていた。
まあ合体なんて特撮じゃあ最高の一手だよなぁ…これ現実だけどネ。
「ッッッ!!!!」
『…』
パシリっ…
振り落とされる紅槍を握りしめて止める。ギチギチ音をあげるほど握る力は入っており、さっきまで早く重たく見えたその一撃は、今ではこうも簡単に掴めてしまう。
———もともと魔術師より魔術師以上の魔力と資質を持っていた立香。
———女怪との融合、女神との接続を行い人外への領域に片足と半歩踏み込んだ荒木。
それらが“足し算”され、さらにルーンによって何倍にも引き上げられた結果、いくら聖杯によるバフがかかったサーヴァントとはいえ、生前のクー・フーリンならいざしれず。
たかがビッチ一人の願いで生まれたオルタ一騎。
『押し出してやらァァァァァァ!!!!!』
掴んだ槍を蹴りで吹き飛ばし、眉間に向かった懐のホルスターから外したダ・ヴィンチ製カートリッジ銃を何度も打ち込む。
弾はいつもと変わらない。立香の血を混ぜて作っており、それは立香の魔力に比例して霊核破壊威力を増していく!!
ダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッッッッッ!!!
これが当たれば…いくらお前でも…
「くだらねえ」
そんな都合よくこの反転した大英雄がくたばるわけなかった。ありえない反射神経とスピードで弾丸を交わし、挙げ句の果てに一発弾丸を指で弾く荒技に出るクー・フーリン・オルタ。
『…くだる、とかくだらないとかは結果が言うもんだぜ…まだ終わってねえよ!!!!』
だが、これは想定の範囲内。当然俺たちの攻撃はこれでは終わらない。
右手にあるハルペーを奴の首元に突き刺し、そのまま奴を飛び越えていく。当然鎌状の槍を突き刺したまま無茶苦茶に動けば骨から抉れて肩から先がちぎれてしまう。
「狸が…」
「首をかっ切ろうと思ったんだが…腕が飛んじまったか。まあ倒すことに変わりはねえ…ってまじか」
このイカレ狂王。いや、イカれてるから狂王か。
むき出しの骨や筋肉がなんだってんだと言わんばかりに肩にその紅槍を突き刺し、それで固定しやがった。
突き刺した場所からは血がドバドバ溢れているがその能面は一切表情を変えず、むしろこれは…
「魔力がまだ跳ね上がっている…そうか。あれはまだ一段階目だったってことか」
カルデア特有のシステム『霊基再臨』。
クラスという枠に押し込められ弱体化している英霊を魔術素材でクラスの枠を拡張し、生前の強さに跳ね上げるシステムだ。
それは全て計四段階あり、一段階上がるたびにその力は大きく上がっていく。
目の前の男は、それを聖杯の力で無理やり行なっているのだ。まだ奴は二段回目だが、これからさらに三段階目となり最終的には四段階目へと至るだろう。
それは流石に手がつけられん。
つまり、早期決着をつけるべきだ!!
『オラァァァァァァ!!!!!!』
「……ッッッ!!!!」
ドゴォォォォォォォォ!!!!!!!
ー《F/GO》ー
三人称視点
女怪の拳と狂王の拳がぶつかりあい、さらに蹴りを、拳を、また蹴りを、拳を、蹴り、拳、蹴り、蹴り、拳、拳、拳、拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳!!!!!
殴り合いは白熱していく。
ぶつかり会うたびに、魔力同士のぶつかり合いで空間に緑色色の火花が飛び交う。
しかし、果てしない戦闘の果てにグダーズは体勢を崩し、体が地面に向かう。
狂王は決してそんな隙を逃さない。とどめの一撃を果たそうとするが、
『WRYYYYYYYYYYッッッ!!!!!!!』
奇声共に振り落とされる拳を掴み、まるでポールダンスするかのように、滝を登る龍のように狂王の腕を器用によじ登り、強烈な膝蹴りを脳天目掛けて放つ。
ドガァッッッッッ
「ごふッッッ」
『————ッッッ!!!!!!!』
腰につけたハルペーを引き抜く。ふらつくその顔目掛けて不死殺しの槍を振り落とす!
グシャァァァァァァ…
手応えを感じ、青年は一瞬安堵した。
しかし狂王の腕はその隙に青年の首を握りしめ、その細い首をへし折りに掛かる。
『ぐぎッ…テメェ…まだ…ごんなごどをぉ…(やべえ…このままじゃまじで逝っちまう…!!)』
「もはや…言葉は必要あるまい…!!」
狂王は肩に突き刺さった己の槍を引き抜き、今自分の手の内にいる男の心臓目掛けて矛を向ける。
戦闘続行スキル。
顔を半分喪おうとも、それは狂王を奮い立たせる。
一手。あと一手あれば青年は狂王に勝てただろう。
しかし、一手。たしかに足りなかった。
『悪いが狂王…
「!?」
『トドメをさすのは…』
赤黒く一本の槍が蠢く。それは狂王のでもない。倒れ伏した影の女王のものでもない。
「き、さ、ま…」
狂王に狙いを定めたそれは、
『
「その心臓、貰い受ける」
因果逆転の槍は、狂王、クー・フーリン・オルタを貫いた。
勝者:カルデアアメリカ連合軍。
『最高だぜ…兄貴…』
「はっ…よくいうぜ。
青年は目を閉じる。
命を失う儚さではなく、全てを諦めた絶望でも明日に立ち向かわなければならない覚悟の表情ではない。
それは
第五特異点 北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム
修復—————完了
〜次回予告だよ!グダーズ先生コーナー〜
くだ『(せーの)俺は立香でも荒木でもない。俺は次回予告をする者だ』(キリッ
マシュ「次回はなんと難易度EXと規格外の特異点」
くだ『場所はあのかの有名な聖地。そこで俺たちカルデアは天才ダ・ヴィンチを加えて探索を開始する』
マシュ「しかしそこで待っていたのは飢餓で苦しむ山の民たち、砂漠の神獣、そしてなんと…円卓の騎士!?」
くだ『おや?マシュの霊基の様子が…?』
全員『次回、第六特異点 神聖円卓領域キャメロット!ご期待ください!!』
オカン「知っての通り茶番だ」
アルテラ「ジャンヌクエストⅣはまだか?」
きよひー「ますたぁ♡あ、でも今はくず男さんと合体してるんですよね」
ジャ「早速復活のフュー◯ョンを視聴しに出かける!後に続け妹!」
邪「」(無言のデュヘイン)
ジャ「アイエ(デデーン)」
くだ『こうなることは知ってた。うん』