もうのほほんさんはのほほんさんなんです。
「試合の日程なんだけど、一週間後でもいいかな?機体が最終調整中でいま手元にないんだよね。明後日には戻ってくる予定だから。」
「あら?そうでしたの。えぇ構いませんわ。調整が終わったばかりですと不安もあるかと思いますし、私と特訓しませんか?」
「今回は遠慮しとくよ。お互いに戦い方は秘匿するものだしね。でも隠しているわけではないから、集めようと思えば集まると思うよ。頑張って。」
「それは残念ですわ。フフフ 情報戦も試合の一部ということですわね。よろしくてよ!このセシリア・オルコット 綱吉さんの期待に応えて見せますわ!」
「セッシーとつーくんは仲良いね~~~~。二人はいつから知り合いなの~~~?」
「それはですね。「ちょっと待って!二人ともまだ授業中だからね。山田先生。一週間後に競技場の手配をお願いしてもいいでしょうか?」・・・・いましたのね。」
「ひゃい!!」
織斑千冬が篠ノ之箒を運び出すと綱吉とセシリアは試合の日程を決める。途中でのほほんさんが会話に入り、話が脱線しそうになるが、綱吉は授業中だと止めて空気になっていた山田先生に調整をお願いした。
一波乱あった授業も終わりその後は何事もなく進み放課後になる。
綱吉は職員室にて先生達と面談をしていた。
「急なことだったから男性用の寮ができていない。女子生徒と同じ建物に専用の部屋を用意した。ないとは思うが他にも男性の適合者が出た場合は相部屋となる。女子生徒を連れ込んだり部屋に行くなとは言わん。しかし!寮での不貞行為は許さんからな!!」
「わざわざありがとうございます。それはこちらとしても注意していますので大丈夫ですよ。一応は次期総帥ですから、女性関係にも厳しいチェックが入るんです。変な所で子供をつくってしまったら問題になりますから。後々の垣根は小さくしないと。」
綱吉の寮を別途用意することができずに女子生徒と同じ建物内にあることについて教頭先生から注意事項を述べられていた。
寮まで辿り着くと、入り口でセシリアが待ち構えており、
「お疲れ様でした。これからお茶会でもしませんか?」
「待っていてくれたの?遅くなってごめんね。お茶会か~~お誘いは嬉しいんだけど先に部屋を見てみたいかな。」
「では一緒に行きますわ。」
「ン゛ン゛!?」
「フフ 大丈夫ですわ。綱吉さんのことを信じていますのよ。」
「あ!つーくんとセッシーだ~~。二人してどこに行くの?私達もついていっていい~~?」
「綱吉さんのお部屋に行く途中ですわ。二人っきりよりかは複数人の方が綱吉さんも安心するみたいですので三人共歓迎いたしますわ。」
「のほほんさんの格好は・・・うん。可愛いね。似合ってるよ。」
「えへへ~」
「やった!ツナくんのお部屋!」
「よろしいのでしょうか。セシリアさんは・・その・・・お邪魔ではありませんか?」
「四十院さんお気遣いいただきありがとうございます。でも私、そんな軽い女ではありませんの。私一人を愛せとは言いませんが、好きでもない女でも構わずに発情するような男性ならこちらからお断りですわ。」
「お~~セッシーカッコいい~~~」
「貴族たるものこれくらいは当り前ですわ!それに・・・・これくらいの気持ちでないと次期総帥である綱吉さんの隣にいることはできないと思いますので。」
部屋に向かうために廊下を歩いていると、正面からキツネの格好をしたのほほんさんとナギ、神楽がお菓子を持って歩いてきた。二人を見つけたのほほんさんが声をかけてきて、セシリアは三人を加えて一緒に綱吉の部屋に行くことを提案した。
のほほんさんとナギは単純に喜んだが、神楽はセシリアに本当にいいのか確認をとっており、その際にセシリアが自論を叫び、賞賛されていた。
おかしい。
セシリアが有能になりつつある。
原作と違って両親健在で貴族としての教育がされているのと綱吉の影響と思ってください。