それでも良ければ、今年最初の投稿であり番外編、どうぞ。
<拓海side in>
2018年1月1日 午前1時 来谷家 居間
「皆さん、」
「あけまして」
「おめでと~にゃ!」
「いや黒歌、『にゃ』は着けなくて良いから」
ドーモ、皆=サン。来谷拓海=デス。只今朱乃姉と炬燵に入っています。あ、黒歌も居るな。
「なんか私の扱いがぞんざいになった気がするにゃ…」
「気のせいだろ気のせい。気にするな!」
「そう言われると気になるのが人の
朱乃姉、そう言わないでよ……そう言われると──
「
───何がなんでも吐かざるを得ないじゃないか。
「本当に朱乃が絡むと口軽くなるわね!?ってかやっぱりぞんざいに扱ってたにゃ!?」
「いやまあ……黒歌だし?適当に扱っても良いカナーって。そう思わない?」
「さも当たり前のように罵倒すんにゃ!嫌いになるにゃよ!?」
────ん?
「───黒歌、それ脅しか?」
と言って、自分の顔を傾げる。
「しまった……拓海相手だとこの台詞が脅しにならない……ッ!」
フフフ……お前程度の脅しなど塵にも等し─────
「拓海君?あまり悪口を言ってると嫌いになるわよ?」
「黒歌様、度重なる無礼、本当に申し訳ございませんでした」
「本ッ当に、朱乃に弱いわね拓海!?」
「むしろ何故朱乃姉に逆らえると思っていた?」
「あ、うんゴメン。一ミリも思ってなかったわ」
「ですよね……」
「あらあら……あら?もう1時を過ぎちゃったのね」
「あーマジか……紅白もガ〇使も終わったし、朱乃姉はそろそろ帰った方が良いんじゃないの?バラキエルさんに怒られるかもよ?」
「そうね……悔しいけど、私はここで
「なんで二回言ったのさ……自分も悔しいけど」
「拓海君…」
「朱乃姉…」
「はいそこ、イチャイチャは朝になっても出来るでしょ?さっさと解散するにゃ!」
その一声で、朱乃姉は名残惜しそうに転移ポータルで自分の部屋へと帰っていった。自分も名残惜しいです。
<拓海side out>
<黒歌side in>
「ふわぁ……私達もそろそろ寝ようかにゃ…?」
「そうだな。俺はベットで寝るから黒歌はソファーな?」
「うっわ理不尽。それが一晩中愛し合った女に対すイタッ!?」
チョップしてきた!?軽くだけどチョップしてきた!?いつもはアイアンクローなのに!?
「うるさい───冗談に決まってるだろ…悪かったな…」
「………にゃ?」
そう呟いた拓海の顔を覗いてみると、少し頬が赤くなっていた。
「───ふふっ…♪拓海ったら素直じゃないにゃあ…」
「───素直じゃなくて悪かったな…ったく……」
「流石地獄耳。よく聞こえてるにゃあ♪」
「猫なで声出してんじゃねーよ…さっさと寝るぞ。もう夜遅い」
にゃあ!?いきなり頭を撫でないでよもぅ…私がそれに弱いのは知ってるでしょ~…にへへ♪
「んにゃ。夜更かしは肌の大敵だしにゃあ。拓海の隣で寝させてもらうにゃあ♪」
「─────勝手にしろ…」
ため息を吐きながらも、拓海の口元は少し緩んでいた。
「(ふふっ、やっぱり素直じゃないにゃあ♪)じゃ、勝手に寝させてもらうにゃあ♪」
そして私は拓海と一緒のベットに寝たのでした。何もなかったけど…ナニもなかったけど!
<黒歌side out>