整備工作兵が提督になるまで   作:らーらん

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お久しぶり舞鶴

 

 

 ー舞鶴第一鎮守府。

 

 空は晴れてて、グラウンドは熱されている。そこで整列する多くの将校達は俺と同じ事を考えているだろうか?こうやって並んでると、まるで入隊時を思い出す事を。

 

『海軍と教育を受けるのは誠に不本意ではあるが、致し方あるまい』

 

『そうですな。土臭さの多少残る場ではありますが、ここは大人になり穏便に……』

 

『まぁまぁ、空を見てください……青いでしょう?』

 

 ビリビリしてるんですよね、これが。やっぱり海軍と陸軍は一度死ななきゃ仲は良くならないのかな。

 第三勢力の空軍はまるで自分の頭の中はお空のようにまっさらですよ〜って感じだし。

 

 別に好敵手みたいな見方をしてもいいワケよ?国に属する軍隊として、軍資金を取り合う仲なんだからある程度は問題があってもいいワケ。

 陸軍の気持ちも分かる。限りある資金を海軍に回すために軍縮を行った事で、色々と気苦労があるんだろう。

 でもそれを決定したのは政府だ。多少海軍側にそれを説得できる交渉術の凄い人がいたんだろうけど、この世は弱肉強食であり、みんなが毎日焼肉定食を食べれるような生活を送っているわけじゃない。弱き、誰かが苦しみ、強き誰かが肥える……これぞ資本主義の真実なのだ。

 

『昨日も話したが、私がこの舞鶴第一鎮守府の提督を努める斎藤だ。君たちみたいな、明日を背負う者への教育に、少しでも助力できればと思うよ』

 

『ここの駐屯軍は、鎮守府と航空隊との間で密接なコミュニケーションを取っており、日々国民をどうやって守っていけるかを話し合い、訓練を共にして緊急時に高度な連携が取れる練度を保っております』

 

『また地域とのコミュニケーションも忘れずに規律正しく、そして日本海方面の守護を授かる者共として恥じぬように、精進しております』

 

『数日間、よろしく頼むよ』

 

「「「ハッ!!」」」

 

 舞鶴の陸海空統率者三名のクッソ長ったらしい言葉を聞いて、いよいよ内部へと足を踏み入れる事ができた。これをあと十回ぐらいやらなきゃとなるとどうなる?気が滅入る。

 

 でも、ここだけは違った。

 

 そう!ここは、舞鶴鎮守府!久しぶりに帰ってきたとなるとテンションが上がるこの故郷に戻った感じ!スゲェ!

 懐かしさ溢れる鎮守府の内装は変わっていない。他の鎮守府と同じように作ってあるはずなのに、これほどまノスタルジアを感じれる人間って生き物は凄い。

 

 ただ、俺の所属はあくまで第二鎮守府だったから、懐かしさにふけるのは後回しだ。

 それに俺を提督育成プログラムに誘ってくれた斎藤中将の手前変に目立つような真似は避けたい。

 

「やっぱり初めの研修は緊張するかも!」

 

「俺も緊張するよ。もし必要だったら俺の手を握ってもいいからね?」

 

「あ、遠慮するかも」

 

 手厳しいよ秋津洲さん。

 

「ここってマイヅル……って言うんだよね?日本のどの辺りなの?」

 

「地図で言ったら日本の背中みたいな所にある場所だよ」

 

「そうなんだぁ〜!電車で来ると分からないから……ダンケっ!」

 

「シーウェルコーメン、オイゲンさん」

 

「あ、テメェオイゲンさんとお近付きになるためにドイツ語辞典開いてたのか!卑怯だぞォ!」

 

「ば、馬鹿!そ、そんなんじゃねぇよ!俺はただ美少女と話して、できればカッコイイと思われてモテモテになりたいだけだ!」

 

「素直ではないか宍戸大尉。だが確かに二カ国語以上を話せるのは魅力ではあるな……私があまり得意としていない分野だが」

 

 それはともかくとして、食堂に案内されるがちょっと狭いと感じるのは俺だけだろうか?いや、陸海空の未来を背負う将校達がこれだけ集まってるんだ。ムリもないだろう。

 多分舞鶴が終わったら陸空大の奴らと顔合わせるのは卒業式だけだと思うし……舞鶴にいた頃は陸軍との仲を取り持った事もあったな。今回もクソみたいな役回りに投じられるのかな?今回は辞退してもいいですか。

 

「あの……もしかして貴方はあの斎藤中佐ですか?」

 

「あぁそうだが?」

 

「やっぱり!自分はかの斎藤中将に憧れてこの海軍に入隊した者です!握手して下さい!」

 

「自分も次期軍令部総長候補の斎藤中将のような軍人を目指し、海軍大学校に入学した者です!握手を!」

 

「お、おう……」

 

「オイお前荒木大将派じゃなかったのかよ!?」

 

 普通科のやつが話してくる。そしてみんな食堂に向かう道のり、話しかけられた斎藤中佐へ注目が行く。

 ワォ!ビックリ!まさか舞鶴提督の息子さんがここに居るなんてェェ!カッコイイィィィ!!みたいな?

