整備工作兵が提督になるまで   作:らーらん

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お見合い(ガチ)

 和座敷とは、なんとも風流である。

 畳が我らの心を燻るのは、血液に流れるDNAが眠れる記憶を呼び起こしているからなのだろうか?

 

 快晴の微風は室内へと誘われ、鹿おどしが奏でる音色は聴覚を楽しませてくれるーー近くには池があり、錦鯉が泳ぐ姿を眺めながら一杯やるのも、また幻想的なまでに旨い肴となるだろう。

 

 俺は酒飲まないけど。

 

「初めまして、宍戸です」

 

 ニカっとイケメンスマイルをかました。

 

「司令、知ってます……っていうか、何度目ですかその挨拶!?」

 

「あはは、とても可憐な和服姿に目を奪われてしまいまして……目を奪われたついでに、記憶まで奪われてしまったのかも知れませんね、あははは」

 

「か、可憐っ……って、それもさっきから何回も言ってるじゃないですかぁ!」

 

「俺だって緊張してるんだ、悪いか親潮?」

 

 この豪勢な和室と和風美人は、古来より日本人が想像するお見合いの場としては理想的だろう。

 

 駆逐艦、親潮。

 秘書艦、親潮。

 黒下着艦、親潮。

 

 桃色の着物を優麗に着こなすこの女性が、まさか俺の身近で何時も執務を手伝ってくれてる人だったとは思いもしなかった。あの着物の中も黒下着かと思うと興奮してきたぞ。

 よくよく思えば、斎藤長官の近親者であることなんてすぐにでも想像がついたはずだ。艦娘になりたての新米だったのに経験豊富な親潮が、ただ普通の艦娘であるはずがない。それに俺へのお目付け役として最初は馳せ参じたらしいけど、クソ真面目な性格だからな……バレるのも当たり前だろ。

 当時中将だった長官からその任務を任されるのは、なにかしらのコネクションがあるか、親族だから信頼できるのか、あるいは他人だけどこれまた何かしらの理由で仕方なくしているのかの三択だった。

 バレたから死んでやるとか言ってたから、てっきり脅されているんだとばかり思ってたけど、ただの真面目な性格からきた愚行だったんだろう。

 

 さて、この親潮とお見合いをする斎藤長官の真意だが、端的に言って俺と結婚させたいからである。こんな有能な提督がいれば、そりゃ結婚させたいっしょ!?あとお見合いなんだから、それ以外の理由ないっしょ!?

 と簡単な話ならまだいいんだけど、俺の将来性と、長官と親族になれば、扱いやくすなるだろうという、言わば政略結婚的な事をしたいんだろうと、俺は推測した。俺の推測はだいたい50%程度の確率で当たるから、正に丁半博打である。

 

 そしてこの見慣れない風景を見て思うことが一つある。

 

 東京の日本庭園、マジすげぇ!

 

「あの……ゴホン!親潮、なんでお見合いに来てるのか分かる?つか、お見合い相手が俺だって知らされてなかったの?こっちは知らされてなかったんだけど……」

 

「知らされてなかったんですかぁ!?あ……」

 

 その反応はつまり、俺は知ってなかったけど、親潮は少なくても相手が俺だと知っていて、あえてお見合いに来た事になる。それに気づいたのか、親潮の柔らかそうな頬が紅潮し、火照り上がった顔を隠しながら俯く。

 何時もとは違う親潮の姿に、思わず可愛いと思ってしまった。いや、普段も十分に可愛いんだけどさ。

 

 いや、もちろん伝えられていたさ……『我が子』とだけ。俺はてっきりあのイキリメガネ……ではなく、学業優秀文武両道の斎藤中佐であると認識していたが、もちろんそれとお見合いなんて拷問みたいなことを長官がするはずない。

 つまりあの人は……いや、もう同階級だから、アイツはお兄さんなのか……フ、こりゃ傑作だ。

 それに肝心の長官が来ていない。お忙しい身なのはわかるけど、流石に二人きりにするのはちょっと頂けないですねぇ。鴨川に戻ったとき、仕事がしづらくなったりしたらどうするんですか?

