死神最強の英雄譚   作:えんじぇる114

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書き始めたら割とすぐできてしまったw

本日2本目の投稿です!
読む際にはご注意ください!

そーいえばFGO福袋ガチャを沖田さん狙いで引いたら師匠でした!
神性特攻刺さるから嬉しいけど狙いではないんだ...

コンパスではカノーネ2枚抜きで嬉しいお年玉
キラファンでは勇お姉ちゃんが嬉しいね!


第8話:困難と救い

「はーい☆ 新入生のみなさんっ! 入学おめでとーーーーッ!♡」

 

 

 

なんか...見てて疲れる先生だなぁ...

 

始業式を終えて、これから一年間過ごすことになる1年1組で席についたらクラッカーと一緒にさっきの挨拶をされた。

 

はぁ...先生も疲れる人だし、知らない人ばっかだし、ぼっちにならないように友達作らなきゃってのは分かるんだけど自分から話しかけに行くの苦手なんだよなぁ...

 

でもらんちゃんが同じクラスってのは大きい!!

最悪らんちゃんと一緒に...いや、待てよ?

 

らんちゃんにも友達はできるわけで、そーなるとらんちゃんが友達と一緒の時は私はひとり...

 

 

中学からの知り合いが1人もいないのが悔やまれる!

これは早急に解決しなければならない問題だぞ?

 

玉砕覚悟で話しかけにいくか?

だとしたらなんて話しかけよう?

 

いい天気ですね?テンプレー!!!これはないな!

あとは...いきなり山本柳姫って自己紹介から入る?

でも相手からしたら「あ、はい」ってなるだけかなー...

 

というか私なんか変かな?朝からずっと見られてるんだけど...

山爺との修行で視線とか気配とかには敏感になった...と思う?

視線も別に殺意があるわけじゃないから気にしてなかったけど、もしかして変な子がいるとか思われてた!?

 

制服が変?それともこの髪?目かな?

あーどうしよう...ら、らんちゃんたすけて...

 

 

 

「りゅーちゃん大丈夫?」

 

「え?らんちゃん?」

 

「先生がもう帰っていいって言ってるらしいから帰りましょ?」

 

 

 

女神だーー!!

助けを求めたら目の前にらんちゃんが!これはもう女神としか言いようがない!

ええ!帰りましょうとも!!

 

 

帰ろうと立ち上がったところで騒がしかった教室内に覚えのある、だが普段感じてるものよりもだいぶ弱いピリリッとした空気が広がった。

 

とっさにらんちゃんを背にかばい状況を把握しようと騒ぎの中心に目を向けると黒鉄くんが刀の軌道を逸らしてるところだった。

 

黒鉄くんはその刀の子とロングソードの子を転ばして、鉄棍と斧をしゃがむことで同士討ちさせて戦闘不能にさせた。

なかなか見事な手際ですな!と上から目線で呑気に見ていたらやられた4人の仲間が拳銃型のデバイスを取り出して黒鉄くんに構えた。

 

その延長線上には黒鉄くんの後ろから眺めていた私とらんちゃん。

 

 

あーこれはもう許されないですわー

戦いは怖いし嫌だけどらんちゃんに方に銃口向けるとか許されない!!

 

 

私はすぐさま瞬歩を使って拳銃を構えてる奴の目の前に移動して、拳で拳銃を上に殴り上げ構えてた奴を転ばし喉に指突の構えで突きつける。

 

 

「ねぇ教室で撃ったら怪我しちゃうでしょ?」

 

「ヒィッ..!?」

 

「え?柳姫、さん?」

 

「りゅ、りゅーちゃん!?どうしたの?落ち着いて?ほら、みんな怪我してないから!ね?」

 

 

 

確かにちょっといらっときて多少手荒な無力化の仕方だったけどそんなに怖がられるのは納得いかぬ!

てかなんか教室静かっすね?

 

まぁらんちゃんがこう言ってるから許してやるか...

けど次はないと忠告せねば!

 

 

「次、らんちゃんに銃口向けたら怒るから...」

 

「あ、あぁ...」

 

 

ふぅ...だいぶ落ち着いた!

次やったらほんとに怒るからな!!絶対だぞ!私のまだ習い始めたへなちょこパンチだって何百発も当たれば痛いんだからな!!!

 

 

もう、らんちゃん行こ!

 

らんちゃんと廊下を出てちょっと歩いたところで

 

 

 

「りゅーちゃんありがとね?

昔は守って上げなきゃって思ってたりゅーちゃんに守られるのは、なんか変な気分だけど嬉しかったよ!」

 

 

らんちゃん可愛すぎる...

これからも自分が出来る限り守っていこう...

 

後ろの方、もっと詳しくいうと1年1組の教室の方で殺気と爆発音が聞こえたけど気にせず帰った。

 

 

_______________________________________________________________________________

 

 

「(うぅ...あの感触は忘れたくても忘れられない...)」

 

 

シスコンや変態と言われて落ち込んでシャワーを浴びてたとこに水着のステラが入ってきて色々あって今はソファーでくつろいでいる。

 

風呂場にいたらさっきのことを思い出しちゃうから早く上がったなんてことはない。

 

 

「(それにしても今日の柳姫さんの動き...僕の背後から移動したのも気づけなかった...)」

 

 

珠雫とステラが教室を木っ端微塵にしたからみんなはもう忘れているかもしれないが、その前に絡まれていた5人の男子生徒のうち1人が拳銃を構えた瞬間に背後にいたはずの柳姫さんがその男子生徒の前に現れて無力化していた。

 

 

「(らんちゃんというのは一緒にいた灰羽乱菊さんのことだよな?)」

 

 

今日でわかった。

彼女は僕よりも絶対に強い。おそらく剣の腕も...

 

とりあえずあの歩法を自分の物にしたいかな

 

 

こうして一輝の強化は進んでいく...

一輝が柳姫の瞬歩を使えるようになるのはまた別の話...




次回はショッピングモール...の前に山爺との修行とか一輝と柳姫の試合とかやりたい!
やれるかわからないが...

またお休み中にやる気が湧いたら投稿します!

ちなみにクラスメイトから柳姫ちゃんは若干怖がられてます!
乱菊さんには何があっても手は出さないでおこう的な?w

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