 中将に憧れてるんだったら息子との握手になんの意味があるのだろうか?本人あそこにいるんだからあっちに行って来いよ。つーか荒木大将派ってなんだよ?お前らにとってのアイドルかなんかなのか?

 あ、でも現役将軍のオッサンたちがアイドルみたいに歌って踊ってるのちょっと見たいかも。食事してる時以外で。

 

 社長や政治家の息子とかが来て騒ぐのは中、高校だったら当たり前だろうけど、生憎ここはそんな生易しいもんじゃないんだよね。

 

「ほぉ……貴様があの陸軍から海軍へと寝返った裏切者と言う訳だな?よくぞ参られた」

 

「裏切りとは耳に悪い。転官の言葉を知らないのか?」

 

「テメェ海軍に入ったからってチョーシこいてんじゃねぇぞォオラァ!!」

 

「貴様、言葉を謹めよ?私は一応陸大を卒業しているんだぞ?先輩への礼儀は言わずとも分かっているだろうな……?」

 

「「「な、なにぃぃぃ!?」」」

 

 ……え、そうだったの?

 よく考えてみれば中佐って結構高いよね階級。そうなんだろうけど、海大と陸大を通るなんてすげー人だな。この人が提督になれば陸海の架け橋になるかも。

 

「このお勉強箱野郎ガァ!!」

 

「なんだと貴様ァ!?」

 

「まぁまぁ落ち着いて、上を見てください、空が青いでしょう?」

 

 空軍はそれしか言えんのか。それに上は天井から茶色だぞ。

 

 海軍と陸軍の仲が悪いのは言わずもがな。裏切者がいるとなると更に険悪になるのは、態度が悪い陸軍とプライド高い海軍、そしてまともに仲裁に入らない空軍の皆様のお陰である。

 

「ちょっとやめるかも!」

 

「お、おいついてくださぁ〜い!」

 

「みんなやめないと、ふぁいあー!しちゃうよっ?」

 

「「「あ、は、はい……!」」」

 

 そしてこの女性に弱い軍人諸君。流石は海大の三人娘、その愛らしさですべてを征服できる。歴史の影に、女あり……いま俺は、この世の真理を見てしまったのかも知れない。

 見てくれよあの鼻伸ばしたモンキーフェイス。むしろ、ふぁいあーしてほしいとか頭の中で思ってんじゃねぇのかこいつら?

 美少女の麗しさに心を打たれた野郎共は食堂で素直に席に座る。

 それと同時に中央に座ってマイクを持ちながら話し始める中将の姿が居た。

 

『舞鶴鎮守府は古い歴史を持つのだが、現在でもその役目は変わらない。日本海方面軍の司令塔としても機能している舞鶴第一鎮守府では、第二第三及び港湾と共に連帯した防衛を常とし、非常に重要なーー』

 

 話す内容は他の鎮守府と同じく、その鎮守府が存在する重要性と信念。性質や他の鎮守府と比較して様々な点での違い、そして舞鶴での問題点や解決策など、組織の理解と国防の大切さに重きを置いた講話で、深く頷き続ける将校達。

 こう言うのは舞鶴だけ研修に行っても意味がなく、次は呉、次は佐世保か鹿屋と、地方を回らなきゃ色々な観点から見る日本軍の全体像が浮かび上がって来ないのだ。

 そうやって鑑識眼を養って中立的且つ論理的な思考力を身に付けた結果が、日本の政治家と言う政治に関しては亀みたいに遅く、決断力のない悲しいモンスターを生み出したのだ。中立的過ぎるからどっこいどっこいな選択肢が来ると真っ先に選べない、リーダーとしては褒められない烏合の衆をな。

 

 それに比べて斎藤中将とか一部の将校は凄い。日本海方面の総司令官ってだけじゃなくて、大規模作戦発令も必要となったら即座に決断できる実行力を持っている。

 軍隊だから当たり前だろって言われるけど、中々できるもんじゃない。そんな人達が政治家に顎で使われてるのが皮肉だと思ったこの頃、やっと話が終わると思いきや。

 

『私の長話はこれで終わりにするとして……次は連隊の方々の意見も聞いてもらおうか』

 

『ハッ!陸軍では、斎藤中将が話していた通り、高度な連携と意思疎通の重要性を懸念しておりーー』

 