 

 当然、断るべきだ。

 でもよく考えてみれば日本海軍の提督、将官の中で独身だった人っていないから……いや、歴史上一人ぐらいは知ってるけど、そんなのはただの言い訳だ。

 本当は、個人的に身を固めた方がいいんじゃないかという固定概念と、この機を逃せば将来的に彼女はできても、結婚ができないという負のスパイラルにハマってしまうと錯覚してしまっているのが、親潮を否定できない理由である。

 それに、ついに大将となり、何れは元帥になり得る斎藤長官の親族になれば、俺の地位も約束されたも同然。これはやるしかないのか、でも親潮の気持ちとかも考えないとだし、でも何故か否定的な態度は取られていないし……その脳内をかき乱す思考の循環停滞が、俺の判断を誤らせる。

 

「……親潮、なんでこのお見合いを受けたんだ?嫌だったら断ってもいいのにさ」

 

「べ、別に嫌じゃないですッ!!!あっ……」

 

「……いつも見たいに否定して?恥ずいから」

 

「す、すいません!!」

 

「こりゃ帰ったら、俺様直絞・濃厚白濁の刑だな」

 

「…………」

 

 まだ顔が紅く冗談を返す気力がないのか、再びその顔は俯きはじめた。これはいけない、結構ガチで恥ずかしいヤツだ。

 

「と、とりあえず、この激アツお茶、飲むね?お茶、飲むねッ?お茶飲むから見ててねッ?」

 

「なんで了承を取る必要があるんですか……」

 

「秘技……一気飲みィ!ゴクゴクゴクゴク───!!」

 

 熱さに堪え忍べる日本男児を演出するための行動だ。これができなくては、漢としての恥である。

 

 (※極度の緊張と混乱から来る奇行です。絶対に真似をしないでください)

 

「そ、そんなに勢いよく飲んだらっ!」

 

「────熱い、熱ッツ、熱ッツイネンッッ!!!」

 

 当然、淹れたて3分のお茶は激アツであり、喉を火傷させるには十分な火力を秘めていた。畳の上の転げる俺を見て立ち上がり、介抱しようとする親潮の手にあった水をバキュームのように一気飲みする。

 親潮の迅速な行動は流石は艦娘というべきだが、着物衣装がはだけ、できたスリットから太腿が露出している。しかしそれを気にしないのは、膝枕状態にあり首を動かさない限りは見えないからだ。

 頭を抑えられ、上から覗き込む体制から彼女の顔を見る。凄く整っている顔立ちだ。こんな可愛い彼女……いや、奥さんがいれば、人生バラ色だろうな。おまけに優しくて何気に嫁スキルが高い。

 もう無条件で承諾しちゃおうかなぁ……でも「ただお父さんに言われてきただけです!勘違いしないでください気持ち悪い!」とか言われたら俺、死んじゃうもんな。

 

 親潮が無意識に置いてた手は、俺の前髪を撫でた。緊張から来る紅潮が残るも、一瞬だけはにかんだ笑顔は妖艶にも見えたが、親潮は頭を勢いよく横に振り、神妙な面立ちで俺を見詰め直した。

 

「し、司令は!……今回のお、お、お見合い……私だと知って、どう思いましたか……?」

 

「可愛い女の子とお見合いなんて滅多にできないから凄く新鮮で、良いと思ったぜ?」

 

「か、かわ……じ、じゃあ私……じゃなくて!この親潮とのお見合いは、司令にとっては、嬉しいものだと……?」

 

「え?うん、まぁそういうことかな!」

 

 俺の思考回路は、このときから運行停止状態に陥っていたのかもしれない。もしもこの膝枕状態から抜け出して、正式に縁談を断って、なおかつ長官の来場を待たずに帰ることが出来れば、あんなにこじれなかったかも知れない。

 

 親潮の顔は見る見るうちに笑顔を取り戻していき、やがてひまわりのような満面の笑みを隠そうともせずに浮かべた。

 

「……えへ、えへへっ。司令が私のことを……!」

 

 自分の世界に入ったような言動の親潮は柔らかい頬に両手を当て「えへへっ」と笑っていた。つられて俺も笑ってしまう。

 第三者がいれば狂気にしか見えないが、幸い誰もいない。部屋を構成する複数の襖とその奥の襖も開いており、風通しは最高に良いが、加えて俺たち以外誰もいない。店の人が通るかもしれないが、お見合いが上手く行っていると解釈してもらおう。

 親潮との縁談……どうしよう。

 

 

 

 

 

「あむぅッ!!!宍戸さん鼻の下伸ばしすぎですっ!!あむあむあむあむ!!!」

 

「あ、それお姉ちゃんのソーセージ!!あー食べられちゃった……」

 

 お見合いの場から歩き一分。もう一軒ほどの庭園を挟んだ先にはビルがあり、ビルの屋上で白露がうなだれる。買ってきた地方限定版の、通称♂カリソーセージが、双眼鏡を覗き込みながら二人の様子を監視する村雨の手によって無残にも奪われたからである。

 

「姉さんなんでその名前からして買ってほしくないようなもの買ってきたの?僕だったらタダでも遠慮するよ?」

 

「分かってないな〜時雨は!男の人の○○○○○に見立てたこれを食べれば、男の人からモテモテになるってネットで書いてあったんだよっ!この白露お姉さんの魅力と♂カリソーセージが組み合えば……私の見積もりだと、一秒で男の人をお猿さんにしちゃうこと間違いなし!」

 