 あぁ、そう言えばそうだったね。

 連隊長や空軍少将がなんで隣に座っているのかとか思ったりもしたけど……うん、あの人たち話さなきゃ居る意味ないもんね。

 

 

 

 ー舞鶴第二鎮守府。

 

 もちろんお話して、俺たちフレッシュな将校の意見を聞くだけでは済まないんだなこれが。

 整備工作員や憲兵団の仕事とその動き方、指揮官としてスムーズな管理をするのには何が必要かを話に話し尽くす。

 

 慣れ親しんだところから新たな側面で舞鶴と言う組織を見るのも一興であり、面白さもあるが……正直、話している事の大半は既に知っていることであり、舞鶴第二鎮守府に来て整備工作班の仕事を見ても、殆ど熟知してるんだよ。OBの名は伊達じゃない、キリッ。

 

 フリータイムとして設けられた、自由に舞鶴を見学できる間を使って第二鎮守府に来てみたはいいものの……すげェ!ノスタルジアァァ!

 俺に近づいてきたミス甲高い声こと鹿島が「帰ってきたんドゥェすかぁ〜!?」って話しかけてきたり、あまり知らない奴らもいるけど、聞かされている筈の海軍大学校の生徒さんとして一応敬意を払いながら俺に接している。

 

 第二鎮守府のエース達である翔鶴、瑞鶴、大鳳の装甲空母トリオは現在出撃中らしく、色々と歩き回りながら次々と俺の元同僚達に会う。

 中には、俺が思い入れのある仲間達の姿もいた。

 

「え、え!?宍戸っち!?」

 

「お久しぶりんこ。元気にしてたか?」

 

「元気元気!!え、ウソ!?帰ってきたの!?宍戸っち〜〜!!」

 

「うぉ!ちょ、抱きつくなこんな所で!」

 

「これぐらいいいでしょ〜!それともナニナニ〜?鈴谷に抱きつかれて恥ずかしいの〜?にひひっ〜!」

 

「ば、馬鹿!そんなんじゃねぇよ!俺の股間が勃起して鈴谷を襲ってメチャクチャにする前に離れろって言ってるんだ!」 

 

「キモッ!?久しぶりに会った美少女同僚にそれはないでしょ!?」

 

 いや、男は大きな胸押し付けられたらそうなるから必然と。俺が真の漢じゃなかったら今頃鈴谷あられもない姿なって、日本海軍将校が艦娘に強制わいせつ!って記事が全国に出回る事となるだろう。

 俺と長らくを共にした鈴谷はちっとも変わっておらず、それに安心感を覚えると、廊下の角から次々と俺のカワイコちゃんが出てくる。

 

「鈴谷ここで何をやって……って、宍戸さん!?」 

 

「今日は凄い人が来たわね……」

 

「兄貴!お久しぶりです!」

 

「クマノンに夕張もお久しぶり。ついでに月魔も」

 

「俺は次いでですか!?そりゃないですよ!?」

 

 ふふふと女子から笑顔を取り、久しぶりに会った元同僚と早くも和気あいあいとした雰囲気を作り出す。

 やっぱりこう言うのは良いな!舞鶴を出たあとの代わり様とかも結構見れるし、来て良かったと思える。

 

「今日は三つの軍大学生徒が同時に来ると聞いていたのですが……まさか兄貴にこれほど早く会えるとは感激です!!」

 

「おう、苦しゅうない」

 

「そうだったの!?あ、でも確かに数人ぐらい工房見に来てたわね……」

 

「いやでも宍戸っちと会えて嬉しい!ね?くまのん」

 

「え!?あ、べ、別にわたくしは……」

 

「私も会えて嬉しいわ副班長……じゃなくて、宍戸さん」

 

「副班長呼び久しぶりだな……こうなると後は綾波ちゃんだけだけど、今は出撃?」

 

「いや、もう入渠も済んで終わってるはずだけど……」

 

『ふえええええええええ!!!』

 

 噂をすればなんとやら、廊下の角から走ってきた美少女はまさしく綾波ちゃんその人だった。

 春雨ちゃんと同じくサイドテールで決めてる彼女の髪の毛はリュウグウノツカイかよってぐらい長い。

 

「オッス!綾波ちゃんどうした!?」

 

「な、なんで宍戸さんがぁ!?た、助けて下さい宍戸さぁんっ!!綾波もうお嫁に行けませんっ〜!!」

 

「お嫁に行けないから助けてって、結婚して貰ってほしいって事?参ったな、火力の高い綾波ちゃんだとは言え、まさかこれほどまでに苛烈なアタックを仕掛けてくるとは……」

 

「あ、違います」

 

 冷静に否定してんじゃねぇよ自分から胸に飛び込んで来たくせによオォオ!?