「かわいそうだから否定はしないでおくけど、僕の見積もりだと、多分それ男の人の前で食べないと効果発揮しないと思うよ?」

 

「え、嘘っ」

 

 白露は更にうなだれた。

 こんなのがヒットするわけないが、商品は紛れもなくSNSやインスタグラムの餌食となっている。元々は日本全国で子宝を祈願する時に祀られる男性の男根に見立てた御神体を模したものであり、それを買う理由も、もちろんだが子宝祈願である。

 一部の地域に限定し、年齢制限がある理由は説明不要だが、最近の流行りとしては女性がこれをエッチに食べ、それを配信、あるいは動画投稿することにある。

 

 ただ、純粋に、ソーセージを、食べてるだけ。

 

「アグッッ!!」

 

 村雨の般若の形相と、ワイルドにスライドさせながら噛み砕く食べ方は既に女性を捨てているが、あいにく屋上には身内しかいないので、気にはしなかった。

 彼女は二人がイチャイチャする姿にも嫉妬に似た感覚を覚えていたが、憎たらしさを倍に高ぶらせるのは、彼がお見合いの事を『仕事』だと偽っていたことにある。

 さらに村雨を苛立たせるのは、親潮が司令に好意を抱いている事実をわずかながらも承知していた事にある。それを知っている村雨の脳裏には、正にドラマで描かれるような意中の男性を奪われる図が出来上がる。

 

 一方で時雨は、買ったフライドチキンを白露に渡し、ジッと遠くの庭園を見つめる春雨にも渡そうとしたが、春雨が大きく目を見開きながら、信じられないほど小さくなっていた瞳孔を見てずり下がる。

 

「……あ、あの、春雨?双眼鏡ないけど、見えるの?」

 

「ミエマス」

 

 艦娘は海上で戦うので、目がいいのは基本である。しかし今の春雨の目を表現するのなら、正に人間双眼鏡である。あるいは、殺人未遂現行犯の漆黒に満ちたヤンデレの眼光。

 

「あの、チキン、食べる?」

 

「イイデス」

 

「だ、大丈夫だよ春雨!私たちがいっちばーん宍戸くんのことを理解してるんだから!浮気なんてしないよ!」

 

「そうだよ春雨。宍戸くんは親潮のことを可愛いとは思ってるだろうけど、結婚相手とはちょっと〜って思ってるはずだから、ね?」

 

「モチロンデス」

 

 無言の威圧と、色づいた蜃気楼を纏う春雨は、駆逐艦の枠を超えた働きをした英雄的な艦娘として名前が知れ渡った時雨や白露さえも黙らせる。

 殺気の波動、愛ゆえの狂気、そして珍しく暴飲暴食を繰り返す村雨。

 これらを見届けるのも、姉妹の愛なのだろうか?

 

「……ん?あれは」

 

 

 

 

 

 庭園外の路地。

 

「おっかしいなー!鈴谷のGPSだとここらへんにいるはずなんですけどー」

 

「この塀の向こうではありませんこと?」

 

「でもガチのお見合いは関係者以外は立ち入り禁止だぜ?立ち寄れないヨボヨボの宿り木より……オレっちみたいなイケメンな宿り木と、あっちのエッチなホテルでお茶しない?」

 

「「きもい(ですわ)」」

 

「酷いん……」

 

「貴様はなにも学ばんのか」

 

 塀の向こうの約100メートル程度の場所には親潮たちがいる。立派な壁で覆われている日本庭園に入る事ができない事実は、鈴熊はともかく、実際に入ろうとした大洗要港部副司令の結城と、司令官の那智が知っていた。

 もっとも那智も付き添っているだけで、庭園に入ろうとしたわけではない。本心としても、例えこの場に二人がいたとしても、その意思が尊重されれば、あとはどうでもいいとも思っている。

 鈴熊が来た理由は時雨たちと同様だが、結城が那智と東京に来た理由としては、正式に結城を少佐にするためである。結城が指したビルの屋上には時雨たちがいるので、そちらに向かえば合流できたのだが、鈴熊は別働隊として動いているため、どちらにしろあちらへと赴く理由はなかった。

 

「そういえば昇進するんだって?おめでとー」

 

「ありがとう鈴谷ちゃん!俺からも鈴谷ちゃんの昇進、おめでとー!熊野ちゃんも、おめでとー!」

 

「ありがとうございますわ」

 

 鈴谷も少佐、そして熊野は大尉階級を得るが、艦娘であり司令官としての活躍は期待されないため、大本営には向かわなくてもいいのだが、正式な昇進はまだ先だ。

 

 この四人は偶然居合わせただけだが、共に行動している。

 那智たちはすぐにでも大本営に赴くつもりだったが、時間的猶予が二人がこのビッグイベントへの関心を膨張させ、なんとかお見合いの様子を覗こうと、どこからか見える穴を探している。

 当然ながら、お見合いの場を貸すような良質的な料亭、庭園にそのような穴があれば大問題である。無いことも考慮に入れた上で、四人は覗き見る為の作戦を歩きながら論じ合う。

 穴を探している最中、一般人からほぼ100%の確率ですれ違い際に振り向かれる。見慣れない美男美女の集団が通り過ぎる様は非日常的だが、そのうちの半分から声をかけられる理由は、大規模作戦の前線艦隊としてテレビに出ていた鈴谷と熊野の顔を覚えていた視聴者がサインを欲しがってのことだった。

 

「うぅ〜ん!穴がないよぉー!」

 

「なに言ってるの鈴谷ちゃん!穴ならいっぱいあるじゃん!」

 

 そう言って女性の下半身を見るのはセクハラ以外の何者でもない。

 

「通報」

 

「ヤメテヤメテ……でも、この壁の向こうを覗くだけだったら、俺に一つだけ奇策があるぜぇ?」

 

「結城さんの奇策……なにか嫌な予感しかしませんわね」

 

「一応私の部下として庇っておくが、結城大尉は参謀としては有能であり、ただのバカではない。良ければ聞かせてくれないか?」

 

「はい那智司令官!あそこにある電気ショップ店……俺が知る限りでは、高性能カメラ付きのドローンを貸出していたはず。それを使えば……あとは分かるね?」

 

「あ、なるほど!流石は宍戸っちのお友達だねっ!」

 

「オレっちイケメンすぎる!ってことで早速行ってみよう!」

 

 四人は向かいの番地にある電子機器製品店へと足を運んだ。大型ビルを持つ家電量販店とは異なる小さな店だが、弁論によるセールスと値段の特化とは異なり、少数精鋭を誇る店員の豊富な専門知識とマイナー製品の販売、そして何より柔軟性と早急な修理、そして客一人ひとりに密着して満足させるフレンドリーな接客を行う戦略が、大企業との競争を生き残る最低条件である。

 自動ドアを開いて目の前のレジ奥から、黒光り肉体サングラスのイカツイ店員が出てきた。

 

「いらっしゃいませ」

 

 結城はコイツを命名するなら”ボブ”にしようと思い、鈴谷は生理的に無理だと目をそらし、熊野は店員よりも最新鋭と書かれたカスタムメイドPCに目を奪われ、那智は店内に目的のドローンがあるかを見渡した。

 

「こんチワッス!!高性能カメラ付きのドローンの貸出ってできないッスか!?」

 

「ありますよ、これの事ですか?」

 

「そうそれそれ!今ちょっとだけ借りたいんですけどイイっすか!?ほんの一時間ぐらい!」

 

「一時間だけってのはちょっと……一日分の料金を払ってくれるんでしたら問題はないんですけどね」

 

「俺たち金ないッス!」

 

 私用では当然出ないが、呼び出しを受けたときの交通費の支給は現金ではないので、結城と那智は一文無し状態である。肝心の鈴谷と熊野は……最新式のゲーム機を見るのに夢中になっている。

 

「そうは言われましてもね……」

 

「お願いー!なんでもするからー!」

 

「「「!?」」」

 

 鈴谷の発言はみんなを驚かせた。

 それはもちろん、某有名作品にも出た交尾……ではなく、行為のイントロへと誘う名セリフである。また、すべてのアニメに一度は出ると言われるセリフでもある。なんでもするから……この言葉によって犠牲になった男女が数しれず。

 この世界では、名セリフへの返事は決まっている。

 イカツイ店員がサングラスを外しながら「ん?」と声を鳴らし、テーブルに広げた両腕を置きながら、一人ひとりを凝視した。

 

「……今なんでもするって言ったよね?」

 

「う、うん……」

 

「……貸してやる」

 

「ほ、ホント!?」

 

「その代わり……そこにいるイケメン、ちょっとこっち来い」

 

「え」

 

「俺は、いいケツした漢が大好きなんだよォ……!もしこのかわい子ちゃん貸してくれたらァ、一時間と言わず一日無料で貸してやるヨォ!!」

 

 結城が命名したボブは日焼けしたタイプの東南アジア系男子が大好きであり、好きなプレイは調教プレイである(諸行無常)。

 

「……ホントォ?」

 

「では、お願いいたしますわ!」

 

「ちゃんと丁重に扱ってくれるのであれば……」

 

「え、ウソ、嘘だよね?鈴谷ちゃんたちがそんな薄情なわけないよね?オレっち、信じてるから!」

 

 結城はもちろん逃げようとしたが、無残にも仲間に押し出され、黒光りしたグリーンベレー出身の強靭な肉体に捕まったが最後、どこまでも深そうな、奥の部屋へといざなわれた。

 

 そもそも鈴谷たちは金を持っていたのだが、結城がそれを知るのは翌日となる。

 


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