 

「どうしたの綾波?ど、同性婚はまだ認められてないけど、事情が事情なら親友として私が力になってもいいわよ……?」

 

「ち〜が〜い〜ま〜すっ!あ、あっちの倉庫の所です、すすすすごいものを見てしまっただけで……」

 

「じゃあ俺が見に行く、皆はここで待機な」

 

「即決!?凄い行動力だね宍戸っち……事情も聞かないまま行くなんて」

 

「綾波ちゃんが見て怯えてる、そして原因はすぐそこにある、やらなきゃいけない事やどっちにしろやる事はすぐに実行に移さなきゃ一人前とは言えない」

 

「流石兄貴ッス!言われた通りここで待機していますが、必要な時は必ずお呼び下さい」

 

「おう」

 

 綾波ちゃんがこれほど怯えるものとは何なのか……俺はその真相を辿るべく、言われていた倉庫に足を踏み入れに行く。

 

 倉庫で女子が怯えるモノなんて大抵はゴキブリとかその類だろう。

 虫は俺も嫌いだけど、潰すぐらいだったら造作もない。

 

 確かここの倉庫って資材とそれで作った部品とかの旧式の物を置いておく所だったはず。整備工作班はこういう所もきちんと掃除と手入れをして、何処からも害虫が沸かないように衛生的な状態を維持するべきなのだが、Gが湧いてるのはあまり良くないな。

 

 OB兼先輩として、もしそんな所も今の連中にちゃんと班の連中に注意しないとな。

 

 いい感じに古いドアを開け、中に入る。

 

「さてと……ん?」

 

 

 

 そして、この世の迷宮にも入ってしまう。

 

『F.C.O.H!』

 

『入っちゃ……たぁ!』

 

『女の子みたいにチクビ気持ちよくシテェッ!!』

 

『凄い脆弱おま○ここすってこすって』

 

『アッアァァイクイクイクイクアッアアッ班長は基本イク』

 

『これもう女の子になっちゃってるよ』

 

『……あ、もう一人男の子はっけーん』

 

『迷い込んだ子犬ちゃんに、特別な稽古つけてやろっか!うん、そうしよう、うん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ー廊下。

 

「あ、宍戸っちおかえり!多分ゴキブリとかだと思うんだけど、大丈夫だった?」

 

「私達も清潔を保っているつもりだけど、害虫が湧くなんて……」

 

「兄貴、どうしたんですか?それになんで服が破けてーー」

 

「綾波ちゃん」

 

「は、はひぃ!」

 

「ゲイ三人衆が、いい歳して女の子みたいになってて、銭湯に入ってる時みたいな快感を覚えた顔で縛られてて、ぁあああぁああだめだめだめっとか言ってて、尚且つお前には太い、ち○ぽ、おまん○の単語しかないのかってぐらい語彙不足に悩まされていた、40代半ばぐらいでサンタクロースみたいな腹した班長似のおっさんと遊んでるところ、見た?」

 

「え、あ、あの、えっと……!」

 

「それ、全部幻覚だから」

 

「え……」

 

「この土地の……多分、あそこの倉庫辺りかな?大昔にキツネさんとタヌキさんって言う、人間に幻覚を見せて遊ぶとっても困ったさんな動物がいたんだ。ある日なんやかんやで人間に捕まって、そうやって人間を騙して遊んでた動物さん達がね、ナザレのイエスみたいに吊るし上げられてね……まぁ要するに、そう言う妖気みたいなのが今でも残ってるんだ。だから、あれは、ぜーんぶ、ま・ぼ・ろ・し!気にしなくても、モーメンタイだよっ!」

 

「そ、そうだったんですかぁ!?」

 

「「「そうだったの!?」」」

 

「科学的じゃないわね……でも興味が湧いちゃったかも!私、ちょっと見て来ていいかしらーー」

 

「駄目ェェェィ!!!」

 

「え……」

 

 俺の気迫に驚き、目を見開く夕張。

 

「あれは……幻覚なんだ……LSDにも似た幻聴、幻覚……ただの、白昼夢だッ……そういう事にしておいてくれ」

 

「「「…………」」」

 

 彼に、一体なにがあったのだろうか?問いたくても、問えない、問わせない……その身に包んだアンビアンスは、鈴谷達を黙らせ、そしてこの一件は忘れようと言う事で決着をつけさせる。

 

 そう、襲われた時にチクビ触られて、ちょっとだけ感じてしまったなんて、末代までの恥だ。この事は、相変わらずエロい身体付きをしてる鈴谷に触られたって脳内変換して、さっぱり忘れよう。

 

 ……だがこの時知らなかった。

 何故かあれを発端に、綾波ちゃんが密かに腐女子への道を歩み始める事となるのだが、それはまた別のお話。

 


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